JPH09117127A - 自己消弧素子のゲート駆動装置及び電力変換器のゲート駆動装置 - Google Patents
自己消弧素子のゲート駆動装置及び電力変換器のゲート駆動装置Info
- Publication number
- JPH09117127A JPH09117127A JP27280095A JP27280095A JPH09117127A JP H09117127 A JPH09117127 A JP H09117127A JP 27280095 A JP27280095 A JP 27280095A JP 27280095 A JP27280095 A JP 27280095A JP H09117127 A JPH09117127 A JP H09117127A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gate
- self
- capacitor
- current
- extinguishing element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Power Conversion In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンデンサC4充電のための専用直流電源を
使わない安価なゲート駆動装置を提供する。 【解決手段】 ターンオン時にもターンオフ時にも作用
するオンオフ用コンデンサC4を使用する。自己消弧素
子GTOのゲート接合(G・K)と前記オンオフ用コン
デンサC4とオン用直流電源VONHと限流用インピー
ダンスIMPとターンオン時に閉じるオン用スイッチT
r3とを含む順電流供給閉回路を形成する。この閉回路
でゲート接合(G・K)に順方向電流を供給し、かつオ
ンオフ用コンデンサC4を充電する。ゲート接合(B・
K)とオンオフ用コンデンサC4とターンオフ時に閉じ
るオフ用スイッチTr4とを含む逆電流供給閉回路を備
える。この閉回路を通してオンオフ用コンデンサC4の
電荷を放電し、かつゲート接合(G・K)に逆方向電流
を供給する。オンオフ用コンデンサC4を充電するため
の電源は順電流供給閉回路にもともと必要なオン用直流
電源VONHである。充電専用の電源ではない。
使わない安価なゲート駆動装置を提供する。 【解決手段】 ターンオン時にもターンオフ時にも作用
するオンオフ用コンデンサC4を使用する。自己消弧素
子GTOのゲート接合(G・K)と前記オンオフ用コン
デンサC4とオン用直流電源VONHと限流用インピー
ダンスIMPとターンオン時に閉じるオン用スイッチT
r3とを含む順電流供給閉回路を形成する。この閉回路
でゲート接合(G・K)に順方向電流を供給し、かつオ
ンオフ用コンデンサC4を充電する。ゲート接合(B・
K)とオンオフ用コンデンサC4とターンオフ時に閉じ
るオフ用スイッチTr4とを含む逆電流供給閉回路を備
える。この閉回路を通してオンオフ用コンデンサC4の
電荷を放電し、かつゲート接合(G・K)に逆方向電流
を供給する。オンオフ用コンデンサC4を充電するため
の電源は順電流供給閉回路にもともと必要なオン用直流
電源VONHである。充電専用の電源ではない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲートターンオフ
(GTO)サイリスタやパワートランジスタ(PTr)
等の自己消弧素子のゲート駆動装置に関する。
(GTO)サイリスタやパワートランジスタ(PTr)
等の自己消弧素子のゲート駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自己消弧素子は、交流から直流あるいは
直流から交流等に電力変換するコンバータやインバータ
等の電力変換器、特に十数kW以上の大容量電力変換器
に多用されている。自己消弧素子にオンゲート信号・オ
フゲート信号を適宜に出力するゲート駆動装置も数多く
提案されている。オフゲート信号としての好ましい条件
は、自己消弧素子のターンオフ時間を短縮しスイッチン
グロスを低減するための電流上昇率(di/dt)が高
くて幅が数〜十数μSの高di/dt電流を包含するこ
と、所要のターンオフゲート電荷量を供給すること、自
己消弧素子を非導通状態に維持するゲート逆電圧を与え
ること等々である。
直流から交流等に電力変換するコンバータやインバータ
等の電力変換器、特に十数kW以上の大容量電力変換器
に多用されている。自己消弧素子にオンゲート信号・オ
フゲート信号を適宜に出力するゲート駆動装置も数多く
提案されている。オフゲート信号としての好ましい条件
は、自己消弧素子のターンオフ時間を短縮しスイッチン
グロスを低減するための電流上昇率(di/dt)が高
くて幅が数〜十数μSの高di/dt電流を包含するこ
と、所要のターンオフゲート電荷量を供給すること、自
己消弧素子を非導通状態に維持するゲート逆電圧を与え
ること等々である。
【0003】そのような条件を満足するものとして、例
えば特開昭62−92765号公報記載のゲート駆動装
置がある。これは直流電源でオフ専用コンデンサを予め
高い電圧に充電しておき、ターンオフ時に閉じるオフ用
スイッチを介してその電荷を放電し、オフゲート信号電
流(自己消弧素子のゲート接合に対する逆方向電流)を
形成する方式である。
えば特開昭62−92765号公報記載のゲート駆動装
置がある。これは直流電源でオフ専用コンデンサを予め
高い電圧に充電しておき、ターンオフ時に閉じるオフ用
スイッチを介してその電荷を放電し、オフゲート信号電
流(自己消弧素子のゲート接合に対する逆方向電流)を
形成する方式である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】オフ専用コンデンサを
予め充電する上記従来の方式はそれを充電するための専
用の直流電源を必要とする。このため構造が複雑とな
る。一方、最近のゲートターンオフサイリスタのように
遮断電流が大きくなってくると、ターンオフ時間を従来
並に短縮するために、オフ専用コンデンサの初期充電電
圧を高く設定する必要がある。その結果、オフゲート信
号の電流ピーク値も過大となり、オフ専用コンデンサの
放電を制御するオフ用スイッチの大容量化を招く。尚、
本件の先願には同一出願人による特願平6−31626
1号がある。この先願は、本件発明と同様の技術思想か
ら成る。
予め充電する上記従来の方式はそれを充電するための専
用の直流電源を必要とする。このため構造が複雑とな
る。一方、最近のゲートターンオフサイリスタのように
遮断電流が大きくなってくると、ターンオフ時間を従来
並に短縮するために、オフ専用コンデンサの初期充電電
圧を高く設定する必要がある。その結果、オフゲート信
号の電流ピーク値も過大となり、オフ専用コンデンサの
放電を制御するオフ用スイッチの大容量化を招く。尚、
本件の先願には同一出願人による特願平6−31626
1号がある。この先願は、本件発明と同様の技術思想か
ら成る。
【0005】本発明の目的は、コンデンサ充電のための
専用直流電源を使わない安価なゲート駆動装置を提供す
ることである。更に本発明の目的は効果的に充電電圧を
高め、オフゲート信号の電流上昇率(di/dt)を高
めることである。更に本発明の目的はオフゲート信号の
電流ピーク値を低減し、オフ用スイッチの耐量を緩和す
ることである。更に本発明の目的はオフゲート信号電流
の上昇率を高める別の手段を提供することである。
専用直流電源を使わない安価なゲート駆動装置を提供す
ることである。更に本発明の目的は効果的に充電電圧を
高め、オフゲート信号の電流上昇率(di/dt)を高
めることである。更に本発明の目的はオフゲート信号の
電流ピーク値を低減し、オフ用スイッチの耐量を緩和す
ることである。更に本発明の目的はオフゲート信号電流
の上昇率を高める別の手段を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ターンオン時
にもターンオフ時にも作用するオンオフ用コンデンサを
使用する。具体的には自己消弧素子のゲート接合と前記
オンオフ用コンデンサとオン用直流電源と限流用インピ
ーダンスとターンオン時に閉じるオン用スイッチとを含
む順電流供給閉回路を形成する。この閉回路にてゲート
接合に対して順方向電流を供給し、かつオンオフ用コン
デンサを充電する。更に本発明はゲート接合とオンオフ
用コンデンサとターンオフ時に閉じるオフ用スイッチと
を含む逆電流供給閉回路を備える。この閉回路を通して
オンオフ用コンデンサの電荷を放電し、かつゲート接合
に逆方向電流を供給する。オンオフ用コンデンサを充電
するための電源は順電流供給閉回路にもともと必要なオ
ン用直流電源である。このため、充電専用の電源は不要
となる。
にもターンオフ時にも作用するオンオフ用コンデンサを
使用する。具体的には自己消弧素子のゲート接合と前記
オンオフ用コンデンサとオン用直流電源と限流用インピ
ーダンスとターンオン時に閉じるオン用スイッチとを含
む順電流供給閉回路を形成する。この閉回路にてゲート
接合に対して順方向電流を供給し、かつオンオフ用コン
デンサを充電する。更に本発明はゲート接合とオンオフ
用コンデンサとターンオフ時に閉じるオフ用スイッチと
を含む逆電流供給閉回路を備える。この閉回路を通して
オンオフ用コンデンサの電荷を放電し、かつゲート接合
に逆方向電流を供給する。オンオフ用コンデンサを充電
するための電源は順電流供給閉回路にもともと必要なオ
ン用直流電源である。このため、充電専用の電源は不要
となる。
【0007】本発明においては、前記限流用インピーダ
ンスを抵抗とインダクタンスの並列回路とする。オン用
スイッチを閉じた時にインダクタンス・オンオフ用コン
デンサを主役とする過渡現象を生じ、オンオフ用コンデ
ンサを過充電(充電電圧>オン用直流電源電圧)する。
このため、逆電流供給閉回路において利用可能な充電電
圧のレベルが高まり、ゲート接合に供給する逆方向電流
(オフゲート信号電流)の電流上昇率が高くなる。イン
ダクタンスは順電流供給閉回路における電流上昇率を低
めるように作用する。インダクタンスと並列の抵抗はこ
の弊害を緩和するように作用する。
ンスを抵抗とインダクタンスの並列回路とする。オン用
スイッチを閉じた時にインダクタンス・オンオフ用コン
デンサを主役とする過渡現象を生じ、オンオフ用コンデ
ンサを過充電(充電電圧>オン用直流電源電圧)する。
このため、逆電流供給閉回路において利用可能な充電電
圧のレベルが高まり、ゲート接合に供給する逆方向電流
(オフゲート信号電流)の電流上昇率が高くなる。イン
ダクタンスは順電流供給閉回路における電流上昇率を低
めるように作用する。インダクタンスと並列の抵抗はこ
の弊害を緩和するように作用する。
【0008】更に本発明は、前記順電流供給閉回路を備
え、前記逆電流供給閉回路を備える。さらに、順電流供
給閉回路におけるゲート接合とオン用スイッチを含み、
順電流供給閉回路におけるオン用直流電源より低電圧の
第2オン用直流電源と限流用抵抗を含む第2順電流供給
閉回路を備える。オンゲート信号電流は順電流供給閉回
路・第2順電流供給閉回路の各電流の合成値となる。
え、前記逆電流供給閉回路を備える。さらに、順電流供
給閉回路におけるゲート接合とオン用スイッチを含み、
順電流供給閉回路におけるオン用直流電源より低電圧の
第2オン用直流電源と限流用抵抗を含む第2順電流供給
閉回路を備える。オンゲート信号電流は順電流供給閉回
路・第2順電流供給閉回路の各電流の合成値となる。
【0009】更に本発明は、さらにゲート接合と前記オ
フ用スイッチとオフ用直流電源を含む第2逆電流供給閉
回路を備える。オフゲート信号電流は逆電流供給閉回路
・第2逆電流供給閉回路の各電流の合成値となる。逆電
流供給閉回路の主たる役割は電流上昇率(di/dt)
を高めることである。第2逆電流供給閉回路の主たる役
割は所要のターンオフゲート電荷量を供給し、かつ自己
消弧素子を非導通状態に維持するためのゲート逆電圧を
与えることである。逆電流供給閉回路におけるオンオフ
用コンデンサの充電電圧を高く設定すれば逆電流の電流
上昇率は高まる。半面、オンオフ用コンデンサは所要の
ターンオフゲート電荷量を供給する役割分担を負わない
ので、コンデンサ容量を適度に小さく設定し得る。この
ため、放電電流は急速に立ち上がるが、途中で電荷が不
足し中高の電流ピーク値にとどまる動作態様とすること
が可能になる。
フ用スイッチとオフ用直流電源を含む第2逆電流供給閉
回路を備える。オフゲート信号電流は逆電流供給閉回路
・第2逆電流供給閉回路の各電流の合成値となる。逆電
流供給閉回路の主たる役割は電流上昇率(di/dt)
を高めることである。第2逆電流供給閉回路の主たる役
割は所要のターンオフゲート電荷量を供給し、かつ自己
消弧素子を非導通状態に維持するためのゲート逆電圧を
与えることである。逆電流供給閉回路におけるオンオフ
用コンデンサの充電電圧を高く設定すれば逆電流の電流
上昇率は高まる。半面、オンオフ用コンデンサは所要の
ターンオフゲート電荷量を供給する役割分担を負わない
ので、コンデンサ容量を適度に小さく設定し得る。この
ため、放電電流は急速に立ち上がるが、途中で電荷が不
足し中高の電流ピーク値にとどまる動作態様とすること
が可能になる。
【0010】更に本発明を実施する際に各閉回路相互間
の干渉の問題が生ずる。一方から他方へ電流が回り込む
現象である。この難点は干渉防止用ダイオードを適宜に
配置する慣用技術を使って解消することができる。
の干渉の問題が生ずる。一方から他方へ電流が回り込む
現象である。この難点は干渉防止用ダイオードを適宜に
配置する慣用技術を使って解消することができる。
【0011】更に本発明は前記逆電流供給閉回路と前記
第2逆電流供給閉回路を統合したものである。統合後の
共用逆電流供給閉回路はゲート接合とオフ用スイッチと
オフ用直流電源を含み、さらにオンオフ用コンデンサを
含む。共用逆電流供給閉回路の動作は、オンオフ用コン
デンサの電荷をオフ用直流電源で加速して放電する態様
となる。これはオンオフ用コンデンサの初期充電電圧を
オフ用直流電源電圧に相当する分だけ高く設定するのと
同効であり、その分だけ放電直後の電流上昇率(di/
dt)が高くなる。この場合のオンオフ用コンデンサに
対しては、並列に該オンオフ用コンデンサの逆充電を阻
止する逆充電防止用ダイオードを接続する。逆充電防止
用ダイオードがないと、オンオフ用コンデンサの容量を
高めオンオフ用コンデンサを介して所要のターンオフゲ
ート電荷量を供与する必要が生じ、放電時の電流ピーク
値を制限できなくなる。
第2逆電流供給閉回路を統合したものである。統合後の
共用逆電流供給閉回路はゲート接合とオフ用スイッチと
オフ用直流電源を含み、さらにオンオフ用コンデンサを
含む。共用逆電流供給閉回路の動作は、オンオフ用コン
デンサの電荷をオフ用直流電源で加速して放電する態様
となる。これはオンオフ用コンデンサの初期充電電圧を
オフ用直流電源電圧に相当する分だけ高く設定するのと
同効であり、その分だけ放電直後の電流上昇率(di/
dt)が高くなる。この場合のオンオフ用コンデンサに
対しては、並列に該オンオフ用コンデンサの逆充電を阻
止する逆充電防止用ダイオードを接続する。逆充電防止
用ダイオードがないと、オンオフ用コンデンサの容量を
高めオンオフ用コンデンサを介して所要のターンオフゲ
ート電荷量を供与する必要が生じ、放電時の電流ピーク
値を制限できなくなる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1〜図3
を使って説明する。本実施の形態は自己消弧素子GTO
をゲートターンオフサイリスタとするものである。本実
施の形態に係るゲート駆動装置は自己消弧素子GTOの
ゲート接合(G・K)とオンオフ用コンデンサC4とオ
ン用直流電源VONHと限流用インピーダンスIMPと
自己消弧素子GTOのターンオン時に閉じるオン用スイ
ッチTr3とを含み、ゲート接合(G・K)に順方向電
流を供給しかつオンオフ用コンデンサC4を充電する順
電流供給閉回路を備える。さらに、ゲート接合(G・
K)とオンオフ用(オンオフハイパルス用)コンデンサ
C4と自己消弧素子GTOのターンオフ時に閉じるオフ
用スイッチTr3とを含み、オンオフ用コンデンサC4
の電荷を放電してゲート接合(G・K)に対する逆方向
電流を形成する逆電流供給閉回路を備える。
を使って説明する。本実施の形態は自己消弧素子GTO
をゲートターンオフサイリスタとするものである。本実
施の形態に係るゲート駆動装置は自己消弧素子GTOの
ゲート接合(G・K)とオンオフ用コンデンサC4とオ
ン用直流電源VONHと限流用インピーダンスIMPと
自己消弧素子GTOのターンオン時に閉じるオン用スイ
ッチTr3とを含み、ゲート接合(G・K)に順方向電
流を供給しかつオンオフ用コンデンサC4を充電する順
電流供給閉回路を備える。さらに、ゲート接合(G・
K)とオンオフ用(オンオフハイパルス用)コンデンサ
C4と自己消弧素子GTOのターンオフ時に閉じるオフ
用スイッチTr3とを含み、オンオフ用コンデンサC4
の電荷を放電してゲート接合(G・K)に対する逆方向
電流を形成する逆電流供給閉回路を備える。
【0013】さらに、ゲート接合(G・K)とオン用ス
イッチTr3を含み、オン用直流電源VONHより低電
圧の第2オン用直流電源VONLと限流用抵抗R1を含
み、ゲート接合(G・K)に順方向電流を供給する第2
順電流供給閉回路を備える。さらに、ゲート接合(G・
K)とオフ用スイッチTr3とオフ用直流電源VOFF
を含み、ゲート接合(G・K)に逆方向電流を供給する
第2逆電流供給閉回路を備える。本実施の形態における
限流用インピーダンスIMPは抵抗R4とインダクタン
スL1の並列回路である。
イッチTr3を含み、オン用直流電源VONHより低電
圧の第2オン用直流電源VONLと限流用抵抗R1を含
み、ゲート接合(G・K)に順方向電流を供給する第2
順電流供給閉回路を備える。さらに、ゲート接合(G・
K)とオフ用スイッチTr3とオフ用直流電源VOFF
を含み、ゲート接合(G・K)に逆方向電流を供給する
第2逆電流供給閉回路を備える。本実施の形態における
限流用インピーダンスIMPは抵抗R4とインダクタン
スL1の並列回路である。
【0014】以下、もう少し細かく説明する。図1の商
用周波数交流電源Eを整流器REC1にて整流し、平滑
コンデンサC1に供給する。平滑コンデンサC1の正極
を変圧器Tのセンタータップ(10)付一次巻線のセン
タータップ10に接続する。センタータップ付一次巻線
の両端11・12に各トランジスタTr1・Tr2の正
極を接続す。トランジスタTr1・Tr2の負極と平滑
コンデンサC1の負極を接続する。以上の部分は定電圧
形インバータの主要部となる。トランジスタTr1・T
r2は定電圧制御回路AVRによって電圧目標値VRと
電圧フィードバック値VFがほぼ一致するように高周波
数でオンオフ制御される。電圧フィードバック値VFは
変圧器Tの電圧検出用巻線41〜42(端子ないしはタ
ップ41から42までの範囲の巻線。以下、同じ要領で
表示する)から整流器REC2を介して得られる。
用周波数交流電源Eを整流器REC1にて整流し、平滑
コンデンサC1に供給する。平滑コンデンサC1の正極
を変圧器Tのセンタータップ(10)付一次巻線のセン
タータップ10に接続する。センタータップ付一次巻線
の両端11・12に各トランジスタTr1・Tr2の正
極を接続す。トランジスタTr1・Tr2の負極と平滑
コンデンサC1の負極を接続する。以上の部分は定電圧
形インバータの主要部となる。トランジスタTr1・T
r2は定電圧制御回路AVRによって電圧目標値VRと
電圧フィードバック値VFがほぼ一致するように高周波
数でオンオフ制御される。電圧フィードバック値VFは
変圧器Tの電圧検出用巻線41〜42(端子ないしはタ
ップ41から42までの範囲の巻線。以下、同じ要領で
表示する)から整流器REC2を介して得られる。
【0015】変圧器Tのセンタータップ(20)付出力
巻線21〜24は、21〜22・22〜20・20〜2
3・23〜24の順で同極性かつ直列に接続されてお
り、巻線21〜20・20〜24はオン用直流電源VO
NHのための高電圧巻線となる。出力端子21は整流用
ダイオードD1のアノードに接続され、出力端子24は
整流用ダイオードD4のアノードに接続される。整流用
ダイオードD1・D4の各カソードは相互に接続され、
接続点に平滑用コンデンサC2の正極が接続される。平
滑用コンデンサC2とその前段の充電回路はオン用直流
電源VONHを形成する。
巻線21〜24は、21〜22・22〜20・20〜2
3・23〜24の順で同極性かつ直列に接続されてお
り、巻線21〜20・20〜24はオン用直流電源VO
NHのための高電圧巻線となる。出力端子21は整流用
ダイオードD1のアノードに接続され、出力端子24は
整流用ダイオードD4のアノードに接続される。整流用
ダイオードD1・D4の各カソードは相互に接続され、
接続点に平滑用コンデンサC2の正極が接続される。平
滑用コンデンサC2とその前段の充電回路はオン用直流
電源VONHを形成する。
【0016】一方、巻線22〜20・20〜23は第2
オン用直流電源VONLのための低電圧巻線となる。出
力端子22は整流用ダイオードD2のアノードに接続さ
れ、出力端子23は整流用ダイオードD3のアノードに
接続される。整流用ダイオードD2・D3の各カソード
は相互に接続され、接続点に平滑用コンデンサC3の正
極が接続される。平滑用コンデンサC3とその前段の充
電回路は第2オン用直流電源VONLを形成する。
オン用直流電源VONLのための低電圧巻線となる。出
力端子22は整流用ダイオードD2のアノードに接続さ
れ、出力端子23は整流用ダイオードD3のアノードに
接続される。整流用ダイオードD2・D3の各カソード
は相互に接続され、接続点に平滑用コンデンサC3の正
極が接続される。平滑用コンデンサC3とその前段の充
電回路は第2オン用直流電源VONLを形成する。
【0017】平滑用コンデンサC2の正極側にハイパル
ス電流制限用のインピーダンスIMPが接続され、その
他端に干渉防止用ダイオードD6のアノードが接続され
る。干渉防止用ダイオードD6のカソードはオンオフ用
コンデンサC4を介して自己消弧素子GTOのゲート端
子Gに接続される。
ス電流制限用のインピーダンスIMPが接続され、その
他端に干渉防止用ダイオードD6のアノードが接続され
る。干渉防止用ダイオードD6のカソードはオンオフ用
コンデンサC4を介して自己消弧素子GTOのゲート端
子Gに接続される。
【0018】平滑用コンデンサC3の正極に限流用抵抗
R1および干渉防止用ダイオードD5が直列に接続さ
れ、干渉防止用ダイオードD5のカソードは自己消弧素
子GTOのゲート端子Gに接続される。
R1および干渉防止用ダイオードD5が直列に接続さ
れ、干渉防止用ダイオードD5のカソードは自己消弧素
子GTOのゲート端子Gに接続される。
【0019】自己消弧素子GTOのカソード端子Kと平
滑用コンデンサC2・C3の負極との間にオン用スイッ
チとしての電界効果型トランジスタTr3が接続され
る。電界効果型トランジスタTr3は抵抗R2を介して
オンオフ制御信号VG1で制御される。
滑用コンデンサC2・C3の負極との間にオン用スイッ
チとしての電界効果型トランジスタTr3が接続され
る。電界効果型トランジスタTr3は抵抗R2を介して
オンオフ制御信号VG1で制御される。
【0020】一方、変圧器Tのセンタータップ(30)
付出力巻線31〜32は、31〜30・30〜32の順
に同極性かつ直列に接続されており、オフ用直流電源V
OFFのための電圧巻線となる。出力端子31は整流用
ダイオードD8のカソードに、また出力端子32は整流
用ダイオードD9のカソードに接続される。整流用ダイ
オードD8・D9のアノードは互いに接続され、接続点
に平滑コンデンサC5の負極が接続される。変圧器Tの
センタータップ30は平滑コンデンサC5の正極に接続
される。平滑用コンデンサC5とその前段の充電回路は
オフ用直流電源VOFFを形成する。
付出力巻線31〜32は、31〜30・30〜32の順
に同極性かつ直列に接続されており、オフ用直流電源V
OFFのための電圧巻線となる。出力端子31は整流用
ダイオードD8のカソードに、また出力端子32は整流
用ダイオードD9のカソードに接続される。整流用ダイ
オードD8・D9のアノードは互いに接続され、接続点
に平滑コンデンサC5の負極が接続される。変圧器Tの
センタータップ30は平滑コンデンサC5の正極に接続
される。平滑用コンデンサC5とその前段の充電回路は
オフ用直流電源VOFFを形成する。
【0021】オフ用直流電源VOFFの負電位点と自己
消弧素子GTOのゲート端子Gとの間にゲート端子G側
をアノードとする干渉防止用ダイオードD7が接続され
る。オフ用直流電源VOFFの高電位点と自己消弧素子
GTOのカソード端子Kとの間にオフ用スイッチとして
の電界効果型トランジスタTr4が接続される。電界効
果型トランジスタTr4は抵抗R3を介して制御電圧V
G1で制御される。
消弧素子GTOのゲート端子Gとの間にゲート端子G側
をアノードとする干渉防止用ダイオードD7が接続され
る。オフ用直流電源VOFFの高電位点と自己消弧素子
GTOのカソード端子Kとの間にオフ用スイッチとして
の電界効果型トランジスタTr4が接続される。電界効
果型トランジスタTr4は抵抗R3を介して制御電圧V
G1で制御される。
【0022】次に図1・図2装置の動作を図3を使って
説明する。自己消弧素子GTOをターンオンする場合
は、図3(1)の制御電圧VG1を負電圧にセットす
る。制御電圧VG1が負電圧になると、図1のオン用ス
イッチ(電界効果型トランジスタ)Tr3はオン、オフ
用スイッチ(電界効果型トランジスタ)Tr4はオフと
なる。ここで、高電圧のオン用直流電源VONHが働い
て、自己消弧素子GTOのゲート接合(G・K)にオン
オフ用コンデンサC4を経由するハイパルス状の順方向
電流を供給する。図3(3)のC4電流の正半波がこれ
に該当する。これにともない、オンオフ用コンデンサC
4の電圧は図3(2)のように上昇する。このオンオフ
用コンデンサC4電圧はインダクタンスL1による前記
過充電作用によってオン用直流電源VONHよりも高い
電圧レベルに達する。一方、低電圧の第2オン用直流電
源VONLも働いて、ゲート接合(G・K)に限流用抵
抗R1を経由する広幅な順方向電流が供給される。ゲー
ト接合(G・K)を流れる順方向電流(オンゲート信号
電流)は以上の各順方向電流を足し加えた値となる。か
くして、自己消弧素子GTOはターンオンしかつオン状
態を保持する。
説明する。自己消弧素子GTOをターンオンする場合
は、図3(1)の制御電圧VG1を負電圧にセットす
る。制御電圧VG1が負電圧になると、図1のオン用ス
イッチ(電界効果型トランジスタ)Tr3はオン、オフ
用スイッチ(電界効果型トランジスタ)Tr4はオフと
なる。ここで、高電圧のオン用直流電源VONHが働い
て、自己消弧素子GTOのゲート接合(G・K)にオン
オフ用コンデンサC4を経由するハイパルス状の順方向
電流を供給する。図3(3)のC4電流の正半波がこれ
に該当する。これにともない、オンオフ用コンデンサC
4の電圧は図3(2)のように上昇する。このオンオフ
用コンデンサC4電圧はインダクタンスL1による前記
過充電作用によってオン用直流電源VONHよりも高い
電圧レベルに達する。一方、低電圧の第2オン用直流電
源VONLも働いて、ゲート接合(G・K)に限流用抵
抗R1を経由する広幅な順方向電流が供給される。ゲー
ト接合(G・K)を流れる順方向電流(オンゲート信号
電流)は以上の各順方向電流を足し加えた値となる。か
くして、自己消弧素子GTOはターンオンしかつオン状
態を保持する。
【0023】以上のオン動作の過程で、より高電圧のオ
ン用直流電源VONHおよびオンオフ用コンデンサC4
はターンオン時のスイッチングロス軽減に有用な高電流
上昇率(di/dt)の順電流を形成するように作用
し、またオンオフ用コンデンサC4が高い電圧レベルに
充電されて次のターンオフに備える。インダクタンスL
1はこの充電の電圧レベルを高めるように作用する。抵
抗R4はインダクタンスL1による高電流上昇率に対す
る抑制効果を緩和するように作用する。
ン用直流電源VONHおよびオンオフ用コンデンサC4
はターンオン時のスイッチングロス軽減に有用な高電流
上昇率(di/dt)の順電流を形成するように作用
し、またオンオフ用コンデンサC4が高い電圧レベルに
充電されて次のターンオフに備える。インダクタンスL
1はこの充電の電圧レベルを高めるように作用する。抵
抗R4はインダクタンスL1による高電流上昇率に対す
る抑制効果を緩和するように作用する。
【0024】自己消弧素子GTOをターンオフする場合
は図3(1)の制御電圧VG1を正電圧にセットする。
これにより、オン用スイッチTr3はオフ、オフ用スイ
ッチTr3はオンとなる。同時に、オンオフ用コンデン
サC4の電荷が放電し、ゲート接合(G・K)に対する
逆方向電流を形成する。図3(3)におけるC4電流の
負半波はこれに該当する。この放電電流はターンオフ時
のスイッチングロス軽減に有用な高電流上昇率(di/
dt)の逆方向電流となる。オンオフ用コンデンサC4
電圧がオフ用直流電源VOFFの電圧レベルに下降した
段階でオフ用直流電源VOFFが働き、干渉防止用ダイ
オードD7を介して、さらに継続する逆方向電流を与え
続ける。図3(4)のD7電流はこれに該当する。ゲー
ト接合(G・K)が非導通特性を回復するとD7電流は
消するが、その後もオフ用直流電源VOFFはオフ保持
に必要なゲート逆電圧を与え続ける。
は図3(1)の制御電圧VG1を正電圧にセットする。
これにより、オン用スイッチTr3はオフ、オフ用スイ
ッチTr3はオンとなる。同時に、オンオフ用コンデン
サC4の電荷が放電し、ゲート接合(G・K)に対する
逆方向電流を形成する。図3(3)におけるC4電流の
負半波はこれに該当する。この放電電流はターンオフ時
のスイッチングロス軽減に有用な高電流上昇率(di/
dt)の逆方向電流となる。オンオフ用コンデンサC4
電圧がオフ用直流電源VOFFの電圧レベルに下降した
段階でオフ用直流電源VOFFが働き、干渉防止用ダイ
オードD7を介して、さらに継続する逆方向電流を与え
続ける。図3(4)のD7電流はこれに該当する。ゲー
ト接合(G・K)が非導通特性を回復するとD7電流は
消するが、その後もオフ用直流電源VOFFはオフ保持
に必要なゲート逆電圧を与え続ける。
【0025】以上のオフ動作の過程で、高電圧に充電さ
れたオンオフ用コンデンサC4はターンオフ時のスイッ
チングロス軽減に有用な高電流上昇率(di/dt)の
順方向電流を形成するように作用し、またオンオフ用コ
ンデンサC4が低い電圧レベルに落ち込み、次のターン
オン動作に備える。オフ用スイッチTr4を介してゲー
ト接合(G・K)に供給される逆方向電流の合計は図3
(6)のTr4電流となるが、その波形面積(ターンオ
フゲート電荷量)のほとんどはD7電流(オフ用直流電
源VOFFによる電流)によって賄われる。波形面積に
対するC4電流負半波の寄与は軽微であって構わない。
れたオンオフ用コンデンサC4はターンオフ時のスイッ
チングロス軽減に有用な高電流上昇率(di/dt)の
順方向電流を形成するように作用し、またオンオフ用コ
ンデンサC4が低い電圧レベルに落ち込み、次のターン
オン動作に備える。オフ用スイッチTr4を介してゲー
ト接合(G・K)に供給される逆方向電流の合計は図3
(6)のTr4電流となるが、その波形面積(ターンオ
フゲート電荷量)のほとんどはD7電流(オフ用直流電
源VOFFによる電流)によって賄われる。波形面積に
対するC4電流負半波の寄与は軽微であって構わない。
【0026】図3(7)のオンオフゲート信号は以上の
各順方向電流・各逆方向電流を統合した電流波形とな
る。その負半波(逆方向電流ないしはオフ電流)はt1
<t<t2期間の高di/dt部、t2<t<t3期間
の中間部、t3<t<t4期間の減衰部に区分される。
一般の三角波と比較すると、頂上が潰れた台形波状の特
色をもつ。この波形形成に重要なパラメータはオンオフ
用コンデンサC4の充電電圧とコンデンサ容量である。
高めの充電電圧、低めのコンデンサ容量とすればこの特
色が得られる。高めの充電電圧、高めのコンデンサ容量
であったのでは、オンオフ用コンデンサC4の放電によ
る電流ピーク値ICP1が過大となる。オンオフ用コン
デンサC4をターンオフゲート電荷量供給の負担から開
放して、その放電が数マイクロ秒で終了する程度の低容
量値に選定すれば、大電流遮断時に図3(7)の負半波
に相当するオフゲート信号電流(逆方向電流)が得られ
る。なお、オンオフ用コンデンサC4の充電は最小オン
の間に完了すれば良いので、適当なインピーダンスIM
Pを挿入することによってC4電流(順方向電流)のピ
ーク値ICP1を制限できる。
各順方向電流・各逆方向電流を統合した電流波形とな
る。その負半波(逆方向電流ないしはオフ電流)はt1
<t<t2期間の高di/dt部、t2<t<t3期間
の中間部、t3<t<t4期間の減衰部に区分される。
一般の三角波と比較すると、頂上が潰れた台形波状の特
色をもつ。この波形形成に重要なパラメータはオンオフ
用コンデンサC4の充電電圧とコンデンサ容量である。
高めの充電電圧、低めのコンデンサ容量とすればこの特
色が得られる。高めの充電電圧、高めのコンデンサ容量
であったのでは、オンオフ用コンデンサC4の放電によ
る電流ピーク値ICP1が過大となる。オンオフ用コン
デンサC4をターンオフゲート電荷量供給の負担から開
放して、その放電が数マイクロ秒で終了する程度の低容
量値に選定すれば、大電流遮断時に図3(7)の負半波
に相当するオフゲート信号電流(逆方向電流)が得られ
る。なお、オンオフ用コンデンサC4の充電は最小オン
の間に完了すれば良いので、適当なインピーダンスIM
Pを挿入することによってC4電流(順方向電流)のピ
ーク値ICP1を制限できる。
【0027】図1・図2においては、駆動対象をゲート
ターンオフサイリスタGTOとしたが、パワートランジ
スタ(PTr)であってもほぼ同様である。この場合の
ゲート接合はパワートランジスタ(PTr)におけるエ
ミッタとベースの間の接合である。
ターンオフサイリスタGTOとしたが、パワートランジ
スタ(PTr)であってもほぼ同様である。この場合の
ゲート接合はパワートランジスタ(PTr)におけるエ
ミッタとベースの間の接合である。
【0028】本発明の他の実施の形態を図4および図5
を使って説明する。前記図1〜図3の部品符号をここに
そのまま転用し、重複する説明を割愛する。図1〜図3
の実施の形態は逆電流供給閉回路および第2逆電流供給
閉回路を使用する。図4および図5の実施の形態はそれ
らを統合一本化した共用逆電流供給閉回路を使用する。
共用逆電流供給閉回路は、ゲート接合(G・K)とオフ
用スイッチTr4とオフ用直流電源VOFFを含み、オ
ンオフ用コンデンサC4を含む閉回路である。オンオフ
用コンデンサC4の電荷をオフ用直流電源VOFFで加
速して放電しかつゲート接合(G・K)に逆方向電流を
供給する。オンオフ用コンデンサC4の充電電圧とオフ
用直流電源VOFFは順直列の関係である。D7はオン
オフ用コンデンサC4と並列に接続された逆充電防止用
ダイオードである。これはオンオフ用コンデンサC4の
逆充電(図示と逆の極性の充電)を阻止する。
を使って説明する。前記図1〜図3の部品符号をここに
そのまま転用し、重複する説明を割愛する。図1〜図3
の実施の形態は逆電流供給閉回路および第2逆電流供給
閉回路を使用する。図4および図5の実施の形態はそれ
らを統合一本化した共用逆電流供給閉回路を使用する。
共用逆電流供給閉回路は、ゲート接合(G・K)とオフ
用スイッチTr4とオフ用直流電源VOFFを含み、オ
ンオフ用コンデンサC4を含む閉回路である。オンオフ
用コンデンサC4の電荷をオフ用直流電源VOFFで加
速して放電しかつゲート接合(G・K)に逆方向電流を
供給する。オンオフ用コンデンサC4の充電電圧とオフ
用直流電源VOFFは順直列の関係である。D7はオン
オフ用コンデンサC4と並列に接続された逆充電防止用
ダイオードである。これはオンオフ用コンデンサC4の
逆充電(図示と逆の極性の充電)を阻止する。
【0029】図4および図5のオフ用直流電源VOFF
電圧はオンオフ用コンデンサC4の充電電圧に加算され
る。その和電圧がオフ用スイッチTr4を閉じた時の逆
方向電流の電流上昇率を規定する。これはオンオフ用コ
ンデンサC4の充電電圧がオフ用直流電源VOFF電圧
の分だけ高くなったのと等価であり、逆方向電流の電流
上昇率を高め得る。逆充電防止用ダイオードD7の役割
は同じ部品符号の図1〜図3の干渉防止用ダイオードD
7とは少し異なる。図1〜図3の干渉防止用ダイオード
D7はオンオフ用コンデンサC4の電荷がオン用直流電
源VOFF(平滑用コンデンサC5)に逆らって放電す
るのを防止する。この点では異なる。しかし、図3
(4)に示すD7電流を流す点では同じである。図4お
よび図5の逆充電防止用ダイオードD7がないと、図示
極性のオンオフ用コンデンサC4の電荷放電後に引き続
いて図示とは逆極性に逆充電され、ターンオフゲート電
荷量供給のための負担が重くなる。この場合はオンオフ
用コンデンサC4を介して所要のターンオフゲート電荷
量を供与しなければならないので、高めのコンデンサ電
圧・高めのコンデンサ容量の弊害が生じ放電による電流
ピーク値が過大となる。逆充電防止用ダイオードD7が
ある場合は、オンオフ用コンデンサC4は所定のターン
オフゲート電荷量を供給する負担を負う必要がなくな
り、図1のものと同効果となる。
電圧はオンオフ用コンデンサC4の充電電圧に加算され
る。その和電圧がオフ用スイッチTr4を閉じた時の逆
方向電流の電流上昇率を規定する。これはオンオフ用コ
ンデンサC4の充電電圧がオフ用直流電源VOFF電圧
の分だけ高くなったのと等価であり、逆方向電流の電流
上昇率を高め得る。逆充電防止用ダイオードD7の役割
は同じ部品符号の図1〜図3の干渉防止用ダイオードD
7とは少し異なる。図1〜図3の干渉防止用ダイオード
D7はオンオフ用コンデンサC4の電荷がオン用直流電
源VOFF(平滑用コンデンサC5)に逆らって放電す
るのを防止する。この点では異なる。しかし、図3
(4)に示すD7電流を流す点では同じである。図4お
よび図5の逆充電防止用ダイオードD7がないと、図示
極性のオンオフ用コンデンサC4の電荷放電後に引き続
いて図示とは逆極性に逆充電され、ターンオフゲート電
荷量供給のための負担が重くなる。この場合はオンオフ
用コンデンサC4を介して所要のターンオフゲート電荷
量を供与しなければならないので、高めのコンデンサ電
圧・高めのコンデンサ容量の弊害が生じ放電による電流
ピーク値が過大となる。逆充電防止用ダイオードD7が
ある場合は、オンオフ用コンデンサC4は所定のターン
オフゲート電荷量を供給する負担を負う必要がなくな
り、図1のものと同効果となる。
【0030】
【発明の効果】本発明においては、コンデンサ充電のた
めの専用直流電源が不要となり、その分だけゲート駆動
装置が安価となる。更に本発明は、オンオフ用コンデン
サを過充電するので、オフゲート信号電流(逆方向電
流)の電流上昇率(di/dt)を高め得る。更に本発
明はオフゲート信号電流の電流ピーク値を低減し、オフ
用スイッチの耐量を緩和することに役立つ。請求項4に
対応する発明はオンオフ用コンデンサの電荷放電を加速
するので、オフゲート信号電流(逆方向電流)の電流上
昇率(di/dt)向上に寄与する。
めの専用直流電源が不要となり、その分だけゲート駆動
装置が安価となる。更に本発明は、オンオフ用コンデン
サを過充電するので、オフゲート信号電流(逆方向電
流)の電流上昇率(di/dt)を高め得る。更に本発
明はオフゲート信号電流の電流ピーク値を低減し、オフ
用スイッチの耐量を緩和することに役立つ。請求項4に
対応する発明はオンオフ用コンデンサの電荷放電を加速
するので、オフゲート信号電流(逆方向電流)の電流上
昇率(di/dt)向上に寄与する。
【図1】本発明の実施の形態を示す回路図である。
【図2】図1の回路を要約した概略回路図である。
【図3】以上の実施の形態の動作波形図である。
【図4】本発明の他の実施の形態を示す回路図である。
【図5】図4の回路を要約した概略回路図である。
E 商用周波数交流電源 REC1、REC2 整流器 AVR 定電圧制御回路 VR 電圧目標値 VF 電圧フィードバック値 C1、C2、C3、C5 平滑用コンデンサ C4 オンオフ用コンデンサ T 変圧器 Tr1、Tr2 トランジスタ Tr3 オン用スイッチ Tr4 オフ用スイッチ D1、D2、D3、D4、D8、D9 整流用ダイオー
ド D5、D6 干渉防止用ダイオード D7 干渉防止用ダイオード(逆充電防止用ダイオー
ド) R1 限流用抵抗 R2、R3、R4 抵抗 IMP 限流用インピーダンス L1 インダクタンス VONH オン用直流電源 VONL 第2オン用直流電源 VOFF オフ用直流電源 GTO 自己消弧素子 G ゲート端子 K カソード端子 VG1 オンオフ制御信号
ド D5、D6 干渉防止用ダイオード D7 干渉防止用ダイオード(逆充電防止用ダイオー
ド) R1 限流用抵抗 R2、R3、R4 抵抗 IMP 限流用インピーダンス L1 インダクタンス VONH オン用直流電源 VONL 第2オン用直流電源 VOFF オフ用直流電源 GTO 自己消弧素子 G ゲート端子 K カソード端子 VG1 オンオフ制御信号
Claims (9)
- 【請求項1】 自己消弧素子のゲート接合とオンオフ用
コンデンサとオン用直流電源と限流用インピーダンスと
前記自己消弧素子のターンオン時に閉じるオン用スイッ
チとを含み、前記ゲート接合に順方向電流を供給しかつ
前記オンオフ用コンデンサを充電する順電流供給閉回路
を備え、 前記ゲート接合と前記オンオフ用コンデンサと前記自己
消弧素子のターンオフ時に閉じるオフ用スイッチとを含
み、前記オンオフ用コンデンサの電荷を放電しかつ前記
ゲート接合に逆方向電流を供給する逆電流供給閉回路を
備えたことを特徴とする自己消弧素子のゲート駆動装
置。 - 【請求項2】 限流用インピーダンスを抵抗とインダク
タンスの並列回路とする請求項1記載の自己消弧素子の
ゲート駆動装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の順電流供給閉回路を備
え、請求項1記載の逆電流供給閉回路を備え、 前記順電流供給閉回路におけるゲート接合とオン用スイ
ッチを含み、さらに前記順電流供給閉回路におけるオン
用直流電源より低電圧の第2オン用直流電源と限流用抵
抗を含み、前記ゲート接合に順方向電流を供給する第2
順電流供給閉回路を備え、 前記ゲート接合と前記逆電流供給閉回路におけるオフ用
スイッチとオフ用直流電源を含み、前記ゲート接合に逆
方向電流を供給する第2逆電流供給閉回路を備えたこと
を特徴とする自己消弧素子のゲート駆動装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の自己消弧素子のゲート駆
動装置において、請求項3記載の逆電流供給閉回路およ
び第2逆電流供給閉回路に代えて、ゲート接合とオフ用
スイッチとオフ用直流電源を含み、さらにオンオフ用コ
ンデンサを含み、前記オンオフ用コンデンサの電荷を前
記オフ用直流電源で加速して放電しかつ前記ゲート接合
に逆方向電流を供給する共用逆電流供給閉回路を形成
し、 前記オンオフ用コンデンサと並列に該オンオフ用コンデ
ンサの逆充電を阻止する逆充電防止用ダイオードを接続
した自己消弧素子のゲート駆動装置。 - 【請求項5】 上記自己消弧素子はゲートターンオフサ
イリスタとする請求項1〜4のいずれかに記載の自己消
弧素子のゲート駆動装置。 - 【請求項6】 自己消弧素子を用いて構成された電力変
換器の、オンオフ制御信号に基づいてオンオフゲート信
号を出力する電力変換器のゲート駆動装置において、高
い電流上昇率を有する立上り部分と、電流変化率の小さ
い中間部分と、自己消弧素子がターンオフした後の電流
減衰部分及びゲート逆電圧とからなるオフゲート信号を
出力するようにゲート駆動回路を構成した電力変換器の
ゲート駆動装置において、ゲート駆動回路の構成は、基
準電位の共通なオンゲート信号用高電圧源とオンゲート
信号用低電圧源及び基準電位の異なるオフゲート信号用
電圧源の三つの電圧源を備え、前記オンゲート信号用高
電圧源に直列に限流用インピーダンスと第一の逆流阻止
ダイオードとオンオフ用コンデンサを接続し、前記オン
オフ用コンデンサの他端を自己消弧素子のゲート端子に
接続し、前記オンゲート信号用低電圧源には直列に電流
制限用抵抗器及び第二の逆流阻止ダイオードを接続し、
該第二の逆流阻止ダイオードの他端を前記自己消弧素子
のゲート端子に接続し、前記自己消弧素子のカソード端
子と前記オンゲート信号用高電圧源とオンゲート信号用
低電圧源の共通の電位点との間に第一の半導体スイッチ
を接続し、前記第一の逆流阻止ダイオードとオンオフ用
コンデンサとの接続点を前記オフゲート信号用電圧源の
高電位端に接続し、該オフゲート信号用電圧源の基準電
位端と前記自己消弧素子のゲート端子との間に干渉防止
用ダイオードを接続し、前記オフゲート信号用電圧源の
高電位端と前記自己消弧素子のカソード端子との間に第
二の半導体スイッチを接続し、前記第一の半導体スイッ
チをオンパルス発生時にオンさせ、前記第二の半導体ス
イッチをオフパルス発生時にオンさせるようにしたこと
を特徴とする電力変換器のゲート駆動装置。 - 【請求項7】 請求項5の電力変換器のゲート駆動装置
において、ゲート駆動回路の構成は、基準電位の共通な
オンゲート信号用高電圧源とオンゲート信号用低電圧源
及び基準電位の異なるオフゲート信号用電圧源の三つの
電圧源を備え、前記オンゲート信号用高電圧源に直列に
限流用インピーダンスと第一の逆流阻止ダイオードとオ
ンオフ用コンデンサ/干渉防止用ダイオードの並列体を
接続し、前記オンオフ用コンデンサ/干渉防止用ダイオ
ードの並列体の他端を自己消弧素子のゲート端子に接続
し、前記オンゲート信号用低電圧源には直列に電流制限
用抵抗器及び第二の逆流阻止ダイオードを接続し、該第
二の逆流阻止ダイオードを前記自己消弧素子のゲート端
子に接続し、前記自己消弧素子のカソード端子と前記オ
ンゲート信号用高電圧源とオンゲート信号用低電圧源の
共通の電位点との間に第一の半導体スイッチを接続し、
前記第一の逆流阻止ダイオードとオンオフ用コンデンサ
/干渉防止用ダイオードの並列体との接続点を前記オフ
ゲート信号用電圧源の基準電位に接続し、該オフゲート
信号用電圧源の他端を第二の半導体スイッチを介して前
記自己消弧素子のカソードに接続し、前記第一の半導体
スイッチをオンパルス発生時にオンさせ、前記第二の半
導体スイッチをオフパルス発生時にオンさせるようにし
たことを特徴とする電力変換器のゲート駆動装置。 - 【請求項8】 請求項6又は7の電力変換器のゲート駆
動装置において、限流用インピーダンスは抵抗器とイン
ダクタンスの並列体で構成したことを特徴とする電力変
換器のゲート駆動装置。 - 【請求項9】 請求項5〜8のいずれかに記載の電力変
換器のゲート駆動装置において、自己消弧素子はゲート
ターンオフサイリスタとする電力変換器のゲート駆動装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27280095A JPH09117127A (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | 自己消弧素子のゲート駆動装置及び電力変換器のゲート駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27280095A JPH09117127A (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | 自己消弧素子のゲート駆動装置及び電力変換器のゲート駆動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09117127A true JPH09117127A (ja) | 1997-05-02 |
Family
ID=17518931
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27280095A Pending JPH09117127A (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | 自己消弧素子のゲート駆動装置及び電力変換器のゲート駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09117127A (ja) |
-
1995
- 1995-10-20 JP JP27280095A patent/JPH09117127A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5528482A (en) | Low loss synchronous rectifier for application to clamped-mode power converters | |
| US6249444B1 (en) | Offset resonant ZVS forward converter | |
| JPH04368464A (ja) | 直流電源装置 | |
| JP3655247B2 (ja) | 同期整流回路及び電源装置 | |
| US6181578B1 (en) | Synchronous rectifier drive mechanism for resonant reset forward converters | |
| JP3261911B2 (ja) | 半導体装置のスナバ回路 | |
| JPS6339365B2 (ja) | ||
| US4752705A (en) | Off-gate circuit for a GTO thyristor | |
| US7184279B2 (en) | Solid state switching circuit | |
| US6614670B1 (en) | Isolation circuit for providing isolation from a switch of a welding power supply | |
| JPH09117127A (ja) | 自己消弧素子のゲート駆動装置及び電力変換器のゲート駆動装置 | |
| JP2004208407A (ja) | 同期整流用mosfetの制御回路 | |
| JPH0221693B2 (ja) | ||
| JP2835899B2 (ja) | 電流不連続モードの他励式スイッチング電源のソフトスイッチング回路 | |
| JPS6215023B2 (ja) | ||
| JPH10136646A (ja) | 同期整流器 | |
| JP3169873B2 (ja) | 電源装置 | |
| JP2000184710A (ja) | トランス絶縁型dc−dcコンバータ | |
| JPH10178781A (ja) | 三相整流器の力率改善回路 | |
| JP2911670B2 (ja) | 共振型スイッチング電源 | |
| JPH05137326A (ja) | フライバツク型スイツチングレギユレータ | |
| JP2636330B2 (ja) | スナバ回路 | |
| JPH0246119Y2 (ja) | ||
| JP2941547B2 (ja) | 共振型スイッチング電源 | |
| JP2911671B2 (ja) | 共振型スイッチング電源 |