JPH09143718A - 連続真空蒸着装置のスプラッシュ監視装置 - Google Patents
連続真空蒸着装置のスプラッシュ監視装置Info
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- JPH09143718A JPH09143718A JP29956595A JP29956595A JPH09143718A JP H09143718 A JPH09143718 A JP H09143718A JP 29956595 A JP29956595 A JP 29956595A JP 29956595 A JP29956595 A JP 29956595A JP H09143718 A JPH09143718 A JP H09143718A
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Abstract
でき、スプラッシュによるロールの損傷や鋼板の板切れ
を防止することができる真空蒸着におけるスプラッシュ
監視装置を提供する。 【解決手段】 成膜室6に設けられた監視窓12と、監
視窓を通してルツボ5内の溶湯4を監視するCCDカメ
ラ14と、CCDカメラの画像を画像処理してスプラッ
シュの発生直前を検出し電子銃3の出力を制御する制御
装置16とを備える。制御装置16により、CCDカメ
ラ14の画像から溶湯4の温度変化又は溶湯の波立ちを
検出し、電子銃3の出力を低減する。
Description
プラッシュ監視装置に関する。
て蒸発させ、蒸発金属を基板(鋼板)の表面に凝固させ
て被膜を作る成膜プロセスである。かかる成膜プロセス
において蒸着用金属を加熱するために電子ビームを用い
薄板状の連続した走行鋼板に金属を蒸着させる連続真空
蒸着装置が従来から知られている。この連続真空蒸着装
置は、通常の湿式メッキでは扱えない高融点金属、窒化
物、炭化物、酸化物及びセラミックスの蒸着が可能であ
り、かつ付着速度が大きい等の長所を有している。
図2に示すように、入側と出側の真空シール装置、予備
加熱室、成膜室、等からなり、大気圧下でアンコイラー
から巻き戻された鋼板(ストリップ)を入側の真空シー
ル装置で真空中に通し、予備加熱室で予備加熱した後、
成膜室で成膜し、成膜後の鋼板を出側の真空シール装置
で大気圧中に取り出しリコイラーで巻き取るようになっ
ている。
と、溶解した蒸着材料を収容するルツボとを備え、電子
銃により電子ビームを放射し、磁界で電子ビームの方向
を曲げてルツボ内に当て、蒸着材料を加熱・蒸発させ、
蒸発金属を鋼板の表面に凝固させて被膜を作るようにな
っている。
装置では、電子銃を熱源とする場合にルツボ溶湯の極小
部に電子ビームのエネルギーが集中すると、スプラッシ
ュが発生して蒸着膜に悪影響を与えてしまう問題点があ
った。すなわち、スプラッシュとは、溶湯が液滴のまま
で飛散する現象であり、局部的な沸騰に起因する。この
スプラッシュにより飛散した液滴が鋼板に付着するとそ
の部分に数ミリ厚の突起部ができ、この突起部が真空シ
ール装置の狭い隙間と干渉し、真空シール装置のロール
に傷を付けたり、鋼板が薄い(例えば、約0.3mm
厚)場合には、鋼板が引き切れる、等の問題点があっ
た。
/minの高速で成膜を行い、しかも、数百時間連続し
て操業する。このため、スプラッシュによりロールの損
傷や鋼板の板切れが生じると、運転再開に長時間かかり
稼働率が大幅に低下する。そのため、従来は、運転員が
常時ルツボを監視し、経験的にスプラッシュの発生直前
を判断して電子銃の出力制御やルツボ上部に設けたシャ
ッター等を閉じていた。しかし、この監視は長時間連続
して行う必要があり、運転員の負担が大きく、かつ判断
を誤ることも多かった。
案されたものである。すなわち、本発明の目的は、スプ
ラッシュの発生を未然に防止することができ、スプラッ
シュによるロールの損傷や鋼板の板切れを防止すること
ができる連続真空蒸着装置のスプラッシュ監視装置を提
供することにある。
を連続的に走行する鋼板に蒸発材料を蒸着するための成
膜室と、該成膜室内に電子ビームを放射する電子銃と、
電子ビームの方向を曲げてルツボ内に向ける磁界を発生
させる磁界発生装置と、を備えた連続真空蒸着装置にお
いて、成膜室に設けられた監視窓と、該監視窓を通して
ルツボ内の溶湯を監視するCCDカメラと、該CCDカ
メラの画像を画像処理してスプラッシュの発生直前を検
出し電子銃の出力を制御する制御装置と、を備えたこと
を特徴とする真空蒸着におけるスプラッシュ監視装置が
提供される。前記制御装置は、CCDカメラの画像から
溶湯の温度変化又は溶湯の波立ちを検出し、電子銃の出
力を低減することで、スプラッシュ発生を防止するよう
になっている。
ば、溶湯の赤色から白色への変化)或いは溶湯の波立ち
(例えば、画像処理による正常時の記憶画像との相違部
分の拡大)等をCCDカメラの画像から制御装置が検知
し、電子銃の出力を制御することによりスプラッシュの
発生を抑えることができる。
Dカメラは、ルツボへの電子ビーム照射領域を監視する
ように、少なくとも2台設けられる。この構成により、
ルツボの上部を走行する鋼板に影響されずに、電子ビー
ムが照射されるルツボの鋼板の幅方向両端部を監視し、
的確にスプラッシュの発生を未然に防止することができ
る。
を図面を参照して説明する。なお、各図において、共通
する部分には同一の符号を付して使用する。図1は、本
発明によるスプラッシュ監視装置を備えた連続真空蒸着
装置の成膜室斜視図(成膜室の外胴部を除いた図)であ
る。この図において、連続真空蒸着装置は、真空中を連
続的に走行する鋼板1に蒸発材料を蒸着するための成膜
室6と、成膜室6内に電子ビーム2を放射する電子銃3
と、電子ビーム2の方向を曲げてルツボ5内に向ける磁
界を発生させる磁界発生装置7と、を備えている。
レス鋼板であり、例えば、0.3〜3.2mm厚の比較
的薄い鋼板(ストリップ)を用いる。蒸着材料は、例え
ばアルミニウム又はアルミ系合金であり、合金膜を成膜
する場合には、図1に示すように2つ以上のルツボ5を
設け、それぞれに異なる蒸着材料を図示しない供給装置
により供給する。成膜室6の内部は、図示しない真空装
置により排気され、蒸着に適した真空度(例えば10-3
〜10-5torr程度)に保持されている。電子銃3
は、各ルツボ毎にこの図では2台設けられ、それぞれル
ツボ5の鋼板幅方向両端部に電子ビーム2を照射するよ
うになっている。磁界発生装置7は、各ルツボ毎にこの
図では2台設けられ、それぞれ磁界電極7a,7bを有
し、それぞれの電子ビーム2の方向を曲げてそれぞれの
ルツボ5内に向けるようになっている。
に、成膜室6に設けられた監視窓12と、監視窓12を
通してルツボ5内の溶湯4をルツボ毎に監視するCCD
カメラ14と、CCDカメラ14の画像を画像処理して
スプラッシュの発生直前を検出し電子銃3の出力を制御
する制御装置16と、を備えている。この図に示すよう
に、ルツボ毎にCCDカメラ14を2台、制御装置16
を1台設けるのがよい。
から溶湯4の温度変化又は溶湯の波立ちを検出し、電子
銃の出力を低減するようになっている。例えば、溶湯の
色は通常は赤色であるがスプラッシュが発生する部分で
は温度が更に上昇して白色に変化する。従って、CCD
カメラ14の画像からこの溶湯の温度変化を検知してス
プラッシュの発生直前を検出することができる。また、
スプラッシュが発生する部分では、内部で発生した気泡
等により、溶湯に波立ちが生じる。この波立ちは、例え
ば、画像処理による正常時の記憶画像との相違部分の拡
大から検知することができる。従って、CCDカメラ1
4の画像から制御装置16によりこれらを検知した時
に、電子銃3の出力を制御(出力低減)することにより
スプラッシュの発生を抑えることができる。
方向両端部を監視するように、図に示すように少なくと
も2台設けるのがよい。この構成により、ルツボ5の上
部を走行する鋼板1に影響されずに、電子ビーム2が照
射されるルツボ5の鋼板の幅方向両端部を監視し、的確
にスプラッシュの発生を未然に防止することができる。
移動する半透明フィルム(図示せず)を備えることが好
ましい。この構成により、監視窓12の光透過性をほぼ
一定に保持することができる。
れず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できる
ことは勿論である。
溶湯の温度変化(例えば、溶湯の赤色から白色への変
化)或いは溶湯の波立ち(例えば、画像処理による正常
時の記憶画像との相違部分の拡大)等をCCDカメラの
画像から制御装置が検知し、電子銃の出力を制御するこ
とによりスプラッシュの発生を抑えることができる。
ラッシュ監視装置は、スプラッシュの発生を未然に防止
することができ、スプラッシュによるロールの損傷や鋼
板の板切れを防止することができる、等の優れた効果を
有する。
膜室の斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 真空中を連続的に走行する鋼板に蒸発材
料を蒸着するための成膜室と、該成膜室内に電子ビーム
を放射する電子銃と、電子ビームの方向を曲げてルツボ
内に向ける磁界を発生させる磁界発生装置と、を備えた
連続真空蒸着装置において、 成膜室に設けられた監視窓と、該監視窓を通してルツボ
内の溶湯を監視するCCDカメラと、該CCDカメラの
画像を画像処理してスプラッシュの発生直前を検出し電
子銃の出力を制御する制御装置と、を備えたことを特徴
とする真空蒸着におけるスプラッシュ監視装置。 - 【請求項2】 前記制御装置は、CCDカメラの画像か
ら溶湯の温度変化又は溶湯の波立ちを検出し、電子銃の
出力を低減することで、スプラッシュ発生を防止する、
ことを特徴とする請求項1に記載のスプラッシュ監視装
置。 - 【請求項3】 前記CCDカメラは、ルツボへの電子ビ
ーム照射領域を監視するように、少なくとも2台設けら
れる、ことを特徴とする請求項1に記載の真空スプラッ
シュ監視装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29956595A JP3741161B2 (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | 連続真空蒸着装置のスプラッシュ監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29956595A JP3741161B2 (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | 連続真空蒸着装置のスプラッシュ監視装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09143718A true JPH09143718A (ja) | 1997-06-03 |
| JP3741161B2 JP3741161B2 (ja) | 2006-02-01 |
Family
ID=17874279
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29956595A Expired - Fee Related JP3741161B2 (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | 連続真空蒸着装置のスプラッシュ監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3741161B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014017206A1 (ja) * | 2012-07-24 | 2014-01-30 | 東邦チタニウム株式会社 | 電子ビーム溶解炉およびこれを用いた電子ビーム溶解炉の運転方法 |
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| RU173529U1 (ru) * | 2016-11-18 | 2017-08-30 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Московский государственный технологический университет "СТАНКИН" (ФГБОУ ВО "МГТУ "СТАНКИН") | Иллюминатор вакуумной камеры |
| CN111499215A (zh) * | 2020-05-26 | 2020-08-07 | 深圳市锐欧光学电子有限公司 | 一种光学玻璃的表面防护镀膜真空镀膜智造装置 |
| CN113881919A (zh) * | 2021-09-23 | 2022-01-04 | 佛山市博顿光电科技有限公司 | 镀膜融料的加热方法及镀膜设备 |
-
1995
- 1995-11-17 JP JP29956595A patent/JP3741161B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| CN113881919A (zh) * | 2021-09-23 | 2022-01-04 | 佛山市博顿光电科技有限公司 | 镀膜融料的加热方法及镀膜设备 |
| CN113881919B (zh) * | 2021-09-23 | 2024-02-27 | 佛山市博顿光电科技有限公司 | 镀膜融料的加热方法及镀膜设备 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3741161B2 (ja) | 2006-02-01 |
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