JPH09171877A - 電線センタリング装置と電線センタリング方法及びクランプ爪 - Google Patents
電線センタリング装置と電線センタリング方法及びクランプ爪Info
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- JPH09171877A JPH09171877A JP33014995A JP33014995A JPH09171877A JP H09171877 A JPH09171877 A JP H09171877A JP 33014995 A JP33014995 A JP 33014995A JP 33014995 A JP33014995 A JP 33014995A JP H09171877 A JPH09171877 A JP H09171877A
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Landscapes
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 クリップに把持した電線を確実にセンタリン
グする。 【解決手段】 クリップ3の前後で電線4を把持可能な
各一対のクランプ爪5,6と、クランプ爪開閉手段8,
9と、クランプ爪昇降手段7と、クランプ爪を電線引張
方向に進退させる手段13と、クリップ開閉手段31と
を備える。そして、クリップ3を開いて、クランプ爪を
電線長手方向に移動して電線を引っ張り、再度クリップ
に把持させる。クリップに把持された電線を、上昇しつ
つ把持するセンタリング用クランプ爪であって、上側爪
部が下側爪部よりも短く形成され、上側爪部が先端方に
逃げ用切欠部を有する。あるいは、上側爪部の先端上部
から、上側爪部と下側爪部との間のV状溝の底部にかけ
てテーパ状に切欠し、V状溝の開角度を前記クランプ爪
のV状溝の開角度よりも大きくする。
グする。 【解決手段】 クリップ3の前後で電線4を把持可能な
各一対のクランプ爪5,6と、クランプ爪開閉手段8,
9と、クランプ爪昇降手段7と、クランプ爪を電線引張
方向に進退させる手段13と、クリップ開閉手段31と
を備える。そして、クリップ3を開いて、クランプ爪を
電線長手方向に移動して電線を引っ張り、再度クリップ
に把持させる。クリップに把持された電線を、上昇しつ
つ把持するセンタリング用クランプ爪であって、上側爪
部が下側爪部よりも短く形成され、上側爪部が先端方に
逃げ用切欠部を有する。あるいは、上側爪部の先端上部
から、上側爪部と下側爪部との間のV状溝の底部にかけ
てテーパ状に切欠し、V状溝の開角度を前記クランプ爪
のV状溝の開角度よりも大きくする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電線に端子
を圧着する前段階として、搬送用のクリップに把持した
電線のセンタリングを行う装置と方法及びクランプ爪に
関するものである。
を圧着する前段階として、搬送用のクリップに把持した
電線のセンタリングを行う装置と方法及びクランプ爪に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13〜14は従来の電線クランプ機構
を示すものである。この機構は、搬送ベルト55上に並
列に設けられた複数のクリップ56に打ち込みブレード
57で電線4を打ち込んで把持させるものである。該ク
リップ56は、合成樹脂で形成された左右一対の把持片
58と、各把持片58を内向きに付勢するばね片59と
で構成される。また、打ち込みブレード57は図示しな
い昇降シリンダ等に連結されて上下に移動可能である。
各クリップ56には、所要長さに切断された各径の電線
4が打ち込まれ、搬送ベルト55で電線皮剥きや端子圧
着工程に送られる。
を示すものである。この機構は、搬送ベルト55上に並
列に設けられた複数のクリップ56に打ち込みブレード
57で電線4を打ち込んで把持させるものである。該ク
リップ56は、合成樹脂で形成された左右一対の把持片
58と、各把持片58を内向きに付勢するばね片59と
で構成される。また、打ち込みブレード57は図示しな
い昇降シリンダ等に連結されて上下に移動可能である。
各クリップ56には、所要長さに切断された各径の電線
4が打ち込まれ、搬送ベルト55で電線皮剥きや端子圧
着工程に送られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電線センタリング機構にあっては、図14の如く、
電線径の異なるものに対しても、打ち込みブレード57
の下降ストロークが一定であるために、細径電線4と太
径電線41 とではクランプ時にセンタずれZを生じてし
まうという問題があった。センタずれがあると、図15
(a) の如く皮剥きして端子60を圧着した際に電線4に
曲り癖がついてしまい(太線41 を基準にセンタを合わ
せた場合は細線4に曲り癖がつく)、この曲り量は、図
示しない反転ユニットで図15(b) の如く電線4を18
0°反転した場合にさらに大きくなって、端子挿入工程
においてコネクタハウジング(図示せず)に端子60が
干渉して挿入不良を起こすという問題を生じた。
来の電線センタリング機構にあっては、図14の如く、
電線径の異なるものに対しても、打ち込みブレード57
の下降ストロークが一定であるために、細径電線4と太
径電線41 とではクランプ時にセンタずれZを生じてし
まうという問題があった。センタずれがあると、図15
(a) の如く皮剥きして端子60を圧着した際に電線4に
曲り癖がついてしまい(太線41 を基準にセンタを合わ
せた場合は細線4に曲り癖がつく)、この曲り量は、図
示しない反転ユニットで図15(b) の如く電線4を18
0°反転した場合にさらに大きくなって、端子挿入工程
においてコネクタハウジング(図示せず)に端子60が
干渉して挿入不良を起こすという問題を生じた。
【0004】本発明は、クリップに電線をクランプした
際の各電線のセンタずれを解消して、確実な端子挿入を
行わせ得る電線センタリング手段を提供することを目的
とする。
際の各電線のセンタずれを解消して、確実な端子挿入を
行わせ得る電線センタリング手段を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、クリップに把持された電線を該クリップ
の前後でそれぞれ把持可能な各一対のクランプ爪と、該
クランプ爪を開閉させる手段と、該クランプ爪を昇降さ
せる手段と、該クランプ爪を電線引張方向に進退させる
手段と、該クリップを開閉させる手段とを備える電線セ
ンタリング装置、及び、クリップに把持された電線を該
クリップの前後においてクランプ爪で把持し、該クリッ
プを開いて、該クランプ爪を電線長手方向に移動して電
線を引っ張って真直にし、該電線を再度該クリップに把
持させる電線センタリング方法を採用する。また、クリ
ップに把持された電線を下方から上昇しつつ把持するセ
ンタリング用の一対のクランプ爪であって、該クランプ
爪の上側爪部が下側爪部よりも短く形成され、該上側爪
部が先端方に逃げ用切欠部を有するクランプ爪や、前記
クランプ爪の上側爪部の先端上部から、上側爪部と下側
爪部との間のV状溝の底部にかけてテーパ状に切欠され
て、V状溝の開角度が前記クランプ爪のV状溝の開角度
よりも大きく設定されたクランプ爪を採用する。
に、本発明は、クリップに把持された電線を該クリップ
の前後でそれぞれ把持可能な各一対のクランプ爪と、該
クランプ爪を開閉させる手段と、該クランプ爪を昇降さ
せる手段と、該クランプ爪を電線引張方向に進退させる
手段と、該クリップを開閉させる手段とを備える電線セ
ンタリング装置、及び、クリップに把持された電線を該
クリップの前後においてクランプ爪で把持し、該クリッ
プを開いて、該クランプ爪を電線長手方向に移動して電
線を引っ張って真直にし、該電線を再度該クリップに把
持させる電線センタリング方法を採用する。また、クリ
ップに把持された電線を下方から上昇しつつ把持するセ
ンタリング用の一対のクランプ爪であって、該クランプ
爪の上側爪部が下側爪部よりも短く形成され、該上側爪
部が先端方に逃げ用切欠部を有するクランプ爪や、前記
クランプ爪の上側爪部の先端上部から、上側爪部と下側
爪部との間のV状溝の底部にかけてテーパ状に切欠され
て、V状溝の開角度が前記クランプ爪のV状溝の開角度
よりも大きく設定されたクランプ爪を採用する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態の具体
例を図面を用いて詳細に説明する。図1〜2は本発明に
係る電線センタリング装置の一実施例を示すものであ
る。この電線センタリング装置1は、搬送ベルト2上の
クリップ3に把持された電線4を該クリップ3の前後に
おいて把持する各一対の前後のクランプ爪5,6を備え
る。該クランプ爪5,6は各昇降シリンダ7(クランプ
爪昇降手段)で昇降し、カム溝8と従動子9(クランプ
爪開閉手段)の作用で左右に開閉する。該クランプ爪
5,6は上側爪部10と下側爪部11との間にV状溝1
2を有し、該V状溝12の底部で電線4の位置決めとセ
ンタリングを行う。
例を図面を用いて詳細に説明する。図1〜2は本発明に
係る電線センタリング装置の一実施例を示すものであ
る。この電線センタリング装置1は、搬送ベルト2上の
クリップ3に把持された電線4を該クリップ3の前後に
おいて把持する各一対の前後のクランプ爪5,6を備え
る。該クランプ爪5,6は各昇降シリンダ7(クランプ
爪昇降手段)で昇降し、カム溝8と従動子9(クランプ
爪開閉手段)の作用で左右に開閉する。該クランプ爪
5,6は上側爪部10と下側爪部11との間にV状溝1
2を有し、該V状溝12の底部で電線4の位置決めとセ
ンタリングを行う。
【0007】図2の如く後側のクランプ爪6は水平方向
の進退シリンダ13(クランプ爪進退手段)で前後に移
動可能である。そして、図3(a) 〜(c) に示す如く、ク
リップ3で高さ方向に位置ずれして把持した電線4を、
クリップ3を開いて進退シリンダ13の作用で後側のク
ランプ爪6を後退させることにより、引っ張って真直に
伸ばし、その状態で再度クリップ3に把持することで、
電線4がセンタリングされる。なお、前後のクランプ爪
5,6を電線引張方向に同時に移動させることも可能で
ある。
の進退シリンダ13(クランプ爪進退手段)で前後に移
動可能である。そして、図3(a) 〜(c) に示す如く、ク
リップ3で高さ方向に位置ずれして把持した電線4を、
クリップ3を開いて進退シリンダ13の作用で後側のク
ランプ爪6を後退させることにより、引っ張って真直に
伸ばし、その状態で再度クリップ3に把持することで、
電線4がセンタリングされる。なお、前後のクランプ爪
5,6を電線引張方向に同時に移動させることも可能で
ある。
【0008】以下に電線センタリング装置1の構成を詳
細に説明する。図1〜2の如く、各クランプ爪5,6は
水平方向に鋭角的に突出した上下の爪部10,11と、
垂直な基板部14とを備える。該基板部14には前記従
動子9が突設されている。該従動子9は、垂直な昇降板
15(図2)に形成された斜め外向きのカム溝8に係合
している。図1,2は電線クランプ前の状態であり、従
動子9はカム溝8の上端部に位置し、クランプ爪5,6
は電線4の下側に位置している。該基板部14はガイド
16を介してレール17に前後方向スライド自在に係合
している。
細に説明する。図1〜2の如く、各クランプ爪5,6は
水平方向に鋭角的に突出した上下の爪部10,11と、
垂直な基板部14とを備える。該基板部14には前記従
動子9が突設されている。該従動子9は、垂直な昇降板
15(図2)に形成された斜め外向きのカム溝8に係合
している。図1,2は電線クランプ前の状態であり、従
動子9はカム溝8の上端部に位置し、クランプ爪5,6
は電線4の下側に位置している。該基板部14はガイド
16を介してレール17に前後方向スライド自在に係合
している。
【0009】該昇降板15の下端部15aは鉤状に折曲
し、昇降シリンダ7のロッド18先端のブラケット19
のコの字部19a(図2)に連結している。該昇降シリ
ンダ7,7はフレーム底部20に垂直に設けられ、前後
のクランプ爪5,6を別々に駆動する。後側の昇降シリ
ンダ7はフレーム20上のレール21にガイド22を介
して前後方向スライド自在である。ガイド22は、シリ
ンダ7を載せた底板23に固定され、底板23は垂直基
板24に続いている。該垂直基板24の上半部には、昇
降板15をガイド25を介して案内するレール26が設
けられている。
し、昇降シリンダ7のロッド18先端のブラケット19
のコの字部19a(図2)に連結している。該昇降シリ
ンダ7,7はフレーム底部20に垂直に設けられ、前後
のクランプ爪5,6を別々に駆動する。後側の昇降シリ
ンダ7はフレーム20上のレール21にガイド22を介
して前後方向スライド自在である。ガイド22は、シリ
ンダ7を載せた底板23に固定され、底板23は垂直基
板24に続いている。該垂直基板24の上半部には、昇
降板15をガイド25を介して案内するレール26が設
けられている。
【0010】また、該垂直基板8の下半部には、前記進
退シリンダ13のロッド延長部27が固定されている。
該進退シリンダ13は、垂直基板8に対向するフレーム
28に固定されている。該フレーム28側にレール26
とガイド25を介して前側のクランプ爪5の昇降板8が
上下方向スライド自在に係合している。また、昇降シリ
ンダ7のロッド先端のブラケット19はシリンダ圧縮方
向に戻しコイルばね29で付勢され、該戻しばね29の
上端は固定板30に係合している。昇降シリンダ7の圧
縮動作は該戻しばね29によって行われる。なお、昇降
シリンダ7の伸長と圧縮の両方をエア圧で行ってもよ
い。
退シリンダ13のロッド延長部27が固定されている。
該進退シリンダ13は、垂直基板8に対向するフレーム
28に固定されている。該フレーム28側にレール26
とガイド25を介して前側のクランプ爪5の昇降板8が
上下方向スライド自在に係合している。また、昇降シリ
ンダ7のロッド先端のブラケット19はシリンダ圧縮方
向に戻しコイルばね29で付勢され、該戻しばね29の
上端は固定板30に係合している。昇降シリンダ7の圧
縮動作は該戻しばね29によって行われる。なお、昇降
シリンダ7の伸長と圧縮の両方をエア圧で行ってもよ
い。
【0011】クリップ3は前後のクランプ爪5,6の間
に位置し、電線4はクリップ3に把持されてクランプ爪
5,6よりも上側に位置している。該クリップ3は外側
のばね片3aで閉じ方向に付勢されている。該クリップ
3の上方には先端クサビ状のクリップ開放ブレード31
(クリップ開閉手段)が配設されている。該開放ブレー
ド31は、フレーム32に固定された昇降シリンダ33
のロッド34に連結されて昇降自在である。該フレーム
32にはクリップ3の前後において電線押え板が垂下形
成されている。
に位置し、電線4はクリップ3に把持されてクランプ爪
5,6よりも上側に位置している。該クリップ3は外側
のばね片3aで閉じ方向に付勢されている。該クリップ
3の上方には先端クサビ状のクリップ開放ブレード31
(クリップ開閉手段)が配設されている。該開放ブレー
ド31は、フレーム32に固定された昇降シリンダ33
のロッド34に連結されて昇降自在である。該フレーム
32にはクリップ3の前後において電線押え板が垂下形
成されている。
【0012】図4〜5は、昇降シリンダ7でクランプ爪
5,6を上昇させて電線4をセンタリングする状態を示
すものである。昇降シリンダ7のロッド18が伸長する
と昇降板8が一体的に上昇し、クランプ爪5,6の従動
子9が昇降板15のカム溝8に沿って内向きに移動す
る。各一対のクランプ爪5,6は上昇しつつ閉止し、電
線4を把持する。電線4の把持は前後のクランプ爪5,
6で同時に行われる。コイルばね29はブラケット19
と固定板30の間で圧縮される。
5,6を上昇させて電線4をセンタリングする状態を示
すものである。昇降シリンダ7のロッド18が伸長する
と昇降板8が一体的に上昇し、クランプ爪5,6の従動
子9が昇降板15のカム溝8に沿って内向きに移動す
る。各一対のクランプ爪5,6は上昇しつつ閉止し、電
線4を把持する。電線4の把持は前後のクランプ爪5,
6で同時に行われる。コイルばね29はブラケット19
と固定板30の間で圧縮される。
【0013】次いで、開放ブレード31が下降してクリ
ップ3を開き、進退シリンダ13が伸長して、垂直基板
24ごと後側のクランプ爪6を後退させ、電線4を真直
に引っ張る(図3参照)。これにより、クリップ3にお
いて基準センタに対して上側ないし下側にずれていた電
線4がクランプ爪5,6のセンタすなわち基準センタに
合わされる。この状態で開放ブレード31が上昇し、ク
リップ3が基準センタで電線4を把持する。
ップ3を開き、進退シリンダ13が伸長して、垂直基板
24ごと後側のクランプ爪6を後退させ、電線4を真直
に引っ張る(図3参照)。これにより、クリップ3にお
いて基準センタに対して上側ないし下側にずれていた電
線4がクランプ爪5,6のセンタすなわち基準センタに
合わされる。この状態で開放ブレード31が上昇し、ク
リップ3が基準センタで電線4を把持する。
【0014】上記電線センタリング装置1によれば、図
6の如く搬送ベルト2やクランプ竿等のクリップ3に対
して太径電線41 と細径電線42 を同時に使用しても、
各電線41 ,42 のセンタが一致し、後工程の被覆皮剥
きや端子圧着を確実に行うことができる。
6の如く搬送ベルト2やクランプ竿等のクリップ3に対
して太径電線41 と細径電線42 を同時に使用しても、
各電線41 ,42 のセンタが一致し、後工程の被覆皮剥
きや端子圧着を確実に行うことができる。
【0015】図7〜11は上記電線センタリング装置1
におけるクランプ爪5を示すものである。なお後側のク
ランプ爪6の形状は前側のクランプ爪5と同様である。
図7(a)(b)はクリップ3で把持した電線4を一対のクラ
ンプ爪5,5で位置決めして把持する状態を示すもので
ある。クランプ爪5は厚さ方向に複数の爪部10,11
を有しており、その爪部10,11は図8の如く90°
の開角度αで上下に突出形成されている。上側爪部10
は下側爪部11よりも2mm程短く設定されている。これ
は、図4,5の如くクランプ爪5,6が上昇しつつ閉止
する際に、図9(a)(b)の如く上側爪部10で電線4を噛
み込んだり(図9(a))、電線4を上側に押し上げてしま
う( 図9(b))ことを防止するためである。
におけるクランプ爪5を示すものである。なお後側のク
ランプ爪6の形状は前側のクランプ爪5と同様である。
図7(a)(b)はクリップ3で把持した電線4を一対のクラ
ンプ爪5,5で位置決めして把持する状態を示すもので
ある。クランプ爪5は厚さ方向に複数の爪部10,11
を有しており、その爪部10,11は図8の如く90°
の開角度αで上下に突出形成されている。上側爪部10
は下側爪部11よりも2mm程短く設定されている。これ
は、図4,5の如くクランプ爪5,6が上昇しつつ閉止
する際に、図9(a)(b)の如く上側爪部10で電線4を噛
み込んだり(図9(a))、電線4を上側に押し上げてしま
う( 図9(b))ことを防止するためである。
【0016】これらの不具合は特に太物の長尺電線の場
合に起こりやすい。図10の如く太物の長尺電線41 は
重いために搬送ベルト2の移動で引きずられやすく、ク
リップ3の前側で電線41 が屈曲し、クランプ爪5で把
持しにくくなるからである。
合に起こりやすい。図10の如く太物の長尺電線41 は
重いために搬送ベルト2の移動で引きずられやすく、ク
リップ3の前側で電線41 が屈曲し、クランプ爪5で把
持しにくくなるからである。
【0017】図8のクランプ爪5の形状では長尺電線4
1 の場合に上記不具合を起こす懸念があるため、さらに
改良を加えたのが図11に示す形状のクランプ爪であ
る。このクランプ爪37は、上下の爪部38,39の開
角度αは90°と同じであるが、一対のクランプ爪3
7,37の上側爪部38を突出方向の中央付近から垂直
方向に切断して、V状溝40に続く逃げ用切欠部41を
形成したことを特徴とする。
1 の場合に上記不具合を起こす懸念があるため、さらに
改良を加えたのが図11に示す形状のクランプ爪であ
る。このクランプ爪37は、上下の爪部38,39の開
角度αは90°と同じであるが、一対のクランプ爪3
7,37の上側爪部38を突出方向の中央付近から垂直
方向に切断して、V状溝40に続く逃げ用切欠部41を
形成したことを特徴とする。
【0018】上側爪部38と下側爪部39の長さの差は
4mm程度である。上側爪部38の先端上部(角部)42
にはR0.5程度のアール面取が施されている。また、
上側爪部38の先端は垂直な平坦面43となっている。
該先端43はアール形状に湾曲していてもよい。この逃
げ用切欠部41を形成したことにより、クランプ爪3
7,37が上昇しつつ閉止する際に、電線41 が逃げ用
切欠部41を通ってV状溝40内に入るから、電線41
の噛み込みや押し上げが起こらない。
4mm程度である。上側爪部38の先端上部(角部)42
にはR0.5程度のアール面取が施されている。また、
上側爪部38の先端は垂直な平坦面43となっている。
該先端43はアール形状に湾曲していてもよい。この逃
げ用切欠部41を形成したことにより、クランプ爪3
7,37が上昇しつつ閉止する際に、電線41 が逃げ用
切欠部41を通ってV状溝40内に入るから、電線41
の噛み込みや押し上げが起こらない。
【0019】図12に示すクランプ爪45は図11のク
ランプ爪37の上側爪部38を先端上部の角部(0.5
R部)42から溝底40aにかけて切欠して、逃げ用切
欠部41をさらに拡大したものである。これによりV状
溝46の開角度(上下の爪部47,48の開角度)αは
前例のV状溝の角度90°よりも大きく45°(α1)+
60°(α2)=105°(α) となっている。上側爪部
47と下側爪部48の長さの差は4mm程度と前例と変わ
らない。上側爪部47の先端49は鋭角的となり、先端
49に続くV状溝46のテーパ部50に沿って電線41
がV状溝46内に更にスムーズに導かれる。
ランプ爪37の上側爪部38を先端上部の角部(0.5
R部)42から溝底40aにかけて切欠して、逃げ用切
欠部41をさらに拡大したものである。これによりV状
溝46の開角度(上下の爪部47,48の開角度)αは
前例のV状溝の角度90°よりも大きく45°(α1)+
60°(α2)=105°(α) となっている。上側爪部
47と下側爪部48の長さの差は4mm程度と前例と変わ
らない。上側爪部47の先端49は鋭角的となり、先端
49に続くV状溝46のテーパ部50に沿って電線41
がV状溝46内に更にスムーズに導かれる。
【0020】これらのクランプ爪37,45によれば、
太物の長尺電線41 の場合でもクリップ3から確実に把
持することができ、確実にセンタリングを行うことがで
きる。
太物の長尺電線41 の場合でもクリップ3から確実に把
持することができ、確実にセンタリングを行うことがで
きる。
【0021】
【発明の効果】以上の如くに、本発明の電線センタリン
グ装置と方法によれば、クリップに把持された電線がセ
ンタずれを起こしていても、クリップを解除した状態で
電線を引っ張ってセンタリングするから、クリップに対
する各電線のセンタずれがなくなり、次工程の電線皮剥
きや端子圧着を確実に行うことができる。また、細径電
線と太径電線を同時に使用しても、電線のセンタずれが
起こらないから、各種径の電線を使用するワイヤハーネ
スの製造の自動化に寄与できる。
グ装置と方法によれば、クリップに把持された電線がセ
ンタずれを起こしていても、クリップを解除した状態で
電線を引っ張ってセンタリングするから、クリップに対
する各電線のセンタずれがなくなり、次工程の電線皮剥
きや端子圧着を確実に行うことができる。また、細径電
線と太径電線を同時に使用しても、電線のセンタずれが
起こらないから、各種径の電線を使用するワイヤハーネ
スの製造の自動化に寄与できる。
【0022】また、本発明のクランプ爪によれば、電線
のセンタリングにおいてクランプ爪が上昇しつつ閉止し
てクリップ側の電線を把持する際に、上側爪部が電線を
噛んだり持ち上げたりしないから、確実に電線を把持し
てセンタ出しを行うことができる。
のセンタリングにおいてクランプ爪が上昇しつつ閉止し
てクリップ側の電線を把持する際に、上側爪部が電線を
噛んだり持ち上げたりしないから、確実に電線を把持し
てセンタ出しを行うことができる。
【図1】本発明に係る電線センタリング装置の一実施例
(動作前の状態)を示す正面図である。
(動作前の状態)を示す正面図である。
【図2】同じく側面図である
【図3】(a) 〜(c) は電線をセンタリングする作用を示
す要部側面図である。
す要部側面図である。
【図4】センタリング動作中の状態を示す電線センタリ
ング装置の正面図である。
ング装置の正面図である。
【図5】同じく側面図である。
【図6】クリップ上で太線と細線のセンタが合った状態
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図7】(a) はクリップで把持した電線をセンタリング
するクランプ爪を開いた状態の平面図、(b) はクランプ
爪を閉じた状態の平面図である。
するクランプ爪を開いた状態の平面図、(b) はクランプ
爪を閉じた状態の平面図である。
【図8】クランプ爪の先端形状を示す拡大図である。
【図9】(a) はクランプ爪で電線を噛んだ状態の正面
図、(b) は電線を持ち上げた状態の正面図である。
図、(b) は電線を持ち上げた状態の正面図である。
【図10】搬送ベルトの移動で長尺電線が引きずられる
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
【図11】クランプ爪の第一実施例を示す正面図であ
る。
る。
【図12】フランプ爪の第二実施例を示す正面図であ
る。
る。
【図13】従来の電線クランプ機構を示す斜視図であ
る。
る。
【図14】同じく電線のセンタずれを生じた状態の正面
図である。
図である。
【図15】(a) はセンタずれした電線に端子を圧着した
状態の側面図、(b) は端子付電線を反転した状態の側面
図である。
状態の側面図、(b) は端子付電線を反転した状態の側面
図である。
3 クリップ 4,41 電線 5,6,37,45 クランプ爪 7 昇降シリンダ 8 カム溝 9 従動子 13 進退シリンダ 31 クリップ開閉ブレード 38,47 上側爪部 39,48 下側爪部 40,46 V状溝 41 逃げ用切欠部
Claims (4)
- 【請求項1】 クリップに把持された電線を該クリップ
の前後でそれぞれ把持可能な各一対のクランプ爪と、該
クランプ爪を開閉させる手段と、該クランプ爪を昇降さ
せる手段と、該クランプ爪を電線引張方向に進退させる
手段と、該クリップを開閉させる手段とを備えることを
特徴とする電線センタリング装置。 - 【請求項2】 クリップに把持された電線を該クリップ
の前後においてクランプ爪で把持し、該クリップを開い
て、該クランプ爪を電線長手方向に移動して電線を引っ
張って真直にし、該電線を再度該クリップに把持させる
ことを特徴とする電線センタリング方法。 - 【請求項3】 クリップに把持された電線を下方から上
昇しつつ把持するセンタリング用の一対のクランプ爪で
あって、該クランプ爪の上側爪部が下側爪部よりも短く
形成され、該上側爪部が先端方に逃げ用切欠部を有する
ことを特徴とするクランプ爪。 - 【請求項4】 請求項3記載のクランプ爪の上側爪部の
先端上部から、上側爪部と下側爪部との間のV状溝の底
部にかけてテーパ状に切欠されて、V状溝の開角度が請
求項3記載のクランプ爪のV状溝の開角度よりも大きく
設定されたことを特徴とするクランプ爪。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33014995A JPH09171877A (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 電線センタリング装置と電線センタリング方法及びクランプ爪 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33014995A JPH09171877A (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 電線センタリング装置と電線センタリング方法及びクランプ爪 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09171877A true JPH09171877A (ja) | 1997-06-30 |
Family
ID=18229368
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33014995A Withdrawn JPH09171877A (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 電線センタリング装置と電線センタリング方法及びクランプ爪 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09171877A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103350334A (zh) * | 2013-06-27 | 2013-10-16 | 科络普线束技术(太仓)有限公司 | 一种密封套自动安装设备 |
| CN109873285A (zh) * | 2019-01-17 | 2019-06-11 | 乔讯电子(上海)有限公司 | 一种切插一体机 |
-
1995
- 1995-12-19 JP JP33014995A patent/JPH09171877A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103350334A (zh) * | 2013-06-27 | 2013-10-16 | 科络普线束技术(太仓)有限公司 | 一种密封套自动安装设备 |
| CN109873285A (zh) * | 2019-01-17 | 2019-06-11 | 乔讯电子(上海)有限公司 | 一种切插一体机 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030304 |