JPH09155975A - ライニング用シート - Google Patents
ライニング用シートInfo
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Abstract
の変化によって起こる熱伸縮を抑制し、伸びを小さくし
てコンクリート面から部分的に剥れたり、浮きを生ずる
ことのない合成樹脂製のライニング用シートを提供す
る。 【解決手段】合成樹脂シートの表面に、織布状または不
織布状の透孔性繊維体を、合成樹脂シートの表面平坦部
分では非埋没状態に、突起部分では突起の基端部で埋没
状態にして張設した、多数のキノコ状突起が碁盤目状な
いし千鳥状に配置され一体的に形成された構造のライニ
ング用シートとする。
Description
表面の硫化水素などによる腐食を防止するためのライニ
ング用シートに関する。
は、コンクリートの表面が付近で発生する硫化水素等の
酸性ガスによって腐食を受け、さらには亀裂を生じて汚
水の不要な漏れを起こすという問題がある。
や、亀裂による問題を防止するために、合成樹脂シート
上に、首部とその先端の膨出部とからなる多数の突起
を、格子目状ないし千鳥状に一体に設けたライニング用
プラスチックシートを、コンクリート打設時に、コンク
リート上に被覆固定する方法が提案されている(特開平
6−126837)。この方法に用いられるライニング
用プラスチックシートは、コンクリート表面の腐食や、
亀裂による上記のような問題を防止する手段としては優
れている。
ラスチックシートによると、コンクリート硬化時の発熱
や硬化後の環境温度の変化によってライニング用プラス
チックシートが熱伸縮を起こし、伸びによりコンクリー
ト面から部分的に剥れ、浮きを生ずるという欠点があ
る。
ような欠点のない合成樹脂製のライニング用シートを提
供することを目的とする。
を達成するために、合成樹脂シートの表面に、胴部とそ
の先端の傘部とからなる多数のキノコ状の突起が碁盤目
状ないし千鳥状に配置され一体的に形成されたライニン
グ用シートにおいて、織布状または不織布状の透孔性繊
維体を前記合成樹脂シートの表面平坦部分では非埋没状
態に、前記突起部分では突起の基端部で埋没状態にして
合成樹脂シート表面に張設してなるライニング用シート
を要旨とする。
た透孔性繊維体は、合成樹脂シートの表面に、表面平坦
部分では非埋没状態に、突起部分では突起の基端部で埋
没状態にして、一体的に張設されているものであり、合
成樹脂の熱伸縮によるライニング用シートの伸びを抑制
する役目を果たすものである。
れた透孔性繊維体は、ライニング用シートをコンクリー
ト面に固定する際に、打設されるコンクリートとライニ
ング用シートの表面平坦部分との間に発生することのあ
る気泡の逃出路の役目を果たすとともに、ライニング用
シートのコンクリート面への密着性を向上させるもので
ある。
た多数の突起は、いうまでもなくそれが打設されるコン
クリート内に埋め込まれ、そのアンカー作用によって、
ライニング用シートをコンクリート面に強固に固定させ
るためのものである。
トの表面に多数の突起を一体的に形成する方法として、
通常ロール成形法が応用される。
の多数の円錐凹部が碁盤目状ないし千鳥状に設けられた
型ロールとこれに向き合う圧着ロールとよりなる成型装
置を用い、両ロール間に供給される溶融状態の素材シー
トを圧着し素材シート上に多数の円錐突起を形成する第
1の工程と、第1の工程で得られた素材シート上の多数
の円錐突起を頂部から加熱して上部を押し潰し、張出状
の傘部を持ったキノコ状の突起にする第2の工程とから
なる方法である。
工程において、型ロールと圧着ロールとの間に素材シー
トを供給する際、素材シートと型ロールとの間に透孔性
繊維体を介在させる。そして、透孔性繊維体は、型ロー
ルの円錐凹部に対応する位置では溶融樹脂が円錐凹部に
向かって流動しながらこの透孔性繊維体を通過して円錐
凹部に充填されるので、結果的に溶融樹脂内に埋没状態
とされ、また円錐凹部を除く平坦部分では溶融樹脂によ
り型ロールの平坦部に押し付けられので溶融樹脂に半ば
埋められて密着した非埋没状態とされて、素材シート表
面に一体的に張設されるのである。このようにして得ら
れた素材シートは、さらに第2の工程において、円錐突
起を例えば熱盤などにより頂部から加熱してその上部を
軟化状態で所望の高さまで押し潰して、張出状の傘部を
持ったキノコ状の突起に成形することにより、ライニン
グ用シートに仕上げられるのである。
ト打設時にコンクリートの流れを阻害せず、被覆固定す
るコンクリートに対してアンカー作用を発揮し、強固な
固定をなし得るものであれば、その大きさと形状は限定
されないが、通常は高さ3〜10mm、基端部の直径2
〜6mm、傘部の直径は胴部の1.2〜1.7倍の範囲
内の横断面が円形のものが好ましい。
いし千鳥状の配置を基本とするが、コンクリート打設時
にコンクリートの流れを阻害せず、被覆固定するコンク
リートに対してアンカー作用を発揮し、強固な固定をな
し得るものであれば、配置形状も間隔もなんら限定され
ることはない。
成樹脂としては、例えばポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリ塩化ビニル、エチレン酢酸ビニルなどの熱可塑
性合成樹脂が適用される。
は、耐アルカリ性であって、抗張力が高く、突起の形成
時に溶融樹脂が型ロールの円錐凹部に不足なく充填され
るように、容易にこれを通過し得る性状のものであれば
あらゆるものが適用可能である。例えばポリエステル繊
維などの合成繊維、またはガラス繊維などの無機繊維か
らなる織布または不織布が好適に用いられる。なかで
も、3〜20メッシュの方形目、菱目、その他所望の網
目を有するガラス繊維製のネットは、最も好適な透孔性
繊維体として挙げることができる。
ートは、透孔性繊維体を多数のキノコ状の突起が一体的
に形成された合成樹脂シートの表面に、平坦部分におい
て非埋没状態に、突起の基端部においては埋没状態にし
て、合成樹脂に一体的に張設したものである。そして、
このライニング用シートは、張設された透孔性繊維体に
より、合成樹脂の熱伸縮によるライニング用シートの伸
びを抑制し、打設されるコンクリートとライニング用シ
ートの平坦部分との間に発生する気泡の逃出路の役目を
果たし、さらにライニング用シートとコンクリーとの間
に介在して両者の密着性を向上させるなどの機能を発揮
するものである。
面にしたがって説明する。
ニング用シート(1)は、ポリエチレン製の合成樹脂シ
ート(2)の表面に、胴部(3a)とその先端の傘部
(3b)とからなる多数のキノコ状の突起(3)が碁盤
目状に配置され形成されているとともに、ガラス繊維製
のネットからなる透孔性繊維体(4)が、合成樹脂シー
ト(2)の平坦部(2a)では非埋没状態にされ、また
突起(3)の基端部(3c)では埋没状態にされて合成
樹脂シート(2)の表面に一体的に張設されたものであ
る。
について述べると、合成樹脂シート(2)の平坦部(2
a)の平均厚さは透孔性繊維体(4)を含めて例えば
1.5mmとし、また突起(3)のすべての部位の横断
面はこれを円形状として、その基端部(3c)の直径を
3mm、胴部(3a)の上端部(3d)直径を2.5m
m、傘部(3b)の直径を4mmとその厚さ(d)を1
mmとし、さらに全体の高さ(h)を5mmとした。
(s)が15mmの碁盤目状の配置とした。
形目を有する複数本の撚糸からなるガラス繊維製ネット
を採用した。
製法について例示すると、まず図2(イ)に示すよう
に、ロール成形法による成形装置(11)を用い、例えば
押出成形機などの成形装置(E)により、合成樹脂
(R)を加熱溶融状態にして板状に押出し、型ロ−ル
(12)と圧着ロール(13)との間に供給し、同時に型ロ
−ル(12)と合成樹脂(R)との間に連続状の透孔性繊
維体(4)を介在させて、両ロールにより圧着すること
により、表面に円錐状突起(3')有し、透孔性繊維体
(4)が張設された素材シート(2')を得る。
(12)の円錐凹部(12a)に向かって流動する部分では
透孔性繊維体(4)の透孔部を通過して円錐凹部(12
a)内に充填され、その他の部分では透孔性繊維体
(4)を型ロ−ル(12)の平坦部(12b)に押し付けて
これを合成樹脂(R)自らの表面に密着させる。その結
果、透孔性繊維体(4)が、円錐凹部(12a)に対応す
る部分では合成樹脂(R)内に埋没状態に、またその他
の部分では合成樹脂(R)の表面に非埋没状態にして張
設された、多数の円錐突起(3')を有する素材シート
(2')が得られる。
得られた素材シート(2')上の多数の円錐突起(3')
を、熱盤(14)により頂部付近を加熱軟化させながら、
所望の高さを押し潰したのち冷却することによって、傘
部(3b)を形成する。このようして最終的に、この発
明のライニング用シートが得られるのである。
(1)の、コンクリート表面への被覆固定は、図3に示
すように、コンクリート型枠(21a)の表面に、ライニ
ング用シート(1)の裏面を接着剤または両面接着用テ
ープ(22)を介して貼り付け、他方のコンクリート型枠
(21b)を対応設置したのち、ライニング用シート
(1)とコンクリート型枠(21b)との間に矢印方向に
コンクリートを打設することにより行われる。
をコンクリート表面に被覆した場合、ライニング用シー
ト(1)の熱伸縮によるコンクリート面からの剥がれや
浮きは生じない。
のように、合成樹脂シートの表面に、織布状または不織
布状の透孔性繊維体を、合成樹脂シートの表面平坦部分
では非埋没状態に、突起部分では突起の基端部で埋没状
態にして張設した、多数のキノコ状の突起が碁盤目状ま
たは千鳥状に配置され一体的に形成された構造としたも
のであるから、これを、下水処理施設等の建設の際のコ
ンクリート打設時に、コンクリート構造物の表面に被覆
固定して用いると、コンクリート表面の腐食や、亀裂に
よる汚水の漏れを防止できることはもちろんのこと、コ
ンクリート硬化時の発熱や硬化後の環境温度の変化によ
って起こるライニング用シートの熱伸縮が抑制され、と
りわけ伸びが小さくなり、ライニング用シートがコンク
リート面から部分的に剥れたり、浮きが生ずるのを防止
できるという効果がある。
れた透孔性繊維体は、ライニング用シートをコンクリー
ト上に固定する際に、打設されるコンクリートとライニ
ング用シートの表面平坦部分との間に発生する気泡の逃
出路となるから、気泡発生が少なくなり、ライニング用
シートのコンクリート面への密着性をより向上させるこ
ととなり、多数の突起によるアンカー作用をより効果的
に発揮させることができて、ライニング用シートをコン
クリート面により強固に被覆固定させ得るという効果が
ある。
(イ)は平面図、図1(ロ)はI−I線断面図である。
の工程説明図で、図2(イ)は素材シートの成形工程、
図2(ロ)はキノコ状突起の成形工程をそれぞれ示す。
表面に被覆固定する状態を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】合成樹脂シートの表面に、胴部とその先端
の傘部とからなる多数のキノコ状の突起が碁盤目状ない
し千鳥状に配置され一体的に形成されたライニング用シ
ートにおいて、織布状または不織布状の透孔性繊維体を
前記合成樹脂シートの表面平坦部分では非埋没状態に、
前記突起部分では突起の基端部で埋没状態にして合成樹
脂シート表面に張設してなるライニング用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7319039A JP3068445B2 (ja) | 1995-12-07 | 1995-12-07 | ライニング用シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7319039A JP3068445B2 (ja) | 1995-12-07 | 1995-12-07 | ライニング用シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09155975A true JPH09155975A (ja) | 1997-06-17 |
| JP3068445B2 JP3068445B2 (ja) | 2000-07-24 |
Family
ID=18105838
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7319039A Expired - Fee Related JP3068445B2 (ja) | 1995-12-07 | 1995-12-07 | ライニング用シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3068445B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11217930A (ja) * | 1998-02-03 | 1999-08-10 | Shimizu Corp | 低アウトガスクリーンルームの構築方法及び低アウトガスクリーンルーム |
| KR101441032B1 (ko) * | 2013-04-05 | 2014-09-17 | (주)한성피.엔.씨 | 콘크리트 방수 라이닝 패널의 제조 방법 |
| JP2018047706A (ja) * | 2012-06-18 | 2018-03-29 | アール.エー.インベストメント マネジメント エス.エー.アール.エル. | ラミネート・シートの製造方法 |
-
1995
- 1995-12-07 JP JP7319039A patent/JP3068445B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11217930A (ja) * | 1998-02-03 | 1999-08-10 | Shimizu Corp | 低アウトガスクリーンルームの構築方法及び低アウトガスクリーンルーム |
| JP2018047706A (ja) * | 2012-06-18 | 2018-03-29 | アール.エー.インベストメント マネジメント エス.エー.アール.エル. | ラミネート・シートの製造方法 |
| KR101441032B1 (ko) * | 2013-04-05 | 2014-09-17 | (주)한성피.엔.씨 | 콘크리트 방수 라이닝 패널의 제조 방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3068445B2 (ja) | 2000-07-24 |
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