JPH09124199A - フイルムの巻取方法および装置 - Google Patents
フイルムの巻取方法および装置Info
- Publication number
- JPH09124199A JPH09124199A JP7306598A JP30659895A JPH09124199A JP H09124199 A JPH09124199 A JP H09124199A JP 7306598 A JP7306598 A JP 7306598A JP 30659895 A JP30659895 A JP 30659895A JP H09124199 A JPH09124199 A JP H09124199A
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- Japan
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- film
- embossing
- ring
- winding
- embossed
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- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
- Winding Of Webs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フイルムを、ずれ、しわ等を発生させずに安
定して巻き取る。 【解決手段】 フイルムをロール状に巻き取るに際し、
フイルムの幅方向端部を、(A)エンボス突起がリング
外周にスパイラル状に複数列配列され、(B)該エンボ
ス突起の配列方向とリング周方向とのなす角度θが、 20≦θ≦70(度) を満たすエンボスリングにてエンボス処理し、フイルム
に凹凸を形成することを特徴とするフイルムの巻取方
法、および巻取装置。
定して巻き取る。 【解決手段】 フイルムをロール状に巻き取るに際し、
フイルムの幅方向端部を、(A)エンボス突起がリング
外周にスパイラル状に複数列配列され、(B)該エンボ
ス突起の配列方向とリング周方向とのなす角度θが、 20≦θ≦70(度) を満たすエンボスリングにてエンボス処理し、フイルム
に凹凸を形成することを特徴とするフイルムの巻取方
法、および巻取装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチックフイ
ルムの製造における、フイルムの巻取方法および装置に
関する。
ルムの製造における、フイルムの巻取方法および装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性樹脂を原料とする種々のフイル
ム成形品が知られている。中でも、ポリエステルフイル
ム、とりわけポリエチレンテレフタレートフイルムは、
機械的特性、電気的特性、耐薬品性、寸法安定性などの
点で優れているため、磁気テープ用、コンデンサ用、包
装材料用、製版用、電気絶縁材料用、飲料缶ラミネート
用、写真フイルム用等多様な分野で基材として使用され
ている。熱可塑性樹脂原料は、たとえば溶融押出法によ
り口金から吐出され、ドラムなどにより冷却固化され
る。その後適当な温度、延伸倍率にて二軸延伸され、巻
取機でロール状に巻き取られる。この巻取の際には、巻
き込まれる空気により、中間製品としてのフイルムの端
面がずれたり、フイルムにしわなどが生じ、巻姿欠点と
なることがある。
ム成形品が知られている。中でも、ポリエステルフイル
ム、とりわけポリエチレンテレフタレートフイルムは、
機械的特性、電気的特性、耐薬品性、寸法安定性などの
点で優れているため、磁気テープ用、コンデンサ用、包
装材料用、製版用、電気絶縁材料用、飲料缶ラミネート
用、写真フイルム用等多様な分野で基材として使用され
ている。熱可塑性樹脂原料は、たとえば溶融押出法によ
り口金から吐出され、ドラムなどにより冷却固化され
る。その後適当な温度、延伸倍率にて二軸延伸され、巻
取機でロール状に巻き取られる。この巻取の際には、巻
き込まれる空気により、中間製品としてのフイルムの端
面がずれたり、フイルムにしわなどが生じ、巻姿欠点と
なることがある。
【0003】従来から、このずれ対策として、多数の突
起を持ったエンボスリングによりフイルム端部をエンボ
ス加工し、フイルムに凹凸を形成して巻き取る方法が知
られている。しかしながら、従来のエンボスリングの形
状では、エンボス突起が、たとえばリング周方向に配列
されているため、フイルムを中間製品としてロール状に
巻き取る際に巻き込まれた空気が十分排除されず(抜け
きれず)、そのためフイルムにしわが生じる等の欠点が
頻発することがあった。
起を持ったエンボスリングによりフイルム端部をエンボ
ス加工し、フイルムに凹凸を形成して巻き取る方法が知
られている。しかしながら、従来のエンボスリングの形
状では、エンボス突起が、たとえばリング周方向に配列
されているため、フイルムを中間製品としてロール状に
巻き取る際に巻き込まれた空気が十分排除されず(抜け
きれず)、そのためフイルムにしわが生じる等の欠点が
頻発することがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、かか
る問題点を解決し、フイルムを中間製品としてロール状
に巻き取る際、ずれの問題を発生させることなく、空気
の巻き込みを少なくし、しわ欠点等の発生しない安定し
た巻取方法および装置を提供することにある。
る問題点を解決し、フイルムを中間製品としてロール状
に巻き取る際、ずれの問題を発生させることなく、空気
の巻き込みを少なくし、しわ欠点等の発生しない安定し
た巻取方法および装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる実
情に鑑み、鋭意検討を重ねた結果、フイルム端部を、本
発明で特定したような特殊形状のエンボスリングでエン
ボス加工すれば、中間製品のずれの問題を発生させるこ
となく、かつ、しわ欠点等が飛躍的に少なくなる巻取方
法を見出し、本発明を完成するに至った。
情に鑑み、鋭意検討を重ねた結果、フイルム端部を、本
発明で特定したような特殊形状のエンボスリングでエン
ボス加工すれば、中間製品のずれの問題を発生させるこ
となく、かつ、しわ欠点等が飛躍的に少なくなる巻取方
法を見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち本発明のフイルムの巻取方法は、
フイルムをロール状に巻き取るに際し、フイルムの幅方
向端部を、(A)エンボス突起がリング外周にスパイラ
ル状に複数列配列され、(B)該エンボス突起の配列方
向とリング周方向とのなす角度θが、 20≦θ≦70(度) を満たすエンボスリングにてエンボス処理し、フイルム
に凹凸を形成することを特徴とする方法からなる。
フイルムをロール状に巻き取るに際し、フイルムの幅方
向端部を、(A)エンボス突起がリング外周にスパイラ
ル状に複数列配列され、(B)該エンボス突起の配列方
向とリング周方向とのなす角度θが、 20≦θ≦70(度) を満たすエンボスリングにてエンボス処理し、フイルム
に凹凸を形成することを特徴とする方法からなる。
【0007】また、本発明に係るフイルムの巻取装置
は、ロール状に巻き取られるフイルムの幅方向端部に対
応する位置に設けられるエンボスリングであって、
(A)エンボス突起がリング外周にスパイラル状に複数
列配列され、(B)該エンボス突起の配列方向とリング
周方向とのなす角度θが、 20≦θ≦70(度) を満たすエンボスリングを有することを特徴とするもの
からなる。
は、ロール状に巻き取られるフイルムの幅方向端部に対
応する位置に設けられるエンボスリングであって、
(A)エンボス突起がリング外周にスパイラル状に複数
列配列され、(B)該エンボス突起の配列方向とリング
周方向とのなす角度θが、 20≦θ≦70(度) を満たすエンボスリングを有することを特徴とするもの
からなる。
【0008】上記において、エンボス突起によるフイル
ム端部へのエンボス処理(加工)の幅(エンボス幅)W
としては、巻き取られるロール状フイルム中間製品のず
れ防止と巻き込まれる空気の排除性の点から、5≦W≦
15(mm)の範囲にあることが好ましい。
ム端部へのエンボス処理(加工)の幅(エンボス幅)W
としては、巻き取られるロール状フイルム中間製品のず
れ防止と巻き込まれる空気の排除性の点から、5≦W≦
15(mm)の範囲にあることが好ましい。
【0009】また、本発明の対象となるプラスチックフ
イルムはとくに限定されないが、本発明は、ポリエステ
ルフイルム、とくにポリエチレンテレフタレートフイル
ムに好適である。フイルムの製法もとくに限定されない
が、二軸配向された比較的薄いフイルムに対してとくに
有効である。
イルムはとくに限定されないが、本発明は、ポリエステ
ルフイルム、とくにポリエチレンテレフタレートフイル
ムに好適である。フイルムの製法もとくに限定されない
が、二軸配向された比較的薄いフイルムに対してとくに
有効である。
【0010】このようなフイルムの巻取方法および装置
においては、フイルムの走行とともにエンボスリングが
接触回転され、エンボスリング上に配列されたエンボス
突起によって、フイルム端部に凹凸をつけるエンボス処
理が施される。このエンボス突起は、エンボスリング上
にスパイラル状に複数列配列されているので、それによ
るフイルム端部のエンボス加工も、凹凸列がフイルム長
手方向(フイルム走行方向)に対し、上記角度範囲(2
0〜70度)と同じだけ傾斜した加工跡となる。このフ
イルムがロール状に巻き取られるので、このフイルムロ
ールにおいては、上記エンボス加工による凹凸列がスパ
イラル状に配列されることになる。
においては、フイルムの走行とともにエンボスリングが
接触回転され、エンボスリング上に配列されたエンボス
突起によって、フイルム端部に凹凸をつけるエンボス処
理が施される。このエンボス突起は、エンボスリング上
にスパイラル状に複数列配列されているので、それによ
るフイルム端部のエンボス加工も、凹凸列がフイルム長
手方向(フイルム走行方向)に対し、上記角度範囲(2
0〜70度)と同じだけ傾斜した加工跡となる。このフ
イルムがロール状に巻き取られるので、このフイルムロ
ールにおいては、上記エンボス加工による凹凸列がスパ
イラル状に配列されることになる。
【0011】フイルム端部に凹凸列が存在することによ
り、フイルム巻層間で各凹凸列が互いに噛み合うような
状態となり、フイルムの幅方向のずれ、つまり、ロール
状に巻き取られるフイルム端面でのずれの発生が防止さ
れる。
り、フイルム巻層間で各凹凸列が互いに噛み合うような
状態となり、フイルムの幅方向のずれ、つまり、ロール
状に巻き取られるフイルム端面でのずれの発生が防止さ
れる。
【0012】そして、上記凹凸列がスパイラル状に配列
されていることにより、凹凸列間に巻き込まれようとす
る空気は、スパイラル形状に沿ってフイルム幅方向外部
へ自動的に排出される。したがって、フイルム巻取ロー
ルへの空気の噛み込みが抑えられ、多量の空気噛み込み
に起因するずれやしわの発生が防止される。
されていることにより、凹凸列間に巻き込まれようとす
る空気は、スパイラル形状に沿ってフイルム幅方向外部
へ自動的に排出される。したがって、フイルム巻取ロー
ルへの空気の噛み込みが抑えられ、多量の空気噛み込み
に起因するずれやしわの発生が防止される。
【0013】さらに、空気がスパイラル状にフイルム幅
方向外部へと逃がされる過程では、空気は側方に直ちに
は抜けず、該側方への逃げ方向に対してはある程度フイ
ルムから(凹凸突起列から)抵抗を受けながら逃げるこ
とになる。この抵抗は、フイルムに対しては、フイルム
を幅方向に拡幅する方向に作用するから、巻き取られる
フイルムに対して自然にしわ伸ばし効果が得られる。
方向外部へと逃がされる過程では、空気は側方に直ちに
は抜けず、該側方への逃げ方向に対してはある程度フイ
ルムから(凹凸突起列から)抵抗を受けながら逃げるこ
とになる。この抵抗は、フイルムに対しては、フイルム
を幅方向に拡幅する方向に作用するから、巻き取られる
フイルムに対して自然にしわ伸ばし効果が得られる。
【0014】したがって、フイルムは、ずれを生じるこ
となく、しわを発生させることなく巻き取られ、しかも
自然に強制的なしわ伸ばし作用を受けることになる。
となく、しわを発生させることなく巻き取られ、しかも
自然に強制的なしわ伸ばし作用を受けることになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の望ましい実施の
形態を、図面を参照して説明する。図1ないし図4は、
本発明の一実施態様に係るフイルムの巻取装置を示して
いる。図において、1は連続的に走行されてくるプラス
チックフイルムを示しており、フイルム1は巻取装置で
ロール状2に巻き取られ、中間製品形態とされる(中間
製品巻体)。
形態を、図面を参照して説明する。図1ないし図4は、
本発明の一実施態様に係るフイルムの巻取装置を示して
いる。図において、1は連続的に走行されてくるプラス
チックフイルムを示しており、フイルム1は巻取装置で
ロール状2に巻き取られ、中間製品形態とされる(中間
製品巻体)。
【0016】この巻取装置内あるいはフイルム走行方向
に巻取装置前の位置で、かつ、フイルム1の幅方向端部
(両端または片端)に対応する位置に、エンボスリング
3が設けられている。エンボスリング3は、その外周面
上に多数のエンボス突起4を有しており、対向配置され
たゴムロール5との間に走行中のフイルム1をニップし
て、フイルム端部に上記エンボス突起4によって凹凸を
形成する。
に巻取装置前の位置で、かつ、フイルム1の幅方向端部
(両端または片端)に対応する位置に、エンボスリング
3が設けられている。エンボスリング3は、その外周面
上に多数のエンボス突起4を有しており、対向配置され
たゴムロール5との間に走行中のフイルム1をニップし
て、フイルム端部に上記エンボス突起4によって凹凸を
形成する。
【0017】エンボス突起4は、図2、図4に示すよう
に、エンボスリング3の外周面上にスパイラル状に複数
列配列されている。このエンボス突起4の配列方向とリ
ング周方向とのなす角度θは、20度以上70度以下の
範囲に設定されている。この角度θは、好ましくは40
≦θ≦50(度)である。θ<20(度)では、巻き込
み空気の排除性が十分でなく、フイルムにしわが生じや
すくなる。また、θ>70(度)では巻き取る際のしわ
伸ばし効果が十分でなく、同様にしわが生じやすくな
る。
に、エンボスリング3の外周面上にスパイラル状に複数
列配列されている。このエンボス突起4の配列方向とリ
ング周方向とのなす角度θは、20度以上70度以下の
範囲に設定されている。この角度θは、好ましくは40
≦θ≦50(度)である。θ<20(度)では、巻き込
み空気の排除性が十分でなく、フイルムにしわが生じや
すくなる。また、θ>70(度)では巻き取る際のしわ
伸ばし効果が十分でなく、同様にしわが生じやすくな
る。
【0018】また、本実施態様では、エンボス突起4は
エンボスリング3の幅方向端部まで配設されているの
で、エンボス突起4によるフイルム1へのエンボス幅W
とエンボスリング3の幅とは実質的に等しい。このエン
ボス幅Wは、フイルム1のずれ防止と巻き込み空気の排
除性の点から、5mm以上15mm以下の範囲に設定す
ることが好ましい。
エンボスリング3の幅方向端部まで配設されているの
で、エンボス突起4によるフイルム1へのエンボス幅W
とエンボスリング3の幅とは実質的に等しい。このエン
ボス幅Wは、フイルム1のずれ防止と巻き込み空気の排
除性の点から、5mm以上15mm以下の範囲に設定す
ることが好ましい。
【0019】エンボスリング3の材質については、とく
に限定されないが、エンボス突起4に優れた耐久性、耐
摩耗性を付与しつつ、加工容易性を確保するために、た
とえばSCM鋼が望ましい。また、スパイラル状に配列
されるエンボス突起列の間隔は、3mm〜8mmが適当
であり、列状に設けられる突起4間の間隔は、0.5〜
3mm程度が望ましい。
に限定されないが、エンボス突起4に優れた耐久性、耐
摩耗性を付与しつつ、加工容易性を確保するために、た
とえばSCM鋼が望ましい。また、スパイラル状に配列
されるエンボス突起列の間隔は、3mm〜8mmが適当
であり、列状に設けられる突起4間の間隔は、0.5〜
3mm程度が望ましい。
【0020】
【実施例】以下、本発明を実施例によって詳細に説明す
る。なおロール状中間製品(中間製品巻体)の評価パラ
メータの一つである空気噛込率とは、中間製品巻体の占
める断面積に対する空気の占める断面積の割合として表
した。各実施例、比較例における条件、結果は、まとめ
て表1に示した。
る。なおロール状中間製品(中間製品巻体)の評価パラ
メータの一つである空気噛込率とは、中間製品巻体の占
める断面積に対する空気の占める断面積の割合として表
した。各実施例、比較例における条件、結果は、まとめ
て表1に示した。
【0021】実施例1 厚さ15μmの二軸配向ポリエステルフイルムを、エン
ボス突起列のスパイラル角度θ=45度、エンボス幅W
=10mmのエンボスリングを用いて、フイルム端部を
エンボス処理しフイルムに凹凸を形成して、巻取機の巻
取張力10kg/m、巻取面圧25kg/mにて巻き取
った。中間製品にずれの問題はなく、空気噛込率は5.
0%と低かった。また、中間製品にしわはなく、巻姿は
良好であった。
ボス突起列のスパイラル角度θ=45度、エンボス幅W
=10mmのエンボスリングを用いて、フイルム端部を
エンボス処理しフイルムに凹凸を形成して、巻取機の巻
取張力10kg/m、巻取面圧25kg/mにて巻き取
った。中間製品にずれの問題はなく、空気噛込率は5.
0%と低かった。また、中間製品にしわはなく、巻姿は
良好であった。
【0022】実施例2 エンボス突起列のスパイラル角度θ=20度のものを用
いた以外は、実施例1と同一条件で巻き取った。中間製
品にずれは生じなかったが、空気噛込率が6.5%と実
施例1に比べて若干高めであった。中間製品のしわは、
ごく僅か発生したものの経時で消滅した。
いた以外は、実施例1と同一条件で巻き取った。中間製
品にずれは生じなかったが、空気噛込率が6.5%と実
施例1に比べて若干高めであった。中間製品のしわは、
ごく僅か発生したものの経時で消滅した。
【0023】比較例1−1〜1−3 厚さ15μmのポリエステルフイルムを、エンボス突起
列のスパイラル角度θ=10度のエンボスリングを用い
た以外は、実施例1と同一条件で巻き取った。中間製品
にずれは生じなかったが空気噛込率が10%とかなり高
く、中間製品の巻芯から巻長3000mまでしわ欠点が
発生した(比較例1−1)。空気噛込率を下げるべく、
巻取張力を12kg/mに上げたが、フイルムの幅縮み
が大きくなり、縦じわが発生した(比較例1−2)。一
方、巻取面圧を30kg/mに上げると、中間製品巻体
の帯電レベルが上昇し、帯電むら欠点が発生した(比較
例1−3)。
列のスパイラル角度θ=10度のエンボスリングを用い
た以外は、実施例1と同一条件で巻き取った。中間製品
にずれは生じなかったが空気噛込率が10%とかなり高
く、中間製品の巻芯から巻長3000mまでしわ欠点が
発生した(比較例1−1)。空気噛込率を下げるべく、
巻取張力を12kg/mに上げたが、フイルムの幅縮み
が大きくなり、縦じわが発生した(比較例1−2)。一
方、巻取面圧を30kg/mに上げると、中間製品巻体
の帯電レベルが上昇し、帯電むら欠点が発生した(比較
例1−3)。
【0024】比較例2 エンボス突起列のスパイラル角度θ=20度、エンボス
幅W=20mmのエンボスリングを用いた以外は、実施
例1と同一条件で巻き取った。中間製品にずれは生じな
かったが空気噛込率が8%と実施例2と比べてやや高
く、しわ欠点が中間製品の巻芯から700mまで発生し
た。巻取張力、巻取面圧を上げてみたが、比較例1と同
様に欠点が発生した。
幅W=20mmのエンボスリングを用いた以外は、実施
例1と同一条件で巻き取った。中間製品にずれは生じな
かったが空気噛込率が8%と実施例2と比べてやや高
く、しわ欠点が中間製品の巻芯から700mまで発生し
た。巻取張力、巻取面圧を上げてみたが、比較例1と同
様に欠点が発生した。
【0025】比較例3 エンボス突起列のスパイラル角度θ=20度、エンボス
幅W=3mmのエンボスリングを用いた以外は、実施例
1と同一条件で巻き取ったところ、中間製品の巻きずれ
が発生した。つまり、これら比較例2および3は、スパ
イラル角度θが本発明範囲の下限値近傍では、エンボス
幅Wを適切な幅に設定すると実施例2のように良好な結
果が得られるが、エンボス幅Wが好ましい範囲から外れ
ると、欠点の発生を抑えることが困難となることを示し
ている。
幅W=3mmのエンボスリングを用いた以外は、実施例
1と同一条件で巻き取ったところ、中間製品の巻きずれ
が発生した。つまり、これら比較例2および3は、スパ
イラル角度θが本発明範囲の下限値近傍では、エンボス
幅Wを適切な幅に設定すると実施例2のように良好な結
果が得られるが、エンボス幅Wが好ましい範囲から外れ
ると、欠点の発生を抑えることが困難となることを示し
ている。
【0026】
【表1】
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るエン
ボスリングを用いれば、中間製品巻体の空気噛込率を低
く抑えることができ、かつ、巻きずれも防止することが
可能である。そのため、しわ欠点による巻芯ロス、製品
検査ロスが減少し、生産性を大幅に向上させることが可
能である。
ボスリングを用いれば、中間製品巻体の空気噛込率を低
く抑えることができ、かつ、巻きずれも防止することが
可能である。そのため、しわ欠点による巻芯ロス、製品
検査ロスが減少し、生産性を大幅に向上させることが可
能である。
【図1】本発明の一実施態様に係るフイルムの巻取装置
の概略構成図である。
の概略構成図である。
【図2】図1のエンボスリングの外周面の拡大概略展開
図である。
図である。
【図3】図1のエンボスリングをより詳しく表した拡大
側面図である。
側面図である。
【図4】図3のエンボスリングの外周面の拡大部分平面
図である。
図である。
1 フイルム 2 中間製品巻体 3 エンボスリング 4 エンボス突起 5 ゴムロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 67:00
Claims (4)
- 【請求項1】 フイルムをロール状に巻き取るに際し、
フイルムの幅方向端部を、 (A)エンボス突起がリング外周にスパイラル状に複数
列配列され、 (B)該エンボス突起の配列方向とリング周方向とのな
す角度θが、 20≦θ≦70(度) を満たすエンボスリングにてエンボス処理し、フイルム
に凹凸を形成することを特徴とするフイルムの巻取方
法。 - 【請求項2】 前記エンボス突起によるフイルムへのエ
ンボス幅Wが、 5≦W≦15(mm) の範囲にある、請求項1のフイルムの巻取方法。 - 【請求項3】 前記フイルムがポリエステルフイルムで
ある、請求項1または2のフイルムの巻取方法。 - 【請求項4】 ロール状に巻き取られるフイルムの幅方
向端部に対応する位置に設けられるエンボスリングであ
って、 (A)エンボス突起がリング外周にスパイラル状に複数
列配列され、 (B)該エンボス突起の配列方向とリング周方向とのな
す角度θが、 20≦θ≦70(度) を満たすエンボスリングを有することを特徴とするフイ
ルムの巻取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7306598A JPH09124199A (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | フイルムの巻取方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7306598A JPH09124199A (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | フイルムの巻取方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09124199A true JPH09124199A (ja) | 1997-05-13 |
Family
ID=17959008
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7306598A Pending JPH09124199A (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | フイルムの巻取方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09124199A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000272003A (ja) * | 1999-01-21 | 2000-10-03 | Toyobo Co Ltd | 二軸配向ポリエステルフィルム及びロール |
| US6458467B1 (en) | 1999-01-21 | 2002-10-01 | Toyo Boseki Kabushiki Kaisha | Optical-use adhesive film and roll thereof |
| JP2006075048A (ja) * | 2004-09-08 | 2006-03-23 | Mkv Platech Co Ltd | 農業用フィルム |
| JP2007070514A (ja) * | 2005-09-08 | 2007-03-22 | Toray Ind Inc | 熱可塑性樹脂フィルムロール |
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