JPH09114601A - 磁気テープ記録再生システム - Google Patents

磁気テープ記録再生システム

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Publication number
JPH09114601A
JPH09114601A JP7294888A JP29488895A JPH09114601A JP H09114601 A JPH09114601 A JP H09114601A JP 7294888 A JP7294888 A JP 7294888A JP 29488895 A JP29488895 A JP 29488895A JP H09114601 A JPH09114601 A JP H09114601A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
data
dit
data recorder
recorder
Prior art date
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Pending
Application number
JP7294888A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Izeki
明 井関
Tsuyoshi Nishio
強 西尾
Shinji Aoki
信二 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH09114601A publication Critical patent/JPH09114601A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープ交換時間を含んだ実質的データ転送レ
ートを改善することができる。 【解決手段】 ホストコンピュータ110とデータレコ
ーダ111との間は、SCSIケーブル113で接続さ
れる。また、オートチェンジャー112は、ホストコン
ピュータ110と結合されている。ホストコンピュータ
110は、ハードディスクドライブ114を備え、デー
タレコーダ111は、DIT用メモリ116を備えてい
る。データレコーダ111に対して、装填されるテープ
115は、オートチェンジャー112から供給される。
フィジカルロードによってテープからDITを読み出す
代わりに、ホストコンピュータ110からのSCSIの
ライトDITコマンドを使用して、ロジカルロードを行
なう。さらに、フィジカルアンロードによってテープ上
にDITを書き込む代わりに、SCSIのリードDIT
コマンドを使用して、ロジカルアンロードを行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば回転ヘッ
ドにより磁気テープに斜めのトラックとしてディジタル
データを記録するヘリカルスキャン型のデータレコーダ
に適用できる磁気テープ記録再生システムに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ等の外部記憶装置として使
用される磁気テープ装置が知られている。磁気テープ装
置の一つとして、回転ヘッドによりディジタルデータを
カセットテープに記録するヘリカルスキャン型のものが
知られている。かかる磁気テープ装置は、テープに対し
てライト/リードを開始する場合の処理(ロード処理と
称する)として、テープが装着されてからテープ上のヘ
ッダ情報が読み取られ、装置のメモリに格納される。ま
た、リード/ライトを終了する場合の処理(アンロード
処理と称する)として、装置のメモリに蓄えられている
ヘッダ情報がテープ上に移され、そして、テープが抜き
取られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一例として、データレ
コーダに対してテープカセットをロボットにより装填、
排出するオートチェンジャを組み合わせて、複数のテー
プを交換して使用する場合、テープの交換のたびにロー
ド、アンロードの処理時間が必要になるため、ユーザデ
ータへのアクセスが遅くなる。よって、データ転送レー
トの実質的低下が起きていた。すなわち、テープの交換
時に必要とされる、ロード、アンロード操作では、デー
タを管理するための情報をまとめたテーブルであるDI
T(データ情報テーブル)をテープから読み、また、テ
ープ上に書くために、テープの早送り、巻き戻し、サー
チ、リード、ライトといった動きを繰り返す必要があ
る。この時間を短縮することは、テープを使用した磁気
テープ装置だけでは困難である。
【0004】従って、この発明の目的は、テープ交換時
にテーブルをテープから/に読み/書きする時間を削減
することで、テープ交換時間を含んだ実質的データ転送
レートを改善することができる磁気テープ記録再生シス
テムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、データレコ
ーダとコンピュータとを結合した磁気テープ記録再生シ
ステムにおいて、磁気テープ上にデータを管理するため
の情報およびテープ固有の番号をまとめたテーブルが記
録され、テープのロード時に、コンピュータからデータ
レコーダへテーブルを転送し、データレコーダにおい
て、テーブルを記憶し、テープのアンロード時に、テー
ブルをデータレコーダからコンピュータへ転送し、コン
ピュータにおいて、テーブルを記憶するようにしたこと
を特徴とする磁気テープ記録再生システムである。ま
た、この発明は、磁気テープをシステム内に取り込む場
合には、磁気テープに記録されているテーブルを再生
し、再生されたテーブルをデータレコーダからコンピュ
ータへ転送し、磁気テープをシステム外に取り出す場合
には、データレコーダに記憶されているテーブルを磁気
テープに記録するようにしたことを特徴とする磁気テー
プ記録再生システムである。
【0006】このように、テープ上のデータを高速アク
セスするために必要とされるテーブルを、データレコー
ダとコンピュータの間で転送する機能を付加する。そし
て、テープ交換時にテーブルをテープから/に読み/書
きする時間を削減することで、テープ交換時間を含んだ
実質的データ転送レートを改善することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の一実施例の説明に先立
って、この発明を適用できるデータレコーダの一例につ
いて説明する。ここで説明するデータレコーダは、カセ
ットテープに対して回転ヘッドによりディジタルデータ
を記録/再生するものである。図1および図2は、装置
の外観の前面および背面をそれぞれ示す。
【0008】図示のように、上下に積み重ねられた二つ
のユニット、すなわち、テープドライブコントローラ1
と、ディジタル情報レコーダ2とによって、データレコ
ーダが構成される。テープドライブコントローラ1の前
面パネルには、カセットテープのローディング/アンロ
ーディングを操作するボタン3、カセットテープがロー
ディングされているかどうか、電源オンの状態等をそれ
ぞれ表示する複数の発光ダイオード4が設けられてい
る。ディジタル情報レコーダ2の前面パネルには、カセ
ットテープ挿入口5が設けられている。さらに、開閉自
在のパネル6で覆われた部分にも他の操作ボタンが配置
されている。
【0009】図2に示すように、テープドライブコント
ローラ1およびディジタル情報レコーダ2のそれぞれの
背面には、複数のコネクタが設けられている。下側のテ
ープドライブコントローラ1には、データ入力/出力コ
ネクタ11、コントロール用コネクタ12、RS232
Cコネクタ13、2個のSCSIコネクタ14aおよび
14b、交流電源入力コネクタ15、直流電源出力コネ
クタ16が設けられる。
【0010】一方、ディジタル情報レコーダ2には、デ
ータ入力/出力コネクタ21、コントロール用コネクタ
22、RS232Cコネクタ23が設けられる。ディジ
タル情報レコーダ2の動作電源は、テープドライブコン
トローラ1の直流電源出力コネクタ16に接続ケーブル
を接続することで供給される。データ入力/出力コネク
タ11および21間がケーブルで接続され、データフロ
ーがコントローラ1およびレコーダ2間で送受される。
コントロール用コネクタ12および22がケーブルで接
続され、コントロール信号の授受がなされる。さらに、
RS232Cコネクタ13および23は、診断用に設け
られている。
【0011】図3に示すように、ホストコンピュータ2
0とデータレコーダを接続するときには、SCSIコネ
クタ14aおよび14bが使用される。ホストコンピュ
ータ20がデータレコーダに対して例えばリード命令を
与えると、データレコーダがデータをホストコンピュー
タ20に対して出力する。
【0012】ディジタル情報レコーダ2は、カセットテ
ープに対して回転ヘッドによりディジタルデータを記録
/再生する。図4は、このレコーダ2のヘッド配置の一
例を示す。図示の方向で、所定速度で回転するドラム2
5に対して、記録用の4個のヘッドRa、Rb、Rcお
よびRdと再生用の4個のヘッドPa、Pb、Pcおよ
びPdがそれぞれ取り付けられる。
【0013】ヘッドRa、Rbが近接した位置に設けら
れ、同様に、ヘッドRcおよびRd、ヘッドPaおよび
Pb、ヘッドPcおよびPdのペアがそれぞれ近接した
位置に設けられる。また、これらの近接する二つのヘッ
ド間のギャップの延長方向(アジマスと称される)が異
ならされている。180°の間隔で対向するヘッドRa
およびRcが第1のアジマスを有し、同様に、180°
の間隔で対向するヘッドRbおよびRdが第2のアジマ
スを有する。また、ヘッドPaおよびPcが第1のアジ
マスを有し、ヘッドPbおよびPdが第2のアジマスを
有する。このように、アジマスを異ならせるのは、隣接
トラック間のクロストークを防止するためである。近接
する二つのヘッドは、実際には、ダブルアジマスヘッド
と称される一体構造のヘッドとして実現される。
【0014】ドラム25の周面には、180°よりやや
大きい角範囲にわたって、カセットから引き出されたテ
ープ(例えば1/2インチ幅)が斜めに巻き付けられ
る。テープは、所定速度で送られる。従って、記録時に
は、ドラム25が1回転する期間の前半で、ヘッドRa
およびRbがテープを走査し、その後半でヘッドRcお
よびRdがテープを走査する。再生時では、ヘッドPa
およびPbがテープを走査し、次に、ヘッドPcおよび
Pdがテープを走査する。
【0015】図5は、ディジタル情報レコーダ2のテー
プ上のトラックパターンを示す。テープの幅方向の上下
にそれぞれ長手方向トラックが形成され、その間にヘリ
カルトラックが形成される。上側の長手方向トラック2
6には、コントロール信号が記録され、下側の長手方向
トラック27には、タイムコードが記録される。タイム
コードは、テープの長手方向の位置を指示するもので、
例えばSMPTEタイムコードが使用される。ドラム2
5の1回転で、ヘッドRaおよびRbによって、2本の
ヘリカルトラックTaおよびTbが同時に形成され、次
に、ヘッドRcおよびRdによって、2本のヘリカルト
ラックTcおよびTdが同時に形成される。なお、各ヘ
リカルトラックは、前半部分と後半部分とが分離して形
成され、この中間の部分にトラッキング用のパイロット
信号の記録エリア28が設けられる。
【0016】SMPTEタイムコードは、VTR等のビ
デオ信号に対して開発されたもので、その最小の単位が
フレーム(1/30秒)である。後述するように、デー
タレコーダでは、図5に示す4本のトラックTa〜Td
に記録可能なデータを取り扱うデータの論理データ単位
(トラックセットと称する)としている。例えば16本
のトラックがビデオ信号の1フレームと対応するような
場合では、タイムコードのフレームの桁より下位の桁
(0,1,2,または3の値)を設けて、トラックセッ
トを単位とするタイムコード(IDとも称する)を使用
する必要がある。SMPTEタイムコードの場合には、
ユーザーデータエリアが用意されているので、このよう
な修正が可能である。
【0017】図6は、テープドライブコントローラ1お
よびディジタル情報レコーダ2のシステム構成を概略的
に示す。コントローラ1内のシステムコントローラ31
の主な機能は、下記のものである。 SCSIコントローラ32の管理 バッファメモリ33の管理 ファイル管理/テーブル管理 データの書込み、読出し、リトライの管理 ディジタル情報レコーダ2の制御 自己診断
【0018】SCSIコントローラ32を介してホスト
コンピュータとの接続がなされる。バッファメモリ33
とテープドライブコントローラ側との間には、ドライブ
コントローラ34が設けられる。バッファメモリ33か
ら読出されたデータがドライブコントローラ34を介し
てC2エンコーダ35に供給される。C2エンコーダ3
5に対してトラックインターリーブ回路36およびC1
エンコーダ37が接続される。
【0019】C2エンコーダ35およびC1エンコーダ
37は、記録データに対して、積符号のエラー訂正符号
化を行なうものである。また、トラックインターリーブ
回路36は、記録/再生のプロセスで発生するエラーの
訂正能力を高めるために、データを記録する時のトラッ
クへの分配を制御する。
【0020】さらに、テープ上にデータを記録する時に
は、同期信号で区切られたSYNCブロックを単位とす
るので、トラックインターリーブ回路36において、ブ
ロック同期信号が付加される。さらに、C1エンコーダ
37において、C1パリティが生成された後に、データ
のランダム化、複数のSYNCブロック内でのワードの
インターリーブ処理がなされる。
【0021】C1エンコーダ37からのディジタルデー
タがディジタル情報レコーダ2へ伝送される。ディジタ
ル情報レコーダ2は、チャンネル符号のエンコーダ38
で受け取ったディジタルデータを符号化し、RF,アン
プ39を介して記録ヘッドRa〜Rdへ記録データを出
力する。ヘッドRa〜Rdによって、テープ上に記録デ
ータが記録される。RF,アンプ39は、パーシャルレ
スポンスクラス4(PR(1,0,−1))の処理を行
なう。
【0022】再生ヘッドPa〜Pdによってテープから
再生されたデータがRF,アンプ41を介してチャンネ
ル符号のデコーダ42に供給される。RF,アンプ41
は、再生アンプ、イコライザ、ビタビ復号器等を含む。
チャンネル符号のデコーダ42の出力がテープドライブ
コントローラ1へ伝送され、C1デコーダ43へ入力さ
れる。
【0023】C1デコーダ43に対してトラックディイ
ンターリーブ回路44が接続され、さらに、C2デコー
ダ45がディインターリーブ回路44に対して接続され
る。C1デコーダ43、トラックディインターリーブ回
路44およびC2デコーダ45は、それぞれC1エンコ
ーダ37、トラックインターリーブ回路36およびC2
エンコーダ35のそれぞれが行なう処理と逆の処理を行
なう。C2デコーダ45からの再生(リード)データが
ドライブコントローラ34を介してバッファメモリ33
に供給される。
【0024】ディジタル情報レコーダ2には、システム
コントローラ46が設けられている。また、テープの長
手方向のトラックに対する固定ヘッド47が設けられ、
このヘッド47は、システムコントローラ46と結合さ
れ、ヘッド47によって、コントロール信号およびタイ
ムコードの記録/再生がなされる。システムコントロー
ラ46は、テープドライブコントローラ1のシステムコ
ントローラ31と双方向のバスを介して接続される。
【0025】システムコントローラ46に対してメカニ
ズムコントローラ48が接続される。メカニズムコント
ローラ48は、サーボ回路を含み、モータドライブ回路
49を介してモータ50をドライブする。システムコン
トローラ46は、例えば2個のCPUを有し、テープド
ライブコントローラ1との通信、タイムコードの記録/
再生の制御、記録/再生のタイミングの制御等をシステ
ムコントローラ46が行なう。
【0026】メカニズムコントローラ48は、例えば2
個のCPUを有し、ディジタル情報レコーダ2のメカニ
カルシステムを制御する。より具体的には、ヘッダ・テ
ープ系の回転の制御、テープ速度の制御、トラッキング
の制御、カセットテープのローディング/アンローディ
ングの制御、テープテンションの制御をメカニズムコン
トローラ48が制御する。モータ50は、ドラムモー
タ、キャプスタンモータ、リールモータ、カセット装着
用モータ、ローディングモータ等を全体として表してい
る。
【0027】さらに、テープドライブコントローラ1の
電源供給ユニット51からの直流電圧が入力されるDC
−DC変換回路52が設けられている。図では省略され
ているが、ディジタル情報レコーダ2には、テープエン
ドの検出センサ等の位置センサ、タイムコードの生成/
読み取り回路等が設けられている。
【0028】次に、ディジタルデータを記録する時のフ
ォーマットについて説明する。最初にテープ全体(例え
ば1つのカセット内のテープ)のレイアウトを図7に示
す。テープ全体は、物理ボリュームである。それぞれに
対してリーダテープが接続される、物理的なテープの始
端PBOT(Physical Beginning of Tape)および終端P
EOT(Physical End of Tape)の間で、記録可能なエリ
アは、LBOT(Logical Beginning of Tape) およびL
EOT(Logical End of Tape) の間である。これは、テ
ープの始端および終端では、テープが傷みやすく、エラ
ーレートが高いためである。一例として、PBOTおよ
びLBOTの間の無効エリアが7.7±0.5mと規定
され、LEOTおよびPEOTの間の無効エリアが10
mより大と規定される。
【0029】1以上の論理ボリューム(パーティション
とも称される)を管理するために、記録エリアの先頭に
VSIT(Volume Set Information Table)が記録され
る。VSITは、テープに記録されたボリュームの個数
と、テープ上の各論理ボリュームの位置情報を有する。
位置情報は、最大512個の論理ボリュームのそれぞれ
のVITの物理ID、最終物理ID、VITの論理ID
である。さらに、各論理ボリュームのUITの有無のフ
ラグもVSITに含まれる。
【0030】VSITの先頭の位置が0−IDの位置と
される。IDは、4本のトラックセット毎に付されたテ
ープ上の位置と対応するアドレスである。VSITエリ
アから最後のボリュームのDITエリアまで、IDが単
調増加に付される。一つのVSITの長さは、1−ID
である。
【0031】論理ボリュームは、DIT(Directory Inf
ormation Table) 、UIT(User Information Table)お
よびユーザデータエリアからなる。DITは、論理ボリ
ューム中のファイルを管理するための情報を有する。一
つのDITの長さは、40−IDである。UITは、オ
プションである。UITは、ファイルを管理するための
ユーザ特有の情報である。
【0032】図7において、斜線を付したエリアは、ラ
ンアップエリアである。ランアップエリアによってデー
タトラックがサーボロックされる。また、ドットを付し
たエリアは、位置余裕バンドである。この位置余裕バン
ドによって、VSITおよびDITを更新した時に、有
効データを消去することが防止される。
【0033】VSITは、データの信頼性を向上するた
めに、図8Aに示すように、10回、繰り返して記録さ
れる。従って、VSITエリアは、10トラックセット
(=10−ID)である。VSITエリアの後に、90
トラックセット以上のリトライエリアが確保される。
【0034】DITは、データの信頼性を向上するため
に、図8Bに示すように、7回、繰り返して記録され
る。DITは、図8Cに示すように、6個のテーブルか
ら構成される。6個のテーブルは、先頭から順に、VI
T(Volume Information Table)、BST(Bad Spot Tabl
e)、LIDT(Logical ID Table)、FIT(File Inform
ation Table)、UT(Update Table)、UIT(User Info
rmation Table)である。VIT、BST、LIDT、U
Tが1−IDの長さとされ、FITが20−IDの長さ
とされる。残りの16−IDのエリアが予約されてい
る。
【0035】DITの各テーブルについて説明する。V
ITのIDアドレスは、VSITに書かれているボリュ
ームの先頭の物理IDであり、その論理IDは、VSI
Tに書かれているボリュームの先頭論理IDである。V
ITは、ボリュームラベル、物理ボリューム中の最初の
データブロックの開始物理ID、その最後の物理ID等
のボリュームの情報を含む。
【0036】BSTのIDアドレスは、VITの物理I
D+1であり、その論理IDは、VITの論理ID+1
である。BSTは、論理的に無効なデータ情報を含む。
論理的に無効なデータとは、同じトラックセットIDを
有するデータが後で書かれる故に、無効として扱われる
べきデータのことである。例えば図9に示すように、影
の領域Aが論理的に無効なデータである。ライトリトラ
イ動作と、これに付随するライト動作によって論理的に
無効なデータが生じる。若し、ライト時にエラーが発生
すると、ライトリトライが自動的になされ、エラーロケ
ーションが出力され、これがBSTに登録される。そし
て、リード動作時に、BSTによって無効な領域が指示
される。論理的に無効なデータは、バッドスポットとも
称される。BSTには、最大14592個までのバッド
スポットの開始物理IDおよび終端物理IDを管理す
る。
【0037】LIDTのIDアドレスは、VITの物理
ID+2であり、その論理IDは、VITの論理ID+
2である。LIDTは、高速ブロックスペースおよびロ
ケートオペレーションのためのデータテーブルである。
すなわち、第1番目〜第296番目までのポインタの各
ポインタの論理ID、その物理ID、ファイル番号、I
Dデータのブロック管理テーブル中の最初のブロック番
号がLIDTに含まれる。
【0038】FITのIDアドレスは、VITの物理I
D+3であり、その論理IDは、VITの論理ID+3
である。FITは、テープマークと対応する2種類のデ
ータのペアからなる。テープマークは、ファイルのデリ
ミターコードである。N番目のデータペアは、ボリュー
ムの先頭からN番目のテープマークに対応する。ペアの
一方のデータは、N番目のテープマークの物理IDであ
る。この値は、テープマークの物理トラックセットID
である。他方のデータは、N番目のテープマークの絶対
ブロック番号である。この値は、テープマークと同じフ
ァイル番号を有する最後のブロックの絶対ブロック番号
である。テープマークの位置が分かるために、高速にテ
ープ上の物理的位置をアクセスできる。
【0039】UTのIDアドレスは、VITの物理ID
+39である。UTは、ボリュームが更新されたかどう
かを示す情報である。更新前では、UT中の更新ステー
タスを示すワード(4バイト)がFFFFFFFFh
(hは16進を意味する)とされ、更新後では、これが
00000000hとされる。
【0040】UITは、オプショナルなもので、例えば
100−IDのエリアである。ユーザがアクセス可能な
データテーブルであり、ユーザヘッダー用に確保されて
いる。
【0041】この例では、4本のヘリカルトラックから
なるトラックセット毎に1−IDが付される。このトラ
ックセット毎にデータブロックの論理構造が規定され
る。図10は、論理トラックセット構造を示す。論理ト
ラックセットの先頭の4バイトがフォーマットIDであ
り、これがFFFF0000hとされる。
【0042】次の136バイト(34ワード)がサブコ
ードデータのエリアである。サブコードデータは、関連
するトラックセットの管理上の情報からなる。例えば上
述したテーブル(VSIT、VIT、BST等)のID
がサブコードに含まれる。
【0043】さらに次の11684バイトからブロック
管理テーブルの長さを除いたバイト数がユーザデータの
エリアである。若し、ユーザデータのサイズが規定のも
のに達しないときには、ダミーデータが残りのエリアに
詰められる。ユーザデータエリア内で定義されるトラッ
クセットの形式としては、ユーザトラックセット、テー
プマーク(TM)トラックセット、EOD(End Of Dat
a) トラックセット、ダミートラックセットの4種類が
ある。これらのトラックセットの形式毎にサブコードお
よびブロック管理テーブルが規定される。
【0044】ユーザデータエリアの後にブロック管理テ
ーブルエリアが設けられる。ブロック管理テーブルは、
最大4096バイトの長さとされる。トラックセットの
最後の4バイトがトラックセットの終端コード(0F0
F0F0Fh)とされ、その前の12バイトが予約され
ている。ブロック管理テーブルは、ユーザデータのデー
タブロック構成を管理する。
【0045】上述したデータレコーダの論理フォーマッ
トをまとめて図11に示す。1巻のテープのような物理
ボリュームごとにVSITが記録される。論理ボリュー
ム(パーティション)毎にDITが記録され、DITに
は、5個のテーブルVIT、BST、LIDT、FI
T、UTが含まれ、オプションとしてUITが含まれ
る。さらに、4ヘリカルトラック毎にトラックセットが
規定され、トラックセット内のユーザデータエリアに
は、ユーザトラックセット、テープマークトラックセッ
ト、EOD(End Of Data) トラックセット、ダミートラ
ックセットの4種類が規定される。
【0046】さて、上述したようなデータレコーダの動
作の概略を説明する。まず、初めてのテープを使用する
場合には、テープの初期化が必要である。テープの初期
化動作では、VSIT、DIT、EODが所定位置へ書
かれ、また、ダミーデータが書かれる。
【0047】テープに対する読み/書きを開始する場
合、テープがロードされる。テープ挿入後、ボタン3を
押すことでロード動作がなされる。ロード時にVSI
T、DITの読み込みがなされる。テープに対する読み
書きを終了する場合、ボタン3を押すことによってテー
プがアンロードされる。アンロード時にVSIT、DI
Tが書き直される。ロード動作およびアンロード動作
は、ボタン3の操作以外にコマンドによっても可能であ
る。
【0048】図12は、テープドライブコントローラ1
のシステム構成をより詳細に示す。61がメインCP
U、70が2ポートRAM、80がバンクメモリ、81
がサブCPUである。メインCPU61は、システム全
体を管理するCPUである。このメインCPU61に関
連してCPUバス62が設けられ、CPUバス62に対
して各構成要素が結合される。すなわち、ROM(フラ
ッシュROM)63、PIO(パラレルI/O)64、
PIO65、コントロールパネル66、LCD67、タ
イマー68、RS232Cインターフェース69、2ポ
ートRAM70、RAM71が結合される。
【0049】PIO65がフロントパネル上のボタンと
接続されている。LCD67は、ドライブの動作状況を
ユーザがわかるように表示する表示装置である。RS2
32Cインターフェース69がシリアル端末と接続され
る。RAM71は、ファームウェアで使用するワークR
AM、プログラムのダウンロード領域、ヘッダー情報
(VSIT/DIT)を一時保管するための領域を有す
る。
【0050】CPUバス62に対して単方向制御素子7
3を介してIMバス74が接続される。このIMバス7
4に対して、S−RAM72、バンクメモリ80、SC
SIコントローラ75が接続される。SCSIコントロ
ーラ75に対してSCSIバス76を介してホストコン
ピュータが接続される。S−RAM72は、コンデンサ
バックアップRAMであり、スクリプトRAMであり、
また、実際にロガーのデータを保持するメモリである。
このメモリは、電源オフ後、2日程度データを保持する
ことができる。
【0051】2ポートRAM70には、二つのCPU6
1および81間の情報の通信のための5種類のパケット
が格納される。これらは、下記のものである。 コマンド送信パケット;CPU61から81に対し、動
作実行を要求する時に使用するパケットである。 終了ステータス受信パケット;CPU61が要求したコ
マンドに対し、CPU81が実行してその動作が終了し
た場合、終了ステータスを通知するために使用するパケ
ットである。 コマンドステータス;コマンドの進行状況を示すための
フラグである。 ドライブ管理ステータステーブル;ドライブの状況をC
PU61に知らせるためのテーブルである。このテーブ
ルは、一定周期でCPU81により書き換えられる。 データ送受信パケット;ドライブ(レコーダ)側のファ
ームウェアをSCSIバス経由でダウンロードする場合
や、ドライブ側のダイアグを、CPU61のシリアルポ
ートを使用して起動する場合に使用するバッファであ
る。なお、バンクメモリ80がデータに関してのバッフ
ァメモリである。
【0052】サブCPU81は、ドライブの制御を行う
CPUである。サブCPU81と関連するCPUバス8
2が設けられ、このバス82にROM(フラッシュRO
M)83、RAM(ワークRAM)84、タイマー8
5、RS232Cインターフェース86、RS422イ
ンターフェース87、PIO(プロセッサコントロー
ル)88、DMAコントローラ89が接続され、さら
に、2ポートRAM70およびバンクメモリ80が接続
される。
【0053】バンクメモリ80は、テープ上のデータを
格納するためのバンクメモリである。例えば8個のメモ
リバンクをバンクメモリ80が有し、ライトデータまた
はリードデータがここに蓄えられる。DMA(ダイレク
トメモリアクセス)コントローラ89は、ドライブに書
かれたデータをバンクメモリ80に張りつけるためのコ
ントローラである。RS232Cインターフェース86
は、ダイアグ用のものである。RS422インターフェ
ース87がドライブとの通信手段である。
【0054】図13は、ロード処理(すなわち、テープ
からVSIT、DITを読み込む処理)を示す。ホスト
コンピュータからのロード要求をSCSIコントローラ
75が受け取るか、またはユーザがボタンを押したこと
をPIO65が認識する。それによって、メインCPU
61がロード要求があったことを認識する。すると、C
PU61がCPU81に対して、テープを巻き戻すよう
に要求する。テープの巻き戻し動作がされた状態で、ヘ
ッドの位置は、図13Aに示すように、テープトップで
ある。
【0055】次に、バージンテープのチェックがなされ
る。これは、テープトップから5600−ID分とばす
動作である。図13Bに示すように、ヘッドの位置がV
SITの先頭となる。
【0056】そして、0−IDからVSITを読み込む
これによって、第1ボリュームに対する先頭位置/終了
位置を取得する。図13CがVSITの読込み時のヘッ
ド位置である。
【0057】次に、DITの読込み処理がなされる。つ
まり、図13Dに示すように、1720−IDから40
−ID(一つのDITの長さ)ごとにDITを読み込
む。
【0058】そして、1720〜19991−IDにD
ITを書き直す。これは、UTの更新ステータスを示す
フラグをセットする処理である。図13Eは、このDI
Tを書き直した時のヘッド位置である。最後に、図13
Fに示すように、ユーザエリアの先頭にプリロールす
る。
【0059】次に、データレコーダのアンロード処理
(メモリ(RAM71)上のデータをテープ上に戻す処
理)について図14を参照して説明する。まず、ホスト
コンピュータからのアンロード要求をSCSIコントロ
ーラ75が受け取るか、またはユーザがボタンを押した
ことをPIO65が認識する。それによって、メインC
PU61がアンロード要求があったことを認識する。す
ると、CPU61がCPU81に対して、現在の位置か
らDITの先頭にプリロールするように要求する。プリ
ロールがされた状態で、ヘッドの位置は、図14Aに示
すように、DITの先頭位置である。
【0060】次に、1720−ID〜19991−ID
にDITを書き直す。これは、UTのフラグを更新後の
ものにするために必要である。図14Bは、この場合の
ヘッドの位置である。
【0061】そして、巻戻し動作がなされ、図14Cに
示すように、ヘッドの位置がテープトップとされる。こ
のようにヘッド位置がテープトップとされている状態で
イジェクト動作がなされる。イジェクト動作によってテ
ープが損傷を受けるおそれがあるが、テープトップの位
置でイジェクトされるために、この損傷の影響を小とで
きる。
【0062】上述したようなデータレコーダのロード時
およびアンロード時におけるDITの流れを概略的に図
15に示す。図15において、101がテープ上のDI
Tを示し、102がデータレコーダのメモリ、より具体
的にはRAM71(図12参照)上のDITを示す。D
ITが記録されたテープをデータレコーダに入れたと
き、最初にDITをテープからデータレコーダのメモリ
上に読み込んでおく(ロード)。このロード操作によ
り、全てのユーザデータの位置を予め知っておくことが
できる。従って、テープからユーザデータを逐一読まな
くても、DITによって指定されたユーザデータの位置
にテープを高速で移動することができる。
【0063】このように、テープに記録されたDITを
概念的に図16Aに示す。この例では、DITとユーザ
データNo.1〜No.4の下段に、アドレスの1〜1
8が付されている。アドレスは、具体的には、上述した
IDの値である。そして、DITには、図16Bに示す
ユーザデータNo.1〜No.4に対応するそれぞれの
先頭アドレスが記録される。よって、この図16Bに示
すDITから分かるように、ユーザデータNo.1に対
応する先頭アドレスは3であり、ユーザデータNo.2
に対応する先頭アドレスは7である。また、ユーザデー
タNo.3に対応する先頭アドレスは11であり、ユー
ザデータNo.4に対応する先頭アドレスは15であ
る。
【0064】また、テープのユーザデータの追加、削除
等によるDITの変更は、データレコーダのメモリ上で
行なう。このため、DIT変更によるユーザデータへの
アクセス時間の遅れは発生しない。さらに、テープをデ
ータレコーダから排出するとき、データレコーダのメモ
リ上に記憶されている変更されたDITをテープ上に書
き込む(アンロード)。このアンロード操作により、D
ITが個々のテープに一義的に管理される。
【0065】図17に、データレコーダがテープ上でD
ITを管理するテープのユーザデータに3回アクセス
し、そしてDITを変更する場合の処理を示す。図17
Aはテープが1本の場合であり、図17Bはテープが3
本の場合である。図17において、図17Aに示すテー
プ1本の場合に比べて、図17Bに示す複数のテープ交
換では、テープをデータレコーダに出し入れするとき
に、DITをテープから/に読み/書きするロード、ア
ンロード操作の時間が必要である。すなわち、テープ上
でDITを管理する方法では、テープを交換する際のユ
ーザデータへのアクセスが遅く、データ転送レートの実
質的低下が生じる。従って、この発明は、この欠点を除
去するために、DITをホストコンピュータで管理する
システムを構成するものである。
【0066】図18に、この発明の一実施例による磁気
テープ記録再生システム、より具体的には、テープ自動
交換システムを示す。また、この発明による磁気テープ
記録再生システムのDITの流れを概略的に図19に示
す。図18において、111は、上述したものと同様の
データレコーダである。ユーザデータの転送とデータレ
コーダ111の制御のために、ホストコンピュータ11
0とデータレコーダ111との間は、SCSIケーブル
113で接続される。さらに、このSCSIのコマンド
として、既存のコマンドに対してライトDIT、リード
DITの二つを追加することで、ホストコンピュータ1
10とデータレコーダ111との間でDITの転送が可
能となる。ホストコンピュータ110は、記憶装置とし
て、例えばハードディスクドライブ114を備えてい
る。
【0067】さらに、データレコーダ111に対して、
装填されるテープ115は、オートチェンジャー112
から供給される。このオートチェンジャー112は、ホ
ストコンピュータ110と結合されており、ホストコン
ピュータ110が指定したテープ(テープカセット)を
カセットが収納されている棚から取り出し、データレコ
ーダ111に対して装填し、また、ホストコンピュータ
110からの命令によって、データレコーダ111から
排出されたカセットを棚に収納するようになされてい
る。
【0068】DITを管理する方法として、先に説明し
たデータレコーダのように、ロード時にテープからDI
Tを読み取り、読み取ったDITをデータレコーダのメ
モリに格納し、アンロード時にメモリーに格納されてい
るDITをテープ上に書き込むものがある。このような
ロードおよびアンロードを、フィジカルロードおよびフ
ィジカルアンロードと称する。
【0069】これに対して、この発明の一実施例では、
図18および図19に示すテープ自動交換システムにお
いて、最初にテープを外部から持ち込んだときに、フィ
ジカルロードを行ない、このDITおよびテープ固有の
番号をSCSIケーブル113を通じて、ホストコンピ
ュータ110のハードディスクドライブ114にデータ
ベースとして記憶する。それ以降、システム内でテープ
の出し入れを行なう場合には、DITをテープから読み
取ったり或いはテープに書き込んだりする処理の代わり
に、ハードディスクドライブ114内に記憶されている
DITを読み出したり、書き換えたりする。
【0070】このハードディスクドライブ114のDI
Tを読み出して、SCSIケーブル113を介してデー
タレコーダ111のメモリ116へ転送する処理をロジ
カルロードと称し、このメモリ116のDITを読み出
して、SCSIケーブル113を介してハードディスク
ドライブ114に転送する処理をロジカルアンロードと
称する。
【0071】すなわち、この発明の一実施例では、フィ
ジカルロードによってテープからDITを読み出す代わ
りに、ホストコンピュータ110からのSCSIのライ
トDITコマンドを使用して、ロジカルロードを行な
う。そして、フィジカルアンロードによってテープ上に
DITを書き込む代わりに、SCSIのリードDITコ
マンドを使用して、ロジカルアンロードを行なう。この
ように、テープの交換時のフィジカルロード、フィジカ
ルアンロード処理が不要となり、実質的にアクセス速度
が低下することを防止することができる。
【0072】また、SCSIインターフェースを使用し
た場合、DITが例えば4Mバイトの大きさでも、DI
Tを1秒以下で転送することが可能である。そして、テ
ープのインジェクトおよびスレッディング中またはイジ
ェクト中にDITの転送を行なえば、この時間は全く無
視できる。
【0073】ここで、複数のDITをホストコンピュー
タ110上で管理する場合、問題となるのがテープとD
ITの整合性である。従来の方法では、DITをテープ
上で管理していたため、別のテープのDITが間違って
データレコーダ111にロードされることはなかった。
しかしながら、この発明の一実施例のように、ホストコ
ンピュータ110でDITを管理する場合には、テープ
が入れ代わる可能性があるため、何らかの方法で確認す
る必要がある。
【0074】一般的に考えられる方法としては、テープ
にバーコードラベルを貼って管理する方法である。しか
し、テープにバーコードを貼る手間と、バーコード読み
取り装置が必要になるため、コストアップにつながる。
また、ボリュームラベルを使う方法では、ボリュームラ
ベルをテープから読み取る必要があるため、テープから
のDIT読み取りを省略した効果が失われてしまう。
【0075】そこで、この発明の一実施例では、データ
に付加して記録されているイニシャライズ番号を使用す
る。このイニシャライズ番号は、テープを初期化したと
きに決まる固有の番号(乱数)であり、同一テープ内の
各サブコード中には同じイニシャライズ番号が書き込ま
れている。このイニシャライズ番号がDITにも付加さ
れているため、ホストコンピュータ110から転送され
てきたDITのイニシャライズ番号とテープ上のデータ
に付加されたイニシャライズ番号とを比較することによ
って、テープの識別が可能となる。
【0076】この比較では任意テープ上の位置から再生
されたイニシャライズ番号を使用できるので、インジェ
クトおよびスレッディングの後になされるポジショニン
グ動作中に幾つかのデータを読むことで識別が実現で
き、余分な時間を全く必要としない。さらに、テープが
再度初期化され、ホストコンピュータ110が記憶して
いるDITとテープ上のDITとが不一致になった場合
でも、イニシャライズ番号が変わるので識別可能であ
る。
【0077】図20に、上述のホストコンピュータ11
0のハードディスクドライブ114に登録されたデータ
ベースの一例を示す。図20において、テープIDの0
001は、ボリュームラベルがデータ1、ビン番号(カ
セットが収納されている位置と対応する番号)が100
1、DITが1とされる。また、テープIDの0002
は、ボリュームラベルがデータ2、ビン番号が122
3、DITが2とされる。そして、テープIDの000
3も同様に、ボリュームラベル、ビン番号、DITが登
録されている。ボリュームラベルは、ユーザが付した素
材名であり、ビン番号は、テープカセットが収納される
場所を指示するデータである。
【0078】テープを自動交換するシステムでは、多数
のテープを管理するためのデータベースがもともと必要
であり、上述のテープID、ボリュームラベルおよびビ
ン番号のデータは、このようなデータベースに含まれて
いる。従って、このデータベースにDITを付加するこ
とによって、図20に示すようなデータベースは実現可
能である。また、この一実施例では、DITが4Mバイ
トのために、テープ100本で400Mバイトになり、
ホストコンピュータ110のハードディスクドライブ1
14で管理するようにしている。このように、テープの
本数が多い、或いは、マルチボリュームでテープ上に複
数のDITが存在する場合には、管理するデータベース
が大きくなり過ぎるので、DITをホストコンピュータ
110に転送するときに冗長部分の圧縮を行うことが好
ましい。
【0079】図21に、この発明の一実施例におけるデ
ータレコーダ111のロジカルロードの動作のフローチ
ャートを示す。図21において、ステップS1では、オ
ートチェンジャー112によってインジェクトされたテ
ープ115をデータレコーダ111がスレッディングす
る。すなわち、テープをカセットから引き出して所定の
走行パスに位置させる。次のステップS2では、ホスト
コンピュータ110からライトDITコマンドを受信
し、処理が次のステップS3へ移る。ステップS3で
は、ステップS1でデータレコーダ111にスレッディ
ングされたテープ115のテープの位置を確認し、処理
がステップS4へ移る。ステップS4では、DITをホ
ストコンピュータ110のハードディスクドライブ11
4から受信する。そして、処理が次のステップS5へ移
る。
【0080】ステップS5において、ステップS4で受
信したDITのフォーマットをチェックして、DIT用
メモリ116に格納する。そして、処理が次のステップ
S6へ移る。ステップS6では、データレコーダ111
内に存在するテープ115のテープの位置がテープのト
ップかどうかが決定される。若し、テープがトップ位置
ならば、処理がステップS7に移り、テープを最初のデ
ータに移動し、処理がステップS9へ移る。テープのト
ップ位置でないならば、処理がステップS8に移り、テ
ープを少し前に移動し、ステップS9へ移る。ステップ
S9では、テープ115をリードして、処理がステップ
S10へ移る。
【0081】次のステップS10では、ステップS4で
ハードディスクドライブ114から受信したDITに含
まれているイニシャライズ番号と、ステップS9でテー
プ115からリードしたデータに含まれているイニシャ
ライズ番号とが一致しているかどうかが決定される。若
し、イニシャライズ番号が一致しているならば、処理が
ステップS11に移り、グッドをホストコンピュータ1
10に対して通知して、ロジカルロード状態とする。イ
ニシャライズ番号が一致していないならば、処理がステ
ップS12に移り、テープ115のテープを一定量リー
ドしたかが決定される。若し、一定量リードしていない
ならば、処理がステップS10へ戻る。一定量リードし
ているならば、処理がステップS13に移り、チェック
コンディションでエラーをホストコンピュータ110に
対して通知する。
【0082】図22に、この発明の一実施例におけるデ
ータレコーダ111のロジカルアンロードの動作のフロ
ーチャートを示す。図22において、ステップS11で
は、ホストコンピュータ110からリードDITコマン
ドを受信する。次のステップS12では、データレコー
ダ111のDIT用メモリ116上のDITをホストコ
ンピュータ110のハードディスクドライブ114に転
送し、処理がステップS13へ移る。ステップS13で
は、ロジカルアンロード状態とし、処理が次のステップ
S14へ移る。ステップS14では、ホストコンピュー
タ110からイジェクトコマンドを受信し、処理がステ
ップS15へ移る。ステップS15では、データレコー
ダ111内に存在するテープ115をオートチェンジャ
ー112によりイジェクトする。
【0083】ここで、この発明の磁気テープ記録再生シ
ステムの外では、フィジカルロード、フィジカルアンロ
ードが行なわれ、テープ上でDITが管理されている。
このテープをこの発明によるシステムの中に入れたと
き、まだテープのDITはホストコンピュータ110の
ハードディスクドライブ114に登録されていない。従
って、最初にテープをデータレコーダ111に入れたと
き、マウントDITコマンドでテープからフィジカルロ
ードを行なう。
【0084】そして、オートチェンジャー112によ
り、データレコーダ111からテープを出すときは、リ
ードDITコマンドでホストコンピュータ110のハー
ドディスクドライブ114にロジカルアンロードを行な
いDITを吸い上げる。次に、このテープを使用すると
きは、ライトDITコマンドでホストコンピュータ11
0のハードディスクドライブ114からロジカルロード
を行なう。システムの中にテープがある間は、ロジカル
ロード、ロジカルアンロードのみを行ない、テープ交換
時間の短縮を図ることができる。
【0085】テープをこの発明によるシステムの外に出
すときは、オートチェンジャー112により、テープを
データレコーダ111に入れ、ライトDITコマンドで
ホストコンピュータ110のハードディスクドライブ1
14からロジカルロードを行なった後に、アンマウント
DITコマンドでテープにフィジカルアンロードする。
このように、テープにフィジカルアンロードを行なって
からシステムの外に出すことにより、通常の使用を可能
とする。
【0086】図23に、フィジカルロードとロジカルロ
ードを行なう場合のそれぞれの所要時間の一例を示す。
図23において、フィジカルロード操作では、インジェ
クトからプリロールまで合計54秒必要であるのに対し
て、ロジカルロード操作では、合計16秒に短縮でき
る。また、図24に、フィジカルアンロードとロジカル
アンロードを行なう場合のそれぞれの所要時間の一例を
示す。図24において、フィジカルアンロード操作で
は、合計36秒必要であるのに対して、ロジカルアンロ
ード操作では、合計10秒に短縮できる。このように、
テープの交換に必要な時間が大きく削減可能である。
【0087】図25に、フィジカルロード/アンロード
を行なう従来の磁気テープ装置と、この発明によるロジ
カルロード/アンロードを行なう場合の実質転送レート
の一例を示す。この図25は、104秒の記録を行なう
ライト動作の例である。図25において、従来の磁気テ
ープ装置では、転送データ量が1040Mバイトであ
り、合計時間260秒であるため、実質転送レートが4
Mバイト/sである。これに対して、この発明による磁
気テープ記録再生システムでは、合計時間130秒であ
り、実質転送レートが8Mバイト/sである。従って、
実質転送レートが2倍に改善されている。
【0088】上述したこの発明の一実施例では、アンロ
ード処理において、テープトップまで巻き戻し、次のロ
ード処理においてテープトップから目的のDITにとぶ
ようにしているが、テープトップまでの巻き戻し処理を
しないアンロード処理も可能である。また、この発明
は、回転ヘッド型のデータレコーダに限らず、シーケン
シャルアクセスを行なうデータレコーダに対して適用す
ることができる。
【0089】また、テープマークの属性を持たせるため
のデータフォーマットは、上述した実施例に限定される
ことなく、種々のフォーマットが可能である。
【0090】
【発明の効果】この発明は、DITがテープに読み書き
される時間を削減することで、テープ交換時間を含んだ
実質的データ転送レートを約2倍に改善することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用できるデータレコーダの概略的
な正面図である。
【図2】この発明を適用できるデータレコーダの概略的
な背面図である。
【図3】この発明を適用できるデータレコーダの使用例
を示す略線図である。
【図4】この発明を適用できるデータレコーダのヘッド
配置を示す略線図である。
【図5】この発明を適用できるデータレコーダのトラッ
クパターンを示す略線図である。
【図6】この発明を適用できるデータレコーダのシステ
ム構成を示すブロック図である。
【図7】この発明を適用できるデータレコーダのテープ
フォーマットを示す略線図である。
【図8】この発明を適用できるデータレコーダのVSI
TおよびDITのフォーマットを示す略線図である。
【図9】この発明を適用できるデータレコーダのBST
を説明するための略線図である。
【図10】この発明を適用できるデータレコーダの論理
フォーマットを説明するための略線図である。
【図11】この発明を適用できるデータレコーダのフォ
ーマット構造を説明するための略線図である。
【図12】この発明を適用できるデータレコーダのシス
テム構成のより詳細なブロック図である。
【図13】この発明を適用できるデータレコーダのロー
ド処理を説明するための略線図である。
【図14】この発明を適用できるデータレコーダのアン
ロード処理を説明するための略線図である。
【図15】この発明の一実施例を説明するためのデータ
レコーダのロード時およびアンロード時におけるDIT
の流れを示すブロック図である。
【図16】この発明の一実施例を説明するためのテープ
に記録されたDITの一例を示す略線図である。
【図17】この発明の一実施例による処理の一例を説明
するための略線図である。
【図18】この発明の一実施例による磁気テープ記録再
生システムを示すブロック図である。
【図19】この発明の一実施例による磁気テープ記録再
生システムのDITの流れを示すブロック図である。
【図20】この発明の一実施例においてホストコンピュ
ータのハードディスクドライブに登録されたデータベー
スの一例を示す略線図である。
【図21】この発明の一実施例におけるデータレコーダ
のロジカルロードの動作を示すフローチャートである。
【図22】この発明の一実施例におけるデータレコーダ
のロジカルアンロードの動作を示すフローチャートであ
る。
【図23】フィジカルロードとロジカルロードを行なう
場合のそれぞれの所要時間の一例を示す略線図である。
【図24】フィジカルアンロードとロジカルアンロード
を行なう場合のそれぞれの所要時間の一例を示す略線図
である。
【図25】従来の磁気テープ装置とこの発明による磁気
テープ記録再生システムとの実質転送レートの一例を示
す略線図である。
【符号の説明】
110 ホストコンピュータ 111 データレコーダ 112 オートチェンジャー 113 SCSIケーブル 114 ハードディスクドライブ 115 テープカセット 116 DIT用メモリ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データレコーダとコンピュータとを結合
    した磁気テープ記録再生システムにおいて、 磁気テープ上にデータを管理するための情報およびテー
    プ固有の番号をまとめたテーブルが記録され、 上記テープのロード時に、上記コンピュータから上記デ
    ータレコーダへ上記テーブルを転送し、上記データレコ
    ーダにおいて、上記テーブルを記憶し、 上記テープのアンロード時に、上記テーブルをデータレ
    コーダから上記コンピュータへ転送し、上記コンピュー
    タにおいて、上記テーブルを記憶するようにしたことを
    特徴とする磁気テープ記録再生システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の磁気テープ記録再生シ
    ステムにおいて、 磁気テープをシステム内に取り込む場合には、上記磁気
    テープに記録されている上記テーブルを再生し、再生さ
    れたテーブルを上記データレコーダから上記コンピュー
    タへ転送し、 磁気テープをシステム外に取り出す場合には、上記デー
    タレコーダに記憶されているテーブルを上記磁気テープ
    に記録するようにしたことを特徴とする磁気テープ記録
    再生システム。
JP7294888A 1995-10-18 1995-10-18 磁気テープ記録再生システム Pending JPH09114601A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010152990A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Sharp Corp 記録装置、制御方法、制御プログラムおよび記録媒体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010152990A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Sharp Corp 記録装置、制御方法、制御プログラムおよび記録媒体

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