JPH09154239A - 二次電池の充電方法 - Google Patents
二次電池の充電方法Info
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- JPH09154239A JPH09154239A JP7310777A JP31077795A JPH09154239A JP H09154239 A JPH09154239 A JP H09154239A JP 7310777 A JP7310777 A JP 7310777A JP 31077795 A JP31077795 A JP 31077795A JP H09154239 A JPH09154239 A JP H09154239A
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- current value
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
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- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】電池の温度上昇を極力抑えつつ急速充電を行う
ことができる二次電池の充電方法を提供する。 【解決手段】二次電池の充電時における単位時間当りの
温度上昇率dT/dtに従って充電を行う二次電池の充
電方法において、第1の電流値I1の充電電流で急速充
電を行い、温度上昇率dT/dtが第1の設定値TH1
に達したとき第1の電流値I1より小さい第2の電流値
I2に充電電流を減少させて補充電を行って、温度上昇
率dT/dtが第2の設定値TH2に達したとき充電を
停止する充電方法。
ことができる二次電池の充電方法を提供する。 【解決手段】二次電池の充電時における単位時間当りの
温度上昇率dT/dtに従って充電を行う二次電池の充
電方法において、第1の電流値I1の充電電流で急速充
電を行い、温度上昇率dT/dtが第1の設定値TH1
に達したとき第1の電流値I1より小さい第2の電流値
I2に充電電流を減少させて補充電を行って、温度上昇
率dT/dtが第2の設定値TH2に達したとき充電を
停止する充電方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二次電池を急速充
電するための充電方法に関する。
電するための充電方法に関する。
【0002】
【従来の技術】二次電池の急速充電方法は、種々の方式
が提案されている。代表的なものとして−ΔV制御と呼
ばれる方式と、dT/dt制御と呼ばれる方式がある。
図6および図7は、二次電池の定電流充電時における典
型的な電池電圧および電池温度の時間的変化と充電電流
波形を示す図であり、1が電池電圧変化曲線、2が電池
温度変化曲線、3が充電電流波形である。
が提案されている。代表的なものとして−ΔV制御と呼
ばれる方式と、dT/dt制御と呼ばれる方式がある。
図6および図7は、二次電池の定電流充電時における典
型的な電池電圧および電池温度の時間的変化と充電電流
波形を示す図であり、1が電池電圧変化曲線、2が電池
温度変化曲線、3が充電電流波形である。
【0003】−ΔV制御方式は、充電末期に電池電圧が
ピークに達して再び下降する現象を利用して、図6に示
されるように電池電圧がピークに達した時点からΔVだ
け低下した時点で充電を停止する方式である。この方式
は、電池電圧がピークを過ぎてから充電を停止するた
め、電池が過充電になるのが欠点である。
ピークに達して再び下降する現象を利用して、図6に示
されるように電池電圧がピークに達した時点からΔVだ
け低下した時点で充電を停止する方式である。この方式
は、電池電圧がピークを過ぎてから充電を停止するた
め、電池が過充電になるのが欠点である。
【0004】一方、dT/dt制御方式は、充電末期に
電池温度が急激に上昇することを利用して、図7に示さ
れるように二次電池の単位時間当たりの温度上昇率dT
/dt(温度微分ともいう)が所定値に達した時点Aを
過ぎたとき充電を停止する方式である。この方式による
と、電池電圧がピークに達するより前の時点で充電が停
止するため、−ΔV制御方式のように過充電が生じるこ
とはない。しかし、充電電流が1Cを越えるような急速
充電を行った場合には、満充電になる前に温度上昇率d
T/dtが設定値になることがあり、充電不足となる。
電池温度が急激に上昇することを利用して、図7に示さ
れるように二次電池の単位時間当たりの温度上昇率dT
/dt(温度微分ともいう)が所定値に達した時点Aを
過ぎたとき充電を停止する方式である。この方式による
と、電池電圧がピークに達するより前の時点で充電が停
止するため、−ΔV制御方式のように過充電が生じるこ
とはない。しかし、充電電流が1Cを越えるような急速
充電を行った場合には、満充電になる前に温度上昇率d
T/dtが設定値になることがあり、充電不足となる。
【0005】これらの欠点を解決する方法として、特開
平6−121468号には電池の温度上昇の傾きの変化
点毎に充電電流の電流値を例えば5C→3C→2C→1
Cと漸次減少させて充電を行う方法が示されている。と
ころが、この方法では充電の進行に伴い電池温度が継続
して上昇するため、充電効率が低く、また電池の寿命を
損なうという問題があり、さらに電池の温度上昇が長時
間続いた場合には電池が温度カットオフ(TCO)に達
して充電不能となることがある。
平6−121468号には電池の温度上昇の傾きの変化
点毎に充電電流の電流値を例えば5C→3C→2C→1
Cと漸次減少させて充電を行う方法が示されている。と
ころが、この方法では充電の進行に伴い電池温度が継続
して上昇するため、充電効率が低く、また電池の寿命を
損なうという問題があり、さらに電池の温度上昇が長時
間続いた場合には電池が温度カットオフ(TCO)に達
して充電不能となることがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、電池
の温度上昇の傾きが変化する毎に充電電流値を減少させ
る従来の急速充電方式は、電池温度が継続して上昇する
ために充電効率が低く、電池の温度上昇が長時間続くと
電池が温度カットオフに達して充電不能となる可能性が
ある、という問題点があった。本発明は、このような問
題点を解決し、電池の温度上昇を極力抑えつつ急速充電
を行うことができる二次電池の充電方法を提供すること
を目的とする。
の温度上昇の傾きが変化する毎に充電電流値を減少させ
る従来の急速充電方式は、電池温度が継続して上昇する
ために充電効率が低く、電池の温度上昇が長時間続くと
電池が温度カットオフに達して充電不能となる可能性が
ある、という問題点があった。本発明は、このような問
題点を解決し、電池の温度上昇を極力抑えつつ急速充電
を行うことができる二次電池の充電方法を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は二次電池の充電時における単位時間当りの
温度上昇率に従って充電を行う二次電池の充電方法にお
いて、第1の電流値の充電電流で充電を行い、温度上昇
率が第1の設定値に達したとき第1の電流値より小さい
第2の電流値に充電電流を減少させて充電を行い、温度
上昇率が第2の設定値に達したとき、または充電電流を
第2の電流値に減少させてから所定時間経過後に充電を
停止することを特徴とする。
め、本発明は二次電池の充電時における単位時間当りの
温度上昇率に従って充電を行う二次電池の充電方法にお
いて、第1の電流値の充電電流で充電を行い、温度上昇
率が第1の設定値に達したとき第1の電流値より小さい
第2の電流値に充電電流を減少させて充電を行い、温度
上昇率が第2の設定値に達したとき、または充電電流を
第2の電流値に減少させてから所定時間経過後に充電を
停止することを特徴とする。
【0008】また、本発明は第2の電流値の充電電流に
よる充電を開始した後、温度上昇率が第2の設定値に達
した時点および充電電流を第2の電流値に減少させてか
ら所定時間経過後の時点のうち早い方の時点で充電を停
止することを特徴とする。
よる充電を開始した後、温度上昇率が第2の設定値に達
した時点および充電電流を第2の電流値に減少させてか
ら所定時間経過後の時点のうち早い方の時点で充電を停
止することを特徴とする。
【0009】ここで、第2の電流値は第1の電流値の1
/2以下であることが望ましい。また、前記所定時間
は、第1の電流値による充電レートをC1、第2の電流
値による充電レートをC2、第1の電流値による充電時
間をt1(分)、充電効率をηとしたとき、 t2={(60/C1)−t1}×(C1/C2)×
(2−η) で概略表わされる時間であることが望ましい。
/2以下であることが望ましい。また、前記所定時間
は、第1の電流値による充電レートをC1、第2の電流
値による充電レートをC2、第1の電流値による充電時
間をt1(分)、充電効率をηとしたとき、 t2={(60/C1)−t1}×(C1/C2)×
(2−η) で概略表わされる時間であることが望ましい。
【0010】本発明によると、第1の電流値の充電電流
による急速充電を温度上昇率が第1の設定値に達するま
で行った後、充電電流を第2の電流値に下げて、温度上
昇率が第2の設定値に達するか、あるいは所定時間経過
後の時点まで補充電を行うことにより、電池温度の上昇
を抑えつつ100%近くの充電量まで効率よく急速充電
が行われる。
による急速充電を温度上昇率が第1の設定値に達するま
で行った後、充電電流を第2の電流値に下げて、温度上
昇率が第2の設定値に達するか、あるいは所定時間経過
後の時点まで補充電を行うことにより、電池温度の上昇
を抑えつつ100%近くの充電量まで効率よく急速充電
が行われる。
【0011】
【発明の実施の形態】まず、図1を参照して本実施形態
における充電器の構成を説明する。図1において、充電
器10はAC接続端子11,12と、これらのAC入力
端子11,12に一次側が接続された電源トランス13
と、この電源トランス13の二次側に接続された整流平
滑回路14と、トランジスタからなる電流制御素子15
と、この電流制御素子15を制御する制御回路16と、
温度検出回路17と、充電端子18,19および温度検
出端子20からなる。充電端子18,19には二次電池
21の両端が接続され、温度検出端子20には二次電池
21に接触または近接して配置されたサーミスタのよう
な温度センサ22が接続されている。
における充電器の構成を説明する。図1において、充電
器10はAC接続端子11,12と、これらのAC入力
端子11,12に一次側が接続された電源トランス13
と、この電源トランス13の二次側に接続された整流平
滑回路14と、トランジスタからなる電流制御素子15
と、この電流制御素子15を制御する制御回路16と、
温度検出回路17と、充電端子18,19および温度検
出端子20からなる。充電端子18,19には二次電池
21の両端が接続され、温度検出端子20には二次電池
21に接触または近接して配置されたサーミスタのよう
な温度センサ22が接続されている。
【0012】AC接続端子11,12に接続される図示
しない商用交流電源からの交流入力電力は、電源トラン
ス13を経由して整流平滑回路14に伝達され、直流に
変換される。そして、整流平滑回路14の出力から電流
制御素子15を通して二次電池21に充電電流が供給さ
れる。
しない商用交流電源からの交流入力電力は、電源トラン
ス13を経由して整流平滑回路14に伝達され、直流に
変換される。そして、整流平滑回路14の出力から電流
制御素子15を通して二次電池21に充電電流が供給さ
れる。
【0013】一方、温度センサ22により二次電池21
の温度(以下、電池温度という)が例えばサーミスタの
抵抗値変化として検出され、さらにこの抵抗値変化が温
度検出回路17によって電池温度情報に変換された後、
制御回路16に入力される。制御回路16はマイクロコ
ンピュータを用いて構成され、温度検出回路17からの
電池温度情報をA/D変換器によりディジタル化してか
ら、二次電池21の単位時間当たりの温度上昇率(以
下、単に温度上昇率という)dT/dt、いわゆる温度
微分値を算出し、この温度上昇率dT/dtに基づいて
電流制御素子15の抵抗値制御を行う。
の温度(以下、電池温度という)が例えばサーミスタの
抵抗値変化として検出され、さらにこの抵抗値変化が温
度検出回路17によって電池温度情報に変換された後、
制御回路16に入力される。制御回路16はマイクロコ
ンピュータを用いて構成され、温度検出回路17からの
電池温度情報をA/D変換器によりディジタル化してか
ら、二次電池21の単位時間当たりの温度上昇率(以
下、単に温度上昇率という)dT/dt、いわゆる温度
微分値を算出し、この温度上昇率dT/dtに基づいて
電流制御素子15の抵抗値制御を行う。
【0014】次に、図2を用いて本実施形態における充
電動作を説明する。図2は、充電時における制御回路1
6の処理手順を示すフローチャートである。まず、制御
回路16は電流制御素子15の抵抗値をある値に制御す
ることによって、二次電池21を第1の電流値I1の充
電電流で急速充電を開始する(ステップS11)。この
急速充電に際し、制御回路16は温度検出回路17から
の電池温度情報に基づき単位時間当たりの温度上昇率d
T/dtを算出し、さらにこの温度上昇率dT/dtが
第1の設定値TH1に達したかどうかを判定する(ステ
ップS12〜S13)。
電動作を説明する。図2は、充電時における制御回路1
6の処理手順を示すフローチャートである。まず、制御
回路16は電流制御素子15の抵抗値をある値に制御す
ることによって、二次電池21を第1の電流値I1の充
電電流で急速充電を開始する(ステップS11)。この
急速充電に際し、制御回路16は温度検出回路17から
の電池温度情報に基づき単位時間当たりの温度上昇率d
T/dtを算出し、さらにこの温度上昇率dT/dtが
第1の設定値TH1に達したかどうかを判定する(ステ
ップS12〜S13)。
【0015】ステップS13において温度上昇率dT/
dtが第1の設定値TH1に達すると、制御回路16は
電流制御素子15の抵抗値を所定量増加させることによ
り、二次電池21を第1の電流値I1より小さい第2の
電流値I2の充電電流で充電する(ステップS14)。
すなわち、補充電を行う。この補充電に際しても制御回
路16は温度上昇率dT/dtを算出し、さらにこの温
度上昇率dT/dtが第2の設定値TH2に達したかど
うかを判定する(ステップS15〜S16)。そして、
ステップS16において温度上昇率dT/dtが第2の
設定値TH2に達すると、制御回路16は電流制御素子
15をオフ状態とすることによって、充電を停止する
(ステップS17)。
dtが第1の設定値TH1に達すると、制御回路16は
電流制御素子15の抵抗値を所定量増加させることによ
り、二次電池21を第1の電流値I1より小さい第2の
電流値I2の充電電流で充電する(ステップS14)。
すなわち、補充電を行う。この補充電に際しても制御回
路16は温度上昇率dT/dtを算出し、さらにこの温
度上昇率dT/dtが第2の設定値TH2に達したかど
うかを判定する(ステップS15〜S16)。そして、
ステップS16において温度上昇率dT/dtが第2の
設定値TH2に達すると、制御回路16は電流制御素子
15をオフ状態とすることによって、充電を停止する
(ステップS17)。
【0016】次に、本実施形態における充電動作を図3
を用いてさらに詳しく説明する。図3は、二次電池21
の充電時の電池電圧および電池温度の時間的変化と充電
電流波形を示す図であり、1が電池電圧変化曲線、2が
電池温度変化曲線、3が充電電流波形である。まず、第
1の電流値I1(例えば1C以上の電流値)の充電電流
で急速充電を行う。充電の進行に伴い、電池温度は上昇
する。電池温度が第1の変曲点Aを通過し、温度上昇率
dT/dtが第1の設定値TH1に達した時点で、充電
電流を第2の電流値I2に切り換えて補充電を行う。第
2の電流値I2は、第1の電流値I1の1/2以下が適
当である。
を用いてさらに詳しく説明する。図3は、二次電池21
の充電時の電池電圧および電池温度の時間的変化と充電
電流波形を示す図であり、1が電池電圧変化曲線、2が
電池温度変化曲線、3が充電電流波形である。まず、第
1の電流値I1(例えば1C以上の電流値)の充電電流
で急速充電を行う。充電の進行に伴い、電池温度は上昇
する。電池温度が第1の変曲点Aを通過し、温度上昇率
dT/dtが第1の設定値TH1に達した時点で、充電
電流を第2の電流値I2に切り換えて補充電を行う。第
2の電流値I2は、第1の電流値I1の1/2以下が適
当である。
【0017】第2の電流値I2に充電電流を減少させる
と、電池温度は一旦低下した後、少しの時間だけ平坦と
なってから再び上昇に転じ、第2の変曲点Bを通過す
る。この後、温度上昇率dT/dtが第2の設定値TH
2に達した時点で、充電は停止する。
と、電池温度は一旦低下した後、少しの時間だけ平坦と
なってから再び上昇に転じ、第2の変曲点Bを通過す
る。この後、温度上昇率dT/dtが第2の設定値TH
2に達した時点で、充電は停止する。
【0018】このような充電方法をとると、まず第1の
電流値I1の充電電流による急速充電を温度上昇率dT
/dtが第1の設定値TH1に達するまで行った後、充
電電流を第2の電流値I2に下げて温度上昇率dT/d
tが第2の設定値TH2に達するまで補充電を行うこと
により、従来のように一定の電流値で充電を行った場合
の破線2aで示すような電池温度の上昇を伴うことな
く、100%近くの充電量まで効率よく充電を行うこと
ができる。
電流値I1の充電電流による急速充電を温度上昇率dT
/dtが第1の設定値TH1に達するまで行った後、充
電電流を第2の電流値I2に下げて温度上昇率dT/d
tが第2の設定値TH2に達するまで補充電を行うこと
により、従来のように一定の電流値で充電を行った場合
の破線2aで示すような電池温度の上昇を伴うことな
く、100%近くの充電量まで効率よく充電を行うこと
ができる。
【0019】次に、図4に示すフローチャートを用いて
本発明の他の実施形態における充電動作を説明する。図
4において、ステップS21〜S24の処理は図2にお
けるステップS11〜S14の処理と同じである。本実
施形態では、ステップS24において二次電池21を第
2の電流値I2の充電電流で補充電し、所定時間経過後
に充電を停止する。すなわち、補充電を開始すると共に
制御回路16内でタイマカウントを行い、カウント値t
(補充電の経過時間)が上記所定時間に相当するタイマ
設定値t2に達したら、充電を停止する(ステップS2
5〜S27)。
本発明の他の実施形態における充電動作を説明する。図
4において、ステップS21〜S24の処理は図2にお
けるステップS11〜S14の処理と同じである。本実
施形態では、ステップS24において二次電池21を第
2の電流値I2の充電電流で補充電し、所定時間経過後
に充電を停止する。すなわち、補充電を開始すると共に
制御回路16内でタイマカウントを行い、カウント値t
(補充電の経過時間)が上記所定時間に相当するタイマ
設定値t2に達したら、充電を停止する(ステップS2
5〜S27)。
【0020】このときのタイマ設定値t2は、概略次式
で決定する。 t2={(60/C1)−t1}×(C1/C2)×(2−η)…(1) ここで、C1は第1の電流値I1による充電レート(時
間率)、C2は第2の電流値I2による充電レート(時
間率)、t1は第1の電流値による充電時間(急速充電
時間)、ηは充電効率である。C1はI1が二次電池2
1の公称容量の2倍の電流値のときは2となる。
で決定する。 t2={(60/C1)−t1}×(C1/C2)×(2−η)…(1) ここで、C1は第1の電流値I1による充電レート(時
間率)、C2は第2の電流値I2による充電レート(時
間率)、t1は第1の電流値による充電時間(急速充電
時間)、ηは充電効率である。C1はI1が二次電池2
1の公称容量の2倍の電流値のときは2となる。
【0021】式(1)のt2は、第1の電流値I1の充
電電流による急速充電のみでは充電効率ηが100%に
満たないので、その不足分を第2の電流値I2の充電電
流による補充電で補うための時間である。すなわち、
(60/C1)−t1は第1の電流値I1による急速充
電の不足時間を表わす。また、C1/C2の比はこの不
足時間(60/C1)−t1を第2の電流値I2による
補充電の時間に変換するための変換係数である。さら
に、2−ηは充電効率ηを100%を1.00で表わし
たときの値を用いることにより、前記不足時間(60/
C1)−t1を補うための倍率を示すものとなる。
電電流による急速充電のみでは充電効率ηが100%に
満たないので、その不足分を第2の電流値I2の充電電
流による補充電で補うための時間である。すなわち、
(60/C1)−t1は第1の電流値I1による急速充
電の不足時間を表わす。また、C1/C2の比はこの不
足時間(60/C1)−t1を第2の電流値I2による
補充電の時間に変換するための変換係数である。さら
に、2−ηは充電効率ηを100%を1.00で表わし
たときの値を用いることにより、前記不足時間(60/
C1)−t1を補うための倍率を示すものとなる。
【0022】本実施形態によっても、第1の電流値I1
の充電電流による急速充電を温度上昇率dT/dtが設
定値TH1に達するまで行った後、充電電流を第2の電
流値I2に下げてタイマカウント値tがタイマ設定値t
2になるまで補充電を行うことによって、二次電池21
の温度上昇を抑えつつ、100%近くの充電量まで効率
よく充電を行うことができる。
の充電電流による急速充電を温度上昇率dT/dtが設
定値TH1に達するまで行った後、充電電流を第2の電
流値I2に下げてタイマカウント値tがタイマ設定値t
2になるまで補充電を行うことによって、二次電池21
の温度上昇を抑えつつ、100%近くの充電量まで効率
よく充電を行うことができる。
【0023】次に、図5に示すフローチャートを用いて
本発明のさらに別の実施形態における充電動作を説明す
る。本実施形態は、図2と図4の動作を組み合わせたも
のである。
本発明のさらに別の実施形態における充電動作を説明す
る。本実施形態は、図2と図4の動作を組み合わせたも
のである。
【0024】図5において、ステップS31〜S36の
処理は図2におけるステップS11〜S26の処理と同
じである。本実施形態では、ステップS34において第
2の電流値I2の充電電流で補充電を行う際、温度上昇
率dT/dtの算出(ステップS35)、dT/dtと
第2の閾値TH2との比較(ステップS36)と並行し
て、タイマカウント(ステップS37)およびカウント
値tとタイマ設定値t2との比較(ステップS38)を
行い、補充電開始後dT/dt=TH2に達した時点お
よびt=t2に達した時点のうち早い方の時点で充電を
停止する(ステップS39)。
処理は図2におけるステップS11〜S26の処理と同
じである。本実施形態では、ステップS34において第
2の電流値I2の充電電流で補充電を行う際、温度上昇
率dT/dtの算出(ステップS35)、dT/dtと
第2の閾値TH2との比較(ステップS36)と並行し
て、タイマカウント(ステップS37)およびカウント
値tとタイマ設定値t2との比較(ステップS38)を
行い、補充電開始後dT/dt=TH2に達した時点お
よびt=t2に達した時点のうち早い方の時点で充電を
停止する(ステップS39)。
【0025】本実施形態によれば、補充電に移行した
後、電池の温度上昇が緩慢で温度上昇率が第2の設定値
TH2に達するまでの時間が長いときは、タイマカウン
ト値tがタイマ設定値t2に達することで充電を停止さ
せることができるので、過充電を防止しながら効率のよ
い充電を行うことが可能となる。
後、電池の温度上昇が緩慢で温度上昇率が第2の設定値
TH2に達するまでの時間が長いときは、タイマカウン
ト値tがタイマ設定値t2に達することで充電を停止さ
せることができるので、過充電を防止しながら効率のよ
い充電を行うことが可能となる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば第
1の電流値の充電電流による急速充電を温度上昇率が第
1の設定値に達するまで行った後、充電電流を第2の電
流値に下げて、温度上昇率が第2の設定値に達するか、
あるいは所定時間経過後の時点まで補充電を行うことに
より、電池温度の上昇を抑えつつ効率のよい急速充電を
行うことができる。
1の電流値の充電電流による急速充電を温度上昇率が第
1の設定値に達するまで行った後、充電電流を第2の電
流値に下げて、温度上昇率が第2の設定値に達するか、
あるいは所定時間経過後の時点まで補充電を行うことに
より、電池温度の上昇を抑えつつ効率のよい急速充電を
行うことができる。
【図1】本発明の一実施形態に係る充電器の構成を示す
ブロック図
ブロック図
【図2】同実施形態における充電動作を説明するための
フローチャート
フローチャート
【図3】同実施形態における充電動作を説明するための
充電時の電池電圧および電池温度の時間変化と充電電流
波形を示す図
充電時の電池電圧および電池温度の時間変化と充電電流
波形を示す図
【図4】本発明の他の実施形態における充電動作を説明
するためのフローチャート
するためのフローチャート
【図5】本発明のさらに別の実施形態における充電動作
を説明するためのフローチャート
を説明するためのフローチャート
【図6】従来の−ΔV制御方式を説明するための電池電
圧および電池温度の時間変化と充電電流波形を示す図
圧および電池温度の時間変化と充電電流波形を示す図
【図7】従来のdT/dt制御方式を説明するための電
池電圧および電池温度の時間変化と充電電流波形を示す
図
池電圧および電池温度の時間変化と充電電流波形を示す
図
1…電池電圧変化曲線 2…電池温度変化曲線 3…充電電流波形 10…充電器 11,12…AC入力端子 13…電源トランス 14…整流平滑回路 15…電流制御素子 16…制御回路 17…温度検出回路 18,19…充電端子 20…温度検出端子 21…二次電池 22…温度センサ
Claims (5)
- 【請求項1】二次電池の充電時における単位時間当りの
温度上昇率に従って充電を行う二次電池の充電方法にお
いて、 第1の電流値の充電電流で充電を行い、前記温度上昇率
が第1の設定値に達したとき第1の電流値より小さい第
2の電流値に充電電流を減少させて充電を行い、前記温
度上昇率が第2の設定値に達したとき充電を停止するこ
とを特徴とする二次電池の充電方法。 - 【請求項2】二次電池の充電時における単位時間当りの
温度上昇率に従って充電を行う二次電池の充電方法にお
いて、 第1の電流値の充電電流で充電を行い、前記温度上昇率
が設定値に達したとき第1の電流値より小さい第2の電
流値に充電電流を減少させて充電を行い、充電電流を第
2の電流値に減少させてから所定時間経過後に充電を停
止することを特徴とする二次電池の充電方法。 - 【請求項3】二次電池の充電時における単位時間当りの
温度上昇率に従って充電を行う二次電池の充電方法にお
いて、 第1の電流値の充電電流で充電を行い、前記温度上昇率
が第1の設定値に達したとき第1の電流値より小さい第
2の電流値に充電電流を減少させて充電を行い、前記温
度上昇率が第2の設定値に達した時点および充電電流を
第2の電流値に減少させてから所定時間経過後の時点の
うち早い方の時点で充電を停止することを特徴とする二
次電池の充電方法。 - 【請求項4】第2の電流値を第1の電流値の1/2以下
とすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項
に記載の二次電池の充電方法。 - 【請求項5】前記所定時間は、第1の電流値による充電
レートをC1、第2の電流値による充電レートをC2、
第1の電流値による充電時間をt1(分)、充電効率を
ηとしたとき、 t2={(60/C1)−t1}×(C1/C2)×
(2−η) で概略表わされることを特徴とする請求項1または3に
記載の二次電池の充電方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7310777A JPH09154239A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 二次電池の充電方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7310777A JPH09154239A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 二次電池の充電方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09154239A true JPH09154239A (ja) | 1997-06-10 |
Family
ID=18009353
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7310777A Pending JPH09154239A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 二次電池の充電方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09154239A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6380717B2 (en) | 2000-03-09 | 2002-04-30 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Device and method for controlling charging of secondary battery |
| JP2008204801A (ja) * | 2007-02-20 | 2008-09-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 非水系電解質二次電池の充電方法およびそれを用いる電子機器 |
| WO2021095787A1 (ja) * | 2019-11-13 | 2021-05-20 | 株式会社デンソー | 充電制御装置 |
| CN114514667A (zh) * | 2019-10-02 | 2022-05-17 | 株式会社电装 | 充电控制装置 |
-
1995
- 1995-11-29 JP JP7310777A patent/JPH09154239A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6380717B2 (en) | 2000-03-09 | 2002-04-30 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Device and method for controlling charging of secondary battery |
| JP2008204801A (ja) * | 2007-02-20 | 2008-09-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 非水系電解質二次電池の充電方法およびそれを用いる電子機器 |
| CN114514667A (zh) * | 2019-10-02 | 2022-05-17 | 株式会社电装 | 充电控制装置 |
| WO2021095787A1 (ja) * | 2019-11-13 | 2021-05-20 | 株式会社デンソー | 充電制御装置 |
| JP2021078326A (ja) * | 2019-11-13 | 2021-05-20 | 株式会社デンソー | 充電制御装置 |
| US12388286B2 (en) | 2019-11-13 | 2025-08-12 | Denso Corporation | Charge control device |
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