JPH08255388A - ディジタルデータの記録再生装置および方法 - Google Patents

ディジタルデータの記録再生装置および方法

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JPH08255388A
JPH08255388A JP8024705A JP2470596A JPH08255388A JP H08255388 A JPH08255388 A JP H08255388A JP 8024705 A JP8024705 A JP 8024705A JP 2470596 A JP2470596 A JP 2470596A JP H08255388 A JPH08255388 A JP H08255388A
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JP
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recording
information table
tape
digital data
reproducing
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JP8024705A
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English (en)
Inventor
Akihiro Kikuchi
明博 菊池
Yoshihiro Giura
喜博 義浦
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンロード処理を高速化する。 【解決手段】 リード/ライトが終了してテープを抜き
取る、アンロード時に、ステップS24において、テー
プの先頭側あるいはデータの最後の何れに近いか決定さ
れる。そして、ステップS24またはS25において、
近い位置に更新したDITを書込む。この書込んだDI
Tの直後にアンロード情報を書込む(ステップS2
7)。アンロード情報内には、DITのテープ上の位置
が書かれている。ロード時には、アンロード情報を読み
取り、アンロード情報に基づいてDITを読み込む。そ
して、アンロード情報のエリアでテープを抜き取る。テ
ープトップまで巻戻す処理を不要とできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば回転ヘッ
ドにより磁気テープに斜めのトラックとしてディジタル
データを記録するヘリカルスキャン型のデータレコーダ
に適用できるデータレコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ等の外部記憶装置として使
用される磁気テープ装置が知られている。磁気テープ装
置の一つとして、回転ヘッドによりディジタルデータを
カセットテープに記録するヘリカルスキャン型のものが
知られている。かかる磁気テープ装置は、テープに対し
てライト/リードを開始する場合の処理(ロード処理と
称する)として、テープが装着されてからテープ上の所
定位置に記録されたヘッダ情報が読み取られ、装置のメ
モリに格納される。また、リード/ライトを終了する場
合の処理(アンロード処理と称する)として、装置のメ
モリに蓄えられているヘッダ情報がテープ上の所定位置
に記録され、そして、テープが抜き取られる。
【0003】従来、アンロード時には、テープを抜き取
る際に生じるテープダメージを考慮して、必ずテープト
ップまでの巻戻し処理を必要としていた。言い換える
と、テープトップの位置でテープが抜き取られるように
なされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、テープト
ップまでの巻戻し処理を必要とすることは、アンロード
処理に時間がかかる問題があった。特に、テープの場合
は、大容量であるため、リード/ライトを終了した位置
からテープトップまで巻戻すのに、かなりの時間を要す
る場合がある。
【0005】また、従来では、ヘッダ情報としてのDI
T(Directory Infomation Table)はテープ上の固定し
た位置にあり、ロード、アンロードされる毎にDITの
データを更新するために、必ずDITエリアをヘッドが
通ることになり、DITエリアだけダメージが大きい問
題があった。
【0006】従って、この発明の目的の一つは、テープ
トップまで巻戻す処理を不要とし、アンロード処理を高
速とすることが可能なデータレコーダを提供することに
ある。また、この発明の他の目的は、ロード処理を高速
とすることが可能なデータレコーダを提供することにあ
る。
【0007】この発明のさらに他の目的は、ヘッダ情報
を更新する際、そのヘッダ情報のテープ上の位置が変更
され、特定部分のみのテープダメージが大きくなること
が防止されたデータレコーダを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、記録媒体の
アンロード時に、更新したヘッダ情報を書込み、このヘ
ッダ情報の後にヘッダ情報の上記記録媒体上の位置を示
す情報を含むアンロード情報を書込むようにしたデータ
レコーダである。
【0009】また、この発明は、記録媒体のアンロード
時に、テープおよびボリュームの固有の値を含む更新し
たヘッダ情報を書込み、ヘッダ情報の固有の値と、更新
したヘッダ情報の書込み位置とをメモリ上のデータベー
スに登録するようにしたデータレコーダである。
【0010】アンロード情報の位置で、テープの装着、
抜き取りを行なうことができ、アンロード時にテープト
ップまで巻戻すことが不要となり、アンロード処理を高
速とできる。また、ロードおよびアンロード時に同じ位
置のデータを更新することが防止され、テープダメージ
を低減することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明の一実施例の説明に先立
って、この発明を適用できるデータレコーダについて説
明する。ここで説明するデータレコーダは、カセットテ
ープに対して回転ヘッドによりディジタルデータを記録
/再生するものである。図1および図2は、装置の外観
の前面および背面をそれぞれ示す。
【0012】図示のように、上下に積み重ねられた二つ
のユニット、すなわち、テープドライブコントローラ1
と、ディジタル情報レコーダ2とによって、データレコ
ーダが構成される。テープドライブコントローラ1の前
面パネルには、カセットテープのローディング/アンロ
ーディングを操作するボタン3、カセットテープがロー
ディングされているかどうか、電源オンの状態等をそれ
ぞれ表示する複数の発光ダイオード4が設けられてい
る。ディジタル情報レコーダ2の前面パネルには、カセ
ットテープ挿入口5が設けられている。さらに、開閉自
在のパネル6で覆われた部分にも他の操作ボタンが配置
されている。
【0013】図2に示すように、テープドライブコント
ローラ1およびディジタル情報レコーダ2のそれぞれの
背面には、複数のコネクタが設けられている。下側のテ
ープドライブコントローラ1には、データ入力/出力コ
ネクタ11、コントロール用コネクタ12、RS232
Cコネクタ13、2個のSCSIコネクタ14aおよび
14b、交流電源入力コネクタ15、直流電源出力コネ
クタ16が設けられる。
【0014】一方、ディジタル情報レコーダ2には、デ
ータ入力/出力コネクタ21、コントロール用コネクタ
22、RS232Cコネクタ23が設けられる。ディジ
タル情報レコーダ2の動作電源は、テープドライブコン
トローラ1の直流電源出力コネクタ16に接続ケーブル
を接続することで供給される。データ入力/出力コネク
タ11および21間がケーブルで接続され、データフロ
ーがコントローラ1およびレコーダ2間で送受される。
コントロール用コネクタ12および22がケーブルで接
続され、コントロール信号の授受がなされる。さらに、
RS232Cコネクタ13および23は、診断用に設け
られている。
【0015】図3に示すように、ホストコンピュータ2
0とデータレコーダを接続するときには、SCSIコネ
クタ14aおよび14bが使用される。ホストコンピュ
ータ20がデータレコーダに対して例えばリード命令を
与えると、データレコーダがデータをホストコンピュー
タ20に対して出力する。
【0016】ディジタル情報レコーダ2は、カセットテ
ープに対して回転ヘッドによりディジタルデータを記録
/再生する。図4は、このレコーダ2のヘッド配置の一
例を示す。図示の方向で、所定速度で回転するドラム2
5に対して、記録用の4個のヘッドRa、Rb、Rcお
よびRdと再生用の4個のヘッドPa、Pb、Pcおよ
びPdがそれぞれ取り付けられる。
【0017】ヘッドRa、Rbが近接した位置に設けら
れ、同様に、ヘッドRcおよびRd、ヘッドPaおよび
Pb、ヘッドPcおよびPdのペアがそれぞれ近接した
位置に設けられる。また、これらの近接する二つのヘッ
ド間のギャップの延長方向(アジマスと称される)が異
ならされている。180°の間隔で対向するヘッドRa
およびRcが第1のアジマスを有し、同様に、180°
の間隔で対向するヘッドRbおよびRdが第2のアジマ
スを有する。また、ヘッドPaおよびPcが第1のアジ
マスを有し、ヘッドPbおよびPdが第2のアジマスを
有する。このように、アジマスを異ならせるのは、隣接
トラック間のクロストークを防止するためである。近接
する二つのヘッドは、実際には、ダブルアジマスヘッド
と称される一体構造のヘッドとして実現される。
【0018】ドラム25の周面には、180°よりやや
大きい角範囲にわたって、カセットから引き出されたテ
ープ(例えば1/2インチ幅)が斜めに巻き付けられ
る。テープは、所定速度で送られる。従って、記録時に
は、ドラム25が1回転する期間の前半で、ヘッドRa
およびRbがテープを走査し、その後半でヘッドRcお
よびRdがテープを走査する。再生時では、ヘッドPa
およびPbがテープを走査し、次に、ヘッドPcおよび
Pdがテープを走査する。
【0019】図5は、ディジタル情報レコーダ2のテー
プ上のトラックパターンを示す。テープの幅方向の上下
にそれぞれ長手方向トラックが形成され、その間にヘリ
カルトラックが形成される。上側の長手方向トラック2
6には、コントロール信号が記録され、下側の長手方向
トラック27には、タイムコードが記録される。タイム
コードは、テープの長手方向の位置を指示するもので、
例えばSMPTEタイムコードが使用される。ドラム2
5の1回転で、ヘッドRaおよびRbによって、2本の
ヘリカルトラックTaおよびTbが同時に形成され、次
に、ヘッドRcおよびRdによって、2本のヘリカルト
ラックTcおよびTdが同時に形成される。なお、各ヘ
リカルトラックは、前半部分と後半部分とが分離して形
成され、この中間の部分にトラッキング用のパイロット
信号の記録エリア28が設けられる。
【0020】SMPTEタイムコードは、VTR等のビ
デオ信号に対して開発されたもので、その最小の単位が
フレーム(1/30秒)である。後述するように、デー
タレコーダでは、図5に示す4本のトラックTa〜Td
に記録可能なデータを取り扱うデータの論理データ単位
(トラックセットと称する)としている。ところで、例
えば16本のトラックがビデオ信号の1フレームと対応
するような場合では、タイムコードのフレームの桁より
下位の桁(0,1,2,または3の値)を設けて、16
トラックを単位とする(これをトラックセットと称す
る)タイムコード(IDとも称する)を使用する必要が
ある。この発明が適用されるデータレコーダにおいて
は、SMPTEタイムコードを、4トラックをトラック
セットとするタイムコードとして用いている。SMPT
Eタイムコードの場合には、ユーザーデータエリアが用
意されているので、このような修正が可能である。
【0021】図6は、テープドライブコントローラ1お
よびディジタル情報レコーダ2のシステム構成を概略的
に示す。コントローラ1内のシステムコントローラ31
の主な機能は、下記のものである。 SCSIコントローラ32の管理 バッファメモリ33の管理 ファイル管理/テーブル管理 データの書込み、読出し、リトライの制御 ディジタル情報レコーダ2の制御 自己診断
【0022】SCSIコントローラ32を介してホスト
コンピュータとの接続がなされる。バッファメモリ33
とテープドライブコントローラ側との間には、ドライブ
コントローラ34が設けられる。バッファメモリ33か
ら読出されたデータがドライブコントローラ34を介し
てC2エンコーダ35に供給される。C2エンコーダ3
5に対してトラックインターリーブ回路36およびC1
エンコーダ37が接続される。
【0023】C2エンコーダ35およびC1エンコーダ
37は、記録データに対して、積符号のエラー訂正符号
化を行なうものである。また、トラックインターリーブ
回路36は、記録/再生のプロセスで発生するエラーの
訂正能力を高めるために、データを記録する時のトラッ
クへの分配を制御する。
【0024】さらに、テープ上にデータを記録する時に
は、同期信号で区切られたSYNCブロックを単位とす
るので、トラックインターリーブ回路36において、ブ
ロック同期信号が付加される。さらに、C1エンコーダ
37において、C1パリティが生成された後に、データ
のランダム化、複数のSYNCブロック内でのワードの
インターリーブ処理がなされる。
【0025】C1エンコーダ37からのディジタルデー
タがディジタル情報レコーダ2へ伝送される。ディジタ
ル情報レコーダ2は、チャンネル符号のエンコーダ38
で受け取ったディジタルデータを記録再生に適する信号
とするために符号化し、RF,アンプ39を介して記録
ヘッドRa〜Rdへ記録データを出力する。ヘッドRa
〜Rdによって、テープ上に記録データが記録される。
RF,アンプ39は、記録信号の周波数帯域を低域化
し、かつ再生の際、再生信号の検出をし易くするために
パーシャルレスポンスクラス4(PR(1,0,−
1))の処理を行なう。
【0026】再生ヘッドPa〜Pdによってテープから
再生されたデータがRF,アンプ41を介してチャンネ
ル符号のデコーダ42に供給される。RF,アンプ41
は、再生アンプ、イコライザ、ビタビ復号器等を含む。
チャンネル符号のデコーダ42の出力がテープドライブ
コントローラ1へ伝送され、C1デコーダ43へ入力さ
れる。
【0027】C1デコーダ43に対してトラックディイ
ンターリーブ回路44が接続され、さらに、C2デコー
ダ45がディインターリーブ回路44に対して接続され
る。C1デコーダ43、トラックディインターリーブ回
路44およびC2デコーダ45は、それぞれC1エンコ
ーダ37、トラックインターリーブ回路36およびC2
エンコーダ35のそれぞれが行なう処理と逆の処理を行
なう。C2デコーダ45からの再生(リード)データが
ドライブコントローラ34を介してバッファメモリ33
に供給される。
【0028】ディジタル情報レコーダ2には、システム
コントローラ46が設けられている。また、テープの長
手方向のトラックに対する固定ヘッド47が設けられ、
このヘッド47は、システムコントローラ46と結合さ
れ、ヘッド47によって、コントロール信号およびタイ
ムコードの記録/再生がなされる。システムコントロー
ラ46は、テープドライブコントローラ1のシステムコ
ントローラ31と双方向のバスを介して接続される。
【0029】システムコントローラ46に対してメカニ
ズムコントローラ48が接続される。メカニズムコント
ローラ48は、サーボ回路を含み、モータドライブ回路
49を介してモータ50をドライブする。システムコン
トローラ46は、例えば2個のCPUを有し、テープド
ライブコントローラ1との通信、タイムコードの記録/
再生の制御、記録/再生のタイミングの制御等をシステ
ムコントローラ46が行なう。
【0030】メカニズムコントローラ48は、例えば2
個のCPUを有し、ディジタル情報レコーダ2のメカニ
カルシステムを制御する。より具体的には、ヘッダ・テ
ープ系の回転の制御、テープ速度の制御、トラッキング
の制御、カセットテープのローディング/アンローディ
ングの制御、テープテンションの制御をメカニズムコン
トローラ48が制御する。モータ50は、ドラムモー
タ、キャプスタンモータ、リールモータ、カセット装着
用モータ、ローディングモータ等の複数のモータを1つ
のモータで代表したものである。
【0031】さらに、テープドライブコントローラ1の
電源供給ユニット51からの直流電圧が入力されるDC
−DC変換回路52が設けられている。図では省略され
ているが、ディジタル情報レコーダ2には、テープエン
ドの検出センサ等の位置センサ、タイムコードの生成/
読み取り回路等が設けられている。
【0032】次に、ディジタルデータを記録する時のフ
ォーマットについて説明する。最初にテープ全体(例え
ば1つのカセット内のテープ)のレイアウトを図7に示
す。テープ全体は、物理ボリュームと称する。それぞれ
に対してリーダテープが接続される、物理的なテープの
始端PBOT(Physical Beginning of Tape)および終端
PEOT(Physical End of Tape)の間で、記録可能なエ
リアは、LBOT(Logical Beginning of Tape) および
LEOT(Logical End of Tape) の間である。これは、
テープの始端および終端では、テープが傷みやすく、エ
ラーレートが高いためである。一例として、PBOTお
よびLBOTの間の無効エリアが7.7±0.5mと規
定され、PEOTおよびLEOTの間の無効エリアが1
0mより大と規定される。
【0033】1つの物理ボリュームには複数の論理ボリ
ューム(各論理ボリュームをパーティションと称す)が
配置されている。1以上の論理ボリュームを管理するた
めに、記録エリアの先頭にVSIT(Volume Set Inform
ation Table)が記録される。VSITは、テープに記録
されたボリュームの個数と、テープ上の各論理ボリュー
ムの位置情報を有する。位置情報は、最大1024個の
論理ボリュームのそれぞれのDIT(Directory Infoma
tion Table)の開始(スタート)物理ID、最終(エン
ド)物理IDである。
【0034】VSITの先頭の位置が0−IDの位置と
される。ID(Identification)は、4本のトラックセ
ット毎に付されたテープ上の位置と対応するアドレスで
ある。VSITエリアから最後のボリュームのDITエ
リアまで、IDが単調増加に付される。一つのVSIT
の長さは、1−IDである。なお、この発明のデータレ
コーダにおいてIDは、物理IDと論理IDの2種類が
ある。物理IDはテープ上のトラックセットの絶対位置
を示す位置情報であり、テープ長手方向に記録されたタ
イムコードがこれに相当する。論理IDはテープ上のト
ラックセットの相対位置を示す位置情報であり、この論
理IDはトラックセット内の所定位置に記録される。V
SITの先頭位置0−IDは物理ID、論理IDともに
ゼロである。
【0035】論理ボリュームは、DIT(Directory Inf
ormation Table) 、UIT(User Information Table)お
よびユーザデータエリアからなる。DITは、論理ボリ
ューム中のファイルを管理するための情報を有する。一
つのDITの長さは、40−IDである。UITは、オ
プションである。UITは、ファイルを管理するための
ユーザ特有の情報である。
【0036】図7において、斜線を付したエリアは、ラ
ンアップエリアである。ランアップエリアによってデー
タトラックがサーボロックされる。また、ドットを付し
たエリアは、位置余裕バンドである。この位置余裕バン
ドによって、VSITおよびDITを更新した時に、有
効データを消去することが防止される。
【0037】VSITは、データの信頼性を向上するた
めに、図8Aに示すように、10回、繰り返して記録さ
れる。従って、VSITエリアは、10トラックセット
(=10−ID)である。VSITエリアの後に、90
トラックセット以上のリトライエリアが確保される。
【0038】DITは、データの信頼性を向上するため
に、図8Bに示すように、7回、繰り返して記録され
る。DITは、図8Cに示すように、6個のテーブルか
ら構成される。6個のテーブルは、先頭から順に、VI
T(Volume Information Table)、BST(Bad Spot Tabl
e)、LIDT(Logical ID Table)、FIT(File Inform
ation Table)、UT(Update Table)、UIT(User Info
rmation Table)である。VIT、BST、LIDT、U
Tが1−IDの長さとされ、FITが20−IDの長さ
とされる。残りの16−IDのエリアが予約されてい
る。
【0039】DITの各テーブルについて説明する。V
ITのIDアドレスは、VSITに書かれているボリュ
ームの先頭の物理IDであり、その論理IDは、VSI
Tに書かれているボリュームの先頭物理IDに等しい。
VITは、ボリュームラベル、物理ボリューム中の最初
のデータブロックの開始物理ID、その最後の物理ID
等のボリュームの情報を含む。VITの内容を図23に
示す。
【0040】BSTのIDアドレスは、VITの物理I
D+1であり、その論理IDは、VITの論理ID+1
である。BSTは、論理的に無効とされたデータの位置
情報を有している。論理的に無効なデータとは、同じト
ラックセットIDを有するデータが後で書かれる故に、
無効として扱われるべきデータのことである。例えば図
9に示すように、影の領域Aが論理的に無効なデータで
ある。ライトリトライ動作と、これに付随するライト動
作によって論理的に無効なデータが生じる。若し、ライ
ト時にエラーが発生すると、ライトリトライが自動的に
なされ、エラーロケーションが出力され、これがBST
に登録される。そして、リード動作時に、BSTによっ
て無効な領域が指示される。論理的に無効なデータは、
バッドスポットとも称される。BSTには、最大145
92個までのバッドスポットの開始物理IDおよび終端
物理IDを管理する。
【0041】LIDTのIDアドレスは、VITの物理
ID+2であり、その論理IDは、VITの論理ID+
2である。LIDTは、高速ブロックスペースおよびロ
ケートオペレーションのためのデータテーブルである。
すなわち、第1番目〜第296番目までのポインタの各
ポインタの論理ID、その物理ID、ファイル番号、I
Dデータのブロック管理テーブル中の最初のブロック番
号がLIDTに含まれる。LIDTの内容を図24に示
す。
【0042】FITのIDアドレスは、VITの物理I
D+3であり、その論理IDは、VITの論理ID+3
である。FITは、テープマークと対応する2種類のデ
ータをペアとして複数のペアからなる。テープマーク
は、ファイルのデリミターコード(区切り用コード)で
ある。N番目のデータペアは、ボリュームの先頭からN
番目のテープマークに対応する。ペアの一方のデータ
は、N番目のテープマークの物理IDである。他方のデ
ータは、N番目のテープマークの絶対ブロック番号であ
る。この値は、テープマークと同じファイル番号を有す
る最後のブロックの絶対ブロック番号である。このテー
プマークの物理IDと絶対ブロック番号によりテープマ
ークの位置が正確に分かるために、これらを用いて高速
にテープ上の物理的位置をアクセスできる。FITの内
容を図25に示す。
【0043】UTのIDアドレスは、VITの物理ID
+39である。UTは、ボリュームが更新されたかどう
かを示す情報である。更新前では、UT中の更新ステー
タスを示すワード(4バイト)がFFFFFFFFh
(hは16進を意味する)とされ、更新後では、これが
00000000hとされる。
【0044】UITは、オプショナルなもので、例えば
100−IDのエリアである。ユーザがアクセス可能な
データテーブルであり、ユーザヘッダー用に確保されて
いる。
【0045】この例では、4本のヘリカルトラックから
なるトラックセット毎に1−IDが付される。このトラ
ックセット毎にデータブロックの論理構造が規定され
る。図10は、論理トラックセット構造を示す。論理ト
ラックセットの先頭の4バイトがフォーマットIDであ
り、これがFFFF0000hとされる。
【0046】次の136バイト(34ワード)がサブコ
ードデータのエリアである。サブコードデータは、この
サブコードデータがあるトラックセットの管理上の情報
からなる。例えば上述したテーブル(VSIT、VI
T、BST等)やユーザデータ、テープマーク、EOD
等の識別コードがサブコードに含まれる。これにより、
トラックセットが何に用いられているかが識別される。
【0047】さらに次の116884バイトからブロッ
ク管理テーブルの長さを除いたバイト数がユーザデータ
の書込み範囲である。トラックセットがユーザデータの
書込み用である場合、若し、ユーザデータのサイズが規
定のものに達しないときには、ダミーデータが残りのエ
リアに詰められる。
【0048】ユーザデータの後にブロック管理テーブル
エリアが設けられる。ブロック管理テーブルは、最大4
096バイトの長さとされる。トラックセットの最後の
4バイトがトラックセットの終端コード(0F0F0F
0Fh)とされ、その前の12バイトが予約されてい
る。ブロック管理テーブルは、ユーザデータのデータブ
ロック構成を管理する。ブロック管理テーブルの内容を
図22に示す。ところで、ユーザデータエリア内で定義
されるトラックセットの形式としては、ユーザデータを
書込むためのユーザデータトラックセット、テープマー
クであることを示すためのテープマーク(TM)トラッ
クセット、EODであることを示すためのEOD(End O
f Data) トラックセット、ダミーデータであることを示
すためのダミートラックセットの4種類がある。これら
のトラックセットの形式毎にサブコードおよびブロック
管理テーブルが規定される。
【0049】上述したデータレコーダの論理フォーマッ
トをまとめて図11に示す。1巻のテープのような物理
ボリュームごとにVSITが記録される。論理ボリュー
ム(パーティション)毎にDITが記録され、DITに
は、5個のテーブルVIT、BST、LIDT、FI
T、UTが含まれ、オプションとしてUITが含まれ
る。さらに、ユーザデータエリアには、ユーザデータト
ラックセット、テープマークトラックセット、EOD(E
nd Of Data) トラックセット、ダミートラックセットの
4種類が含まれる。
【0050】さて、上述したようなデータレコーダの動
作の概略を説明する。まず、初めてのテープを使用する
場合には、テープの初期化が必要である。テープの初期
化動作では、VSIT、DIT、EODが所定位置へ書
かれ、また、ダミーデータが書かれる。さらに物理ID
(前述したタイムコード)がLBOTから単調増加の値
でかつVSITの始端が0−IDとなるように書込まれ
る。
【0051】テープに対する読み書きを開始する場合、
テープがロードされる。テープ挿入後、ボタン3を押す
ことでロード動作がなされる。ロード時にVSIT、D
ITの読み込みがなされる。テープに対する読み書きを
終了する場合、ボタン3を押すことによってテープがア
ンロードされる。アンロード時にVSIT、DITが書
き直される。ロード動作およびアンロード動作は、ボタ
ン3の操作以外にコマンドによっても可能である。
【0052】図12は、テープドライブコントローラ1
のシステム構成をより詳細に示す。61がメインCP
U、70が2ポートラム、80がバンクメモリ、81が
サブCPUである。メインCPU61は、システム全体
を管理するCPUである。このメインCPU61に関連
してCPUバス62が設けられ、CPUバス62に対し
て各構成要素が結合される。すなわち、ROM(フラッ
シュROM)63、PIO(パラレルI/O)64、6
5、コントロールパネル66、LCD67、タイマー6
8、RS232Cインターフェース69、2ポートRA
M70、RAM71が結合される。
【0053】PIO65がフロントパネル上のボタンと
接続されている。LCD67は、ドライブの動作状況を
ユーザがわかるように表示する表示装置である。RS2
32Cインターフェース69がシリアル端末と接続され
る。RAM71は、ファームウェアで使用するワークR
AM、プログラムのダウンロード領域、ヘッダー情報
(VSIT/DIT)を一時保管するための領域を有す
る。
【0054】CPUバス62に対して単方向制御素子7
3を介してIMバス74が接続される。このIMバス7
4に対して、S−RAM72、バンクメモリ80、SC
SIコントローラ75が接続される。SCSIコントロ
ーラ75に対してバス76を介してホストコンピュータ
が接続される。S−RAM72は、コンデンサによって
電源バックアップされたRAMである。このS−RAM
72は、スクリプト用(SCSIコントローラの制御プ
ログラム記憶用)のメモリであり、また、システムの実
際の動作状態を示すデータを記録するロガー用のメモリ
である。このメモリは、コンデンサによって電源バック
アップされているため電源オフ後、2日程度データを保
持することができる。
【0055】2ポートRAM70には、二つのCPU6
1および81間の情報の通信のための5種類のパケット
が格納される。これらは、下記のものである。 コマンド送信パケット;CPU61から81に対し、動
作実行を要求する時に使用するパケットである。 終了ステータス受信パケット;CPU61が要求したコ
マンドに対し、CPU81が実行してその動作が終了し
た場合、終了ステータスを通知するために使用するパケ
ットである。 コマンドステータス;コマンドの進行状況を示すための
フラグである。 ドライブ管理ステータステーブル;ドライブの状況をC
PU61に知らせるためのテーブルである。このテーブ
ルは、一定周期でCPU81により書き換えられる。 データ送受信パケット;ドライブ(レコーダ)側のファ
ームウェアをSCSIバス経由でダウンロードする場合
や、ドライブ側の自己診断を、CPU61のシリアルポ
ートを使用して起動する場合に使用するバッファであ
る。なお、バンクメモリ80がデータに関してのバッフ
ァメモリである。
【0056】サブCPU81は、ドライブの制御を行う
CPUである。サブCPU81と関連するCPUバス8
2が設けられ、このバス82にROM(フラッシュRO
M)83、RAM(ワークRAM)84、タイマー8
5、RS232Cインターフェース86、RS422イ
ンターフェース87、PIO(パラレルI/O)88、
DMAコントローラ89が接続され、さらに、2ポート
RAM70およびバンクメモリ80が接続される。
【0057】バンクメモリ80は、テープ上に書込むデ
ータまたはテープ上から読み出したデータを格納するた
めのバンクメモリである。例えば8個のメモリバンクを
バンクメモリ80が有し、ライトデータまたはリードデ
ータがここに蓄えられる。DMA(ダイレクトメモリア
クセス)コントローラ89は、ドライブに書かれたデー
タをバンクメモリ80に格納するためのコントローラで
ある。RS232Cインターフェース86は、自己診断
用のものである。RS422インターフェース87がド
ライブとの通信手段である。
【0058】この発明は、データレコーダにテープをロ
ードまたはアンロードする際のロード処理およびアンロ
ード処理に関するものである。この発明の説明に先立っ
て、上述した先に提案されているデータレコーダが行な
うこれらの処理について図13および図14を参照して
説明する。
【0059】図13は、ロード処理(すなわち、テープ
からVSIT、DITを読み込み、メモリRAM71に
記憶する処理)を示す。ホストコンピュータからのロー
ド要求をSCSIコントローラ75が受け取るか、また
はユーザがボタンを押したことをPIO65を介してメ
インCPU61が認識する。それによって、メインCP
U61はロード要求があったと判断する。すると、CP
U61がCPU81に対して、テープを巻き戻すように
要求する。テープの巻き戻し動作がされた状態で、ヘッ
ドの位置は、図13Aに示すように、テープトップであ
る。
【0060】次に、バージンテープのチェックがなされ
る。これはテープを、テープトップから5600−ID
分(約10メートルに相当)高速で移動させてVSIT
の始端(0−ID)をヘッドの位置に合わせるようにす
る際に、物理IDが記録されているか否かを検出して、
物理IDが記録されていないと検出されたとき、バージ
ンテープであると判別するものである。バージンチェッ
ク後は、図13Bに示すように、ヘッドの位置がVSI
Tの先頭となる。
【0061】そして、0−IDからVSITを読み込む
これによって、第1ボリュームに対する先頭位置/終了
位置を取得する。図13CがVSITの読込み時のヘッ
ド位置である。
【0062】次に、DITの読込み処理がなされる。つ
まり、図13Dに示すように、1720−IDから40
−ID(一つのDITの長さ)ごとにDITを読み込
む。読み込んだデータはメモリRAM71に記憶され
る。メモリRAM71に記憶されたDITの各テーブル
内のデータは、データレコーダの動作に応じてメインC
PU61の制御によって常に更新される。
【0063】そして、1720〜19991−IDにD
ITを書き直す。これは、UTの更新ステータスを示す
フラグをセットする処理である。図13Eは、このDI
Tを書き直した時のヘッド位置である。最後に、図13
Fに示すように、ユーザデータエリアの先頭にプリロー
ルする。これでロード処理が終了する。
【0064】次に、先に提案されているデータレコーダ
のアンロード処理(メモリ(RAM71)上のデータを
テープ上に戻す処理)について図14を参照して説明す
る。まず、ホストコンピュータからのアンロード要求を
SCSIコントローラ75が受け取るか、またはユーザ
がボタンを押したことをPIO65を介してメインCP
U61が認識する。それによって、メインCPU61は
アンロード要求があったと判断する。すると、CPU6
1がCPU81に対して、現在の位置からDITの先頭
にプリロールするように要求する。プリロールがされた
状態で、ヘッドの位置は、図14Aに示すように、DI
Tの先頭位置である。
【0065】次に、1720−ID〜19991−ID
に、メモリRAM71に記憶されている更新されたDI
Tを書き直す。これは、UTのフラグを更新後のものに
するために必要である。図14Bは、この場合のヘッド
の位置である。
【0066】そして、巻戻し動作がなされ、図14Cに
示すように、ヘッドの位置がテープトップとされる。こ
のようにヘッド位置がテープトップとされている状態で
イジェクト動作がなされる。これでアンロード処理が終
了する。なお、イジェクト動作によってテープが損傷を
受けるおそれがあるが、テープトップの位置でイジェク
トされるために、この損傷の影響を小とできる。
【0067】上述の説明から分かるように、テープのア
ンロード処理において、テープトップまで巻戻している
ために、アンロード処理に時間がかかる問題があった。
また、次のロード処理においてもテープトップから目的
のDITに移動するために、時間がかかる問題があっ
た。さらに、テープ上の同一箇所であるDITエリアを
ロード/アンロード毎に常に書き換えるために、DIT
エリアのテープダメージが生じやすい問題があった。
【0068】この発明は、上述のような問題点を解決す
るものである。まず、この発明の一実施例におけるロー
ド処理について、図15および図16を参照して説明す
る。図15のステップS1において、テープを挿入し、
ホストコンピュータからのロード要求をSCSIコント
ローラ75が受け取るか、またはユーザがボタンを押し
たことをPIO65を介してメインCPU61が認識す
る。これによりメインCPU61はロード要求が外部か
らあったと判断して、ロードが開始する。この場合、図
16Aに示すように、ヘッド位置は、この一実施例の後
述するアンロードされたテープの初期位置である。
【0069】メインCPU61が2ポートRAM70を
経由してCPU81に対し、テープから現在のIDの値
を読み取るように要求する。CPU81は、この要求を
受け、RS422(87)を介してドライブから、読み
取った現在のIDの値IDRを取得する。また、この値
を2ポートRAM70を介してCPU61に知らせる。
具体的には、図15のステップS2および図16Bに示
すように、少しの量(例えば20−ID)巻戻す処理が
なされる。
【0070】そして、読み取った現在の位置がテープト
ップかどうかをCPU61が判断する(ステップS
3)。若し、テープトップであるならば、既存のロード
処理がなされる(ステップS4)。ここで既存の処理と
は、先に提案されているデータレコーダにおいてなされ
る上述したような処理を意味する。テープトップでない
ならば、処理がステップS5に移り、この発明による処
理がなされる。
【0071】CPU61が2ポートRAM70経由で、
CPU81に対してデータの読み込み要求を出す。これ
によって、ステップS5および図16Cに示すように、
少しの量(20−ID程度)早送りされる。それによっ
て、テープから読み取った現在のIDの値IDRを得る
(ステップS6)。次に、ステップS7および図16D
に示すように、取得したIDの値から数10〜数100
−ID(例えば100−ID)マイナスした場所にヘッ
ドを移動する。そして、ステップS8および図16Eに
示すように、移動した位置から1−IDのデータを読み
込む。この読み込んだデータをDMAコントローラ89
によって、バンクメモリ80に格納する。
【0072】CPU61は、このバンクメモリ80に格
納されたデータを解析する。この解析でステップS9に
示すように、アンロード情報が書かれているかどうかが
判別される。若し、アンロード情報が書かれていないな
らば、処理がステップS4(既存のロード処理)に移
る。アンロード情報が書かれているならば、取得したア
ンロード情報からDITの位置を取得する(ステップS
10)。アンロード情報は、後述するように、テープの
フォーマット情報である。
【0073】次にCPU61は、ステップS10で取得
した位置からデータを読み込むようにCPU81に対
し、データの読み込みを要求する。ステップS11およ
び図16Fに示すように、DITの読み込みがなされ、
そのDITのデータをDMAコントローラ89によっ
て、バンクメモリ80に格納する。CPU61がバンク
メモリ80内のこのデータをRAM71に移す。そし
て、ステップ12において、CPU61は、RAM71
に移されたデータのうち、VITに含まれているデータ
ブロックの最終物理ID(これはEODの位置に等しい
IDである)を読み取り、この最終物理IDにテープを
移動させるようにCPU81に指令する。この結果、ヘ
ッドはEODの位置へプリロールされてロード処理を完
了する。図16Gはロード処理が完了したときのヘッド
位置を示す。なお、メモリRAM71内のDITの各テ
ーブルのデータはデータレコーダの動作に応じて常に更
新されている。
【0074】図13および図16を比較すると分かるよ
うに、この発明によるアンロード処理を行なったテープ
をロードする場合には、ヘッドの移動距離を減少させる
ことができる。これによって、ロード処理の高速化を図
れる。
【0075】次に、この発明の一実施例のアンロード処
理について図17および図18を参照して説明する。ホ
ストコンピュータからのアンロード要求があると、SC
SIコントローラ75を介してメインCPU61が外部
からのアンロード要求があったことを認識する。または
ユーザがアンロードボタンを押すとPIO65を介して
メインCPU61が内部のアンロード要求があったこと
を認識する。これによってアンロード処理が開始する
(ステップS21)。
【0076】次のステップS22において、この発明の
モードによるアンロードかどうかが判別される。この判
別は、ホストコンピュータからのアンロード要求はこの
発明のモードによるアンロードと従来のアンロードの何
れか一方を指定するように前もって通信プロトコールに
おいて定義されているので、SCSIコントローラ75
を介して受信したアンロード要求のデータ内容をメイン
CPU61が解析することにより達せられる。なお、メ
インCPU61はアンロードボタンによるアンロード要
求についてはこの発明のモードによるアンロード要求で
あると判別する。この発明のモードによるアンロードで
なければ、ステップS23に処理が移り、既存の処理で
アンロードがなされる。すなわち、現在の位置からDI
Tの先頭にプリロール(巻戻し)がなされる。この発明
によるアンロード処理の場合では、処理がステップS2
4に移る。
【0077】ステップS24では、現在のヘッドの位置
が図18Aに示す二つの位置の何れに近いかがそれぞれ
の物理IDの比較に基づいて、メインCPU61によっ
て判定される。この位置の一方は、BOP(Begnning o
f Partition:論理ボリュームの先頭であり、より具体的
にはDITエリア)であり、その他方は、EODの直後
である。書込みシーケンス後のアンロード時では、ヘッ
ドの位置は、EODの直後である。また、読み込みシー
ケンス中の場合は、論理ボリュームの先頭に近い場合が
ある。
【0078】ステップS24において、BOPに近いと
判定されたならば、ステップS25に処理が移り、DI
Tエリアに更新したDITを書込む。この書込みは前述
のように同じDITを7回繰り返して書込むものであ
る。図18BがDITを書込んだ状態を示す。一方、E
ODに近いとステップS24で判断されたならば、ステ
ップS26において、EODの直後に更新したDITを
書込む。この書込みも、論理ボリュームの先頭部のDI
Tと同様に、同じDITが7回繰り返して書込まれる。
図18Cは、ステップS26でDITを書込んだ状態を
示す。
【0079】そして、ステップS25またはS26にお
いて、書込んだDITの直後にアンロード情報を書込む
(ステップS27)。図18Dは、ステップS25(図
18B)で書込んだDITの直後にアンロード情報を書
込んだ状態を示し、図18Eは、ステップS26(図1
8C)で書込んだDITの直後にアンロード情報を書込
んだ状態を示す。アンロード情報の書込みを終了した
ら、ステップS28において、テープがイジェクトされ
る。すなわち、この発明の一実施例では、アンロード情
報の記録エリアにヘッドが位置している状態で、イジェ
クト動作がなされる。これによりアンロード処理が終了
する。
【0080】アンロード情報の一例を図19に示す。ア
ンロード情報は、VSITと同一のデータに*を付した
ワードを付加したものである。アンロード情報は、VS
ITが有するボリュームに関する情報に対して、ワード
66、ワード70、・・・、ワード4158で示すよう
に、各ボリュームの有効DIT(アンロード時にテープ
上に記録されるDIT)の物理IDがアンロード情報に
書かれる。また、図19が1−IDのデータであり、テ
ープ上には、数百程度の多数、繰り返して記録、すなわ
ち、多重記録される。これは、アンロード情報の位置で
イジェクトされることにより、テープがダメージを受
け、アンロード情報がエラーとなることに対処するため
である。なお、多重記録されるテープの長さは、ダメー
ジやエラーの集中を効果的に避けるようにするために、
テープトランスポートの実効長の約1.5倍に相当する
長さとしている。アンロード情報は、メモリRAM71
の中に専用エリアが設けられており、データレコーダが
アンロードの指示をされたときに、有効DITの物理I
Dの書込みが行われる。
【0081】多重記録に限らず、アンロード情報に対し
て、独自のエラー訂正符号の符号化を行なうようにして
も良い。図20Aは、既存の論理ボリュームのレイアウ
トを示す。これに対して、図20Bに示すように、高訂
正エリアを設ける。高訂正エリアとは、強力なエリア訂
正符号が施されることによって高い訂正能力を持つよう
にされたユーザデータエリアであり、低訂正エリアと
は、高訂正エリアに比較して低い訂正能力を持つように
されたエリアである。上述したアンロード情報が高訂正
エリアに含まれるようにする。そして、図20Cに示す
ように、高訂正エリアにヘッドが位置している状態で、
イジェクトを行なうことによって、アンロード情報を保
護することができる。
【0082】上述した一実施例は、アンロード処理にお
いて、テープトップまで巻戻しを行なう必要がなく、そ
れによってアンロード処理の高速化を図ることができ
る。特に、磁気テープ装置のような大容量の媒体の場合
には、この改善効果が大きい。また、アンロードを開始
した時のヘッドの位置に応じた位置でアンロードするの
で、アンロード処理をより高速とできる。
【0083】次に、上述の一実施例と同様に、アンロー
ド処理時にテープトップまで巻戻しを行なう必要がない
ようにしたこの発明の他の実施例について説明する。他
の実施例では、DITのうちのDITのトラックセット
に書かれているテープ情報をアンロード情報として利用
する。前述の一実施例においては、アンロード情報はテ
ープ上に記録されたが、他の実施例においては、テープ
上ではなくメモリ(S−RAM72)に記憶される。
【0084】図21は、DITのうちのVITのサブコ
ードエリアの内容を示す。このサブコードエリアのワー
ド14としてテープの初期番号(テープ初期化時につけ
られるテープ固有の値)が書かれている。
【0085】また、図23に示されるように、VITの
ワード255には、ボリュームの初期番号(ボリューム
初期化時につけられるテープ固有の値)が書かれてい
る。他の実施例においては、これらDITのテープ情
報、即ちテープの初期番号とボリュームの初期番号を用
いる。
【0086】この発明の他の実施例のロード処理につい
て、図26および図27を参照して説明する。まず、テ
ープが挿入された後、ホストコンピュータからのロード
要求をSCSIコントローラ75を介してメインCPU
61が受け取るとロードが開始される。また、別途ユー
ザがロードボタンを押すとPIO65を介してメインC
PU61はロードボタンが押されたことを認識する。こ
れによりメインCPU61はロード要求があったと判断
し、ロードが開始する。
【0087】続いて、メインCPU61は2ポートRA
M70を経由してCPU81に対し、テープから現在の
IDの値を読み取るように要求する。CPU81は、こ
の要求を受け、RS422(87)を介してドライブか
ら、読み取ったから現在のIDの値IDRを取得する。
また、この値を2ポートRAM70を介してCPU61
に知らせる。
【0088】このように得たデータから現在の位置がテ
ープトップかどうかをCPU61が判断する(ステップ
S31)。若し、テープトップであるならば、既存のロ
ード処理がなされる(ステップS32)。ここで既存の
処理とは、先に提案されているデータレコーダにおいて
なされる上述したような処理を意味する。テープトップ
でないならば、処理がステップS33に移り、この発明
による処理がなされる。この場合、図27Aに示すよう
に、ヘッド位置は、他の実施例の後述するアンロードさ
れたテープの初期位置である。
【0089】CPU61が2ポートRAM70経由で、
CPU81に対してデータの読み込み要求を出す。これ
によって、ステップS33において、数10〜100−
ID巻戻しがなされる。図27Bは、巻戻し後のヘッド
の位置である。そして、ステップS34に示すように、
DITのうちのVITの1−ID分のデータを読み込
む。図27Cは、このときのヘッドの位置である。DI
TのうちのVITは、上述したようなデータを含んでい
る。従って、このステップS34の処理によって、テー
プの初期番号およびボリュームの初期番号(初期化のと
きの乱数)を取得する。この読み込んだデータをDMA
コントローラ89によって、バンクメモリ80に格納す
る。
【0090】CPU61は、このバンクメモリ80に格
納されたデータからテープの初期番号およびボリューム
の初期番号を取得し、S−RAM72内のデータベース
にそのデータがあるかどうかをチェックする(ステップ
S35、図27D))。S−RAM72内には、アンロ
ード処理の際に、後述するように、テープの初期番号、
ボリュームの初期番号、DITの物理IDが書込まれ
る。このS−RAM72は、上述したように、記憶内容
を電源オフ後も保持する不揮発性のメモリである。ステ
ップS35の判定の結果、取得した初期番号がデータベ
ース上になければ、既存の処理がなされる
【0091】ステップS35において、データベース上
に取得した初期番号があると判別されると、ステップS
36において、取得した初期番号に基づいてDITの位
置の情報(物理ID)を取得する。そして、メインCP
U61はステップS37および図27Eに示すように取
得したDITの位置情報をスタート点としてDITを読
み取るようにCPU82に指令し、この結果DITの読
み込みがなされる。そのDITをDMAコントローラ8
9によって、バンクメモリ80に格納する。CPU61
がバンクメモリ80内のこのデータをRAM71に移
す。そして、ステップ38においてCPU61は、RA
M71に移されたデータのうち、VLTに含まれている
データブロックの最終物理ID(EODの位置に等しい
ID)を読み取り、この最終物理IDにテープを移動さ
せるようにCPU81に指令する。これによってヘッド
はEODの位置にプリロールされて、ロード処理が完了
する。図27Fはロード処理が完了したときのヘッド位
置を示す。
【0092】次に、この発明の他の実施例のアンロード
処理について、図28、図29および図30を参照して
説明する。ホストコンピュータからのアンロード要求を
SCSIコントローラ75を介してメインCPU61が
受け取るとアンロードが開始される。また、別途ユーザ
がアンロードボタンを押すと、PIO65を介してメイ
ンCPU61はアンロードボタンが押されたことを認識
する。これによりCPU61はアンロード要求があった
と判断し、これによってアンロード処理が開始する。
【0093】最初のステップS41(図28のフローチ
ャート)において、S−RAM72内のデータベースが
オーバーフローかどうかが調べられる。オーバーフロー
ならば、新しいデータベースの作成ができないので、ロ
ード処理の際、このデータベースを用いての高速なロー
ド処理ができないので、ステップS42に処理が移り、
既存の処理でアンロードがなされる。オーバーフローで
ないならば、処理がステップS43に移る。
【0094】ステップS43では、現在のヘッドの位置
がテープトップ(BOT)とEODの何れに近いかが判
定される。ステップS43において、テープトップに近
いと判定されたならば、ステップS42に処理が移り、
既存のアンロード処理がなされる。一方、EODに近い
とステップS43で判断されたならば、現在の位置から
EODの次の位置にプリロールする。図29Aにおいて
Iは、プリロールした後のヘッド位置である。
【0095】次に、CPU61が2ポートRAM70の
経由でサブCPU81に対し、DITの書込みを要求
し、ステップS44において、EODの直後からDIT
を書込む。この書込みは、論理ボリュームの先頭部のD
ITと同様、7回繰り返して行われるものである。図2
9Bは、ステップS44でDITを書込んだ状態を示
す。
【0096】そして、ステップS45および図29Cに
示すように、ステップ44において書込んだDITの物
理ID(DITの位置を示す)とテープ初期番号とボリ
ューム初期番号とをS−RAM72内のデータベースに
登録する。ボタンが押されるか、所定の命令によるアン
ロードの場合に、CPU61がイジェクト要求を出し、
イジェクト動作がなされ、アンロード処理が終了する。
【0097】図30は、データベースの一例を示す。テ
ープ初期番号およびボリューム初期番号と、書かれたD
ITの位置(物理ID)との対応表がデータベースとし
て構築される。このデータベースは、不揮発性メモリで
あるS−RAM72内に保存される。他の実施例でも、
上述したように、アンロード時にテープトップまでの巻
戻し処理を必要とせず、先に述べたこの発明の第1の実
施例と同様にロード処理およびアンロード処理の高速化
を達成できる。
【0098】この発明は、回転ヘッド型のデータレコー
ダに限らず、シーケンシャルアクセスを行なうデータレ
コーダに対して適用することができる。
【0099】また、テープマークの属性を持たせるため
のデータフォーマットは、上述した実施例に限定される
ことなく、種々のフォーマットが可能である。
【0100】
【発明の効果】この発明は、アンロード時にテープトッ
プまで巻戻す処理を必要とせず、アンロード処理の高速
化を達成することができる。然も、次になされるロード
処理において、目的のDITの位置まで短時間に移動す
ることができ、ロード処理も高速化できる。
【0101】また、この発明は、ロード/アンロード時
にアクセスされる、DITの位置が常に同じ位置ではな
いため、テープダメージを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用できるデータレコーダの概略的
な正面図である。
【図2】この発明を適用できるデータレコーダの概略的
な背面図である。
【図3】この発明を適用できるデータレコーダの使用例
を示す略線図である。
【図4】この発明を適用できるデータレコーダのヘッド
配置を示す略線図である。
【図5】この発明を適用できるデータレコーダのトラッ
クパターンを示す略線図である。
【図6】この発明を適用できるデータレコーダのシステ
ム構成を示すブロック図である。
【図7】この発明を適用できるデータレコーダのテープ
フォーマットを示す略線図である。
【図8】この発明を適用できるデータレコーダのVSI
TおよびDITのフォーマットを示す略線図である。
【図9】この発明を適用できるデータレコーダのBST
を説明するための略線図である。
【図10】この発明を適用できるデータレコーダの論理
フォーマットを説明するための略線図である。
【図11】この発明を適用できるデータレコーダのフォ
ーマット構造を説明するための略線図である。
【図12】この発明を適用できるデータレコーダのシス
テム構成のより詳細なブロック図である。
【図13】この発明を適用できるデータレコーダのロー
ド処理を説明するための略線図である。
【図14】この発明を適用できるデータレコーダのアン
ロード処理を説明するための略線図である。
【図15】この発明の一実施例のロード処理を説明する
ためのフローチャートである。
【図16】この発明の一実施例のロード処理を説明する
ための略線図である。
【図17】この発明の一実施例のアンロード処理を説明
するためのフローチャートである。
【図18】この発明の一実施例のアンロード処理を説明
するための略線図である。
【図19】この発明の一実施例におけるアンロード情報
の内容を示す略線図である。
【図20】この発明の一実施例の説明のための略線図で
ある。
【図21】DITのサブコードエリアの内容を示す略線
図である。
【図22】DITのブロック管理テーブルの内容を示す
略線図である。
【図23】DIT内のVITの内容を示す略線図であ
る。
【図24】DIT内のLIDTの内容を示す略線図であ
る。
【図25】DIT内のFITの内容を示す略線図であ
る。
【図26】この発明の他の実施例のロード処理を説明す
るためのフローチャートである。
【図27】この発明の他の実施例のロード処理を説明す
るための略線図である。
【図28】この発明の他の実施例のアンロード処理を説
明するためのフローチャートである。
【図29】この発明の他の実施例のアンロード処理を説
明するための略線図である。
【図30】この発明の他の実施例のデータベースを説明
するための略線図である。
【符号の説明】
1 テープドライブコントローラ 2 ディジタル情報レコーダ 20 ホストコンピュータ 27 タイムコードが記録されるトラック 61 メインCPU 70 2ポートRAM 71 RAM 75 SCSIコントローラ 80 バンクメモリ 81 サブCPU

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ状記録媒体の複数に分割される記
    録再生領域の所定記録再生領域にデジタルデータを記録
    再生ヘッドによって記録および又は再生するデジタルデ
    ータの記録再生装置であって、 上記複数に分割された記録再生領域の各記録再生領域に
    は、上記デジタルデータと、上記デジタルデータの記録
    の終了点を示す終了情報と、上記デジタルデータの管理
    情報を含む第1の情報テーブルとが記録され、さらに、
    上記テープ状記録媒体には、上記複数の記録再生領域の
    デジタルデータを管理するための管理情報と上記第1の
    情報テーブルの上記テープ状記録媒体上の位置を示す位
    置情報とが含まれる第2の情報テーブルが記録されるよ
    うにしたデジタルデータの記録再生装置において、 上記第1の情報テーブルの内容が更新された第3の情報
    テーブルを作成する手段と、 上記第3の情報テーブルが記録されるべき上記テープ状
    記録媒体上の位置を示す位置情報を含む第4の情報テー
    ブルを作成する手段と、 上記デジタルデータの記録再生装置がアンロードの動作
    を指示されたときに、上記記録再生領域の所定位置に上
    記第3の情報テーブルおよび上記第4の情報テーブルを
    上記記録再生ヘッドによって記録し、この記録が終了し
    た後に上記テープ状記録媒体をアンロードするように制
    御する制御手段とからなることを特徴とするディジタル
    データの記録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のディジタルデータの記録再生
    装置において、 上記記録再生領域の最前部に上記第1の情報テーブルを
    記録し、この第1の情報テーブルに続く後ろの位置に上
    記デジタルデータを記録し、上記デジタルデータの記録
    が終了した位置に続いて上記終了情報を記録するように
    構成されており、 さらに、上記アンロードの動作を指示された際に、上記
    記録再生領域内において上記記録再生ヘッドは上記第1
    の情報テーブルの記録位置と上記終了情報の記録位置と
    のうちのどちらに近いかを判別する手段を有し、 上記制御手段は、近いと判別された位置の側に上記第3
    の情報テーブルおよび上記第4の情報テーブルを記録す
    るように制御することを特徴とする装置。
  3. 【請求項3】 請求項2のディジタルデータの記録再生
    装置において、 上記制御手段は、上記アンロードの動作を指示された際
    に、上記第1の情報テーブルが上記記録再生ヘッドに近
    いと判別された場合は、上記第1の情報テーブルを上記
    第3の情報テーブルに書き換え、この書き換えた第3の
    情報テーブルに続く後ろの位置に上記第4の情報テーブ
    ルを記録するように制御することを特徴とする装置。
  4. 【請求項4】 請求項2のディジタルデータの記録再生
    装置において、 上記制御手段は、上記アンロードの動作を指示された際
    に、上記終了情報が上記記録再生ヘッドに近いと判別さ
    れた場合は、上記終了情報に続く後ろの位置に上記第3
    の情報テーブルを記録し、この第3の情報テーブルに続
    く位置に上記第4の情報テーブルを記録するように制御
    することを特徴とする装置。
  5. 【請求項5】 請求項1のディジタルデータの記録再生
    装置において、 上記第3の情報テーブルが記録されるべき上記テープ状
    記録媒体上の位置を示す位置情報は、上記第3の情報テ
    ーブルの先頭位置を示す情報であることを特徴とする装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5のディジタルデータの記録再生
    装置において、 上記第4の情報テーブルを作成する手段は、上記第2の
    情報テーブルと同じ内容に、さらに上記第3の情報テー
    ブルの先頭位置を示す情報を付加した構成を有する第4
    の情報テーブルを作成することを特徴とする装置。
  7. 【請求項7】 請求項1のディジタルデータの記録再生
    装置において、 上記制御手段は、上記第4の情報テーブルを上記記録再
    生領域内に複数連続して記録するように制御することを
    特徴とする装置。
  8. 【請求項8】 請求項7のディジタルデータの記録再生
    装置において、 上記制御手段は、上記第4の情報テーブルを上記記録再
    生領域内に、上記デジタルデータ記録再生装置のテープ
    パスの長さよりも長い距離に渡って複数連続して記録す
    るように制御することを特徴とする装置。
  9. 【請求項9】 テープ状記録媒体の複数に分割される記
    録再生領域の所定記録再生領域にデジタルデータを記録
    再生ヘッドによって記録および又は再生するデジタルデ
    ータの記録再生装置において、 上記複数に分割された記録再生領域の各記録再生領域に
    は、上記デジタルデータと、上記デジタルデータの記録
    の終了点を示す終了情報と、上記デジタルデータの管理
    情報を含む第1の情報テーブルの内容が更新された第3
    の情報テーブルと、上記第3の情報テーブルが記録され
    た上記テープ状記録媒体上の位置を示す位置情報を少な
    くとも含む第4の情報テーブルが記録され、さらに、上
    記テープ状記録媒体には、上記複数の記録再生領域のデ
    ジタルデータを管理するための管理情報と上記第1の情
    報テーブルのテープ状記録媒体上の位置を示す位置情報
    とが含まれる第2の情報テーブルが記録されたテープ状
    記録媒体と、 制御信号に応じて上記テープ状記録媒体を移送する移送
    手段と、 上記デジタルデータ記録再生装置がロードの動作を指示
    され、このロードの動作を実行している際に、上記テー
    プ状記録媒体上の上記第4の情報テーブルを読み取り、
    読み取った第4の情報テーブルから上記第3の情報テー
    ブルの位置情報を検出し、この検出した位置情報に基づ
    いて上記移送手段を制御して上記テープ状記録媒体を移
    送し、移送が終わった上記テープ状記録媒体から上記第
    3の情報テーブルを読み取り、読み取った第3の情報テ
    ーブルから上記終了情報が記録された上記テープ状記録
    媒体上の位置を示す位置情報を検出し、この検出した位
    置情報に基づいて上記移送手段を制御して上記テープ状
    記録媒体を移送し、上記終了情報の直後に上記記録再生
    ヘッドが位置するように制御する制御手段とからなるこ
    とを特徴とするディジタルデータの記録再生装置。
  10. 【請求項10】 請求項9のデジタルデータ記録再生装
    置において、 上記制御手段は、さらに、ロードの動作を指示された際
    に、上記テープ状記録媒体が先頭位置にあるか否かを判
    別する手段を有し、 上記先頭位置ではないと判別されたときにのみ、上記制
    御手段は請求項1の動作を実行することを特徴とするデ
    ィジタルデータの記録再生装置。
  11. 【請求項11】 請求項9のデジタルデータ記録再生装
    置において、 上記制御手段は、さらに、ロードの動作を指示された際
    に、上記テープ状記録媒体に上記第4の情報テーブルが
    記録されているか否かを判別する手段を有し、 上記第4の情報テーブルが記録されていると判別された
    ときにのみ、上記制御手段は請求項1の動作を実行する
    ことを特徴とするディジタルデータの記録再生装置。
  12. 【請求項12】 テープ状記録媒体の複数に分割される
    記録再生領域の所定記録再生領域にデジタルデータを記
    録再生ヘッドによって記録および又は再生するデジタル
    データの記録再生方法であって、 上記複数に分割された記録再生領域の各記録再生領域に
    は、上記デジタルデータと、上記デジタルデータの記録
    の終了点を示す終了情報と、上記デジタルデータの管理
    情報を含む第1の情報テーブルとが記録され、さらに、
    上記テープ状記録媒体には、上記複数の記録再生領域の
    デジタルデータを管理するための管理情報と上記第1の
    情報テーブルのテープ状記録媒体上の位置を示す位置情
    報とが含まれる第2の情報テーブルが記録されるように
    したデジタルデータの記録再生方法において、 上記第1の情報テーブルの内容を更新して第3の情報テ
    ーブルを作成する第1のステップと、 上記第3の情報テーブルが記録されるべき上記テープ上
    記録媒体状の位置を示す位置情報を含む第4の情報テー
    ブルを作成する第2のステップと、 上記デジタルデータの記録再生方法がアンロードの動作
    を指示されたとき、上記記録再生領域の所定位置に上記
    第3の情報テーブルおよび上記第4の情報テーブルを上
    記記録再生ヘッドによって記録する第3のステップと、 上記第4の情報テーブルの記録が終了した後に上記テー
    プ状記録媒体をアンロードする第4のステップとからな
    ることを特徴とするディジタルデータの記録再生方法。
  13. 【請求項13】 請求項12のデジタルデータの記録再
    生方法において、 上記記録再生領域の前部に上記第1の情報テーブルを記
    録し、この第1の情報テーブルに続く後ろの位置に上記
    デジタルデータを記録し、上記デジタルデータの記録が
    終了した位置に続いて上記終了情報を記録するようにな
    され、 上記第3のステップは、さらに、上記アンロードの動作
    を指示された際に、上記記録再生領域内において上記記
    録再生ヘッドは上記第1の情報テーブルの記録位置と上
    記終了情報の記録位置とのうちのどちらに近いかを判別
    するステップと、 近いと判別された位置の側に上記第3の情報テーブルお
    よび上記第4の情報テーブルを記録するステップとを有
    することを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】 請求項13のデジタルデータの記録再
    生方法において、 上記第3のステップは、上記アンロードの動作を指示さ
    れた際に、上記第1の情報テーブルが上記記録再生ヘッ
    ドに近いと判別した場合には、上記第1の情報テーブル
    を上記第3の情報テーブルに書き換え、この書き換えた
    第3の情報テーブルに続く後ろの位置に上記第4の情報
    テーブルを記録するステップを有することを特徴とする
    方法。
  15. 【請求項15】 請求項14のデジタルデータの記録再
    生方法において、 上記第3のステップは、上記終了情報が上記記録再生ヘ
    ッドに近いと判別した場合には、上記終了情報に続く後
    ろの位置に上記第3の情報テーブルを記録し、この第3
    の情報テーブルに続く位置に上記第4の情報テーブルを
    記録するステップを有することを特徴とする方法。
  16. 【請求項16】 請求項12のデジタルデータの記録再
    生方法において、 さらに、上記アンロードのモードが第1のモードかまた
    は第2のモードかを判別するステップを有し、 上記第1のモードと判別された場合は上記第3のステッ
    プを実行し、上記第2のモードと判別された場合は上記
    第1の情報テーブルを上記第3の情報テーブルに書き換
    えた後に、上記テープ状記録媒体をその先頭位置に巻き
    戻すステップを実行することを特徴とする方法。
  17. 【請求項17】 請求項12のデジタルデータの記録再
    生方法において、 上記第3のステップは、さらに、上記第4の情報テーブ
    ルを上記記録再生領域内に複数連続して記録するステッ
    プを有することを特徴とする方法。
  18. 【請求項18】 請求項17のデジタルデータの記録再
    生方法において、 上記第4の情報テーブルが上記記録再生領域内に複数連
    続して記録されるステップでは、上記第4の情報テーブ
    ルはテープパスの長さよりも長い距離に渡って記録され
    ることを特徴とする方法。
  19. 【請求項19】 テープ状記録媒体の複数に分割される
    記録再生領域の所定記録再生領域にデジタルデータを記
    録再生ヘッドによって記録および又は再生するデジタル
    データの記録再生方法において、 上記複数に分割された記録再生領域の各記録再生領域
    に、上記デジタルデータと、上記デジタルデータの記録
    の終了点を示す終了情報と、上記デジタルデータの管理
    情報を含む第1の情報テーブルの内容が更新された第3
    の情報テーブルと、上記第3の情報テーブルが記録され
    た上記テープ状記録媒体上の位置を示す位置情報を含む
    第4の情報テーブルが記録され、さらに、上記テープ状
    記録媒体には、上記複数の記録再生領域のデジタルデー
    タを管理するための管理情報と上記第1の情報テーブル
    のテープ状記録媒体上の位置を示す位置情報とが含まれ
    る第2の情報テーブルが記録されているようなテープ状
    記録媒体をロードの動作の指示に応じてロードする第1
    のステップと、 ロードの動作の際に、上記テープ状記録媒体上の上記第
    4の情報テーブルを読み取る第2のステップと、 上記第2のステップにおいて読み取った第4の情報テー
    ブルから上記第3の情報テーブルが記録された上記テー
    プ状記録媒体上の位置を示す位置情報を検出する第3の
    ステップと、 上記第3のステップにおいて検出した位置情報に基づい
    て上記テープ状記録媒体を移送する第4のステップと、 上記第4のステップにおいて移送が終わった上記テープ
    状記録媒体から上記第3の情報テーブルを読み取る第5
    のステップと、 上記第5のステップにおいて、読み取った第3の情報テ
    ーブルから上記終了情報が記録された上記テープ状記録
    媒体上の位置を示す位置情報を検出する第6のステップ
    と、 上記第6のステップにおいて検出した位置情報に基づい
    て上記移送手段を制御して上記テープ状記録媒体を移送
    することにより、上記終了情報の直後に上記記録再生ヘ
    ッドが位置するようにする第7のステップとからなるこ
    とを特徴とするディジタルデータの記録再生方法。
  20. 【請求項20】 請求項19のデジタルデータ記録再生
    方法において、 さらに、ロードの動作が指示された際に、上記テープ状
    記録媒体が先頭位置にあるか否かを判別するステップを
    有し、 上記先頭位置ではないと判別されたときにのみ、上記第
    2のステップ以降を実行することを特徴とする方法。
  21. 【請求項21】 請求項19のデジタルデータ記録再生
    方法において、 さらに、ロードの動作が指示された際に、上記テープ状
    記録媒体に上記第4の情報テーブルが記録されているか
    否かを判別するステップを有し、 上記第4の情報テーブルが記録されていると判別された
    ときにのみ、上記第2のステップ以降を実行することを
    特徴とする方法。
  22. 【請求項22】 テープ状記録媒体の複数に分割される
    記録再生領域の所定記録再生領域にデジタルデータを記
    録再生ヘッドによって記録および又は再生するデジタル
    データの記録再生装置であって、 上記複数に分割された記録再生領域の各記録再生領域に
    は、上記デジタルデータと、上記デジタルデータの記録
    の終了点を示す終了情報と、上記デジタルデータの管理
    情報を含む第1の情報テーブルとが記録され、さらに、
    上記テープ状記録媒体には、上記複数の記録再生領域の
    デジタルデータを管理するための管理情報と上記第1の
    情報テーブルのテープ状記録媒体上の位置を示す位置情
    報とが含まれる第2の情報テーブルが記録されるように
    したデジタルデータの記録再生装置において、 上記第1の情報テーブルの内容が更新された第3の情報
    テーブルを作成する手段と、 上記第3の情報テーブルが記録されるべき上記テープ状
    記録媒体上の位置を示す位置情報を記憶するメモリ手段
    と、 上記デジタルデータの記録再生装置がアンロードの動作
    を指示されたときに、上記記録再生領域の所定位置に上
    記第3の情報テーブルを上記記録再生ヘッドによって記
    録すると共に、上記メモリ手段に上記第3の情報テーブ
    ルが記録されるべき上記テープ状記録媒体上の位置を示
    す位置情報を記憶し、その後に上記テープ状記録媒体を
    アンロードするように制御する制御手段とからなること
    を特徴とするディジタルデータの記録再生装置。
  23. 【請求項23】 請求項22のデジタルデータの記録再
    生装置において、 上記記録再生領域の前部に上記第1の情報テーブルを記
    録し、この第1の情報テーブルに続く後ろの位置に上記
    デジタルデータを記録し、上記デジタルデータの記録が
    終了した位置に続いて上記終了情報を記録するように構
    成されており、 さらに、上記アンロードの動作を指示された際に、上記
    記録再生領域内において、上記記録再生ヘッドは上記第
    1の情報テーブルの記録位置と上記終了情報の記録位置
    とのうちのどちらに近いかを判別する手段を有し、 上記制御手段は、近いと判別された位置の側に上記第3
    の情報テーブルを記録するように制御することを特徴と
    する装置。
  24. 【請求項24】 請求項22のデジタルデータの記録再
    生装置において、 上記制御手段は、上記アンロードの動作を指示された際
    に、上記第1の情報テーブルが上記記録再生ヘッドに近
    いと判別された場合は、上記第1の情報テーブルを上記
    第3の情報テーブルに書き換えることを特徴とする装
    置。
  25. 【請求項25】 請求項23のデジタルデータの記録再
    生装置において、 上記制御手段は、上記アンロードの動作を指示された際
    に、上記終了情報が上記記録再生ヘッドに近いと判別さ
    れた場合は、上記終了情報に続く後ろの位置に上記第3
    の情報テーブルを記録することを特徴とする装置。
  26. 【請求項26】 請求項22のデジタルデータの記録再
    生装置において、 上記第3の情報テーブルが記録されるべき上記テープ状
    記録媒体上の位置を示す位置情報は、上記第3の情報テ
    ーブルの先頭位置を示す情報であることを特徴とする装
    置。
  27. 【請求項27】 請求項22のデジタルデータの記録再
    生装置において、 上記制御手段は、上記メモリ手段に記憶する情報とし
    て、上記第3の情報テーブルが記録されるべき上記テー
    プ状記録媒体上の位置を示す位置情報の他に、上記第1
    の情報テーブルに含まれる上記テープ状記録媒体を表す
    固有の値および上記各記録再生領域に記録される上記デ
    ジタルデータを表す固有の値を記憶するように制御する
    ことを特徴とする装置。
  28. 【請求項28】 請求項27のデジタルデータの記録再
    生装置において、 上記制御手段は、上記メモリ手段に、上記第3の情報テ
    ーブルが記録されるべき上記テープ状記録媒体状の位置
    を示す位置情報、上記第1の情報テーブルに含まれる上
    記テープ状記録媒体を表す固有の値、および上記各記録
    再生領域に記録される上記デジタルデータを表す固有の
    値を記憶させる際に、上記メモリ手段のオーバーフロー
    の有無を検出し、上記メモリ手段がオーバーフローであ
    ることを検出すると上記テープ状記録媒体をその先頭位
    置に巻き戻すように制御することを特徴とする装置。
  29. 【請求項29】 テープ状記録媒体の複数に分割される
    記録再生領域の所定記録再生領域にデジタルデータを記
    録再生ヘッドによって記録および又は再生するデジタル
    データの記録再生装置において、 上記複数に分割された記録再生領域の各記録再生領域に
    は、上記デジタルデータと、上記デジタルデータの記録
    の終了点を示す終了情報と、上記デジタルデータの管理
    情報を含む第1の情報テーブルの内容が更新された第3
    の情報テーブルとが記録され、さらに、上記テープ状記
    録媒体には、上記複数の記録再生領域のデジタルデータ
    を管理するための管理情報と上記第1の情報テーブルの
    テープ状記録媒体上の位置を示す位置情報とが含まれる
    第2の情報テーブルが記録されたテープ状記録媒体と、 上記第3の情報テーブルが記録された上記テープ状記録
    媒体上の位置を示す位置情報を記憶するメモリ手段と、 制御信号に応じて上記テープ状記録媒体を移送する移送
    手段と、 上記デジタルデータ記録再生装置がロードの動作を指示
    され、このロードの動作を実行している際に、上記メモ
    リ手段に記憶されている上記第3の情報テーブルの位置
    を示す位置情報を読み出し、この読み出した位置情報に
    基づいて上記移送手段を制御して上記テープ状記録媒体
    を移送し、移送が終わった上記テープ状記録媒体から上
    記第3の情報テーブルを読み取り、読み取った第3の情
    報テーブルから上記終了情報が記録された上記テープ状
    記録媒体上の位置を示す位置情報を検出し、この検出し
    た位置情報に基づいて上記移送手段を制御して上記テー
    プ状記録媒体を移送し、上記終了情報の直後に上記記録
    再生ヘッドが位置するように制御する制御手段とからな
    ることを特徴とするディジタルデータの記録再生装置。
  30. 【請求項30】 請求項29のデジタルデータの記録再
    生装置において、 上記制御手段は、さらに、ロードの動作を指示された際
    に、上記テープ状記録媒体が先頭位置にあるか否かを判
    別する手段を有し、 上記先頭位置ではないと判別されたときにのみ、上記制
    御手段は請求項29の動作を実行することを特徴とする
    装置。
  31. 【請求項31】 請求項29のデジタルデータの記録再
    生装置において、 上記メモリ手段は、上記第3の情報テーブルの位置を示
    す位置情報の他に、上記デジタルデータの記録再生装置
    がアンロードの動作の時に記憶した、上記第1の情報テ
    ーブルに含まれる上記テープ状記録媒体を表す固有の
    値、および上記各記録再生領域に記録される上記デジタ
    ルデータを表す固有の値を有し、 上記制御手段は、ロードの動作が指示された際に、上記
    テープ状記録媒体の上記第3の情報テーブルに記録され
    た、上記テープ状記録媒体を表す固有の値、および上記
    記録されたデジタルデータを表す固有の値を読み取り、
    これら読み取った値が上記メモリ手段に記憶されたもの
    と等しいか否かを判別し、等しいと判別した場合にの
    み、上記メモリ手段に記憶されている上記第3の情報テ
    ーブルの位置情報が示す位置に上記テープ状記録媒体を
    移送するように制御することを特徴とする装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0902425A3 (en) * 1997-09-12 2000-01-19 Sony Corporation Tape recording and/or reproducing apparatus and tape ejecting method

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