JPH09167782A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH09167782A JPH09167782A JP7327492A JP32749295A JPH09167782A JP H09167782 A JPH09167782 A JP H09167782A JP 7327492 A JP7327492 A JP 7327492A JP 32749295 A JP32749295 A JP 32749295A JP H09167782 A JPH09167782 A JP H09167782A
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- Japan
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- resin
- lead frame
- pot
- mold
- semiconductor device
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 外部導出用リード端子と電気的接続される半
導体素子を樹脂封止するモールド工程時に樹脂バリの発
生を防止し、成形性や樹脂の使用効率を向上させる半導
体装置の製造方法を提供する。 【解決手段】 モールド金型1は上型と下型とからな
る。上型1aは樹脂パッケージ形成用の樹脂充填部とな
る複数の上キャビティ2aと、充填樹脂の注入口となり
所定数のキャビティ(空洞)当り1個のポット3を有
し、下型1bは上キャビティに対向位置にあって樹脂充
填部となる下キャビティ2bと、ポット3の直下にあり
ポットへの注入樹脂を上下の空洞2の近傍へ流入させる
ランナー4と、それから上下空洞への樹脂流入用ゲート
5、及びリードフレーム載置部6を有している。ステー
ジ8上の半導体素子7と外部接続用リード端子を接続し
たリードフレーム10を下型の載置部6に載置後、上下
型の型閉めを行いポットから樹脂を注入し、空洞内に樹
脂を充填封止する。
導体素子を樹脂封止するモールド工程時に樹脂バリの発
生を防止し、成形性や樹脂の使用効率を向上させる半導
体装置の製造方法を提供する。 【解決手段】 モールド金型1は上型と下型とからな
る。上型1aは樹脂パッケージ形成用の樹脂充填部とな
る複数の上キャビティ2aと、充填樹脂の注入口となり
所定数のキャビティ(空洞)当り1個のポット3を有
し、下型1bは上キャビティに対向位置にあって樹脂充
填部となる下キャビティ2bと、ポット3の直下にあり
ポットへの注入樹脂を上下の空洞2の近傍へ流入させる
ランナー4と、それから上下空洞への樹脂流入用ゲート
5、及びリードフレーム載置部6を有している。ステー
ジ8上の半導体素子7と外部接続用リード端子を接続し
たリードフレーム10を下型の載置部6に載置後、上下
型の型閉めを行いポットから樹脂を注入し、空洞内に樹
脂を充填封止する。
Description
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、半導体装置の製造方
法、特に外部に導出されるリード端子と電気的に接続さ
れる半導体素子を樹脂パッケージにて封止するモールド
工程を有する半導体装置の製造方法に関する。上記モー
ルド工程は、モールド金型に溶融する樹脂を充填するこ
とにより行われるが、金型からの樹脂の滲み出し等によ
る樹脂バリの発生を防止すことが必要とされている。
法、特に外部に導出されるリード端子と電気的に接続さ
れる半導体素子を樹脂パッケージにて封止するモールド
工程を有する半導体装置の製造方法に関する。上記モー
ルド工程は、モールド金型に溶融する樹脂を充填するこ
とにより行われるが、金型からの樹脂の滲み出し等によ
る樹脂バリの発生を防止すことが必要とされている。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体装置の製造方法としては、
マルチプランジャー方式のモールド金型を使用するモー
ルド方法と、コンベンショナル方式のモールド金型を使
用するモールド方法とがある。図5は、マルチプランジ
ャー方式のモールド方法を説明するための金型の断面
図、図6は、コンベンショナル方式のモールド方法を説
明するための金型の断面図である。
マルチプランジャー方式のモールド金型を使用するモー
ルド方法と、コンベンショナル方式のモールド金型を使
用するモールド方法とがある。図5は、マルチプランジ
ャー方式のモールド方法を説明するための金型の断面
図、図6は、コンベンショナル方式のモールド方法を説
明するための金型の断面図である。
【0003】マルチプランジャー方式は、図5に示すよ
うに、所定数のキャビティ52に対してその中央部に位
置するポット53と、ポット53とキャビティを結ぶゲ
ート55及びキャビティ52間を結ぶゲート55’と、
複数のキャビティ52を含むリードフレーム載置部56
とを有するモールド金型51を使用して行う。モールド
金型51は図示していないが、上型と下型とからなりリ
ードフレーム載置部56上に半導体装置を搭載したリー
ドフレームを載置した後、型閉めを行う。その後、ポッ
ト53より溶融する樹脂を注入してゲート55,55’
を介して複数のキャビティ52内に樹脂を充填する。
うに、所定数のキャビティ52に対してその中央部に位
置するポット53と、ポット53とキャビティを結ぶゲ
ート55及びキャビティ52間を結ぶゲート55’と、
複数のキャビティ52を含むリードフレーム載置部56
とを有するモールド金型51を使用して行う。モールド
金型51は図示していないが、上型と下型とからなりリ
ードフレーム載置部56上に半導体装置を搭載したリー
ドフレームを載置した後、型閉めを行う。その後、ポッ
ト53より溶融する樹脂を注入してゲート55,55’
を介して複数のキャビティ52内に樹脂を充填する。
【0004】図5の場合は多段のリードフレームをポッ
ト53の両側に配置させるものであり、1個のポット5
3から8キャビティに対して樹脂を充填する構成になっ
ている。以上説明したマルチプランジャー方式のモール
ド方法は、ポット53からキャビティ52までの距離を
短くすることにより、樹脂の使用効率を向上させるもの
であり、近年の多品種少量生産の小型パッケージに対し
ては、本方法が主流となっている。
ト53の両側に配置させるものであり、1個のポット5
3から8キャビティに対して樹脂を充填する構成になっ
ている。以上説明したマルチプランジャー方式のモール
ド方法は、ポット53からキャビティ52までの距離を
短くすることにより、樹脂の使用効率を向上させるもの
であり、近年の多品種少量生産の小型パッケージに対し
ては、本方法が主流となっている。
【0005】一方、コンベンショナル方式は、図6に示
すように、複数のキャビティ62と、中央部に位置する
ポット63と、ポット63からキャビティ62の近傍ま
で延びる複数のランナー64と、ランナー64とキャビ
ティ62とを連結するゲート65と、複数のキャビティ
62を含むリードフレーム載置部66とを有するモール
ド金型61を使用して行う。
すように、複数のキャビティ62と、中央部に位置する
ポット63と、ポット63からキャビティ62の近傍ま
で延びる複数のランナー64と、ランナー64とキャビ
ティ62とを連結するゲート65と、複数のキャビティ
62を含むリードフレーム載置部66とを有するモール
ド金型61を使用して行う。
【0006】モールド金型61は図示していないが、上
型と下型とからなりリードフレーム載置部66上に半導
体装置を搭載したリードフレームを載置した後、型閉め
を行う。その後、ポット63より溶融する樹脂を注入し
てランナー64及びゲート65を介して複数のキャビテ
ィ62内に樹脂を充填する。図6の場合は1個のポット
63より6本のランナー64が延びて、それぞれのラン
ナー64が両側5個ずつ、即ち10個のキャビティ62
に対してゲート65を介して樹脂を注入する構成となっ
ている。
型と下型とからなりリードフレーム載置部66上に半導
体装置を搭載したリードフレームを載置した後、型閉め
を行う。その後、ポット63より溶融する樹脂を注入し
てランナー64及びゲート65を介して複数のキャビテ
ィ62内に樹脂を充填する。図6の場合は1個のポット
63より6本のランナー64が延びて、それぞれのラン
ナー64が両側5個ずつ、即ち10個のキャビティ62
に対してゲート65を介して樹脂を注入する構成となっ
ている。
【0007】このようなコンベンショナル方式のモール
ド方法は、1度に多くのモールド封止を行うことができ
るため、大量生産に好適な方法である。
ド方法は、1度に多くのモールド封止を行うことができ
るため、大量生産に好適な方法である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記マルチプランジャ
ー方式、コンベンショナル方式共に、上型と下型との間
で部分的にリードフレームの厚さ分だけ隙間が生じるこ
とから、その隙間の部分においてキャビティからの樹脂
の滲み出しが起き、樹脂バリが発生する。図7は、樹脂
封止後の樹脂バリを示すリードフレーム平面図であり、
ランナー内樹脂74及びゲート内樹脂75を中央にし
て、両側に樹脂パッケージ73が形成されたリードフレ
ーム70を有している。
ー方式、コンベンショナル方式共に、上型と下型との間
で部分的にリードフレームの厚さ分だけ隙間が生じるこ
とから、その隙間の部分においてキャビティからの樹脂
の滲み出しが起き、樹脂バリが発生する。図7は、樹脂
封止後の樹脂バリを示すリードフレーム平面図であり、
ランナー内樹脂74及びゲート内樹脂75を中央にし
て、両側に樹脂パッケージ73が形成されたリードフレ
ーム70を有している。
【0009】図7に示すように、ゲート内樹脂75の周
辺部に滲み出し樹脂76が発生することになり、この滲
み出し樹脂76がランナー内樹脂74とゲート内樹脂7
5を除去した後も残存して樹脂バリとなる。このような
樹脂バリは、その後の外装メッキ工程では異物付着、切
断成形工程では金型内搬送障害及びリード変形等の原因
となる。
辺部に滲み出し樹脂76が発生することになり、この滲
み出し樹脂76がランナー内樹脂74とゲート内樹脂7
5を除去した後も残存して樹脂バリとなる。このような
樹脂バリは、その後の外装メッキ工程では異物付着、切
断成形工程では金型内搬送障害及びリード変形等の原因
となる。
【0010】上記障害を防止するためには、モールド封
止工程後に樹脂バリを除去する工程を行わなければなら
ないが、この工程は手作業にて行うか、或いは大掛かり
な治具を用意しなければならず、面倒なものとなる。ま
た、モールド金型の形状等を変更することにより、樹脂
の滲み出しを防止することも考えられるが、マルチプラ
ンジャー方式の場合は、各ゲート周辺部に突起を設ける
か、リードフレームの側辺と重なるように疑似ランナー
を設けなければならず、金型加工の複雑化、或いはポッ
トからキャビティまでの距離が長くなることによる成形
性劣化及び樹脂使用効率の悪化が生じる。
止工程後に樹脂バリを除去する工程を行わなければなら
ないが、この工程は手作業にて行うか、或いは大掛かり
な治具を用意しなければならず、面倒なものとなる。ま
た、モールド金型の形状等を変更することにより、樹脂
の滲み出しを防止することも考えられるが、マルチプラ
ンジャー方式の場合は、各ゲート周辺部に突起を設ける
か、リードフレームの側辺と重なるように疑似ランナー
を設けなければならず、金型加工の複雑化、或いはポッ
トからキャビティまでの距離が長くなることによる成形
性劣化及び樹脂使用効率の悪化が生じる。
【0011】コンベンショナル方式の場合においても、
リードフレーム側辺とランナーを重ねることにより、樹
脂の滲み出しは防ぐことができるが、やはりポットから
キャビティまでの距離が著しく長くなり、成形性劣化、
及び樹脂の使用効率悪化が生じる。本発明は、上記課題
を解決して樹脂バリの発生を防止すると共に、成形性及
び樹脂の使用効率を向上させることを目的としている。
リードフレーム側辺とランナーを重ねることにより、樹
脂の滲み出しは防ぐことができるが、やはりポットから
キャビティまでの距離が著しく長くなり、成形性劣化、
及び樹脂の使用効率悪化が生じる。本発明は、上記課題
を解決して樹脂バリの発生を防止すると共に、成形性及
び樹脂の使用効率を向上させることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、リードフレームのステージ上に搭載された
状態で樹脂パッケージに封止さてなる半導体素子と、該
半導体素子と電気的に接続され樹脂パッケージ外部に導
出されるリード端子を有する半導体装置の製造方法にお
いて、前記樹脂パッケージを形成するための樹脂充填部
となる複数の上キャビティ2a、及び該上キャビティ2
aへ充填する樹脂の注入口となり、所定数のキャビティ
に対して1個設けられるポット3を有する上型1aと、
前記上キャビティ2aに対向する位置にあり、樹脂パッ
ケージを形成するための樹脂充填部となる下キャビティ
2b、前記ポット3の直下を横切る位置にあり、該ポッ
ト3に注入される樹脂を前記上下のキャビティ2の近傍
に流入させるランナー4、該ランナー4から前記上下の
キャビティ2内へ樹脂を流入させるゲート5、及び一側
辺が前記ランナー4の辺と一致するリードフレーム載置
部6を有する下型1bとからなるモールド金型1を用い
るもので、ステージ8上に半導体素子7を搭載すると共
に、該半導体素子7と外部接続用のリード端子とを電気
的に接続した状態のリードフレーム10を前記下型1b
のリードフレーム載置部6に載置した後、前記上型1a
と下型1bとの型閉めを行い、前記ポット3から溶融す
る樹脂を注入することによって、前記上下のキャビティ
2内に樹脂を充填する樹脂封止工程を含むことを特徴と
している。
の本発明は、リードフレームのステージ上に搭載された
状態で樹脂パッケージに封止さてなる半導体素子と、該
半導体素子と電気的に接続され樹脂パッケージ外部に導
出されるリード端子を有する半導体装置の製造方法にお
いて、前記樹脂パッケージを形成するための樹脂充填部
となる複数の上キャビティ2a、及び該上キャビティ2
aへ充填する樹脂の注入口となり、所定数のキャビティ
に対して1個設けられるポット3を有する上型1aと、
前記上キャビティ2aに対向する位置にあり、樹脂パッ
ケージを形成するための樹脂充填部となる下キャビティ
2b、前記ポット3の直下を横切る位置にあり、該ポッ
ト3に注入される樹脂を前記上下のキャビティ2の近傍
に流入させるランナー4、該ランナー4から前記上下の
キャビティ2内へ樹脂を流入させるゲート5、及び一側
辺が前記ランナー4の辺と一致するリードフレーム載置
部6を有する下型1bとからなるモールド金型1を用い
るもので、ステージ8上に半導体素子7を搭載すると共
に、該半導体素子7と外部接続用のリード端子とを電気
的に接続した状態のリードフレーム10を前記下型1b
のリードフレーム載置部6に載置した後、前記上型1a
と下型1bとの型閉めを行い、前記ポット3から溶融す
る樹脂を注入することによって、前記上下のキャビティ
2内に樹脂を充填する樹脂封止工程を含むことを特徴と
している。
【0013】上記本発明の半導体装置の製造方法によれ
ば、樹脂封止工程において、リードフレーム10の一側
辺と、ゲート5までの樹脂流路であるランナー4の一辺
とが一致した状態でキャビティ2内に樹脂が充填される
ため、ゲート5周辺部に樹脂の滲み出す隙間が発生しな
い。また、ランナー4がポット3の直下に位置してお
り、リードフレーム載置部6もランナー4辺に一致して
いるため、ランナー4及びゲート5共に短くできる。
ば、樹脂封止工程において、リードフレーム10の一側
辺と、ゲート5までの樹脂流路であるランナー4の一辺
とが一致した状態でキャビティ2内に樹脂が充填される
ため、ゲート5周辺部に樹脂の滲み出す隙間が発生しな
い。また、ランナー4がポット3の直下に位置してお
り、リードフレーム載置部6もランナー4辺に一致して
いるため、ランナー4及びゲート5共に短くできる。
【0014】従って、ポット3からキャビティ2までの
距離を短くなり、樹脂の使用効率が向上する。また、ポ
ット3からキャビティ2までの距離が短く、距離のばら
つきも小さいため、樹脂充填時の圧力等の制御が容易と
なることから、樹脂パッケージの成形性を向上させるこ
とができる。
距離を短くなり、樹脂の使用効率が向上する。また、ポ
ット3からキャビティ2までの距離が短く、距離のばら
つきも小さいため、樹脂充填時の圧力等の制御が容易と
なることから、樹脂パッケージの成形性を向上させるこ
とができる。
【0015】
【実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参照しな
がら詳細に説明する。図1は、本発明に係るモールド方
法の一実施例を説明するためのモールド金型図であり、
図1(a)は上方断面図、図1(b)は図1(a)のA
−B断面図である。
がら詳細に説明する。図1は、本発明に係るモールド方
法の一実施例を説明するためのモールド金型図であり、
図1(a)は上方断面図、図1(b)は図1(a)のA
−B断面図である。
【0016】但し、図1(a)においては、上型と下型
を重ねて主要部が全て見える状態で示している。(実際
の断面図では見えない) 本実施例のモールド工程で使用するモールド金型1は、
図1(a)に示すように、樹脂が充填される複数のキャ
ビティ2、樹脂注入口で8カ所のキャビティ2に対して
1個設けられるポット3、複数のポット3の直下に位置
してキャビティ2の近傍まで樹脂を流入するランナー
4、ランナー4から枝分かれして各キャビティ2への樹
脂流路となるゲート5、及び半導体素子を搭載するリー
ドフレームを載置するリードフレーム載置部6(太枠
部)とが備えられている。太枠はリードフレーム載置部
6を明確にするためのものであり、片方のみ示してい
る。
を重ねて主要部が全て見える状態で示している。(実際
の断面図では見えない) 本実施例のモールド工程で使用するモールド金型1は、
図1(a)に示すように、樹脂が充填される複数のキャ
ビティ2、樹脂注入口で8カ所のキャビティ2に対して
1個設けられるポット3、複数のポット3の直下に位置
してキャビティ2の近傍まで樹脂を流入するランナー
4、ランナー4から枝分かれして各キャビティ2への樹
脂流路となるゲート5、及び半導体素子を搭載するリー
ドフレームを載置するリードフレーム載置部6(太枠
部)とが備えられている。太枠はリードフレーム載置部
6を明確にするためのものであり、片方のみ示してい
る。
【0017】以上のようなモールド金型1は、図1
(b)の断面図に示すように、上型1aと下型1bとか
らなるものであり、本実施例の場合、キャビティ2は上
下の金型にそれぞれ上キャビティ2a、下キャビティ2
bとして対向するように設けられ、ポット3は上型1a
に、ランナー4とゲート5、及びリードフレーム載置部
6は下型1bに設けられている。
(b)の断面図に示すように、上型1aと下型1bとか
らなるものであり、本実施例の場合、キャビティ2は上
下の金型にそれぞれ上キャビティ2a、下キャビティ2
bとして対向するように設けられ、ポット3は上型1a
に、ランナー4とゲート5、及びリードフレーム載置部
6は下型1bに設けられている。
【0018】このようなモールド金型を用いて半導体素
子の樹脂封止を行うが、半導体素子は長尺のリードフレ
ーム上に複数個が搭載された状態で実施される。図1
(b)に示すように、複数のステージ8と、ステージ8
の周囲に設けられる多数本の外部接続用リード端子9と
が備えられるリードフレーム10に対して、まずステー
ジ8上に銀ペースト等の接着材を塗布し、その後ステー
ジ8上に半導体素子7を搭載する。
子の樹脂封止を行うが、半導体素子は長尺のリードフレ
ーム上に複数個が搭載された状態で実施される。図1
(b)に示すように、複数のステージ8と、ステージ8
の周囲に設けられる多数本の外部接続用リード端子9と
が備えられるリードフレーム10に対して、まずステー
ジ8上に銀ペースト等の接着材を塗布し、その後ステー
ジ8上に半導体素子7を搭載する。
【0019】更に、半導体素子7の複数の電極と外部接
続用のリード端子9との間をワイヤー11を介して電気
的に接続される状態とする。そして上型1aと下型1b
とを開いた状態とし、上記複数の半導体素子7を搭載し
たリードフレーム10を下型1bの太枠(図1a)で示
すリードフレーム載置部6に載置する。その後、上型1
aと下型1bとの型閉めを行い、図1bに示す状態とす
る。
続用のリード端子9との間をワイヤー11を介して電気
的に接続される状態とする。そして上型1aと下型1b
とを開いた状態とし、上記複数の半導体素子7を搭載し
たリードフレーム10を下型1bの太枠(図1a)で示
すリードフレーム載置部6に載置する。その後、上型1
aと下型1bとの型閉めを行い、図1bに示す状態とす
る。
【0020】図1(b)の状態において、上型1aのポ
ット3から溶融する樹脂を注入し、ランナー4及び各ゲ
ート5を介して複数のキャビティ2(2a,2b)内に
樹脂を充填する。本実施例では、ランナー4とリードフ
レーム10の一側辺が一致しており、ゲート5の周辺部
において上型1aと下型1b間の隙間がないため、ゲー
ト5の周辺からの樹脂の滲み出しが発生することがな
い。
ット3から溶融する樹脂を注入し、ランナー4及び各ゲ
ート5を介して複数のキャビティ2(2a,2b)内に
樹脂を充填する。本実施例では、ランナー4とリードフ
レーム10の一側辺が一致しており、ゲート5の周辺部
において上型1aと下型1b間の隙間がないため、ゲー
ト5の周辺からの樹脂の滲み出しが発生することがな
い。
【0021】樹脂が冷却固化した後、上下の金型を開
き、半導体素子7の部分が樹脂封止されたリードフレー
ム10を取り出す。図2は、以上のモールド工程後のリ
ードフレームを示す平面図である。但し、図1の金型と
は素子数及び大きさ等は対応していない。リードフレー
ム10は、図に示すように半導体素子の部分が樹脂パッ
ケージ12に覆われ、その周辺部にリード端子9(一部
図示)が導出している。また、本実施例におけるリード
フレーム10のクレドール13には、金型1のポット3
を逃げるためのポット用切欠き14を有している。
き、半導体素子7の部分が樹脂封止されたリードフレー
ム10を取り出す。図2は、以上のモールド工程後のリ
ードフレームを示す平面図である。但し、図1の金型と
は素子数及び大きさ等は対応していない。リードフレー
ム10は、図に示すように半導体素子の部分が樹脂パッ
ケージ12に覆われ、その周辺部にリード端子9(一部
図示)が導出している。また、本実施例におけるリード
フレーム10のクレドール13には、金型1のポット3
を逃げるためのポット用切欠き14を有している。
【0022】また、図示していないが、キャビティ2内
にエアーが残ることによる樹脂の未充填が生じることを
防止するために、金型1のリードフレーム10の外側ク
レドール13’に対応する部分にダミーキャビティを設
けることもある。図3(a)(b)は、本発明で使用す
るリードフレームの他の構成を示す平面図である。
にエアーが残ることによる樹脂の未充填が生じることを
防止するために、金型1のリードフレーム10の外側ク
レドール13’に対応する部分にダミーキャビティを設
けることもある。図3(a)(b)は、本発明で使用す
るリードフレームの他の構成を示す平面図である。
【0023】図3(a)は、クレドール21にスリット
(切断用溝)22を設けたリードフレーム20であり、
図1に示すモールド金型にて樹脂封止を行った後の離型
の際にスリット22を切断する構造になっている。樹脂
封止を行った段階では、モールド金型1のランナー4内
にある樹脂23が点線で示すようにクレドール21に沿
って存在するが、スリット22を切断することによっ
て、確実且つ容易にこの不要な樹脂、即ちランナー内樹
脂23を除去することが可能となる。
(切断用溝)22を設けたリードフレーム20であり、
図1に示すモールド金型にて樹脂封止を行った後の離型
の際にスリット22を切断する構造になっている。樹脂
封止を行った段階では、モールド金型1のランナー4内
にある樹脂23が点線で示すようにクレドール21に沿
って存在するが、スリット22を切断することによっ
て、確実且つ容易にこの不要な樹脂、即ちランナー内樹
脂23を除去することが可能となる。
【0024】図3(b)は、クレドール31に樹脂との
密着性の悪い銀メッキ32を施したリードフレーム30
である。このようなリードフレーム30によれば、図1
に示すモールド金型にて樹脂封止を行った後、金型のラ
ンナーに対応するランナー内樹脂33が点線で示すよう
に残るが、銀メッキ32が施されていることにより容易
に除去することができる。
密着性の悪い銀メッキ32を施したリードフレーム30
である。このようなリードフレーム30によれば、図1
に示すモールド金型にて樹脂封止を行った後、金型のラ
ンナーに対応するランナー内樹脂33が点線で示すよう
に残るが、銀メッキ32が施されていることにより容易
に除去することができる。
【0025】図4(a)(b)は、本発明で使用する更
に他の構成のリードフレーム平面図であり、図4(a)
は樹脂封止前、図4(b)は樹脂封止後のリードフレー
ムである。本実施例のリードフレームは40は、図4
(a)に示すように、モールド金型のゲート側に位置す
るクレドール41のやはりモールド金型のポットに対応
する位置に円を4分割した形状の貫通孔42を設けたこ
とを特徴としている。(モールド金型は図1を参照) このようなリードフレーム40を2枚用意して、それぞ
れに半導体素子を搭載した後、図4(a)の如く、それ
ぞれ貫通孔42が対向するようにモールド金型内にセッ
トする。この時2枚のリードフレーム40は、そのクレ
ドール41の一辺同士が接触する。
に他の構成のリードフレーム平面図であり、図4(a)
は樹脂封止前、図4(b)は樹脂封止後のリードフレー
ムである。本実施例のリードフレームは40は、図4
(a)に示すように、モールド金型のゲート側に位置す
るクレドール41のやはりモールド金型のポットに対応
する位置に円を4分割した形状の貫通孔42を設けたこ
とを特徴としている。(モールド金型は図1を参照) このようなリードフレーム40を2枚用意して、それぞ
れに半導体素子を搭載した後、図4(a)の如く、それ
ぞれ貫通孔42が対向するようにモールド金型内にセッ
トする。この時2枚のリードフレーム40は、そのクレ
ドール41の一辺同士が接触する。
【0026】尚、本実施例の実際のリードフレーム40
には、半導体素子を搭載するステージやその周辺にリー
ド端子を有するが、図4(a)では省略している。以上
のように、モールド金型内にリードフレーム40をセッ
トした後、モールド金型のポットより樹脂を注入するこ
とにより、キャビティ内に樹脂を充填して半導体素子を
樹脂パッケージにて封止する。
には、半導体素子を搭載するステージやその周辺にリー
ド端子を有するが、図4(a)では省略している。以上
のように、モールド金型内にリードフレーム40をセッ
トした後、モールド金型のポットより樹脂を注入するこ
とにより、キャビティ内に樹脂を充填して半導体素子を
樹脂パッケージにて封止する。
【0027】図4(b)が、この樹脂封止後のリードフ
レームを示しており、半導体素子の部分に樹脂パッケー
ジ44が、貫通孔42の部分にポットに対応して樹脂で
構成される円状のカル45が形成される。カル45は、
2枚のリードフレーム40のそれぞれ貫通孔42入り込
むと共に、その周囲を覆うことで、2枚のリードフレー
ム40を連結している。
レームを示しており、半導体素子の部分に樹脂パッケー
ジ44が、貫通孔42の部分にポットに対応して樹脂で
構成される円状のカル45が形成される。カル45は、
2枚のリードフレーム40のそれぞれ貫通孔42入り込
むと共に、その周囲を覆うことで、2枚のリードフレー
ム40を連結している。
【0028】以上のように、本実施例のリードフレーム
40を使用すると、樹脂封止後に2枚のリードフレーム
が連結された状態となり、その後の工程、例えばメッキ
工程や捺印工程において同時に搬送処理することが可能
となり、効率アップとなる。そして、上記カル45はリ
ードフレーム40の切断工程時にクレドール41と共に
除去することができるため、特に切断工程が煩雑になる
ことはない。
40を使用すると、樹脂封止後に2枚のリードフレーム
が連結された状態となり、その後の工程、例えばメッキ
工程や捺印工程において同時に搬送処理することが可能
となり、効率アップとなる。そして、上記カル45はリ
ードフレーム40の切断工程時にクレドール41と共に
除去することができるため、特に切断工程が煩雑になる
ことはない。
【0029】
【効果】以上説明した本発明による半導体装置の製造方
法によれば、樹脂封止工程において、リードフレームの
一側辺とゲートまでの樹脂流路であるランナーの一辺と
が一致した状態でキャビティ内に樹脂充填されるため、
ゲート周辺部に上下の金型間に隙間がないため、樹脂の
滲み出しが発生することがなく、後の工程に影響を及ぼ
すこともない。
法によれば、樹脂封止工程において、リードフレームの
一側辺とゲートまでの樹脂流路であるランナーの一辺と
が一致した状態でキャビティ内に樹脂充填されるため、
ゲート周辺部に上下の金型間に隙間がないため、樹脂の
滲み出しが発生することがなく、後の工程に影響を及ぼ
すこともない。
【0030】また、ランナーがポットの直下に位置して
おり、リードフレーム載置部もランナー辺に一致してい
るため、ランナー及びゲート共に短くできる。従って、
ポットからキャビティまでの距離を短くでき、樹脂充填
時の圧力等の制御が容易となることから、樹脂パッケー
ジの成形性の向上及び樹脂の使用効率の向上を実現でき
る。
おり、リードフレーム載置部もランナー辺に一致してい
るため、ランナー及びゲート共に短くできる。従って、
ポットからキャビティまでの距離を短くでき、樹脂充填
時の圧力等の制御が容易となることから、樹脂パッケー
ジの成形性の向上及び樹脂の使用効率の向上を実現でき
る。
【図1】本発明に係るモールド方法を説明するための金
型図である。
型図である。
【図2】本発明に係るモールド工程後のリードフレーム
の平面図である。
の平面図である。
【図3】本発明で使用する他の構成のリードフレーム平
面図である。
面図である。
【図4】本発明で使用する更に他の構成のリードフレー
ム平面図である。
ム平面図である。
【図5】従来のマルチプランジャー方式のモールド方法
を説明する金型平面図である。
を説明する金型平面図である。
【図6】従来のコンベンショナル方式のモールド方法を
説明する金型平面図である。
説明する金型平面図である。
【図7】従来のモールド工程後のリードフレームの平面
図である。
図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 リードフレームのステージ上に搭載され
た状態で樹脂パッケージに封止さてなる半導体素子と、
該半導体素子と電気的に接続され樹脂パッケージ外部に
導出されるリード端子を有する半導体装置の製造方法に
おいて、 前記樹脂パッケージを形成するための樹脂充填部となる
複数の上キャビティ(2a)、及び該上キャビティ(2
a)へ充填する樹脂の注入口となり、所定数のキャビテ
ィに対して1個設けられるポット(3)を有する上型
(1a)と、 前記上キャビティ(2a)に対向する位置にあり、樹脂
パッケージを形成するための樹脂充填部となる下キャビ
ティ(2b)、前記ポット(3)の直下を横切る位置に
あり、該ポット(3)に注入される樹脂を前記上下のキ
ャビティ(2)の近傍に流入させるランナー(4)、該
ランナー(4)から前記上下のキャビティ(2)内へ樹
脂を流入させるゲート(5)、及び一辺が前記ランナー
(4)の辺と一致するリードフレーム載置部(6)を有
する下型(1b)とからなるモールド金型(1)を用い
るもので、 ステージ(8)上に半導体素子(7)を搭載すると共
に、該半導体素子(7)と外部接続用のリード端子とを
電気的に接続した状態のリードフレーム(10)を前記
下型(1b)のリードフレーム載置部(6)に載置した
後、前記上型(1a)と下型(1b)との型閉めを行
い、前記ポット(3)から溶融する樹脂を注入すること
によって、前記上下のキャビティ(2)内に樹脂を充填
する樹脂封止工程を含むことを特徴とする半導体装置の
製造方法。 - 【請求項2】 前記リードフレーム(10)のゲート側
クレドール(13)には、前記モールド金型(1)のポ
ット(3)を回避するポット用切欠き(14)を形成し
ておくことを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製
造方法。 - 【請求項3】 前記リードフレーム(20)のゲート側
クレドール(21)には、該クレドール(21)の端部
を除去するための切断用溝(22)を形成しておくこと
を特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 前記リードフレーム(30)のゲート側
クレドール(31)の表面には、樹脂との密着性の悪い
材料(32)を塗布しておくことを特徴とする請求項1
記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 前記リードフレーム(40)のゲート側
クレドール(43)には、前記モールド金型のポットに
対応する位置に、貫通孔(42)を形成しておくことを
特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】 請求項5記載のリードフレーム(40)
2枚を、それぞれの貫通孔(42)を対向させると共
に、クレドール(41)の一辺同士を接触させた状態で
樹脂封止し、前記貫通孔(42)の部分に樹脂を被覆す
ることで、2枚を連結した状態にすることを特徴とする
請求項5記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7327492A JPH09167782A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7327492A JPH09167782A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09167782A true JPH09167782A (ja) | 1997-06-24 |
Family
ID=18199765
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7327492A Withdrawn JPH09167782A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09167782A (ja) |
-
1995
- 1995-12-15 JP JP7327492A patent/JPH09167782A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030304 |