JPH09155902A - プラスチックフィルムの圧延装置 - Google Patents
プラスチックフィルムの圧延装置Info
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- JPH09155902A JPH09155902A JP7319147A JP31914795A JPH09155902A JP H09155902 A JPH09155902 A JP H09155902A JP 7319147 A JP7319147 A JP 7319147A JP 31914795 A JP31914795 A JP 31914795A JP H09155902 A JPH09155902 A JP H09155902A
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- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Abstract
産性よく幅の減少がなく、しわのない品質の優れたプラ
スチックフィルムを得ることを目的とする。 【解決手段】 プラスチックフィルムの搬送路に沿って
3つの圧延ロール28、30、32が連続的に接触する
ように配置される。2つの圧延ロール28、32は駆動
圧延ロールであり、残りの圧延ロール30は該2つの駆
動圧延ロール間に配置され且つ該2つの駆動圧延ロール
に従動される従動圧延ロールである。これによって、2
つの圧延変形点が形成され、プラスチックフィルムを段
階的に圧延する。
Description
ムの圧延装置に関する。
実開昭52─135465号公報に記載されているよう
に、プラスチックフィルムを一対の圧延ロールの間に通
し、これらの圧延ロールに圧下力をかけてプラスチック
フィルムの厚さを減少させることである。圧延は一対の
圧延ロールが互いに接触する部位である圧延変形点(圧
延ロールの長さ方向に延びている)において実質的に生
じる。
差をつけ、プラスチックフィルムを低速の圧延ロールを
抱くように供給すると、圧延変形点における圧延が確実
に行われ、圧延倍率を増大したり、プラスチックフィル
ムにしわや波うちが発生するのを防止することができる
等の改善を図ることができることを開示している。
圧延装置で圧延倍率の高い圧延を行うためには、圧延ロ
ールに高い圧下力をかけることが必要であり、そのため
に下記のような問題点があった。すなわち、高い圧下力
のために被圧延材料であるプラスチックフィルムが断裂
しやすくなること、プラスチックフィルムの変形抵抗に
よる圧延ロールのたわみが生じること、プラスチックフ
ィルムの変形点への進入が困難になるためのしわや折り
込みの発生等の問題点がある。
の優れたプラスチックフィルムを得ることのできるプラ
スチックフィルムの圧延装置を提供することである。
クフィルムの圧延装置は、プラスチックフィルムの搬送
路に沿って少なくとも3つの圧延ロールが配置され、該
少なくとも3つの圧延ロールのうちの2つの圧延ロール
はそれら間に1つの圧延変形点を形成し、且つ該少なく
とも3つの圧延ロールがプラスチックフィルムを段階的
に圧延するように複数の圧延変形点を形成することを特
徴とする。
延変形点において高い圧延倍率で行うことから生じてい
る。本発明では、プラスチックフィルムの搬送路に沿っ
て複数の圧延変形点において圧延を行うようにしたの
で、各圧延変形点における圧延倍率は小さく、且つ全体
の圧延変形点における合計の圧下率を大きくすることが
できる。従って、生産性よく、且つしわ等の発生なく、
プラスチックフィルムの圧延を行うことができる。
延ロールを駆動する駆動手段を有し、各圧延変形点を規
定する2つの圧延ロールが異なった周速度で駆動され、
一つの圧延変形点においてプラスチックフィルムの一方
の表面に周速度の大きい圧延ロールを作用させ、次の圧
延変形点においてプラスチックフィルムの他方の表面に
周速度の大きい圧延ロールを作用させる構成とするのが
好ましい。これによって、プラスチックフィルムの一方
の表面及び他方の表面が交互に引っ張り作用を受け、従
来の1ケ所の圧延変形点における圧延の場合に生じたプ
ラスチックフィルムのカールを防止することができるよ
うになった。
延ロールは、順次圧延変形点を形成するように配置され
ている構成とするのが好ましい。これによって、好まし
い形態として、わずか3つの圧延ロールによって2つの
圧延変形点を設けることができる。特に、該少なくとも
3つの圧延ロールのうち、2つの圧延ロールは駆動圧延
ロールであり、残りの圧延ロールは該2つの駆動圧延ロ
ール間に配置され且つ該2つの駆動圧延ロールとに従動
される従動圧延ロールである構成とするのが好ましい。
これによって、2つの圧延ロールのみを駆動すればよ
く、残りの圧延ロールは駆動圧延ロールとの接触により
駆動される。
ルの一方を他方に向かって押圧し圧延圧力を加えるため
の圧力付与手段を含む構成、あるいは、該アイドル圧延
ロールを該2つの駆動圧延ロールに向かって押圧し圧延
圧下力を加えるための圧下力付与手段を含む構成とする
のが好ましい。これによって、2つの圧延ロールのみを
駆動すればよいだけでなく、圧下力付与手段も簡単にな
る。
つの圧延ロールは、それぞれ対をなして配置された偶数
個の圧延ロールからなる構成とすることもできる。この
場合、各対の圧延ロールの一方を他方に向かって押圧し
圧延圧下力を加えるための圧下力付与手段を含む。
と、この上流側駆動圧延ロールの周速度より大きい周速
度で駆動される下流側駆動圧延ロールと、上記上流側駆
動圧延ロールとの間にプラスチックフィルムに圧延を施
す上流側圧延変形点を形成するとともに上記下流側駆動
圧延ロールとの間に上記上流側圧延変形点で圧延を施さ
れたプラスチックフィルムにさらに圧延を施す下流側圧
延変形点を形成する従動圧延ロールとを具備したことを
特徴とするプラスチックフィルムの圧延装置を提供する
ものである。
と、この上流側駆動圧延ロールの周速度より大きい周速
度で駆動される下流側駆動圧延ロールと、上記上流側駆
動圧延ロールとの間にプラスチックフィルムに圧延を施
す上流側圧延変形点を形成する上流側従動圧延ロール
と、この上流側従動圧延ロールとの間に上記上流側圧延
変形点で圧延を施されたプラスチックフィルムにさらに
圧延を施す中央側圧延変形点を形成するとともに上記下
流側駆動圧延ロールとの間に上記中央側圧延変形点で圧
延を施されたプラスチックフィルムにさらに圧延を施す
下流側圧延変形点を形成する下流側従動圧延ロールとを
具備したことを特徴とするプラスチックフィルムの圧延
装置を提供するものである。
に圧延を施す一対の上流側圧延ロールと、この上流側圧
延ロールで圧延を施されたプラスチックフィルムにさら
に圧延を施す一対の下流側圧延ロールと、該プラスチッ
クフィルムの一面側の上流側圧延ロールの周速度が他面
側の上流側圧延ロールの周速度より大きくなるように上
記一対の上流側圧延ロールを駆動するとともに該プラス
チックフィルムの上記他面側の下流側圧延ロールの周速
度が上記一面側の下流側圧延ロールの周速度より大きく
なるように上記一対の下流側圧延ロールを駆動する駆動
手段とを具備したことを特徴とするプラスチックフィル
ムの圧延装置を提供するものである。
を参照して説明する。図1は本発明の実施例によるプラ
スチックフィルムの圧延装置を示し、図2は図1の圧延
装置の一部を示す拡大図である。
12と、予熱ユニット14と、圧延ユニット16とを備
える。予熱ユニット14は、駆動用モータ17と、予熱
ロール18、19、20、21、22とを有する。予熱
ロール18、19、20、21、22は、プーリ及びベ
ルト装置24を介してモータ17により駆動される。ま
た、予熱ロール18、19、20、21、22の内部に
図示しない加熱流体が供給され、プラスチックフィルム
26を予熱する。プラスチックフィルム26は、最後の
予熱ロール21、22によってニップされて圧延ユニッ
ト16へ供給される。
ット16は、垂直方向に連続的に配置された3個の圧延
ロール28、30、32を含む。また、ニップロール3
4、36がそれぞれ圧延ロール28、32に対して設け
られる。上側に位置する圧延ロール28が低周速駆動の
圧延ロールであり、下側に位置する圧延ロール32が高
周速駆動の圧延ロールである。中間の圧延ロール30は
自由回転できるように設けられた従動圧延ロールであ
り、駆動圧延ロール28、32との接触の回転によりプ
ラスチックフィルム26を介して従動される。また、こ
の中間の従動圧延ロール30はこれらの駆動圧延ロール
28、32よりも小径である。
8によってプーリ及びベルト機構40を介して駆動され
る。この場合、プーリ及びベルト機構40は変速用多段
プーリや変速機を含むものとすることができる。高周速
駆動の圧延ロール32も同様に例えば別個のモータによ
ってプーリ及びベルト機構(図示せず)を介して駆動さ
れる。低周速駆動の圧延ロール28及び高周速駆動の圧
延ロール32の内部に図示しない加熱流体が供給され、
プラスチックフィルム26を加熱しつつ圧延を行う。
は垂直なスライドガイド42が設けられる。下方圧下ブ
ロック44、中間圧下ブロック46、及び上方圧下ブロ
ック48がこのスライドガイド42に摺動可能に係合す
る。圧下ハンドル50が送りねじ機構52を介して上方
圧下ブロック48に連結される。下方圧下ブロック44
は通常は垂直方向で下方の固定位置に維持され、中間圧
下ブロック46及び上方圧下ブロック48は下方圧下ブ
ロック44に向って上下することができる。
ール32のシャフト32aは下方圧下ブロック44に軸
受を介して取り付けられ、中間の従動圧延ロール30の
シャフト30aは中間圧下ブロック46に軸受を介して
取り付けられ、そして、上側に位置する低周速駆動の圧
延ロール28のシャフト28aは上方圧下ブロック48
に軸受を介して取り付けられる。よって、従動圧延ロー
ル30及び低周速駆動の圧延ロール28は関連するブロ
ックとともに昇降可能である。従って、圧下ハンドル5
0を操作することにより、低周速駆動の圧延ロール28
をアイドル圧延ロール30及び高周速駆動圧延ロール3
2に対して圧下し、所望の圧延圧下力を与える。なお、
圧延圧下力を油圧機構等を利用して付与することができ
ることは明らかであろう。
アシリンダを含む支持機構により支持され、低周速及び
高周速駆動の圧延ロール28、32に対して適当なエア
圧力で押しつけられる。従って、ニップロール34、3
6は低周速及び高周速駆動の圧延ロール28、32と同
じ周速度で回転する。
動圧延ロール30、及び高周速駆動圧延ロール32の関
係を説明する図である。低周速駆動の圧延ロール28と
従動圧延ロール30との間に第1の圧延変形点(ロール
の軸線方向に長く延びる)Xが形成され、従動圧延ロー
ル30と高周速駆動圧延ロール32との間に第2の圧延
変形点Yが形成される。
向に周速度V1 で駆動され、高周速駆動の圧延ロール3
2は矢印Cの方向に周速度V3 で駆動される。従動圧延
ロール30は、駆動圧延ロール28、32との回転によ
りプラスチックフィルム26を介して従動され、矢印B
の方向に周速度V2 で回転する。従動圧延ロール30の
周速度V2 は、V1 <V2 <V3 の関係がある。
来の圧延装置による比較試験を行い、下記の結果が得ら
れた。下記表1は原反として高密度ポリエチレン(HD
PE、厚さ60μm)を使用した場合の結果を示す。ま
た、表2はポリプロピレン(PP、厚さ60μm)を使
用した場合、表3はポリプロピレン(PP、厚さ100
μm)を使用した場合の結果を示す。
が1ケ所にある従来技術に関し、本発明例1は後で説明
する本願の図7の2対の圧延ロールを用いた構成に関
し、本発明例2は本願の図8の3個の連続した圧延ール
を用いた構成に関するものである。なお、V0 は予熱ロ
ール21、22の周速度である。
1の圧延変形点Xにおいては3/4の周速度差、第2の
圧延変形点Yにおいては5/6の周速度差がある条件下
で、2段階の圧延が行われる。本発明例2においては、
第1の圧延変形点Xにおいては2/2.7の周速度差、
第2の圧延変形点Yにおいては2.7/6の周速度差が
ある条件下で、2段階の圧延が行われる。
が、本発明例2において、中間の従動圧延ロール30の
周速度V2 は3.7m/分であった。表3では、本発明
例1において、第1の圧延変形点Xにおいては2/3.
8の周速度差、第2の圧延変形点Yにおいては6.4/
10の周速度差がある条件下で、2段階の圧延が行われ
る。本発明例2においては、駆動圧延ローラの周速度は
それぞれ2m/分、10/分に対して、中間の従動圧延
ロール30の周速度V 2 は5.4m/分であった。従っ
て、第1の圧延変形点Xにおいては2/5.4の周速度
差、第2の圧延変形点Yにおいては5.4/10の周速
度差がある条件下で、2段階の圧延が行われる。
周速及び高周速駆動の圧延ロール28、32に挟まれて
回転することができないように見えるけれども、実際に
プラスチックフィルム26を圧延する場合には、従動圧
延ロール30は、V1 <V2<V3 の関係にある周速度
V2 で安定的に回転する。周速度V2 は、圧延すべきプ
ラスチックフィルム26の種類が変われば変化する。し
かし、不思議なことに、(加工条件等が一定であるとす
れば)特定のプラスチックフィルム26については、従
動圧延ロール30は、一定の周速度V2 で安定的に回転
することが分かった。
延倍率を上げても、圧延後のプラスチックフィルム26
の表面性(しわや透明度の変化)及び幅の減少等に対す
る品質が改善されることができる。そして、各段階の圧
延圧力を従来の単段階圧延と比べて小さくでき、その結
果、各圧延ロールにかかる負荷が小さくなって圧延ロー
ルのたわみが小さくなる。
でき、各圧延ロールの長さを大きくでき、ロールの素材
に硬度の低いものを採用でき、広い幅のプラスチックフ
ィルムの圧延を行うことができるようになる。これは各
圧延ロールの材料の選択の可能性を広げ、且つ生産性の
改善に寄与する。また、各圧延ロールのたわみが小さく
なり、圧延ロールのぶれに基づく圧延品質の低下が小さ
くなる。ロール径を小さくとれることにより、装置規模
(特に重量)を小さくすることができ、ロールの曲率が
大きいために圧延変形作用が大きくなる。すなわち、連
続したフィルムの成形では、圧延成形と言えども変形点
での圧延変形のみならずロール間の速度差によって張力
による延伸変形が一部発生してくるが、ロールの曲率が
大きくなると、圧延変形の比率が高まってくるのであ
る。特に図1に示した構成では、1組の圧力付与機構
で、多段階の圧延を行うことができるので、多段階圧延
を行っても大幅な設備コストの増加とはならない。
圧延変形抵抗に負けないことが制約になり、一般に硬度
の大きい材料を選択する。一方、プラスチックフィルム
の圧延においては、ロール表面とフィルム表面の相互作
用、摩擦係数、密着性、すべり性などが圧延の安定性に
大きな影響を及ぼす。こうした物性に適合した材料を選
択したいという要望があるが、従来は硬度について過度
の制約があるので、希望の材料を選択できないことが多
い。
ようになっていることは、成形の安定性にとって重要で
ある。同一の圧下力を付与するという条件の下でプラス
チックフィルムに2段階の圧延を行う場合、第1の圧延
変形点Xにおける圧延倍率と、第2の圧延変形点Yにお
ける圧延倍率とは、同一にはならないだけでなく、比も
また様々なプラスチックフィルムや圧延条件において一
定とはならない。
スチックフィルムは、第1の圧延変形点Xに入る時点
と、圧延変形に対する変形抵抗が異なっている。最も大
きな変化として、第1の圧延変形点Xで既に変形したこ
とにより、結晶間を結んだタイ分子が長さ方向に緊張
し、それ以上の長さ方向の変形に対して抵抗を示す。ま
た、第1の圧延変形点Xでの変形により、結晶が崩され
たり、再整列したりして、結晶化度が変化したり、その
高次構造が別のものに移行したりすることがあり、これ
も圧延に対する変形抵抗を変化させる。また、フィルム
の厚みが薄くなることによって、結晶サイズももしくは
その高次構造が比較的に大きい場合には、こうした高次
構造の変形が厚みにより規制され、それ以上フィルムを
薄くするような変形に対する抵抗が増す場合もある。
対するバランスにより、同一の圧下力をかけている場合
に第1の圧延変形点で起こる圧延の倍率と第2の圧延変
形点で起こる圧延の倍率の比もまた変化する。中間の圧
延ロール30がもし一定の周速度で回転する駆動ロール
であれば、その圧延ロールの速度を計算して制御しなけ
れば良好な製品を安定して得ることができない。これは
非常に面倒であり、適切な速度でない場合にはフィルム
が断裂したり、中間の圧延ロール上でたるんでしまい変
形点に巻き込まれたりすることになる。
30の周速度V2 は、圧延すべきプラスチックフィルム
26の種類や圧延条件に応じて変化し、特定のプラスチ
ックフィルム26の特定の圧延条件に対しては安定な一
定の速度となる。つまり、第1の圧延変形点Xにおける
圧延倍率と、第2の圧延変形点Yにおける圧延倍率との
比は、圧延すべきプラスチックフィルムの種類と圧延条
件に応じて適合するように自動的に調節されている。従
って、中間の従動圧延ロール30を駆動する際に好適な
周速度について面倒な計算を行う必要はなく、むしろ自
由に従動させることが望ましいのである。
ルム26は、一方の表面Pと、他方の表面Qとを有す
る。第1の圧延変形点Xにおいては、低周速駆動の圧延
ロール28よりも周速度の大きい方の中間の従動圧延ロ
ール30がプラスチックフィル26の一方の表面Pに作
用する。第2の圧延変形点Yにおいては、中間の従動圧
延ロール30よりも周速度の大きい方の高周速駆動の圧
延ロール32がプラスチックフィル26の他方の表面Q
に作用する。従って、プラスチックフィルム26の一方
の表面P及び他方の表面Qが交互に引っ張り作用を受
け、従来の1ケ所の圧延変形点における圧延の場合に生
じたプラスチックフィルムのカールを防止することがで
きる
図である。この圧延装置は、図3のものと同様に、周速
度V1 で駆動される低周速駆動の圧延ロール28と、周
速度V3 で駆動される高周速駆動の圧延ロール32と、
これらの駆動圧延ロール28、32との接触により周速
度V2 で駆動される従動圧延ロール30とを含む。低周
速駆動の圧延ロール28及び高周速駆動の圧延ロール3
2はそれぞれほぼ固定の位置で回転可能に支持されてい
るのに対して、従動圧延ロール30はこれらの駆動圧延
ロール28、32に対して近づきあるいは遠ざかるよう
に例えば矢印Dで示される方向に移動可能な支持手段6
0に回転可能に支持されている。従って、この支持手段
60が圧延圧下力を付与する。従動圧延ロール30は駆
動圧延ロール28、32よりも小さくてよいので、駆動
圧延ロール28、32を可動に支持し且つこれらの駆動
圧延ロール28、32から圧延圧下力を付与する構成よ
りも、全体的に簡単な構成にすることができる。
図である。この圧延装置は、図3のものと同様に、周速
度V1 で駆動される低周速駆動の圧延ロール28と、周
速度V3 で駆動される高周速駆動の圧延ロール32とを
有する。これらの駆動圧延ロール28、32の間には、
2つの従動圧延ロール30b、30cが配置される。2
つの従動圧延ロール30b、30cはそれぞれ駆動圧延
ロール28、32によって駆動され、また相手方の従動
圧延ロール30b、30cによって駆動される。その結
果、従動圧延ロール30b、30cの周速度V21、V22
は互いに異なっている。従って、この圧延装置では、3
つの圧延変形点X、Y、Zが形成され、各段の圧延倍率
及び圧延圧力を小さくすることができる。
図である。この圧延装置は、低周速駆動の圧延ロール2
8と、従動圧延ロール30と、高周速駆動の圧延ロール
32とともに、これに直列に配置された、低周速駆動の
圧延ロール28hと、従動圧延ロール30hと、高周速
駆動の圧延ロール32hとを有する。この圧延装置で
は、6つの圧延変形点が形成され、各段の圧延倍率及び
圧延圧力を小さくすることができる。
された偶数個の圧延ロールからなることを特徴とするプ
ラスチックフィルムの圧延装置を示す図である。図7及
び図8においては、全ての圧延ロールが駆動圧延ロール
である。
6の搬送路に沿って2対の圧延ロール70、72、7
4、76が配置されている。第1の一対の圧延ロール7
0、72は第1の圧延変形点Xを形成し、図示しない圧
力付与手段が矢印Gで示されるように一方の圧延ロール
70を他方の圧延ロール72に向かって押圧する。一方
(上側の)の圧延ロール70の周速度V1 は他方(下側
の)の圧延ロール72の周速度V2 よりも小さい。同様
に、第2の一対の圧延ロール74、76は第2の圧延変
形点Yを形成し、図示しない圧力付与手段が矢印Hで示
されるように一方の圧延ロール74を他方の圧延ロール
74に向かって押圧する。一方(上側の)の圧延ロール
74の周速度V3 は他方(下側の)の圧延ロール76の
周速度V4よりも大きい。
と、他方の表面Qとを有する。この場合にも、第1の圧
延変形点Xにおいては、周速度の大きい方の下側の圧延
ロール72がプラスチックフィル26の一方の表面Qに
作用する。第2の圧延変形点Yにおいては、周速度の大
きい方の上側の圧延ロール74がプラスチックフィル2
6の他方の表面Pに作用する。従って、プラスチックフ
ィルム26の一方の表面P及び他方の表面Qが交互に引
っ張り作用を受け、従来の1ケ所の圧延変形点における
圧延の場合に生じたプラスチックフィルムのカールを防
止することができる。
6の搬送路に沿って3対の圧延ロール70、72、7
4、76、78、80が配置されている。各対の圧延ロ
ール70、72、74、76、78、80には、図示し
ない圧下力付与手段から矢印G、H、Iで示されるよう
に圧延圧下力が付与される。この例のその他の特徴は図
7のものと同様である。
生産性よく、幅の減少がなく、しわのない品質の優れた
プラスチックフィルムを得ることができる。
装置を示す図である。
る。
圧延装置を示す図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 プラスチックフィルムの搬送路に沿って
少なくとも3つの圧延ロールが配置され、該少なくとも
3つの圧延ロールのうちの2つの圧延ロールはそれら間
に1つの圧延変形点を形成し、且つ該少なくとも3つの
圧延ロールがプラスチックフィルムを段階的に圧延する
ように複数の圧延変形点を形成することを特徴とするプ
ラスチックフィルムの圧延装置。 - 【請求項2】 該少なくとも3つの圧延ロールを駆動す
る駆動手段を有し、各圧延変形点を規定する2つの圧延
ロールが異なった周速度で駆動され、一つの圧延変形点
においてプラスチックフィルムの一方の表面に周速度の
大きい圧延ロールを作用させ、次の圧延変形点において
プラスチックフィルムの他方の表面に周速度の大きい圧
延ロールを作用させることを特徴とする請求項1に記載
のプラスチックフィルムの圧延装置。 - 【請求項3】 該少なくとも3つの圧延ロールは、順次
圧延変形点を形成するように配置されていることを特徴
とする請求項1に記載のプラスチックフィルムの圧延装
置。 - 【請求項4】 該少なくとも3つの圧延ロールのうち、
2つの圧延ロールは駆動圧延ロールであり、残りの圧延
ロールは該2つの駆動圧延ロール間に配置され且つ該2
つの駆動圧延ロールに従動される従動圧延ロールである
ことを特徴とする請求項3に記載のプラスチックフィル
ムの圧延装置。 - 【請求項5】 該2つの駆動圧延ロールの一方を他方に
向かって押圧し圧延圧下力を加えるための圧下力付与手
段を含むことを特徴とする請求項4に記載のプラスチッ
クフィルムの圧延装置。 - 【請求項6】 該アイドル圧延ロールを該2つの駆動圧
延ロールに向かって押圧し圧延圧力を加えるための圧力
付与手段を含むことを特徴とする請求項4に記載のプラ
スチックフィルムの圧延装置。 - 【請求項7】 該少なくとも3つの圧延ロールは、それ
ぞれ対をなして配置された偶数個の圧延ロールからなる
ことを特徴とする請求項1に記載のプラスチックフィル
ムの圧延装置。 - 【請求項8】 各対の圧延ロールの一方を他方に向かっ
て押圧し圧延圧下力を加えるための圧力付与手段を含む
ことを特徴とする請求項7に記載のプラスチックフィル
ムの圧延装置。 - 【請求項9】 上流側駆動圧延ロールと、この上流側駆
動圧延ロールの周速度より大きい周速度で駆動される下
流側駆動圧延ロールと、上記上流側駆動圧延ロールとの
間にプラスチックフィルムに圧延を施す上流側圧延変形
点を形成するとともに上記下流側駆動圧延ロールとの間
に上記上流側圧延変形点で圧延を施されたプラスチック
フィルムにさらに圧延を施す下流側圧延変形点を形成す
る従動圧延ロールとを具備したことを特徴とするプラス
チックフィルムの圧延装置。 - 【請求項10】 上流側駆動圧延ロールと、この上流側
駆動圧延ロールの周速度より大きい周速度で駆動される
下流側駆動圧延ロールと、上記上流側駆動圧延ロールと
の間にプラスチックフィルムに圧延を施す上流側圧延変
形点を形成する上流側従動圧延ロールと、この上流側従
動圧延ロールとの間に上記上流側圧延変形点で圧延を施
されたプラスチックフィルムにさらに圧延を施す中央側
圧延変形点を形成するとともに上記下流側駆動圧延ロー
ルとの間に上記中央側圧延変形点で圧延を施されたプラ
スチックフィルムにさらに圧延を施す下流側圧延変形点
を形成する下流側従動圧延ロールとを具備したことを特
徴とするプラスチックフィルムの圧延装置。 - 【請求項11】 プラスチックフィルムに圧延を施す一
対の上流側圧延ロールと、この上流側圧延ロールで圧延
を施されたプラスチックフィルムにさらに圧延を施す一
対の下流側圧延ロールと、該プラスチックフィルムの一
面側の上流側圧延ロールの周速度が他面側の上流側圧延
ロールの周速度より大きくなるように上記一対の上流側
圧延ロールを駆動するとともに該プラスチックフィルム
の上記他面側の下流側圧延ロールの周速度が上記一面側
の下流側圧延ロールの周速度より大きくなるように上記
一対の下流側圧延ロールを駆動する駆動手段とを具備し
たことを特徴とするプラスチックフィルムの圧延装置。
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