JPH09112706A - オイルシール - Google Patents
オイルシールInfo
- Publication number
- JPH09112706A JPH09112706A JP7295951A JP29595195A JPH09112706A JP H09112706 A JPH09112706 A JP H09112706A JP 7295951 A JP7295951 A JP 7295951A JP 29595195 A JP29595195 A JP 29595195A JP H09112706 A JPH09112706 A JP H09112706A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flexible portion
- oil seal
- flexible
- shaft
- inner peripheral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ベロー状の可撓部1を備え、可撓部1の内周
側にバンパー2およびシールリップ3を設けたオイルシ
ールについて、軸を挿入する際に可撓部1が反転しにく
く、また反転しても反転前の状態に戻り易いオイルシー
ルを提供する。 【解決手段】 軸挿入方向に対する可撓部1の凹側1b
を他の部分より厚肉にすることにし、また可撓部1の屈
曲部1pを軸挿入方向に対して反対側に設けることにし
た。
側にバンパー2およびシールリップ3を設けたオイルシ
ールについて、軸を挿入する際に可撓部1が反転しにく
く、また反転しても反転前の状態に戻り易いオイルシー
ルを提供する。 【解決手段】 軸挿入方向に対する可撓部1の凹側1b
を他の部分より厚肉にすることにし、また可撓部1の屈
曲部1pを軸挿入方向に対して反対側に設けることにし
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、密封装置の一種で
あるオイルシールに関する。
あるオイルシールに関する。
【0002】
【従来の技術】図5、図6または図7に示すように、自
動車等のステアリングに用いられるダスト用のオイルシ
ール(ダストシール)は、従来、ベロー状の可撓部1を
備えており、この可撓部1の内周側にバンパー2を一体
成形し、バンパー2の軸方向一端側(図上上側)に、軸
(図示せず)に摺動自在に密接するシールリップ3を一
体成形している。図6および図7において、符号4は、
可撓部1の外周側に一体成形された外周取付部である。
動車等のステアリングに用いられるダスト用のオイルシ
ール(ダストシール)は、従来、ベロー状の可撓部1を
備えており、この可撓部1の内周側にバンパー2を一体
成形し、バンパー2の軸方向一端側(図上上側)に、軸
(図示せず)に摺動自在に密接するシールリップ3を一
体成形している。図6および図7において、符号4は、
可撓部1の外周側に一体成形された外周取付部である。
【0003】しかしながら上記従来のオイルシールにお
いては、可撓部1が偏心追随性を向上させるべく薄く長
く成形されていて、その全長Lに亙って同一の厚さに成
形されているために、以下の問題がある。また可撓部1
の、略円弧形に曲げられた屈曲部1aが軸挿入方向(軸
挿入方向を矢印で示している)側(図上上側)に設けら
れているために、同じく、以下の問題がある。
いては、可撓部1が偏心追随性を向上させるべく薄く長
く成形されていて、その全長Lに亙って同一の厚さに成
形されているために、以下の問題がある。また可撓部1
の、略円弧形に曲げられた屈曲部1aが軸挿入方向(軸
挿入方向を矢印で示している)側(図上上側)に設けら
れているために、同じく、以下の問題がある。
【0004】すなわち、図8に示すように、軸5を挿入
する際に、可撓部1が反転してそのまま伸びきった状態
となるために、密封性能が不安定となり、最悪、軸5が
大きく偏心したときに可撓部1が破損する問題がある。
する際に、可撓部1が反転してそのまま伸びきった状態
となるために、密封性能が不安定となり、最悪、軸5が
大きく偏心したときに可撓部1が破損する問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に鑑
み、軸を挿入する際に可撓部が反転しにくく、また反転
しても反転前の状態に戻り易いオイルシールを提供する
ことを目的とする。
み、軸を挿入する際に可撓部が反転しにくく、また反転
しても反転前の状態に戻り易いオイルシールを提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1によるオイルシールは、ベロー状
の可撓部を備え、前記可撓部の内周側にバンパーおよび
シールリップを設けたオイルシールにおいて、軸挿入方
向に対する前記可撓部の凹側を他の部分より厚肉にする
ことにした。
め、本発明の請求項1によるオイルシールは、ベロー状
の可撓部を備え、前記可撓部の内周側にバンパーおよび
シールリップを設けたオイルシールにおいて、軸挿入方
向に対する前記可撓部の凹側を他の部分より厚肉にする
ことにした。
【0007】また本発明の請求項2によるオイルシール
は、ベロー状の可撓部を備え、前記可撓部の内周側にバ
ンパーおよびシールリップを設けたオイルシールにおい
て、前記可撓部の屈曲部を軸挿入方向に対して反対側に
設けることにした。
は、ベロー状の可撓部を備え、前記可撓部の内周側にバ
ンパーおよびシールリップを設けたオイルシールにおい
て、前記可撓部の屈曲部を軸挿入方向に対して反対側に
設けることにした。
【0008】
【作用】上記構成を備えた本発明の請求項1によるオイ
ルシールのように、軸挿入方向に対する可撓部の凹側が
他の部分より厚肉にされていると、可撓部の保形力(反
転前の状態(姿勢)を維持しようとする作用)が従来よ
り大きくなるために、軸を挿入する際に可撓部が反転し
にくくなり、また万一反転しても反転前の状態に戻り易
くなる。
ルシールのように、軸挿入方向に対する可撓部の凹側が
他の部分より厚肉にされていると、可撓部の保形力(反
転前の状態(姿勢)を維持しようとする作用)が従来よ
り大きくなるために、軸を挿入する際に可撓部が反転し
にくくなり、また万一反転しても反転前の状態に戻り易
くなる。
【0009】また上記構成を備えた本発明の請求項2に
よるオイルシールのように、可撓部の屈曲部が軸挿入方
向に対して反対側に設けられていると、可撓部が初めか
ら反転後の状態(姿勢)に置かれたようになるために、
軸を挿入する際に可撓部が反転しにくくなる。
よるオイルシールのように、可撓部の屈曲部が軸挿入方
向に対して反対側に設けられていると、可撓部が初めか
ら反転後の状態(姿勢)に置かれたようになるために、
軸を挿入する際に可撓部が反転しにくくなる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1によるオイルシ
ールにおいて、軸挿入方向に対する可撓部の凹側は、波
形を呈する可撓部の断面形状のうちの、軸を挿入する方
向から見て遠い方の波底部分であって、この部分を全周
に亙って他の部分より厚肉に成形するのが好適である。
ールにおいて、軸挿入方向に対する可撓部の凹側は、波
形を呈する可撓部の断面形状のうちの、軸を挿入する方
向から見て遠い方の波底部分であって、この部分を全周
に亙って他の部分より厚肉に成形するのが好適である。
【0011】また本発明の請求項2によるオイルシール
において、軸挿入方向に対する反対側は、軸を挿入する
方向から見て遠い側であって、ここに初めから可撓部の
屈曲部が位置するように、可撓部ないし当該オイルシー
ルを成形する。屈曲部は、従来からそうであるように、
断面円弧形に成形するのが好適である。
において、軸挿入方向に対する反対側は、軸を挿入する
方向から見て遠い側であって、ここに初めから可撓部の
屈曲部が位置するように、可撓部ないし当該オイルシー
ルを成形する。屈曲部は、従来からそうであるように、
断面円弧形に成形するのが好適である。
【0012】
【実施例】つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説
明する。
明する。
【0013】第一実施例・・・図1に示すように、当該
実施例に係るオイルシールは、先ず、ゴムまたは樹脂等
のゴム状弾性材(高分子材料)によって成形されたベロ
ー状の可撓部1を備えており、この可撓部1の内周側に
環状のバンパー2が一体成形され、このバンパー2の軸
方向一端側(図上上側)に、軸(図示せず)に摺動自在
に密接する環状のシールリップ3が一体成形され、この
シールリップ3の外周面に設けられた環状の装着溝3a
にガータスプリング6が嵌着され、所定の径方向長さL
を備えた可撓部1のうちの、矢示した軸挿入方向に対す
る凹側1bが他の部分より厚肉(t1 >t2 )に成形さ
れている。
実施例に係るオイルシールは、先ず、ゴムまたは樹脂等
のゴム状弾性材(高分子材料)によって成形されたベロ
ー状の可撓部1を備えており、この可撓部1の内周側に
環状のバンパー2が一体成形され、このバンパー2の軸
方向一端側(図上上側)に、軸(図示せず)に摺動自在
に密接する環状のシールリップ3が一体成形され、この
シールリップ3の外周面に設けられた環状の装着溝3a
にガータスプリング6が嵌着され、所定の径方向長さL
を備えた可撓部1のうちの、矢示した軸挿入方向に対す
る凹側1bが他の部分より厚肉(t1 >t2 )に成形さ
れている。
【0014】すなわち、全体として環状に成形された可
撓部1は、その外周側から内周側へかけて、上記した凹
側1bと、この凹側1bの内周端部であってかつ軸方向
一端部(図上上端部)から軸方向一端側に向けて連続成
形された第一テーパ部1cと、この第一テーパ部1cの
軸方向一端部に連続成形された断面円弧形の屈曲部1d
と、この屈曲部1dの内周端部に軸方向他端側(図上下
側)に向けて連続成形された第二テーパ部1eとを一体
に備えており、第二テーパ部1eの軸方向他端部(図上
下端部)にバンパー2が一体成形されている。したがっ
て当該実施例において、上記した他の部分は、第一テー
パ部1c、屈曲部1dおよび第二テーパ部1eである。
撓部1は、その外周側から内周側へかけて、上記した凹
側1bと、この凹側1bの内周端部であってかつ軸方向
一端部(図上上端部)から軸方向一端側に向けて連続成
形された第一テーパ部1cと、この第一テーパ部1cの
軸方向一端部に連続成形された断面円弧形の屈曲部1d
と、この屈曲部1dの内周端部に軸方向他端側(図上下
側)に向けて連続成形された第二テーパ部1eとを一体
に備えており、第二テーパ部1eの軸方向他端部(図上
下端部)にバンパー2が一体成形されている。したがっ
て当該実施例において、上記した他の部分は、第一テー
パ部1c、屈曲部1dおよび第二テーパ部1eである。
【0015】上記構成を備えたオイルシールにおいて
は、軸挿入方向に対する可撓部1の凹側1bが他の部分
より厚肉に成形されているために、この厚肉の凹側1b
が有ることによって、可撓部1の保形力(反転前の状態
(姿勢)を維持しようとする作用)が従来より大きくな
っている。したがって矢示した軸挿入方向に沿って軸を
挿入する際に、可撓部1が反転するのを実質的に防止す
ることができ、また万一反転しても、軸が回転するの伴
って可撓部1が反転前の状態に戻り易い。したがって当
該実施例に係るオイルシールによれば、可撓部1が反転
するのを原因として密封対象が洩れたり、可撓部1が損
傷したりするのを未然に防止することができる。
は、軸挿入方向に対する可撓部1の凹側1bが他の部分
より厚肉に成形されているために、この厚肉の凹側1b
が有ることによって、可撓部1の保形力(反転前の状態
(姿勢)を維持しようとする作用)が従来より大きくな
っている。したがって矢示した軸挿入方向に沿って軸を
挿入する際に、可撓部1が反転するのを実質的に防止す
ることができ、また万一反転しても、軸が回転するの伴
って可撓部1が反転前の状態に戻り易い。したがって当
該実施例に係るオイルシールによれば、可撓部1が反転
するのを原因として密封対象が洩れたり、可撓部1が損
傷したりするのを未然に防止することができる。
【0016】第二実施例・・・図2に示すように、当該
実施例に係るオイルシールは、先ず、ゴムまたは樹脂等
のゴム状弾性材(高分子材料)によって成形された環状
の外周取付部4を備えており、この外周取付部4の内周
側にベロー状の可撓部1が一体成形され、この可撓部1
の内周側に環状のバンパー2が一体成形され、このバン
パー2の軸方向一端側(図上上側)に、軸(図示せず)
に摺動自在に密接する環状のシールリップ3が一体成形
され、このシールリップ3の外周面に設けられた環状の
装着溝3aにガータスプリング6が嵌着され、所定の径
方向長さLを備えた可撓部1のうちの、矢示した軸挿入
方向に対する凹側1fが他の部分より厚肉(t1 >t
2 )に成形されている。
実施例に係るオイルシールは、先ず、ゴムまたは樹脂等
のゴム状弾性材(高分子材料)によって成形された環状
の外周取付部4を備えており、この外周取付部4の内周
側にベロー状の可撓部1が一体成形され、この可撓部1
の内周側に環状のバンパー2が一体成形され、このバン
パー2の軸方向一端側(図上上側)に、軸(図示せず)
に摺動自在に密接する環状のシールリップ3が一体成形
され、このシールリップ3の外周面に設けられた環状の
装着溝3aにガータスプリング6が嵌着され、所定の径
方向長さLを備えた可撓部1のうちの、矢示した軸挿入
方向に対する凹側1fが他の部分より厚肉(t1 >t
2 )に成形されている。
【0017】すなわち、全体として環状に成形された可
撓部1は、外周取付部4から軸方向他端側(図上下側)
に向けてこの可撓部1が始まっており、その外周側から
内周側へかけて、外周取付部4の内周端部であってかつ
軸方向他端部(図上下端部)から軸方向他端側に向けて
連続成形された第一テーパ部1gと、この第一テーパ部
1gの軸方向他端部に連続成形された凹側(第一屈曲部
とも称する)1fと、この凹側1fの内周端部に軸方向
一端側に向けて連続成形された第二テーパ部1hと、こ
の第二テーパ部1hの軸方向一端部(図上上端部)に連
続成形された断面円弧形の屈曲部(第二屈曲部とも称す
る)1iと、この屈曲部1iの内周端部に軸方向他端側
に向けて連続成形された第三テーパ部1jとを一体に備
えており、第三テーパ部1jの軸方向他端部にバンパー
2が一体成形されている。したがって当該実施例におい
て、上記した他の部分は、第一テーパ部1g、第二テー
パ部1h、屈曲部1iおよび第三テーパ部1jである。
撓部1は、外周取付部4から軸方向他端側(図上下側)
に向けてこの可撓部1が始まっており、その外周側から
内周側へかけて、外周取付部4の内周端部であってかつ
軸方向他端部(図上下端部)から軸方向他端側に向けて
連続成形された第一テーパ部1gと、この第一テーパ部
1gの軸方向他端部に連続成形された凹側(第一屈曲部
とも称する)1fと、この凹側1fの内周端部に軸方向
一端側に向けて連続成形された第二テーパ部1hと、こ
の第二テーパ部1hの軸方向一端部(図上上端部)に連
続成形された断面円弧形の屈曲部(第二屈曲部とも称す
る)1iと、この屈曲部1iの内周端部に軸方向他端側
に向けて連続成形された第三テーパ部1jとを一体に備
えており、第三テーパ部1jの軸方向他端部にバンパー
2が一体成形されている。したがって当該実施例におい
て、上記した他の部分は、第一テーパ部1g、第二テー
パ部1h、屈曲部1iおよび第三テーパ部1jである。
【0018】上記構成を備えたオイルシールにおいて
は、軸挿入方向に対する可撓部1の凹側1fが他の部分
より厚肉に成形されているために、この厚肉の凹側1f
が有ることによって、可撓部1の保形力(反転前の状態
(姿勢)を維持しようとする作用)が従来より大きくな
っている。したがって矢示した軸挿入方向に沿って軸を
挿入する際に、可撓部1が反転するのを実質的に防止す
ることができ、また万一反転しても、軸が回転するの伴
って可撓部1が反転前の状態に戻り易い。したがって当
該実施例に係るオイルシールによれば、可撓部1が反転
するのを原因として密封対象が洩れたり、可撓部1が損
傷したりするのを未然に防止することができる。
は、軸挿入方向に対する可撓部1の凹側1fが他の部分
より厚肉に成形されているために、この厚肉の凹側1f
が有ることによって、可撓部1の保形力(反転前の状態
(姿勢)を維持しようとする作用)が従来より大きくな
っている。したがって矢示した軸挿入方向に沿って軸を
挿入する際に、可撓部1が反転するのを実質的に防止す
ることができ、また万一反転しても、軸が回転するの伴
って可撓部1が反転前の状態に戻り易い。したがって当
該実施例に係るオイルシールによれば、可撓部1が反転
するのを原因として密封対象が洩れたり、可撓部1が損
傷したりするのを未然に防止することができる。
【0019】第三実施例・・・図3に示すように、当該
実施例に係るオイルシールは、先ず、ゴムまたは樹脂等
のゴム状弾性材(高分子材料)によって成形された環状
の外周取付部4を備えており、この外周取付部4の内周
側にベロー状の可撓部1が一体成形され、この可撓部1
の内周側に環状のバンパー2が一体成形され、このバン
パー2の軸方向一端側(図上上側)に、軸(図示せず)
に摺動自在に密接する環状のシールリップ3が一体成形
され、このシールリップ3の外周面に設けられた環状の
装着溝3aにガータスプリング6が嵌着され、所定の径
方向長さLを備えた可撓部1のうちの、矢示した軸挿入
方向に対する凹側1kが他の部分より厚肉(t1 >t
2 )に成形されている。
実施例に係るオイルシールは、先ず、ゴムまたは樹脂等
のゴム状弾性材(高分子材料)によって成形された環状
の外周取付部4を備えており、この外周取付部4の内周
側にベロー状の可撓部1が一体成形され、この可撓部1
の内周側に環状のバンパー2が一体成形され、このバン
パー2の軸方向一端側(図上上側)に、軸(図示せず)
に摺動自在に密接する環状のシールリップ3が一体成形
され、このシールリップ3の外周面に設けられた環状の
装着溝3aにガータスプリング6が嵌着され、所定の径
方向長さLを備えた可撓部1のうちの、矢示した軸挿入
方向に対する凹側1kが他の部分より厚肉(t1 >t
2 )に成形されている。
【0020】すなわち、全体として環状に成形された可
撓部1は、外周取付部4から軸方向一端側に向けてこの
可撓部1が始まっており、その外周側から内周側へかけ
て、外周取付部4の内周端部であってかつ軸方向一端部
(図上上端部)から軸方向一端側に向けて連続成形され
た第一テーパ部1lと、この第一テーパ部1lの軸方向
一端部に連続成形された断面円弧形の第一屈曲部1m
と、この第一屈曲部1mの内周端部に軸方向他端側(図
上下側)に向けて連続成形された第二テーパ部1nと、
この第二テーパ部1nの軸方向他端部(図上下端部)に
連続成形された断面円弧形の第二屈曲部1oと、この第
二屈曲部1oの内周端部に連続成形された凹側(第三テ
ーパ部とも称する)1kとを一体に備えており、凹側1
kの軸方向一端部にバンパー2が一体成形されている。
したがって当該実施例において、上記した他の部分は、
第一テーパ部1l、第一屈曲部1m、第二テーパ部1n
および第二屈曲部1oである。
撓部1は、外周取付部4から軸方向一端側に向けてこの
可撓部1が始まっており、その外周側から内周側へかけ
て、外周取付部4の内周端部であってかつ軸方向一端部
(図上上端部)から軸方向一端側に向けて連続成形され
た第一テーパ部1lと、この第一テーパ部1lの軸方向
一端部に連続成形された断面円弧形の第一屈曲部1m
と、この第一屈曲部1mの内周端部に軸方向他端側(図
上下側)に向けて連続成形された第二テーパ部1nと、
この第二テーパ部1nの軸方向他端部(図上下端部)に
連続成形された断面円弧形の第二屈曲部1oと、この第
二屈曲部1oの内周端部に連続成形された凹側(第三テ
ーパ部とも称する)1kとを一体に備えており、凹側1
kの軸方向一端部にバンパー2が一体成形されている。
したがって当該実施例において、上記した他の部分は、
第一テーパ部1l、第一屈曲部1m、第二テーパ部1n
および第二屈曲部1oである。
【0021】上記構成を備えたオイルシールにおいて
は、軸挿入方向に対する可撓部1の凹側1kが他の部分
より厚肉に成形されているために、この厚肉の凹側1k
が有ることによって、可撓部1の保形力(反転前の状態
(姿勢)を維持しようとする作用)が従来より大きくな
っている。したがって矢示した軸挿入方向に沿って軸を
挿入する際に、可撓部1が反転するのを実質的に防止す
ることができ、また万一反転しても、軸が回転するの伴
って可撓部1が反転前の状態に戻り易い。したがって当
該実施例に係るオイルシールによれば、可撓部1が反転
するのを原因として密封対象が洩れたり、可撓部1が損
傷したりするのを未然に防止することができる。
は、軸挿入方向に対する可撓部1の凹側1kが他の部分
より厚肉に成形されているために、この厚肉の凹側1k
が有ることによって、可撓部1の保形力(反転前の状態
(姿勢)を維持しようとする作用)が従来より大きくな
っている。したがって矢示した軸挿入方向に沿って軸を
挿入する際に、可撓部1が反転するのを実質的に防止す
ることができ、また万一反転しても、軸が回転するの伴
って可撓部1が反転前の状態に戻り易い。したがって当
該実施例に係るオイルシールによれば、可撓部1が反転
するのを原因として密封対象が洩れたり、可撓部1が損
傷したりするのを未然に防止することができる。
【0022】第四実施例・・・図4に示すように、当該
実施例に係るオイルシールは、先ず、ゴムまたは樹脂等
のゴム状弾性材(高分子材料)によって成形されたベロ
ー状の可撓部1を備えており、この可撓部1の内周側に
環状のバンパー2が一体成形され、このバンパー2の軸
方向一端側(図上上側)に、軸(図示せず)に摺動自在
に密接する環状のシールリップ3が一体成形され、この
シールリップ3の外周面に設けられた環状の装着溝3a
にガータスプリング6が嵌着され、可撓部1に設けられ
た唯一の断面円弧形の屈曲部1pが矢示した軸挿入方向
に対して反対側、すなわち軸を挿入する方向から見て遠
い側、すなわち図上上方に配置されている。
実施例に係るオイルシールは、先ず、ゴムまたは樹脂等
のゴム状弾性材(高分子材料)によって成形されたベロ
ー状の可撓部1を備えており、この可撓部1の内周側に
環状のバンパー2が一体成形され、このバンパー2の軸
方向一端側(図上上側)に、軸(図示せず)に摺動自在
に密接する環状のシールリップ3が一体成形され、この
シールリップ3の外周面に設けられた環状の装着溝3a
にガータスプリング6が嵌着され、可撓部1に設けられ
た唯一の断面円弧形の屈曲部1pが矢示した軸挿入方向
に対して反対側、すなわち軸を挿入する方向から見て遠
い側、すなわち図上上方に配置されている。
【0023】上記構成を備えたオイルシールにおいて
は、可撓部1の唯一の屈曲部1pが軸挿入方向に対して
反対側に設けられているために、この可撓部1は初めか
ら反転後の状態(姿勢)に置かれたようなものである。
したがって矢示した軸挿入方向に沿って軸を挿入する際
に、可撓部1が反転するのを実質的に防止することがで
き、可撓部1が反転するのを原因として密封対象が洩れ
たり、可撓部1が損傷したりするのを未然に防止するこ
とができる。
は、可撓部1の唯一の屈曲部1pが軸挿入方向に対して
反対側に設けられているために、この可撓部1は初めか
ら反転後の状態(姿勢)に置かれたようなものである。
したがって矢示した軸挿入方向に沿って軸を挿入する際
に、可撓部1が反転するのを実質的に防止することがで
き、可撓部1が反転するのを原因として密封対象が洩れ
たり、可撓部1が損傷したりするのを未然に防止するこ
とができる。
【0024】
【発明の効果】本発明は、以下の効果を奏する。
【0025】すなわち、先ず、上記構成を備えた本発明
の請求項1によるオイルシールにおいては、軸挿入方向
に対する可撓部の凹側が他の部分より厚肉に成形されて
いるために、この厚肉の凹側が有ることによって、可撓
部の保形力(反転前の状態(姿勢)を維持しようとする
作用)が従来より大きくなっている。したがって軸挿入
方向に沿って軸を挿入する際に、可撓部が反転するのを
実質的に防止することができ、また万一反転しても、軸
が回転するの伴って可撓部が反転前の状態に戻り易い。
したがって当該実施例に係るオイルシールによれば、可
撓部が反転するのを原因として密封対象が洩れたり、可
撓部が損傷したりするのを未然に防止することができ
る。
の請求項1によるオイルシールにおいては、軸挿入方向
に対する可撓部の凹側が他の部分より厚肉に成形されて
いるために、この厚肉の凹側が有ることによって、可撓
部の保形力(反転前の状態(姿勢)を維持しようとする
作用)が従来より大きくなっている。したがって軸挿入
方向に沿って軸を挿入する際に、可撓部が反転するのを
実質的に防止することができ、また万一反転しても、軸
が回転するの伴って可撓部が反転前の状態に戻り易い。
したがって当該実施例に係るオイルシールによれば、可
撓部が反転するのを原因として密封対象が洩れたり、可
撓部が損傷したりするのを未然に防止することができ
る。
【0026】また上記構成を備えた本発明の請求項2に
よるオイルシールにおいては、可撓部の屈曲部が軸挿入
方向に対して反対側に設けられているために、この可撓
部が初めから反転後の状態(姿勢)に置かれたようなも
のである。したがって軸挿入方向に沿って軸を挿入する
際に、可撓部が反転するのを実質的に防止することがで
き、可撓部が反転するのを原因として密封対象が洩れた
り、可撓部が損傷したりするのを未然に防止することが
できる。
よるオイルシールにおいては、可撓部の屈曲部が軸挿入
方向に対して反対側に設けられているために、この可撓
部が初めから反転後の状態(姿勢)に置かれたようなも
のである。したがって軸挿入方向に沿って軸を挿入する
際に、可撓部が反転するのを実質的に防止することがで
き、可撓部が反転するのを原因として密封対象が洩れた
り、可撓部が損傷したりするのを未然に防止することが
できる。
【図1】本発明の第一実施例に係るオイルシールの要部
断面図
断面図
【図2】本発明の第二実施例に係るオイルシールの要部
断面図
断面図
【図3】本発明の第三実施例に係るオイルシールの要部
断面図
断面図
【図4】本発明の第四実施例に係るオイルシールの要部
断面図
断面図
【図5】従来例に係るオイルシールの要部断面図
【図6】従来例に係るオイルシールの要部断面図
【図7】従来例に係るオイルシールの要部断面図
【図8】従来例に係るオイルシールが反転した状態を示
す要部断面図
す要部断面図
1 可撓部 1a,1d,1i,1m,1o,1p 屈曲部 1b,1f,1k 凹側 1c,1e,1g,1h,1j,1l,1n テーパ部 2 バンパー 3 シールリップ 3a 装着溝 4 外周取付部 5 軸 6 ガータスプリング
Claims (2)
- 【請求項1】 ベロー状の可撓部(1)を備え、前記可
撓部(1)の内周側にバンパー(2)およびシールリッ
プ(3)を設けたオイルシールにおいて、軸挿入方向に
対する前記可撓部(1)の凹側(1b)(1f)(1
k)を他の部分より厚肉にしたことを特徴とするオイル
シール。 - 【請求項2】 ベロー状の可撓部(1)を備え、前記可
撓部(1)の内周側にバンパー(2)およびシールリッ
プ(3)を設けたオイルシールにおいて、前記可撓部
(1)の屈曲部(1p)を軸挿入方向に対して反対側に
設けたことを特徴とするオイルシール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7295951A JPH09112706A (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | オイルシール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7295951A JPH09112706A (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | オイルシール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09112706A true JPH09112706A (ja) | 1997-05-02 |
Family
ID=17827218
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7295951A Pending JPH09112706A (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | オイルシール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09112706A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2025173219A1 (ja) * | 2024-02-16 | 2025-08-21 | Nok株式会社 | 密封装置 |
| EP4425016A4 (en) * | 2021-10-26 | 2025-10-22 | Nok Corp | STEERING DUST SEAL AND SEALING DEVICE |
-
1995
- 1995-10-20 JP JP7295951A patent/JPH09112706A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP4425016A4 (en) * | 2021-10-26 | 2025-10-22 | Nok Corp | STEERING DUST SEAL AND SEALING DEVICE |
| US12578018B2 (en) | 2021-10-26 | 2026-03-17 | Nok Corporation | Steering dust seal and sealing device |
| WO2025173219A1 (ja) * | 2024-02-16 | 2025-08-21 | Nok株式会社 | 密封装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031210 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040204 |
|
| A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20040209 |
|
| A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20040319 |