JPH09141967A - 記録装置における駆動伝達切換機構 - Google Patents
記録装置における駆動伝達切換機構Info
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- JPH09141967A JPH09141967A JP32660195A JP32660195A JPH09141967A JP H09141967 A JPH09141967 A JP H09141967A JP 32660195 A JP32660195 A JP 32660195A JP 32660195 A JP32660195 A JP 32660195A JP H09141967 A JPH09141967 A JP H09141967A
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Abstract
て、駆動力伝達ギヤと負圧ギヤとが噛み合った後は、一
定領域内においては、キャリッジが印字領域側へ移動し
ても、両ギヤを噛み合った状態に保持することができ
る。 【解決手段】 第1キック部50aをキャッピング領域
の開始地点に、第2キック部50bを印字領域内に、キ
ャリッジ3の移動範囲に突出するように設け、キャリッ
ジに付設したリブ55が第1キック部50aを蹴ると、
駆動力分配ギヤ41の噛み歯41cとパージギヤ48が
噛合し、第2キック部50bを蹴ると、両ギヤが離脱す
るように設定する。これにより、両ギヤの噛合中にキャ
リッジ3が両キック部間において印字領域側に移動して
も両ギヤは離脱しない。
Description
リンタ、ファクシミリ等の記録装置における駆動伝達切
換機構に関し、特に、駆動源の駆動力を負圧発生手段に
伝達する状態と伝達しない状態とに切り換える駆動伝達
切換機構に関するものである。
記録装置においては、インク液滴を噴射する印字ヘッド
の使用中に内部に気泡が発生したり、ノズル面にインク
液滴が付着することにより吐出不良を起こす。そこで、
この問題を解消し、良好な吐出状態に回復させるため
に、パージ装置と称されるメンテナンス装置を備えたも
のがある。このパージ装置は、印字ヘッドに吸引キャッ
プを被せて、ポンプにより負圧を発生させて印字ヘッド
の内部のインクを吸引したりするものである。そして、
この負圧を発生するための手段の駆動源を、印字用紙等
の記録媒体を搬送するための駆動源と共用して、部品点
数の削減とコストダウンを図ることが知られている。
手段の駆動源を共用化した記録装置においては、負圧発
生手段を作動させるときに駆動源の駆動力を、該手段に
伝達し得る状態に駆動力の伝達を切り換える駆動伝達切
換機構が備えられている。この駆動伝達切換機構として
は、駆動源の駆動力が伝達された駆動力伝達ギヤが負圧
発生手段の駆動ギヤ(以下、これを負圧ギヤという)又
は記録媒体搬送手段の駆動ギヤ(以下、これを搬送ギヤ
という)と選択的に噛み合うことにより、これらの一方
又は双方に駆動力が伝達されるようにしたものが提案さ
れている。この駆動力伝達ギヤによる駆動力の負圧発生
手段への伝達は、印字ヘッドが搭載されたキャリッジ
が、記録装置に備えられる保護キャップによって印字ヘ
ッドがキャップされる位置(以下、キャッピングポジシ
ョンという)に来たときに、駆動力伝達ギヤを負圧ギヤ
に噛み合う位置へ移動させることにより行っている。
ような従来の駆動伝達切換機構においては、キャリッジ
がキャッピングポジションから他の位置に移動した場合
には、負圧発生手段の動作中であっても、駆動力伝達ギ
ヤが負圧ギヤから外れる。従って、この駆動伝達切換機
構が、複数色のインク滴を噴出する複数の印字ヘッドを
有したカラープリンタに備えられている場合であって、
一つのパージ装置により、各印字ヘッドのそれぞれのノ
ズルに対して順次回復動作を行うときは、キャリッジは
各印字ヘッドのノズルをパージ装置に対向する位置まで
順次移動させなければならないため、このキャリッジの
移動に伴って駆動力伝達ギヤが負圧ギヤから外れてしま
うことになり、全てのノズルに対してスムーズに回復作
業を行うことが困難となっている。
になされたものであり、一旦、駆動力伝達ギヤと負圧ギ
ヤとが噛み合った後は、キャリッジの移動及び位置に関
係なく、一定領域においては、両ギヤを噛み合った状態
に保持し、駆動源の駆動力を負圧発生手段に伝達するこ
とのできる記録装置における駆動伝達切換機構を提供す
ることを目的とする。
に請求項1に記載の発明に係る記録装置における駆動伝
達切換機構は、印字ヘッドのノズルを被覆する吸引キャ
ップ内に負圧を発生させるための負圧発生手段と、記録
媒体の搬送を行なうための記録媒体搬送手段と、前記負
圧発生手段及び前記記録媒体搬送手段を駆動するための
駆動源とを有する記録装置に備えられ、前記駆動源の駆
動力を前記負圧発生手段に伝達する状態と伝達しない状
態とに切り換える記録装置における駆動伝達切換機構で
あって、駆動源の駆動力を負圧発生手段に伝達する伝達
位置と伝達しない非伝達位置とに移動が可能な駆動力伝
達部材と、駆動力伝達部材を非伝達位置から伝達位置に
移動させるための第1キック部と、該第1キック部より
も印字領域側に設けられ且つ駆動力伝達部材を伝達位置
から非伝達位置に移動させるための第2キック部とから
なり、該第1キック部及び該第2キック部は、一方のキ
ック部が起立している時は他のキック部が倒れた状態と
なるように設定された駆動伝達切換手段と、印字ヘッド
が搭載され記録媒体に沿って移動させるキャリッジに設
けられた係合部とを備え、キャリッジの移動に伴って係
合部が第1キック部をキックした場合、駆動力伝達部材
が非伝達位置から伝達位置に移動し、係合部が第2キッ
ク部をキックした場合、駆動力伝達部材が伝達位置から
非伝達位置に移動するようにしたものである。
れた係合部にキックされることで駆動力伝達部材を伝達
位置から非伝達位置に移動させるための第2キック部
が、係合部にキックされることで駆動力伝達部材を非伝
達位置から伝達位置に移動させるための第1キック部よ
りも印字領域側に設けられている。よって、係合部が第
1キック部をキックする地点までキャリッジが移動し
て、一旦、駆動力伝達部材を伝達位置に移動させた後
は、係合部が第1キック部をキックする地点から、係合
部が第2キック部をキックする地点までの間におけるキ
ャリッジの移動によっては、駆動力伝達部材は非伝達位
置に移動しない。従って、この第1キック部−第2キッ
ク部間においては、駆動源からの駆動力を負圧発生手段
に伝達する状態を保持したまま、キャリッジは印字ヘッ
ドのメンテナンス作業に必要な移動等を行うことができ
る。このことは、記録装置の寸法の小形化のために、負
圧発生手段が印字領域内に設けられている場合等、印字
ヘッドに負圧発生手段による吸引を行うために、キャリ
ッジがキャッピングポジションから印字領域に移動しな
ければならない場合に効果的である。
置における駆動伝達切換機構は、請求項1に記載の記録
装置における駆動伝達切換機構であって、駆動伝達切換
手段は、第1キック部又は第2キック部がキックされた
とき、クリックアクションを伴って駆動力伝達部材を非
伝達位置から伝達位置に、又は伝達位置から非伝達位置
に移動させるように構成されているものである。
は、各キック部がキックされる場合、クリックアクショ
ンを伴って駆動力伝達部材を移動させるので、駆動伝達
切換手段は、より確実に駆動力伝達部材を非伝達位置又
は伝達位置に移動させることができる。
置における駆動伝達切換機構は、請求項1又は請求項2
に記載の記録装置における駆動伝達切換機構であって、
駆動力伝達部材は、軸方向にスライド可能なギヤからな
るものである。
て、軸方向にスライド可能なギヤを用いたので、伝達位
置−非伝達位置間の移動、及び負圧発生手段への駆動源
の駆動力の伝達を確実に行うことができる。
置における駆動伝達切換機構は、請求項1乃至請求項3
のいずれかに記載の記録装置における駆動伝達切換機構
であって、第1キック部は、キャリッジが印字領域外に
移動したときに係合部によってキックされるものであ
る。
域外に移動してきた場合に、第1キック部が係合部によ
ってキックされるので、印字ヘッドに対するメンテナン
スを行うために負圧発生手段への駆動源の駆動力の伝達
が必要な場合にのみ、駆動源の駆動力を負圧発生手段へ
伝達することができる。
置における駆動伝達切換機構は、請求項1乃至請求項4
のいずれかに記載の記録装置における駆動伝達切換機構
であって、第1キック部は、吸引キャップよりも更に外
側に設けられた保護キャップによって印字ヘッドのノズ
ルがキャップされる位置までキャリッジが移動したとき
に係合部によってキックされるものである。
て印字ヘッドがキャップされる位置までキャリッジが移
動してきた場合に第1キック部が係合部にキックされる
ので、印字ヘッドに対するメンテナンスを行うための位
置にキャリッジが移動し、負圧発生手段への駆動源の駆
動力の伝達が必要な場合にのみ、駆動源の駆動力を負圧
発生手段へ伝達することができる。
置における駆動伝達切換機構は、請求項1乃至請求項5
のいずれかに記載の記録装置における駆動伝達切換機構
であって、第2キック部は、印字ヘッドのノズルが吸引
キャップによって被覆される吸引位置よりも更にキャリ
ッジが印字領域側に移動したときに係合部によってキッ
クされるものである。
ャップによって吸引される位置よりも印字領域側におい
て、第2キック部が係合部にキックされるので、負圧発
生手段が印字領域内に設けられている場合等、キャリッ
ジが印字ヘッドの吸引のために、印字領域方向に移動し
なければならない場合でも、負圧発生手段へ駆動源の駆
動力が伝達されている状態を保つことができる。
置における駆動伝達切換機構は、請求項1乃至請求項6
のいずれかに記載の記録装置における駆動伝達切換機構
であって、係合部は、キャリッジの移動方向に直交する
方向に間隔をおいて設けられた第1係合部と第2係合部
とからなり、該第1係合部は該第2係合部よりも印字領
域側に設けられ、第1係合部は第1キック部をキック
し、第2係合部は第2キック部をキックするようにした
ものである。
として、キャリッジの移動方向に直交する方向に間隔を
おいて第1係合部と第2係合部を設け、かつ、第1係合
部を第2係合部よりも印字領域側に設け、第1係合部は
第1キック部をキックし、第2係合部は第2キック部を
キックするようにしたので、キャリッジが、係合部によ
り第2キック部をキックするために必要となる、係合部
が第1キック部をキックした地点からの移動距離を、第
1キック部−第2キック部間の距離よりも長くすること
ができる。言い換えれば、印字ヘッドのメンテナンス動
作を行うためにキャリッジが移動する距離に比較して、
第1キック部−第2キック部間の距離を短かくすること
ができるため、それら両キック部を含む切換手段全体の
ダウンサイジング化が図れる。
置における駆動伝達切換機構は、請求項1乃至請求項7
のいずれかに記載の記録装置における駆動伝達切換機構
であって、キャリッジには、異なる色のインクを噴射す
る複数の印字ヘッドがキャリッジの移動方向に並べて搭
載されているものである。
れた複数の印字ヘッドの各々のノズルに対して、順次吸
引キャップによる吸引を行うためにキャリッジが印字領
域方向へ、何度も移動しなければならない場合でも、駆
動力伝達ギヤと負圧ギヤとは噛み合った状態に保たれ、
複数の印字ヘッドの全てに対して吸引を行う間、駆動源
の駆動力が負圧発生手段に伝達される状態を保持してお
くことができる。
置における駆動伝達切換機構は、印字ヘッドのノズルを
被覆する吸引キャップ内に負圧を発生させるための負圧
発生手段と、記録媒体の搬送を行なうための記録媒体搬
送手段と、前記負圧発生手段及び前記記録媒体搬送手段
を駆動するための駆動源とを有する記録装置に備えら
れ、前記駆動源の駆動力を前記負圧発生手段に伝達する
状態と伝達しない状態とに切り換える記録装置における
駆動伝達切換機構であって、駆動源の駆動力が伝達され
る駆動力伝達ギヤと、駆動力伝達ギヤから負圧発生手段
に駆動源の駆動力を伝達する負圧ギヤと、駆動力伝達ギ
ヤを軸方向に移動させるキッカ部と、該キッカ部と同軸
上に設けられた第1キック部と、該第1キック部よりも
印字領域側に設けられた別の軸上に設けられた第2キッ
ク部とからなり、該第1キック部及び該第2キック部
は、一方のキック部が起立している時は他のキック部が
倒れた状態となるように設定された駆動力伝達ギヤ押圧
手段と、印字ヘッドが搭載され記録媒体に沿って移動さ
せるキャリッジに設けられた係合部とを備え、キャリッ
ジの移動に伴って係合部が第1キック部をキックした場
合、キッカ部は駆動力伝達ギヤを負圧ギヤに噛合する方
向に移動させ、係合部が第2キック部をキックした場
合、キッカ部は駆動力伝達ギヤを負圧ギヤから離脱する
方向に移動させるようにしたものである。
伴って係合部が第1キック部をキックした場合、キッカ
部は駆動力伝達ギヤを負圧ギヤに噛合する方向に移動さ
せ、係合部が第2キック部をキックした場合、キッカ部
は駆動力伝達ギヤを負圧ギヤから離脱する方向に移動さ
せるので、係合部が第1キック部をキックする地点まで
キャリッジが移動して、一旦、キッカ部が駆動力伝達ギ
ヤを負圧ギヤに噛合させた後は、係合部が第1キック部
をキックする地点から、係合部が第2キック部をキック
する地点までの間におけるキャリッジの移動によって
は、キッカ部が駆動力伝達ギヤを負圧ギヤから離脱させ
ることはない。従って、この第1キック部−第2キック
部間においては、駆動源からの駆動力を負圧発生手段に
伝達する状態を保持したまま、印字ヘッドのメンテナン
ス作業に必要なキャリッジの移動等を行うことができ
る。
動伝達切換機構について図面を参照して説明する。図1
は駆動伝達切換機構を備えたカラーインクジェットプリ
ンタを示す斜視図である。このカラーインクジェットプ
リンタ(以下、プリンタという)について図1を参照し
て説明する。プリンタ1は、4色のインク(シアン、マ
ゼンタ、イエロー、ブラック)を印刷用紙等の記録媒体
(以下、印刷用紙Pという)上に噴射して印字を行うイ
ンクジェット式の印字ヘッド2を備え、この印字ヘッド
2は上記4色のインクの各々を噴射する4つのノズルを
備えており、印字時に直線的に往復駆動されるキャリッ
ジ3上に保持されている。印字ヘッド2はヘッドユニッ
ト4と一体に設けられており、このヘッドユニット4と
共に、印字ヘッド2に4色のインクを供給するインクカ
ートリッジ5a,5b,5c,5dがキャリッジ3に着
脱自在に搭載される。キャリッジ3は、その前部がキャ
リッジ軸7に軸支され、このキャリッジ軸7に沿って移
動可能とされている。キャリッジ3の後部はガイドプレ
ート8上にスライド自在に支持されている。キャリッジ
3の往復移動は、キャリッジ(CR)モータ9によりベ
ルト10を介して駆動される。
ローラ11が設けられている。このプラテンローラ11
は、ラインフィード(LF)モータ40(図2参照)の
駆動力がプラテンギヤ12により伝達されることで駆動
される。印刷用紙Pはプラテンローラ11により印字ヘ
ッド2に対向する位置まで搬送され、印字が行われる。
プラテンローラ11の側方には、パージ装置15が設け
られている。印字ヘッド2は、その使用中に内部に気泡
が発生したり、吐出面上にインクの液滴が付着すること
により、吐出不良を起こすことがあるので、これを解消
し良好な吐出状態に回復させるためにパージ装置15が
ある。また、このパージ装置15は、印字ヘッド2ある
いはインクカートリッジ5a〜5dを交換した際にも駆
動され、カートリッジ内のインクが印字ヘッド2のノズ
ルまで円滑に供給されるように機能する。
に説明する。パージ装置15の前部にはキャップ(保護
キャップ)16が設けられている。このキャップ16
は、キャリッジ3がキャッピングポジションまで移動し
てきた時に印字ヘッド2のノズルを覆い、インクの乾燥
を防止するものである。キャップ16の側方(印字領域
側)には吸引キャップ20が設けられている。吸引キャ
ップ20は、印字ヘッド2のノズルが覆われている時、
ポンプ17が発生させる負圧により、印字ヘッド2内部
の気泡や不良インク等を吸引して印字ヘッド2を回復さ
せるものである。吸引された不良インクは貯留部18へ
送られる。吸引キャップ20の側方には、印字ヘッド2
のノズルのワイピングを行うワイパ21が設けられてい
る。上記不良インク等の吸引作業、及びワイピング作業
は印字ヘッド2の4つのノズルの各々1つずつに対して
順次行われる。また、パージ装置15は、ポンプカム2
8(図8参照)が一回転する間に、所要のメンテナンス
動作(吸引ならびにワイピング)を実行するように構成
されており、その駆動源として、上記ラインフィードモ
ータ40をプラテンローラ11と共用している。ライン
フィードモータ40の駆動力のパージ装置15への伝達
は、キャリッジ3の位置に応じて行われるものであり、
パージ装置15に伝達される場合はポンプカムギヤ(ポ
ンプカム28を駆動するために同カム28と一体的に回
転可能に設けられたギヤ)25によって伝達される。
り、ラインフィードモータ40の駆動力パージ装置15
への伝達を、キャリッジ3の位置に応じて切り換える切
換機構について図2乃至図5を参照して説明する。図2
は切換機構を構成する各部材、ギヤ群等を示す斜視図、
図3は切換機構、キャリッジ3、及びパージ装置15を
示す側面図、図4(a)はキャリッジ3がキャッピング
領域に入る場合の、キャリッジ3の下部に設けられたリ
ブ(係合部)と第1キック部との関係を示す図、(b)
はこの状態における引きバネによるクリックアクション
を示す図、図5(a)はキャリッジ3がキャッピング領
域から出て更に移動した場合の、リブと第2キック部と
の関係を示す図、(b)はこの状態における引きバネに
よるクリックアクションを示す図である。
0の駆動力を伝達し、軸方向(矢印A方向)への移動が
可能な駆動力分配ギヤ(駆動力伝達ギヤ)41と、この
駆動力分配ギヤ41を軸方向への移動のために押圧する
アイドルキッカ43と、駆動力分配ギヤ41を矢印A右
向きに付勢する圧縮バネ45とを有している。
ータ40の出力軸に取り付けられたモータギヤ46と噛
み合う噛み歯41a、プラテンローラ11と同軸のプラ
テンギヤ12と噛み合う噛み歯41b、ポンプカムギヤ
25に駆動を伝達するパージギヤ(負圧ギヤ)48と噛
み合う噛み歯41cの3つの噛み歯を有している。噛み
歯41aとモータギヤ46、噛み歯41bとプラテンギ
ヤ12、及びパージギヤ48とポンプカムギヤ25は常
時噛み合っており、噛み歯41cとパージギヤ48は、
キャリッジ3がキャッピング領域に進入した時に噛み合
うものである。
と共に、軸回りに回動可能に設けられたキッカ軸52に
形成されており、キッカ軸52の回動により、実線で示
す状態または2点鎖線で示す状態のいずれかをとる。キ
ッカ軸52よりも印字領域側には、別個のキッカ軸52
aが設けられており、このキッカ軸52aには第2キッ
ク部50bが形成されている。この第2キック部50b
は連結部材53によって第1キック部50aと連結され
ている。
掛けられており、この引きバネ54の弾縮力と連結部材
53により、第1キック部50aと第2キック部50b
は、一方のキック部が起立している時は、他のキック部
が倒れた状態となるように設定されている。このときの
各キック部50a,50bの動作は、引きバネ54によ
るクリックアクションを伴って行われる。また、引きバ
ネ54の弾縮力によりアイドルキッカ43を介して駆動
力分配ギヤ41を押圧する力は圧縮バネ45の弾拡力よ
り強力であるものとする。
部50aが起立している場合は実線の状態となるよう
に、第2キック部50bが起立している場合は2点鎖線
の状態となるように設定されている。第1キック部50
aは、キャリッジ3が印字領域にあるときには起立した
状態に保たれている。また、第1キック部50a及び第
2キック部50bは、キャリッジ3の移動範囲に突出す
る位置に設けられ、第1キック部50aはキャッピング
領域の開始地点に、第2キック部50bは印字領域内に
設けられている。キャリッジ3の下部にはリブ(係合
部)55が形成されており、このリブ55は、キャリッ
ジ3の移動に伴って、第1キック部50a及び第2キッ
ク部50bをキックするものである。尚、図2は理解容
易のために各部品を分離して描いているが、実際には各
部品は接近して配置されている。
する。図6(a)(b)はパージギヤ48を示す側面
図、(c)は同斜視図である。パージギヤ48の噛み歯
部分側部には鍔部48aが設けられている。この鍔部4
8aは、パージギヤ48が駆動力分配ギヤ41に隣接す
る面の噛み歯側部にのみ設けられており、その一部には
切り欠き部48bが設けられている。駆動力分配ギヤ4
1は、パージギヤ48と噛合せずに離脱している場合
は、切り欠き部48bにとどまるように、適当なストッ
パ手段を用いて移動量が調整されている。駆動力分配ギ
ヤ41がパージギヤ48と噛合または離脱するためのス
ライド運動は、この切り欠き部48bにおいて行われ、
上記鍔部48a及び切り欠き部48bは、スライド運動
を許容する許容手段として機能する。
ク部50a,50bの動作、及び各ギヤの噛み合わせに
よる駆動力の伝達について説明する。キャリッジ3が印
字領域にある時は、アイドルキッカ43は引きバネ54
の弾縮力により付勢されて図2の実線の位置にある。こ
のときアイドルキッカ43は圧縮バネ45による付勢に
抗して、駆動力分配ギヤ41を図2の矢印A左方向に押
している。このため、噛み歯41cとパージギヤ48と
は噛み合わず、ポンプカムギヤ25は駆動されない状態
となっている。一方、キャリッジ3がキャッピング領域
に進入してきた時は、リブ55が第1キック部50aを
蹴って倒し、アイドルキッカ43等が図2の2点鎖線の
状態になり、駆動力分配ギヤ41はアイドルキッカ43
の押圧力から解除される。このとき、駆動力分配ギヤ4
1は圧縮バネ45の弾拡力により図2の矢印A右方向に
押され、噛み歯41cがパージギヤ48と噛み合う。こ
の噛合により、ポンプカムギヤ25にラインフィードモ
ータ40の駆動力が伝達可能とされ、パージ装置15の
吸引キャップ20による吸引が行われる。
合は、キャリッジ3のキャッピング領域への進入時、第
1キック部50aが倒れることにより起立した第2キッ
ク部50bを、リブ55が蹴って倒す。これにより、ア
イドルキッカ43等が図2の実線の状態となり、駆動力
分配ギヤ41はアイドルキッカ43によって付勢され
る。駆動力分配ギヤ41は図2の矢印A左方向に押され
るので、噛み歯41cがパージギヤ48から離脱する。
25、駆動力分配ギヤ41、モータギヤ46、及びパー
ジギヤ48の各ギヤ同士の噛み合わせについて説明す
る。図7(a)(b)は上記各ギヤの噛み合わせを示す
概略側断面図である。駆動力分配ギヤ41の噛み歯41
cがパージギヤ48と噛み合っていない場合(離脱して
いる場合)、駆動力分配ギヤ41の噛み歯41cはパー
ジギヤ48の切り欠き部48bにある。このとき、駆動
力分配ギヤ41の噛み歯41aとモータギヤ46、噛み
歯41bとプラテンギヤ12、及びパージギヤ48とポ
ンプカムギヤ25の各ギヤは噛み合っている(図7
(a)参照)。駆動力分配ギヤ41の噛み歯41cがパ
ージギヤ48と噛み合った状態となった場合、駆動力分
配ギヤ41はパージギヤ48の方向へスライド運動して
図5(b)の状態になる。他の各ギヤは上記の噛み合っ
た状態がそのまま保たれる。
テナンスを行う場合におけるキャリッジ3、及び切換機
構30の各部の動作について図8乃至図18を参照して
説明する。図8乃至図18は印字ヘッド2のノズルに対
してメンテナンスを行う場合のキャリッジ3、パージ装
置15、及び切換機構30各部の状態を示す図であり、
(a)はパージ装置15とキャリッジ3及び印字ヘッド
2の位置関係を示す図、(b)はキャリッジ3下部のリ
ブ55と各キック部50a,50bの位置関係を示す
図、(c)はパージギヤ48と駆動力分配ギヤ41との
係合を示す図、(d)はパージギヤ48、駆動力分配ギ
ヤ41、及びアイドルキッカ43の係合を示す図であ
る。
(パージ動作位置よりも外側)に向かって移動し、キャ
ッピング領域に進入すると、キャリッジ3はキャップ1
6の係止片16aに接触し、キャッピングが開始される
(図8参照)。この時、リブ55は、起立した状態の第
1キック部50aに接触する。さらにキャリッジ3が、
図9の右方向に移動し、キャリッジ3の移動可能範囲の
終点(キャッピングポジション)まで達すると、キャッ
プ16による印字ヘッド2(2a乃至2d)へのキャッ
ピングが終了する。この時、リブ55は第1キック部5
0aを蹴って倒し、アイドルキッカ43は引きバネ54
によるクリックアクションを伴って、図9で時計回りに
回動するので、駆動力分配ギヤ41の噛み歯41cはア
イドルキッカ43による付勢から開放される。このた
め、パージギヤ48の切り欠き部48bに位置していた
噛み歯41cは、切り欠き部48bにおいて、圧縮バネ
45の弾拡力により図9(d)の矢印方向に移動し、パ
ージギヤ48と噛み合う。また、第1キック部50aが
倒れると同時に、第2キック部50bが起立した状態と
なる(図9参照)。
ッド2aのノズルの吸引を行なうために図10(a)の
矢印方向へ移動し、印字ヘッド2aのノズルを、印字領
域内に備えられたパージ装置15の吸引キャップ20と
対向する位置(吸引位置)に移動させる。なお、印字領
域内にパージ装置15が備えられているのは、プリンタ
1の寸法を小さくするためである。このとき、キャリッ
ジ3は印字領域内に移動することになるが、第2キック
部50bを蹴る位置までは移動していないので、アイド
ルキッカ43は噛み歯41cを押圧しない状態が保たれ
ている。よって、噛み歯41cはパージギヤ48と噛み
合った状態が保たれる(図10(d)参照)。
ラインフィードモータ40の通電により噛み歯41cが
回転し、パージギヤ48が一回転する。これによりパー
ジ装置15が駆動され、印字ヘッド2aのノズルに対し
て、吸引キャップ20を前進させ、吸引ポンプの作動に
より吸引が行われる(図11(a−1)参照)。吸引が
終了すると、吸引キャップ20を後退させた後、ワイパ
21を前進させ、キャリッジ3を印字ヘッド2aのワイ
ピングに必要な距離Lだけ移動させてワイピングを行う
(図11(a−2)(a−3)参照)。ワイピング終了
後はワイパ21を後退させる(図11(a−4)参
照)。尚、上記パージギヤ48の回転は一回転であるの
で、切り欠き部48bは噛み歯41cに対応する元の位
置(パージホームポジション)に戻っている。
(a)のフラッシングポジション、すなわち、印字領域
の最も左側の位置にあって、印字ヘッド2a乃至2dの
各ノズルがフラッシング用吐出用インク吸収体100に
対向する位置まで移動し、印字ヘッド2aのノズルのフ
ラッシングが行われる(図12参照)。このキャリッジ
3の移動途中で、第2キック部50bがリブ55により
蹴って倒され、第1キック部50aが起立する。この第
1キック部50aの起立に伴い、アイドルキッカ43が
図12(d)で反時計回りに回動して、噛み歯41cを
図12(d)の矢印方向に移動させる。パージギヤ48
の切り欠き部48bは噛み歯41cに対応する位置に戻
っているので、噛み歯41cは切り欠き部48bにおい
てパージギヤ48から離脱する。
リッジ3はキャッピングポジションへ移動する(図13
参照)。このキャリッジ3の移動途中で、第1キック部
50aがリブ55により蹴って倒され、これにより第2
キック部50bが起立する。これに伴って、アイドルキ
ッカ43も図13で時計回りに回動するので、噛み歯4
1cはアイドルキッカ43による付勢から開放され、切
り欠き部41bにおいて再びパージギヤ48と噛合す
る。
移動すると、次は印字ヘッド2bのノズルに対して吸引
動作を行なうために、キャリッジ3は印字領域側(図1
4の矢印方向)へ移動する。そして、上記の印字ヘッド
2aに対する場合と同様に、印字ヘッド2bに対して吸
引、ワイピング、及びフラッシングの一連の動作が行わ
れる。この後、さらに、印字ヘッド2c,2dの各ノズ
ルに対しても同様の動作が行われ、キャリッジ3はキャ
ッピングポジションに移動する。このとき、印字ヘッド
2a乃至2dに対して保護キャップ20によってキャッ
ピングがされ、メンテナンスが終了する(図15参
照)。
する場合、キャリッジ3は印字領域方向(図で左方向
側)へ移動する。ここで、第2キック部50bは印字領
域内にあるので、リブ55が第2キック部50bを蹴り
倒すことができるのは、キャリッジ3が印字領域内に入
ってからである。従って、キャリッジ3が印字領域内に
入っても、一部の印字領域にある間(まだ第2キック部
50bを蹴り倒していない間)は、噛み歯41cがパー
ジギヤ48に噛み合ったままとなっている(図16参
照)。そこで、一旦、第2キック部50bを蹴り倒せる
位置までキャリッジ3を移動させて、噛み歯41cをパ
ージギヤ48から離脱させた後(図17参照)、キャリ
ッジ3をキャッピング開始直前位置(印字領域の右端
部、図18参照)に戻し、この位置から印字を開始す
る。
動の両移動方向において印字を行う、白黒印字(黒色イ
ンクのみを使用する印字)をする場合等、右方向から左
方向へ印字を開始する必要がある場合にのみ必要であ
る。例えば、キャリッジ3のホームポジションがプリン
タ1の左端に設定され、この位置から右方向にのみカラ
ー印字(片方向印字)を行うように設定されている場合
には、メンテナンスの終了後に印字を開始するとき、キ
ャリッジ3は左端のホームポジションへの空移動するた
め、その移動途中において、第2キック部50bを蹴り
倒すことになる。これにより噛み歯41cがパージギヤ
48から離脱するので上記動作は不要である。
往復移動を繰り返し、図18に示す位置よりも右側には
移動しないので、リブ55が第1キック部50aを蹴り
倒すことがなく、パージ装置15は駆動されない。ま
た、実際の印字は、図16に実線で示されるキャリッジ
3の位置よりも左側でのみ行われる。プリンタ1に図1
6のa領域が設けられているのは、キャリッジ3が移動
方向を変えた時、再び定速に達するための立ち上げ区間
とするためである。
タ1の電源が切られ、その状態で、ユーザが誤って、パ
ージ装置15による吸引動作途中の位置にあるキャリッ
ジ3を印字領域方向に動かしてしまった場合における、
切換機構30の動作について説明する。図19はこの場
合の切換機構30の動作を示す図であり、(a)はリブ
55と各キック部50a,50bの動作を示す図、
(b)は引きバネ54によるクリックアクションを示す
図、(c)はパージギヤ48と噛み歯41cの動作を示
す図、(d)はパージギヤ48、噛み歯41c、及びア
イドルキッカ43の動作を示す図である。
リンタ1の電源が切られる、パージギヤ48と噛み歯4
1cは回転途中で停止してしまう(図19(c)参
照)。このとき、キャリッジ3は第2キック部50bよ
りもキャッピングポジション側にあり、第2キック部5
0bは起立した状態になっている。この場合、ユーザが
誤って手動で、キャリッジ3を印字領域側へ動かし、第
2キック部50bを倒してしまうと、第1キック部50
aは倒れた状態から起立した状態へ移行しようとし(図
19(a)参照)、アイドルキッカ43も駆動力分配ギ
ヤ41の噛み歯41cを押して、噛み歯41cをパージ
ギヤ48から離脱させようとする(図19(d)参
照)。
歯41cが押されても、噛み歯41cはパージギヤ48
に設けられている鍔部48aに当たり、パージギヤ48
から離脱できず、噛み合った状態が保持される。また、
アイドルキッカ43は噛み歯41cを完全に押し切って
しまえないので、引きバネ54は中立線を若干越えた位
置にとどまり、第1キック部50aも完全には起立した
状態にはならない(図19(b)参照)。この状態で、
再び電源がオンとされた場合、パージギヤ48と噛み歯
41cは噛み合った状態に維持されているため、ライン
フィードモータ40の回転を再開することにより、パー
ジギヤ48をホームポジションまで正常に復帰させるこ
とができる。すなわち、パージギヤ48の切り欠き部4
8bを噛み歯41cに対応する位置まで回転させること
ができる。
立線を若干越えた位置にとどまっているので、第1キッ
ク部50aは引き続き、起立しようとする方向に付勢さ
れ、アイドルキッカ43も噛み歯41cを押す方向に付
勢される。よって、切り欠き部48bが噛み歯41cに
対応する位置まで回転してくると、噛み歯41cはスラ
イド運動をしてパージギヤ48から離脱する。さらに、
第1キック部50aも完全に起立した状態になるので、
アイドルキッカ43、及び各キック部50a,50bも
正常の状態に復帰することができる。
の実施例について説明する。図20は切換機構30の他
の実施例である切換機構30´を構成する各部材、ギヤ
群等を示す斜視図、図21は切換機構30´、キャリッ
ジ3、及びパージ装置15を示す側面図である。この切
換機構30´においては、キャリッジ3の下部に係合部
としての2つのリブ、すなわち、第1リブ60aと第2
リブ60bが設けられている。これら第1リブ60aと
第2リブ60bは、キャリッジ3の移動方向に直交する
方向に間隔をおいて設けられ、第1リブ60aが第2リ
ブ60bよりも印字領域側に設けられている。また、第
1キック部50aと第2キック部50bの位置は、第1
リブ60aが第1キック部50aを、第2リブ60bが
第2キック部50bを蹴るように、キャリッジ3の移動
方向に直交する方向にずらして設定されている。他のギ
ヤ群の構成は切換機構30の構成と同様である。
キャリッジ3の、印字ヘッド2に対してメンテナンスを
行う場合の動作について、図22乃至図24を参照して
説明する。図22乃至図24は印字ヘッド2のノズルに
対してメンテナンスを行う場合のキャリッジ3、パージ
装置15、及び切換機構30´各部の状態を示す図であ
り、(a)はパージ装置15とキャリッジ3及び印字ヘ
ッド2の位置関係を示す図、(b)はキャリッジ3下部
の各リブ60a,60bと、各キック部50a,50b
の位置関係を示す図、(c)はパージギヤ48と駆動力
分配ギヤ41との係合を示す図、(d)はパージギヤ4
8、駆動力分配ギヤ41、及びアイドルキッカ43の係
合を示す図である。
(パージ動作位置よりも外側)に向かって移動し、キャ
ッピング領域に進入すると、第1リブ60aは、起立し
た状態の第1キック部50aに接触する。この第1リブ
60aの第1キック部50aへの接触前に、第2リブ6
0bは先にキャッピング領域に進入するが、第1キック
部50aは第2リブ60bとは接触しない位置に設けら
れているので(図20参照)、第2リブ60bが第1キ
ック部50aを蹴り倒すことはない。
まで移動した時点では、第1リブ60aは第1キック部
50aを蹴って倒している。これにより、アイドルキッ
カ43が図23で時計回りに回動する。駆動力分配ギヤ
41の噛み歯41cはアイドルキッカ43による押圧か
ら開放され、図23(d)矢印方向にスライド運動して
パージギヤ48と噛み合う。第2キック部50bは、第
1キック部50aが倒れると同時に起立した状態となる
(図23(b)参照)。
字領域に移動する場合は、第2リブ60bが第2キック
部50bを蹴り倒し、第1キック部50aが起立するの
に伴って、アイドルキッカ43が回動し、噛み歯41c
をパージギヤ48から離脱させる(図24参照)。この
場合も、上記キャリッジ3がキャッピング領域に進入す
る場合と同様、この第2リブ60bの第2キック部50
bへの接触前に、第1リブ60aは先に第2キック部5
0bの位置に到達するが、第2キック部50bは第1リ
ブ60aとは接触しない位置に設けられているので(図
20参照)、第1リブ60aが第2キック部50bを蹴
り倒すことはない。
リブ60aが第1キック部50aをキックした地点か
ら、第2リブ60bにより第2キック部50bを蹴り倒
すためにキャリッジ3が移動する距離を、実際に第1キ
ック部60aと第2キック部60bが設けられている、
第1キック部60a−第2キック部60b間の距離より
も長くすることができる。従って、第1キック部60a
−第2キック部60b間の間隔を狭くしても、メンテナ
ンス動作のために必要なキャリッジ3の移動領域を確保
できるので、それら両キック部60a,60bを含む切
換機構30´全体のダウンサイジング化を図ることがで
きる。
を変えた実施例について説明する。図25は駆動力分配
ギヤ41及びパージギヤ48の他の構成例、及び他の各
ギヤとの噛み合わせを示す図であり、(a)はパージギ
ヤ48が駆動力分配ギヤ41の噛み歯41cから離脱し
ている状態を示す概略側断面図、(b)はパージギヤ4
8が駆動力分配ギヤ41の噛み歯41cと噛み合った状
態を示す概略側断面図、(c)はパージギヤ48の鍔部
48dと駆動力分配ギヤ41の円板状部41dとが嵌合
している状態を示す概略斜視図である。
は、駆動力分配ギヤ41の噛み歯41cと噛み合うため
の噛み歯48cと、パージギヤ48と一体的に回転する
ように噛み歯48cの軸方向外側に設けられ、かつ、そ
の外周の一部に切り欠き部48eを形成した円板状の鍔
部48dとからなる。駆動力分配ギヤ41には、鍔部4
8dに隣接し、駆動力分配ギヤ41と一体的に回転する
ように設けられた円板状部41dが設けられている(図
25(a)参照)。以上の構成において、パージギヤ4
8と駆動力分配ギヤ41とが離脱している状態では、円
板状部41dは鍔部48dの切り欠き部48eと嵌合す
る(図25(c)参照)。駆動力分配ギヤ41がパージ
ギヤ48方向にスライド運動し、パージギヤ48の噛み
歯48cと駆動力分配ギヤ41の噛み歯41cが噛み合
う場合は、円板状部41dは鍔部48dの切り欠き部4
8eから離脱する(図25(b)参照)。この状態で、
モータギヤ46が回転駆動されると駆動力分配ギヤ41
及びパージギヤ48が回転し、鍔部48dもパージギヤ
48と一体的に回転する。
回転中は、切り欠き部48eは円板状部41dに対応す
る位置にない。このため、パージギヤ48の回転中に、
アイドルキッカ43による付勢力が駆動力分配ギヤ41
に加わっても、円板状部41dと切り欠き部48eが嵌
合しないので、駆動力分配ギヤ41はスライド運動でき
ない。よって、パージギヤ48及び鍔部48dが約36
0度回転し、切り欠き部48eが初期状態の位置、即
ち、円板状部41dと対応する位置に戻るまでは、パー
ジギヤ48の噛み歯48cと駆動力分配ギヤ41の噛み
歯41cが離脱することはできない。従って、上記図8
乃至図18に示したのと同様にして、印字ヘッド2a乃
至2dに対してメンテナンスを行うことができる。
施例の、さらに他の実施例について説明する。図26は
駆動力分配ギヤ41及びパージギヤ48の他の構成例、
及び他の各ギヤとの噛み合わせを示す図であり、(a)
はパージギヤ48が駆動力分配ギヤ41の噛み歯41c
から離脱している状態を示す概略側断面図、(b)はパ
ージギヤ48が駆動力分配ギヤ41の噛み歯41cと噛
み合った状態を示す概略側断面図、(c)はパージギヤ
48の鍔部48gと駆動力分配ギヤ41の円板状部41
eとが嵌合している状態を示す概略斜視図である。
は、駆動力分配ギヤ41の噛み歯41cと噛み合うため
の噛み歯48fと、噛み歯48fの軸方向内側、即ち、
駆動力分配ギヤ41の噛み歯41cに近い位置に、パー
ジギヤ48と一体的に回転するように設けられ、その外
周の一部を切り欠いた円板状の鍔部48gとからなる。
駆動力分配ギヤ41には、鍔部48gに隣接し、駆動力
分配ギヤ41と一体的に回転するようにして噛み歯41
cに形成された円板状部41eが設けられている(図2
6(a)参照)。以上の構成において、パージギヤ48
と駆動力分配ギヤ41とが離脱している場合、円板状部
41eは鍔部48gの切り欠き部48hに嵌合した状態
となっている(図26(c)参照)。駆動力分配ギヤ4
1がパージギヤ48方向にスライド運動すると、円板状
部41eは鍔部48gの切り欠き部48hから離脱し、
パージギヤ48の噛み歯48fと駆動力分配ギヤ41の
噛み歯41cが噛み合う(図26(b)参照)。この状
態で、モータギヤ46が回転駆動されると駆動力分配ギ
ヤ41及びパージギヤ48が回転し、鍔部48gもパー
ジギヤ48と一体的に回転する。
回転中は、切り欠き部48hが円板状部41eに対応す
る位置にない。このため、パージギヤ48の回転中に、
アイドルキッカ43による付勢力が駆動力分配ギヤ41
に加わっても、円板状部41eと切り欠き部48hが嵌
合しないので、駆動力分配ギヤ41がスライド運動でき
ない。よって、パージギヤ48及び鍔部48gが約36
0度回転し、切り欠き部48hが初期状態の位置、即
ち、円板状部41eと対応する位置に戻るまでは、パー
ジギヤ48の噛み歯48fと駆動力分配ギヤ41の噛み
歯41cが離脱することはできない。従って、上記図8
乃至図18に示したのと同様にして、印字ヘッド2a乃
至2dに対してメンテナンスを行うことができる。
る。図27はプリンタ1のシステム構成を示すブロック
図である。プリンタ1は、プリントすべき印字データを
出力するホストコンピュータ62と、このホストコンピ
ュータ62からインタフェイス63を介して受信した印
字データに基づいて印字動作を制御し、プリンタ1全体
の制御を司るCPU(制御手段)66、作業に必要なプ
ログラムを記憶しているROM67、及びホストコンピ
ュータ62から受信した印字データ等が一時的に格納さ
れるRAM68が備えられている。CPU66には、外
部指令を入力するための操作パネル69が接続されてい
る。
ャリッジ3、印刷用紙を搬送する紙送り機構70、及び
パージ装置15を備えている。印字ヘッド2はヘッド駆
動回路71を介してCPU66により、その動作が制御
される。キャリッジ3も、CPU66の制御により、C
R(キャリッジ)駆動回路72を介してキャリッジ(C
R)モータ9が駆動されることで、その動作を行う。
F(ラインフィード)駆動回路74を介したCPU66
の制御によってラインフィード(LF)モータ40が駆
動されることで動作する紙送り機構70及びパージ装置
15は、上述の通り、切換機構30により、その駆動源
となるLFモータ40を共用している。これらキャリッ
ジ3、パージ装置15の各動作、及び紙送り機構70に
よる搬送される印刷用紙Pの位置は、CR位置センサ7
7、パージHP(ホームポジション)センサ78、及び
PE(ペーパエンプティ)センサ79によって検知され
る。検知されたデータは、CR位置カウンタ、LF位置
カウンタ、及びパージ位置カウンタからなるカウンタ部
80を介して、CPU66に送信され、キャリッジ3、
パージ装置15、及び紙送り機構70の各動作の制御基
準となる。
れば、キャリッジ3がキャッピング領域へ進入し、リブ
55が第1キック部50aを蹴って駆動力分配ギヤ41
とパージギヤ48とが噛み合うと、キャリッジ3は、リ
ブ55が印字領域内の第2キック部50bを蹴り倒す位
置までの間においては、パージギヤ48と駆動力分配ギ
ヤ41の噛み歯41cとを噛み合った状態に維持したま
ま、自由に移動が可能である。従って、パージ装置15
が印字領域内に設けられている場合等、キャリッジ3が
印字ヘッド2の吸引等のために印字領域側へ移動しなけ
ればならない場合でも、パージ装置15に駆動力を伝達
しておくことができる。さらに、切換機構30´によれ
ば、切換機構全体のダウンサイジング化をも図ることが
できる。
よれば、パージ装置15による印字ヘッド2に対する吸
引が行われている途中に電源が切られ、この状態で誤っ
てキャリッジ3を手動で印字領域側へ動かし、第2キッ
ク部50bを倒してしまった場合でも、パージギヤ48
の鍔部48aが、駆動力分配ギヤ41の噛み歯41cの
スライド運動を抑制し、パージギヤ48と噛み歯41c
が噛み合った状態を保持するので、電源がオンとなった
場合には、パージギヤ48をホームポジションまで正常
に復帰させることができる。また、引きバネ54によ
り、第1キック部50a及びアイルキッカ43も動作し
ようとする方向への付勢が維持されるので、アイドルキ
ッカ43及び各キック部50a,50bも正常の状態に
復帰することができる。
種々の変形が可能である。例えば、上記実施例では、圧
縮バネ45の弾拡力により駆動力分配ギヤ41が、パー
ジギヤ48の方向にスライド運動するものとしている
が、パージギヤ48が駆動力分配ギヤ41の方向へ移動
する構成としてもよい。また、上記実施例では、プラテ
ンローラ11と同軸のプラテンギヤ12は、常時、駆動
力分配ギヤ41の噛み歯41bと噛み合うものとしてい
るが、噛み歯41cがパージギヤ48と噛み合っている
時には、噛み歯41bから離脱するものとしてもよい。
至2dの全てのノズルに対して上記メンテナンス動作を
行うものとしているが、印字ヘッド2a乃至2dの内
の、1つ乃至3つの任意のノズルに対してのみ上記メン
テナンス動作を行うものとしてもよい。また、上記メン
テナンス動作においては、印字ヘッド2a乃至2dの内
の1のノズルに対して、吸引キャップ20による吸引、
ワイパ21によるワイピング、及びフラッシングを続け
て行い、この一連の動作の終了後、他の1のノズルに対
してこの一連の動作を順次行うものとしているが、印字
ヘッド2a乃至2dの各ノズルに対して、上記吸引及び
ワイピング動作のみを行った後、印字ヘッド2a乃至2
dの各ノズルに対してまとめてフラッシングを行うもの
としてもよい。この場合は、例えば、印字ヘッド2aの
メンテナンス(吸引及びワイピング)が終了した後(図
11参照)、キャッピングポジションにキャリッジ3を
戻すことなく、次の印字ヘッド2bが吸引キャップ20
に対応する位置(図14参照)にキャリッジ3を移動さ
せればよいので、より短時間で印字ヘッド2のメンテナ
ンスを行うことができる。
る記録装置における駆動伝達切換機構によれば、第2キ
ック部が第1キック部よりも印字領域側に設けられてい
るので、係合部が第1キック部をキックする地点までキ
ャリッジが移動して、一旦、駆動力伝達部材を伝達位置
に移動させた後は、係合部が第1キック部をキックした
地点から、係合部が第2キック部をキックする地点まで
の間におけるキャリッジの移動によっては、駆動力伝達
部材は非伝達位置に移動しない。従って、この第1キッ
ク部−第2キック部間においては、駆動源からの駆動力
を負圧発生手段に伝達する状態を保持したままで、キャ
リッジは印字ヘッドのメンテナンス作業に必要な移動等
を行うことができる。このことは、記録装置の寸法の小
形化のために、負圧発生手段が印字領域内に設けられて
いる場合等、印字ヘッドに負圧発生手段による吸引を行
うために、キャリッジがキャッピングポジションから印
字領域に移動しなければならない場合に効果的である。
置における駆動伝達切換機構によれば、各キック部がキ
ックされる場合、駆動伝達切換手段はクリックアクショ
ンを伴って駆動力伝達部材を移動させるので、駆動伝達
切換手段は所定位置以外の位置に止まってしまうことを
なくすことができ、より確実に駆動力伝達部材を非伝達
位置又は伝達位置に移動させることができる。
置における駆動伝達切換機構によれば、駆動力伝達部材
として、軸方向にスライド可能なギヤを用いたので、伝
達位置−非伝達位置の切換、及び負圧発生手段への駆動
源の駆動力の伝達を確実に行うことができる。
置における駆動伝達切換機構によれば、キャリッジが印
字領域外に移動してきた場合に、第1キック部が係合部
によってキックされるので、印字領域内での印字のため
のキャリッジの移動中に、第1キック部が係合部にキッ
クされてしまうことがなく、印字ヘッドに対するメンテ
ナンスを行うために負圧発生手段の駆動が必要な場合に
のみ、駆動源の駆動力を負圧発生手段へ伝達するように
することができる。
置における駆動伝達切換機構によれば、保護キャップに
よって印字ヘッドがキャップされる位置までキャリッジ
が移動してきた場合に第1キック部が係合部にキックさ
れるので、印字領域内での印字のためのキャリッジの移
動中に、第1キック部が係合部にキックされてしまうこ
とがなく、印字ヘッドに対するメンテナンスを行うため
に負圧発生手段の駆動が必要な場合にのみ、駆動源の駆
動力を負圧発生手段へ伝達するようにすることができ
る。
置における駆動伝達切換機構によれば、印字ヘッドが吸
引キャップによって吸引される位置よりも印字領域側に
おいて、第2キック部が係合部にキックされるので、負
圧発生手段が印字領域内に設けられている場合等、キャ
リッジが印字ヘッドの吸引のために、印字領域方向に移
動しなければならない場合でも、負圧発生手段へ駆動源
の駆動力が伝達されている状態を保つことができる。
置における駆動伝達切換機構によれば、キャリッジの係
合部として、キャリッジの移動方向に直交する方向に間
隔をおいて第1係合部と第2係合部を設け、かつ、第1
係合部を第2係合部よりも印字領域側に設け、第1係合
部は第1キック部をキックし、第2係合部は第2キック
部をキックするようにしたので、キャリッジが、係合部
により第2キック部をキックするために必要となる、係
合部が第1キック部をキックした地点からの移動距離
を、第1キック部−第2キック部間の距離よりも長くす
ることができる。言い換えれば、印字ヘッドのメンテナ
ンス動作を行うためにキャリッジが移動する距離に比較
して、第1キック部−第2キック部間の距離を短かくす
ることができるため、それら両キック部を含む切換手段
全体のダウンサイジング化が図れる。
置における駆動伝達切換機構によれば、キャリッジに搭
載された複数の印字ヘッドの各々のノズルに対して、順
次吸引キャップによる吸引を行うためにキャリッジが印
字領域方向へ移動した場合でも、駆動力伝達ギヤと負圧
ギヤとは噛み合った状態に保たれ、複数の印字ヘッドの
全てに対して吸引を行う間、駆動源の駆動力が負圧発生
手段に伝達される状態を保持しておくことができる。
置における駆動伝達切換機構によれば、第2キック部が
第1キック部よりも印字領域側に設けられているので、
係合部が第1キック部をキックする地点までキャリッジ
が移動して、一旦、キッカ部が駆動力伝達ギヤを負圧ギ
ヤに噛合させた後は、係合部が第1キック部をキックす
る地点から、係合部が第2キック部をキックする地点ま
での間におけるキャリッジの移動によっては、キッカ部
が駆動力伝達ギヤを負圧ギヤから離脱させることはな
い。従って、この第1キック部−第2キック部間におい
ては、駆動源からの駆動力を負圧発生手段に伝達する状
態を保持したまま、キャリッジは印字ヘッドのメンテナ
ンス作業等に必要な移動を行うことができる。
えたカラーインクジェットプリンタを示す斜視図であ
る。
視図である。
側面図である。
場合の、リブと第1キック部との関係を示す図、(b)
はこの場合の引きバネの状態を示す図である。
て更に移動した場合の、リブと第2キック部との関係を
示す図、(b)はこの場合の引きバネの状態を示す図で
ある。
(c)は同斜視図である。
ヤ、駆動力分配ギヤ、モータギヤ、及びパージギヤの各
ギヤの噛み合わせを示す概略側断面図である。
う場合のキャリッジ、パージ装置、及び切換機構各部の
状態を示す図である。
う場合のキャリッジ、パージ装置、及び切換機構各部の
状態を示す図である。
行う場合のキャリッジ、パージ装置、及び切換機構各部
の状態を示す図である。
行う場合のキャリッジ、パージ装置、及び切換機構各部
の状態を示す図である。
行う場合のキャリッジ、パージ装置、及び切換機構各部
の状態を示す図である。
行う場合のキャリッジ、パージ装置、及び切換機構各部
の状態を示す図である。
行う場合のキャリッジ、パージ装置、及び切換機構各部
の状態を示す図である。
行う場合のキャリッジ、パージ装置、及び切換機構各部
の状態を示す図である。
行う場合のキャリッジ、パージ装置、及び切換機構各部
の状態を示す図である。
行う場合のキャリッジ、パージ装置、及び切換機構各部
の状態を示す図である。
行う場合のキャリッジ、パージ装置、及び切換機構各部
の状態を示す図である。
による吸引動作途中の位置のキャリッジを印字領域方向
に動かした場合の切換機構の動作を示す図であり、
(a)はリブと各キック部の動作を示す図、(b)は引
きバネによるクリックアクションを示す図、(c)はパ
ージギヤと噛み歯の動作を示す図、(d)はパージギ
ヤ、噛み歯、及びアイドルキッカの動作を示す図であ
る。
材、ギヤ群等を示す斜視図である。
パージ装置を示す側面図である。
行う場合のキャリッジ、パージ装置、及び図20の構成
の切換機構各部の状態を示す図である。
行う場合のキャリッジ、パージ装置、及び図20の構成
の切換機構各部の状態を示す図である。
行う場合のキャリッジ、パージ装置、及び図20の構成
の切換機構各部の状態を示す図である。
他の構成例、及び他の各ギヤとの噛み合わせを示す図で
あり、(a)はパージギヤが駆動力分配ギヤの噛み歯か
ら離脱している状態を示す概略側断面図、(b)はパー
ジギヤが駆動力分配ギヤの噛み歯と噛み合った状態を示
す概略側断面図、(c)はパージギヤの鍔部と駆動力分
配ギヤの円板状部とが嵌合している状態を示す概略斜視
図である。
図25とは異なった構成例、及び他の各ギヤとの噛み合
わせを示す図であり、(a)はパージギヤが駆動力分配
ギヤの噛み歯から離脱している状態を示す概略側断面
図、(b)はパージギヤが駆動力分配ギヤの噛み歯と噛
み合った状態を示す概略側断面図、(c)はパージギヤ
の鍔部と駆動力分配ギヤの円板状部とが嵌合している状
態を示す概略斜視図である。
ある。
Claims (9)
- 【請求項1】 印字ヘッドのノズルを被覆する吸引キャ
ップ内に負圧を発生させるための負圧発生手段と、記録
媒体の搬送を行なうための記録媒体搬送手段と、前記負
圧発生手段及び前記記録媒体搬送手段を駆動するための
駆動源とを有する記録装置に備えられ、前記駆動源の駆
動力を前記負圧発生手段に伝達する状態と伝達しない状
態とに切り換える記録装置における駆動伝達切換機構に
おいて、 前記駆動源の駆動力を前記負圧発生手段に伝達する伝達
位置と伝達しない非伝達位置とに移動が可能な駆動力伝
達部材と、 前記駆動力伝達部材を非伝達位置から伝達位置に移動さ
せるための第1キック部と、該第1キック部よりも印字
領域側に設けられ且つ前記駆動力伝達部材を伝達位置か
ら非伝達位置に移動させるための第2キック部とからな
り、該第1キック部及び該第2キック部は、一方のキッ
ク部が起立している時は他のキック部が倒れた状態とな
るように設定された駆動伝達切換手段と、 前記印字ヘッドが搭載され前記記録媒体に沿って移動さ
せるキャリッジに設けられた係合部とを備え、 前記キャリッジの移動に伴って前記係合部が前記第1キ
ック部をキックした場合、前記駆動力伝達部材が非伝達
位置から伝達位置に移動し、前記係合部が第2キック部
をキックした場合、前記駆動力伝達部材が伝達位置から
非伝達位置に移動するようにしたことを特徴とする記録
装置における駆動伝達切換機構。 - 【請求項2】 前記駆動伝達切換手段は、前記第1キッ
ク部又は第2キック部がキックされたとき、クリックア
クションを伴って前記駆動力伝達部材を非伝達位置から
伝達位置に、又は伝達位置から非伝達位置に移動させる
ように構成されていることを特徴とする請求項1に記載
の記録装置における駆動伝達切換機構。 - 【請求項3】 前記駆動力伝達部材は、軸方向にスライ
ド可能なギヤからなることを特徴とする請求項1又は請
求項2に記載の記録装置における駆動伝達切換機構。 - 【請求項4】 前記第1キック部は、前記キャリッジが
印字領域外に移動したときに前記係合部によってキック
されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれ
かに記載の記録装置における駆動伝達切換機構。 - 【請求項5】 前記第1キック部は、前記吸引キャップ
よりも更に外側に設けられた保護キャップによって前記
印字ヘッドのノズルがキャップされる位置まで前記キャ
リッジが移動したときに前記係合部によってキックされ
ることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに
記載の記録装置における駆動伝達切換機構。 - 【請求項6】 前記第2キック部は、前記印字ヘッドの
ノズルが前記吸引キャップによって被覆される吸引位置
よりも更に前記キャリッジが印字領域側に移動したとき
に前記係合部によってキックされることを特徴とする請
求項1乃至請求項5のいずれかに記載の記録装置におけ
る駆動伝達切換機構。 - 【請求項7】 前記係合部は、前記キャリッジの移動方
向に直交する方向に間隔をおいて設けられた第1係合部
と第2係合部とからなり、該第1係合部は該第2係合部
よりも印字領域側に設けられ、 前記第1係合部は前記第1キック部をキックし、前記第
2係合部は前記第2キック部をキックするようにしたこ
とを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載
の記録装置における駆動伝達切換機構。 - 【請求項8】 前記キャリッジには、異なる色のインク
を噴射する複数の印字ヘッドが前記キャリッジの移動方
向に並べて搭載されていることを特徴とする請求項1乃
至請求項7のいずれかに記載の記録装置における駆動伝
達切換機構。 - 【請求項9】 印字ヘッドのノズルを被覆する吸引キャ
ップ内に負圧を発生させるための負圧発生手段と、記録
媒体の搬送を行なうための記録媒体搬送手段と、前記負
圧発生手段及び前記記録媒体搬送手段を駆動するための
駆動源とを有する記録装置に備えられ、前記駆動源の駆
動力を前記負圧発生手段に伝達する状態と伝達しない状
態とに切り換える記録装置における駆動伝達切換機構に
おいて、 前記駆動源の駆動力が伝達される駆動力伝達ギヤと、 前記駆動力伝達ギヤから前記負圧発生手段に前記駆動源
の駆動力を伝達する負圧ギヤと、 前記駆動力伝達ギヤを軸方向に移動させるキッカ部と、
該キッカ部と同軸上に設けられた第1キック部と、該第
1キック部よりも印字領域側に設けられた別の軸上に設
けられた第2キック部とからなり、該第1キック部及び
該第2キック部は、一方のキック部が起立している時は
他のキック部が倒れた状態となるように設定された駆動
力伝達ギヤ押圧手段と、 前記印字ヘッドが搭載され前記記録媒体に沿って移動さ
せるキャリッジに設けられた係合部とを備え、 前記キャリッジの移動に伴って前記係合部が前記第1キ
ック部をキックした場合、前記キッカ部は前記駆動力伝
達ギヤを前記負圧ギヤに噛合する方向に移動させ、前記
係合部が前記第2キック部をキックした場合、前記キッ
カ部は前記駆動力伝達ギヤを前記負圧ギヤから離脱する
方向に移動させるようにしたことを特徴とする記録装置
における駆動伝達切換機構。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32660195A JP3464089B2 (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 記録装置における駆動伝達切換機構 |
| US08/746,871 US5926193A (en) | 1995-11-20 | 1996-11-15 | Printer having power transmission change-over mechanism for purging mechanism |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32660195A JP3464089B2 (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 記録装置における駆動伝達切換機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09141967A true JPH09141967A (ja) | 1997-06-03 |
| JP3464089B2 JP3464089B2 (ja) | 2003-11-05 |
Family
ID=18189644
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32660195A Expired - Fee Related JP3464089B2 (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 記録装置における駆動伝達切換機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3464089B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1053961A3 (en) * | 1999-05-14 | 2002-07-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet feeding apparatus and image forming apparatus |
| EP1759860A1 (en) * | 2005-08-31 | 2007-03-07 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Printer with force transmitting path selecting mechanism |
| JP2014097624A (ja) * | 2012-11-15 | 2014-05-29 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
-
1995
- 1995-11-20 JP JP32660195A patent/JP3464089B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1053961A3 (en) * | 1999-05-14 | 2002-07-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet feeding apparatus and image forming apparatus |
| EP1759860A1 (en) * | 2005-08-31 | 2007-03-07 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Printer with force transmitting path selecting mechanism |
| US7955012B2 (en) | 2005-08-31 | 2011-06-07 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Printer with force transmitting path selecting mechanism |
| US8393809B2 (en) | 2005-08-31 | 2013-03-12 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Printer with force transmitting path selecting mechanism |
| US8475067B2 (en) | 2005-08-31 | 2013-07-02 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Printer with force transmitting path selecting mechanism |
| US8727648B2 (en) | 2005-08-31 | 2014-05-20 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Printer with force transmitting path selecting mechanism |
| US9096085B2 (en) | 2005-08-31 | 2015-08-04 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Printer with force transmitting path selecting mechanism |
| US9248676B2 (en) | 2005-08-31 | 2016-02-02 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Printer with force transmitting path selecting mechanism |
| US9487038B2 (en) | 2005-08-31 | 2016-11-08 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Printer with force transmitting path selecting mechanism |
| US9782988B2 (en) | 2005-08-31 | 2017-10-10 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Printer with force transmitting path selecting mechanism |
| US10071577B2 (en) | 2005-08-31 | 2018-09-11 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Printer with force transmitting path selecting mechanism |
| JP2014097624A (ja) * | 2012-11-15 | 2014-05-29 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3464089B2 (ja) | 2003-11-05 |
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