JPH09143831A - インクリボン用基布およびインクリボン - Google Patents
インクリボン用基布およびインクリボンInfo
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- JPH09143831A JPH09143831A JP8225083A JP22508396A JPH09143831A JP H09143831 A JPH09143831 A JP H09143831A JP 8225083 A JP8225083 A JP 8225083A JP 22508396 A JP22508396 A JP 22508396A JP H09143831 A JPH09143831 A JP H09143831A
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Abstract
クリボンを提供せんとするものである。 【解決手段】本発明のインクリボン用基布は、基布を構
成する経糸と緯糸との間に融点差を有することを特徴と
するものである。
Description
のプリンターに使用されるインクリボンの融着部の耐久
性に優れたインクリボン基布に関する。
使用されるインクリボンは、従来のスプールタイプが減
少し、カセットに長いテープ状のインクリボンを折り曲
げて収納し、インクリボンの両端を超音波ウェルダーに
よって融着(接着)し、エンドレス状にした融着部を有
するカセットタイプのものが増加してきている。通常、
インクリボンは印字する際にプリンターのヘッドピンに
よって衝撃を受け、徐々に破壊されるが、上述の融着部
は通常の基布部分に比べ、耐久性が弱く、融着部の寿命
がインクリボンの寿命を左右するため、とくにインクリ
ボンの融着部の耐久性向上に対する要求には強いものが
あった。この様に近年の急激なプリンターの高速化や高
インパクト化に伴うインクリボン融着部の耐久性の向上
が切望されている。
着する2枚のインクリボンの間に基布より融点の低い熱
可塑性合成樹脂を挿入して融着する技術が、特公昭57
−13431号公報によって提案されている。
るインクリボンにはインクが含浸されているため、融点
の異なるポリマー間の融着が不十分であり、融着部の耐
久性の向上幅が充分で無く、また、融着時の作業性も悪
く、問題があった。また、プリンターの高速化や高イン
パクト化に伴って、インクリボン融着部の高度な耐久性
が要求されてきているが、これらの要求を満たすまでに
至っていないのが現状である。
リボンを提供せんとするものである。
解決するために、次のような手段を採用する。すなわ
ち、本発明のインクリボン用基布は、基布を構成する経
糸と緯糸との間に融点差を有することを特徴とするもの
である。
点差を有する織糸でインクリボン用基布を構成した点に
特徴を有する。すなわち、低融点側の織糸が主に融着
し、高融点側の織糸を主に繊維城で残すことにより、繊
維と融着部を混在させた融着部分を形成した基布が、以
外にも融着部耐久性を大幅に改善することを究明したも
のである。 本発明で用いる織糸は、ポリアミド系繊
維、ポリエステル系繊維、ポリアクリル系繊維およびポ
リビニル系繊維等があげられるが、ポリアミド系繊維と
しては、ナイロン46、ナイロン66、ナイロン6、ナ
イロン610、ナイロン11等があげられる。この繊維
の中から、融点差を付与できるように経糸と緯糸に用い
る繊維が選択されるが、経糸と緯糸との融点差が5℃以
上であることが好ましく、経糸の融点に比べて緯糸の融
点が低いことがさらに好ましい。特に、経糸がナイロン
66、緯糸がナイロン6からなる基布は、コスト面およ
び融着部耐久性の面から好ましい。経糸または緯糸を構
成するポリマーの硫酸相対粘度は、好ましくは2.4〜
3.8であるものが融着部耐久性の面からよく、また、
糸に含まれる酸化チタン含有量は0.1%以下が好まし
いが、特にこれに限定されるものではない。かかる糸の
総繊度は一般に用いる5〜150デニールのものでよ
い。また、かかる糸を構成する単糸繊度は一般に用いら
れる0.6〜4.0デニールのものが基布を構成する上
で好ましい。単糸デニールが0.6デニール未満の場
合、基布部分の耐久性が低下する傾向を示し、単糸デニ
ールが4.0デニールを越えると印字鮮明性が悪くなる
傾向を示す。経糸および緯糸は、両方ともに無撚であっ
てもよいが、好ましくは150〜700 T/m、さらに
好ましくは200〜600 T/mの範囲で追撚すること
が、製織性の点から良い。かかるインクリボン用基布の
織物組織としては、平織、誘導平織、綾織、および朱子
織等が使用されるが、特にこれに限定されるものではな
い。かかる織物の織物密度は、経糸が、好ましくは13
0〜600本/in、さらに好ましくは140〜550本
/inでよく、緯糸は、好ましくは100〜400本/i
n、さらに好ましくは110〜350本/in程度でよ
い。かくして得られるインクリボン用基布は、製織され
た後、通常の精練、仕上げセットを施される。好ましく
は液流精練で精練し、ピンテンターで160℃〜240
℃の範囲で仕上げセットするのがよい。その後、通常の
油性インク等のインク材料を該基布に適宜量付着(含
浸)せしめた後、融着してエンドレス状インクリボンを
形成する。かかる融着は、該インクリボン用基布の両端
を超音波ウェルダーを用いて実施される。本発明のイン
クリボン用基布は、高圧液体処理、プラズマ処理、界面
活性剤処理、および樹脂加工等の適宜の後加工が施され
たものであってもよい。かくして得られた本発明のイン
クリボン用基布を用いて構成されたインクリボンは、基
布の融着部の耐久性が良い上に、基布部の耐久性にも優
れている。
る。本発明で使用する評価方法は次の通りである。 [基布の融着部耐久性]作製されたインクリボン用基布
を13mm幅に溶断し、一度ハサミで全長13mに切断
し、その後これらの基布に基布重量に対し、油性インク
を22重量%塗布して、次に超音波ウェルダー(ブラン
ソン社製M−8400)によって融着したが、該融着部
はインクリボンの中にほぼ等間隔に7個設けて、エンド
レス状インクリボンを作製した。
ター(エプソン製UP−130K)用カセットに収納
し、このカセットを上記プリンターにセットし、英字、
および数字を印字し、融着部にピンホールが発生した時
の印字数を読取り、その平均値を基布の融着部耐久性と
した。
t%、融点255℃のナイロン66ポリマーからなる4
0デニール34フィラメント糸を経糸に、硫酸相対粘度
が2.80、酸化チタン含有量0.04wt%、融点2
15℃のナイロン6ポリマーからなる40デニール34
フィラメント糸を緯糸に用い、経糸密度210本/イン
チ、緯糸密度122本/インチの平組織の織物を得た。
次に通常の方法により、精練、仕上げセットしてインク
リボン用基布を作製した。
t%、融点255℃のナイロン66ポリマーからなる4
0デニール34フィラメント糸を緯糸に、硫酸相対粘度
が2.80、酸化チタン含有量0.04wt%、融点2
15℃のナイロン6ポリマーからなる40デニール34
フィラメント糸を経糸に用い、経糸密度210本/イン
チ、緯糸密度122本/インチの平組織の織物を得た。
次に通常の方法により、精練、仕上げセットしてインク
リボン用基布を作製した。
t%、融点255℃のナイロン66ポリマーからなる4
0デニール34フィラメント糸を経糸に、硫酸相対粘度
が2.80、酸化チタン含有量0.04wt%、融点1
90℃のナイロン66とナイロン6の共重合ポリマー
(ナイロン66とナイロン6の共重合比=15重量%/
85重量%)からなる40デニール34フィラメント糸
を緯糸に用い、経糸密度210本/インチ、緯糸密度1
22本/インチの平組織の織物を得た。次に通常の方法
により、精練、仕上げセットしてインクリボン用基布を
作製した。
t%、融点255℃のナイロン66ポリマーからなる4
0デニール34フィラメント糸を経糸および緯糸に用
い、経糸密度210本/インチ、緯糸密度122本/イ
ンチの平組織の織物を得た。次に通常の方法により、精
練、仕上げセットしてインクリボン用基布を作製した。
t%、融点215℃のナイロン6ポリマーからなる40
デニール34フィラメント糸を経糸および緯糸に用い、
経糸密度210本/インチ、緯糸密度122本/インチ
の平組織の織物を得た。次に通常の方法により、精練、
仕上げセットしてインクリボン用基布を作製した。
記基布の融着部耐久性の試験方法に基づいてインクリボ
ンを作製し、それぞれの基布の融着部の耐久性を測定
し、その結果を表1に示した。
の融着部の耐久性が良好であり、緯糸の融点に比べ経糸
の融点の高いものが特に良好であった。
基布の融着部の耐久性が悪く、実用に耐えるものではな
かった。
が良好で、インパクトの強い高速型プリンターや高複写
型プリンター等に好適なインクリボンを提供することが
できる。
Claims (5)
- 【請求項1】 基布を構成する経糸と緯糸が、融点差を
有するポリマで構成されていることを特徴とするインク
リボン用基布。 - 【請求項2】 該ポリマの融点差が、5℃以上であるこ
とを特徴とする請求項1記載のインクリボン用基布。 - 【請求項3】 該緯糸が、該経糸の融点に比べて低いこ
とを特徴とする請求項1記載のインクリボン用基布。 - 【請求項4】 該経糸がナイロン66で構成されてお
り、該緯糸がナイロン6で構成されていることを特徴と
する請求項1記載のインクリボン用基布。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のインク
リボン用基布で構成されていることを特徴とするインク
リボン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22508396A JP3521638B2 (ja) | 1995-09-18 | 1996-08-27 | インクリボン用基布およびインクリボン |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7-238529 | 1995-09-18 | ||
| JP23852995 | 1995-09-18 | ||
| JP22508396A JP3521638B2 (ja) | 1995-09-18 | 1996-08-27 | インクリボン用基布およびインクリボン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09143831A true JPH09143831A (ja) | 1997-06-03 |
| JP3521638B2 JP3521638B2 (ja) | 2004-04-19 |
Family
ID=26526427
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22508396A Expired - Fee Related JP3521638B2 (ja) | 1995-09-18 | 1996-08-27 | インクリボン用基布およびインクリボン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3521638B2 (ja) |
-
1996
- 1996-08-27 JP JP22508396A patent/JP3521638B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3521638B2 (ja) | 2004-04-19 |
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