JPH09155993A - 紙器打抜機における屑片除去装置 - Google Patents
紙器打抜機における屑片除去装置Info
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- JPH09155993A JPH09155993A JP7321784A JP32178495A JPH09155993A JP H09155993 A JPH09155993 A JP H09155993A JP 7321784 A JP7321784 A JP 7321784A JP 32178495 A JP32178495 A JP 32178495A JP H09155993 A JPH09155993 A JP H09155993A
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- scrap
- wooden mold
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Abstract
(57)【要約】
【課題】プレスにより段ボール紙のような厚手のシート
に紙型を切抜く場合、切抜部から屑片を確実に排出する
ことのできる排出装置を提供する。 【解決手段】 下向きに突出した切抜刃2または筒部1
5を有する木型1を取り付けた上盤3と機械面板として
の下盤4との間に、段ボール紙5等のシートが順次送り
込まれ、プレスにより前記切抜刃2により紙器を打抜く
ようにした紙器打抜機において、プレス時、切抜かれた
屑片9が切抜刃2内に止まるようにし、プレス後、前記
木型1の上昇に伴い、時間差をもって前記屑片9を切抜
刃2から押し出すよう前記段ボール紙5と係合して駆動
するよう切抜刃2または筒部15、落丁ピン7、スプリ
ング8とから成る排出機構6を設けた紙器打抜機におけ
る屑片除去装置。
に紙型を切抜く場合、切抜部から屑片を確実に排出する
ことのできる排出装置を提供する。 【解決手段】 下向きに突出した切抜刃2または筒部1
5を有する木型1を取り付けた上盤3と機械面板として
の下盤4との間に、段ボール紙5等のシートが順次送り
込まれ、プレスにより前記切抜刃2により紙器を打抜く
ようにした紙器打抜機において、プレス時、切抜かれた
屑片9が切抜刃2内に止まるようにし、プレス後、前記
木型1の上昇に伴い、時間差をもって前記屑片9を切抜
刃2から押し出すよう前記段ボール紙5と係合して駆動
するよう切抜刃2または筒部15、落丁ピン7、スプリ
ング8とから成る排出機構6を設けた紙器打抜機におけ
る屑片除去装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は段ボール紙その他のシー
トをプレス機によって打抜いて紙器等を構成する紙器打
抜機における屑片除去装置に関する。
トをプレス機によって打抜いて紙器等を構成する紙器打
抜機における屑片除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より紙器打抜機としては段ボール製
函機や自動平盤打抜機等が用いられてきた。その基本的
構成としては、機械面板上で上盤に取り付けられた切抜
刃を有する木型が上下動してプレスを行い、この上盤と
下盤との間に順次送り込まれる段ボール紙その他のシー
トに紙器形状を打抜くようにしている。この打抜き時に
生じる屑片の処理が問題となる。
函機や自動平盤打抜機等が用いられてきた。その基本的
構成としては、機械面板上で上盤に取り付けられた切抜
刃を有する木型が上下動してプレスを行い、この上盤と
下盤との間に順次送り込まれる段ボール紙その他のシー
トに紙器形状を打抜くようにしている。この打抜き時に
生じる屑片の処理が問題となる。
【0003】大型の平盤打抜機等ではプレス部分にバイ
ブレーション装置を設置して切抜部と屑片との分離を図
ったり、屑片を別途の機械で押圧除去する等の手段を用
いているものもある。図16、17に示すように丸型刃
20に対して中央にスポンジ21を内装して屑片22を
分散しようとするものがあった。又、切抜刃23の大き
い部分については、刃物内方で細かく切断するための捨
刃24を設ける等して排出を図っている(図18参
照)。さらに、丸型刃25に対して側壁に抜ける切欠部
26を設けて、薄いシートの切抜きの場合、屑片を側部
へ排出する公知例もある(図19参照)。
ブレーション装置を設置して切抜部と屑片との分離を図
ったり、屑片を別途の機械で押圧除去する等の手段を用
いているものもある。図16、17に示すように丸型刃
20に対して中央にスポンジ21を内装して屑片22を
分散しようとするものがあった。又、切抜刃23の大き
い部分については、刃物内方で細かく切断するための捨
刃24を設ける等して排出を図っている(図18参
照)。さらに、丸型刃25に対して側壁に抜ける切欠部
26を設けて、薄いシートの切抜きの場合、屑片を側部
へ排出する公知例もある(図19参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような大型の設
備を用いるには設置場所を広くし、設備費も嵩む等の難
点がある他、小さい打抜部からの屑片の排出が難しいと
いう操作上の問題点がある。又、別途にスポンジ等を用
いて屑片を排出するための装置を設ける場合、プレス時
に屑片が圧縮されて切抜刃内に残留したりするので、完
全な排出は困難とされてきた。
備を用いるには設置場所を広くし、設備費も嵩む等の難
点がある他、小さい打抜部からの屑片の排出が難しいと
いう操作上の問題点がある。又、別途にスポンジ等を用
いて屑片を排出するための装置を設ける場合、プレス時
に屑片が圧縮されて切抜刃内に残留したりするので、完
全な排出は困難とされてきた。
【0005】又、段ボール紙とは異なる薄いシートに対
する屑片の排出のため、棒状の刃部に刃先から斜め上方
へ連続して側壁に抜ける切欠部を設ける手段の場合、薄
いシートに対しては有効に排出できるが、段ボール紙の
ように厚みのある紙を排出するに十分な大きい切欠部を
構成することができず実用性がない。本発明の目的とす
るところは上記のような難点を解消し、特に段ボール紙
のような厚手のシートにおいて、丸型や細い溝状の打抜
部に対して容易且つ確実に屑片の排出ができるようにす
るものである。特に、丸型や溝状の打抜部や小さい屑片
が多数できる場合でもプレス後に上盤の木型が、段ボー
ル紙から離反する時間差を見計らって切抜刃から弾発力
で屑片を押し出して段ボール紙上に落下させることので
きる屑片除去装置を提供しようとするものである。
する屑片の排出のため、棒状の刃部に刃先から斜め上方
へ連続して側壁に抜ける切欠部を設ける手段の場合、薄
いシートに対しては有効に排出できるが、段ボール紙の
ように厚みのある紙を排出するに十分な大きい切欠部を
構成することができず実用性がない。本発明の目的とす
るところは上記のような難点を解消し、特に段ボール紙
のような厚手のシートにおいて、丸型や細い溝状の打抜
部に対して容易且つ確実に屑片の排出ができるようにす
るものである。特に、丸型や溝状の打抜部や小さい屑片
が多数できる場合でもプレス後に上盤の木型が、段ボー
ル紙から離反する時間差を見計らって切抜刃から弾発力
で屑片を押し出して段ボール紙上に落下させることので
きる屑片除去装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、第1発明では、下向きに突出した切抜刃を有する木
型を取り付けた上盤と機械面板としての下盤との間に、
段ボール紙等のシートが順次送り込まれ、プレスにより
前記切抜刃で紙器を打抜くようにした紙器打抜機におい
て、プレス時、切抜かれた屑片が切抜刃内に止まるよう
にし、プレス後、前記木型の上昇に伴い、時間差をもっ
て前記屑片を切抜刃から押し出すよう前記段ボール紙と
係合して駆動する排出機構を設けた。
め、第1発明では、下向きに突出した切抜刃を有する木
型を取り付けた上盤と機械面板としての下盤との間に、
段ボール紙等のシートが順次送り込まれ、プレスにより
前記切抜刃で紙器を打抜くようにした紙器打抜機におい
て、プレス時、切抜かれた屑片が切抜刃内に止まるよう
にし、プレス後、前記木型の上昇に伴い、時間差をもっ
て前記屑片を切抜刃から押し出すよう前記段ボール紙と
係合して駆動する排出機構を設けた。
【0007】第2発明では、排出機構が、スプリング、
スポンジその他の弾発材と、この弾発材が段ボール紙と
係合して発揮する復元力により切抜刃から屑片を押し出
すよう落丁ピン、棒その他の押出部とから成るようにし
た。第3発明では、排出機構が、木型に設けた丸型刃ま
たは筒部と、この丸型刃または筒部内に遊嵌挿された落
丁ピンと、一端が木型に固定され、中間部が前記丸型刃
または筒部の側壁に設けたスリット及び前記落丁ピンに
設けたスリットを介して落丁ピンと係合し、他端は段ボ
ール紙と係合可能位置まで延びた自由端としたスプリン
グと、から成るようにした。
スポンジその他の弾発材と、この弾発材が段ボール紙と
係合して発揮する復元力により切抜刃から屑片を押し出
すよう落丁ピン、棒その他の押出部とから成るようにし
た。第3発明では、排出機構が、木型に設けた丸型刃ま
たは筒部と、この丸型刃または筒部内に遊嵌挿された落
丁ピンと、一端が木型に固定され、中間部が前記丸型刃
または筒部の側壁に設けたスリット及び前記落丁ピンに
設けたスリットを介して落丁ピンと係合し、他端は段ボ
ール紙と係合可能位置まで延びた自由端としたスプリン
グと、から成るようにした。
【0008】第4発明では、複数配設した切抜刃または
筒部に共通して連動する排出機構を設けた。 (作用)第1発明では、紙器打抜機としての上盤と下盤
との間に順次送り込まれた段ボール紙に対して、木型に
設けた下向きに突出した切抜刃によりプレス時、所望の
紙器形状が打抜かれる。打抜かれた屑片はプレスにより
変形され、切抜刃内方に止まり、打抜孔側とは確実に切
り離される。プレス後、木型の上昇に伴いプレスとは若
干の時間差をもって、切抜刃から屑片を離反させるよう
に排出機構が段ボールと係合しながら駆動される。
筒部に共通して連動する排出機構を設けた。 (作用)第1発明では、紙器打抜機としての上盤と下盤
との間に順次送り込まれた段ボール紙に対して、木型に
設けた下向きに突出した切抜刃によりプレス時、所望の
紙器形状が打抜かれる。打抜かれた屑片はプレスにより
変形され、切抜刃内方に止まり、打抜孔側とは確実に切
り離される。プレス後、木型の上昇に伴いプレスとは若
干の時間差をもって、切抜刃から屑片を離反させるよう
に排出機構が段ボールと係合しながら駆動される。
【0009】丸型や細溝型の一つ又は多数の打抜部に対
しては、個別的に又は複数個の隣接した打抜部に対して
共通した排出機構を設けて駆動することができる。又、
枠形や方形その他の複雑な形状をした打抜部に対して
も、その周辺に一つ又は複数の排出機構を設けることに
より、切抜刃と一緒に持ち上がった屑片を、これら排出
機構により確実に離反させることができる。
しては、個別的に又は複数個の隣接した打抜部に対して
共通した排出機構を設けて駆動することができる。又、
枠形や方形その他の複雑な形状をした打抜部に対して
も、その周辺に一つ又は複数の排出機構を設けることに
より、切抜刃と一緒に持ち上がった屑片を、これら排出
機構により確実に離反させることができる。
【0010】切抜刃から屑片を押し出す時間差はプレス
後、上盤と共に木型が上昇して紙器本体から切抜刃が離
れた時間が適当であり、排出機構により離反された屑片
が紙器本体上に落下するように見計らえばよい。排出機
構が段ボール紙と係合して駆動するようにするには、木
型が上昇して段ボール紙から離れる時、切抜刃から屑片
を押し出すよう押圧力を与えるスプリング等の金具が用
いられるが、スポンジを用いたり、スプリングと併用す
る場合もある。
後、上盤と共に木型が上昇して紙器本体から切抜刃が離
れた時間が適当であり、排出機構により離反された屑片
が紙器本体上に落下するように見計らえばよい。排出機
構が段ボール紙と係合して駆動するようにするには、木
型が上昇して段ボール紙から離れる時、切抜刃から屑片
を押し出すよう押圧力を与えるスプリング等の金具が用
いられるが、スポンジを用いたり、スプリングと併用す
る場合もある。
【0011】第2発明では、排出機構として弾発材と屑
片の押出部とを備えたので、上盤が上下動するのと連動
して、スプリング、スポンジその他の弾発材の収縮時に
は屑片を切抜刃内に止め、段ボール紙との係合関係によ
り、弾発材が収縮から伸長に変化するとき復元力によ
り、切抜刃から屑片を押し出すよう落丁ピン、棒その他
の押出部が働くようになっている。
片の押出部とを備えたので、上盤が上下動するのと連動
して、スプリング、スポンジその他の弾発材の収縮時に
は屑片を切抜刃内に止め、段ボール紙との係合関係によ
り、弾発材が収縮から伸長に変化するとき復元力によ
り、切抜刃から屑片を押し出すよう落丁ピン、棒その他
の押出部が働くようになっている。
【0012】第3発明では、排出機構が上盤の木型に設
けた丸型刃または筒部と、この丸型刃または筒部内に遊
嵌挿された落丁ピンと、これら丸型刃または筒部と落丁
ピンとに係合し、一端を木型に固定し、他端を段ボール
紙に当接できるスプリングとから構成するようにした。
落丁ピンは丸型刃内に遊嵌挿されるが、丸型刃以外の形
体をした切抜刃を用いる場合、切抜刃とは別個に設けた
筒部内に遊嵌挿される排出機構とすることができる。
けた丸型刃または筒部と、この丸型刃または筒部内に遊
嵌挿された落丁ピンと、これら丸型刃または筒部と落丁
ピンとに係合し、一端を木型に固定し、他端を段ボール
紙に当接できるスプリングとから構成するようにした。
落丁ピンは丸型刃内に遊嵌挿されるが、丸型刃以外の形
体をした切抜刃を用いる場合、切抜刃とは別個に設けた
筒部内に遊嵌挿される排出機構とすることができる。
【0013】プレス時、スプリングの自由端部は段ボー
ル紙と当接して移動し、中間部が丸型刃または筒部のス
リット及び落丁ピンのスリット中を移動して落丁ピンの
スリットの上端部に当接して落丁ピンを丸型刃または筒
部内方へ引込めるように駆動し、切抜孔の屑片が切抜刃
または筒部に係止された状態を保持する。プレス後、木
型が上昇し始めると、スプリングの自由端部が段ボール
紙から離反するまでの時間、スプリングの中間部は落丁
ピンのスリット内を下降し、下端部に至ると落丁ピンを
駆動して屑片を落下させるようになる。従って、プレス
の時と屑片の排出との間に適宜な時間差が得られるよう
になった。
ル紙と当接して移動し、中間部が丸型刃または筒部のス
リット及び落丁ピンのスリット中を移動して落丁ピンの
スリットの上端部に当接して落丁ピンを丸型刃または筒
部内方へ引込めるように駆動し、切抜孔の屑片が切抜刃
または筒部に係止された状態を保持する。プレス後、木
型が上昇し始めると、スプリングの自由端部が段ボール
紙から離反するまでの時間、スプリングの中間部は落丁
ピンのスリット内を下降し、下端部に至ると落丁ピンを
駆動して屑片を落下させるようになる。従って、プレス
の時と屑片の排出との間に適宜な時間差が得られるよう
になった。
【0014】第4発明では、複数の打抜部がそれぞれ隣
接している場合等、共通して連動する排出機構を用いて
同時に操作可能とした。これは複数の打抜部に限らず一
辺の長さが比較的長い切抜刃の場合に一辺に複数の排出
部を設けて連動させる場合にも応用される。
接している場合等、共通して連動する排出機構を用いて
同時に操作可能とした。これは複数の打抜部に限らず一
辺の長さが比較的長い切抜刃の場合に一辺に複数の排出
部を設けて連動させる場合にも応用される。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明では、切抜刃により切断さ
れた屑片はプレスと同時に変形しているが、切抜孔側に
残ることなく、切抜刃の内周に止まって段ボール紙から
確実に分離される。プレス後、木型が上昇し始めるとス
プリングやスポンジ等により排出機構が時間差をもって
駆動し切抜刃内の屑片を押出し、段ボール紙上に排出す
る。
れた屑片はプレスと同時に変形しているが、切抜孔側に
残ることなく、切抜刃の内周に止まって段ボール紙から
確実に分離される。プレス後、木型が上昇し始めるとス
プリングやスポンジ等により排出機構が時間差をもって
駆動し切抜刃内の屑片を押出し、段ボール紙上に排出す
る。
【0016】排出機構は、円形或いは方形その他の変形
枠を形成する切抜刃と、この切抜刃または別個に設けた
筒部内に装填した落丁ピンとスプリングその他の弾発材
とから成る。プレス時、送り込まれた段ボール紙を切抜
刃が切断して屑片が切抜刃内に止まると共に段ボール紙
と当接しているスプリングの自由端が押し上げられてい
るので、中間部が落丁ピンを持ち上げた位置で保持す
る。
枠を形成する切抜刃と、この切抜刃または別個に設けた
筒部内に装填した落丁ピンとスプリングその他の弾発材
とから成る。プレス時、送り込まれた段ボール紙を切抜
刃が切断して屑片が切抜刃内に止まると共に段ボール紙
と当接しているスプリングの自由端が押し上げられてい
るので、中間部が落丁ピンを持ち上げた位置で保持す
る。
【0017】プレス後、木型の上昇に伴いスプリングの
自由端が段ボール紙より離反すると、スプリングの中間
部が落丁ピンのスリット内を下降し、スリットの下端部
に当接し、落丁ピンを押圧して切抜刃または筒部内の屑
片を押し出すよう駆動する。このように落丁ピンが切抜
刃内にある場合の他、切抜刃とは別個に筒部を設けて切
抜刃による段ボール紙の切断と排出機構による屑片の排
出とを別個に構成することができる。いずれの場合も切
抜刃による段ボール紙の切断と、落丁ピンによる屑片の
排出とを時間差をもって駆動するよう、段ボール紙と切
抜刃と落丁ピンとスプリングとの相互関係を設けること
により、屑片の排出がより確実になった。
自由端が段ボール紙より離反すると、スプリングの中間
部が落丁ピンのスリット内を下降し、スリットの下端部
に当接し、落丁ピンを押圧して切抜刃または筒部内の屑
片を押し出すよう駆動する。このように落丁ピンが切抜
刃内にある場合の他、切抜刃とは別個に筒部を設けて切
抜刃による段ボール紙の切断と排出機構による屑片の排
出とを別個に構成することができる。いずれの場合も切
抜刃による段ボール紙の切断と、落丁ピンによる屑片の
排出とを時間差をもって駆動するよう、段ボール紙と切
抜刃と落丁ピンとスプリングとの相互関係を設けること
により、屑片の排出がより確実になった。
【0018】
【実施例】以下、図面に示した実施例につき説明する。
1は木型で、下方向きに突出した切抜刃2を有し、上盤
3に取付けられている。上盤3はプレス板としてプレス
機構と連係されプレスのため上下動する。4は下盤で、
機械面板としている。5は段ボール紙で、紙型に切断さ
れるシートを示す。この段ボール紙5は前記上盤3に取
付けた木型1と機械面板4との間に順次送り込まれ、プ
レスにより木型1に設けた紙器形状の切抜刃2により打
抜かれるようになっている。
1は木型で、下方向きに突出した切抜刃2を有し、上盤
3に取付けられている。上盤3はプレス板としてプレス
機構と連係されプレスのため上下動する。4は下盤で、
機械面板としている。5は段ボール紙で、紙型に切断さ
れるシートを示す。この段ボール紙5は前記上盤3に取
付けた木型1と機械面板4との間に順次送り込まれ、プ
レスにより木型1に設けた紙器形状の切抜刃2により打
抜かれるようになっている。
【0019】切抜刃2は図示した例では丸型刃を示す。
6は排出機構で、切抜刃2と、この切抜刃2内で遊嵌挿
された落丁ピン7と、これら切抜刃2と落丁ピン7に係
合したスプリング8とから成っている。排出機構6は切
抜刃2と兼用にしてもよく、後に示すように切抜刃2と
は別個に段ボール紙を切断しない筒部を用いることもあ
る。
6は排出機構で、切抜刃2と、この切抜刃2内で遊嵌挿
された落丁ピン7と、これら切抜刃2と落丁ピン7に係
合したスプリング8とから成っている。排出機構6は切
抜刃2と兼用にしてもよく、後に示すように切抜刃2と
は別個に段ボール紙を切断しない筒部を用いることもあ
る。
【0020】図2〜図4に示すように、木型1に切抜刃
2、落丁ピン7、スプリング8が取付けられている。ス
プリング8の一端8aは木型1に固定され、他端8bは
段ボール紙5に当接可能に設けられ、中間部8cは切抜
刃2のスリット2aと落丁ピン7のスリット7aと係合
するように取付けられる。図2は切抜刃2を含めた排出
機構6の側面図を示し、切抜刃2は木型1の下方向きに
突出している。スプリング8の一端8aは木型1の下方
端から上方辺へ至り、屈曲して切抜刃2のスリット2a
と係合し、落丁ピン7のスリット7aを貫挿通して係合
し、再び切抜刃2のスリット2aと係合して下方に延び
他端8bを有している。
2、落丁ピン7、スプリング8が取付けられている。ス
プリング8の一端8aは木型1に固定され、他端8bは
段ボール紙5に当接可能に設けられ、中間部8cは切抜
刃2のスリット2aと落丁ピン7のスリット7aと係合
するように取付けられる。図2は切抜刃2を含めた排出
機構6の側面図を示し、切抜刃2は木型1の下方向きに
突出している。スプリング8の一端8aは木型1の下方
端から上方辺へ至り、屈曲して切抜刃2のスリット2a
と係合し、落丁ピン7のスリット7aを貫挿通して係合
し、再び切抜刃2のスリット2aと係合して下方に延び
他端8bを有している。
【0021】図5〜図8はプレス前、プレス時及びプレ
ス後の切抜刃2及び排出機構6の状態を示す正面図であ
る。図5はプレス前であって、排出機構6は駆動してい
ない。図6はプレス時を示し、切抜刃2が段ボール紙5
を円形に切断し、落丁ピン7は屑片9を切抜刃2内周に
止まるように引込んだ状態を保持している。
ス後の切抜刃2及び排出機構6の状態を示す正面図であ
る。図5はプレス前であって、排出機構6は駆動してい
ない。図6はプレス時を示し、切抜刃2が段ボール紙5
を円形に切断し、落丁ピン7は屑片9を切抜刃2内周に
止まるように引込んだ状態を保持している。
【0022】図7はプレス後、木型1が上昇し始めた状
態を示し、スプリング8の他端8aがまだ段ボール紙5
上に当接した状態であり、中間部8cは落丁ピン7のス
リット7a内を移動しつつある。図8はスプリング8の
他端8bが段ボール紙5から離れた位置まで上昇した状
態を示し、スプリング8の中間部8cが落丁ピン7のス
リット7aの下端部に当接して、これを押し下げるよに
駆動した状態である。屑片9はこの落丁ピン7の押圧に
より切抜刃2から排出され、段ボール紙5上へ落下す
る。
態を示し、スプリング8の他端8aがまだ段ボール紙5
上に当接した状態であり、中間部8cは落丁ピン7のス
リット7a内を移動しつつある。図8はスプリング8の
他端8bが段ボール紙5から離れた位置まで上昇した状
態を示し、スプリング8の中間部8cが落丁ピン7のス
リット7aの下端部に当接して、これを押し下げるよに
駆動した状態である。屑片9はこの落丁ピン7の押圧に
より切抜刃2から排出され、段ボール紙5上へ落下す
る。
【0023】上記のように本実施例では、切抜刃2によ
る切断時に切断された屑片9が確実に切抜刃2の内周に
止まることができ、そのままの状態で木型1が上昇する
ことにより、段ボール紙5から完全に切離された状態と
なる。さらに、木型1の上昇に伴って、スプリング8の
弾発力により落丁ピン7が駆動され、屑片9を押し出し
落下させるようにした。従って、屑片9の落下はプレス
時から一定の時間差をもって行うことができるので、屑
片9は段ボール紙5上へ落下して排出が確実となってい
る。
る切断時に切断された屑片9が確実に切抜刃2の内周に
止まることができ、そのままの状態で木型1が上昇する
ことにより、段ボール紙5から完全に切離された状態と
なる。さらに、木型1の上昇に伴って、スプリング8の
弾発力により落丁ピン7が駆動され、屑片9を押し出し
落下させるようにした。従って、屑片9の落下はプレス
時から一定の時間差をもって行うことができるので、屑
片9は段ボール紙5上へ落下して排出が確実となってい
る。
【0024】図9は他実施例を示すもので、スポンジ1
0を木型1の下方に設けて弾発力による復帰を行い、ス
プリング11は落丁ピン12の時間差に応じて復帰して
屑片を押し出すようにした例である。図10は切抜刃の
他実施例を示すもので、凸字状に設けた切抜刃13を示
す。この切抜刃13の周辺には複数の排出機構14を備
えている。排出機構14は前記図2〜図4で示したもの
と同じ構成を採っている。筒部15は、切抜刃と別個に
構成され、切抜きを行わない。切抜きは切抜刃13によ
って行われ、筒部15に内装されている落丁ピンをスプ
リングにより時間差をもって駆動し、屑片を排出するよ
うになっている。図示した例は筒部15として円筒部を
用いた。
0を木型1の下方に設けて弾発力による復帰を行い、ス
プリング11は落丁ピン12の時間差に応じて復帰して
屑片を押し出すようにした例である。図10は切抜刃の
他実施例を示すもので、凸字状に設けた切抜刃13を示
す。この切抜刃13の周辺には複数の排出機構14を備
えている。排出機構14は前記図2〜図4で示したもの
と同じ構成を採っている。筒部15は、切抜刃と別個に
構成され、切抜きを行わない。切抜きは切抜刃13によ
って行われ、筒部15に内装されている落丁ピンをスプ
リングにより時間差をもって駆動し、屑片を排出するよ
うになっている。図示した例は筒部15として円筒部を
用いた。
【0025】図11は他実施例を示すもので、16はピ
ン、17はピン16に固定された金具、18はスポンジ
を示す。図12はプレス時である。図13はピン16に
固定された金具17を取り出して示したものである。図
14は落丁ピンに代えて、スプリング又は棒17が用い
られた場合を示し、切抜刃が小さい場合に利用される。
図15は更に別の実施例を示すもので、落丁ピンに代え
て、スプリングや金具の複数間を連結したパイプ19を
用いた場合を示す。例えば、図10に示す切抜刃のよう
に切抜部が大きい場合、パイプ19を用いると構成がよ
り簡単になる。
ン、17はピン16に固定された金具、18はスポンジ
を示す。図12はプレス時である。図13はピン16に
固定された金具17を取り出して示したものである。図
14は落丁ピンに代えて、スプリング又は棒17が用い
られた場合を示し、切抜刃が小さい場合に利用される。
図15は更に別の実施例を示すもので、落丁ピンに代え
て、スプリングや金具の複数間を連結したパイプ19を
用いた場合を示す。例えば、図10に示す切抜刃のよう
に切抜部が大きい場合、パイプ19を用いると構成がよ
り簡単になる。
【0026】
【発明の効果】第1発明では、プレス時に切抜かれた屑
片が切抜刃内に止まるようにし、プレス後前記木型の上
昇に伴い、時間差をもって前記屑片を切抜刃から押し出
すよう駆動する排出機構を設けたので、屑片の排出が段
ボール紙上に確実に排出することができ、操作が容易と
なった。
片が切抜刃内に止まるようにし、プレス後前記木型の上
昇に伴い、時間差をもって前記屑片を切抜刃から押し出
すよう駆動する排出機構を設けたので、屑片の排出が段
ボール紙上に確実に排出することができ、操作が容易と
なった。
【0027】第2発明では、排出機構として弾発材と屑
片の押出部とを備えているので、段ボールと係合して弾
発材が収縮と伸長を繰り返して、切抜刃内の屑片の排出
を確実にしている。第3発明では、排出機構が丸型刃と
この丸型刃内に遊嵌挿された落丁ピンと、これらに係合
したスプリングから構成されるので、コンパクトで弾発
力が強くなった。また丸型刃と異なる切抜刃を設けた場
合、別個に筒部を設けて排出機構を駆動するようにする
ことにより各種の排出機構に応用できる。
片の押出部とを備えているので、段ボールと係合して弾
発材が収縮と伸長を繰り返して、切抜刃内の屑片の排出
を確実にしている。第3発明では、排出機構が丸型刃と
この丸型刃内に遊嵌挿された落丁ピンと、これらに係合
したスプリングから構成されるので、コンパクトで弾発
力が強くなった。また丸型刃と異なる切抜刃を設けた場
合、別個に筒部を設けて排出機構を駆動するようにする
ことにより各種の排出機構に応用できる。
【0028】第4発明では、複数配設した切抜刃または
筒部に共通して連動する排出機構を設けたので、複数の
装置が誤動作することなく、連動して屑片の排出を確実
にした。
筒部に共通して連動する排出機構を設けたので、複数の
装置が誤動作することなく、連動して屑片の排出を確実
にした。
【図1】本発明装置の要部斜視図
【図2】排出機構の1実施例としての組み立てを示す正
面図
面図
【図3】同排出機構の平面図
【図4】排出機構を構成する切抜刃、落丁ピン、スプリ
ングの分解正面図
ングの分解正面図
【図5】排出機構のプレス前を示す正面図
【図6】排出機構のプレス時を示す正面図
【図7】排出機構のプレス後木型が上昇し始めた状態を
示す正面図
示す正面図
【図8】排出機構から屑片を押し出した状態を示す正面
図
図
【図9】排出機構の他実施例を示す正面図
【図10】段ボール紙に設けた切抜刃の他実施例を示す
平面図
平面図
【図11】排出機構にスポンジを用いた他実施例を示す
断面図
断面図
【図12】図11で段ボールの切断時を示す断面図
【図13】落丁ピンの他実施例を示す正面図
【図14】落丁ピンのさらに他実施例を示す正面図
【図15】複数の金具間を連結した落丁用のパイプを示
す正面図
す正面図
【図16】従来例を示す正面図
【図17】従来例の切抜刃の状態を示す正面図
【図18】従来例の切抜刃の他例を示す正面図
【図19】従来例の切抜刃のさらに他例を示す正面図
1 木型 2,13 切抜刃 2a スリット 3 上盤 4 下盤(機械面板) 5 段ボール紙 6,14 排出機構 7,12 落丁ピン 7a スリット 8,11 スプリング 8a 一端 8b 他端 9 屑片 10、18 スポンジ 15 筒部 16 ピン 17 金具 19 パイプ
Claims (4)
- 【請求項1】 下向きに突出した切抜刃を有する木型を
取り付けた上盤と機械面板としての下盤との間に、段ボ
ール紙等のシートが順次送り込まれ、プレスにより前記
切抜刃で紙器を打抜くようにした紙器打抜機において、
プレス時、切抜かれた屑片が切抜刃内に止まるように
し、プレス後、前記木型の上昇に伴い、時間差をもって
前記屑片を切抜刃から押し出すよう前記段ボール紙と係
合して駆動する排出機構を設けたことを特徴とする紙器
打抜機における屑片除去装置。 - 【請求項2】 排出機構が、スプリング、スポンジその
他の弾発材と、この弾発材が段ボール紙と係合して発揮
する復元力により切抜刃から屑片を押し出すよう落丁ピ
ン、棒その他の押出部とから成る請求項1記載の紙器打
抜機における屑片除去装置。 - 【請求項3】 排出機構が、木型に設けた丸型刃または
筒部と、この丸型刃または筒部内に遊嵌挿された落丁ピ
ンと、一端が木型に固定され、中間部が前記丸型刃また
は筒部の側壁に設けたスリット及び前記落丁ピンに設け
たスリットを介して落丁ピンと係合し、他端は段ボール
紙と係合可能位置まで延びた自由端としたスプリング
と、から成ることを特徴とする請求項1記載の紙器打抜
機における屑片除去装置。 - 【請求項4】 複数配設した切抜刃または筒部に共通し
て連動する排出機構を設けたことを特徴とする請求項1
又は請求項2又は請求項3記載の紙器打抜機における屑
片除去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7321784A JPH09155993A (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 紙器打抜機における屑片除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7321784A JPH09155993A (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 紙器打抜機における屑片除去装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09155993A true JPH09155993A (ja) | 1997-06-17 |
Family
ID=18136390
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7321784A Pending JPH09155993A (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 紙器打抜機における屑片除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09155993A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106426384A (zh) * | 2016-12-20 | 2017-02-22 | 重庆淳祥电子科技有限公司 | 生产键盘电路的冲床 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5946699B2 (ja) * | 1979-03-27 | 1984-11-14 | 日立造船株式会社 | 連続鋳造設備の鋳型材 |
| JPS59202839A (ja) * | 1983-05-04 | 1984-11-16 | 株式会社吉田紙器製作所 | 段ボ−ルシ−トの打抜きかす除去装置 |
| JPH07205341A (ja) * | 1994-01-07 | 1995-08-08 | Meito Jidoki Kk | 箱紙押し抜き装置 |
-
1995
- 1995-12-11 JP JP7321784A patent/JPH09155993A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5946699B2 (ja) * | 1979-03-27 | 1984-11-14 | 日立造船株式会社 | 連続鋳造設備の鋳型材 |
| JPS59202839A (ja) * | 1983-05-04 | 1984-11-16 | 株式会社吉田紙器製作所 | 段ボ−ルシ−トの打抜きかす除去装置 |
| JPH07205341A (ja) * | 1994-01-07 | 1995-08-08 | Meito Jidoki Kk | 箱紙押し抜き装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106426384A (zh) * | 2016-12-20 | 2017-02-22 | 重庆淳祥电子科技有限公司 | 生产键盘电路的冲床 |
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