JPH09124526A - 3,7,11,15,19,23,27−ヘプタメチル−6,10,14,18,22,26−オクタコサヘキサエン−1−オールの製造方法 - Google Patents
3,7,11,15,19,23,27−ヘプタメチル−6,10,14,18,22,26−オクタコサヘキサエン−1−オールの製造方法Info
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- JPH09124526A JPH09124526A JP7308468A JP30846895A JPH09124526A JP H09124526 A JPH09124526 A JP H09124526A JP 7308468 A JP7308468 A JP 7308468A JP 30846895 A JP30846895 A JP 30846895A JP H09124526 A JPH09124526 A JP H09124526A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 式1
の3,7,11,15,19,23,27−ヘプタメチ
ル−6,10,14,18,22,26−オクタコサヘ
キサエン−1−オールを工業的に有利に製造できる方法
を提供する。 【解決手段】 式2 (Aは水酸基の保護基を表す。)の化合物をハロゲン化
して、式3 (Xはハロゲン原子を表す。)の化合物を得、式3の化
合物と、式4 (R1はアルキル基又はアリール基を表す。)の化合物
とを反応させて式5 の化合物を得、更に式5の化合物を脱スルホン化および
脱保護する。
ル−6,10,14,18,22,26−オクタコサヘ
キサエン−1−オールを工業的に有利に製造できる方法
を提供する。 【解決手段】 式2 (Aは水酸基の保護基を表す。)の化合物をハロゲン化
して、式3 (Xはハロゲン原子を表す。)の化合物を得、式3の化
合物と、式4 (R1はアルキル基又はアリール基を表す。)の化合物
とを反応させて式5 の化合物を得、更に式5の化合物を脱スルホン化および
脱保護する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3,7,11,1
5,19,23,27−ヘプタメチル−6,10,1
4,18,22,26−オクタコサヘキサエン−1−オ
ール(以下、DHPと略称する)の製造方法に関する。
5,19,23,27−ヘプタメチル−6,10,1
4,18,22,26−オクタコサヘキサエン−1−オ
ール(以下、DHPと略称する)の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】DHPは、ヒトまたは動物の免疫機能不
全による疾患の予防薬あるいは治療薬として有用である
ことが報告されている(特開昭62−169724号公
報)。
全による疾患の予防薬あるいは治療薬として有用である
ことが報告されている(特開昭62−169724号公
報)。
【0003】このDHPは、ポリプレノールの一種であ
るが、水酸基のβ,γ位が飽和しており、しかも分子内
の二重結合が全てトランス型配置をしていることが構造
上の特徴となっている。
るが、水酸基のβ,γ位が飽和しており、しかも分子内
の二重結合が全てトランス型配置をしていることが構造
上の特徴となっている。
【0004】このような構造的特徴を有するDHPの製
造方法としては、唯一以下のスキーム1に示す経路の方
法が提案されているに過ぎない(特開昭59−7353
3号公報)。
造方法としては、唯一以下のスキーム1に示す経路の方
法が提案されているに過ぎない(特開昭59−7353
3号公報)。
【0005】
【化9】 このスキーム1で示される方法は、出発原料である式
(10)の化合物を2炭素伸長させることにより式
(1)のDHPを得る方法である。ここで、出発原料で
ある式(10)の化合物は、以下に示すスキーム2に示
す方法により合成することができる(Isler et al., He
lv. Chim. Acta.,42, 2616(1959)) 。
(10)の化合物を2炭素伸長させることにより式
(1)のDHPを得る方法である。ここで、出発原料で
ある式(10)の化合物は、以下に示すスキーム2に示
す方法により合成することができる(Isler et al., He
lv. Chim. Acta.,42, 2616(1959)) 。
【0006】
【化10】 ところで、スキーム2において、式(10)の化合物を
得るためには、原料の式(20)のヘキサプレノールの
二重結合はすべてトランス型配置でなければならない
が、このような構造のヘキサプレノールは天然には存在
せず、容易に入手できる原料ではない。
得るためには、原料の式(20)のヘキサプレノールの
二重結合はすべてトランス型配置でなければならない
が、このような構造のヘキサプレノールは天然には存在
せず、容易に入手できる原料ではない。
【0007】そこで、式(10)の化合物は、天然物あ
るいは合成品として容易に入手できる短いプレニルユニ
ットの化合物、例えばゲラニオールを出発原料として製
造することが好ましいと考えられる。この場合、二つの
合成経路が考えられる。一つは、スキーム2に示す方法
を一部利用して炭素鎖を順次伸張してスキーム3に示す
ように式(10)の化合物を合成する方法であり、他方
は、キー反応として式(40)のゲラニルアセテートの
二酸化セレンによる酸化反応とブチルリチウムを用いた
カップリング反応とを利用し、スキーム4に示すように
式(20)のヘキサプレノールを合成し、それをスキー
ム2の出発原料とする方法である(J.Chem.Soc.Perkin
Trans I,761(1981))。
るいは合成品として容易に入手できる短いプレニルユニ
ットの化合物、例えばゲラニオールを出発原料として製
造することが好ましいと考えられる。この場合、二つの
合成経路が考えられる。一つは、スキーム2に示す方法
を一部利用して炭素鎖を順次伸張してスキーム3に示す
ように式(10)の化合物を合成する方法であり、他方
は、キー反応として式(40)のゲラニルアセテートの
二酸化セレンによる酸化反応とブチルリチウムを用いた
カップリング反応とを利用し、スキーム4に示すように
式(20)のヘキサプレノールを合成し、それをスキー
ム2の出発原料とする方法である(J.Chem.Soc.Perkin
Trans I,761(1981))。
【0008】
【化11】
【0009】
【化12】
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スキー
ム3に示す方法の場合、1つのプレニルユニットに対応
する5炭素の伸長〔式(33)の化合物→式(38)の
化合物〕を行うためには6工程を要するので、結果的に
ゲラニオールから式(10)の化合物を得るまでには2
0以上の工程数が必要となり、合成操作が繁雑となりし
かも全収率も低くなるという問題がある。更に、式(3
5)の化合物を式(36)の化合物に変換する工程で
は、ブロム基のβ,γ位の二重結合がシス型の異性体も
副生するという問題がある。結果的に、スキーム3の方
法によって式(10)の化合物を製造する場合には、二
重結合が全てトランス型配置の化合物の収率はきわめて
低いものとなる。更に、二重結合がシス型配置の異性体
との混合物から式(10)の化合物を効率よく工業的に
分離取得することは現在の技術水準から非常に困難であ
る。
ム3に示す方法の場合、1つのプレニルユニットに対応
する5炭素の伸長〔式(33)の化合物→式(38)の
化合物〕を行うためには6工程を要するので、結果的に
ゲラニオールから式(10)の化合物を得るまでには2
0以上の工程数が必要となり、合成操作が繁雑となりし
かも全収率も低くなるという問題がある。更に、式(3
5)の化合物を式(36)の化合物に変換する工程で
は、ブロム基のβ,γ位の二重結合がシス型の異性体も
副生するという問題がある。結果的に、スキーム3の方
法によって式(10)の化合物を製造する場合には、二
重結合が全てトランス型配置の化合物の収率はきわめて
低いものとなる。更に、二重結合がシス型配置の異性体
との混合物から式(10)の化合物を効率よく工業的に
分離取得することは現在の技術水準から非常に困難であ
る。
【0011】一方、スキーム4に記載された方法の場合
には、式(41)の化合物を得る段階で、有害な二酸化
セレンを使用するうえ、収率が44%と低く、また、式
(48)の化合物の脱スルホン化反応は−78℃という
極低温の反応条件下で行われるものであり、工業的に実
施しにくいという問題点がある。そこで、脱スルホン化
反応として、一般的な金属リチウムを使用した還元的脱
スルホン化反応を式(47)の化合物に対して実施する
ことも考えられるが、この場合には、保護基を導入して
いるにも拘らず、以下のスキーム5に示すように、アル
コール部分が競争的に脱離反応を起こし、式(51)の
化合物を副生してしまうという問題がある。
には、式(41)の化合物を得る段階で、有害な二酸化
セレンを使用するうえ、収率が44%と低く、また、式
(48)の化合物の脱スルホン化反応は−78℃という
極低温の反応条件下で行われるものであり、工業的に実
施しにくいという問題点がある。そこで、脱スルホン化
反応として、一般的な金属リチウムを使用した還元的脱
スルホン化反応を式(47)の化合物に対して実施する
ことも考えられるが、この場合には、保護基を導入して
いるにも拘らず、以下のスキーム5に示すように、アル
コール部分が競争的に脱離反応を起こし、式(51)の
化合物を副生してしまうという問題がある。
【0012】
【化13】 以上のとおりであるから、DHPを製造するための原料
である式(10)の化合物をスキーム3又はスキーム4
の方法を利用して安価に、収率よく製造することは困難
である。
である式(10)の化合物をスキーム3又はスキーム4
の方法を利用して安価に、収率よく製造することは困難
である。
【0013】なお、DHPの製造方法として、対応する
ポリプレニルアルコールから直接的にアルコールのβ,
γ位の二重結合を選択的に部分水素添加する方法も考え
られるが、かかる水素添加は位置選択性が一般に悪いた
めに、還元したくない他の二重結合までもが過剰に水添
されてしまい、結果的にDHPのみを選択的に得ること
は困難である。
ポリプレニルアルコールから直接的にアルコールのβ,
γ位の二重結合を選択的に部分水素添加する方法も考え
られるが、かかる水素添加は位置選択性が一般に悪いた
めに、還元したくない他の二重結合までもが過剰に水添
されてしまい、結果的にDHPのみを選択的に得ること
は困難である。
【0014】本発明は、以上の従来技術の課題を解決し
ようとするものであり、DHPを安価にかつ収率よく、
工業的に製造できる方法を提供することを課題とする。
ようとするものであり、DHPを安価にかつ収率よく、
工業的に製造できる方法を提供することを課題とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記課
題は、式(1)
題は、式(1)
【0016】
【化14】 で表される3,7,11,15,19,23,27−ヘ
プタメチル−6,10,14,18,22,26−オク
タコサヘキサエン−1−オールの製造方法において: 工程(A) 式(2)
プタメチル−6,10,14,18,22,26−オク
タコサヘキサエン−1−オールの製造方法において: 工程(A) 式(2)
【0017】
【化15】 (式中、Aは水酸基の保護基を表す。)の化合物をハロ
ゲン化して式(3)
ゲン化して式(3)
【0018】
【化16】 (式中、Xはハロゲン原子を表す。)の化合物を得る工
程; 工程(B) 式(3)の化合物と式(4)
程; 工程(B) 式(3)の化合物と式(4)
【0019】
【化17】 (式中、R1はアルキル基又はアリール基を表す。)の
化合物とを反応させて式(5)
化合物とを反応させて式(5)
【0020】
【化18】 の化合物を得る工程; 及び (工程C) 式(5)の化合物を脱スルホン化および脱
保護することにより式(1)の化合物を得る工程を含ん
でなることを特徴とする製造方法を提供することにより
解決される。
保護することにより式(1)の化合物を得る工程を含ん
でなることを特徴とする製造方法を提供することにより
解決される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を工程毎に詳細に説
明する。
明する。
【0022】工程(A) 本発明においては、まず、式(2)の化合物をハロゲン
化して式(3)の化合物に変換する。
化して式(3)の化合物に変換する。
【0023】ここで、式(2)におけるAが表す水酸基
の保護基としては、アルコールを保護する目的で使用さ
れる公知の保護基を挙げることができ、例えばアセチル
基、テトラヒドロピラニル基、ベンジル基、t−ブチル
ジメチルシリル基などを挙げることができる。中でも、
後述の工程(C)において脱スルホン化反応の際に同時
に脱保護可能なベンジル基が特に好ましい。また、式
(3)におけるXが表すハロゲン原子としては、塩素原
子、臭素原子などを挙げることができる。
の保護基としては、アルコールを保護する目的で使用さ
れる公知の保護基を挙げることができ、例えばアセチル
基、テトラヒドロピラニル基、ベンジル基、t−ブチル
ジメチルシリル基などを挙げることができる。中でも、
後述の工程(C)において脱スルホン化反応の際に同時
に脱保護可能なベンジル基が特に好ましい。また、式
(3)におけるXが表すハロゲン原子としては、塩素原
子、臭素原子などを挙げることができる。
【0024】ハロゲン化は、アルコールをハロゲン化物
に変換する公知の方法によって実施することができ、例
えば、特開昭54−76507号公報記載の方法に従っ
て、イソプロピルエーテル等の溶媒中で塩化チオニル等
のハロゲン化剤を式(2)の化合物に作用させることに
より行うことができる。これにより、高い収率で式
(3)の化合物を得ることができる。
に変換する公知の方法によって実施することができ、例
えば、特開昭54−76507号公報記載の方法に従っ
て、イソプロピルエーテル等の溶媒中で塩化チオニル等
のハロゲン化剤を式(2)の化合物に作用させることに
より行うことができる。これにより、高い収率で式
(3)の化合物を得ることができる。
【0025】ハロゲン化剤の使用量は、式(2)の化合
物に対して好ましくは0.9〜2モル当量、より好まし
くは1.0〜1.8モル当量である。また、溶媒の使用
量は特に限定されるものではないが、式(2)の化合物
に対し、通常0.5〜5重量倍とすることが好ましい。
ハロゲン化の温度は通常−20〜50℃であり、反応時
間は通常0.5〜24時間である。
物に対して好ましくは0.9〜2モル当量、より好まし
くは1.0〜1.8モル当量である。また、溶媒の使用
量は特に限定されるものではないが、式(2)の化合物
に対し、通常0.5〜5重量倍とすることが好ましい。
ハロゲン化の温度は通常−20〜50℃であり、反応時
間は通常0.5〜24時間である。
【0026】なお、式(2)の化合物は、スキーム6に
示すように、入手容易なシトロネロールから工程
(a)、(b)及び(c)に従って製造することが好ま
しい。
示すように、入手容易なシトロネロールから工程
(a)、(b)及び(c)に従って製造することが好ま
しい。
【0027】
【化19】 (工程(a))まず、式(60)のシトロネロールを、
その水酸基に保護基Aを導入することにより式(61)
の化合物に変換する。
その水酸基に保護基Aを導入することにより式(61)
の化合物に変換する。
【0028】ここで、保護基Aを導入する方法として
は、各保護基に応じて公知の方法、例えば、文献[Gree
n著「Protective Groups in Organic Synthesis (2nd E
dition, John Wiley & Sons(1991))」]等に記載された
方法の中から適宜選択すればよい。例えば、保護基とし
てベンジル基を導入する場合には、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化物等のアルカ
リ化合物の水溶液中で、相間移動触媒の存在下、塩化ベ
ンジル、臭化ベンジルなどのベンジルハライドを、シト
ロネロールに反応させる方法などによって実施できる。
は、各保護基に応じて公知の方法、例えば、文献[Gree
n著「Protective Groups in Organic Synthesis (2nd E
dition, John Wiley & Sons(1991))」]等に記載された
方法の中から適宜選択すればよい。例えば、保護基とし
てベンジル基を導入する場合には、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化物等のアルカ
リ化合物の水溶液中で、相間移動触媒の存在下、塩化ベ
ンジル、臭化ベンジルなどのベンジルハライドを、シト
ロネロールに反応させる方法などによって実施できる。
【0029】この場合、アルカリ性水溶液のアルカリ化
合物濃度は40〜50重量%が好ましい。また、アルカ
リ化合物の使用量は、シトロネロールに対し好ましくは
1〜10モル当量、より好ましくは3〜5モル当量であ
る。また、ベンジルハライドは、シトロネロールに対し
てモル当量でわずかに過剰となる量を使用すれば十分で
ある。
合物濃度は40〜50重量%が好ましい。また、アルカ
リ化合物の使用量は、シトロネロールに対し好ましくは
1〜10モル当量、より好ましくは3〜5モル当量であ
る。また、ベンジルハライドは、シトロネロールに対し
てモル当量でわずかに過剰となる量を使用すれば十分で
ある。
【0030】また、相間移動触媒としては、例えば、テ
トラブチルアンモニウムクロライド、テトラブチルアン
モニウムブロマイド、テトラブチルアンモニウムサルフ
ェート等の第4級アンモニウム塩を好ましく使用するこ
とができる。相間移動触媒の使用量は、特に制限はない
が、通常、反応混合液に対し、0.01〜1モル%の範
囲内の濃度となる量に設定すればよい。
トラブチルアンモニウムクロライド、テトラブチルアン
モニウムブロマイド、テトラブチルアンモニウムサルフ
ェート等の第4級アンモニウム塩を好ましく使用するこ
とができる。相間移動触媒の使用量は、特に制限はない
が、通常、反応混合液に対し、0.01〜1モル%の範
囲内の濃度となる量に設定すればよい。
【0031】反応温度は通常0〜100℃の範囲内に設
定されるが、好ましくは40〜60℃である。反応時間
は通常1〜10時間である。
定されるが、好ましくは40〜60℃である。反応時間
は通常1〜10時間である。
【0032】反応終了後、反応混合物は、ヘキサン、ト
ルエン、イソプロピルエーテル等の有機溶媒で抽出し、
常法により分離処理することにより、式(61)の化合
物が得られる。
ルエン、イソプロピルエーテル等の有機溶媒で抽出し、
常法により分離処理することにより、式(61)の化合
物が得られる。
【0033】(工程(b))次に、式(61)の化合物
にエポキシ化剤を反応させることにより式(62)の化
合物に変換する。
にエポキシ化剤を反応させることにより式(62)の化
合物に変換する。
【0034】ここで、エポキシ化剤としては、例えば、
メタクロロ過安息香酸、モノ過フタル酸、t−ブチルハ
イドロパーオキサイド等の有機過酸化物、過酸化水素等
の過酸化物、空気などを使用することができるが、工業
的な取扱やすさの点で、t−ブチルハイドロパーオキサ
イドを好ましく使用することができる。なお、t−ブチ
ルハイドロパーオキサイドとしては、70%水溶液又は
トルエン溶液として市販されているものを好ましく使用
することができる。
メタクロロ過安息香酸、モノ過フタル酸、t−ブチルハ
イドロパーオキサイド等の有機過酸化物、過酸化水素等
の過酸化物、空気などを使用することができるが、工業
的な取扱やすさの点で、t−ブチルハイドロパーオキサ
イドを好ましく使用することができる。なお、t−ブチ
ルハイドロパーオキサイドとしては、70%水溶液又は
トルエン溶液として市販されているものを好ましく使用
することができる。
【0035】エポキシ化剤の使用量は、式(61)の化
合物に対してモル当量でわずかに過剰となる量を使用す
れば十分である。
合物に対してモル当量でわずかに過剰となる量を使用す
れば十分である。
【0036】エポキシ化に際しては、反応を促進する触
媒として、ジオキソビス(アセチルアセトナート)モリ
ブデン、バナジウムオキサイド等の金属触媒を使用する
ことが好ましい。このような金属触媒の使用量は、反応
時間および反応選択性を考慮して適宜調整されるが、式
(61)の化合物に対して好ましくは0.01〜10重
量%、より好ましくは0.05〜1重量%である。
媒として、ジオキソビス(アセチルアセトナート)モリ
ブデン、バナジウムオキサイド等の金属触媒を使用する
ことが好ましい。このような金属触媒の使用量は、反応
時間および反応選択性を考慮して適宜調整されるが、式
(61)の化合物に対して好ましくは0.01〜10重
量%、より好ましくは0.05〜1重量%である。
【0037】エポキシ化に際しては、溶媒を使用するこ
とが好ましい。このような溶媒としては、ベンゼン、ト
ルエン等の芳香族系溶媒を好ましく使用することができ
る。中でもトルエンが好ましい。このような溶媒の使用
量は、式(61)の化合物に対して好ましくは0.5〜
10重量倍、より好ましくは2.0〜5重量倍である。
とが好ましい。このような溶媒としては、ベンゼン、ト
ルエン等の芳香族系溶媒を好ましく使用することができ
る。中でもトルエンが好ましい。このような溶媒の使用
量は、式(61)の化合物に対して好ましくは0.5〜
10重量倍、より好ましくは2.0〜5重量倍である。
【0038】エポキシ化の反応温度は、通常50〜15
0℃であるが、好ましくは70〜100℃である。ま
た、反応時間は、使用する溶媒の種類や量、反応温度、
使用する触媒の種類や量などにより異なるが、通常1〜
20時間である。
0℃であるが、好ましくは70〜100℃である。ま
た、反応時間は、使用する溶媒の種類や量、反応温度、
使用する触媒の種類や量などにより異なるが、通常1〜
20時間である。
【0039】反応終了後、反応混合物は、ハイドロサル
ファイト、亜硫酸ナトリウム等の還元剤により過剰のエ
ポキシ化剤を分解した後、ヘキサン、トルエン、ジイソ
プロピルエーテル等の有機溶媒で抽出し、常法により分
離処理することにより式(62)の化合物が得られる。
ファイト、亜硫酸ナトリウム等の還元剤により過剰のエ
ポキシ化剤を分解した後、ヘキサン、トルエン、ジイソ
プロピルエーテル等の有機溶媒で抽出し、常法により分
離処理することにより式(62)の化合物が得られる。
【0040】(工程(c))次に、式(62)の化合物
を、そのエポキシ基をアリルアルコールへと転位させる
ことにより式(2)の化合物に変換する。
を、そのエポキシ基をアリルアルコールへと転位させる
ことにより式(2)の化合物に変換する。
【0041】ここで、転位反応は、公知の反応条件下で
行うことができ、例えば、トルエン中、アルミニウムイ
ソプロポキシドを触媒として加熱還流させることにより
高い収率で行うことができる(Synthesis,467(1979)参
照)。
行うことができ、例えば、トルエン中、アルミニウムイ
ソプロポキシドを触媒として加熱還流させることにより
高い収率で行うことができる(Synthesis,467(1979)参
照)。
【0042】以上の工程(a)〜(c)により式(2)
の化合物を効率よく工業的に得ることができる。
の化合物を効率よく工業的に得ることができる。
【0043】工程(B) 次に、工程Aにおいて得られた式(3)の化合物に、式
(4)の化合物を反応させて、式(5)の化合物を得
る。
(4)の化合物を反応させて、式(5)の化合物を得
る。
【0044】式(4)の化合物において、R1が表すア
ルキル基としては、メチル基、エチル基、ブチル基など
の低級アルキル基が好ましく、また、アリール基として
は、フェニル基、トリル基、ナフチル基などの芳香族炭
化水素基が好ましい。これらのアルキル基又はアリール
基は、反応に悪影響を与えない限り種々の置換基で置換
されていてもよい。
ルキル基としては、メチル基、エチル基、ブチル基など
の低級アルキル基が好ましく、また、アリール基として
は、フェニル基、トリル基、ナフチル基などの芳香族炭
化水素基が好ましい。これらのアルキル基又はアリール
基は、反応に悪影響を与えない限り種々の置換基で置換
されていてもよい。
【0045】式(3)の化合物と式(4)の化合物との
反応は、公知の反応条件に従って行うことができ、例え
ば、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ジ
メチルイミダゾリジノン、N−メチルピロリドン等の非
プロトン性極性溶媒中で、ナトリウムメチラート、ナト
リウムt−ブトキサイド、カリウムt−ブトキサイド等
の塩基を作用させればよく、これにより式(5)の化合
物を高い収率で得ることができる。
反応は、公知の反応条件に従って行うことができ、例え
ば、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ジ
メチルイミダゾリジノン、N−メチルピロリドン等の非
プロトン性極性溶媒中で、ナトリウムメチラート、ナト
リウムt−ブトキサイド、カリウムt−ブトキサイド等
の塩基を作用させればよく、これにより式(5)の化合
物を高い収率で得ることができる。
【0046】塩基の使用量は、式(4)の化合物に対し
て好ましくは0.8〜4モル当量、より好ましくは1.
0〜2モル当量である。
て好ましくは0.8〜4モル当量、より好ましくは1.
0〜2モル当量である。
【0047】また、式(4)の化合物の使用量は、式
(3)の化合物に対して好ましくは0.5〜2モル当
量、より好ましくは0.8〜1.2モル当量である。
(3)の化合物に対して好ましくは0.5〜2モル当
量、より好ましくは0.8〜1.2モル当量である。
【0048】また、非プロトン性極性溶媒の使用量は特
に限定されるものではないが、式(3)の化合物に対
し、好ましくは0.5〜10重量倍である。
に限定されるものではないが、式(3)の化合物に対
し、好ましくは0.5〜10重量倍である。
【0049】反応温度は通常−20〜50℃であり、ま
た、反応時間は通常1〜24時間である。
た、反応時間は通常1〜24時間である。
【0050】なお、式(4)の化合物は、公知の化合物
であり、J.Chem.Soc.Perkin TransI,761(1981) に記載
された方法に従って、対応するポリプレニルアルコール
を三臭化リンで臭素化した後、ベンゼンスルフィン酸ナ
トリウム、トルエンスルフィン酸ナトリウム等のスルフ
ィン酸塩と反応させることにより得ることができる。
であり、J.Chem.Soc.Perkin TransI,761(1981) に記載
された方法に従って、対応するポリプレニルアルコール
を三臭化リンで臭素化した後、ベンゼンスルフィン酸ナ
トリウム、トルエンスルフィン酸ナトリウム等のスルフ
ィン酸塩と反応させることにより得ることができる。
【0051】工程(C) 工程(B)で得られた式(5)の化合物を、脱スルホン
化し更に脱保護することによりDHPに変換する。ここ
で脱スルホン化と脱保護とは2段階に分けて順次行うこ
ともできるが、保護基を適宜選択した上で、脱スルホン
化と同時に脱保護を行うことが工業的見地から好まし
い。
化し更に脱保護することによりDHPに変換する。ここ
で脱スルホン化と脱保護とは2段階に分けて順次行うこ
ともできるが、保護基を適宜選択した上で、脱スルホン
化と同時に脱保護を行うことが工業的見地から好まし
い。
【0052】式(5)の化合物の脱スルホン化(及び脱
保護)は、例えば、アルコール中でアルカリ金属を作用
させる方法、低級アミン中でアルカリ金属を作用させる
方法(いわゆるバーチ還元)、金属水素化物を作用させ
る方法、アルカリ金属のアマルガムを作用させる方法、
アルカリ金属と多環芳香族化合物を作用させる方法等の
公知の脱スルホン化方法で行うことができるが、なかで
もアルカリ金属と多環芳香族化合物を使用して行うこと
が好ましい。
保護)は、例えば、アルコール中でアルカリ金属を作用
させる方法、低級アミン中でアルカリ金属を作用させる
方法(いわゆるバーチ還元)、金属水素化物を作用させ
る方法、アルカリ金属のアマルガムを作用させる方法、
アルカリ金属と多環芳香族化合物を作用させる方法等の
公知の脱スルホン化方法で行うことができるが、なかで
もアルカリ金属と多環芳香族化合物を使用して行うこと
が好ましい。
【0053】アルカリ金属としては、例えば、リチウ
ム、ナトリウム、カリウムなどを使用することができ
る。また、多環芳香族化合物としては、ナフタレン、ア
ントラセン、ビフェニルなどを使用することができる。
経済性および取扱の容易さの観点から、アルカリ金属と
してナトリウム、多環芳香族化合物としてナフタレンを
使用することが望ましい。
ム、ナトリウム、カリウムなどを使用することができ
る。また、多環芳香族化合物としては、ナフタレン、ア
ントラセン、ビフェニルなどを使用することができる。
経済性および取扱の容易さの観点から、アルカリ金属と
してナトリウム、多環芳香族化合物としてナフタレンを
使用することが望ましい。
【0054】アルカリ金属と多環芳香族化合物とを脱ス
ルホン化反応において使用する際には、両者を単独で反
応系に添加してもよいし、例えば、溶融させたナフタレ
ン中でナトリウム金属を分散させて固化させたナトリウ
ム・ナフタレン錯体等の錯体の形にした上で添加しても
よい。
ルホン化反応において使用する際には、両者を単独で反
応系に添加してもよいし、例えば、溶融させたナフタレ
ン中でナトリウム金属を分散させて固化させたナトリウ
ム・ナフタレン錯体等の錯体の形にした上で添加しても
よい。
【0055】アルカリ金属の使用量は、式(5)の化合
物に対し、好ましくは4〜20モル当量、より好ましく
は5〜10モル当量である。また、多環芳香族化合物の
使用量は、式(5)の化合物に対し、好ましくは4〜2
0モル当量、より好ましくは5〜10モル当量である。
物に対し、好ましくは4〜20モル当量、より好ましく
は5〜10モル当量である。また、多環芳香族化合物の
使用量は、式(5)の化合物に対し、好ましくは4〜2
0モル当量、より好ましくは5〜10モル当量である。
【0056】また、脱スルホン化(及び脱保護)は溶媒
の存在下に実施することが好ましい。このような溶媒と
しては、例えば、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン、ジメトキシエタン、ジグライム等のエーテル系溶媒
を好ましく使用することができるが、中でもテトラヒド
ロフランが好ましい。溶媒の使用量は、式(5)の化合
物に対して好ましくは2〜50重量倍、より好ましくは
4〜10重量倍である。
の存在下に実施することが好ましい。このような溶媒と
しては、例えば、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン、ジメトキシエタン、ジグライム等のエーテル系溶媒
を好ましく使用することができるが、中でもテトラヒド
ロフランが好ましい。溶媒の使用量は、式(5)の化合
物に対して好ましくは2〜50重量倍、より好ましくは
4〜10重量倍である。
【0057】なお、脱スルホン化(及び脱保護)に際し
ては、低級アミンを反応系に添加することが好ましい。
これにより、生成物中の全トランス型のDHPの含有率
を向上させることができる。
ては、低級アミンを反応系に添加することが好ましい。
これにより、生成物中の全トランス型のDHPの含有率
を向上させることができる。
【0058】このような低級アミンとしては、例えば、
ブチルアミン、ジエチルアミン、ジイソプロピルアミン
などを好ましく使用することがき、中でもジエチルアミ
ンを特に好ましく使用することができる。低級アミンの
使用量は、式(5)の化合物に対して好ましくは1〜1
0モル当量、より好ましくは2〜4モル当量である。
ブチルアミン、ジエチルアミン、ジイソプロピルアミン
などを好ましく使用することがき、中でもジエチルアミ
ンを特に好ましく使用することができる。低級アミンの
使用量は、式(5)の化合物に対して好ましくは1〜1
0モル当量、より好ましくは2〜4モル当量である。
【0059】脱スルホン化(及び脱保護)の温度は、好
ましくは−50〜50℃、より好ましくは−30〜0℃
である。
ましくは−50〜50℃、より好ましくは−30〜0℃
である。
【0060】以上説明した脱スルホン化(及び脱保護)
条件は、アンモニア、メチルアミン、エチルアミン等の
アミン系溶媒中で−70〜−50℃の極低温においてア
ルカリ金属を作用させる従来の方法に比べ温和であり、
工業的にも優れている。
条件は、アンモニア、メチルアミン、エチルアミン等の
アミン系溶媒中で−70〜−50℃の極低温においてア
ルカリ金属を作用させる従来の方法に比べ温和であり、
工業的にも優れている。
【0061】なお、脱スルホン化に引き続いて保護基の
脱保護を行う場合、保護基の種類に応じて前出の文献
[Green著「Protective Groups in Organic Synthesis
(2nd Edition, John Wiley & Sons(1991))」]等に記載
された公知の方法を利用して脱保護を実施することがで
きる。
脱保護を行う場合、保護基の種類に応じて前出の文献
[Green著「Protective Groups in Organic Synthesis
(2nd Edition, John Wiley & Sons(1991))」]等に記載
された公知の方法を利用して脱保護を実施することがで
きる。
【0062】脱スルホン化(及び脱保護)の終了後、反
応混合物からのDHPの分離精製は、反応混合物を水中
にあけ、n−ヘキサン等の炭化水素系溶媒、ベンゼン等
の芳香族系溶媒により抽出し、その抽出液から常法によ
り溶媒を留去することによって行うことができる。
応混合物からのDHPの分離精製は、反応混合物を水中
にあけ、n−ヘキサン等の炭化水素系溶媒、ベンゼン等
の芳香族系溶媒により抽出し、その抽出液から常法によ
り溶媒を留去することによって行うことができる。
【0063】単離されたDHPは蒸留、シリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー等の手段により更に純度を高める
ことができる。
ムクロマトグラフィー等の手段により更に純度を高める
ことができる。
【0064】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。
る。
【0065】参考例 (i): 3,7,11,15,19−ペンタメチル−
2,6,10,14,18−エイコサペンタエン−1−
ブロマイドの合成 アルゴン置換した1リットルの反応容器に、3,7,1
1,15,19−ペンタメチル−2,6,10,14,
18−エイコサペンタエン−1−オール(全トランス
型)107g(0.3モル)を入れ、イソプロピルエー
テル300mlを加えて溶解させ、−20℃に冷却した
後、三臭化リン32.5g(0.12モル)を加え、−
20〜−10℃で2時間反応させた。得られた反応混合
物を5%炭酸ナトリウム水400ml中にあけ、分液し
た。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、溶媒を留去して
3,7,11,15,19−ペンタメチル−2,6,1
0,14,18−エイコサペンタエン−1−ブロマイド
を111g得た(収率88%)。この化合物の物性値を
以下に示す。
2,6,10,14,18−エイコサペンタエン−1−
ブロマイドの合成 アルゴン置換した1リットルの反応容器に、3,7,1
1,15,19−ペンタメチル−2,6,10,14,
18−エイコサペンタエン−1−オール(全トランス
型)107g(0.3モル)を入れ、イソプロピルエー
テル300mlを加えて溶解させ、−20℃に冷却した
後、三臭化リン32.5g(0.12モル)を加え、−
20〜−10℃で2時間反応させた。得られた反応混合
物を5%炭酸ナトリウム水400ml中にあけ、分液し
た。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、溶媒を留去して
3,7,11,15,19−ペンタメチル−2,6,1
0,14,18−エイコサペンタエン−1−ブロマイド
を111g得た(収率88%)。この化合物の物性値を
以下に示す。
【0066】FD−Mass:M+=421
【0067】(ii): 式(4)の3,7,11,1
5,19−ペンタメチル−2,6,10,14,18−
エイコサペンタエン−1−フェニルスルホン(R1=フ
ェニル)の合成 アルゴン置換した2リットルの反応容器に、上記(i)
で得られた3,7,11,15,19−ペンタメチル−
2,6,10,14,18−エイコサペンタエン−1−
ブロマイド111g(0.26モル)およびベンゼンス
ルフィン酸ナトリウム二水和物58g(0.29モル)
を入れ、ジメチルホルムアミド250mlを加えて溶解
させ、20〜30℃で3時間反応させた。得られた反応
混合物に水500mlを加え、トルエンで抽出した。抽
出液を飽和食塩水で洗浄した後、溶媒を留去し、式
(4)の3,7,11,15,19−ペンタメチル−
2,6,10,14,18−エイコサペンタエン−1−
フェニルスルホン114gを得た(収率91%)。この
化合物の物性値を以下に示す。
5,19−ペンタメチル−2,6,10,14,18−
エイコサペンタエン−1−フェニルスルホン(R1=フ
ェニル)の合成 アルゴン置換した2リットルの反応容器に、上記(i)
で得られた3,7,11,15,19−ペンタメチル−
2,6,10,14,18−エイコサペンタエン−1−
ブロマイド111g(0.26モル)およびベンゼンス
ルフィン酸ナトリウム二水和物58g(0.29モル)
を入れ、ジメチルホルムアミド250mlを加えて溶解
させ、20〜30℃で3時間反応させた。得られた反応
混合物に水500mlを加え、トルエンで抽出した。抽
出液を飽和食塩水で洗浄した後、溶媒を留去し、式
(4)の3,7,11,15,19−ペンタメチル−
2,6,10,14,18−エイコサペンタエン−1−
フェニルスルホン114gを得た(収率91%)。この
化合物の物性値を以下に示す。
【0068】FD−Mass:M+=482
【0069】1H−NMR〔300MHz,CDCl3、
δ(ppm)〕:1.30(s,3H,CH3)、1.
58(s,12H,4×CH3)、1.67(s,3
H,CH3)、1.92〜2.12(m,16H)、
3.81(d,J=8.0Hz,2H)、5.02〜
5.13(m,4H)、5.14〜5.24(m,1
H)、7.48〜7.90(m,5H)。
δ(ppm)〕:1.30(s,3H,CH3)、1.
58(s,12H,4×CH3)、1.67(s,3
H,CH3)、1.92〜2.12(m,16H)、
3.81(d,J=8.0Hz,2H)、5.02〜
5.13(m,4H)、5.14〜5.24(m,1
H)、7.48〜7.90(m,5H)。
【0070】実施例1反応1(工程(a)) : 式(61)のシトロネリルベ
ンジルエーテル(A=ベンジル基)の合成 アルゴン置換した反応容器に式(60)のシトロネロー
ル156g(1モル)、塩化ベンジル139g(1.1
モル)、50重量%の水酸化ナトリウム水溶液240g
(水酸化ナトリウムとして3モル)、テトラn−ブチル
アンモニウムサルフェート3.37g(0.01モル)
を順次室温にて加え、50℃に昇温して、同温度で3時
間撹拌した。反応終了後、反応混合物を冷却し、トルエ
ン300mlを加えて抽出した。トルエン層を、洗浄液
が中性になるまで水洗した後、トルエンを留去した。得
られた残滓から、減圧蒸留によりシトロネリルベンジル
エーテルを216.2g得た(収率87.9%)。この
化合物の物性値を以下に示す。
ンジルエーテル(A=ベンジル基)の合成 アルゴン置換した反応容器に式(60)のシトロネロー
ル156g(1モル)、塩化ベンジル139g(1.1
モル)、50重量%の水酸化ナトリウム水溶液240g
(水酸化ナトリウムとして3モル)、テトラn−ブチル
アンモニウムサルフェート3.37g(0.01モル)
を順次室温にて加え、50℃に昇温して、同温度で3時
間撹拌した。反応終了後、反応混合物を冷却し、トルエ
ン300mlを加えて抽出した。トルエン層を、洗浄液
が中性になるまで水洗した後、トルエンを留去した。得
られた残滓から、減圧蒸留によりシトロネリルベンジル
エーテルを216.2g得た(収率87.9%)。この
化合物の物性値を以下に示す。
【0071】FD−Mass:M+=246
【0072】反応2(工程(b)): 式(62)のエ
ポキシ化合物(A=ベンジル基)の合成 2リットルの反応容器に、反応1で得たシトロネリルベ
ンジルエーテル196.8g(0.8モル)、70%タ
ーシャリーブチルハイドロパーオキサイド水溶液12
3.4g(0.96モル)及びジオキソビス(アセチル
アセトナート)モリブデン0.21g(シトロネリルベ
ンジルエーテルに対して0.1重量%)を入れ、トルエ
ン650mlを加えて溶解させた。温度を75〜80℃
に上げ、同温度で8時間反応させた。
ポキシ化合物(A=ベンジル基)の合成 2リットルの反応容器に、反応1で得たシトロネリルベ
ンジルエーテル196.8g(0.8モル)、70%タ
ーシャリーブチルハイドロパーオキサイド水溶液12
3.4g(0.96モル)及びジオキソビス(アセチル
アセトナート)モリブデン0.21g(シトロネリルベ
ンジルエーテルに対して0.1重量%)を入れ、トルエ
ン650mlを加えて溶解させた。温度を75〜80℃
に上げ、同温度で8時間反応させた。
【0073】反応終了後、反応混合物を室温まで冷却
し、5%亜硫酸ナトリウム水溶液500mlを加えて過
剰のターシャリーブチルハイドロパーオキサイドを分解
した後、分液した。有機層を水洗した後、溶媒を留去
し、得られた残滓を減圧蒸留することにより、式(6
2)のエポキシ化合物を171.9g得た(収率82.
0%)。この化合物の物性値を以下に示す。
し、5%亜硫酸ナトリウム水溶液500mlを加えて過
剰のターシャリーブチルハイドロパーオキサイドを分解
した後、分液した。有機層を水洗した後、溶媒を留去
し、得られた残滓を減圧蒸留することにより、式(6
2)のエポキシ化合物を171.9g得た(収率82.
0%)。この化合物の物性値を以下に示す。
【0074】FD−Mass:M+=262
【0075】反応3(工程(c)): 式(2)のアリ
ルアルコール化合物(A=ベンジル基)の合成 アルゴン置換した2リットルの反応容器に、反応2で得
た式(62)のエポキシ化合物157.2g(0.6モ
ル)とアルミニウムイソプロポキサイド42.9g
(0.21モル)を入れ、トルエン850mlを加えて
溶解させた。溶液の温度を100〜110℃に上げ、同
温度で8時間反応させた。
ルアルコール化合物(A=ベンジル基)の合成 アルゴン置換した2リットルの反応容器に、反応2で得
た式(62)のエポキシ化合物157.2g(0.6モ
ル)とアルミニウムイソプロポキサイド42.9g
(0.21モル)を入れ、トルエン850mlを加えて
溶解させた。溶液の温度を100〜110℃に上げ、同
温度で8時間反応させた。
【0076】反応終了後、反応混合物を室温まで冷却
し、10%塩酸水溶液300mlを加えた後、分液し
た。有機層を5%炭酸ナトリウム水、飽和食塩水の順に
洗浄し、溶媒を留去した。得られた残滓から、減圧蒸留
により式(2)のアリルアルコール化合物を140.7
g得た(収率85.0%)。この化合物の物性値を以下
に示す。
し、10%塩酸水溶液300mlを加えた後、分液し
た。有機層を5%炭酸ナトリウム水、飽和食塩水の順に
洗浄し、溶媒を留去した。得られた残滓から、減圧蒸留
により式(2)のアリルアルコール化合物を140.7
g得た(収率85.0%)。この化合物の物性値を以下
に示す。
【0077】FD−Mass:M+=262
【0078】1H−NMR〔300MHz、CDCl3、
δ(ppm)〕:0.88(dd,J=1.0,6.5
Hz,3H,CH3)、0.98〜1.72(m,7
H)、1.68(s,3H,CH3)、2.22(br
s,1H,OH)、3.40〜3.54(m,2H)、
3.95(t,J=6.4Hz,1H)、4.46
(s,2H)、4.77〜4.80(m,1H)、4.
87〜4.90(brs,1H)、7.20〜7.40
(m,5H)。
δ(ppm)〕:0.88(dd,J=1.0,6.5
Hz,3H,CH3)、0.98〜1.72(m,7
H)、1.68(s,3H,CH3)、2.22(br
s,1H,OH)、3.40〜3.54(m,2H)、
3.95(t,J=6.4Hz,1H)、4.46
(s,2H)、4.77〜4.80(m,1H)、4.
87〜4.90(brs,1H)、7.20〜7.40
(m,5H)。
【0079】反応4(工程(A)): 式(3)のアリ
ルハライド化合物(X=Cl)の合成 アルゴン置換した2リットルの反応容器に、反応3で得
られた式(2)のアリルアルコール化合物83.8g
(0.32モル)とジメチルホルムアミド0.22g
(3ミリモル)を入れ、イソプロピルエーテル500m
lを加えて溶解させ、0℃に冷却した後、同温度で塩化
チオニル57.1g(0.48モル)を加えた。0〜1
0℃で7時間反応させた後、得られた反応混合物を10
%炭酸ナトリウム水溶液1000ml中にあけて加水分
解した後、分液した。有機層を飽和食塩水で洗浄した
後、溶媒を留去し、式(3)のアリルハライド化合物を
76.3g得た(収率85%)。この化合物の物性値を
以下に示す。
ルハライド化合物(X=Cl)の合成 アルゴン置換した2リットルの反応容器に、反応3で得
られた式(2)のアリルアルコール化合物83.8g
(0.32モル)とジメチルホルムアミド0.22g
(3ミリモル)を入れ、イソプロピルエーテル500m
lを加えて溶解させ、0℃に冷却した後、同温度で塩化
チオニル57.1g(0.48モル)を加えた。0〜1
0℃で7時間反応させた後、得られた反応混合物を10
%炭酸ナトリウム水溶液1000ml中にあけて加水分
解した後、分液した。有機層を飽和食塩水で洗浄した
後、溶媒を留去し、式(3)のアリルハライド化合物を
76.3g得た(収率85%)。この化合物の物性値を
以下に示す。
【0080】FD−Mass:M+=280.5
【0081】反応5(工程(B)): 式(5)の化合
物の合成 アルゴン置換した1リットルの反応容器に、反応4で得
られた式(3)のアリルハライド化合物56.1g
(0.2モル)と参考例で得られた式(4)の3,7,
11,15,19−ペンタメチル−2,6,10,1
4,18−エイコサペンタエン−1−フェニルスルホン
100.4g(0.2モル)とを入れ、N−メチルピロ
リドン300mlを加えて溶解させ、0℃に冷却し、次
いでナトリウムt−ブチラート38.4g(0.4モ
ル)を添加した。内温を室温まで上げ、同温度でさらに
2時間反応させた。
物の合成 アルゴン置換した1リットルの反応容器に、反応4で得
られた式(3)のアリルハライド化合物56.1g
(0.2モル)と参考例で得られた式(4)の3,7,
11,15,19−ペンタメチル−2,6,10,1
4,18−エイコサペンタエン−1−フェニルスルホン
100.4g(0.2モル)とを入れ、N−メチルピロ
リドン300mlを加えて溶解させ、0℃に冷却し、次
いでナトリウムt−ブチラート38.4g(0.4モ
ル)を添加した。内温を室温まで上げ、同温度でさらに
2時間反応させた。
【0082】反応混合物を、氷冷水1000mlにあ
け、トルエンで抽出した。得られた抽出液を飽和食塩水
で洗浄した後、溶媒を留去することにより式(5)の化
合物128.0gを得た(収率88%)。この化合物の
物性値を以下に示す。
け、トルエンで抽出した。得られた抽出液を飽和食塩水
で洗浄した後、溶媒を留去することにより式(5)の化
合物128.0gを得た(収率88%)。この化合物の
物性値を以下に示す。
【0083】FD−Mass:M+=726
【0084】反応6(工程(C)): DHPの合成 アルゴン置換した2リットルの反応容器に、反応5で得
られた式(5)の化合物72.7g(0.1モル)及び
ジエチルアミン14.6g(0.2モル)を入れ、テト
ラヒドロフラン600mlを加えて溶解させ、−30〜
−20℃に冷却した。得られた溶液に、同温度でナトリ
ウム−ナフタレン錯体(ナトリウム含量約18重量%)
77g(ナトリウムとして0.6モル)を加え、更に−
10〜0℃で2時間反応させた。
られた式(5)の化合物72.7g(0.1モル)及び
ジエチルアミン14.6g(0.2モル)を入れ、テト
ラヒドロフラン600mlを加えて溶解させ、−30〜
−20℃に冷却した。得られた溶液に、同温度でナトリ
ウム−ナフタレン錯体(ナトリウム含量約18重量%)
77g(ナトリウムとして0.6モル)を加え、更に−
10〜0℃で2時間反応させた。
【0085】反応混合物を飽和塩化アンモニウム水溶液
1000ml中へあけ、n−ヘキサンで抽出した。抽出
液を飽和食塩水で洗浄し、溶媒を留去した。得られた残
滓をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[溶出液:n
−ヘキサン−酢酸エチル〔n−ヘキサン/酢酸エチル=
4:1(容積比)〕]で精製し、DHP34.7gを得
た(収率70%)。この化合物の物性値を以下に示す。
1000ml中へあけ、n−ヘキサンで抽出した。抽出
液を飽和食塩水で洗浄し、溶媒を留去した。得られた残
滓をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[溶出液:n
−ヘキサン−酢酸エチル〔n−ヘキサン/酢酸エチル=
4:1(容積比)〕]で精製し、DHP34.7gを得
た(収率70%)。この化合物の物性値を以下に示す。
【0086】FD−Mass:M+=496
【0087】1H−NMR〔300MHz、CDCl3、
δ(ppm)〕:0.90(d,J=6.6Hz,3
H,CH3)、1.10〜1.70(m,5H)、1.
59(s,18H,6×CH3)、1.67(s,3
H,CH3)、1.90〜2.14(m,22H)、
3.57〜3.72(m,2H)、5.05〜5.16
(m,6H)。
δ(ppm)〕:0.90(d,J=6.6Hz,3
H,CH3)、1.10〜1.70(m,5H)、1.
59(s,18H,6×CH3)、1.67(s,3
H,CH3)、1.90〜2.14(m,22H)、
3.57〜3.72(m,2H)、5.05〜5.16
(m,6H)。
【0088】実施例2 実施例1の反応6において、Aがベンジル基である式
(5)の化合物に代えて、Aがアセチル基である式
(5)の化合物を使用する以外は、実施例1と同様に反
応させ、処理することによりDHP31.2g(収率6
3%)を得た。
(5)の化合物に代えて、Aがアセチル基である式
(5)の化合物を使用する以外は、実施例1と同様に反
応させ、処理することによりDHP31.2g(収率6
3%)を得た。
【0089】実施例3 実施例1の反応6において、Aがベンジル基である式
(5)の化合物に代えて、Aがテトラヒドロピラニル基
である式(5)の化合物を使用する以外は、実施例1と
同様に反応させた。
(5)の化合物に代えて、Aがテトラヒドロピラニル基
である式(5)の化合物を使用する以外は、実施例1と
同様に反応させた。
【0090】得られた反応混合物を飽和塩化アンモニウ
ム水溶液1000ml中へあけ、n−ヘキサンで抽出し
た。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、溶媒を留去した。得
られた残滓にメタノール500mlとp−トルエンスル
ホン酸1gとを加え、室温で5時間反応させた。
ム水溶液1000ml中へあけ、n−ヘキサンで抽出し
た。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、溶媒を留去した。得
られた残滓にメタノール500mlとp−トルエンスル
ホン酸1gとを加え、室温で5時間反応させた。
【0091】次に、反応混合物を炭酸水素ナトリウム水
溶液100ml中にあけ、n−ヘキサンで抽出し、抽出
液を飽和食塩水で洗浄し、溶媒を留去した、得られた残
滓をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[溶出液:n
−ヘキサン−酢酸エチル〔n−ヘキサン/酢酸エチル=
4:1(容積比)〕]で精製し、DHP33.2gを得
た(収率67%)。
溶液100ml中にあけ、n−ヘキサンで抽出し、抽出
液を飽和食塩水で洗浄し、溶媒を留去した、得られた残
滓をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[溶出液:n
−ヘキサン−酢酸エチル〔n−ヘキサン/酢酸エチル=
4:1(容積比)〕]で精製し、DHP33.2gを得
た(収率67%)。
【0092】実施例4 実施例1の反応6において、Aがベンジル基である式
(5)の化合物に代えて、Aがt−ブチルジメチルシリ
ル基である式(5)の化合物を使用する以外は、実施例
1と同様に反応させた。
(5)の化合物に代えて、Aがt−ブチルジメチルシリ
ル基である式(5)の化合物を使用する以外は、実施例
1と同様に反応させた。
【0093】得られた反応混合物を飽和塩化アンモニウ
ム水溶液1000ml中へあけ、n−ヘキサンで抽出し
た。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、溶媒を留去した。得
られた残滓にテトラヒドロフラン500mlとフッ化テ
トラブチルアンモニウムのテトラヒドロフラン溶液(1
M)100mlを加え、室温で1時間反応させた。
ム水溶液1000ml中へあけ、n−ヘキサンで抽出し
た。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、溶媒を留去した。得
られた残滓にテトラヒドロフラン500mlとフッ化テ
トラブチルアンモニウムのテトラヒドロフラン溶液(1
M)100mlを加え、室温で1時間反応させた。
【0094】次に、反応混合物を水1000ml中にあ
け、n−ヘキサンで抽出し、抽出液を飽和食塩水で洗浄
し、溶媒を留去した、得られた残滓をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー[溶出液:n−ヘキサン−酢酸エチ
ル〔n−ヘキサン/酢酸エチル=4:1(容積比)〕]
で精製し、DHP30.3gを得た(収率61%)。
け、n−ヘキサンで抽出し、抽出液を飽和食塩水で洗浄
し、溶媒を留去した、得られた残滓をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー[溶出液:n−ヘキサン−酢酸エチ
ル〔n−ヘキサン/酢酸エチル=4:1(容積比)〕]
で精製し、DHP30.3gを得た(収率61%)。
【0095】
【発明の効果】本発明によれば、DHPを工業的に有利
に製造する方法が提供される。
に製造する方法が提供される。
Claims (2)
- 【請求項1】 式(1) 【化1】 で表される3,7,11,15,19,23,27−ヘ
プタメチル−6,10,14,18,22,26−オク
タコサヘキサエン−1−オールの製造方法において: 工程(A) 式(2) 【化2】 (式中、Aは水酸基の保護基を表す。)の化合物をハロ
ゲン化して式(3) 【化3】 (式中、Xはハロゲン原子を表す。)の化合物を得る工
程; 工程(B) 式(3)の化合物と式(4) 【化4】 (式中、R1はアルキル基又はアリール基を表す。)の
化合物とを反応させて式(5) 【化5】 の化合物を得る工程; 及び (工程C) 式(5)の化合物を脱スルホン化および脱
保護することにより式(1)の化合物を得る工程を含ん
でなることを特徴とする製造方法。 - 【請求項2】 工程(A)の出発物質である式(2)の
化合物を以下の工程(a)、工程(b)及び工程(c) 工程(a) 式(60) 【化6】 のシトロネロールの水酸基に保護基Aを導入することに
より式(61) 【化7】 (式中、Aは水酸基の保護基を表す。)の化合物を得る
工程; 工程(b) 式(61)の化合物にエポキシ化剤を反応
させることにより式(62) 【化8】 の化合物を得る工程; 工程(c) 式(62)の化合物を、そのエポキシ基を
アリルアルコールに転位させて式(2)の化合物に変換
する工程により得ることを特徴とする請求項1記載の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7308468A JPH09124526A (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 3,7,11,15,19,23,27−ヘプタメチル−6,10,14,18,22,26−オクタコサヘキサエン−1−オールの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7308468A JPH09124526A (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 3,7,11,15,19,23,27−ヘプタメチル−6,10,14,18,22,26−オクタコサヘキサエン−1−オールの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09124526A true JPH09124526A (ja) | 1997-05-13 |
Family
ID=17981393
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7308468A Pending JPH09124526A (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 3,7,11,15,19,23,27−ヘプタメチル−6,10,14,18,22,26−オクタコサヘキサエン−1−オールの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09124526A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020530044A (ja) * | 2017-07-31 | 2020-10-15 | ピー2・サイエンス・インコーポレイテッドP2 Science, Inc. | ポリエーテル誘導体、その使用および製造方法 |
-
1995
- 1995-10-31 JP JP7308468A patent/JPH09124526A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020530044A (ja) * | 2017-07-31 | 2020-10-15 | ピー2・サイエンス・インコーポレイテッドP2 Science, Inc. | ポリエーテル誘導体、その使用および製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051021 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051129 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060322 |