JPH0912781A - 増粘性組成物 - Google Patents

増粘性組成物

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JPH0912781A
JPH0912781A JP7188212A JP18821295A JPH0912781A JP H0912781 A JPH0912781 A JP H0912781A JP 7188212 A JP7188212 A JP 7188212A JP 18821295 A JP18821295 A JP 18821295A JP H0912781 A JPH0912781 A JP H0912781A
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JP
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meth
group
acrylate
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resin latex
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JP7188212A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Osumi
辰也 大隅
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Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐水性の良好な感温ゲル化性バインダー組成
物を提供する。 【構成】 親水性と疎水性が熱可逆的に変化するポリイ
ミノエチレン基を有する化合物とスチレンーブタジエン
系樹脂ラテックスを含むバインダー組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バインダー組成物に関
し、さらに詳しくは塗工紙の製造に供すれば、高い光沢
と印刷適性を付与するバインダー組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、化学安定指数が24以下である樹
脂ラテックス、多価金属塩および非熱可逆性増粘剤であ
るアルキルフェノールホルマリン縮合物のアルキレンオ
キシド付加物からなる感温ゲル化性組成物(特開平4−
261453号公報)が提案されている。また、エチレ
ン性不飽和界面活性剤を用いた乳化重合で得られる樹脂
のガラス転移温度が−30〜50℃のラテックスに感熱
ゲル化剤を配合した感温ゲル化性ラテックス組成物(特
開平6−299000号公報)が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記組成物
は、ノニオン性の感熱ゲル化剤を含有しているため、例
えばバインダーとして用いて得られる塗工紙は、耐水性
が不十分であるという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、例えば塗工
紙用バインダーとして用いた場合、耐水性が低下せずむ
しろ向上する感温ゲル化性バインダー組成物について鋭
意検討した結果、ポリイミノエチレン基を有する化合物
を感温ゲル化剤として使用することによって耐水性が改
良できることを見いだし本発明に到達した。
【0005】すなわち本発明は、樹脂ラテックス(A)
に、一定の温度を境界にして親水性と疎水性が可逆的に
変化する、ポリイミノエチレン基を50重量%以上含有
する化合物(B)が含有されてなることを特徴とするバ
インダー組成物である。
【0006】本発明における樹脂ラテックス(A)とし
ては、重縮合系ポリマーのラテックス、重付加系ポリマ
ーのラテックス、ビニル重合体のラテックス等が挙げら
れる。(A)としては、アニオン性、カチオン性、ノニ
オン性のいずれであってもよいが、感温ゲル化時により
強固なゲルを与えるという点で、アニオン性のものが好
ましい。
【0007】重縮合系ポリマーとしては、ポリエステル
樹脂、ポリアミド樹脂等が挙げられ、重付加系ポリマー
のラテックスとしては、ポリウレタン樹脂等が挙げられ
る。
【0008】ラテックスを構成するビニル重合体として
は、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アク
リレート、ブチル(メタ)アクリレート、シクロヘキシ
ル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレー
ト、オクタデシル(メタ)アクリレート、グリシジル
(メタ)アクリレート等、N,N−ジブチル(メタ)ア
クリルアミド、N−シクロヘキシル(メタ)アクリルア
ミド、(メタ)アクリロニトリル、スチレン、1−メチ
ルスチレン、酢酸ビニル、ビニルアルコール、ブタジエ
ン、塩化ビニル、イソプレン、クロロプレン、ヒドロキ
シエチル(メタ)アクリレート、ジエチレングリコール
モノ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールモ
ノ(メタ)アクリレート、(メタ)アクリロイルオキシ
ポリグリセロール、アリルアルコール、(メタ)アクリ
ルアミド、N−メチル(メタ)アクリルアミド、N−メ
チロール(メタ)アクリルアミド、N−ビニル−2−ピ
ロリドン、ビニルイミダゾール、N−メチロールマレイ
ミド、N−ビニルスクシンイミド、p−アミノスチレ
ン、N−ビニルカルバゾール、2−ビニルピリジン、2
−シアノエチル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリ
ル酸、(無水)マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、ビ
ニルスルホン酸、(メタ)アクリルスルホン酸、スチレ
ンスルホン酸、ビニル安息香酸、アルキルアリルスルホ
コハク酸、(メタ)アクリロイルポリオキシアルキレン
硫酸エステル、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)
アクリレート、N,N−ジメチルアミノプロピル(メ
タ)アクリレート、N,N−ジエチルアミノエチル(メ
タ)アクリレート、N,N−ジエチルアミノプロピル
(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノエチル
(メタ)アクリルアミド、ビニルアニリン、1,1,1
−トリメチルアミン(メタ)アクリルイミド、1,1−
ジメチル−1−エチルアミン(メタ)アクリルイミド、
1,1−ジメチル−1−(2’−フェニル−2’−ヒド
ロキシエチル)アミン(メタ)アクリルイミド、あるい
は、1,1,1−トリメチルアミン(メタ)アクリルイ
ミド等の重合体、ならびにこれら単量体の共重合体が挙
げられる。
【0009】樹脂ラテックス(A)としては、スチレン
系樹脂(スチレン−ブタジエン系樹脂、スチレン−アク
リル樹脂等)、アクリル系樹脂および酢酸ビニル系樹脂
(エチレン−酢酸ビニル系樹脂等)のラテックスが好ま
しく、特に、接着力が良好であるという点でスチレン−
ブタジエン系樹脂ラテックスが好ましい。
【0010】樹脂ラテックス(A)のうち、ビニル重合
体のラテックスは、前記単量体またはそれらの混合物を
通常の条件で乳化重合して得られる。乳化重合に用いら
れる乳化安定剤としては、通常の乳化剤あるいは水溶性
ポリマーが使用可能であるが、ラジカル重合性基を有す
る乳化剤を使用すると、水相の乳化剤量が少なくなる結
果、本発明のバインダー組成物の感温ゲル化性が良好と
なり好ましく、水相の乳化剤量が0.01mmol/g
以下である場合、特に好ましい。
【0011】水相の乳化剤量は、樹脂ラテックスから樹
脂分を除いて得た水相を、液体クロマトグラフィー等で
分析し定量することによって求められる。樹脂ラテック
スから樹脂分を除く方法としては、例えば、樹脂ラテッ
クスを凍結させた後融解し樹脂成分を凝集固化させて除
く方法、遠心分離機によって樹脂分を沈降固化させて除
く方法、酸またはアルカリを加えて樹脂成分を沈降固化
させて除く方法等が挙げられる。
【0012】ラジカル重合性基を有する乳化剤として
は、例えば、(1)アニオン系(メタ)アクリル酸エステ
ル類[CH2=C(R1)CO2(CH2)mSO3M(式中R1
は水素原子またはメチル基、mは1〜24の整数、Mは
アルカリ金属イオン、アンモニウムイオンまたはアミニ
ウムイオンを示す。)で示されるもの、CH2=C(R1)
CO2CH2C(R2)(OCOR3)CH2SO3MまたはCH
2=C(R1)CO2CH2C(R2)(CH2OCOR3)SO3M
(式中R1及びR2は水素原子またはメチル基、R3は炭
素数7〜21のアルキル基またはアルケニル基、Mはア
ルカリ金属イオン、アンモニウムイオンまたはアミニウ
ムイオンを示す。)で示されるもの、CH2=C(R1)C
O2CH2CH2OCOAr(R4)CO2CH2CH2OSO3
M(式中R1は水素原子またはメチル基、Arは芳香族
環、R4は水素原子または炭素数1〜24のアルキル
基、アルケニル基またはアラルキル基、Mはアルカリ金
属イオン、アンモニウムイオンまたはアミニウムイオン
を示す。)で示されるもの、CH2=C(R1)CO(AO)
pOSO3MまたはCH2=C(R1)CO(AO)pOCH2C
O2M(式中R1は水素原子またはメチル基、AOは炭素
数2〜4のオキシアルキレン基、pは2〜200の整
数、Mはアルカリ金属イオン、アンモニウムイオンまた
はアミニウムイオンを示す。)で示されるもの等]、
(2)アニオン系(メタ)アクリルアミド類[CH2=C
(R1)CONH(CH2)mSO3M(式中R1は水素原子
またはメチル基、mは1〜24の整数、Mはアルカリ金
属イオン、アンモニウムイオンまたはアミニウムイオン
を示す。)で示されるもの、CH2=C(R1)CONHC
H2C(R2)(OCOR3)CH2SO3MまたはCH2=C
(R1)CONHCH2C(R2)(CH2OCOR3)SO3M
(式中R1及びR2は水素原子またはメチル基、R3は炭
素数7〜21のアルキル基またはアルケニル基、Mはア
ルカリ金属イオン、アンモニウムイオンまたはアミニウ
ムイオンを示す。)で示されるもの、CH2=C(R1)C
ONHCH2CH2OCOAr(R4)CO2CH2CH2OS
O3M(式中R1は水素原子またはメチル基、Arは芳香
族環、R4は水素原子または炭素数1〜24のアルキル
基、アルケニル基またはアラルキル基、Mはアルカリ金
属イオン、アンモニウムイオンまたはアミニウムイオン
を示す。)で示されるもの、CH2=C(R1)CONHC
H2(AO)pOSO3MまたはCH2=C(R1)CONHC
H2(AO)pOCH2CO2M(式中R1は水素原子または
メチル基、AOは炭素数2〜4のオキシアルキレン基、
pは2〜200の整数、Mはアルカリ金属イオン、アン
モニウムイオンまたはアミニウムイオンを示す。)で示
されるもの等]、(3)アニオン系スチレン誘導体類[C
H2=CHAr(CH2)rSO3M(式中Arは芳香族環、
rは4〜24の整数、Mはアルカリ金属イオン、アンモ
ニウムイオン、またはアミニウムイオンを示す。)で示
されるもの、CH2=CHAr(AO)pSO3MまたはC
H2=CHAr(AO)pOCH2CO2M(式中Arは芳香
族環、pは2〜200の整数、Mはアルカリ金属イオ
ン、アンモニウムイオン、またはアミニウムイオンを示
す。)で示されるもの等]、(4)非イオン系(メタ)ア
クリル酸エステル類[CH2=C(R1)CO(EO)POR3
(式中R1は水素原子またはメチル基、EOはオキシエ
チレン基、pは2〜200の整数、R3は炭素数5〜2
1のアルキル基、アルケニル基またはアラルキル基を示
す。)で示されるもの、CH2=C(R1)CO(PO)p(E
O)sOR4またはCH2=C(R1)CO(EO)p(PO)sO
R4(式中R1は水素原子またはメチル基、POはオキシ
プロピレン基、EOはオキシエチレン基、p及びsは2
〜200の整数、R4は水素原子、炭素数1〜21のア
ルキル基、アルケニル基またはアラルキル基を示す。)
で示されるもの等]、(5)非イオン系(メタ)アクリル
酸アミド類[CH2=C(R1)CONHCH2(EO)POR
3(式中R1は水素原子またはメチル基、EOはオキシエ
チレン基、pは2〜200の整数、R3は炭素数5〜2
1のアルキル基、アルケニル基またはアラルキル基を示
す。)で示されるもの、CH2=C(R1)CONHCH2
(PO)p(EO)sOR4またはCH2=C(R1)CONHC
H2(EO)p(PO)sOR4(式中R1は水素原子またはメ
チル基、POはオキシプロピレン基、EOはオキシエチ
レン基、p及びsは2〜200の整数、R4は水素原子
または炭素数1〜21のアルキル基、アルケニル基また
はアラルキル基を示す。)で示されるもの等]、(6)非
イオン系スチレン誘導体類[CH2=CHAr(EO)PO
R3(式中Arは芳香族環、EOはオキシエチレン基、
pは2〜200の整数、R3は炭素数5〜21のアルキ
ル基、アルケニル基またはアラルキル基を示す。)で示
されるもの等]、(7)カチオン系(メタ)アクリル酸エ
ステル類{[CH2=C(R1)CO2CH2CH(OH)CH
2N(R4)3]X[式中R1は水素原子またはメチル基、R
4は水素原子または炭素数4〜21のアルキル基、アル
ケニル基またはアラルキル基、Xはハロゲン原子、NO
3、HSO4、CH3OSO2、(CH3O)2PO2、CH3C
O2またはHCO3を示す。]で示されるもの等}、[C
H2=C(R1)CO(AO)pN(R4)3]X[式中R1は水素
原子またはメチル基、AOは炭素数2〜4のオキシアル
キレン基、pは2〜200の整数、R4は水素原子また
は炭素数4〜21のアルキル基、アルケニル基またはア
ラルキル基、Xはハロゲン原子、NO3、HSO4、CH
3OSO2、(CH3O)2PO2、CH3CO2またはHCO3
を示す。]で示されるもの等}、(8)カチオン系(メ
タ)アクリル酸アミド類{[CH2=C(R1)CONHC
H2CH(OH)CH2N(R4)3]X[式中R1は水素原子
またはメチル基、R4は水素原子または炭素数4〜21
のアルキル基、アルケニル基またはアラルキル基、Xは
ハロゲン原子、NO3、HSO4、CH3OSO2、(CH3
O)2PO2、CH3CO2またはHCO3を示す。]で示さ
れるもの等}、[CH2=C(R1)CONH(AO)pN(R
4)3]X[式中R1は水素原子またはメチル基、AOは炭
素数2〜4のオキシアルキレン基、pは2〜200の整
数、R4は水素原子または炭素数4〜21のアルキル
基、アルケニル基またはアラルキル基、Xはハロゲン原
子、NO3、HSO4、CH3OSO2、(CH3O)2PO
2、CH3CO2またはHCO3を示す。]で示されるもの
等}、(9)カチオン系スチレン誘導体類{[CH2=CH
Ar(CH2)rN(R4)3]X[式中Arは芳香族環、rは
4〜24の整数、R4は水素原子または炭素数1〜21
のアルキル基、アルケニル基またはアラルキル基、Xは
ハロゲン原子、NO3、HSO4、CH3OSO2、(CH3
O)2PO2、CH3CO2またはHCO3を示す。]で示さ
れるもの、[CH2=CHAr(AO)pN(CH4)3]X
[式中Arは芳香族環、AOは炭素数2〜4のオキシア
ルキレン基、pは2〜200の整数、R4は水素原子ま
たは炭素数1〜21のアルキル基、アルケニル基または
アラルキル基、Xはハロゲン原子、NO3、HSO4、C
H3OSO2、(CH3O)2PO2、CH3CO2またはHC
O3を示す。]で示されるもの等}等が挙げられる。
【0013】これらのなかでは、通常の紙塗工用塗料に
用いられる顔料分散剤[例えば、ポリ(メタ)アクリル
酸ナトリウム]によって凝集しにくく、感温ゲル化時に
より強固なゲルを与えるという点で、アニオン性の(1)
〜(3)が好ましい。(1)のうち、アニオン基とポリオキシ
プロピレン鎖とを有する(メタ)アクリレートが特に好
ましい。
【0014】乳化剤の使用量は通常、樹脂分に対して
0.1〜20重量%である。
【0015】樹脂ラテックス(A)の樹脂分は、通常2
0〜75%であり、好ましくは、40〜60%である。
また、樹脂ラテックス(A)の粒子径は、通常10〜5
00nm、好ましくは50〜300nmであり、pH
は、通常3〜12、好ましくは6〜10である。粒子径
が500nmを越える場合あるいはpHが3未満または
12を越える場合には、感温ゲル化性が十分に発揮でき
ない。
【0016】樹脂ラテックス(A)の製造に際しては、
公知の重合開始剤や連鎖移動剤が使用される。重合開始
剤としては、有機系重合開始剤[パーオキシド類(クメ
ンハイドロパーオキシド、ジイソプロピルベンゼンハイ
ドロパーオキシド、パラメンタンハイドロパーオキシ
ド、ベンゾイルパーオキシド、ラウロイルパーオキシド
等)、アゾ化合物類(アゾビスイソブチロニトリル、ア
ゾビスイソバレロニトリル等)]、無機系重合開始剤
[過硫酸塩(過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウム、
過硫酸カリウム等)等]等が挙げられる。重合開始剤の
使用量は、通常、単量体混合物に対して0.01〜5重
量%である。
【0017】樹脂ラテックス(A)の製造において、樹
脂の分子量、ラテックスのゲル含有量等を調整する目的
で公知の連鎖移動剤を用いることができる。連鎖移動剤
としては、α−メチルスチレンダイマー(2,4−ジフ
ェニル−4−メチル−1−ペンテン等)、ターピノーレ
ン、テルピネン、ジペンテン、炭素数8〜18のアルキ
ルメルカプタン、炭素数8〜18のアルキレンジチオー
ル、チオグリコール酸アルキル、ジアルキルキサントゲ
ンジスルフィド、テトラアルキルチウラムジスルフィ
ド、四塩化炭素、等が挙げられる。これらは、単独ある
いは2種以上を組み合わせて使用できる。連鎖移動剤の
使用量は、通常、(A)を構成する単量体に対して0〜
15重量%である。
【0018】なお、還元剤[ピロ重亜硫酸ナトリウム、
亜硫酸ナトリウム、硫酸水素ナトリウム、硫酸第一鉄、
グルコース、ホルムアルデヒドナトリウムスルホキシレ
ート、L−アスコルビン酸(塩)]、キレート剤(グリ
シン、アラニン、エチレンジアミン四酢酸ナトリウム
等)、pH緩衝剤(トリポリリン酸ナトリウム、テトラ
ポリリン酸カリウム等)等の添加剤を(A)の製造中に
含有させてもよい。
【0019】本発明における一定の温度を境界にして親
水性と疎水性が可逆的に変化するポリイミノエチレン基
を50重量%以上含有する化合物(B)としては、ポリ
イミノエチレン基を有するビニル単量体(a)の(共)
重合体(B1)、ポリエチレンイミンのアルキレンオキ
シド付加物(B2)、ポリエチレンイミンと二塩基酸と
の反応によって得られるポリアミド(B3)等のうちポ
リイミノエチレン基を50重量%以上含有するものが挙
げられる。これらのうち、塗工紙用バインダーとして用
いた場合に加熱乾燥中に紙塗工用塗料中の樹脂ラテック
ス粒子の表面への移行を抑制し高い光沢と印刷適性を付
与するという点で、(B1)が好ましい。
【0020】(B1)を構成するポリイミノエチレン基
を有するビニル単量体(a)としては、ポリエチレンイ
ミンモノ(メタ)アクリルアミド、アミノスチレンのエ
チレンイミン付加物、アリルアミンのエチレンイミン付
加物等が挙げられる。ポリイミノエチレン基におけるイ
ミノエチレンの繰り返し単位数またはエチレンイミンの
付加モル数は、通常2〜50、好ましくは3〜10であ
る。
【0021】(B1)は、ビニル単量体(a)の単独重
合体でも、(a)と他のビニル系モノマー(b)との共
重合体でもよいが、(B1)中にポリイミノエチレン基
を50重量%以上含有する必要がある。好ましくは、7
0重量%以上含有することである。
【0022】他のビニル系モノマー(b)としては、
(b−1)親水性のもの[(a)を除く]でも(b−
2)親油性のものでもよい。
【0023】(b−1)としては、ノニオン性の化合物
[ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ジエチレン
グリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリエチレング
リコールモノ(メタ)アクリレート、(メタ)アクリロ
イルオキシポリグリセロール、ビニルアルコール、アリ
ルアルコール、(メタ)アクリルアミド、N−メチル
(メタ)アクリルアミド、N−メチロール(メタ)アク
リルアミド、N−ビニル−2−ピロリドン、N−メチロ
ールマレイミド、N−ビニルスクシンイミド、2−シア
ノエチル(メタ)アクリレート等];アニオン性の化合
物[(メタ)アクリル酸、(無水)マレイン酸、フマル
酸、イタコン酸、ビニルスルホン酸、(メタ)アクリル
スルホン酸、スチレンスルホン酸、ビニル安息香酸、ア
ルキルアリルスルホコハク酸、(メタ)アクリロイルポ
リオキシアルキレン硫酸エステル等の酸及びこれらの
塩];カチオン性の化合物[N,N−ジメチルアミノエ
チル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノプ
ロピル(メタ)アクリレート、N,N−ジエチルアミノ
エチル(メタ)アクリレート、N,N−ジエチルアミノ
プロピル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミ
ノエチル(メタ)アクリルアミド、ビニルアニリン、ビ
ニルイミダゾール、p−アミノスチレン、N−ビニルカ
ルバゾール、2−ビニルピリジン及びこれらの酸塩];
アミンイミド基を有する化合物[1,1,1−トリメチ
ルアミン(メタ)アクリルイミド、1,1−ジメチル−
1−エチルアミン(メタ)アクリルイミド、1,1−ジ
メチル−1−(2’−フェニル−2’−ヒドロキシエチ
ル)アミン(メタ)アクリルイミド、1,1,1−トリ
メチルアミン(メタ)アクリルイミド等]が挙げられ
る。
【0024】(b−2)としては、例えば、メチル(メ
タ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチ
ル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アク
リレート、ラウリル(メタ)アクリレート、オクタデシ
ル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレ
ート等の(メタ)アクリレート誘導体、N,N−ジブチ
ル(メタ)アクリルアミド、N−シクロヘキシル(メ
タ)アクリルアミド等のN−アルキル(メタ)アクリル
アミド誘導体、(メタ)アクリロニトリル、スチレン、
1−メチルスチレン、酢酸ビニル、ブタジエン、塩化ビ
ニル、イソプレン等が挙げられる。
【0025】ビニル重合体(B1)は、例えば、特開平
6−9848号公報に記載の方法と同様の方法によって
得られる。
【0026】化合物(B)の重量平均分子量は、通常
1,000〜5,000,000、好ましくは5,00
0〜500,000である。
【0027】本発明の樹脂ラテックス(A)と化合物
(B)からなる組成物において、(A)と(B)の割合
は、重量に基づいて通常70〜99.99:0.01〜
30、好ましくは80〜99.5:0.05〜20であ
る。(B)の割合が0.01重量%未満であると、得ら
れる塗工紙の白紙光沢が不十分となる。
【0028】化合物(B)は、一定の温度を境界にして
親水性と疎水性が可逆的に変化するが、この親水性から
疎水性に変化する温度(転移温度)は、通常15〜10
0℃、好ましくは40〜80℃である。なお、転移温度
は、(B)の1%水溶液を徐々に加温していき、その水
溶液が白濁またはゲル化し始める温度を測定することに
よって求められる。
【0029】本発明において(A)と(B)からなる組
成物は、樹脂ラテックス(A)と化合物(B)単独ある
いは(B)を水で希釈したものとを、化合物(B)の転
移温度よりも低い温度で、通常の混合装置(櫂型攪拌翼
等)で混合することによって得られる。
【0030】本発明のバインダー組成物は、必要に応じ
て、接着力を高めるため等の目的で、カチオン化デンプ
ン、酸化デンプン、カゼイン、大豆蛋白、合成蛋白、ポ
リビニルアルコール、無水マレイン酸系樹脂、カルボキ
シメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等の
公知の水溶性化合物を含有することができる。
【0031】また、必要に応じて、各種クレー、カオリ
ン、炭酸カルシウム、サチンホワイト、酸化チタン、水
酸化アルミニウム、硫酸バリウム、酸化亜鉛、硫酸カル
シウム、タルク、プラスチックピグメント(ポリスチレ
ン、スチレン/ブタジエン共重合体あるいはスチレン/
アクリル共重合体等のビーズ)等の公知の顔料1種以上
を含有することができる。
【0032】さらに、必要に応じて、顔料分散剤[ポリ
(メタ)アクリル酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウ
ム、ヘキサメタリン酸ナトリウム等]、消泡剤(鉱物油
系消泡剤、シリコン系消泡剤等)、その他の添加剤[潤
滑剤、pH調整剤、防腐剤、耐水化剤、印刷適性向上剤
等]の添加剤も含有することができる。
【0033】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。実施例中
の部は重量部である。 製造例1 攪拌機、滴下ロート、温度計を備えた反応容器にテトラ
ハイドロフラン1000部およびテトラエチレンペンタ
ミン730部を加え、5℃以下に冷却後、メタクリル酸
クロライド121.5部を4時間かけて5℃以下で滴下
した。さらに約20℃で10時間攪拌後、10%水酸化
ナトリウム水溶液40部を加えて中和した。得られた混
合物を酸素気流下減圧蒸留することによって、テトラエ
チレンペンタミンモノメタクリルアミド54部を得た。
【0034】製造例2 攪拌機、滴下ロート、温度計を備えた反応容器にテトラ
ハイドロフラン1000部およびトリエチレンテトラミ
ン515部を加え、5℃以下に冷却後、メタクリル酸ク
ロライド121.5部を4時間かけて5℃以下で滴下し
た。さらに約20℃で10時間攪拌後、10%水酸化ナ
トリウム水溶液40部を加えて中和した。得られた混合
物を酸素気流下減圧蒸留することによって、テトラエチ
レンペンタミンモノメタクリルアミド48部を得た。
【0035】製造例3 製造例1で得られたテトラエチレンペンタミンモノメタ
クリルアミド9部、メチルメタクリレート1部及び2,
2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)
0.01部をアンプルに加え、凍結脱気後密閉し、50
℃で8時間重合させて、重合体1を得た。
【0036】製造例4 製造例2で得られたトリエチレンテトラミンモノメタク
リルアミド9.5部、ジメチルアミノエチルメタクリレ
ート0.5部及び2,2’−アゾビス(2,4−ジメチ
ルバレロニトリル)0.01部をアンプルに加え、凍結
脱気後密閉し、50℃で8時間重合させて、重合体2を
得た。
【0037】製造例5 攪拌機、滴下ボンベ、窒素ガス導入管、温度計を備えた
加圧反応容器に水102部、スチレン45部、メチルメ
タクリレート9部、メタクリル酸4部、ラジカル重合性
基を有する乳化剤としてアクリロイルオキシポリプロピ
レン(重合度=12)硫酸エステル5部、過硫酸ナトリ
ウム1部およびラウリルメルカプタン0.2部を仕込
み、攪拌下、系内を窒素ガスで置換後、滴下ボンベから
ブタジエン37部を圧入し、50℃で30時間、85℃
で5時間反応させた。減圧下未反応モノマーをストリッ
ピングし、水酸化ナトリウム水溶液でpH9.5に調整
することによって、SBR系樹脂ラテックス1(固形分
47.9%、以下SBR1という)を得た。
【0038】製造例6 製造例5と同様にして、スチレン50部、メチルメタク
リレート4部、メタクリル酸4部、アクリロニトリル5
部、ブタジエン32部及びメタクリロイルオキシポリオ
キシプロピレン(重合度=9)硫酸エステルNa塩5部
から、SBR系樹脂ラテックス2(固形分48.3%、
以下SBR2という)を得た。
【0039】実施例1〜4、比較例1 水25部、分散剤[サンノプコ(株)製SNディスパー
サント5040]0.3部、水酸化ナトリウム0.1
部、消泡剤[サンノプコ(株)製ノプコDF122]
0.1部、クレー35部及び炭酸カルシウム15部をデ
ィスパーで、2000回転で30分間分散混合し、この
分散液に、α化リン酸化デンプン(30%水溶液)8.
3部、製造例3で得た重合体1の40%水溶液0.07
部及び製造例5で得たSBR1を14部とを混合して得
たバインダー組成物1を14.1部加え均一混合し、実
施例1の塗工カラー1を得た。前記と同様の操作をし
て、重合体1に代えて重合体2を用いて実施例2の塗工
カラー2を、SBR1に代えてSBR2を用いて実施例
3の塗工カラー組成物3を、重合体1に代えて重合体2
及びSBR1に代えてSBR2を用いて実施例4の塗工
カラー4をそれぞれ得た。また、SBR1のみを用いて
比較例1の塗工カラー5を得た。
【0040】各塗工カラー1〜5を、58g/m2の中質紙
にドライ塗工量約10g/m2でバーコーターを用いて片面
塗工し、150℃の循風乾燥機中で30秒間乾燥後、も
う一方の面を同様に塗工・乾燥し、裁断した。その後、
ミニスーパーカレンダーで、処理(温度60℃、ニップ
圧90kg/cm、通紙各面1回)して塗工紙1〜5をそれ
ぞれ作成し、各塗工紙の諸物性を測定した。結果を表1
に示す。
【0041】
【表1】
【0042】印刷試験;明製作所(株)製RI印刷機で
オフセット用インキをベタ塗りした。 光沢;東京電色(株)製グロスメーターで75゜光沢を
測定した。ウェットヒ゜ック ;RI印刷機で、湿し水をした塗工紙にピッキ
ングテスト用インクを印刷し、印刷面のピッキングの程
度を目視判定した。5段階評価で5が最も良い水準。
【0043】
【発明の効果】本発明のバインダー組成物は、感温ゲル
化性を十分に発揮でき、かつ、耐水性を低下させない感
温ゲル化性組成物であり、そして塗工紙の製造に供すれ
ば、高い光沢と印刷適性を付与し、かつ、塗工紙の耐水
性を向上させることができる。さらに、本発明のバイン
ダー組成物は、各種の布帛、フィルムあるいはシートの
塗布剤あるいは含浸剤に有効である。さらに接着剤や塗
料のバインダーにも有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D21H 19/44 D21H 1/28 Z

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂ラテックス(A)に、一定の温度を
    境界にして親水性と疎水性が可逆的に変化する、ポリイ
    ミノエチレン基を50重量%以上含有する化合物(B)
    が含有されてなることを特徴とするバインダー組成物。
  2. 【請求項2】 (A)が、アニオン基とポリオキシプロ
    ピレン鎖とを有する(メタ)アクリレートを乳化剤とし
    て用いて乳化重合したスチレン−ブタジエン系樹脂ラテ
    ックスである請求項1記載のバインダー組成物。
  3. 【請求項3】 (B)が、ポリイミノエチレン基を有す
    るビニル単量体(a)の(共)重合体(B1)である請
    求項1または2記載のバインダー組成物
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