JPH09121665A - ノッターにおける紐バスケットの取付機構 - Google Patents

ノッターにおける紐バスケットの取付機構

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JPH09121665A
JPH09121665A JP31479295A JP31479295A JPH09121665A JP H09121665 A JPH09121665 A JP H09121665A JP 31479295 A JP31479295 A JP 31479295A JP 31479295 A JP31479295 A JP 31479295A JP H09121665 A JPH09121665 A JP H09121665A
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small
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JP31479295A
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English (en)
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Shosuke Kamisada
昭介 上定
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 結束紐のたるみ及び紐玉の巻き崩れを減少さ
せ安定した結束作業を行うことができる紐バスケットの
取付機構を提供する。 【解決手段】 結束紐をロール状に巻いた大小の紐玉3
3,42を収容するとともに、ノッターフレーム14に
左右移動自在に取り付けられた結束装置6に、該紐玉3
3,42から結束紐を所定の繰出抵抗を与えて繰り出
す、大小2種類の紐バスケット34,41のうち、大型
の紐玉42を収容する大型紐バスケット41をノッター
フレーム14側に固定し、小型の紐玉33を収容する小
型紐バスケット34を結束装置6と一体的に左右移動す
るように結束装置6側に取り付け、大型紐玉42の繰出
経路を、小型紐バスケット34内を経由させるととも
に、上記繰出抵抗を結束紐に与える小型紐バスケット側
41のブレーキ部43を経由させ、該繰出経路内に、結
束装置6の移動に伴う結束紐の大型紐バスケット41側
でのたるみを防止するたるみ防止機構を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はコンバイン等に備
えられたノッターにおける紐バスケットの取付機構に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来コンバイン等における排わら結束用
のノッターに使用する結束紐は、ノッターの側端部に固
定されている紐バスケット内に、ロール状に巻取り形成
されたロール状紐(紐玉)としてに収容され、ノッター
作動に応じて順次繰り出し使用されるものが一般的であ
る。そして上記紐バスケットとして、特開平7−131
09号公報に示されるように、従来上部に小径の紐玉
(小型紐玉)を横方向に収容し、下部に大径の紐玉(大
型紐玉)を縦方向に収容するボックス状のものが用いら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし一般的にはノッ
ターにおける結束装置が排わらの結束位置を変更するた
めに左右にスライド移動するので、上記のように紐バス
ケットがノッター側に固定されていると、上記結束装置
の左右移動に伴って紐バスケットから結束装置までの距
離が変動する。このため結束装置の移動に伴って紐バス
ケットと結束装置間に結束紐のたるみが発生する場合が
あり、該たるみが結束に悪影響を及ぼすという問題があ
った。一方この紐バスケットと結束装置間における結束
紐のたるみを防止するために紐バスケットを結束装置と
ともに左右にスライド移動させる方法も考えられるが、
紐バスケットをスライド移動可能にノッター側に取り付
けると、紐バスケットは機体の振動等の影響を大きく受
け、特に縦方向に収容されている大型紐玉が上記振動等
の影響によってその巻きが崩れ、該巻き崩れによって結
束ミスが発生するという欠点があった。
【0004】また大型紐玉を収容する紐バスケットと小
型紐玉を収容する紐バスケットをそれぞれ別に設ける
と、各紐バスケットに結束装置に供給する結束紐に繰出
抵抗を与えるブレーキ部や結束紐の供給経路(繰出経
路)をそれぞれ設ける必要があるという欠点もあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めの本発明のノッターにおける紐バスケットの取付機構
は、結束装置6をノッターフレーム14に左右移動自在
に取り付けたことと、結束紐をロール状に巻いた大小の
紐玉33,42を収容し、所定の繰出抵抗を与えて上記
結束装置6に結束紐の繰り出しを行う大小2種類の紐バ
スケット34,41を上記結束装置6の近傍に設けたこ
とと、上記大型紐玉42を収容する大型紐バスケット4
1をノッターフレーム14側に固定して設けるととも
に、他方の小型紐玉33を収容する小型紐バスケット3
4を結束装置6と一体的に左右移動するように結束装置
6側に取り付けたことを第1の特徴としている。
【0006】また大型紐バスケット41内に収容された
大型紐玉42の繰出経路を、小型紐バスケット34内を
経由させるとともに、結束装置6に供給する結束紐に繰
出抵抗を与える小型紐バスケット側41のブレーキ部4
3を経由させて設けたことを第2の特徴としている。
【0007】さらに大型紐バスケット41内から結束装
置6に供給する結束紐に繰出抵抗を与えるブレーキ部ま
での結束紐の繰出経路内に、結束装置6の移動に伴う結
束紐の大型紐バスケット41側でのたるみを防止するた
るみ防止機構を設けたことを第3の特徴としている。
【0008】そして結束紐のたるみ防止機構を、大型紐
バスケット41の紐繰出口に設けたブレーキ部62とし
たことを第4の特徴としている。
【0009】そして結束装置6をノッターフレーム14
に左右移動自在に取り付けたことと、結束紐をロール状
に巻いた大小の紐玉33,42を収容し、所定の繰出抵
抗を与えて上記結束装置6に結束紐の繰り出しを行う大
小2種類の紐バスケット34,41を上記結束装置6の
近傍に設けたことと、大型紐バスケット41内に収容さ
れた大型紐玉42の繰出経路を、小型紐バスケット34
内を経由させるとともに、結束装置6に供給する結束紐
に繰出抵抗を与える小型紐バスケット側41のブレーキ
部43を経由させて設けたことを第5の特徴としてい
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明を利用したノッター
1について説明する。図1,図2はコンバインにおける
排わらカッター2の後方に設けられたノッター1の左側
面図及び背面図を示す。該ノッター1はニードル部3と
結節部4を設けた結束装置6と根揃え装置8とを備えて
おり、脱穀装置7側からノッター1の排わら排出経路9
内に送られた排わらを、その株端を後述するように根揃
え装置8によって揃えながら、該排出経路9内の集束位
置に集束し、排わらが所定量集束されると、従来と同様
に該排出経路9を挟んだ下方に設けられたニードル部3
のニードル11によって結束紐が上方に設けられた結節
部4の結束機構12側に供給されるとともに、該結束機
構12がニードル11と連動して動作し、該結束紐を用
いて上記集束された排わらを結束し、その後結節部4側
に設けられているスイーパー13等によって該結束され
た排わらを機外に放出する構造になっている。
【0011】次に結束装置6の構造について説明する。
ノッターフレーム14を備えたノッター1内における排
わらの排出経路9を挟んだ下方には上記ニードル部3を
備えたニードル部ケース16が、上方には上記結節部4
を備えた結節部ケース17がそれぞれ設けられており、
該ニードル部ケース16と結節部ケース17は排わらの
穂先側に向かってU字形に湾曲した連結フレーム23に
よって一体的に連結固定されている。そして上記ニード
ル部ケース16は下側の横フレーム14aをスライド自
在に挾持するスライドフレーム18を介して横フレーム
14aに、そして上記結節部ケース17もスライドフレ
ーム19を介して上側の横フレーム14bにそれぞれ支
持されており、ノッターフレーム14(横フレーム14
a,14b)に対して左右スライド自在に支持されてい
る。
【0012】また上記スライドフレーム18側には、ノ
ッターフレーム14側に設けられたモーター等の駆動源
(図示しない)によって回転駆動される移動ネジ31が
螺合しており、該移動ネジ31の回転駆動によってスラ
イドフレーム18がノッターフレーム14(横フレーム
14a)を左右にスライド移動することで、結束装置6
全体がノッターフレーム14に対して左右にスライド移
動する。
【0013】一方上記根揃え装置8はノッターフレーム
14内における結束装置6(結節部ケース17及びニー
ドル部ケース16)の左側(株元側)に設けられてお
り、スライドフレーム24を介して上側前後の横フレー
ム14bに左右スライド自在に取り付けられている。そ
してクランクシャフト28に入力される駆動力によって
平行リンク29を揺動させることで株元揃え板30を排
わらの稈身方向に揺動して排わらの株元を叩き排わらを
揃える。
【0014】結束装置6及び根揃え装置8は以上に示す
構造となっており、脱穀のため穂先基準で脱穀装置7に
搬送された刈取穀稈が脱穀された後、ノッター1の排わ
ら排出経路9内に排わらとして送られ、該排わらはその
株端が根揃え装置8によって叩き揃えられ、株元基準で
排出経路9内の集束位置に集束された後、結束装置6に
よって結束及び放出作業が行われる。このとき結束装置
6を前述のようにノッターフレーム14(横フレーム1
4a,14b)に沿って左右にスライド移動させること
によって結束位置の変更を行うことができる。このとき
ニードル部3のニードル11には結束用の結束紐が接続
されており、ニードル11の動作によって結束紐が結束
機構12に供給され排わらの結束が行われる。
【0015】次に上記結束紐のニードル部3(ニードル
11)への接続について説明する。一般的に結束紐はロ
ール状に巻取り形成されたロール状紐(紐玉)となって
おり、該紐玉の端部が所定の経路を通ってニードル部3
側に引き出されている。そしてニードル11に結束紐と
して接続され、該結束紐はニードル11の動作に従って
結束に必要な量だけ紐玉から繰り出される。なお紐玉は
後述するようにノッター1側に取り付けられた紐バスケ
ットに収容されてノッター1側に設けらる。
【0016】次に上記紐玉を収容する紐バスケットの取
付構造について説明する。図1〜図3に示されるように
上記スライドフレーム18には株元側に延出してフレー
ム杆32が設けられており、該フレーム杆32には、結
束紐が左右方向に引き出される横方向に紐玉33を収容
するボックス状の小型紐バスケット34が取り付けられ
ている。このとき小型紐バスケット34は側面下方が側
方取付部材36を介して、また前面が前面取付部材37
を介してフレーム杆32に固定されている。これによっ
て小型紐バスケット34は結束装置6の左右スライド移
動に伴って結束装置と一体的に左右スライド移動を行
う。
【0017】一方前後の下側の横フレーム14aには取
付部38が突設されており、該取付部38にブラケット
39を介して上記小型紐バスケット34とは別の大型紐
バスケット41が固定されている。この構造により結束
装置6の左右スライド移動によって小型紐バスケット3
4が移動しても、大型紐バスケット41はノッターフレ
ーム14に固定されたまま移動しない。そしてこの大型
紐バスケット41には紐玉42が、結束紐が上下方向に
引き出される縦方向に収容されている。このとき大型紐
バスケット41は、小型紐バスケット34に比較して大
きい。また収容されている紐玉42も小型紐バスケット
34に収容されている紐玉33に比較して大きく(径が
大きく)、巻かれている結束紐の長さが長い。
【0018】このため例えば比較的太い稈の排わらを結
束する場合又は1回の排わらの結束量が比較的多い結束
作業を行う場合等において、大型紐バスケット41に備
えられている大径の紐玉(大型紐玉)42から結束紐を
繰り出すことによって、小型紐バスケット34に備えら
れている小径の紐玉(小型紐玉)33から結束紐を繰り
出して行う結束作業における1つの紐玉で行うことがで
きる結束回数と同程度の結束回数の結束作業を行うこと
ができる。
【0019】また上記小型紐バスケット34の前面側に
は小型紐バスケット34の外側にブレーキ部43が設け
られており、上記ブレーキ部43は図3に示されるよう
に、凹状の挾持部を備えた挾持部材44が小型紐バスケ
ット34の前面側に固定されているとともに、該凹状の
挾持部に嵌合する凸状の挾持部を備えた挾持部材46
が、挾持部同士が嵌合する位置で、小型紐バスケット3
4の前面側に突設されたボルト47に遊嵌されたスプリ
ング48の付勢力によって挾持部材44側に押圧されて
取り付けられた構造となっている。このとき該スプリン
グ48は上記ボルト47に遊嵌されている保持プレート
49と挾持部材46との間に設けられており、スプリン
グ48とともに保持プレート49を挾持する上記ボルト
47に螺合して設けられたナット51によって、挾持部
材46を挾持部材44に押圧する付勢力が調節できる構
造となっている。なお上記ブレーキ部43の構造は公知
のものである。
【0020】次に各紐玉33,42(紐バスケット3
4,41)からニードル11までの結束紐の接続につい
て説明する。まず小型紐バスケット34内に備えられた
小型紐玉33からの結束紐をニードル11に接続する場
合について説明する。小型紐バスケット34の前面には
結束紐を小型紐バスケット34から外部に出すことがで
きるガイド孔54が設けられており、小型紐玉33の結
束紐端部は該ガイド孔54を通って小型紐バスケット3
4の外部に出される。そしてこのように小型紐バスケッ
ト34の外部に出された結束紐の端部は前述のブレーキ
部43を介してニードル11に接続される。このとき結
束紐はブレーキ部43における挾持部材44の挾持部と
挾持部材46の挾持部との間を通ってニードル11に接
続されており、スプリング48の付勢力(挾持部材46
の挾持部材44への押圧力)で、結束時に結束紐がニー
ドル11によって繰り出される時に所定の繰出抵抗が与
えられる。なお上記結束紐の接続の経路は図示しない。
【0021】つぎに大型紐バスケット41内に備えられ
た大型紐玉42からの結束紐をニードル11に接続する
場合について説明する。図3に示されるように大型紐玉
42からの結束紐40の端部は、大型紐バスケット41
の上面側に設けられた紐繰出部56の内部を通って大型
紐バスケット41の外部に出され、小型紐バスケット3
4内に入れらる。このとき該紐繰出部56の上面には図
4に示されるように結束紐40を通すことができる孔5
7aを備えたガイド57が設けられており、結束紐40
は該紐繰出部56のガイド57を通って大型紐バスケッ
ト41から外部に出される。
【0022】また小型紐バスケット34の底面における
内部側には図3,図4に示されるようにほぼ全幅(左右
全幅)に亙って、スリット61が設けられたゴム板等の
抵抗部材59が設けられている。このとき該抵抗部材5
9のスリット61は、小型紐バスケット34の左右スラ
イドストローク(結束装置6の左右スライドストロー
ク)長さと同じあるいはそれ以上の長さに亙って左右方
向に設けられている。そして該スリット61部分に対応
する小型紐バスケット34の底面は開放しており、スリ
ット61が底面視において剥き出しになっている。そし
て上記のように大型紐バスケット41から出た結束紐4
0が、該スリット61を通して小型紐バスケット34内
に入れらる。なお上記ガイド57上面と抵抗部材59の
下面は近接している。
【0023】このとき結束紐40はスリット61両側の
抵抗部材59によって所定の力で押圧されるが、その押
圧力は前述のブレーキ部43による結束紐40の押圧力
より弱い。そして上記のように小型紐バスケット34内
に入った結束紐40は、小型紐バスケット34のガイド
孔54を通って小型紐バスケット34から外部に出さ
れ、小型紐バスケット34のブレーキ部43を上記同様
に通って、ニードル11に接続される。
【0024】これによって大型紐玉42からの結束紐4
0も、結束時にニードル11によって繰り出される時に
ブレーキ部43により所定の繰出抵抗が与えられる。す
なわち結束紐40を大型紐玉42から結束装置6(ニー
ドル11)に供給(接続)する場合、小型紐バスケット
34のブレーキ部43が兼用され、ブレーキ部43以降
ニードル11までの結束紐の接続経路も兼用される。な
お大型紐玉42からの結束紐40と小型紐玉33からの
結束紐が同時にブレーキ機構に通されることはない。
【0025】次に結束装置6の左右スライド及び結束作
業に伴った結束紐の状態について説明する。例えばノッ
ターフレーム14における左右方向のある場所に結束装
置6が位置して結束作業が行われているとする。このと
き結束作業開始にあたって結束紐が大型紐玉42又は小
型紐玉33のどちらから引き出されていても、結束紐は
たるみの無い状態で前記の経路におけるほぼ最短距離で
ニードル11に接続される。そして結束紐がニードル1
1によって大型紐玉42又は小型紐玉33のいずれかか
ら、上記のように接続された経路を通って繰り出され、
結束作業が行われる。すなわち上記接続経路が結束紐の
繰出経路となる。
【0026】このとき繰出し時に結束紐にはブレーキ部
43によって所定の繰出抵抗が与えられ、該繰出抵抗に
よって結束が円滑に行われる。また繰出抵抗によって結
束作業中結束紐がたるむことは無い。なおブレーキ部4
3の結束紐への押圧力が抵抗部材59の押圧力より大き
いため、慣性等で結束紐が必要以上に繰り出されること
があるが、これに起因するたるみは、ブレーキ部43と
抵抗部材59間に発生し、大型紐玉42側への影響はな
い。
【0027】次に上記位置で結束作業を行っている結束
装置6を右側(穂先側)に移動させて、該移動した位置
で結束作業を行うとする。この場合前述の構造により結
束装置6の移動に伴って、小型紐バスケット34が結束
装置6と一体的に右側に移動するが、大型紐バスケット
41はノッターフレーム14側(横フレーム14a)に
固定されたまま移動しない。そして大型紐玉42からの
結束紐40がニードル11に接続されているとすると、
結束装置6の移動に伴って大型紐玉42から小型紐バス
ケット34のスライド量に対応した長さ結束紐40が繰
り出され、その後結束作業が行われる。
【0028】このとき上記のような小型紐バスケット3
4の右側への移動直前は前述のように大型紐玉42から
ニードル11までの全ての繰出経路内に結束紐40のた
るみがほぼなく、また前述のように結束紐40が大型紐
バスケット41からガイド57を通った後、小型紐バス
ケット34の抵抗部材59間のスリット61とブレーキ
部43を通ってニードル11に接続されている。このた
めブレーキ部43とニードル11(結束装置6)間に結
束装置6の移動に伴う距離の変動が無いとともに、ブレ
ーキ部43とたるみ防止機構58間ではニードル11に
よる結束紐40の繰り出しが無い場合、ブレーキ部43
と抵抗部材59の押圧力によって結束紐40が保持され
ている。
【0029】以上により小型紐バスケット34の移動時
には、抵抗部材59とニードル11間の結束紐40は小
型紐バスケット34及び結束装置6と一体的であり、こ
の部分は結束装置6がスライド移動しても結束紐40に
該移動に伴うたるみが発生しない。すなわち結束紐40
は小型紐バスケット34の移動に伴って抵抗部材59と
大型紐玉42間で繰り出される。そして繰り出される結
束紐40の長さが、ガイド57上面から抵抗部材59に
おける結束紐保持部分までの最短距離となるため、大型
紐玉42から抵抗部材59までの間にも小型紐バスケッ
ト34の移動による結束紐40のたるみは発生せず、そ
の後の結束作業においても、上記接続経路から前述の繰
出経路に沿うように結束紐40が抵抗部材59に保持さ
れながらスライドして繰り出され、結束作業中に結束紐
40がたるむことは無い。
【0030】つまり抵抗部材59は小型紐バスケット3
4内の結束紐40をブレーキ部43とともに保持するこ
とで結束装置6の移動に伴う結束紐40のたるみを防止
するたるみ防止機構である。なおこのたるみ防止機構は
結束紐の繰出経路内で結束紐40を保持するものであれ
ばどのような機構であってもよい。以上により結束紐4
0のたるみによって大型紐玉42の巻きが崩れることが
なく、該巻き崩れによる結束紐40のもつれ等に起因す
る結束ミスは発生しない。
【0031】また大型紐バスケット41がノッターフレ
ーム14側に固定されて取り付けられているため、該大
型紐バスケット41はノッターフレーム14を移動でき
るものに比較して結束作業中等における機体の振動等の
影響が少ない。これにより大型紐バスケットに縦方向に
収容される大型紐玉42の機体の振動等に起因する巻き
崩れが従来と同程度に維持され、この巻き崩れによる結
束ミスが増加することはない。
【0032】次に上記位置で結束作業を行っている結束
装置6を左側(株元側)に移動させて、該移動した位置
で結束作業を行うとする。なおニードル11には大型紐
バスケット41内の大型紐玉42からの結束紐40が接
続されているとする。この場合も上記右側への移動と同
様には結束装置6の移動に伴って大型紐バスケット41
が固定されたまま、小型紐バスケット34が結束装置6
と一体的に左側に移動し、小型紐バスケット34の移動
に伴って大型紐バスケット41内の大型紐玉42から小
型紐バスケット34のスライド移動量に対応した長さ結
束紐40が繰り出される。このとき上記同様に結束装置
6が移動しても抵抗部材59とニードル11間では結束
装置6の移動に伴う結束紐40のたるみが発生せず、結
束紐40は抵抗部材59と大型紐玉42間で繰り出され
る。
【0033】すなわち結束紐40は小型紐バスケット3
4の移動時にも、抵抗部材59における移動前に結束紐
40を保持している部分に保持され続けるので、結束装
置6移動に伴う小型紐バスケット34の移動によって該
抵抗部材59の結束紐40の保持部分がガイド57の真
上に来るまでたるみ、その後小型紐バスケット34の移
動に伴って該たるみが少なくなり、たるみが無くなった
位置からは小型紐バスケット34の移動に伴って大型紐
玉42から結束紐40が繰り出される。そして繰り出さ
れる結束紐40の長さが、ガイド57上面から上記抵抗
部材59の結束紐保持部分までの最短距離となるため、
大型紐玉42から抵抗部材59までの間に結束紐40の
たるみは発生しない。そしてその後の結束作業におい
て、結束紐がガイド57上面からガイド孔54までのほ
ぼ最短距離となる前述の繰出経路に沿うように、抵抗部
材59に保持されスライドしながら繰り出されるので、
結束紐40がたるむことは無い。なお小型紐バスケット
34のスライド移動中の結束紐40のたるみは、ガイド
57とたるみ防止機構58が近接しているため僅かであ
り、該たるみによって大型紐玉42の巻きが崩れること
はない。
【0034】なおニードル11に小型紐バスケット34
内の小型紐玉33からの結束紐が接続されている場合
は、前述のように小型紐バスケット34が結束装置6と
ともに左右にスライド移動するため、小型紐玉33も結
束装置6と一体的にスライド移動し、ブレーキ部43と
ニードル11間に距離の変動がないため、その繰出経路
に結束紐のたるみが発生することはない。また小型紐玉
33は小型紐バスケット34内に横方向に収容されてい
るため、小型紐バスケット34がノッターフレーム14
側にスライド自在に取り付けられて、結束作業中等の機
体の振動等の影響をより大きく受けても、該振動等によ
って結束紐玉の巻きに崩れが発生することは少ない。こ
のためニードル11に小型紐バスケット34内の小型紐
玉33から結束紐が接続されている場合は、結束装置6
の移動に無関係に安定した結束を行うことができる。
【0035】またニードル11に接続されている結束紐
が、大型紐玉42又は小型紐玉33のどちらから供給さ
れていても、結束装置6と一体的にスライド移動してニ
ードル11からの距離が変化しない小型紐バスケット3
3側のブレーキ部43を介してニードル11に接続さ
れ、ブレーキ部43以降の結束紐の繰出経路が兼用され
ているため、供給元の紐玉の差によって繰出抵抗等の条
件が変化することが無い。これによって供給元の紐玉に
無関係に同一の結束性能を維持することができる。また
上記繰出経路によって大型紐バスケット41用のブレー
キ部を独自に設ける必要がなく、コスト的にも有利であ
る。これは小型紐バスケット34が移動、固定どちらの
場合にも発生する効果である。
【0036】また小型紐バスケット34の底面側に設け
られているたるみ防止機構(抵抗部材59)の代わり
に、図5に示されるように大型紐バスケット42の繰出
部56の繰出口(ガイド57)付近に上記ブレーキ部4
3と同様のブレーキ装置62を設け、該ブレーキ装置6
2の押圧力で結束紐に繰出抵抗を与えてもよい。このと
き該ブレーキ装置62により結束紐に与える繰出抵抗
は、ブレーキ部43が与えるものより小さく構成されて
いる。この構造でブレーキ装置62以降の結束紐の接続
経路(繰出経路)を上記実施形態と同様にして、ニード
ル11に大型紐玉42から結束紐が供給されている場合
は、結束装置6の所定位置から右へのスライド時には小
型紐バスケット34内の結束紐がブレーキ部43とブレ
ーキ装置62によって保持されているため、上記同様ブ
レーキ装置62によって結束紐が繰り出され、繰出経路
内に結束紐のたるみは発生しない。また左への移動時に
はブレーキ装置62とブレーキ部43との間で結束紐の
たるみが発生するが、ブレーキ装置62によって該たる
みは大型紐玉側に影響を与えない。すなわちブレーキ装
置62と大型紐玉42の間には上記たるみに起因する大
型紐玉42側の巻きの崩れが一切発生せず、該巻き崩れ
による結束ミスが一切発生しない。
【0037】
【発明の効果】以上のように構成される本発明によれ
ば、小型紐バスケットが結束装置と一体的に移動するよ
うにノッター側に取り付けられている一方、大型紐バス
ケットがノッター側に固定されて取り付けられているた
め、通常大型紐バスケットに縦方向に収容される大型紐
玉の機体の振動等に起因する巻き崩れは、従来と同程度
に維持され、この巻き崩れによる結束ミスが増加するこ
とはない。また上記振動等の影響による巻き崩れが少な
い小型紐玉を収容した小型紐バスケットが結束装置と一
体的に移動するため、結束装置が移動した場合でも小型
紐バスケットのブレーキ部から結束装置までの距離は変
化しない。即ち小型紐バスケット側から供給される結束
紐は上記ブレーキ部と結束装置間においてたるみが発生
せず、該たるみによる結束ミスが発生しないという効果
がある。
【0038】そして大型紐玉から結束装置に繰り出され
る結束紐の繰出経路を、小型紐バスケット内を経由させ
るとともに、小型紐バスケット側のブレーキ部を経由さ
せる構造としたものにおいては、結束紐を大型紐玉から
結束装置に供給する場合も小型紐バスケットのブレーキ
部を兼用でき、該ブレーキ部以降の結束紐の繰出経路も
兼用することができる。このため大型紐バスケット用の
ブレーキ部を独自に設ける必要がなく、また供給される
紐玉の大小と無関係に結束紐に同一の繰出抵抗が与えら
れるので、供給される紐玉の大小と無関係に同一の結束
性能を維持することができる。
【0039】一方大型紐バスケット内からブレーキ部ま
での結束紐の繰出経路内に結束紐のたるみ防止機構を設
けたものにおいては、結束紐の繰出経路内に結束装置の
移動に伴う大型紐玉側で巻き崩れを生じさせる結束紐の
たるみが発生しない。
【0040】そして上記たるみ防止機構を、結束紐に繰
出抵抗を与えるブレーキ部として、大型紐バスケットの
紐繰出口に設けたものは、大型紐玉側におけるたるみ発
生をより効果的に防止できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ノッターの左側面図である。
【図2】ノッターの背面図である。
【図3】(a)は紐バスケット部分の左側面図,(b)
は背面図である。
【図4】小型紐バスケット底面部分の要部断面図であ
る。
【図5】小型紐バスケット底面部分の要部断面図であ
る。
【符号の説明】
6 結束装置 14 ノッターフレーム 33 小型紐玉(紐玉) 34 小型紐バスケット(紐バスケット) 41 大型紐バスケット(紐バスケット) 42 大型紐玉(紐玉) 43 ブレーキ部 62 ブレーキ装置(ブレーキ部)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結束装置(6)をノッターフレーム(1
    4)に左右移動自在に取り付け、結束紐をロール状に巻
    いた大小の紐玉(33),(42)を収容し、所定の繰
    出抵抗を与えて上記結束装置(6)に結束紐の繰り出し
    を行う大小2種類の紐バスケット(34),(41)を
    上記結束装置(6)の近傍に設けたものにおいて、上記
    大型紐玉(42)を収容する大型紐バスケット(41)
    をノッターフレーム(14)側に固定して設けるととも
    に、他方の小型紐玉(33)を収容する小型紐バスケッ
    ト(34)を結束装置(6)と一体的に左右移動するよ
    うに結束装置(6)側に取り付けたノッターにおける紐
    バスケットの取付機構。
  2. 【請求項2】 大型紐バスケット(41)内に収容され
    た大型紐玉(42)の繰出経路を、小型紐バスケット
    (34)内を経由させるとともに、結束装置(6)に供
    給する結束紐に繰出抵抗を与える小型紐バスケット側
    (41)のブレーキ部(43)を経由させて設けた請求
    項1のノッターにおける紐バスケットの取付機構。
  3. 【請求項3】 大型紐バスケット(41)内から結束装
    置(6)に供給する結束紐に繰出抵抗を与えるブレーキ
    部までの結束紐の繰出経路内に、結束装置(6)の移動
    に伴う結束紐の大型紐バスケット(41)側でのたるみ
    を防止するたるみ防止機構を設けた請求項1又は2のノ
    ッターにおける紐バスケットの取付機構。
  4. 【請求項4】 結束紐のたるみ防止機構を、大型紐バス
    ケット(41)の紐繰出口に設けたブレーキ部(62)
    とした請求項3のノッターにおける紐バスケットの取付
    機構。
  5. 【請求項5】 結束装置(6)をノッターフレーム(1
    4)に左右移動自在に取り付け、結束紐をロール状に巻
    いた大小の紐玉(33),(42)を収容し、所定の繰
    出抵抗を与えて上記結束装置(6)に結束紐の繰り出し
    を行う大小2種類の紐バスケット(34),(41)を
    上記結束装置(6)の近傍に設けたものにおいて、大型
    紐バスケット(41)内に収容された大型紐玉(42)
    の繰出経路を、小型紐バスケット(34)内を経由させ
    るとともに、結束装置(6)に供給する結束紐に繰出抵
    抗を与える小型紐バスケット側(41)のブレーキ部
    (43)を経由させて設けたノッターにおける紐バスケ
    ットの取付機構。
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