JPH09151334A - 電子部品保護材料組成物 - Google Patents

電子部品保護材料組成物

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JPH09151334A
JPH09151334A JP7336112A JP33611295A JPH09151334A JP H09151334 A JPH09151334 A JP H09151334A JP 7336112 A JP7336112 A JP 7336112A JP 33611295 A JP33611295 A JP 33611295A JP H09151334 A JPH09151334 A JP H09151334A
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JP
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sio
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electronic component
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JP7336112A
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Hiroyoshi Naitou
浩佳 内藤
Katsutoshi Mine
勝利 峰
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DuPont Toray Specialty Materials KK
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Dow Corning Toray Silicone Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子部品に使用されている半導体封止用樹脂
への接着性に優れた硬化皮膜を形成し得る電子部品保護
材料組成物を提供する。 【構成】 (A)水酸基を含有するアクリル官能性オルガ
ノポリシロキサンおよび(B)光重合開始剤から成る電子
部品保護材料組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子部品保護材料組
成物に関し、詳しくは、紫外線照射および加熱により硬
化して、高硬度であり、電子部品に使用されている有機
樹脂との接着性に優れた硬化皮膜を形成し得る電子部品
保護材料組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アクリル官能性オルガノポリシロ
キサンを主剤とする紫外線硬化性シリコーン組成物とし
ては数多くの組成物が提案されている。例えばアクリル
官能性シリコーン樹脂よりなる組成物(特開昭61−1
11330号公報参照)、コロイダルシリカと多官能価
アクリレートモノマーおよびアクリレートシランの加水
分解物とからなる組成物(特開昭58−1756号公報
参照)、アクリル官能性シリコーン樹脂と多官能価アク
リレートモノマーとからなる組成物(特公平6−293
82号公報参照)などが知られている。しかし、これら
の組成物は硬化後形成される皮膜の硬度が低く、特に、
電子部品に使用されている有機樹脂、例えば半導体封止
樹脂であるエポキシ樹脂への接着性が悪いため、電子部
品保護材料としての使用が限定されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は上記問題点
を解決するために鋭意検討した結果、本発明に達した。
即ち、本発明の目的は、紫外線および加熱により硬化し
て、硬度の高い皮膜を形成し、特に、電子部品に使用さ
れている半導体封止用樹脂への接着性に優れた硬化皮膜
を形成し得る電子部品保護材料組成物を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的は、(A)式、R
1SiO3/2で示される単位、式、R1R2 aSiO(3-a)/2
で示される単位、式、R2 bR3 cSiO(4-b-c)/2で示さ
れる単位および式、R3 dSiO(4-d)/2で示される単位
からなるアクリル官能性オルガノポリシロキサン[式
中、R1は式
【化3】 (式中、R5は水素原子またはメチル基であり、kは1
〜10の整数である。)で示される基であり、R2は水
酸基であり、R3は一価炭化水素基であり、aおよびb
は1または2であり、cおよびdは0,1または2であ
り、R1,R2,R3の合計モル数に対するR1の割合は2
〜80モルパーセントであり、R1,R2,R3の合計モ
ル数に対するR2の割合は3〜90モルパーセントであ
る。]100重量部および(B)光重合開始剤0.01〜
25重量部から成る電子部品保護材料組成物によって達
成される。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明に使用される(A)成分のア
クリル官能性オルガノポリシロキサンは、アクリル基お
よび水酸基を同時に有するものであり、式、R1SiO
3/2で示される単位、式、R1R2 aSiO(3-a)/2で示さ
れる単位、式、R2 bR3 cSiO(4-b-c)/2で示される単
位および式、R3 dSiO(4-d)/2で示される単位からな
るものである。前記した式中、R1は式
【化4】 で示される基である。ここで、式中、R5は水素原子ま
たはメチル基であり、好ましくはメチル基である。)k
は1〜10の正数であり、好ましくは3である。R2は
水酸基である。R3はメチル基,エチル基,プロピル基
などのアルキル基、フェニル基,トリル基などのアリー
ル基、フェニル基などのアリール基で例示される一価炭
化水素基である。これらの中でもフェニル基が好まし
い。aおよびbは1または2であり、cおよびdは2以
下の数である。また、このオルガノポリシロキサン中に
占めるR1,R2,R3の合計モル数に対するR1の割合は
2〜80モルパーセントであり、好ましくは10〜60
モルパーセントである。これは2モルパーセント未満で
は良好な硬化特性が得られないためである。R1,R2,
R3の合計モル数に対するR2の割合は3〜90モルパー
セントであり、好ましくは10〜70モルパーセントで
ある。これは3モルパーセント未満であると良好な接着
力が得られないためである。このオルガノポリシロキサ
ン中のR1SiO3/2単位は、硬化物の硬度を高め、か
つ、その靱性を高める作用があり、R1R2 aSiO
(3-a)/2単位は、硬化物の硬度の架橋密度を高める作用
がある。また、R3 dSiO(4-d)/2単位は、硬化物の硬
度を高め、R3がフェニル基である場合には本発明組成
物の硬化速度を高める作用がある。このようなオルガノ
ポリシロキサンは、例えば、メタクリロキシプロピルト
リクロロシラン,アクリロキシプロピルトリクロロシラ
ンなどのアクリルオキシアルキルトリクロロシランと、
ジフェニルジヒドロキシシラン,メチルフェニルジヒド
ロキシシランなどのオルガノシランを有機溶媒中で脱塩
酸縮重合することによって容易に製造される。
【0006】本発明に使用される(B)成分の光重合開始
剤は(A)成分のアクリル官能性のオルガノポリシロキサ
ンの重合反応を促進させ、本発明組成物を硬化を促進す
る働きをする。かかる光重合開始剤としては、アセトフ
ェノン、プロピオフェノン、ベンゾフェノン、キサント
ール、ベンズアルデヒド、4−メチルアセトフェノン、
3−ペンチルアセトフェノン、4−メトキシアセトフェ
ノン、3−ブロモアセトフェノン、4−アリルアセトフ
ェノン、3−メトキシベンゾフェノン、p−クロロベン
ゾフェノン、4−ジメトキシベンゾフェノン、4−クロ
ロ−4−ベンジルベンゾフェノン、3−クロロキサント
ール、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾ
イン−n−ブチルエーテル、ベンゾイン−i−ブチルエ
ーテル、ビス(4−ジメチルアミノフェニル)ケトン、
ベンジルメトキシケタール、ジエチルアセトフェノン、
2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、ジ
エトキシアセトフェノン等が挙げられる。本成分の配合
量は、(A)成分のオルガノポリシロキサン100重量部
に対して0.01〜25重量部であり、好ましくは0.1
〜10重量部である。
【0007】本発明の組成物は上記(A)成分および(B)
成分から成るものであるが、これら(A)成分および(B)
成分に加えて、さらに硬化を促進するために(C)成分と
して、有機パーオキサイドを添加配合することが好まし
い。有機パーオキサイドとしては、例えば、ベンゾイル
パーオキサイド、ジメチルベンゾイルパーオキサイド、
クロロベンゾイルパーオキサイド、ジクロロベンゾイル
パーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、2,
5−ジ−t−ブチルパーオキシブチル−2,5−ジメチ
ルヘキサン、2,5−ジ−t−ブチルパーオキシブチル
−2,5−ジメチルヘキシン、t−ブチルクミルパーオ
キサイド、ジクミルパーオキサイド、t−ブチルパーオ
キシベンゾエート、t−ブチルパーオキシ−4−クロロ
ベンゾエート、t−ブチルパーオキシ−2,4−ジクロ
ロベンゾエート、t−ブチルパーオキシ−4−トルオエ
ート、1,1−ジ(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキ
サン、1,1−ジ(t−ブチルパーオキシ)−3,3,5
−トリメチルシクロヘキサン、2,2−ジ(t−ブチル
パーオキシ)ブタン等が例示される。これらの中でも相
溶性のあるジ−t−ブチルパーオキサイドが好ましい。
かかる有機パーオキサイドの配合量は、(A)成分のオル
ガノポリシロキサン100重量部に対して0.01〜5
重量部である。
【0008】本発明の組成物は上記(A)成分および(B)
成分あるいは(A)成分,(B)成分および(C)成分を均一
に混合することにより容易に製造されるが、これの成分
に加えて、基材への塗布性を良くするために希釈剤とし
て、溶剤あるいは反応性希釈剤を添加しても良い。溶剤
としてはトルエン,キシレン,乳酸ブチル等の有機系溶
媒が例示される。反応性希釈剤としては1官能価アクリ
レート,2官能価アクリレート、多官能価アクリレート
等が例示される。
【0009】本発明の組成物には、紫外線照射による硬
化反応を促進させるために、光増感剤を添加しても良
い。光増感剤としては4−メチル−7−(N,N−ジメ
チルアミノ)−クマリン等の染料、アセトフェノン等の
ケトン系あるいはエーテル系化合物、ベンゾキノン等の
キノン系化合物などが挙げられる。また、基材との接着
性を良くするために接着付与剤を添加しても良い。この
ような接着剤としては、γ−(2−アミノエチル)アミ
ノプロピルトリメトキシシラン等のアルコキシシランが
挙げられる。
【0010】本発明の組成物を電子部品に適用する場合
には、本発明組成物を電子部品の表面に塗布し、その上
から紫外線を照射するかあるいは加熱することにより硬
化させることができる。この場合、この組成物に紫外線
を照射して硬化させた後、さらに加熱して硬化を完結さ
せる方法が好ましい。ここで、紫外線を照射するための
紫外線照射装置としては特に限定されず、水素放電管、
高圧水銀灯、中圧水銀灯、低圧水銀灯、メタルハライド
ランプ、キセノンランプ、ケミカルランプ、カーボンア
ーク灯等が挙げられる。また、加熱するための装置とし
ては、熱風循環式オーブン、ホットプレート、赤外線照
射装置等の加熱装置が例示される。
【0011】以上のような本発明の組成物は、紫外線お
よび加熱により速やかに硬化して硬度の高い皮膜を形成
し、特に、電子部品に使用されている有機樹脂への接着
性に優れた硬化皮膜を形成するので、各種の電子部品の
保護材料として好適に使用される。保護される電子部品
としては、例えば、半導体素子、ハイブリットIC、プ
リント回路基板、液晶表示板がある。
【0012】
【実施例】次に、本発明を実施例および参考例により詳
細に説明する。尚、実施例中、部とあるのは重量部のこ
とである。
【0013】
【参考例1】攪拌機、滴下ロート、分溜管および温度計
を備えた4つ口フラスコに、γ−メタクリロキシプロピ
ルトリクロロシラン525部、トルエン3124部、p
−メトキシフェノール0.047部を投入し攪拌し
た。、次いで、この反応系にジフェニルジヒドロキシシ
ラン329部とトリエチルアミン708部の混合液を徐
々に滴下してこの反応系を80℃で2時間攪拌した。そ
の後、この系に少量の塩酸水溶液を添加して攪拌して反
応させた。その後、トルエン層を分離して、反応成生物
を数回水洗した後、トルエン層を減圧下で加熱して、無
色透明な粘調液体439gを調製した。この粘調液体を
13C−核磁気共鳴スペクトル、29Si−NMRおよび赤
外線分光により分析した結果、下記平均単位式で表され
るオルガノポリシロキサンであると確認された。また、
このオルガノポリシロキサンをゲルパーミエイションク
ロマトグラフにより分析した結果、その重量平均分子量
はポリジメチルシロキサン換算で1700であった。
【化5】 尚、上式中、R1は下記化学構造式で表される基であ
る。
【化6】
【0014】
【実施例1】参考例1で得られたメタクリルオキシアル
キル官能性オルガノポリシロキサン65重量部、ベンゾ
イン−イソ−ブチルエーテル5重量部および乳酸ブチル
29重量部を均一に混合して電子部品保護材料組成物を
調製した。この組成物をガラス板上に塗布し、乾燥させ
てガラス板に薄膜を形成させた。この薄膜上にコンベア
ー式紫外線照射装置により光量100mJ/cm2の紫外線
を照射した後、さらに250℃で1時間加熱した。得ら
れた硬化皮膜の硬度を測定したところ、この硬化皮膜は
鉛筆硬度で3Hの硬度を有することが判明した。またこ
の電子部品保護材料組成物を半導体の表面に膜厚20μ
mになるように塗布しコンベアー式紫外線照射装置によ
り光量100mJ/cm2の紫外線を照射した後、さらに2
50℃で1時間加熱して硬化させた。次いでその上から
半導体封止用用エポキシ樹脂(ビスフェノール型エポキ
シ樹脂)を厚さ1mmになるように塗布し、180℃に加
熱し硬化させた。その後、この硬化エポキシ樹脂を半導
体から引き剥し、その剥離面を調べたところ電子部品保
護材料組成物の硬化皮膜は硬化エポキシ樹脂に強固に接
着しており、その界面を爪で擦っても剥離しなかった。
【0015】
【実施例2】参考例1で得られたメタクリルオキシアル
キル官能性オルガノポリシロキサン65重量部、ベンゾ
イン−イソ−ブチルエーテル5重量部、乳酸ブチル29
重量部およびジ−t−ブチルパーオキサイド1重量部を
均一に混合して電子部品保護材料組成物を調製した。こ
の組成物をガラス板上に塗布し、乾燥させてガラス板に
薄膜を形成させた。この薄膜上にコンベアー式紫外線照
射装置により光量100mJ/cm2の紫外線を照射した
後、さらに250℃で1時間加熱した。得られた硬化皮
膜の硬度を測定したところ、この硬化皮膜は鉛筆硬度で
4Hの硬度を有することが判明した。またこの電子部品
保護材料組成物を半導体の表面に膜厚20μmになるよ
うに塗布し、コンベアー式紫外線照射装置により光量1
00mJ/cm2の紫外線を照射した後、さらに250℃で
1時間加熱して硬化させた。次いでその上から半導体用
エポキシ樹脂(ビスフェノール型エポキシ樹脂)を塗布
し、180℃に加熱し硬化させた。その後、この硬化エ
ポキシ樹脂を半導体から引き剥し、その剥離面を調べた
ところ、オルガノポリシロキサン硬化皮膜はエポキシ樹
脂に強固に接着しており、その界面を爪で擦っても剥離
しなかった。
【0016】
【発明の効果】本発明の電子部品保護材料組成物は(A)
成分および(B)成分または(A)成分,(B)成分および
(C)成分からなるので、紫外線および加熱により硬化し
て、高硬度であり、かつ、電子部品に使用されている有
機樹脂に対して接着性に優れた硬化皮膜を形成し得ると
いう特徴を有する。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)式、R1SiO3/2で示される単位、
    式、R1R2 aSiO(3-a)/2で示される単位、式、R2 bR
    3 cSiO(4-b-c)/2で示される単位および式、R3 dSi
    O(4-d)/2で示される単位からなるアクリル官能性オル
    ガノポリシロキサン[式中、R1は式 【化1】 (式中、R5は水素原子またはメチル基であり、kは1
    〜10の整数である。)で示される基であり、R2は水
    酸基であり、R3は一価炭化水素基であり、aおよびb
    は1または2であり、cおよびdは0,1または2であ
    り、R1,R2,R3の合計モル数に対するR1の割合は2
    〜80モルパーセントであり、R1,R2,R3の合計モ
    ル数に対するR2の割合は3〜90モルパーセントであ
    る。]100重量部および(B)光重合開始剤0.01〜
    25重量部から成る電子部品保護材料組成物。
  2. 【請求項2】 (A)式、R1SiO3/2で示される単位、
    式、R1R2 aSiO(3-a)/2で示される単位、式、R2 bR
    3 cSiO(4-b-c)/2で示される単位および式、R3 dSi
    O(4-d)/2で示される単位からなるアクリル官能性オル
    ガノポリシロキサン[式中、R1は式 【化2】 (式中、R5は水素原子またはメチル基であり、kは1
    〜10の整数である。)で示される基であり、R2は水
    酸基であり、R3は一価炭化水素基であり、aおよびb
    は1または2であり、cおよびdは0,1または2であ
    り、R1,R2,R3の合計モル数に対するR1の割合は2
    〜80モルパーセントであり、R1,R2,R3の合計モ
    ル数に対するR2の割合は3〜90モルパーセントであ
    る。]100重量部、(B)光重合開始剤0.01〜25
    重量部および(C)有機パーオキサイド0.01〜5重量
    部から成る電子部品保護材料組成物。
  3. 【請求項3】 R3がフェニル基である請求項1記載の
    電子部品保護材料組成物。
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