JPH091731A - ふっ化ビニリデンフィルムのラミネート金属板の製造方法 - Google Patents

ふっ化ビニリデンフィルムのラミネート金属板の製造方法

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JPH091731A
JPH091731A JP7174153A JP17415395A JPH091731A JP H091731 A JPH091731 A JP H091731A JP 7174153 A JP7174153 A JP 7174153A JP 17415395 A JP17415395 A JP 17415395A JP H091731 A JPH091731 A JP H091731A
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JP
Japan
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metal plate
plate
vinylidene fluoride
film
fluoride film
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Application number
JP7174153A
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English (en)
Inventor
Tatsuto Kizawa
達人 木澤
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Yodogawa Steel Works Ltd
Original Assignee
Yodogawa Steel Works Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 つや消し処理をしたふっ化ビニリデンフィル
ムがラミネートされた金属板の製造方法であって、金属
板に対する該フィルムの接着強度を確保したうえで、該
フィルム表面のつや消し効果が消失しないようにする。 【構成】 表面処理された金属板に、熱硬化型樹脂接着
剤を塗布する工程と、金属板に熱硬化型樹脂接着剤を板
温100〜170℃で焼き付け乾燥する工程と、金属板
に、表面の平均粗度が1.0μm以上に設定されたつや消
しふっ化ビニリデンフィルムをラミネートロールで押し
付けて接着する工程と、金属板を板温100〜160℃
に再加熱して、金属板にふっ化ビニリデンフィルムを接
着する工程と、金属板を強制的に冷却する工程とを経て
ラミネート金属板を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の外装材や高速道
路の防音壁材などに用いて好適なラミネート金属板、と
くに耐候性および耐汚染性に優れるふっ化ビニリデンフ
ィルムがラミネートされたラミネート金属板に関する。
【0002】
【従来の技術】かかるラミネート金属板の製造に関する
従来技術としては、金属板に熱硬化型樹脂接着剤を塗布
したのち、200℃前後の板温で該接着剤を加熱乾燥
し、直ちに上下一対の冷却型ラミネートロールにより、
ふっ化ビニリデンフィルムをこれが融点以上の接着温度
(板温)下にある状態で金属板に押し付けて熱接着して
いた(文献不詳)。上記接着剤としては長期耐久性のあ
るアクリル系、エポキシ系、ポリエステル系などの熱硬
化型樹脂接着剤が用いられており、この熱硬化型樹脂接
着剤の場合、低温で加熱乾燥しても接着活性が付与され
ないので、板温200℃前後で接着剤を加熱乾燥してい
る。この従来方法では、ラミネート時のしわの発生をよ
く防止でき、接着強度にも優れるラミネート金属板を得
ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ラミネート直
前の加熱乾燥工程で金属板が200℃以上の高温に加熱
されているので、ふっ化ビニリデンフィルムの接着時に
も、接着温度(板温)が依然として該フィルムの融点以
上になっている。因にふっ化ビニリデンフィルムの融点
は混ぜものにもよるが、通常170℃前後である。その
ため、フィルム表面の平均粗度を1.0μm以上としてつ
や消し処理がなされたふっ化ビニリデンフィルムをラミ
ネートする場合、該フィルムの表面粗さが熱によって溶
融し平滑化され、本来のつや消し効果が発揮されなくな
ってしまうところに問題があった。
【0004】そこで本発明者は、金属板に塗布した熱硬
化型樹脂接着剤を200℃以上に加熱するに代えて、金
属板へのふっ化ビニリデンフィルムのラミネート工程の
前後に金属板を二段階に分けて170℃以下の低い温度
で加熱してみたところ、金属板に対する前記フィルムの
接着強度が従来例に遜色なく確保できることを知り、本
発明を完成するに至ったものである。すなわち本発明の
目的は、つや消し処理がなされたふっ化ビニリデンフィ
ルムが金属板につや消し性能を保持したまま、しかも確
実に接着されたラミネート金属板を得るにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の製造方法は、表
面処理された金属板に、熱硬化型樹脂接着剤を塗布する
工程と、金属板に熱硬化型樹脂接着剤を板温100〜1
70℃で焼き付け乾燥する工程と、金属板に形成した接
着剤層の上に、表面の平均粗度が1.0μm以上に設定さ
れたつや消しふっ化ビニリデンフィルムをラミネートロ
ールで押し付けて接着する工程と、金属板を板温100
〜160℃に加熱制御して、金属板にふっ化ビニリデン
フィルムを接着する工程と、金属板を強制的に冷却する
工程とを経てラミネート金属板を製造するにある。その
際に第1加熱温度と第2加熱温度とは、一方が低いとき
は他方を高く設定することが接着強度の確保のために望
まれる。
【0006】具体的には、金属板として亜鉛めっき鋼
板、アルミ亜鉛合金めっき鋼板、その他各種のめっき鋼
板、それにステンレス板などを用いることができる。こ
の金属板は表面処理としてクロム酸等で化成処理し、必
要に応じてプライマーを形成する。プライマーはエポキ
シ樹脂系、ポリエステル樹脂系などの塗料を塗布後焼き
付けて3〜8μm厚に形成する。
【0007】図1は製造ラインを示しており、コイル巻
きした金属板1は金属板コイル1aから毎分20〜40
mのラインスピードで繰り出し、ロールコータ2でエポ
キシ樹脂系、アクリル樹脂系、ポリエステル樹脂系など
の熱硬化型樹脂接着剤を塗布したのち、第1加熱炉3に
金属板1を通し、ここで板温100〜170℃に加熱し
て熱硬化型樹脂接着剤を焼き付け乾燥し、乾燥後の該接
着剤の膜厚を3〜10μmに形成する。
【0008】次に、第1加熱炉3から出た金属板1をラ
ミネートロール4に通し、金属板1にふっ化ビニリデン
フィルム5を押し付けて前工程で塗布済みの熱硬化型樹
脂接着剤を介して接着する。板温は、第1加熱炉3から
出てラミネートロール4に達するまでに5〜10℃低下
する。ラミネートロール4は上下に配した一対のロール
4a・4bを含み、前記フィルム5に接する上側のロー
ル4aはゴム巻ロールになっていて、金属板1に接する
下側のロール4bは鋼製ロールとなっている。ラミネー
トロール4によるロール圧下力は線圧で14〜18Kg/
cmに設定する。この両ロール4a・4bは作業中に経時
的に昇温化して行くので、室温(30℃)位に冷却する
ことが望まれる。
【0009】ふっ化ビニリデンフィルム5は、つや消し
効果を発揮させるために表面を凹凸に粗面化処理してあ
る。すなわちフィルム表面の平均粗さは1.0μm以上
(JIS Z8741の方法2における60度鏡面反射
法で測定したときは光沢度が5%以下)のものを用い
る。このフィルム5はふっ化ビニリデン樹脂が一層のみ
であってもよいが、接着性の向上を期すために複層化し
ておくことが望まれる。すなわち、ふっ化ビニリデンフ
ィルム5としては、表層がポリふっ化ビニリデン樹脂か
らなり、裏層が例えばアクリル樹脂からなる、共押し一
体化した複層フィルムを用い、表層で耐候性、耐汚染性
および耐薬品性を確保し、裏層で金属板との接着性の向
上を図る。かかる共押しフィルムによれば、表層と裏層
との境界部は共に浸透し合って融合一体化している。そ
の場合のフィルム合計厚みは、20μmを下回るとフィ
ルム製造上均一厚さが得がたくなり、ラミネート作業も
困難化し、また100μmを越えるとコスト高になるの
で、20〜100μm厚のものを用いる。
【0010】次にふっ化ビニリデンフィルム5をラミネ
ートした金属板1を第2加熱炉6に通し、ここで板温1
00〜160℃に加熱制御し、これで金属板1に該フィ
ルム5を完全に接着する。
【0011】第2加熱炉6を出たラミネート金属板1は
直ちに水冷式の強制冷却装置7に通し、冷却する。強制
冷却装置7では水をラミネート金属板1に噴霧して冷却
することになる。強制冷却装置7を出たラミネート金属
板1は、該装置7で付着の水分をドライヤー8で熱風乾
燥したのち、コイル巻きする。図1において、1bはそ
の製品コイルを示す。
【0012】設備の都合でラミネートロール4と第2加
熱炉6とを連続させることができないときは、ラミネー
ト後の金属板1を強制冷却して一旦巻き取り、その後に
別のライン上にある第2加熱炉6にラミネート金属板1
を通し、再び強制冷却してコイル巻きしてもよい。
【0013】
【作用】第1加熱炉3で金属板1に熱硬化型樹脂接着剤
を板温100〜170℃で焼き付けるようにしたのは、
100℃を下回ると硬化が不十分で架橋度が少なくて接
着力が低下するからであり、逆に170℃を越えると、
フィルム5の物質であるふっ化ビニリデンの融点に近く
なり、フィルム表面の粗面化処理が消えて平滑(鏡面)
化し出すからである。この場合の加熱温度は安全を見込
んで上限を165℃に設定するのが望ましい。このよう
に加熱温度の上限が低く抑えられているので、ラミネー
トロール4で金属板1にふっ化ビニリデンフィルムをラ
ミネートしたとき、未だ仮接着の状態にある。
【0014】同様の趣旨の下に第2加熱炉6で金属板1
を板温100〜160℃になるように加熱制御してい
る。但し、ここでの上限(160℃)としたのは、つや
消し性能の確保のために安全を見込んでのことである。
この第2加熱工程により金属板1にふっ化ビニリデンフ
ィルム5は本接着される。
【0015】第2加熱炉6から出たラミネート金属板1
をコイル巻きする前に強制冷却装置7で冷却処理するの
は、コイル巻きしたときに粗面化したフィルム表面が押
しつぶされて、ふっ化ビニリデンフィルム5にプレッシ
ャーマークが付いて光沢むらが生じるのを防止するため
である。
【0016】
【実施例】0.45mm厚の亜鉛めっき鋼板(金属板1)を
クロム酸処理し、この鋼板の表面にエポキシ樹脂塗料を
塗布して乾燥厚で5μmのプライマーを形成する。この
コイル巻きした鋼板を毎分30mのラインスピードで繰
り出し、図1に示すごとくロールコータ2で熱硬化型樹
脂接着剤としてエポキシ系接着剤を乾燥膜厚6μmとな
るように塗布したのち、先に説明の通り第1加熱炉3、
ラミネートロール4、第2加熱炉6、強制冷却装置7、
ドライヤー8にそれぞれ順に通してコイル巻きした。ラ
ミネートロール4では、金属板1のプライマー上にふっ
化ビニリデンフィルム5をラミネートした。このふっ化
ビニリデンフィルム5は、表層がポリふっ化ビニリデン
で裏層がアクリル樹脂からなる40μm厚の共押し複層
フィルムを用い、裏層側を接着剤層に重ねてロール圧下
力14Kg/cm(線圧)でラミネートした。
【0017】その際に、第1加熱炉3での第1加熱板温
度および第2加熱炉6での第2加熱板温度を表1に示す
ごとく金属板1にふっ化ビニリデンフィルム5を焼き付
けた。そして、表面外観と接着力とをみた。
【0018】
【表1】
【0019】(判定方法) 表面外観の判定方法は、製品から50×50cmのサ
ンプルを切り出し、目視で光沢の高くなっているところ
の表面粗度を測定した。この表面粗度は平均粗度であ
る。○印は測定点すべてでふっ化ビニリデンフィルムの
表面粗度が0.9μm以上に維持されていて、かつ光沢度
が5%以下を示し、×印はふっ化ビニリデンフィルムの
表面平均粗度が0.5μm以下になっていて、光沢度が1
5%以上の部分が複数箇所存在したことを示す。光沢度
は、JIS Z8741の方法2における60度鏡面反
射法による測定値である。
【0020】 接着力の測定方法は、♯型エリクセン
試験によった。すなわち、ナイフで5mm幅の♯型カット
を入れ、エリクセン7mm押し出しをして、山部のカット
部分からフィルムをピンセットで引っ張って強制剥離を
した。ここでの○印はエリクセン部中間まで(3mm以
内)でフィルムが破断したもの、×印はエリクセン部中
間を越えて(3mm以上)剥がれたものを示す。
【0021】表面外観と接着力の判定結果は、上記の表
1に示す通りであり、本発明の実施例1〜4では、いず
れも好結果が得られた。
【0022】これに対し、比較例(従来例)1では、第
1加熱炉3での加熱温度が220℃と高すぎるため、ラ
ミネート時にふっ化ビニリデンフィルムの表面粗さが押
しつぶされ、表面外観が著しく悪いものとなった。また
比較例2では、第2加熱板温度が170℃とふっ化ビニ
リデンフィルムの融点に近付いているため、第2加熱炉
6での高温加熱により、表面粗さの消失が助長されたと
みられ、表面外観に問題を生じた。また、比較例3では
第1加熱板温度が90℃であり、比較例4では第2加熱
板温度が90℃であって、共に一方の加熱板温度が10
0℃を下回っているためか、表面外観は良好であったが
接着強度を確保できなかった。
【0023】
【発明の効果】かかる本発明によれば、金属板への熱硬
化型樹脂接着剤の焼き付け温度を従来よりも低い100
〜170℃に設定したうえで、ふっ化ビニリデンフィル
ムのラミネート後に100〜160℃で加熱制御し、前
者の焼き付け温度の不足を後者の加熱で補うことによ
り、二段階の加熱で熱硬化型樹脂接着剤の活性化を図っ
ている。従って、金属板に対するふっ化ビニリデンフィ
ルムの接着力を良好に確保できる。そのうえで、ラミネ
ート時における板温がふっ化ビニリデンフィルムの融点
よりも低く抑えられているので、該フィルムの粗面化表
面が押しつぶされることがなく、該フィルムの表面外観
(つや消し)を良好に確保できる。また加熱後のラミネ
ート金属板は強制冷却するので、製品をコイル巻きして
もふっ化ビニリデンフィルムにプレッシャーマークが付
いて光沢むらが生じることもよく防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施するための製造ラインの概略
正面図である。
【符号の説明】
1 金属板 2 ロールコータ 3 第1加熱炉 4 ラミネートロール 5 ふっ化ビニリデンフィルム 6 第2加熱炉 7 強制冷却装置 8 ドライヤー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 31/12 7148−4F B32B 31/12 31/20 7148−4F 31/20 // B29K 27:12 B29L 9:00

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面処理された金属板に、熱硬化型樹脂
    接着剤を塗布する工程と、 金属板に熱硬化型樹脂接着剤を板温100〜170℃で
    焼き付け乾燥する工程と、 金属板に、形成した接着剤層の上に表面の平均粗度が1.
    0μm以上に設定されたつや消しふっ化ビニリデンフィ
    ルムをラミネートロールで押し付けて接着する工程と、 金属板を板温100〜160℃に加熱制御して、金属板
    にふっ化ビニリデンフィルムを接着する工程と、 金属板を強制的に冷却する工程と、 を順に経て得られるふっ化ビニリデンフィルムのラミネ
    ート金属板の製造方法。
JP7174153A 1995-06-16 1995-06-16 ふっ化ビニリデンフィルムのラミネート金属板の製造方法 Pending JPH091731A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000120215A (ja) * 1998-08-10 2000-04-25 Sanko Metal Ind Co Ltd 建設用材

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000120215A (ja) * 1998-08-10 2000-04-25 Sanko Metal Ind Co Ltd 建設用材

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