JPH09153401A - 低温焼成用抵抗ペースト - Google Patents

低温焼成用抵抗ペースト

Info

Publication number
JPH09153401A
JPH09153401A JP7334075A JP33407595A JPH09153401A JP H09153401 A JPH09153401 A JP H09153401A JP 7334075 A JP7334075 A JP 7334075A JP 33407595 A JP33407595 A JP 33407595A JP H09153401 A JPH09153401 A JP H09153401A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
resistance paste
temperature firing
glass
filler
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7334075A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadami Taguchi
貞美 田口
Yoshinobu Watanabe
嘉伸 渡辺
Mizuyoshi Atozawa
瑞芳 後沢
Tetsuo Sakai
徹男 坂井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanaka Kikinzoku International KK
Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Nippon Hoso Kyokai NHK
Tanaka Kikinzoku International KK
Japan Broadcasting Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Hoso Kyokai NHK, Tanaka Kikinzoku International KK, Japan Broadcasting Corp filed Critical Nippon Hoso Kyokai NHK
Priority to JP7334075A priority Critical patent/JPH09153401A/ja
Publication of JPH09153401A publication Critical patent/JPH09153401A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Adjustable Resistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 抵抗値ばらつきの小さな焼成抵抗体を得る事
のできる低温焼成用抵抗ペーストを提供することを目的
とする。 【構成】 Pb2RuO7-x粉末(Xは0〜1)、Bi2
RuO7ーx粉末(Xは0〜1)、CaRuO3粉末、Sr
RuO3粉末、及びLaRuO3粉末のうち一種類又は複
数種類選んだ導電粒子と、軟化点が350℃から550
℃のPbO−SiO2−B23−Al23系ガラス粉末
と、このガラス粉末の焼成時の流動を押さえるフィラー
とを有機ビヒクル中に分散させた抵抗ペーストとする。
フィラーはAl23粉末、ZrO2粉末、TiO2粉末、
及び軟化点が750℃から850℃のガラス粉末から選
ばれ、有機ビヒクルを含まない粉体成分の3〜30wt
%を含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プラズマディス
プレイパネル、液晶表示板、陰極線管等のガラス基材表
面に焼成固着させて形成する事ができる500℃から6
00℃で焼成可能な低温焼成用抵抗ペーストに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、抵抗ペーストは、酸化ルテニウ
ム粉末とガラス粉末とを有機ビヒクル中に分散させてな
り、低温焼成用抵抗ペーストの場合、軟化点が400℃
〜550℃程度のPbO−SiO2−B23系ガラス粉
末が用いられていた。しかしながら、この様に導電粒子
として酸化ルテニウム粉末を用いた低温焼成用抵抗ペー
ストにおいては、酸化ルテニウムは比抵抗が小さく電気
伝導度が比較的高いため、一定の抵抗値を得るために
は、導電粒子に対するガラス粉末の量を多くしなければ
ならず、為に分散度の相異や焼成温度のばらつきによっ
て抵抗ペーストの焼成によって得られた抵抗体の抵抗値
にかなりのばらつきを生じてしまう不都合があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、例えばプラ
ズマディスプレイ装置に形成される無数の約0.5mm
角の各画素内に設けられるスパッタ防止用の電流制限抵
抗体や、その他のガラス基材表面に焼成固着される無数
の抵抗体においては、極力抵抗値のばらつきが小さい事
が望まれている。そこでこの発明は、抵抗値ばらつきの
小さな焼成抵抗体を得る事のできる低温焼成用抵抗ペー
ストを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の目的は、Pb
2RuO7-x(Xは0〜1)粉末、Bi2RuO7-x(Xは
0〜1)粉末、CaRuO3粉末、SrRuO3粉末、及
びLaRuO3粉末のうちの一種類又は複数種類選んだ
導電粒子と、軟化点が350℃から550℃のPbO−
SiO2−B23−Al23系ガラス粉末と、このガラ
ス粉末の焼成時の流動を押さえるフィラーとを、有機ビ
ヒクル中に分散させてなる低温焼成用抵抗ペーストによ
って達成される。この発明において、フィラーとして
は、Al23粉末、ZrO2粉末、TiO2粉末、及び軟
化点が750℃から850℃のガラス粉末のなかから選
ばれるフィラーが望ましく用いられ、該フィラーを有機
ビヒクルを含まない粉末成分の3〜30wt%含有させ
ることが望ましい。ガラス組成が、PbO 75.0〜
81.0wt%、SiO2 6.0〜10.0wt%、B
23 3.0〜5.0wt%、Al23 8.0〜1
2.0wt%からなるガラス粉末又は、PbO 70.
3〜76.4wt%、SiO2 0.9〜3.wt%、B
23 14.8〜18.9wt%、Al23 1.7〜
3.7wt%、及びZnO 4.1〜6.2wt%よ
りなるガラス粉末が望ましく用いられる。
【0005】
【発明の実施の形態】低温焼成用抵抗ペーストの製造に
当たり、導電粒子の量と、ガラス粉末及びフィラーの量
については、焼成抵抗体に求められる抵抗値に応じて調
合選択する。導電粒子、ガラス粉末及びフィラーは、焼
成抵抗体の固着対象が例えばプラズマディスプレイ装置
の画素である場合は、粉体の平均粒径を1μm以下にあ
らかじめ加工しておく。かくして得られた導電粒子、ガ
ラス粉末及びフィラーは抵抗値に応じて調合されて有機
ビヒクル中に混合され分散される。この分散のためには
例えば遊星ブレンダーや三本ロール等の装置が用いられ
る。得られた低温焼成用抵抗ペーストは、あらかじめA
g、Au、Pt、Ni、Cr、Alをそれぞれ主成分と
する電極を形成したガラス基板或いはガラス基材表面に
スクリーン印刷法により位置や形状を定めて付着され
る。基材に付着された抵抗ペーストは、基材の軟化点以
下の温度で焼成され、所定位置に焼成抵抗体が形成され
る。この際有機ビヒクルは消失し、導電粒子とガラス粉
末とフィラーとで焼成抵抗体が形成される。
【0006】この発明によれば、導電粒子はPb2Ru
7-x(Xは、0〜1)粉末、Bi2RuO7-x(Xは、
0〜1)粉末、CaRuO3粉末、SrRuO3粉末、L
aRuO3粉末等のルテニウム酸化合物から選択され
る。これらのルテニウム酸化合物は、RuO2に比較し
て電気伝導度が一桁小さいため、絶縁物であるガラス粉
末やフィラーの量を少なくでき、抵抗値ばらつき要素が
少なくなる。
【0007】フィラーはAl23粉末、ZrO2粉末、
TiO2粉末、及び軟化点が750℃から850℃のガ
ラス粉末等の、抵抗ペーストの焼成温度では形態変化を
しない粉体が用いられ、抵抗ペーストの焼成時にガラス
粉末が過度に流動する事を制限し、焼成抵抗体の均質化
に寄与する。混合比率は3〜30wt%である。
【0008】ガラス粉末は、軟化点が350℃から55
0℃のPbO−SiO2−B23−Al23系ガラスが
用いられ、窓ガラス他の汎用ガラス表面に焼成抵抗体の
固着を可能にしている。その様なガラス粉末として例え
ば、軟化点510℃のPbO78.0wt%、SiO2
8.0wt%、B23 4.0wt%、及びAl23
10.0wt%のガラス粉末、或いは、軟化点430
℃のPbO 73.3wt%、SiO2 2.wt%、
23 16.9wt%、Al23 2.7wt%、及
びZnO 5.2wt%のガラス粉末を用いる事ができ
る。
【0009】
【実施例1】次に具体例について説明する。先ず、Pb
O 73.3wt%、SiO2 2.0wt%、B23
16.9wt%、Al23 2.7wt%、及びZn
O 5.2wt%を混合して約1300℃で溶解した後
冷却し、これをボールミルにて粉砕して軟化点430℃
で平均粒径1μm以下のガラス粉末を用意した。これと
は別に、導電粒子として平均粒径1μm以下のPbRu
6.5粉末、並びにフィラーとして平均粒径1μm以下
ののTiO2粉末を用意した。ここで用意した材料を用
い、PbRuO6.5粉末24.1wt%、ガラス粉末5
9.2wt%、TiO2粉末16.7wt%の割合で調
合し、これに適量の有機ビヒクルを加えて、遊星ブレン
ダーで予備混練した後、順次圧力を変えた三本ロールに
数個ずつ通して、導電粒子であるPbRuO6.5粉末
と、ガラス粉末と、フィラーであるTiO2粉末とを有
機ビヒクル中に均等に分散させて低温焼成用抵抗ペース
トを得た。
【0010】かくして得られたこの発明による低温焼成
用抵抗ペーストの抵抗値ばらつきの評価に当たり、ガラ
ス板の中央部に直線状の共通電極を設け、この共通電極
の両側に振り分けで各16個の試験電極を設けた評価基
板2枚を用意した。これらの評価基板の各電極はそれぞ
れ、ガラス板上にAgを主成分とする導体ペーストをス
クリーン印刷してから焼成して得た。この評価基板上の
共通電極と試験電極とを橋絡する様にこの発明による低
温焼成用抵抗ペーストをスクリーン印刷してから580
℃ピーク値10分トータル1時間に設定した炉で焼成
し、評価基板一枚当たり32試料の0.25mm×0.
25mmで厚さ5.5μmの抵抗体を焼成形成した。こ
の評価基板を2枚作成し、合計64サンプルの焼成抵抗
体を作成して評価した所、平均抵抗値は1.17MΩ、
抵抗値ばらつきの指標である抵抗値変動係数CV=σ/
x×100(%)(ここでσは標準偏差、xは平均抵抗
値である)は3.7%であった。これを従来の低温焼成
用抵抗ペーストと比較するに、導電粒子としてRuO2
粉末、軟化点490℃のPbO−SiO2−B23系ガ
ラス粉末を用いた抵抗ペーストによって同様の抵抗体を
作成し評価したところ抵抗値変動係数が16.7%であ
った。比較すると、従来の約1/5(22%)にばらつ
きが小さくなったことがわかった。
【0011】
【実施例2】同様にして、平均粒径1μm以下のPb2
RuO6.5粉末からなる導電粒子19.9wt%と、P
bO 78.0wt%、SiO2 8.0wt%、B2
3 4.0wt%、Al23 10.0wt%よりなる
軟化点510℃の平均粒径1μm以下のガラス粉末 6
3.4wt%と、軟化点850℃で平均粒径1μm以下
のガラス粉末よりなるフィラー 16.7wt%とを有
機ビヒクルに分散させて得た。この発明による低温焼成
用抵抗ペーストについて、評価した所、焼成膜厚5.0
μmで、平均抵抗値839KΩの焼成抵抗体が得られ、
抵抗値変動係数は4.6%であった。この値は、従来の
約1/4(27%)である。
【0012】
【発明の効果】以上の通りこの発明によれば、導電率の
比較的低い導電粒子を用いることにより絶縁物依頼度を
低下させると共に、低温で軟化流動するガラス粉末の流
動をフィラーによって制限する構成としたため、ガラス
表面上に均質で抵抗値変動係数の小さな焼成抵抗体を形
成することが可能となり、例えばプラズマディスプレイ
装置の画素内の電流制限抵抗体等の特殊用途に用いる事
ができ、ガラス基材を用いた電子機器の機能を高める事
ができ、その産業上の効果大いなるものがある。
フロントページの続き (72)発明者 渡辺 嘉伸 神奈川県厚木市飯山字台ノ岡2453番21号田 中貴金属インターナショナル株式会社厚木 工場内 (72)発明者 後沢 瑞芳 東京都世田谷区砧1丁目10番11号日本放送 協会放送技術研究所内 (72)発明者 坂井 徹男 東京都世田谷区砧1丁目10番11号日本放送 協会放送技術研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルテニウム酸鉛粉末、ルテニウム酸ビス
    マス粉末、ルテニウム酸カルシウム粉末、ルテニウム酸
    ストロンチウム粉末、及びルテニウム酸ランタン粉末の
    うちの一種類又は複数種類選んだ導電粒子と、軟化点が
    350℃から550℃のPbO−SiO2−B23−A
    23系又はPbO−SiO2−B23−Al23−Z
    nO系のガラス粉末と、焼成中のガラス熔解による抵抗
    体の流動を押さえるフィラーとを、有機ビヒクル中に分
    散させてなる低温焼成用抵抗ペースト。
  2. 【請求項2】 フィラーは、Al23粉末、ZrO2
    末、TiO2粉末、及び軟化点が750℃から850℃
    のガラス粉末の中から選ばれる請求項1に記載の低温焼
    成用抵抗ペースト。
  3. 【請求項3】 フィラーは、TiO2粉末である請求項
    1に記載の低温焼成用抵抗ペースト。
  4. 【請求項4】 フィラーの含有量は、有機ビヒクルを含
    まない粉末成分の3〜30wt%である請求項1ないし
    請求項3に記載の低温焼成用抵抗ペースト。
  5. 【請求項5】 ガラス組成が、PbO 75.0〜8
    1.0wt%、SiO2 6.0〜10.0wt%、B2
    3 3.0〜5.0wt%、及びAl238.0〜1
    2.0wt%である「請求項1」ないし「請求項4」の
    いずれかに記載の低温焼成用抵抗ペースト。
  6. 【請求項6】 ガラス組成が、PbO 70.3〜7
    6.3wt%、SiO20.9〜3.0wt%、B23
    14.8〜18.9wt%、Al23 1.7〜3.
    7wt%、及びZnO 4.1〜6.2wt%である請
    求項1ないし請求項5のいずれかに記載の低温焼成用抵
    抗ペースト。
  7. 【請求項7】 導電粒子がルテニウム酸鉛である請求項
    1〜6の低温焼成用抵抗ペースト。
JP7334075A 1995-11-29 1995-11-29 低温焼成用抵抗ペースト Pending JPH09153401A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7334075A JPH09153401A (ja) 1995-11-29 1995-11-29 低温焼成用抵抗ペースト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7334075A JPH09153401A (ja) 1995-11-29 1995-11-29 低温焼成用抵抗ペースト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09153401A true JPH09153401A (ja) 1997-06-10

Family

ID=18273240

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7334075A Pending JPH09153401A (ja) 1995-11-29 1995-11-29 低温焼成用抵抗ペースト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09153401A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013161770A (ja) * 2012-02-09 2013-08-19 Kyoto Elex Kk セラミック基板ヒータ用抵抗体ペーストおよびセラミック基板ヒータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013161770A (ja) * 2012-02-09 2013-08-19 Kyoto Elex Kk セラミック基板ヒータ用抵抗体ペーストおよびセラミック基板ヒータ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106104711B (zh) 厚膜电阻体及其制造方法
TWI752170B (zh) 電阻器用組成物暨含有其之電阻器用糊膏及使用其之厚膜電阻器
US3573229A (en) Cermet resistor composition and method of making same
US7476342B2 (en) Resistor composition and thick film resistor
US4814107A (en) Nitrogen fireable resistor compositions
JPH06653B2 (ja) 酸化スズを含むパイロクロール化合物の製造方法
JPH0620001B2 (ja) 電気抵抗素子製造用組成物及び電気抵抗素子の製法
CN106104712B (zh) 电阻组合物
US3607789A (en) Electroconductive glaze and method for preparation
EP1632958B1 (en) A thick-film resistor paste, a thick-film resistor manufactured using the thick-film resistor paste and an electronic device comprising the thick-film resistor
EP1632961B1 (en) Thick-film resistor paste and thick-film resistor
JPH09153401A (ja) 低温焼成用抵抗ペースト
US4698265A (en) Base metal resistor
US4655965A (en) Base metal resistive paints
JPH113802A (ja) 低温焼成用抵抗ペースト
EP0722175B1 (en) Resistance paste and resistor comprising the material
Iles Ruthenium resistor glazes for thick film circuits
JPH09219301A (ja) 低温焼成用抵抗ペースト
JPH02308501A (ja) 抵抗塗料
JPH0230101A (ja) 抵抗被膜形成用組成物
Nam et al. The effect of glass frits on the microstructure and electrical properties of bismuth ruthenate thick film resistors
JP2006073716A (ja) 厚膜抵抗体用ガラス組成物及びこれを用いた厚膜抵抗体ペースト、厚膜抵抗体、電子部品
JPH0212990B2 (ja)
JPH03179702A (ja) 抵抗被膜形成用組成物
JPH03201407A (ja) 抵抗体製造用組成物