JPH09132797A - 黴汚れ洗浄剤組成物 - Google Patents
黴汚れ洗浄剤組成物Info
- Publication number
- JPH09132797A JPH09132797A JP7288300A JP28830095A JPH09132797A JP H09132797 A JPH09132797 A JP H09132797A JP 7288300 A JP7288300 A JP 7288300A JP 28830095 A JP28830095 A JP 28830095A JP H09132797 A JPH09132797 A JP H09132797A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- mold
- hydrogen peroxide
- cleaning composition
- composition according
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Detergent Compositions (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 身体および環境への影響がなく、また塩素ガ
スの発生もなく安全に使用することができ、しかも効果
が極めて高い黴汚れ洗浄剤組成物を提供する。 【解決手段】 (a)過酸化水素、アルカリ金属炭酸塩の
過酸化水素付加物および過ほう酸塩よりなる群から選ば
れた少なくとも一つの化合物と、(b)周期律表第3族な
いし第12族よりなる群から選ばれた金属と多座配位子
との錯体、を含有することを特徴とする黴汚れ洗浄剤組
成物。
スの発生もなく安全に使用することができ、しかも効果
が極めて高い黴汚れ洗浄剤組成物を提供する。 【解決手段】 (a)過酸化水素、アルカリ金属炭酸塩の
過酸化水素付加物および過ほう酸塩よりなる群から選ば
れた少なくとも一つの化合物と、(b)周期律表第3族な
いし第12族よりなる群から選ばれた金属と多座配位子
との錯体、を含有することを特徴とする黴汚れ洗浄剤組
成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な黴汚れ洗浄
剤に関する。
剤に関する。
【0002】
【従来の技術】浴室内のタイル表面、タイルの目地およ
び天井、もしくは台所の流しの落しおよび三角コーナー
等水分との接触が多い所または湿気の多い所、さらには
屋内の床板、畳および家具等でも比較的湿度の高い所
は、黒黴が発生する。これらの黒黴に起因する汚れを洗
浄する際、界面活性剤を主成分とした洗剤やクレンザー
を用いても黴汚れはなかなか除去し難い。通常これらの
黴汚れの除去には次亜塩素酸塩を主成分とする黴汚れ洗
浄剤が使われている。しかしながら、次亜塩素酸塩は高
濃度の苛性ソーダを含む水溶液中では常温下で安定して
いるものの、苛性ソーダの濃度が低くなったり、温度が
高くなると分解して有毒な塩素ガスが発生する。また、
このアルカリ性の洗浄剤を誤って酸性の洗浄剤と混合し
てしまった場合も、中和反応によって次亜塩素酸塩が分
解し、塩素ガスが発生する。事実、次亜塩素酸塩系黴汚
れ洗浄剤の使用中、塩素ガスの発生による事故が報告さ
れているのは周知のとおりである。さらに、次亜塩素酸
塩を主成分とする黴汚れ洗浄剤は、特有の塩素系の臭い
が強いため、浴室等の狭い部屋で使用するには抵抗があ
る。
び天井、もしくは台所の流しの落しおよび三角コーナー
等水分との接触が多い所または湿気の多い所、さらには
屋内の床板、畳および家具等でも比較的湿度の高い所
は、黒黴が発生する。これらの黒黴に起因する汚れを洗
浄する際、界面活性剤を主成分とした洗剤やクレンザー
を用いても黴汚れはなかなか除去し難い。通常これらの
黴汚れの除去には次亜塩素酸塩を主成分とする黴汚れ洗
浄剤が使われている。しかしながら、次亜塩素酸塩は高
濃度の苛性ソーダを含む水溶液中では常温下で安定して
いるものの、苛性ソーダの濃度が低くなったり、温度が
高くなると分解して有毒な塩素ガスが発生する。また、
このアルカリ性の洗浄剤を誤って酸性の洗浄剤と混合し
てしまった場合も、中和反応によって次亜塩素酸塩が分
解し、塩素ガスが発生する。事実、次亜塩素酸塩系黴汚
れ洗浄剤の使用中、塩素ガスの発生による事故が報告さ
れているのは周知のとおりである。さらに、次亜塩素酸
塩を主成分とする黴汚れ洗浄剤は、特有の塩素系の臭い
が強いため、浴室等の狭い部屋で使用するには抵抗があ
る。
【0003】このため、近年非塩素系の黴汚れ洗浄剤が
検討されている。例えば、特開昭60−1299には、
ペルオキシ硫酸水素塩とともに、無機過酸化物を含有す
る黴取り剤が開示されており、また特開昭60−233
200には、ペルオキシ硫酸水素塩とともに、無機塩化
物とマグネシウム化合物または銅化合物を含有する黴取
り剤が開示されている。しかしながらペルオキシ硫酸水
素塩は、可燃物と接触すると激しく反応して発火する危
険性があり実用的とは言えず、よってより穏和な酸化剤
である過酸化水素化合物の利用が種々検討されている。
検討されている。例えば、特開昭60−1299には、
ペルオキシ硫酸水素塩とともに、無機過酸化物を含有す
る黴取り剤が開示されており、また特開昭60−233
200には、ペルオキシ硫酸水素塩とともに、無機塩化
物とマグネシウム化合物または銅化合物を含有する黴取
り剤が開示されている。しかしながらペルオキシ硫酸水
素塩は、可燃物と接触すると激しく反応して発火する危
険性があり実用的とは言えず、よってより穏和な酸化剤
である過酸化水素化合物の利用が種々検討されている。
【0004】例えば特開昭59−164400には、過
酸化水素、ある種の有機酸、ある種の界面活性剤および
水を含有する弱酸性液体洗浄剤が黴除去に有効であるこ
とを開示しており、その他、ビニル系の合成ポリマー等
の有機ポリマー(特開昭61−158907)、非晶質
シリカ(特開昭61−159496)、炭素数8〜18
の無水飽和脂肪酸(特開昭62−1795)、および水
溶性または水分散性のアクリロニトリルホモポリマーま
たはアクリロニトリルとアクリロニトリルと共重合可能
なモノマーの1種または2種以上とのコポリマー(特開
昭62−72798)と、過酸化水素等の過酸化物とを
含有する黴汚れ洗浄剤が開示されている。このように、
過酸化物と種々の添加剤とを含有する黴汚れ洗浄剤がい
くつか検討されているが、何れも黴汚れ除去効果は充分
なものではなく、未だ実用化されるに至っていない。
酸化水素、ある種の有機酸、ある種の界面活性剤および
水を含有する弱酸性液体洗浄剤が黴除去に有効であるこ
とを開示しており、その他、ビニル系の合成ポリマー等
の有機ポリマー(特開昭61−158907)、非晶質
シリカ(特開昭61−159496)、炭素数8〜18
の無水飽和脂肪酸(特開昭62−1795)、および水
溶性または水分散性のアクリロニトリルホモポリマーま
たはアクリロニトリルとアクリロニトリルと共重合可能
なモノマーの1種または2種以上とのコポリマー(特開
昭62−72798)と、過酸化水素等の過酸化物とを
含有する黴汚れ洗浄剤が開示されている。このように、
過酸化物と種々の添加剤とを含有する黴汚れ洗浄剤がい
くつか検討されているが、何れも黴汚れ除去効果は充分
なものではなく、未だ実用化されるに至っていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、有毒な塩素
ガスの発生がなく、よって安全性に優れ、かつ効果の高
い黴汚れ洗浄剤の提供を目的とするものである。
ガスの発生がなく、よって安全性に優れ、かつ効果の高
い黴汚れ洗浄剤の提供を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、これらの
課題を達成すべく鋭意検討を重ねた結果、過酸化水素、
アルカリ金属炭酸塩の過酸化水素付加物および過ほう酸
塩よりなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物と、
周期律表第3族ないし第12族よりなる群から選ばれた
金属と多座配位子との錯体、とを含有する組成物が、黴
の汚れ除去に対し非常に効率的であることを見いだし、
本発明を完成するに至った。
課題を達成すべく鋭意検討を重ねた結果、過酸化水素、
アルカリ金属炭酸塩の過酸化水素付加物および過ほう酸
塩よりなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物と、
周期律表第3族ないし第12族よりなる群から選ばれた
金属と多座配位子との錯体、とを含有する組成物が、黴
の汚れ除去に対し非常に効率的であることを見いだし、
本発明を完成するに至った。
【0007】即ち、本発明は、(a)過酸化水素、アルカ
リ金属炭酸塩の過酸化水素付加物および過ほう酸塩より
なる群から選ばれた少なくとも一つの化合物と、(b)周
期律表第3族ないし第12族よりなる群から選ばれた金
属と多座配位子との錯体、を含有することを特徴とする
黴汚れ洗浄剤組成物を提供するものである。
リ金属炭酸塩の過酸化水素付加物および過ほう酸塩より
なる群から選ばれた少なくとも一つの化合物と、(b)周
期律表第3族ないし第12族よりなる群から選ばれた金
属と多座配位子との錯体、を含有することを特徴とする
黴汚れ洗浄剤組成物を提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明における主成分の一つであ
る(a)過酸化水素、アルカリ金属炭酸塩の過酸化水素付
加物および過ほう酸塩よりなる群から選ばれた少なくと
も一つの化合物は、それぞれ単独で用いても、またはこ
れらを組み合わせて用いてもよい。具体的には、過酸化
水素の他、アルカリ金属炭酸塩の過酸化水素付加物とし
ては、例えば炭酸ナトリウム過酸化水素付加物または炭
酸カリウム過酸化水素付加物等が挙げられ、また過ほう
酸塩としては、例えば過ほう酸ナトリウム、過ほう酸ナ
トリウム一水和物または過ほう酸ナトリウム四水和物等
が挙げられる。
る(a)過酸化水素、アルカリ金属炭酸塩の過酸化水素付
加物および過ほう酸塩よりなる群から選ばれた少なくと
も一つの化合物は、それぞれ単独で用いても、またはこ
れらを組み合わせて用いてもよい。具体的には、過酸化
水素の他、アルカリ金属炭酸塩の過酸化水素付加物とし
ては、例えば炭酸ナトリウム過酸化水素付加物または炭
酸カリウム過酸化水素付加物等が挙げられ、また過ほう
酸塩としては、例えば過ほう酸ナトリウム、過ほう酸ナ
トリウム一水和物または過ほう酸ナトリウム四水和物等
が挙げられる。
【0009】これら(a)過酸化水素、アルカリ金属炭酸
塩の過酸化水素付加物および過ほう酸塩よりなる群から
選ばれた少なくとも一つの化合物は、純品をそのまま使
用することができるが、水やアルコール等の溶剤の溶液
として使用することが好ましく、特に水溶液として使用
することが好ましい。また、これら(a)過酸化水素、ア
ルカリ金属炭酸塩の過酸化水素付加物および過ほう酸塩
よりなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物(以後
(a)成分と略称する。)は、組成物中に含まれる有効酸
素の全濃度として0.0001ないし20重量%となる
よう配合されるのが好ましく、更に好ましくは0.00
1ないし10重量%の範囲である。
塩の過酸化水素付加物および過ほう酸塩よりなる群から
選ばれた少なくとも一つの化合物は、純品をそのまま使
用することができるが、水やアルコール等の溶剤の溶液
として使用することが好ましく、特に水溶液として使用
することが好ましい。また、これら(a)過酸化水素、ア
ルカリ金属炭酸塩の過酸化水素付加物および過ほう酸塩
よりなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物(以後
(a)成分と略称する。)は、組成物中に含まれる有効酸
素の全濃度として0.0001ないし20重量%となる
よう配合されるのが好ましく、更に好ましくは0.00
1ないし10重量%の範囲である。
【0010】本発明におけるもう一方の主成分である
(b)周期律表第3族ないし第12族よりなる群から選ば
れた金属と多座配位子との錯体(以後(b)成分と略称す
る。)は、例えば、セリウム、チタン、バナジウム、ニ
オブ、モリブデン、タングステン、マンガン、レニウ
ム、鉄、ルテニウム、コバルト、ロジウム、ニッケル、
パラジウム、銅、銀、および亜鉛等よりなる群から選ば
れた金属と多座配位子との錯体であり、好ましくは、セ
リウム、チタン、バナジウム、マンガン、レニウム、
鉄、ルテニウム、コバルト、ニッケル、および銅よりな
る群から選ばれた金属と多座配位子との錯体であり、更
に好ましくは、セリウム、チタン、レニウムおよびルテ
ニウムよりなる群から選ばれた金属と多座配位子との錯
体である。多座配位子とは、窒素、燐、酸素及び硫黄よ
りなる群から選ばれたヘテロ原子を2個以上有し、かつ
当該ヘテロ原子の少なくとも2個を通して金属と配位し
錯体を形成することができる有機化合物であり、例え
ば、G.WILKINSON編”COMPREHENSIVECOORDINATION CHEMI
STRY, Volume 2"(PERGAMON PRESS発行)に例示されて
いる配位子の内、上記条件に合致するものである。好ま
しい多座配位子としては、窒素、燐、酸素及び硫黄より
なる群から選ばれたヘテロ原子を2個以上有し、かつ当
該ヘテロ原子の少なくとも2個を通して金属と配位し錯
体を形成でき、更に金属と配位するヘテロ原子の少なく
とも1個が窒素原子である有機化合物である。
(b)周期律表第3族ないし第12族よりなる群から選ば
れた金属と多座配位子との錯体(以後(b)成分と略称す
る。)は、例えば、セリウム、チタン、バナジウム、ニ
オブ、モリブデン、タングステン、マンガン、レニウ
ム、鉄、ルテニウム、コバルト、ロジウム、ニッケル、
パラジウム、銅、銀、および亜鉛等よりなる群から選ば
れた金属と多座配位子との錯体であり、好ましくは、セ
リウム、チタン、バナジウム、マンガン、レニウム、
鉄、ルテニウム、コバルト、ニッケル、および銅よりな
る群から選ばれた金属と多座配位子との錯体であり、更
に好ましくは、セリウム、チタン、レニウムおよびルテ
ニウムよりなる群から選ばれた金属と多座配位子との錯
体である。多座配位子とは、窒素、燐、酸素及び硫黄よ
りなる群から選ばれたヘテロ原子を2個以上有し、かつ
当該ヘテロ原子の少なくとも2個を通して金属と配位し
錯体を形成することができる有機化合物であり、例え
ば、G.WILKINSON編”COMPREHENSIVECOORDINATION CHEMI
STRY, Volume 2"(PERGAMON PRESS発行)に例示されて
いる配位子の内、上記条件に合致するものである。好ま
しい多座配位子としては、窒素、燐、酸素及び硫黄より
なる群から選ばれたヘテロ原子を2個以上有し、かつ当
該ヘテロ原子の少なくとも2個を通して金属と配位し錯
体を形成でき、更に金属と配位するヘテロ原子の少なく
とも1個が窒素原子である有機化合物である。
【0011】具体的には例えば、1,4,7−トリメチ
ルジエチレントリアミン、1,1,4,7,7−ペンタ
メチルジエチレントリアミン、1,1,5,9,9−ペ
ンタメチルジプロピレントリアミン、N−(2−アミノ
エチル)−1,3−プロパンジアミン、3,3’−ジア
ミノ−N−メチルジプロピルアミン、1,1,4,7,
10,10−ヘキサメチルトリエチレンテトラミン、
N,N’−ビス(2−アミノエチル)−1,3−プロパ
ンジアミン、ペンタエチレンヘキサミン、または3,
3’−イミノビスプロピルアミン等のポリアルキレンポ
リアミン類であり、1,4,7−トリアザシクロノナ
ン、1,4,7−トリメチル−1,4,7−トリアザシ
クロノナン、1,5,9−トリアザシクロドデカン、
1,5,9−トリメチル−1,5,9−トリアザシクロ
ドデカン、1,4,8,11−テトラアザシクロテトラ
デカン、1,4,8,11−テトラメチル−1,4,
8,11−テトラアザシクロテトラデカン、1,4,
8,12−テトラアザシクロペンタデカン、1,4,
7,10−テトラアザシクロドデカン、1,4,7,1
0,13,16−ヘキサメチル−1,4,7,10,1
3,16−ヘキサアザシクロオクタデカン、または1,
4,8,12−テトラアザシクロペンタデカン等の環状
ポリアミン類であり、2−アミノエタノール、2−ジメ
チルアミノエタノール、1−アミノ−2−プロパノー
ル、ジエタノールアミン、セリノール、または2−(2
−アミノエチルアミノ)−エタノ−ル等のアミノアルコ
ール類であり、グリシン、アラニン、イミノジ酢酸、
N,N−ジメチルグリシン、プロリンまたはグリシルグ
リシン等のアミノ酸類もしくはペプチド化合物であり、
ジメチルグリオキシム、1,2−シクロヘキサンジオン
ジオキシム、アルファーフリルジオキシム、3−フェニ
ルイミノ−2−ブタノンオキシム、3−(2−アミノエ
チルイミノ)−2−ブタノンオキシムまたは3−(2−
ピリジルエチルイミノ)−2−ブタノンオキシム等のオ
キシム類であり、N−サリチリデンシクロヘキシルアミ
ン、N,N’−ジサリチリデンエチレンジアミン、N,
N’−(1,2−エタンジイリデン)ビスシクロヘキシ
ルアミン、グリオキザルビス(2−ヒドロキシアニ
ル)、N,N’−ビス(サリチリデン)エチレンジアミ
ン、またはN,N’−ビス(サリチリデン)−1,3−
プロパンジアミン等のシッフ塩基化合物であり、または
2,2’−ジピリジル、1,10−フェナントロリン、
8−ヒドロキシキノリン、2−(2−ピペリジノエチ
ル)−ピリジン、2−(2−メチルアミノエチル)−ピ
リジン、ヒドロトリス(1−ピラゾイル)ほう酸、また
は2,6−ビス(オキサゾリル)ピリジン等の芳香族ポ
リアミン類等である。
ルジエチレントリアミン、1,1,4,7,7−ペンタ
メチルジエチレントリアミン、1,1,5,9,9−ペ
ンタメチルジプロピレントリアミン、N−(2−アミノ
エチル)−1,3−プロパンジアミン、3,3’−ジア
ミノ−N−メチルジプロピルアミン、1,1,4,7,
10,10−ヘキサメチルトリエチレンテトラミン、
N,N’−ビス(2−アミノエチル)−1,3−プロパ
ンジアミン、ペンタエチレンヘキサミン、または3,
3’−イミノビスプロピルアミン等のポリアルキレンポ
リアミン類であり、1,4,7−トリアザシクロノナ
ン、1,4,7−トリメチル−1,4,7−トリアザシ
クロノナン、1,5,9−トリアザシクロドデカン、
1,5,9−トリメチル−1,5,9−トリアザシクロ
ドデカン、1,4,8,11−テトラアザシクロテトラ
デカン、1,4,8,11−テトラメチル−1,4,
8,11−テトラアザシクロテトラデカン、1,4,
8,12−テトラアザシクロペンタデカン、1,4,
7,10−テトラアザシクロドデカン、1,4,7,1
0,13,16−ヘキサメチル−1,4,7,10,1
3,16−ヘキサアザシクロオクタデカン、または1,
4,8,12−テトラアザシクロペンタデカン等の環状
ポリアミン類であり、2−アミノエタノール、2−ジメ
チルアミノエタノール、1−アミノ−2−プロパノー
ル、ジエタノールアミン、セリノール、または2−(2
−アミノエチルアミノ)−エタノ−ル等のアミノアルコ
ール類であり、グリシン、アラニン、イミノジ酢酸、
N,N−ジメチルグリシン、プロリンまたはグリシルグ
リシン等のアミノ酸類もしくはペプチド化合物であり、
ジメチルグリオキシム、1,2−シクロヘキサンジオン
ジオキシム、アルファーフリルジオキシム、3−フェニ
ルイミノ−2−ブタノンオキシム、3−(2−アミノエ
チルイミノ)−2−ブタノンオキシムまたは3−(2−
ピリジルエチルイミノ)−2−ブタノンオキシム等のオ
キシム類であり、N−サリチリデンシクロヘキシルアミ
ン、N,N’−ジサリチリデンエチレンジアミン、N,
N’−(1,2−エタンジイリデン)ビスシクロヘキシ
ルアミン、グリオキザルビス(2−ヒドロキシアニ
ル)、N,N’−ビス(サリチリデン)エチレンジアミ
ン、またはN,N’−ビス(サリチリデン)−1,3−
プロパンジアミン等のシッフ塩基化合物であり、または
2,2’−ジピリジル、1,10−フェナントロリン、
8−ヒドロキシキノリン、2−(2−ピペリジノエチ
ル)−ピリジン、2−(2−メチルアミノエチル)−ピ
リジン、ヒドロトリス(1−ピラゾイル)ほう酸、また
は2,6−ビス(オキサゾリル)ピリジン等の芳香族ポ
リアミン類等である。
【0012】金属と多座配位子とは1:0.2ないし
1:3(モル比)、好ましくは1:0.3ないし1:
2.0(モル比)で錯体を形成するものであり、この範
囲内で多座配位子が金属と結合していればその他単座配
位子や対イオン等を有していてもよい。これらの錯体
は、2種以上の金属の多核錯体でも、2種以上の多座配
位子を有する錯体でもよく、また複数の錯体を混合して
用いることもできる。これらの錯体としては、例えば、
日本化学会編、”実験化学講座・第4版”、17巻、2
17〜407頁及び477〜512頁に記載されている
錯体等が挙げられる。これらの錯体は、別途調整して単
品または混合物として単離し使用することが好ましい
が、水溶液等の溶液中で調整したものをそのまま単離せ
ずに使用することもできる。
1:3(モル比)、好ましくは1:0.3ないし1:
2.0(モル比)で錯体を形成するものであり、この範
囲内で多座配位子が金属と結合していればその他単座配
位子や対イオン等を有していてもよい。これらの錯体
は、2種以上の金属の多核錯体でも、2種以上の多座配
位子を有する錯体でもよく、また複数の錯体を混合して
用いることもできる。これらの錯体としては、例えば、
日本化学会編、”実験化学講座・第4版”、17巻、2
17〜407頁及び477〜512頁に記載されている
錯体等が挙げられる。これらの錯体は、別途調整して単
品または混合物として単離し使用することが好ましい
が、水溶液等の溶液中で調整したものをそのまま単離せ
ずに使用することもできる。
【0013】これらの錯体は、金属原子の濃度として、
通常組成物中に0.01ないし1000重量ppm、好
ましくは0.1ないし100重量ppm配合される。本
発明の黴汚れ洗浄剤においては、黴汚れ表面上に長時間
当該洗浄剤組成物を滞留させ黴汚れ除去効果をより効率
的に発揮させるために、界面活性剤を含有させることが
好ましい。界面活性剤としては、陰イオン界面活性剤、
非イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤または両性イ
オン界面活性剤を使用することができる。
通常組成物中に0.01ないし1000重量ppm、好
ましくは0.1ないし100重量ppm配合される。本
発明の黴汚れ洗浄剤においては、黴汚れ表面上に長時間
当該洗浄剤組成物を滞留させ黴汚れ除去効果をより効率
的に発揮させるために、界面活性剤を含有させることが
好ましい。界面活性剤としては、陰イオン界面活性剤、
非イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤または両性イ
オン界面活性剤を使用することができる。
【0014】陰イオン界面活性剤としては、例えば、炭
素数10ないし22の高級脂肪酸塩、炭素数10ないし
22のアルキルベンゼンスルホン酸塩、炭素数10ない
し22の高級アルコールの硫酸エステル塩、炭素数10
ないし22のアルキルエーテル硫酸エステル塩、炭素数
10ないし22のα−オレフィンスルホン酸塩、炭素数
10ないし22のアルカンスルホン酸塩等が挙げられ、
塩としてはナトリウム、カリウム、アンモニウムまたは
置換アンモニウム塩等が挙げられる。
素数10ないし22の高級脂肪酸塩、炭素数10ないし
22のアルキルベンゼンスルホン酸塩、炭素数10ない
し22の高級アルコールの硫酸エステル塩、炭素数10
ないし22のアルキルエーテル硫酸エステル塩、炭素数
10ないし22のα−オレフィンスルホン酸塩、炭素数
10ないし22のアルカンスルホン酸塩等が挙げられ、
塩としてはナトリウム、カリウム、アンモニウムまたは
置換アンモニウム塩等が挙げられる。
【0015】非イオン界面活性剤としては、例えば、炭
素数8ないし24の高級アルコール、炭素数8ないし2
4の脂肪酸、重合度3ないし100のポリエチレングリ
コールもしくはポリプロピレングリコールと炭素数10
ないし22のアルコールとのエーテル、または重合度3
ないし100のポリエチレングリコールもしくはポリプ
ロピレングリコールと炭素数10ないし22のカルボン
酸とのエステル等が挙げられる。
素数8ないし24の高級アルコール、炭素数8ないし2
4の脂肪酸、重合度3ないし100のポリエチレングリ
コールもしくはポリプロピレングリコールと炭素数10
ないし22のアルコールとのエーテル、または重合度3
ないし100のポリエチレングリコールもしくはポリプ
ロピレングリコールと炭素数10ないし22のカルボン
酸とのエステル等が挙げられる。
【0016】これらの界面活性剤は、組成物中に通常2
0重量%以下配合され、好ましくは0.1ないし5重量
%配合される。また、本発明の黴汚れ洗浄剤において
は、前記の成分以外に、必要により種々の添加剤を適宜
配合することができる。これらの添加剤としては、例え
ば、pHを調製するための緩衝剤、黴汚れ除去効果を更
に高めるための有機及び無機ビルダー、過酸化水素水溶
液の安定性を向上させるためのキレート剤および酸化防
止剤、組成物の粘度を高め使い易くするための増粘剤及
びハイドロトロープ剤の他、研磨剤、浸透剤、水溶性溶
剤、可溶化剤、顔料、色素及び香料等が挙げられる。ま
た、錯体を安定化し、より黴洗浄効果を高めるため、錯
体に使用したのと同じ多座配位子を更に配合することも
できる。更には、酸素系の黴汚れ除去剤において従来よ
り公知である活性化剤を併用することもできる。
0重量%以下配合され、好ましくは0.1ないし5重量
%配合される。また、本発明の黴汚れ洗浄剤において
は、前記の成分以外に、必要により種々の添加剤を適宜
配合することができる。これらの添加剤としては、例え
ば、pHを調製するための緩衝剤、黴汚れ除去効果を更
に高めるための有機及び無機ビルダー、過酸化水素水溶
液の安定性を向上させるためのキレート剤および酸化防
止剤、組成物の粘度を高め使い易くするための増粘剤及
びハイドロトロープ剤の他、研磨剤、浸透剤、水溶性溶
剤、可溶化剤、顔料、色素及び香料等が挙げられる。ま
た、錯体を安定化し、より黴洗浄効果を高めるため、錯
体に使用したのと同じ多座配位子を更に配合することも
できる。更には、酸素系の黴汚れ除去剤において従来よ
り公知である活性化剤を併用することもできる。
【0017】緩衝剤としては、例えば、水酸化ナトリウ
ムまたは水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物、炭
酸ナトリウムまたは炭酸カリウム等のアルカリ金属炭酸
塩、珪酸ナトリウム等のアルカリ金属珪酸塩、硫酸ナト
リウム等のアルカリ金属硫酸塩、重炭酸ナトリウム等の
アルカリ金属重炭酸塩、ピロ燐酸ナトリウム等のピロ燐
酸アルカリ金属塩、トリポリ燐酸ナトリウム等のトリポ
リ燐酸アルカリ金属塩、または水酸化アンモニウム、炭
酸アンモニウム、珪酸アンモニウム、硫酸アンモニウム
または重炭酸アンモニウム等の無機アンモニウム塩等が
挙げられる。これらの緩衝剤は、当該洗浄剤組成物のp
Hを4ないし13に調整するように配合され、通常、組
成物中に20重量%以下、好ましくは10重量%以下配
合される。
ムまたは水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物、炭
酸ナトリウムまたは炭酸カリウム等のアルカリ金属炭酸
塩、珪酸ナトリウム等のアルカリ金属珪酸塩、硫酸ナト
リウム等のアルカリ金属硫酸塩、重炭酸ナトリウム等の
アルカリ金属重炭酸塩、ピロ燐酸ナトリウム等のピロ燐
酸アルカリ金属塩、トリポリ燐酸ナトリウム等のトリポ
リ燐酸アルカリ金属塩、または水酸化アンモニウム、炭
酸アンモニウム、珪酸アンモニウム、硫酸アンモニウム
または重炭酸アンモニウム等の無機アンモニウム塩等が
挙げられる。これらの緩衝剤は、当該洗浄剤組成物のp
Hを4ないし13に調整するように配合され、通常、組
成物中に20重量%以下、好ましくは10重量%以下配
合される。
【0018】ビルダーとしては、例えば、硫酸ナトリウ
ム、ケイ酸ナトリウム、トリポリ燐酸ナトリウム、エチ
レンジアミンテトラ酢酸ナトリウムまたはニトリロトリ
酢酸ナトリウム等が挙げられ、その他例えば、燐酸塩、
ポリアクリル酸塩、多価カルボン酸塩またはゼオライト
等が挙げられる。これらのビルダーは、組成物中に50
重量%以下、好ましくは30重量%以下配合される。
ム、ケイ酸ナトリウム、トリポリ燐酸ナトリウム、エチ
レンジアミンテトラ酢酸ナトリウムまたはニトリロトリ
酢酸ナトリウム等が挙げられ、その他例えば、燐酸塩、
ポリアクリル酸塩、多価カルボン酸塩またはゼオライト
等が挙げられる。これらのビルダーは、組成物中に50
重量%以下、好ましくは30重量%以下配合される。
【0019】キレート剤としては、例えば、フィチン酸
等の燐酸系化合物またはこれらのアルカリ金属塩、エタ
ン−1,1−ジホスホン酸、エタン−1−ヒドロキシ−
1,1−ジホスホン酸またはエタンヒドロキシ−1,
1,2−トリホスホン酸等のホスホン酸またはこれらの
アルカリ金属塩、2−ホスホノブタン−1,2−ジカル
ボン酸または1−ホスホノブタン−2,3,4−トリカ
ルボン酸等のホスホノカルボン酸またはこれらのアルカ
リ金属塩、またはエチレンジアミン四酢酸等のアミノポ
リカルボン酸またはこれらのアルカリ金属塩等が挙げら
れる。これらのキレート剤は、組成物中に5重量%以
下、好ましくは1重量%以下配合される。
等の燐酸系化合物またはこれらのアルカリ金属塩、エタ
ン−1,1−ジホスホン酸、エタン−1−ヒドロキシ−
1,1−ジホスホン酸またはエタンヒドロキシ−1,
1,2−トリホスホン酸等のホスホン酸またはこれらの
アルカリ金属塩、2−ホスホノブタン−1,2−ジカル
ボン酸または1−ホスホノブタン−2,3,4−トリカ
ルボン酸等のホスホノカルボン酸またはこれらのアルカ
リ金属塩、またはエチレンジアミン四酢酸等のアミノポ
リカルボン酸またはこれらのアルカリ金属塩等が挙げら
れる。これらのキレート剤は、組成物中に5重量%以
下、好ましくは1重量%以下配合される。
【0020】酸化防止剤としては、例えば、フェナセチ
ン、ブチル化ヒドロキシアニソール(BHA)、または
2,6−ジターシャリーブチル−4−メチルフェノール
(BHT)などが挙げられる。これらの酸化防止剤は、
組成物中に5重量%以下、好ましくは1重量%以下配合
される。
ン、ブチル化ヒドロキシアニソール(BHA)、または
2,6−ジターシャリーブチル−4−メチルフェノール
(BHT)などが挙げられる。これらの酸化防止剤は、
組成物中に5重量%以下、好ましくは1重量%以下配合
される。
【0021】増粘剤としては、例えば、ポリアクリル酸
塩、アクリル酸マレイン酸共重合体、カルボキシメチル
セルロース誘導体、メチルセルロースまたはヒドロキシ
メチルセルロース等の合成高分子、キサンタンガム、グ
アーガムまたはケルザン等の天然高分子、またはモンモ
リロナイトもしくはビーガム等の水膨潤性粘土鉱物等が
挙げられる。これらの増粘剤は、通常組成物中に30重
量%以下、好ましくは20重量%以下配合される。
塩、アクリル酸マレイン酸共重合体、カルボキシメチル
セルロース誘導体、メチルセルロースまたはヒドロキシ
メチルセルロース等の合成高分子、キサンタンガム、グ
アーガムまたはケルザン等の天然高分子、またはモンモ
リロナイトもしくはビーガム等の水膨潤性粘土鉱物等が
挙げられる。これらの増粘剤は、通常組成物中に30重
量%以下、好ましくは20重量%以下配合される。
【0022】ハイドロトロープ剤としては、例えば、エ
チレングリコールまたはプロピレングリコール等の炭素
数2ないし6のジオール類、炭素数6ないし18のアル
ケニルコハク酸またはそのアルカリ金属塩、オルトまた
はパラトルエンスルホン酸塩またはそのアルカリ金属
塩、またはオルトもしくはパラキシレンスルホン酸また
はそのアルカリ金属塩等が挙げられる。これらのハイド
ロトロープ剤は、通常組成物中に30重量%以下、好ま
しくは20重量%以下配合される。
チレングリコールまたはプロピレングリコール等の炭素
数2ないし6のジオール類、炭素数6ないし18のアル
ケニルコハク酸またはそのアルカリ金属塩、オルトまた
はパラトルエンスルホン酸塩またはそのアルカリ金属
塩、またはオルトもしくはパラキシレンスルホン酸また
はそのアルカリ金属塩等が挙げられる。これらのハイド
ロトロープ剤は、通常組成物中に30重量%以下、好ま
しくは20重量%以下配合される。
【0023】水溶性溶剤としては、例えば、メタノー
ル、エタノールまたはプロパノール等の一価アルコー
ル、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロ
ピレングリコールまたはブチレングリコール等の二価ア
ルコール、グリセリン等の三価アルコール、またはエチ
レングリコールモノメチルエーテルまたはジエチレング
リコールモノメチルエーテル等の二価または三価アルコ
ールのモノまたはジエーテル等が挙げられる。これらの
水溶性溶剤は、組成物中に60重量%以下、好ましくは
20重量%以下配合される。
ル、エタノールまたはプロパノール等の一価アルコー
ル、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロ
ピレングリコールまたはブチレングリコール等の二価ア
ルコール、グリセリン等の三価アルコール、またはエチ
レングリコールモノメチルエーテルまたはジエチレング
リコールモノメチルエーテル等の二価または三価アルコ
ールのモノまたはジエーテル等が挙げられる。これらの
水溶性溶剤は、組成物中に60重量%以下、好ましくは
20重量%以下配合される。
【0024】可溶化剤としては、例えば、パラトルエン
スルホン酸ナトリウム、キシレンスルホン酸ナトリウム
または尿素等が挙げられる。これらの可溶化剤は、組成
物中に10重量%以下、好ましくは5重量%以下配合さ
れる。更に従来公知の活性化剤としては、アセトニトリ
ルまたはフタロニトリル等のニトリル、グルコースペン
タアセテートまたはアセトキシベンゼンスルホン酸塩等
のO-アセチル化物、N,N,N',N'-テトラアセチルエチレン
ジアミンまたはN,N-ジアセチルアニリン等のN-アシル化
物、または無水フタル酸もしくは無水コハク酸等の酸無
水物等が挙げられる。これらの活性化剤は、組成物中に
30重量%以下、好ましくは20重量%以下配合され
る。
スルホン酸ナトリウム、キシレンスルホン酸ナトリウム
または尿素等が挙げられる。これらの可溶化剤は、組成
物中に10重量%以下、好ましくは5重量%以下配合さ
れる。更に従来公知の活性化剤としては、アセトニトリ
ルまたはフタロニトリル等のニトリル、グルコースペン
タアセテートまたはアセトキシベンゼンスルホン酸塩等
のO-アセチル化物、N,N,N',N'-テトラアセチルエチレン
ジアミンまたはN,N-ジアセチルアニリン等のN-アシル化
物、または無水フタル酸もしくは無水コハク酸等の酸無
水物等が挙げられる。これらの活性化剤は、組成物中に
30重量%以下、好ましくは20重量%以下配合され
る。
【0025】本発明の黴汚れ洗浄剤組成物を使用するに
おいては、(a)成分を水溶液等の溶液として用いる場
合、洗浄効果を充分に発揮させるために、(a)成分の溶
液に固体または溶液の(b)成分を配合した後、これを直
ちに黴汚れ面に接触させることが好ましい。または、
(a)成分と溶液の(b)成分とを個別に黴汚れ面に接触さ
せ、直接黴汚れ面上で混合しつつ効果を発揮させること
もできる。また、(a)成分を固体として用いる場合、溶
液の(b)成分を配合した後、これを直ちに黴汚れ面に接
触させることもできるし、また、固体の(b)成分を予め
配合しておき、これに水等の溶剤を加えて濃度を整えた
後、直ちに黴汚れ面に接触させることもできる。これら
のうち、(a)成分と(b)成分とを別包しておき、両者を混
合して直ちに黴汚れ面に接触させる方法が好ましく、最
も好ましい使用方法としては、界面活性剤が配合された
(a)成分の水溶液に、固体または溶液の(b)成分を配合
し、これを直ちに黴汚れ面に接触させることである。添
加剤等を配合する場合は、あらかじめ(a)成分または(b)
成分に配合しておくことが好ましいが、三者以上を同時
に配合しこれを直ちに黴汚れ面に接触させることもでき
る。これらの黴汚れ洗浄剤を黴汚れ面に接触させる方法
としては、スプレー容器を用いて噴霧する方法の他、塗
布による方法を適用することもできる。
おいては、(a)成分を水溶液等の溶液として用いる場
合、洗浄効果を充分に発揮させるために、(a)成分の溶
液に固体または溶液の(b)成分を配合した後、これを直
ちに黴汚れ面に接触させることが好ましい。または、
(a)成分と溶液の(b)成分とを個別に黴汚れ面に接触さ
せ、直接黴汚れ面上で混合しつつ効果を発揮させること
もできる。また、(a)成分を固体として用いる場合、溶
液の(b)成分を配合した後、これを直ちに黴汚れ面に接
触させることもできるし、また、固体の(b)成分を予め
配合しておき、これに水等の溶剤を加えて濃度を整えた
後、直ちに黴汚れ面に接触させることもできる。これら
のうち、(a)成分と(b)成分とを別包しておき、両者を混
合して直ちに黴汚れ面に接触させる方法が好ましく、最
も好ましい使用方法としては、界面活性剤が配合された
(a)成分の水溶液に、固体または溶液の(b)成分を配合
し、これを直ちに黴汚れ面に接触させることである。添
加剤等を配合する場合は、あらかじめ(a)成分または(b)
成分に配合しておくことが好ましいが、三者以上を同時
に配合しこれを直ちに黴汚れ面に接触させることもでき
る。これらの黴汚れ洗浄剤を黴汚れ面に接触させる方法
としては、スプレー容器を用いて噴霧する方法の他、塗
布による方法を適用することもできる。
【0026】
【実施例】以下、実施例によりこの発明を更に詳しく説
明する。 <モデル黒黴/ウレタン担体の作製>発泡ウレタン担体
(5mm立方)を、アスペルギルス・ニガー(Aspergil
l usniger)の胞子を加えたブドウ糖ペプトン培地10
mlに浸し、温度25℃、湿度90%以上の条件で2週
間培養して黒黴の胞子を形成させたウレタン担体を作製
した。
明する。 <モデル黒黴/ウレタン担体の作製>発泡ウレタン担体
(5mm立方)を、アスペルギルス・ニガー(Aspergil
l usniger)の胞子を加えたブドウ糖ペプトン培地10
mlに浸し、温度25℃、湿度90%以上の条件で2週
間培養して黒黴の胞子を形成させたウレタン担体を作製
した。
【0027】実施例1 20ミリリットル試験管に前記モデル黒黴/ウレタン担
体1個を挿入し、ここに市販の31.0重量%過酸化水
素水溶液(三菱瓦斯化学(株)製)をイオン交換水で希
釈して6.0重量%とした水溶液(pH=4.8)5.
0グラムを加え、更に2,6−ビス(オキサゾリル)ピ
リジン−ジクロロ−マンガン(II)錯体の50重量pp
m水溶液を5.0グラム加え、2時間放置した。黴汚れ
洗浄剤として評価した組成物の配合量は、過酸化水素
3.0重量%およびマンガン錯体25重量ppmとな
る。2時間放置後ウレタン担体をピンセットにて取り出
し、イオン交換水にて充分水洗したところ、ウレタン担
体には黒黴の付着はほとんどなく、ほぼ完全に黴汚れが
取れていた。結果を表1に示す。黴汚れ除去効果の判定
基準は下記に従い目視で評価した。 判定基準 A ほぼ完全に黴汚れが取れた。 B 少し黴汚れが取れた。 C ほとんど黴汚れ洗浄効果はなかった。
体1個を挿入し、ここに市販の31.0重量%過酸化水
素水溶液(三菱瓦斯化学(株)製)をイオン交換水で希
釈して6.0重量%とした水溶液(pH=4.8)5.
0グラムを加え、更に2,6−ビス(オキサゾリル)ピ
リジン−ジクロロ−マンガン(II)錯体の50重量pp
m水溶液を5.0グラム加え、2時間放置した。黴汚れ
洗浄剤として評価した組成物の配合量は、過酸化水素
3.0重量%およびマンガン錯体25重量ppmとな
る。2時間放置後ウレタン担体をピンセットにて取り出
し、イオン交換水にて充分水洗したところ、ウレタン担
体には黒黴の付着はほとんどなく、ほぼ完全に黴汚れが
取れていた。結果を表1に示す。黴汚れ除去効果の判定
基準は下記に従い目視で評価した。 判定基準 A ほぼ完全に黴汚れが取れた。 B 少し黴汚れが取れた。 C ほとんど黴汚れ洗浄効果はなかった。
【0028】比較例1 実施例1において使用したマンガン錯体を用いなかった
以外は、実施例1と全く同様にして黴汚れ洗浄能の評価
を行った。黴汚れ洗浄剤として評価した組成物の配合量
は、過酸化水素3.0重量%となる。2時間放置後ウレ
タン担体をピンセットにて取り出し、イオン交換水にて
充分水洗したところ、ウレタン担体に付着している黒黴
の性状や量にほとんど変化がなく、黴汚れ洗浄効果は認
められなかった。
以外は、実施例1と全く同様にして黴汚れ洗浄能の評価
を行った。黴汚れ洗浄剤として評価した組成物の配合量
は、過酸化水素3.0重量%となる。2時間放置後ウレ
タン担体をピンセットにて取り出し、イオン交換水にて
充分水洗したところ、ウレタン担体に付着している黒黴
の性状や量にほとんど変化がなく、黴汚れ洗浄効果は認
められなかった。
【0029】比較例2 実施例1において使用した過酸化水素を用いなかった以
外は、実施例1と全く同様にして黴汚れ洗浄能の評価を
行った。黴汚れ洗浄剤として評価した組成物の配合量
は、マンガン錯体25重量ppmとなる。2時間放置後
ウレタン担体をピンセットにて取り出し、イオン交換水
にて充分水洗したところ、ウレタン担体に付着している
黒黴の性状や量に全く変化がなく、黴汚れ洗浄効果は認
められなかった。
外は、実施例1と全く同様にして黴汚れ洗浄能の評価を
行った。黴汚れ洗浄剤として評価した組成物の配合量
は、マンガン錯体25重量ppmとなる。2時間放置後
ウレタン担体をピンセットにて取り出し、イオン交換水
にて充分水洗したところ、ウレタン担体に付着している
黒黴の性状や量に全く変化がなく、黴汚れ洗浄効果は認
められなかった。
【0030】比較例3 実施例1において使用したマンガン錯体の代わりに塩化
第一マンガンを用いた以外は、実施例1と全く同様にし
て黴汚れ洗浄能の評価を行った。黴汚れ洗浄剤として評
価した組成物の配合量は、過酸化水素3.0重量%およ
び塩化第一マンガン25重量ppmとなる。2時間放置
後ウレタン担体をピンセットにて取り出し、イオン交換
水にて充分水洗したところ、ウレタン担体に付着してい
る黒黴の色が若干薄くなってはいるが試験前とほとんど
変化がなく、黴汚れ洗浄効果は認められなかった。
第一マンガンを用いた以外は、実施例1と全く同様にし
て黴汚れ洗浄能の評価を行った。黴汚れ洗浄剤として評
価した組成物の配合量は、過酸化水素3.0重量%およ
び塩化第一マンガン25重量ppmとなる。2時間放置
後ウレタン担体をピンセットにて取り出し、イオン交換
水にて充分水洗したところ、ウレタン担体に付着してい
る黒黴の色が若干薄くなってはいるが試験前とほとんど
変化がなく、黴汚れ洗浄効果は認められなかった。
【0031】実施例2 Angew.Chem.Int.Ed.Engl.,24,p5(1985)に従い、二核銅
錯体[LCu(μ−O)(μ−H2O)CuL](Cl
O4)2、ここでLは1,4,7−トリメチル−1,4,
7−トリアザシクロノナン、を合成した。
錯体[LCu(μ−O)(μ−H2O)CuL](Cl
O4)2、ここでLは1,4,7−トリメチル−1,4,
7−トリアザシクロノナン、を合成した。
【0032】20ミリリットルの試験管に過炭酸ナトリ
ウム1.0グラムおよびドデシルベンゼンスルホン酸ナ
トリウム0.5グラムを仕込み、イオン交換水を加えて
5グラムとなるよう希釈した。この溶液に50重量%水
酸化ナトリウム水溶液を適量加えpHを11.0に調整
した。ここに黒黴/ウレタン担体1個を挿入し、次いで
上記合成した二核銅錯体の50重量ppm水溶液5.0
グラムを加えた。黴汚れ洗浄剤として評価した組成物の
配合量は、過炭酸ナトリウム10.0重量%、ドデシル
ベンゼンスルホン酸ナトリウム5.0重量%、および二
核銅錯体25重量ppmとなる。2時間放置後ウレタン
担体をピンセットにて取り出し、イオン交換水にて充分
水洗したところ、ウレタン担体には黒黴の付着はほとん
どなく、ほぼ完全に黴汚れが取れていた。
ウム1.0グラムおよびドデシルベンゼンスルホン酸ナ
トリウム0.5グラムを仕込み、イオン交換水を加えて
5グラムとなるよう希釈した。この溶液に50重量%水
酸化ナトリウム水溶液を適量加えpHを11.0に調整
した。ここに黒黴/ウレタン担体1個を挿入し、次いで
上記合成した二核銅錯体の50重量ppm水溶液5.0
グラムを加えた。黴汚れ洗浄剤として評価した組成物の
配合量は、過炭酸ナトリウム10.0重量%、ドデシル
ベンゼンスルホン酸ナトリウム5.0重量%、および二
核銅錯体25重量ppmとなる。2時間放置後ウレタン
担体をピンセットにて取り出し、イオン交換水にて充分
水洗したところ、ウレタン担体には黒黴の付着はほとん
どなく、ほぼ完全に黴汚れが取れていた。
【0033】比較例4 実施例2において使用した二核銅錯体を用いなかった以
外は、実施例2と全く同様にして黴汚れ洗浄能の評価を
行った。黴汚れ洗浄剤として評価した組成物の配合量
は、過炭酸ナトリウム10.0重量%およびドデシルベ
ンゼンスルホン酸ナトリウム5.0重量%となる。2時
間放置後ウレタン担体をピンセットにて取り出し、イオ
ン交換水にて充分水洗したところ、ウレタン担体に付着
している黒黴の性状や量にほとんど変化がなく、黴汚れ
洗浄効果は認められなかった。
外は、実施例2と全く同様にして黴汚れ洗浄能の評価を
行った。黴汚れ洗浄剤として評価した組成物の配合量
は、過炭酸ナトリウム10.0重量%およびドデシルベ
ンゼンスルホン酸ナトリウム5.0重量%となる。2時
間放置後ウレタン担体をピンセットにて取り出し、イオ
ン交換水にて充分水洗したところ、ウレタン担体に付着
している黒黴の性状や量にほとんど変化がなく、黴汚れ
洗浄効果は認められなかった。
【0034】比較例5 実施例2において使用した二核銅錯体の代わりに硫酸銅
を用いた以外は、実施例2と全く同様にして黴汚れ洗浄
能の評価を行った。黴汚れ洗浄剤として評価した組成物
の配合量は、過炭酸ナトリウム10.0重量%、ドデシ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム5.0重量%、および
硫酸銅25重量ppmとなる。2時間放置後ウレタン担
体をピンセットにて取り出し、イオン交換水にて充分水
洗したところ、ウレタン担体に付着している黒黴の色が
薄くなっており、若干の洗浄効果は認められるが、それ
ほど顕著な効果は見られなかった。以上、実施例1、2
および比較例1ないし5の結果はまとめて表1に示す。
を用いた以外は、実施例2と全く同様にして黴汚れ洗浄
能の評価を行った。黴汚れ洗浄剤として評価した組成物
の配合量は、過炭酸ナトリウム10.0重量%、ドデシ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム5.0重量%、および
硫酸銅25重量ppmとなる。2時間放置後ウレタン担
体をピンセットにて取り出し、イオン交換水にて充分水
洗したところ、ウレタン担体に付着している黒黴の色が
薄くなっており、若干の洗浄効果は認められるが、それ
ほど顕著な効果は見られなかった。以上、実施例1、2
および比較例1ないし5の結果はまとめて表1に示す。
【0035】実施例3 J.R.Hartman, et.al.,J.Am.Chem.Soc.,109,p7387-7396
(1987)に従い、二核鉄錯体[LFe(μ−O)(μ−O
COCH3)2FeL](PF6)2、ここでLは1,4,
7−トリメチル−1,4,7−トリアザシクロノナン、
を合成した。20ミリリットルの試験管に31重量%過
酸化水素1.6グラム、ポリオキシエチレン(20)ス
テアリルエーテル0.8グラム、およびエタノール0.
8グラムを仕込み、イオン交換水を加えて5グラムとな
るよう希釈した。この溶液に50重量%水酸化ナトリウ
ム水溶液を適量加えpHを11.0に調整した。ここに
黒黴/ウレタン担体1個を挿入し、次いで上記合成した
二核鉄錯体の100重量ppm水溶液5.0グラムを加
えた。黴汚れ洗浄剤として評価した組成物の配合量は、
過酸化水素5.0重量%、ポリオキシエチレン(20)
ステアリルエーテル8.0重量%、エタノール8.0重
量%、および二核鉄錯体50重量ppmとなる。2時間
放置後ウレタン担体をピンセットにて取り出し、イオン
交換水にて充分水洗したところ、ウレタン担体には黒黴
の付着はほとんどなく、ほぼ完全に黴汚れが取れてい
た。
(1987)に従い、二核鉄錯体[LFe(μ−O)(μ−O
COCH3)2FeL](PF6)2、ここでLは1,4,
7−トリメチル−1,4,7−トリアザシクロノナン、
を合成した。20ミリリットルの試験管に31重量%過
酸化水素1.6グラム、ポリオキシエチレン(20)ス
テアリルエーテル0.8グラム、およびエタノール0.
8グラムを仕込み、イオン交換水を加えて5グラムとな
るよう希釈した。この溶液に50重量%水酸化ナトリウ
ム水溶液を適量加えpHを11.0に調整した。ここに
黒黴/ウレタン担体1個を挿入し、次いで上記合成した
二核鉄錯体の100重量ppm水溶液5.0グラムを加
えた。黴汚れ洗浄剤として評価した組成物の配合量は、
過酸化水素5.0重量%、ポリオキシエチレン(20)
ステアリルエーテル8.0重量%、エタノール8.0重
量%、および二核鉄錯体50重量ppmとなる。2時間
放置後ウレタン担体をピンセットにて取り出し、イオン
交換水にて充分水洗したところ、ウレタン担体には黒黴
の付着はほとんどなく、ほぼ完全に黴汚れが取れてい
た。
【0036】比較例6 実施例3において使用した二核鉄錯体を用いなかった以
外は、実施例3と全く同様にして黴汚れ洗浄能の評価を
行った。黴汚れ洗浄剤として評価した組成物の配合量
は、過酸化水素5.0重量%、ポリオキシエチレン(2
0)ステアリルエーテル8.0重量%、およびエタノー
ル8.0重量%となる。2時間放置後ウレタン担体をピ
ンセットにて取り出し、イオン交換水にて充分水洗した
ところ、ウレタン担体に付着している黒黴の性状や量に
ほとんど変化がなく、黴汚れ洗浄効果は認められなかっ
た。
外は、実施例3と全く同様にして黴汚れ洗浄能の評価を
行った。黴汚れ洗浄剤として評価した組成物の配合量
は、過酸化水素5.0重量%、ポリオキシエチレン(2
0)ステアリルエーテル8.0重量%、およびエタノー
ル8.0重量%となる。2時間放置後ウレタン担体をピ
ンセットにて取り出し、イオン交換水にて充分水洗した
ところ、ウレタン担体に付着している黒黴の性状や量に
ほとんど変化がなく、黴汚れ洗浄効果は認められなかっ
た。
【0037】実施例4〜10 実施例3において使用した二核鉄錯体の代わりに、表2
に示す錯体を表2に示す配合量で用いた以外は、実施例
3と全く同様にして黴汚れ洗浄能の評価を行った。結果
を実施例3および比較例6の結果とともに表2に示す。
に示す錯体を表2に示す配合量で用いた以外は、実施例
3と全く同様にして黴汚れ洗浄能の評価を行った。結果
を実施例3および比較例6の結果とともに表2に示す。
【0038】実施例11 100ミリリットルの三角フラスコに、酢酸第一銅・1
水和物2.1グラム(10.6ミリモル)、ペンタメチ
ルジエチレントリアミン2.1グラム(11.9ミリモ
ル)およびエチルアルコール40ミリリットルを仕込ん
だ。この溶液に室温下攪拌しながらヘキサフルオロ燐酸
ナトリウム7.11グラム(42.4ミリモル)を少し
づつ加えたところ、青色の沈澱が生成してきたのでこれ
をメンブランフィルターを用いて吸引濾過し、少量のエ
チルアルコールで洗浄した後50℃で減圧乾燥させた。
3.63グラムの青色固体が得られた。
水和物2.1グラム(10.6ミリモル)、ペンタメチ
ルジエチレントリアミン2.1グラム(11.9ミリモ
ル)およびエチルアルコール40ミリリットルを仕込ん
だ。この溶液に室温下攪拌しながらヘキサフルオロ燐酸
ナトリウム7.11グラム(42.4ミリモル)を少し
づつ加えたところ、青色の沈澱が生成してきたのでこれ
をメンブランフィルターを用いて吸引濾過し、少量のエ
チルアルコールで洗浄した後50℃で減圧乾燥させた。
3.63グラムの青色固体が得られた。
【0039】実施例3において使用した二核鉄錯体の代
わりに、この合成した銅錯体を用いた以外は、実施例3
と全く同様にして黴汚れ洗浄能の評価を行ったところ、
ウレタン担体上の黒黴はほぼ完全に取れた。
わりに、この合成した銅錯体を用いた以外は、実施例3
と全く同様にして黴汚れ洗浄能の評価を行ったところ、
ウレタン担体上の黒黴はほぼ完全に取れた。
【0040】
【表1】
【0041】
【表2】
【0042】
【発明の効果】本発明の黴汚れ洗浄剤組成物は、従来の
次亜塩素酸系の黴汚れ洗浄剤にみられる身体および環境
への影響がなく、また塩素ガスの発生がないので密閉箇
所でも安全に使用することができる。しかも黴汚れ除去
効果は極めて高い。
次亜塩素酸系の黴汚れ洗浄剤にみられる身体および環境
への影響がなく、また塩素ガスの発生がないので密閉箇
所でも安全に使用することができる。しかも黴汚れ除去
効果は極めて高い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高木 夘三治 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内
Claims (12)
- 【請求項1】 (a)過酸化水素、アルカリ金属炭酸塩の
過酸化水素付加物および過ほう酸塩よりなる群から選ば
れた少なくとも一つの化合物と、(b)周期律表第3族な
いし第12族よりなる群から選ばれた金属と多座配位子
との錯体、を含有することを特徴とする黴汚れ洗浄剤組
成物。 - 【請求項2】 界面活性剤を含有することを特徴とする
請求項1記載の黴汚れ洗浄剤組成物。 - 【請求項3】 アルカリ金属炭酸塩の過酸化水素付加物
が、炭酸ナトリウム過酸化水素付加物または炭酸カリウ
ム過酸化水素付加物である請求項1または2記載の黴汚
れ洗浄剤組成物。 - 【請求項4】 過ほう酸塩が、過ほう酸ナトリウム、過
ほう酸ナトリウム一水和物または過ほう酸ナトリウム四
水和物である請求項1または2記載の黴汚れ洗浄剤組成
物。 - 【請求項5】 周期律表第3族ないし第12族よりなる
群から選ばれた金属が、セリウム、チタン、バナジウ
ム、ニオブ、モリブデン、タングステン、マンガン、レ
ニウム、鉄、ルテニウム、コバルト、ロジウム、ニッケ
ル、パラジウム、銅、銀、および亜鉛よりなる群から選
ばれた金属である請求項1ないし4何れかに記載の黴汚
れ洗浄剤組成物。 - 【請求項6】 周期律表第3族ないし第12族よりなる
群から選ばれた金属が、セリウム、チタン、バナジウ
ム、マンガン、レニウム、鉄、ルテニウム、コバルト、
ニッケル、および銅よりなる群から選ばれた金属である
請求項1ないし4何れかに記載の黴汚れ洗浄剤組成物。 - 【請求項7】 周期律表第3族ないし第12族よりなる
群から選ばれた金属が、セリウム、チタン、レニウム、
およびルテニウムよりなる群から選ばれた金属である請
求項1ないし4何れかに記載の黴汚れ洗浄剤組成物。 - 【請求項8】 多座配位子が、窒素、燐、酸素及び硫黄
よりなる群から選ばれたヘテロ原子を2個以上有し、か
つ当該ヘテロ原子の少なくとも2個を通して金属と配位
し錯体を形成することができる有機化合物である請求項
1ないし7何れかに記載の黴汚れ洗浄剤組成物。 - 【請求項9】 多座配位子が、窒素、燐、酸素及び硫黄
よりなる群から選ばれたヘテロ原子を2個以上有し、か
つ当該ヘテロ原子の少なくとも2個を通して金属と配位
し錯体を形成でき、更に金属と配位するヘテロ原子の少
なくとも1個が窒素原子である有機化合物である請求項
1ないし7何れかに記載の黴汚れ洗浄剤組成物。 - 【請求項10】 多座配位子が、ポリアルキレンポリア
ミン類、環状ポリアミン類、アミノアルコール類、アミ
ノ酸類もしくはペプチド化合物、オキシム類、シッフ塩
基化合物、または芳香族ポリアミン類である請求項1な
いし7何れかに記載の黴汚れ洗浄剤組成物。 - 【請求項11】 (a)過酸化水素、アルカリ金属炭酸塩
の過酸化水素付加物および過ほう酸塩よりなる群から選
ばれた少なくとも一つの化合物の含有量が、組成物中に
含まれる有効酸素の全濃度として0.0001ないし2
0重量%であり、(b)周期律表第3族ないし第12族よ
りなる群から選ばれた金属と多座配位子との錯体の含有
量が、組成物中に0.01ないし1000重量ppmで
ある請求項1ないし10何れかに記載の黴汚れ洗浄剤組
成物。 - 【請求項12】 過酸化水素、アルカリ金属炭酸塩の過
酸化水素付加物および過ほう酸塩よりなる群から選ばれ
た少なくとも一つの化合物が、該化合物の水溶液である
請求項1ないし11何れかに記載の黴汚れ洗浄剤組成
物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7288300A JPH09132797A (ja) | 1995-11-07 | 1995-11-07 | 黴汚れ洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7288300A JPH09132797A (ja) | 1995-11-07 | 1995-11-07 | 黴汚れ洗浄剤組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09132797A true JPH09132797A (ja) | 1997-05-20 |
Family
ID=17728387
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7288300A Pending JPH09132797A (ja) | 1995-11-07 | 1995-11-07 | 黴汚れ洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09132797A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001018166A3 (de) * | 1999-09-03 | 2001-06-21 | Henkel Kgaa | Verwendung von übergangsmetallkomplexverbindungen zur verstärkung der bleichwirkung von persauerstoffverbindungen in sauren systemen |
| EP1225215A3 (de) * | 2001-01-19 | 2003-05-07 | Clariant GmbH | Verwendung von Übergangsmetallkomplexen mit Oxim-Liganden als Bleichkatalysatoren |
| JP2005232450A (ja) * | 2004-01-24 | 2005-09-02 | Clariant Gmbh | 洗濯洗剤および洗浄剤においての漂白触媒としての金属錯塩の用途 |
| JP2008300710A (ja) * | 2007-06-01 | 2008-12-11 | Nichicon Corp | 電解コンデンサの駆動用電解液、およびこれを用いた電解コンデンサ |
-
1995
- 1995-11-07 JP JP7288300A patent/JPH09132797A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001018166A3 (de) * | 1999-09-03 | 2001-06-21 | Henkel Kgaa | Verwendung von übergangsmetallkomplexverbindungen zur verstärkung der bleichwirkung von persauerstoffverbindungen in sauren systemen |
| EP1225215A3 (de) * | 2001-01-19 | 2003-05-07 | Clariant GmbH | Verwendung von Übergangsmetallkomplexen mit Oxim-Liganden als Bleichkatalysatoren |
| US6746996B2 (en) * | 2001-01-19 | 2004-06-08 | Clariant Gmbh | Use of transition metal complexes having oxime ligands as bleach catalysts |
| JP2005232450A (ja) * | 2004-01-24 | 2005-09-02 | Clariant Gmbh | 洗濯洗剤および洗浄剤においての漂白触媒としての金属錯塩の用途 |
| JP2008300710A (ja) * | 2007-06-01 | 2008-12-11 | Nichicon Corp | 電解コンデンサの駆動用電解液、およびこれを用いた電解コンデンサ |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5065027B2 (ja) | 疎水性に変性されたポリカルボン酸塩を有する機械式食器洗浄のための洗浄調製物 | |
| KR930009821B1 (ko) | 4급 암모늄 또는 포스포늄 페록시탄산의 전구물질 및 이를 함유하는 세제표백조성물 | |
| CA2007381C (en) | Liquid detergent composition containing enzyme and enzyme stabilization system | |
| JP5600059B2 (ja) | 組成物 | |
| JP2010500431A (ja) | 食器洗い機用の洗浄調製物 | |
| JPH0641586A (ja) | 洗浄漂白組成物 | |
| US20100048447A1 (en) | Bis(hydroxyquinoline) metal complexes as bleach catalysts | |
| AU2008313803A1 (en) | Dishwashing formulation comprising a mixture of hydrophobically modified polycarboxylates and hydrophilically modified polycarboxylates | |
| EP3190168B1 (en) | Coated bleach catalyst | |
| US20100144576A1 (en) | Dish detergent | |
| JP3882206B2 (ja) | カビ取り剤組成物 | |
| JPH09132797A (ja) | 黴汚れ洗浄剤組成物 | |
| JPH0953095A (ja) | 漂白剤組成物 | |
| JPH08100196A (ja) | 液体漂白剤組成物 | |
| EP0433257B1 (en) | A process for enhancing the bleaching effect at washing and use of certain amphoteric compounds in a detergent composition for enhancing the bleaching effect | |
| JP4694056B2 (ja) | 2剤型漂白剤 | |
| JP2551991B2 (ja) | カビ取り剤組成物 | |
| JPH0321700A (ja) | 漂白剤又は漂白洗浄剤組成物 | |
| EP3266762B1 (en) | Activators for peroxygenated compounds | |
| JP4698895B2 (ja) | 2剤型漂白剤 | |
| JP2553697B2 (ja) | カビ取り剤組成物 | |
| JPH11189789A (ja) | 液体漂白性組成物 | |
| EP0517482A2 (en) | Bleach precursors | |
| JPH05171192A (ja) | 漂白剤及び漂白洗浄剤組成物 | |
| JP3352206B2 (ja) | 液体漂白剤組成物 |