JPH09146802A - データ入出力処理装置 - Google Patents

データ入出力処理装置

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JPH09146802A
JPH09146802A JP7309362A JP30936295A JPH09146802A JP H09146802 A JPH09146802 A JP H09146802A JP 7309362 A JP7309362 A JP 7309362A JP 30936295 A JP30936295 A JP 30936295A JP H09146802 A JPH09146802 A JP H09146802A
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JP7309362A
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English (en)
Inventor
Naoko Higuchi
直子 樋口
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Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アプリケーションプログラムの構成を簡単に
し、且つ、データソースの追加削除等の変更を容易にす
る。 【解決手段】データソースに対して入出力要求を行うと
きに、制御処理部4が定義ファイル6を参照して入出力
要求を行うデータを特定するデータ名にその入出力先の
データソースを特定する識別子を付加しこれをもとに要
求情報を作成してこれを入出力処理部2を介して入出力
ライブラリ21に通知する。入出力ライブラリ21は要
求情報の識別子を参照して入出力先のデータソースを特
定し、特定したデータソースとの入出力処理を行うデー
タソース用の管理プログラムを呼び出す。したがって、
データソース毎に入出力処理部を設ける必要がないか
ら、データソースの追加削除等の変更に伴って入出力処
理部を変更する必要はなく、よって、制御処理部4と入
出力処理部2とで構成されるアプリケーションプログラ
ムの変更を行う必要はない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、シーケン
サ或いはデータベース等の異なるデータソースからデー
タを収集したり、或いはこれらデータソースに対してデ
ータの設定を行う場合等、異なる複数のデータソースと
の間でデータ授受を行うデータ入出力処理装置の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、工場の入り口等で従業員
が提示したIDカードからID番号を読み取り、このI
D番号に対応する従業員情報に基づいて入場審査等を行
うようにした管理システムは、例えば図12に示すよう
に構成されている。これは、IDカード103のID情
報を読み取り装置102で読み取り、読み取り装置10
2で読み取ったID情報をシーケンサ105に送信し、
シーケンサ105でこのID情報を計算機101が読み
取れる情報に変換して計算機101に送信している。そ
して、計算機101が受信したID情報で特定される従
業員情報をデータベース104から読み出し、例えば図
13に示すように、計算機101の表示装置101aに
表示するようにしている。
【0003】このとき、これら処理を実行するアプリケ
ーションプログラムは、例えば、図14に示すように、
各データソースに対して入出力要求を行う制御処理部4
と、制御処理部4の指示に基づいてデータベース用の管
理プログラム11を読み出し、このデータベース用管理
プログラム11との間で所定の処理手順で入出力処理を
行うデータベース用入出力処理部2aと、制御処理部4
の指示に基づいてシーケンサ用の管理プログラム12を
読み出し、シーケンサ用管理プログラム12との間で所
定の処理手順で入出力処理を行うシーケンサ用入出力処
理部2bと、前記データベース用入出力処理部2a及び
シーケンサ用入出力処理部2bから通知されたデータを
もとに画面表示処理を行う画面表示処理部3とから構成
されている。
【0004】そして、制御処理部4がデータベース用入
出力処理部2a又はシーケンサ用入出力処理部2bに指
示してデータベース用管理プログラム11又はシーケン
サ用管理プログラム12を呼び出し、データベース用管
理プログラム11がデータソースとの間で入出力処理を
行い、また、シーケンサ用管理プログラム12がシーケ
ンサとの間で入出力処理を行うことによって、制御処理
部4と各データソースとの間でデータ授受を行うように
なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のデータ入出力処理方法では、データソース毎に管理
プログラムが異なるために、各管理プログラムとアプリ
ケーションプログラムとの間では、管理プログラム毎に
異なる方式で入出力処理を行っている。したがって、ア
プリケーションプログラムには、データソースが異なる
毎に、このデータソースに対応する管理プログラムとの
入出力処理を行う入出力処理部を設ける必要がある。
【0006】そのため、データソースを追加或いは削除
する場合等には、その都度アプリケーションプログラム
において入出力処理部の追加或いは削除等の変更を行う
必要があり、データソースの変更を容易に行うことがで
きないという未解決の課題がある。また、データソース
が異なる毎に入出力処理部を設ける必要があるため、デ
ータソースの数に比例してアプリケーションプログラム
が長くなり、またそれに伴ってアプリケーションプログ
ラムが煩雑になり、デバッグが困難となったり、或い
は、プログラムソースの管理が困難になるという問題も
ある。
【0007】そこで、この発明は上記従来の未解決の課
題に着目してなされたものであり、アプリケーションプ
ログラムの構成を簡単にし、且つデータソースの追加変
更等を容易に行うことのできるデータ入出力処理装置を
提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係るデータ入出力処理装置は、
データソースに対するデータの入出力要求を、当該入出
力要求で要求されるデータである要求データを特定する
データ名を伴って行う処理要求手段と、前記データソー
ス毎に設けられ且つ前記データソースとの間の入出力処
理を行うデータソース管理手段と、前記処理要求手段と
共に主制御処理手段を構成し且つ前記処理要求手段での
前記入出力要求の要求内容を前記データソース管理手段
に伝達する入出力処理手段と、を備えたデータ入出力処
理装置において、前記データ名に当該データ名で特定さ
れる要求データの入出力先のデータソースを特定する識
別情報を予め付加する識別情報付加手段と、前記入出力
処理手段と前記データソース管理手段との間に介挿され
ると共に、前記入出力処理手段を介して伝達される前記
データ名に付加された識別情報に基づき前記要求データ
の入出力先であるデータソースを特定し、当該データソ
ースに対応する前記データソース管理手段との間で前記
要求内容に応じた入出力処理を行うデータソース選択手
段とを備えることを特徴としている。
【0009】したがって、処理要求手段でデータソース
に対してデータの入出力要求が行われると、この入出力
要求の要求内容が入出力処理手段を介してデータソース
選択手段に伝達される。データソース選択手段では、伝
達された要求データのデータ名に対して識別情報付加手
段により予め付加された識別情報をもとに、この要求デ
ータの入出力先であるデータソースを特定し、特定した
データソースに対応するデータソース管理手段との間で
入出力要求に基づいて所定の入出力処理を行う。
【0010】また、本発明の請求項2に係るデータ入出
力処理装置は、前記識別情報と前記データソース管理手
段との対応をファイル上で管理するようにしたことを特
徴としている。よって、例えばデータソースの追加或い
は削除等の変更を行う場合にはファイル上で管理してい
る識別情報とデータソース管理手段との対応からなる管
理情報の変更することによって、データソースの変更が
行われる。
【0011】また、請求項3に係るデータ入出力処理装
置は、前記識別情報付加手段は、他のデータ入出力処理
装置との間でデータの入出力を行う場合、前記要求デー
タの入出力先であるデータ入出力処理装置を特定する装
置識別情報を前記データ名に付加する装置情報付加手段
を有し、前記データソース選択手段は前記装置識別情報
で他のデータ入出力処理装置が特定されているとき、前
記他のデータ入出力処理装置との間での入出力処理を行
う他装置管理手段との間で入出力処理を行うことを特徴
としている。
【0012】よって、他のデータ入出力処理装置で管理
するデータに対して入出力要求を行う場合には、入出力
要求がなされた要求データのデータ名には装置情報付加
手段により、他のデータ入出力処理装置を特定する装置
識別情報が付加されるから、データソース選択手段はそ
の装置識別情報に基づき他装置管理手段との入出力処理
を行う。
【0013】また、請求項4に係るデータ入出力処理装
置は、前記データソース管理手段はメモリアクセス手段
であって、当該メモリアクセス手段は、主記憶メモリに
書き込むデータを特定するデータ名とそのデータ値とを
対応付けて書き込む登録領域を前記主記憶メモリ上に獲
得する獲得手段と、前記主記憶メモリに対する書き込み
要求がなされたデータに対応するデータ名が前記登録領
域に登録済であるとき前記登録領域の前記データ名に対
応するデータ値を更新記憶し、未登録であるとき前記登
録領域に前記書き込み要求がなされたデータのデータ名
及びそのデータ値を登録すると共に、読み出し要求がな
されたデータのデータ名について前記登録領域を検索し
対応するデータ値を読み出すメモリデータ管理手段とを
備えることを特徴としている。
【0014】よって、例えば主記憶メモリに対してデー
タの入出力要求、すなわち、書き込み又は読み出しを行
う場合には、識別情報付加手段によって主記憶メモリを
特定する識別情報が、書き込み要求又は読み込み要求が
行われたデータである要求データのデータ名に付加され
るから、この識別情報に基づいてデータソース選択手段
がメモリアクセス手段が呼び出される。主記憶メモリの
データ値は、獲得手段により主記憶メモリに獲得された
登録領域上に、メモリデータ管理手段によりデータ名と
データ値とを対応付けて格納され、データ値はデータ名
によって管理される。
【0015】また、請求項5に係るデータ入出力処理装
置は、前記メモリアクセス手段は、主記憶メモリに対す
るデータの書き込み要求を行う前記主制御処理手段を起
動元として特定する起動元特定情報を前記データ名と対
応付けて格納する起動元情報格納手段と、前記起動元の
処理が終了したとき、当該起動元の起動元特定情報で特
定されるデータ名に関連する前記登録領域を未使用領域
に戻すメモリ領域管理手段とを備えることを特徴として
いる。
【0016】よって、主制御処理手段の書き込み要求に
応じて主記憶メモリに書き込まれたデータ名には、この
書き込みを行った主制御処理手段である起動元を特定す
る起動元特定情報が対応付けられ、起動元の処理が終了
したとき、この起動元を特定する起動元特定情報に対応
するデータ名に関連する登録領域がメモリ領域管理手段
によって未使用領域に戻される。
【0017】さらに、請求項6に係るデータ入出力処理
装置は、前記データソース選択手段は、2つ以上のデー
タに対する入出力要求が、前記データを特定するデータ
名を予め設定した連結形式で連結してなる連結データ名
を用いて行われたとき、前記連結形式で特定される所定
の手順で入出力処理を行うことを特徴としている。よっ
て、例えば初期設定時等、同時に複数のデータに対して
出力要求を行う場合等には、処理要求手段で例えば、複
数のデータ名に同一データを出力することを表す予め設
定した連結形式で、これら複数のデータ名を連結して連
結データ名を形成しこれを通知することによって、デー
タソース選択手段がこの連結形式に基づき、各データ名
毎に順次その出力先のデータソースを特定し対応するデ
ータソース管理手段との間で所定の処理手順で出力処理
を行う。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の第1の実施の形
態について説明する。この第1の実施の形態は、本発明
におけるデータ入出力処理装置を従来の技術で説明した
図12に示すIDカードによる従業員の入場チェックを
行う管理システムに適用したものであり、その機器構成
は上記と同様であるので、詳細な説明は省略する。
【0019】図1は、前記管理システムの機能構成を表
した機能構成図である。この管理システムは、この管理
システムの全体制御を行うシステム制御部(主制御処理
手段)1と、データソースとしてのデータベース104
及びシーケンサ105との入出力処理を行う、データソ
ース管理手段としてのデータベース用管理プログラム1
1及びシーケンサ用管理プログラム12と、前記システ
ム制御部1からの入出力要求に応じて前記データベース
用管理プログラム11又はシーケンサ用管理プログラム
12を呼び出す入出力ライブラリ(データソース選択手
段)21とから構成されている。
【0020】前記システム制御部1は、管理システム全
体の制御を行うアプリケーションプログラムであって、
このシステム制御部1は、前記データベース104及び
シーケンサ105に対する入出力要求時の入出力処理等
を行う入出力処理部(入出力処理手段)2と、入出力処
理部2を介して入力したシーケンサ105からのID情
報及びデータベース104からの従業員情報を所定の表
示形態で表示する等の、表示装置101aに対する表示
処理を行う画面表示処理部3と、これら入出力処理部2
及び画面表示処理部3を制御する制御処理部4とから構
成される。
【0021】前記入出力処理部2は、制御処理部4から
の入出力要求をもとに所定の手順によって前記入出力ラ
イブラリ21に対して入出力要求を行い、入出力ライブ
ラリ21から通知された各データソースからのデータを
制御処理部4に通知する。また、前記画面表示処理部3
は、前記制御処理部4からの指示に基づいて、シーケン
サ105からのID情報及びデータベース104から入
力した従業員情報を予め設定した表示形態で、例えば図
13に示すように、表示装置101aに表示する。
【0022】そして、前記制御処理部4は、前記入出力
処理部2に対して、シーケンサ105からのID情報を
読み込むよう入力要求を行うと共に、読み込んだID情
報に対応する従業員情報を前記データベース104から
読み込むように入力要求を行う。また、読み込んだ従業
員情報を表示装置101aに所定の表示形態で表示する
ように前記画面表示処理部3に対して指示を行う。
【0023】また、制御処理部4では、データソースと
の間で入出力するデータを、そのデータの種類に応じて
設定したデータ名によって管理している。そして、入出
力処理部2との間でデータの入出力要求を行う場合に
は、入出力要求を行うデータを特定するデータ名にこの
データの入出力先であるデータソースを特定する識別子
(識別情報)を付加し(識別情報付加手段)、この識別
子及びデータ名をもとにデータの入出力を行う要求情報
を形成している。
【0024】すなわち、例えば、所望とするデータのデ
ータ名が“DATA1”である場合には、予め支援ツー
ル5等によって作成した定義ファイル6を参照して、デ
ータ名“DATA1”のデータの入出力先であるデータ
ソースを特定する識別子を付加する。例えばシーケンサ
105の場合には“DD”を付加する(図2(a))。
同様に、例えば、入出力先のデータソースがデータベー
ス104であるデータ名“LIST1”である場合に
は、図2(b)に示すように、識別子“DB”を付加す
る。そして、これらをもとに形成した要求情報を入出力
ライブラリ21に通知する。
【0025】一方、前記入出力ライブラリ21は、入出
力処理部2から呼び出され、通知された入力又は出力を
行う要求情報から識別子を取り出して、その識別子に対
応するデータソース、この場合、データベース104又
はシーケンサ105に対応する管理プログラム11又は
12を呼び出し、これら管理プログラムとの間でそれぞ
れ管理プログラム毎に設定された所定の手順で入出力処
理を行う。これによって、管理プログラムを介してデー
タソースとの入出力を行い、入力要求の場合には、指定
したデータを管理プログラムを介してデータソースから
受け取り、これを入出力処理部2に通知する。
【0026】前記データベース用管理プログラム11
は、前記入出力ライブラリ21から呼び出され、入出力
ライブラリ21で指定された入出力要求に応じてデータ
ベース104とのデータ入出力処理を行う。なお、デー
タベース104は、例えば計算機101のハードディス
ク装置等にファイルとして納められている。同様に、前
記シーケンサ用管理プログラム12は、前記入出力ライ
ブラリ21から呼び出され、入出力ライブラリ21で指
定された入出力要求に応じてシーケンサ105とのデー
タ授受を行う。
【0027】次に、上記第1の実施の形態の動作を、制
御処理部4の処理手順を示す図3のフローチャート及び
入出力ライブラリ21の処理手順を示す図4のフローチ
ャートに基づいて説明する。なお、データソースとし
て、データベース104とシーケンサ105とが設けら
れているものとする。図12において、従業員が読み取
り装置102を操作したものとすると、読み取り装置1
02で読み込んだIDカード103のID番号がシーケ
ンサ105に送信される。
【0028】計算機101では、例えば定期的にシーケ
ンサ用管理プログラム12に対してID番号の入力要求
を行い、制御処理部4ではID番号のデータ名を“DA
TA1”とすると、予め設定した定義ファイル6を参照
して、データ名“DATA1”の入力先を特定する識別
子を検索し、検索した識別子をデータ名“DATA1”
に付加する。例えば“DATA1”の入力先がシーケン
サ105であるものとすると、定義ファイル6に基づい
て“DATA1”には、図2(a)に示すようにシーケ
ンサ105を特定する識別子“DD”が付加される。
【0029】そして、制御処理部4では、“DD¥DA
TA1”を入力という要求情報を形成して入出力処理部
2に通知し、入出力処理部2ではこれを受けて、入出力
ライブラリ21との間で所定の入出力処理を行って入出
力ライブラリ21に要求情報を通知する(ステップS
1)。これを受けて入出力ライブラリ21では、まず、
通知された要求情報を解析して識別子を取り出す(ステ
ップS11)。そして、この識別子がシーケンサ105
を特定する“DD”であるか否かを判定する(ステップ
S12)。識別子が“DD”である場合には、シーケン
サ105に対する要求情報であるものとして、シーケン
サ用管理プログラム12を読み出す(ステップS1
3)。これによってシーケンサ用管理プログラム12が
実行される。
【0030】そして、シーケンサ用管理プログラム12
がシーケンサ105から読み込んだID番号からなるI
D情報をデータ名“DATA1”に付加して応答情報を
形成し、これを入出力ライブラリ21に通知する。入出
力ライブラリ21では、通知された応答情報を、シーケ
ンサ用管理プログラム12を呼び出した入出力処理部2
に通知する(ステップS14)。
【0031】入出力処理部2では、通知された応答情報
を制御処理部4に通知し、制御処理部4では応答情報を
もとに表示情報を形成する(ステップS2)。そして、
表示情報を画面表示処理部3に通知して表示要求を行う
(ステップS3)。これを受けて、画面表示処理部3が
表示情報をもとに画像情報を形成して表示装置101a
に出力することによって、表示画面に従業員のID番号
が表示される(図13)。
【0032】次いで、制御処理部4では、ID情報であ
る“DATA1”に対応する従業員情報をデータベース
104から読み出すために、データベース104に対し
て入力要求を行う。例えば従業員情報のデータ名を“L
IST1”とすると、定義ファイル6を参照して“LI
ST1”に対応する識別子を求める。この場合、データ
ベース104を表す識別子“DB”が求められ、これを
データ名に付加し(図2(b))、これらをもとに、I
D情報で特定されるID番号の従業員情報を入力という
要求情報を形成して、入出力処理部2を介して入出力ラ
イブラリ21に通知する(ステップS1)。
【0033】入出力ライブラリ21では、識別子が“D
B”であることから、データベース用管理プログラム1
1を呼び出す(ステップS11,S12,S15,S1
6)。これによって、データベース用管理プログラム1
1が実行され、この管理プログラム11が、データベー
ス104からID情報で特定されるID番号に対応する
従業員情報を検索してこれを読み出し、要求情報に対す
る応答情報を形成し、この応答情報を入出力ライブラリ
21に通知する。
【0034】これを受けて入出力ライブラリ21では、
入力要求を行った要求元である入出力処理部2に応答情
報を通知する(ステップS14)。そして、入出力処理
部2では、通知された応答情報をもとに表示情報を形成
し(ステップS2)、この表示情報を画像表示処理部3
に通知して、従業員情報を表示装置101aに表示させ
る(ステップS3)。これによって、図13に示すよう
に、IDカード103の持ち主である従業員の従業員情
報が表示装置101aに表示される。
【0035】なお、入出力ライブラリ21では、要求情
報で特定される識別子が、登録された識別子でないと
き、この場合、“DD”及び“DB”の何れでもない場
合には、異常発生として所定のエラー処理を実行する
(ステップS17)。ここで、図12の構成図におい
て、データソースとしてさらに、例えばフロッピーディ
スク等に格納されたデータベースであるサブデータベー
スを追加するものとする。この場合、まず、サブデータ
ベース及びサブデータベースに対する入出力処理を行う
サブデータベース用の管理プログラムを新たに設ける。
次いで、支援ツール5によって定義ファイル6を操作
し、入出力先のデータソースとしてサブデータベースが
設定されるデータに関し、サブデータベースを特定する
識別子、例えば“DBa”を設定する。さらに、入出力
ライブラリ21において、識別子が“DBa”であると
きにはサブデータベース用の管理プログラムを呼び出す
ように変更する。
【0036】これによって、例えば、所望とする従業員
情報がサブデータベースに登録されている場合には、制
御処理部4では、定義ファイル6の定義情報に基づいて
識別子“DBa”を付加し、これをもとに要求情報を形
成して入出力処理部2を介して入出力ライブラリ21に
通知する。そして、入出力ライブラリ21で、この識別
子“DBa”に基づいて、サブデータベース用の管理プ
ログラムを呼び出す。以後、上記と同様にサブデータベ
ース用管理プログラムがサブデータベースの検索を行っ
て所定のデータを読み込んで入出力ライブラリ21に通
知し、これが入出力処理部2を介して制御処理部4に通
知される。
【0037】したがって、アプリケーションプログラム
を形成する入出力処理部2では、入出力ライブラリ21
との入出力処理のみを行うようにし、入出力ライブラリ
21が、入出力要求で特定される識別子をもとに入出力
先のデータソースを特定し、これに対応する管理プログ
ラムとの入出力処理を行うようにしたから、データソー
ス毎に入出力処理部2を設ける必要がない。よって、ア
プリケーションプログラムを簡素化することができ、ア
プリケーションプログラムを見やすくすることができ
る。よって、プログラムソースの管理やデバッグ作業を
容易に行うことができる。
【0038】また、例えばサブデータベース等のデータ
ソースを新たに追加する場合でも、アプリケーションプ
ログラムに新たに入出力処理部を設ける必要がなく、定
義ファイル6の変更及び入出力ライブラリ21の変更だ
けでよいから、データソースの追加或いは削除等の変更
を容易に行うことができる。なお、上記第1の実施の形
態においては、データソースとしてシーケンサ及びデー
タベースを用いた場合について説明したが、2つに限ら
ず1つ或いは3つ以上のデータソースを適用することも
可能である。
【0039】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。この第2の実施の形態では、識別子とデータ
ソースとの対応を表す対応テーブルを作成しこれをファ
イルに格納するようにしていること以外は、上記第1の
実施に形態と同一である。すなわち、入出力ライブラリ
21では、支援ツール等を用いて、識別子と、この識別
子で特定されるデータソースと、当該データソース用の
管理プログラムの格納位置を表す格納位置情報との対応
を表す対応テーブルを作成し、これをファイルに格納し
ておく。そして、例えば起動時等にこのファイルから対
応テーブルを読み出して主記憶メモリ上に保持する。
【0040】そして、入出力ライブラリ21は、入出力
処理部2から要求情報が通知されたときには、図5のフ
ローチャートに示すように、要求情報から識別子を取り
出し(ステップS21)、主記憶メモリ上に読み出した
対応テーブルを参照して、要求情報から取り出した識別
子が対応テーブルに登録されているか否かを判定する
(ステップS22)。そして、登録されている識別子で
ある場合には、対応テーブルから識別子に対応する管理
プログラムの格納位置情報を読み出し、この格納位置情
報で特定される領域に格納された管理プログラムを呼び
出す(ステップS23)。
【0041】これによって、管理プログラムが実行され
て、要求情報で特定されたデータの入力又は出力処理が
行われる。そして、入力要求が行われた場合には、入出
力ライブラリ21は管理プログラムから通知されたデー
タをもとに応答情報を形成し、これを入出力処理部2に
通知する(ステップS24)。一方、要求情報で通知さ
れる識別子が対応テーブルに登録されていない識別子で
ある場合には、異常発生として所定のエラー処理を行う
(ステップS25)。
【0042】したがって、データソースの変更を行う場
合には、支援ツール等によって対応ファイルを操作して
対応テーブルを変更するだけでよく、入出力ライブラリ
21のプログラム自体の変更を行う必要がないから、よ
り容易にデータソースの変更を行うことができる。次
に、本発明の第3の実施の形態を図6に基づいて説明す
る。
【0043】この図6は、第3の実施の形態における管
理システムの機能構成を示したものであり、図1に示す
上記第1の実施の形態における管理システムの機能構成
において、リモート管理プログラム(他装置管理手段)
14を追加したこと以外は同様であるので、同一部には
同一符号を付与し、その詳細な説明は省略する。リモー
ト管理プログラム14は、入出力ライブラリ21によっ
て呼び出され、入出力ライブラリ21からの要求情報に
応じて、LAN等の通信回線を介して接続される他のデ
ータ入出力処理装置とのデータの入出力処理を行う。
【0044】一方、オペレータは定義ファイル6を作成
する時、その入出力先のデータソースを特定する識別子
を付加すると共に、自マシン(ローカル)が管理するデ
ータであるか、他のデータ入出力処理装置(リモート)
が管理するデータであるかを識別する情報である装置識
別子(装置識別情報)をさらに付加する(装置情報付加
手段)。
【0045】すなわち、例えばデータ名“DATA1”
が、自マシンがそのデータを管理するシーケンサのデー
タであるものとすると、図7(a)に示すように、デー
タ名“DATA1”に、シーケンサを表す識別子“D
D”を付加し、さらに、自マシンを表す装置識別子“L
OCAL”を付加する。同様に、例えば、データ名“L
IST1”の情報が、他のデータ入出力処理装置がその
データを管理するデータベースのデータであるものとす
ると、図7(b)に示すように、データベースを表す識
別子“DB”と、他のデータ入出力処理装置を表す装置
識別子“REMOTE”とを付加する。
【0046】そして、制御処理部4では、データの入出
力要求を行う場合には、上記各実施の形態と同様に定義
ファイル6を参照し、例えばデータ名“LIST1”の
データに対する入出力要求を行う場合には、定義ファイ
ル6でその入出力先は“REMOTE¥DB”と定義さ
れているから、これら識別子とデータ名とをもとに入出
力要求を行う要求情報を形成し、これを入出力ライブラ
リ21に通知する。
【0047】入出力ライブラリ21では、要求情報が通
知されると、図8のフローチャートに示すように、要求
情報から装置識別子を取り出し(ステップS31)、装
置識別子が“REMOTE”であるかを判定する(ステ
ップS32)。上記の場合、図7(b)に示すように装
置識別子は“REMOTE”であるから、リモート管理
プログラム14を呼び出す(ステップS33)。これに
よってリモート管理プログラム14が実行され、他のデ
ータ入出力処理装置との間でデータ授受を行い、その応
答情報がリモート管理プログラム14から入出力ライブ
ラリ21に通知される。入出力ライブラリ21では、こ
の応答情報を、リモート管理プログラム14の呼び出し
元である入出力処理部2に通知する(ステップS3
4)。
【0048】一方、例えば、入出力ライブラリ21が入
出力処理部2から受信した要求情報の装置識別子が図7
(a)に示すように“LOCAL”である場合には、次
に、データソースを識別する識別子を要求情報から取り
出してこれを参照し、“DD”であるか否かを判定する
(ステップS35,S36)。この場合、識別子は“D
D”であるからシーケンサ用管理プログラム12を呼び
出す(ステップS37)。
【0049】このとき、識別子が“DB”である場合に
はデータベース用管理プログラム11を呼び出す(ステ
ップS38,S39)。そして、識別子が“DD”及び
“DB”の何れでもない場合には異常発生として所定の
エラー処理を実行する(ステップS40)。したがっ
て、他のデータ入出力処理装置間でデータ授受を行う場
合でも、アプリケーションプログラムでは、他のデータ
入出力処理装置からのデータであることを意識すること
なく、自マシンが管理するデータソースとの間でデータ
の入出力を行う場合と同様に処理を行うことができ、ア
プリケーションプログラムを変更することなく、他のデ
ータ入出力処理装置の追加及び削除を容易に行うことが
できると共に、上記第1の実施の形態と同等の効果を得
ることができる。
【0050】また、装置を特定する装置識別子と、デー
タソースを特定する識別子との2段階に識別情報を付加
するようにしたから、他のデータ入出力処理装置でも、
自己で管理するデータソースについてその識別子から呼
び出す管理プログラムを特定することによって上記と同
様に処理を行うことができる。なお、上記第3の実施の
形態では、識別子とデータソース、又は識別子と他のデ
ータ入出力処理装置との対応情報を入出力ライブラリ2
1で保持する場合について説明したが、上記第2の実施
の形態と同様に、対応テーブルを作成しこれをファイル
上で管理するようにすることも可能である。このように
することによって、より容易にデータの入出力先を変更
することができる。
【0051】次に、本発明の第4の実施の形態を説明す
る。図9は、第4の実施の形態における管理システムの
機能構成を示したものであり、前記図1に示す上記第1
の実施の形態における管理システムの機能構成図におい
て、メモリ用管理プログラム15を追加したこと以外は
同様であるので、同一部には同一符号を付与し、その詳
細な説明は省略する。
【0052】メモリ用管理プログラム15は、入出力ラ
イブラリ21によって呼び出され、入出力ライブラリ2
1からの要求情報に応じて、データの読み込み及び書き
込みを行う。このとき、主記憶メモリにデータを書き込
む場合には、主記憶メモリ上の複数のアプリケーション
プログラムがアクセス可能な領域を登録領域として獲得
し(獲得手段)、この登録領域に書き込み要求が行われ
たデータのデータ名とこれに対応するデータ値とを対応
付けて格納する。そして、書き込み要求が行われたデー
タがすでに登録領域に登録されている場合には、登録領
域の対応するデータ値を更新記憶し、登録領域に未登録
である場合には、主記憶メモリに登録領域を新たに獲得
し、ここにデータ名とデータ値とを対応付けて格納す
る。また、主記憶メモリからデータを読み出す場合に
は、メモリ用管理プログラム15が登録領域を参照し、
読み出し要求されたデータのデータ名を検索して対応す
るデータ値を読み出す(メモリデータ管理手段)。
【0053】一方、オペレータは定義ファイル6を作成
する場合には、その入出力先のデータソースを特定する
識別子として、主記憶メモリ上のデータである場合には
例えば“VD”を付加する。また、入出力ライブラリ2
1は、上記第1の実施の形態と同様に、識別子に応じて
対応する管理プログラムを呼び出し、識別子が“VD”
である場合には、メモリ用管理プログラム15を呼び出
す。
【0054】次に、上記第4の実施の形態の動作を説明
する。例えば、今、アプリケーションプログラムのシミ
ュレーションを行うものとする。オペレータは、まず、
主記憶メモリへのシミュレーション用のデータの書き込
みを行い、例えばシミューレーション用データの設定支
援ツール等を用いて、シミュレーションで必要とするデ
ータを主記憶メモリに書き込む。これによって、制御処
理部4が、主記憶メモリを表す識別子“VD”及びデー
タ名が付加されたデータ値に対する書き込み要求を行
い、これが入出力処理部2を介して入出力ライブラリ2
1に通知される。入出力ライブラリ21では、識別子が
“VD”であることからメモリ用管理プログラム15を
呼び出し、主記憶メモリ上に登録領域を獲得し、ここに
データ名及びデータ値を対応付けて格納する。
【0055】オペレータは、必要なシミュレーション用
のデータの書き込みが終了すると、次に、定義ファイル
6の支援ツール5を操作し、アプリケーションプログラ
ムにおいてデータベース104及びシーケンサ105に
対して入出力要求を行うデータについては、その入出力
先のデータソースを特定する識別子を全て主記憶メモリ
を特定する識別子“VD”に変更する。
【0056】そして、この状態でアプリケーションプロ
グラムを実行すると、アプリケーションプログラムが各
データソースに対して入出力要求を行うと、例えば、シ
ーケンサ104のデータであるデータ名“DATA1”
について入力要求を行ったとすると、定義ファイル6で
は、データ名“DATA1”は、主記憶メモリ上のデー
タとして設定されているから、入出力ライブラリ21に
対して通知される要求情報で特定されるデータは“VD
¥DATA1”となる。よって、入出力ライブラリ21
では、識別子が“VD”であるから主記憶メモリ用の管
理プログラム15を呼び出す。
【0057】そして管理プログラム15が、主記憶メモ
リの登録領域を参照し、データ名“DATA1”に対応
するデータ値、すなわち、シミュレーション用データを
読み込む。同様にして、シーケンサ105及びデータベ
ース104に対するデータは全てシミュレーション用デ
ータとなり、これによってアプリケーションプログラム
のシミュレーションが行われる。
【0058】そして、シミュレーションが終了した場合
には、再度定義ファイル6を支援ツール5によって操作
し、各データの入出力先を表す識別子をそれぞれデータ
ベース104又はシーケンサ105を特定する元の識別
子に戻すことによって、データベース104又はシーケ
ンサ105とのデータ入出力が可能となって、通常の運
用を行うことができるようになる。
【0059】したがって、主記憶メモリ上へのデータの
書き込み及び読み込みを行う主記憶メモリ用の管理プロ
グラム15についても、入出力ライブラリ21を介して
呼び出すようにしたから、主記憶メモリ上のデータにつ
いてもデータベース104或いはシーケンサ105に対
する入出力要求と同様の手順で入出力要求を行うことが
でき、よって、これら間でのデータの入出力先を容易に
変更することができる。よって、定義ファイル6を変更
し、入出力ライブラリ21に主記憶メモリに対する識別
子と管理プログラムとの対応を登録するだけで、アプリ
ケーションプログラムを変更することなくシミュレーシ
ョンを容易に行うことができる。
【0060】また、メモリ用管理プログラム15によっ
て、主記憶メモリのデータをデータ名及びデータ値を対
応付けて管理するようにしたから、アプリケーションプ
ログラムではデータ名を指定するだけで主記憶メモリ上
のデータの設定或いは参照を行うことができ、よって、
主記憶メモリ上のデータに対して複数のアプリケーショ
ンプログラムがデータの更新或いは参照を行うことがで
きる。
【0061】なお、上記第4の実施の形態においては、
各データソースを特定する識別子とこれに対応する管理
プログラムとの対応を入出力ライブラリ21に登録する
場合について説明したが、上記第2の実施の形態と同様
に対応テーブルを作成してこれをファイル上で管理する
ようにすることも可能である。このようにすることによ
って、データ入出力先の変更を容易に行うことができ
る。
【0062】また、このように対応テーブルを作成して
これをファイル上で管理していれば、定義ファイル6を
変更せずに、対応テーブルにおいて、データベース10
4,シーケンサ105の識別子に対応する管理プログラ
ムの格納位置情報を、主記憶メモリ用の管理プログラム
の格納位置情報に変更することによっても、上記と同様
に、データの入出力先を容易に変更することができ、上
記と同等の効果を得ることができる。
【0063】また、上記第1から第4の各実施の形態に
おいては、1つのアプリケーションプログラムが入出力
ライブラリ21を呼び出す場合について説明したが、複
数のアプリケーションプログラムが入出力ライブラリ2
1を呼び出すことも可能であり、この場合、入出力ライ
ブラリ21では、入出力ライブラリ21を呼び出したア
プリケーションプログラムを記憶しておき、呼び出した
アプリケーションプログラムに対して応答情報を通知す
る。
【0064】次に、本発明の第5の実施の形態について
説明する。この第5の実施の形態は、上記第4の実施の
形態において、メモリ用管理プログラム15に、データ
管理機能を設けたこと以外は上記第4の実施の形態と同
様であるので、その詳細な説明は省略する。この第5の
実施の形態における、メモリ用管理プログラム15で
は、主記憶メモリに書き込みを行う場合に、書き込みを
行うデータ名が登録領域にすでに登録されているか否か
を判定し、登録されていないときには、書き込みを行っ
たアプリケーションプログラムを特定するプログラム特
定情報(起動元特定情報)もデータ名に対応付けて登録
領域に登録する(起動元情報格納手段)。
【0065】一方、前記入出力ライブラリ21では、主
記憶メモリに対する入出力の要求情報がシステム制御部
1、すなわち、アプリケーションプログラムから通知さ
れたとき、このシステム制御部1を特定するアプリケー
ション特定情報を要求情報に付加してメモリ用管理プロ
グラム15に通知する。また、システム制御部1から処
理終了通知を受信したとき、このシステム制御部1を特
定するアプリケーション特定情報と対応付けられた主記
憶メモリ上のデータ名に関連する情報を全て削除する要
求を、メモリ用管理プログラム15に対して行う(メモ
リ領域管理手段)。
【0066】次に、上記第5の実施の形態の動作を、メ
モリ用管理プログラム15の処理手順を示すフローチャ
ートに基づいて説明する。例えば、アプリケーションプ
ログラムAP1によって主記憶メモリに対する書き込み
要求が行われたものとする。入出力ライブラリ21は、
入出力処理部2からの要求情報から識別子を取り出し、
この場合、主記憶メモリを特定する識別子“VD”を取
り出し、これに基づきメモリ用の管理プログラム15を
呼び出すと共に、アプリケーションプログラムAP1を
特定するアプリケーション特定情報を付加してメモリ用
の管理プログラム15に要求情報を通知する。
【0067】メモリ用の管理プログラム15では、図1
0に示すように、通知された要求情報からデータ名を取
り出して主記憶メモリに登録されているデータ名である
か否かを判定する(ステップS41)。そして、主記憶
メモリに登録されていないデータ名である場合には、主
記憶メモリに登録領域を獲得する(ステップS42)。
次いで、要求情報からデータ名及びアプリケーション特
定情報を取り出してこれを登録領域に登録し(ステップ
S43)、次いで要求情報で特定されるデータ値を登録
領域のデータ名に対応する位置に格納する(ステップS
44)。
【0068】一方、すでに登録済のデータ名に対して書
き込みを行う場合には、すでに格納されているデータ値
を、新たに設定するデータ値に更新記憶する(ステップ
S44)。そして、他のアプリケーションプログラムA
P2が主記憶メモリに対して書き込みを行う場合にも、
上記と同様に入出力ライブラリ21を介して書き込みを
行い、メモリ用管理プログラム15では、アプリケーシ
ョンプログラムAP2が書き込み要求を行ったデータ名
について登録領域を検索し、未登録のデータ名である場
合には、登録領域を獲得し、データ名とアプリケーショ
ンプログラムAP2を特定するアプリケーション特定情
報とを対応付けて登録領域に格納する。
【0069】そして、アプリケーションプログラムAP
1の処理が終了すると、アプリケーションプログラムA
P1が入出力ライブラリ21に対して処理終了通知を行
う。これを受けて、入出力ライブラリ21では、メモリ
用管理プログラム15に対して登録領域の各データ名に
ついて、アプリケーションプログラムAP1を特定する
アプリケーション特定情報と対応付けられたデータ名に
関連する情報を削除するよう要求を行う。これによっ
て、メモリ用管理プログラム15が実行され、主記憶メ
モリの登録領域を参照し、指定されたアプリケーション
特定情報と対応付けられたデータ名を検索し、該当する
データ名とデータ値とアプリケーション特定情報とを削
除する。
【0070】これによって、アプリケーションプログラ
ムAP1によって使用されていた登録領域が未使用領域
となる。したがって、、処理が終了したアプリケーショ
ンプログラムが獲得した登録領域は未使用領域に戻すよ
うにしたから、例えば、複数のアプリケーションプログ
ラムが主記憶メモリに対してアクセスを行う場合でも、
従来のように、全てのアプリケーションプログラムが終
了するまでメモリ領域が複数のアプリケーションプログ
ラムによって獲得されたままとなることはなく、メモリ
領域を有効に活用することができる。
【0071】なお、上記第5の実施の形態においては、
アプリケーションプログラムからの処理終了通知を受け
て入出力ライブラリ21がメモリ用管理プログラム15
に対して削除要求を行うようにしたが、例えばアプリケ
ーションプログラムが処理終了時にメモリ用管理プログ
ラム15に対して削除要求を行うようにすることも可能
である。
【0072】次に、本発明の第6の実施の形態について
説明する。この第6の実施の形態は、上記第1の実施の
形態において、システム制御部1と入出力ライブラリ2
1との間での入出力要求情報の形成方法が異なること以
外は、同一であるので、その詳細な説明は省略する。前
記制御処理部4では、複数のデータに対して同一の値を
設定する場合、例えば、初期設定のゼロクリアを行う場
合には設定すべきデータ名を予め設定した連結形式、例
えば連結記号“>”で連結し、これにデータ値を付加し
て要求情報を形成する。
【0073】例えば、シーケンサ105のデータ名“D
ATA1”及び“DATA2”についてデータ値として
零を設定する場合には、図11(a)に示すように、識
別子を付加した二つのデータ名を連結記号“>”で連結
しこれにデータ値零を付加する。さらに、例えば“DA
TA3”についてもデータ値として零を設定する場合に
は、“DATA2”の右側にさらに連結記号“>”で連
結する。このとき、最も左側にあるデータ名についての
設定から行うものとする。
【0074】また、制御処理部4では、あるデータ名に
設定されているデータ値を他のデータ名のデータ値とし
て設定する場合、例えば、あるデータ名に設定されてい
るデータ値によって複数のデータ名に対して初期設定を
行う場合等には、識別子を付加した二つのデータ名を予
め設定した連結形式、例えば連結記号“<”で連結しこ
れをもとに要求情報を形成する。
【0075】例えば、シーケンサ105のデータ名“D
ATA2”に初期値として設定されているデータ値をデ
ータ名“DATA1”に設定する場合には、図11
(b)に示すように、データ値を読み込むデータ名を連
結記号“<”の右側に記載し、連結記号“<”の左側に
読み込んだ値を設定するデータ名を記載する。さらに、
例えば“DATA3”のデータ値としても“DATA
2”のデータ値を設定する場合には、“DATA1”の
左側に連結記号“<”で連結する。このとき、入出力ラ
イブラリ21では、最も右側にあるデータ名のデータ値
を読み込み、このデータ値を最も右側にあるデータ名と
連結記号“<”で連結されるデータ名から順に左側にあ
るデータ名へと設定するものとする。
【0076】一方、入出力ライブラリ21では、要求情
報として図11(a)に示すように連結記号“>”で連
結されたデータ名が指定された場合には、連結記号
“>”の左側に記載されたデータ名から順に入出力処理
を行い、初めに“DD¥DATA1”について処理を行
う。そして、識別子“DD”に基づき、シーケンサ用管
理プログラム11を呼び出してデータ名“DATA1”
に零を設定するよう出力要求を行う。そして、次のデー
タ名の識別子も“DD”であることから、引き続きデー
タ名“DATA2”に零を設定するように出力要求を行
う。
【0077】また、入出力ライブラリ21では、要求情
報として図11(b)に示すように連結記号“<”で連
結されたデータ名が指定された場合には、まず、連結記
号“<”の右側に記載された“DD¥DATA2”につ
いて入出力処理を行い、識別子“DD”に基づきシーケ
ンサ用管理プログラム11を呼び出して、データ名“D
ATA2”の入力要求を行う。そして、シーケンサ用管
理プログラム11からシーケンサ105に設定されてい
る“DATA2”のデータ値が通知されると、連結記号
“<”の左側に記載されている“DD¥DATA1”と
して、通知されたDATA2”のデータ値を設定するよ
うに出力要求を行う。
【0078】したがって、入出力処理部2では、2つの
データ名に対してデータの設定を行う場合でも、データ
名ごとに入出力ライブラリ21を呼び出す必要はなく、
一度の呼び出して2つのデータ名についての設定を行う
ことができるから、設定に要する処理時間を短縮するこ
とができ、処理効率を向上させることができる。特に、
初期設定でゼロクリアを行う場合等、複数のデータ名に
ついて零を設定する場合等には、入出力ライブラリ21
を一度呼び出せば、入出力処理部2からの要求情報に基
づいて入出力ライブラリ21が複数のデータ名に対する
入出力処理を行うから、入出力ライブラリ21をデータ
名毎に呼び出す必要がなく、その分処理時間を短縮する
ことができる。
【0079】また、すでに設定されている“DATA
2”のデータ値を“DATA1”の初期値として設定す
る場合等にも、“DATA2”のデータ値として通知さ
れた値を入出力ライブラリ21において“DATA1”
のデータ値として設定するようにしたから、読み込んだ
データ値がアプリケーションプログラムを介さずに設定
できることになって、その分処理効率を向上させること
ができる。
【0080】なお、上記第6の実施の形態では、同一の
データソースのデータについて入出力要求を行う場合に
ついて説明したが、異なるデータソースのデータについ
ても同様に処理することができる。また、上記第6の実
施の形態では、複数のデータ値として同一データを設定
する場合、或いは、データソースから読み込んだあるデ
ータ名のデータ値を他のデータ名のデータ値として設定
する場合について説明したが、これに限らず、アプリケ
ーションプログラムと入出力ライブラリ21との間で連
結形式を予め設定しておけば任意の処理を実行させるこ
とができ、例えば、アプリケーションプログラムからの
一度の入力要求によって、複数のデータ名のデータ値を
読み込むようにすることも可能である。
【0081】さらに、上記第6の実施の形態では、連結
形式として“<”又は“>”により連結する場合につい
て説明したがこれに限らず、任意に設定することも可能
である。なお、上記第1から第6の実施の形態において
は、本発明におけるデータ入出力処理装置を図12の管
理システムに適用した場合について説明したが、これに
限らず、任意に適用することができる。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係るデ
ータ入出力処理装置によれば、入出力要求されたデータ
に付加された識別情報をもとに、データソース選択手段
がその入出力先のデータソースを特定しこれに対応する
データソース管理手段との間で入出力要求の要求内容に
応じて入出力処理を行うようにしたから、入出力処理部
はデータソース選択手段との間でのみ入出力処理を行え
ばよい。したがって、入出力処理部とデータソース管理
手段とを互いに独立して扱うことができるから、主制御
処理手段を処理要求手段と入出力処理手段とからなる簡
単な構成とすることができ、よって、データソース管理
手段の追加或いは削除等の変更を行う場合でも主制御処
理手段を変更することなく行うことができ、例えば主制
御処理手段としてアプリケーションプログラムを適用し
た場合等には、アプリケーションプログラムを変更する
ことなく、データソースの追加或いは削除等の変更を行
うことができる。
【0083】また、請求項2に係るデータ入出力処理装
置によれば、データソースの追加或いは削除等の変更を
行う場合には、データソース選択手段については、その
処理内容を変更することなく、ファイル上の識別情報と
データソースとの対応を変更するだけでよいから、デー
タソースの変更をより容易に行うことができる。また、
請求項3に係るデータ入出力処理装置によれば、他のデ
ータ入出力処理装置で管理するデータには装置識別情報
を付加するようにしたから、他のデータ入出力処理装置
についてもデータソースと同様に扱うことができ、デー
タ入出力処理装置の追加削除等を容易に行うことができ
る。
【0084】また、請求項4に係るデータ入出力処理装
置によれば、メモリアクセス手段によって、主記憶メモ
リの書き込みデータをそのデータ名とデータ値とを対応
付けて管理するようにしたから、主制御処理手段では、
主記憶メモリについてもデータソースと同様に扱うこと
ができ、例えばデータの入出力先をデータソースから主
記憶メモリに変更する場合でも、主制御処理手段を変更
することなく容易に行うことができる。
【0085】また、請求項5に係るデータ入出力処理装
置によれば、主制御処理手段によって主記憶メモリに書
き込まれたデータは、この主制御処理手段の処理が終了
したときに主記憶メモリから削除され、その登録領域が
未使用領域に戻されるから、主記憶メモリを有効に活用
することができる。さらに、請求項6に係るデータ入出
力処理装置によれば、複数のデータに対しての入出力要
求を行う場合には、処理要求手段が予め設定した連結形
式で前記複数のデータに対応するデータ名を連結した連
結データ名を用いて入出力要求を行うことによって、デ
ータソース選択手段が各データ毎に所定のデータソース
管理手段との間で入出力処理を行うから、処理要求手段
がデータソース選択手段に対して一度のデータ入出力要
求を行うことによって、複数のデータに対する入出力処
理を行うことができ、処理効率を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における計算機の機
能構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の動作説明に供する
説明図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における制御処理部
の処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施の形態における入出力ライ
ブラリの処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施の形態における入出力ライ
ブラリの処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第3の実施の形態における計算機の機
能構成図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態の動作説明に供する
説明図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態における入出力ライ
ブラリの処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第4の実施の形態における計算機の機
能構成図である。
【図10】本発明の第5の実施の形態におけるメモリ用
管理プログラムの処理手順の一例を示すフローチャート
である。
【図11】本発明の第6の実施の形態の動作説明に供す
る説明図である。
【図12】データ入出力処理装置を適用した管理システ
ムの一例を示す概略構成図である。
【図13】管理システムの表示画面の一例である。
【図14】従来のデータ入出力処理装置の一例を示す機
能構成図である。
【符号の説明】
1 システム制御部 2 入出力処理部 3 画像表示処理部 4 制御処理部 6 定義ファイル 11 データベース用管理プログラム 12 シーケンサ用管理プログラム 14 リモート管理プログラム 15 メモリ用管理プログラム 21 入出力ライブラリ 101 計算機 101a 表示装置 102 読み取り装置 104 データベース 105 シーケンサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データソースに対するデータの入出力要
    求を、当該入出力要求で要求されるデータである要求デ
    ータを特定するデータ名を伴って行う処理要求手段と、
    前記データソース毎に設けられ且つ前記データソースと
    の間の入出力処理を行うデータソース管理手段と、前記
    処理要求手段と共に主制御処理手段を構成し且つ前記処
    理要求手段での前記入出力要求の要求内容を前記データ
    ソース管理手段に伝達する入出力処理手段と、を備えた
    データ入出力処理装置において、前記データ名に当該デ
    ータ名で特定される要求データの入出力先のデータソー
    スを特定する識別情報を予め付加する識別情報付加手段
    と、前記入出力処理手段と前記データソース管理手段と
    の間に介挿されると共に、前記入出力処理手段を介して
    伝達される前記データ名に付加された識別情報に基づき
    前記要求データの入出力先であるデータソースを特定
    し、当該データソースに対応する前記データソース管理
    手段との間で前記要求内容に応じた入出力処理を行うデ
    ータソース選択手段と、を備えることを特徴とするデー
    タ入出力処理装置。
  2. 【請求項2】 前記識別情報と前記データソース管理手
    段との対応をファイル上で管理するようにしたことを特
    徴とする請求項1記載のデータ入出力処理装置。
  3. 【請求項3】 前記識別情報付加手段は、他のデータ入
    出力処理装置との間でデータの入出力を行う場合、前記
    要求データの入出力先であるデータ入出力処理装置を特
    定する装置識別情報を前記データ名に付加する装置情報
    付加手段を有し、前記データソース選択手段は前記装置
    識別情報で他のデータ入出力処理装置が特定されている
    とき、前記他のデータ入出力処理装置との間での入出力
    処理を行う他装置管理手段との間で入出力処理を行うこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載のデータ入出力処理
    装置。
  4. 【請求項4】 前記データソース管理手段はメモリアク
    セス手段であって、当該メモリアクセス手段は、主記憶
    メモリに書き込むデータを特定するデータ名とそのデー
    タ値とを対応付けて書き込む登録領域を前記主記憶メモ
    リ上に獲得する獲得手段と、前記主記憶メモリに対する
    書き込み要求がなされたデータに対応するデータ名が前
    記登録領域に登録済であるとき前記登録領域の前記デー
    タ名に対応するデータ値を更新記憶し、未登録であると
    き前記登録領域に前記書き込み要求がなされたデータの
    データ名及びそのデータ値を登録すると共に、読み出し
    要求がなされたデータのデータ名について前記登録領域
    を検索し対応するデータ値を読み出すメモリデータ管理
    手段と、を備えることを特徴とする請求項1乃至3の何
    れかに記載のデータ入出力処理装置。
  5. 【請求項5】 前記メモリアクセス手段は、主記憶メモ
    リに対するデータの書き込み要求を行う前記主制御処理
    手段を起動元として特定する起動元特定情報を前記デー
    タ名と対応付けて格納する起動元情報格納手段と、前記
    起動元の処理が終了したとき、当該起動元の起動元特定
    情報で特定されるデータ名に関連する前記登録領域を未
    使用領域に戻すメモリ領域管理手段と、を備えることを
    特徴とする請求項4記載のデータ入出力処理装置。
  6. 【請求項6】 前記データソース選択手段は、2つ以上
    のデータに対する入出力要求が、前記データを特定する
    データ名を予め設定した連結形式で連結してなる連結デ
    ータ名を用いて行われたとき、前記連結形式で特定され
    る所定の手順で入出力処理を行うことを特徴とする請求
    項1乃至5の何れかに記載のデータ入出力処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022034662A (ja) * 2020-08-19 2022-03-04 矢崎エナジーシステム株式会社 情報処理端末、当該情報処理端末を用いた情報処理システムおよび情報処理プログラム

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