JPH0915780A - 四核性メロシアニン増感剤を有する写真要素 - Google Patents

四核性メロシアニン増感剤を有する写真要素

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JPH0915780A
JPH0915780A JP8041373A JP4137396A JPH0915780A JP H0915780 A JPH0915780 A JP H0915780A JP 8041373 A JP8041373 A JP 8041373A JP 4137396 A JP4137396 A JP 4137396A JP H0915780 A JPH0915780 A JP H0915780A
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alkyl
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Julia Pich
ピッチ ジュリア
John M Higgins
マーチン ヒギンズ ジョン
John David Mee
デビッド ミー ジョン
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Eastman Kodak Co
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ヒドラジン核生成剤及び必要に応じたアミン
ブースターの存在下で処理される写真要素を提供する。 【解決手段】 式(I)の色素を用いて増感された感光
性ハロゲン化銀乳剤及び当該ハロゲン化銀乳剤と組み合
わさる核生成剤もしくはアミンブースターを含んで成る
写真要素:

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高コントラスト画
像を得るための、写真要素及び写真要素の処理方法に関
する。そのような要素は、グラフィックアーツの分野に
用いられるリソグラフィック要素としての特定の用途を
有する。
【0002】
【従来の技術】その感度範囲を拡張するためにハロゲン
化銀写真乳剤を分光増感する操作は、一般的によく知ら
れている。特に、グラフィックアーツ用途の場合、ハロ
ゲン化銀粒子を特定の波長、例えば、ヘリウムネオンガ
スレーザ(HN)の633nmもしくはレーザダイオー
ド(LD)及び赤光発光ダイオード(LED)装置の約
670nmの波長の光に対して増感することが必要とな
る場合がある。この目的に適した多くの増感色素の例が
ある。例えば、主な文献として、The Theory ofthe Pho
tographic Process, T.H.James 編、第4 版、195-234
頁を参照されたい。英国特許第1,471,701号公
報には、この目的のための三核性シアニン色素の使用が
記載されている。
【0003】しかし、グラフィックアーツ用途では、増
感色素は、低い後処理汚れと同時に良好なスピードを提
供するような、多くの他の品質を提供することも要求さ
れる。後処理汚れは、混乱させるので望ましくないと考
えられる。ある状況では望ましくない高い紫外光最小濃
度を生じる可能性がある。更に、グラフィックアーツ用
途の写真要素は、ヒドラジン核生成剤及び必要に応じて
アミンブースターを含有する場合がある。そのような要
素及び処理では、用いる増感色素が、乳剤の有効スピー
ドもしくは核生成のレベルのような写真パラメータに悪
い影響を与える場合がある。
【0004】三核性メロシアニン増感色素の使用は、米
国特許第5,116,722号明細書、欧州特許第05
40295号公報、米国特許第3,682,640号明
細書及び旧ソ連邦発明者証第212,749号明細書に
記載されている。写真乳剤増感用の特定の四核性メロシ
アニン色素は、英国特許第489,335号公報に記載
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ヒドラジン核
生成剤及び必要に応じたアミンブースターの存在下で処
理される写真要素を提供することが望ましいであろう。
そのような要素の乳剤を、要素処理後の低い汚れに寄与
し、良好な増感を与えると同時に乳剤の有効スピードも
しくは最小濃度(Dmin )を高める等の他のパラメータ
に悪い影響をほとんどもしくは全く与えない色素によっ
て増感する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、式(I)の色
素を用いて増感された感光性ハロゲン化銀乳剤及び当該
ハロゲン化銀乳剤と組み合わさる核生成剤もしくはアミ
ンブースターを含んで成る写真要素を提供する:
【0007】
【化3】
【0008】(式中、R3 は、アルキル基、アルケニル
基、もしくはアリール基であり、R4 及びR5 は、それ
ぞれ水素、アルキル基、アルケニル基もしくはアリール
基であり、R6 、R7 及びR8 は、独立して、アルキル
基、アルケニル基、アリール基、もしくはHであり、前
記色素は少なくとも三個の酸もしくは酸塩置換基を有
し、そして各Lは、独立してメチン基を表し、pは、0
もしくは1であり、Z1 は、5員もしくは6員の複素環
式基を完成するのに必要な原子団を表し、(X)n は、
分子の電荷をバランスさせるのに必要な場合の対イオン
を表す)。
【0009】本発明は、式(I)の色素を用いて増感し
たハロゲン化銀乳剤を含有する要素を処理する方法も提
供する。前記要素は本発明の要素であってもよく、そう
でなくてもよい。特に、この方法は、ヒドラジン化合物
及びアミンブースターの存在下で前記写真要素を現像す
ることを含んで成る。前記アミンブースターは、現像液
中に存在してもよく、あるいはヒドラジン化合物及びア
ミンブースターの一方(好ましくは、両方)は、前記要
素中に存在してもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の色素もしくは前駆体化合
物において示される式は、起こり得る全ての立体異性体
を包含するとして解釈されるべきであることは、本明細
書を通して理解されるであろう。このことは特に二重結
合に関する異性体にとってそうである。従って、次の式
を考えると:
【0011】
【化4】
【0012】上記式は、記載されているように、例え
ば、それぞれ次の構造:
【0013】
【化5】
【0014】のような立体異性体を包含することが理解
されるであろう。本明細書では、写真要素の層構造に関
する「…の下に」、「…の上方に」、「…の下方に」、
「上部の」、「下部の」等は、写真要素を通常の様式で
露光するときの光に関する相対的な位置を意味する。
「…の上方に」もしくは「上部の」は、写真要素を普通
に露光する場合、光源に近いことを意味し、「…の下
に」もしくは「下部の」は、光源から遠いことを意味す
る。一般的な写真要素は支持体上に塗布された種々の層
を有しているので、「…の上方に」もしくは「上部の」
は、支持体から遠いことを意味し、「…の下に」もしく
は「下部の」は、支持体に近いことを意味する。
【0015】さらに、引用するいずれの化学「基」(例
えば、アルキル基、アリール基、ヘテロアリール基、
等)も、それが置換されたものか非置換のものかの両方
(例えば、アルキル基及びアリール基には、それぞれ置
換及び非置換のアルキル基並びに置換及び非置換のアリ
ール基が含まれる)の可能性を包含する。さらに、可能
な場合は、それらの基は、分枝を有するかもしくは分枝
を有さず、環式もしくは非環式となることができる(例
えば、アルキル基には、分枝を有するかもしくは分枝を
有しないアルキル、環式もしくは非環式アルキルが含ま
れる)。
【0016】一般的に特に断らない限りは、ここでの分
子に使用可能な置換基は、置換もしくは非置換にかかわ
らず、写真の有用性に必要な特性を損なわないいずれの
基も包含する。引用する特定の一般式の化合物は、その
一般式の定義に入る他のより具体的な式の化合物を包含
することも、本明細書全体を通して理解されるであろ
う。
【0017】本明細書で用いる場合、「核生成剤」と
は、像様に追加の銀現像を与えて写真要素のガンマを高
める(即ち、そのコントラストを高める)化合物であ
る。適合する核生成剤は、米国特許第4,030,92
5号、同4,031,127号、同4,278,748
号、同4,323,643号、同4,975,354号
各明細書及び欧州特許第0364166号公報に記載さ
れている。これらの特許明細書及び他の全ての引用文献
を参照することにより、本発明の内容とする。本発明で
はヒドラジン核生成剤が特に好ましい。
【0018】「ヒドラジン核生成剤」の用語は、ヒドラ
ジンもしくは核生成剤としてはたらくそのいずれの化合
物も意味する。ヒドラジン化合物の効果は、一般的に、
TheTheory of the Photographic Process, T.H.James
編、第4 版、Macmillan, NewYork, 1977, 420頁に記載
されている。「アミンブースター(booster )」は、要
素のガンマをさらに高めるために核生成剤の反応速度を
促進するアミン化合物である。写真要素のコントラスト
もしくは「ガンマ」は、露光量に関する濃度の変化割合
をいい、特性曲線の直線部分の傾きによって測定され
る。
【0019】本発明の写真要素もしくは本発明に従って
処理した要素は、典型的に非常に高いコントラスト、即
ち、10を越えるガンマを示す。核生成剤もしくはアミ
ンブースターに関して、「式(I)の色素によって増感
されたハロゲン化銀乳剤と組み合わさる」とは、それら
の薬剤がその乳剤に関してその所望される影響(即ち、
核生成剤はそれがない場合に得られるその乳剤のガンマ
を高め、そしてアミンブースターはそのガンマを更に高
める)を与えるように、それらがその要素中に配置され
ることことを意味する。一般的に、これは核生成剤及び
/もしくはアミンブースター(好ましくは両方)が、式
(I)の色素によって増感されたハロゲン化銀が配置さ
れる写真要素の層にあることを意味する。しかし、この
ことは必須ではなく、核生成剤及び/もしくはアミンブ
ースターが、例えば、式(I)の色素によって増感され
るハロゲン化銀を含有する層に隣接する層に存在するこ
とができるであろう。もちろん、それらのいずれか一方
(好ましくは、両方)は、式(I)の色素によって増感
されるハロゲン化銀を含有する層と、下塗り層、中間層
及びオーバーコート層等の他の層との間に配置される写
真要素に存在することができる。
【0020】この核生成剤は特にヒドラジン核生成剤と
成ることができる。核生成剤として機能し、そして式
(I)の色素によって増感されたハロゲン化銀乳剤によ
って与えられるコントラストを、特にアミンブースター
と一緒になって、高めることができるいずれのヒドラジ
ン化合物も用いることができる。ヒドラジン化合物は特
に式(II)となることができる:
【0021】 R15−NHNH−G1 −R21 (II) (式中、R21は、H、脂肪族基、脂環式基、芳香族基、
アルコキシ基、アリールオキシ基、もしくはアミノ基で
あり、G1 は、−CO−基、−SO2 −基、−SO−
基、−COCO−基、チオカルボニル基、イミノメチレ
ン基もしくはアミノ基であり、そしてR15は、好ましく
は少なくとも+0.30より小さいハメットシグマパラ
(σp )値を有するフェニル基である)。
【0022】ハメットシグマパラ値、その測定方法、及
び種々の置換基のその値を示す表は、有機化学では全て
周知である。例えば、ハメットσp 値は、Advanced Org
anic Chemistry, 3 版, J. March, (John Wiley Sons,
NY; 1985) に記載されている。添字のpは、そのσ値が
ベンゼン環のパラ位の置換基で測定されたことの意味を
表す。ハメットσp 定数に関する追加の表は、Chemical
Reviews 91 巻、165-195 頁(C Hansch等著)に記載さ
れている。R15は、その置換基によって電子供与(陽
性;負のσp 値)もしくは電子吸引(陰性;正のσ
p 値)のいずれかのフェニル基となることができる。し
かし、高い電子吸引性のフェニル基は、劣った核生成剤
を生成する。具体的なフェニル核の電子吸引性もしくは
電子供与性は、ハメットシグマ値を参照して評価するこ
とができる。
【0023】フェニル基R15の好ましい置換基は、電子
吸引性でない置換基である。例えば、これらの置換基
は、アルキル基(直鎖もしくは分枝鎖を含む)、例え
ば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n
−ブチル、イソブチル、n−ヘキシル、n−オクチル、
t−オクチル、n−デシル、n−ドデシル等となること
ができる。このフェニル置換基は、更に、そのアルキル
部分が特に前述のアルキル基の中から選ばれるアルコキ
シ基を含むことができる。また、フェニル置換基はアシ
ルアミノ基を含むことができる。具体的なアシルアミノ
基には、アセチルアミノ、プロパノイルアミノ、ブタノ
イルアミノ、オクタノイルアミノ、ベンゾイルアミノ、
及び類似の基が含まれる。
【0024】核生成剤は、特にバラスト基(即ち、核生
成剤の写真要素中での拡散を抑制する基)を含むことが
できる。典型的にそのような基は、少なくとも8個の炭
素原子(例えば、8〜20個もしくは10〜20個)を
有する。一つの好ましい態様では、R15のフェニル上の
アルキル置換基、アルコキシ置換基及び/もしくはアシ
ルアミノ置換基を、次に組み込まれているカプラーのバ
ラスト化部分及び他の不動写真乳剤添加物等の通常の写
真バラストで置換する。またそのような場合では、バラ
スト基は一般的に少なくとも8個の炭素原子を有し、特
に、脂肪族及び芳香族の相対的に非反応性基の双方から
選ぶことができる(例えば、アルキル、アルコキシ、フ
ェニル、アルキルフェニル、フェノキシ、アルキルフェ
ノキシ及び類似の基)。
【0025】R15のフェニル上のアルキル及びアルコキ
シ基(バラスト化基を含む)は、必要ならば、好ましく
は1〜20個の炭素原子を有し、R15のフェニル上のア
シルアミノ基(バラスト化基を含む)は、必要ならば、
好ましくは2〜21個の炭素原子を有する。これらの基
では、そのバラスト化形状において一般的に約30以上
までの炭素原子が考えられる。メトキシフェニル、トリ
ル(例えば、p−トリル及びm−トリル)並びにバラス
ト化ブチルアミドフェニル基が特に好ましい。
【0026】特に好ましいヒドラジン化合物の例は次の
ものである:1−ホルミル−2−(4−[2−(2,4
−ジ−t−ペンチル−フェノキシ)−ブチルアミド]フ
ェニル)ヒドラジン、1−ホルミル−2−フェニルヒド
ラジン、1−ホルミル−2−(4−メトキシフェニル)
ヒドラジン、1−ホルミル−2−(4−クロロフェニ
ル)ヒドラジン、1−ホルミル−2−(4−フルオロフ
ェニル)ヒドラジン、1−ホルミル−2−(2−クロロ
フェニル)ヒドラジン、及び1−ホルミル−2−(p−
トリル)ヒドラジン。
【0027】式(II)のヒドラジンは、また吸着促進
部分を含んで成ることができる。このタイプのヒドラジ
ン類は、非置換もしくはモノ置換の二価のヒドラゾ部分
及びアシル部分を有する。吸着促進部分を、写真添加物
のハロゲン化銀面への吸着を促進する公知のものの中か
ら選ぶことができる。一般的に、そのような部分は、銀
と錯体化できる、もしくはハロゲン化銀粒子表面の親和
力を示すことができるイオウもしくは窒素原子を含む。
好ましい吸着促進部分の例には、チオ尿素類、複素環式
チオアミド類及びトリアゾール類が含まれる。吸着促進
部分を有するヒドラジン類の例には次のものがふくまれ
る:1−[4−(2−ホルミルヒドラジノ)フェニル]
−3メチルチオ尿素、3−[4−(2−ホルミルヒドラ
ジノ)フェニル]−5−(3−メチル−2−ベンゾオキ
サゾリニリデン)ロダニン−6([4−(2−ホルミル
ヒドラジノ)フェニル]ウレイレン)−2−メチルベン
ゾチアゾール、N−(ベンゾトリアゾール−5−イル)
−4−(2−ホルミルヒドラジノ)−フェニルアセトア
ミド、N−(ベンゾトリアゾール−5−イル)−3−
(5−ホルミルヒドラジノ−2−メトキシフェニル)−
プロピオンアミド、及びN−2−(5,5−ジメチル−
2−チオミダゾル−4−イリデンイミノ)エチル−3−
[5−(ホルミルヒドラジノ)−2−メトキシフェニ
ル]プロピオンアミド。
【0028】本発明の要素に用いるヒドラジン化合物の
特に好ましいクラスは、次の構造式の一つを有するスル
ホンアミド置換されたヒドラジン類である:
【0029】
【化6】
【0030】もしくは
【0031】
【化7】
【0032】(式中、R16は、炭素数6〜18のアルキ
ル又はイオウもしくは酸素の環原子(特に、1、2、
3、もしくは4個のそのようなヘテロ原子)を含む5も
しくは6個の環原子を有する複素環であり、R17は、炭
素数1〜12のアルキルもしくはアルコキシ、又はチエ
ニルもしくはフリル等の複素環式基(その基は、炭素数
1〜4のアルキル基もしくは塩素等のハロゲン原子で置
換されていてもよい)であり、Xは、炭素数1〜5のア
ルキル、チオアルキルもしくはアルコキシ;ハロゲン;
又は−NHCOR18、−NHSO218、−CONR18
19、もしくは−SO21819であり、ここでR18
びR19(同一もしくは異なっていても良い)は、水素も
しくは炭素数1〜4のアルキルであり、そしてnは、
0、1もしくは2である)。
【0033】R17で表されるアルキル基は、直鎖もしく
は分枝鎖と成ることができ、置換もしくは非置換と成る
ことができる。置換基には、炭素数1〜4のアルコキ
シ、ハロゲン原子(例えば、塩素及びフッ素)、もしく
は−NHCOR18、−NHSO 218(R18は上記規定
のもの)が含まれる。好ましいR17アルキル基は、炭素
数8〜16を有する。このサイズのアルキル基が、ヒド
ラジン核生成剤により大きな不溶性を付与するので、そ
られの薬剤が現像時に塗布された層から現像液に溶脱す
る傾向を小さくするからである。
【0034】Xで表されるアルキル、チオアルキル及び
アルコキシ基は炭素数1〜5を有し、直鎖もしくは分枝
鎖となることができる。Xがハロゲンの場合、それは塩
素、フッ素、臭素もしくはヨウ素となることができる。
Xが一つ以上存在する場合、そのような置換基は同じで
あってもよく、異なっていてもよい。特に好ましい核生
成剤は次の構造を有する:
【0035】
【化8】
【0036】ヒドラジン核生成剤は、乳剤層中のハロゲ
ン化銀(具体的には、式Iの色素で増感されたハロゲン
化銀)1モル当たり40〜500mg、好ましくは60
〜350mg、そして特に90〜270mgの量で存在
することができる。本発明に用いる好ましいヒドラジン
核生成剤及び好ましいアミンブースターは、米国特許第
4,975,354号明細書に記載されるものである。
前記文献ではアミンブースターを: (1)少なくとの一つの第二級もしくは第三級アミノ基
を含んで成り、(2)その構造に少なくとも3個の反復
エチレンオキシ単位を含んで成る基を有し、(3)少な
くとも1、好ましくは少なくとも3、最も好ましくは少
なくとも4のn−オクタノール/水分配係数(log
P)を有する、アミノ化合物として定義する。
【0037】logPを次式で定義する:
【0038】
【数1】
【0039】(式中[X]はアミノ化合物の濃度であ
る)。本発明に用いるアミンブースター化合物のこの範
囲に含まれるものは、モノアミン類、ジアミン類及びポ
リアミン類である。これらのアミン類は、脂肪族アミン
類となることができ、または芳香族基もしくは複素環式
基を含むことができる。好ましくは、「組み込みブース
ター」(即ち、それらが写真要素中に存在する)として
本発明に用いられるアミン化合物は、少なくとも炭素数
20の化合物である。また、エチレンオキシ単位が第三
級アミノ基の窒素原子に直接結合していることが好まし
い。
【0040】本発明のこの目的のための好ましいアミン
化合物は、少なくとも3の分配係数を有し次式で表され
る構造を有するビス第三級アミン類である:
【0041】
【化9】
【0042】(式中、nは、3〜50、より好ましくは
10〜50の値の整数であり、R9 、R10、R11及びR
12は、独立して、炭素数1〜8のアルキル基あり、又は
9 及びR10は一緒に、及び/もしくはR11及びR12
一緒になって、それらが付属しているNと一緒に、複素
環式基を完成するのに必要な原子団を表す)。
【0043】アミノ化合物のもう一つの好ましい基は、
少なくとも3の分配係数を有し次式で表される構造を有
するビス第二級アミン類である:
【0044】
【化10】
【0045】[式中、nは、3〜50、より好ましくは
10〜50の値の整数であり、各R13及びR14は、独立
して、少なくとも炭素数4のアルキル基(分枝鎖もしく
は非分子鎖、環式もしくは非環式の置換又は非置換のア
ルキルをもちろん含む)である]。アミンブースター
は、乳剤中のハロゲン化銀1モル当たり、1〜25g、
好ましくは1〜10g、特に1〜3gの量で存在するこ
とができる。
【0046】式(I)の色素に関しては、そのような色
素は本発明と同日出願のMee の米国特許出願(発明の名
称:「PHOTOGRAPHIC ELEMENTS WITH PARTICULAR SENSIT
IZEDSILVER HALIDE EMULSIONS」)に詳細に記載されて
おり、その好ましい調製方法は、Mee の米国特許出願
(1995年2 月28日出願、発明の名称:「METHOD OF SYNT
HESIZING DYES AND PRECURSOR COMPOUNDS THEREFOR」)
に詳細に記載されている。特に、式(I)の色素に関し
ては、Z1 は、特に、オキサゾール基、ベンゾオキサゾ
ール基、ナフトオキサゾール基、チアゾール基、ベンゾ
チアゾール基、ナフトチアゾール基、イミダゾール基、
ベンズイミダゾール基、ナフトイミダゾール基、ピリジ
ン基、キノリン基、1,3,4−チアジアゾール基、チ
アゾリン基、セレナゾール基、ベンゾセレナゾール基、
ナフトセレナゾール基、ベンゾテルラゾール基、もしく
はナフトテルラゾール基を完成する原子団を表すことが
できる。
【0047】式(I)の色素は、好ましくは、酸もしく
は酸塩置換基を含んだ(好ましくは、各R6 、R7 及び
8 上にそのような置換基を一つ有する)少なくともR
6 、R7 及びR8 を有する。更に、式(I)の色素は、
特に、少なくとも4個の酸もしくは酸塩置換基(5、6
個もしくはそれ以上のそのような置換基の可能性を含
む)を有することができる。好ましくは、R3 、R6
7 及びR8 の少なくとも3つ、最も好ましくは4つ全
てが、酸もしくは酸塩置換基を有する(それらの、各々
がそのような置換基を一つだけ有すのが好ましい)。し
かし、酸もしくは酸塩置換基を、必ず特定の基上に配置
する必要はない。例えば、R3 、R4 及び/もしくはR
5 は、一つ以上の酸もしくは酸塩置換基を有する場合が
ある。
【0048】好ましくは、式(I)の色素は、次の(I
a)の構造である:
【0049】
【化11】
【0050】上記式(Ia)では、R1 及びR2 は、独
立して、アルキル基(例えば、メチル、エチル、プロピ
ル、ブチル)、アルケニル基、アルコキシ基(例えば、
メトキシ、エトキシ、プロピルオキシ、ブトキシ)、ア
ルキルチオ基(例えば、メチルチオ、エチルチオ、プロ
ピルチオ、ブチルチオ)、アシル基、アシルオキシ基、
アルコキシカルボニル基、アルキルスルホニル基、カル
バモイル基、もしくはスルファモイル基を表す。更に、
1 及びR2 は、独立して、アリール基(例えば、フェ
ニル)、もしくはアリールチオ基を表すことができる。
1 及びR2 は、さらに、独立して、ヘテロ芳香族基、
水素、ヒドロキシ、ハロゲン、カルボキシ、もしくはシ
アノを表し、あるいはR1 及びR2 は、一緒に環状ベン
ゼン、ナフタレンもしくはアントラセン基を完成するの
に必要な原子団を表す(それらが置換されているいずれ
の場合も、その「置換基」には別の環状の芳香環は含ま
れない、即ち、ベンゼン基はナフタレンを含まないと、
理解される)。
【0051】上記式のいずれの場合も、R3 、R6 、R
7 及びR8 は、特に、独立して、炭素数1〜5のアルキ
ル基となることができる。R4 及びR5 は、特に、独立
して、炭素数1〜5アルキル基もしくは水素となること
ができる(好ましくは、R4が、水素そしてR5 が、水
素もしくは非置換のメチルもしくはエチル等のアルキル
である)。対イオン(X)n に関しては、Xは、対イオ
ンを表すが、nは0もしくは対イオンの電荷及び分子の
電荷をバランスさせるのに必要な場合の対イオンの数に
従う正の整数である(例えば、nは、1〜4または更に
〜5もしくは6)。
【0052】電荷のバランスが必要な場合、Xは、好ま
しくは置換もしくは非置換のアンモニウムイオンまたは
アルカリ金属イオン(例えば、Na+ もしくはK+ )で
ある。しかし、色素が酸塩基を一つも有していない場合
(即ち、いずれの酸基も、遊離酸の形として存在す
る)、その時は対イオンは必要でないかもしれない。種
々の基に関する以下の議論は、特に式(I)の色素に関
連するが、特に断らない限りは(明示、暗示のいずれも
含む、例えば、ある基を上述の通り「好ましくは炭素数
10〜20を有する」と述べる場合、その時はその限定
が適用され、その限定は下方に示唆されない)以外は、
式(II)もしくは(IIIA及びIIIB)の化合物
にも関連する。
【0053】上記の全ての複素環式及び芳香族基(アリ
ール及びアリールチオを含む)は、特に、炭素数6〜2
0、もしくは6〜15を有することができる。全てのヘ
テロアリール基は、特に、炭素数4〜7(又は5もしく
は6)を有することができ、O、N、SもしくはSiか
ら選ばれる1、2、3もしくは4個のヘテロ原子を有す
る。芳香族基の例には、フェニル、トリル、等が含ま
れ、いずれも置換もしくは非置換となることができる。
ヘテロアリールの例には、チエニル、ピラゾーロ、及び
フリルが含まれる。
【0054】本明細書中に記載する、全ての、アルキ
ル、アルコキシ、アルケニル、アルキルチオ、アシル、
アシルオキシ、アルコキシカルボニル、アルキルスルホ
ニル、カルバモイル、もしくはスルファモイル基は、特
に、炭素数1〜20(又は1〜10もしくは1〜8;ま
たは炭素数1、2、3もしくは4)を有することができ
る。これらの基の全ては、直鎖、分枝鎖もしくは環状と
なることができる。アルキルの例には、メチル、エチ
ル、プロピル等、及びヒドロキシアルキル基(例えば、
2−ヒドロキシエチル)、スルホアルキル基(例えば、
4−スルホブチル、3−スルホプロピル)等の置換アル
キル基(好ましくは炭素数1〜8の置換低級アルキル)
が含まれる。
【0055】上記の酸もしくは酸塩基に関して、そのよ
うな基には、カルボキシ基、スルホ基、ホスファト基、
ホスホノ基、スルホンアミド基、スルファモイル基、も
しくはアシルスルホンアミド基(例えば、−CH2 −C
O−NH−SO2 −CH3 のような基)が含まれる。前
述の用語は、遊離酸基もしくはその対応する塩だけを規
定するのに用いられ、イオン化もしくはイオン性プロト
ンのないエステルを含まないことに留意されたい。特に
好ましいものは、カルボキシ基及びスルホ基(例えば、
3−スルホブチル、4−スルホブチル、3−スルホプロ
ピル、2−スルホエチル、カルボキシメチル、カルボキ
シエチル、カルボキシプロピル等)である。 上記定義
の具体的な置換基上の置換基は、ハロゲン(例えば、ク
ロロ、フルオロ、ブロモ)、アルコキシ(特に炭素数1
〜10;例えば、メトキシ、エトキシ)、置換もしくは
非置換のアルキル(特に、炭素数1〜10;例えば、メ
チル、トリフルオロメチル)、アミドもしくはカルバモ
イル(特に、炭素数1〜10もしくは1〜6)、アルコ
キシカルボニル(特に、炭素数1〜10もしくは1〜
6)、及びその他の公知の置換基、並びに置換及び非置
換のアリール((特に、炭素数1〜10もしくは1〜
6)、例えば、フェニル、5−クロロフェニル)、チオ
アルキル(例えば、メチルチオもしくはエチルチオ)、
ヒドロキシもしくはアルケニル(特に、炭素数1〜10
もしくは1〜6)並びに当該技術分野で公知のものを含
むことができる。さらに、いずれの置換基も必要に応じ
て非芳香性となることができる。
【0056】式(I)の色素は、約550nmと750
nmとの間、好ましくは600nmと690nmとの間
(最も好ましくは620nmと680nmとの間)にあ
る最大感度の波長(λmax )を、特に感光性ハロゲン化
銀乳剤に提供する。式(I)のタイプの色素を、複合三
核性メロシアニン類の通常の合成方法を用いて合成する
ことができる。即ち、次の図式に示すように、対応する
メロシアニンのS−アルキル化、次にロダニンによる、
アルキル化された色素のアルキルチオ基の置換によっ
て、三核性メロシアニン色素を調製することが知られて
いる。
【0057】
【化12】
【0058】四核性メロシアニン類は英国特許第48
9,335号公報に記載されており、出発原料として三
核性メロシアニンを用いて、上記三核性メロシアニンに
関して記載したのと類似の方法で合成された。式(I)
の四核性メロシアニン色素を同様に調製できる。しか
し、そのような方法は、収率が悪いことが多く、合成用
出発原料としてメロシアニン色素が最初に合成されねば
ならない点で、都合が悪い。従って、Mee の1995年2 月
28日出願の米国特許出願(発明の名称「METHOD OF SY
NTHESIZING DYES AND PRECURSOR COMPOUNDS THEREFO
R」)明細書に詳細に記載されている方法で、式(I)
の色素を調製することが好ましい。前記特許出願明細書
及び本明細書中で引用する全ての他の文献を、本明細書
において引用することにより本明細書の内容とする。
【0059】特に、式(I)の色素を好ましくは次の反
応図式で調製する:
【0060】
【化13】
【0061】(式中、Z1 、X、n、及びR3 〜R8
それぞれは、式(I)に関連する上記定義の通りであ
り、Yは、脱離基である)。Yの例には、アルコキシも
しくはアルキルチオ(いずれも特に、炭素数1〜20、
1〜10、もしくは1〜6)、アセトアニリドもしくは
アリールチオ基(いずれも特に、炭素数6〜20もしく
は6〜12)、又はハロゲン(特に、クロロ)が含まれ
る。
【0062】低汚染の色素(複合メロシアニン増感色素
を含む)を生成するためには、一つ以上の水可溶化基を
有する色素を提供することがしばしば望ましい。水可溶
化基として特に有用なものは、カルボキシアルキル置換
基及び/もしくはスルホアルキル置換基である。N−カ
ルボキシアルキル置換基を含有する式(I)(式(I
a)を含む)のいずれの化合物もエステルとして保護さ
れたカルボキシ官能基を用いて有利に合成される。色素
生成の前もしくは後のいずれかで、エステルをカルボン
酸(もしくはそれの塩)に開裂させることが都合がよ
い。これは、好ましくは酸加水分解(塩基加水分解は、
中間体もしくは色素の分解をまねく傾向があるので)に
よって行われる。
【0063】加水分解は、一般的に約20℃と約100
℃との間で行うことができる。各化合物の加水分解の最
適時間及び温度は変えてもよい(最適条件は、急速な加
水分解と最小の分解との中間である)。例えば、酸は塩
酸水溶液(例えば、20〜30重量%のHCl)となる
ことができる。色素もしくは中間体がこの媒体に十分に
溶解されない場合は、補助溶剤を必要としてもよい。補
助溶剤としてはトリフルオロ酢酸が特に有用であること
がわかっている。
【0064】上記図式の式(V)の出発化合物を、出発
原料として環状ケトメチレンを用いて調製する。一般的
に、用いた方法を、次式(VIa)の化合物を合成する
方法として表すことができる:
【0065】
【化14】
【0066】[式中、R7 は、式(I)の色素に関する
上記定義のものであり、Gは下記のようなケトメチレン
基を表す:
【0067】
【化15】
【0068】(式中、*は、式(VIa)において示さ
れるようなGの結合点であり、Zは、置換もしくは非置
換の4員〜7員の(好ましくは、5員もしくは6員)脂
環式もしくは複素環式環を完成するのに必要な原子団で
ある)]。特に、化合物(V)の合成では、Zは、窒素
上のR8 置換基を運ぶ式(V)のロダニン環を表す。そ
のような場合、この方法は、次式:
【0069】
【化16】
【0070】を、塩基の存在下で下記式(VII)のイ
ソチオシアネートを反応させて下記式(VIII)の化
合物を得ることから成る。
【0071】
【化17】
【0072】そして化合物(VIII)をハロ酢酸もし
くは式XCH2 CO226(ここでXはハロゲンであ
り、R26は、H、アルキル基もしくはアリール基であ
る)のハロ酢酸エステルと反応させて、化合物(IX)
を得て:
【0073】
【化18】
【0074】その後、HOR26を除去して化合物(VI
a)を生成させる。得られた生成物を用いて、このプロ
セスを再度繰り返してもう一つの環を付加して式(V)
の化合物を得ることができるとわかるであろう。特に、
1,3−チアゾリジン−4−オン環を、既に二つの環を
有するそのような出発ケトメチレン試薬に付加すること
ができる。
【0075】ケトメチレンもしくはマロノニトリルとイ
ソチオシアネートの反応を行うのに適した塩基は、それ
らのメチレン基からプロトンの除くのに十分強く、そし
てイソチオシアネート基の炭素の攻撃を促進する塩基で
ある。一般的に、そのような塩基は少なくとも10、よ
り好ましくは12(最も好ましくは13)のpKaを有
するであろう。好ましい塩基は、例えば、1,8−ジア
ザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(DB
U)、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−5
−エン(DBN)、もしくは1,1,3,3−テトラメ
チルグアニジン等のアミジン化合物のような有機塩基で
ある。
【0076】水もしくはアルコールを除去して1,3−
チアゾリジン−4−オン環を生成する工程は、自発的に
起きることができ、即ち合成されるその化合物に依存し
ない。除去及び閉環が自発的に起きないかもしくは十分
速くない場合、室温より高く(即ち、20℃より高く、
好ましくは最大約100℃もしくは120℃、又は試薬
もしくは生成物の分解が生じない高さまで加熱する)加
熱するだけでなく、酸(例えば、p−トルエンスルホン
酸等のスルホン酸)の存在によりその工程を促進するこ
とができる。
【0077】この方法の全ての工程を任意の適合する溶
剤中で実施することができる。好ましくは、溶剤は、も
ちろんそれ自体がいずれの反応物(特にイソチオシアネ
ート)に対しても実質的に不活性である、非プロトン
性、極性溶剤である。適合する溶剤の例には、アセトニ
トリルもしくは他のアルキルニトリル溶剤、N,N−ジ
メチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド及
びジメチルスルホキシドが含まれる。いくつかの場合で
は、アルコール溶剤(プロトン性溶剤である)が適合す
るであろう。しかし、非プロトン性溶剤は、アルコール
もしくは水の除去を伴う最終工程では必要でない。この
最終工程では、時に、溶剤を必要としないか、酢酸等の
溶剤が適切である。
【0078】式(I)の色素の例は次のものである:
【0079】
【化19】
【0080】
【化20】
【0081】式(I)の色素は、公知の方法で水もしく
はアルコールの溶液としてハロゲン化銀乳剤に組み込む
ことができる。この色素を乳剤層のハロゲン化銀1モル
当たり5〜500mgの量、好ましくは50〜350m
g、より好ましくは、100〜300mgの量で本発明
の材料中に組み込むことができる。本発明の写真要素
は、一般的に少なくとも一層の感光性ハロゲン化銀乳剤
層及び支持体を有するであろう。それらは、好ましくは
グラフィックアーツ用途の白黒要素である。下記例に記
載した感光性材料を、三層、即ち、ゼラチン下引き層、
感光性乳剤層及びオーバーコート層に塗布した。しか
し、別のコーティングフォーマットを用いることができ
る。例えば、ゼラチン中間層を前記乳剤層とオーバーコ
ート層の間に塗布してもよく、そして/又は支持体と乳
剤層との間には層を持たない。
【0082】本発明の写真要素の全ての層を、透明もし
くは反射(例えば、紙支持体)となることができる支持
体に塗布することができる。紙材料の場合、蛍光増白剤
を用いるのが一般的である。これらを公知の技法、例え
ば、ゼラチンスーパーコート(支持体から最も離れた
層)に水溶性蛍光増白剤を溶解することによって、前記
材料中に組み込むことができる。ある態様では、水不溶
性蛍光増白剤を用いることができる。それらを、英国特
許第1,504,949号もしくは同1,504,95
0号各公報に記載されるようにポリマー分散体の粒子に
吸収させることができ、前記材料(例えば、オーバーコ
ート)の層に組み込む前にカプラー溶剤の小滴に溶解す
ることができる。
【0083】また、本発明の写真要素は、リサーチディ
スクロージャー、アイテム34390 、1992年11月、に記載
される磁気記録材料、もしくは米国特許第4,279,
945号及び同4,302,523号各明細書に記載さ
れる、透明支持体の裏面に磁気粒子を含有する層のよう
な透明磁気記録層も通常含むことができる。この要素
は、典型的に、総厚5〜30μm(支持体を除く)を有
する。
【0084】本発明の要素に使用するのに適切な材料の
以下の検討においては、英国ハンプシャー州P010 7DQ
エムスワース 12aノースストリートダッドレーアネ
ックス、12a にあるKenneth Mason Publications, Ltd.
が発行しているリサーチディスクロージャー、1994年9
月、ナンバー365 、アイテム36544 (「リサーチディス
クロージャーI」と称する)を参照されたい。以下で言
及するセクションは、リサーチディスクロージャーIの
セクションである。
【0085】本発明の要素に用いられるハロゲン化銀乳
剤は、表面感受性乳剤もしくは未カブリ内部潜像形成乳
剤等のネガ型、もしくは内部潜像生成乳剤(要素中でカ
ブらせるか、処理時にカブらせる)のポジ型乳剤となる
ことができる。適当な乳剤及びそれらの調製並びに化学
増感及び分光増感方法については、セクションI〜Vに
記載されている。カラー材料及び現像改良剤は、セクシ
ョンV〜XXに記載されている。本発明の要素に使用で
きるベヒクルは、セクションIIに記載されており、蛍
光増白剤、カブリ防止剤、安定化剤、光吸収剤及び光散
乱剤、硬膜剤、塗布助剤、可塑剤、滑剤並びに艶消剤等
の種々の添加剤は、例えば、セクションVI〜XIII
に記載されている。
【0086】製造方法は全てのセクションに記載されて
おり、特に、セクションXIには層配列、XVIには露
光の別法、そしてセクションXIX及びXXには処理方
法並びに処理剤が記載されている。本発明の写真要素の
支持体には、セルロースエステル(例えば、三酢酸セル
ロース及び二酢酸セルロース)及び二塩基性芳香族カル
ボン酸と二価アルコールとのポリエステル(例えば、ポ
リ(エチレン−テレフタレート)、ポリ(エチレン−ナ
フタレート))のようなポリマーフィルム、紙並びにポ
リマーコート紙が含まれる。そのような支持体は、リサ
ーチディスクロージャーI、セクションXVに詳細に記
載されている。グラフィックアーツハレーション防止バ
ックコート(即ち、感光性ハロゲン化銀を与える側の支
持体の反対側に)を設計して、適当な波長の光を吸収す
る。
【0087】また、この写真要素は、漂白もしくは定着
の処理工程を加速したり変更して画像の品質を向上させ
る物質を含有することもできる。欧州特許第193,3
89号;同301,477号;米国特許第4,163,
669号;同4,865,956号;及び同4,92
3,784号各明細書に記載の漂白促進剤が、特に有用
である。また、核生成剤、現像促進剤もしくはそれらの
前駆体(英国特許第2,097,140号;同2,13
1,188号各公報);電子移動剤(米国特許第4,8
59,578号;同4,912,025号各明細書);
ヒドロキノン類、アミノフェノール類、アミン類、没食
子酸の誘導体;カテコール;アスコルビン酸;及びスル
ホンアミドフェノール類等のカブリ防止剤も使用でき
る。
【0088】また、この要素は、コロイド状銀ゾル、又
は水中油滴型分散体、ラテックス分散体もしくは固体粒
子分散体のいずれかとしてのイエロー及び/又はマゼン
タフィルター色素を含んでなるフィルター色素層を含む
こともできる。本発明の要素を形成するのに使用される
乳剤及び物質は、米国特許第4,917,994号明細
書に記載されているようなpH調整支持体上に、エポキ
シ溶媒(欧州特許第164,961号公報)とともに
か;追加の安定化剤(例えば、米国特許第4,346,
165号;同4,540,653号及び同4,906,
559号各明細書に記載されているようなもの)ととも
にか;カルシウム等の多価カチオンに対する感受性を減
少させるために米国特許第4,994,359号明細書
に記載されているようなバラスト化キレート化剤ととも
にか;米国特許第5,068,171号及び同5,09
6,805号各明細書に記載されているような汚染減少
化合物とともに塗布できる。
【0089】本発明の要素に使用され、式(I)の色素
で増感されたハロゲン化銀乳剤は、グラフィックアーツ
用途に必要な高コントラスト画像を提供するタイプのも
のが好ましい。そのような乳剤は、通常、相対的に高塩
化銀且つ低ヨウ化銀である。それらは、塩化銀に追加し
て臭化銀及びヨウ化銀の双方を含んでなることができ
る。これらの乳剤の好ましいヨウ化物含量は10モル%
未満である。この目的の場合実質的に純粋な塩化銀乳剤
を用いることができる。即ち、少なくとも90%の塩化
銀もしくはそれ以上(例えば、少なくとも95%、98
%、99%もしくは100%塩化銀)である。
【0090】そのような場合では、その感度を高めるた
めに塩化銀を臭化物源で処理し、2〜2.5%もしくは
約0.6〜1.2%に相当するバルク臭化物濃度を与え
る。しかし、好ましい乳剤は少なくとも50%(最も好
ましくは70%)塩化物及び50%より少ない(最も好
ましくは30%)臭化物を含んで成る。ここで用いた%
はモル%である。
【0091】グラフィックアーツの分野で知られている
ように、粒子にロジウム、ルテニウム、イリジウムもし
くは他の第八族金属を、好ましくは銀1モル当たり10
-9〜10-3モル、より好ましくは10-6〜10-3モルの
範囲の濃度でドープすることができる。好ましい、第八
族金属はロジウムである。ハロゲン化銀粒子の種類に
は、好ましくは多形態、立方及び八面体が含まれる。ハ
ロゲン化銀の粒径は、写真組成物に有用であることが知
られているいずれの分布を有していてもよく、多分散、
単分散のいずれでもよい。本発明の写真要素に用いられ
るハロゲン化銀乳剤は、表面感受性乳剤もしくは未カブ
リ内部潜像形成乳剤等のネガ型、もしくは内部潜像生成
乳剤(要素中でカブらせるか、処理時にカブらせる)の
ポジ型乳剤となることができる。
【0092】平板状粒子ハロゲン化銀乳剤も用いること
ができる。平板状粒子は、他の残りの粒子面よりも明ら
かに大きい二つの平行な主面を有するものであり、平板
状粒子乳剤は、平板状粒子が総粒子投影面積の少なくと
も30%、より典型的には少なくとも50%、好ましく
は70%を越え、そして最適には90%を越えるもので
ある。この平板状粒子は、総粒子投影面積の実質的に全
部(97%を越える)をしめることができる。この平板
状粒子乳剤は高アスペクト比平板状粒子乳剤(即ち、E
CD/t>8(ECDは平板状粒子のμmで表わす平均
等価円直径であり、tは平板状粒子の平均厚を表わ
す))、中アスペクト比平板状粒子乳剤(即ち、ECD
/t>5〜8)、もしくは低アスペクト比平板状粒子乳
剤(即ち、ECD/t>2〜5)となることができる。
【0093】前記乳剤は、典型的に、高平板状度
(T)、T(即ち、ECD/t2 )>25(ECD及び
tは、両方ともμmで測定する)を示す。この平板状粒
子は、平板状粒子乳剤の目的の平均アスペクト比及び/
もしくは平均平板状度を達成するのに適合するいずれの
厚さにもなることができる。投影面積要件を満足する平
板状粒子は、0.3μmより薄い厚さを有するものが好
ましく、特に薄型(<0.2μm)平板状粒子が好まし
く、最大の平板状粒子性能増強のためには、極薄型(<
0.07μm)平板状粒子が考えられる。青スピードの
ためにヨウハロゲン化平板状粒子の固有の青吸収をあて
にする場合、より厚い平板状粒子、典型的に厚さが0.
5μmまでが考えられる。
【0094】高沃化物平板状粒子乳剤は、House の米国
特許第4,490,458号明細書、Maskaskyの同4,
459,353号明細書及びYagi等の欧州特許第041
0410号公報に説明されている。面心立方(岩塩型)
結晶格子構造を形成するハロゲン化銀から形成される平
板状粒子は、{100}もしくは{111}主面のいず
れも有することができる。{111}主面平板状粒子を
含む乳剤(粒子分散度、ハロゲン化物分布、双晶面間
隔、エッジ構造及び粒子転移並びに吸着される{11
1}粒子面安定剤、をコントロールしたものを含む)
は、リサーチディスクロージャーI、セクションI.
B.(3)(503 頁)に引用される文献に記載されてい
る。
【0095】本発明で使用されるハロゲン化銀粒子は、
リサーチディスクロージャーI及びJames の The theor
y of the Photographic Process に記載されているよう
な当該技術分野において公知の方法により製造できる。
これらの方法には、アンモニア性乳剤製造、中性もしく
は酸性乳剤製造及び当該技術分野において公知の他の方
法等が含まれる。これらの方法は、一般的に保護コロイ
ドの存在下で水溶性銀塩を水溶性ハロゲン化物塩と混合
させ、沈澱生成中に温度、PAg、pH値等を適当な値
に制御することを必要とする。本発明で使用されるハロ
ゲン化銀は、貴金属(例えば、金)増感剤、中間カルコ
ゲン(例えば、イオウ)増感剤、還元増感剤及び当該技
術分野において公知の他の増感剤で化学増感するのが有
利である。ハロゲン化銀の化学増感に有用な化合物及び
手法は当該技術分野において公知であり、リサーチディ
スクロージャーI及びそこに引用されている文献に記載
されている。
【0096】本発明の写真要素は、典型的には乳剤の形
態でハロゲン化銀を提供する。写真乳剤は、一般的には
写真要素の層として乳剤を塗布するためにベヒクルを含
んでいる。有用なベヒクルとしては、タンパク質、タン
パク質誘導体、セルロース誘導体(例えば、セルロース
エステル類)、ゼラチン(例えば、牛骨もしくは皮ゼラ
チン等のアルカリ処理ゼラチン、又は豚皮ゼラチン等の
酸処理ゼラチン)、ゼラチン誘導体(例えば、アセチル
化ゼラチン、フタル化ゼラチン等)等の天然物質、並び
にリサーチディスクロージャーIに記載されているよう
な他のベヒクルの両方が含まれる。
【0097】また、ベヒクルもしくはベヒクル増量剤と
して有用なものは、親水性透水性コロイドである。これ
らには、リサーチディスクロージャーIに記載されてい
るような、合成ポリマー解こう剤、キャリヤー、並びに
/もしくはポリ(ビニルアルコール)、ポリ(ビニルラ
クタム)、アクリルアミドポリマー、ポリビニルアセタ
ール、アルキル並びにスルホアルキルアクリレート及び
メタクリレートのポリマー、加水分解性ポリビニルアセ
テート、ポリアミド、ポリビニルピリジン、メタクリル
アミドコポリマー等の、バインダーが含まれる。
【0098】ベヒクルは、写真乳剤に有用な量で乳剤中
に存在することができる。また、この乳剤は、写真乳剤
に有用であるとして知られているいずれの添加剤も含有
することができる。これらの添加剤には、活性ゼラチ
ン、イオウ、セレン、テルル、金、白金、パラジウム、
イリジウム、オスミウム、ルテニウム、ロジウム、リ
ン、もしくはこれらの組み合わせ等の化学増感剤が含ま
れる。化学増感は、一般的にリサーチディスクロージャ
ーI、セクションIV(510-511 頁)及びそこで引用さ
れる文献に記載されているようなpAgレベル5〜1
0、pHレベル3〜6及び温度30〜80°Cで実施さ
れる。
【0099】増感色素を、乳剤を写真要素に塗布する前
のいずれかの時期(例えば、化学増感中もしくは化学増
感後)に、もしくは塗布と同時に、ハロゲン化銀粒子と
親水性コロイドからなる乳剤に添加することができる。
例えば、色素を水もしくはアルコールの水溶液として添
加することができる。式(I)の色素を一般的にハロゲ
ン化銀1モル当たり5〜500mgの量(好ましくは5
0〜350mg、より好ましくは、100〜300m
g)でハロゲン化銀乳剤(一般的にはハロゲン化銀乳剤
含有層)に用いる。色素/ハロゲン化銀乳剤を、塗布直
前もしくは塗布に先立ち(例えば、2時間前)、カラー
画像生成カプラーの分散体と混合することができる。
【0100】グラフィックアーツフィルムの公知のいず
れの技法を用いても本発明の写真要素を像様露光するこ
とができる。そのような露光は、約550〜750n
m、好ましくは約600〜690nmの波長を有する放
射線に対する露光を含むことができる。露光はレンズを
通した実像に対してである。しかし発光装置の手段(例
えば、光バルブ、CRT等によってコントロールされる
光)によるコンピュータ記憶画像もしくは生成画像に対
する露光によって、露光することができる。
【0101】本発明の写真要素は、任意の公知の処理方
法を用いて処理できる。処理方法は、リサーチディスク
ロージャーI、セクションXIX及びXX、もしくはT.
H. James編、 The Theory of the Photographic Proce
ss, 4版、Mcmillan, New York, 1977年に記載されてい
る。好ましいグラフィックアーツフィルムの場合では、
好ましくは、写真要素に含まれている感光性ハロゲン化
銀を、露光に続けて、アルカリ性媒体もしくは前記要素
に含まれている現像主薬の存在下で、このハロゲン化銀
を前記アルカリ性媒体と一緒にすることにより処理して
可視画像を生成する。写真要素が組込まれている現像主
薬を含有する場合、この要素をアクチベーターの存在下
で処理することができる。
【0102】既に記載したように、本発明は、ヒドラジ
ン核生成剤及び/もしくはアミンブースターを、要素に
組み入れるよりもむしろ処理液に与えることを提供す
る。しかし、核生成剤及びアミンブースターの両方を要
素に組み入れることが好ましい。いずれの場合も、前記
要素を核生成剤及びアミンブースターの存在下で現像す
ることが認められるであろう。
【0103】グラフィックアーツフィルムでは、11〜
12.3の範囲のpH値で処理して、非常に高いコント
ラストの画像を得ることができるが、より低いpH値、
例えば、11より下、最も好ましくは、10.3〜1
0.5の範囲を、本明細書に記載する写真記録材料の処
理に用いるのが好ましい。好ましいグラフィックアーツ
フィルムの現像液は、典型的に水溶液であるが、ジエチ
レングリコール等の有機溶剤も、有機成分の溶解を容易
にするために含むことができる。これらの現像液は、ポ
リヒドロキシベンゼン、アミノフェノール、パラフェニ
レンジアミン、アスコルビン酸、ピラゾリドン、ピラゾ
ロン、ピリミジン、亜ジチオン酸塩、ヒドロキシルアミ
ン、等の通常の現像主薬もしくはその他の通常の現像主
薬の一つ又は組合せを含有する。
【0104】本発明に従って構成される好ましいグラフ
ィックアーツフィルムを処理する場合、ヒドロキノン及
び3−ピラゾリドン現像主薬を組み合せて用いるのが好
ましい。この現像液のpHをアルカリ金属水酸化物及び
炭酸塩、硼酸ナトリウム及びその他の塩基性塩類を用い
て調節することができる。現像時のゼラチン膨潤を減ら
すために、硫酸ナトリウム等の化合物を現像液中に混ぜ
ることができる。また、粒状度を減らすためにチオシア
ン酸ナトリウム等の化合物が存在することもできる。エ
チレン−ジアミン四酢酸もしくはそのナトリウム塩等の
キレート剤及び金属封鎖剤が存在することができる。
【0105】一般的に、グラフィックアーツフィルムに
適した通常の現像液組成物のいずれも本発明の好ましい
グラフィックアーツフィルムを処理するために使用する
ことができる。特定の具体的な写真現像液は、Handbook
of Chemistry and Physics, 36 版の3001ページ及び次
のページの、「Photographic Formulae 」、並びにProc
essing Chemicals and Formulas, 6版、(Eastman Koda
k Company (1963)により出版)、に記載されている。も
ちろん、グラフィックアーツ要素を、米国特許第3,5
73,914号及び英国特許第376,600号各明細
書に説明されているように、リソグラフィック写真要素
の通常の現像液で処理することができる。
【0106】現行タイプのグラフィックアーツ要素の構
成及び処理の詳細は米国特許第4,975,354号明
細書に記載されている。しかし、既に記載したように、
本発明の要素は、式(I)の色素によって増感された感
光性ハロゲン化銀乳剤を有さなければならない。
【0107】
【実施例】本発明の方法を、以下の例によってさらに説
明する。例1: この例で用いる感光性材料は、赤光を吸収するよ
うに設計されたハレーションバックコートを有するポリ
エチレンテレフタレートベースに塗布された、ゼラチン
下引き層、感光性層及びゼラチンオーバーコートからな
る。
【0108】前記感光性層は、アンモニウムヘキサクロ
ロローデートをドープした70:30塩臭化物立方体単
分散乳剤(0.18μmエッジ長)からなり、3.3m
g/m2 で塗布した。感光性層に含まれる他の添加物
は、増感色素、2−メチルメルカプト−5−カルボキシ
−6−メチルテトラアザインデン、1−(3−アセトア
ミドフェニル)−5−メルカプトテトラゾール、4−カ
ルボキシ−メチル−4−チアゾリン−2−チオン、並び
にアクリル酸メチル、2−アクリルアミド−2−メチル
プロパンスルホン酸及び2−アセトキシメチルメタクリ
レートのあナトリム塩(88:5:7重量比)のコポリ
マー、3,5−ジスルホカテコール二ナトリウム塩及び
ヒドロキノンである。
【0109】下引き層は、アクリル酸メチル、2−アク
リルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸及び2−ア
セトキシメチルメタクリレートナトリウム塩(88:
5:7重量比)のコポリマーを含むゼラチン(1.0g
/m2 )からなる。下引き層において塗布することがで
きる他の添加物には、ヒドラジン核生成剤N3(6mg
/m2 )及び次式の組み込まれたブースター(61mg
/m2 )が含まれる。
【0110】
【化21】
【0111】オーバーコートは、コーティングを促進す
る界面活性剤、艶消しビーズ及びフィルムハンドリング
を促進するコロイド状シリカを含むゼラチン0.5g/
2からなる。これらの層を総ゼラチンの3.5%のビ
ス−ビニルスルホニルメチルエーテルで硬膜した。試験
した増感色素の構造は上記の各増感色素である。さら
に、比較色素「REF1」は次のものである:
【0112】
【化22】
【0113】これらの要素を、670nmに最大強度を
有する固体レーザーダイオードを用いて10-6秒間露光
し、21ステップ、0〜2logE(0.08log
E)ステップウェッジを生成した。この塗膜をコダック
RA2000現像液(1+2)で30秒間処理し、30
00Fixer(1+3)中で30秒間定着し、そして
洗浄し乾燥した。そのようにして生成したステップウェ
ッジ銀像の濃度を測定し、適当な相対露光量に対してプ
ロットした。
【0114】いくつかのパラメータがデンシトメトリー
結果から誘導されたが、特に、最小濃度(Dmin )、ス
ピード(「Sp0.6」及び「Sp4」)、及び塗膜の
計算実行濃度(PDP)を測定した。ここで、「Sp
0.6」はカブリ+0.6の濃度でのスピード、「Sp
4」はカブリ+4の濃度でのスピード、そして「PD
P」は(Sp0.6+4)での濃度である。これらのデ
ータを下記表I及びIIに示す。更に、表IIのD_S
P4は、促進保存試験後のスピードの変化であり、D_
PDPは促進保存試験後のPDPの変化である。D_S
P4及びD_PDPを得るため、未処理の要素をホイル
バッグ中に密封し、49℃で周囲湿度中で7日間保存し
た。その後それらを前述のように露光し処理して、対応
する新鮮な要素からSP4及びPDPの変化を測定し
た。
【0115】
【表1】
【0116】表Iの結果は、本発明に従う増感色素を含
有するサンプル3〜11が、サンプル1及び2の比較色
素REF1の感度よりも大きな、波長670nmの光に
対する感度を有することを示す。更に、本発明に従うサ
ンプル6〜11では残留色汚れが、比較サンプル1及び
2よりも実質的に低いことを示す。
【0117】
【表2】
【0118】表Iの結果は、本発明に従う増感色素を含
有するサンプル14〜22が、促進保存試験後に、参照
色素よりもスピード及び濃度変化が小さいことを示す。例2 例1と同じ操作を続けて、臭化物イオン量が実質的に増
加したもう一つの化学環境において、増感色素REF1
(例1の構造)及びREF2(下記構造)と比較した増
感色素DYE5(上記構造)の作用を評価した。従っ
て、短時間露光用高感度のハロゲン化銀乳剤を調製し
た。この乳剤は塩化銀70%及び臭化銀30%を含有
し、平均粒子径は0.18μmであった。
【0119】
【化23】
【0120】露光後、サンプル塗膜を臭化カリウムの量
を高めた一連の現像液で処理した。現像したサンプルを
例1と同様に定着し、洗浄し乾燥して、センシトメトリ
ー曲線をプロットした。実効最大濃度(PDM)を、
(SP0.6+0.2logE)での濃度として計算
し、それは核生成のレベルを表示する。表IIIは、参
照色素REF1、REF2及び発明色素DYE5の結果
を表す。
【0121】
【表3】
【0122】表IIIの結果は、本発明に従う増感色素
DYE5が、REF1と同じような臭化物レベルに対す
る感受性を示し、REF2より低い臭化物レベルに対す
る感受性を示すことを表す。この実施例は本発明の具体
的な態様を説明するが、本発明の組成もしくは材料の範
囲を限定するものではない。本発明の精神及び範囲内で
種々の変更及び改造が可能であることは、理解されるで
あろう。
【0123】本発明の他の好ましい態様を次ぎに記載す
る。但し、態様1及び30は請求項1及び2と同じであ
る。 (態様1)式(I)の色素を用いて増感された感光性ハ
ロゲン化銀乳剤及び当該ハロゲン化銀乳剤と組み合わさ
る核生成剤もしくはアミンブースターを含んで成る写真
要素:
【0124】
【化24】
【0125】(式中、R3 は、アルキル基、アルケニル
基、もしくはアリール基であり、R4 及びR5 は、それ
ぞれ水素、アルキル基、アルケニル基もしくはアリール
基であり、R6 、R7 及びR8 は、独立して、アルキル
基、アルケニル基、アリール基、もしくはHであり、前
記色素は少なくとも三個の酸もしくは酸塩置換基を有
し、そして各Lは、独立してメチン基を表し、pは、0
もしくは1であり、Z1 は、5員もしくは6員の複素環
式基を完成するのに必要な原子団を表し、(X)n は、
分子の電荷をバランスさせるのに必要な場合の対イオン
を表す)。
【0126】(態様2)pが、0である態様1に記載の
写真要素。 (態様3)前記核生成剤が、ヒドラジン化合物である態
様1に記載の写真要素。 (態様4)Z1 が、オキサゾール基、ベンゾオキサゾー
ル基、ナフトオキサゾール基、チアゾール基、ベンゾチ
アゾール基、ナフトチアゾール基、イミダゾール基、ベ
ンズイミダゾール基、ナフトイミダゾール基、ピリジン
基、キノリン基、1,3,4−チアジアゾール基、チア
ゾリン基、セレナゾール基、ベンゾセレナゾール基、ナ
フトセレナゾール基、ベンゾテルラゾール基、もしくは
ナフトテルラゾール基を完成する原子団を表す態様2に
記載の写真要素。
【0127】(態様5)式Iの色素によって増感された
前記ハロゲン化銀乳剤を写真要素の一つの層に配置し、
前記ヒドラジン核生成剤及び/もしくはアミンブースタ
ーを前記乳剤と同一の層に配置する態様1に記載の写真
要素。 (態様6)式(Ia)の色素を用いて増感された感光性
ハロゲン化銀乳剤及び当該ハロゲン化銀乳剤と組み合わ
さる核生成剤を含んで成る写真要素:
【0128】
【化25】
【0129】(式中、R1 及びR2 は、独立して、水
素、ヒドロキシ、ハロゲン原子、アリール基、ヘテロ芳
香族基、アルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、ア
ルキルチオ基、アリールチオ基、アシル基、アシルオキ
シ基、アルコキシカルボニル基、アルキルスルホニル
基、カルバモイル基、スルファモイル基、カルボキシ、
もしくはシアノを表し、あるいはR1 及びR2 は、一緒
に環状ベンゼン、ナフタレン、アントラセン基もしくは
ヘテロ芳香族基を完成するのに必要な原子団を表し、R
4 及びR5 は、それぞれ水素もしくはアルキル基であ
り、R3 は、アルキル基であり、R6 、R7 及びR
8 は、独立して、アルキル基であり、R3 、R6 、R 7
及びR8 の少なくとも三個は、酸もしくは酸塩置換基を
有し、(X)n は、分子の電荷をバランスさせるのに必
要な場合の対イオンである)。
【0130】(態様7)ヒドラジン核生成剤が前記ハロ
ゲン化銀乳剤と組合わさる態様6に記載の写真要素。 (態様8)前記ヒドラジン核生成剤が次式(II)であ
る態様7に記載の写真要素: R15−NHNH−G1 −R21 (II) (式中、R21は、H、脂肪族基、脂環式基、芳香族基、
アルコキシ基、アリールオキシ基、もしくはアミノ基で
あり、G1 は、−CO−基、−SO2 −基、−SO−
基、−COCO−基、チオカルボニル基、イミノメチレ
ン基もしくはアミノ基であり、そしてR15は、フェニル
基である)。
【0131】(態様9)R15が、+0.30より小さい
ハメットシグマパラ(σp )値を有する態様8に記載の
写真要素。 (態様10)R15が、0.30より小さいハメットσp
値を有する態様8に記載の写真要素。 (態様11)R15が、0以下のハメットσp 値を有する
態様8に記載の写真要素。
【0132】(態様12)前記フェニル基が、アルキル
基、アルコキシ基、もしくはアシルアミノ基で置換され
たフェニルである態様11に記載写真要素。 (態様13)前記ヒドラジン化合物が、バラスト基を有
する態様7に記載の写真要素。 (態様14)前記ヒドラジン化合物が、ハロゲン化銀へ
の当該ヒドラジン化合物の吸着を高める置換基を有する
態様7に記載の写真要素。
【0133】(態様15)前記要素が前記ハロゲン化銀
乳剤と組合わさるアミンブースターを有し、当該アミン
ブースターが少なくとも一つの第二級もしくは第三級ア
ミノ基、少なくとも三個の反復エチレンオキシ単位を含
んでなり、そして少なくとも1のn−オクタノール/水
分配係数を有する、態様6に記載の写真要素。 (態様16)前記アミンブースターが、少なくとも3の
n−オクタノール/水分配係数を有する、態様15に記
載の写真要素。
【0134】(態様17)前記アミンブースターが、次
式(IIIA)もしくは(IIIB)である態様15に
記載の写真要素:
【0135】
【化26】
【0136】(式中、nは、3〜50の整数であり、R
9 、R10、R11及びR12は、独立して、炭素数1〜8の
アルキル基あるか、又はR9 及びR10は一緒に、及び/
もしくはR11及びR12は一緒になって、それらが付属し
ているNと一緒に、複素環式基を完成するのに必要な原
子団を表し、そしてR13及びR14は、独立して、少なく
とも炭素数4のアルキル基である)。
【0137】(態様18)前記要素が、前記ハロゲン化
銀乳剤と組合わさるアミンブースターを有し、当該アミ
ンブースターが、当該乳剤のハロゲン化銀1モル当たり
1〜25gの量で存在する態様6に記載写真要素。 (態様19)少なくともR6 、R7 及びR8 が、酸もし
くは酸塩置換基を有する態様1に記載の写真要素。
【0138】(態様20)前記色素が少なくとも4個の
酸もしくは酸塩置換基を有する態様1に記載の写真要
素。 (態様21)R3 、R6 、R7 及びR8 の全てが、酸も
しくは酸塩置換基を有する態様1に記載の写真要素。 (態様22)前記酸もしくは酸塩置換基が、全てカルボ
キシもしくはスルホ置換基である態様1に記載の写真要
素。
【0139】(態様23)R1 及びR2 が一緒になって
環状ベンゼン基もしくはナフタレン基を形成する態様6
に記載の写真要素。 (態様24)R3 、R6 、R7 及びR8 の4つ全てが、
酸もしくは酸塩置換基を有する態様6に記載の写真要
素。 (態様25)R3 、R6 、R7 及びR8 が、独立して、
炭素数1〜5のアルキル基であり、R4 が、水素であ
り、そしてR5 が、水素もしくは炭素数1〜5の非置換
のアルキルである態様6に記載の写真要素。
【0140】(態様26)R5 が、水素、メチルもしく
はエチルである態様6に記載の写真要素。 (態様27)式(Ia)の色素を用いて増感された感光
性ハロゲン化銀乳剤、並びに両方とも当該ハロゲン化銀
乳剤と組み合わさる式(II)のヒドラジン核生成剤、
及び少なくとも一つの第二級もしくは第三級アミノ基、
少なくとも三個の反復エチレンオキシ単位を含んでな
り、そして少なくとも1のn−オクタノール/水分配係
数を有するアミンブースターを含んで成る写真要素:
【0141】
【化27】
【0142】(式中、R1 及びR2 は、独立して、水
素、ヒドロキシ、ハロゲン原子、アリール基、ヘテロ芳
香族基、アルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、ア
ルキルチオ基、アリールチオ基、アシル基、アシルオキ
シ基、アルコキシカルボニル基、アルキルスルホニル
基、カルバモイル基、スルファモイル基、カルボキシ、
もしくはシアノを表し、あるいはR1 及びR2 は、一緒
に環状ベンゼン、ナフタレン、アントラセン基もしくは
ヘテロ芳香族基を完成するのに必要な原子団を表し、R
4 及びR5 は、それぞれ水素もしくはアルキル基であ
り、R3 は、アルキル基であり、R6 、R7 及びR
8 は、独立して、アルキル基であり、R3 、R6 、R 7
及びR8 の少なくとも三個は、酸もしくは酸塩置換基を
有し、(X)n は、式(Ia)の分子の電荷をバランス
させるのに必要な場合の対イオンであり、R15は、フェ
ニル基であり、そしてR21は、H、脂肪族基、脂環式
基、芳香族基、アルコキシ基、アリールオキシ基、もし
くはアミノ基であり、G1 は、−CO−基、−SO2
基、−SO−基、−COCO−基、チオカルボニル基、
イミノメチレン基もしくはアミノ基である)。
【0143】(態様28)式(Ia)の前記色素が、少
なくとも4個の酸もしくは酸塩置換基を有する態様27
に記載の写真要素。 (態様29)R3 、R6 、R7 及びR8 の全てが、酸も
しくは酸塩置換基を有する態様27に記載の写真要素。 (態様30)式(I):
【0144】
【化28】
【0145】(式中、R3 は、アルキル基、アルケニル
基、もしくはアリール基であり、R4 及びR5 は、それ
ぞれ水素、アルキル基、アルケニル基もしくはアリール
基であり、R6 、R7 及びR8 は、独立して、アルキル
基、アルケニル基、アリール基、もしくはHであり、前
記色素は少なくとも三個の酸もしくは酸塩置換基を有
し、そして各Lは、独立してメチン基を表し、pは、0
もしくは1であり、Z1 は、5員もしくは6員の複素環
式基を完成するのに必要な原子団を表し、(X)n は、
分子の電荷をバランスさせるのに必要な場合の対イオン
を表す)の色素を用いて増感された感光性ハロゲン化銀
乳剤を有する写真要素上に高コントラスト写真画像を形
成する方法であって、ヒドラジン化合物及びアミンブー
スターの存在下で前記写真要素を現像することを含んで
なる前記方法。
【0146】(態様31)前記アミンブースターが、少
なくとも一つの第二級もしくは第三級アミノ基、少なく
とも三個の反復エチレンオキシ単位を含んでなり、そし
て少なくとも1のn−オクタノール/水分配係数を有す
る態様30に記載の方法。 (態様32)前記ヒドラジン化合物及びアミンブースタ
ーが、式(I)の色素で増感されたハロゲン化銀乳剤と
組み合わせて前記写真要素に配置されている態様30に
記載の方法。
【0147】(態様33)態様1に記載の写真要素を現
像液に曝すことを含んでなる、前記要素上に高コントラ
スト写真画像を形成する方法。 (態様34)態様6に記載の写真要素を現像液に曝すこ
とを含んでなる、前記要素上に高コントラスト写真画像
を形成する方法。 (態様35)態様27に記載の写真要素を現像液に曝す
ことを含んでなる、前記要素上に高コントラスト写真画
像を形成する方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン デビッド ミー アメリカ合衆国,ニューヨーク 14617, ロチェスター,コーンウォール レーン 66

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(I)の色素を用いて増感された感光
    性ハロゲン化銀乳剤及び当該ハロゲン化銀乳剤と組み合
    わさる核生成剤もしくはアミンブースターを含んで成る
    写真要素: 【化1】 (式中、R3 は、アルキル基、アルケニル基、もしくは
    アリール基であり、 R4 及びR5 は、それぞれ水素、アルキル基、アルケニ
    ル基もしくはアリール基であり、 R6 、R7 及びR8 は、独立して、アルキル基、アルケ
    ニル基、アリール基、もしくはHであり、 前記色素は少なくとも三個の酸もしくは酸塩置換基を有
    し、そして各Lは、独立してメチン基を表し、 pは、0もしくは1であり、 Z1 は、5員もしくは6員の複素環式基を完成するのに
    必要な原子団を表し、 (X)n は、分子の電荷をバランスさせるのに必要な場
    合の対イオンを表す)。
  2. 【請求項2】 式(I): 【化2】 (式中、R3 は、アルキル基、アルケニル基、もしくは
    アリール基であり、 R4 及びR5 は、それぞれ水素、アルキル基、アルケニ
    ル基もしくはアリール基であり、 R6 、R7 及びR8 は、独立して、アルキル基、アルケ
    ニル基、アリール基、もしくはHであり、 前記色素は少なくとも三個の酸もしくは酸塩置換基を有
    し、そして各Lは、独立してメチン基を表し、 pは、0もしくは1であり、 Z1 は、5員もしくは6員の複素環式基を完成するのに
    必要な原子団を表し、 (X)n は、分子の電荷をバランスさせるのに必要な場
    合の対イオンを表す)の色素を用いて増感された感光性
    ハロゲン化銀乳剤を有する写真要素上に高コントラスト
    写真画像を形成する方法であって、 ヒドラジン化合物及びアミンブースターの存在下で前記
    写真要素を現像することを含んでなる前記方法。
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