JPH09128491A - 手書き文字認識方法 - Google Patents

手書き文字認識方法

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JPH09128491A
JPH09128491A JP7279163A JP27916395A JPH09128491A JP H09128491 A JPH09128491 A JP H09128491A JP 7279163 A JP7279163 A JP 7279163A JP 27916395 A JP27916395 A JP 27916395A JP H09128491 A JPH09128491 A JP H09128491A
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JP
Japan
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character
recognized
recognition
candidate
characters
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Application number
JP7279163A
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English (en)
Inventor
Akihiko Nagasaka
明彦 長坂
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】手書き文字認識方法において、手書き入力され
認識された1文字目の文字に対して意味的につながりの
ある文字を2文字目以降の手書き入力文字の第1の認識
候補として表示させ、スムーズな文字入力を行なうこ
と。 【解決手段】表示装置(表示画面)15の入力エリア1
2aにて手書き入力された1文字目の漢字「春」が認識
されると、当該認識漢字を先頭とする単語,熟語が記憶
装置の辞書データ記憶部にて検索され例えば「春一番」
と指定され、この指定された熟語「春一番」における文
字の並びに従って、2文字目以降の手書き文字に対応す
るそれぞれの認識候補文字の候補順位が入れ替えられ、
各第1候補の認識文字として出力エリア15aに順次
「一」「番」と表示されるので、その都度、候補表示エ
リア15bに表示された認識候補の選択操作を行なう必
要なく、容易に希望の文字入力を行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手書きにより文字
を入力して文書等の作成を行なう手書き文字入力装置に
おける手書き文字認識方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、手書き入力による文字認識におい
ては、認識結果として必ずしも書き手が意図した文字が
正しく認識されないことがしばしばある。
【0003】すなわち、通常の手書き入力による文字認
識では、入力された手書きの軌跡(ストローク)に類似
度が最も高い文字を第1の認識候補として表示すると共
に、その他の類似形文字も第2以降の認識候補として配
列表示し、前記第1の認識候補文字が書き手が意図した
文字にそぐわない場合には、第2以降の認識候補文字の
中から所望の文字を選択して確定するという操作を行な
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の手
書き文字認識方法では、認識結果が書き手の意図した文
字と必ずしも一致しない場合がしばしばあることや書き
手による手書き入力の癖に認識結果が左右されることが
多いため、結局は、第1の認識候補文字で確定できるケ
ースは少なく、第2以降の認識候補文字の中から所望の
文字を選択するという操作を頻繁に行なう必要が生じ、
手書きによるスムーズな文字入力が妨げられる問題があ
る。
【0005】本発明は、前記のような問題に鑑みなされ
たもので、手書き入力され認識された1文字目の文字に
対して意味的につながりのある文字を2文字目以降の手
書き入力文字の第1の認識候補として表示させ、スムー
ズな文字入力を行なうことが可能になる手書き文字認識
方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の請求
項1に係わる手書き文字認識方法は、手書き入力データ
に基づいて辞書から対応する候補を選び出す手書き文字
認識方法であって、単語、熟語を記憶している辞書を設
け、手書き入力データの第1の文字を認識したときにそ
の認識文字で始まる前記辞書内の単語、熟語を指定し、
前記手書き入力データの第2以降の文字を認識したとき
に、前記辞書内で指定された単語、熟語の並びに従って
認識の候補の順番を適正化するようにしたことを特徴と
する。
【0007】つまり、本発明の請求項1に係わる手書き
文字認識方法では、手書き入力データの第1の文字が認
識されると、その認識文字で始まる単語あるいは熟語が
指定され、手書き入力データの第2以降の文字を認識す
る際には、前記指定された単語あるいは熟語の並びに従
った文字が認識候補の先頭に入れ替えられることにな
る。
【0008】また、本発明の請求項2に係わる手書き文
字認識方法は、前記請求項1に係わる手書き文字認識方
法にあって、さらに、前記手書き入力データの認識文字
に対応する単語、熟語が前記辞書内に存在しない場合に
は、当該認識された文字列を辞書に登録するようにした
ことを特徴とする。
【0009】つまり、本発明の請求項2に係わる手書き
文字認識方法では、手書き入力データの認識文字に対応
する単語、熟語が辞書内に存在しない場合には、当該認
識された文字列が辞書に登録され学習されることにな
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面により本発明の実施の形
態について説明する。
【0011】図1は本発明の実施形態に係わる手書き文
字認識装置の電子回路の構成を示すブロック図である。
【0012】この手書き文字認識装置は、制御装置(C
PU)11を備えている。
【0013】制御装置(CPU)11は、入力装置12
から変換装置13を介して供給される入力信号の内容に
応じて記憶装置14に予め記憶されているシステムプロ
グラムを起動させ、このシステムプログラムに従って回
路各部の動作制御を行なうもので、この制御装置11に
は、前記入力装置12(変換装置13)、記憶装置14
の他に、表示装置15、認識装置16が接続される。
【0014】入力装置12は、表示装置15の表示画面
に重ねて設けられたタブレットからなり、当該表示画面
上でのタッチ位置に対応した電圧信号を発生するもの
で、この入力装置12により発生出力されるタッチ位置
に対応した電圧信号は、変換装置13により、表示画面
上でのXY座標データに変換され制御装置11に与えら
れる。
【0015】これにより制御装置11では、前記入力装
置12におけるタッチ位置に対応する座標データが示す
表示の内容から操作の内容が判断され、その操作内容に
応じた動作制御が実行される。
【0016】図2は前記手書き文字認識装置の入力装置
12が重ねて設けられた表示装置15の表示画面を示す
図である。
【0017】表示装置15の表示画面は、手書き入力モ
ードにおいて、出力エリア15a、候補表示エリア15
b、入力エリア12aに分割されて表示されるもので、
出力エリア15aには、入力エリア12aにおいて手書
き認識された文字データや候補表示エリア15bから選
択された文字データが順次表示される。
【0018】ここで、入力エリア12aにて入力される
手書きの文字は、1文字毎に認識され、その第1候補の
認識文字は出力エリア15aに表示され、第2候補以降
の認識文字は候補表示エリア15bに表示される。
【0019】この場合、2文字目以降の手書き入力に伴
ない前記出力エリア15a及び候補表示エリア15bに
表示される認識候補文字は、1文字目の認識文字を先頭
とする単語や熟語の並びに従ってその第1候補の認識文
字が入れ替えられて表示される。
【0020】記憶装置14は、ROM及びRAMからな
り、この手書き文字認識装置の全体動作を司るシステム
プログラムが記憶されると共に、手書きによる文字の入
力,認識,表示に必要な各種の記憶部が備えられる。
【0021】図3は前記手書き文字認識装置の記憶装置
14に備えられたデータ記憶部の内容を示す図である。
【0022】すなわち、記憶装置14には、本装置のシ
ステムプログラムを記憶する図示しないプログラム記憶
部の他、ストローク記憶部14a、入力文字記憶部14
b、辞書データ記憶部14c、学習データ記憶部14
d、つながり一時記憶部14e等が備えられる。
【0023】ストローク記憶部14aには、前記表示装
置(表示画面)15の入力エリア12aに対して手書き
入力された文字の各部分のストローク数とそのそれぞれ
のストロークの長さ及び方向を示す座標列が、手書きタ
ッチ位置に対応して得られる座標データに基づき記憶さ
れる。
【0024】入力文字記憶部14bには、前記入力エリ
ア12aに入力された手書きの文字に対応する認識候補
の文字がその候補順位に従って記憶され、先頭の認識候
補文字は出力エリア15aに、2番目以降の認識候補文
字は候補表示エリア15bに表示される。
【0025】辞書データ記憶部14cには、認識された
文字を単漢字,単語,熟語に変換するための単漢字辞
書,単語辞書,熟語辞書等がデータベースとして記憶さ
れる。
【0026】この場合、前記辞書データ記憶部14cに
記憶される単語辞書や熟語辞書では、単漢字辞書が有す
る各単漢字毎に、当該単漢字を先頭として始まる単語や
熟語が予め記憶される。
【0027】図4は前記手書き文字認識装置における記
憶装置14の辞書データ記憶部14cに備えられる熟語
辞書を示す図である。
【0028】熟語辞書には、各種の単漢字を見出しと
し、その見出しとなる単漢字に組合わされて熟語となる
2文字目以降の文字が予め記憶されるもので、例えば単
漢字「春」に組合わされて熟語となる2文字目以降の文
字としては、“一番”“霞”“雨”…等として記憶さ
れ、また、単漢字「晴」に組合わされて熟語となる2文
字目以降の文字としては、“着”“間”…等として記憶
されされる。
【0029】なお、単語辞書も前記熟語辞書と同様に、
見出し文字とその組合わせ文字とするデータ形式で記憶
される。
【0030】学習データ記憶部14dには、手書き入力
により認識が確定された単語や熟語が前記辞書データ記
憶部14cにおける単語辞書や熟語辞書に記憶されてな
い場合に、当該単語辞書や熟語辞書に存在しない他の単
語や熟語として、前記図4で示した熟語辞書と同様のデ
ータ形式で記憶される。
【0031】つながり一時記憶部14eには、前記入力
エリア12aにて手書き入力され認識された文字が、漢
字が連続する場合に限り順次記憶されて保持される。
【0032】認識装置16は、前記表示装置(表示画
面)15の入力エリア12aにて手書き入力された文字
を、前記記憶装置14のストローク記憶部14aに記憶
された当該手書き入力文字のストロークデータに基づき
認識するもので、この認識装置16により認識された文
字データは記憶装置14の入力文字記憶部14bに格納
され、その第1候補文字は表示装置(表示画面)15の
出力エリア15aに出力されて表示され、また、第2候
補以降の文字は候補表示エリア15bに出力されて表示
される。
【0033】次に、前記構成による手書き文字認識装置
の動作について説明する。
【0034】図5は前記手書き文字認識装置における手
書き入力処理を示すフローチャートである。
【0035】図6は前記手書き文字認識装置の手書き入
力処理に伴なう漢字認識時対応処理を示すフローチャー
トである。
【0036】図7は前記手書き文字認識装置の手書き入
力処理に伴なう漢字認識後のひらがな認識時対応処理を
示すフローチャートである。
【0037】まず、図5のフローチャートを参照して手
書き入力処理の基本動作を説明する。
【0038】表示装置(表示画面)15に表示された入
力エリア12aに対して、タッチペン等のタッチ操作に
より手書き文字が入力され、入力装置12から変換装置
13を介して当該手書き文字のストロークデータが記憶
装置14のストローク記憶部14aに記憶されると、こ
のストローク記憶部14aに記憶された手書き文字のス
トロークデータに基づき文字認識が行なわれ、その認識
候補文字が第1候補から順に入力文字記憶部14bに記
憶される(ステップS1,SA)。
【0039】すると、前記記憶装置14の入力文字記憶
部14bに記憶された第1候補の認識文字は表示装置
(表示画面)15の出力エリア15aに表示され、ま
た、第2候補以降の認識文字は表示装置(表示画面)1
5の候補表示エリア15bに配列表示される(ステップ
S2)。
【0040】ここで、前記出力エリア15に表示された
第1候補の認識文字がユーザが手書き入力した所望の文
字である場合には、前記入力エリア12aに対して次に
入力したい文字を手書き入力することで前記第1候補の
認識文字は確定され、また、候補表示エリア15bに表
示された第2候補以降の認識文字の中から所望の文字が
選択された場合には、当該選択された文字が前記入力文
字記憶部14b内で第1候補に入れ替えられて前記出力
エリア15aに表示され確定される(ステップS3)。
【0041】このような、手書き入力処理の基本動作に
おける認識処理のステップSAにおいて、図6のフロー
チャートを参照して漢字認識時の対応処理について説明
する。 ユーザが、例えば「春一番が」と入力したい場
合に、表示装置(表示画面)15の入力エリア12aに
おいて「春」を手書き入力すると、記憶装置14のスト
ローク記憶部14aに記憶された手書きのストロークデ
ータに基づき文字認識が行なわれ、その認識文字が例え
ば(春→泰→奏→班→香)の順に抽出される(ステップ
S1,SA)。
【0042】ここで、前記認識された漢字(春→泰→奏
→班→香)が最初の漢字であると判断されると、その第
1候補の漢字「春」を先頭の文字とする単語,熟語が辞
書データ記憶部14dに記憶された単語辞書あるいは熟
語辞書内に存在するか否か検索判断される(ステップA
1→A2)。
【0043】このステップA2において、前記辞書デー
タ記憶部14dにおける熟語辞書(図4参照)内に、前
記認識された漢字「春」を先頭とする熟語「春一番」
「春霞」「春雨」が存在すると判断されると、その
「春」を先頭とする熟語「春一番」「春霞」「春雨」が
指定されたのち、前記1文字目の認識漢字「春」がつな
がり一時記憶部14eに格納されて保持される(ステッ
プA2→A3,A4)。
【0044】すると、認識された第1候補の漢字「春」
が出力エリア15aに表示されると共に、第2候補以降
の漢字「泰→奏→班→香」が候補表示エリア15bに配
列表示される(ステップS2)。
【0045】この場合、前記出力エリア15aにユーザ
希望の漢字「春」が認識されて表示されたので、続い
て、前記入力エリア12aにおいて「一」(いち)を手
書き入力すると、前記最初に認識表示された漢字「春」
が確定される(ステップS3)と共に、記憶装置14の
ストローク記憶部14aに記憶された今回の手書きスト
ロークデータに基づき文字認識が行なわれ、その認識文
字が例えば(−:マイナス→ー:のばし→一:いち)の
順に抽出される(ステップS1,SA)。
【0046】ここで、前記認識された漢字(−:マイナ
ス→ー:のばし→一:いち)は最初の漢字ではないと判
断されると共に、現在、前記認識確定された最初の漢字
「春」に対応させて指定された単語,熟語「春一番」
「春霞」「春雨」があると判断されると、今回認識され
た文字(−:マイナス→ー:のばし→一:いち)の中で
前記指定された単語,熟語「春一番」「春霞」「春雨」
内に該当する文字があるか否か判断される(ステップA
1→A5→A6)。
【0047】このステップA6において、今回認識され
た文字(−:マイナス→ー:のばし→一:いち)の中の
(一:いち)が前記指定された単語,熟語「春一番」の
並びに該当する文字であると判断されると、その指定さ
れた単語,熟語に該当する文字が認識候補漢字の中で第
1候補として入れ替えられ(一:いち→−:マイナス→
ー:のばし)、認識候補の適正化が行なわれる(ステッ
プA6→A7)。
【0048】すると、前記1文字目の認識漢字「春」を
先頭として指定された熟語「春一番」の並びに従い認識
候補が適正化された2文字目第1候補の認識漢字「一:
いち」がつながり一時記憶部14eに格納されて保持さ
れる(ステップA8)。
【0049】そして、認識された第1候補の漢字「一:
いち」が既に認識確定している漢字「春」に続いて出力
エリア15aに表示されると共に、第2候補以降の漢字
「−:マイナス→ー:のばし」が候補表示エリア15b
に配列表示される(ステップS2)。
【0050】こうして、前記出力エリア15aにユーザ
希望の漢字「春」「一」が順次認識されて表示されたの
で、さらに、前記入力エリア12aにおいて「番」を手
書き入力すると、前記認識表示された漢字「一」が確定
される(ステップS3)と共に、記憶装置14のストロ
ーク記憶部14aに記憶された今回の手書きストローク
データに基づき文字認識が行なわれ、その認識文字が例
えば(善→番→雷→甦)の順に抽出される(ステップS
1,SA)。
【0051】ここで、前記認識された漢字(善→番→雷
→甦)は最初の漢字ではないと判断されると共に、現
在、前記認識確定された最初の漢字「春」に対応させて
指定された単語,熟語「春一番」があると判断される
と、今回認識された文字(善→番→雷→甦)の中で前記
指定された単語,熟語「春一番」内に該当する文字があ
るか否か判断される(ステップA1→A5→A6)。
【0052】このステップA6において、今回認識され
た文字(善→番→雷→甦)の中の(番)が前記指定され
た単語,熟語「春一番」の並びに該当する文字であると
判断されると、その指定された単語,熟語に該当する文
字が認識候補漢字の中で第1候補として入れ替えられ
(番→善→雷→甦)、認識候補の適正化が行なわれる
(ステップA6→A7)。
【0053】すると、前記1文字目の認識漢字「春」を
先頭として指定された熟語「春一番」の並びに従い認識
候補が適正化された3文字目第1候補の認識漢字「番」
がつながり一時記憶部14eに格納されて保持される
(ステップA8)。
【0054】そして、認識された第1候補の漢字「番」
が既に認識確定している漢字「春」「一」に続いて出力
エリア15aに表示されると共に、第2候補以降の漢字
「善→雷→甦」が候補表示エリア15bに配列表示され
る(ステップS2)。
【0055】こうして、前記出力エリア15aにユーザ
希望の漢字「春」「一」「番」が順次認識されて表示さ
れたので、さらに、前記入力エリア12aにおいてひら
がなの「が」を手書き入力すると、前記認識表示された
漢字「番」が確定される(ステップS3)と共に、記憶
装置14のストローク記憶部14aに記憶された今回の
手書きストロークデータに基づき文字認識が行なわれ、
その認識文字が例えば(が→瓜→ざ)の順に抽出される
(ステップS1,SA)。
【0056】すると、図7における漢字認識後のひらが
な認識時対応処理に移行し、まず、辞書データ記憶部1
4cの単語,熟語辞書に対し単語あるいは熟語の指定が
あるか否か判断される(ステップA10)。
【0057】この場合、前記最初の認識漢字「春」に対
応して辞書データ記憶部14cに指定された熟語「春一
番」があると判断されるので、前記1文字毎の漢字認識
毎につながり一時記憶部14eに記憶保持された一連の
漢字「春一番」は学習の必要なく消去される(ステップ
A10→A12)。
【0058】よって、この場合には、1文字目の漢字
「春」を認識表示させると、当該認識漢字「春」を先頭
とする熟語「春一番」「春霞」「春雨」が指定され、こ
の指定された熟語における文字の並びに従って、2文字
目以降の手書き文字に対応するそれぞれの認識候補文字
の候補順位が入れ替えられ、各第1候補の認識文字とし
て出力エリア15aに「一」「番」と表示されるので、
その都度、候補表示エリア15bに表示された認識候補
の選択操作を行なう必要なく、容易に希望の文字入力を
行なうことができる。
【0059】一方、ユーザが、例えば「春爛漫の」と入
力したい場合に、表示装置(表示画面)15の入力エリ
ア12aにおいて「春」を手書き入力すると、記憶装置
14のストローク記憶部14aに記憶された手書きのス
トロークデータに基づき文字認識が行なわれ、その認識
文字が例えば(春→泰→奏→班→香)の順に抽出される
(ステップS1,SA)。
【0060】ここで、前記認識された漢字(春→泰→奏
→班→香)が最初の漢字であると判断されると、その第
1候補の漢字「春」を先頭の文字とする単語,熟語が辞
書データ記憶部14dに記憶された単語辞書あるいは熟
語辞書内に存在するか否か検索判断される(ステップA
1→A2)。
【0061】このステップA2において、前記辞書デー
タ記憶部14dにおける熟語辞書(図4参照)内に、前
記認識された漢字「春」を先頭とする熟語「春一番」
「春霞」「春雨」が存在すると判断されると、その熟語
「春一番」「春霞」「春雨」が指定されたのち、前記1
文字目の認識漢字「春」がつながり一時記憶部14eに
格納されて保持される(ステップA2→A3,A4)。
【0062】すると、認識された第1候補の漢字「春」
が出力エリア15aに表示されると共に、第2候補以降
の漢字「泰→奏→班→香」が候補表示エリア15bに配
列表示される(ステップS2)。
【0063】この場合、前記出力エリア15aにユーザ
希望の漢字「春」が認識されて表示されたので、続い
て、前記入力エリア12aにおいて「爛」を手書き入力
すると、前記最初に認識表示された漢字「春」が確定さ
れる(ステップS3)と共に、記憶装置14のストロー
ク記憶部14aに記憶された今回の手書きストロークデ
ータに基づき文字認識が行なわれ、その認識文字が例え
ば(爛→鶴→欒→鷏)の順に抽出される(ステップS
1,SA)。
【0064】ここで、前記認識された漢字(爛→鶴→欒
→鷏)は最初の漢字ではないと判断されると共に、現
在、前記認識確定された最初の漢字「春」に対応させて
指定された単語,熟語「春一番」「春霞」「春雨」があ
ると判断されると、今回認識された文字(爛→鶴→欒→
鷏)の中で前記指定された単語,熟語「春一番」「春
霞」「春雨」内に該当する文字があるか否か判断される
(ステップA1→A5→A6)。
【0065】このステップA6において、今回認識され
た文字(爛→鶴→欒→鷏)の中で前記指定された単語,
熟語「春一番」「春霞」「春雨」の並びに該当する文字
はないと判断されると、当該単語,熟語「春一番」「春
霞」「春雨」に対する指定が解除される(ステップA6
→A9)。
【0066】すると、今回の手書き入力により認識され
た2文字目の第1候補の漢字「爛」がつながり一時記憶
部14eに格納されて保持される(ステップA8)。
【0067】そして、認識された第1候補の漢字「爛」
が既に認識確定している漢字「春」に続いて出力エリア
15aに表示されると共に、第2候補以降の漢字「鶴→
欒→鷏」が候補表示エリア15bに配列表示される(ス
テップS2)。
【0068】こうして、前記出力エリア15aにユーザ
希望の漢字「春」「爛」が順次認識されて表示されたの
で、さらに、前記入力エリア12aにおいて「漫」を手
書き入力すると、前記認識表示された漢字「爛」が確定
される(ステップS3)と共に、記憶装置14のストロ
ーク記憶部14aに記憶された今回の手書きストローク
データに基づき文字認識が行なわれ、その認識文字が例
えば(漫→澤→滸)の順に抽出される(ステップS1,
SA)。
【0069】ここで、前記認識された漢字(漫→澤→
滸)は最初の漢字ではないと判断されると共に、現在、
辞書データ記憶部14cに対する単語,熟語の指定はな
いと判断されると、今回の手書き入力により認識された
3文字目の第1候補の漢字「漫」がつながり一時記憶部
14eに格納されて保持される(ステップA1→A5→
A8)。
【0070】そして、認識された第1候補の漢字「漫」
が既に認識確定している漢字「春」「爛」に続いて出力
エリア15aに表示されると共に、第2候補以降の漢字
「澤→滸」が候補表示エリア15bに配列表示される
(ステップS2)。
【0071】こうして、前記出力エリア15aにユーザ
希望の漢字「春」「爛」「漫」が順次認識されて表示さ
れたので、さらに、前記入力エリア12aにおいてひら
がなの「の」を手書き入力すると、前記認識表示された
漢字「漫」が確定される(ステップS3)と共に、記憶
装置14のストローク記憶部14aに記憶された今回の
手書きストロークデータに基づき文字認識が行なわれ、
その認識文字が例えば(の→n→a)の順に抽出される
(ステップS1,SA)。
【0072】すると、図7における漢字認識後のひらが
な認識時対応処理に移行し、まず、辞書データ記憶部1
4cの単語,熟語辞書に対し単語あるいは熟語の指定が
あるか否か判断される(ステップA10)。
【0073】この場合、前記最初の認識漢字「春」に対
応した辞書データ記憶部14cに対する単語,熟語の指
定は解除されており“指定なし”と判断されるので、前
記1文字毎の漢字認識毎につながり一時記憶部14eに
記憶保持された一連の漢字「春爛漫」は学習データ記憶
部14dに転送され、その先頭の漢字「春」を見出しと
して記憶され学習される(ステップA10→A11)。
【0074】そして、前記つながり一時記憶部14eに
記憶されている漢字「春爛漫」は消去される(ステップ
A12)。
【0075】図8は前記手書き文字認識装置の手書き入
力処理に伴なう辞書データ記憶部14c及び学習データ
記憶部14dの参照状態を示す図である。
【0076】すなわち、辞書データ記憶部14cに記憶
されている単語,熟語「春一番」が指定参照されて手書
き入力による文字認識が行なわれた場合には、つながり
一時記憶部14eに認識保持された熟語「春一番」は消
去破棄され、また、前記辞書データ記憶部14cに記憶
されてない単語,熟語「春爛漫」が手書き入力されて認
識された場合には、つながり一時記憶部14eに認識保
持された熟語「春爛漫」は学習データ記憶部14dに記
憶され、今後の手書き入力の文字認識に伴なう参照単
語,熟語の指定対象として扱われるようになる。
【0077】したがって、前記構成の手書き文字認識装
置によれば、表示装置(表示画面)15の入力エリア1
2aにて手書き入力された1文字目の漢字「春」が認識
されると、当該認識漢字を先頭とする単語,熟語が記憶
装置14の辞書データ記憶部14cにて検索され例えば
「春一番」と指定され、この指定された熟語「春一番」
における文字の並びに従って、2文字目以降の手書き文
字に対応するそれぞれの認識候補文字の候補順位が入れ
替えられ、各第1候補の認識文字として出力エリア15
aに順次「一」「番」と表示されるので、その都度、候
補表示エリア15bに表示された認識候補の選択操作を
行なう必要なく、容易に希望の文字入力を行なうことが
できるようになる。
【0078】また、辞書データ記憶部14cに予め記憶
されてない単語,熟語「春爛漫」が手書き入力されて認
識された場合には、その認識確定された一連の単語,熟
語はつながり一時記憶部14eに保持された後、学習デ
ータ記憶部14dに転送されて記憶され、この学習デー
タ記憶部14dに記憶された単語,熟語は、前記辞書デ
ータ記憶部14cに予め記憶されている単語,熟語と同
様に、手書き入力により認識された最初の漢字を先頭と
する単語,熟語の指定の対象として扱われるので、ユー
ザ個人の好みに応じた単語,熟語が拡充され、あらゆる
単語,熟語の手書き入力操作を容易に行なうことができ
る。
【0079】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に係わ
る手書き文字認識方法によれば、手書き入力データの第
1の文字が認識されると、その認識文字で始まる単語あ
るいは熟語が指定され、手書き入力データの第2以降の
文字を認識する際には、前記指定された単語あるいは熟
語の並びに従った文字が認識候補の先頭に入れ替えられ
るようになる。
【0080】また、本発明の請求項2に係わる手書き文
字認識方法によれば、手書き入力データの認識文字に対
応する単語、熟語が辞書内に存在しない場合には、当該
認識された文字列が辞書に登録され学習されるようにな
る。
【0081】よって、手書き入力され認識された1文字
目の文字に対して意味的につながりのある文字を2文字
目以降の手書き入力文字の第1の認識候補として表示さ
せ、スムーズな文字入力を行なうことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係わる手書き文字認識装置
の電子回路の構成を示すブロック図。
【図2】前記手書き文字認識装置の入力装置が重ねて設
けられた表示装置の表示画面を示す図。
【図3】前記手書き文字認識装置の記憶装置に備えられ
たデータ記憶部の内容を示す図。
【図4】前記手書き文字認識装置における記憶装置の辞
書データ記憶部に備えられる熟語辞書を示す図。
【図5】前記手書き文字認識装置における手書き入力処
理を示すフローチャート。
【図6】前記手書き文字認識装置の手書き入力処理に伴
なう漢字認識時対応処理を示すフローチャート。
【図7】前記手書き文字認識装置の手書き入力処理に伴
なう漢字認識後のひらがな認識時対応処理を示すフロー
チャート。
【図8】前記手書き文字認識装置の手書き入力処理に伴
なう辞書データ記憶部及び学習データ記憶部の参照状態
を示す図。
【符号の説明】
11 …制御装置(CPU)、 12 …入力装置(タブレット)、 12a…入力エリア、 13 …変換装置、 14 …記憶装置、 14a…ストローク記憶部、 14b…入力文字記憶部、 14c…辞書データ記憶部、 14d…学習データ記憶部、 14e…つながり一時記憶部、 15 …表示装置(表示画面)、 15a…出力エリア、 15b…候補表示エリア、 16 …認識装置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手書き入力データに基づいて辞書から対
    応する候補を選び出す手書き文字認識方法において、 単語、熟語を記憶している辞書を設け、 手書き入力データの第1の文字を認識したときにその認
    識文字で始まる前記辞書内の単語、熟語を指定し、 前記手書き入力データの第2以降の文字を認識したとき
    に、前記辞書内で指定された単語、熟語の並びに従って
    認識の候補の順番を適正化するようにしたことを特徴と
    する手書き文字認識方法。
  2. 【請求項2】 さらに、前記手書き入力データの認識文
    字に対応する単語、熟語が前記辞書内に存在しない場合
    には、当該認識された文字列を辞書に登録するようにし
    たことを特徴とする請求項1記載の手書き文字認識方
    法。
JP7279163A 1995-10-26 1995-10-26 手書き文字認識方法 Pending JPH09128491A (ja)

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