JPH0913010A - 防滑剤組成物 - Google Patents
防滑剤組成物Info
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- JPH0913010A JPH0913010A JP18789995A JP18789995A JPH0913010A JP H0913010 A JPH0913010 A JP H0913010A JP 18789995 A JP18789995 A JP 18789995A JP 18789995 A JP18789995 A JP 18789995A JP H0913010 A JPH0913010 A JP H0913010A
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- aqueous solution
- resin
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 防滑剤用樹脂の水溶液またはエマルジョン、
およびアルギン酸ナトリウムを含有してなる防滑剤組成
物。 【効果】 乾燥工程を必要とせず、塗布後直ちに荷を乗
せ、短い養生時間で左右のずれに対する強い剥離強度を
有し、かつ上下方向へは簡単に剥離し、しかも剥離表面
の紙破れ等を起こさない防滑剤組成物を提供することが
できる。
およびアルギン酸ナトリウムを含有してなる防滑剤組成
物。 【効果】 乾燥工程を必要とせず、塗布後直ちに荷を乗
せ、短い養生時間で左右のずれに対する強い剥離強度を
有し、かつ上下方向へは簡単に剥離し、しかも剥離表面
の紙破れ等を起こさない防滑剤組成物を提供することが
できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防滑剤組成物に関す
る。詳しくは、段ボール、段ボール箱、板紙、紙器、紙
袋等の荷崩れ防止等に有効な防滑剤組成物に関する。
る。詳しくは、段ボール、段ボール箱、板紙、紙器、紙
袋等の荷崩れ防止等に有効な防滑剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】現在では多種にわたる食料品や肥料その
他様々な工業製品等が、段ボール、カートン等の紙器ま
たは種々の紙袋でもって包装されて、輸送または多段積
みで保存されている。この包装物が、輸送時または保存
時に荷崩れや荷ずれをおこすため、中身の破損、荷崩れ
直しに人手がいる等の問題を引き起こしている。さらに
最近の紙及び板紙の多様化、特殊化に伴う各種紙用改良
添加剤の改良や抄紙技術の向上により、紙表面の平滑性
や光沢等の紙質が著しく向上しているその反面で、紙表
面の摩擦係数が低下し、以前にも増して滑りが起こり易
くなっており、荷崩れ等の問題はさらに深刻化してきて
いる。また、近年では、人件費高と人員削減から機械化
が進み、包装ラインの自動化、輸送ラインの効率化、さ
らには無人自動倉庫の発達と高速化に伴って、荷崩れは
もちろん、わずかな荷ずれの発生さえトラブルの対象と
なってきている。この様な状況にあって荷崩れ防止法の
開発は切に望まれている。
他様々な工業製品等が、段ボール、カートン等の紙器ま
たは種々の紙袋でもって包装されて、輸送または多段積
みで保存されている。この包装物が、輸送時または保存
時に荷崩れや荷ずれをおこすため、中身の破損、荷崩れ
直しに人手がいる等の問題を引き起こしている。さらに
最近の紙及び板紙の多様化、特殊化に伴う各種紙用改良
添加剤の改良や抄紙技術の向上により、紙表面の平滑性
や光沢等の紙質が著しく向上しているその反面で、紙表
面の摩擦係数が低下し、以前にも増して滑りが起こり易
くなっており、荷崩れ等の問題はさらに深刻化してきて
いる。また、近年では、人件費高と人員削減から機械化
が進み、包装ラインの自動化、輸送ラインの効率化、さ
らには無人自動倉庫の発達と高速化に伴って、荷崩れは
もちろん、わずかな荷ずれの発生さえトラブルの対象と
なってきている。この様な状況にあって荷崩れ防止法の
開発は切に望まれている。
【0003】従来、パレットに積まれた段ボールケー
ス、紙袋の荷崩れまたは荷ずれの防止方法としては、木
枠で固定したり、バンディングテープで縛ったり、シュ
リンクフィルムやシートで覆うような機械的な方法や、
上下の容器を接着剤で一時的に接着する方法、または容
器の表面に防滑性の荷崩れ防止剤(以下、防滑剤とい
う)を塗工する方法がある。
ス、紙袋の荷崩れまたは荷ずれの防止方法としては、木
枠で固定したり、バンディングテープで縛ったり、シュ
リンクフィルムやシートで覆うような機械的な方法や、
上下の容器を接着剤で一時的に接着する方法、または容
器の表面に防滑性の荷崩れ防止剤(以下、防滑剤とい
う)を塗工する方法がある。
【0004】しかし、機械的方法や接着する方法は、そ
の作業を荷積み作業と同時に行わなければならず、高速
作業が難しく、作業スペースや人手も必要となる。また
荷解きも煩雑で輸送の途中で積み荷の積み替えを行う場
合には、改めて何らかの荷崩れ防止加工を施さなければ
ならない。さらに機械的方法の場合には、荷解き後に不
用になる木枠、バンド、フィルムやシートの後始末も大
きな問題になっており、全体の物流コストを押し上げて
いる。さらにつけ加えるならば、バンド掛けしたような
ものでも、輸送途上での荷ずれや保管時のバンドのゆる
みなどが生じ、その効果は決して高いものではない。
の作業を荷積み作業と同時に行わなければならず、高速
作業が難しく、作業スペースや人手も必要となる。また
荷解きも煩雑で輸送の途中で積み荷の積み替えを行う場
合には、改めて何らかの荷崩れ防止加工を施さなければ
ならない。さらに機械的方法の場合には、荷解き後に不
用になる木枠、バンド、フィルムやシートの後始末も大
きな問題になっており、全体の物流コストを押し上げて
いる。さらにつけ加えるならば、バンド掛けしたような
ものでも、輸送途上での荷ずれや保管時のバンドのゆる
みなどが生じ、その効果は決して高いものではない。
【0005】また、接着する方法の場合には、荷解き時
に紙製容器の表面が傷付いたり、接着剤が表面に残るた
め、美観が要求される容器には適用できない。
に紙製容器の表面が傷付いたり、接着剤が表面に残るた
め、美観が要求される容器には適用できない。
【0006】以上のような点から荷崩れ防止法として容
器の表面に防滑剤を塗工する方法が注目されている。す
なわち、防滑剤の使用によれば、人手もかからず、バン
ディングテープで縛ったり、シュリンクフィルムやシー
トで覆うような方法に比べコストもかからず、また荷解
き後に不用になる木枠、バンド、フィルムやシート等の
廃棄物が出ないなど多くの問題点を解決できる。
器の表面に防滑剤を塗工する方法が注目されている。す
なわち、防滑剤の使用によれば、人手もかからず、バン
ディングテープで縛ったり、シュリンクフィルムやシー
トで覆うような方法に比べコストもかからず、また荷解
き後に不用になる木枠、バンド、フィルムやシート等の
廃棄物が出ないなど多くの問題点を解決できる。
【0007】こうした防滑剤としては、非粘着タイプ
(紙の表面に塗工後乾燥した状態において表面に微細な
凹凸を形成させ物理的に摩擦係数を向上させて防滑効果
を発揮するもの)、および粘着タイプ(紙の表面に塗工
後乾燥した状態においても粘着性を保持しており、この
粘着性でもって防滑効果を発揮するもの)のものが一般
的に使用されている。また、近年の包装、物流ラインシ
ステムの自動化、高速化に伴って、乾燥工程なしに使用
できる防滑剤に対する関心も大きくなってきている。
(紙の表面に塗工後乾燥した状態において表面に微細な
凹凸を形成させ物理的に摩擦係数を向上させて防滑効果
を発揮するもの)、および粘着タイプ(紙の表面に塗工
後乾燥した状態においても粘着性を保持しており、この
粘着性でもって防滑効果を発揮するもの)のものが一般
的に使用されている。また、近年の包装、物流ラインシ
ステムの自動化、高速化に伴って、乾燥工程なしに使用
できる防滑剤に対する関心も大きくなってきている。
【0008】粘着タイプの防滑剤としては、たとえば、
アクリル共重合体エマルジョンが多く用いられており、
適当な塗工手段で使用されている。また、エチレン/酢
酸ビニル系共重合体の固形樹脂は、加熱溶融して使用さ
れている。その他、アクリル/酢酸ビニル系共重合体、
石油樹脂、ロジン(またはそのロジン誘導体)等の粘接
着付与樹脂等も利用されている。しかしながら、これら
粘着タイプの防滑剤は基本的に乾燥工程を必要とするも
のが多く、未乾燥で使用する場合には剥離表面にタック
感が残存したり、接着力が強すぎて、左右のずれに対す
る剥離強度だけでなく上下の剥離強度までも高くなって
しまい、荷おろしなどの際に紙破れをおこし、包装紙の
美観を損ねる問題がある。また、こうした問題を回避す
るために、防滑剤を希釈して使用する場合には防滑効果
が十分でないうえに、防滑効果が発揮されるまでに必要
な養生時間も長くなり、作業スピードの低下の原因とな
る問題もある。
アクリル共重合体エマルジョンが多く用いられており、
適当な塗工手段で使用されている。また、エチレン/酢
酸ビニル系共重合体の固形樹脂は、加熱溶融して使用さ
れている。その他、アクリル/酢酸ビニル系共重合体、
石油樹脂、ロジン(またはそのロジン誘導体)等の粘接
着付与樹脂等も利用されている。しかしながら、これら
粘着タイプの防滑剤は基本的に乾燥工程を必要とするも
のが多く、未乾燥で使用する場合には剥離表面にタック
感が残存したり、接着力が強すぎて、左右のずれに対す
る剥離強度だけでなく上下の剥離強度までも高くなって
しまい、荷おろしなどの際に紙破れをおこし、包装紙の
美観を損ねる問題がある。また、こうした問題を回避す
るために、防滑剤を希釈して使用する場合には防滑効果
が十分でないうえに、防滑効果が発揮されるまでに必要
な養生時間も長くなり、作業スピードの低下の原因とな
る問題もある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は乾燥工程を必
要とせず、塗布後直ちに荷を乗せ、短い養生時間であっ
ても左右のずれに対する強い剥離強度を有し、かつ上下
方向へは簡単に剥離し、しかも剥離表面の紙破れ等を起
こさない程度の接着性を有する防滑剤組成物を提供する
ことを目的とする。
要とせず、塗布後直ちに荷を乗せ、短い養生時間であっ
ても左右のずれに対する強い剥離強度を有し、かつ上下
方向へは簡単に剥離し、しかも剥離表面の紙破れ等を起
こさない程度の接着性を有する防滑剤組成物を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者は前記課題を解
決すべく鋭意検討を重ねた結果、従来より防滑剤として
用いられている各種の樹脂に、アルギン酸ナトリウムを
配合してなる防滑剤組成物が、前記目的に合致している
ことを見出した。本発明はかかる新たな知見により完成
されたものである。
決すべく鋭意検討を重ねた結果、従来より防滑剤として
用いられている各種の樹脂に、アルギン酸ナトリウムを
配合してなる防滑剤組成物が、前記目的に合致している
ことを見出した。本発明はかかる新たな知見により完成
されたものである。
【0011】すなわち、本発明は、防滑剤用樹脂の水溶
液またはエマルジョン、およびアルギン酸ナトリウムを
含有してなる防滑剤組成物に関する。
液またはエマルジョン、およびアルギン酸ナトリウムを
含有してなる防滑剤組成物に関する。
【0012】本発明で用いる防滑剤用樹脂としては、従
来より防滑剤として用いられている各種の樹脂を使用で
きる。たとえば、防滑剤用樹脂としてはアクリル系共重
合体、エチレン/酢酸ビニル系共重合体、アクリル/酢
酸ビニル系共重合体、石油樹脂、ロジン(またはそのロ
ジン誘導体)、ポリビニルアルコール等があげられる。
また、防滑剤用樹脂の水溶液またはエマルジョンとは、
防滑剤用樹脂を公知の手段により水溶液またはエマルジ
ョンとして調製したものであり、当該水溶液またはエマ
ルジョンの粘度、濃度等は特に制限されず、防滑剤用樹
脂の有する微粘着・接着性能、水溶液またはエマルジョ
ンの希釈安定性を考慮して適宜に決定される。
来より防滑剤として用いられている各種の樹脂を使用で
きる。たとえば、防滑剤用樹脂としてはアクリル系共重
合体、エチレン/酢酸ビニル系共重合体、アクリル/酢
酸ビニル系共重合体、石油樹脂、ロジン(またはそのロ
ジン誘導体)、ポリビニルアルコール等があげられる。
また、防滑剤用樹脂の水溶液またはエマルジョンとは、
防滑剤用樹脂を公知の手段により水溶液またはエマルジ
ョンとして調製したものであり、当該水溶液またはエマ
ルジョンの粘度、濃度等は特に制限されず、防滑剤用樹
脂の有する微粘着・接着性能、水溶液またはエマルジョ
ンの希釈安定性を考慮して適宜に決定される。
【0013】また、本発明で使用される防滑剤用樹脂
は、防滑剤として機能する樹脂であれば特に限定はない
が、Tgが−50℃〜100℃程度であるのが好まし
い。Tgが−50℃以下の樹脂を使用した場合は粘・接
着力が強くなりすぎて剥離の際に紙破れを起こし易く、
また剥離表面にタック感が残る場合があり、あまり好ま
しくない。Tgが100℃以上の樹脂を使用した場合は
タック感はないが樹脂成分に柔軟性がなくなり接着部分
が脆い場合や、接着部分が堅すぎて紙破れを起こす場合
などがあり、あまり好ましくない。
は、防滑剤として機能する樹脂であれば特に限定はない
が、Tgが−50℃〜100℃程度であるのが好まし
い。Tgが−50℃以下の樹脂を使用した場合は粘・接
着力が強くなりすぎて剥離の際に紙破れを起こし易く、
また剥離表面にタック感が残る場合があり、あまり好ま
しくない。Tgが100℃以上の樹脂を使用した場合は
タック感はないが樹脂成分に柔軟性がなくなり接着部分
が脆い場合や、接着部分が堅すぎて紙破れを起こす場合
などがあり、あまり好ましくない。
【0014】さらに付け加えるならば本発明で使用され
る防滑剤用樹脂は、剥離性能の面から、造膜温度が常温
程度またはそれ以下であるのが好ましい。
る防滑剤用樹脂は、剥離性能の面から、造膜温度が常温
程度またはそれ以下であるのが好ましい。
【0015】本発明の防滑剤組成物は、前記防滑剤用樹
脂の水溶液またはエマルジョンにアルギン酸ナトリウム
を配合してなるものである。アルギン酸ナトリウムは特
に限定されるものではないが、規格粘度(1重量%水溶
液)が通常、10〜2000cps程度合のものが好ま
しい。規格粘度が10cpsに満たない場合または20
00cpsを越える場合にも使用できないわけではない
が、10cps以下では防滑剤組成物の造膜性が劣り、
防滑剤組成物の使用量を増加する必要があり、2000
cps以上では溶液粘度が高くなり作業効率が低下する
のであまり好ましくはない。
脂の水溶液またはエマルジョンにアルギン酸ナトリウム
を配合してなるものである。アルギン酸ナトリウムは特
に限定されるものではないが、規格粘度(1重量%水溶
液)が通常、10〜2000cps程度合のものが好ま
しい。規格粘度が10cpsに満たない場合または20
00cpsを越える場合にも使用できないわけではない
が、10cps以下では防滑剤組成物の造膜性が劣り、
防滑剤組成物の使用量を増加する必要があり、2000
cps以上では溶液粘度が高くなり作業効率が低下する
のであまり好ましくはない。
【0016】また、アルギン酸ナトリウムの使用量は、
防滑剤用樹脂の固形分100重量部に対して、固形分で
1〜10000重量部程度とするのがよい。1重量部以
下では防滑剤用樹脂の微粘着・接着効果が強くなりすぎ
て剥離の際に紙破れを生じてしまうので好ましくない。
また10000重量部以上では逆に水性樹脂の微粘着・
接着効果が弱くなりすぎて左右のずれに対する十分な強
度がなくなるので好ましくない。なお、アルギン酸ナト
リウムの水溶液はかなり高粘度になるため、当該水溶液
を単独で使用する場合には紙破れや、作業性等が低下す
る問題がある。さらにはアルギン酸ナトリウムは海草類
から抽出される天然の高分子のため、水溶液にした場合
には腐食の問題や、経日的分解による粘度の低下等の保
存安定性に問題があるため単独で使用するには適さな
い。
防滑剤用樹脂の固形分100重量部に対して、固形分で
1〜10000重量部程度とするのがよい。1重量部以
下では防滑剤用樹脂の微粘着・接着効果が強くなりすぎ
て剥離の際に紙破れを生じてしまうので好ましくない。
また10000重量部以上では逆に水性樹脂の微粘着・
接着効果が弱くなりすぎて左右のずれに対する十分な強
度がなくなるので好ましくない。なお、アルギン酸ナト
リウムの水溶液はかなり高粘度になるため、当該水溶液
を単独で使用する場合には紙破れや、作業性等が低下す
る問題がある。さらにはアルギン酸ナトリウムは海草類
から抽出される天然の高分子のため、水溶液にした場合
には腐食の問題や、経日的分解による粘度の低下等の保
存安定性に問題があるため単独で使用するには適さな
い。
【0017】本発明の防滑剤組成物の調製は、防滑剤用
樹脂の水溶液またはエマルジョンとアルギン酸ナトリウ
ムが充分均一になる方法であれば混合順序および混合方
法は特に制限はない。通常は、常温で適当な所定の粘度
になるよう一括仕込み、分割仕込み、滴下仕込みなどの
方法で仕込んだ後、充分に撹拌する方法によればよい。
なお、本発明の防滑剤組成物の調製は、適宜に水を加
え、1〜40重量%程度の濃度において10〜5000
cps程度に調製するのが好ましい。
樹脂の水溶液またはエマルジョンとアルギン酸ナトリウ
ムが充分均一になる方法であれば混合順序および混合方
法は特に制限はない。通常は、常温で適当な所定の粘度
になるよう一括仕込み、分割仕込み、滴下仕込みなどの
方法で仕込んだ後、充分に撹拌する方法によればよい。
なお、本発明の防滑剤組成物の調製は、適宜に水を加
え、1〜40重量%程度の濃度において10〜5000
cps程度に調製するのが好ましい。
【0018】さらに、本発明の防滑剤組成物には必要に
応じて、コロイダルシリカやアルミナゾル等の無機物水
溶液、乳化剤、澱粉(またはその誘導体)、顔料、顔料
分散剤、増粘剤、造膜助剤、防腐剤、消泡剤等の如き慣
用の添加剤をも混合することができる。また、本発明の
防滑剤組成物には、メチルソロソルブアセテート、エチ
ルセロソルブ、ブチルセロソルブ、メチルカルビトー
ル、エチルカルビトール、ブチルカルビトール、カルビ
トールアセテート等の多価アルコールの誘導体を造膜助
剤として添加してもよい。
応じて、コロイダルシリカやアルミナゾル等の無機物水
溶液、乳化剤、澱粉(またはその誘導体)、顔料、顔料
分散剤、増粘剤、造膜助剤、防腐剤、消泡剤等の如き慣
用の添加剤をも混合することができる。また、本発明の
防滑剤組成物には、メチルソロソルブアセテート、エチ
ルセロソルブ、ブチルセロソルブ、メチルカルビトー
ル、エチルカルビトール、ブチルカルビトール、カルビ
トールアセテート等の多価アルコールの誘導体を造膜助
剤として添加してもよい。
【0019】なお、本発明の防滑剤組成物の塗工方法と
してはスプレー、ワイヤーバー、ブレードコーター、エ
アナイフコーター、ロールコーター等を採用できる。ま
た、防滑剤組成物の被塗物としては、段ボール、カート
ン、段ボール箱、板紙、紙器、紙袋、ポリエチレン袋等
があげられる。
してはスプレー、ワイヤーバー、ブレードコーター、エ
アナイフコーター、ロールコーター等を採用できる。ま
た、防滑剤組成物の被塗物としては、段ボール、カート
ン、段ボール箱、板紙、紙器、紙袋、ポリエチレン袋等
があげられる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、乾燥工程を必要とせ
ず、塗布後直ちに荷を乗せ、短い養生時間で左右のずれ
に対する強い剥離強度を有し、かつ上下方向へは簡単に
剥離し、しかも剥離表面の紙破れ等を起こさない防滑剤
組成物を提供することができる。本発明の防滑剤組成物
が、このように優れた効果を奏するのは、一種の造膜剤
として用いるアルギン酸ナトリウムが微粘着・接着剤の
紙への浸透を抑えながら微粘着・接着性能を造膜表面で
維持させていることにより、左右方向への強い剥離強度
を付与する一方で、上下方向へは弱い剥離強度しか付与
しないため簡単に剥がせることができ、しかも剥離時の
紙破れを抑えることができたものと考えられる。かかる
防滑剤組成物は特に接着タイプとして有用である。
ず、塗布後直ちに荷を乗せ、短い養生時間で左右のずれ
に対する強い剥離強度を有し、かつ上下方向へは簡単に
剥離し、しかも剥離表面の紙破れ等を起こさない防滑剤
組成物を提供することができる。本発明の防滑剤組成物
が、このように優れた効果を奏するのは、一種の造膜剤
として用いるアルギン酸ナトリウムが微粘着・接着剤の
紙への浸透を抑えながら微粘着・接着性能を造膜表面で
維持させていることにより、左右方向への強い剥離強度
を付与する一方で、上下方向へは弱い剥離強度しか付与
しないため簡単に剥がせることができ、しかも剥離時の
紙破れを抑えることができたものと考えられる。かかる
防滑剤組成物は特に接着タイプとして有用である。
【0021】
【実施例】以下に、実施例および比較例をあげて、本発
明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれら実施例
に限定されるものではない。尚、各例中の%は重量基準
である。
明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれら実施例
に限定されるものではない。尚、各例中の%は重量基準
である。
【0022】実施例1 撹拌機および還流冷却器を備えた反応容器に水400g
を仕込み、常温で撹拌しながらアクリル系エマルジョン
(商品名モビニール9000、Tg=27℃、最低造膜
温度30℃、不揮発分43%、ヘキスト合成株式会社
製)100g、アルギン酸ナトリウム(商品名アルギテ
ックス Grade LL、君津化学株式会社製)10.5g
を仕込み溶解させ水溶液として防滑剤組成物を得た。不
揮発分は10%で1100cpsあった。
を仕込み、常温で撹拌しながらアクリル系エマルジョン
(商品名モビニール9000、Tg=27℃、最低造膜
温度30℃、不揮発分43%、ヘキスト合成株式会社
製)100g、アルギン酸ナトリウム(商品名アルギテ
ックス Grade LL、君津化学株式会社製)10.5g
を仕込み溶解させ水溶液として防滑剤組成物を得た。不
揮発分は10%で1100cpsあった。
【0023】実施例2 実施例1において、アクリル系エマルジョンに代えてコ
ロイダルシリカ複合体エマルジョン(商品名モビニール
8020、Tg=−17℃、最低造膜温度0℃以下、不
揮発分43%、ヘキスト合成株式会社製)を使用した以
外は実施例1と同様に行い防滑剤組成物を得た。不揮発
分は11%で1000cpsあった。
ロイダルシリカ複合体エマルジョン(商品名モビニール
8020、Tg=−17℃、最低造膜温度0℃以下、不
揮発分43%、ヘキスト合成株式会社製)を使用した以
外は実施例1と同様に行い防滑剤組成物を得た。不揮発
分は11%で1000cpsあった。
【0024】実施例3 撹拌機、還流冷却器、窒素ガス導入管、モノマー滴下ロ
ート及び温度計を備えた反応容器に水537gを仕込
み、常温で撹拌しながらアルギン酸ナトリウム(商品名
アルギテックス Grade M 君津化学株式会社製)2.
51g、重合度300のポリビニルアルコール9.38
g及び澱粉グリコール酸ナトリウム(商品名SOLVI
TOSE、C5F、AVEBE製)0.63gを仕込み
溶解させ水溶液として防滑剤組成物を得た。不揮発分は
2.3%で60cpsあった。
ート及び温度計を備えた反応容器に水537gを仕込
み、常温で撹拌しながらアルギン酸ナトリウム(商品名
アルギテックス Grade M 君津化学株式会社製)2.
51g、重合度300のポリビニルアルコール9.38
g及び澱粉グリコール酸ナトリウム(商品名SOLVI
TOSE、C5F、AVEBE製)0.63gを仕込み
溶解させ水溶液として防滑剤組成物を得た。不揮発分は
2.3%で60cpsあった。
【0025】比較例1〜3 実施例1〜3において、アルギン酸ナトリウムを使用し
なかった以外は、実施例1〜3と同様にして防滑剤組成
物を得た。なお、不揮発分は、実施例1〜3の防滑剤組
成物と同様になるように調整した。
なかった以外は、実施例1〜3と同様にして防滑剤組成
物を得た。なお、不揮発分は、実施例1〜3の防滑剤組
成物と同様になるように調整した。
【0026】実施例1〜3及び比較例1〜3で得られた
防滑剤組成物は以下の方法で性能評価を行った。
防滑剤組成物は以下の方法で性能評価を行った。
【0027】(防滑性能)段ボール紙に、防滑剤組成物
を噴霧器により70g(水溶液としての防滑剤組成物の
重量)/m2 の割合で均一に噴霧した。この上に未噴霧
の段ボール紙を重ね合わせ50kg/m2 の荷重を15
分間かけて評価試料を作成した。この評価試料を両手で
左右の剥離強度及び上下の剥離強度、さらに剥離後の段
ボール表面の状態を以下の基準で評価した。結果を表1
に示す。 (i)左右の剥離強度 ○:強い力で引っ張っても剥がれない。 △:少し力を強くすれば剥がれる。 ×:簡単に剥がれる。 (ii)上下の剥離強度 ○:簡単に剥がれる △:少し力を強くすれば剥がれる。 ×:強い力で引っ張っても剥がれない。 (iii)剥離時の紙破れ ◎:全くない。 ○:張り合わせ面積の10%未満で紙破れが生じる。 △:張り合わせ面積の10〜50%で紙破れが生じる。 ×:張り合わせ面積の50%を越える紙破れが生じる。
を噴霧器により70g(水溶液としての防滑剤組成物の
重量)/m2 の割合で均一に噴霧した。この上に未噴霧
の段ボール紙を重ね合わせ50kg/m2 の荷重を15
分間かけて評価試料を作成した。この評価試料を両手で
左右の剥離強度及び上下の剥離強度、さらに剥離後の段
ボール表面の状態を以下の基準で評価した。結果を表1
に示す。 (i)左右の剥離強度 ○:強い力で引っ張っても剥がれない。 △:少し力を強くすれば剥がれる。 ×:簡単に剥がれる。 (ii)上下の剥離強度 ○:簡単に剥がれる △:少し力を強くすれば剥がれる。 ×:強い力で引っ張っても剥がれない。 (iii)剥離時の紙破れ ◎:全くない。 ○:張り合わせ面積の10%未満で紙破れが生じる。 △:張り合わせ面積の10〜50%で紙破れが生じる。 ×:張り合わせ面積の50%を越える紙破れが生じる。
【0028】
【表1】
【0029】(注)は剥離表面が樹脂で白くなっている
ことをいう。比較例4は、濃度1.5重量%、粘度10
00cpsに調製したアルギン酸ナトリウムの水溶液の
みを使用した場合の例である。
ことをいう。比較例4は、濃度1.5重量%、粘度10
00cpsに調製したアルギン酸ナトリウムの水溶液の
みを使用した場合の例である。
【0030】表1から、本発明の防滑剤組成物によれば
左右の剥離力を維持し、かつ上下方向には簡単に剥が
れ、段ボール等の基材の破損も生じないことが認められ
る。
左右の剥離力を維持し、かつ上下方向には簡単に剥が
れ、段ボール等の基材の破損も生じないことが認められ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 101/12 C08L 101/12
Claims (1)
- 【請求項1】 防滑剤用樹脂の水溶液またはエマルジョ
ン、およびアルギン酸ナトリウムを含有してなる防滑剤
組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18789995A JPH0913010A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 防滑剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18789995A JPH0913010A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 防滑剤組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0913010A true JPH0913010A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=16214150
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18789995A Pending JPH0913010A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 防滑剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0913010A (ja) |
-
1995
- 1995-06-30 JP JP18789995A patent/JPH0913010A/ja active Pending
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