JPH09136146A - 金属薄帯の蛇行防止方法 - Google Patents
金属薄帯の蛇行防止方法Info
- Publication number
- JPH09136146A JPH09136146A JP29298295A JP29298295A JPH09136146A JP H09136146 A JPH09136146 A JP H09136146A JP 29298295 A JP29298295 A JP 29298295A JP 29298295 A JP29298295 A JP 29298295A JP H09136146 A JPH09136146 A JP H09136146A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal ribbon
- meandering
- conveyor
- metal
- conveyors
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、金属薄帯を連続的に安定してコイル
状に巻取るに際して、巻取装置までの搬送中、あるいは
巻取り中に生じる蛇行を防止する技術を提供することを
目的としている。 【解決手段】高速回転している冷却ロールの外周面上に
溶融金属を噴射して急冷凝固させた金属薄帯を巻取装置
まで搬送してコイル状に巻取るに際して、独立して駆動
する2つの搬送用コンベアを用い、上流側搬送用コンベ
アと下流側搬送用コンベアの長手方向中心軸が搬送ライ
ンに対して互いに逆向きに水平面内で傾かせて配置し、
該搬送用コンベアのベルトとの間の動摩擦力で該金属薄
帯に張力を付与しつつ搬送すると共に、該金属薄帯の蛇
行量を検出し、その検出値に基づき蛇行を軽減するよう
上記動摩擦力を調整することを特徴とする金属薄帯の蛇
行防止方法である。
状に巻取るに際して、巻取装置までの搬送中、あるいは
巻取り中に生じる蛇行を防止する技術を提供することを
目的としている。 【解決手段】高速回転している冷却ロールの外周面上に
溶融金属を噴射して急冷凝固させた金属薄帯を巻取装置
まで搬送してコイル状に巻取るに際して、独立して駆動
する2つの搬送用コンベアを用い、上流側搬送用コンベ
アと下流側搬送用コンベアの長手方向中心軸が搬送ライ
ンに対して互いに逆向きに水平面内で傾かせて配置し、
該搬送用コンベアのベルトとの間の動摩擦力で該金属薄
帯に張力を付与しつつ搬送すると共に、該金属薄帯の蛇
行量を検出し、その検出値に基づき蛇行を軽減するよう
上記動摩擦力を調整することを特徴とする金属薄帯の蛇
行防止方法である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、急冷金属薄帯の蛇
行防止方法に関し、詳しくは、溶融金属を高速回転下に
ある冷却ロール外周面上に噴出して急冷凝固させること
により製造した急冷金属薄帯(以下、金属薄帯という)
を、該冷却ロールから剥離して連続的に巻取装置へ円滑
に搬送、巻取る技術に係わる。
行防止方法に関し、詳しくは、溶融金属を高速回転下に
ある冷却ロール外周面上に噴出して急冷凝固させること
により製造した急冷金属薄帯(以下、金属薄帯という)
を、該冷却ロールから剥離して連続的に巻取装置へ円滑
に搬送、巻取る技術に係わる。
【0002】
【従来の技術】金属薄帯の製造方法としては、溶融金属
を高速回転下にある冷却ロールの外周面上に噴出し、こ
の冷却ロールの抜熱作用により急冷凝固させた後、得ら
れた金属薄帯を該冷却ロールから剥離し、巻取装置まで
搬送してコイル状に巻取る方法が一般的である。そし
て、該金属薄帯を連続的に捕捉・搬送・巻取りする方法
としては、例えば、本出願人は、特開平6−18250
8号公報や特開平7−1091号公報で『冷却ロールの
接線方向に圧縮ガスを吹付て、該冷却ロールから金属薄
帯を剥離し、次いでこの剥離点の近傍で該金属薄帯を真
空吸引式コンベアに吸着、捕捉し、この吸着状態を維持
したまま巻取装置に搬送したり、あるいは該真空式コン
ベアのベルトを冷却ロールの回転速度以上で回転し、該
ベルトを金属薄帯に対して摺動させて該金属薄帯に張力
を付与して搬送する方法』を開示した。また、特開平7
−1092号公報では、『冷却ロールの直下にマグネッ
トロール及びマグネットテーブルを配置し、所謂マグネ
ット吸引式コンベアで剥離、搬送を行う方法』をも開示
している。
を高速回転下にある冷却ロールの外周面上に噴出し、こ
の冷却ロールの抜熱作用により急冷凝固させた後、得ら
れた金属薄帯を該冷却ロールから剥離し、巻取装置まで
搬送してコイル状に巻取る方法が一般的である。そし
て、該金属薄帯を連続的に捕捉・搬送・巻取りする方法
としては、例えば、本出願人は、特開平6−18250
8号公報や特開平7−1091号公報で『冷却ロールの
接線方向に圧縮ガスを吹付て、該冷却ロールから金属薄
帯を剥離し、次いでこの剥離点の近傍で該金属薄帯を真
空吸引式コンベアに吸着、捕捉し、この吸着状態を維持
したまま巻取装置に搬送したり、あるいは該真空式コン
ベアのベルトを冷却ロールの回転速度以上で回転し、該
ベルトを金属薄帯に対して摺動させて該金属薄帯に張力
を付与して搬送する方法』を開示した。また、特開平7
−1092号公報では、『冷却ロールの直下にマグネッ
トロール及びマグネットテーブルを配置し、所謂マグネ
ット吸引式コンベアで剥離、搬送を行う方法』をも開示
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
従来技術は、金属薄帯を安定して搬送、巻取りする上で
以下に示すような問題点を生じた。すなわち、金属薄帯
をコンベアで搬送して巻取リールにて巻き取るに際し、
該金属薄帯が蛇行してもこれを修復する手段がなかっ
た。本発明者が、種々の実験を繰り返したところ、該蛇
行は、コンベアのミスアライメント、コンベアベルトの
劣化状態、金属薄帯の形状等に起因して発生していると
考えられた。この蛇行が激しい場合には、コイル形状が
崩れ、巻取りの継続が不可能となるばかりでなく、軽度
の場合でも、巻取り中に蛇行が発生すると、コイル形状
(巻き姿)が不良となって出荷前にリコイリングして該
巻き姿を整える必要が生じ、製造コストの増加原因とな
っていた。
従来技術は、金属薄帯を安定して搬送、巻取りする上で
以下に示すような問題点を生じた。すなわち、金属薄帯
をコンベアで搬送して巻取リールにて巻き取るに際し、
該金属薄帯が蛇行してもこれを修復する手段がなかっ
た。本発明者が、種々の実験を繰り返したところ、該蛇
行は、コンベアのミスアライメント、コンベアベルトの
劣化状態、金属薄帯の形状等に起因して発生していると
考えられた。この蛇行が激しい場合には、コイル形状が
崩れ、巻取りの継続が不可能となるばかりでなく、軽度
の場合でも、巻取り中に蛇行が発生すると、コイル形状
(巻き姿)が不良となって出荷前にリコイリングして該
巻き姿を整える必要が生じ、製造コストの増加原因とな
っていた。
【0004】巻取り中の蛇行に応じてコイル形状(巻き
姿)を修正するには、金属薄帯ではなく通常の鋼板に関
しての技術がある。例えば、鋼板を冷間圧延で製造する
に際し、該鋼板の蛇行量をオンラインで検出し、その検
出量に応じて巻取リールの位置を蛇行方向に移動して、
コイルエッジ(コイル状に巻かれた鋼板の端部)と巻取
り中の該鋼板のエッジ(先端)の位置を調整する技術が
知られている。
姿)を修正するには、金属薄帯ではなく通常の鋼板に関
しての技術がある。例えば、鋼板を冷間圧延で製造する
に際し、該鋼板の蛇行量をオンラインで検出し、その検
出量に応じて巻取リールの位置を蛇行方向に移動して、
コイルエッジ(コイル状に巻かれた鋼板の端部)と巻取
り中の該鋼板のエッジ(先端)の位置を調整する技術が
知られている。
【0005】しかしながら、金属薄帯の厚みは高々数十
μmと薄く、また脆弱であるため、巻取り中の該金属薄
帯には高々10〜数十kgfの張力しかかけることがで
きない。そのため、上記鋼板の巻取技術を金属薄帯に採
用しようとしても、コイル状に巻取る際の金属薄帯とリ
ール間の摩擦抵抗力は弱く、巻き姿が大きくなると蛇行
量に合わせてリールを動かすことで、かえってコイル形
状が崩れてしまうという問題があった。また、急峻に該
リールを移動させることは、金属薄帯の破断原因にもな
るので、上記鋼板の巻取技術は採用できないのが現状で
あった。
μmと薄く、また脆弱であるため、巻取り中の該金属薄
帯には高々10〜数十kgfの張力しかかけることがで
きない。そのため、上記鋼板の巻取技術を金属薄帯に採
用しようとしても、コイル状に巻取る際の金属薄帯とリ
ール間の摩擦抵抗力は弱く、巻き姿が大きくなると蛇行
量に合わせてリールを動かすことで、かえってコイル形
状が崩れてしまうという問題があった。また、急峻に該
リールを移動させることは、金属薄帯の破断原因にもな
るので、上記鋼板の巻取技術は採用できないのが現状で
あった。
【0006】そこで、本発明は、かかる事情を鑑み、金
属薄帯を連続的に安定してコイル状に巻取るに際して、
巻取装置までの搬送中、あるいは巻取り中に生じる蛇行
を防止する技術を提供することを目的としている。
属薄帯を連続的に安定してコイル状に巻取るに際して、
巻取装置までの搬送中、あるいは巻取り中に生じる蛇行
を防止する技術を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】発明者は、上記目的を達
成するため、従来のように巻取リールの移動以外の蛇行
防止対策を鋭意研究し、金属薄帯の搬送用コンベアにお
いて処置することが、蛇行防止に適切であることに気が
ついた。つまり、金属薄帯と搬送用コンベアとの間に生
じる動摩擦力に着眼し、蛇行が生じた時にその値を調整
するようにしたのである。また、該摩擦力とコンベア・
ベルトへの金属薄帯の吸着力との関係が、使用する搬送
用コンベアの種類によって下記のように異なるので、該
動摩擦力の調整は、使用するコンベアの種類や配置状態
によって異なるようにした。なお、下記式から、該動摩
擦力は各々真空吸引圧力P、マグネットと金属薄帯間の
距離x,電磁石の電流値i等により調整可能であること
がわかる。 F=μ・N ここで、F:コンベアにより金属薄帯に与える動摩擦力 μ:動摩擦係数 N:コンベア・ベルトへの金属薄帯の吸着力(下記
(1)〜(3)) (1)コンベア内に配設した吸引箱により吸着力を与え
る場合 N=P・S P:吸引圧、S:吸引面積 (2)コンベア内に配設したマグネットにより吸着力を
与える場合 N=k1 ・x-2 x:マグネットと金属薄帯との距離 (3)コンベア内に配設した電磁石により吸着力を与え
る場合 N=k2 ・i i:電磁石の電流値 本発明は、上記の研究結果を具現化したもので、高速回
転している冷却ロールの外周上に溶融金属を噴射して急
冷凝固させ急冷金属薄帯を製造した後、該金属薄帯を該
冷却ロールから剥離し、巻取装置まで複数のコンベアで
吸着、搬送してコイル状に巻取るに際して、上記複数の
コンベアのうちの2つを独立して駆動する搬送用コンベ
アとし、上流側搬送用コンベアと下流側搬送用コンベア
の長手方向中心軸が搬送ラインに対して互いに逆向きに
水平面内で傾かせて配置し、該搬送用コンベアのベルト
との間の動摩擦力で該金属薄帯に張力を付与しつつ搬送
すると共に、該金属薄帯の蛇行量を検出し、その検出値
に基づき蛇行を軽減するよう上記動摩擦力を調整するこ
とを特徴とする金属薄帯の蛇行防止方法である。
成するため、従来のように巻取リールの移動以外の蛇行
防止対策を鋭意研究し、金属薄帯の搬送用コンベアにお
いて処置することが、蛇行防止に適切であることに気が
ついた。つまり、金属薄帯と搬送用コンベアとの間に生
じる動摩擦力に着眼し、蛇行が生じた時にその値を調整
するようにしたのである。また、該摩擦力とコンベア・
ベルトへの金属薄帯の吸着力との関係が、使用する搬送
用コンベアの種類によって下記のように異なるので、該
動摩擦力の調整は、使用するコンベアの種類や配置状態
によって異なるようにした。なお、下記式から、該動摩
擦力は各々真空吸引圧力P、マグネットと金属薄帯間の
距離x,電磁石の電流値i等により調整可能であること
がわかる。 F=μ・N ここで、F:コンベアにより金属薄帯に与える動摩擦力 μ:動摩擦係数 N:コンベア・ベルトへの金属薄帯の吸着力(下記
(1)〜(3)) (1)コンベア内に配設した吸引箱により吸着力を与え
る場合 N=P・S P:吸引圧、S:吸引面積 (2)コンベア内に配設したマグネットにより吸着力を
与える場合 N=k1 ・x-2 x:マグネットと金属薄帯との距離 (3)コンベア内に配設した電磁石により吸着力を与え
る場合 N=k2 ・i i:電磁石の電流値 本発明は、上記の研究結果を具現化したもので、高速回
転している冷却ロールの外周上に溶融金属を噴射して急
冷凝固させ急冷金属薄帯を製造した後、該金属薄帯を該
冷却ロールから剥離し、巻取装置まで複数のコンベアで
吸着、搬送してコイル状に巻取るに際して、上記複数の
コンベアのうちの2つを独立して駆動する搬送用コンベ
アとし、上流側搬送用コンベアと下流側搬送用コンベア
の長手方向中心軸が搬送ラインに対して互いに逆向きに
水平面内で傾かせて配置し、該搬送用コンベアのベルト
との間の動摩擦力で該金属薄帯に張力を付与しつつ搬送
すると共に、該金属薄帯の蛇行量を検出し、その検出値
に基づき蛇行を軽減するよう上記動摩擦力を調整するこ
とを特徴とする金属薄帯の蛇行防止方法である。
【0008】また、本発明は、上記動摩擦力を、上記2
つのコンベアのベルト速度を相対的に変更したり、上記
2つの搬送用コンベアが真空吸引式の場合、上記動摩擦
力を、真空吸引ボックス内の圧力を相対的に変更した
り、あるいは上記2つの搬送用コンベアがマグネット吸
引式や電磁石式の場合、上記動摩擦力をマグネットと該
金属薄帯との間の距離を変更して調整することを特徴と
する金属薄帯の蛇行防止方法である。
つのコンベアのベルト速度を相対的に変更したり、上記
2つの搬送用コンベアが真空吸引式の場合、上記動摩擦
力を、真空吸引ボックス内の圧力を相対的に変更した
り、あるいは上記2つの搬送用コンベアがマグネット吸
引式や電磁石式の場合、上記動摩擦力をマグネットと該
金属薄帯との間の距離を変更して調整することを特徴と
する金属薄帯の蛇行防止方法である。
【0009】さらに、本発明は、高速回転している冷却
ロール外周面上に溶融金属を噴射して急冷凝固させ急冷
金属薄帯を製造した後、該金属薄帯を該冷却ロールから
剥離し、巻取装置まで複数のコンベアで吸着、搬送して
コイル状に巻き取るに際して、上記複数のコンベアのう
ち独立して駆動する該搬送用コンベアを該金属薄帯の搬
送ラインに沿って配置し、該搬送用コンベアのベルトと
の間の動摩擦力で該金属薄帯に張力を付与しつつ該金属
薄帯を搬送すると共に、該金属薄帯の蛇行量を検出し、
その検出値に基づき蛇行量を軽減するよう、該搬送用コ
ンベアの長手方向中心軸と搬送ラインとの交差角を水平
面内で変更したり、あるいは該中心軸と搬送ラインとを
平行としたまま、該搬送用コンベアを水平面内で移動し
たりすることを特徴とする金属薄帯の蛇行防止方法でも
ある。そして、この場合に、使用する搬送用コンベアを
一台のみにしたり、上記コンベアを真空吸引式、マグネ
ット吸引式あるいは電磁石吸引式としたことを特徴とす
る金属薄帯の蛇行防止方法である。さらに加えて、搬送
用コンベアが搬送ラインに沿って配置された真空吸引式
の場合、その真空吸引ボックスを幅方向で複数に分割
し、それらの吸引圧を蛇行していない側が大きくなるよ
うそれぞれ独立に変更するようにした金属薄帯の蛇行防
止方法でもある。
ロール外周面上に溶融金属を噴射して急冷凝固させ急冷
金属薄帯を製造した後、該金属薄帯を該冷却ロールから
剥離し、巻取装置まで複数のコンベアで吸着、搬送して
コイル状に巻き取るに際して、上記複数のコンベアのう
ち独立して駆動する該搬送用コンベアを該金属薄帯の搬
送ラインに沿って配置し、該搬送用コンベアのベルトと
の間の動摩擦力で該金属薄帯に張力を付与しつつ該金属
薄帯を搬送すると共に、該金属薄帯の蛇行量を検出し、
その検出値に基づき蛇行量を軽減するよう、該搬送用コ
ンベアの長手方向中心軸と搬送ラインとの交差角を水平
面内で変更したり、あるいは該中心軸と搬送ラインとを
平行としたまま、該搬送用コンベアを水平面内で移動し
たりすることを特徴とする金属薄帯の蛇行防止方法でも
ある。そして、この場合に、使用する搬送用コンベアを
一台のみにしたり、上記コンベアを真空吸引式、マグネ
ット吸引式あるいは電磁石吸引式としたことを特徴とす
る金属薄帯の蛇行防止方法である。さらに加えて、搬送
用コンベアが搬送ラインに沿って配置された真空吸引式
の場合、その真空吸引ボックスを幅方向で複数に分割
し、それらの吸引圧を蛇行していない側が大きくなるよ
うそれぞれ独立に変更するようにした金属薄帯の蛇行防
止方法でもある。
【0010】本発明では、上記のように金属薄帯と搬送
用コンベアのベルトとの間に生じる動摩擦力を調整し
て、金属薄帯の蛇行を防止又は軽減するようにした。そ
の結果、金属薄帯は、円滑且つ連続して巻取りできるよ
うになり、金属薄帯の製造が低コストで安定して行える
ようになった。
用コンベアのベルトとの間に生じる動摩擦力を調整し
て、金属薄帯の蛇行を防止又は軽減するようにした。そ
の結果、金属薄帯は、円滑且つ連続して巻取りできるよ
うになり、金属薄帯の製造が低コストで安定して行える
ようになった。
【0011】
【発明の実施の形態】まず、本発明に係る金属薄帯の蛇
行防止方法を適用する金属薄帯の搬送、巻取り作業を図
1を用いて説明する。高速回転する冷却ロール3の外周
面1上に、スリット状開口部を有するノズル16から溶
融金属17を噴射供給し、該溶融金属17を該冷却ロー
ル3の外周面1上で急冷凝固させ、金属薄帯15が製造
される。該金属薄帯15は、これまたスリット状開口部
を有する剥離用エア・ノズル4から空気が吹付けられて
該冷却ロール3から剥離され、剥離用真空吸引式コンベ
ア5の真空吸引ボックス6面上を回転する多孔ベルト表
面に吸着される。そして、該金属薄帯15は、剥離用真
空吸引式コンベア5から搬送用真空吸引式コンベア7−
1、7−2、巻取用真空吸引式コンベア9へと順次受け
渡されて行く。やがて、鋳造作業が定常状態になり、良
品の金属薄帯15が安定して製造されるようになったと
ころで、該巻取用真空吸引式コンベア9を巻取リール1
2に押し付ける。該巻取リール12は、表面に粘着性の
物質が塗布されており、また、該金属薄帯15の鋳造速
度と同期して回転しているので、この押付けによって、
該金属薄帯15は該巻取リール12に接着し、直ちに巻
取りが開始される。巻取りの開始後は、該巻取用真空吸
引コンベヤ9を該巻取リール12の位置から待避させ、
水平な位置に復帰させる。その後、該金属薄帯15を挟
むようにエッジセンサ13、14を搬送、巻取ライン内
に導入し、巻取り中の該金属薄帯15の蛇行量を検出で
きるようにする。
行防止方法を適用する金属薄帯の搬送、巻取り作業を図
1を用いて説明する。高速回転する冷却ロール3の外周
面1上に、スリット状開口部を有するノズル16から溶
融金属17を噴射供給し、該溶融金属17を該冷却ロー
ル3の外周面1上で急冷凝固させ、金属薄帯15が製造
される。該金属薄帯15は、これまたスリット状開口部
を有する剥離用エア・ノズル4から空気が吹付けられて
該冷却ロール3から剥離され、剥離用真空吸引式コンベ
ア5の真空吸引ボックス6面上を回転する多孔ベルト表
面に吸着される。そして、該金属薄帯15は、剥離用真
空吸引式コンベア5から搬送用真空吸引式コンベア7−
1、7−2、巻取用真空吸引式コンベア9へと順次受け
渡されて行く。やがて、鋳造作業が定常状態になり、良
品の金属薄帯15が安定して製造されるようになったと
ころで、該巻取用真空吸引式コンベア9を巻取リール1
2に押し付ける。該巻取リール12は、表面に粘着性の
物質が塗布されており、また、該金属薄帯15の鋳造速
度と同期して回転しているので、この押付けによって、
該金属薄帯15は該巻取リール12に接着し、直ちに巻
取りが開始される。巻取りの開始後は、該巻取用真空吸
引コンベヤ9を該巻取リール12の位置から待避させ、
水平な位置に復帰させる。その後、該金属薄帯15を挟
むようにエッジセンサ13、14を搬送、巻取ライン内
に導入し、巻取り中の該金属薄帯15の蛇行量を検出で
きるようにする。
【0012】次に、本発明に係る金属薄帯の蛇行防止方
法を、図2〜3を用い説明する。第1発明は、独立して
駆動する搬送用コンベアが、金属薄帯の搬送ラインに沿
って直線ではなく、図2(a)に示すように、特殊な配
置をしている。つまり、複数のコンベアのうち2台の搬
送用コンベアを、上流側搬送用コンベアと下流側搬送用
コンベアとし、それらの長手方向中心軸が金属薄帯の搬
送ラインに対して互いに逆向きに水平面内で傾かせて配
置してある。このような搬送用コンベアの配置によっ
て、搬送用コンベアのベルトと金属薄帯間に生じる動摩
擦力F,F’の合力は、該金属薄帯の推進力f1 との間
に、図2(b)に示す関係が成立し、金属薄帯が蛇行し
た場合、その矯正力f2 を金属薄帯の進行方向に直交さ
せて水平面内で作用させれば良いことになる。
法を、図2〜3を用い説明する。第1発明は、独立して
駆動する搬送用コンベアが、金属薄帯の搬送ラインに沿
って直線ではなく、図2(a)に示すように、特殊な配
置をしている。つまり、複数のコンベアのうち2台の搬
送用コンベアを、上流側搬送用コンベアと下流側搬送用
コンベアとし、それらの長手方向中心軸が金属薄帯の搬
送ラインに対して互いに逆向きに水平面内で傾かせて配
置してある。このような搬送用コンベアの配置によっ
て、搬送用コンベアのベルトと金属薄帯間に生じる動摩
擦力F,F’の合力は、該金属薄帯の推進力f1 との間
に、図2(b)に示す関係が成立し、金属薄帯が蛇行し
た場合、その矯正力f2 を金属薄帯の進行方向に直交さ
せて水平面内で作用させれば良いことになる。
【0013】この第1発明は、前記エッジセンサ13、
14で検出した金属薄帯の蛇行量を、図6に示すよう
に、蛇行検出装置19で得た検出量を吸引制御装置20
に入力し、搬送用真空吸引式コンベア7−1、7−2に
付帯する真空吸引ボックス8−1、8−2内の吸引圧を
ブロア27で互いに異なった値に変更して、前記動摩擦
力F及びF’を調整し、図2(b)の矯正力を作用させ
ることで行うようにした。これにより、該金属薄帯15
の巻取リール12における蛇行は修正されるのである。
14で検出した金属薄帯の蛇行量を、図6に示すよう
に、蛇行検出装置19で得た検出量を吸引制御装置20
に入力し、搬送用真空吸引式コンベア7−1、7−2に
付帯する真空吸引ボックス8−1、8−2内の吸引圧を
ブロア27で互いに異なった値に変更して、前記動摩擦
力F及びF’を調整し、図2(b)の矯正力を作用させ
ることで行うようにした。これにより、該金属薄帯15
の巻取リール12における蛇行は修正されるのである。
【0014】図1、図2においては、搬送用コンベアと
して真空吸引式コンベアを用いた場合で説明したが、第
1発明は、該金属薄帯を吸着して動摩擦力を与え得る機
能を有するものであれば、他方式のコンベアであっても
構わない。例えば、マグネット式、電磁石式のコンベア
により同様な効果を得ることが可能である。何故なら
ば、それらも前記した式から明らかなように、該金属薄
帯を吸着し、それに動摩擦力を与えるからである。
して真空吸引式コンベアを用いた場合で説明したが、第
1発明は、該金属薄帯を吸着して動摩擦力を与え得る機
能を有するものであれば、他方式のコンベアであっても
構わない。例えば、マグネット式、電磁石式のコンベア
により同様な効果を得ることが可能である。何故なら
ば、それらも前記した式から明らかなように、該金属薄
帯を吸着し、それに動摩擦力を与えるからである。
【0015】また、コンベア・ベルトが金属薄帯に付与
する動摩擦力は、図3に示す通り、コンベア速度により
調整可能であるので、第1発明では前記2つの搬送用コ
ンベアのベルト速度の変更によっても、金属薄帯の蛇行
修正は可能である。第2発明は、複数のコンベアのう
ち、独立して駆動する搬送用コンベアを、図4(a)に
示すように該金属薄帯の搬送ラインに沿って配置してあ
る。このような配置において、金属薄帯に蛇行が生じる
と(図4(b)参照)、該搬送用コンベア・ベルトと金
属薄帯の間の動摩擦力は、図4(c)に示すような関係
で該金属薄帯の蛇行矯正力を作用させる方向が定まる。
そこで、第2発明では、該搬送用コンベアを、その長手
方向中心軸と搬送ラインとの交差角を水平面内で検知し
た蛇行方向と逆向きに移動させるようにした。なお、移
動量は、蛇行量に対応させることは言うまでもない。ま
た、第2発明では、搬送用コンベアを一台としても複数
台としても良く、さらに、搬送用コンベアの方式として
は、真空吸引式、マグネット式、電磁石式のいずれでも
良く、搬送コンベアの移動も、下流側プーリーのみなら
ず上流側プーリーも同時に移動させても良い。
する動摩擦力は、図3に示す通り、コンベア速度により
調整可能であるので、第1発明では前記2つの搬送用コ
ンベアのベルト速度の変更によっても、金属薄帯の蛇行
修正は可能である。第2発明は、複数のコンベアのう
ち、独立して駆動する搬送用コンベアを、図4(a)に
示すように該金属薄帯の搬送ラインに沿って配置してあ
る。このような配置において、金属薄帯に蛇行が生じる
と(図4(b)参照)、該搬送用コンベア・ベルトと金
属薄帯の間の動摩擦力は、図4(c)に示すような関係
で該金属薄帯の蛇行矯正力を作用させる方向が定まる。
そこで、第2発明では、該搬送用コンベアを、その長手
方向中心軸と搬送ラインとの交差角を水平面内で検知し
た蛇行方向と逆向きに移動させるようにした。なお、移
動量は、蛇行量に対応させることは言うまでもない。ま
た、第2発明では、搬送用コンベアを一台としても複数
台としても良く、さらに、搬送用コンベアの方式として
は、真空吸引式、マグネット式、電磁石式のいずれでも
良く、搬送コンベアの移動も、下流側プーリーのみなら
ず上流側プーリーも同時に移動させても良い。
【0016】また、前記した交差角の変更に代え、図5
に示すように、搬送コンベアを蛇行している側と反対方
向に平行移動21させる方法である。さらに加えて、搬
送用コンベアとして真空吸引コンベアを使用する場合、
真空吸引ボックスを幅方向で複数個に分割し、独立して
ボックス内の圧力を変更するようにして、蛇行と反対側
の吸引を強める蛇行を防止する第3発明も提供する。
に示すように、搬送コンベアを蛇行している側と反対方
向に平行移動21させる方法である。さらに加えて、搬
送用コンベアとして真空吸引コンベアを使用する場合、
真空吸引ボックスを幅方向で複数個に分割し、独立して
ボックス内の圧力を変更するようにして、蛇行と反対側
の吸引を強める蛇行を防止する第3発明も提供する。
【0017】第3発明での蛇行の具体的な矯正は、図9
に示すように、蛇行検出装置19で得た蛇行検出量に応
じて、各真空吸引ボックス8−3、8−4あるいは8−
5内の吸引量(圧力)を調整することが可能である。す
なわち、蛇行検出量を吸引力制御装置20に入力し、こ
の情報に基づき、各真空吸引ボックス8−3、8−4、
8−5に対応するブロア27の回転数の修正量を演算
し、その演算結果に基づき、例えばインバータ制御によ
りブロワの羽根の回転速度の変更により吸引力(圧力)
を調整して蛇行を修正する。すなわち、蛇行検出値に基
づき、搬送用コンベアの移動の修正量を演算し、移動制
御装置26を介して油圧式シリンダ方式、エアーシリン
ダ方式、回転ねじ方式、等のアクチュエータ25により
調整して蛇行を修正する。一方、第2発明の場合には、
搬送用コンベアの移動を図7及び8に示す制御系で行え
ば良い。、 上記蛇行量の検出装置としては、非接触式
のセンサを用いることが好ましく、例えば、図1に示し
たように、レーザー式、CCDカメラ式等の透過光を受
光して検出するものが良い。また、例えば、コンベア上
の金属薄帯をカメラにより撮影した後に、画像処理によ
り蛇行位置及び量を検出することも可能である。
に示すように、蛇行検出装置19で得た蛇行検出量に応
じて、各真空吸引ボックス8−3、8−4あるいは8−
5内の吸引量(圧力)を調整することが可能である。す
なわち、蛇行検出量を吸引力制御装置20に入力し、こ
の情報に基づき、各真空吸引ボックス8−3、8−4、
8−5に対応するブロア27の回転数の修正量を演算
し、その演算結果に基づき、例えばインバータ制御によ
りブロワの羽根の回転速度の変更により吸引力(圧力)
を調整して蛇行を修正する。すなわち、蛇行検出値に基
づき、搬送用コンベアの移動の修正量を演算し、移動制
御装置26を介して油圧式シリンダ方式、エアーシリン
ダ方式、回転ねじ方式、等のアクチュエータ25により
調整して蛇行を修正する。一方、第2発明の場合には、
搬送用コンベアの移動を図7及び8に示す制御系で行え
ば良い。、 上記蛇行量の検出装置としては、非接触式
のセンサを用いることが好ましく、例えば、図1に示し
たように、レーザー式、CCDカメラ式等の透過光を受
光して検出するものが良い。また、例えば、コンベア上
の金属薄帯をカメラにより撮影した後に、画像処理によ
り蛇行位置及び量を検出することも可能である。
【0018】
【実施例】Fe80B10Si9 Cl(at重量%)になる
合金250kgを高周波誘導溶解炉で溶解し、その状態
に一定時間1325℃に保持した。そして、該溶湯を2
1m/secで回転する冷却ロール3の外周面上に注湯
ノズル16より噴出し、急冷凝固させ、金属薄帯15を
製造した。この金属薄帯15は、幅170mm、厚み2
0−30μmで連続的に該冷却ロール3上にできるの
で、逐次剥離エアーノズル4によって空気を吹きつけ該
冷却ロール3から剥離させ、該冷却ロール3直下に位置
する剥離用真空吸引コンベア5に載せ、その後該コンベ
ア5の下流側に設置した搬送用真空吸引コンベア7−
1、7−2、巻取用真空吸引コンベア9で該金属薄帯1
5に張力を付与した状態で巻取リール12まで搬送し
た。次に、該巻取用真空吸引コンベア9の先端を該巻取
リール12に接触させ、搬送してきた金属薄帯15を該
巻取リール12に巻き付けた。なお、使用した各コンベ
アは、全て22m/secの同一速度で回転させた。
合金250kgを高周波誘導溶解炉で溶解し、その状態
に一定時間1325℃に保持した。そして、該溶湯を2
1m/secで回転する冷却ロール3の外周面上に注湯
ノズル16より噴出し、急冷凝固させ、金属薄帯15を
製造した。この金属薄帯15は、幅170mm、厚み2
0−30μmで連続的に該冷却ロール3上にできるの
で、逐次剥離エアーノズル4によって空気を吹きつけ該
冷却ロール3から剥離させ、該冷却ロール3直下に位置
する剥離用真空吸引コンベア5に載せ、その後該コンベ
ア5の下流側に設置した搬送用真空吸引コンベア7−
1、7−2、巻取用真空吸引コンベア9で該金属薄帯1
5に張力を付与した状態で巻取リール12まで搬送し
た。次に、該巻取用真空吸引コンベア9の先端を該巻取
リール12に接触させ、搬送してきた金属薄帯15を該
巻取リール12に巻き付けた。なお、使用した各コンベ
アは、全て22m/secの同一速度で回転させた。
【0019】その際、金属薄帯15に蛇行が発生した
が、その蛇行を蛇行検出装置19により測定し、該測定
結果に基づいて、図6に示す第1発明の方法により、搬
送ラインに対して所定の角度をもって各々交差する2つ
の搬送用コンベアの真空吸引圧力を変更し、該金属薄帯
の動摩擦力を調整した。その結果、蛇行防止を行わない
場合には、最大で50mm程度の蛇行が発生することが
あったが、本発明に係る蛇行防止方法を採用した後で
は、高々10mm程度の蛇行に抑えることが可能となっ
た。
が、その蛇行を蛇行検出装置19により測定し、該測定
結果に基づいて、図6に示す第1発明の方法により、搬
送ラインに対して所定の角度をもって各々交差する2つ
の搬送用コンベアの真空吸引圧力を変更し、該金属薄帯
の動摩擦力を調整した。その結果、蛇行防止を行わない
場合には、最大で50mm程度の蛇行が発生することが
あったが、本発明に係る蛇行防止方法を採用した後で
は、高々10mm程度の蛇行に抑えることが可能となっ
た。
【0020】また、本発明方法では、従来の蛇行制御方
法のように巻き取りリールを動かさないので、コイル形
状が崩れたり、金属薄帯が破断するといった派生的なト
ラブルも未然に防止することができた。なお、この実施
例においては、真空吸引式コンベアの吸引圧力を変更す
る場合について説明したが、前記したように、吸着力を
有する他方式のコンベアでも、またベルト速度を変更し
たり、第2発明として各種搬送用コンベアを移動させた
場合にも、さらにはマグネット式電または磁石式の場合
には、金属薄板との距離を数mm〜20mm程度離して
設置し、上記と同様の結果を得た。
法のように巻き取りリールを動かさないので、コイル形
状が崩れたり、金属薄帯が破断するといった派生的なト
ラブルも未然に防止することができた。なお、この実施
例においては、真空吸引式コンベアの吸引圧力を変更す
る場合について説明したが、前記したように、吸着力を
有する他方式のコンベアでも、またベルト速度を変更し
たり、第2発明として各種搬送用コンベアを移動させた
場合にも、さらにはマグネット式電または磁石式の場合
には、金属薄板との距離を数mm〜20mm程度離して
設置し、上記と同様の結果を得た。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、本発明により、金属
薄帯が巻取り中に蛇行しても、金属薄帯と搬送用コンベ
アのベルト間に生じる動摩擦力を各々調整することで、
巻取リールにおける蛇行発生量が低減し、金属薄帯の製
造を安定して行うことができるようになった。
薄帯が巻取り中に蛇行しても、金属薄帯と搬送用コンベ
アのベルト間に生じる動摩擦力を各々調整することで、
巻取リールにおける蛇行発生量が低減し、金属薄帯の製
造を安定して行うことができるようになった。
【図1】本発明に係る金属薄帯の蛇行防止方法を適合す
る金属薄帯製造設備の1例を示す縦断面図である。
る金属薄帯製造設備の1例を示す縦断面図である。
【図2】本発明に係る蛇行防止方法(第1発明)の考え
方を説明する図であり、(a)は平面図、(b)は動摩
擦力と蛇行矯正力の関係である。
方を説明する図であり、(a)は平面図、(b)は動摩
擦力と蛇行矯正力の関係である。
【図3】搬送用コンベアのベルト速度と動摩擦力との関
係を示す図である。
係を示す図である。
【図4】本発明に係る蛇行防止方法(第2発明)の考え
方を説明する図であり、(a)は蛇行の無い場合、
(b)は蛇行のある場合の平面図、(c)は動摩擦力と
蛇行矯正力との関係である。
方を説明する図であり、(a)は蛇行の無い場合、
(b)は蛇行のある場合の平面図、(c)は動摩擦力と
蛇行矯正力との関係である。
【図5】第2発明で搬送用コンベアの別の移動方法を示
す図である。
す図である。
【図6】動摩擦力を真空吸引コンベアの吸引圧で調整す
る設備例である。
る設備例である。
【図7】動摩擦力を搬送用コンベアの一端の移動で調整
する設備例である。
する設備例である。
【図8】動摩擦力を搬送用コンベアの全体の移動で調整
する設備例である。
する設備例である。
【図9】図6において真空吸引ボックスを複数に分割し
た場合の図である。
た場合の図である。
1 冷却ロールの外周面 2 タンディッシュ 3 冷却ロール 4 剥離エア・ノズル 5 剥離用真空吸引コンベア 6 5の真空吸引ボックス 7 搬送用真空吸引コンベア 8 7の真空吸引ボックス 9 巻取用真空吸引コンベア 10 9の真空吸引ボックス 11 搬送ライン 12 巻取リール 13 エッジセンサ;投光器 14 エッジセンサ;受光器 15 急冷金属薄帯(金属薄帯) 16 注湯ノズル 17 溶融金属 19 蛇行検出装置 20 吸引力制御装置 21 コンベア移動方向 22 金属薄帯の進行方向 23 ベルトの進行方向 24 ラインの進行方向 25 アクチュエータ 26 コンベアの移動制御装置 27 ブロア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 一之 千葉市中央区川崎町1番地 川崎製鉄株式 会社千葉製鉄所内 (72)発明者 石塚 晴彦 千葉市中央区川崎町1番地 川崎製鉄株式 会社千葉製鉄所内 (72)発明者 佐藤 徹 千葉市中央区川崎町1番地 川崎製鉄株式 会社千葉製鉄所内 (72)発明者 須原 俊 千葉市中央区川崎町1番地 川崎製鉄株式 会社千葉製鉄所内 (72)発明者 松川 敏胤 千葉市中央区川崎町1番地 川崎製鉄株式 会社千葉製鉄所内
Claims (11)
- 【請求項1】 高速回転している冷却ロールの外周面上
に溶融金属を噴射して急冷凝固させ金属薄帯を製造した
後、該金属薄帯を該冷却ロールから剥離し、巻取装置ま
で複数のコンベアで吸着、搬送してコイル状に巻取るに
際して、 上記複数のコンベアのうちの2つを独立して駆動する搬
送用コンベアとし、上流側搬送用コンベアと下流側搬送
用コンベアの長手方向中心軸が搬送ラインに対して互い
に逆向きに水平面内で傾かせて配置し、該搬送用コンベ
アのベルトとの間の動摩擦力で該金属薄帯に張力を付与
しつつ搬送すると共に、該金属薄帯の蛇行量を検出し、
その検出値に基づき蛇行を軽減するよう上記動摩擦力を
調整することを特徴とする金属薄帯の蛇行防止方法。 - 【請求項2】 上記動摩擦力を、上記2つの搬送用コン
ベアのベルト速度を変更して調整することを特徴とする
請求項1記載の金属薄帯の蛇行防止方法。 - 【請求項3】 上記2つの搬送用コンベアが真空吸引式
の場合、上記動摩擦力を、真空吸引ボックス内の圧力を
相対的に変更して調整することを特徴とする請求項1記
載の金属薄帯の蛇行防止方法。 - 【請求項4】 上記2つの搬送用コンベアがマグネット
吸引式の場合、上記動摩擦力をマグネットと該金属薄帯
との間の距離を変更して調整することを特徴とする請求
項1記載の金属薄帯の蛇行防止方法。 - 【請求項5】 請求項4のマグネット吸引式に代え、電
磁石式としたことを特徴とする金属薄帯の蛇行防止方
法。 - 【請求項6】 高速回転している冷却ロール外周面上に
溶融金属を噴射して急冷凝固させ急冷金属薄帯を製造し
た後、該金属薄帯を該冷却ロールから剥離し、巻取装置
まで複数のコンベアで吸着、搬送してコイル状に巻き取
るに際して、 上記複数のコンベアのうちに独立して駆動する搬送用コ
ンベアを該金属薄帯の搬送ラインに沿って配置し、該搬
送用コンベアのベルトとの間の動摩擦力で該金属薄帯に
張力を付与しつつ該金属薄帯を搬送すると共に、該金属
薄帯の蛇行量を検出し、その検出値に基づき蛇行量を軽
減するよう、該搬送用コンベアの長手方向中心軸と搬送
ラインとの交差角を水平面内で変更する、又は該搬送用
コンベアの長手方向中心軸と搬送ラインとを平行とした
まま、該搬送用コンベアを水平面内で移動することを特
徴とする金属薄帯の蛇行防止方法。 - 【請求項7】 搬送用コンベアを一台のみ使用すること
を特徴とする請求項6記載の金属薄帯の蛇行防止方法。 - 【請求項8】 上記搬送用コンベアを真空吸引式とした
ことを特徴とする請求項6又は7記載の金属薄帯の蛇行
防止方法。 - 【請求項9】 上記搬送用コンベアをマグネット吸引式
としたことを特徴とする請求項6又は7記載の金属薄帯
の蛇行防止方法。 - 【請求項10】 上記搬送用コンベアを電磁石吸引式と
したことを特徴とする請求項6又は7記載の金属薄帯の
蛇行防止方法。 - 【請求項11】 高速回転している冷却ロール外周面上
に溶融金属を噴射して急冷凝固させ急冷金属薄帯を製造
した後、該金属薄帯を該冷却ロールから剥離し、巻取装
置まで複数のコンベアで吸着、搬送してコイル状に巻き
取るに際して、 上記複数のコンベアのうちに独立して駆動し、吸引ボッ
クスが幅方向で複数に分割した搬送用真空吸引コンベア
を該金属薄帯の搬送ラインに沿って配置し、該搬送用真
空吸引コンベアのベルトとの間の動摩擦力で該金属薄帯
に張力を付与しつつ該金属薄帯を搬送すると共に、該金
属薄帯の蛇行量を検出し、その検出値に基づき非蛇行側
の吸引ボックスの吸引が強くなるよう、分割ボックス内
の吸引圧をそれぞれ独立に変更することを特徴とする金
属薄帯の蛇行防止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29298295A JPH09136146A (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | 金属薄帯の蛇行防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29298295A JPH09136146A (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | 金属薄帯の蛇行防止方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09136146A true JPH09136146A (ja) | 1997-05-27 |
Family
ID=17788945
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29298295A Withdrawn JPH09136146A (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | 金属薄帯の蛇行防止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09136146A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002529245A (ja) * | 1998-11-11 | 2002-09-10 | ウンラウフ,ノルベルト | 金属ストリップを減速つまり引きずるための駆動システム |
| KR20160075038A (ko) * | 2014-12-19 | 2016-06-29 | 주식회사 포스코 | 스트립 사행 방지 장치 및 방법 |
| CN108941250A (zh) * | 2018-09-27 | 2018-12-07 | 天津市中重科技工程有限公司 | 一种卧式卷取薄带防飘装置 |
| CN119284615A (zh) * | 2024-12-10 | 2025-01-10 | 浙江鹏翔精机制造有限公司 | 一种吹膜机的牵引结构以及牵引方法 |
-
1995
- 1995-11-10 JP JP29298295A patent/JPH09136146A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002529245A (ja) * | 1998-11-11 | 2002-09-10 | ウンラウフ,ノルベルト | 金属ストリップを減速つまり引きずるための駆動システム |
| KR20160075038A (ko) * | 2014-12-19 | 2016-06-29 | 주식회사 포스코 | 스트립 사행 방지 장치 및 방법 |
| CN108941250A (zh) * | 2018-09-27 | 2018-12-07 | 天津市中重科技工程有限公司 | 一种卧式卷取薄带防飘装置 |
| CN108941250B (zh) * | 2018-09-27 | 2023-09-05 | 中重科技(天津)股份有限公司 | 一种卧式卷取薄带防飘装置 |
| CN119284615A (zh) * | 2024-12-10 | 2025-01-10 | 浙江鹏翔精机制造有限公司 | 一种吹膜机的牵引结构以及牵引方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2007302928A (ja) | 長尺基材連続処理用の搬送機構、それを用いた処理装置およびそれによって得られる長尺部材 | |
| CN103930225B (zh) | 金属薄带的制造方法及制造设备 | |
| JPH09136146A (ja) | 金属薄帯の蛇行防止方法 | |
| WO2019088149A1 (ja) | 貼付用ラベル、ラベル貼付方法、トルクセンサシャフトの製造方法および同シャフトの製造設備 | |
| JP3336188B2 (ja) | 金属薄帯の巻取り方法 | |
| JP3002068B2 (ja) | 金属薄帯の製造方法およびその設備 | |
| JPH02123064A (ja) | プラスチックフィルムの搬送方法 | |
| JP2923171B2 (ja) | 金属薄帯の製造方法 | |
| JP2954864B2 (ja) | 金属薄帯の製造方法 | |
| JP5155096B2 (ja) | 帯状ワークの搬送方法、及び帯状ワークの搬送装置 | |
| JPH0647503A (ja) | アモルファスリボンの搬送装置 | |
| JP3456362B2 (ja) | 急冷金属薄帯用吸引式コンベア | |
| JPH09122841A (ja) | 金属薄帯の製造方法 | |
| JPH0994638A (ja) | 金属薄帯の製造方法 | |
| JPH05200492A (ja) | 連続鋳造薄板鋳片の搬送巻取装置および搬送巻取方法 | |
| JPH02112860A (ja) | 急冷金属薄帯の誘導、搬送方法およびその装置 | |
| JPH044956A (ja) | 急冷金属薄帯の製造装置 | |
| JPH04356337A (ja) | 極薄金属薄帯の蛇行制御方法 | |
| JPH0569628B2 (ja) | ||
| JPH071092A (ja) | 急冷金属薄帯の剥離・搬送装置 | |
| JPH09225526A (ja) | 極薄金属薄帯の巻取方法 | |
| JPH02137650A (ja) | 急冷金属薄帯の誘導、搬送方法およびその装置 | |
| JPH06182506A (ja) | 金属薄帯の製造方法 | |
| JPH04210855A (ja) | 急冷金属薄帯の蛇行防止方法及びその装置 | |
| JPH05154618A (ja) | 金属薄帯の搬送方法及び搬送用ロール |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030204 |