JPH09112582A - クラッチ断続装置 - Google Patents

クラッチ断続装置

Info

Publication number
JPH09112582A
JPH09112582A JP27145595A JP27145595A JPH09112582A JP H09112582 A JPH09112582 A JP H09112582A JP 27145595 A JP27145595 A JP 27145595A JP 27145595 A JP27145595 A JP 27145595A JP H09112582 A JPH09112582 A JP H09112582A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
master cylinder
hydraulic
air
clutch
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27145595A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Ishihara
正紀 石原
Tadaharu Yamada
忠治 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP27145595A priority Critical patent/JPH09112582A/ja
Publication of JPH09112582A publication Critical patent/JPH09112582A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マスタシリンダとエアマスタシリンダとを備
えた所謂セミオートクラッチシステムにおいて、各マス
タシリンダに対しての作動油の不足或いは過剰といった
事態を防止する。 【解決手段】 本発明は、空圧の供給によりクラッチ8
を分断操作する倍力装置7と、この倍力装置7への空圧
供給路62,67,34を開閉する油圧作動弁7aと、クラッチペ
ダル9操作に連動して上記油圧作動弁7aに油圧を供給す
るマスタシリンダ10と、コントローラ72による空圧供給
制御にて空圧を導入し、上記油圧作動弁7aに油圧を供給
するエアマスタシリンダ42と、上記マスタシリンダ10及
び上記エアマスタシリンダ42からの油圧差に基づいて弁
体65を移動させ、それらマスタシリンダ10,42 から上記
油圧作動弁7aに至る各油圧供給路43,44,54を切り替える
三方弁69と、上記マスタシリンダ10及び上記エアマスタ
シリンダ42の両方に接続され、上記弁体65の移動時にそ
れらマスタシリンダ10,42 の一方から他方に流出した作
動油をその一方に再補給するオイルリザーバ58とを備え
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はクラッチ断続装置に
係り、特に車両のクラッチの自動化を図り得るクラッチ
断続装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、バスやトラック等の大型車両にお
いても変速自動化の要請が高まっている。これらの車両
は一般に車重や積載量が大きく、クラッチ形式として乗
用車に採用されるような流体式トルクコンバータを用い
ると損失大となり燃費の面で不利であるため、このよう
な大型車両においては、特に摩擦クラッチを自動操作に
より断続し、その出力を変速機に送り、この変速機をや
はり自動操作するようにして、変速自動化の達成を図っ
ている。このクラッチの自動操作を行うクラッチ断続装
置としては、空圧の給排により摩擦クラッチの断続操作
を行う倍力装置(クラッチブースタ)を備えたものが一
般的である。
【0003】一方、車両発進時等においてはクラッチの
操作がデリケートとなり、その操作を自動制御で行おう
とすると装置が複雑、高価となってしまうため、この場
合にのみクラッチペダルを用いたマニュアル(手動)操
作を行えるようにして、装置のシンプル化、低価格化を
狙ったものがある(所謂セミオートクラッチシステ
ム)。この場合、クラッチペダルの操作によりマスタシ
リンダから油圧を給排し、この油圧の給排により上記倍
力装置への空圧の給排を行うようにしている。
【0004】ところで、発進時を除く自動変速時、倍力
装置にはクラッチペダルを操作せずとも空圧が給排され
る。また倍力装置は、空圧が供給されると内部のパワー
ピストンを押動させてクラッチを分断方向に操作するよ
うになっている。
【0005】そして、従来の構成において、マスタシリ
ンダからの油圧を送る通路は、上記パワーピストンの移
動に応じて容積変化する倍力装置の油圧シリンダに連通
しており、クラッチの自動分断制御時、即ちクラッチペ
ダルを操作しないでパワーピストンによりクラッチ分断
制御を行う場合、パワーピストンの押動により油圧ピス
トン(ハイドロリックピストン)が移動すると、油圧通
路内に負圧が発生して気泡が混入し、クラッチの正確な
操作が困難となる虞がある。
【0006】このような負圧発生を防止するため、実公
平4-8023号公報等においては、倍力装置の油圧出力部に
マニュアル操作と自動操作とのキャンセル機構を設け、
自動操作時における油圧通路内の容積変化を防止してい
る。しかし、このような倍力装置の構造変更は、小スペ
ースで複雑な構造を採用せざるを得ずコストアップを招
き、信頼性、耐久性にも問題が生じる。
【0007】そこで、本出願人は、倍力装置の構造変更
は行わず、マスタシリンダをクラッチペダルだけでなく
別の駆動手段(空圧又は油圧)によっても作動させるよ
うにし、上記問題点を解決することができるクラッチ断
続装置の提案を先に行った。(特願平7-176353号等)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
クラッチ断続装置とは別に、上記問題点を解決するた
め、クラッチペダルに連動する通常のマスタシリンダの
他に、空圧の導入により油圧供給を行うエアマスタシリ
ンダを設けることが考えられる。そしてこの空圧導入を
制御することにより、クラッチの自動断続が達成される
ことになる。
【0009】しかし、実公平4-8023号公報等にあるよう
に、マスタシリンダ及びエアマスタシリンダからの油圧
供給路の切替えに機械式三方弁を用いると、一方のマス
タシリンダによるクラッチ断続操作中に他方のマスタシ
リンダを作動させた場合、三方弁の内部において弁体が
移動して両マスタシリンダ間で作動油の移動乃至流出が
生じ、一方の作動油が早期に不足し他方が過剰となる事
態が懸念される。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、空圧の供給に
よりクラッチを分断操作する倍力装置と、この倍力装置
への空圧供給路を開閉する油圧作動弁と、クラッチペダ
ル操作に連動して前記油圧作動弁に油圧を供給するマス
タシリンダと、コントローラによる空圧供給制御にて空
圧を導入し、前記油圧作動弁に油圧を供給するエアマス
タシリンダと、前記マスタシリンダ及び前記エアマスタ
シリンダからの油圧差に基づいて弁体を移動させ、前記
マスタシリンダから前記油圧作動弁に至る第1の油圧供
給路及び前記エアマスタシリンダから前記油圧作動弁に
至る第2の油圧供給路を切り替える三方弁と、前記マス
タシリンダ及び前記エアマスタシリンダの両方に接続さ
れ、前記弁体の移動時に、前記マスタシリンダ及び前記
エアマスタシリンダの一方から他方に流出した作動油を
その一方に再補給するオイルリザーバとを備えたもので
ある。
【0011】これによれば、オイルリザーバがマスタシ
リンダ及びエアマスタシリンダに対し共用となるため、
その一方から他方に流出した作動油をオイルリザーバを
経由してその一方に再補給することができ、これにより
作動油の不足或いは過剰といった事態を防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の好適な実施の形態を
添付図面に基づいて詳述する。
【0013】図1は、本発明に係るクラッチ断続装置を
示す全体構成図で、クラッチ断続装置1は空圧を供給す
るための空圧供給手段2を有する。空圧供給手段2は、
エンジン(図示せず)に駆動されて空圧(空気圧)を発
生するコンプレッサ3と、コンプレッサ3からの空気を
乾燥させるエアドライヤ4と、エアドライヤ4から送ら
れてきた空気を貯留するエアタンク5と、エアタンク5
の入口側に設けられた逆止弁6とから主に構成される。
この空圧供給手段2からの空圧は倍力装置(クラッチブ
ースタ)7に送られ、倍力装置7はその空圧の供給によ
り摩擦クラッチ8を分断側(右側)Aに操作するように
なっている。また倍力装置7は、詳しくは後述するが、
マスタシリンダ10或いはエアマスタシリンダ42から
油圧も供給されるようになっている。
【0014】図2は倍力装置7の詳細を示す縦断面図で
ある。なおこの倍力装置7は従来同様に構成される。図
示するように、倍力装置7は、そのボディ11に接続さ
れたシリンダシェル12を有し、このシリンダシェル1
2内にピストンプレート(パワーピストン、倍力ピスト
ン)13が、リターンスプリング14により空圧導入側
(図中左側)に付勢されて設けられている。シリンダシ
ェル12の一端には空圧ニップル15が取り付けられ、
この空圧ニップル15が空圧導入口を形成してエアタン
ク5からの空圧を空圧配管34(図1)から導入する。
空圧が導入されるとピストンプレート13が右側に押動
され、こうなるとピストンプレート13はピストンロッ
ド16、ハイドロリックピストン17、さらにはプッシ
ュロッド18を押動してクラッチレバー8a(図1)を
分断側Aに押し、クラッチ8を分断する。
【0015】一方、ボディ11内部には、油圧導入口た
る油圧ニップル19に連通する油圧通路20が形成され
る。油圧通路20は、ボディフランジ部11aの一端
(下端)側に形成された孔21、ハイドロリックピスト
ン17を収容するハイドロリックシリンダ(油圧シリン
ダ)22(ボディシリンダ部11bに形成される)、及
びハイドロリックシリンダ22に小孔23aを介して連
通する他端(上端)側の制御孔23によって主に形成さ
れる。油圧ニップル19から油圧配管54(図1)の油
圧が導入されると、油圧は上記通路を通って制御孔23
に到達し、制御ピストン24を制御シリンダ25に沿っ
て右側に押動する。このようにボディフランジ部11a
の上端側には、詳しくは後述するが、倍力装置7への空
圧供給を制御するための制御バルブ部7a(油圧作動
弁)が形成される。
【0016】制御バルブ部7aは右側に突出する制御ボ
ディ部26によって区画される。制御ボディ部26に
は、前述の制御シリンダ25に同軸に連通するコントロ
ール室27及び空圧ポート28が形成される。コントロ
ール室27には制御ピストン24のコントロール部29
が、空圧ポート28にはポペットバルブ30がそれぞれ
摺動可能に収容される。空圧ポート28にはニップル3
1が取り付けられ、このニップル31には空圧配管67
(図1)が接続されて空圧が常に供給されている。
【0017】通常、ポペットバルブ30は、空圧とポペ
ットスプリング32とにより左側に付勢されていて、コ
ントロール室27及び空圧ポート28を連通する連通ポ
ート33を閉じている。よってニップル31からの空圧
はポペットバルブ30の位置で遮断される。しかしなが
ら、油圧配管54から油圧が供給されると、制御ピスト
ン24のコントロール部29がポペットバルブ30を右
側に押動して連通ポート33を開く。こうなると、連通
ポート33からコントロール室27に侵入した空圧は、
コントロール室27に連通する空圧配管34(仮想線で
示す)を通じて前述のシリンダシェル12に入り、ピス
トンプレート13の左側の空圧作用面13aに作用して
これを右側に押動し、クラッチ8を分断側に操作する。
【0018】ここで、倍力装置7は、供給された油圧の
大きさに応じてクラッチ8を所定ストロークだけ操作す
ることができる。即ち、例えば比較的小さい値だけ油圧
が増加された場合、前述の空圧作用によりピストンプレ
ート13が右側に押動され、これに連動してハイドロリ
ックピストン17が所定ストロークだけ右側に押動され
る。すると、油圧通路20の容積が増し制御孔23内の
油圧が下がり、こうなると、制御ピストン24のコント
ロール部29がポペットバルブ30を押し付けつつ、ポ
ペットバルブ30が連通ポート33を閉鎖するバランス
状態が生じ、これによりコントロール室27、空圧配管
34、及びピストンプレート13の空圧作用面13a側
となる空圧導入室12bにて所定の空圧が保持され、ピ
ストンプレート13を所定ストローク位置に保持し、ク
ラッチ8を所定の半クラッチ位置に保持する。
【0019】また、油圧が完全に抜かれると、制御孔2
3内の油圧がさらに下がって、図示の如く制御ピストン
24が最も左側の原位置に戻される。こうなると、コン
トロール部29がポペットバルブ30から離れ、コント
ロール部29の内部に設けられた開放ポート36がコン
トロール室27等と連通するようになる。すると、保持
されていた空圧は、大部分が開放ポート36から大気圧
ポート39を通じ空圧導入室12bと反対側の大気室1
2aに導入され、これによりピストンプレート13を右
側に押していた空圧が、今度はリターンスプリング14
と協同してそれを反対側の左側に押し、クラッチ8を接
続側(左側)Bに操作する。そして残りの空圧は、ブリ
ーザ37を通じ大気開放される。
【0020】なお、倍力装置7において、38はシリン
ダ室12aとハイドロリックシリンダ22とを油密に仕
切るシール部材、40は大気圧ポート、41は緩められ
たときに作動油のエア抜きを行えるブリーダである。
【0021】図1に示すように、油圧配管54は、三方
弁たるシャトル弁或いはダブルチェックバルブ(以下D.
C.V という)69に接続され、D.C.V 69からはさらに
二本の油圧配管43,44が延出されて、一方43がマ
スタシリンダ10に、他方44がエアマスタシリンダ4
2に接続される。特にマスタシリンダ10と倍力装置7
とを結ぶ油圧配管43,54は第1の油圧供給路を構成
し、エアマスタシリンダ42と倍力装置7とを結ぶ油圧
配管44,54は第2の油圧供給路を構成する。そして
これら油圧供給路は、D.C.V 69によって適宜切替えら
れることになる。
【0022】マスタシリンダ10は通常の構造のもの
で、即ち、運転手がクラッチペダル9を操作すると、プ
ッシュロッド49を介して内部のピストンが移動し、こ
れにより油圧を油圧供給部53から給排するものであ
る。
【0023】図3は、エアマスタシリンダ42の構成を
示す縦断面図である。これは先の倍力装置7と同様に、
エアタンク5とエアマスタシリンダ42とを結ぶ空圧配
管62からの空圧で内部の空圧ピストン45を押動させ
る。そして、これによりロッド48を介して油圧ピスト
ン46を押動し、油圧室50の作動油を圧縮して油圧を
油圧配管44に供給する。空圧ピストン45は油圧ピス
トン46より大径のため、これにより倍力効果が働く。
空圧ピストン45はリターンスプリング47で戻り側に
付勢され、空圧ピストン45の押動側(右側)室内はエ
キゾーストポート51により外部と呼吸される。
【0024】ロッド48と油圧ピストン46との間には
チェック弁機構部55が設けられ、油圧ピストン46の
背面側(左側)は、通常圧力(大気圧程度)の作動油が
貯留される油室56となっている。油室56は油路60
を介して給油口をなす給油ニップル57に接続されてい
る。チェック弁機構部55は、油圧ピストン40が図示
の如く左側の原位置に位置されるとき、油室56と油圧
室50とを連通し、油圧室50の作動油を通常圧力とす
る。一方、油圧ピストン46が右側に押動されたとき、
油室56と油圧室50とを遮断し、油圧室50の作動油
の加圧を許容する。
【0025】そして、給油ニップル57は、給油配管5
9bに接続されて、この配管59bを通じて図1に示す
リザーバタンク58(オイルリザーバ)の作動油を油路
60及び油室56に供給乃至補給する。油圧ピストン4
6の移動により油室56の容積は変化するが、この容積
変化に応じて給油ニップル57においては作動油の給排
が適宜行われる。
【0026】そして給油ニップル57には加圧機構71
が設けられ、加圧機構71は油圧ピストン46が原位置
にあるときのみ、油路60及び油室56の作動油を適度
に加圧する。ロッド48はシール部材61に摺動自在に
挿通され、シール部材61は圧入固定されて油室56と
空圧ピストン45押動側室内とをシールする。
【0027】図1に示すように、リザーバタンク58
は、別の給油配管59aを介してマスタシリンダ10の
給油ニップル10aにも接続されている。これにより、
リザーバタンク58は、マスタシリンダ10とエアマス
タシリンダ42との両方に接続され、これら両方に作動
油を後述するように適宜補給する。
【0028】D.C.V 69は、マスタシリンダ10及びエ
アマスタシリンダ42からの油圧の圧力差を利用して、
油圧供給路の切替えを自動的且つ機械的に行うものであ
る。
【0029】その構成は図4に示す通りであり(特に
(a)図参照)、D.C.V 69は、そのバルブボディ64
内部にチェックボール65(弁体)を有している。バル
ブボディ64は三方向に分岐された油圧ポート68a,
68b,68cを区画形成し、この1つ68aはマスタ
シリンダ10に至る油圧配管43に、1つ68bはエア
マスタシリンダ42に至る油圧配管44に、残りの1つ
68cは倍力装置7に至る油圧配管54に接続される。
特に二つの油圧ポート68a,68bは一直線上に配置
され、残りの油圧ポート68cはこれらに直交してい
る。油圧ポート68a…の分岐中心位置には弁体収容室
70が区画形成され、この弁体収容室70内でチェック
ボール65が移動し、いずれかの油圧ポート68a,6
8bのシート面74a,74bに当接することで、D.C.
V 69は油圧経路の切替えを行うようになっている。
【0030】即ち、マスタシリンダ10から油圧が送ら
れれば、(a)図に示す如くその油圧でチェックボール
65が移動して油圧ポート68bを閉じ、油圧配管4
3,54を接続する一方、油圧配管44を遮断する。他
方、エアマスタシリンダ42から油圧が送られれば、
(c)図に示す如くチェックボール65が油圧ポート6
8aを閉じ、これにより油圧配管44,54を接続して
油圧配管43を遮断する。こうして、いずれかから油圧
が供給されれば、その油圧は倍力装置7に送られて、前
述のように倍力装置7を分断側Aに作動させる。
【0031】そして、クラッチペダル9を操作してマス
タシリンダ10を作動させればクラッチ8のマニュアル
断続が達成され、一方、エアマスタシリンダ42への空
圧供給を制御すれば、クラッチ8の自動断続が達成され
る訳である。
【0032】この空圧供給制御は、空圧配管62に設け
られた電磁切替弁78をコンピュータ内蔵のコントロー
ラ72でON/OFF制御することで達成される。切替弁78
は、ONのときには上流側(エアタンク5側)と下流側
(エアマスタシリンダ42側)とを連通して空圧供給を
許容し、OFF のときには上流側を遮断して下流側を大気
開放し、エアマスタシリンダ42の空圧を外部に排出す
るようになっている。従って、切替弁78をONとすれば
エアマスタシリンダ42から油圧が供給されてクラッチ
8が分断され、切替弁78をOFF とすればエアマスタシ
リンダ42に油圧が戻されてクラッチ8が接続される。
【0033】このように、マスタシリンダ10、油圧配
管43,54、D.C.V 69、倍力装置7、空圧供給手段
2、及び空圧配管62,67,34は、クラッチペダル
9の操作により、クラッチ8のマニュアル断続を行わせ
るマニュアル断続手段を構成する。
【0034】一方、空圧供給手段2、空圧配管62,6
7,34、エアマスタシリンダ42、油圧配管44,5
4、D.C.V 69、倍力装置7、切替弁78、及びコント
ローラ72は、クラッチ8の自動断続を行わせる自動断
続手段を構成する。
【0035】なお、空圧配管67は、空圧配管62のエ
アタンク5及び切替弁78間の分岐63にて分岐され
る。そしてエアタンク5から分岐63、制御バルブ部7
a、空圧ニップル15を順に結ぶ空圧配管62,67,
34は、倍力装置7に至る空圧供給路を構成する。
【0036】また、コントローラ72には、クラッチ8
に設けられたクラッチストロークセンサ88、及び制御
トラブル時に制御を中止するための非常スイッチ73等
が接続される。
【0037】かかるクラッチ断続装置1は、これとは別
に設けられた変速機(図示せず)と連動されるようにな
っている。変速機は自動変速を行う構成がなされてお
り、即ち、手動シフトレバーで変速ポジションが選択さ
れると、電気スイッチによる変速信号がコントローラ7
2に送られ、図示しないアクチュエータが動作されて、
運転手の操作に代わって実質的な変速操作を行うように
なっている。
【0038】次に、上記装置の動作説明を行う。
【0039】先ず、自動変速の概要に含めてクラッチ8
の自動断続操作について説明する。運転手がシフト操作
を行うと、変速信号がコントローラ72に入力され、こ
れに伴ってコントローラ72は切替弁78をONとする。
すると、空圧配管62を通じてエアマスタシリンダ42
に空圧が供給され、これにより前述したようにクラッチ
8は分断操作される。この後、アクチュエータにより変
速機の変速操作を完了し、切替弁78をOFF として、エ
アマスタシリンダ42の空圧を大気開放してクラッチ8
の接続操作を行い、変速を完了する。
【0040】特にここで、上記構成にあっては、クラッ
チ8の自動分断を、マスタシリンダ10とは別のエアマ
スタシリンダ42を作動させることにより行い、これに
よって油圧通路内の負圧発生を防止している。
【0041】即ち、図2を参照して、従来はエアマスタ
シリンダ42がなく、別の空圧配管が倍力装置7の空圧
ニップル15に接続されており、この空圧配管からの空
圧供給制御により、マスタシリンダ10を動作させずピ
ストンプレート13を押動させるようにしていた。しか
しこれだと、ピストンプレート13に連動してハイドロ
リックピストン17が右側に移動することで、作動油が
充填されているハイドロリックシリンダ22の容積が増
し、これにより油圧通路20及び油圧配管54内等(合
わせて油圧通路内という)に負圧が生じて、作動油に気
泡が混入し、クラッチ8の正確なマニュアル操作が困難
となる問題が生じる。
【0042】そこで本装置1では、クラッチ8の自動分
断操作時に、エアマスタシリンダ42を作動させて油圧
通路内を加圧しつつ倍力装置7への空圧供給を行うよう
にしている。これによって、油圧通路内の負圧化を防止
でき、トラブルを未然に防止することができる。
【0043】次に、クラッチ8のマニュアル断続操作
は、クラッチペダル9の踏み込み或いは戻し操作により
マスタシリンダ10から油圧を給排させ、前述のように
倍力装置7を作動させることにより行う。ここでは切替
弁78はOFF とされ、エアマスタシリンダ42は作動さ
れない。またこのときにも、油圧通路内を加圧している
ため負圧化は生じない。
【0044】このようにしてクラッチ8の自動及びマニ
ュアル断続が達成される訳であるが、この構成にあって
は、上述した従来の問題点を以下のように解決してい
る。
【0045】D.C.V 69にあっては、図4(a)に示す
状態、即ちクラッチペダル9によるクラッチ8のマニュ
アル断続状態から、エアマスタシリンダ42によるクラ
ッチ8の自動分断状態に移行する過程において、図4
(b)に示すように、エアマスタシリンダ42側の油圧
ポート68bからの作動油の流れによって、チェックボ
ール65がクラッチペダル9側となる油圧ポート68a
側に移動し、各油圧ポート68a,68b,68cを短
時間ではあるが連通する。こうなると、エアマスタシリ
ンダ42側の油圧ポート68bからマスタシリンダ10
側の油圧ポート68aに、若干量ではあるが作動油の移
動ないし流出を許容してしまう。また逆に、エアマスタ
シリンダ42による自動断続状態からクラッチペダル9
によるマニュアル分断に移行する際も反対方向に同様の
問題が生ずる事になる。
【0046】もし仮に、各マスタシリンダ10,42に
個々にオイルリザーバが設けられたとすると、マニュア
ル断続と自動断続との繰り返しでどちらか一方において
作動油が早期に不足又は過剰となる(オーバーフローす
る)問題が生ずる。また、切替後にも、シート面74
a,74bからのリークにより作動油の流出が生ずる。
【0047】そこで、上記構成にあっては、オイルリザ
ーバとしてのリザーバタンク58をマスタシリンダ10
及びエアマスタシリンダ42の両方に接続し、つまりリ
ザーバタンク58を共用とし、一方から他方に流出した
作動油をリザーバタンク58を経由してその一方に再補
給ないし循環補給するようにし、或いは流出量に相当す
る作動油をリザーバタンク58から再補給するようにし
て、作動油量のバランスを保ち、作動油の早期不足或い
は過剰という問題を解決している。
【0048】なおこの構成は、上記のようなチェックボ
ールタイプの三方弁の他、スプール弁タイプのものにも
有効である。
【0049】以上、本発明の好適な実施の形態について
説明してきたが、本発明は上記形態の他にも様々な形態
が可能である。
【0050】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
【0051】(1) 三方弁内部での作動油の流出に伴
う各マスタシリンダに対しての作動油の不足或いは過剰
といった事態を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るクラッチ断続装置を示す構成図で
ある。
【図2】倍力装置を示す縦断面図である。
【図3】エアマスタシリンダを示す縦断面図である。
【図4】三方弁を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 クラッチ断続装置 7 倍力装置 7a 制御バルブ部(油圧作動弁) 8 クラッチ 9 クラッチペダル 10 マスタシリンダ 34,62,67 空圧配管(空圧供給路) 42 エアマスタシリンダ 43,44,54 油圧配管(油圧供給路) 58 オイルリザーバ 65 チェックボール(弁体) 69 ダブルチェックバルブ(三方弁) 72 コントローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空圧の供給によりクラッチを分断操作す
    る倍力装置と、該倍力装置への空圧供給路を開閉する油
    圧作動弁と、クラッチペダル操作に連動して前記油圧作
    動弁に油圧を供給するマスタシリンダと、コントローラ
    による空圧供給制御にて空圧を導入し、前記油圧作動弁
    に油圧を供給するエアマスタシリンダと、前記マスタシ
    リンダ及び前記エアマスタシリンダからの油圧差に基づ
    いて弁体を移動させ、前記マスタシリンダから前記油圧
    作動弁に至る第1の油圧供給路及び前記エアマスタシリ
    ンダから前記油圧作動弁に至る第2の油圧供給路を切り
    替える三方弁と、前記マスタシリンダ及び前記エアマス
    タシリンダの両方に接続され、前記弁体の移動時に、前
    記マスタシリンダ及び前記エアマスタシリンダの一方か
    ら他方に流出した作動油をその一方に再補給するオイル
    リザーバとを備えたことを特徴とするクラッチ断続装
    置。
JP27145595A 1995-10-19 1995-10-19 クラッチ断続装置 Pending JPH09112582A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27145595A JPH09112582A (ja) 1995-10-19 1995-10-19 クラッチ断続装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27145595A JPH09112582A (ja) 1995-10-19 1995-10-19 クラッチ断続装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09112582A true JPH09112582A (ja) 1997-05-02

Family

ID=17500278

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27145595A Pending JPH09112582A (ja) 1995-10-19 1995-10-19 クラッチ断続装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09112582A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3598688B2 (ja) クラッチ断続装置
JP3552345B2 (ja) クラッチ断続装置
JPH09112582A (ja) クラッチ断続装置
JPH09112583A (ja) クラッチ断続装置
JP3704751B2 (ja) 流体圧発生装置
JP3567554B2 (ja) クラッチ断続装置
KR100452484B1 (ko) 차량용 반자동 클러치 장치
JP3704757B2 (ja) 流体圧発生装置
KR200192424Y1 (ko) 클러치 마스터 실린더의 구조
JP3579974B2 (ja) 流体圧発生装置
JP3826529B2 (ja) クラッチ断接装置
JP2017198327A (ja) クラッチ操作装置
JP3567573B2 (ja) クラッチ断続装置
JPH0953658A (ja) クラッチ断続装置
JP3888081B2 (ja) クラッチ操作装置
JPH0971144A (ja) マスタシリンダの作動装置
JPH0995157A (ja) クラッチ断続装置
JPH0925948A (ja) クラッチ断続装置
JPH09112581A (ja) クラッチ断続装置
JPH0953659A (ja) クラッチ断続装置
JPH09210091A (ja) クラッチ断続装置
JPS62246631A (ja) クラツチ操作装置
KR970007713B1 (ko) 클러치 기능을 갖는 브레이크 장치
JPH09196005A (ja) マスタシリンダ装置
JPH0925947A (ja) 流体圧発生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040601

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02