JPH09166587A - 呼気分析装置 - Google Patents
呼気分析装置Info
- Publication number
- JPH09166587A JPH09166587A JP34804295A JP34804295A JPH09166587A JP H09166587 A JPH09166587 A JP H09166587A JP 34804295 A JP34804295 A JP 34804295A JP 34804295 A JP34804295 A JP 34804295A JP H09166587 A JPH09166587 A JP H09166587A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sample
- carrier gas
- exhaled
- exhaled breath
- breath
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】呼気中にわずかしか含まれていない低濃度成分
でも分析でき、なおかつ、従来の非濃縮型としても使用
可能とする。 【解決手段】呼気分析装置20は、呼気試料Aに含まれ
る成分を分離するプレカラム221,222及びメイン
カラム223と、分離された成分を検出する検出器24
と、呼気試料Aを脱離させる濃縮試料導入部28と、呼
気A’を呼気試料Aとして内部に吸着させるサンプルル
ープ32と、サンプルループ32内に呼気試料Aを充填
するポンプ34と、濃縮試料導入部28で脱離した呼気
試料AをキャリアガスC1 によってプレカラム221等
に通過させるキャリアガス流路361と、サンプルルー
プ32内に充填された呼気試料AをキャリアガスC2 に
よってプレカラム222等に通過させるキャリアガス流
路362とを備えている。
でも分析でき、なおかつ、従来の非濃縮型としても使用
可能とする。 【解決手段】呼気分析装置20は、呼気試料Aに含まれ
る成分を分離するプレカラム221,222及びメイン
カラム223と、分離された成分を検出する検出器24
と、呼気試料Aを脱離させる濃縮試料導入部28と、呼
気A’を呼気試料Aとして内部に吸着させるサンプルル
ープ32と、サンプルループ32内に呼気試料Aを充填
するポンプ34と、濃縮試料導入部28で脱離した呼気
試料AをキャリアガスC1 によってプレカラム221等
に通過させるキャリアガス流路361と、サンプルルー
プ32内に充填された呼気試料AをキャリアガスC2 に
よってプレカラム222等に通過させるキャリアガス流
路362とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療分野、健康産
業、飲酒運転取締り、麻薬捜査等において、ガスクロマ
トグラフィーを用いて呼気中に含まれる成分を分析する
呼気分析装置に関する。
業、飲酒運転取締り、麻薬捜査等において、ガスクロマ
トグラフィーを用いて呼気中に含まれる成分を分析する
呼気分析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開平6−58919号公
報に記載されているように、被検者の呼気を採取して分
析を行う呼気分析装置が開発されている。呼気分析装置
は、例えば、医療分野における臨床検査用の呼気分析や
患者の病態の監視、産業分野における作業環境の測定や
室内環境の測定、警察分野における飲酒運転取締まりや
麻薬取締まり、消防分野における火災原因調査、健康産
業分野における健康管理等、広範な分野にて使用される
ものである。
報に記載されているように、被検者の呼気を採取して分
析を行う呼気分析装置が開発されている。呼気分析装置
は、例えば、医療分野における臨床検査用の呼気分析や
患者の病態の監視、産業分野における作業環境の測定や
室内環境の測定、警察分野における飲酒運転取締まりや
麻薬取締まり、消防分野における火災原因調査、健康産
業分野における健康管理等、広範な分野にて使用される
ものである。
【0003】この呼気分析装置は、ガスクロマトグラフ
ィーを用いたものであり、装置本体に付設され外周部が
ヒータで被覆された長さ1.5m程度の呼気採取管と、呼気
採取管の端部に四方電磁バルブを介してそれぞれ接続さ
れた二本のキャリアガス流路と、この四方電磁バルブに
接続された空気ボンベと、各キャリアガス流路の一部に
設けられたサンプル計量部とを備えている。
ィーを用いたものであり、装置本体に付設され外周部が
ヒータで被覆された長さ1.5m程度の呼気採取管と、呼気
採取管の端部に四方電磁バルブを介してそれぞれ接続さ
れた二本のキャリアガス流路と、この四方電磁バルブに
接続された空気ボンベと、各キャリアガス流路の一部に
設けられたサンプル計量部とを備えている。
【0004】この各サンプル計量部の下流側には、三方
電磁バルブ及び排気管を介して接続された呼気導入用ポ
ンプ(吸引ポンプ)が装備されている。また、前述した
各三方電磁バルブに各々並列に且つ相互に独立して接続
された、二つの分離カラム等を備えている。
電磁バルブ及び排気管を介して接続された呼気導入用ポ
ンプ(吸引ポンプ)が装備されている。また、前述した
各三方電磁バルブに各々並列に且つ相互に独立して接続
された、二つの分離カラム等を備えている。
【0005】そして、被検者から呼気を採取して分析を
行う場合には、被検者が呼気採取管の内部へ呼気を吐出
すると、呼気採取管へ吐出された呼気が呼気導入用ポン
プにより装置外部へ排出される一方、呼気の一部が呼気
試料として各サンプル計量部に充満する。次いで、各サ
ンプル計量部に空気ボンベからキャリアガスを送り込む
と、各計量部に充満している呼気試料が各分離カラムへ
送り込まれた後、各呼気試料は、各成分ガスの保持時間
の違いにより分離される。この後、所定の演算処理によ
り呼気分析が行われる。
行う場合には、被検者が呼気採取管の内部へ呼気を吐出
すると、呼気採取管へ吐出された呼気が呼気導入用ポン
プにより装置外部へ排出される一方、呼気の一部が呼気
試料として各サンプル計量部に充満する。次いで、各サ
ンプル計量部に空気ボンベからキャリアガスを送り込む
と、各計量部に充満している呼気試料が各分離カラムへ
送り込まれた後、各呼気試料は、各成分ガスの保持時間
の違いにより分離される。この後、所定の演算処理によ
り呼気分析が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】例えば、糖尿病や動脈
硬化などでは脂質過酸化によりペンタンの呼気中濃度が
増加するが、その濃度値は高々pg/mL オーダである。と
ころが、従来の呼気分析装置では、例えば、分析できる
成分の限界がng/mL オーダであるので、ペンタン等のpg
/mL オーダの低濃度成分は分析することができないとい
う問題があった。
硬化などでは脂質過酸化によりペンタンの呼気中濃度が
増加するが、その濃度値は高々pg/mL オーダである。と
ころが、従来の呼気分析装置では、例えば、分析できる
成分の限界がng/mL オーダであるので、ペンタン等のpg
/mL オーダの低濃度成分は分析することができないとい
う問題があった。
【0007】この問題を解決するために、本発明者は、
呼気試料を濃縮するという新しい呼気分析装置(以下、
「濃縮型」という。)を考え出した。しかしながら、こ
の新らしい呼気分析装置では、従来の直接注入型(以
下、「非濃縮型」という。)としては、構造上使用でき
ない。そのため、二種類の呼気分析装置が必要となるの
で、全体として大型化及び高価格化を招くという、新た
な問題が生じた。
呼気試料を濃縮するという新しい呼気分析装置(以下、
「濃縮型」という。)を考え出した。しかしながら、こ
の新らしい呼気分析装置では、従来の直接注入型(以
下、「非濃縮型」という。)としては、構造上使用でき
ない。そのため、二種類の呼気分析装置が必要となるの
で、全体として大型化及び高価格化を招くという、新た
な問題が生じた。
【0008】
【発明の目的】そこで、本発明の目的は、呼気中にわず
かしか含まれていない低濃度成分でも分析でき、なおか
つ、従来の非濃縮型としても使用できる、呼気分析装置
を提供することにある。
かしか含まれていない低濃度成分でも分析でき、なおか
つ、従来の非濃縮型としても使用できる、呼気分析装置
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の呼気分析
装置は、呼気試料を通過させて当該呼気試料に含まれる
成分を分離する第一及び第二のプレカラム並びにメイン
カラムと、これらの第一及び第二のプレカラム並びにメ
インカラムによって分離された成分を検出する検出器
と、呼気試料を内部に吸着させた捕集管と、この捕集管
内に吸着している呼気試料を脱離させる濃縮試料導入部
と、呼気を内部に吹き込ませた呼気採取管と、呼気を呼
気試料として内部に吸着させるサンプルループと、前記
呼気採取管内の呼気を前記サンプルループを通して吸引
することにより当該サンプルループ内に前記呼気試料を
充填するポンプと、前記濃縮試料導入部で脱離した呼気
試料をキャリアガスによって前記第一のプレカラム及び
前記メインカラムに通過させる第一のキャリアガス流路
と、前記サンプルループ内に充填された呼気試料をキャ
リアガスによって前記第二のプレカラム及び前記メイン
カラムに通過させる第二のキャリアガス流路と、前記第
一のプレカラムに残留した前記呼気試料をキャリアガス
によってパージする第三のキャリアガス流路と、前記第
二のプレカラムに残留した前記呼気試料をキャリアガス
によってパージする第四のキャリアガス流路と、前記第
一及び第四のキャリアガス流路又は前記第二及び第三の
キャリアガス流路のどちらか一方に切換え可能な流路切
換え部とを備えたものである。
装置は、呼気試料を通過させて当該呼気試料に含まれる
成分を分離する第一及び第二のプレカラム並びにメイン
カラムと、これらの第一及び第二のプレカラム並びにメ
インカラムによって分離された成分を検出する検出器
と、呼気試料を内部に吸着させた捕集管と、この捕集管
内に吸着している呼気試料を脱離させる濃縮試料導入部
と、呼気を内部に吹き込ませた呼気採取管と、呼気を呼
気試料として内部に吸着させるサンプルループと、前記
呼気採取管内の呼気を前記サンプルループを通して吸引
することにより当該サンプルループ内に前記呼気試料を
充填するポンプと、前記濃縮試料導入部で脱離した呼気
試料をキャリアガスによって前記第一のプレカラム及び
前記メインカラムに通過させる第一のキャリアガス流路
と、前記サンプルループ内に充填された呼気試料をキャ
リアガスによって前記第二のプレカラム及び前記メイン
カラムに通過させる第二のキャリアガス流路と、前記第
一のプレカラムに残留した前記呼気試料をキャリアガス
によってパージする第三のキャリアガス流路と、前記第
二のプレカラムに残留した前記呼気試料をキャリアガス
によってパージする第四のキャリアガス流路と、前記第
一及び第四のキャリアガス流路又は前記第二及び第三の
キャリアガス流路のどちらか一方に切換え可能な流路切
換え部とを備えたものである。
【0010】濃縮型として使用する場合には、流路切換
え部により第一のキャリアガス流路を選択する。捕集管
内に濃縮捕集された呼気試料は、濃縮試料導入部で脱離
し、キャリアガスとともに第一のプレカラム及びメイン
カラムを通過する。この呼気試料のキャリアガスに対す
る濃度は、濃縮されていない呼気成分をキャリアガスと
ともに流す場合に比べて、はるかに高くなっている。つ
まり、検出器では、ピークの高い検出値が得られる。し
たがって、呼気中にわずかしか含まれていない低濃度成
分でも、十分に分析可能となる。
え部により第一のキャリアガス流路を選択する。捕集管
内に濃縮捕集された呼気試料は、濃縮試料導入部で脱離
し、キャリアガスとともに第一のプレカラム及びメイン
カラムを通過する。この呼気試料のキャリアガスに対す
る濃度は、濃縮されていない呼気成分をキャリアガスと
ともに流す場合に比べて、はるかに高くなっている。つ
まり、検出器では、ピークの高い検出値が得られる。し
たがって、呼気中にわずかしか含まれていない低濃度成
分でも、十分に分析可能となる。
【0011】非濃縮型として使用する場合には、呼気採
取管内の呼気をサンプルループを通してポンプで吸引す
ることにより、サンプルループに呼気試料を充填する。
そして、流路切換え部により第二のキャリアガス流路を
選択する。サンプルループに充填された呼気試料は、キ
ャリアガスとともに第二のプレカラム及びメインカラム
を通過する。
取管内の呼気をサンプルループを通してポンプで吸引す
ることにより、サンプルループに呼気試料を充填する。
そして、流路切換え部により第二のキャリアガス流路を
選択する。サンプルループに充填された呼気試料は、キ
ャリアガスとともに第二のプレカラム及びメインカラム
を通過する。
【0012】メインカラム、検出器及びこれらの周囲の
配管等は、濃縮型及び非濃縮型のどちらでも使用する共
通部分となっている。
配管等は、濃縮型及び非濃縮型のどちらでも使用する共
通部分となっている。
【0013】請求項2記載の呼気分析装置は、請求項1
記載の呼気分析装置において、前記呼気採取管内の呼気
を前記サンプルループを通して前記ポンプで吸引する呼
気吸引流路が付設され、前記流路切換え部は、当該呼気
吸引流路並びに前記第一及び第四のキャリアガス流路
と、前記第二及び第三のキャリアガス流路とのどちらか
一方に切換え可能としたものである。
記載の呼気分析装置において、前記呼気採取管内の呼気
を前記サンプルループを通して前記ポンプで吸引する呼
気吸引流路が付設され、前記流路切換え部は、当該呼気
吸引流路並びに前記第一及び第四のキャリアガス流路
と、前記第二及び第三のキャリアガス流路とのどちらか
一方に切換え可能としたものである。
【0014】呼気吸引流路並びに第一及び第四のキャリ
アガス流路と、第二及び第三のキャリアガス流路との切
換えのみで、濃縮型及び非濃縮型のすべての工程を実行
することが可能となる。
アガス流路と、第二及び第三のキャリアガス流路との切
換えのみで、濃縮型及び非濃縮型のすべての工程を実行
することが可能となる。
【0015】請求項3記載の呼気分析装置は、請求項1
記載の呼気分析装置おいて、前記濃縮試料導入部には、
前記捕集管を加熱して当該捕集管内に吸着している呼気
試料を脱離させる第一の加熱手段と、呼気試料を内部に
吸着させる二次濃縮管と、前記捕集管を脱離した呼気試
料を前記二次濃縮管内に吸着させる冷却手段と、この二
次濃縮管を加熱して当該二次濃縮管内に吸着している呼
気試料を脱離させる第二の加熱手段とが設けられている
ものである。
記載の呼気分析装置おいて、前記濃縮試料導入部には、
前記捕集管を加熱して当該捕集管内に吸着している呼気
試料を脱離させる第一の加熱手段と、呼気試料を内部に
吸着させる二次濃縮管と、前記捕集管を脱離した呼気試
料を前記二次濃縮管内に吸着させる冷却手段と、この二
次濃縮管を加熱して当該二次濃縮管内に吸着している呼
気試料を脱離させる第二の加熱手段とが設けられている
ものである。
【0016】捕集管内に濃縮捕集された呼気試料は、さ
らに濃縮されて、二次濃縮管に吸着する。したがって、
この呼気試料をキャリアガスによってメインカラムに通
過させることにより、より低濃度の成分の分析が可能と
なる。
らに濃縮されて、二次濃縮管に吸着する。したがって、
この呼気試料をキャリアガスによってメインカラムに通
過させることにより、より低濃度の成分の分析が可能と
なる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明に係る呼気
分析装置の一実施形態を示す構成図であり、図1は呼気
吸引流路並びに第一及び第四のキャリアガス流路に切換
えた状態を示し、図2は第二及び第三のキャリアガス流
路に切換えた状態を示している。以下、これらの図面を
中心に説明する。
分析装置の一実施形態を示す構成図であり、図1は呼気
吸引流路並びに第一及び第四のキャリアガス流路に切換
えた状態を示し、図2は第二及び第三のキャリアガス流
路に切換えた状態を示している。以下、これらの図面を
中心に説明する。
【0018】本発明に係る呼気分析装置20は、呼気試
料Aを通過させて呼気試料Aに含まれる成分を分離する
第一のプレカラム221、第二のプレカラム222及び
メインカラム223と、プレカラム221,222及び
メインカラム223によって分離された成分を検出する
検出器24と、呼気試料Aを内部に吸着させた捕集管2
6と、捕集管26内に吸着している呼気試料Aを脱離さ
せる濃縮試料導入部28と、呼気A’を内部に吹き込ま
せた呼気採取管30と、呼気A’を呼気試料Aとして内
部に吸着させるサンプルループ32と、呼気採取管30
内の呼気A’をサンプルループ32を通して吸引するこ
とによりサンプルループ32内に呼気試料Aを充填する
ポンプ34と、呼気採取管30内の呼気A’をサンプル
ループ32を通してポンプ34で吸引する呼気吸引流路
360と、濃縮試料導入部28で脱離した呼気試料Aを
キャリアガスC1 によってプレカラム221及びメイン
カラム223に通過させる第一のキャリアガス流路36
1と、サンプルループ32内に充填された呼気試料Aを
キャリアガスC2 によってプレカラム222及びメイン
カラム223に通過させる第二のキャリアガス流路36
2と、プレカラム221に残留した呼気試料Aをキャリ
アガスC3 によってパージする第三のキャリアガス流路
283と、プレカラム222に残留した呼気試料Aをキ
ャリアガスC4 によってパージする第四のキャリアガス
流路364と、呼気吸引流路360及びキャリアガス流
路361,364とキャリアガス流路362,363と
のどちらか一方に切換え可能な流路切換え部38とを備
えている。
料Aを通過させて呼気試料Aに含まれる成分を分離する
第一のプレカラム221、第二のプレカラム222及び
メインカラム223と、プレカラム221,222及び
メインカラム223によって分離された成分を検出する
検出器24と、呼気試料Aを内部に吸着させた捕集管2
6と、捕集管26内に吸着している呼気試料Aを脱離さ
せる濃縮試料導入部28と、呼気A’を内部に吹き込ま
せた呼気採取管30と、呼気A’を呼気試料Aとして内
部に吸着させるサンプルループ32と、呼気採取管30
内の呼気A’をサンプルループ32を通して吸引するこ
とによりサンプルループ32内に呼気試料Aを充填する
ポンプ34と、呼気採取管30内の呼気A’をサンプル
ループ32を通してポンプ34で吸引する呼気吸引流路
360と、濃縮試料導入部28で脱離した呼気試料Aを
キャリアガスC1 によってプレカラム221及びメイン
カラム223に通過させる第一のキャリアガス流路36
1と、サンプルループ32内に充填された呼気試料Aを
キャリアガスC2 によってプレカラム222及びメイン
カラム223に通過させる第二のキャリアガス流路36
2と、プレカラム221に残留した呼気試料Aをキャリ
アガスC3 によってパージする第三のキャリアガス流路
283と、プレカラム222に残留した呼気試料Aをキ
ャリアガスC4 によってパージする第四のキャリアガス
流路364と、呼気吸引流路360及びキャリアガス流
路361,364とキャリアガス流路362,363と
のどちらか一方に切換え可能な流路切換え部38とを備
えている。
【0019】プレカラム221,222は、分析対象と
なる成分を保持しにくく、分析対象とならない不要成分
を保持しやすい特性を備えている。プレカラム221,
222の長さは、成分の保持力や溶出時間等に基づき決
定される。また、プレカラム221,222でその特性
を異なるものとすることにより、濃縮型・非濃縮型で別
目的の分析を行うことができる。
なる成分を保持しにくく、分析対象とならない不要成分
を保持しやすい特性を備えている。プレカラム221,
222の長さは、成分の保持力や溶出時間等に基づき決
定される。また、プレカラム221,222でその特性
を異なるものとすることにより、濃縮型・非濃縮型で別
目的の分析を行うことができる。
【0020】濃縮試料導入部28は、捕集管26を支持
する捕集管支持体281と、呼気試料Aを内部に吸着さ
せる二次濃縮管282と、二次濃縮管282を支持する
二次濃縮管支持体283とから構成されている。捕集管
支持体281には、捕集管26内に吸着している呼気試
料Aを脱離させる第一の加熱手段(図示せず)が内蔵さ
れている。二次濃縮管支持体283には、捕集管26を
脱離した呼気試料Aを二次濃縮管内282に吸着させる
冷却手段(図示せず)と、二次濃縮管282を加熱して
二次濃縮管282内に吸着している呼気試料Aを脱離さ
せる第二の加熱手段(図示せず)とが内蔵されている。
例示すれば、第一及び第二の加熱手段は電熱ヒータであ
り、冷却手段は液体窒素を収容した容器である。
する捕集管支持体281と、呼気試料Aを内部に吸着さ
せる二次濃縮管282と、二次濃縮管282を支持する
二次濃縮管支持体283とから構成されている。捕集管
支持体281には、捕集管26内に吸着している呼気試
料Aを脱離させる第一の加熱手段(図示せず)が内蔵さ
れている。二次濃縮管支持体283には、捕集管26を
脱離した呼気試料Aを二次濃縮管内282に吸着させる
冷却手段(図示せず)と、二次濃縮管282を加熱して
二次濃縮管282内に吸着している呼気試料Aを脱離さ
せる第二の加熱手段(図示せず)とが内蔵されている。
例示すれば、第一及び第二の加熱手段は電熱ヒータであ
り、冷却手段は液体窒素を収容した容器である。
【0021】二次濃縮管282は、内径0.5 〜1.0mm の
キャピラリィ管を使用するが、メインカラム223と同
材質かつ同特性のものが望ましい。また、二次濃縮管2
82は、吸着剤の液相をコーティングしたものを用いて
いるので、コーティング等のなされていない素管に比べ
て、二次濃縮の効率が良い。なお、捕集管26の濃縮率
が高い場合等は、二次濃縮管282及び二次濃縮管支持
体283を省略してもよい。
キャピラリィ管を使用するが、メインカラム223と同
材質かつ同特性のものが望ましい。また、二次濃縮管2
82は、吸着剤の液相をコーティングしたものを用いて
いるので、コーティング等のなされていない素管に比べ
て、二次濃縮の効率が良い。なお、捕集管26の濃縮率
が高い場合等は、二次濃縮管282及び二次濃縮管支持
体283を省略してもよい。
【0022】呼気採取管30は、呼気吐出口301及び
呼気吹込口302を有している。被検者は、呼気吹込口
302に使い捨てマウスピース303を取付け、マウス
ピース303に口を当てて、呼気A’を呼気採取管30
内に吹き込む。また、呼気採取管30は、呼気採取管支
持体31によって固定されている。呼気採取管支持体3
1には、呼気A’等を加熱する第三の加熱手段(図示せ
ず)等が内蔵されている。
呼気吹込口302を有している。被検者は、呼気吹込口
302に使い捨てマウスピース303を取付け、マウス
ピース303に口を当てて、呼気A’を呼気採取管30
内に吹き込む。また、呼気採取管30は、呼気採取管支
持体31によって固定されている。呼気採取管支持体3
1には、呼気A’等を加熱する第三の加熱手段(図示せ
ず)等が内蔵されている。
【0023】流路切換え部38は、サンプリングバルブ
381と、電磁弁382,383,384,385と、
サンプリングバルブ381及び電磁弁382〜385の
ソレノイド等を通電制御する制御手段386とから構成
されている。制御手段386は、手動スイッチからなる
もの、リレー及びタイマーからなるもの、マイクロコン
ピュータ及びそのプログラムからなるもの等、どのよう
なものでもよい。また、流路切換え部38には、キャリ
アガスCを充填したガスボンベ401が、減圧弁402
を介して接続されている。キャリアガスCとしては、空
気、水素、窒素、ヘリウム、アルゴン等が一般的に用い
られる。
381と、電磁弁382,383,384,385と、
サンプリングバルブ381及び電磁弁382〜385の
ソレノイド等を通電制御する制御手段386とから構成
されている。制御手段386は、手動スイッチからなる
もの、リレー及びタイマーからなるもの、マイクロコン
ピュータ及びそのプログラムからなるもの等、どのよう
なものでもよい。また、流路切換え部38には、キャリ
アガスCを充填したガスボンベ401が、減圧弁402
を介して接続されている。キャリアガスCとしては、空
気、水素、窒素、ヘリウム、アルゴン等が一般的に用い
られる。
【0024】サンプリングバルブ381は、十六個のポ
ート1〜16を有する、例えばロータリバルブである。
図3は、サンプリングバルブ381の一例を示す概略断
面図である。図3において、サンプリングバルブ381
は、ポート1〜16を有する固定体381Aと、連通管
a〜hを有する回転体381Bと、回転体381Bを回
転させるソレノイド等のアクチュエータ(図示せず)と
から構成されている。図3〔1〕が呼気吸引流路360
及びキャリアガス流路361,364に切換えた状態を
示し、図3〔2〕がキャリアガス流路362,363に
切換えた状態を示している。
ート1〜16を有する、例えばロータリバルブである。
図3は、サンプリングバルブ381の一例を示す概略断
面図である。図3において、サンプリングバルブ381
は、ポート1〜16を有する固定体381Aと、連通管
a〜hを有する回転体381Bと、回転体381Bを回
転させるソレノイド等のアクチュエータ(図示せず)と
から構成されている。図3〔1〕が呼気吸引流路360
及びキャリアガス流路361,364に切換えた状態を
示し、図3〔2〕がキャリアガス流路362,363に
切換えた状態を示している。
【0025】ポート1には、キャリアガスC2 を電磁弁
383を介して導入する配管421が接続されている。
ポート2には、濃縮試料導入部28を通過したキャリア
ガスC5 を排出する配管422が接続されている。ポー
ト3には、濃縮試料導入部28を通過したキャリアガス
C1 をフィルタ284を介して導入する配管423が接
続されている。ポート4には、プレカラム221の一端
に接続された配管424が接続されている。ポート5に
は、プレカラム221を通過したキャリアガスC3 を排
出する配管425が接続されている。ポート6には、キ
ャリアガスC3を電磁弁385を介して導入する配管4
26が接続されている。ポート7には、プレカラム22
1の他端に接続された配管427が接続されている。ポ
ート8には、メインカラム223に接続された配管42
8が接続されている。ポート9には、プレカラム222
の一端に接続された配管429が接続されている。ポー
ト10には、キャリアガスC4 を電磁弁382を介して
導入する配管430が接続されている。ポート11に
は、プレカラム222を通過したキャリアガスC4 を排
出する配管431が接続されている。ポート12には、
プレカラム222の他端に接続された配管432が接続
されている。ポート13には、サンプルループ32の一
端に接続された配管433が接続されている。ポート1
4には、ポンプ34に接続された配管434が接続され
ている。ポート15には、呼気採取管30に接続された
配管435が接続されている。ポート16には、サンプ
ルループ32の他端に接続された配管436が接続され
ている。なお、プレカラム221,222、メインカラ
ム223、サンプリングバルブ381及びこれらの周囲
の配管421,…等は、例えば100 ℃一定に保った恒温
槽(図示せず)に収容されている。
383を介して導入する配管421が接続されている。
ポート2には、濃縮試料導入部28を通過したキャリア
ガスC5 を排出する配管422が接続されている。ポー
ト3には、濃縮試料導入部28を通過したキャリアガス
C1 をフィルタ284を介して導入する配管423が接
続されている。ポート4には、プレカラム221の一端
に接続された配管424が接続されている。ポート5に
は、プレカラム221を通過したキャリアガスC3 を排
出する配管425が接続されている。ポート6には、キ
ャリアガスC3を電磁弁385を介して導入する配管4
26が接続されている。ポート7には、プレカラム22
1の他端に接続された配管427が接続されている。ポ
ート8には、メインカラム223に接続された配管42
8が接続されている。ポート9には、プレカラム222
の一端に接続された配管429が接続されている。ポー
ト10には、キャリアガスC4 を電磁弁382を介して
導入する配管430が接続されている。ポート11に
は、プレカラム222を通過したキャリアガスC4 を排
出する配管431が接続されている。ポート12には、
プレカラム222の他端に接続された配管432が接続
されている。ポート13には、サンプルループ32の一
端に接続された配管433が接続されている。ポート1
4には、ポンプ34に接続された配管434が接続され
ている。ポート15には、呼気採取管30に接続された
配管435が接続されている。ポート16には、サンプ
ルループ32の他端に接続された配管436が接続され
ている。なお、プレカラム221,222、メインカラ
ム223、サンプリングバルブ381及びこれらの周囲
の配管421,…等は、例えば100 ℃一定に保った恒温
槽(図示せず)に収容されている。
【0026】検出器24は、質量、熱伝導、イオン電流
等、いずれを検出するものでもよい。
等、いずれを検出するものでもよい。
【0027】次に、呼気分析装置20の動作を説明す
る。
る。
【0028】〔濃縮型の動作1(呼気試料吸着)〕
【0029】まず、図4に示す呼気濃縮捕集装置80を
用いて、捕集管26に呼気試料Aを吸着させておく。呼
気濃縮捕集装置80は、呼気A’が満たされたテドラー
バッグ82と、テドラーバッグ82内に連通する捕集管
26と、テドラーバッグ82内の呼気A’を捕集管26
を通して吸引するポンプ84と、捕集管26を通過する
呼気A’の積算流量fを測定する積算流量計86と、テ
ドラーバッグ82内の呼気A’の圧力pを測定する圧力
計88と、圧力計88で測定された呼気A’の圧力pが
一定値pF 以下となった場合にポンプ84を停止させる
主制御部90と、捕集管26の温度Tを一定にする恒温
器92と、捕集管26とポンプ84との間の呼気A’の
流路に設けられた水分吸収フィルタ94とを備えてい
る。テドラーバッグ82、圧力計88のT字管881、
捕集管26、水分吸収フィルタ94、ポンプ84及び積
算流量計86は、可撓性チューブ95a〜95eによっ
てそれぞれ連結されている。
用いて、捕集管26に呼気試料Aを吸着させておく。呼
気濃縮捕集装置80は、呼気A’が満たされたテドラー
バッグ82と、テドラーバッグ82内に連通する捕集管
26と、テドラーバッグ82内の呼気A’を捕集管26
を通して吸引するポンプ84と、捕集管26を通過する
呼気A’の積算流量fを測定する積算流量計86と、テ
ドラーバッグ82内の呼気A’の圧力pを測定する圧力
計88と、圧力計88で測定された呼気A’の圧力pが
一定値pF 以下となった場合にポンプ84を停止させる
主制御部90と、捕集管26の温度Tを一定にする恒温
器92と、捕集管26とポンプ84との間の呼気A’の
流路に設けられた水分吸収フィルタ94とを備えてい
る。テドラーバッグ82、圧力計88のT字管881、
捕集管26、水分吸収フィルタ94、ポンプ84及び積
算流量計86は、可撓性チューブ95a〜95eによっ
てそれぞれ連結されている。
【0030】捕集管26内には、呼気試料Aを吸着する
吸着剤181が充填されている。テドラーバッグ82
は、呼気吐出口821及び呼気吹込口822を有してい
る。呼気吐出口821及び呼気吹込口822には、特に
図示しないが、手動により開閉自在のストップバルブが
設けられている。予め被検者は、呼気吹込口822に使
い捨てマウスピース823を取付け、マウスピース82
3に口を当てて、呼気A’をテドラーバッグ82内に吹
き込んでおく。積算流量計86は、マスフローメータ等
の一般的な気体用流量計である。圧力計88は、例え
ば、圧電素子に圧力を加えると電圧が生じる圧電効果を
利用したものであり、呼気A’の圧力pに対応する電気
信号を主制御部90へ出力する。主制御部90は、例え
ば、CPU,ROM,RAM,入出力インタフェース等
からなるマイクロコンピュータと、ROM等に格納され
たコンピュータプログラムとから構成される。主制御部
90の動作は、圧力計88から出力された呼気A’の圧
力pが一定値pF 以下となった場合にポンプ84を停止
させるとともに、図示しない報知用のブザー、ランプ等
を駆動するように、プログラムされている。実験によれ
ば、吸引中の圧力pは例えば400mmHg であり、吸引終了
時の圧力p(すなわち一定値pF )は例えば420mmHg で
ある。恒温器92は、加熱冷却部96と、温度制御部9
7とから構成されている。加熱冷却部96は、上側98
と下側99とに分割でき、上側98と下側99とで捕集
管26を挟持するようになっている。したがって、加熱
冷却部96に対して捕集管26を容易に着脱できる。上
側98は、断熱材981、伝熱材982等から構成され
ている。下側99は、断熱材991、伝熱材992、ペ
ルチェ素子993、放熱フィン994等から構成されて
いる。伝熱材982,992及び放熱フィン994は、
アルミニウム製である。伝熱材992の内部には、熱電
対971が埋設されている。熱電対971は、伝熱材9
92すなわち捕集管26の温度Tに対応する電圧を温度
制御部97へ出力する。温度制御部97は、例えば、C
PU,ROM,RAM,入出力インタフェース等からな
るマイクロコンピュータと、ROM等に格納された温度
制御用コンピュータプログラムと、直流電圧電源とから
構成される。温度制御部97の動作は、熱電対971か
ら出力された捕集管26の温度Tが一定値TC になるよ
うに、ペルチェ素子993を通電制御するものである。
また、一定値TC が室温以上である場合は、ペルチェ素
子993の代わりに、単なる電熱ヒータ等を用いてもよ
い。水分吸収フィルタ94の内部には、シリカゲル、炭
酸カルシウム等の吸湿材941が充填されている。
吸着剤181が充填されている。テドラーバッグ82
は、呼気吐出口821及び呼気吹込口822を有してい
る。呼気吐出口821及び呼気吹込口822には、特に
図示しないが、手動により開閉自在のストップバルブが
設けられている。予め被検者は、呼気吹込口822に使
い捨てマウスピース823を取付け、マウスピース82
3に口を当てて、呼気A’をテドラーバッグ82内に吹
き込んでおく。積算流量計86は、マスフローメータ等
の一般的な気体用流量計である。圧力計88は、例え
ば、圧電素子に圧力を加えると電圧が生じる圧電効果を
利用したものであり、呼気A’の圧力pに対応する電気
信号を主制御部90へ出力する。主制御部90は、例え
ば、CPU,ROM,RAM,入出力インタフェース等
からなるマイクロコンピュータと、ROM等に格納され
たコンピュータプログラムとから構成される。主制御部
90の動作は、圧力計88から出力された呼気A’の圧
力pが一定値pF 以下となった場合にポンプ84を停止
させるとともに、図示しない報知用のブザー、ランプ等
を駆動するように、プログラムされている。実験によれ
ば、吸引中の圧力pは例えば400mmHg であり、吸引終了
時の圧力p(すなわち一定値pF )は例えば420mmHg で
ある。恒温器92は、加熱冷却部96と、温度制御部9
7とから構成されている。加熱冷却部96は、上側98
と下側99とに分割でき、上側98と下側99とで捕集
管26を挟持するようになっている。したがって、加熱
冷却部96に対して捕集管26を容易に着脱できる。上
側98は、断熱材981、伝熱材982等から構成され
ている。下側99は、断熱材991、伝熱材992、ペ
ルチェ素子993、放熱フィン994等から構成されて
いる。伝熱材982,992及び放熱フィン994は、
アルミニウム製である。伝熱材992の内部には、熱電
対971が埋設されている。熱電対971は、伝熱材9
92すなわち捕集管26の温度Tに対応する電圧を温度
制御部97へ出力する。温度制御部97は、例えば、C
PU,ROM,RAM,入出力インタフェース等からな
るマイクロコンピュータと、ROM等に格納された温度
制御用コンピュータプログラムと、直流電圧電源とから
構成される。温度制御部97の動作は、熱電対971か
ら出力された捕集管26の温度Tが一定値TC になるよ
うに、ペルチェ素子993を通電制御するものである。
また、一定値TC が室温以上である場合は、ペルチェ素
子993の代わりに、単なる電熱ヒータ等を用いてもよ
い。水分吸収フィルタ94の内部には、シリカゲル、炭
酸カルシウム等の吸湿材941が充填されている。
【0031】ポンプ86が作動すると、呼気A’がテド
ラーバック82から捕集管26を通って吸引される。こ
れにより、呼気成分Aが、捕集管26の吸着剤181に
濃縮捕集される。このとき、圧力計88では吸引時の圧
力pが測定され、積算流量計86では積算流量fが測定
されている。テドラーバック82内が空になれば、圧力
pが一定値pF に達するため、主制御部90がポンプ8
4を停止させる。吸引終了時の積算流量fは、積算流量
計86から主制御部90へ出力されるので、捕集管26
に濃縮した呼気A’の量もわかる。
ラーバック82から捕集管26を通って吸引される。こ
れにより、呼気成分Aが、捕集管26の吸着剤181に
濃縮捕集される。このとき、圧力計88では吸引時の圧
力pが測定され、積算流量計86では積算流量fが測定
されている。テドラーバック82内が空になれば、圧力
pが一定値pF に達するため、主制御部90がポンプ8
4を停止させる。吸引終了時の積算流量fは、積算流量
計86から主制御部90へ出力されるので、捕集管26
に濃縮した呼気A’の量もわかる。
【0032】続いて、捕集管26を濃縮試料導入部28
に装着し、捕集管26を例えば250℃に加熱するととも
に、二次濃縮管282を例えば-130〜-180℃に冷却し、
かつ、流路切換え部38によってキャリアガス流路36
1(図1)を選択して、キャリアガスCを捕集管26か
ら二次濃縮管282へ通過させる。すると、呼気試料A
は、捕集管26を脱離して、さらに濃縮されて二次濃縮
管282に吸着する。
に装着し、捕集管26を例えば250℃に加熱するととも
に、二次濃縮管282を例えば-130〜-180℃に冷却し、
かつ、流路切換え部38によってキャリアガス流路36
1(図1)を選択して、キャリアガスCを捕集管26か
ら二次濃縮管282へ通過させる。すると、呼気試料A
は、捕集管26を脱離して、さらに濃縮されて二次濃縮
管282に吸着する。
【0033】〔濃縮型の動作2(分析)〕
【0034】二次濃縮管282への呼気試料Aの吸着が
完了すると、二次濃縮管282を例えば190 ℃に加熱す
る。このとき、キャリアガスCの節約のため電磁弁38
5は閉となっているので、キャリアガスC1 は、電磁弁
384→濃縮試料導入部28→フィルタ284→ポート
3→ポート4→プレカラム221→ポート7→ポート8
→メインカラム223→検出器24→排出と流れる。呼
気試料AもキャリアガスC1 とともに流れ、プレカラム
221、メインカラム223及び検出器24を通過す
る。呼気試料Aに含まれる各成分は、プレカラム221
及びメインカラム223で分離されることにより、時間
的な差をもって検出器24で検出される。検出器24で
は、呼気試料Aを注入してから各成分の分別帯が出るま
でのキャリアガスC1 の容積(保持容量)又はその時間
(保持時間)により定性分析が行なわれ、ピーク面積又
はピーク高さから定量分析が行われる。
完了すると、二次濃縮管282を例えば190 ℃に加熱す
る。このとき、キャリアガスCの節約のため電磁弁38
5は閉となっているので、キャリアガスC1 は、電磁弁
384→濃縮試料導入部28→フィルタ284→ポート
3→ポート4→プレカラム221→ポート7→ポート8
→メインカラム223→検出器24→排出と流れる。呼
気試料AもキャリアガスC1 とともに流れ、プレカラム
221、メインカラム223及び検出器24を通過す
る。呼気試料Aに含まれる各成分は、プレカラム221
及びメインカラム223で分離されることにより、時間
的な差をもって検出器24で検出される。検出器24で
は、呼気試料Aを注入してから各成分の分別帯が出るま
でのキャリアガスC1 の容積(保持容量)又はその時間
(保持時間)により定性分析が行なわれ、ピーク面積又
はピーク高さから定量分析が行われる。
【0035】呼気分析装置12によれば、濃縮試料導入
部28によって濃縮された呼気試料Aを用いているの
で、呼気中にpg/mL オーダしか含まれていないペンタン
等の低濃度成分でも十分に分析することができる。
部28によって濃縮された呼気試料Aを用いているの
で、呼気中にpg/mL オーダしか含まれていないペンタン
等の低濃度成分でも十分に分析することができる。
【0036】〔濃縮型の動作3(バックフラッシュ及び
分析)〕
分析)〕
【0037】続いて、流路切換え部38によってキャリ
アガス流路363(図2)を選択してキャリアガスC3
を流す。このとき、電磁弁385が開となるので、キャ
リアガスC3 は、電磁弁385→ポート6→ポート7→
プレカラム221→ポート4→ポート5→排出と流れる
ことにより、プレカラム221をパージすることができ
る。また、電磁弁384を開とすれば、キャリアガスC
5 は、電磁弁384→濃縮試料導入部28→フィルタ2
84→ポート3→ポート2→排出と流れることにより、
捕集管26及び二次濃縮管282をパージすることがで
きる。
アガス流路363(図2)を選択してキャリアガスC3
を流す。このとき、電磁弁385が開となるので、キャ
リアガスC3 は、電磁弁385→ポート6→ポート7→
プレカラム221→ポート4→ポート5→排出と流れる
ことにより、プレカラム221をパージすることができ
る。また、電磁弁384を開とすれば、キャリアガスC
5 は、電磁弁384→濃縮試料導入部28→フィルタ2
84→ポート3→ポート2→排出と流れることにより、
捕集管26及び二次濃縮管282をパージすることがで
きる。
【0038】このとき、電磁弁383を開とすることに
より、キャリアガス流路362(図2)を選択してもよ
い。この場合は、キャリアガスC2 は、電磁弁383→
ポート1→ポート16→サンプルループ32→ポート1
3→ポート12→プレカラム222→ポート9→ポート
8→メインカラム223→検出器24→排出と流れる。
したがって、メインカラム223に残留している呼気試
料AもキャリアガスC2 とともに流れるので、必要に応
じ分析を続行できるとともに、メインカラム223等を
パージすることができる。なお、この場合、サンプルル
ープ32及びプレカラム222には呼気試料Aが充填さ
れていないことが前提となる。
より、キャリアガス流路362(図2)を選択してもよ
い。この場合は、キャリアガスC2 は、電磁弁383→
ポート1→ポート16→サンプルループ32→ポート1
3→ポート12→プレカラム222→ポート9→ポート
8→メインカラム223→検出器24→排出と流れる。
したがって、メインカラム223に残留している呼気試
料AもキャリアガスC2 とともに流れるので、必要に応
じ分析を続行できるとともに、メインカラム223等を
パージすることができる。なお、この場合、サンプルル
ープ32及びプレカラム222には呼気試料Aが充填さ
れていないことが前提となる。
【0039】〔非濃縮型の動作1(呼気吸引)〕
【0040】まず、呼気採取管30を例えば40℃に加熱
し、流路切換え部38によって呼気吸引流路360(図
1)を選択する。被検者が呼気採取管30へ呼気A’を
吹き込むと、これに対応してポンプ34が所定時間だけ
作動する。このとき、呼気A’は、呼気採取管30→ポ
ート15→ポート16→サンプルループ32→ポート1
3→ポート14→ポンプ34→排出と流れる。これによ
り、呼気A’が呼気試料Aとしてサンプルループ32に
充填される。
し、流路切換え部38によって呼気吸引流路360(図
1)を選択する。被検者が呼気採取管30へ呼気A’を
吹き込むと、これに対応してポンプ34が所定時間だけ
作動する。このとき、呼気A’は、呼気採取管30→ポ
ート15→ポート16→サンプルループ32→ポート1
3→ポート14→ポンプ34→排出と流れる。これによ
り、呼気A’が呼気試料Aとしてサンプルループ32に
充填される。
【0041】〔非濃縮型の動作2(分析)〕
【0042】続いて、流路切換え部38によってキャリ
アガス流路362(図2)を選択してキャリアガスCを
流す。このとき、電磁弁383が開となるので、キャリ
アガスC2 は、電磁弁383→ポート1→ポート16→
サンプルループ32→ポート13→ポート12→プレカ
ラム222→ポート9→ポート8→メインカラム223
→検出器24→排出と流れる。サンプルループ32に充
填された呼気試料AもキャリアガスC2 とともに流れ、
プレカラム222、メインカラム223及び検出器24
を通過する。この呼気試料Aに含まれる各成分は、プレ
カラム222及びメインカラム223で分離されること
により、時間的な差をもって検出器24で検出される。
検出器24では、前述したとおり、所定の分析が行われ
る。
アガス流路362(図2)を選択してキャリアガスCを
流す。このとき、電磁弁383が開となるので、キャリ
アガスC2 は、電磁弁383→ポート1→ポート16→
サンプルループ32→ポート13→ポート12→プレカ
ラム222→ポート9→ポート8→メインカラム223
→検出器24→排出と流れる。サンプルループ32に充
填された呼気試料AもキャリアガスC2 とともに流れ、
プレカラム222、メインカラム223及び検出器24
を通過する。この呼気試料Aに含まれる各成分は、プレ
カラム222及びメインカラム223で分離されること
により、時間的な差をもって検出器24で検出される。
検出器24では、前述したとおり、所定の分析が行われ
る。
【0043】〔非濃縮型の動作3(バックフラッシュ及
び分析)〕
び分析)〕
【0044】続いて、流路切換え部38によってキャリ
アガス流路364(図1)を選択してキャリアガスC4
を流す。このとき、電磁弁382が開となるので、キャ
リアガスC4 は、電磁弁382→ポート10→ポート9
→プレカラム222→ポート12→ポート11→排出と
流れることにより、プレカラム222をパージすること
ができる。
アガス流路364(図1)を選択してキャリアガスC4
を流す。このとき、電磁弁382が開となるので、キャ
リアガスC4 は、電磁弁382→ポート10→ポート9
→プレカラム222→ポート12→ポート11→排出と
流れることにより、プレカラム222をパージすること
ができる。
【0045】このとき、電磁弁384を開とすることに
より、キャリアガス流路361(図1)を選択してもよ
い。この場合は、キャリアガスC1 は、電磁弁384→
濃縮試料導入部28→フィルタ284→ポート3→ポー
ト4→プレカラム221→ポート7→ポート8→メイン
カラム223→検出器24→排出と流れる。したがっ
て、メインカラム223に残留している呼気試料Aもキ
ャリアガスC1 とともに流れるので、必要に応じ分析を
続行できるとともに、メインカラム223等をパージす
ることができる。なお、この場合、捕集管26、二次濃
縮管282及びプレカラム221には呼気試料Aが充填
されていないことが前提となる。
より、キャリアガス流路361(図1)を選択してもよ
い。この場合は、キャリアガスC1 は、電磁弁384→
濃縮試料導入部28→フィルタ284→ポート3→ポー
ト4→プレカラム221→ポート7→ポート8→メイン
カラム223→検出器24→排出と流れる。したがっ
て、メインカラム223に残留している呼気試料Aもキ
ャリアガスC1 とともに流れるので、必要に応じ分析を
続行できるとともに、メインカラム223等をパージす
ることができる。なお、この場合、捕集管26、二次濃
縮管282及びプレカラム221には呼気試料Aが充填
されていないことが前提となる。
【0046】図5は、呼気分析装置12の濃縮型の分析
結果の一例を示す波形図である。図6は、バックフラッ
シュの一例を示す説明図である。以下、図1乃至図6に
基づき説明する。
結果の一例を示す波形図である。図6は、バックフラッ
シュの一例を示す説明図である。以下、図1乃至図6に
基づき説明する。
【0047】例えばヘキサン等の高沸点成分は、プレカ
ラム221,222及びメインカラム223内での滞留
時間が長い(リテンションタイムが遅い)。図5の例で
は、分析を始めてから、6分程度でペンタンPが検出さ
れ、30分程度でヘキサンHが検出されている。そのた
め、ペンタンPのみを検出すればよい場合でも、ヘキサ
ンHを排出するために、長時間にわたり分析を続ける必
要が生じる。また、メインカラム223及び検出器16
にヘキサンH等の高沸点成分を通過させることは、これ
らの汚染や劣化を招くことにもなる。
ラム221,222及びメインカラム223内での滞留
時間が長い(リテンションタイムが遅い)。図5の例で
は、分析を始めてから、6分程度でペンタンPが検出さ
れ、30分程度でヘキサンHが検出されている。そのた
め、ペンタンPのみを検出すればよい場合でも、ヘキサ
ンHを排出するために、長時間にわたり分析を続ける必
要が生じる。また、メインカラム223及び検出器16
にヘキサンH等の高沸点成分を通過させることは、これ
らの汚染や劣化を招くことにもなる。
【0048】そこで、分析時間の短縮及び汚染・劣化の
防止を図るために、プレカラム221,222に対して
バックフラッシュが行われる。まず、プレカラム221
について説明する。キャリアガスC1 がプレカラム22
1及びメインカラム223を流れ始めると、呼気試料A
の成分であるペンタンP及びヘキサンHがプレカラム2
21に入る(図6〔1〕)。ペンタンPは、ヘキサンH
よりもプレカラム221に保持されにくいので、先にプ
レカラム221を通過する(図6〔2〕)。時間が経過
し、ペンタンPがメインカラム223をかなり進んで
も、ヘキサンHはまだプレカラム221の中である(図
6〔3〕)。このまま、キャリアガスC1を流し続ける
と、ヘキサンHがメインカラム223を出るまでに長時
間を要する。そこで、プレカラム221とメインカラム
223とを分離し、プレカラム221にはキャリアガス
C1 と逆方向のキャリアガスC3 を流し、メインカラム
223にはキャリアガスC1 と同方向のキャリアガスC
2 を流す。これにより、ペンタンPはメインカラム22
3を出て検出され、ヘキサンHもプレカラム222から
パージされる(図6〔4〕)。したがって、分析時間が
大幅に短縮される。図5の例で言えば、約8分で分析を
終了できる。また、ヘキサンHはメインカラム223及
び検出器24へ流れないので、これらの汚染・劣化も防
止される。プレカラム222については、プレカラム2
21の場合と同様であるので、図6においてプレカラム
221→222、キャリアガスC1 →C2 、キャリアガ
スC3 →C4 、キャリアガスC2 →C1 と置き換えて考
えればよい。
防止を図るために、プレカラム221,222に対して
バックフラッシュが行われる。まず、プレカラム221
について説明する。キャリアガスC1 がプレカラム22
1及びメインカラム223を流れ始めると、呼気試料A
の成分であるペンタンP及びヘキサンHがプレカラム2
21に入る(図6〔1〕)。ペンタンPは、ヘキサンH
よりもプレカラム221に保持されにくいので、先にプ
レカラム221を通過する(図6〔2〕)。時間が経過
し、ペンタンPがメインカラム223をかなり進んで
も、ヘキサンHはまだプレカラム221の中である(図
6〔3〕)。このまま、キャリアガスC1を流し続ける
と、ヘキサンHがメインカラム223を出るまでに長時
間を要する。そこで、プレカラム221とメインカラム
223とを分離し、プレカラム221にはキャリアガス
C1 と逆方向のキャリアガスC3 を流し、メインカラム
223にはキャリアガスC1 と同方向のキャリアガスC
2 を流す。これにより、ペンタンPはメインカラム22
3を出て検出され、ヘキサンHもプレカラム222から
パージされる(図6〔4〕)。したがって、分析時間が
大幅に短縮される。図5の例で言えば、約8分で分析を
終了できる。また、ヘキサンHはメインカラム223及
び検出器24へ流れないので、これらの汚染・劣化も防
止される。プレカラム222については、プレカラム2
21の場合と同様であるので、図6においてプレカラム
221→222、キャリアガスC1 →C2 、キャリアガ
スC3 →C4 、キャリアガスC2 →C1 と置き換えて考
えればよい。
【0049】なお、上記実施形態は、いうまでもなく一
例にすぎず、本発明を限定するものではない。例えば、
サンプリングバルブ381は、電磁弁の切換えにより流
路を切換えるものとしてもよい。検出器24、濃縮試料
導入部28、呼気採取管支持体31、ポンプ34等を制
御する機能を制御手段386に付与することにより、呼
気分析装置20の完全自動化を図るようにしてもよい。
各ポート1〜16と、プレカラム221,222、メイ
ンカラム223、呼気採取管30、サンプルループ3
2、ポンプ34及び電磁弁382〜385との接続は、
呼気吸引流路360及びキャリアガス流路361〜36
4の前述した機能が実現できれば、どのような組み合わ
せにしてもよい。
例にすぎず、本発明を限定するものではない。例えば、
サンプリングバルブ381は、電磁弁の切換えにより流
路を切換えるものとしてもよい。検出器24、濃縮試料
導入部28、呼気採取管支持体31、ポンプ34等を制
御する機能を制御手段386に付与することにより、呼
気分析装置20の完全自動化を図るようにしてもよい。
各ポート1〜16と、プレカラム221,222、メイ
ンカラム223、呼気採取管30、サンプルループ3
2、ポンプ34及び電磁弁382〜385との接続は、
呼気吸引流路360及びキャリアガス流路361〜36
4の前述した機能が実現できれば、どのような組み合わ
せにしてもよい。
【0050】
【発明の効果】請求項1乃至3記載の呼気分析装置によ
れば、捕集管内に濃縮捕集された呼気試料を濃縮試料導
入部で脱離させ、この呼気試料をキャリアガスによって
第一のプレカラム及びメインカラムに通過させるように
したので、呼気中にわずかしか含まれていないペンタン
等の低濃度成分でも十分に分析することができる。しか
も、濃縮試料導入部で脱離した呼気試料をキャリアガス
によって第一のプレカラム及びメインカラムに通過させ
る第一のキャリアガス流路と、サンプルループ内に充填
された呼気試料をキャリアガスによって第二のプレカラ
ム及びメインカラムに通過させる第二のキャリアガス流
路と、第一のプレカラムに残留した呼気試料をキャリア
ガスによってパージする第三のキャリアガス流路と、第
二のプレカラムに残留した呼気試料をキャリアガスによ
ってパージする第四のキャリアガス流路と、第一及び第
四のキャリアガス流路又は第二及び第三のキャリアガス
流路のどちらか一方に切換え可能な流路切換え部とを備
えたことにより、メインカラム、検出器等を共用した状
態で、濃縮型及び非濃縮型として使用できる。したがっ
て、装置全体としての小型化及び低価格化を達成でき
る。さらに、第三及び第四のキャリアガス流路によっ
て、不要な高沸点成分をメインカラム及び検出器を通過
させることなく速やかに排出できるので、分析時間を大
幅に短縮できるとともに、メインカラム及び検出器の汚
染・劣化も防止できる。
れば、捕集管内に濃縮捕集された呼気試料を濃縮試料導
入部で脱離させ、この呼気試料をキャリアガスによって
第一のプレカラム及びメインカラムに通過させるように
したので、呼気中にわずかしか含まれていないペンタン
等の低濃度成分でも十分に分析することができる。しか
も、濃縮試料導入部で脱離した呼気試料をキャリアガス
によって第一のプレカラム及びメインカラムに通過させ
る第一のキャリアガス流路と、サンプルループ内に充填
された呼気試料をキャリアガスによって第二のプレカラ
ム及びメインカラムに通過させる第二のキャリアガス流
路と、第一のプレカラムに残留した呼気試料をキャリア
ガスによってパージする第三のキャリアガス流路と、第
二のプレカラムに残留した呼気試料をキャリアガスによ
ってパージする第四のキャリアガス流路と、第一及び第
四のキャリアガス流路又は第二及び第三のキャリアガス
流路のどちらか一方に切換え可能な流路切換え部とを備
えたことにより、メインカラム、検出器等を共用した状
態で、濃縮型及び非濃縮型として使用できる。したがっ
て、装置全体としての小型化及び低価格化を達成でき
る。さらに、第三及び第四のキャリアガス流路によっ
て、不要な高沸点成分をメインカラム及び検出器を通過
させることなく速やかに排出できるので、分析時間を大
幅に短縮できるとともに、メインカラム及び検出器の汚
染・劣化も防止できる。
【0051】請求項2記載の呼気分析装置によれば、呼
気採取管内の呼気をサンプルループを通してポンプで吸
引する呼気吸引流路を付設し、この呼気吸引流路、第一
及び第四のキャリアガス流路と、第二及び第三のキャリ
アガス流路とのどちらか一方に切換え可能な流路切換え
部としたことにより、呼気吸引流路、第一及び第四のキ
ャリアガス流路と、第二及び第三のキャリアガス流路と
の切換えのみで、濃縮型及び非濃縮型のすべての工程を
実行することができるので、操作性及び利便性を向上で
きる。
気採取管内の呼気をサンプルループを通してポンプで吸
引する呼気吸引流路を付設し、この呼気吸引流路、第一
及び第四のキャリアガス流路と、第二及び第三のキャリ
アガス流路とのどちらか一方に切換え可能な流路切換え
部としたことにより、呼気吸引流路、第一及び第四のキ
ャリアガス流路と、第二及び第三のキャリアガス流路と
の切換えのみで、濃縮型及び非濃縮型のすべての工程を
実行することができるので、操作性及び利便性を向上で
きる。
【0052】請求項3記載の呼気分析装置によれば、捕
集管内に濃縮捕集された呼気試料をさらに濃縮して二次
濃縮管に吸着させ、この呼気試料をキャリアガスによっ
てプレカラム及びメインカラムに通過させるようにした
ので、より低濃度の成分でも十分に分析することができ
る。
集管内に濃縮捕集された呼気試料をさらに濃縮して二次
濃縮管に吸着させ、この呼気試料をキャリアガスによっ
てプレカラム及びメインカラムに通過させるようにした
ので、より低濃度の成分でも十分に分析することができ
る。
【図1】本発明に係る呼気分析装置の一実施形態を示す
構成図であり、呼気吸引流路、第一及び第四のキャリア
ガス流路に切換えた状態を示している。
構成図であり、呼気吸引流路、第一及び第四のキャリア
ガス流路に切換えた状態を示している。
【図2】本発明に係る呼気分析装置の一実施形態を示す
構成図であり、第二及び第三のキャリアガス流路に切換
えた状態を示している。
構成図であり、第二及び第三のキャリアガス流路に切換
えた状態を示している。
【図3】図1及び図2の呼気分析装置におけるサンプリ
ングバルブの一例を示す概略断面図であり、図3〔1〕
が呼気吸引流路、第一及び第四のキャリアガス流路に切
換えた状態を示し、図3〔2〕が第二及び第三のキャリ
アガス流路に切換えた状態を示している。
ングバルブの一例を示す概略断面図であり、図3〔1〕
が呼気吸引流路、第一及び第四のキャリアガス流路に切
換えた状態を示し、図3〔2〕が第二及び第三のキャリ
アガス流路に切換えた状態を示している。
【図4】呼気濃縮捕集装置の一例を示す断面構成図であ
る。
る。
【図5】図1の呼気分析装置において濃縮型として使用
した場合の分析結果の一例を示す波形図である。
した場合の分析結果の一例を示す波形図である。
【図6】図1の呼気分析装置におけるバックフラッシュ
の一例を示す説明図であり、図6〔1〕〜〔4〕の順に
時間が経過する。
の一例を示す説明図であり、図6〔1〕〜〔4〕の順に
時間が経過する。
20 呼気分析装置 221 第一のプレカラム 222 第二のプレカラム 223 メインカラム 24 検出器 26 捕集管 28 濃縮試料導入部 282 二次濃縮管 30 呼気採取管 32 サンプルループ 34 ポンプ 360 呼気吸引流路 361 第一のキャリアガス流路 362 第二のキャリアガス流路 363 第三のキャリアガス流路 364 第四のキャリアガス流路 38 流路切換え部 A’ 呼気 A 呼気試料 C キャリアガス C1 第一のキャリアガス流路を流れるキャリアガス C2 第二のキャリアガス流路を流れるキャリアガス C3 第三のキャリアガス流路を流れるキャリアガス C4 第四のキャリアガス流路を流れるキャリアガス
Claims (3)
- 【請求項1】 呼気試料を通過させて当該呼気試料に含
まれる成分を分離する第一及び第二のプレカラム並びに
メインカラムと、これらの第一及び第二のプレカラム並
びにメインカラムによって分離された成分を検出する検
出器と、呼気試料を内部に吸着させた捕集管と、この捕
集管内に吸着している呼気試料を脱離させる濃縮試料導
入部と、呼気を内部に吹き込ませた呼気採取管と、呼気
を呼気試料として内部に吸着させるサンプルループと、
前記呼気採取管内の呼気を前記サンプルループを通して
吸引することにより当該サンプルループ内に前記呼気試
料を充填するポンプと、前記濃縮試料導入部で脱離した
呼気試料をキャリアガスによって前記第一のプレカラム
及び前記メインカラムに通過させる第一のキャリアガス
流路と、前記サンプルループ内に充填された呼気試料を
キャリアガスによって前記第二のプレカラム及び前記メ
インカラムに通過させる第二のキャリアガス流路と、前
記第一のプレカラムに残留した前記呼気試料をキャリア
ガスによってパージする第三のキャリアガス流路と、前
記第二のプレカラムに残留した前記呼気試料をキャリア
ガスによってパージする第四のキャリアガス流路と、前
記第一及び第四のキャリアガス流路又は前記第二及び第
三のキャリアガス流路のどちらか一方に切換え可能な流
路切換え部とを備えた呼気分析装置。 - 【請求項2】 前記呼気採取管内の呼気を前記サンプル
ループを通して前記ポンプで吸引する呼気吸引流路が付
設され、前記流路切換え部は、当該呼気吸引流路並びに
前記第一及び第四のキャリアガス流路と、前記第二及び
第三のキャリアガス流路とのどちらか一方に切換え可能
である、請求項1記載の呼気分析装置。 - 【請求項3】 前記濃縮試料導入部には、前記捕集管を
加熱して当該捕集管内に吸着している呼気試料を脱離さ
せる第一の加熱手段と、呼気試料を内部に吸着させる二
次濃縮管と、前記捕集管を脱離した呼気試料を前記二次
濃縮管内に吸着させる冷却手段と、この二次濃縮管を加
熱して当該二次濃縮管内に吸着している呼気試料を脱離
させる第二の加熱手段とが設けられた、請求項1記載の
呼気分析装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34804295A JPH09166587A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | 呼気分析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34804295A JPH09166587A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | 呼気分析装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09166587A true JPH09166587A (ja) | 1997-06-24 |
Family
ID=18394355
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34804295A Withdrawn JPH09166587A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | 呼気分析装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09166587A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108627369A (zh) * | 2017-03-20 | 2018-10-09 | 广州禾信仪器股份有限公司 | 大气挥发性有机物双级深冷在线富集浓缩采样系统及方法 |
-
1995
- 1995-12-15 JP JP34804295A patent/JPH09166587A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108627369A (zh) * | 2017-03-20 | 2018-10-09 | 广州禾信仪器股份有限公司 | 大气挥发性有机物双级深冷在线富集浓缩采样系统及方法 |
| CN108627369B (zh) * | 2017-03-20 | 2023-11-07 | 广州禾信仪器股份有限公司 | 大气挥发性有机物双级深冷在线富集浓缩采样系统及方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030304 |