JPH0958097A - インクリボン用基布およびインクリボン - Google Patents

インクリボン用基布およびインクリボン

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JPH0958097A
JPH0958097A JP21477895A JP21477895A JPH0958097A JP H0958097 A JPH0958097 A JP H0958097A JP 21477895 A JP21477895 A JP 21477895A JP 21477895 A JP21477895 A JP 21477895A JP H0958097 A JPH0958097 A JP H0958097A
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JP
Japan
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ink ribbon
base fabric
graphic
warp
ink
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JP21477895A
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English (en)
Inventor
Kenji Hama
健二 浜
Kozaburo Isshiki
高三郎 一色
Susumu Kano
進 加納
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、カセットタイプのプリンターで使用
するインクリボンのグラフィック斑改善に優れ、プリン
ターの高速化や高インパクト化に好ましいインクリボン
用基布およびインクリボンを提供せんとするものであ
る。 【解決手段】本発明のインクリボン用基布は、少なくと
も経糸に交絡が施されており、該交絡ケ所が100ケ/
m以上である無撚糸で構成されていることを特徴とする
ものであり、また、本発明のインクリボンは、かかるイ
ンクリボン用基布で構成されていることを特徴とするも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インパクトタイプ
のプリンターに使用されるインクリボンのグラフィック
斑に優れたインクリボン用基布およびインクリボンに関
する。
【0002】
【従来の技術】最近、インパクトタイプのプリンターに
使用されるインクリボンは、従来のスプールタイプが減
少し、カセットに長いテープ状のインクリボンを折り曲
げて収納し、インクリボンの両端を超音波ウェルダーに
よって融着(接着)し、エンドレス状にした融着部を有
するカセットタイプのものが急増してきている。このカ
セットタイプ用インクリボンは狭いスペースのカセット
内に折り曲げられて収納されているため、プリンターに
かけて印字すると、この折れ曲り部分が濃く印字される
グラフィック斑といわれる印字斑が発生する欠点があっ
た。近年、レーザープリンター、熱転写プリンター、お
よびインクジェットプリンター等のグラフィック斑が全
く発生しない新しい印字方式によるプリンターの進出に
よって、グラフィック斑の発生しないインクリボン用基
布の要求が益々強まっているのが現状である。該グラフ
ィック斑を軽減する手段として、通常、200〜400
T/mの追撚する技術が知られている。他の方法とし
て、生機および精練・セット後の経糸と緯糸の密度比を
特定する技術が、特開平1−249484号公報によっ
て提案されている。また、高圧流体処理により単繊維の
配列を乱す技術が、特開平3−281277号公報によ
って提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通常用
いられている200〜400T/mの追撚する技術はグ
ラフィック斑の軽減効果は大きいが、撚糸が高価なため
コスト面で問題があった。また、経糸と緯糸の密度比を
特定する技術はグラフィック斑の軽減効果が小さいばか
りでなく、加工により収縮率をコントロールするため、
加工シワなどの品位面での問題があった。また特公平3
−281277号公報による高圧流体処理による技術は
グラフィック斑の軽減効果が大きいが、コスト面で優位
なものではなかった。
【0004】本発明は、簡単で安価な技術によりグラフ
ィック斑の改善効果の大きいインクリボン用基布および
インクリボンを提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するために、次のような手段を採用する。すなわ
ち、本発明のインクリボン用基布は、少なくとも経糸に
交絡が施されており、該交絡ケ所が100ケ/m以上で
ある無撚糸で構成されていることを特徴とするものであ
り、また、本発明のインクリボンは、かかるインクリボ
ン用基布で構成されていることを特徴とするものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、従来技術の追撚技術
や、経糸緯糸密度比を特定する技術、さらに高圧流体処
理技術などの技術背景に鑑み、もっと簡単で安価な方法
で、グラフィック斑の改善効果の大きいインクリボン用
基布を製造すべく鋭意検討したところ、経糸にポイント
があり、かつ、その経糸の交絡ケ所が無撚糸で構成する
と、意外にも、優れたグラフィック斑改善効果を発揮す
ることを究明したものである。
【0007】本発明における基布を構成する素材は合成
繊維を主体とし、ポリアミド系ポリマーの使用が好まし
いが、これに限定されるものではない。ポリアミド系ポ
リマーとしては、ナイロン46、ナイロン66、ナイロ
ン6、ナイロン610、ナイロン11およびこれらのポ
リアミドのアミド原料に1種類以上の異種のアミド原料
を共重合した共重合体等を使用することができる。経糸
または緯糸を構成するポリマーの硫酸相対粘度は、好ま
しくは2.4〜3.8であるものが融着部耐久性の面か
ら好ましく、糸に含まれる酸化チタン含有率は0.15
%以下が好ましいが、特にこれに限定されるものではな
い。経糸または緯糸のデニールは一般に用いる5〜15
0デニールのものが好ましく、さらに好ましくは20〜
100デニールのものが好ましい。また、単糸デニール
は一般に用いられる0.6〜5.0デニールが薄地基布
を形成する上で好ましい。単糸デニールが0.6デニー
ル未満の場合、基布部分の耐久性が低下する傾向を示
し、単糸デニールが5.0デニールを越えると印字鮮明
性が悪くなる傾向を示す。かかるインクリボン用基布の
織物組織としては、平織、誘導平織、綾織、および朱子
織等が使用されるが、特にこれに限定されるものではな
い。
【0008】かかる織物の織物密度は、経糸が、好まし
くは100〜300本/in、さらに好ましくは140〜
250本/inでよく、緯糸は、好ましくは80〜300
本/in、さらに好ましくは100〜250本/in程度で
ある。
【0009】グラフィック斑の発生メカニズムは、イン
クリボンがカセット内に折り曲げられて収納され、折り
曲げられたインクリボンの内側の経糸のマルチフィラメ
ントがばらけることにより、新たな空隙が生じるため、
該空隙部の付近にあるインクが、該空隙部に移動するこ
とにより、プリンターにかけて印字すると、この折れ曲
り部分が濃く印字される現象である。
【0010】このグラフィック斑を改善する方法とし
て、通常用いられる200〜400T/mの追撚付与
は、折り曲げられたインクリボンの内側の経糸のマルチ
フィラメントが追撚によりばらけを抑制するため、新た
な空隙の発生を抑制する効果があるためと推定される。
本発明の交絡ケ所が100ケ/m以上である無撚糸で構
成されているインクリボン用基布は追撚と同様、折り曲
げられたインクリボンの内側の経糸のマルチフィラメン
トが交絡によりばらけを抑制するため、新たな空隙の発
生を抑制する効果があるためと推定される。本発明の交
絡ケ所は100ケ/m以上であることが好ましく、15
0〜500ケ/mであることがさらに好ましい。交絡ケ
所が100ケ/m未満の場合は整織性向上効果はある
が、グラフィック斑改善効果がほとんど認められない。
【0011】本発明でいう交絡は、空気噴射ノズルによ
り高圧の空気を原糸に噴射することにより付与される。
該交絡処理は通常、製糸段階の溶融紡糸、延伸後付与さ
れるが、延伸糸を得た後付与することもできる。交絡ケ
所の数は、空気噴射ノズルの形状、噴射する空気の圧
力、加工速度等で制御される。また、交絡処理は少なく
とも経糸に施すことがグラフィック斑改善に重要な技術
的ポイントである。
【0012】かくして得られるインクリボン用基布は、
製織された後、通常の精練、仕上げセットを施される。
好ましくは液流精練で精練し、ピンテンターで160℃
〜240℃の範囲で仕上げセットするのがよい。その
後、通常の油性インク等のインク材料を該基布に適宜量
付着(含浸)せしめた後、融着してエンドレス状インク
リボンを形成する。かかる融着は、該インクリボン用基
布の両端を超音波ウェルダーを用いて実施される。かく
して得られた本発明のインクリボン用基布を用いて構成
されたインクリボンはグラフィック斑解消に優れてい
る。
【0013】
【実施例】以下に本発明を実施例によって詳しく説明す
る。実施例における評価方法は次の通りである。
【0014】[グラフィック斑]作製されたインクリボ
ン用基布を13mm幅に溶断し、一度ハサミで全長13m
に切断し、その後これらの基布に基布重量に対し、油性
インクを22重量%塗布して、次に超音波ウェルダー
(ブランソン社製M−8400)によって融着し、エン
ドレス状インクリボンを作製した。次いで9ピンドット
プリンター(東京電気製M−1550)用カセットに該
インクリボン(長さ10m)を収納し、このカセットを
上記プリンターにセットしてベタ打ち印字し、肉眼でグ
ラフィックの発生状況を評価した。評価基準は次の通り
である。
【0015】 ◎ : 斑が全く発生しない ○ : 斑がほとんど発生しない △ : 斑が薄く発生する × : 斑が濃く発生する ×× : 斑が非常に発生する [交絡数]作製されたインクリボン用基布30cmに朱肉
マ−カ−(全長20cm)によって基布上に20cmのマ−
キングを行い測定の試長とした。該基布より経糸を織物
上から解舒し、得られた分解糸を水の入った容器に約1
分間浮かべた後のマルチフィラメント糸のばらけていな
いケ所の数を測定し、1m当りの交絡数を換算した。
【0016】実施例1〜5 硫酸相対粘度が2.85、酸化チタン含有率は0.03
%であるナイロン66ポリマーを用い、溶融紡糸、延伸
後、空気噴射ノズルにより、交絡ケ所が100、15
0、200、300、400ケ/mの40デニール34
フィラメントのマルチフィラメント糸を作製した。これ
とは別に同じナイロン66ポリマーを用い、交絡処理を
施さず、40デニール34フィラメントのマルチフィラ
メント糸を作製した。交絡処理糸を経糸に、無交絡処理
糸を緯糸に用いて、織密度が経212本/in、緯12
3本/inの平組織の織物を得た。次ぎにこれらの織物
を通常の方法による精練、仕上げセットして、表1に示
すインクリボン用基布を作製した。これらのインクリボ
ン用基布について、前期グラフィック斑の試験方法に基
づいてインクリボンを作製し、それぞれのグラフィック
斑を測定し、その結果を表1に示した。
【0017】比較例1 硫酸相対粘度が2.85、酸化チタン含有率は0.03
%であるナイロン66ポリマーを用い、溶融紡糸、延伸
後、空気噴射ノズルにより、交絡ケ所が80ケ/mの4
0デニール34フィラメントのマルチフィラメント糸を
作製した。これとは別に同じナイロン66ポリマーを用
い、交絡処理を施さず、40デニール34フィラメント
のマルチフィラメント糸を作製した。交絡処理糸を経糸
に、無交絡処理糸を緯糸に用いて、織密度が経211本
/in、緯123本/inの平組織の織物を得た。次ぎ
にこれらの織物を通常の方法による精練、仕上げセット
して、表1に示すインクリボン用基布を作製した。これ
らのインクリボン用基布について、前期グラフィック斑
の試験方法に基づいてインクリボンを作製し、それぞれ
のグラフィック斑を測定し、その結果を表1に示した。
【0018】比較例2 硫酸相対粘度が2.85、酸化チタン含有率は0.03
%であるナイロン66ポリマーを用い、交絡処理を施さ
ず40デニール34フィラメントのマルチフィラメント
糸を作製した。次に該無交絡糸を経糸および緯糸に用い
て、織密度が経210本/in、緯123本/inの平
組織の織物を得た。次ぎにこれらの織物を通常の方法に
よる精練、仕上げセットして、表1に示すインクリボン
用基布を作製した。これらのインクリボン用基布につい
て、前期グラフィック斑の試験方法に基づいてインクリ
ボンを作製し、それぞれのグラフィック斑を測定し、そ
の結果を表1に示した。
【0019】
【表1】 表1から明らかなように、実施例1〜4のものはグラフ
ィック斑が良好であった。これらに対して、比較例1の
交絡数80ケ/mのものはグラフィック斑の改善効果が
小さものであった。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、カセットタイプ向けに
グラフィック斑の改善効果の大きいインクリボン用基布
およびインクリボンを安価に提供することができる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも経糸に交絡が施されており、
    該交絡ケ所が100ケ/m以上である無撚糸からなるこ
    とを特徴とするインクリボン用基布。
  2. 【請求項2】 基布を構成する素材がポリアミド繊維で
    あることを特徴とする請求項1記載のインクリボン用基
    布。
  3. 【請求項3】 該交絡ケ所が、150〜500ケ/mで
    ある請求項1記載のインクリボン用基布。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のインク
    リボン用基布で構成されていることを特徴とするインク
    リボン。
  5. 【請求項5】 該インクリボンの形態が、カセットタイ
    プで融着部を有するエンドレス状インクリボンであるこ
    とを特徴とする請求項4記載のインクリボン。
JP21477895A 1995-08-23 1995-08-23 インクリボン用基布およびインクリボン Pending JPH0958097A (ja)

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