JPH09165206A - オゾン発生方法およびオゾン発生装置 - Google Patents
オゾン発生方法およびオゾン発生装置Info
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- JPH09165206A JPH09165206A JP7330344A JP33034495A JPH09165206A JP H09165206 A JPH09165206 A JP H09165206A JP 7330344 A JP7330344 A JP 7330344A JP 33034495 A JP33034495 A JP 33034495A JP H09165206 A JPH09165206 A JP H09165206A
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Abstract
維持し、かつ、高濃度なオゾンを得ることができるオゾ
ン発生装置を得る。 【解決手段】 供給された酸素ガスを所定の低圧力下で
解離させて酸素原子を生成する酸素原子発生部と、酸素
原子発生部より送給される酸素原子含有ガスを反応ガス
と高圧力下で混合し、所定の酸素原子濃度において非放
電で反応させてオゾンを生成する複数のオゾン発生部
と、酸素原子発生部内の圧力を所定の低圧力に減圧する
と共に、酸素原子含有ガスを減圧状態を維持して複数の
オゾン発生部にそれぞれ送給する減圧送給手段を備え、
複数のオゾン発生部を直列に配設し、前段のオゾン発生
部で生成されたオゾンを含有する反応ガスを後段のオゾ
ン発生部に順次送給し、それぞれのオゾン発生部で生成
されたオゾンを累積する。
Description
るオゾン発生方法およびオゾン発生装置に関するもの
で、特に、高いオゾン変換効率を維持して効率よく高濃
度のオゾンを発生させる方法あるいは装置に関する。
1号公報に示された従来の同軸円筒型の無声放電式オゾ
ン発生装置を示すものである。図において、41は内部
に冷却水入口49と冷却水出口50を有する接地金属管
42を形成し、所定位置に空気または酸素などの原料空
気入口51とオゾン気体出口52を形成した缶体、44
は上記接地金属管42内に同心的に挿入され、複数のス
ペーサ53によって所定の放電空隙43を形成するガラ
ス等の誘電体からなる高電圧電極管で、これの内周面に
は導電被膜45が形成されている。46は給電線47か
らブッシング48を経て上記導電被膜45に交流高電圧
を印加する給電子である。なお、このような従来のオゾ
ン発生装置においては、上記接地金属管42と高電圧電
極管44は、オゾン発生容量によって多数組のものが缶
体41に形成されることは言うまでもない。
発生装置は上記のように構成されており、高電圧電極管
44に交流高電圧を印加すると、放電空隙43に無声放
電と呼ばれる穏やかなグロー放電が生じて流入した原料
空気がオゾン化され、このオゾンを含むガスはオゾン気
体出口52から取り出される。放電空隙43では、放電
による発熱があるため有効に冷却してやらないと放電空
隙43のガス温度が上昇し、オゾン発生両が減少する。
このため接地金属管42が冷却水により冷却される。
間内で同時に発生させる従来の無声放電式オゾン発生装
置では、放電空間をオゾン生成に必要な高圧力、低温に
維持することが必要とされる。従って、従来の無声放電
式オゾン発生装置は放電空間を低温に保つため、放電空
間のギャップを短くして、接地、高圧両電極の一方もし
くは両方を水冷するような構造であった。放電空間の短
ギャップ化に関しては、円筒形の電極で短ギャップを一
様に形成するためには放電管および金属電極管の加工精
度が重要となり、装置の初期コストが高くなるという問
題があった。また、電極を冷却するために電極構造が制
限されるなど装置が複雑であった。さらに電極が冷却さ
れていても、オゾンの生成効率を考慮すれば放電空間の
温度はせいぜい350K以下に抑える必要があるため、
高電力密度(放電空間/放電面積)を投入することが困
難であり、装置のコンパクト化を実現することが不可能
であった。
オゾンを生成するので、生成されたオゾンは放電空間に
存在する電子と衝突し、以下に示す反応式からわかるよ
うに再び分解される。 O3 +e → 0+02 +e 上記の反応の速度は電子エネルギーの関数であり、放電
場での電子衝突による酸素分子の解離速度、すなわち酸
素原子の生成速度よりも数倍〜数十倍程度速いとされて
いる。従って、酸素原子とオゾンを放電により同時に発
生させる無声放電式オゾン発生装置では、せっかく生成
されたオゾンが酸素原子および分子に戻ってしまい、オ
ゾン生成のエネルギー効率が低下する。さらに、無声放
電式オゾン発生装置で空気を原料ガスとして使用した場
合には、窒素分子(N2 )と電子との衝突により窒素原
子(N)やその励起種が生々されて、これらが酸素原子
と反応して窒素酸化物(NOX )が生成され、NOX は
オゾンと反応しその結果、オゾンは分解され前述と同様
にオゾン生成効率の低下を招く。
子とオゾンを放電により同時に発生させる従来の無声放
電式オゾン発生装置における問題点を列挙すると、 ・冷却が必要なため、電極系をはじめとして装置構造が
複雑になる。 ・高密度電力を投入できないので、装置のコンパクト化
が困難である。 ・生成されたオゾンが放電場での電子衝突により分解さ
れ、生成効率が低い。 ・空気原料ではNOX が発生し、オゾンが分解されるた
めさらに生成効率が低下する。 ことが挙げられる。
オゾン発生装置の問題点を解決するためになされたもの
で、酸素原子とオゾンの生成を分離することにより、酸
素原子を適切な濃度で反応ガスと混合してオゾンの生成
効率を高めると共に、更に、生成された酸素原子を複数
回にわたって反応ガス中に添加することにより、オゾン
変換効率の低下を抑制しながら高濃度のオゾンを効率よ
く生成することのできるオゾン発生方法あるいはオゾン
発生装置を提供することを目的とする。
ゾン発生方法は、供給された酸素ガスを大気圧以下の所
定の低圧力下で解離させて酸素原子を含む第1のガスを
生成する酸素原子発生工程と、この酸素原子発生工程で
生成された酸素原子を含む第1のガスと加圧して供給さ
れる酸素を含む第2のガスとを酸素原子発生工程より高
い圧力下で混合し、非放電で反応させてオゾンを生成す
るオゾン発生工程を有したオゾン発生方法において、オ
ゾン発生工程は、第1のガスを複数回の工程に分けて所
定の酸素原子濃度で第2のガスに添加してオゾンを生成
し、それぞれの工程で生成されたオゾンを累積するよう
にしたものである。
請求項1のオゾン発生工程において、第1のガスを20
回以下の工程に分けて所定の酸素原子濃度で第2のガス
に添加してオゾンを生成し、それぞれの工程で生成され
たオゾンを累積するようにしたものである。
供給された酸素ガスを大気圧以下の所定の低圧力下で解
離させて酸素原子を含む第1のガスを生成する酸素原子
発生部と、この酸素原子発生部より送給される酸素原子
を含む第1のガスと加圧して供給される酸素を含む第2
のガスとを酸素原子発生部より高い圧力下で混合し、所
定の酸素原子濃度において非放電で反応させてオゾンを
生成する複数のオゾン発生部と、この酸素原子発生部内
の圧力を大気圧以下の上記所定の低圧力に減圧すると共
に、第1のガスを減圧状態を維持して複数のオゾン発生
部にそれぞれ送給する減圧送給手段を備え、上記複数の
オゾン発生部を直列に配設し、前段のオゾン発生部で生
成されたオゾンを含有する第2のガスを後段のオゾン発
生部に順次送給し、それぞれのオゾン発生部で生成され
たオゾンが累積されるように構成したものである。
請求項3発明において、複数のオゾン発生部は、個別の
酸素原子発生部がそれぞれ近接して設けらたものであ
る。
請求項3の発明において、複数のオゾン発生部は、それ
ぞれに対応する各減圧送給手段の減圧室を酸素原子発生
部として用いことにより酸素原子発生部と減圧送給手段
とを含めて一体化された構成としたものである。
請求項3乃至5のいずれかの発明において、直列に配設
される複数のオゾン発生部は、20段以下としたもので
ある。
供給された酸素ガスを大気圧以下の所定の低圧力下で解
離させて酸素原子を含む第1のガスを生成する酸素原子
発生部と、酸素原子発生部より送給される酸素原子を含
む第1のガスと加圧して供給される酸素を含む第2のガ
スとを酸素原子発生部より高い圧力下で混合し、所定の
酸素原子濃度において非放電で反応させてオゾンを生成
するオゾン発生部と、酸素原子発生部内の圧力を大気圧
以下の所定の低圧力に減圧すると共に、第1のガスを減
圧状態を維持してオゾン発生部に送給する減圧送給手段
とを備えたオゾン発生装置において、オゾン発生部は第
2のガスが流れる方向に所定の距離を隔てて設けられた
複数列の穴部を有し、減圧送給手段は第1のガスを減圧
状態を維持して上記複数列の穴部よりオゾン発生部の内
部に送給するように構成したものである。
生装置の問題点を解決するために本願発明者が先に出願
した特願平7−251018号(平成7年9月28日付
け出願)にて提案したオゾン発生装置の一例を示すもの
である。この例においては、図11に示した従来装置の
ように酸素原子とオゾンの生成を放電場で同時に行うの
ではなく、酸素原子生成室とオゾンの生成室を分離し、
酸素原子およびオゾンの生成に対して最適な条件を独立
して制御できるように構成したものである。また、酸素
原子生成室で生成された酸素原子を含有したガスの圧力
を減圧し、減圧された状態のまま酸素原子ガスをオゾン
生成室へ送給するための減圧送給手段としてエジェクタ
方式を用いている。
の入口、2はノズル、3はスロート、4はディフューザ
ー、5はオゾン含有ガスの出口であり、これらはエジェ
クタを構成する基本構成部材である。ノズル2とスロー
ト3の間には、ギャップ10が設けられる。6は内部に
放電室7を備えた酸素原子発生器であり、原料気体入口
8より供給された酸素を含有する原料ガスから酸素原子
を生成するための装置である。9は酸素原子発生器6で
生成された酸素原子含有ガスを低圧力を維持したままデ
ィフューザー部まで導くための減圧室であり、そこでの
圧力は大気圧以下、具体的には数Torr〜数百Torr程度に
維持される。
酸素を含有した反応ガス(例えば、空気)がコンプレッ
サーあるいはフロアー等で加圧されて流れており、スロ
ート3に流れ込むが、この時ノズル2とスロート3との
間に設けられたギャップ10から減圧室9に存在する気
体を巻き込むため、減圧室9および酸素原子発生器6の
内部の放電室7は大気圧以下、具体的には数Torr〜数百
Torr程度に減圧される。このような低圧力下で、原料気
体入口8より酸素含有ガスが供給されている放電室7内
では、 O2 + e → O + O + e ・・・(1) の反応が起こり、酸素原子Oが発生する。上式でeは電
子を表す。
Mは第3物体を表す。(2)、(3)式はいわゆる三体
衝突反応であるため、圧力の2乗に比例して反応が進む
ため低圧力放電場では(2)、(3)式の反応はきわめ
て遅いことになる。ここで、O濃度に対してO2 濃度が
充分高いと、(2)式で表されたオゾン生成反応が大部
分を占め、(3)式の反応は無視できる。
ゾン生成室と分離した酸素原子生成室において低圧力下
で放電させると、(1)式の反応で生じる酸素原子が
(2)、(3)式によって殆ど消滅しないため、高い電
気効率(酸素原子発生個数/放電電力)で酸素原子を得
ることができる。このようにして生成された酸素原子
は、低圧力に保たれたまま減圧室9からノズル2とスロ
ート3の間のギャップ10へと吸い込まれ、ノズル2内
を流れてきた酸素を含む反応ガス(例えば空気)とスロ
ート3およびディフューザ4よりなるオゾン生成室にお
いて混合され、反応ガス中の酸素と(2)式に示された
反応により高圧力下で効率よくオゾンに変換される。
オゾン発生装置の効果を推定するために、混合後のガス
中の酸素原子の濃度を変化させてシミュレーションを行
い、そのオゾン生成効率を求めた結果を示したものであ
る。従来装置のオゾン生成効率については、空気および
純酸素を原料ガスとした近年の円筒型無声放電式オゾン
発生装置の標準的な運転条件での実験値を示す。この結
果より、酸素原子とオゾンの生成を放電場で同時に行う
従来装置に比べて、酸素原子生成室とオゾンの生成室を
分離し、酸素原子およびオゾンの生成をそれぞれ最適な
条件に独立して制御できる構造を採用することにより、
特に、2〜3g/Nm3 程度以下の低オゾン濃度域にお
いて高いオゾン生成効率を達成できることが判った。し
かし、図1のようなオゾン発生装置の構成では生成する
オゾン濃度を高くしょうとするとオゾン生成効率は低下
してくることを、図2は示している。
により生成された酸素原子が大気圧、350Kの空気と
混合されてオゾンに変換されていく過程について、最終
的にオゾンに変換された酸素原子の割合(生成オゾン分
子数/初期酸素原子数、即ち、オゾン変換効率)を縦軸
に、オゾン生成室に注入され、反応ガスと混合された時
の酸素原子の濃度を横軸にとって示したものである。図
3より、最終的にオゾンに変換された酸素原子の割合は
酸素原子の注入濃度が0.01%、0.1%、1%、1
0%、20%である場合に、それぞれおよそ99%、9
5%、64%、20%、13%と求められ、この結果よ
りも酸素原子からオゾンへの変換効率は、酸素原子濃度
の増加に伴い急激に減少していくことが判る。これは、
酸素原子濃度が上昇することにより、前記(3)式で示
された酸素原子の再結合反応の速度が増加し、放電によ
り生成された酸素原子が酸素分子に戻ってしまうことが
原因である。すなわち、生成された酸素原子を効率よく
オゾンに変換するためには、混合する反応ガスに対し
て、添加する酸素原子の濃度を小さく抑える必要がある
ことが判る。
問題点を酸素原子生成室とオゾンの生成室を分離するこ
とにより改善した図1に示したようなオゾン発生装置に
おいては、放電場にオゾンやNOX は存在しないので、
電子衝突やNOX によるオゾンの分解が起こらず、高効
率でオゾンを生成できるのであるが、これはオゾン生成
室において空気などの反応ガスと混合された時の酸素原
子の濃度が低い場合に限られている。反応ガスと混合時
の酸素原子濃度も濃くなると、上記(3)式に示した酸
素原子の再結合反応が支配的になってオゾン変換効率が
急激に減少し、その結果、生成するオゾン濃度の高い領
域では、オゾン生成に対するエネルギー効率が低下する
という問題を抱えていた。この発明はこのような問題点
を更に解決するためになされたもので、酸素原子とオゾ
ンの生成室を分離すると共に、酸素原子生成室で生成し
た酸素原子を所定の低濃度で複数回に分けてオゾン生成
室の反応ガス中に添加することにより、高濃度のオゾン
を高効率で発生することができるようにしたものであ
る。
原子がオゾンに変換される場合の主反応と、その競合反
応は前述の(2)、(3)式に示したとおりである。こ
こで、それぞれの反応の反応速度定数をkn 4、kn 5
とすると、放電により生成された酸素原子がオゾンに変
換される際の効率ηは、次式により表される。
と酸素分子の濃度比の関数であり、酸素原子濃度が増加
すると、オゾン変換効率ηは減少する。これより、比較
的高濃度のオゾンを得るために、高濃度の酸素原子を一
度に酸素分子を含んだ反応ガス中に添加した場合には、
オゾン変換効率が低下することにより高効率でオゾンを
生成することが不可能であることが判る。酸素原子から
オゾンへの変換効率は、(4)式のように酸素原子濃度
の増加とともに低下するため、比較的高濃度のオゾンを
できる限り効率よく生成する方法としては、オゾン変換
効率の高い低濃度酸素原子を複数回に分けて、順次反応
ガス中に添加する方法が考えられる。
とは別に設けられたオゾン生成室内では、前記(2)、
(3)式で示したオゾン生成、分解反応に加えて、 O + O3 → O2 + O2 ・・・(7) で表わされる反応が起こる。(3)式の反応は、低濃度
の酸素原子を添加する場合には無視できるので、放電に
より生成された酸素原子は効率よくオゾンに変換され、
また、(7)式の反応の速度は極めて遅いため、オゾン
生成室で生成されたオゾンはほとんど分解されない。
濃度で酸素原子を添加して効率よくオゾンに変換してオ
ゾン含有ガスを生成し、この生成されたオゾンを含有す
る反応ガス中にさらに低濃度で酸素原子を添加する操作
を繰り返せば、生成されたオゾンは短時間ではほとんど
分解されないので、酸素原子からオゾンへの変換は高効
率を維持したままで、最終的に生成されるオゾンの濃度
はオゾン含有ガス中に低濃度で酸素原子を添加する回数
に応じて累積されて増加することになる。即ち、高濃度
のオゾンを得る場合にも、オゾン変換効率の低下を抑制
することが可能となる。
原子の総添加濃度をパラメータとして、酸素原子の分割
して注入される回数とオゾン変換効率の関係を示したも
のである。酸素原子の総添加濃度が、0.1%、1.0
%、10%、20%の場合に対応するものであり、それ
ぞれの1回あたりの添加濃度は総添加濃度を添加回数で
割った値に相当する。例えば、Aのグラフは反応ガスに
対して酸素原子の総添加濃度が1.0%の場合につい
て、1.0%の濃度の酸素原子を1度に添加した場合
と、2回(0.5%×2)、10回(0.1%×1
0)、20回(0.05%×20)と複数回にわけて添
加した場合のオゾン変換効率ηを添加回数を横軸にとっ
て示したものである。
総添加濃度を一定にした場合、1回当たりの添加濃度を
減らし、添加回数を増加させることによりオゾン変換効
率ηを改善することが可能であることがわかる。ただ
し、添加回数が10回を超えるとオゾン変化効率の改善
は飽和現象がみられ、添加回数が20回を超えるとオゾ
ン変化効率の改善はほとんど期待できないと思われる。
図5は、図4に示した結果を生成されるオゾン濃度を横
軸(対数目盛り)にとり、生成オゾン濃度とオゾン変換
効率の関係に焼き直したものである。図5において、A
群は酸素原子の総濃度が0.1%の場合、B群は酸素原
子の総濃度が1.0%の場合、C群は酸素原子の総濃度
が10%の場合、また、D群は酸素原子の総濃度が20
%の場合のデータを示している。また、図6は、縦軸お
よび横軸の両軸を線形目盛り( Liner Scale)で書き換
えたものである。
の酸素原子の総添加濃度を1.0%としてオゾンを生成
する場合(即ち、B群のデータ)を例に取ると、1度の
添加回数で反応させると生成されるオゾン濃度は約11
g/Nm3 であり、この時のオゾン変換効率は65%程
度であるが、酸素原子の添加濃度を0.05%として2
0回に分けて添加すると生成されるオゾン濃度は約14
g/Nm3 に増加し、この時のオゾン変換効率は80%
程度にまで改善されることが判る。以上のことより、オ
ゾン生成室内で反応ガスに対して数%以下の低濃度で酸
素原子を添加して効率よくオゾンに変換してオゾン含有
ガスを生成し、この生成されたオゾンを含有する反応ガ
ス中にさらに低濃度の酸素原子を添加する操作を複数回
繰り返すことによって、酸素原子からオゾンへの変換効
率の低下を抑制し、かつ、最終的に一度に酸素原子を反
応ガス中に添加する場合よりも高濃度のオゾンの生成が
可能であることが裏付けられた。
のであり、酸素原子とオゾンの生成室を分離させたオゾ
ン発生装置において、低圧力下で放電により生成された
酸素原子含有ガスを酸素分子を含んだ反応ガスに一度に
添加するのではなく、反応ガス(例えば、空気)を複数
段に分けたオゾン生成室に順次送給すると共に、それぞ
れのオゾン生成室に酸素原子含有ガスを低圧状態を維持
したまま送給し、かつ、オゾン生成室において反応ガス
と混合された時の酸素原子が所定の低濃度になるように
構成したものである。
体的に説明する。図7は、この発明の実施の形態1によ
るオゾン発生装置の概略構成を示す図である。尚、図1
と同一符号のものは図1のものと同一または相当のもの
であることを表わす。図7において、100は第1段の
オゾン発生部、200は第1段のオゾン発生部100の
後部に配置された第2段のオゾン発生部、300は第N
段目のオゾン発生部である。本実施の形態1において
も、減圧送給手段は、図1に示したオゾン発生装置と同
様のエジェクタ方式を用いた装置構成としている。各段
のオゾン発生部は、図1の装置と同様にノズル2、スロ
ート3、ディフューザー4、減圧室9、ギャップ10を
備えている。6は内部に放電室7を備えた酸素原子発生
器であり、原料気体入口8より供給された酸素を含有す
る原料ガスから酸素原子を発生させるための装置であ
る。400は酸素原子発生器6において発生した酸素原
子を各段のオゾン発生部へ送給するための酸素原子送給
管である。また、11はコンプレッサーあるいはブロワ
ー等の加圧手段である。
ン発生部100に設けられたノズル2には、その入口部
1より加圧手段11によって加圧された反応ガスが流れ
込んでおり、加圧された反応ガスはスロート3に吹き出
される。この時ノズル2とスロート3との間に設けられ
たギャップ10から減圧室9に存在する気体を巻き込む
ため、減圧室9および酸素原子発生器6内部の放電室7
は大気圧以下、具体的には数Torr〜数百Torr程度に減圧
される。このような低圧力下で、原料気体入口8より酸
素含有ガスが供給されている放電室7内では(1)式に
示した、 O2 + e → O + O +e の反応が起こり、酸素原子Oが発生する。上式でe は電
子を表す。
(2)式に示した、 O + O2 + M → O3 + M の反応によりオゾンに変換されるか、あるいは(3)式
に示した、 O + O + M → O2 + M の反応により酸素分子に戻るため、消滅する。但し、M
は第3物体を表す。
突反応であるため、圧力の2乗に比例して反応が進むた
め低圧力放電場では(2)、(3)式の反応はきわめて
遅いことになる。ここで、O濃度に対してO2 濃度が充
分高いと(2)式で表されたオゾン生成反応が大部分を
占め、(3)式の反応は無視できる。従って、この発明
のように低圧力下で放電させると、(1)式の反応で生
じる酸素原子が(2)、(3)式によって殆ど消滅しな
いため、高い電気効率(酸素原子発生個数/放電電力)
で酸素原子を得ることができる。このようにして生成さ
れた酸素原子は、低圧力に保たれたまま酸素原子供給管
400を経由して減圧室9からノズル2とスロート3の
間のギャップ10へと吸い込まれ、ノズル2内を流れて
きた酸素を含む反応ガスとスロート3およびディフュー
ザー4で構成されるオゾン生成室内で反応ガスと所定の
低濃度で混合され、反応ガス中の酸素分子と(2)式に
示された反応により高圧力下で効率よくオゾンに変換さ
れる。なお、所定の濃度で酸素原子を反応ガスに添加す
るためには、酸素原子発生器6における酸素原子の発生
量を制御するか、あるいは酸素原子供給管に酸素原子含
有ガスの流量を制御するバブル等を適宜設ければよい。
00で得られたオゾン含有ガス(生成されたオゾンを含
む反応ガス)は、加圧された状態のまま更にオゾン含有
ガスの出口5から第2段目のオゾン発生部200のノズ
ル2に導入される。第2段目のオゾン発生部200にお
いては、第1段目のオゾン発生部100と同様に、酸素
原子発生器6において生成された酸素原子含有ガスは、
酸素原子供給管400を経由して低圧力に保たれたまま
減圧室9からノズル2とスロート3の間のギャップ10
へと吸い込まれ、スロート3およびディフューザー4で
構成されるオゾン生成室内でノズル2内を流れてきた第
1段目のオゾン生成室で得られたオゾンを含有した反応
ガスと所定の濃度で混合され、反応ガス中の酸素分子と
(2)式に示された反応により高圧力下で効率よくオゾ
ンに変換される。
は、前記(2)、(3)式で示したオゾン生成、分解反
応に加えて、(7)式で表わされる反応が起こるが、こ
の反応の速度は極めて遅いため、オゾン生成室で生成さ
れたオゾンはほとんど分解されないので、第2段目のオ
ゾン発生部200においては第1段目のオゾン発生部1
00で生成されたオゾンと第2段目のオゾン発生部20
0で生成されたオゾンとが累積されることになる。本実
施の形態のように、複数段(N段)のオゾン発生部を直
列に配設し、加圧手段によって第1段目のオゾン発生部
に反応ガスを送給し、オゾン生成室内で反応ガス中に所
定の低濃度で酸素原子を添加して効率よくオゾンに変換
してオゾン含有ガスを生成し、この生成されたオゾン含
有ガスに対してさらに次段のオゾン発生部で所定の低濃
度で酸素原子を添加してオゾンを発生させる操作を繰り
返すことによって、生成されたオゾンはどんどん累積さ
れるてゆくので、酸素原子からオゾンへの変換は高効率
を維持したままで、高濃度なオゾンを得ることができ
る。
ゾン発生装置と同様に低圧下で酸素ガスを解離させるた
め、酸素原子の寿命が長くなり、その結果酸素原子を効
率よく生成できる。酸素原子生成室は放電を安定に保
ち、効率よく酸素原子を生成できる条件だけを満足すれ
ばよいので、生成室内部は高温でよく、電極を冷却する
必要もないので、放電電極系の構成自由度が高くなりシ
ンプルな構造で安価な装置を提供することができる。ま
た、高電力密度を投入することができるので装置のコン
パクト化が可能となる。さらに、酸素原子発生室で発生
した酸素原子含有ガスを、複数回にわけて酸素分子を含
む反応ガスと所定の低濃度で反応させるように構成した
ので、オゾン変換効率の低下を抑制し、かつ、従来のオ
ゾン発生装置に比べて高濃度のオゾンを生成することが
できる。
態2によるオゾン発生装置の概略構成を示す図である。
本実施の形態も、実施の形態1と同様に減圧送給手段と
してエジェクタ方式を用いた装置構成としている。尚、
図1と同一符号は図1のものと同一あるいは相当のもの
であることを表わす。図において、1は酸素を含有する
反応ガスの入口、2はノズル、3はスロート、4はディ
フューザー、5はオゾン含有ガスの出口である。これら
がエジェクタを構成する基本構成部材である。本実施の
形態では、縦列に配設された第1段のオゾン発生部10
0、第2段のオゾン発生部200および第N段のオゾン
発生部300のそれぞれについて酸素原子発生器6を個
別に設けたことを特徴とする。各段のオゾン発生部は、
図1の装置と同様にノズル2、スロート3、ディフュー
ザ4、減圧室9、ギャップ10を備えている。減圧室9
は酸素原子発生器6で生成された酸素原子含有ガスを低
圧力を維持したまま、反応ガスとの混合点まで導くため
に、そこでの圧力は大気圧以下、具体的には数Torr〜数
百Torr程度に維持される。
ン発生部100に設けられたノズル2には、その入口部
1より加圧手段11によって加圧された反応ガスが流れ
込んでおり、加圧された反応ガスはノズル2よりスロー
ト3に吹き出される。この時ノズル2とスロート3との
間に設けられたギャップ10から減圧室9に存在する気
体を巻き込むため、第1段のオゾン発生部100に対し
て設けられた酸素原子発生器6の放電室7の圧力も大気
圧以下、具体的には減圧室9と同等の数Torr〜数百Torr
程度に減圧される。このような低圧力下で、原料気体入
口8より酸素含有ガスが供給されている各酸素原子発生
器6の放電室7内では、実施の形態1で説明したのち同
様の反応が起こり、高い電気効率(酸素原子発生個数/
放電電力)で酸素原子を得ることができる。このように
して生成された酸素原子は、低圧力に保たれたまま減圧
室9を経由してノズル2とスロート3の間のギャップ1
0へと吸い込まれ、ノズル2内を流れてきた酸素を含む
反応ガスとスロート3およびディフューザー4で構成さ
れるオゾン生成室内で反応ガス中の酸素分子と前述の
(2)式に示された反応により高圧力下で効率よくオゾ
ンに変換される。
00で得られたオゾン含有ガス(生成されたオゾンを含
む反応ガス)は、加圧された状態のまま更にオゾン含有
ガスの出口5から第2段目のオゾン発生部200のノズ
ル2に導入される。第2段目のオゾン発生部200にお
いては、第1段目のオゾン発部と同様に、第2段目のオ
ゾン発生部200に個別に設けられた酸素原子発生器6
で生成された酸素原子含有ガスは、同様に低圧力に保た
れたまま減圧室9からノズル2とスロート3の間のギャ
ップ10へと吸い込まれ、ノズル2内を流れてきた第1
段目のオゾン生成室で得られたオゾン含有ガスとスロー
ト3およびディフューザー4で構成されるオゾン生成室
内で反応ガス中の酸素分子と(2)式に示された反応に
より高圧力下で効率よくオゾンに変換される。このよう
に、第2段目のオゾン発生不部200では、第1段目の
オゾン発生部100で生成されたオゾンと第2段目のオ
ゾン生成部200で生成されたオゾンとが累積される。
とオゾン発生部とは分離して設けられており、さらに複
数段(N段)のオゾン発生部が直列に配設されているの
で、実施の形態1と同様にそれぞれのオゾン生成室内で
反応ガス中に所定の低濃度で酸素原子を添加して効率よ
くオゾンに変換してオゾン含有ガスを生成し、この生成
されたオゾン含有ガスに対してさらに次段のオゾン発生
部で所定の低濃度で酸素原子を添加してオゾンを発生さ
せる操作を繰り返すことが可能となり、生成されたオゾ
ンはどんどん累積されるので、酸素原子からオゾンへの
変換は高効率を維持したままで、高濃度なオゾンを得る
ことができる。さらに、実施の形態2では、各段に設け
られた酸素原子発生器6より供給される酸素原子含有ガ
スは、実施の形態1の場合と異なり、酸素原子供給管な
どの比較的長い流路を介さず短い供給管によって即座に
反応ガスと混合されるので、寿命の短い酸素原子が反応
ガスと混合される以前に再結合等で壊れる確率も小さ
く、酸素原子発生器6で生成された酸素原子は一層効率
よく反応ガスと混合される、とう特長がある。
2では、酸素原子発生器6と減圧室9とを分離した構成
としているが、本実施の形態では酸素原子発生器と減圧
室とを一体化した一体型オゾン発生部を直列に複数段配
設した構成としたものである。図9は、実施の形態3に
よるオゾン発生装置の要部の概略構成を示す図であり、
図9(a)はその縦断面構成図、図9(b)は図7
(a)のA−A’線断面図である。図において、1は酸
素を含有する反応ガスの入口、2はノズル、3はスロー
ト、4はディフューザー、5はオゾン含有ガスの出口で
あり、これらがエジェクタを構成する基本構成部材であ
る。本実施の形態における各段の一体型オゾン発生部
は、低圧無声放電式の酸素原子発生器と減圧送給手段で
あるエジェクタとが一体に形成されている。8は酸素を
含有する原料気体入口、20はガラス等の誘電体管、2
1は給電電極、22は高圧の交流電源、23は放電場で
あり、これらにより酸素原子発生器が構成される。本実
施の形態では、このような一体型オゾン発生部が、酸素
原子含有ガスの添加回数(N)に応じて直列にN段配設
されている。
1あるいは2における酸素原子発生器6と減圧室9とを
含めてオゾン発生部に一体化されたものであり、その基
本的な動作は前述の実施の形態1あるいは2と同様であ
る。放電場23で生成された酸素原子は低圧力に保たれ
たまま減圧部からノズル2とスロート3の間へと吸い込
まれ、ノズル内を流れてきた酸素を含む反応ガスと混合
され、1段目のオゾン生成室内で反応ガス中の酸素分子
と前述の(2)式に示された反応により高圧力下で効率
よくオゾンに変換される。第1段目の一体型オゾン発生
部で得られたオゾン化ガスは、オゾン化ガス出口5から
第2段目の一体型オゾン発生部のエジェクタの入口、即
ち、ノズル2に導入され、第2段目の一体型オゾン発生
部のオゾン生成室へと供給される。
生成された酸素原子含有ガスと第1段目の一体型オゾン
発生部より供給されたオゾン化ガスとが第2段目のオゾ
ン生成室で混合されることにより、さらにオゾンへと変
換されて、第1段目よりもオゾン濃度の高められたオゾ
ン化ガスが生成される。2段以上の構成にした場合に
は、第3段目以降は第2段目と同様の過程を経てオゾン
が生成され、全段部で生成されたオゾンに累積されてゆ
く。前述の実施の形態1あるいは2に示したオゾン発生
装置と同様に、低濃度の酸素原子含有ガスを複数回に分
けて順次反応ガスに添加できる構成し、かつ、各段のオ
ゾン発生部は酸素原子発生器と減圧室とを含めて一体化
されているので、生成された酸素原子は非常に短時間で
反応ガスと混合され、放電により生成された酸素原子が
再結合により酸素分子に戻ることによるロスが非常に小
さく、特に発生オゾン濃度が高い領域においてもオゾン
生成効率の高い装置を実現することができる。
形態4によるオゾン発生装置の概略構成を示す図であ
る。図において、図7乃至図9で説明したものと同一も
しくは相当部材については同一符号を付し、詳細な説明
は省略する。本実施の形態では、放電により生成した酸
素原子含有ガスを複数回にわけて反応ガス中に添加する
方法として、オゾン生成室を構成するディフューザー部
周辺に穴を設け、この穴より酸素原子含有ガスを注入す
るようにしたものである。
よびディフューザー4から構成されるオゾン生成室であ
り、ディフューザー4の周辺の壁には501に示すよう
な複数の穴が設けられている。502は酸素原子発生器
6で生成された酸素原子含有ガスを低圧力を維持したま
まディフューザ4の外壁部まで導くための酸素原子供給
路503を備えた減圧室であり、オゾン生成室500の
スロート3およびディフューザ4の外部を覆うように形
成されている。減圧室502における圧力は大気圧以
下、具体的には数Torr〜数百Torr程度に維持される。
器6における酸素原子の生成方法については、実施の形
態1に示したオゾン発生装置と全く同様である。この酸
素原子含有ガスと混合される反応ガスは、加圧手段(図
示せず)で加圧された後、スロート3を経てディフュー
ザー4へと噴射される。この時、ディフューザー4に設
けられた穴501から減圧室502に存在する酸素原子
含有ガスを巻き込むため、減圧室502および酸素原子
発生器6内部の放電室7は大気圧以下、具体的には数To
rr〜数百Torr程度に減圧される。ディフューザー4に設
けられた多数の穴501は、反応ガスの流れの方向に対
し第1列目の穴から注入された酸素原子がオゾンに変換
されるのに十分な時間(例えば、1ms程度)を経た
後、第2列目の穴から酸素原子が注入されるような距離
を隔てて設けられる。2段階以上の注入を行う場合に
は、第3列目以降の穴も同様の距離を隔てて設けられる
ことは言うまでもない。
次複数回に分けてオゾン生成室500に注入することに
よって、ディフューザー4内において前述の(2)式で
示された反応により効率よくオゾンに変換できる。以上
のように構成されたオゾン発生装置では、酸素原子発生
部とオゾン生成部とは分離されているので、実施の形態
1に示されたオゾン発生装置と同様に酸素原子室は低圧
力(数Torr〜数百Torr)、高温、オゾン生成室は高圧力
(760Torr程度、もしくはそれ以上)、低温(400
K程度以下)というように、それぞれの生成に最適な条
件を独立に設定することができるため、高効率で酸素原
子およびオゾンを生成することができる。
回にわけて順次反応ガスに添加するように構成したの
で、放電により生成された酸素原子が再結合によって酸
素分子に戻ることによるロスが小さく、従来のオゾン発
生装置に比べて特に発生オゾン濃度が高い領域におい
て、さらにオゾン生成効率の高い装置を実現することが
できる。また、酸素原子を複数回に分けて反応ガス中に
添加するために、ディフューザーに設けられる穴の列数
を複数段にすればよいだけであるので、オゾン発生室は
添加回数分には関係なく1つだけでよく、非常に簡単な
構造をしたコンパクトな多段添加型のオゾン発生装置を
実現できる。
は、酸素を解離して酸素原子を発生する方法として単に
放電によることしか記載していないが、前記した本願と
同一発明者の先願である特願平7−251018号に詳
述しているように、放電の具体的な方法として、グロー
放電、無声放電、マスクロ波放電等の非平衡放電、ある
いはアーク放電、高周波放電等の熱プラズマのいずれの
方法を用いても同様の効果を得ることは言うまでもな
い。
た酸素ガスを大気圧以下の所定の低圧力下で解離させて
酸素原子を含む第1のガスを生成する酸素原子発生工程
と、この酸素原子発生工程で生成された酸素原子を含む
第1のガスと加圧して供給される酸素を含む第2のガス
とを酸素原子発生工程より高い圧力下で混合し、非放電
で反応させてオゾンを生成するオゾン発生工程を有した
オゾン発生方法において、オゾン発生工程は、第1のガ
スを複数回の工程に分けてオゾン変換効率の高い所定の
酸素原子濃度で第2のガスに添加して効率よくオゾンを
生成し、それぞれの工程で生成されたオゾンを累積する
ようにしたので、酸素原子からオゾンへの変換は高効率
を維持したままで、高濃度なオゾンを得ることができる
オゾン発生方法を提供できるという効果がある。
工程において、第1のガスを20回以下の工程に分けて
所定の酸素原子濃度で第2のガスに添加してオゾンを生
成し、それぞれの工程で生成されたオゾンを累積するよ
うにしたので、むやみにオゾン発生工程を煩雑にするこ
となく、酸素原子からオゾンへの変換は高効率を維持し
たままで、高濃度なオゾンを得ることができるオゾン発
生方法を提供できるという効果がある。
酸素ガスを大気圧以下の所定の低圧力下で解離させて酸
素原子を含む第1のガスを生成する酸素原子発生部と、
この酸素原子発生部より送給される酸素原子を含む第1
のガスと加圧して供給される酸素を含む第2のガスとを
酸素原子発生部より高い圧力下で混合し、所定の酸素原
子濃度において非放電で反応させてオゾンを生成する複
数のオゾン発生部と、この酸素原子発生部内の圧力を大
気圧以下の上記所定の低圧力に減圧すると共に、第1の
ガスを減圧状態を維持して複数のオゾン発生部にそれぞ
れ送給する減圧送給手段を備え、上記複数のオゾン発生
部を直列に配設し、前段のオゾン発生部で生成されたオ
ゾンを含有する第2のガスを後段のオゾン発生部に順次
送給し、それぞれのオゾン発生部で生成されたオゾンが
累積されるように構成したので、酸素原子からオゾンへ
の変換は高効率を維持したままで高濃度なオゾンを得る
ことができるオゾン発生装置を提供できるという効果が
ある。
ン発生部は個別の酸素原子発生部がそれぞれ近接して設
けられ、生成された酸素原子は短時間で反応ガスと混合
されるので、寿命の短い酸素原子が反応ガスと混合され
る以前に再結合等で壊れる確率が小さくなり、生成され
た酸素原子は一層効率よく反応ガスと混合されるという
効果がある。
ン発生部は、それぞれに対応する各減圧送給手段の減圧
室を酸素原子発生部として用いことにより酸素原子発生
部と減圧送給手段とを含めて一体化された構成としたの
で、生成された酸素原子は非常に短時間で反応ガスと混
合され、放電により生成された酸素原子が再結合により
酸素分子に戻ることによるロスが非常に小さく、特に発
生オゾン濃度が高い領域においてもオゾン生成効率が高
く、かつ、構造の簡単な小型化されたオゾ発生装置を提
供できるという効果がある。
される複数のオゾン発生部を20段以下としたので、む
やみに装置構造を複雑にすることなく、酸素原子からオ
ゾンへの変換は高効率を維持したままで高濃度なオゾン
を得ることができるオゾン発生装置を提供できるという
効果がある。
酸素ガスを大気圧以下の所定の低圧力下で解離させて酸
素原子を含む第1のガスを生成する酸素原子発生部と、
酸素原子発生部より送給される酸素原子を含む第1のガ
スと加圧して供給される酸素を含む第2のガスとを酸素
原子発生部より高い圧力下で混合し、所定の酸素原子濃
度において非放電で反応させてオゾンを生成するオゾン
発生部と、酸素原子発生部内の圧力を大気圧以下の所定
の低圧力に減圧すると共に、第1のガスを減圧状態を維
持してオゾン発生部に送給する減圧送給手段とを備えた
オゾン発生装置において、オゾン発生部は第2のガスが
流れる方向に所定の距離を隔てて設けられた複数列の穴
部を有し、減圧送給手段は第1のガスを減圧状態を維持
して上記複数列の穴部よりオゾン発生部の内部に送給す
るように構成したので、非常に簡単な構造で、かつ、酸
素原子からオゾンへの変換は高効率を維持したままで高
濃度なオゾンを得ることができるオゾン発生装置を提供
できるという効果がある。
を示す断面図である。
装置と従来の無声放電式オゾン発生装置のオゾン生成効
率を比較した図である。
変換効率の関係を示す図である。
度をパラメータとして、酸素原子の分割注入回数とオゾ
ン変換効率の関係を示す図である。
(対数目盛り)にとって示した図である。
る。
図である。
図である。
図である。
面図である。
面図である。
スロート 4 ディフューザー 5 オゾン含有ガス出口 6
酸素原子発生器 7 放電室 8 原料ガス入口 9
減圧室 10 ギャップ 11 加圧手段 2
0 誘電体管 21 給電電極 22 交流電源 2
3 放電場 100 第1段目のオゾン発生部 200 第2段
目のオゾン発生部 300 第N段目のオゾン発生部 400 酸素原
子供給管 500 オゾン生成室 501 穴 502 減圧室 503 酸素原
子供給路
Claims (7)
- 【請求項1】 供給された酸素ガスを大気圧以下の所定
の低圧力下で解離させて酸素原子を含む第1のガスを生
成する酸素原子発生工程と、 上記酸素原子発生工程で生成された酸素原子を含む第1
のガスと、加圧して供給される酸素を含む第2のガスと
を上記酸素原子発生工程より高い圧力下で混合し、非放
電で反応させてオゾンを生成するオゾン発生工程を有し
たオゾン発生方法において、 上記オゾン発生工程は、上記第1のガスを複数回の工程
に分けて所定の酸素原子濃度で上記第2のガスに添加し
てオゾンを生成し、それぞれの工程で生成されたオゾン
を累積することを特徴とするオゾン発生方法。 - 【請求項2】 オゾン発生工程は、第1のガスを20回
以下の工程に分けて所定の酸素原子濃度で第2のガスに
添加してオゾンを生成し、それぞれの工程で生成された
オゾンを累積することを特徴とする請求項1に記載のオ
ゾン発生方法。 - 【請求項3】 供給された酸素ガスを大気圧以下の所定
の低圧力下で解離させて酸素原子を含む第1のガスを生
成する酸素原子発生部と、 上記酸素原子発生部より送給される酸素原子を含む上記
第1のガスと、加圧して供給される酸素を含む第2のガ
スとを上記酸素原子発生部より高い圧力下で混合し、所
定の酸素原子濃度において非放電で反応させてオゾンを
生成する複数のオゾン発生部と、 上記酸素原子発生部内の圧力を大気圧以下の上記所定の
低圧力に減圧すると共に、上記第1のガスを減圧状態を
維持して上記複数のオゾン発生部にそれぞれ送給する減
圧送給手段を備え、 上記複数のオゾン発生部を直列に配設し、前段のオゾン
発生部で生成されたオゾンを含有する上記第2のガスを
後段のオゾン発生部に順次送給し、それぞれのオゾン発
生部で生成されたオゾンが累積されるようにしたことを
特徴とするオゾン発生装置。 - 【請求項4】 複数のオゾン発生部は、個別の酸素原子
発生部がそれぞれ近接して設けられていることを特徴と
する請求項3に記載のオゾン発生装置。 - 【請求項5】 複数のオゾン発生部は、それぞれに対応
する各減圧送給手段の減圧室を酸素原子発生部として用
いことにより酸素原子発生部と減圧送給手段とを含めて
一体化されたことを特徴とする請求項3に記載のオゾン
発生装置。 - 【請求項6】 直列に配設される複数のオゾン発生部
は、20段以下としたことを特徴とする請求項3乃至5
のいずれかに記載のオゾン発生装置。 - 【請求項7】 供給された酸素ガスを大気圧以下の所定
の低圧力下で解離させて酸素原子を含む第1のガスを生
成する酸素原子発生部と、 上記酸素原子発生部より送給される酸素原子を含む上記
第1のガスと、加圧して供給される酸素を含む第2のガ
スとを上記酸素原子発生部より高い圧力下で混合し、所
定の酸素原子濃度において非放電で反応させてオゾンを
生成するオゾン発生部と、 上記酸素原子発生部内の圧力を大気圧以下の上記所定の
低圧力に減圧すると共に、上記第1のガスを減圧状態を
維持して上記オゾン発生部に送給する減圧送給手段とを
備えたオゾン発生装置において、 上記オゾン発生部は、上記第2のガスが流れる方向に所
定の距離を隔てて設けられた複数列の穴部を有し、 上記減圧送給手段は、上記第1のガスを減圧状態を維持
して上記複数列の穴部より上記オゾン発生部の内部に送
給するようにしたことを特徴とするオゾン発生装置。
Priority Applications (6)
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|---|---|---|---|
| JP33034495A JP3666089B2 (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | オゾン発生方法およびオゾン発生装置 |
| US08/712,845 US5785824A (en) | 1995-09-28 | 1996-09-12 | Method of and apparatus for producing ozone |
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