JPH09168497A - クリーニング材 - Google Patents
クリーニング材Info
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- JPH09168497A JPH09168497A JP7331680A JP33168095A JPH09168497A JP H09168497 A JPH09168497 A JP H09168497A JP 7331680 A JP7331680 A JP 7331680A JP 33168095 A JP33168095 A JP 33168095A JP H09168497 A JPH09168497 A JP H09168497A
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Abstract
となく清掃できる、耐久性及び作業性に優れたクリーニ
ング材を提供する。 【解決手段】 ポリエステル成分(A)をポリアミド成
分(B)で8区分に分割した菊花型断面形状を有する繊
度2デニール、繊維長38mmの細繊維化繊維(ポリエス
テル成分の繊維径4.2μmの細繊維、及びポリアミド成分
の繊維径 3.1μm の細繊維を派生可能)の一方向性繊維
ウエブ上に、同等のウエブを交差積層し、この積層繊維
ウエブを金網上に載置し、ノズルプレートから圧水を噴
出してウエブを絡合し、30重量%濃度の塩化鉄(III)
水溶液を含浸し、ピロールモノマーガスに接触させ、室
温で7分間放置しピロールを重合した後、洗浄し乾燥し
て不織布表面が2.4g/m2のポリピロールで被覆された
(付着率2.7重量%)、表面抵抗200Ω/□(≦692Ω/
□)のクリーニング材を得る。
Description
するものであり、特に、例えば、塗装する前の自動車の
車体や、テーブル、机、タンス、キャビネット、椅子な
どの家具、プラスチック成形品、或いは窓、ドア、床な
どの清掃において、布帛状のクリーニング材との摩擦に
より、静電気の発生しやすい箇所の清掃に適したクリー
ニング材に関する。
装部に大気中の塵埃などが付着していると、塗装の仕上
りが悪いため、塗装する前に被塗装部をきれいに清掃す
る必要がある。この清掃手段として、通常の織物又は不
織布からなるクリーニングシートを使用すると、一時的
には被塗装部を清掃できるものの、クリーニングシート
と被塗装部との摩擦により静電気が発生し、かえって大
気中の塵埃が付着しやすくなり、実用に適さなかった。
そのため、一般的にイオン中和装置と表面に粘着剤など
が付与された粘着性を有するクロスとを併用して清掃し
ていたが、この清掃手段は、イオン中和装置で除電した
後に表面に粘着性を有するクロスで清掃するため、作業
が煩雑で、しかもこのイオン中和装置は高価であった。
ア、或いは床などを、通常の織物又は不織布からなるク
リーニングシートで清掃する際にも同様に、一時的には
清掃できるものの、クリーニングシートと被清掃物との
摩擦により静電気が発生し、被清掃物に塵埃などが付着
しやすいという問題があった。そのため、カーボンブラ
ックや金属粉などを混入した導電性繊維や、金属メッキ
した導電性繊維を使用したクリーニングシートが知られ
ているが、前者は繊維の強度が低く耐久性のないもので
あり、後者は被清掃物を損傷するという問題があった。
解決するためになされたものであり、被清掃物を損傷せ
ず、しかも静電気を帯電させることなく清掃できる、耐
久性及び作業性に優れたクリーニング材を提供すること
を目的とする。
めに、本発明のクリーニング材は、電子共役系ポリマー
で被覆された導電性繊維を含む繊維シートからなり、前
記電子共役系ポリマーの繊維シートへの付着率が0.0
5〜3重量%であり、前記電子共役系ポリマーの繊維シ
ートへの付着率X(重量%)と電子共役系ポリマーで被
覆された導電性繊維を含む繊維シートの表面抵抗Y(Ω
/□)とが次式(数2)
平均繊維径が10μm以下であるクリーニング材であ
る。
電子共役系ポリマーで被覆された導電性繊維が、細繊維
化可能な複合繊維から派生した細繊維を電子共役系ポリ
マーで被覆してなる導電性繊維であることが好ましい。
細繊維化可能な複合繊維から派生した細繊維が、異形断
面形状を有する細繊維であることが好ましい。また本発
明のクリーニング材に於いては、繊維シートが、当該繊
維シートを構成する繊維の平均繊維長が20〜110m
mの繊維からなる不織布であることが好ましい。
繊維シートを構成する繊維が、延伸された繊維であるこ
とが好ましい。また本発明のクリーニング材に於いて
は、クリーニング材の10%モジュラス強度が縦方向、
横方向ともそれぞれ0.5Kg/5cm幅以上であるこ
とが好ましい。
繊維シートが一方向性ウエブと、交差繊維ウエブとを積
層した積層不織布であることが好ましい。また本発明の
クリーニング材に於いては、不織布が、部分的に固定さ
れた部分を有する不織布であることが好ましい。
ートで構成されており、電子共役系ポリマーで被覆され
た導電性繊維を含んでいるが、この電子共役系ポリマー
で被覆される繊維としては、例えば、絹、羊毛、綿、麻
などの天然繊維、レーヨン繊維などの再生繊維、アセテ
ート繊維などの半合成繊維、ポリアミド繊維、ポリビニ
ルアルコール繊維、アクリル繊維、ポリエステル繊維、
ポリ塩化ビニリデン繊維、ポリ塩化ビニル系繊維、ポリ
ウレタン繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊
維、芳香族ポリアミド繊維などの合成繊維を使用でき
る。また、2成分以上の樹脂成分からなる芯鞘型、サイ
ドバイサイド型などの複合繊維を使用しても良い。
繊維径が9μm以下の細繊維に細繊維化可能な複合繊維
(以下、「細繊維化繊維」という)から派生した細繊維
を含むクリーニング材は、コロナ放電による除電性、被
清掃物の清掃性、清掃した塵埃などの保持性に優れ、被
清掃物をより損傷しにくいばかりでなく、強度的にも優
れているので、細繊維化繊維を好適に使用できる。この
細繊維化繊維としては、図1に示すように、一成分
(A)中に他成分(B)を島状に配置した断面をもつ海
島型複合繊維、図2に示すように、一成分(A)と他成
分(B)とを交互に層状に積層した断面をもつ多重バイ
メタル型複合繊維、或いは図3、図4に示すように、一
成分(A)を繊維の中心から繊維表面に伸びる他成分
(B)で分割した断面をもつ菊花型複合繊維を例示する
ことができるが、これらの中でも、多重バイメタル型複
合繊維又は菊花型複合繊維から派生する細繊維は、略台
形形状や扇形状などの異形断面形状を有し、より清掃性
及び除電性に優れるため、好適に使用できる。
は、よく知られた方法が採用でき、例えば機械的応力を
掛けることによって、図2〜図4に示した様な細繊維化
繊維を構成する各成分(A)、(B)の境界面から分割
して細繊維化する物理的処理による方法や、図1の様な
海島型複合繊維の場合には、一方の成分のみを溶解し得
る溶剤か、一方の成分(A)のみを分解し得る化学薬品
で処理することにより他方の成分(B)からなる細繊維
を得る化学的処理による方法が、一般的に用いられてい
る。必要に応じて前記物理的処理方法や化学的処理方法
を併用してもよい。また、図2〜図4に示した様な細繊
維化繊維の一方の成分のみを残すため、前記化学的処理
方法を適用してもよく、図1に示した様な海島型複合繊
維の場合においても、海成分(A)が機械的応力で粉砕
され得る様な樹脂成分からなる場合には、前述の物理的
処理方法を適用してもよい。
分は2成分以上からなっていれば良く、2成分からなる
場合の組み合わせとして、例えば、ポリアミド系樹脂と
ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂とポリオレフィ
ン系樹脂、ポリエステル系樹脂とポリオレフィン系樹
脂、ポリエステル系樹脂とポリアクリロニトリル系樹
脂、ポリアミド系樹脂とポリアクリロニトリル系樹脂、
ポリオレフィン系樹脂とポリアクリロニトリル系樹脂な
どが挙げられる。
維はクリーニング材を構成する繊維シート中、5重量%
以上含まれているのが好ましく、多い方がコロナ放電効
率が良く、除電性能が向上すると共に払拭性にも優れる
ため、より好ましくは50重量%以上、最も好ましくは
90重量%以上含ませる。
する繊維の太さは、平均繊維径が10μm以下とするこ
とが必要であり、平均繊維径が10μmより大きいと、
十分な除電性能と払拭性能とを発揮することができな
い。平均繊維径が10〜0.1μmの範囲であると、除
電性能及び払拭性能がよく、しかも、機械的強度、耐久
性も余り低下せず好ましい。尚、ここで繊維径とは、異
形断面形状を有する繊維の場合には、当該繊維の断面積
と同一の断面積を有する円形断面の繊維に換算した場合
の繊維径を言う。
1〜160mm程度のものが使用されるが、平均繊維長
で20〜110mmの範囲が特に好ましく、この範囲の
繊維長に於いては、余り短過ぎて繊維の脱落が生じやす
くなる欠点もなく、また、余り長過ぎて、繊維シートを
構成する繊維の端部の数が少なくなり、除電性能が低下
することもなく好ましい。
為に選んだ100本の繊維の平均値を言う。また、繊維
シートを構成する繊維としては、延伸された繊維を用い
ることが耐久性の点で好ましく、延伸倍率としては、
1.5〜5倍程度のものが好ましく用いられる。
被覆して導電性繊維を形成するが、繊維の状態で被覆し
た後に繊維シートを形成すると、繊維シート形成の際
に、電子共役系ポリマーを損傷する可能性があるので、
繊維シートを形成した後に電子共役系ポリマーで被覆し
て導電性繊維を形成するのがより好ましい。この場合、
完全に電子共役系ポリマーで被覆されていない導電性繊
維の存在もありうる。
率は0.05〜3重量%にする必要があり、付着率が
0.05重量%よりも少ない場合には、得られるクリー
ニング材の除電性能が悪く好ましくない。また、付着率
が3重量%よりも多い場合には、得られるクリーニング
材の柔軟性が悪くなり、清掃する場合の作業性が低下
し、被清掃物との摩擦により、電子共役系ポリマーが剥
離しやすくなり好ましくない。
トへの付着率X(重量%)は、
重量)/(電子共役系ポリマー重量+繊維シート重
量)]×100 で示される。以下、繊維シート形成後に電子共役系ポリ
マーで被覆して、本発明のクリーニング材を形成する場
合について説明する。
ートとしては、例えば、不織布、織物、編物などがある
が、これらの中でも不織布は繊維の配向方向を厚さ方向
にすることにより、コロナ放電に関与できる繊維端部を
多くして、コロナ放電により除電しやすくでき、しかも
三次元的な空隙を有し、被清掃物から払拭した塵埃など
をこの空隙に保持できるので、好適に使用できる。この
繊維の配向方向が厚さ方向の不織布は、例えば、カード
法やエアレイ法などの乾式法、湿式法、スパンボンド法
やメルトブロー法などの直接法などにより得た繊維ウエ
ブを、水などの流体流又はニードルなどの機械的外力で
絡合させて得ることができる。なお、前者の流体流によ
り絡合すると、より均一で強度的に優れた不織布を得る
ことができるので、より好適である。また、カード法に
より繊維ウエブを形成する場合には、繊維の配向方向
が、繊維ウエブの長さ方向に対して、クロスレイヤーな
どにより交差させた交差繊維ウエブを含んでいると、幅
方向の強度が向上し、形態安定性に優れ、作業性に優れ
ているクリーニング材を提供できるので、より好ましい
配向方向である。
花型繊維の細繊維化繊維を含む繊維ウエブに、流体流又
はニードルなどの機械的外力を作用させると、細繊維の
派生と同時に細繊維を絡合させることができるので、別
途細繊維化工程を設ける必要がなく、合理的な不織布の
形成方法である。また、細繊維の絡合による緻密な構造
となるため、より塵埃などの保持性に優れるという特長
もある。
せるために、エマルジョン系、溶剤系、粉末系などのバ
インダーで固定したり、不織布構成繊維同士の交点を融
着する方法を採用することは好ましいが、除電性及び払
拭性を低下させないように、部分的に固定するのが好ま
しい。この部分的に固定する場合には、固定による強
度、耐磨耗性の向上、及び除電性、払拭性の低下を防ぐ
ために、1個あたりの固定面積0.01〜5mm2 で、固
定総面積が不織布全体の面積(不織布表面が平滑である
と見なした時の面積)の5〜50%であるのが好まし
い。これらの中でも、不織布構成繊維をエンボスロール
や超音波により部分的に融着する方法は、バインダーで
固定した場合のように、クリーニング材の使用中にバイ
ンダーなどの脱落物が生じず、クリーニング性に優れて
いるため、より好適な方法である。
融着性繊維を含む繊維ウエブを片面または中間層とした
二層または三層構造の積層繊維ウエブを熱処理してもよ
い。また、繊維ウエブに、流体流、例えば水流などを作
用させて、繊維を絡合させ不織布を形成する場合に、金
属やプラスチック製の50メッシュ以上の目の粗いネッ
トやこれに相当する多孔板を支持体として使用すると、
ネットや多孔板の存在する部分で水流が反射し、反射す
る水流により、ネットや多孔板の存在する部分の繊維が
押し退けられると同時に互いに絡合するため、ネットや
多孔板の存在する部分に相当する開孔(繊維シートのほ
ぼ厚み方向に連通している孔)を形成できる。これを以
下、開孔部を有する不織布と略称する。そして、この開
孔部を有する不織布は、絡合した繊維束が互いにほぼ交
差しており、しかも各繊維束同士の交点でも絡合した構
造を有する不織布の構造を有している。この開孔部を有
する不織布は、開孔の側壁からも塵埃などをシート内部
に保持できるので、より塵埃保持性に優れている利点も
ある。水流などでこの様な開孔部を有する不織布を製造
する場合、支持体以外の条件は特に限定するものではな
いが、例えば、水流を噴出するノズルの径は0.05〜
0.3mm、ノズルの配置ピッチを0.2〜3mm程度
にして、1列に配列したり、ノズルを規則正しくまたは
不規則に2列以上に配置したノズルプレートから繊維ウ
エブの片面または両面に1度以上水流を噴射することに
よって得ることができる。ノズルから噴射される水流の
噴出圧力は10〜300Kg/cm2 程度であればよ
い。
も多孔性であるため、繊維シート略全体を電子共役系ポ
リマーで被覆することができる。電子共役系ポリマーは
繊維シートとの密着性が良いので耐久性に優れ、また柔
軟性にも優れているため、被清掃物を損傷することなく
払拭及び除電できる。
採用することにより、最終的に得られる本発明のクリー
ニング材の10%モジュラス強度を、縦方向、横方向と
もそれぞれ0.5Kg/5cm幅以上とすることが、形
態安定性がよく、クリーニング材を使用する際の作業性
が良好で好ましい。この観点からは、繊維の配向方向
が、繊維ウエブの長さ方向に対して一方向性の繊維ウエ
ブと、クロスレイヤーなどにより交差させた交差繊維ウ
エブとを積層したウエブを用いて製造した不織布や、前
記開孔部を有する不織布などは特に好ましいものの1つ
である。
被覆により得られるクリーニング材の表面抵抗は約1×
105Ω/□以下であるのが好ましい。表面抵抗が1×
1 0 5Ω/□を越えると、除電性能が低下するためで、
より好ましくは1×104Ω/□以下である。
して、例えば、重合触媒である塩化鉄(III) [FeC
l3 ] や塩化銅(II)[CuCl2 ]などの酸化剤を
含む溶液を繊維シートに含ませた後、原料モノマーと接
触させて重合させたり、最初に原料モノマーを繊維シー
トに含ませた後に、重合触媒である塩化鉄(III)や塩化
銅(II)などの酸化剤を含む溶液に接触させて重合する
方法がある。
ノマーが液体状態の場合、繊維シートにモノマーを含
浸、塗布、或いはスプレーすれば良く、モノマーが気体
状態の場合、モノマーで充填した容器内に繊維シートを
載置すれば良い。
レーして繊維シートに含ませたり、繊維シートと接触さ
せたりすることができる。この電子共役系ポリマーを形
成し得るモノマーとして、例えば、アセチレン、ベンゼ
ン、アニリン、フェニルアセチレン、ピロール、フラ
ン、チオフェン、インドール及びこれらモノマーの誘導
体などがある。これらの中でも、ピロールは導電性及び
重合性に優れ、除電性及び耐久性に優れているため、好
適に使用できる。
ポリマーの繊維シートへの付着率X(重量%)と電子共
役系ポリマーで被覆された導電性繊維を含む繊維シート
の表面抵抗Y(Ω/□)とが次式(数4)
は、前述した様に電子共役系ポリマーの付着量を余り多
くし過ぎると、得られるクリーニング材の柔軟性が悪く
なり、清掃する場合の作業性が低下し、被清掃物との摩
擦により、電子共役系ポリマーが剥離しやすくなり好ま
しくないので、付着量を前述の様な範囲になる様に少な
くするのが好ましいが、この場合、クリーニング材の表
面抵抗値Yが余り大きくならない様に、上記式(数4)
で規定された条件が満足される様な良好な導電性を有す
る電子共役系ポリマーを用いる必要があると言うことを
示している。
は、分子量が大きくなるほど、すなわちポリマー鎖が長
くなるほど表面抵抗値が小さなるし、また、クリーニン
グ材使用時に被清掃物との摩擦によっても、剥離しにく
くしなる。分子量の大きな電子共役系ポリマーを得るた
め、具体的には重合触媒である酸化剤を含む溶液を繊維
シートに含ませ、モノマーと接触させた後、または、モ
ノマーを繊維シートに含ませ、重合触媒である酸化剤を
含む溶液を繊維シートに接触させた後に、すぐに洗浄し
て未反応のモノマーや酸化剤を除去するのでなく、1分
間以上、好ましくは2分間以上、より好ましくは5分間
以上放置して反応を進行させることによって、前記関係
式(数4)を満たすに十分な分子量のポリマーを得るこ
とができる。また、1分間以上、好ましくは2分間以
上、より好ましくは5分間以上放置して反応を進行させ
る場合の温度条件は、室温以下で行うのがより好まし
い。
ト全体を被覆すれば、より除電性に優れるが、前記関係
式(数4)を満たし、また、本発明の目的が達成される
場合には、部分的に繊維シートを被覆しても構わない。
この様に部分的に繊維シートを被覆した場合には、表面
抵抗は、電子共役系ポリマーで被覆された箇所の表面抵
抗を言う。
使用してもよいが、他の適宜の形に加工して用いてもよ
い。例えば、本発明のシート状のクリーニング材を使用
し、袋状の空間を形成することにより、清掃しやすく、
作業性に優れたクリーニング材としてもよい。この袋状
の空間としては、例えば、図5に示すように、5本の指
を各々分離して挿入できる手袋状であっても良いし、図
6に示すように、親指と他の4本の指とを分離して挿入
できるミトン形の手袋状であっても良いし、手全体を挿
入できる半円形の手袋状であっても良いし、図7に示す
ように、手袋と導電性の繊維シートとを一体化したもの
でも良い。また、手を挿入できる空間以外に、例えば、
モップを挿入できる空間であっても良いし、足を挿入で
きる空間であっても良い。
合には、上記導電性の繊維シートはクリーニング材の少
なくとも片面に使用し、この導電性の繊維シート面が被
清掃物と接触するように使用すれば、被清掃物を帯電さ
せることなく清掃できる。より好ましくは、両面とも上
記導電性の繊維シートを使用し、両面で清掃できるよう
にして、長期間使用できるようにする。
を縫製したり、導電性の繊維シートを構成する繊維の融
着性を利用して形成することができる。前者の場合、縫
製糸として導電性のものを使用すると、より除電性に優
れる。また、繊維シートで袋状の空間を形成した後に電
子共役系ポリマーで被覆して、導電性を付与しても良
い。
を損傷することなく、清掃性及び除電性に優れているた
め、塗装する前の自動車の車体、テーブル、机、タン
ス、キャビネット、椅子などの家具、プラスチック成形
品、或いは窓、ドア、床など、摩擦によって静電気の発
生しやすい箇所の清掃に適したものである。
の実施例に限定されるものではない。なお、表面抵抗は
“ロレスタAP MCP−T400”(三菱油化(株)
製表面抵抗計)により測定した値である。
テル成分(A)を、繊維の中心から繊維表面に向かって
放射状に伸びるポリアミド成分(B)で8区分に分割し
た、菊花型の断面形状を有する、延伸倍率が3倍で、繊
度2デニール、繊維長38mmの細繊維化繊維[ポリエス
テル成分からなる繊維径(円形断面に換算した値、以下
同様)4.2μmの細繊維、及びポリアミド成分からな
る繊維径3.1μmの細繊維を派生可能]をカーディン
グした一方向性繊維ウエブ上に、この一方向性の繊維ウ
エブと同等のウエブをクロスレイヤーにより交差させな
がら積層し、前記一方向性の繊維ウエブと交差繊維ウエ
ブを、重量比1:4で積層した積層繊維ウエブを得た。
この積層繊維ウエブを80meshの金網からなる支持体上
に載置した後、径0.15mm、ピッチ0.6mmのノズル
プレートから、圧力95kg/cm2で水を噴出して積層繊維
ウエブを絡合し、目付85g/m2、厚さ0.4mmの不織布
を得た。次いで、この不織布に30重量%濃度の塩化鉄
(III) 水溶液を含浸した後、ピロール溶液を蒸発させ
たピロールモノマーガスに接触させ、室温下で、7分間
放置してピロールを重合した後、洗浄して未反応のピロ
ールと酸化剤とを除去し、乾燥して、不織布表面全体が
2.4g/m2のポリピロールで被覆された(付着率2.7
重量%)、表面抵抗180Ω/□(≦692Ω/□)の
クリーニング材を得た。このクリーニング材の10%モ
ジュラス強度は、たて方向が5.2kg/5cm 幅で、よこ方
向が1.2kg/5cm幅であった。
た不織布を、多数の凸部を有する温度185℃、線圧6
0kg/cm のエンボスロール(1個当たりの凸部面積0.
25mm2 、エンボスロールにおける凸部の占める面積1
6%)間を通して、部分的に融着し、目付85g/m2、非
融着部の厚さ0.4mmの融着不織布を得た。次いで、こ
の融着不織布を実施例1と同様にして、融着不織布全体
を2.4g/m2のポリピロールで被覆し(付着率2.7重
量%)、表面抵抗180Ω/□(≦692Ω/□)のク
リーニング材を得た。このクリーニング材の10%モジ
ュラス強度は、たて方向が5.6kg/5cm幅で、よこ方向
が1.2kg/5cm幅であった。
織布に水を含浸し、ピロール溶液を蒸発させたピロール
モノマーガスに接触させた後、10重量%濃度の塩化鉄
(III) 水溶液を含浸し、次いで、室温下で、5分間放
置して重合させた後、洗浄して未反応のピロールと酸化
剤とを除去し、乾燥して、不織布表面全体が0.8g/m2
のポリピロールで被覆された(付着率0.93重量
%)、表面抵抗1,000Ω/□(≦18,030Ω/
□)のクリーニング材を得た。このクリーニング材の1
0%モジュラス強度は、たて方向が5.2kg/5cm幅で、
よこ方向が1.2kg/5cm幅であった。
織布に、30重量%濃度の塩化鉄(III) 水溶液を含浸
し、ピロール溶液を蒸発させたピロールモノマーガスに
接触させた後、すぐに、洗浄して未反応のピロールと酸
化剤とを除去し、乾燥して、不織布表面全体が2.4g/
m2のポリピロールで被覆された(付着率2.7重量
%)、表面抵抗850Ω/□(≧692Ω/□)のクリ
ーニング材を得た。このクリーニング材の10%モジュ
ラス強度は、たて方向が5.2kg/5cm幅で、よこ方向が
1.2kg/5cm幅であった。
m、繊維長38mm、延伸倍率が3倍のポリエステル繊維
を使用した以外は実施例1と同様にして、目付85g/
m2、厚さ0.8mmの不織布を得た。次いで、実施例1と
同様にして、不織布表面全体を2.4g/m2のポリピロー
ルで被覆した(付着率2.7重量%)、表面抵抗370
Ω/□(≦692Ω/□)のクリーニング材を得た。こ
のクリーニング材の10%モジュラス強度は、たて方向
が5.7kg/5cm幅で、よこ方向が0.2kg/5cm幅であっ
た。
〜2のクリーニング材で、ポリイミドフィルムを夫々5
往復払拭した後、このポリイミドフィルムの帯電圧を測
定した。なお、この帯電圧測定はJIS規格、L109
2参考法に準拠の摩擦帯電圧試験装置(カネボウエンジ
ニアリング株式会社製“EST−7”)で行った。な
お、この測定は温度20℃、湿度50%の条件下で行な
った。この結果は次の通りであった。
ーニング材の耐磨耗性を、JIS-L-1076に準ずる
C法(アピアランス・リテンション形試験機)により、
荷重20g/cm2 で、摩擦を200回行い、目視により評
価を行うと共に、これら耐磨耗性試験後のクリーニング
材の除電性を、前述と同様にして試験した。この結果は
次の通りであった。
法)に規定された基準によれば、N>L>M>Hの順に
優れている。
リマーで被覆された導電性繊維を含む平均繊維径10μ
m以下の繊維シートからなるため、被清掃物を損傷する
ことなく、清掃及び除電できるものである。また、本発
明のクリーニング材は耐久性にも優れている。更に、本
発明のクリーニング材は単に払拭するのみで清掃及び除
電できるため、作業性にも優れたものであるこの導電性
繊維が細繊維化可能な複合繊維から派生した細繊維を、
電子共役系ポリマーで被覆した繊維シートであると、よ
り清掃性、除電性、及び塵埃などの保持性に優れたクリ
ーニング材とすることができ、更に、この細繊維が、異
形断面形状を有していると、より清掃性及び除電性に優
れている。
前の自動車の車体や、テーブル、机、タンス、キャビネ
ット、椅子などの家具、プラスチック成形品、或いは
窓、ドア、床などの清掃において、クリーニング材との
摩擦により、静電気の発生しやすい箇所の清掃に適した
クリーニング材として有用である。
形状の一例を示す図。
形状の他の一例を示す図。
形状の更に他の一例を示す図。
形状の更に他の一例を示す図。
図。
面図。
略正面図。
Claims (8)
- 【請求項1】 電子共役系ポリマーで被覆された導電性
繊維を含む繊維シートからなり、前記電子共役系ポリマ
ーの繊維シートへの付着率が0.05〜3重量%であ
り、前記電子共役系ポリマーの繊維シートへの付着率X
(重量%)と電子共役系ポリマーで被覆された導電性繊
維を含む繊維シートの表面抵抗Y(Ω/□)とが次式
(数1) 【数1】logY≦−0.8X+5 で示される関係を満足し、繊維シートを構成する繊維の
平均繊維径が10μm以下であるクリーニング材。 - 【請求項2】 電子共役系ポリマーで被覆された導電性
繊維が、細繊維化可能な複合繊維から派生した細繊維を
電子共役系ポリマーで被覆してなる導電性繊維である請
求項1記載のクリーニング材。 - 【請求項3】 細繊維化可能な複合繊維から派生した細
繊維が、異形断面形状を有する細繊維である請求項2記
載のクリーニング材。 - 【請求項4】 繊維シートが、当該繊維シートを構成す
る繊維の平均繊維長が20〜110mmの繊維からなる
不織布である請求項1〜3のいずれかに記載のクリーニ
ング材。 - 【請求項5】 繊維シートを構成する繊維が、延伸され
た繊維である請求項1〜4のいずれかに記載のクリーニ
ング材。 - 【請求項6】 クリーニング材の10%モジュラス強度
が縦方向、横方向ともそれぞれ0.5Kg/5cm幅以
上である請求項1〜5のいずれかに記載のクリーニング
材。 - 【請求項7】 繊維シートが一方向性ウエブと、交差繊
維ウエブとを積層した積層不織布である請求項1〜6の
いずれかに記載のクリーニング材。 - 【請求項8】 不織布が、部分的に固定された部分を有
する不織布である請求項4〜7のいずれかに記載のクリ
ーニング材。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP33168095A JP3182331B2 (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | クリーニング材 |
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| JP33168095A Expired - Lifetime JP3182331B2 (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | クリーニング材 |
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| JP (1) | JP3182331B2 (ja) |
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