JPH0912443A - 固形状バブルバス組成物 - Google Patents

固形状バブルバス組成物

Info

Publication number
JPH0912443A
JPH0912443A JP16520795A JP16520795A JPH0912443A JP H0912443 A JPH0912443 A JP H0912443A JP 16520795 A JP16520795 A JP 16520795A JP 16520795 A JP16520795 A JP 16520795A JP H0912443 A JPH0912443 A JP H0912443A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
bath
component
weight
bubble bath
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16520795A
Other languages
English (en)
Inventor
Junko Suzuki
淳子 鈴木
Nariyuki Takahashi
成之 高橋
Norihiro Tanaka
規弘 田中
Hidenori Yorozu
秀憲 萬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP16520795A priority Critical patent/JPH0912443A/ja
Publication of JPH0912443A publication Critical patent/JPH0912443A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 (A)非イオン界面活性剤、サルフェート型
アニオン界面活性剤、スルホネート型アニオン界面活性
剤およびアシル化ポリペプタイド系界面活性剤から選ば
れる界面活性剤1〜15重量%、(B)細胞間脂質類ま
たはその類縁体、合成グリセライドまたはグリセライド
を含有する天然油脂類、高級アルコールと高級脂肪酸と
の合成エステルまたは高級アルコールと高級脂肪酸との
エステルを含有する天然ロウ類、炭化水素類、ならびに
シリコーン油類から選ばれる1種または2種以上の油性
成分 0.1〜10重量%、(C)炭酸塩、(D)酸を
含有し、成分(A)と成分(B)の重量比〔(A)/
(B)〕が1.5以上であり、成分(C)と成分(D)
の合計配合量が50重量%以上である固形状バブルバス
組成物。 【効果】 浴湯に投入するだけで浴湯面にクリーミーな
泡が形成するため、従来のバブルバスのように水道水の
水圧で泡立てる必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴湯に投入するだけで
クリーミーな泡が浴湯面に広がり、入浴中に浴湯面の泡
の感触が楽しめると同時に、浴後の肌にしっとり感を与
える固形状バブルバス組成物に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】バブ
ルバスは浴湯面の泡を楽しむものであるが、従来のバブ
ルバス剤は水流を利用して起泡させるものであるため、
お湯を張った後にバブルバス剤を投入したり、2番目以
降に入浴する場合には蛇口やシャワーからの水流でいち
いち泡立てる必要があり、水道の水圧が弱い場合には、
十分な泡が得られないなどの問題がある。さらに、バブ
ルバス剤には界面活性剤が配合されているため、浴後に
肌がかさつくなどの問題があった。これらの問題点を解
決するため、特定の界面活性剤を用いて肌への作用をマ
イルドにした浴用剤(特開平4−346914号、特開
平5−339146号公報)、家族が同じ浴湯に入る日
本の習慣に鑑み、数人が同じ湯に入ることを想定して泡
持ちをよくした浴用剤(特開平3−284619号、特
開平4−210625号公報)などが提案されている。
しかし、浴後の肌のかさつき防止には不十分であり、ま
た、いずれも浴湯に投入するだけでは泡が広がるように
は設計されていない。そこで、浴湯中に投入するだけで
浴湯面の泡が楽しめ、しかも入浴後の肌にしっとり感を
与えるバブルバス組成物が望まれていた。
【0003】従って、本発明の目的は、浴湯に投入する
だけでクリーミーな泡が浴湯面に広がり、入浴中に浴湯
面の泡の感触が楽しめると同時に、浴後の肌にしっとり
感を与え、肌をなめらかにする固形状バブルバス組成物
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記浴用
剤組成物を得るべく鋭意研究を重ねた結果、炭酸塩と酸
を含有する固形状の入浴剤において、特定の油性成分と
界面活性剤を特定の比率で含有させることにより、目的
とするバブルバス組成物が得られることを見出し、本発
明を完成するに至った。
【0005】すなわち、本発明は次の成分(A)、
(B)、(C)および(D): (A)非イオン界面活性剤、サルフェート型アニオン界
面活性剤、スルホネート型アニオン界面活性剤およびア
シル化ポリペプタイド系界面活性剤から選ばれる界面活
性剤 1〜15重量%、
(B)(B−1)細胞間脂質類またはその類縁体、(B
−2)合成グリセライドまたはグリセライドを含有する
天然油脂類、(B−3)高級アルコールと高級脂肪酸と
の合成エステルまたは高級アルコールと高級脂肪酸との
エステルを含有する天然ロウ類、(B−4)炭化水素
類、ならびに(B−5)シリコーン油類から選ばれる1
種または2種以上の油性成分0.1〜10重量%、
(C)炭酸塩、(D)酸を含有し、成分(A)と成分
(B)の重量比〔(A)/(B)〕が1.5以上であ
り、成分(C)と成分(D)の合計配合量が50重量%
以上であることを特徴とする固形状バブルバス組成物を
提供するものである。
【0006】本発明に用いられる界面活性剤は、泡立ち
や泡の持続性等の観点から前記列記のものである必要が
ある。このうち、非イオン界面活性剤としては、たとえ
ばグリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂
肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシ
エチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアル
キルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエ
ーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリ
コール、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチ
レン硬化ヒマシ油、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ア
ルキルアルカノールアミドなどが挙げられる。サルフェ
ート型アニオン界面活性剤としては、ラウリル硫酸ナト
リウム、ラウリル硫酸カリウム、ミリスチル硫酸ナトリ
ウム、セチル硫酸ナトリウム、ステアリル硫酸ナトリウ
ム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン等のアルキル硫
酸塩;ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリ
ウム、ポリオキシエチレンラウリル硫酸トリエタノール
アミン等のポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩
などが挙げられる。スルホネート型アニオン界面活性剤
としては、α−オレフィンスルホン酸ナトリウム等のα
−オレフィンスルホン酸塩;N−ラウロイルメチルタウ
リンナトリウム、N−ミリストイルメチルタウリンナト
リウム、N−パルミトイルメチルタウリンナトリウム、
N−ステアロイルメチルタウリンナトリウム等のN−ア
シルタウリン塩;ヤシ油脂肪酸イセチオン酸ナトリウ
ム、ラウロイルイセチオン酸ナトリウム等のアシルイセ
チオン酸塩;さらに2−エチルヘキシルスルホコハク酸
ナトリウム等のアルキルスルホカルボン酸塩等が挙げら
れる。また、アシル化ポリペプタイド系界面活性剤とし
ては、ヤシ油脂肪酸加水分解コラーゲンナトリウム、ヤ
シ油脂肪酸加水分解コラーゲンカリウム、ラウロイル加
水分解コラーゲンカリウム、オレオイル加水分解コラー
ゲン、ヤシ油脂肪酸加水分解大豆蛋白カリウム、ヤシ油
脂肪酸加水分解カゼインカリウム、ラウロイル加水分解
シルクナトリウム等が挙げられる。
【0007】これらの界面活性剤(A)は1種または2
種以上の組合わせで用いることができる。特に、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテル、ソルビタン脂肪酸エス
テル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、
ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、アルキ
ルアルカノールアミド、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ
油、ラウリル硫酸ナトリウム、N−アシルタウリン塩、
アシルイセチオン酸塩、アシルポリペプタイド系界面活
性剤が好ましい。界面活性剤(A)は、油性成分の重量
に対して1.5倍以上である必要があり、好ましくは2
倍以上である。界面活性剤(A)の配合量が油性成分の
1.5倍未満であると、浴湯面における良好な泡立ちが
得られない。さらに、界面活性剤(A)の配合量は、バ
ブルバス組成物に対して1〜15%、特に1〜10%、
さらに2〜6%が望ましい。界面活性剤(A)の配合量
が1%以下だと浴湯面において良好な泡が得られず、ま
た、15%以上であると、入浴後に肌のかさつき感やつ
っぱり感が生じる。
【0008】本発明で用いる特定の油性成分(B)とし
ては、(B−1)細胞間脂質類またはその類縁体、(B
−2)合成グリセライドまたはグリセライドを含有する
天然油脂類、(B−3)高級アルコールと高級脂肪酸と
の合成エステルまたは高級アルコールと高級脂肪酸との
エステルを含有する天然ロウ類、(B−4)炭化水素
類、ならびに(B−5)シリコーン油から選ばれる1種
または2種以上の油性成分が用いられる。
【0009】細胞間脂質類としては、セラミド、糖セラ
ミド、コレステロール、高級脂肪酸およびコレステリル
エステルが好ましい。これらは哺乳動物組織等の天然物
から抽出されたものでも、また、合成によって得られた
ものでもよい。これらの類縁体としては、たとえば次の
一般式(1)で表されるセラミドや一般式(2)で表さ
れるセラミド類縁化合物が挙げられる。
【0010】
【化1】
【0011】(式中、R1 およびR2 は1個以上の水酸
基が置換していてもよい炭素数8〜26の飽和または不
飽和の直鎖もしくは分岐鎖の炭化水素基を示す。)
【0012】
【化2】
【0013】(式中、R3 は炭素数10〜26の飽和ま
たは不飽和の直鎖もしくは分岐鎖の炭化水素基を示し、
R4 は炭素数9〜25の飽和または不飽和の直鎖もしく
は分岐鎖の炭化水素基を示す。) 上記コレステリルエステルとしては、炭素数8〜20の
飽和または不飽和の直鎖もしくは分岐鎖の脂肪酸のコレ
ステリルエステルが挙げられ、その中でもモノメチル分
岐脂肪酸コレステリルエステルが好ましい。高級脂肪酸
類としては、飽和または不飽和の直鎖もしくは分岐鎖の
炭素数12〜22の脂肪酸が好ましく、たとえばラウリ
ン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベ
ヘニン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、ラノ
リン酸、イソステアリン酸、オキシステアリン酸等が挙
げられる。
【0014】本発明で用いるグリセライドは、合成グリ
セライドまたはグリセライドを主成分とする天然油脂で
ある。合成グリセライドとしては全合成または半合成の
ジ−またはトリ−グリセライドであれば特に限定されな
いが、グリセリンの水酸基に結合したそれぞれの脂肪酸
の炭素数が2〜18のものが好ましい。これらの脂肪酸
グリセリンエステルは、たとえばグリセリンと天然動植
物とのエステル化、グリセリンと天然動植物油脂または
硬化天然動植物油脂とのグリセロシス、あるいは高級脂
肪酸低級アルコールエステルとグリセリンとのグリセロ
シス等の一般的な製造方法で得られる脂肪酸グリセリン
エステルを分子蒸留、溶媒抽出等によって分離精製する
ことにより得られる。
【0015】合成ジ脂肪酸グリセリンエステルとしては
融点が30℃以上のものが好ましく、具体的には2−エ
チルヘキサン酸、ミリスチン酸、オレイン酸、イソステ
アリン酸等の脂肪酸の1種または2種のジグリセリンエ
ステルが特に好ましい。また、合成トリ脂肪酸グリセリ
ンエステルとしては、グリセリンの水酸基に結合した1
つの脂肪酸の炭素数が2〜18であり、かつ3つの脂肪
酸の合計数が18以上のものが好ましく、具体的にはカ
プロン酸トリグリセライド、2−エチルヘキサン酸トリ
グリセライド、カプリン酸トリグリセライド、カプリル
酸トリグリセライド、1−ステアロイル−2,3−ジミ
リストイル−グリセロールが好ましい。
【0016】グリセライドを含有する天然油脂類として
は、植物油脂、動物油脂のいずれも使用することができ
る。たとえば大豆油、アボガド油、アーモンド油、オリ
ーブ油、カカオ脂、ゴマ脂、ゴマ油、パーシック油、ヒ
マシ油、ヤシ油、サフラワー油、モクロウ、ブドウ油、
マカデミアナッツ油、小麦胚芽油、コメ胚芽油、ツバキ
油、ローズヒップ油、ミンク油、牛脂、豚脂、卵黄油、
タートル油等の天然油脂、これらの天然油脂を水素添加
して得られる硬化油などが挙げられる。上記動植物油脂
のうち特に、大豆油、オリーブ油、コメ胚芽油、ミンク
油が好ましい。
【0017】高級アルコールと高級脂肪酸とのエステル
類としては、合成エステル類、高級アルコールと高級脂
肪酸とのエステル類を含有する天然ロウ類のいずれも使
用できる。合成エステル類としては、飽和または不飽和
の直鎖もしくは分岐鎖の炭素数が6〜20の脂肪酸また
はアルコールが好ましく、特にオクタン酸セチル、ミリ
スチン酸ミリスチル、オレイン酸デシル、ミリスチン酸
セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸
2−エチルヘキシルが好ましい。
【0018】天然ロウ類としては、オレンジラフィー
油、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、鯨ロウ、ホホ
バ油、モンタンロウ、ミツロウ、ラノリン等が挙げられ
る。また、液状ラノリン、硬質ラノリン、精製ラノリ
ン、水酸化ラノリンなどの加工品も使用できる。本発明
においては、特にラノリンとその加工品、ホホバ油が好
ましい。
【0019】炭化水素類としては、パラフィン系炭化水
素、オレフィン系炭化水素が用いられ、たとえば流動パ
ラフィン、ワセリン、パラフィン、マイクロクリスタリ
ンワックス、セレシン、スクワラン、プリスタン等が挙
げられ、その中でも特に流動パラフィン、ワセリン、ス
クワランが好ましい。
【0020】シリコーン油類としては、ジメチルポリシ
ロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、オクタメチ
ルシクロテトラシロキサン、オクタメチルシクロテトラ
シロキサン等が挙げられ、その中でもジメチルポリシロ
キサンが好ましい。
【0021】これらの油性成分(B)は、1種または2
種以上を組合わせて使用することができる。セラミド類
縁化合物、コレステリルエステル、合成ジ脂肪酸グリセ
リンエステルおよびコメ胚芽油の1種または2種以上は
必須とすることが望ましい。本発明のバブルバス組成物
における油性成分の配合量は0.1〜10%であるが、
特に0.1〜5%、さらに0.2〜2%とすることが好
ましい。この配合量が10%を超えると固形状のバブル
バス組成物の製造が困難になる。本発明において用いら
れる炭酸塩(C)としては、炭酸水素ナトリウム、炭酸
ナトリウム、セスキ炭酸ナトリウム、炭酸水素アンモニ
ウム塩、炭酸アンモニウム塩、セスキ炭酸アンモニウム
塩、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウムなどが挙げら
れ、これら1種または2種以上を組合わせて使用するこ
とができる。
【0022】酸(D)としては、有機酸、無機酸あるい
はこれらの酸性塩のいずれでも使用でき、中でも固体の
ものが望ましい。有機酸としては、蟻酸、酢酸、プロピ
オン酸、酪酸、吉草酸等の直鎖の脂肪酸;シュウ酸、マ
ロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン
酸、フマル酸、マレイン酸、フタル酸、イソフタル酸、
テレフタル酸等のジカルボン酸;グルタミン酸、アスパ
ラギン酸等の酸性アミノ酸;グルコール酸、乳酸、ヒド
ロキシアクリル酸、α−オキシ酪酸、グリセリン酸、タ
ルトロン酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、サリチル
酸、没食子酸、マンデル酸、トロパ酸、アスコルビン
酸、グルコン酸等のオキシ酸;桂皮酸、安息香酸、フェ
ニル酢酸、ニコチン酸、カイニン酸、ソルビン酸、ピロ
リドンカルボン酸、トリメット酸、ベンゼンスルホン
酸、トルエンスルホン酸およびこれら有機酸の酸性塩が
挙げられる。無機酸としては、リン酸、リン酸二水素カ
リウム、リン酸二水素ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、
ピロ亜硫酸ナトリウム、ピロ亜硫酸カリウム、酸性ヘキ
サメタリン酸ナトリウム、酸性ピロリン酸ナトリウム、
酸性ピロリン酸カリウム、スルファミン酸等が挙げられ
る。これらの酸は1種または2種以上を組合わせて使用
することができる。上記酸類の中ではコハク酸、アジピ
ン酸、フマル酸、リンゴ酸、クエン酸が好ましい。
【0023】本発明のバブルバス組成物においては、上
記炭酸塩(C)と酸(D)との合計量が50重量%(以
下単に%で示す)以上であることが必要であり、特に5
0〜90%とすることが好ましい。この合計量が50%
未満では、浴湯面における泡の広がりが十分に得られな
い。また、風呂釜を傷めたり肌への刺激が強くなるのを
防ぐために本発明のバブルバス組成物を浴湯に溶かした
時のpHが4〜9となるように炭酸塩と酸の配合割合を選
択することが好ましい。かかる条件を具備するための炭
酸塩と酸の配合量は、これらの種類によって異なるが、
全組成に対して炭酸塩は10〜80%、好ましくは20
〜50%、酸は10〜80%、好ましくは20〜50%
である。
【0024】さらに、浴用剤組成物に一般的に用いられ
る無機塩類、生薬類(粉末状や細かく切ったもの、また
は水あるいは水/アルコール等の溶媒による抽出エキ
ス、抽出物の粉末化物であってもよい)、水溶性高分
子、香料、色素、ビタミン類などの成分を目的を損なわ
ない範囲内で使用できる。また、製剤化の目的で賦形
剤、崩壊剤、結合剤、滑沢剤等を必要に応じて添加する
ことができる。本発明のバブルバス組成物は、常法によ
り錠剤、顆粒などの固形状に製造することができる。炭
酸ガス発生時に粉が揮散するのを防ぐため、剤形は粉末
ではない方が好ましい。
【0025】錠剤の形状は特に限定されるものではない
が、錠剤の表面側中央に凹部を設けるか、または貫通孔
を設けた形状(ドーナツ型)にすることにより、浴湯面
へ泡がより速やかに広がるので好ましい。凹部を設ける
場合には、凹部の深さが錠剤の厚さの50〜80%であ
り、凹部の容積が錠剤の体積の1〜3%とするのが、錠
剤が壊れにくく、かつ製造が容易であり好ましい。ドー
ナツ型とする場合、貫通孔径は錠剤の径の1/5〜2/
5とすることが好ましい。
【0026】
【発明の効果】本発明のバブルバス組成物は浴湯に投入
するだけで浴湯面にクリーミーな泡が形成するため、従
来のバブルバスのように水道水の水圧で泡立てる必要が
ない。そのため、すでに家族が入浴した後の浴湯に投入
しても浴湯面に広がる泡が簡単に得られる。従来のバブ
ルバス剤とは異なり、浴湯面に広がる泡はクリーミー
で、かつ泡の感触がしっとりしている。また、浴後の肌
のしっとり感が得られる。
【0027】
【実施例】次に、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらの例によって限定されるもの
ではない。
【0028】実施例1〜20および比較例1〜14(浴
湯面への泡の広がり、浴後のしっとり感の評価):表1
〜表7に示す組成の浴用剤組成物を常法により調製し、
各浴用剤組成物の浴湯面への泡の広がりおよび浴後の肌
のしっとり感を下記の評価法に従って評価した。比較例
10〜12は特定の界面活性剤を含有する発泡性浴剤
(特開昭62−234015号公報)、比較例13およ
び14はエモリエント剤と炭酸ガス発生成分を含有する
毛髪用洗浄剤組成物(特開昭63−135317号公
報)である。結果を表1〜表7に示す。
【0029】各浴用剤組成物の1回使用分を浴槽(底面
積が約4200cm2 の和風浴槽)に張った150リット
ルの浴湯(40℃、水道水)に溶解させた後、浴湯面へ
の泡の広がりを下記の評価基準にて評価した。
【0030】○;泡の広がりが浴湯面のほぼ全体であ
る。 △;泡の広がりが浴湯面の半分以下である。 ×;ほとんど浴湯面に泡が広がらない。
【0031】さらに、上記の浴用剤組成物を溶解後の湯
を試験溶液とし、浴後の肌のしっとり感の評価を行っ
た。パネラー5人の前腕部を試験溶液中に3分間浸漬さ
せ、浴後の肌のしっとり感について下記の基準で判定し
てもらい、数値化し、これを5人のスコアーの平均値を
浴後のしっとり感のスコアーとした。また、浴後にかさ
つき感やつっぱり感が生じた場合には、その人数を記入
した。
【0032】2;しっとり感が感じられる。 1;しっとり感がやや感じられる。 0;しっとり感が感じられない。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】
【表3】
【0036】
【表4】
【0037】
【表5】
【0038】表1〜表5においてセラミド類縁化合物
は、N−(3−ヘキサデシロキシ−2−ヒドロキシプロ
ピル)−N−2−ヒドロキシエチルヘキサデカナミド
〔一般式(2)においてR3 =C16H33、R4 =C15H
31の化合物〕を示す。
【0039】
【表6】
【0040】
【表7】
【0041】本発明のバブルバス組成物である実施例1
〜20はいずれも泡の浴湯面の広がりがよく、浴後にし
っとり感が得られる。しかし、油性成分に対して界面活
性剤の量が1.5倍未満である比較例1、成分中に有機
酸と炭酸塩が両方入っていない比較例2、有機酸と炭酸
塩の総量が50%未満である比較例3、界面活性剤の量
が浴用剤組成物に対して1%以下の比較例4は、浴湯面
の泡の広がりが悪い。また、必須成分である油性成分が
0.1%未満の比較例5、界面活性剤が15%を超える
比較例6、特定の油性成分を含まずそれ以外の油性成分
を使用した比較例7〜9は、浴後のしっとり感が得られ
ない。比較例10〜12は、本発明と界面活性剤および
油性成分が異なるため、いずれも浴後のしっとり感が得
られず、むしろかさつきを感じる。さらに比較例12に
おいては泡立ちも不十分である。また、比較例13は、
界面活性剤量が15%を超えるため、浴後のしっとり感
が得られず、むしろかさつきを感じる。比較例14は炭
酸塩と有機酸の合計量が50%未満であるため、浴湯面
における泡の広がりが不十分である。
【0042】実施例21 実施例3〜5で得た錠剤(錠径50mm、高さ約17mm)
の中央部に深さ10mm、錠剤の体積に対する容積が2%
の凹部を設けた。この錠剤は、凹部を設けない通常の錠
剤よりも泡の広がりが速やかであった。また、実施例6
〜10の処方で錠径50mm、高さ約19mm、中央部に径
が約17mmの貫通孔を有するドーナツ型の錠剤を得た。
この錠剤は貫通孔を設けない通常の錠剤よりも泡の広が
りが速やかであった。
【0043】試験例(泡感触、入浴後の肌のしっとり感
の評価):下記に示す比較例15の水圧で泡立てる従来
のバブルバス剤(1回使用量20ml)と、浴湯に投入し
ただけで泡が広がる実施例4のバブルバス組成物につい
て、泡感触および入浴後のしっとり感を比較した。
【0044】
【表8】
【0045】比較例15および実施例4のバブルバス組
成物について女性パネラー32名を対象に使用評価を行
った。比較例15のバブルバス剤については空の家庭用
浴槽に1回使用量を投入し、お湯を約150〜200リ
ットル入れながら泡立ててから入浴してもらい、実施例
4のバブルバスについてはあらかじめ家庭用浴槽にお湯
を約150〜200リットル入れた後に1回使用量を投
入し、入浴してもらった。それぞれの泡のクリーミー
さ、泡のしっとり感、入浴後の肌のしっとり感の評価結
果を表9に示す。
【0046】
【表9】
【0047】実施例4のバブルバス組成物は比較例15
のバブルバス剤に比べ、泡のクリーミーさおよび泡のし
っとり感、入浴後の肌のしっとり感のいずれにおいても
優れているといえる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 萬 秀憲 栃木県芳賀郡市貝町赤羽2606 花王株式会 社研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分(A)、(B)、(C)および
    (D): (A)非イオン界面活性剤、サルフェート型アニオン界
    面活性剤、スルホネート型アニオン界面活性剤およびア
    シル化ポリペプタイド系界面活性剤から選ばれる界面活
    性剤 1〜15重量%、
    (B)(B−1)細胞間脂質類またはその類縁体、(B
    −2)合成グリセライドまたはグリセライドを含有する
    天然油脂類、(B−3)高級アルコールと高級脂肪酸と
    の合成エステルまたは高級アルコールと高級脂肪酸との
    エステルを含有する天然ロウ類、(B−4)炭化水素
    類、ならびに(B−5)シリコーン油類から選ばれる1
    種または2種以上の油性成分0.1〜10重量%、
    (C)炭酸塩、(D)酸を含有し、成分(A)と成分
    (B)の重量比〔(A)/(B)〕が1.5以上であ
    り、成分(C)と成分(D)の合計配合量が50重量%
    以上であることを特徴とする固形状バブルバス組成物。
  2. 【請求項2】 成分(A)が、ポリオキシエチレンアル
    キルエーテル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシ
    エチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
    ンソルビット脂肪酸エステル、アルキルアルカノールア
    ミド、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ラウリル硫酸
    ナトリウム、N−アシルタウリン塩、アシルイセチオン
    酸塩およびアシル化ポリペプタイド系界面活性剤から選
    ばれる1種または2種以上である請求項1記載の固形状
    バブルバス組成物。
  3. 【請求項3】 組成物の形態が、表面に凹部を設けた錠
    剤または貫通孔を設けた錠剤である請求項1記載の固形
    状バブルバス組成物。
JP16520795A 1995-06-30 1995-06-30 固形状バブルバス組成物 Pending JPH0912443A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16520795A JPH0912443A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 固形状バブルバス組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16520795A JPH0912443A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 固形状バブルバス組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0912443A true JPH0912443A (ja) 1997-01-14

Family

ID=15807883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16520795A Pending JPH0912443A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 固形状バブルバス組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0912443A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009062319A (ja) * 2007-09-06 2009-03-26 Tsumura Lifescience Co Ltd 発泡性顆粒
KR101066184B1 (ko) * 2007-06-26 2011-09-21 알앤비 영농조합법인 감귤 또는 당근을 포함하는 거품 입욕제 조성물 및 그제조방법
JP2012518625A (ja) * 2009-02-20 2012-08-16 コスメティック ウォリアーズ エルティーディー 組成物
JP2015113321A (ja) * 2013-12-13 2015-06-22 花王株式会社 浴用剤組成物
JP2015113288A (ja) * 2013-12-09 2015-06-22 扶桑化学株式会社 入浴剤成型物
JP2015113320A (ja) * 2013-12-13 2015-06-22 花王株式会社 浴用剤組成物
JP2022024798A (ja) * 2020-07-28 2022-02-09 花王株式会社 発泡性固体入浴剤

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101066184B1 (ko) * 2007-06-26 2011-09-21 알앤비 영농조합법인 감귤 또는 당근을 포함하는 거품 입욕제 조성물 및 그제조방법
JP2009062319A (ja) * 2007-09-06 2009-03-26 Tsumura Lifescience Co Ltd 発泡性顆粒
JP2012518625A (ja) * 2009-02-20 2012-08-16 コスメティック ウォリアーズ エルティーディー 組成物
JP2015113288A (ja) * 2013-12-09 2015-06-22 扶桑化学株式会社 入浴剤成型物
JP2015113321A (ja) * 2013-12-13 2015-06-22 花王株式会社 浴用剤組成物
JP2015113320A (ja) * 2013-12-13 2015-06-22 花王株式会社 浴用剤組成物
JP2022024798A (ja) * 2020-07-28 2022-02-09 花王株式会社 発泡性固体入浴剤

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1305065C (en) Skin conditioning/cleansing compositions containing propoxylated glycerol derivatives
JP4394775B2 (ja) 油中水型泡状エアゾール組成物およびその製造方法
WO2003035015A1 (fr) Composition d'un aerosol huileux expansible
JP2003327506A (ja) 透明化粧料組成物
JP2012167035A (ja) クリーム状皮膚洗浄料
JPS58121209A (ja) 乳化型外用組成物
JP2516249B2 (ja) 入浴剤
JPH0362692B2 (ja)
JP2002212029A (ja) 水中油型皮膚用乳化化粧料
JPH0832918B2 (ja) 泡状清拭剤
JPH07304653A (ja) 洗浄剤組成物
JPH07228522A (ja) ジェットバス用浴用剤
JPH0672858A (ja) 身体・頭髪用洗浄剤
JP2839897B2 (ja) 皮膚洗浄剤組成物
JP3088938B2 (ja) 入浴剤組成物
JP2017109964A (ja) 洗浄料
JPS604729B2 (ja) 乳化剤組成物
JPH0611695B2 (ja) 乳化型化粧料
JPH07228519A (ja) ジェットバス用浴用剤
JP3441217B2 (ja) 入浴剤組成物
JPH07238012A (ja) 浴用剤組成物
JP5047487B2 (ja) 角栓除去用の化粧料
JP4074559B2 (ja) セラミド類含有組成物
JPH07228524A (ja) ジェットバス用浴用剤
JPH07228523A (ja) ジェットバス用浴用剤