JPH09119958A - 電気機器用絶縁診断装置 - Google Patents
電気機器用絶縁診断装置Info
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- JPH09119958A JPH09119958A JP7277630A JP27763095A JPH09119958A JP H09119958 A JPH09119958 A JP H09119958A JP 7277630 A JP7277630 A JP 7277630A JP 27763095 A JP27763095 A JP 27763095A JP H09119958 A JPH09119958 A JP H09119958A
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Links
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Landscapes
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
- Testing Relating To Insulation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 アンテナ回路について多観点のチェックが可
能な電気機器用絶縁診断装置を提供する。 【解決手段】 電気機器5の部分放電を検出するための
アンテナ1と、前記アンテナに接続された診断装置2と
を具備する電気機器用絶縁診断装置において、前記アン
テナの近傍に、前記アンテナと直列にコンデンサC2を
挿入し、該コンデンサに並列に、2つの発光素子D1,
D2を互いに逆極性に接続する。この発光素子は、診断
装置側からの信号に応じて点灯又は点滅して、アンテナ
回路の状態を表示する。アンテナ側では、この表示によ
ってアンテナ回路の状態を確認することができる。ま
た、この発光素子をインピーダンス素子として使用する
ことにより、アンテナ回路のチェックを行うことができ
る。
能な電気機器用絶縁診断装置を提供する。 【解決手段】 電気機器5の部分放電を検出するための
アンテナ1と、前記アンテナに接続された診断装置2と
を具備する電気機器用絶縁診断装置において、前記アン
テナの近傍に、前記アンテナと直列にコンデンサC2を
挿入し、該コンデンサに並列に、2つの発光素子D1,
D2を互いに逆極性に接続する。この発光素子は、診断
装置側からの信号に応じて点灯又は点滅して、アンテナ
回路の状態を表示する。アンテナ側では、この表示によ
ってアンテナ回路の状態を確認することができる。ま
た、この発光素子をインピーダンス素子として使用する
ことにより、アンテナ回路のチェックを行うことができ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、GIS、キュービ
クル等の電気機器の絶縁性能を診断する電気機器用絶縁
診断装置に関するものである。
クル等の電気機器の絶縁性能を診断する電気機器用絶縁
診断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気機器は絶縁性能が低下するとアーク
閃絡に到る前に、予兆現象として部分放電が発生する。
この部分放電を検出することにより、電気機器の絶縁性
能を診断することが行われている。図10に、従来の電
気機器用絶縁診断装置の回路を示す。
閃絡に到る前に、予兆現象として部分放電が発生する。
この部分放電を検出することにより、電気機器の絶縁性
能を診断することが行われている。図10に、従来の電
気機器用絶縁診断装置の回路を示す。
【0003】図において、1はアンテナで、電気機器5
の近傍又は内部に配置され、電気機器5の部分放電によ
り発生する高周波信号を検出する。2は診断装置で、ア
ンテナ1が検知した部分放電に基づいて電気機器5の絶
縁性能を診断する。3はケーブルで、アンテナ1と診断
装置2間を接続する。アンテナ1側において、アンテナ
1に高周波信号通過用コンデンサC2が直列に挿入され
る。このコンデンサC2と並列に、インピーダンス測定
用抵抗R3が接続される。
の近傍又は内部に配置され、電気機器5の部分放電によ
り発生する高周波信号を検出する。2は診断装置で、ア
ンテナ1が検知した部分放電に基づいて電気機器5の絶
縁性能を診断する。3はケーブルで、アンテナ1と診断
装置2間を接続する。アンテナ1側において、アンテナ
1に高周波信号通過用コンデンサC2が直列に挿入され
る。このコンデンサC2と並列に、インピーダンス測定
用抵抗R3が接続される。
【0004】診断装置2側において、アンテナ1及びケ
ーブル3を含むアンテナ回路をチェックするために、チ
ェック回路4がケーブル3に接続される。チェック回路
4において、41はチェック信号源で、チェック信号電
圧V0を、電流測定用抵抗R2とリアクトルL1,L2
を介してケーブル3に印加する。チェック信号源41か
らチェック信号電圧V0を加えたとき、アンテナ回路に
流れる電流は、電流測定用抵抗R2の端子電圧V2とし
て検出され、判定回路42に入力される。アンテナ回路
に印加される電圧は、リアクトルL1,L2間の電圧V
1として検出され、判定回路42に入力される。
ーブル3を含むアンテナ回路をチェックするために、チ
ェック回路4がケーブル3に接続される。チェック回路
4において、41はチェック信号源で、チェック信号電
圧V0を、電流測定用抵抗R2とリアクトルL1,L2
を介してケーブル3に印加する。チェック信号源41か
らチェック信号電圧V0を加えたとき、アンテナ回路に
流れる電流は、電流測定用抵抗R2の端子電圧V2とし
て検出され、判定回路42に入力される。アンテナ回路
に印加される電圧は、リアクトルL1,L2間の電圧V
1として検出され、判定回路42に入力される。
【0005】判定回路42では、電圧V1,V2に基づ
いてアンテナ側の抵抗R3のインピーダンスを演算す
る。この演算の結果と正常な抵抗R3の値とを比較する
ことにより、アンテナ回路の断線、ケーブルの短絡の有
無を判定する。
いてアンテナ側の抵抗R3のインピーダンスを演算す
る。この演算の結果と正常な抵抗R3の値とを比較する
ことにより、アンテナ回路の断線、ケーブルの短絡の有
無を判定する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の電気機器用
絶縁診断装置では、チェック回路は、アンテナ回路の断
線及びケーブルの短絡しかチェックできず、チェックで
きる種類が少なかった。また、診断装置2側において
は、アンテナの動作チェックが行え、その結果を知るこ
とができるが、アンテナ1側においては、アンテナの動
作チェックを行うことができず、また、その結果を知る
ことができなかった。
絶縁診断装置では、チェック回路は、アンテナ回路の断
線及びケーブルの短絡しかチェックできず、チェックで
きる種類が少なかった。また、診断装置2側において
は、アンテナの動作チェックが行え、その結果を知るこ
とができるが、アンテナ1側においては、アンテナの動
作チェックを行うことができず、また、その結果を知る
ことができなかった。
【0007】本発明は、アンテナ回路について多観点の
チェックが可能な電気機器用絶縁診断装置を提供するこ
とを目的とするものである。また、本発明は、アンテナ
側においてもアンテナの動作チェックが行えるように
し、更に、アンテナの動作チェックの結果を知ることが
できるようにした電気機器用絶縁診断装置を提供するこ
とを目的とするものである。
チェックが可能な電気機器用絶縁診断装置を提供するこ
とを目的とするものである。また、本発明は、アンテナ
側においてもアンテナの動作チェックが行えるように
し、更に、アンテナの動作チェックの結果を知ることが
できるようにした電気機器用絶縁診断装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、電気機器の部分放電を検出するためのアン
テナと、前記アンテナに接続された診断装置とを具備す
る電気機器用絶縁診断装置において、前記アンテナの近
傍で、前記アンテナと直列にコンデンサを挿入し、該コ
ンデンサに並列に、2つの発光素子を互いに逆極性に接
続する。
成するため、電気機器の部分放電を検出するためのアン
テナと、前記アンテナに接続された診断装置とを具備す
る電気機器用絶縁診断装置において、前記アンテナの近
傍で、前記アンテナと直列にコンデンサを挿入し、該コ
ンデンサに並列に、2つの発光素子を互いに逆極性に接
続する。
【0009】この発光素子は、診断装置側からの信号に
応じて点灯又は点滅して、アンテナ回路の状態を表示す
る。アンテナ側では、この表示によってアンテナ回路の
状態を確認することができる。また、この発光素子をイ
ンピーダンス素子として使用することにより、アンテナ
回路のチェックを行うことができる。
応じて点灯又は点滅して、アンテナ回路の状態を表示す
る。アンテナ側では、この表示によってアンテナ回路の
状態を確認することができる。また、この発光素子をイ
ンピーダンス素子として使用することにより、アンテナ
回路のチェックを行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図を
用いて説明する。なお、以下の説明においては、各図に
おいて同一の機能を有するものには同一の符号を付し
て、重複する説明を省略する。図1は本発明の電気機器
用絶縁診断装置の実施形態を示す回路図である。
用いて説明する。なお、以下の説明においては、各図に
おいて同一の機能を有するものには同一の符号を付し
て、重複する説明を省略する。図1は本発明の電気機器
用絶縁診断装置の実施形態を示す回路図である。
【0011】図において、1はアンテナで、電気機器5
の近傍又は内部に配置され、電気機器5の絶縁性能が低
下したときに発生する部分放電による高周波信号を検出
する。なお、本発明において使用するアンテナは、各種
アンテナ及び電極までを含むものである。2は診断装置
で、チューニングアンプ、スペクトラムアナライザ等の
電磁波検出装置及びCPUからなり、アンテナ1が検出
した高周波信号に基づいて、部分放電の発生の有無を検
知して、電気機器5の絶縁性能を診断する。C1は、診
断装置2の入力側に接続された直流カット用のコンデン
サである。
の近傍又は内部に配置され、電気機器5の絶縁性能が低
下したときに発生する部分放電による高周波信号を検出
する。なお、本発明において使用するアンテナは、各種
アンテナ及び電極までを含むものである。2は診断装置
で、チューニングアンプ、スペクトラムアナライザ等の
電磁波検出装置及びCPUからなり、アンテナ1が検出
した高周波信号に基づいて、部分放電の発生の有無を検
知して、電気機器5の絶縁性能を診断する。C1は、診
断装置2の入力側に接続された直流カット用のコンデン
サである。
【0012】3はケーブルで、アンテナ1と診断装置2
間を接続するものである。なお、アンテナ1とケーブル
3からなるアンテナ回路を複数設け、この複数のアンテ
ナ回路をマルチプレクサ等を介して1つの診断装置2に
接続し、診断装置2において、複数のアンテナ回路を順
次切り換えて診断を行うようにすることができる。アン
テナ1側において、アンテナ1と直列に高周波信号通過
用のコンデンサC2が接続される。コンデンサC2と並
列に2つの発光ダイオードD1,D2が逆並列に接続さ
れる。以下の説明では、一方の発光ダイオードD1を正
側と呼び、他方の発光ダイオードD2を負側と呼ぶ。
間を接続するものである。なお、アンテナ1とケーブル
3からなるアンテナ回路を複数設け、この複数のアンテ
ナ回路をマルチプレクサ等を介して1つの診断装置2に
接続し、診断装置2において、複数のアンテナ回路を順
次切り換えて診断を行うようにすることができる。アン
テナ1側において、アンテナ1と直列に高周波信号通過
用のコンデンサC2が接続される。コンデンサC2と並
列に2つの発光ダイオードD1,D2が逆並列に接続さ
れる。以下の説明では、一方の発光ダイオードD1を正
側と呼び、他方の発光ダイオードD2を負側と呼ぶ。
【0013】診断装置2側において、アンテナ回路のチ
ェックを行うためのチェック回路4がケーブル3に接続
される。チェック回路4において、41はチェック信号
源で、チェック信号電圧V0を、電流測定用抵抗R2と
リアクトルL1,L2を介してケーブル3に印加する。
チェック信号源41からチェック信号電圧V0を加えた
とき、アンテナ回路に流れる電流は電流測定用抵抗R2
の端子電圧V2として検出され、判定回路42に入力さ
れる。アンテナ回路に印加される電圧は、リアクトルL
1,L2間の電圧V1として検出され、これも判定回路
42に入力される。
ェックを行うためのチェック回路4がケーブル3に接続
される。チェック回路4において、41はチェック信号
源で、チェック信号電圧V0を、電流測定用抵抗R2と
リアクトルL1,L2を介してケーブル3に印加する。
チェック信号源41からチェック信号電圧V0を加えた
とき、アンテナ回路に流れる電流は電流測定用抵抗R2
の端子電圧V2として検出され、判定回路42に入力さ
れる。アンテナ回路に印加される電圧は、リアクトルL
1,L2間の電圧V1として検出され、これも判定回路
42に入力される。
【0014】判定回路42では、電圧V1,V2に基づ
いてアンテナ回路のチェックを行う。この判定回路42
の動作については後述する。なお、リアクトルL1,L
2のリアクタンス値は、交流のチェック信号V0に対し
てはその周波数におけるリアクタンス値が≒0となるよ
うに、かつ、アンテナが検知する部分放電による高周波
信号に対しては無限大の値となるように選定される。な
お、チェック信号が直流の場合、リアクトル値は0であ
る。
いてアンテナ回路のチェックを行う。この判定回路42
の動作については後述する。なお、リアクトルL1,L
2のリアクタンス値は、交流のチェック信号V0に対し
てはその周波数におけるリアクタンス値が≒0となるよ
うに、かつ、アンテナが検知する部分放電による高周波
信号に対しては無限大の値となるように選定される。な
お、チェック信号が直流の場合、リアクトル値は0であ
る。
【0015】チェック回路4の動作について以下に説明
する。 (アンテナ側での表示)図1の回路において、チェック
信号源41から、チェック信号電圧V0として正極の直
流信号を入力すると、正側の発光ダイオードD1が点灯
し、負極の直流信号を入力すると、負側の発光ダイオー
ドD2が点灯する。後述の方法でチェック回路4がアン
テナ回路の異常を検出した場合、異常を検出したアンテ
ナ回路の発光ダイオードD1,D2を点灯又は点滅する
ことにより、現場での注意を喚起することができる。
する。 (アンテナ側での表示)図1の回路において、チェック
信号源41から、チェック信号電圧V0として正極の直
流信号を入力すると、正側の発光ダイオードD1が点灯
し、負極の直流信号を入力すると、負側の発光ダイオー
ドD2が点灯する。後述の方法でチェック回路4がアン
テナ回路の異常を検出した場合、異常を検出したアンテ
ナ回路の発光ダイオードD1,D2を点灯又は点滅する
ことにより、現場での注意を喚起することができる。
【0016】また、正側の発光ダイオードD1を緑色の
発光ダイオードとし、負側の発光ダイオードD2を赤色
の発光ダイオードとすることにより、アンテナ側におい
て、アンテナ回路の正常状態と異常状態とを区別して表
示することができる。つまり、判定回路42において、
アンテナ回路の異常を検知しないときは、チェック信号
源41から正極のチェック信号を出力して緑色を点灯さ
せ、異常を検知したときは、チェック信号源41から負
極のチェック信号を出力して赤色を点灯させる。
発光ダイオードとし、負側の発光ダイオードD2を赤色
の発光ダイオードとすることにより、アンテナ側におい
て、アンテナ回路の正常状態と異常状態とを区別して表
示することができる。つまり、判定回路42において、
アンテナ回路の異常を検知しないときは、チェック信号
源41から正極のチェック信号を出力して緑色を点灯さ
せ、異常を検知したときは、チェック信号源41から負
極のチェック信号を出力して赤色を点灯させる。
【0017】さらに、図2(a),(b)に示すよう
に、発光ダイオードの接続関係を変更することにより、
アンテナ回路の種々の状態を2つの発光ダイオードD
1,D2の点灯、消灯の組合せにより表示することがで
きる。なお、図2(a),(b)は、アンテナ1側の回
路のみを示している。図2(a)(b)において、D3
はアンテナ短絡電流バイパス用ダイオード、D4はバイ
アス用ダイオード、C3はアンテナ短絡検出用コンデン
サ、L3は高周波阻止用リアクトル、D5は正極電流バ
イパス用ダイオードである。
に、発光ダイオードの接続関係を変更することにより、
アンテナ回路の種々の状態を2つの発光ダイオードD
1,D2の点灯、消灯の組合せにより表示することがで
きる。なお、図2(a),(b)は、アンテナ1側の回
路のみを示している。図2(a)(b)において、D3
はアンテナ短絡電流バイパス用ダイオード、D4はバイ
アス用ダイオード、C3はアンテナ短絡検出用コンデン
サ、L3は高周波阻止用リアクトル、D5は正極電流バ
イパス用ダイオードである。
【0018】正側の発光ダイオードD1はコンデンサC
2に直接並列接続される。負側の発光ダイオードD2
は、(a)においては、アンテナ1を含めてコンデンサ
C2に並列に接続され、(b)においては、ケーブル3
を含めてコンデンサC2に並列に接続される。この回路
においては、チェック信号源41から正極のチェック信
号が印加されたとき、正側の発光ダイオードD1が点灯
するが、ケーブル3が短絡しているときと、アンテナ1
がオープンしているときは点灯をしない。また、チェッ
ク信号源41から負極のチェック信号が印加されたと
き、負側の発光ダイオードD2が点灯するが、アンテナ
1が短絡しているときとケーブルが短絡しているときは
点灯しない。
2に直接並列接続される。負側の発光ダイオードD2
は、(a)においては、アンテナ1を含めてコンデンサ
C2に並列に接続され、(b)においては、ケーブル3
を含めてコンデンサC2に並列に接続される。この回路
においては、チェック信号源41から正極のチェック信
号が印加されたとき、正側の発光ダイオードD1が点灯
するが、ケーブル3が短絡しているときと、アンテナ1
がオープンしているときは点灯をしない。また、チェッ
ク信号源41から負極のチェック信号が印加されたと
き、負側の発光ダイオードD2が点灯するが、アンテナ
1が短絡しているときとケーブルが短絡しているときは
点灯しない。
【0019】上記の発光ダイオードの点灯、消灯とアン
テナ回路の状態との関係をまとめると、図3のようにな
り、発光ダイオードの点灯(○)、消灯(×)からアン
テナ回路の状態を識別することができるようになる。つ
まり、チェック信号源41から正負のチェック信号を連
続して出力した場合、アンテナ回路が正常であれば、両
方の発光ダイオードD1,D2が点灯する。アンテナ1
が短絡していれば、正側の発光ダイオードD1が点灯
し、負側の発光ダイオードD2は消灯する。ケーブル3
が短絡していれば、両方の発光ダイオードD1,D2が
消灯する。アンテナ1がオープンしていれば、正側の発
光ダイオードD1が消灯し、負側の発光ダイオードD2
は点灯する。
テナ回路の状態との関係をまとめると、図3のようにな
り、発光ダイオードの点灯(○)、消灯(×)からアン
テナ回路の状態を識別することができるようになる。つ
まり、チェック信号源41から正負のチェック信号を連
続して出力した場合、アンテナ回路が正常であれば、両
方の発光ダイオードD1,D2が点灯する。アンテナ1
が短絡していれば、正側の発光ダイオードD1が点灯
し、負側の発光ダイオードD2は消灯する。ケーブル3
が短絡していれば、両方の発光ダイオードD1,D2が
消灯する。アンテナ1がオープンしていれば、正側の発
光ダイオードD1が消灯し、負側の発光ダイオードD2
は点灯する。
【0020】この発光ダイオードD1,D2の点灯、消
灯の組合せから、アンテナ側においてアンテナ回路の状
態を識別することができる。 (アンテナ回路のチェック)図1の回路に戻ると、発光
ダイオードD1,D2が導通しているか否かは、電流測
定用抵抗R2間の電圧V2をモニタすることにより判別
することができる。さらに、ケーブル印加電圧V1及び
チェック信号電圧V0を加えてモニタすることにより、
アンテナ回路のインピーダンスを測定し、アンテナ回路
のチェックを行うことができる。その原理を図4を用い
て説明する。
灯の組合せから、アンテナ側においてアンテナ回路の状
態を識別することができる。 (アンテナ回路のチェック)図1の回路に戻ると、発光
ダイオードD1,D2が導通しているか否かは、電流測
定用抵抗R2間の電圧V2をモニタすることにより判別
することができる。さらに、ケーブル印加電圧V1及び
チェック信号電圧V0を加えてモニタすることにより、
アンテナ回路のインピーダンスを測定し、アンテナ回路
のチェックを行うことができる。その原理を図4を用い
て説明する。
【0021】発光ダイオードD1,D2及び電流測定用
抵抗R2の負荷曲線は図4に示すようになる。アンテナ
回路中の接触抵抗Ra=0であれば、測定電流は規定の
In=V2/R2となる。アンテナ回路中の接触抵抗R
aが増大すると、電流はIa=V2/(R2+Ra)に
低下するので、アンテナ回路中に接触不良が発生してい
ると判定することができる。
抵抗R2の負荷曲線は図4に示すようになる。アンテナ
回路中の接触抵抗Ra=0であれば、測定電流は規定の
In=V2/R2となる。アンテナ回路中の接触抵抗R
aが増大すると、電流はIa=V2/(R2+Ra)に
低下するので、アンテナ回路中に接触不良が発生してい
ると判定することができる。
【0022】(温度測定)図4の負荷曲線において発光
ダイオードD1,D2の特性は、図5に示すように、温
度により変化する。例えば、電流In=一定の場合、温
度T1がT2へと変化すると、ケーブル印加電圧V1
は、V1(T1)からV1(T2)へと変化する。ま
た、電圧V1=一定の場合、電流Inは、In(T1)
からIn(T2)へと変化する。さらに、I=Ith≒
0となる値は、通常、ダイオードの順方向しきい値と呼
ばれるが、この値も温度により変化をする。したがっ
て、これらの値の変化から温度を測定しても良い。
ダイオードD1,D2の特性は、図5に示すように、温
度により変化する。例えば、電流In=一定の場合、温
度T1がT2へと変化すると、ケーブル印加電圧V1
は、V1(T1)からV1(T2)へと変化する。ま
た、電圧V1=一定の場合、電流Inは、In(T1)
からIn(T2)へと変化する。さらに、I=Ith≒
0となる値は、通常、ダイオードの順方向しきい値と呼
ばれるが、この値も温度により変化をする。したがっ
て、これらの値の変化から温度を測定しても良い。
【0023】これらの変化から、発光ダイオードD1,
D2を温度センサとして使用できる。例えば、電気機器
5の内部に正側の発光ダイオードD1を配置し、外部に
負側の発光ダイオードD2を配置することで、電気機器
5の内外の温度差を知ることができ、電気機器5の加熱
異常を検出することが可能となる。なお、このとき、発
光ダイオードD1,D2を表示器としては使用できな
い。
D2を温度センサとして使用できる。例えば、電気機器
5の内部に正側の発光ダイオードD1を配置し、外部に
負側の発光ダイオードD2を配置することで、電気機器
5の内外の温度差を知ることができ、電気機器5の加熱
異常を検出することが可能となる。なお、このとき、発
光ダイオードD1,D2を表示器としては使用できな
い。
【0024】また、この温度測定においては、図6
(a)(b)に示すように、発光ダイオードD1,D2
に直列に、サーミスタ又は感温抵抗等の抵抗体R3,R
4を挿入して、抵抗値の変化により温度を計測してもよ
い。この抵抗値は、前述のように、図1の判定回路にお
いて電圧V1とV2から演算することができる。なお、
この抵抗体は、発光ダイオードD1,D2のいずれか一
方のみに挿入することもできる。
(a)(b)に示すように、発光ダイオードD1,D2
に直列に、サーミスタ又は感温抵抗等の抵抗体R3,R
4を挿入して、抵抗値の変化により温度を計測してもよ
い。この抵抗値は、前述のように、図1の判定回路にお
いて電圧V1とV2から演算することができる。なお、
この抵抗体は、発光ダイオードD1,D2のいずれか一
方のみに挿入することもできる。
【0025】(チェック回路の絶縁)図7に示すよう
に、チェック回路中にトランスTrを挿入してアンテナ
1とチェック回路4とを絶縁することもできる。なおこ
の場合、チェック信号源41として直流を使用すること
はできなくなる。 (外部点検機能の追加)図8に示すように、アンテナ1
の近傍に、高周波用切換スイッチSWを設け、外部点検
用の模擬信号発生器7を接続できるようにすることもで
きる。図において、高周波用切換スイッチSWは、アン
テナ1と外部端子8とを切り換え接続する。この外部端
子8に模擬信号発生器7を接続して、電気機器5の部分
放電により発生する高周波信号を模擬した信号をケーブ
ル3を経由して診断装置2に送信することにより、ケー
ブル3、診断装置2のチェックを行うことができる。
に、チェック回路中にトランスTrを挿入してアンテナ
1とチェック回路4とを絶縁することもできる。なおこ
の場合、チェック信号源41として直流を使用すること
はできなくなる。 (外部点検機能の追加)図8に示すように、アンテナ1
の近傍に、高周波用切換スイッチSWを設け、外部点検
用の模擬信号発生器7を接続できるようにすることもで
きる。図において、高周波用切換スイッチSWは、アン
テナ1と外部端子8とを切り換え接続する。この外部端
子8に模擬信号発生器7を接続して、電気機器5の部分
放電により発生する高周波信号を模擬した信号をケーブ
ル3を経由して診断装置2に送信することにより、ケー
ブル3、診断装置2のチェックを行うことができる。
【0026】なお、高周波用切換スイッチSWは、診断
装置2側からリモートコントロールできるものでもよい
が、アンテナ1側で点検作業時に操作できる手動のもの
とすることもできる。また、高周波用切換スイッチSW
としてプラグジャックを使用し、模擬信号発生器のジャ
ックの挿入時に自動的に回路が切り換わるものでもよ
い。
装置2側からリモートコントロールできるものでもよい
が、アンテナ1側で点検作業時に操作できる手動のもの
とすることもできる。また、高周波用切換スイッチSW
としてプラグジャックを使用し、模擬信号発生器のジャ
ックの挿入時に自動的に回路が切り換わるものでもよ
い。
【0027】また、外部端子8に接続するものは、模擬
信号発生器7だけでなく、アンテナ1とは別の第2のア
ンテナとすることもできる。そして、この第2のアンテ
ナは、電気機器4の外側に配置したノイズ検出用アンテ
ナとしても良いし、電気機器4の内部に配置した第2の
部分放電検出用アンテナとして用いても良い。さらに、
外部端子8に、インターホンを接続して、アンテナ1側
と診断装置2側で会話を行えるようにすることもでき
る。
信号発生器7だけでなく、アンテナ1とは別の第2のア
ンテナとすることもできる。そして、この第2のアンテ
ナは、電気機器4の外側に配置したノイズ検出用アンテ
ナとしても良いし、電気機器4の内部に配置した第2の
部分放電検出用アンテナとして用いても良い。さらに、
外部端子8に、インターホンを接続して、アンテナ1側
と診断装置2側で会話を行えるようにすることもでき
る。
【0028】(自己点検動作)アンテナ近傍に、インピ
ーダンスを介したスイッチを設け、このスイッチのオ
ン、オフにより、アンテナ回路と測定系の自己点検を行
う例を図9に示す。図において、正側発光ダイオードD
1の回路にインピーダンスZとスイッチS1の直列回路
が挿入され、負側の発光ダイオードD2の回路にインピ
ーダンスZとスイッチS2の直列回路が挿入される。
ーダンスを介したスイッチを設け、このスイッチのオ
ン、オフにより、アンテナ回路と測定系の自己点検を行
う例を図9に示す。図において、正側発光ダイオードD
1の回路にインピーダンスZとスイッチS1の直列回路
が挿入され、負側の発光ダイオードD2の回路にインピ
ーダンスZとスイッチS2の直列回路が挿入される。
【0029】これらスイッチS1,S2をオンオフする
ことにより、アンテナ回路のインピーダンスが変化す
る。このときの各インピーダンス値をチェック回路側で
測定する。そして、測定の結果、規定のインピーダンス
値が計測されたときは該当チャネルのアンテナ回路と測
定系に異常はないと判定し、測定したインピーダンス値
と規定のインピーダンス値が不一致の場合は、アンテナ
回路に異常があると判定する。
ことにより、アンテナ回路のインピーダンスが変化す
る。このときの各インピーダンス値をチェック回路側で
測定する。そして、測定の結果、規定のインピーダンス
値が計測されたときは該当チャネルのアンテナ回路と測
定系に異常はないと判定し、測定したインピーダンス値
と規定のインピーダンス値が不一致の場合は、アンテナ
回路に異常があると判定する。
【0030】また、スイッチS1,S2は、発光ダイオ
ードD1,D2と直列に接続されているため、チェック
信号源41から正のチェック信号と負のチェック信号を
常に出力することで、どちらのスイッチがオンされたか
が判別できる。したがって、自己点検動作以外にも、詳
細診断モードに切り換えることもできる。詳細診断モー
ドとは、いくつかの診断アルゴリズムのうち、最も詳細
に診断するモードであり、例えば、該当チャンネルの監
視周波数を5点から100点に増やして、診断精度を上
げる等のことが考えられる。
ードD1,D2と直列に接続されているため、チェック
信号源41から正のチェック信号と負のチェック信号を
常に出力することで、どちらのスイッチがオンされたか
が判別できる。したがって、自己点検動作以外にも、詳
細診断モードに切り換えることもできる。詳細診断モー
ドとは、いくつかの診断アルゴリズムのうち、最も詳細
に診断するモードであり、例えば、該当チャンネルの監
視周波数を5点から100点に増やして、診断精度を上
げる等のことが考えられる。
【0031】なお、追加したインピーダンスは、正側の
発光ダイオードD1又は負側の発光ダイオードD2のい
ずれか一方側のみに設けることもできる。
発光ダイオードD1又は負側の発光ダイオードD2のい
ずれか一方側のみに設けることもできる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、アンテナ回路について
多観点のチェックが可能な電気機器用絶縁診断装置を得
ることができる。また、本発明によれば、アンテナ側に
おいてもアンテナの動作チェックが行え、更に、アンテ
ナの動作チェックの結果を知ることができるようにした
電気機器用絶縁診断装置を得ることができる。
多観点のチェックが可能な電気機器用絶縁診断装置を得
ることができる。また、本発明によれば、アンテナ側に
おいてもアンテナの動作チェックが行え、更に、アンテ
ナの動作チェックの結果を知ることができるようにした
電気機器用絶縁診断装置を得ることができる。
【図1】本発明の電気機器用絶縁診断装置の実施形態の
回路図。
回路図。
【図2】図1の回路における発光ダイオードの接続の変
形例を示す図。
形例を示す図。
【図3】図2の回路の動作を説明する図。
【図4】図1の回路の負荷特性図。
【図5】図1の回路の、温度特性を加味した場合の負荷
特性図。
特性図。
【図6】図1の回路における発光ダイオードの接続の変
形例を示す図。
形例を示す図。
【図7】図1の回路におけるチェック回路の変形例を示
す図。
す図。
【図8】図1の回路に外部点検機能を追加した回路を示
す図。
す図。
【図9】図1の回路に自己点検機能を追加した回路を示
す図。
す図。
【図10】従来の電気機器用絶縁診断装置の回路図。
1…アンテナ 2…診断装置 3…ケーブル 4…チェック回路 41…チェック信号源 42…判定回路 5…電気機器 7…模擬信号発生器 8…外部端子
Claims (2)
- 【請求項1】 電気機器の部分放電を検出するためのア
ンテナと、前記アンテナに接続された診断装置とを具備
する電気機器用絶縁診断装置において、前記アンテナの
近傍で、前記アンテナと直列にコンデンサを挿入し、該
コンデンサに並列に、2つの発光素子を互いに逆極性に
接続したことを特徴とする電気機器用絶縁診断装置。 - 【請求項2】 前記発光素子の片方又は両方に直列に、
抵抗を接続したことを特徴とする請求項1記載の電気機
器用絶縁診断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7277630A JPH09119958A (ja) | 1995-10-25 | 1995-10-25 | 電気機器用絶縁診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7277630A JPH09119958A (ja) | 1995-10-25 | 1995-10-25 | 電気機器用絶縁診断装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09119958A true JPH09119958A (ja) | 1997-05-06 |
Family
ID=17586114
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7277630A Pending JPH09119958A (ja) | 1995-10-25 | 1995-10-25 | 電気機器用絶縁診断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09119958A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022185736A (ja) * | 2021-06-03 | 2022-12-15 | 富士電機株式会社 | 部分放電検出装置 |
-
1995
- 1995-10-25 JP JP7277630A patent/JPH09119958A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022185736A (ja) * | 2021-06-03 | 2022-12-15 | 富士電機株式会社 | 部分放電検出装置 |
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