JPH0912316A - ガラス素子成形用ゴブの製造方法 - Google Patents
ガラス素子成形用ゴブの製造方法Info
- Publication number
- JPH0912316A JPH0912316A JP15796695A JP15796695A JPH0912316A JP H0912316 A JPH0912316 A JP H0912316A JP 15796695 A JP15796695 A JP 15796695A JP 15796695 A JP15796695 A JP 15796695A JP H0912316 A JPH0912316 A JP H0912316A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- molding
- gob
- bucket
- mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 239000011521 glass Substances 0.000 title claims abstract description 79
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 22
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims abstract description 90
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 18
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 13
- 239000005304 optical glass Substances 0.000 claims abstract description 5
- 239000006060 molten glass Substances 0.000 claims description 18
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 16
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 abstract description 10
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 6
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 4
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 3
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 3
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- BASFCYQUMIYNBI-UHFFFAOYSA-N platinum Chemical compound [Pt] BASFCYQUMIYNBI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 1
- 229910052697 platinum Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000012805 post-processing Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B19/00—Other methods of shaping glass
- C03B19/04—Other methods of shaping glass by centrifuging
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Surface Treatment Of Glass (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】表面に段差やしわがなく、しかも同一のガラス
滴下量に対して、従来より大口径のゴブを製造できるガ
ラス素子成形用ゴブの製造方法を提供する。 【構成】ルツボ11内の光学ガラスを溶融し、該溶融ガ
ラス12を遠心機ユニット3、4、10の回転アーム3
先端に支持された光学素子成形用型1B内に注入した
後、遠心機ユニットを回転させることにより加圧成形す
るガラス素子成形用ゴブの製造方法において、遠心機ユ
ニット3、4、10の回転始動と同時に、回転アーム3
の先端を加速機構7,9,15により加速させる。
滴下量に対して、従来より大口径のゴブを製造できるガ
ラス素子成形用ゴブの製造方法を提供する。 【構成】ルツボ11内の光学ガラスを溶融し、該溶融ガ
ラス12を遠心機ユニット3、4、10の回転アーム3
先端に支持された光学素子成形用型1B内に注入した
後、遠心機ユニットを回転させることにより加圧成形す
るガラス素子成形用ゴブの製造方法において、遠心機ユ
ニット3、4、10の回転始動と同時に、回転アーム3
の先端を加速機構7,9,15により加速させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラス光学素子の押圧
成形方法に係わり、詳しくは遠心成形法を用いたガラス
素子成形用ゴブの製造方法に関する。
成形方法に係わり、詳しくは遠心成形法を用いたガラス
素子成形用ゴブの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ガラスレンズなどの光学ガラス素
子をリヒートプレス法により成形する場合、所望するレ
ンズの形状に近い形状に仕上げられたガラスプリフォー
ムを製造し、これを加熱軟化して押圧成形していた。し
かし、この方法では、プリフォームの製造コストが大き
くなるため、プリフォームを安価に得る手段が研究され
ている。
子をリヒートプレス法により成形する場合、所望するレ
ンズの形状に近い形状に仕上げられたガラスプリフォー
ムを製造し、これを加熱軟化して押圧成形していた。し
かし、この方法では、プリフォームの製造コストが大き
くなるため、プリフォームを安価に得る手段が研究され
ている。
【0003】プリフォームを安価に得る手段に利用でき
るものの一つとして、特開平4−209724号公報所
載の技術が開示されている。図9はこの技術の遠心成形
装置の縦断面図である。図9において、101は遠心成
形装置で、この遠心成形装置101の内部は2つのベー
ス板102、103によりガラス原料を加熱溶融するガ
ラス原料融解部104の上段と、溶融したガラスが注入
された光学素子成形用型を回転させることにより成形を
行う遠心成形部105の中段と、前記光学素子成形用型
を回転駆動する回転駆動部106の下段との3段に構成
されている。
るものの一つとして、特開平4−209724号公報所
載の技術が開示されている。図9はこの技術の遠心成形
装置の縦断面図である。図9において、101は遠心成
形装置で、この遠心成形装置101の内部は2つのベー
ス板102、103によりガラス原料を加熱溶融するガ
ラス原料融解部104の上段と、溶融したガラスが注入
された光学素子成形用型を回転させることにより成形を
行う遠心成形部105の中段と、前記光学素子成形用型
を回転駆動する回転駆動部106の下段との3段に構成
されている。
【0004】上段のガラス原料溶解部104は、ルツボ
107を内設した高周波誘導加熱炉108と、高周波誘
導加熱炉108下部の設けられた溶融ガラスを切断する
シャー109とから構成されている。中段の遠心成形部
105は遠心回転部110とヒータ111とから構成さ
れている。遠心回転部110は、ベース板103に固設
された軸受112と、軸受112に回転自在に軸支され
た回転軸113と、回転軸113に支持された回転アー
ム114と、回転アーム114の両端に取着された2つ
のバケットホルダ115、116と、バケットホルダ1
15の先端に揺動自在に支持された第1のバケット11
7と、バケットホルダ116の先端に揺動自在に支持さ
れた第2のバケット118とから構成され、遠心回転部
110の周囲を囲繞するように前記ヒータ111が設置
されている。
107を内設した高周波誘導加熱炉108と、高周波誘
導加熱炉108下部の設けられた溶融ガラスを切断する
シャー109とから構成されている。中段の遠心成形部
105は遠心回転部110とヒータ111とから構成さ
れている。遠心回転部110は、ベース板103に固設
された軸受112と、軸受112に回転自在に軸支され
た回転軸113と、回転軸113に支持された回転アー
ム114と、回転アーム114の両端に取着された2つ
のバケットホルダ115、116と、バケットホルダ1
15の先端に揺動自在に支持された第1のバケット11
7と、バケットホルダ116の先端に揺動自在に支持さ
れた第2のバケット118とから構成され、遠心回転部
110の周囲を囲繞するように前記ヒータ111が設置
されている。
【0005】下段の回転駆動部106は、前記遠心回転
部110の回転軸113を回転駆動する軸体121と、
軸体121の中間部に嵌め込まれ一部にスリットが形成
されたスリットプレート122と発光部と受光部とを有
し前記スリットプレート122のスリットを非接触状態
で検出できるフォトセンサ123と、前記軸体121の
下部に嵌め込まれたプーリ124と、プーリ124にベ
ルト125を介して動力を供給する制御可能なモータ1
26とから構成されている。
部110の回転軸113を回転駆動する軸体121と、
軸体121の中間部に嵌め込まれ一部にスリットが形成
されたスリットプレート122と発光部と受光部とを有
し前記スリットプレート122のスリットを非接触状態
で検出できるフォトセンサ123と、前記軸体121の
下部に嵌め込まれたプーリ124と、プーリ124にベ
ルト125を介して動力を供給する制御可能なモータ1
26とから構成されている。
【0006】以上の構成から成る光学素子の遠心成形装
置を用いての光学素子の遠心成形方法は、まず第1のバ
ケット117に光学素子成形用型131をセットし、第
2のバケット118内にバランスウェイト132をセッ
トする。そして、回転軸113を手動にて回転させ、バ
ケット117内の光学素子成形用型131がルツボ10
7より落下する溶融ガラスを受け入れられる位置まで移
動させる。この時、スリットプレート122に形成され
ているスリットがフォトセンサ123ににより検出さ
れ、LED(図示省略)が点灯することにより所定の位
置に到達したことを知ることができる。
置を用いての光学素子の遠心成形方法は、まず第1のバ
ケット117に光学素子成形用型131をセットし、第
2のバケット118内にバランスウェイト132をセッ
トする。そして、回転軸113を手動にて回転させ、バ
ケット117内の光学素子成形用型131がルツボ10
7より落下する溶融ガラスを受け入れられる位置まで移
動させる。この時、スリットプレート122に形成され
ているスリットがフォトセンサ123ににより検出さ
れ、LED(図示省略)が点灯することにより所定の位
置に到達したことを知ることができる。
【0007】次に、ヒータ111により中段の遠心成形
部105を加熱する。次に、ルツボ107に光学ガラス
材料を入れて加熱炉108により加熱・溶融する。次
に、溶融ガラスが均質で泡の無い状態となった後、成形
に適した粘度に調整されてルツボ107から流れ出る。
そして、所定の量が流出した時点でシャー109により
切断される。次に、ルツボ107から流出した所定量の
溶融ガラスは光学素子成形用型131に流し込まれると
ともに、ヒータ111がOFFされ、モータ126が回
転を始める。遠心回転部110が回転を始めると、図1
0に示す如く、第1のバケット117と第2のバケット
118とは遠心力により各バケットホルダ115、11
6の支持軸115a,116aを中心として破線の様に
振り上げられる。この時に生じる遠心力により溶融ガラ
スは加圧されて成形される。また、成形途中にモータ1
26の回転数を適宜変化させて成形を行うこともでき
る。
部105を加熱する。次に、ルツボ107に光学ガラス
材料を入れて加熱炉108により加熱・溶融する。次
に、溶融ガラスが均質で泡の無い状態となった後、成形
に適した粘度に調整されてルツボ107から流れ出る。
そして、所定の量が流出した時点でシャー109により
切断される。次に、ルツボ107から流出した所定量の
溶融ガラスは光学素子成形用型131に流し込まれると
ともに、ヒータ111がOFFされ、モータ126が回
転を始める。遠心回転部110が回転を始めると、図1
0に示す如く、第1のバケット117と第2のバケット
118とは遠心力により各バケットホルダ115、11
6の支持軸115a,116aを中心として破線の様に
振り上げられる。この時に生じる遠心力により溶融ガラ
スは加圧されて成形される。また、成形途中にモータ1
26の回転数を適宜変化させて成形を行うこともでき
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記従来技
術には、つぎのような問題点があった。すなわち、上記
従来技術によるガラスゴブの製造方法において、大型の
レンズを製造する場合、滴下する溶融ガラスの直径より
も、型の成形面の直径の方が大きいことが考えられる。
滴下した溶融ガラスは徐々に冷却されて、特に表面はす
ぐに固まってしまうので、成形表面の欠陥(段差、しわ
など)を防ぐためには、溶融ガラスの流動を極力止めず
に素早く所望の形状に成形する必要がある。従って、従
来の遠心成形装置では、十分な回転初速度をバケットに
与えて、素早く溶融ガラスに遠心力を作用させる必要が
あったが、溶融ガラス滴下後、遠心回転部を回転させる
と、モータの能力不足から十分な遠心力が直ぐに得られ
ず、溶融ガラスの表面が固化して、成形面に段差やしわ
が生じるという問題が発生していた。
術には、つぎのような問題点があった。すなわち、上記
従来技術によるガラスゴブの製造方法において、大型の
レンズを製造する場合、滴下する溶融ガラスの直径より
も、型の成形面の直径の方が大きいことが考えられる。
滴下した溶融ガラスは徐々に冷却されて、特に表面はす
ぐに固まってしまうので、成形表面の欠陥(段差、しわ
など)を防ぐためには、溶融ガラスの流動を極力止めず
に素早く所望の形状に成形する必要がある。従って、従
来の遠心成形装置では、十分な回転初速度をバケットに
与えて、素早く溶融ガラスに遠心力を作用させる必要が
あったが、溶融ガラス滴下後、遠心回転部を回転させる
と、モータの能力不足から十分な遠心力が直ぐに得られ
ず、溶融ガラスの表面が固化して、成形面に段差やしわ
が生じるという問題が発生していた。
【0009】また、上記問題を回避するために、滴下す
るガラスの重量を増やすと、後加工の取り代が大きくな
り、加工性が悪化するという問題が生じる。さらに、素
早く遠心力を得るために、より回転トルクの大きいモー
タを使用すると、高価であるばかりでなく、遠心成形装
置とのバランスが悪くなるという問題がある。
るガラスの重量を増やすと、後加工の取り代が大きくな
り、加工性が悪化するという問題が生じる。さらに、素
早く遠心力を得るために、より回転トルクの大きいモー
タを使用すると、高価であるばかりでなく、遠心成形装
置とのバランスが悪くなるという問題がある。
【0010】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、請求項1または2に係る発明の目的は、表
面に段差やしわがなく、しかも同一のガラス滴下量に対
して、従来より大口径のゴブを製造できるガラス素子成
形用ゴブの製造方法を提供することである。請求項2に
係る発明の目的は、上記目的に加え、その両面を成形で
きるガラス素子成形用ゴブの製造方法を提供することで
ある。
れたもので、請求項1または2に係る発明の目的は、表
面に段差やしわがなく、しかも同一のガラス滴下量に対
して、従来より大口径のゴブを製造できるガラス素子成
形用ゴブの製造方法を提供することである。請求項2に
係る発明の目的は、上記目的に加え、その両面を成形で
きるガラス素子成形用ゴブの製造方法を提供することで
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1または2に係る発明は、ルツボ内の光学ガ
ラスを溶融し、該溶融ガラスを遠心機ユニットの回転ア
ーム先端に支持された光学素子成形用型内に注入した
後、遠心機ユニットを回転させることにより加圧成形す
るガラス素子成形用ゴブの製造方法において、前記遠心
機ユニットの回転始動と同時に、前記回転アームの先端
を加速機構により加速させることを特徴とする。請求項
2に係る発明は、前記回転アームの回転停止後に、上型
によりガラス液滴を押圧し、その両面を所望の形状に成
形することを特徴とする。
に、請求項1または2に係る発明は、ルツボ内の光学ガ
ラスを溶融し、該溶融ガラスを遠心機ユニットの回転ア
ーム先端に支持された光学素子成形用型内に注入した
後、遠心機ユニットを回転させることにより加圧成形す
るガラス素子成形用ゴブの製造方法において、前記遠心
機ユニットの回転始動と同時に、前記回転アームの先端
を加速機構により加速させることを特徴とする。請求項
2に係る発明は、前記回転アームの回転停止後に、上型
によりガラス液滴を押圧し、その両面を所望の形状に成
形することを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1または2に係る発明の作用では、遠心
機ユニットの回転始動と同時に、回転アームの先端を加
速機構により加速させるので、回転アーム先端に揺動自
在に支持された成形用型は、瞬間的な遠心力の作用によ
り、成形用型の法線が遠心機ユニットの回転軸に垂直に
なる位置に素早く移動し、同時に成形用型上の溶融ガラ
スは、成形用型の表面に垂直な力が加わるために、成形
用型との接触面が広がりながら成形される。請求項2に
係る発明の作用では、上記作用に加え、遠心機ユニット
を数回転させると、遠心力により成形用型の全面にガラ
ス液滴が広がるので、回転を停止した後、下型の上に乗
っている半溶融状態のガラス液滴を上型で押圧して成形
するので、両面の成形が可能となる。
機ユニットの回転始動と同時に、回転アームの先端を加
速機構により加速させるので、回転アーム先端に揺動自
在に支持された成形用型は、瞬間的な遠心力の作用によ
り、成形用型の法線が遠心機ユニットの回転軸に垂直に
なる位置に素早く移動し、同時に成形用型上の溶融ガラ
スは、成形用型の表面に垂直な力が加わるために、成形
用型との接触面が広がりながら成形される。請求項2に
係る発明の作用では、上記作用に加え、遠心機ユニット
を数回転させると、遠心力により成形用型の全面にガラ
ス液滴が広がるので、回転を停止した後、下型の上に乗
っている半溶融状態のガラス液滴を上型で押圧して成形
するので、両面の成形が可能となる。
【0013】
【実施例1】図1〜図4は実施例1を示し、図1は遠心
成形装置の上面図、図2は遠心成形装置の側面図、図3
は停止状態のバケット周辺の側面図、図4は回転状態の
バケット周辺の側面図である。
成形装置の上面図、図2は遠心成形装置の側面図、図3
は停止状態のバケット周辺の側面図、図4は回転状態の
バケット周辺の側面図である。
【0014】図1および図2において、図示を省略した
モータを内蔵したモータケース10の上には、回転軸4
が立設されており、回転軸4には、その軸心と垂直に回
転アーム3が取着され、矢印θ方向に回転するように構
成されている。図示を省略したモータは直流モータから
なり、回転軸4の最終到達速度は1200rpmであ
る。モータケース10と回転軸4と回転アーム3とによ
る回転機構部分にて、遠心機ユニットを構成している。
回転アーム3の一端には、矢印α方向に回動自在なバケ
ットホルダ2が装着され、バケットホルダ2には、バケ
ット1Aおよび型1Bが矢印β方向に回動自在に装着さ
れている。回転軸4の軸心から、バケット1Aの矢印β
方向の回動中心までの距離は400mmとした。また、
型1Bの成形面は凹球面をなし、その外径は12mmと
し、材質は超硬合金(WC)を用いた。回転アーム3の
他端には、バケットホルダ2とバケット1Aと型1Bと
ガラス液滴13との重量による回転モーメントをキャン
セルするためのバランサ5が取着されている。
モータを内蔵したモータケース10の上には、回転軸4
が立設されており、回転軸4には、その軸心と垂直に回
転アーム3が取着され、矢印θ方向に回転するように構
成されている。図示を省略したモータは直流モータから
なり、回転軸4の最終到達速度は1200rpmであ
る。モータケース10と回転軸4と回転アーム3とによ
る回転機構部分にて、遠心機ユニットを構成している。
回転アーム3の一端には、矢印α方向に回動自在なバケ
ットホルダ2が装着され、バケットホルダ2には、バケ
ット1Aおよび型1Bが矢印β方向に回動自在に装着さ
れている。回転軸4の軸心から、バケット1Aの矢印β
方向の回動中心までの距離は400mmとした。また、
型1Bの成形面は凹球面をなし、その外径は12mmと
し、材質は超硬合金(WC)を用いた。回転アーム3の
他端には、バケットホルダ2とバケット1Aと型1Bと
ガラス液滴13との重量による回転モーメントをキャン
セルするためのバランサ5が取着されている。
【0015】回転アーム3のバケットホルダ2の近傍に
は、後述の加速機構の衝撃をうける面が平面で長方形の
当て板6が固着されている。この当て板6に対向して、
ピストンロッド8を矢印X方向へ進退自在に保持するエ
アシリンダ7が配設され、このエアシリンダ7は、シリ
ンダベース15に矢印Z1 方向へ上下動自在に保持され
ている。エアシリンダ7とシリンダベース15とには、
空気ホース9が接続され、電磁弁(図示省略)を介して
圧縮空気源(図示省略)に連通している。これらの部材
により、加速機構が構成され、電磁弁によるエアシリン
ダ7およびシリンダベース15への圧縮空気の給排によ
り、当て板6にピストンロッド8を衝突させて回転アー
ム3を加速する。ピストンロッド8の底面は径4mmの
円形とし、10気圧の圧縮空気を作動流体として用い
た。
は、後述の加速機構の衝撃をうける面が平面で長方形の
当て板6が固着されている。この当て板6に対向して、
ピストンロッド8を矢印X方向へ進退自在に保持するエ
アシリンダ7が配設され、このエアシリンダ7は、シリ
ンダベース15に矢印Z1 方向へ上下動自在に保持され
ている。エアシリンダ7とシリンダベース15とには、
空気ホース9が接続され、電磁弁(図示省略)を介して
圧縮空気源(図示省略)に連通している。これらの部材
により、加速機構が構成され、電磁弁によるエアシリン
ダ7およびシリンダベース15への圧縮空気の給排によ
り、当て板6にピストンロッド8を衝突させて回転アー
ム3を加速する。ピストンロッド8の底面は径4mmの
円形とし、10気圧の圧縮空気を作動流体として用い
た。
【0016】停止状態のバケット1Aの鉛直上方には、
白金からなる溶融ルツボ11が配設され、ルツボヒータ
16により溶融ガラス12が一定温度(103 ポアズ程
度の粘度になる温度)に維持されている。溶融ルツボ1
1の下部には、ノズル14が連設され、ノズルヒータ1
7により温度(ガラスが102 ポアズ程度の粘度になる
温度)を調節することにより、溶融ガラス12の型1B
への滴下間隔と滴下量とを調整することができる。溶融
ルツボ11、ノズル14、ルツボヒータ16およびノズ
ルヒータ17によりルツボユニットを構成している。ガ
ラスの硝種がオハラ社BAL41(Tg点温度535
℃)を用い、滴下量は0.8gに調整されている。バケ
ット1Aの下方には、型ヒータ18が配設されており、
遠心機ユニットが停止している間は、型ヒータ台19に
内蔵されているエアシリンダ(図示省略)により、矢印
Z2 の方向に上昇してバケット1Aの外周を覆い、型1
Bを加熱する。型ヒータ18の温度は520℃とした。
遠心機ユニットの始動直前に、直ちに型ヒータ18を下
降させることで、バケット1Aが型ヒータ18と干渉す
ることのないように構成されている。なお、本実施例の
遠心成形装置で、材質が示されていない部材は、ステン
レス鋼が用いられている。
白金からなる溶融ルツボ11が配設され、ルツボヒータ
16により溶融ガラス12が一定温度(103 ポアズ程
度の粘度になる温度)に維持されている。溶融ルツボ1
1の下部には、ノズル14が連設され、ノズルヒータ1
7により温度(ガラスが102 ポアズ程度の粘度になる
温度)を調節することにより、溶融ガラス12の型1B
への滴下間隔と滴下量とを調整することができる。溶融
ルツボ11、ノズル14、ルツボヒータ16およびノズ
ルヒータ17によりルツボユニットを構成している。ガ
ラスの硝種がオハラ社BAL41(Tg点温度535
℃)を用い、滴下量は0.8gに調整されている。バケ
ット1Aの下方には、型ヒータ18が配設されており、
遠心機ユニットが停止している間は、型ヒータ台19に
内蔵されているエアシリンダ(図示省略)により、矢印
Z2 の方向に上昇してバケット1Aの外周を覆い、型1
Bを加熱する。型ヒータ18の温度は520℃とした。
遠心機ユニットの始動直前に、直ちに型ヒータ18を下
降させることで、バケット1Aが型ヒータ18と干渉す
ることのないように構成されている。なお、本実施例の
遠心成形装置で、材質が示されていない部材は、ステン
レス鋼が用いられている。
【0017】つぎに、上記遠心成形装置を用いたガラス
素子成形用ゴブ(以下ガラスゴブとよぶ)の製造方法を
説明する。製造作業直前においては、型1Bは、型ヒー
タ18により保温されており、シリンダベース15によ
りエアシリンダ7は、回転アーム3を押すことができる
所定の高さ(図2の破線で示す位置)まで上昇してい
る。また、バケット1Aは、ノズル14の鉛直直下に位
置しており、ノズル14の中心軸と型1Bの中心軸とは
合致する位置に停止している。
素子成形用ゴブ(以下ガラスゴブとよぶ)の製造方法を
説明する。製造作業直前においては、型1Bは、型ヒー
タ18により保温されており、シリンダベース15によ
りエアシリンダ7は、回転アーム3を押すことができる
所定の高さ(図2の破線で示す位置)まで上昇してい
る。また、バケット1Aは、ノズル14の鉛直直下に位
置しており、ノズル14の中心軸と型1Bの中心軸とは
合致する位置に停止している。
【0018】図2において、溶融ルツボ11の中で、均
質に溶融された溶融ガラス12は、ノズル14に供給さ
れ、ノズルヒータ17によりさらに加熱されて粘度が下
がり、ガラス液滴13としてノズル14から落下する。
ノズル14の鉛直直下にはバケット1A内に装着された
型1Bがあり、落下するガラス液滴13を受け止める。
ガラス液滴13が型1Bの上に落下した直後に、型ヒー
タ18を型ヒータ台19に降下させて、バケット1Aか
ら外し、バケット1Aを回動自在にする。遠心機ユニッ
トを起動して、回転アーム3を回転させると同時に、エ
アーシリンダ7に電磁弁を開いて圧縮空気を送り込み、
ピストンロッド8を射出して当て板6に衝突させ、回転
アーム3を加速する。エアーシリンダ7は、ピストンロ
ッド8を射出終了直後にシリンダベース15上に降下さ
せ、回転してくる回転アーム3と干渉しないようにす
る。
質に溶融された溶融ガラス12は、ノズル14に供給さ
れ、ノズルヒータ17によりさらに加熱されて粘度が下
がり、ガラス液滴13としてノズル14から落下する。
ノズル14の鉛直直下にはバケット1A内に装着された
型1Bがあり、落下するガラス液滴13を受け止める。
ガラス液滴13が型1Bの上に落下した直後に、型ヒー
タ18を型ヒータ台19に降下させて、バケット1Aか
ら外し、バケット1Aを回動自在にする。遠心機ユニッ
トを起動して、回転アーム3を回転させると同時に、エ
アーシリンダ7に電磁弁を開いて圧縮空気を送り込み、
ピストンロッド8を射出して当て板6に衝突させ、回転
アーム3を加速する。エアーシリンダ7は、ピストンロ
ッド8を射出終了直後にシリンダベース15上に降下さ
せ、回転してくる回転アーム3と干渉しないようにす
る。
【0019】回転アーム3が回転すると、バケットホル
ダ2に釣られたバケット1Aは、図3の状態から、型1
Bおよび液滴13の重量により、図2に示すαの方向に
回動し、徐々にβの方向にも揺動して、最終的に図4に
示すように、型1Bの成形面を構成する光軸が回転軸ア
ーム3の軸心方向に向き、図中矢印Rの方向に働く遠心
力により、ガラス液滴13は型1Bの成形面に押しつけ
られる。回転アーム3の回転初期に、速い速度を与える
ことにより、型1B上にあるガラス液滴13が固化しな
いうちに、大きな遠心力を与え、ガラス液滴13を流動
させるので、成形面に段差やしわは生じない。型1B上
で遠心力により成形されたガラス液滴13は回転ととも
に冷却されて固化し、ガラスゴブとなる。ガラスゴブが
固化した後に回転を止めて、図示を省略した吸着パット
などによりガラスゴブを取り出して成形作業を終了す
る。
ダ2に釣られたバケット1Aは、図3の状態から、型1
Bおよび液滴13の重量により、図2に示すαの方向に
回動し、徐々にβの方向にも揺動して、最終的に図4に
示すように、型1Bの成形面を構成する光軸が回転軸ア
ーム3の軸心方向に向き、図中矢印Rの方向に働く遠心
力により、ガラス液滴13は型1Bの成形面に押しつけ
られる。回転アーム3の回転初期に、速い速度を与える
ことにより、型1B上にあるガラス液滴13が固化しな
いうちに、大きな遠心力を与え、ガラス液滴13を流動
させるので、成形面に段差やしわは生じない。型1B上
で遠心力により成形されたガラス液滴13は回転ととも
に冷却されて固化し、ガラスゴブとなる。ガラスゴブが
固化した後に回転を止めて、図示を省略した吸着パット
などによりガラスゴブを取り出して成形作業を終了す
る。
【0020】上記製造方法により、ガラスゴブを成形し
たところ、回転軸4の回転速度は成形開始後凡そ3秒後
に、300rpmに達し、5秒後に成形を終了した。ガ
ラスゴブの成形面は、段差やしわのない鏡面が得られ
た。また、自由面は平面に近い形状の鏡面となった。さ
らに、ガラスゴブには、折れ込みのような痕は見られな
かった。さらにまた、ピストンロッド8から与えられる
衝撃により、当て板6や回転アーム3が変形したり、破
損したりすることはなかった。
たところ、回転軸4の回転速度は成形開始後凡そ3秒後
に、300rpmに達し、5秒後に成形を終了した。ガ
ラスゴブの成形面は、段差やしわのない鏡面が得られ
た。また、自由面は平面に近い形状の鏡面となった。さ
らに、ガラスゴブには、折れ込みのような痕は見られな
かった。さらにまた、ピストンロッド8から与えられる
衝撃により、当て板6や回転アーム3が変形したり、破
損したりすることはなかった。
【0021】比較のために、回転アーム3を加速するエ
アシリンダ7を用いずにガラスゴブの成形実験をしたと
ころ、回転軸4の回転速度は成形開始後およそ5秒後に
300rpmに達し、7秒後に成形を終了した。成形し
たガラスゴブ成形面には、外周付近に段差を生じてい
た。
アシリンダ7を用いずにガラスゴブの成形実験をしたと
ころ、回転軸4の回転速度は成形開始後およそ5秒後に
300rpmに達し、7秒後に成形を終了した。成形し
たガラスゴブ成形面には、外周付近に段差を生じてい
た。
【0022】本実施例によれば、表面に段差やしわがな
く、しかも同一のガラス滴下量に対して、従来より大口
径のガラスゴブを製造することができる。
く、しかも同一のガラス滴下量に対して、従来より大口
径のガラスゴブを製造することができる。
【0023】本実施例では、型の材質として、超硬合金
(WC)を用いたが、SiC、AlN等の耐熱セラミッ
クス類を用いることができる。型の形状は特別な制限は
なく、凹面以外にも、凸面、平面または非球面であって
もよい。
(WC)を用いたが、SiC、AlN等の耐熱セラミッ
クス類を用いることができる。型の形状は特別な制限は
なく、凹面以外にも、凸面、平面または非球面であって
もよい。
【0024】
【実施例2】図5〜図6は実施例2を示し、図5は加速
中の加速機構の正面図、図6は加速終了後の加速機構の
正面図である。本実施例の遠心成形装置の基本構成は、
実施例1と同様なので、構成の異なる加速機構のみ説明
し、他の同一部分の図と説明を省略する。
中の加速機構の正面図、図6は加速終了後の加速機構の
正面図である。本実施例の遠心成形装置の基本構成は、
実施例1と同様なので、構成の異なる加速機構のみ説明
し、他の同一部分の図と説明を省略する。
【0025】図5において、シリンダベース47の上に
は、シリンダ45が取着されている。シリンダ45に
は、ピストンロッド46が矢印Aの方向に進退自在に嵌
装されている。シリンダ45には、空気ホース9が接続
され、電磁弁(図示省略)を介して圧縮空気源(図示省
略)に連通している。シリンダベース47の側面には、
ガイド48が水平方向に取着され、ガイド48には、ス
ライダ(図示省略)と一体化したヒンジ50が嵌装さ
れ、押し板49を支持している。この機構により、ヒン
ジ50は、押し板49を、矢印Bの方向に移動できると
ともに、図6の矢印γの方向の回動運動も滑らかにさせ
ることができる。押し板49の上部は、回転アーム3の
当て板6に衝突して、回転アーム3を図5の矢印Cの方
向に加速させる。
は、シリンダ45が取着されている。シリンダ45に
は、ピストンロッド46が矢印Aの方向に進退自在に嵌
装されている。シリンダ45には、空気ホース9が接続
され、電磁弁(図示省略)を介して圧縮空気源(図示省
略)に連通している。シリンダベース47の側面には、
ガイド48が水平方向に取着され、ガイド48には、ス
ライダ(図示省略)と一体化したヒンジ50が嵌装さ
れ、押し板49を支持している。この機構により、ヒン
ジ50は、押し板49を、矢印Bの方向に移動できると
ともに、図6の矢印γの方向の回動運動も滑らかにさせ
ることができる。押し板49の上部は、回転アーム3の
当て板6に衝突して、回転アーム3を図5の矢印Cの方
向に加速させる。
【0026】本実施例のガラスゴブの製造方法を説明す
る。加速機構に関係しない部分の動作は実施例1と同一
のため説明を省略する。製造作業直前においては、実施
例1の図2におけると同様に、型1Bは型ヒータ18に
より保温されている。また、バケット1Aは、ノズル1
4の鉛直直下に位置しており、ノズル14の中心軸と型
1Bの中心軸とは合致する位置に停止している。ピスト
ンロッド46は、シリンダ45内に収納されており、押
し板49は、ピストンロッド46と停止している回転ア
ーム3の当て板6に接触して直立している。成形が始ま
り、ガラス液滴13が型1B上に落下した直後に、型ヒ
ータ18を型ヒータ台19に降下させて、バケット1A
から外し、バケット1Aを回動自在にする。
る。加速機構に関係しない部分の動作は実施例1と同一
のため説明を省略する。製造作業直前においては、実施
例1の図2におけると同様に、型1Bは型ヒータ18に
より保温されている。また、バケット1Aは、ノズル1
4の鉛直直下に位置しており、ノズル14の中心軸と型
1Bの中心軸とは合致する位置に停止している。ピスト
ンロッド46は、シリンダ45内に収納されており、押
し板49は、ピストンロッド46と停止している回転ア
ーム3の当て板6に接触して直立している。成形が始ま
り、ガラス液滴13が型1B上に落下した直後に、型ヒ
ータ18を型ヒータ台19に降下させて、バケット1A
から外し、バケット1Aを回動自在にする。
【0027】図5および図6において、遠心機ユニット
を起動して、回転アーム3を回転させると同時に、シリ
ンダ45に電磁弁(図示省略)を開いて圧縮空気を送り
込み、ピストンロッド46を射出して押し板49に衝突
させ、押し板49と同時に当て板6も押すことで、回転
アーム3を加速する。押し板49は、回転アーム3がピ
ストンロッド46のストローク外に移動すると支点を失
い、図6のように傾斜して、回転してくる回転アーム3
に加速機構が干渉することはない。
を起動して、回転アーム3を回転させると同時に、シリ
ンダ45に電磁弁(図示省略)を開いて圧縮空気を送り
込み、ピストンロッド46を射出して押し板49に衝突
させ、押し板49と同時に当て板6も押すことで、回転
アーム3を加速する。押し板49は、回転アーム3がピ
ストンロッド46のストローク外に移動すると支点を失
い、図6のように傾斜して、回転してくる回転アーム3
に加速機構が干渉することはない。
【0028】上記製造方法により、ガラスゴブを成形し
たところ、回転軸4の回転速度は成形開始後凡そ3秒後
に、300rpmに達し、5秒後に成形を終了した。ガ
ラスゴブの成形面は、段差や皺のない鏡面が得られた。
また、自由面は平面に近い形状の鏡面となった。さら
に、ガラスゴブには、折れ込みのような痕は見られなか
った。さらにまた、ピストンロッド8から与えられる衝
撃により、当て板6や回転アーム3が変形したり、破損
したりすることはなかった。
たところ、回転軸4の回転速度は成形開始後凡そ3秒後
に、300rpmに達し、5秒後に成形を終了した。ガ
ラスゴブの成形面は、段差や皺のない鏡面が得られた。
また、自由面は平面に近い形状の鏡面となった。さら
に、ガラスゴブには、折れ込みのような痕は見られなか
った。さらにまた、ピストンロッド8から与えられる衝
撃により、当て板6や回転アーム3が変形したり、破損
したりすることはなかった。
【0029】比較のために、回転アーム3を加速する手
段なしでガラスゴブの成形実験をしたところ、回転軸4
の回転速度は成形開始後およそ5秒後に300rpmに
達し、7秒後に成形を終了した。成形したガラスゴブ成
形面には、外周付近に段差を生じていた。
段なしでガラスゴブの成形実験をしたところ、回転軸4
の回転速度は成形開始後およそ5秒後に300rpmに
達し、7秒後に成形を終了した。成形したガラスゴブ成
形面には、外周付近に段差を生じていた。
【0030】本実施例によれば、実施例1の効果に加
え、シリンダ45を動かして当て板6に当たる位置まで
上昇させずに済むため、シリンダ45と回転アーム3と
が干渉することはない。また、押し板49が倒れておら
ず、回転アーム3が衝突しても、ヒンジ50により回動
するので、押し板49が回転アーム3の運動を妨害する
ことはない。このため、遠心成形装置が破損したり、成
形作業が失敗したりすることがなくなった。
え、シリンダ45を動かして当て板6に当たる位置まで
上昇させずに済むため、シリンダ45と回転アーム3と
が干渉することはない。また、押し板49が倒れておら
ず、回転アーム3が衝突しても、ヒンジ50により回動
するので、押し板49が回転アーム3の運動を妨害する
ことはない。このため、遠心成形装置が破損したり、成
形作業が失敗したりすることがなくなった。
【0031】実施例1において示した変形例は、本実施
例においても適用することができ、同様の作用効果を得
ることができる。
例においても適用することができ、同様の作用効果を得
ることができる。
【0032】
【実施例3】図7〜図8は実施例3を示し、図7は遠心
成形装置の上面図、図8は遠心成形装置の正面図であ
る。本実施例の遠心成形装置の基本構成は、実施例1と
同様なので、構成の異なる部分のみ説明し、同一の部材
には同一の符号を付し説明を省略する。
成形装置の上面図、図8は遠心成形装置の正面図であ
る。本実施例の遠心成形装置の基本構成は、実施例1と
同様なので、構成の異なる部分のみ説明し、同一の部材
には同一の符号を付し説明を省略する。
【0033】図7において、実施例1と同一構成のルツ
ボユニット60および加速機構61とは、回転軸4を基
準にして90度離れた位置に、成形ユニット62が配設
されている。図8において、成形ユニット62は、上下
方向(矢印Z3 )に駆動自在な主軸56の下端に取着さ
れた上型55と、押さえベース59に内蔵されたシリン
ダ(図示省略)等により上下方向(矢印Z4 )に駆動自
在な押さえ軸58の上端に取着されたバケット押さえ5
7とにより構成されている。バケット押さえ57の形状
は円筒状で、先端内部にテーパ57aが形成され、バケ
ット1Aとは隙間ばめになるように孔57bが穿設され
ている。成形直前に押さえ軸58を駆動してバケット1
Aを収納するこにより、バケット1Aの位置決めをする
ことができる。
ボユニット60および加速機構61とは、回転軸4を基
準にして90度離れた位置に、成形ユニット62が配設
されている。図8において、成形ユニット62は、上下
方向(矢印Z3 )に駆動自在な主軸56の下端に取着さ
れた上型55と、押さえベース59に内蔵されたシリン
ダ(図示省略)等により上下方向(矢印Z4 )に駆動自
在な押さえ軸58の上端に取着されたバケット押さえ5
7とにより構成されている。バケット押さえ57の形状
は円筒状で、先端内部にテーパ57aが形成され、バケ
ット1Aとは隙間ばめになるように孔57bが穿設され
ている。成形直前に押さえ軸58を駆動してバケット1
Aを収納するこにより、バケット1Aの位置決めをする
ことができる。
【0034】主軸56は、図示を省略した偏心調整機構
により、バケット1A内の型1Bと上型55との心合わ
せができるように構成されている。上型55の成形面は
凹面に形成されており、材質はWCを用いている。主軸
56の上下駆動には、図示を省略したエアシリンダが用
いられている。
により、バケット1A内の型1Bと上型55との心合わ
せができるように構成されている。上型55の成形面は
凹面に形成されており、材質はWCを用いている。主軸
56の上下駆動には、図示を省略したエアシリンダが用
いられている。
【0035】モータケース10の内部には、ブレーキ
(図示省略)が内蔵されており、回転軸4の回転が素早
く停止できるようになっている。また、図示を省略した
光センサなどにより、ルツボユニット60と成形ユニッ
ト62の位置が検出できるように構成されている。
(図示省略)が内蔵されており、回転軸4の回転が素早
く停止できるようになっている。また、図示を省略した
光センサなどにより、ルツボユニット60と成形ユニッ
ト62の位置が検出できるように構成されている。
【0036】上記遠心成形装置を用いたガラスゴブの製
造方法について説明する。製造作業直前の準備段階か
ら、回転アーム3が回転始動し、加速機構61により回
転アーム3が加速され、遠心力によりガラス液滴64が
成形される直前までの過程は、実施例1と同様のため説
明を省略する。
造方法について説明する。製造作業直前の準備段階か
ら、回転アーム3が回転始動し、加速機構61により回
転アーム3が加速され、遠心力によりガラス液滴64が
成形される直前までの過程は、実施例1と同様のため説
明を省略する。
【0037】遠心成形機を数回転させると、型1Bの全
面にガラスが広がるので、モータケース10内部のブレ
ーキにより、バケット1Aが成形機ユニット62の真上
にくるように回転アーム3を停止させる。回転アーム3
が停止した後、押さえ軸58を駆動してバケット押さえ
57を上昇させ、バケット1Aをバケット押さえ57の
中に収納して固定する。バケット1Aを固定した後に、
主軸56を駆動して上型55をバケット1A内部のガラ
ス液滴64に押圧して成形する。ガラス液滴64が冷却
されて固化した後に、上型55を引き上げて成形を終了
する。成形されたガラスゴブは、図示を省略した吸着パ
ットなどにより取り出される。
面にガラスが広がるので、モータケース10内部のブレ
ーキにより、バケット1Aが成形機ユニット62の真上
にくるように回転アーム3を停止させる。回転アーム3
が停止した後、押さえ軸58を駆動してバケット押さえ
57を上昇させ、バケット1Aをバケット押さえ57の
中に収納して固定する。バケット1Aを固定した後に、
主軸56を駆動して上型55をバケット1A内部のガラ
ス液滴64に押圧して成形する。ガラス液滴64が冷却
されて固化した後に、上型55を引き上げて成形を終了
する。成形されたガラスゴブは、図示を省略した吸着パ
ットなどにより取り出される。
【0038】遠心成形法にてガラスゴブの両面を成形す
るためには、素早くガラス液滴に大きな遠心力を与え、
ガラス液滴を型の全面に延ばし、ガラス液滴が固化する
前に上型で成形することが必要であるが、加速機構によ
り、ガラス液滴の素早い流動が可能となったために、ガ
ラス液滴が固化する前にガラスゴブの両面とも成形でき
るようになった。
るためには、素早くガラス液滴に大きな遠心力を与え、
ガラス液滴を型の全面に延ばし、ガラス液滴が固化する
前に上型で成形することが必要であるが、加速機構によ
り、ガラス液滴の素早い流動が可能となったために、ガ
ラス液滴が固化する前にガラスゴブの両面とも成形でき
るようになった。
【0039】上記製造方法により、ガラスゴブを成形し
たところ、回転軸4の回転速度は成形開始後凡そ2秒後
に、250rpmに達し、5秒後ブレーキにより停止し
た。その後成形することにより、ガラスゴブは、凸レン
ズの形状になった。ガラスゴブの成形面は、上下の両面
とも段差やしわのない鏡面が得られた。また、ガラスゴ
ブには、折れ込みのような痕は見られなかった。さらに
また、ピストンロッド8から与えられる衝撃により、当
て板6や回転アーム3が変形したり、破損したりするこ
とはなかった。
たところ、回転軸4の回転速度は成形開始後凡そ2秒後
に、250rpmに達し、5秒後ブレーキにより停止し
た。その後成形することにより、ガラスゴブは、凸レン
ズの形状になった。ガラスゴブの成形面は、上下の両面
とも段差やしわのない鏡面が得られた。また、ガラスゴ
ブには、折れ込みのような痕は見られなかった。さらに
また、ピストンロッド8から与えられる衝撃により、当
て板6や回転アーム3が変形したり、破損したりするこ
とはなかった。
【0040】比較のために、回転アーム3を加速する手
段なしでガラスゴブの成形実験をしたところ、回転軸4
の回転速度は成形開始後およそ4秒後に250rpmに
達し、7秒後に成形を終了した。成形したガラスゴブ成
形面には、上面が成形不足で、中心部が引けてしまっ
た。
段なしでガラスゴブの成形実験をしたところ、回転軸4
の回転速度は成形開始後およそ4秒後に250rpmに
達し、7秒後に成形を終了した。成形したガラスゴブ成
形面には、上面が成形不足で、中心部が引けてしまっ
た。
【0041】本実施例によれば、実施例1の効果に加
え、滴下したガラス液滴は、両面が成形される。両面が
成形されたガラスゴブは、後工程の負担を減少させるこ
とができる。
え、滴下したガラス液滴は、両面が成形される。両面が
成形されたガラスゴブは、後工程の負担を減少させるこ
とができる。
【0042】本実施例では、ルツボユニットと成形ユニ
ットとの配置を90度としたが、所望によりたがいに干
渉しない角度に配置してもよい。また、実施例1におい
て示した変形例は、本実施例においても適用することが
でき、同様の作用効果を得ることができる。
ットとの配置を90度としたが、所望によりたがいに干
渉しない角度に配置してもよい。また、実施例1におい
て示した変形例は、本実施例においても適用することが
でき、同様の作用効果を得ることができる。
【0043】
【発明の効果】請求項1または2に係る発明によれば、
表面に段差やしわがなく、しかも同一のガラス滴下量に
対して、従来より大口径のゴブを製造することができ
る。さらに、従来よりも短いタクトタイムでガラスゴブ
を製造することができる。請求項2に係る発明によれ
ば、上記効果に加え、ガラスゴブの両面を成形すること
ができる。
表面に段差やしわがなく、しかも同一のガラス滴下量に
対して、従来より大口径のゴブを製造することができ
る。さらに、従来よりも短いタクトタイムでガラスゴブ
を製造することができる。請求項2に係る発明によれ
ば、上記効果に加え、ガラスゴブの両面を成形すること
ができる。
【図1】実施例1の遠心成形装置の上面図である。
【図2】実施例1の遠心成形装置の側面図である。
【図3】実施例1の停止状態のバケット周辺の側面図で
ある。
ある。
【図4】実施例1の回転状態のバケット周辺の側面図で
ある。
ある。
【図5】実施例2の加速中の加速機構の正面図である。
【図6】実施例2の加速終了後の加速機構の正面図であ
る。
る。
【図7】実施例3の遠心成形装置の上面図である。
【図8】実施例3の遠心成形装置の正面図である。
【図9】従来技術の遠心成形装置の縦断面図である。
【図10】従来技術のアーム回転時のバケットの挙動を
示す半載側面図である。
示す半載側面図である。
1A バケット 1B 型 2 バケットホルダ 3 回転アーム 4 回転軸 7 エアシリンダ 8 ピストンロッド 9 空気ホース 10 モータケース 11 溶融ルツボ 12 溶融ガラス 13 ガラス液滴 15 シリンダベース
Claims (2)
- 【請求項1】 ルツボ内の光学ガラスを溶融し、該溶融
ガラスを遠心機ユニットの回転アーム先端に支持された
光学素子成形用型内に注入した後、遠心機ユニットを回
転させることにより加圧成形するガラス素子成形用ゴブ
の製造方法において、 前記遠心機ユニットの回転始動と同時に、前記回転アー
ムの先端を加速機構により加速させることを特徴とする
ガラス素子成形用ゴブの製造方法。 - 【請求項2】 前記回転アームの回転停止後に、上型に
よりガラス液滴を押圧し、その両面を所望の形状に成形
することを特徴とする請求項1記載のガラス素子成形用
ゴブの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15796695A JPH0912316A (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | ガラス素子成形用ゴブの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15796695A JPH0912316A (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | ガラス素子成形用ゴブの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0912316A true JPH0912316A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=15661340
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15796695A Withdrawn JPH0912316A (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | ガラス素子成形用ゴブの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0912316A (ja) |
-
1995
- 1995-06-23 JP JP15796695A patent/JPH0912316A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR20010049665A (ko) | 유리 제품을 제조하기 위한 방법, 압축 몰딩된 제품을제조하기 위한 방법, 및 유리 매스 제품을 제조하기 위한장치 | |
| JP4391833B2 (ja) | プラスチック製品の圧縮成型のための装置 | |
| JPH0912316A (ja) | ガラス素子成形用ゴブの製造方法 | |
| JPH0471853B2 (ja) | ||
| JP3974376B2 (ja) | ガラス塊の製造方法、ガラス成形品の製造方法、及び光学素子の製造方法 | |
| EP1266871A2 (en) | Apparatus and method for rolling of a reheated glass preform | |
| JP5932846B2 (ja) | ガラス塊の製造方法、及びガラス塊の成形装置、並びにプレス成形用素材、ガラス成形品、球プリフォーム、及び光学素子の製造方法 | |
| JPH08208248A (ja) | ガラスレンズおよびガラスレンズの成形方法 | |
| JPH08169722A (ja) | ガラス光学素子の成形方法および装置 | |
| JPH0419172B2 (ja) | ||
| JP3568233B2 (ja) | ガラスレンズ成形用プリフォームの成形装置 | |
| JP3989676B2 (ja) | ガラス塊の製造装置及びその制御方法、並びにガラス塊、ガラス成形品及び光学素子の製造方法 | |
| JPH06345455A (ja) | 光学ガラス素子の製造方法および製造装置 | |
| JPH0891852A (ja) | ガラスレンズ成形用プリフォームの製造装置 | |
| JP3673554B2 (ja) | ガラスゴブの成形方法及び成形装置 | |
| JPH0959033A (ja) | レンズ成形用プリフォームの成形方法および成形装置 | |
| JPH0986939A (ja) | 光学素子成形方法および装置 | |
| JPH06305741A (ja) | ガラス光学素子の成形方法 | |
| JPH08151218A (ja) | ガラス成形装置 | |
| JPH07172843A (ja) | ガラス光学素子の成形方法 | |
| JPH06298536A (ja) | ガラス光学素子の成形方法および装置 | |
| JPH08208244A (ja) | 光学ガラス素子成形装置 | |
| JPH09110446A (ja) | 微小径球状レンズの製造方法および装置 | |
| JPH08290924A (ja) | ガラス光学素子の成形装置 | |
| JPH0826756A (ja) | 光学素子の成形方法とその装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020903 |