JPH09124683A - 新規化合物a38840 - Google Patents

新規化合物a38840

Info

Publication number
JPH09124683A
JPH09124683A JP28161595A JP28161595A JPH09124683A JP H09124683 A JPH09124683 A JP H09124683A JP 28161595 A JP28161595 A JP 28161595A JP 28161595 A JP28161595 A JP 28161595A JP H09124683 A JPH09124683 A JP H09124683A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
salt
measured
magnetic resonance
nuclear magnetic
streptomyces
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28161595A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenori Shimozu
秀則 下津
Hiroko Maeda
浩子 前田
Hideji Takahashi
秀次 高橋
Hisao Okazaki
尚夫 岡崎
Ryuzo Enokida
竜三 榎田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP28161595A priority Critical patent/JPH09124683A/ja
Publication of JPH09124683A publication Critical patent/JPH09124683A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】高脂血症、動脈硬化症等の予防薬および/また
は治療薬として有用なA38840またはその塩を提供
する。 【解決手段】式(I) 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は脂質代謝障害による
高コレステロール血症などの高脂血症の治療とアテロー
ム性動脈硬化症の予防に有効な、A38840またはそ
の薬理上許容される塩に関する。
【0002】
【従来の技術】動脈硬化症は、体内におけるコレステロ
ールの蓄積が原因の一つであることが知られている。ま
た、動脈硬化症のほとんどはアテローム性動脈硬化症で
あり、この疾患ではコレステロールが動脈壁に蓄積して
アテローム斑点を作り、この蓄積したコレステロール
は、血中に含まれている低密度リポタンパク質(Low De
nsity Lipoprotein :LDL)と呼ばれる粒子に由来し
ているとされている。従って、血中のLDL濃度が高い
ほど、アテローム性動脈硬化症は早く進行する。
【0003】ヒトLDL受容体遺伝子を導入したトラン
スジェニックマウスが作製され、人為的にLDL受容体
遺伝子の発現を上昇させることにより血中のLDLが、
著明に低下したとの報告がなされている[Science 、25
0 巻、1273頁(1990年)]。血中LDLを低下させる薬
剤としては、内因性コレステロールの生合成経路上の律
速酵素である3−ヒドロキシ−3−メチルグルタリルコ
エンザイムA リダクターゼ(3-Hydroxy-3-Methylglut
aryl-Co A reductase :HMG CoAリダクターゼ)
を特異的に阻害する物質、例えば、現在市販されている
メバロチン(登録商標名;一般名 プラバスタチンナト
リウム)およびメバコール(登録商標名;一般名 ロバ
スタチン)があげられる。これらの物質は、肝臓におけ
るコレステロールの生合成を阻害する事によって、間接
的にLDL受容体の数の上昇をもたらし、それによっ
て、血中のLDL濃度を低下させる。
【0004】サポニン系の化合物としては、例えばアス
ツラガルス・メンブランセス( Astragalus membranceu
s) 、ウィステリア・ブラキボツリス(Wisteria brachyb
otrys) 、クロタラリア・テバイカ(Crotalaria thebaic
a) から単離されているアスツラガロサイドVIII(12
-Oleanene-3、22、24-triol、3-O- α-L-Rhamnopyranosyl-
1、2- β-D-xylopyranosyl-1、2- β-D-glucuronopyranos
ide)(北川ら、Chem.Pharm.Bull.、 31 巻、 2号、 716-
722頁(1983 年))またはオキシツロピス・オクロセファ
ラ(Oxytropis ochrocephala)から単離されている12−
オレアネン−3、22、24−トリオール、3−O−α
−L−ラムノピラノシル−1、2−α−L−アラビノピ
ラノシル−1、4−β−D−グルクロノピラノサイド(1
2-Oleanene-3、22、24-triol、 3-O-α-L-Rhamnopyranosyl
-1、2- α-L-arabinopyranosyl-1、4-β-D-glucuronopyra
noside)(アール・サン(R.Sun)ら、Planta Med.、 58
巻、 211-213 頁(1992 年))が知られているが、効能につ
いての記載はない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、LDL
受容体遺伝子の発現を直接亢進させ、血中のLDLを特
異的に低下させる作用を有する物質の検索を行い、スト
レプトミセス属に属するSANK 60892株の培養
液から新規化合物としてA38840が生産されること
を見出し、A38840およびその薬理上許容される塩
が優れたLDL受容体遺伝子発現増強作用を有し、脂質
代謝障害による高コレステロール血症などの高脂血症の
治療とアテローム性動脈硬化症に有効なことを見出して
本発明を完成した。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は式(I)
【0007】
【化2】
【0008】を有するA38840またはその塩に関す
る。
【0009】更に、本発明は式(I)を有するA388
40またはその塩の製法、その用途に関する。
【0010】本発明の式(I)を有するA38840は
下記の理化学的性状を有する。
【0011】(1)物質の性状: 酸性脂溶性。 (2)分子式: C477617 高分解能FAB−MS[(M+Na)+ ]法を用いて、
推定式C477617Na(Na塩として)で測定した結
果、 理論値: 935.4980 測定値: 935.5015 であった。
【0012】(3)分子量: 912(高分解能FAB
−MS法により測定) (4)紫外線吸収スペクトル(λmax nm (ε) ):メタ
ノール中で測定した紫外線吸収スペクトルは、末端吸収
のみである。
【0013】(5)赤外線吸収スペクトル:νmax cm-1 臭化カリウム(KBr)錠剤法で測定した赤外線吸収ス
ペクトルは、次に示す通りである。 3425、 2947、 1730、 1676、 1637、 1458、 1414、 1384、 1364、 1257、 1205、 1176、 1138、 1079、 1052、 979 。
【0014】(6) 1H−核磁気共鳴スペクトル:
(δ、ppm)重メタノール中、テトラメチルシランを
内部基準として使用して測定した核磁気共鳴スペクトル
(360MHz) は、次に示す通りである。 0.82(s)、 0.89(s)、 0.91(s)、 0.94(m)、 0.96(m)、 1.00(s)、 1.04(m)、 1.05(m)、 1.12(s)、 1.25(s)、 1.25(s)、 1.31(m)、 1.33(m)、 1.37(m)、 1.40(m)、 1.46(m)、 1.58(m)、 1.59(m)、 1.63(m)、 1.65(m)、 1.76(m)、 1.77(m)、 1.81(m)、 1.87(m)、 1.97(s)、 2.05(m)、 2.10(m)、 3.20(d)、 3.38(m)、 3.38(m)、 3.4 (m)、 3.4 (m)、 3.53(d)、 3.55(m)、 3.55(m)、 3.57(m)、 3.64(m)、 3.65(m)、 3.72(m)、 3.74(m)、 3.84(d)、 3.92(dd)、 4.10(m)、 4.14(d)、 4.45(d)、 4.78(d)、 5.12(brs)、 5.25(t) 。
【0015】(7)13C−核磁気共鳴スペクトル:
(δ、ppm) 重メタノール中、テトラメチルシランを内部基準として
使用して測定した核磁気共鳴スペクトル(90MHz)は、次
に示す通りである。 16.47, 17.59, 18.29, 19.44, 20.43, 23.38, 2
4.87, 25.41,26.90, 27.09, 29.10, 29.96, 31.40
(s), 32.56, 34.42,37.52(s), 38.61(s), 39.88,
40.79(s), 42.27, 43.40(s),44.76(s), 46.80, 47.
47, 49.0, 57.42, 64.39, 67.13,69.61, 71.12,
72.24, 72.30, 74.16, 74.29, 75.85, 77.00 77.01, 77.69, 78.05, 78.43, 92.27, 102.32, 1
02.54,105.62, 123.77, 145.15(s), 176.56(s) 。
【0016】 (8)高速液体クロマトグラフィー: 分離カラム: センシュウパック H−2151(カラム φ6× 150mm、センシュウ科学(株)製) 移動層 : アセトニトリル−0.2Mリン酸緩衝液 (pH 6.8)=34:66 流 速 : 1.0 ml/分 検出波長 : UV 210 nm 保持時間(Rf値): 7.9分。
【0017】(9)溶解性:メタノール、エタノール、
ジメチルスルホキシドに可溶、酢酸エチル、水に難溶、
クロロホルム、ヘキサンに不溶。
【0018】本発明のA38840は種々の立体異性体
を有する。本発明のA38840においては、これらの
異性体の等量および非等量混合物がすべて単一の式で示
されている。従って、本発明においてはこれらの異性体
およびこれらの異性体の混合物をもすべて含むものであ
る。
【0019】更に本発明において、A38840が溶剤
和物(例えば水和物)を形成する場合には、これらもす
べて含むものである。
【0020】例えば、本発明のA38840が、大気中
に放置されたり、または再結晶をすることにより、水分
を吸収し、吸着水が付着したり、水和物を形成する場合
がある。本発明にはこのような溶剤和物も含まれる。
【0021】更に本発明において、生体内において代謝
されてA38840に変換される化合物、いわゆるプロ
ドラッグもすべて含むものである。
【0022】本発明のA38840は、常法に従って塩
にすることができる。A38840の塩としては、A3
8840に比べて医学的に使用され、薬理上受け入れら
れる、即ち活性を低下せしめない、毒性を増加せしめな
い、ものであれば特に限定はない。なお、医薬以外の用
途、例えば中間体として使用する場合は、なんら限定は
ない。
【0023】そのような塩としては例えばリチウム、ナ
トリウム、カリウムのようなアルカリ金属塩;カルシウ
ム、バリウム、マグネシウムのようなアルカリ土類金属
塩;アルミニウム塩;リジン、アルギニンのような塩基
性アミノ酸の塩;アンモニア、メチルアミン、ジメチル
アミンのようなアミン塩:等をあげることができる。好
適には薬理上許容される塩である。
【0024】本発明の新規化合物A38840を生産す
る上記 SANK 60892株は土壌より分離された
ものである。SANK 60892株の形態学的特徴、
生理学的性状は次の通りである。
【0025】1.形態学的特徴 SANK 60892株はインターナショナル・ストレ
プトマイセス・プロジェクト(ISP:International
Streptomyces Project)規定の培地上で28℃、14日
間の培養により次のような形態学的特徴を示した。光学
顕微鏡による観察ではSANK 60892の基生菌糸
は良好に伸長、分岐し薄茶、灰味黄茶ないしオリーブ灰
色を示すが、ノカルディア(Nocardia)属菌株
様の断裂やジグザグ伸長は観察されない。気菌糸は単純
分岐する。胞子連鎖の形態は螺旋状を示し、およそ10
ないし50個またはそれ以上の胞子の連鎖を形成する。
走査型電子顕微鏡による観察では胞子は楕円形で、その
表面構造はとげ状(Spiny)を示す。胞子の大きさ
は0.8〜1.0×0.8〜1.2μmである。胞子は
気菌糸上にのみ形成される。また、胞子のう、気菌糸の
車軸分岐、気菌糸の断裂、菌核などの特殊器官は認めら
れない。
【0026】2.各種培養基上での培養性状 SANK 60892株の28℃、14日間培養後の寒
天培地上での培養性状は表1に示す通りである。
【0027】
【表1】 ────────────────────────────────── 培地の種類 項目*1 SANK 60892株の性状 ────────────────────────────────── イーストエキス・ G : 非常に良好、平坦、灰味黄茶 (2.5Y 5/3) *2 麦芽エキス寒天 AM: 豊富に形成、ビロード状、薄黄味茶(2.5Y7/2) (ISP2) R : 黄味茶(10YR 6/6) SP: 黄味茶(10YR 6/6) ────────────────────────────────── オートミール寒天 G : 非常に良好、平坦、オリーブ灰 (5Y 7/3) AM: 豊富に形成、ビロード状、茶味灰(2.5Y6/2) R : 黄味茶(2.5Y 6/4) SP: 産生せず ────────────────────────────────── 澱粉・無機塩寒天 G : 良好、平坦、薄茶 (2.5Y 8/2) AM: 豊富に形成、ビロード状、薄茶(2.5Y8/2) R : 薄茶(2.5Y 9/4) SP: 産生せず ────────────────────────────────── グリセリン・ G : 非常に良好、平坦、灰味黄茶 (2.5Y 6/
3) アスパラギン寒天 AM: 豊富に形成、ビロード状、茶味灰(10YR6/
2) (ISP5) R : 黄味茶(2.5Y 7/4) SP: 産生せず ────────────────────────────────── ペプトン・イーストG : 良好、平坦、茶味灰 (2.5Y 6/2) エキス・鉄寒天 AM: 形成せず (ISP6) R : 茶味灰(10YR 4/2) SP: 暗い黄味茶(7.5YR 3/2) ────────────────────────────────── チロシン・寒天 G : 非常に良好、平坦、灰味黄茶 (2.5Y 5/3) (ISP7) AM: 豊富に形成、綿毛状、薄黄味茶(2.5Y7/2) R : 暗い茶味灰(7.5YR 3/1) SP: 茶味灰(10YR 4/2) ────────────────────────────────── シュクロース・ G : あまり良くない、平坦、茶味白 (2.5Y 9/1) 硝酸塩寒天 AM: 良好、ビロード状、薄黄味茶(2.5Y7/2) R : 茶味白(2.5YR 9/1) SP: 産生せず ────────────────────────────────── グルコース・ G : 良好、平坦、茶味白 (10YR 9/2) アスパラギン寒天 AM: 良好、ビロード状、明るい茶味灰(10YR 8/2) R : 茶味白(2.5Y 9/1) SP: 産生せず ────────────────────────────────── 栄養寒天 G : 良好、平坦、薄黄味茶 (2.5Y 7/3) (DIFDO) AM: 僅かに形成、白 R : 薄黄味茶(2.5Y 8/4) SP: 薄黄味茶(2.5Y 8/6) ────────────────────────────────── ポテトエキス・ G : 良くない、平坦、茶味白 (2.5Y 9/1) 人参エキス寒天 AM: 非常に良好、綿毛状、明るい茶味灰(10YR 8/2) R : 茶味白(2.5Y 9/1) SP: 産生せず ────────────────────────────────── 水寒天 G : 良くない、平坦、茶味白 (2.5Y 9/1) AM: 良好、綿毛状、明るい茶味灰(10YR 8/2) R : 茶味白(2.5Y 9/1) SP: 産生せず ────────────────────────────────── *1:G:生育、AM:気菌糸、R:裏面、SP:可溶性色素 *2:マンセル方式に準拠した色調の表示3.生理学的性質 28℃で培養後、2ないし21日間に観察したSANK
60892株の生理学的性質は表2に示す通りであ
る。
【0028】
【表2】 生理学的性質 SANK 60892株 ──────────────────────────── 澱粉の水解 陽 性 ゼラチンの液化 陰 性 硝酸塩の還元 陽 性 ミルクの凝固 陰 性 ミルクのペプトン化 陰 性 メラニン様色素生産性 陽 性 基質分解性:カゼイン 陰 性 チロシン 陰 性 キサンチン 陰 性 生育温度範囲(培地1) 15−41℃ 生育適正温度(培地1) 18−33℃ 食塩存在下での生育(培地1) 5% ──────────────────────────── 培地1:イーストエキス・麦芽エキス寒天(ISP2)。
【0029】また、プリドハム・ゴトリーブ寒天培地
(ISP9)を使用して、28℃、14日間培養後に観
察したSANK 60892株の炭素源の資化性は表3
に示す通りである。
【0030】
【表3】 SANK 60892株の炭素源の資
化性 +:資化する、 −:資化しない。
【0031】4.化学分類学的性質 SANK 60892株の細胞壁は長谷川らの方法[長
谷川ら、ザ・ジャーナル・オブ・ゼネラル・アンド・ア
プライド・マイクロバイオロジー(TheJournal of Gene
ral and Applied Microbiology)、29巻、 319−322 頁
(1983 年) ]に従い検討した結果、LL−ジアミノピメ
リン酸が検出された。また、SANK 60892株の
全細胞中の主要糖成分をエム・ピー・レシェバリエの方
法[M.P.Lechevalier 、ジャーナル・オブ・ラボラトリ
ー・アンド・クリニカル・メディシン(Journal of Lab
oratory and Clinical Medicine)、71巻、 934−944 頁
(1968 年) ]に従い検討した結果、特徴的な成分は検出
されなかった。
【0032】以上の菌学的性質からSANK 6089
2株は放線菌の中でもストレプトマイセス(Strep
tomyces)属に属することが明らかにされた。従
ってSANK 60892株はストレプトマイセス・エ
スピー(Streptomyces sp.)SANK
60892株と同定された。SANK 60892株
は通商産業省工業技術院生命工学工業技術研究所に F
ERM BP−5225 として寄託されている。
【0033】以上、SANK 60892株について説
明したが、ストレプトミセス属の菌類の諸性質は一定し
たものではなく、自然的、人工的に容易に変化すること
は周知の通りであり、本発明で使用しうる菌株はストレ
プトミセス属に属するA38840を生産する全ての菌
株を包含するものである。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明のA38840を得るた
め、これらの微生物の培養は他の発酵生成物を生産する
ために用いられるような培地中で行なわれる。このよう
な培地中には、微生物が資化出来る炭素源および無機塩
を含有する。
【0035】一般に、炭素源としてグルコース、フラク
トース、マルトース、シュークロース、マンニトール、
グリセロール、デキストリン、オート麦、ライ麦、トウ
モロコシデンプン、ジャガイモ、トウモロコシ粉、綿実
油、糖蜜、クエン酸、酒石酸などを単一に、あるいは併
用して用いる事が出来る。一般には、培地量の 1−1
0重量%で変量する。
【0036】窒素源としては、一般に蛋白質を含有する
物質を発酵工程に用いる。適当な窒素源としては、大豆
粉、フスマ、落花生粉、綿実粉、カゼイン加水分解物、
ファーマミン、魚粉、コーンスチープリカー、ペプト
ン、肉エキス、イースト、イーストエキス、マルトエキ
ス、硝酸ナトリウム、硝酸アンモニウム、硫酸アンモニ
ウム等である。窒素源は、単一または併用して培地量の
0.2−6重量%の範囲で用いる。
【0037】培地中に取り入れる栄養無機塩は、ナトリ
ウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、アンモニ
ウム、フォスフェート、サルフェート、クロライド、カ
ーボネート等のイオンを得ることの出来る通常の塩類で
ある。また、コバルト、マンガン、鉄等の微量の金属も
含む。
【0038】液体培養に際しては、消泡剤としてシリコ
ン油、植物油、界面活性剤等が使用される。
【0039】ストレプトミセス・エスピー(Strep
tomyces sp.)SANK60892株を培養
しA38840を生産する培地のpHは、5.0−7.
0に変化させることが出来る。
【0040】菌の生育温度は15℃から41℃までであ
るが、18℃から33℃の範囲が生育良好であり、更に
A38840の生産には、22℃から30℃が好適であ
る。A38840は、好気的に培養して得られるが通常
用いられる好気的培養法、例えば固体培養法、振とう培
養法、通気撹拌培養法等が用いられる。
【0041】小規模な培養においては、28℃で数日
間、振とう培養を行うのが良好である。 培養は、バッ
フル(水流調節壁)のついた三角フラスコ中で、1−2
段階の種の発育工程により開始する。種発育段階の培地
は、炭素源および窒素源を併用出来る。種フラスコは定
温インキュベーター中で28℃、7日間振とうするか、
または充分に成長するまで振とうする。成長した種は第
二の種培地、または生産培地に接種するのに用いる。中
間の発育工程を用いる場合には、本質的に同様の方法で
成長させ、生産培地に接種するためにそれを部分的に用
いる。接種したフラスコを一定温度で数日間振とうし、
インキュベーションが終わったらフラスコの含有物を遠
心分離またはろ過する。
【0042】大量培養の場合には、撹拌機、通気装置を
付けた適当なタンクで培養するのが好ましい。この方法
によれば、栄養培地をタンクの中で作成出来る。栄養培
地を125℃まで加熱して滅菌し、冷却後、滅菌培地に
あらかじめ成長させてあった種を接種する。培養は28
℃で通気撹拌して行う。この方法は、多量の化合物を得
るのに適している。
【0043】培養終了後、培養液中の液体部分に存在す
るA38840は、菌体、その他の固形部分を珪藻土を
ろ過助剤とするろ過操作または遠心分離によって分別
し、そのろ液または上清中に存在するA38840を、
その物理化学的性状を利用し抽出精製することにより得
られる。例えば、ろ液または、上清中に存在するA38
840は、酸性pH条件下で水と混和しない有機溶剤、
例えば酢酸エチル、クロロホルム、塩化エチレン、塩化
メチレン−ブタノールなどの単独または、それらの組み
合わせにより抽出精製することができる。あるいは吸着
剤として、例えば活性炭または吸着用樹脂であるアンバ
ーライトXAD−2、XAD−4(ローム・アンド・ハ
ース社製)等や、ダイアイオンHP−10、HP−2
0、CHP−20、HP−50(三菱化成(株)社製)
等が使用される。A38840を含む液を上記のごとき
吸着剤の層を通過させて不純物を吸着させて取り除く
か、またはA38840を吸着させた後、メタノール
水、アセトン水、ブタノール水などを用いて溶出させる
ことにより得られる。
【0044】このようにして得られたA38840は、
更にシリカゲル、マグネシウム−シリカゲル系のフロリ
ジルのような担体を用いた吸着カラムクロマトグラフィ
ー、セファデックスLH−20(ファルマシア社製)な
どを用いた分配カラムクロマトグラフィー、コスモシー
ル140C18−OPN(商品名、ナカライテスク(株)
製)などの逆相担体を用いたカラムクロマトグラフィー
および順相、逆相カラムを用いた高速液体グクロマトグ
ラフィー等で精製することが出来る。
【0045】以上の分離、精製の手段を単独または適宜
組み合わせ反復用いることによりA38840を分離精
製することができる。
【0046】本発明のA38840を医薬として用いる
場合、常法に従ってそれ自体または適宜の薬学的に許容
される担体、賦形剤、希釈剤と混合し、粉末、顆粒、錠
剤、カプセル剤、注射剤などの形態で経口的または非経
口的に安全に投与することが出来る。投与量は対象疾
患、投与経路および投与回数などにより異なるが、例え
ば成人に対しては1日下限0.1mg(好適には1m
g、更に好適には10mg)から上限2000mg(好
適には200mg、更に好適には20mg)を、症状に
応じて1回または数回に分けて投与するのが好ましい。
【0047】
【実施例】次に実施例および試験例をあげて本発明を更
に具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるも
のではない。
【0048】実施例1 (1) 培養 ストレプトミセス・エスピー SANK 60892株
を滅菌した後述の表4の組成から成るT−12培地 8
0mlを含む 500mlの三角フラスコに白金耳接触
し、28℃で200rpm(7cm、回転半径)の回転
数のロータリー振とう培養機で3日間前培養した。この
前培養液を滅菌した同じ組成のT−12培地 80ml
を含む 500mlの三角フラスコ70本に各フラスコ
に2mlづつ植菌し、28℃でロータリー振とう培養機
で7日間本培養を行った。
【0049】
【表4】 T−12培地 ────────────────────── グルコース 3.0% 生イースト 1.0% 大豆粉 3.0% 炭酸カルシウム 0.4% 硫酸マグネシウム・7水和物 0.2% 消泡剤 0.1% ────────────────────── pH 7.2。
【0050】(2) 単離精製 得られた培養液 5.6リットルにろ過助剤としてセラ
イト545(ジョーンズ・マンビル・プロジェクト・コ
ーポレーション製、米国) 500gを加えてろ過を行
い、ろ液 4リットルを得た。このろ液に当量(4リッ
トル)の酢酸エチルを加えた後、塩酸で pH3.0に
調整し、酢酸エチルで抽出を行った。抽出液の水層は再
度、4リットルの酢酸エチルで抽出を行い、得られた酢
酸エチルを合併し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。酢
酸エチル層は減圧下で濃縮した。得られた抽出物 1.
9gを少量のメタノールに溶解し、Sep−pak−C
−18(Vac,35cc,ウォータース社製) 10
gに充填し、順次20%、30%、40%、50%、7
0%アセトニトリルで溶出した。50%アセトニトリル
の溶出画分を濃縮し、次いで凍結乾燥を行うと 44m
gの粉末が得られた。次に、この粉末を高速液体クロマ
トグラフィーを用いて分取した。即ち、上記の粗粉末を
少量のメタノール 1mlに溶解し、この 100μl
づつをセンシュウパック ODS型のH−4251(セ
ンシュウ科学(株)社製、φ10×250mm)に注入
した。展開溶剤として34%アセトニトリル−0.04
Mリン酸緩衝液(pH6.8)を用いて流速 3ml/
分で展開した。A38840は10分〜12分に溶出し
た。この区分を減圧下でアセトニトリルを留去し、得ら
れた水溶液は先に記したSep−pak−C−18を用
いて脱塩した。即ち、水溶液をSep−pak−C−1
8に吸着させ、次いで水洗後、40%アセトニトリルで
溶出した。溶出液を減圧下で濃縮後、凍結乾燥するとA
38840が粉末として 15.2mg得られた。
【0051】
【試験例】試験例1 クロラムフェニコールアセチルトランスフ
ェラーゼを用いたアッセイ法(レポーターアッセイ法)
によるLDL受容体遺伝子増強活性の測定 LDL受容体遺伝子の発現量の定量は、基本的にはSu
dhoffらの方法[Cell、48巻、1061頁(1987年)]
を用いた。即ち、LDLレセプター遺伝子のプロモータ
ー領域に存在する、ステロール レギュラトリー エレ
メント(SterolRegulatory Element:SRE)と呼ばれ
るDNA領域をDNA合成機(アプライドバイオシステ
ムズ社製)を用いて、化学的に合成し、細菌のクロラム
フェニコール耐性遺伝子を持つプラスミドpUCCAT
へと挿入した。次に、作成した組み替えプラスミドをチ
ャイニーズ・ハムスター卵巣細胞(Chinese Hamster Ov
ary Cell:CHO)へ遺伝子導入装置(GTE−1(商
品名)、(株)島津製作所製)を用いて導入した。この
細胞のLDL受容体遺伝子のレベルはクロラムフェニコ
ールアセチルトランスフェラーゼ(Chloramphenicol Ac
etyltransferase :CAT)の活性を測定することで定
量できる。この方法は、一般にレポーターアッセイ法と
呼ばれる方法であり、ゴーマンらによって開発された
[Molecular and Cellular Biology、2 巻、1044頁(19
82年)]。LDL受容体遺伝子とCAT遺伝子を染色体
上に有する細胞の抽出液の調整法とクロラムフェニコー
ルアセチルトランスフェラーゼの測定法は、上記のゴー
マンらの方法に従った。また、この細胞の培養は、以下
のように行った。即ち、4穴プレートに適当な数の細胞
を植え込み、24時間後に培養液(90%α−MEM
(Minimum Essential Medium) +10%牛胎児血清(Fe
tal Calf Serum:FCS)を除き、被検物質を添加した
培養液(95%α−MEM+5%FCS)で更に24時
間培養した。細胞培養は、37℃に保温した5%炭酸ガ
スインキュベーター中で行った。被検物質を培養液に添
加し、24時間後に細胞抽出液を調製して、クロラムフ
ェニコールアセチルトランスフェラーゼの活性を測定し
た結果、無添加のコントロールの 1.7倍のクロラム
フェニコールアセチルトランスフェラーゼの活性の上昇
が認められた。従って、LDL受容体遺伝子の発現を上
昇させている事が示された。
【0052】試験例2 ルシフェラーゼ・アッセイ法
によるLDL受容体遺伝子増強活性の測定 ルシフェラーゼアッセイ法は、上記の試験例1で述べた
レポーターアッセイ法の一種であり、クロラムフェニコ
ールアセチルトランスフェラーゼ遺伝子の代わりに、蛍
由来のルシフェラーゼ遺伝子を用いる方法である[J.R.
de Wet ら、Molecular and Cellular Biology、7 巻、
725 頁(1987年)]。上記の試験例1で化学合成したL
DL受容体遺伝子のプロモーター領域に、蛍ルシフェラ
ーゼ遺伝子を結合したプラスミドを作成して、チャイニ
ーズ・ハムスター卵巣細胞(CHO)へ同様な方法で導
入した。この細胞のLDL受容体遺伝子のレベルはルシ
フェラーゼの活性を測ることで定量できる。
【0053】ルシフェラーゼ酵素のアッセイ用試薬とし
ては、ピッカジーンルシフェラーゼアッセイシステム
(東洋インキ(株)社製)を使用した。ケミルミネッセ
ンス測定装置(ルミノメーター)としては、「ルミノス
キャン」(商品名、ラボシステムズ社製)を用いた。細
胞の培養と破砕法は、以下の方法で行った。即ち、LD
L受容体遺伝子プロモーターとルシフェラーゼ遺伝子を
組み込んだチャイニーズ・ハムスター卵巣細胞(CH
O)を24穴プレートに適当量植え込み、約24時間後
に、培養液(90%α−MEM+10%FCS)を除
き、適当量のアッセイ用サンプルを添加した培養液(9
5%α−MEM+5%FCS)と交換した。更に、24
時間培養後、培養液を除き、緩衝液(137mM 塩化
ナトリウム、2.7mM 塩化カリウム、4.3mM
リン酸水素ニナトリウム、1.4mMリン酸ニ水素カリ
ウム)で細胞を2回洗い、50μlの細胞溶解液(25
mMトリス−リン酸(Tris-phosphate 、pH7.8)、
2mM ジチオスレイトール(dithiothreitol:DT
T)、2mM 1、2−ジアミノシクロヘキサン−N、
N、N’、N’−四酢酸、 10% グリセロール、
1% トライトン(Triton) X−100)を加えた後、
低速遠心機で遠心した上清を細胞粗抽出液として、ルシ
フェラーゼアッセイに用いた。細胞抽出液の蛋白質濃度
は、Protein Assay Kit(バイオ−ラ
ド(Bio-Rad) 社製)を用いて測定した。ルシフェラーゼ
アッセイ用96穴プレートに細胞粗抽出液20μlを入
れ、プレートをルミノスキャンにセットした後、発光基
質液(20mM トリシン(Tricine)、 33.3mM
DTT、 1.07mM 炭酸マグネシウム・水酸化
マグネシウム・5水和物((MgCO3)4Mg(OH)2/5H2O)、
270μM 補酵素A、2.67mM 硫酸マグネシウ
ム、 470μM ルシフェリン(luciferin) 、0.1
mM エチレンジアミン四酢酸(ethylenediamine tetr
aacetic acid:EDTA)、530μM アデノシン三
リン酸(adenosine triphosphate:ATP)を100μ
lずつ分注して室温で反応を開始させた。反応開始後、
5秒間の発光量の積分値(単位:rlu)を読み取り、
蛋白質量(単位:mg)で割った値(rlu/mg)を
計算した。その結果、被検物質は、無添加のコントロー
ルに比べて、ルシフェラーゼ活性を2.5倍上昇させる
活性が認められた。
【0054】試験例3 放射性ヨード標識 LDL
BINDING ASSAY法によるLDL受容体増強
活性の測定 LDL受容体遺伝子発現増強作用が、実際にLDL受容
体蛋白質の上昇につながるかどうかを確認するために、
LDL受容体にヨードで放射標識したLDL([
125I]LDL)を結合させて、LDL受容体の上昇を
直接確認する実験を行った。ヒト新鮮血140mlよ
り、Goldsteinらの方法[Method inEnzymolo
gy、98巻、241 頁(1983年)]に従って、コレステロー
ルを除いたヒト血清(Lipoprotein Deficient Serum :
LPDS)およびヒトLDLを調製した。LDLのヨー
ド標識と細胞への結合実験もGoldsteinらの方
法に従った。ヒト繊維芽細胞NHDF株の培養は、適当
量の培養液(90%E・MEM(Eagle Minimum Essent
ial Medium)+必須アミノ酸(GIBCO 社)+L−グルタ
ミン(SIGMA 社)+炭酸水素ナトリウム(SIGMA 社)+
ペニシリン/ストレプトマイシン(SIGMA 社)+10%
FCS)を用いて行った。24穴のプレートに適当な数
の細胞を植え込み、血清濃度を5%に落として、サンプ
ルを添加した。24時間後に、培地を除き、200μl
の培養液(90%E・MEM+10% LPDS)に[
125 I]−LDL(10μg/ml)を添加した。37
℃で2時間放置後、1mlの緩衝液B(150mM 塩
化ナトリウム、50mM トリス−塩酸(Tris)、2mg
/ml 牛血清アルブミン[Bovine Serum Albumin:B
SA,(生化学工業(株)製の Fraction V)]で3回
洗浄し、更に緩衝液A(BSAを含まない緩衝液B)で
1回洗浄した。 0.5mlの0.1M食塩水を添加し
て細胞を溶解し、懸濁液をチューブに移してガンマカウ
ンターで放射性ヨードを測定した。上記の培養液に、非
標識LDL(500μg/ml)を加えた場合のカウン
トを非特異時結合として最終的に差し引いた。細胞破砕
液の一部を蛋白質の定量に用いた。ガンマカウンターに
よって測定した放射活性より、取り込まれた[ 125I]
−LDL量を計算し、細胞の蛋白質量で割って、LDL
(ng)/Protein(mg)で活性を表わした。
その結果、被検物質は、[125 I]−LDLのヒト繊維
芽細胞NHDF株への結合と細胞内への取り込みを非添
加のコントロールに比べて5倍に上昇させた。
【0055】
【発明の効果】本発明のA38840またはその塩は高
コレステロール血症などの高脂血症、動脈硬化症などの
治療薬および/または予防薬として有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12R 1:465) (72)発明者 岡崎 尚夫 茨城県つくば市御幸が丘33 三共株式会社 内 (72)発明者 榎田 竜三 茨城県つくば市御幸が丘33 三共株式会社 内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式(I) 【化1】 を有するA38840またはその塩。
  2. 【請求項2】下記の理化学的性状を有するA38840
    またはその塩。 (1)物質の性状: 酸性脂溶性。 (2)分子式: C477617 高分解能FAB−MS[(M+Na)+ ]法を用いて、
    推定式C477617Na(Na塩として)で測定した結
    果、 理論値: 935.4980 測定値: 935.5015 であった。 (3)分子量: 912(高分解能FAB−MS法によ
    り測定) (4)紫外線吸収スペクトル(λmax nm (ε) ):メタ
    ノール中で測定した紫外線吸収スペクトルは、末端吸収
    のみである。 (5)赤外線吸収スペクトル:νmax cm-1 臭化カリウム(KBr)錠剤法で測定した赤外線吸収ス
    ペクトルは、次に示す通りである。 3425、 2947、 1730、 1676、 1637、 1458、 1414、 1384、 1364、 1257、 1205、 1176、 1138、 1079、 1052、 979 。 (6) 1H−核磁気共鳴スペクトル:(δ、ppm) 重メタノール中、テトラメチルシランを内部基準として
    使用して測定した核磁気共鳴スペクトル(360MHz) は、
    次に示す通りである。 0.82(s)、 0.89(s)、 0.91(s)、 0.94(m)、 0.96(m)、 1.00(s)、 1.04(m)、 1.05(m)、 1.12(s)、 1.25(s)、 1.25(s)、 1.31(m)、 1.33(m)、 1.37(m)、 1.40(m)、 1.46(m)、 1.58(m)、 1.59(m)、 1.63(m)、 1.65(m)、 1.76(m)、 1.77(m)、 1.81(m)、 1.87(m)、 1.97(s)、 2.05(m)、 2.10(m)、 3.20(d)、 3.38(m)、 3.38(m)、 3.4 (m)、 3.4 (m)、 3.53(d)、 3.55(m)、 3.55(m)、 3.57(m)、 3.64(m)、 3.65(m)、 3.72(m)、 3.74(m)、 3.84(d)、 3.92(dd)、 4.10(m)、 4.14(d)、 4.45(d)、 4.78(d)、 5.12(brs)、 5.25(t) 。 (7)13C−核磁気共鳴スペクトル:(δ、ppm) 重メタノール中、テトラメチルシランを内部基準として
    使用して測定した核磁気共鳴スペクトル(90MHz)は、次
    に示す通りである。16.47, 17.59, 18.29, 19.44,
    20.43, 23.38, 24.87, 25.41,26.90, 27.09, 29.1
    0, 29.96, 31.40(s), 32.56, 34.42,37.52(s), 3
    8.61(s), 39.88, 40.79(s), 42.27, 43.40(s),44.7
    6(s), 46.80, 47.47, 49.0, 57.42, 64.39, 6
    7.13,69.61, 71.12, 72.24, 72.30, 74.16, 74.2
    9, 75.85, 77.00 77.01, 77.69, 78.05, 78.43, 92.27, 102.32, 1
    02.54,105.62, 123.77, 145.15(s), 176.56(s) 。 (8)高速液体クロマトグラフィー: 分離カラム: センシュウパック H−2151(カラム φ6× 150mm、センシュウ科学(株)製) 移動層 : アセトニトリル−0.2Mリン酸緩衝液 (pH 6.8)=34:66 流 速 : 1.0 ml/分 検出波長 : UV 210 nm 保持時間(Rf値): 7.9分 (9)溶解性:メタノール、エタノール、ジメチルスル
    ホキシドに可溶、酢酸エチル、水に難溶、クロロホル
    ム、ヘキサンに不溶。
  3. 【請求項3】ストレプトミセス(streptomyc
    es)属に属するA38840生産菌を培養し、その培
    養物よりA38840を採取することを特徴とするA3
    8840の製法。
  4. 【請求項4】ストレプトミセス属に属するA38840
    生産菌がストレプトミセス・エスピー(strepto
    myces sp.)SANK 60892株(FER
    MBP−5225)である請求項3に記載の製法。
  5. 【請求項5】A38840またはその塩を有効成分とす
    る医薬。
  6. 【請求項6】A38840またはその塩を有効成分とす
    る高脂血症の治療薬および/または予防薬。
  7. 【請求項7】A38840またはその塩を有効成分とす
    る動脈硬化症の治療薬および/または予防薬。
JP28161595A 1995-10-30 1995-10-30 新規化合物a38840 Pending JPH09124683A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28161595A JPH09124683A (ja) 1995-10-30 1995-10-30 新規化合物a38840

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28161595A JPH09124683A (ja) 1995-10-30 1995-10-30 新規化合物a38840

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09124683A true JPH09124683A (ja) 1997-05-13

Family

ID=17641607

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28161595A Pending JPH09124683A (ja) 1995-10-30 1995-10-30 新規化合物a38840

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09124683A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
BG61205B2 (bg) Хипохолестеринови ферментационни продукти и метод за получаването им
JP2007291075A (ja) 新規化合物ステレニン及びその製造方法
WO1993016065A1 (en) Cholesterol lowering compounds
JPH06506912A (ja) 環状ケタール誘導体
CA2074999A1 (en) Cholesterol-lowering compounds
KR100230961B1 (ko) 신규한 아미노올리고당 유도체 및 그의 제조방법
JPH09124683A (ja) 新規化合物a38840
JPWO2005061461A1 (ja) ヒートショックプロテイン90(hsp90)ファミリー蛋白質阻害剤
US5254727A (en) Acyclic tricarboxylic acid compounds
US5270332A (en) Cholesteral lowering agents
US4780311A (en) Antihypercholesterolemic tri-yne carbonates
US5151529A (en) Platelet activating factor antagonists, named "the phomactins" their preparation and use
JPH083188A (ja) 新規化合物キモスタチノール類及びその製法
US5294627A (en) Directed biosynthesis of biologically active compounds
JP2001286292A (ja) 新規化合物f−90558及びその製造法
JP2928626B2 (ja) 血小板活性化因子拮抗物質フォマクチンb
JP2826140B2 (ja) 血小板活性化因子拮抗物質フォマクチンa
JP2004115418A (ja) 新規アンチマイシンa類化合物及びその製造方法
US7148254B2 (en) 2-Phenylbenzofuran derivatives, a process for preparing them, and their use
JPH09286779A (ja) 新規化合物レブラスタチン
JPH05255184A (ja) 新規化合物イリシコリン酸aまたはb
JPH1160589A (ja) 新規生理活性物質na00226b及びc、その製造法及びその用途
JPH09202797A (ja) 5α−還元酵素阻害化合物d1067331
JPH0741454A (ja) 新規生理活性物質シゾスタチン及びその製法
JPH06287186A (ja) デプシドン系化合物