JPH09155674A - 位置決め装置 - Google Patents

位置決め装置

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JPH09155674A
JPH09155674A JP31439095A JP31439095A JPH09155674A JP H09155674 A JPH09155674 A JP H09155674A JP 31439095 A JP31439095 A JP 31439095A JP 31439095 A JP31439095 A JP 31439095A JP H09155674 A JPH09155674 A JP H09155674A
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JP
Japan
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positioning device
holes
parallel
axis
rigid block
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Pending
Application number
JP31439095A
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English (en)
Inventor
Kengo Ito
健吾 伊藤
Michihiko Sakamoto
道彦 坂本
Akitaka Hiruta
顕隆 蛭田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Manufacturing Systems Corp
Original Assignee
Sony Precision Technology Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 高精度の位置決めを容易に行うことができる
ようにする。 【解決手段】 剛体ブロック20の被移動体7の移動方
向に交わる第1の面20Za方向に、第1の面20Za
に弾性変形可能な厚さに接近した所定位置に貫通して形
成した第1及び第2の貫通孔22a及び22bと、剛体
ブロック20の被移動体7の移動方向と交わる第2の面
20Zb方向に、第2の面20Zbに弾性変形可能な厚
さに接近した所定位置に貫通して形成した第3及び第4
の貫通孔22c及び22dと、第1、第2、第3及び第
4の貫通孔が互に連通すると共に剛性を保持する如く形
成したスリット22eとを設けると共に剛体ブロック2
0の被移動体7側に荷重供給手段23a,23bを設
け、第1、第2、第3及び第4の貫通孔を互に平行とす
る如くし、荷重供給手段23a,23bにより荷重をか
けることにより被移動体7を所定量平行移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば非球面加工機
等の被加工物を加工する刃物の精密な位置を調整するの
に使用して好適な位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般
に、例えば非球面加工機においては、被加工物を加工す
る刃物をこの非球面加工機の加工基準となる位置に正確
に固定する必要があり、精密な位置決め装置を必要とし
ていた。
【0003】従来、斯る刃物の精密な位置決め装置とし
て、例えばアリ溝機構を使用し、溝方向に摺動するよう
にしたものが提案されている。斯るアリ溝機構を使用し
た位置決め装置においては、数ミクロン程度の精度の位
置決めは可能であるが、このアリ溝機構の位置決め装置
においては、摺動を可能とするため、必ずすき間が存在
しこのすき間によるバックラッシ、不感帯があり、0.
01ミクロン程度の精度の位置決めは、極めて困難であ
った。
【0004】また、一方及び他方の剛体を板ばねで、連
結し、一方の剛体を固定し、他方の剛体に刃物を固定
し、この他方の剛体に荷重をかけて所定量平行移動する
ようにした機構が提案されているが、斯る機構において
は剛体と板ばねとの締結部分の不安定な応力特性や、ま
た、異種金属を用いた場合、各々異なった材料特性(例
えば、熱膨張率等)等がこの位置決め精度に悪影響を及
ぼし、0.01ミクロン程度の精度の位置決めは、極め
て困難であった。
【0005】本発明は、斯る点に鑑み、0.01ミクロ
ン程度の高精度の位置決めを容易に行うことができるよ
うにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明位置決め装置は、
一側を固定部とすると共に他側に被移動体を配した剛体
ブロックを有し、この剛体ブロックの固体部とこの被移
動体との間において、この剛体ブロックのこの被移動体
の移動方向に交わる第1の面方向に、この第1の面に弾
性変形可能な厚さに接近した所定位置に貫通して形成し
た第1及び第2の貫通孔と、この剛体ブロックのこの被
移動体の移動方向と交わる第2の面方向に、この第2の
面に弾性変形可能な厚さに接近した所定位置に貫通して
形成した第3及び第4の貫通孔と、この第1、第2、第
3及び第4の貫通孔が互に連通すると共にこの第1、第
2、第3及び第4の貫通孔間においては剛性を保持する
如く形成したスリットとを設けると共にこの剛体ブロッ
クのこの被移動体側に荷重供給手段を設け、この第1、
第2、第3及び第4の貫通孔を互に平行とする如くし、
この荷重供給手段により荷重をかけることによりこの被
移動体を所定量平行移動するようにしたものである。
【0007】本発明によれば、荷重供給手段により荷重
をかけたときには、第1、第2、第3及び第4の貫通孔
の薄肉部分が、この荷重に応じて弾性変形し、被移動体
を所定量平行移動することができる。
【0008】本発明によれば、この弾性変形する第1、
第2、第3及び第4の貫通孔の部分は固定部及び被移動
体が配された部分と一体であり、かつこの第1、第2、
第3及び第4の貫通孔間は剛性を保持しているのでバッ
クラッシ、不感帯はなく精度良く例えば0.01ミクロ
ン程度の精度で位置決めすることができる。
【0009】更に本発明によれば一体構造なので、例え
ば熱膨張率の相異等の不安定要素が無く、精度良く位置
決めすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明位
置決め装置の一実施例を非球面加工機に適用した例につ
き説明しよう。図2は、非球面加工機の例を示し、この
図2において、1は所定位置に固定されたフレームを示
し、このフレーム1上に外部からの振動を吸収する空気
ばね装置2を介して石定盤3を配する。
【0011】この石定盤3上に非球面を形成する被加工
物4を固定し、この被加工物4を回転する主軸を有する
被加工物回転ユニット6を所定位置に固定すると共にこ
の石定盤3上に、この被加工物を加工する刃物7を精密
送りする精密送りユニット8を所定位置に固定する。
【0012】この精密送りユニット8は、直交2軸(X
軸及びZ軸)スライド装置9上に回転軸(B軸)により
回転する回転盤10が設けられ、この回転盤10上の所
定位置に本例による位置決め装置11を固定すると共
に、この位置決め装置11に刃物7が固定されている。
【0013】この直交2軸(X軸,Z軸)及び回転軸
(B軸)は各々が独立した駆動源を有しており、自由曲
面を加工することができる如くなされている。
【0014】本例による位置決め装置11は図1A及び
Bに示す如く構成する。この図1A,B例においては、
1つのステンレススチール、黄銅等より成る剛体ブロッ
ク20に刃物7のZ軸方向の位置を決めるZ軸位置決め
装置11Z、X軸方向の位置を決めるX軸位置決め装置
11X及びY軸方向の位置を決めるY軸位置決め装置1
1Yの3つの位置決め装置を積み上げる如く形成したも
のである。
【0015】このZ軸位置決め装置11Z、X軸位置決
め装置11X及びY軸位置決め装置11Yは夫々実質的
には同一の構成である。
【0016】図1A,Bにおいて、21は回転盤10に
取付固定される剛体より成る箱状のフレームを示し、こ
の箱状のフレーム21の底部に剛体ブロック20のZ軸
位置決め装置11Z部の一側即ち底面を固定する如くす
る。この剛体ブロック20の底面の大きさを例えば71
mm×71mmとする。この剛体ブロック20のZ軸位
置決め装置11Z部の他側即ち上側に刃物7をX軸方向
に移動するX軸位置決め装置11Xを設ける如くする。
【0017】本例においては、図1Aに示す如く剛体ブ
ロック20の底部とX軸位置決め装置11X部との間に
おいて、即ち剛体ブロック20のZ軸位置決め装置11
Z部の刃物7の移動方向即ちZ軸方向に交わる相対向す
る側面20Za及び20Zbを互に平行な面とする。
【0018】この一方の側面20Zaに平行に、この一
方の側面20Zaに弾性変形可能な厚さ例えば0.2m
mに接近した所定位置例えば底面から45mm及び10
mmの位置に例えば直径3mmの第1及び第2の貫通孔
22a及び22bを夫々形成すると共にこの他方の側面
20Zbに平行にこの他方の側面20Zbに弾性変形可
能な厚さ例えば0.2mmに接近した所定位置例えば底
面から45mm及び10mmの位置に例えば直径3mm
の第3及び第4の貫通孔22c及び22dを夫々形成す
る。
【0019】この場合、第1、第2、第3及び第4の貫
通孔22a,22b,23c及び22dは互に平行であ
り、この第1、第2、第3及び第4の貫通孔22a,2
2b,22c及び22dにより夫々生ずる屈曲線が互に
平行となる如くする。
【0020】この第1、第2、第3及び第4の貫通孔2
2a,22b,22c及び22dの4つの貫通孔を互に
連通するように略X字状のスリット22eを形成する。
このスリット22eの幅は略X字状のスリットが交差し
ている部分の幅を例えば2mmとし、その他の部分の幅
を例えば1mmとする。
【0021】この場合、第1の貫通孔22aと第2の貫
通孔22bとの間、第3の貫通孔22cと第4の貫通孔
22dとの間、第1の貫通孔22aと第3の貫通孔22
cとの間及び第2の貫通孔22bと第4の貫通孔22d
との間の剛性は保持されたまである。
【0022】また図1Aに示す如く、この一方の面20
Za及び他方の面20Zbに夫々対向するフレーム21
の側壁21Za及び21Zbの第1及び第3の貫通孔2
2a及び22cよりも刃物7側即ち本例ではX軸位置決
め装置11X部側に、夫々つまみを有する雄螺子23a
及び23bを夫々通すための雌螺子を形成し、この雌螺
子につまみを有する雄螺子23a及び23bを通し、こ
の雄螺子23a及び23bのつまみを回転することによ
り、この剛体ブロック20の一方及び他方の面20Za
及び20ZbにZ軸方向の荷重をかける如くする。
【0023】また、剛体ブロック20のX軸位置決め装
置11X部はその一側をZ軸位置決め装置11Z部に一
体に固定され、この剛体ブロック20のX軸位置決め装
置11X部の他側即ち上側に刃物7をY軸方向に移動す
るY軸位置決め装置11Yを設ける如くする。
【0024】本例においては、図1Bに示す如く剛体ブ
ロック20のこのZ軸位置決め装置11Z部とY軸位置
決め装置11Y部との間において、即ち剛体ブロック2
0のX軸位置決め装置11X部の刃物7の移動方向即ち
X軸方向に交わる相対向する側面20Xa及び20Xb
を互に平行な面とする。
【0025】この一方の側面20Xaに平行に、この一
方の側面20Xaに弾性変形可能な厚さ例えば0.2m
mに接近した所定位置例えば剛体ブロック20の底面か
ら90mm及び55mmの位置に例えば直径3mmの第
1及び第2の貫通孔24a及び24bを夫々形成すると
共にこの他方の側面20Xbに平行に、この他方の側面
20Xbに弾性変形可能な厚さ例えば0.2mmに接近
した所定位置例えば底面から90mm及び55mmの位
置に例えば直径3mmの第3及び第4の貫通孔24c及
び24dを夫々形成する。
【0026】この場合、第1、第2、第3及び第4の貫
通孔24a,24b,24c及び24dは互に平行であ
り、この第1、第2、第3及び第4の貫通孔24a,2
4b,24c及び24dより夫々生ずる屈曲線を互に平
行とする如くする。
【0027】この第1、第2、第3及び第4の貫通孔2
4a,24b,24c及び24dの4つの貫通孔を互に
連通するように略X字状のスリット24eを形成する。
このスリット24eの幅は略X字状のスリットが交差し
ている部分の幅を例えば2mmとし、その他の部分の幅
を例えば1mmとする。
【0028】この場合、第1の貫通孔24aと第2の貫
通孔24bとの間、第3の貫通孔24cと第4の貫通孔
24dとの間、第1の貫通孔24aと第3の貫通孔24
cとの間及び第2の貫通孔24bと第4の貫通孔24d
との間の剛性は保持されたままとする。
【0029】また、図1Bに示す如く、この一方の面2
0Xa及び他方の面20Xbに夫々対向するフレーム2
1の側壁21Xa及び21Xbの第1及び第3の貫通孔
24a及び24cよりも刃物7側即ち本例ではY軸位置
決め装置11Y部側に夫々つまみを有する雄螺子25a
及び25bを夫々通すための雌螺子を形成し、この雌螺
子につまみを有する雄螺子25a及び25bを通し、こ
の雄螺子25a及び25bのつまみを回転することによ
り、この剛体ブロック20の一方及び他方の側面20X
a及び20Xbの上側にX軸方向の荷重をかける如くす
る。
【0030】また、この剛体ブロック20のY軸位置決
め装置11Y部はその一側をX軸位置決め装置11X部
に一体に固定され、このY軸位置決め装置11Yの他側
に刃物7を固定する。この場合、図1A,Bに示す如
く、このY軸位置決め装置11Yの他側に所定深さのZ
軸方向の溝26を形成し、この溝26部の所定位置に刃
物7を挟む如くして固定する。
【0031】本例においては、図1Bに示す如く、剛体
ブロック20のY軸位置決め装置11Yの固定部即ちX
軸位置決め装置11X部と一体に結合している部分と刃
物7との間において、刃物7の移動方向即ちY軸方向に
交わる相対向する面20Ya及び20Ybを互に平行な
面とする。
【0032】この一方の面20Yaに平行に、この一方
の面20Yaに弾性変形可能な厚さ例えば0.2mmに
接近した所定位置例えばこのY軸位置決め装置11Y部
の固定側端面より、41mm及び16mmの位置に例え
ば直径3mmの第1及び第2の貫通孔27a及び27b
を夫々形成すると共にこの他方の面20Ybに平行にこ
の他方の面20Ybに弾性変形可能な厚さ例えば0.2
mmに接近した所定位置例えば、このY軸位置決め装置
11Y部の固定側端面より、41mm及び16mmの位
置に例えば直径3mmの第3及び第4の貫通孔27c及
び27dを夫々形成する。
【0033】この場合、第1、第2、第3及び第4の貫
通孔27a,27b,27c及び27dは互に平行であ
り、第1、第2、第3及び第4の貫通孔27a,27
b,27c及び27dにより夫々生ずる屈曲線が互に平
行となる如くする。
【0034】この第1、第2、第3及び第4の貫通孔2
7a,27b,27c及び27dの4つの貫通孔を互に
連通するように略X字状のスリット27eを形成する。
このスリット27eの幅を例えば1mmとし、このX字
状のスリット27eが交差する部分を所定径の円形とす
る。
【0035】この場合、第1の貫通孔27aと第2の貫
通孔27bとの間、第3の貫通孔27cと第4の貫通孔
27dとの間、第1の貫通孔27aと第3の貫通孔27
cとの間及び第2の貫通孔27bと第4の貫通孔27d
との間の剛性は保持されたままとする。
【0036】また本例においては、図1A,Bに示す如
く剛体ブロック20のX軸位置決め装置11X部の上部
で且つY軸位置決め装置11Yの他側に形成した溝26
部に対応する位置に下方に向って雌螺子29を形成し、
つまみを有する雄螺子28aをこの溝26部を貫通する
と共にナット28bを通して、この雌螺子29に通す如
くし、このつまみを有する雄螺子28a及びナット28
bによりY軸位置決め装置11Yの他側にY軸方向の荷
重をかける如くする。
【0037】本例は上述の如く構成されており、この非
球面加工機より被加工物4を加工する場合、この刃物7
を、この非球面加工機の加工基準となる位置に正確に固
定するのであるが、この刃物7をある程度の正確さ例え
ば1mm程度の精度で、この非球面加工機の回転盤10
上に固定しておく。
【0038】その後このZ軸位置決め装置11Z、X軸
位置決め装置11X及びY軸位置決め装置11Yによ
り、この刃物7のZ軸方向、X軸方向及びY軸方向の微
小な位置調整を行う如くする。
【0039】即ち、刃物7を、例えばZ軸方向におい
て、もう少し、側面20Za側に平行移動したいときは
雄螺子23aのつまみをゆるむ方向に適量回転し、次に
雄螺子23bのつまみを刃物7を移動したい位置にくる
まで、他方の側面20Zbの上側を押す方向(荷重をか
ける方向)に回転する。
【0040】この刃物7が移動したい位置まできたとこ
ろで、雄螺子23aのつまみを締まる方向へ動かなくな
るまで回せば、刃物7は、Z軸方向のその位置で保持さ
れる。また、Z軸方向のこの逆方向へ平行移動したいと
きは上述の逆の操作をすれば良い。
【0041】この場合、Z軸方向の平行移動は第1、第
2、第3及び第4の貫通孔22a,22b,22c及び
22dとスリット22eとの部分の薄肉部分の弾性変形
によって行うことができる。
【0042】また、この場合、この弾性変形する第1、
第2、第3及び第4の貫通孔22a,22b,22c及
び22dは固定側及び平行移動側と一体であり、かつこ
の第1、第2、第3及び第4の貫通孔22a,22b,
22c及び22dとスリット22eとの部分以外は全て
剛体であり、この平行移動において、バックラッシ、不
感帯はなく精度良く例えば0.01ミクロン程度の精度
で位置決めすることができる。
【0043】また、この場合、一体構造なので、例えば
熱膨張率の相異等の不安定要素が無く精度良く位置決め
することができる。
【0044】また、同様にして、刃物7を例えばX軸方
向において、もう少し側面20Xa側に平行移動したい
ときは雄螺子25aのつまみをゆるむ方向に適量回転
し、次に雄螺子25bのつまみを刃物7を移動したい位
置にくるまで、他方の側面20Xbの上側を押す方向
(荷重をかける方向)に回転する。
【0045】この刃物7が移動したい位置まできたとこ
ろで、雄螺子25aのつまみを締まる方向へ動かなくな
るまで回せば、刃物7はX軸方向のその位置で保持され
る。また、X軸方向の、この逆方向へ平行移動したいと
きは、上述の逆の操作をすれば良い。
【0046】この場合、X軸方向の平行移動は第1、第
2、第3及び第4の貫通孔24a,24b,24c及び
24dとスリット24eとの部分の薄肉部分の弾性変形
によって行うことができる。
【0047】また、この場合、この弾性変形する第1、
第2、第3及び第4の貫通孔24a,24b,24c及
び24dは固定側及び平行移動側と一体であり、かつ、
この第1、第2、第3及び第4の貫通孔24a,24
b,24c及び24dとスリット24eとの部分以外は
全て剛体であり、この平行移動において、バックラッ
シ、不感帯はなく、精度良く、例えば0.01ミクロン
程度の精度で位置決めすることができる。
【0048】また、この場合一体構造なので、例えば熱
膨張率の相異等の不安定要素が無く精度良く位置決めす
ることができる。
【0049】また、刃物7を例えばY軸方向において、
もう少し、他方の面20Yb(下方向)側に平行移動し
たいときは、ナット28bを回して下に適量下げ(ゆる
め)、次にこのナット28bが回転しないように手で押
さえ、雄螺子28aのつまみを締まる方向に回す。
【0050】刃物7が移動したい位置まできたら、今度
はこの雄螺子28aのつまみを回転しないように手で押
さえ、ナット28bを上がる方向に動かなくなるまで、
回せば刃物7はY軸方向のその位置で保持される。ま
た、Y軸方向のこの逆方向へ平行移動したいときは、上
述の逆の手順で操作をすれば良い。
【0051】この場合、Y軸方向の平行移動は第1、第
2、第3及び第4の貫通孔27a,27b,27c及び
27dとスリット27eとの部分の薄肉部分の弾性変形
によって行うことができる。
【0052】また、この場合、この弾性変形する第1、
第2、第3及び第4の貫通孔27a,27b,27c及
び27dは固定側及び平行移動側と一体であり、かつ、
この第1、第2、第3及び第4の貫通孔27a,27
b,27c及び27dとスリット27eとの部分以外は
全て剛体であり、この平行移動において、バックラッ
シ、不感帯はなく、精度良く例えば0.01ミクロン程
度の精度で位置決めすることができる。
【0053】また、この場合、一体構造なので、例えば
熱膨張率の相異等の不安定要素が無く精度良く位置決め
することができる。
【0054】上述において、Z軸方向、X軸方向及びY
軸方向の各々の移動を平行移動と述べたが、厳密には平
行移動といえないが、上述例ではこのZ軸方向、X軸方
向及びY軸方向の移動量は例えば0.5mmより小さ
く、かつこの誤差は、この移動量の1/100よりも小
さいので、この誤差は無視し得るものである。
【0055】また、この刃物7の位置を加工基準に正確
に固定するときは、所定のスケールを使用するのである
が、最終的には試作を行い、試行錯誤により、上述Z軸
方向、X軸方向及びY軸方向の刃物7の位置を決定す
る。
【0056】本例によれば、バックラッシ、不感帯等が
ないので、作業者が狙った位置におさまりやすいので、
この刃物7をこの加工基準に短時間で精度良く調整でき
る利益がある。
【0057】尚、上述実施例では、Z軸方向、X軸方向
及びY軸方向の3軸方向の位置決めをする例につき述べ
たが、上述の1軸方向の位置決め装置を例えば原子間引
力顕微鏡(AFM)、トンネル顕微鏡(STM)等のよ
うな超微小の調整、位置決めを必要とする試料台、レー
ザー加工機等に、組み込まれている対物レンズの微小調
整位置決め等に適用でき、また、上述のX軸方向及びY
軸方向の2軸方向の位置決め装置を使用してXYテーブ
ル等の微小調整位置決め等に適用できる。
【0058】また上述実施例においては、押して荷重を
かける如く述べたが引張って荷重をかけるようにしても
良いことはも勿論である。
【0059】また、貫通孔22a,‥‥22d,24
a,‥‥24d,27a,‥‥27dは円形でなくと
も、楕円形等その他の形状でも良く、またスリット22
e,24e,27eは剛性に影響しない連通孔であれば
良い。
【0060】また、上述実施例においては一方の面20
Za,20Xa及び20Yaと他方の面20Zb,20
Xb及び20Ybとを平行面とする如く述べたが、之等
は平行面でなくとも良いが、夫々の4つの貫通孔22a
〜22d,24a〜24d及び27a〜27dは実質的
に互に平行であることを要する。
【0061】また、本発明は上述実施例に限ることなく
本発明の要旨を逸脱することなく、その他種々の構成が
採り得ることは勿論である。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば荷重供給手段により荷重
をかけたときには、第1、第2、第3及び第4の貫通孔
の薄肉部分が、この荷重に応じて弾性変形し、被移動体
を所定量平行移動することができる。
【0063】また本発明によれば、この弾性変形する、
第1、第2、第3及び第4の貫通孔の部分は固定部及び
被移動体が配された部分と一体であり、かつこの第1、
第2、第3及び第4の貫通孔間は剛性を保持しているの
で、バックラッシ、不感帯はなく精度良く例えは0.0
1ミクロン程度の精度で位置決めすることができる。
【0064】更に本発明によれば一体構造なので、例え
ば熱膨張率の相異等の不安定要素が無く、精度良く位置
決めすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明位置決め装置の一実施例を示し、Aは正
面図、Bは側面図である。
【図2】非球面加工機の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
4 被加工物 7 刃物 11X X軸位置決め装置 11Y Y軸位置決め装置 11Z Z軸位置決め装置 20 剛体ブロック 20Za,20Zb 平行面 20Xa,20Xb 平行面 20Ya,20Yb 平行面 21 フレーム 21Xa,21Xb,21Za,21Zb 側壁 22a〜22d,24a〜24d,27a〜27d 貫
通孔 22e,24e,27e スリット 23a,23b,25a,25b,28a つまみを有
する雄螺子 26 溝 28b ナット 29 雌螺子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 蛭田 顕隆 東京都品川区西五反田3丁目9番17号 東 洋ビル ソニーマグネスケール株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側を固定部とすると共に他側に被移動
    体を配した剛体ブロックを有し、 前記剛体ブロックの固体部と前記被移動体との間におい
    て、 前記剛体ブロックの前記被移動体の移動方向に交わる第
    1の面方向に、該第1の面に弾性変形可能な厚さに接近
    した所定位置に貫通して形成した第1及び第2の貫通孔
    と、 前記剛体ブロックの前記被移動体の移動方向と交わる第
    2の面方向に、該第2の面に弾性変形可能な厚さに接近
    した所定位置に貫通して形成した第3及び第4の貫通孔
    と、 前記第1、第2、第3及び第4の貫通孔が互に連通する
    と共に前記第1、第2、第3及び第4の貫通孔間におい
    ては剛性を保持する如く形成したスリットとを設けると
    共に前記剛体ブロックの前記被移動体側に荷重供給手段
    を設け、 前記第1、第2、第3及び第4の貫通孔を互に平行とす
    る如くし、 前記荷重供給手段により荷重をかけることにより前記被
    移動体を所定量平行移動するようにしたことを特徴とす
    る位置決め装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の位置決め装置において、
    前記第1、第2、第3及び第4の貫通孔に夫々生ずる屈
    曲線が互に平行であることを特徴とする位置決め装置。
  3. 【請求項3】 1つの剛体ブロックにより、X,Y及び
    Z軸方向に所定量平行移動できる如く、3個の請求項1
    又は2記載の位置決め装置を設けたことを特徴とする位
    置決め装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009233806A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Nec Personal Products Co Ltd 位置決め冶具
JP2021016902A (ja) * 2019-07-17 2021-02-15 ファナック株式会社 位置調整装置および超精密加工機

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JP2009233806A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Nec Personal Products Co Ltd 位置決め冶具
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