JPH09131960A - 転写シートと転写シートを用いた化粧板とその製造方法 - Google Patents
転写シートと転写シートを用いた化粧板とその製造方法Info
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- JPH09131960A JPH09131960A JP29413595A JP29413595A JPH09131960A JP H09131960 A JPH09131960 A JP H09131960A JP 29413595 A JP29413595 A JP 29413595A JP 29413595 A JP29413595 A JP 29413595A JP H09131960 A JPH09131960 A JP H09131960A
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Abstract
絵柄を効率よく設けた化粧板、およびその製造方法、並
びにそれに用いられる転写シートを提供することにあ
る。 【解決手段】転写シートのシーラー層と樹脂系が同じで
あるポリイソシアネート硬化型エナメル樹脂ベースコー
トを塗布した化粧板基材表面に、前記転写シートのシー
ラー層が接するように設置し、熱圧着により絵柄層を転
写した後、この絵柄層を保護するトップコート層を形成
する。
Description
に、意匠性の高い絵柄を効率よく設けた化粧板及びその
製造方法、並びにこれに使用する転写シートに関するも
のである。
種化粧板が使用されているが、近年高級化、高い意匠性
を求める傾向と共に、表面に絵柄を設けた製品が好まれ
るようになってきた。表面に絵柄を施す方法として、化
粧板基材に複数色の塗料を塗装する、砂をまく、絵柄を
印刷したシートを表面にラミネートする等があるが、そ
の他に弾性体または塑性体による転写方式がある。
てポリイソシアネート硬化型エナメル樹脂を用いた場
合、絵柄層を化粧板基材表面に転写する際、ベースコー
ト樹脂の軟化点程度の熱が前記ベースコート層に伝わら
ないと、転写性が低下したり、密着性が不足する問題が
あった。特に密着性が低い場合、住宅の内装や外装に化
粧板が施工された後に、気温変化による熱収縮の繰り返
しなどにより、日数の経過と共に層間剥離し耐久性に問
題が生じることがあった。
質、構成があり適宜選択すればよいが、コスト、絵柄層
との離型性等によりポリプロピレン(PP)ラミネート
紙、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂フィル
ム、ポリ塩化ビニル(PVC)樹脂フィルム等が広く用
いられてきた。しかし、シリコーン等の弾性体ローラ等
による転写において、転写シートを介して熱がベースコ
ート層に伝達されるため伝達温度が低下し、転写性、密
着性を維持した状態で転写速度を上げることが困難であ
った。
ような従来の欠点を補い、化粧板基材に対して、意匠性
の高い絵柄を効率よく設けた化粧板、およびその製造方
法、並びにそれに用いられる転写シートを提供すること
にある。
に、まず第1の発明の転写シートは、基体シートに絵柄
層を剥離可能に設け、さらにシーラー層を設けた転写シ
ートにおいて、前記シーラー層がポリイソシアネート硬
化型樹脂と反応する官能基を含むものであることを特徴
とする。
樹脂系が同じであるポリイソシアネート硬化型エナメル
樹脂ベースコートを設けた化粧板基材表面に、前記転写
シートのシーラー層が接するように載置し絵柄層を転写
し、この絵柄層を保護するトップコート層を設けたこと
を特徴とする。
ーラー層と樹脂系が同じであるポリイソシアネート硬化
型エナメル樹脂ベースコートを塗布してなる化粧板基材
表面に、前記転写シートのシーラー層が接するように載
置し、表面を140〜160℃に加熱した弾性体ロール
により熱圧着し絵柄層を転写した後、この絵柄層を保護
する透明なトップコート層を形成してなることを特徴と
する。
明する。図1に転写シートの断面構成の一例を示す。転
写熱圧時の絵柄層の転写性、密着性を向上させるため
に、転写シートの基体シート1、離型可能に設けられた
絵柄層2、シーラー層3を順次設けた構成において、こ
のシーラー層がポリイソシアネート樹脂と反応する官能
基を含むものである。
ンテレフタレート樹脂フィルム、PPラミ紙、ポリ塩化
ビニル樹脂フィルムなどが用いられるが、化粧板基材の
表面凹凸の程度および転写条件との兼ね合いにより適宜
選択すればよい。
スクリーン印刷等の方法で印刷される。使用するインキ
のバインダーは最終製品の耐久性等を考慮して決定され
る。また、絵柄層の離型性を得るために、転写シートに
剥離層または離型層を設けることも可能である。
板基材5に、シーラー層側が接するように転写シート6
を載置し、加熱された弾性体ロール7を用いて熱圧着
し、その後転写シートの基体シート1を剥離し、絵柄層
3を転写している状態を示すものである。ベースコート
は、イソシアネート硬化型エナメル樹脂を用い、転写後
の絵柄層との調和により着色を選択すればよい。
板、石綿セメント板、ケイ酸カルシューム板、ケイ酸マ
グネシューム板、木片セメント板等をもちいることがで
きる。
くとも可能であり、材質としてはシリコンが主に使用さ
れるが、その他にネオプレン、SBRが使用でき、また
塑性体も用いることも可能である。
高い化粧板が得られる。また、この上から表面保護のた
めにクリヤー塗装を施すことが好ましい。
脂と反応する官能基を含むシーラー層を設けて、また基
材のベースコートとしてこのシーラー層と同種の樹脂を
設けることにより、伝達される表面温度が初期に加熱さ
れた弾性体ロールの温度より低くなっても、転写時に絵
柄層の高い初期密着性が得られると共に、転写性、密着
性を維持した状態で転写速度をあげることが可能とな
る。
転写シートは、50g/m2 のPPラミ紙に、離型可能
なアクリル樹脂をバインダーとするインキ、続いてシー
ラー層として透明なアクリルポリオール樹脂をグラビア
法により印刷して転写シートを得た。
ート板を用い、表面を除塵、シーラー処理をした。この
表面に顔料として酸化チタンを添加した白色に着色され
たイソシアネート硬化型ウレタン樹脂エナメルベースコ
ートをエアースプレーにて、80g/m2 に塗布し、8
0℃のオーブンで5分間乾燥した。なお、前記ベースコ
ートのポリオール成分は、転写シートのシーラー層に用
いた樹脂と同一のものを用いた。
前記転写シートを載せ、150℃に加熱された表面硬度
が40度のシリコンで形成されたロールを用いて転写し
た。転写速度は10m/min、圧力は20kg/cm
とした。転写シートの基体シートを剥離後、表面に保護
層としてアクリルウレタン樹脂系のトップコートをエア
ースプレーにて塗装した。塗布量は120g/m2 に塗
布し、80℃のオーブンで15分間乾燥した。
匠性の高いものであった。また、ポリイソシアネート樹
脂と反応するシーラー層が設けられいない転写シートを
用いて作成された化粧板に比較し、耐熱サイクル性、耐
水性、耐温水性、耐候性などの耐久性が優っていた。
にポリイソシアネート樹脂と反応する官能基を含むシー
ラー層を設け、また基材のベースコートとしてこのシー
ラー層と同種の樹脂を用いるため、転写時に絵柄層の高
い初期密着性が得られると共に、転写性、密着性を維持
した状態で転写速度をあげることが可能となる。また、
密着性が高いため化粧板の耐久性が向上する。以上によ
り速い転写速度で、高耐久性を有し、意匠性の高い絵柄
を効率よく設けた化粧板が得られる等の優れた効果を奏
する。
ある。
着により転写している状態を示す説明図である。
Claims (3)
- 【請求項1】基体シートに絵柄層を剥離可能に設け、さ
らにシーラー層を設けた転写シートにおいて、前記シー
ラー層がポリイソシアネート硬化型樹脂と反応する官能
基を含むものであることを特徴とする転写シート。 - 【請求項2】基体シートに絵柄層を剥離可能に設け、さ
らにシーラー層を設けた転写シートの、該シーラー層と
樹脂系が同じであるポリイソシアネート硬化型エナメル
樹脂ベースコートを設けた化粧板基材表面に、前記転写
シートのシーラー層が接するように載置し絵柄層を転写
し、この絵柄層を保護するトップコート層を設けたこと
を特徴とする化粧板。 - 【請求項3】基体シートに絵柄層を剥離可能に設け、さ
らにシーラー層を設けた転写シートの、該シーラー層と
樹脂系が同じであるポリイソシアネート硬化型エナメル
樹脂ベースコートを塗布してなる化粧板基材表面に、前
記転写シートのシーラー層が接するように載置し、表面
が加熱された弾性体により熱圧着し絵柄層を転写した
後、この絵柄層を保護する透明なトップコート層を形成
してなることを特徴とする化粧板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29413595A JPH09131960A (ja) | 1995-11-13 | 1995-11-13 | 転写シートと転写シートを用いた化粧板とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29413595A JPH09131960A (ja) | 1995-11-13 | 1995-11-13 | 転写シートと転写シートを用いた化粧板とその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09131960A true JPH09131960A (ja) | 1997-05-20 |
Family
ID=17803765
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29413595A Pending JPH09131960A (ja) | 1995-11-13 | 1995-11-13 | 転写シートと転写シートを用いた化粧板とその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09131960A (ja) |
-
1995
- 1995-11-13 JP JP29413595A patent/JPH09131960A/ja active Pending
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Legal Events
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