JPH09174559A - 金型固定装置 - Google Patents

金型固定装置

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JPH09174559A
JPH09174559A JP33519595A JP33519595A JPH09174559A JP H09174559 A JPH09174559 A JP H09174559A JP 33519595 A JP33519595 A JP 33519595A JP 33519595 A JP33519595 A JP 33519595A JP H09174559 A JPH09174559 A JP H09174559A
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JP
Japan
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mold
fixing device
hard magnetic
platen
mold fixing
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JP33519595A
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Satoshi Kondo
訓 近藤
Masao Maruyama
征男 丸山
Hideaki Fukuda
秀昭 福田
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Japan Steel Works Ltd
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Japan Steel Works Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1742Mounting of moulds; Mould supports
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1742Mounting of moulds; Mould supports
    • B29C2045/1746Mounting of moulds; Mould supports using magnetic means

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 電源ケーブルが切れても金型を固定でき、周
囲の硬磁性体を磁化させない金型固定装置を提供する。 【解決手段】 硬磁性体21A,21Bの周囲にコイル
24A,24Bを巻回した構造の磁石ユニット2A,2
BをプラテンPA,PBの金型取付面に設置する。コイ
ル24A,24Bに通電して硬磁性体21A,21Bを
着磁して永久磁石化し、金型MA,MBのアダプタープ
レートMAp,MBpを吸着し、金型MA,MBをプラ
テンPA,PBに固定する。また、コイル24A,24
Bに通電して硬磁性体21A,21Bを脱磁し磁力を失
わせ、金型MA,MBをプラテンPA,PBから外す。 【効果】 金型を一旦固定した後は通電する必要がな
い。コイルに通電して硬磁性体を脱磁する際、周囲の硬
磁性体が磁化されていても同時に脱磁される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金型固定装置に関
し、さらに詳しくは、射出成形機,ブロー成形機などに
用いられる金型を、磁力によりプラテンに固定する金型
固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】金型を磁力によりプラテンに固定する金
型固定装置としては、特開平4−135806号公報に
記載のものが知られている。この従来の金型固定装置
は、プラテンの金型取付面に電磁石を設け、その電磁石
に通電することで磁力を発生させ、その磁力により金型
を吸着し、金型をプラテンに固定する。また、前記電磁
石への通電を停止して磁力を失わせ、金型をプラテンか
ら外すようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の金型固
定装置では、電磁石を用いているため、次の問題点が生
じる。 (1)金型をプラテンに固定している間は電磁石に常に通
電しておく必要があり、電力消費が大きい。また、電磁
石が成形機と同時に負荷となるので、大容量の電源を要
する。 (2)金型をプラテンに固定している間は通電のために電
源ケーブルを接続しておく必要があり、電源ケーブルが
成形時の作業の邪魔になる。また、電源ケーブルが切れ
ると、金型を固定できなくなり、成形を継続できなくな
る。 (3)漏洩磁束により周囲の硬磁性体すなわちプラテンや
金型が磁化され、金型をプラテンから外したときにプラ
テンや金型に鉄粉などが吸着されるため、これらの鉄粉
などを除去する作業の負担が増える。そこで、本発明の
目的は、電力消費が少なく、大容量の電源を必要とせ
ず、電源ケーブルが邪魔にならず、電源ケーブルが切れ
ても金型を固定でき、さらに、周囲の硬磁性体を磁化さ
せない金型固定装置を提供することにある。
【0004】
【発明を解決するための手段】第1の発明は、プラテン
(PA,PB)の金型取付面に金型(MA,MB)を固
定するための金型固定装置において、硬磁性体(21
A,21B)の周囲にコイル(24A,24B)を巻回
した構造を有し且つプラテン(PA,PB)の金型取付
面または金型(MA,MB)のアダプタープレート(M
Ap,MBp)または金型(MA)の中子取付部分(M
An)に設置される磁石手段(2A,2B)と、前記コ
イル(24A,24B)に通電して前記硬磁性体(21
A,21B)を着磁し永久磁石とすると共に前記コイル
(24A,24B)に通電して前記硬磁性体(21A,
21B)を脱磁して磁力を失わせる着磁あるいは脱磁手
段(4)とを具備したことを特徴とする金型固定装置
(100,200)を提供する。上記第1の発明による
金型固定装置(100,200)では、軟磁性体とコイ
ルとからなる電磁石を用いずに、硬磁性体(21A,2
1B)とコイル(24A,24B)とからなる磁石手段
(2A,2B)を採用し、この磁石手段(2A,2B)
をプラテン(PA,PB)の金型取付面または金型(M
A,MB)のアダプタープレート(MAp,MBp)ま
たは金型(MA)の中子取付部分(MAn)に設けた。
そして、金型(MA,MB)をプラテン(PA,PB)
に固定する際または中子(N)を金型(MA)の中子取
付部分(MAn)に固定する際には、コイル(24A,
24B)に通電して前記硬磁性体(21A,21B)を
着磁し永久磁石とし、その磁力により金型(MA,M
B)をプラテン(PA,PB)に固定するか又は中子
(N)を金型(MA)の中子取付部分(MAn)に固定
するようにした。また、金型(MA,MB)または中子
(N)を外す際には、コイル(24A,24B)に通電
して前記硬磁性体(21A,21B)を脱磁し磁力を失
わせて、金型(MA,MB)または中子(N)を外すよ
うにした。これにより、金型(MA,MB)または中子
(N)を一旦固定した後は通電する必要がなくなるの
で、電力消費が少なくてすむ。また、成形機と同時には
負荷にならないので、大容量の電源が必要なくなる。ま
た、電源ケーブル(47A,47B)を外してもよいた
め、電源ケーブル(47A,47B)が成形時の作業の
邪魔にならない。また、電源ケーブル(47A,47
B)が切れても金型(MA,MB)または中子(N)は
固定されているため、成形を行なうことができる。さら
に、コイル(24A,24B)に通電して硬磁性体(2
1A,21B)を脱磁し磁力を失わせて金型(MA,M
B)または中子(N)を外すので、漏洩磁束により周囲
の硬磁性体が磁化されていても脱磁されてしまい、金型
(MA,MB)または中子(N)を外したときにこれら
に鉄粉などが吸着されることがなくなる。
【0005】第2の発明は、上記構成の金型固定装置
(100,200)において、前記着磁あるいは脱磁手
段(4)は、極性が同一の複数のパルス電流を前記コイ
ル(24A,24B)に印加して前記硬磁性体(21
A,21B)を着磁し、極性が交互に反転し振幅が徐々
に小さくなる複数のパルス電流を前記コイル(24A,
24B)に印加して前記硬磁性体(21A,21B)を
脱磁することを特徴とする金型固定装置(100,20
0)を提供する。上記第2の発明による金型固定装置
(100,200)では、極性が同一の複数のパルス電
流をコイル(24A,24B)に印加して硬磁性体(2
1A,21B)を着磁すると共に、極性が交互に反転し
振幅が徐々に小さくなる複数のパルス電流をコイル(2
4A,24B)に印加して硬磁性体(21A,21B)
を脱磁するようにした。このように、コイルに励磁電流
を繰り返し与えることにより、確実に着磁あるいは脱磁
を行えるようになる。
【0006】第3の発明は、上記構成の金型固定装置
(100,200)において、前記磁石手段(2A,2
B)を複数配設し、そのうちの1以上の磁石手段(2
A,2B)を選択的に前記着磁あるいは脱磁手段(4)
により着磁脱磁可能にしたことを特徴とする金型固定装
置(100,200)を提供する。上記第3の発明によ
る金型固定装置(100,200)では、複数の磁石手
段(2A,2B)を配設し、そのうちの1以上の磁石手
段(2A,2B)を選択的に着磁あるいは脱磁できるよ
うにした。これにより、金型(MA,MB)の形状,重
量などに応じて必要な磁石手段(2A,2B)のみを使
用し、不必要な磁石手段(2A,2B)は使用しないた
め、無駄な電力消費がなくなる。また、鉄粉などの付着
も防止できる。
【0007】第4の発明は、上記構成の金型固定装置
(100,200)において、プラテン(PA,PB)
または金型(MA,MB)に、前記硬磁性体(21A,
21B)が着磁状態かまたは脱磁状態かを表示する状態
表示手段(7A,7B)を設けたことを特徴とする金型
固定装置(100,200)を提供する。上記第4の発
明による金型固定装置(100,200)では、プラテ
ン(PA,PB)または金型(MA,MB)に、硬磁性
体(21A,21B)が着磁状態かまたは脱磁状態かを
表示する状態表示手段(7A,7B)を設けた。これに
より、作業者は、硬磁性体(21A,21B)が着磁状
態かまたは脱磁状態かを直接的に視認してから金型(M
A,MB)に近づけるため、安心して作業することがで
きる。
【0008】第5の発明は、上記構成の金型固定装置
(100,200)において、プラテン(PA,PB)
と金型(MA,MB)との隙間を検知する隙間センサ手
段(6A,6B)と、前記隙間が所定値以上のときに異
常を報知する異常報知手段(44,45)とを設けたこ
とを特徴とする金型固定装置(100,200)を提供
する。上記第5の発明による金型固定装置(100,2
00)では、プラテン(PA,PB)と金型(MA,M
B)の隙間を検知し、その隙間が所定値以上のときに異
常を報知するようにした。これにより、鉄粉などが付着
して金型(MA,MB)とプラテン(PA,PB)の間
に隙間が空いていることを知らずに作業を進めることが
防止されるので、安全に作業することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施形態により本
発明をさらに詳細に説明する。なお、これにより本発明
が限定されるものではない。
【0010】図1は、本発明の一実施形態の金型固定装
置100を示す斜視図である。この金型固定装置100
は、固定プラテンPAに埋設されるベース1Aおよび可
動プラテンPBに埋設されるベース1B(図2)と、こ
れらベース1A,1Bに埋設した各4個の磁石ユニット
2A,2Bと、コネクタ3A,3Bおよびケーブル47
A,47Bを介して固定プラテンPAおよび可動プラテ
ンPBに接続される操作盤4と、この操作盤4に接続さ
れる電源5と、前記ベース1A,1Bに設置された各4
個の近接センサ6A,6B(図2)と、前記磁石ユニッ
ト2が着磁状態か脱磁状態かを表示する状態表示器7
A,7Bと、固定プラテンPAおよび可動プラテンPB
の上部に設けられ射出成形用の金型MA,MBの転倒を
防止するクランプ8A,8Bとを具備している。前記操
作盤4は、プラテン選択キースイッチ41と、着磁開始
ボタン42と、脱磁開始ボタン43と、着磁表示ランプ
44と、脱磁表示ランプ45と、前記プラテン選択キー
スイッチ41のキー46とからなっている。前記状態表
示器7Aは、表示ロッドがソレノイドにより着磁状態で
は着磁状態表示窓71Aに移動され、脱磁状態では脱磁
状態表示窓72Aに移動されるようになっている。そこ
で、表示ロッドが着磁状態表示窓71Aから見えるか,
脱磁状態表示窓72Aから見えるかによって、着磁状態
かまたは脱磁状態かが判るようになっている。前記状態
表示器7Bも同様の構成である。
【0011】固定プラテンPAおよび可動プラテンPB
には、金型MA,MBを載せて転がすためのガイドロー
ラRがそれぞれ設けられている。また、エジェクタロッ
ド用穴EHが設けられている。また、可動プラテンPB
はトグル装置T(一部のみ図示)によりタイバーVに沿
って摺動される。前記金型MA,MBのアダプタープレ
ートMAp,MBpは、前記磁石ユニット2A,2Bか
らの漏洩磁束がキャビティになるべく入らないように、
やや厚めになっている。
【0012】図2は、金型固定装置100の断面説明図
である。各磁石ユニット2Aは、複数の柱状の硬磁性体
21Aを固定板22Aにボルト23A(図3)で固定
し、これら硬磁性体21Aの周囲にコイル24Aを設け
た構造である。これら磁石ユニット2Aを、ベース1A
の内部に挿入し、ボルト25A(図3)でそれぞれ固定
する。そして、空隙12Aに充填剤13Aを充填する。
最後に、カバー14Aを取付ける。近接センサ6Aは、
光学式センサであり、金型MAのアダプタープレートM
Apとの隙間が0.2mm以上か否かを示す近接信号
(図4)を出力する。磁石ユニット2Bも同様の構成で
ある。
【0013】なお、図2では、金型MA,MBのアダプ
タープレートMAp,MBpが磁石ユニット2A,2B
に磁力で吸着されることにより、金型MA,MBが固定
プラテンPA,可動プラテンPBに固定されている状態
を表している。
【0014】図3は、前記磁石ユニット2Aの分解斜視
図である。硬磁性体21Aは、Fe,Ni,Coおよび
Alを含むアルニコ,MK鋼などである。その磁気特性
は、残留磁気Br=1310mT,最大保磁力Hc=5
4.1kA/m,エネルギー積BHmax=47.8k
J/立方mである。ベース1Aおよび固定板22Aは、
軟鋼のような軟磁性体である。また、カバー14Aは、
シリコンゴム製である。磁石ユニット2Bも同様の構成
である。
【0015】図4は、前記操作盤4の回路図である。C
PU48は、作業者によるプラテン選択キースイッチ4
1と着磁開始ボタン42と脱磁開始ボタン43の操作を
読み取り、その操作に応じてインタフェース49A,4
9Bを介して通電を行い、磁石ユニット2A,2Bの硬
磁性体21A,21Bの着磁または脱磁を行う。このと
き、CPU48は、通電中は着磁表示ランプ44を点灯
し、通電停止中は脱磁表示ランプ45を点灯する。ま
た、CPU48は、着磁後には着磁状態の表示となるよ
うに前記状態表示器7A,7Bに状態信号を送り、脱磁
後には脱磁状態の表示となるように前記状態表示器7
A,7Bに状態信号を送る。さらに、CPU48は、近
接センサ6A,6Bからの近接信号を受け取り、金型M
A,MBのアダプタープレートMAp,MBpとの隙間
が0.2mm以上なら前記着磁表示ランプ44と脱磁表
示ランプ45とを交互に高速に点滅させ、作業者に異常
を報知する。
【0016】図5は、着磁時の電圧波形および電流波形
を示すグラフ図である。AC200V(300Vピー
ク)を全波整流したパルス電流を1秒間に渡って印加す
る。これにより硬磁性体21A,21Bが着磁されて永
久磁石となる。
【0017】図6は、脱磁時の電圧波形および電流波形
を示すグラフ図である。極性が交互に反転し振幅が徐々
に小さくなる複数のパルス電流を印加して脱磁する。こ
れにより硬磁性体21A,21Bが脱磁されて磁力を失
う。
【0018】次に、上記金型固定装置100を用いた金
型の固定方法を説明する。作業者は、操作盤4のプラテ
ン選択キースイッチ41を中立位置にしておき、ケーブ
ル47A,47Bを固定プラテンPAおよび可動プラテ
ンPBのコネクタ3A,3Bに接続する。CPU48
は、着磁表示ランプ44を消灯し、脱磁表示ランプ45
を点灯する。続いて、金型MA,MBをクレーン(図示
省略)で吊り下げて移動し、プラテンPA,PBに対し
て位置決めし、可動プラテンPBを移動して、プラテン
PA,PBの間に金型MA,MBを挟む。そして、着磁
表示ランプ44の消灯と脱磁表示ランプ45の点灯を確
認し、プラテン選択キースイッチ41を固定プラテン選
択位置にし、着磁開始ボタン42を押す。CPU48
は、着磁表示ランプ44を点灯し、脱磁表示ランプ45
を消灯し、固定プラテンPA側のコイル24Aに着磁用
の通電を行う(図5)。これにより、硬磁性体21Aが
着磁され、永久磁石になる。そして、その磁力により金
型MAが固定プラテンPAに固定される。着磁用の通電
の終了後、CPU48は、着磁状態の表示となるように
状態表示器7Aに状態信号を送る。また、着磁表示ラン
プ44を消灯し、脱磁表示ランプ45を点灯する。
【0019】次に、着磁表示ランプ44の消灯と脱磁表
示ランプ45の点灯を確認し、プラテン選択キースイッ
チ41を可動プラテン選択位置にし、着磁開始ボタン4
2を押す。CPU48は、着磁表示ランプ44を点灯
し、脱磁表示ランプ45を消灯し、可動プラテンPB側
のコイル24Bに着磁用の通電を行う(図5)。これに
より、硬磁性体21Bが着磁され、永久磁石になる。そ
して、その磁力により金型MBが可動プラテンPBに固
定される。着磁用の通電の終了後、CPU48は、着磁
状態の表示となるように状態表示器7Bに状態信号を送
る。また、着磁表示ランプ44を消灯し、脱磁表示ラン
プ45を点灯する。
【0020】続いて、クランプ8A,8Bで金型MA,
MBをクランプする。そして、作業者は、ケーブル47
A,47Bをコネクタ3A,3Bから取り外す。この
後、成形の作業を行う。
【0021】金型MA,MBを外す場合、作業者は、操
作盤4のプラテン選択キースイッチ41を中立位置にし
ておき、ケーブル47A,47Bを固定プラテンPAお
よび可動プラテンPBのコネクタ3A,3Bに接続す
る。CPU48は、着磁表示ランプ44を消灯し、脱磁
表示ランプ45を点灯する。続いて、可動プラテンPB
を移動して、プラテンPA,PBの間に金型MA,MB
を挟む。そして、着磁表示ランプ44の消灯と脱磁表示
ランプ45の点灯を確認し、プラテン選択キースイッチ
41を固定プラテン選択位置にし、脱磁開始ボタン43
を押す。CPU48は、着磁表示ランプ44を点灯し、
脱磁表示ランプ45を消灯し、固定プラテンPA側のコ
イル24Aに脱磁用の通電を行う(図6)。これによ
り、硬磁性体21Aが脱磁され、磁力を失う。脱磁用の
通電の終了後、CPU48は、脱磁状態の表示となるよ
うに状態表示器7Aに状態信号を送る。また、着磁表示
ランプ44を消灯し、脱磁表示ランプ45を点灯する。
【0022】次に、着磁表示ランプ44の消灯と脱磁表
示ランプ45の点灯を確認し、プラテン選択キースイッ
チ41を可動プラテン選択位置にし、脱磁開始ボタン4
3を押す。CPU48は、着磁表示ランプ44を点灯
し、脱磁表示ランプ45を消灯し、可動プラテンPB側
のコイル24Bに脱磁用の通電を行う(図6)。これに
より、硬磁性体21Bが脱磁され、磁力を失う。脱磁用
の通電の終了後、CPU48は、脱磁状態の表示となる
ように状態表示器7Bに状態信号を送る。また、着磁表
示ランプ44を消灯し、脱磁表示ランプ45を点灯す
る。
【0023】続いて、ケーブル47A,47Bをコネク
タ3A,3Bから取り外す。そして、クランプ8A,8
Bから金型MA,MBを外す。最後に、可動プラテンP
Bを開き、金型MA,MBをクレーンで吊り下げて移動
し、プラテンPA,PBから外す。
【0024】なお、上記実施形態では、各4個の磁石ユ
ニット2A,2Bを全て同時に着磁したが、金型MA,
MBのサイズや重量などの諸条件に合わせて、各1個以
上の磁石ユニット2A,2Bを選択的に着磁できるよう
にするのが好ましい。
【0025】また、図7に示すように、金型固定装置1
00を固定プラテンPAおよび可動プラテンPBに埋設
せず、通常の固定プラテンPA’および可動プラテンP
B’にボルト止めするようにしてもよい。この場合、前
記コネクタ3A,3Bおよび状態表示器7A,7Bは、
ベース1A,1Bの側面に設ける(図示省略)。このよ
うにすれば、既存の射出成形機,ブロー成形機などに後
付けできる。
【0026】図8は、本発明の他の実施形態の金型固定
装置200の斜視図である。この金型固定装置200
は、金型MAの中子取付部分MAnに磁石ユニット2A
を設置すると共に、コネクタ3Aおよび状態表示器7A
を金型MAに設置したものである。操作盤4および電源
5は、第1実施形態と同様の構成である。作業者は、金
型MAの中子取付部分MAnに中子Nを位置決めし、着
磁の操作を行って磁石ユニット2Aを永久磁石化し、磁
力により中子Nを固定する。この後、ケーブル47Aを
外し、成形の作業を行う。中子Nを外すときは、ケーブ
ル47Aを接続し、脱磁の操作を行って磁石ユニット2
Aの磁力を失わせ、中子Nを取り外す。
【0027】
【発明の効果】本発明の金型固定装置によれば、次の効
果が得られる。 (1)金型(MA,MB)または中子(N)を一旦固定し
た後は磁石手段(2A,2B)のコイル(24A,24
B)に通電する必要がなくなるので、電力消費が少なく
てすむ。また、成形機と同時には負荷にならないので、
大容量の電源が必要なくなる。また、着磁時および脱磁
時以外は電源ケーブル(47A,47B)を外してもよ
いため、電源ケーブル(47A,47B)が成形時の作
業の邪魔にならない。また、電源ケーブル(47A,4
7B)が切れても金型(MA,MB)または中子(N)
は固定されているため、成形作業を行なうことができ
る。また、コイル(24A,24B)に通電して硬磁性
体(21A,21B)を脱磁し磁力を失わせて金型(M
A,MB)または中子(N)を外すので、漏洩磁束によ
り周囲の硬磁性体が磁化されていても同時に脱磁されて
しまい、金型(MA,MB)または中子(N)を外した
ときにこれらに鉄粉などが吸着されることがない。
【0028】(2)コイル(24A,24B)にパルス状
に励磁電流を繰り返し与えて着磁あるいは脱磁を行うこ
とにより、確実に着磁あるいは脱磁を行えるようにな
る。
【0029】(3)複数の磁石手段(2A,2B)を配設
し、そのうちのいくつかを選択的に着磁あるいは脱磁す
れば、金型(MA,MB)の形状,重量などに応じて必
要な磁石手段(2A,2B)のみを使用し、不必要な磁
石手段(2A,2B)は使用しないため、無駄な電力消
費がなくなる。また、鉄粉などの付着も防止できる。
【0030】(4)プラテン(PA,PB)または金型
(MA,MB)に状態表示手段(7A,7B)を設けれ
ば、硬磁性体(21A,21B)が着磁状態かまたは脱
磁状態かを直接的に視認できるため、安心して作業する
ことができる。
【0031】(5)プラテン(PA,PB)と金型(M
A,MB)の隙間が所定値以上のときに異常を報知する
ようにすれば、鉄粉などが付着して金型(MA,MB)
とプラテン(PA,PB)の間に隙間が空いていること
を知らずに作業を進めることが防止されるので、安全に
作業することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の金型固定装置を示す斜視
図である。
【図2】図1の金型固定装置の断面説明図である
【図3】図1の磁石ユニットの分解斜視図である。
【図4】図1の操作盤の回路図である。
【図5】着磁時の電圧波形および電流波形を示すグラフ
図である。
【図6】脱磁時の電圧波形および電流波形を示すグラフ
図である。
【図7】本発明の変形実施形態の金型固定装置を示す斜
視図である。
【図8】本発明の他の実施形態の金型固定装置を示す斜
視図である。
【符号の説明】
100,200 金型固定装置 1A,1B ベース 2A,2B 磁石ユニット(磁石手段) 3A,3B コネクタ 4 操作盤(着磁あるいは脱磁手段) 5 電源 6A,6B 近接センサ 7A,7B 状態表示器 8 クランプ 11 磁石ユニット取付部 12 隙間 13 充填剤 14 カバー 21 硬磁性体 22 固定板 24 コイル 42 着磁開始ボタン 43 脱磁開始ボタン 48 CPU 47A,47B ケーブル PA 固定プラテン PB 可動プラテン V タイバー MA,MB 金型 MAp,MBp アダプタープレート T トグル装置 R ガイドローラ EH エジェクタロッド用穴

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラテン(PA,PB)の金型取付面に
    金型(MA,MB)を固定するための金型固定装置にお
    いて、 硬磁性体(21A,21B)の周囲にコイル(24A,
    24B)を巻回した構造を有し且つプラテン(PA,P
    B)の金型取付面または金型(MA,MB)のアダプタ
    ープレート(MAp,MBp)または金型(MA)の中
    子取付部分(MAn)に設置される磁石手段(2A,2
    B)と、前記コイル(24A,24B)に通電して前記
    硬磁性体(21A,21B)を着磁し永久磁石とすると
    共に前記コイル(24A,24B)に通電して前記硬磁
    性体(21A,21B)を脱磁して磁力を失わせる着磁
    あるいは脱磁手段(4)とを具備したことを特徴とする
    金型固定装置(100,200)。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の金型固定装置(10
    0,200)において、前記着磁あるいは脱磁手段
    (4)は、極性が同一の複数のパルス電流を前記コイル
    (24A,24B)に印加して前記硬磁性体(21A,
    21B)を着磁し、極性が交互に反転し振幅が徐々に小
    さくなる複数のパルス電流を前記コイル(24A,24
    B)に印加して前記硬磁性体(21A,21B)を脱磁
    することを特徴とする金型固定装置(100,20
    0)。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の金型固
    定装置(100,200)において、前記磁石手段(2
    A,2B)を複数配設し、そのうちの1以上の磁石手段
    (2A,2B)を選択的に前記着磁あるいは脱磁手段
    (4)により着磁脱磁可能にしたことを特徴とする金型
    固定装置(100,200)。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の金型固定装置(100,200)において、プラテン
    (PA,PB)または金型(MA,MB)に、前記硬磁
    性体(21A,21B)が着磁状態かまたは脱磁状態か
    を表示する状態表示手段(7A,7B)を設けたことを
    特徴とする金型固定装置(100,200)。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    の金型固定装置(100,200)において、プラテン
    (PA,PB)と金型(MA,MB)との隙間を検知す
    る隙間センサ手段(6A,6B)と、前記隙間が所定値
    以上のときに異常を報知する異常報知手段(44,4
    5)とを設けたことを特徴とする金型固定装置(10
    0,200)。
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