JPH09149587A - モータ - Google Patents

モータ

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JPH09149587A
JPH09149587A JP32638495A JP32638495A JPH09149587A JP H09149587 A JPH09149587 A JP H09149587A JP 32638495 A JP32638495 A JP 32638495A JP 32638495 A JP32638495 A JP 32638495A JP H09149587 A JPH09149587 A JP H09149587A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
tape
shaft
motor
recording medium
Prior art date
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Pending
Application number
JP32638495A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Murata
好隆 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を増やさずに含油軸受から漏れてく
る油をテープ状の記録媒体が接する部分に浸入するのを
阻止することができるキャプスタンモータを提供するこ
と。 【解決手段】 テープ状記録媒体を摩擦力を用いて送る
ための軸110を、含油軸受114,115を介して回
転可能に支持しているモータであり、軸110のテープ
状記録媒体と接する部分150と、含油軸受114,1
15との間には、撥油処理部分190が施されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばビデオテ
ープレコーダ(VTR)等に用いられて最適なキャプス
タンモータのようなモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】テープ状の記録媒体を用いる装置として
はビデオテープレコーダがある。このビデオテープレコ
ーダは、磁気テープを送るためのキャプスタンモータを
有している。キャプスタンモータは、モータの駆動力を
磁気テープに伝えるキャプスタン軸を備えていて、この
キャプスタン軸は、キャプスタンローラとともにテープ
状の記録媒体との摩擦により、テープ状の記録媒体を所
定方向に引っ張って送るようになっている。図2は、従
来のキャプスタンモータを示している。キャプスタンモ
ータのキャプスタン軸1は、含油軸受2,2により回転
可能に支持されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、含油軸受2
から矢印Tで示すように油(オイル)が滲み出てきて、
キャプスタン軸1の軸方向に伝わってしまう。つまり、
キャプスタン軸1がテープ状の記録媒体と接する部分
(テープ走行部)1aに、油が付着してしまうことにな
る。これによりテープ状記録媒体に油が付着するばかり
でなく、付着した油がテープ状記録媒体の走行系に悪影
響を与えてしまう。そこで、図3の従来のキャプスタン
モータで示すように、キャプスタン軸1のテープ状記録
媒体と接する部分1aの両端部分に、ワッシャー3,3
を圧入することで、含油軸受2,2からの油がテープ状
記録媒体と接する部分1aに浸入するのを防ごうとする
試みがある。
【0004】ところが、ワッシャー3,3がキャプスタ
ン軸1に対して圧入して取付けることでラビリンス構造
としても、矢印Sで示すように含油軸受2から漏れてく
る油がワッシャー3を乗り越えてテープ状の記録媒体と
接する部分1aに伝わってしまうとともに、矢印Uで示
すように含油軸受2から漏れてくる油がワッシャー3と
キャプスタン軸1の間を通ってテープ状の記録媒体と接
する部分1aに浸入してしまうという欠点があり、油の
浸入を完全に防ぐことができず、しかもワッシャー3,
3を必要とするので部品点数が増加してしまうという欠
点がある。そこで本発明は上記課題を解消するためにな
されたものであり、部品点数を増やさずに含油軸受から
漏れてくる油をテープ状の記録媒体と接する部分に浸入
するのを阻止することができるモータを提供することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にあ
っては、テープ状記録媒体を摩擦力を用いて送るための
軸を、含油軸受を介して回転可能に支持しているモータ
において、軸のテープ状記録媒体と接する部分と、含油
軸受との間には、撥油処理が施されているモータによ
り、達成される。本発明では、撥油処理が、軸のテープ
状記録媒体と接する部分と、含油軸受との間に施されて
いる。これにより、含油軸受から漏れてくる油は撥油処
理の部分ではじかれるので、油が軸のテープ状記録媒体
と接する部分に浸入することがない。しかも撥油処理を
軸に施すだけであるので、部品点数が増えない。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。図1は、本発明のモータの好ましい実施の形態であ
るビデオテープレコーダ(VTR)用のキャプスタンモ
ータを示している。図1において、このモータは、ビデ
オテープの搬送用として用いられ、キャプスタンローラ
(図示せず)とともに、ビデオテープを摩擦を用いて搬
送するものである。このキャプスタンモータのロータ
(回転子)Rは、ボス102、ロータヨーク108、樹
脂マグネット109、ロータマグネット112、キャプ
スタン軸110などを有している。
【0007】ロータヨーク108は、ボス102にかし
めにより固定され、ロータマグネット112のバックヨ
ークの機能を兼ねるために、たとえば亜鉛メッキ処理鋼
板などの磁性材で作られている。樹脂マグネット(FG
マグネット)109は、周波数発生マグネット、あるい
は周波数発電マグネットとも言い、ロータヨーク108
の外周部に接着あるいは一体成形などで配置されてい
る。この樹脂マグネット109は、たとえばポリアミド
(ナイロン)やポリフェニレンサルファイド(PPS)
などの樹脂をベース材としたマグネットである。樹脂マ
グネット109は、周面上にN極とS極が交互に等ピッ
チで多極着磁されたマグネットである。ロータマグネッ
ト112は、ロータRを駆動するためのマグネットであ
り、ロータヨーク108の内面に接着などにより固定さ
れている。ロータマグネット112は、N極とS極が交
互に多極着磁されている。
【0008】次に、ステータ(固定子)Sは、モータ基
板101、コイル107、ハウジング113などを有し
ている。ハウジング113は、キャプスタン軸110の
一端部と他端部を含油軸受114,115で回転可能に
支持している。またこのキャプスタン軸110の他端部
は、スラスト受け116でスラスト方向の支持を行って
いる。キャプスタン軸110の一端部はボス102に圧
入により固定されている。このハウジング113は、モ
ータ基板101に対してネジ止めもしくはかしめあるい
は接着などにより締結もしくは固定されている。ステー
タSのモータ基板101には、コネクタ、速度検出素
子、駆動用IC、抵抗やコンデンサなどのチップ部品、
駆動用の複数のコイル107などが取り付けられてい
る。
【0009】上述した含油軸受114,115は、円筒
型の滑り軸受であって、多孔質の材料、たとえば銅を主
成分とする金属により作られている。この円筒状の含油
軸受114,115の含油メタル部分は、所定の含有率
の油を含んでいる。この油としては、たとえばマシン油
を採用することができる。キャプスタン軸110は、ビ
デオテープと接する部分(テープ走行部ともいう)15
0を有している。このビデオテープと接する部分150
には、含油軸受114,115の油(オイル)が付着し
ないようにしなければならない。なぜならば、ビデオテ
ープに油が付着するのを防ぎ、かつ油の付着によりビデ
オテープの走行系の駆動に負担を掛けないようにしなけ
ればならないからである。
【0010】そこで、本発明の実施の形態では、ビデオ
テープと接する部分150と2つの含油軸受114,1
15の間の領域170,180には、それぞれ撥油処理
部分190,190が施されている。この撥油処理部分
190,190は、含油軸受114,115に含まれて
いる油をはじき返す材質、たとえばフッ素系の溶液、の
ような溶液等を塗布することにより形成することができ
る。
【0011】このようにすることで、含油軸受114,
115から漏れた油が、ビデオテープと接する部分15
0側に漏れようとする場合であっても、2つの撥油処理
部分190,190がそれらの油をはじき返すので、含
油軸受の油がビデオテープと接する部分150に到達す
ることを完全に防ぐことができる。このモータには、図
示しない駆動回路から、コネクタを介して、各コイル1
07に電流が所定の通電パターンで順次供給されるよう
になっている。これにより各コイル107は磁界発生し
て、その磁界によってロータマグネット112を含むロ
ータRが、ステータSに対して回転する。このロータR
の回転時には、キャプスタン軸110が、ステータSの
ハウジング113の軸受114,115で回転可能に支
持されている。ロータRの回転により、樹脂マグネット
109が回転するので、N極とS極が交互に速度検出素
子の感受面を通過する。従って速度検出素子は、N極と
S極の交互に着磁された樹脂マグネット109の磁束の
変化を、モータ速度検出用の電気信号に変換することが
できる。
【0012】このようにロータRがステータSに対して
回転することで、キャプスタン軸110のビデオテープ
と接する部分150が、図示しないキャプスタンローラ
とともにビデオテープを挟み込んでビデオテープを摩擦
により所定の方向に送る。この場合に、含油軸受11
4,115から油が漏れたとしても、撥油処理部分19
0がその漏れた油をはじくので、油がビデオテープと接
する部分150に浸入することがない。これにより、油
がビデオテープに付着して汚すことがなく、しかも油の
付着がないのでテープ走行系に油が悪影響を与えること
もない。そして従来のようなワッシャを用いる必要もな
いので、部品点数の減少が図れる。また、本発明の実施
の形態では、ハウジング113の全体又は含油軸受11
4,115を支持している領域に撥油処理をしてもよ
い。撥油処理はたとえば撥油溶液を塗布することで行
う。
【0013】ところで本発明は上記実施の形態に限定さ
れない。上述した実施の形態では、キャプスタン軸11
0は、2つの含油軸受114,115により回転可能に
支持されている。しかしこれに限らずキャプスタン軸1
10は、一方の含油軸受と他方のたとえばボールベアリ
ングにより支持することも可能である。この場合には、
キャプスタン軸110には、その1つの含油軸受とビデ
オテープと接する部分150の間にのみ撥油処理部分1
90を形成すれば済む。また撥油処理は撥油溶液を塗布
する場合に限らず、他の処理方法でも可能である。本発
明の実施の形態のキャプスタンモータは、ビデオテープ
レコーダに適応されているが、これに限らずディジタル
オーディオテープレコーダ(DAT)のような他の機器
においても勿論適用することができる。また、本発明の
モータはキャプスタンモータ以外の搬送用のモータにも
適用できる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
部品点数を増やさずに含油軸受から漏れてくる油がテー
プ状の記録媒体と接する部分に浸入するのを阻止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のキャプスタンモータを示
す軸方向の断面図。
【図2】従来のキャプスタンモータを示す軸方向の断面
図。
【図3】従来の別のキャプスタンモータを示す軸方向の
断面図。
【符号の説明】
110 キャプスタン軸(軸) 113 ハウジング(ハウジング部材) 114,115 含油軸受 150 テープ状記録媒体と接する部分 190 撥油処理部分 R ロータ S ステータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ状記録媒体を摩擦力を用いて送る
    ための軸を、含油軸受を介して回転可能に支持している
    モータにおいて、 軸のテープ状記録媒体と接する部分と、含油軸受との間
    には、撥油処理が施されていることを特徴とするモー
    タ。
  2. 【請求項2】 軸の一端部はハウジング部材に配置され
    た第1の含油軸受により支持され、軸の他端部はハウジ
    ング部材に配置された第2の含油軸受により支持されて
    いる請求項1に記載のモータ。
  3. 【請求項3】 ハウジング部材にも、撥油処理が施され
    ている請求項2に記載のモータ。
  4. 【請求項4】 撥油処理は、撥油溶液を塗布することで
    行われる請求項1に記載のモータ。
JP32638495A 1995-11-21 1995-11-21 モータ Pending JPH09149587A (ja)

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JP32638495A JPH09149587A (ja) 1995-11-21 1995-11-21 モータ

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