JPH09112656A - ディファレンシャル装置 - Google Patents
ディファレンシャル装置Info
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- JPH09112656A JPH09112656A JP7264324A JP26432495A JPH09112656A JP H09112656 A JPH09112656 A JP H09112656A JP 7264324 A JP7264324 A JP 7264324A JP 26432495 A JP26432495 A JP 26432495A JP H09112656 A JPH09112656 A JP H09112656A
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- JP
- Japan
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- differential case
- differential
- gear
- oil
- oil passage
- Prior art date
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/048—Type of gearings to be lubricated, cooled or heated
- F16H57/0482—Gearings with gears having orbital motion
- F16H57/0483—Axle or inter-axle differentials
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Retarders (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 サイドギヤやピニオンギヤとデフケース間の
摺動部を充分に潤滑し、安定した差動制限機能を得られ
るようにする。 【解決手段】 デフケース21と、サイドギヤ41、4
3と、ピニオンギヤ63、64と、収納孔61、62
と、出力軸が貫通するデフケース21のボス部25、3
5と、出力軸の外周とデフケース21のボス部25、3
5の内周との間に形成された第1のオイル通路46、4
8と、サイドギヤ41、43のボス部51、53端面と
デフケース21との摺動部に形成され、内周端が第1の
オイル通路46、47と連通する第2のオイル通路5
8、59と、サイドギヤ41、43のボス部51、53
の外周に形成され、第2のオイル通路58、59の外周
端と連通する第3のオイル通路52とを備え、第3のオ
イル通路52を、ヘリカルギヤからなるサイドギヤ4
1、43の歯切りの際に歯底として同時加工された螺旋
溝で構成した。
摺動部を充分に潤滑し、安定した差動制限機能を得られ
るようにする。 【解決手段】 デフケース21と、サイドギヤ41、4
3と、ピニオンギヤ63、64と、収納孔61、62
と、出力軸が貫通するデフケース21のボス部25、3
5と、出力軸の外周とデフケース21のボス部25、3
5の内周との間に形成された第1のオイル通路46、4
8と、サイドギヤ41、43のボス部51、53端面と
デフケース21との摺動部に形成され、内周端が第1の
オイル通路46、47と連通する第2のオイル通路5
8、59と、サイドギヤ41、43のボス部51、53
の外周に形成され、第2のオイル通路58、59の外周
端と連通する第3のオイル通路52とを備え、第3のオ
イル通路52を、ヘリカルギヤからなるサイドギヤ4
1、43の歯切りの際に歯底として同時加工された螺旋
溝で構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のディファレ
ンシャル装置に関する。
ンシャル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図4に示すようなディファレンシ
ャル装置が知られている(米国特許5415599号参
照)。このディファレンシャル装置1では、デフケース
3を回転させるエンジンの駆動力は、ピニオンギヤ5、
7から出力側サイドギヤ9、11を介して車輪に伝達さ
れる。ピニオンギヤ5、7は、デフケース3の収納孔1
3、15にそれぞれ摺動回転自在に収納されている。ピ
ニオンギヤ5、7とサイドギヤ9、11はそれぞれヘリ
カルギヤで構成されている。
ャル装置が知られている(米国特許5415599号参
照)。このディファレンシャル装置1では、デフケース
3を回転させるエンジンの駆動力は、ピニオンギヤ5、
7から出力側サイドギヤ9、11を介して車輪に伝達さ
れる。ピニオンギヤ5、7は、デフケース3の収納孔1
3、15にそれぞれ摺動回転自在に収納されている。ピ
ニオンギヤ5、7とサイドギヤ9、11はそれぞれヘリ
カルギヤで構成されている。
【0003】そして、このディファレンシャル装置1で
は、トルクを伝達している間、ピニオンギヤ5、7がサ
イドギヤ9、11との噛み合い反力により収納孔13、
15の壁面に押し付けられることで摩擦抵抗が生じると
共に、ヘリカルギヤの噛み合いスラスト力によって、サ
イドギヤ9、11の間や、各ギヤ5、7、9、11とデ
フケース3との間で摩擦抵抗が生じ、これらの摩擦抵抗
によって差動制限力を得ている。
は、トルクを伝達している間、ピニオンギヤ5、7がサ
イドギヤ9、11との噛み合い反力により収納孔13、
15の壁面に押し付けられることで摩擦抵抗が生じると
共に、ヘリカルギヤの噛み合いスラスト力によって、サ
イドギヤ9、11の間や、各ギヤ5、7、9、11とデ
フケース3との間で摩擦抵抗が生じ、これらの摩擦抵抗
によって差動制限力を得ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のディ
ファレンシャル装置1では、入力トルクに応じたサイド
ギヤ9、11やピニオンギヤ5、7の噛み合い反力や噛
み合いスラスト力によって、デフケース3との間で摩擦
抵抗を生じ、差動制限力を得ているが、ピニオンギヤ
5、7の外周と収容孔13、15の内周との摺動部や、
ピニオンギヤ5、7の端面とデフケース3の壁面との摺
動部では、デフケース3内へのオイルの導入が充分でな
いと、オイル切れを起し、焼き付きやカジリが発生し
て、差動制限機能が不安定になるという問題か発生して
いた。
ファレンシャル装置1では、入力トルクに応じたサイド
ギヤ9、11やピニオンギヤ5、7の噛み合い反力や噛
み合いスラスト力によって、デフケース3との間で摩擦
抵抗を生じ、差動制限力を得ているが、ピニオンギヤ
5、7の外周と収容孔13、15の内周との摺動部や、
ピニオンギヤ5、7の端面とデフケース3の壁面との摺
動部では、デフケース3内へのオイルの導入が充分でな
いと、オイル切れを起し、焼き付きやカジリが発生し
て、差動制限機能が不安定になるという問題か発生して
いた。
【0005】特に、サイドギヤ9、11やピニオンギヤ
5、7をヘリカルギヤで構成した場合、差回転が生じた
際に前記スラスト力によってピニオンギヤ5、7の端面
がデフケース3の壁面に強く押し付けられるため、端面
の潤滑が重要であるが、従来では十分なオイルが供給さ
れず、焼き付きやカジリの問題が発生し、差動制限機能
が不安定になるおそれがあった。
5、7をヘリカルギヤで構成した場合、差回転が生じた
際に前記スラスト力によってピニオンギヤ5、7の端面
がデフケース3の壁面に強く押し付けられるため、端面
の潤滑が重要であるが、従来では十分なオイルが供給さ
れず、焼き付きやカジリの問題が発生し、差動制限機能
が不安定になるおそれがあった。
【0006】本発明は、サイドギヤやピニオンギヤとデ
フケース間の摺動部を充分に潤滑することで、安定した
差動制限機能を得られるようにしたディファレンシャル
装置の提供を目的とする。
フケース間の摺動部を充分に潤滑することで、安定した
差動制限機能を得られるようにしたディファレンシャル
装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のディフ
ァレンシャル装置は、オイル溜りの中に配置されエンジ
ンにより回転駆動されるデフケースと、デフケース内に
収容され、デフケースと共通軸線回りに回転自在に対向
配置され、対向する側と反対側のボス部端面がそれぞれ
スラストワッシャを介してあるいは直接デフケースと摺
動する一対の出力側サイドギヤと、サイドギヤの外周側
に配置され、互いに噛み合うと共に各々別のサイドギヤ
と噛み合う少なくとも一対のピニオンギヤと、デフケー
スに形成され、各ピニオンギヤを前記デフケースの回転
軸線と平行な軸線回りに摺動回転自在に収納する少なく
とも一対の収納孔と、前記サイドギヤに連結された出力
軸が貫通するデフケースのボス部と、出力軸の外周とデ
フケースのボス部の内周との間に形成された第1のオイ
ル通路と、前記サイドギヤのボス部端面とデフケースと
の摺動部に形成され、内周端が第1のオイル通路と連通
する第2のオイル通路と、前記サイドギヤのボス部の外
周に形成され、第2のオイル通路の外周端と連通する第
3のオイル通路とを備えたことを特徴とする。
ァレンシャル装置は、オイル溜りの中に配置されエンジ
ンにより回転駆動されるデフケースと、デフケース内に
収容され、デフケースと共通軸線回りに回転自在に対向
配置され、対向する側と反対側のボス部端面がそれぞれ
スラストワッシャを介してあるいは直接デフケースと摺
動する一対の出力側サイドギヤと、サイドギヤの外周側
に配置され、互いに噛み合うと共に各々別のサイドギヤ
と噛み合う少なくとも一対のピニオンギヤと、デフケー
スに形成され、各ピニオンギヤを前記デフケースの回転
軸線と平行な軸線回りに摺動回転自在に収納する少なく
とも一対の収納孔と、前記サイドギヤに連結された出力
軸が貫通するデフケースのボス部と、出力軸の外周とデ
フケースのボス部の内周との間に形成された第1のオイ
ル通路と、前記サイドギヤのボス部端面とデフケースと
の摺動部に形成され、内周端が第1のオイル通路と連通
する第2のオイル通路と、前記サイドギヤのボス部の外
周に形成され、第2のオイル通路の外周端と連通する第
3のオイル通路とを備えたことを特徴とする。
【0008】このディファレンシャル装置では、デフケ
ースの回転に伴って第1のオイル通路からデフケース内
に流入したオイルは、第2のオイル通路に入り、サイド
ギヤのボス部端面とデフケースの摺動部を潤滑する。ま
た、第2のオイル通路に流入したオイルは、第2のオイ
ル通路の内周端から外周端に流れて第3のオイル通路に
至り、第3の通路を通してピニオンギヤの噛み合い部や
ピニオンギヤの端面に供給される。
ースの回転に伴って第1のオイル通路からデフケース内
に流入したオイルは、第2のオイル通路に入り、サイド
ギヤのボス部端面とデフケースの摺動部を潤滑する。ま
た、第2のオイル通路に流入したオイルは、第2のオイ
ル通路の内周端から外周端に流れて第3のオイル通路に
至り、第3の通路を通してピニオンギヤの噛み合い部や
ピニオンギヤの端面に供給される。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載のディフ
ァレンシャル装置であって、前記第3のオイル通路が、
ヘリカルギヤからなるサイドギヤの歯切りの際に歯底と
して同時加工された螺旋溝からなることを特徴とする。
ァレンシャル装置であって、前記第3のオイル通路が、
ヘリカルギヤからなるサイドギヤの歯切りの際に歯底と
して同時加工された螺旋溝からなることを特徴とする。
【0010】このディファレンシャル装置では、第3の
オイル通路がボス部外周の螺旋溝からなるので、サイド
ギヤとデフケースに差回転が発生した際に、その螺旋溝
による作用でオイルが積極的に第2のオイル通路から第
3のオイル通路側に供給される。
オイル通路がボス部外周の螺旋溝からなるので、サイド
ギヤとデフケースに差回転が発生した際に、その螺旋溝
による作用でオイルが積極的に第2のオイル通路から第
3のオイル通路側に供給される。
【0011】請求項3の発明は、請求項1または2記載
のディファレンシャル装置であって、前記第1のオイル
通路が、デフケースのボス部内周に形成され且つデフケ
ースの回転によって前記オイル溜りからデフケース内部
にオイルを導入する方向に傾斜角が与えられた螺旋溝か
らなることを特徴とする。
のディファレンシャル装置であって、前記第1のオイル
通路が、デフケースのボス部内周に形成され且つデフケ
ースの回転によって前記オイル溜りからデフケース内部
にオイルを導入する方向に傾斜角が与えられた螺旋溝か
らなることを特徴とする。
【0012】このディファレンシャル装置では、デフケ
ースが回転すると、デフケースのボス部内周の螺旋溝の
作用により、オイル溜りから積極的にオイルがデフケー
ス内部に導入される。そして、第2のオイル通路を内周
端から外周端に遠心力を受けながら流動し、第3のオイ
ル通路を通して、ピニオンギヤの噛み合い部やピニオン
ギヤの端面に供給される。
ースが回転すると、デフケースのボス部内周の螺旋溝の
作用により、オイル溜りから積極的にオイルがデフケー
ス内部に導入される。そして、第2のオイル通路を内周
端から外周端に遠心力を受けながら流動し、第3のオイ
ル通路を通して、ピニオンギヤの噛み合い部やピニオン
ギヤの端面に供給される。
【0013】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かに記載のディファレンシャル装置であって、前記サイ
ドギヤのボス部の端部外周が前記デフケースの壁面に形
成された円形凹部の内周に嵌合されることで、サイドギ
ヤがデフケースに対してセンタリングされていることを
特徴とする。
かに記載のディファレンシャル装置であって、前記サイ
ドギヤのボス部の端部外周が前記デフケースの壁面に形
成された円形凹部の内周に嵌合されることで、サイドギ
ヤがデフケースに対してセンタリングされていることを
特徴とする。
【0014】このディファレンシャル装置では、サイド
ギヤの端部外周がデフケースの円形凹部の内周に嵌合し
ているが、その嵌合面に存在する第3のオイル通路とサ
イドギヤのボス部端面の第2のオイル通路を通して、第
1のオイル通路から流入したオイルがサイドギヤの外周
側に常に供給される。
ギヤの端部外周がデフケースの円形凹部の内周に嵌合し
ているが、その嵌合面に存在する第3のオイル通路とサ
イドギヤのボス部端面の第2のオイル通路を通して、第
1のオイル通路から流入したオイルがサイドギヤの外周
側に常に供給される。
【0015】請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれ
かに記載のディファレンシャル装置であって、前記第3
のオイル通路が、前記ピニオンギヤの端面とデフケース
との摺動部に形成された第4のオイル通路に連通されて
いることを特徴とする。
かに記載のディファレンシャル装置であって、前記第3
のオイル通路が、前記ピニオンギヤの端面とデフケース
との摺動部に形成された第4のオイル通路に連通されて
いることを特徴とする。
【0016】このディファレンシャル装置では、第3の
オイル通路と連通する第4のオイル通路を、ピニオンギ
ヤ端面とデフケースとの摺動部に形成したので、ピニオ
ンギヤ端面へのオイルの供給が十分になされる。
オイル通路と連通する第4のオイル通路を、ピニオンギ
ヤ端面とデフケースとの摺動部に形成したので、ピニオ
ンギヤ端面へのオイルの供給が十分になされる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0018】図1は本実施形態のディファレンシャル装
置の断面図、図2は図1のI矢視図である。
置の断面図、図2は図1のI矢視図である。
【0019】この実施形態のディファレンシャル装置2
0は、エンジンによって軸線L回りに回転駆動されるデ
フケース21を有する。デフケース21は、側壁部23
および円筒状ボス部25を有するケーシング本体27
と、円筒状ボス部35を有するカバー37とからなる。
カバー37は、ケーシング本体27の側壁部23と反対
側の開口面を塞ぐように、ケーシング本体27にボルト
で結合されている。デフケース21の内部には、左右の
出力側サイドギヤ41、43が前記軸線Lと共軸に回転
自在に対向配置されている。図中左のサイドギヤ41
は、その端部外周が、カバー37のボス部35の内周に
形成した円形凹部47の内周に嵌合されることで、軸線
Lに対してセンタリングされ、図中右のサイドギヤ43
は、その端部外周が、ケーシング本体27のボス部25
の内周に形成した円形凹部49の内周に嵌合されること
で、軸線Lに対してセンタリングされている。
0は、エンジンによって軸線L回りに回転駆動されるデ
フケース21を有する。デフケース21は、側壁部23
および円筒状ボス部25を有するケーシング本体27
と、円筒状ボス部35を有するカバー37とからなる。
カバー37は、ケーシング本体27の側壁部23と反対
側の開口面を塞ぐように、ケーシング本体27にボルト
で結合されている。デフケース21の内部には、左右の
出力側サイドギヤ41、43が前記軸線Lと共軸に回転
自在に対向配置されている。図中左のサイドギヤ41
は、その端部外周が、カバー37のボス部35の内周に
形成した円形凹部47の内周に嵌合されることで、軸線
Lに対してセンタリングされ、図中右のサイドギヤ43
は、その端部外周が、ケーシング本体27のボス部25
の内周に形成した円形凹部49の内周に嵌合されること
で、軸線Lに対してセンタリングされている。
【0020】図中左のサイドギヤ41はボス部51によ
り図示外の左の出力軸にスプライン連結され、右のサイ
ドギヤ43はボス部53により図示外の右の出力軸にス
プライン連結されている。各出力軸(回転軸)は、カバ
ー37のボス部35およびケーシング本体27のボス部
25を貫通して装備されている。カバー37のボス部3
5およびケーシング本体27のボス部25の各内周に
は、第1のオイル通路としての螺旋溝46、48が形成
されている。螺旋溝46、48は、デフケース21の回
転によってオイル溜りからデフケース21内部にオイル
を導入する方向に傾斜角θを与えたものである。
り図示外の左の出力軸にスプライン連結され、右のサイ
ドギヤ43はボス部53により図示外の右の出力軸にス
プライン連結されている。各出力軸(回転軸)は、カバ
ー37のボス部35およびケーシング本体27のボス部
25を貫通して装備されている。カバー37のボス部3
5およびケーシング本体27のボス部25の各内周に
は、第1のオイル通路としての螺旋溝46、48が形成
されている。螺旋溝46、48は、デフケース21の回
転によってオイル溜りからデフケース21内部にオイル
を導入する方向に傾斜角θを与えたものである。
【0021】また、サイドギヤ41、43のボス部5
1、53の端面(外側の端面)と、デフケース21の円
形凹部47、49の内側面との間には、ワッシャ55、
57が介在され、サイドギヤ41、43に外向きのスラ
スト力が作用した際、これらワッシャ55、57を介し
てサイドギヤ41、43のボス部51、53の端面がデ
フケース21に摺動するようになっている。ボス部5
1、53の内側の端面(対向面)は、互いに当接してい
る。
1、53の端面(外側の端面)と、デフケース21の円
形凹部47、49の内側面との間には、ワッシャ55、
57が介在され、サイドギヤ41、43に外向きのスラ
スト力が作用した際、これらワッシャ55、57を介し
てサイドギヤ41、43のボス部51、53の端面がデ
フケース21に摺動するようになっている。ボス部5
1、53の内側の端面(対向面)は、互いに当接してい
る。
【0022】また、ここで使用しているサイドギヤ4
1、43は、図3に示すように、ボス部51、53の外
周に第3のオイル通路としての螺旋溝52を有してい
る。この螺旋溝52は、ヘリカルギヤからなるサイドギ
ヤ41、43の歯切りの際に歯底として同時加工したも
のであり、ボス部51、53の端面まで連続して形成さ
れている。
1、43は、図3に示すように、ボス部51、53の外
周に第3のオイル通路としての螺旋溝52を有してい
る。この螺旋溝52は、ヘリカルギヤからなるサイドギ
ヤ41、43の歯切りの際に歯底として同時加工したも
のであり、ボス部51、53の端面まで連続して形成さ
れている。
【0023】また、サイドギヤ41、43のボス部5
1、53の端面と、デフケース21の壁面とが、スラス
トワッシャ55、57を介して摺動する部分には、第2
のオイル通路としてのオイル溝58、59が形成されて
いる。これらオイル溝58、59は、内周側から外周側
に向かって放射状に延びており、円周方向に等間隔に複
数設けられている。また、各オイル溝58、59は、内
周端がデフケース21のボス部25、35の内周の螺旋
溝(第1のオイル通路)46、48に連通し、外周端が
サイドギヤ41、43のボス部51、53の外周の螺旋
溝52に連通している。
1、53の端面と、デフケース21の壁面とが、スラス
トワッシャ55、57を介して摺動する部分には、第2
のオイル通路としてのオイル溝58、59が形成されて
いる。これらオイル溝58、59は、内周側から外周側
に向かって放射状に延びており、円周方向に等間隔に複
数設けられている。また、各オイル溝58、59は、内
周端がデフケース21のボス部25、35の内周の螺旋
溝(第1のオイル通路)46、48に連通し、外周端が
サイドギヤ41、43のボス部51、53の外周の螺旋
溝52に連通している。
【0024】この実施形態では、図中左側のオイル溝5
8は、サイドギヤ41のボス部51の端面に形成され、
図中右側のオイル溝59は、デフケース21の壁面に形
成されている。オイル溝58、59を形成する側(サイ
ドギヤの端面側かデフケースの壁面側)は、図示のもの
と反対にしてもよいし、両方をいずれかの側(サイドギ
ヤの端面側かデフケースの壁面側)に揃えてもよい。つ
まり、両方のオイル溝をサイドギヤの端面に形成しても
よいし、デフケースの壁面に形成してもよい。また、ス
ラストワッシャに形成することができる場合には、そう
することも可能である。
8は、サイドギヤ41のボス部51の端面に形成され、
図中右側のオイル溝59は、デフケース21の壁面に形
成されている。オイル溝58、59を形成する側(サイ
ドギヤの端面側かデフケースの壁面側)は、図示のもの
と反対にしてもよいし、両方をいずれかの側(サイドギ
ヤの端面側かデフケースの壁面側)に揃えてもよい。つ
まり、両方のオイル溝をサイドギヤの端面に形成しても
よいし、デフケースの壁面に形成してもよい。また、ス
ラストワッシャに形成することができる場合には、そう
することも可能である。
【0025】また、デフケース21には、図2に示すよ
うに、2つ一組の収納孔61、62が、周方向等間隔に
複数組(複数セット)形成されている。収納孔61、6
2にはそれぞれピニオンギヤ63、64が摺動回転自在
に収納されている。この場合のピニオンギヤ63、64
は同じ形状のものであり、収納孔61、62内に単に逆
向きに挿入されている。なお、サイドギヤ41、43、
ピニオンギヤ63、64のギヤ部はヘリカルギヤで構成
されている。
うに、2つ一組の収納孔61、62が、周方向等間隔に
複数組(複数セット)形成されている。収納孔61、6
2にはそれぞれピニオンギヤ63、64が摺動回転自在
に収納されている。この場合のピニオンギヤ63、64
は同じ形状のものであり、収納孔61、62内に単に逆
向きに挿入されている。なお、サイドギヤ41、43、
ピニオンギヤ63、64のギヤ部はヘリカルギヤで構成
されている。
【0026】ピニオンギヤ63、64は、第1、第2ギ
ヤ部65、66と、これらを連結する小径軸部67とか
らなる。一方のピニオンギヤ63(図の上側)の第1ギ
ヤ部65は、左のサイドギヤ41と噛み合っている。ま
た、反対向きに収容された他方のピニオンギヤ64の第
1ギヤ部65は、右のサイドギヤ43と噛み合ってい
る。そして、両方のピニオンギヤ63、64の第1ギヤ
部65と第2ギヤ部66とが相互に噛み合っている。そ
の相互噛み合い部は、ピニオンギヤ63、64の軸方向
の両端であり、その相互噛み合い部の間に、ピニオンギ
ヤ63、64とサイドギヤ41、43の噛み合い部が位
置している。
ヤ部65、66と、これらを連結する小径軸部67とか
らなる。一方のピニオンギヤ63(図の上側)の第1ギ
ヤ部65は、左のサイドギヤ41と噛み合っている。ま
た、反対向きに収容された他方のピニオンギヤ64の第
1ギヤ部65は、右のサイドギヤ43と噛み合ってい
る。そして、両方のピニオンギヤ63、64の第1ギヤ
部65と第2ギヤ部66とが相互に噛み合っている。そ
の相互噛み合い部は、ピニオンギヤ63、64の軸方向
の両端であり、その相互噛み合い部の間に、ピニオンギ
ヤ63、64とサイドギヤ41、43の噛み合い部が位
置している。
【0027】ピニオンギヤ63、64の両端面には、旋
盤加工時のチャック穴としてのセンター孔75が設けら
れている。また、これらピニオンギヤ61、62を収納
するデフケース21の収納孔61、62の位置に対応さ
せて、ケーシング本体27の側壁部23の内面、および
カバー37の内面(ピニオンギヤ63、64の摺動面)
には、デフケース21の半径方向に延びるオイル溝(第
4のオイル通路)77が形成されている。このオイル溝
77は、サイドギヤ41、43のボス部51、53外周
の螺旋溝52と連通している。
盤加工時のチャック穴としてのセンター孔75が設けら
れている。また、これらピニオンギヤ61、62を収納
するデフケース21の収納孔61、62の位置に対応さ
せて、ケーシング本体27の側壁部23の内面、および
カバー37の内面(ピニオンギヤ63、64の摺動面)
には、デフケース21の半径方向に延びるオイル溝(第
4のオイル通路)77が形成されている。このオイル溝
77は、サイドギヤ41、43のボス部51、53外周
の螺旋溝52と連通している。
【0028】この実施形態のディファレンシャル装置で
は、デフケース21を回転させるエンジンの駆動力は、
ピニオンギヤ63、64からサイドギヤ41、43を介
して左右の出力側に分配され、出力側間に駆動抵抗差が
生じると、ピニオンギヤ63、64の自転によってエン
ジンの駆動力が左右各個に差動分配される。
は、デフケース21を回転させるエンジンの駆動力は、
ピニオンギヤ63、64からサイドギヤ41、43を介
して左右の出力側に分配され、出力側間に駆動抵抗差が
生じると、ピニオンギヤ63、64の自転によってエン
ジンの駆動力が左右各個に差動分配される。
【0029】トルクを伝達している間、ピニオンギヤ6
3、64はサイドギヤ41、43との噛み合い反力によ
り収納孔61、62の壁面に押しつけられて摩擦抵抗が
発生すると共に、ヘリカルギヤの噛み合いスラスト力に
より、ピニオンギヤ63、64の端面やサイドギヤ4
1、43の端面とデフケース21との間、及びサイドギ
ヤ41、43間で摩擦抵抗が発生する。そして、伝達ト
ルクに比例して増大するこれらの摩擦抵抗によってトル
ク感応型の差動制限機能が得られる。
3、64はサイドギヤ41、43との噛み合い反力によ
り収納孔61、62の壁面に押しつけられて摩擦抵抗が
発生すると共に、ヘリカルギヤの噛み合いスラスト力に
より、ピニオンギヤ63、64の端面やサイドギヤ4
1、43の端面とデフケース21との間、及びサイドギ
ヤ41、43間で摩擦抵抗が発生する。そして、伝達ト
ルクに比例して増大するこれらの摩擦抵抗によってトル
ク感応型の差動制限機能が得られる。
【0030】この差動に際し、デフケース21が回転す
ると、図示しないリングギヤによって、図示しないデフ
キャリヤのオイル溜まりから撥ね上げられたオイルが、
図示しないデフケース21の開口や、デフケース21の
ボス部25、35と出力軸との間の螺旋溝46、48か
ら、デフケース21内に流出入する。特に、第1のオイ
ル通路である螺旋溝46、48からは、差動回転時に、
螺旋によるポンプ作用によりオイルが積極的に導入され
る。
ると、図示しないリングギヤによって、図示しないデフ
キャリヤのオイル溜まりから撥ね上げられたオイルが、
図示しないデフケース21の開口や、デフケース21の
ボス部25、35と出力軸との間の螺旋溝46、48か
ら、デフケース21内に流出入する。特に、第1のオイ
ル通路である螺旋溝46、48からは、差動回転時に、
螺旋によるポンプ作用によりオイルが積極的に導入され
る。
【0031】そして、螺旋溝46、48から流入したオ
イルは、サイドギヤ41、43の端面と、デフケース2
1との間に確保したオイル溝(第2のオイル通路)5
8、59、およびサイドギヤ41、43のボス部41、
53外周に形成した螺旋溝52により、積極的にサイド
ギヤ41、43の外周側に導かれる。その結果、サイド
ギヤ41、43の端面は勿論、ピニオンギヤ63、64
の相互噛み合い部や、ピニオンギヤ63、64とサイド
ギヤ41、43の噛み合い部にも十分なオイルが行き渡
る。また、サイドギヤ41、43のボス部51、53外
周の螺旋溝52の働きにより、ピニオンギヤ63、64
の端面とデフケース21との摺動部にあるオイル溝77
にも十分なオイルが供給され、その結果、ピニオンギヤ
63、64の端面の摺動部の潤滑が良好になされる。
イルは、サイドギヤ41、43の端面と、デフケース2
1との間に確保したオイル溝(第2のオイル通路)5
8、59、およびサイドギヤ41、43のボス部41、
53外周に形成した螺旋溝52により、積極的にサイド
ギヤ41、43の外周側に導かれる。その結果、サイド
ギヤ41、43の端面は勿論、ピニオンギヤ63、64
の相互噛み合い部や、ピニオンギヤ63、64とサイド
ギヤ41、43の噛み合い部にも十分なオイルが行き渡
る。また、サイドギヤ41、43のボス部51、53外
周の螺旋溝52の働きにより、ピニオンギヤ63、64
の端面とデフケース21との摺動部にあるオイル溝77
にも十分なオイルが供給され、その結果、ピニオンギヤ
63、64の端面の摺動部の潤滑が良好になされる。
【0032】この場合、サイドギヤ41、43の端部外
周は、サイドギヤ41、43のセンタリングのために、
デフケース21の円形凹部47、49の内周に密接に嵌
合しており、オイルがそこで切れるおそれがあるが、サ
イドギヤ41、43のボス部51、53の外周に第3の
オイル通路としての螺旋溝52があるから、オイルがつ
ながって流れることになり、ピニオンギヤ63、64へ
も十分な量のオイルが供給されることになる。
周は、サイドギヤ41、43のセンタリングのために、
デフケース21の円形凹部47、49の内周に密接に嵌
合しており、オイルがそこで切れるおそれがあるが、サ
イドギヤ41、43のボス部51、53の外周に第3の
オイル通路としての螺旋溝52があるから、オイルがつ
ながって流れることになり、ピニオンギヤ63、64へ
も十分な量のオイルが供給されることになる。
【0033】なお、上記各種のオイル溝を設ける位置
は、その機能に反しない限り変更可能である。例えば、
第1のオイル通路としての螺旋溝46、48は、ボス部
25、35の内周側ではなく、出力軸の外周側に設けて
もよい。第4のオイル通路としてのオイル溝77はピニ
オンギヤ63、64の端面に設けてもよい。
は、その機能に反しない限り変更可能である。例えば、
第1のオイル通路としての螺旋溝46、48は、ボス部
25、35の内周側ではなく、出力軸の外周側に設けて
もよい。第4のオイル通路としてのオイル溝77はピニ
オンギヤ63、64の端面に設けてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、出力軸の外周とボス部の内周との間に第1のオ
イル通路を設け、サイドギヤのボス部端面とデフケース
との摺動部に、内周端が第1のオイル通路と連通した第
2のオイル通路を設け、サイドギヤのボス部の外周に、
第2のオイル通路の外周端と連通する第3のオイル通路
を設けたので、デフケースの回転に伴って第1のオイル
通路からデフケース内に流入したオイルを、第2のオイ
ル通路より、サイドギヤのボス部端面に供給することが
できる。また、第2のオイル通路に流入したオイルを、
第3の通路を通して、ピニオンギヤの噛み合い部やピニ
オンギヤの端面に供給することができる。従って、ギヤ
の噛み合い部や摺動部、特に、差回転時にはピニオンギ
ヤの端面にも十分なオイルを供給することができ、焼き
付きや異音の発生を防止することができ、安定した差動
制限機能を得ることができる。
よれば、出力軸の外周とボス部の内周との間に第1のオ
イル通路を設け、サイドギヤのボス部端面とデフケース
との摺動部に、内周端が第1のオイル通路と連通した第
2のオイル通路を設け、サイドギヤのボス部の外周に、
第2のオイル通路の外周端と連通する第3のオイル通路
を設けたので、デフケースの回転に伴って第1のオイル
通路からデフケース内に流入したオイルを、第2のオイ
ル通路より、サイドギヤのボス部端面に供給することが
できる。また、第2のオイル通路に流入したオイルを、
第3の通路を通して、ピニオンギヤの噛み合い部やピニ
オンギヤの端面に供給することができる。従って、ギヤ
の噛み合い部や摺動部、特に、差回転時にはピニオンギ
ヤの端面にも十分なオイルを供給することができ、焼き
付きや異音の発生を防止することができ、安定した差動
制限機能を得ることができる。
【0035】請求項2の発明によれば、第3のオイル通
路を螺旋溝で構成したので、サイドギヤとデフケースに
差回転が発生した際に、その螺旋溝の作用によりオイル
を積極的に第2のオイル通路から第3のオイル通路側に
供給することができる。従って、ピニオンギヤの噛み合
い部やピニオンギヤの端面に十分な量のオイルを供給す
ることができ、より安定した差動制限機能を得ることが
できる。また、第3のオイル通路である螺旋溝は、サイ
ドギヤの歯切りの際に同時加工するので、特別な加工コ
ストの上昇がない。
路を螺旋溝で構成したので、サイドギヤとデフケースに
差回転が発生した際に、その螺旋溝の作用によりオイル
を積極的に第2のオイル通路から第3のオイル通路側に
供給することができる。従って、ピニオンギヤの噛み合
い部やピニオンギヤの端面に十分な量のオイルを供給す
ることができ、より安定した差動制限機能を得ることが
できる。また、第3のオイル通路である螺旋溝は、サイ
ドギヤの歯切りの際に同時加工するので、特別な加工コ
ストの上昇がない。
【0036】請求項3の発明によれば、第1のオイル通
路を、デフケースのボス部内周の螺旋溝によって構成し
たので、デフケースの回転に応じた螺旋溝の作用で、オ
イル溜りから積極的にオイルをデフケース内に導入する
ことができる。従って、第2のオイル通路、第3のオイ
ル通路を通して、ピニオンギヤの噛み合い部やピニオン
ギヤの端面に十分なオイルを供給することができ、焼き
付き等を防止して、安定した差動制限機能を得ることが
できる。
路を、デフケースのボス部内周の螺旋溝によって構成し
たので、デフケースの回転に応じた螺旋溝の作用で、オ
イル溜りから積極的にオイルをデフケース内に導入する
ことができる。従って、第2のオイル通路、第3のオイ
ル通路を通して、ピニオンギヤの噛み合い部やピニオン
ギヤの端面に十分なオイルを供給することができ、焼き
付き等を防止して、安定した差動制限機能を得ることが
できる。
【0037】請求項4の発明では、サイドギヤのボス部
の端部外周を、センタリングのためにデフケースの円形
凹部の内周に嵌合しているが、その嵌合面に第3のオイ
ル通路が存在するので、第2のオイル通路からのオイル
を第3のオイル通路を通してサイドギヤの外周側に導く
ことができる。従って、サイドギヤの外周側に導いたオ
イルにより、ピニオンギヤの端面とデフケースとの摺動
部に十分に潤滑することができる。
の端部外周を、センタリングのためにデフケースの円形
凹部の内周に嵌合しているが、その嵌合面に第3のオイ
ル通路が存在するので、第2のオイル通路からのオイル
を第3のオイル通路を通してサイドギヤの外周側に導く
ことができる。従って、サイドギヤの外周側に導いたオ
イルにより、ピニオンギヤの端面とデフケースとの摺動
部に十分に潤滑することができる。
【0038】請求項5の発明によれば、第3のオイル通
路と連通する第4のオイル通路を、ピニオンギヤ端面と
デフケースとの摺動部に形成したので、ピニオンギヤ端
面へのオイルの供給を十分に行うことができ、同摺動部
での焼き付きや異音の発生を防止して、安定した差動制
限機能を得ることができる。
路と連通する第4のオイル通路を、ピニオンギヤ端面と
デフケースとの摺動部に形成したので、ピニオンギヤ端
面へのオイルの供給を十分に行うことができ、同摺動部
での焼き付きや異音の発生を防止して、安定した差動制
限機能を得ることができる。
【図1】本発明の一実施形態を示す断面図である。
【図2】図1のI矢視図である。
【図3】本発明の一実施形態におけるサイドギヤの斜視
図である。
図である。
【図4】従来例の断面図である。
20 ディファレンシャル装置 21 デフケース 25,35 デフケースのボス部 41,43 サイドギヤ 46,48 螺旋溝(第1のオイル通路) 47,49 円形凹部 51,53 サイドギヤのボス部 52 螺旋溝(第3のオイル通路) 55,57 スラストワッシャ 58,59 オイル溝(第2のオイル通路) 61,62 収納孔 63,64 ピニオンギヤ 77 オイル溝(第4のオイル通路) L 軸線
Claims (5)
- 【請求項1】 オイル溜りの中に配置されエンジンによ
り回転駆動されるデフケースと、 デフケース内に収容され、デフケースと共通軸線回りに
回転自在に対向配置され、対向する側と反対側のボス部
端面がそれぞれスラストワッシャを介して、あるいは直
接デフケースと摺動する一対の出力側サイドギヤと、 サイドギヤの外周側に配置され、互いに噛み合うと共に
各々別のサイドギヤと噛み合う少なくとも一対のピニオ
ンギヤと、 デフケースに形成され、各ピニオンギヤを前記デフケー
スの回転軸線と平行な軸線回りに摺動回転自在に収納す
る少なくとも一対の収納孔と、 前記サイドギヤに連結された出力軸が貫通するデフケー
スのボス部と、 出力軸の外周とデフケースのボス部の内周との間に形成
された第1のオイル通路と、 前記サイドギヤのボス部端面とデフケースとの摺動部に
形成され、内周端が第1のオイル通路と連通する第2の
オイル通路と、 前記サイドギヤのボス部の外周に形成され、第2のオイ
ル通路の外周端と連通する第3のオイル通路とを備えた
ことを特徴とするディファレンシャル装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のディファレンシャル装置
であって、 前記第3のオイル通路が、ヘリカルギヤからなるサイド
ギヤの歯切りの際に歯底として同時加工された螺旋溝か
らなることを特徴とするディファレンシャル装置。 - 【請求項3】 請求項1または2記載のディファレンシ
ャル装置であって、 前記第1のオイル通路が、デフケースのボス部内周に形
成され且つデフケースの回転によって前記オイル溜りか
らデフケース内部にオイルを導入する方向に傾斜角が与
えられた螺旋溝からなることを特徴とするディファレン
シャル装置。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のディフ
ァレンシャル装置であって、 前記サイドギヤのボス部の端部外周が前記デフケースの
壁面に形成された円形凹部の内周に嵌合されることで、
サイドギヤがデフケースに対してセンタリングされてい
ることを特徴とするディファレンシャル装置。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のディフ
ァレンシャル装置であって、 前記第3のオイル通路が、前記ピニオンギヤの端面とデ
フケースとの摺動部に形成された第4のオイル通路に連
通されていることを特徴とするディファレンシャル装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7264324A JPH09112656A (ja) | 1995-10-12 | 1995-10-12 | ディファレンシャル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7264324A JPH09112656A (ja) | 1995-10-12 | 1995-10-12 | ディファレンシャル装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09112656A true JPH09112656A (ja) | 1997-05-02 |
Family
ID=17401608
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7264324A Pending JPH09112656A (ja) | 1995-10-12 | 1995-10-12 | ディファレンシャル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09112656A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018001280A (ja) * | 2016-06-27 | 2018-01-11 | 株式会社セーコウ | 潤滑構造、穿孔装置、シート処理装置及び画像形成装置 |
| CN111936768A (zh) * | 2018-03-29 | 2020-11-13 | 武藏精密工业株式会社 | 差动装置 |
| JP2021110437A (ja) * | 2020-01-15 | 2021-08-02 | 株式会社ジェイテクト | 差動装置 |
-
1995
- 1995-10-12 JP JP7264324A patent/JPH09112656A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018001280A (ja) * | 2016-06-27 | 2018-01-11 | 株式会社セーコウ | 潤滑構造、穿孔装置、シート処理装置及び画像形成装置 |
| CN111936768A (zh) * | 2018-03-29 | 2020-11-13 | 武藏精密工业株式会社 | 差动装置 |
| JP2021110437A (ja) * | 2020-01-15 | 2021-08-02 | 株式会社ジェイテクト | 差動装置 |
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