JPH09117422A - 傾斜磁場用駆動波形生成装置、渦電流推定装置、mrイメージング方法およびmri装置 - Google Patents

傾斜磁場用駆動波形生成装置、渦電流推定装置、mrイメージング方法およびmri装置

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JPH09117422A
JPH09117422A JP7275985A JP27598595A JPH09117422A JP H09117422 A JPH09117422 A JP H09117422A JP 7275985 A JP7275985 A JP 7275985A JP 27598595 A JP27598595 A JP 27598595A JP H09117422 A JPH09117422 A JP H09117422A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 任意の波形の傾斜磁場を実際に印加できるよ
うに渦電流補正した傾斜磁場用駆動波形を容易に求める
ことができる傾斜磁場用駆動波形生成装置を提供する。 【解決手段】 傾斜磁場系Gに傾斜磁場用駆動波形x
(t)として正弦波を入力し且つその周波数fを変化さ
せ、各周波数における前記正弦波x(t)とサーチコイ
ル21の誘起電圧v(t)の関係に基づいて傾斜磁場系
Gの周波数応答関数H(f)を求め、その周波数応答関
数H(f)を記憶しておく。そして、その周波数応答関
数H(f)と傾斜磁場の所望波形b(t)とに基づい
て、当該所望波形の傾斜磁場を実際に印加しうる傾斜磁
場用駆動波形x(t)を生成する。 【効果】 傾斜磁場系の周波数応答関数を1回だけ求め
てそれを記憶しておくことにより、任意の波形の傾斜磁
場を実際に印加しうる傾斜磁場用駆動波形を計算によっ
て容易に生成できるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、傾斜磁場用駆動波
形生成装置、渦電流推定装置、MRイメージング方法お
よびMRI装置に関する。さらに詳しくは、所望波形の
傾斜磁場を実際に印加しうる傾斜磁場用駆動波形を好適
に生成することができる傾斜磁場用駆動波形生成装置、
任意の一つの傾斜磁場用駆動波形を入力したときに生じ
る渦電流(Eddy Current)を推定することができる渦
電流推定装置、所望波形の傾斜磁場を好適に印加するこ
とが出来るMRイメージング方法およびそのMRイメー
ジング方法を好適に実施しうるMRI装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、特開平1−175843号公報
に開示された従来のMRI装置を示すブロック図であ
る。このMRI装置500において、制御用コンピュー
タ51は、駆動波形メモリ52を介して、傾斜磁場電源
55に傾斜磁場用駆動波形Vxを入力し、傾斜磁場コイ
ル58からx軸の傾斜磁場を印加する。例えば、図7の
(a)に示すように、ステップ状の傾斜磁場用駆動波形
Vxを入力する。傾斜磁場が印加されると、サーチコイ
ル72には、誘起電圧Viが生じる。例えば、図7の
(a)に示すステップ状の傾斜磁場用駆動波形Vxを入
力したときには、図7の(b)に示すようなパルス状の
誘起電圧Viが生じる。積分回路62は、サーチコイル
72の誘起電圧Viの積分波形IVを出力する。例え
ば、図7の(b)に示すようなパルス状の誘起電圧Vi
が生じたときには、図7の(c)に示すような積分波形
IVを出力する。この積分波形IVは、実際に印加され
た傾斜磁場の波形を反映したものである。図7の(a)
と(c)とを比較すると、実際に印加された傾斜磁場の
波形はステップ状の波形がなまった波形になっている。
これは、マグネットの冷却容器(クライオスタット)な
どに生じた渦電流の影響によるものである。
【0003】AD変換器63は、前記積分波形Viをデ
ジタル信号に変換し、演算用コンピュータ64に送る。
演算用コンピュータ64は、傾斜磁場用駆動波形Vxと
積分波形IVとに基づいて、実際の傾斜磁場の波形が所
望の波形となるような新たな傾斜磁場用駆動波形Vxを
算出する。算出された傾斜磁場用駆動波形Vxを図8の
(a)に例示する。
【0004】図8の(a)の傾斜磁場用駆動波形Vx
を、前記駆動波形メモリ52を介して、傾斜磁場電源5
5に入力すると、サーチコイル72は図8の(b)に示
すような誘起電圧Viを出力する。そして、積分回路6
2は図8の(c)に示すような積分波形IVを出力す
る。
【0005】かくして、積分波形IVが所望波形になれ
ば、その所望波形の傾斜磁場を実際に印加しうる傾斜磁
場用駆動波形Vxが得られたことになる。
【0006】同様にして、y軸,z軸についても、所望
波形の傾斜磁場を実際に印加しうる傾斜磁場用駆動波形
Vy,Vzを得ることができる。
【0007】また、入力した傾斜磁場用駆動波形Vx,
Vy,Vzとそれらに対応して得られた積分波形IVと
を比較すれば、入力した傾斜磁場用駆動波形Vx,V
y,Vzに対応して生じる渦電流を推定することが出来
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のMRI装置
500では、傾斜磁場の所望波形に類似した傾斜磁場用
駆動波形を入力して、当該所望波形の傾斜磁場を実際に
印加しうる傾斜磁場用駆動波形を求めている。しかし、
傾斜磁場の波形は多様であり(図5参照)、それらの波
形ごとに当該波形に類似した傾斜磁場用駆動波形を入力
して傾斜磁場用駆動波形を求めるのは、非常に手間がか
かる問題点がある。同様の理由により、従来のMRI装
置500では、傾斜磁場の多様な波形ごとの渦電流をそ
れぞれ推定するのは、非常に手間がかかる問題点があ
る。そこで、本発明の第1の目的は、任意の波形の傾斜
磁場を実際に印加しうる傾斜磁場用駆動波形を容易に求
めることができる傾斜磁場用駆動波形生成装置を提供す
ることにある。また、本発明の第2の目的は、任意の傾
斜磁場用駆動波形に対応して生じる渦電流を容易に推定
することができる渦電流推定装置を提供することにあ
る。また、本発明の第3の目的は、所望波形の傾斜磁場
を実際に印加しうるMRイメージング方法およびそのM
Rイメージング方法を好適に実施しうるMRI装置を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、傾斜磁場中に設けられ且つ傾斜磁場の変化により誘
起電圧を生じるサーチコイルと、傾斜磁場系に傾斜磁場
用駆動波形として正弦波を入力し且つその周波数を変化
させる正弦波入力手段と、各周波数における前記正弦波
とサーチコイルの誘起電圧の関係に基づいて傾斜磁場系
の周波数応答関数を算出する周波数応答関数算出手段
と、その周波数応答関数と傾斜磁場の所望波形とに基づ
いて当該所望波形の傾斜磁場を実際に印加しうる傾斜磁
場用駆動波形を生成する傾斜磁場用駆動波形生成手段と
を具備したことを特徴とする傾斜磁場用駆動波形生成装
置を提供する。
【0010】まず、周波数応答関数を求める原理につい
て説明する。周波数をfoとし、時間をtとするとき、
正弦波x(t)は、次の(数1)式で示される。なお、
Aoは、正弦波x(t)の最大値|x(t)|maxであ
る。
【0011】
【数1】
【0012】また、傾斜磁場電源と傾斜磁場コイルから
なる傾斜磁場系がインパルス応答h(t)の定係数線形
系とすると、傾斜磁場系から発生される傾斜磁場b
(t)は、畳み込み積分で表され、次の(数2)式で示
される。
【0013】
【数2】
【0014】上記(数1)式のフーリエ変換は、次の
(数3)式で示される。なお、積分の下限が−∞でな
く、0なのは、t<0で、x(t)=0のためである。
【0015】
【数3】
【0016】インパルス応答h(t)をフーリエ変換し
て得られる周波数応答関数H(f)は、次の(数4)式
で示される。
【0017】
【数4】
【0018】傾斜磁場b(t)のフーリエ変換をB
(f)とすると、上記(数3)式と上記(数4)式とに
より、上記(数2)式は次の(数5)式のように表現さ
れる。
【0019】
【数5】
【0020】f=foのとき、上記(数5)式は次の
(数6)式になる。
【0021】
【数6】
【0022】f≠foのとき、上記(数5)式は次の
(数7)式になる。
【0023】
【数7】
【0024】上記(数5)式のB(f)を逆フーリエ変
換すると傾斜磁場b(t)となる。ここで、上記(数
6)式および(数7)式を考慮すると、次の(数8)式
が導かれる。
【0025】
【数8】
【0026】上記(数8)式から、b(t)の最大値|
b(t)|maxは、 |b(t)|max=2H(fo)Ao であることが判る。これを変形すると、 Ao=|b(t)|max/2H(fo) となる。ここで、Aoは正弦波x(t)の最大値|x
(t)|maxであるから、 |x(t)|max=|b(t)|max/2H(fo) となる。
【0027】一方、サーチコイルの巻数をnとし,半径
をrとし,誘起電圧をv(t)とすれば、次の(数9)
式が成立する。なお、サーチコイルが傾斜磁場系よりも
十分広い周波数帯域を持っているものとする。
【0028】
【数9】
【0029】上記(数9)式に上記(数8)式を代入
し、変形すると、次の(数10)式が導かれる。
【0030】
【数10】
【0031】上記(数10)式より、誘起電圧v(t)
の最大値|v(t)|maxは、 |v(t)|max=2nπ22fo|b(t)|max であることが判る。これを変形すれば、次の(数11)
式となる。
【0032】
【数11】
【0033】上記(数11)式を上記の正弦波x(t)
の最大値|x(t)|maxの式に代入すると、次の(数1
2)式が導かれる。
【0034】
【数12】
【0035】上記(数12)式を変形すると、次の(数
13)式が得られる。
【0036】
【数13】
【0037】すなわち、上記(数13)式から、周波数
foにおける正弦波x(t)の最大値|x(t)|maxと
サーチコイルの誘起電圧の最大値|v(t)|maxとを測
定すれば、周波数foにおける傾斜磁場系の周波数応答
関数H(fo)を算出できることが判る。そこで、周波
数fを変化させれば(具体的には、周波数fを傾斜磁場
波形の周波数帯域内で変化させる)、傾斜磁場系の周波
数応答関数H(f)を求めることが出来る。
【0038】なお、理論上はインパルスを入力して周波
数応答関数H(f)を求めることが出来るが、実際に
は、電源の性能などの制約があってインパルスを入力す
ることは不可能であり、周波数応答関数H(f)を求め
ることが出来なかった。ところが、本発明では正弦波を
用いるようにしたので、電源の性能などの制約があって
も実際に正弦波を入力することが出来るようになる。そ
して、周波数fを変化させる必要はあるが、実際に周波
数応答関数H(f)を求めることが出来るようになる。
【0039】さて、上記第1の観点の傾斜磁場用駆動波
形生成装置では、上記の原理により周波数応答関数H
(f)を求める。そして、その周波数応答関数H(f)
と傾斜磁場の所望波形のフーリエ変換B(f)とに基づ
いて、上記(数5)式から傾斜磁場用駆動波形のフーリ
エ変換X(f)を算出する。すなわち、 X(f)=B(f)/H(f) である。このX(f)を逆フーリエ変換すれば、当該所
望波形の傾斜磁場を実際に印加しうる傾斜磁場用駆動波
形x(t)を生成できる。そして、一つの傾斜磁場系の
周波数応答関数H(f)を1回だけ求めてそれを記憶し
ておけば、任意の波形の傾斜磁場を実際に印加しうる傾
斜磁場用駆動波形を計算によって容易に生成できるよう
になる。すなわち、所望波形に類似した傾斜磁場用駆動
波形を入力して所望波形の傾斜磁場を実際に印加しうる
傾斜磁場用駆動波形を求める操作をいちいちする必要が
なくなり、傾斜磁場の多様な波形に柔軟に対応できるよ
うになる。
【0040】第2の観点では、本発明は、傾斜磁場中に
設けられ且つ傾斜磁場の変化により誘起電圧を生じるサ
ーチコイルと、傾斜磁場系に傾斜磁場用駆動波形として
正弦波を入力し且つその周波数を変化させる正弦波入力
手段と、各周波数における前記正弦波とサーチコイルの
誘起電圧の関係に基づいて傾斜磁場系の周波数応答関数
を算出する周波数応答関数算出手段と、その周波数応答
関数と一つの傾斜磁場用駆動波形とに基づいて当該傾斜
磁場用駆動波形を入力したときに実際に印加しうる傾斜
磁場の波形を算出する傾斜磁場波形算出手段と、その算
出した傾斜磁場の波形と前記一つの傾斜磁場用駆動波形
の関係に基づいて当該一つの傾斜磁場用駆動波形を入力
したときに生じる渦電流を推定する渦電流推定手段とを
具備したことを特徴とする渦電流推定装置を提供する。
【0041】上記第2の観点の渦電流推定装置では、上
記の原理により周波数応答関数H(f)を求める。そし
て、その周波数応答関数H(f)と傾斜磁場用駆動波形
のフーリエ変換X(f)とに基づいて、上記(数5)式
から傾斜磁場波形のフーリエ変換B(f)を算出する。
すなわち、 B(f)=H(f)・X(f) である。このB(f)を逆フーリエ変換すれば、実際に
印加される傾斜磁場波形b(t)を生成できる。さら
に、この実際に印加される傾斜磁場波形b(t)と傾斜
磁場用駆動波形x(t)の差から渦電流を推定できる。
そして、一つの傾斜磁場系の周波数応答関数H(f)を
1回だけ求めてそれを記憶しておけば、任意の傾斜磁場
用駆動波形により実際に印加される傾斜磁場波形を計算
によって容易に生成できるから、いちいち傾斜磁場用駆
動波形を入力して傾斜磁場を測定する必要がなくなり、
多様な傾斜磁場用駆動波形に柔軟に対応できるようにな
る。
【0042】なお、上記(数5)式から傾斜磁場波形の
フーリエ変換B(f)を算出し、それを逆フーリエ変換
して傾斜磁場波形b(t)を生成する代りに、周波数応
答関数H(f)を逆フーリエ変換してインパルス応答h
(t)を求め、そのインパルス応答h(t)と傾斜磁場
用駆動波形x(t)と上記(数2)式から傾斜磁場波形
b(t)を生成してもよい。
【0043】第3の観点では、本発明は、上記構成の傾
斜磁場用駆動波形生成装置により生成した傾斜磁場用駆
動波形を傾斜磁場系に入力して傾斜磁場を印加すること
を特徴とするMRイメージング方法を提供する。上記第
3の観点のMRイメージング方法では、上記第1の観点
の傾斜磁場用駆動波形生成装置により算出した傾斜磁場
用駆動波形を傾斜磁場系に入力して傾斜磁場を印加する
ので、所望波形の傾斜磁場を実際に印加することが可能
となり、良好なMR画像が得られるようになる。
【0044】第4の観点では、本発明は、MRI装置の
傾斜磁場中に設けられ且つ傾斜磁場の変化により誘起電
圧を生じるサーチコイルと、傾斜磁場系に傾斜磁場用駆
動波形として正弦波を入力し且つその周波数を変化させ
る正弦波入力手段と、各周波数における前記正弦波とサ
ーチコイルの誘起電圧の関係に基づいて傾斜磁場系の周
波数応答関数を算出する周波数応答関数算出手段と、そ
の周波数応答関数と傾斜磁場の所望波形とに基づいて当
該所望波形の傾斜磁場を実際に印加しうる傾斜磁場用駆
動波形を算出する傾斜磁場用駆動波形算出手段と、算出
した傾斜磁場用駆動波形を前記傾斜磁場系に入力して傾
斜磁場を印加する傾斜磁場印加手段とを具備したことを
特徴とするMRI装置を提供する。上記第4の観点のM
RI装置では、上記第1の観点の傾斜磁場用駆動波形生
成装置により算出した傾斜磁場用駆動波形を傾斜磁場系
に入力して傾斜磁場を印加するので、所望波形の傾斜磁
場を実際に印加することが可能となり、良好なMR画像
が得られるようになる。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、図に示す本発明の実施の形
態により本発明をさらに詳細に説明する。なお、これに
より本発明が限定されるものではない。
【0046】図1は、本発明の一実施形態のMRI装置
を示すブロック図である。このMRI装置100におい
て、マグネットアセンブリ1は、内部に被検体が入る円
筒状の空間を有し、この空間を取りまくようにして、被
検体に一定の主磁場を印加する主磁場コイル16と、傾
斜磁場を発生するためのx軸,y軸,z軸の各傾斜磁場
コイル14x,14y,14zと、被検体内のプロトン
を励起するためのRF(Radio Frequency)パルスを送
信すると共に被検体から発生するNMR(Nuclear Magn
etic Resonance)信号を検出するボディコイル15とが
配置されている。さらに、前記傾斜磁場コイル14x,
14y,14zによる傾斜磁場の磁場中には、傾斜磁場
系よりも十分に広い周波数帯域を持っているサーチコイ
ル21が設けられている。
【0047】前記主磁場コイル16は、主磁場電源2に
接続されている。また、前記傾斜磁場コイル14x,1
4y,14zは、傾斜磁場電源3に接続されている。ま
た、前記ボディコイル15は、RF電力増幅器4および
前置増幅器5に接続されている。さらに、前記サーチコ
イル21は、誘起電圧測定器22に接続されている。
【0048】シーケンス制御回路8は、計算機7からの
指令に従い、スピンエコー法等のシーケンスに基づい
て、傾斜磁場用駆動波形x(t)を傾斜磁場電源3に入
力し、前記傾斜磁場コイル14x,14y,14zから
傾斜磁場を発生させる。また、ゲート変調回路9を操作
し、RF発振回路10からの高周波出力信号を所定タイ
ミング・所定包絡線のパルス状信号に変調し、それをR
FパルスとしてRF電力増幅器4に加え、RF電力増幅
器4でパワー増幅した後、前記ボディコイル15に印加
し、目的の励起領域を選択励起する。
【0049】前置増幅器5は、前記ボディコイル15で
検出された被検体からのNMR信号を増幅し、位相検波
器12に入力する。位相検波器12は、RF発振回路1
0の出力を参照信号とし、前置増幅器5からのNMR信
号を位相検波して、AD変換器11に与える。AD変換
器11は、位相検波後のアナログ信号をデジタル信号に
変換して、計算機7に入力する。
【0050】前記誘起電圧測定器22は、前記サーチコ
イル21に誘起される誘起電圧v(t)を測定し、計算
機7に入力する。
【0051】計算機7は、AD変換器11からのデジタ
ル信号を用いて画像再構成演算を行い、MR画像(プロ
トン密度像)を生成する。このMR画像は、表示装置6
で表示される。また、計算機7は、操作卓13から入力
された情報を受け取るなどの全体的な制御を受け持つ。
【0052】さらに、後で詳述するように、計算機7
は、傾斜磁場系に傾斜磁場用駆動波形x(t)として正
弦波を入力し且つその周波数を所定範囲内で変化させ、
各周波数における前記正弦波x(t)とサーチコイル2
1の誘起電圧v(t)の関係に基づいて傾斜磁場系の周
波数応答関数H(f)を求め、その周波数応答関数H
(f)を記憶しておく。そして、その周波数応答関数H
(f)と傾斜磁場の所望波形b(t)とに基づいて、当
該所望波形の傾斜磁場を実際に印加しうる傾斜磁場用駆
動波形x(t)を生成し、シーケンス制御回路8に与え
る。さらに、必要に応じて、入力しようとする傾斜磁場
用駆動波形x(t)と前記周波数応答関数H(f)とに
基づいて実際に印加される傾斜磁場波形b(t)を算出
し、前記傾斜磁場用駆動波形x(t)と前記傾斜磁場波
形b(t)とに基づいて渦電流を推定する。
【0053】図2は、前記サーチコイル21の配置を示
す模式的斜視図である。前記サーチコイル21は、ボデ
ィコイル15の内側(または外側)のx軸からy軸方向
に45°の位置(IEC[601−2−32]の規定)
に、z軸方向に感度を有するように配置されている。
【0054】図3は、図1のMRI装置100における
傾斜磁場系およびサーチコイルの伝達特性を示す説明図
である。傾斜磁場系Gは、傾斜磁場電源3と,傾斜磁場
コイル14x,14y,14zとから構成される。
【0055】さて、傾斜磁場系Gの周波数応答関数H
(f)を測定するとき、ある周波数foの正弦波x
(t)を傾斜磁場系Gに入力し、傾斜磁場b(t)によ
るサーチコイル21での誘起電圧v(t)を計測する。
そして、上記(数13)式から当該周波数foにおける
周波数応答特性H(fo)を得る。これを、周波数fo
を所定範囲(例えば10Hz〜100kHz)内で変化
しながら行うと、周波数応答関数H(f)が得られる。
図4に、周波数応答関数H(f)のグラフを例示する。
そして、得られた周波数応答関数H(f)を記憶してお
く。
【0056】次に、所望波形の傾斜磁場b(t)を実際
に印加しうる傾斜磁場用駆動波形x(t)を求めるとき
には、記憶していた周波数応答関数H(f)と所望波形
の傾斜磁場b(t)のフーリエ変換B(f)と上記(数
5)式に基づいてX(f)を算出し、それを逆フーリエ
変換する。また、ある傾斜磁場用駆動波形x(t)を入
力した場合の渦電流を推定するときには、記憶していた
周波数応答関数H(f)と入力する傾斜磁場用駆動波形
x(t)のフーリエ変換X(f)と上記(数5)式に基
づいてB(f)を算出し、それを逆フーリエ変換して傾
斜磁場b(t)を算出し、x(t)とb(t)の差を渦
電流と推定する。
【0057】上記MRI装置100によれば、所望波形
の傾斜磁場を実際に印加しうる傾斜磁場用駆動波形を計
算で容易に求めることができる。従って、図5の(a)
〜(c)に示すような傾斜磁場の多様な波形に柔軟に対
応できるようになる。そして、求めた傾斜磁場用駆動波
形を傾斜磁場系Gに入力すれば、所望波形の傾斜磁場を
実際に印加することができ、良好なMR画像が得られる
ようになる。さらに、ある傾斜磁場用駆動波形を入力し
た場合の渦電流を計算により容易に推定することが出来
るようになる。
【0058】
【発明の効果】本発明の傾斜磁場用駆動波形生成装置に
よれば、一つの傾斜磁場系の周波数応答関数を1回だけ
求めてそれを記憶しておくことにより、任意の波形の傾
斜磁場を実際に印加しうる傾斜磁場用駆動波形を計算に
よって容易に生成できるようになる。本発明の渦電流推
定装置によれば、一つの傾斜磁場系の周波数応答関数を
1回だけ求めてそれを記憶しておくことにより、任意の
傾斜磁場用駆動波形により生じる渦電流を計算によって
容易に推定できる。本発明のMRイメージング方法およ
びMRI装置によれば、渦電流の影響にかかわらず、実
際に所望波形の傾斜磁場を印加することができ、良好な
MR画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のMRI装置を示すブロッ
ク図である。
【図2】サーチコイルの配置を示す模式的斜視図であ
る。
【図3】図1のMRI装置の傾斜磁場系およびサーチコ
イルにおける伝達特性を示す説明図である。
【図4】傾斜磁場系の周波数応答関数の例示図である。
【図5】傾斜磁場波形の例示図である。
【図6】従来のMRI装置の一例を示すブロック図であ
る。
【図7】図6のMRI装置における各部の波形を示す説
明図である。
【図8】図6のMRI装置における各部の波形を示す別
の説明図である。
【符号の説明】
100 MRI装置 1 マグネットアセンブリ 3 傾斜磁場電源 7 計算機 8 シーケンス制御回路 9 ゲート変調回路 13 操作卓 14x,14y,14z 傾斜磁場コイル 21 サーチコイル 22 誘起電圧測定器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾斜磁場中に設けられ且つ傾斜磁場の変
    化により誘起電圧を生じるサーチコイルと、傾斜磁場系
    に傾斜磁場用駆動波形として正弦波を入力し且つその周
    波数を変化させる正弦波入力手段と、各周波数における
    前記正弦波とサーチコイルの誘起電圧の関係に基づいて
    傾斜磁場系の周波数応答関数を算出する周波数応答関数
    算出手段と、その周波数応答関数と傾斜磁場の所望波形
    とに基づいて当該所望波形の傾斜磁場を実際に印加しう
    る傾斜磁場用駆動波形を生成する傾斜磁場用駆動波形生
    成手段とを具備したことを特徴とする傾斜磁場用駆動波
    形生成装置。
  2. 【請求項2】 傾斜磁場中に設けられ且つ傾斜磁場の変
    化により誘起電圧を生じるサーチコイルと、傾斜磁場系
    に傾斜磁場用駆動波形として正弦波を入力し且つその周
    波数を変化させる正弦波入力手段と、各周波数における
    前記正弦波とサーチコイルの誘起電圧の関係に基づいて
    傾斜磁場系の周波数応答関数を算出する周波数応答関数
    算出手段と、その周波数応答関数と一つの傾斜磁場用駆
    動波形とに基づいて当該傾斜磁場用駆動波形を入力した
    ときに実際に印加しうる傾斜磁場の波形を算出する傾斜
    磁場波形算出手段と、その算出した傾斜磁場の波形と前
    記一つの傾斜磁場用駆動波形の関係に基づいて当該一つ
    の傾斜磁場用駆動波形を入力したときに生じる渦電流を
    推定する渦電流推定手段とを具備したことを特徴とする
    渦電流推定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の傾斜磁場用駆動波形生
    成装置により生成した傾斜磁場用駆動波形を傾斜磁場系
    に入力して傾斜磁場を印加することを特徴とするMRイ
    メージング方法。
  4. 【請求項4】 MRI装置の傾斜磁場中に設けられ且つ
    傾斜磁場の変化により誘起電圧を生じるサーチコイル
    と、傾斜磁場系に傾斜磁場用駆動波形として正弦波を入
    力し且つその周波数を変化させる正弦波入力手段と、各
    周波数における前記正弦波とサーチコイルの誘起電圧の
    関係に基づいて傾斜磁場系の周波数応答関数を算出する
    周波数応答関数算出手段と、その周波数応答関数と傾斜
    磁場の所望波形とに基づいて当該所望波形の傾斜磁場を
    実際に印加しうる傾斜磁場用駆動波形を算出する傾斜磁
    場用駆動波形算出手段と、算出した傾斜磁場用駆動波形
    を前記傾斜磁場系に入力して傾斜磁場を印加する傾斜磁
    場印加手段とを具備したことを特徴とするMRI装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100463461B1 (ko) * 1996-12-30 2005-05-27 제너럴 일렉트릭 캄파니 얻어진자기공명영상에서공간세기의비균질성을보정하는방법
JP2014045775A (ja) * 2012-08-29 2014-03-17 Toshiba Corp 磁気共鳴イメージング装置
JP2018514324A (ja) * 2015-05-12 2018-06-07 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. フィールドプローブを用いた磁気共鳴検査システム

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