JPH09175228A - 樹脂製インストルメントパネルの側部構造及び本体に対する蓋部材の係合構造 - Google Patents
樹脂製インストルメントパネルの側部構造及び本体に対する蓋部材の係合構造Info
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- JPH09175228A JPH09175228A JP7336617A JP33661795A JPH09175228A JP H09175228 A JPH09175228 A JP H09175228A JP 7336617 A JP7336617 A JP 7336617A JP 33661795 A JP33661795 A JP 33661795A JP H09175228 A JPH09175228 A JP H09175228A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】インストルメントパネル本体2の側面の作業用
開口6を塞ぐにあたり、インストルメントパネル本体2
の強度を向上させながら部品点数の削減を図る。 【解決手段】インストルメントパネル本体2の側壁5
に、該側壁前端部の上部と下部とを結んで上下方向に延
び且つ該インストルメントパネル本体2と一体に形成さ
れた架橋8を一体に設けることにより、該架橋8によっ
て前縁が閉じられた孔状の作業用開口6を形成する。架
橋8に作業用開口6を塞ぐ蓋部材7を薄肉ヒンジ9を介
して一体に連ねる。インストルメントパネル本体2の作
業用開口6の周縁部と蓋部材7の裏面とに、該蓋部材7
を閉状態に保持するための互いに着脱可能な係合手段を
設ける。
開口6を塞ぐにあたり、インストルメントパネル本体2
の強度を向上させながら部品点数の削減を図る。 【解決手段】インストルメントパネル本体2の側壁5
に、該側壁前端部の上部と下部とを結んで上下方向に延
び且つ該インストルメントパネル本体2と一体に形成さ
れた架橋8を一体に設けることにより、該架橋8によっ
て前縁が閉じられた孔状の作業用開口6を形成する。架
橋8に作業用開口6を塞ぐ蓋部材7を薄肉ヒンジ9を介
して一体に連ねる。インストルメントパネル本体2の作
業用開口6の周縁部と蓋部材7の裏面とに、該蓋部材7
を閉状態に保持するための互いに着脱可能な係合手段を
設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂製インストル
メントパネルの側部構造及び本体に対する蓋部材の係合
構造に関する。
メントパネルの側部構造及び本体に対する蓋部材の係合
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のインストルメントパネル本体の
側面には、該インストルメントパネル本体を車体に取り
付けるための作業用開口を開設することがある。この作
業用開口は、自動車のドアを開放した際に外から見えな
いようにするために蓋部材によって塞ぐようにされてい
る。例えば、実開昭59−83636号公報には、イン
ストルメントパネル本体の側面を全面的に開放して作業
用開口とし、該作業用開口を塞ぐ蓋部材を車体のピラー
に固定したものが記載されている。また、実開昭63−
72125号公報には、自動車のインストルメントパネ
ル本体の側端部と車体ピラーとの間を塞ぐサイドカバー
についての記載がある。このサイドカバーは作業用開口
を塞ぐものではないが、上記インストルメントパネル本
体とは別に成形され、該インストルメントパネル本体の
側端部に対して着脱自在になされている。
側面には、該インストルメントパネル本体を車体に取り
付けるための作業用開口を開設することがある。この作
業用開口は、自動車のドアを開放した際に外から見えな
いようにするために蓋部材によって塞ぐようにされてい
る。例えば、実開昭59−83636号公報には、イン
ストルメントパネル本体の側面を全面的に開放して作業
用開口とし、該作業用開口を塞ぐ蓋部材を車体のピラー
に固定したものが記載されている。また、実開昭63−
72125号公報には、自動車のインストルメントパネ
ル本体の側端部と車体ピラーとの間を塞ぐサイドカバー
についての記載がある。このサイドカバーは作業用開口
を塞ぐものではないが、上記インストルメントパネル本
体とは別に成形され、該インストルメントパネル本体の
側端部に対して着脱自在になされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記作業用開
口を塞ぐ蓋部材をインストルメントパネル本体と別体に
設けた場合には、部品点数が多くなる。また、インスト
ルメントパネル本体の側面に側壁を設けずに該側面を全
面的に開放して作業用開口を形成した場合や、側壁を設
けても作業用開口を車体前方に開口した切欠き形状のも
のにした場合には、そのことによってインストルメント
パネル本体の強度が低下し、インストルメントパネル本
体を肉厚の増加その他の手段によって別途補強すること
が必要になってくることがある。
口を塞ぐ蓋部材をインストルメントパネル本体と別体に
設けた場合には、部品点数が多くなる。また、インスト
ルメントパネル本体の側面に側壁を設けずに該側面を全
面的に開放して作業用開口を形成した場合や、側壁を設
けても作業用開口を車体前方に開口した切欠き形状のも
のにした場合には、そのことによってインストルメント
パネル本体の強度が低下し、インストルメントパネル本
体を肉厚の増加その他の手段によって別途補強すること
が必要になってくることがある。
【0004】また、上記インストルメントパネルの蓋部
材に限らず、一般に、本体部材の開口を蓋部材によって
塞いだ場合、今度は該蓋部材を簡単に開放することがで
きなくなることがある。
材に限らず、一般に、本体部材の開口を蓋部材によって
塞いだ場合、今度は該蓋部材を簡単に開放することがで
きなくなることがある。
【0005】すなわち、一般に蓋部材には開閉用の取手
が設けられることが多いが、そのような取手が設けられ
ないものもある。例えば、上記インストルメントパネル
の蓋部材の場合は、インストルメントパネル本体の使用
済みの作業用開口を塞ぐためのものであって、開閉する
ことを常とはしないため、見栄え等を考慮して取手その
他の開閉手段は設けられないのが普通である。また、蓋
部材が目立つことをさけるために、該蓋部材の外面と本
体の外面との間に段差を生じないように、さらには蓋部
材の外縁と本体との間に大きな隙間を生じないようにも
される。
が設けられることが多いが、そのような取手が設けられ
ないものもある。例えば、上記インストルメントパネル
の蓋部材の場合は、インストルメントパネル本体の使用
済みの作業用開口を塞ぐためのものであって、開閉する
ことを常とはしないため、見栄え等を考慮して取手その
他の開閉手段は設けられないのが普通である。また、蓋
部材が目立つことをさけるために、該蓋部材の外面と本
体の外面との間に段差を生じないように、さらには蓋部
材の外縁と本体との間に大きな隙間を生じないようにも
される。
【0006】また、一般の蓋部材であっても、本体と蓋
部材との関係での見栄えの向上等の観点から、蓋部材を
常には開閉しない場合には取手を省略したり、上記段差
や隙間を少なくすることがなされる。
部材との関係での見栄えの向上等の観点から、蓋部材を
常には開閉しない場合には取手を省略したり、上記段差
や隙間を少なくすることがなされる。
【0007】しかし、このような蓋部材であっても、必
要に応じてこれを開放することができるようにする必要
があり、上記インストルメントパネルの蓋部材にあって
は、自動車の点検・整備の際にその必要を生ずる。その
場合には、当該蓋部材を開放することが難しくなり、開
放のための孔等を別途設けることを余儀なくされ、見栄
え向上という本来の目的に反することになる。
要に応じてこれを開放することができるようにする必要
があり、上記インストルメントパネルの蓋部材にあって
は、自動車の点検・整備の際にその必要を生ずる。その
場合には、当該蓋部材を開放することが難しくなり、開
放のための孔等を別途設けることを余儀なくされ、見栄
え向上という本来の目的に反することになる。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者は、上
記インストルメントパネルの部品点数の増加及び強度低
下の問題に対して、上記蓋部材をインストルメントパネ
ル本体側に薄肉ヒンジを介して予め連接しておくことに
より、また、該薄肉ヒンジを設ける本体部分を強度向上
に寄与する構造とすることにより、これらを解決するよ
うにしたものである。
記インストルメントパネルの部品点数の増加及び強度低
下の問題に対して、上記蓋部材をインストルメントパネ
ル本体側に薄肉ヒンジを介して予め連接しておくことに
より、また、該薄肉ヒンジを設ける本体部分を強度向上
に寄与する構造とすることにより、これらを解決するよ
うにしたものである。
【0009】また、本発明者は、一旦閉じられた蓋部材
の開放が難しくなる、という問題に対しては、本体と蓋
部材との係合部分に、開放のための手段を別途付設して
おくことにより、これを解決するようにしたものであ
る。以下、本発明の内容を具体的に説明する。
の開放が難しくなる、という問題に対しては、本体と蓋
部材との係合部分に、開放のための手段を別途付設して
おくことにより、これを解決するようにしたものであ
る。以下、本発明の内容を具体的に説明する。
【0010】<請求項1に係る発明>この発明は、自動
車のインストルメントパネル本体の側壁に該インストル
メントパネル本体を車体に取り付けるための作業用開口
が開設されていて、該作業用開口を蓋部材によって塞ぐ
ようにした樹脂製インストルメントパネルの側部構造に
おいて、上記作業用開口が、上記インストルメントパネ
ル本体の側壁の前端部の上部と下部とを結んで上下方向
に延び且つ該インストルメントパネル本体と一体に形成
された架橋によって前縁が閉じられた孔状に形成されて
いるとともに、該架橋に上記蓋部材が薄肉ヒンジ(肉厚
を薄くしてヒンジ機能を持たせたもの)を介して一体に
形成されていて、上記インストルメントパネル本体にお
ける上記作業用開口の周縁部の上記架橋を除く部分と上
記蓋部材の裏面とに、該蓋部材を閉状態に保持するため
の互いに着脱可能な係合手段が設けられていることを特
徴とする。
車のインストルメントパネル本体の側壁に該インストル
メントパネル本体を車体に取り付けるための作業用開口
が開設されていて、該作業用開口を蓋部材によって塞ぐ
ようにした樹脂製インストルメントパネルの側部構造に
おいて、上記作業用開口が、上記インストルメントパネ
ル本体の側壁の前端部の上部と下部とを結んで上下方向
に延び且つ該インストルメントパネル本体と一体に形成
された架橋によって前縁が閉じられた孔状に形成されて
いるとともに、該架橋に上記蓋部材が薄肉ヒンジ(肉厚
を薄くしてヒンジ機能を持たせたもの)を介して一体に
形成されていて、上記インストルメントパネル本体にお
ける上記作業用開口の周縁部の上記架橋を除く部分と上
記蓋部材の裏面とに、該蓋部材を閉状態に保持するため
の互いに着脱可能な係合手段が設けられていることを特
徴とする。
【0011】当該発明の場合、インストルメントパネル
本体と蓋部材とが薄肉ヒンジを介して一体に連なってい
るから、部品点数が少なくなる。また、蓋部材を成形す
るための専用の金型を別途設ける必要もなくなるととも
に、該蓋部材を車体やインストルメントパネル本体に取
り付ける必要がなくなって組付工数が少なくなる。しか
も、上記薄肉ヒンジを設けるための架橋が、上記作業用
開口の前縁を形成するように上記インストルメントパネ
ル本体の側壁の前端部の上部と下部とを結んで上下方向
に延びているから、該作業用開口の変形防止ひいてはイ
ンストルメントパネル本体の強度向上に寄与することに
なる。
本体と蓋部材とが薄肉ヒンジを介して一体に連なってい
るから、部品点数が少なくなる。また、蓋部材を成形す
るための専用の金型を別途設ける必要もなくなるととも
に、該蓋部材を車体やインストルメントパネル本体に取
り付ける必要がなくなって組付工数が少なくなる。しか
も、上記薄肉ヒンジを設けるための架橋が、上記作業用
開口の前縁を形成するように上記インストルメントパネ
ル本体の側壁の前端部の上部と下部とを結んで上下方向
に延びているから、該作業用開口の変形防止ひいてはイ
ンストルメントパネル本体の強度向上に寄与することに
なる。
【0012】<請求項2に係る発明>この発明は、開口
を有する本体と該本体の開口を塞ぐ蓋部材とよりなり、
上記本体の開口の周縁部に、上記蓋部材を閉状態に保持
するための一又は二以上の係止孔が形成され、上記蓋部
材の裏面には、上記係止孔より本体内部に嵌入する係合
突起が設けられ、上記係止孔の周縁の上記開口から遠い
外側の部位の一部には上記係合突起を係合させる係止部
が形成されている一方、上記係合突起には上記係止部に
本体内側から当接して当該蓋部材の開放を阻止する外方
へ膨出した係合部が形成されていて、上記係合突起を内
方へ撓ませながら上記係止孔から上記本体内部に嵌入さ
せるようにした本体に対する蓋部材の係合構造であっ
て、上記本体の係止孔周縁の上記係止部に隣接する部位
には、上記蓋部材が閉状態にあるときの該蓋部材の外縁
よりも外側にはみ出すような切欠きが形成され、上記係
合突起の係合部に隣接する部位には、上記切欠きより本
体内部に嵌入して該切欠きの上記蓋部材の外縁より外側
にはみ出した部分に臨むように、上記係合部よりも外方
へ膨出した脱係用膨出部が形成されていて、上記係合突
起は、上記切欠きの上記蓋部材の外縁より外側にはみ出
した部分から上記脱係用膨出部に力が加えられた際に上
記係合部と係止部との係合が外れるように内方へ撓むこ
とを特徴する。
を有する本体と該本体の開口を塞ぐ蓋部材とよりなり、
上記本体の開口の周縁部に、上記蓋部材を閉状態に保持
するための一又は二以上の係止孔が形成され、上記蓋部
材の裏面には、上記係止孔より本体内部に嵌入する係合
突起が設けられ、上記係止孔の周縁の上記開口から遠い
外側の部位の一部には上記係合突起を係合させる係止部
が形成されている一方、上記係合突起には上記係止部に
本体内側から当接して当該蓋部材の開放を阻止する外方
へ膨出した係合部が形成されていて、上記係合突起を内
方へ撓ませながら上記係止孔から上記本体内部に嵌入さ
せるようにした本体に対する蓋部材の係合構造であっ
て、上記本体の係止孔周縁の上記係止部に隣接する部位
には、上記蓋部材が閉状態にあるときの該蓋部材の外縁
よりも外側にはみ出すような切欠きが形成され、上記係
合突起の係合部に隣接する部位には、上記切欠きより本
体内部に嵌入して該切欠きの上記蓋部材の外縁より外側
にはみ出した部分に臨むように、上記係合部よりも外方
へ膨出した脱係用膨出部が形成されていて、上記係合突
起は、上記切欠きの上記蓋部材の外縁より外側にはみ出
した部分から上記脱係用膨出部に力が加えられた際に上
記係合部と係止部との係合が外れるように内方へ撓むこ
とを特徴する。
【0013】当該発明においては、本体の開口を蓋部材
によって塞ぐ場合には、該蓋部材の係合突起を内方へ撓
ませながら本体の係止孔より該本体内部に嵌入する。こ
れにより、係合突起の係合部が係止孔の係止部に本体内
側から当接する位置関係になって、蓋部材の開放が阻止
される。
によって塞ぐ場合には、該蓋部材の係合突起を内方へ撓
ませながら本体の係止孔より該本体内部に嵌入する。こ
れにより、係合突起の係合部が係止孔の係止部に本体内
側から当接する位置関係になって、蓋部材の開放が阻止
される。
【0014】上記蓋部材を開放する場合には、本体の係
止孔に形成された切欠きの蓋部材の外縁より外側にはみ
出した部分より、小さなドライバーその他のピン状のも
のを本体内部に差し込む。そして、該ピン状のものを係
合突起の脱係用膨出部に当てて内方へ押すと、該係合突
起が撓んで該係合突起の係合部と係止孔の係止部との係
合が外れ、当該蓋部材を開放することができるようにな
る。
止孔に形成された切欠きの蓋部材の外縁より外側にはみ
出した部分より、小さなドライバーその他のピン状のも
のを本体内部に差し込む。そして、該ピン状のものを係
合突起の脱係用膨出部に当てて内方へ押すと、該係合突
起が撓んで該係合突起の係合部と係止孔の係止部との係
合が外れ、当該蓋部材を開放することができるようにな
る。
【0015】しかして、当該発明の場合、上記切欠きの
蓋部材外縁からのはみ出し量は上記ピン状のものを挿入
することができる程度のわずかなものでよく、そのこと
によって、当該本体と蓋部材との関係での見栄えを実質
的に損なうことはない、ということができる。
蓋部材外縁からのはみ出し量は上記ピン状のものを挿入
することができる程度のわずかなものでよく、そのこと
によって、当該本体と蓋部材との関係での見栄えを実質
的に損なうことはない、ということができる。
【0016】<請求項3に係る発明>この発明は、上記
請求項2に記載されている本体に対する蓋部材の係合構
造において、上記本体の開口の周縁部が、上記蓋部材が
閉状態にあるときの該蓋部材の外面が該本体の外面と面
一になるように、該本体の外面より段下げされていて、
該段下げ部の外縁と上記蓋部材の外縁との間に微小の隙
間が形成されており、上記切欠きが上記段下げ部の外縁
と蓋部材の外縁との隙間に覗いていることを特徴とす
る。
請求項2に記載されている本体に対する蓋部材の係合構
造において、上記本体の開口の周縁部が、上記蓋部材が
閉状態にあるときの該蓋部材の外面が該本体の外面と面
一になるように、該本体の外面より段下げされていて、
該段下げ部の外縁と上記蓋部材の外縁との間に微小の隙
間が形成されており、上記切欠きが上記段下げ部の外縁
と蓋部材の外縁との隙間に覗いていることを特徴とす
る。
【0017】当該発明においては、本体の開口の周縁部
が段下げされて該本体の外面と蓋部材の外面とが面一に
なっているとともに、該段下げ部の外縁と蓋部材の外縁
との間には微小隙間しか形成されていないため、蓋部材
自体に手を掛けて該蓋部材を強制的に開けることが難し
くなっている。しかし、このような構造においても、請
求項2に記載されている切欠きが上記隙間に覗いている
から、該隙間からピン状のものを挿入し切欠きのはみ出
し部分を介して本体内部に差し込むことにより、係合突
起を撓ませて該係合突起と係止孔との係合を解除し蓋部
材を開けることができるようになる。
が段下げされて該本体の外面と蓋部材の外面とが面一に
なっているとともに、該段下げ部の外縁と蓋部材の外縁
との間には微小隙間しか形成されていないため、蓋部材
自体に手を掛けて該蓋部材を強制的に開けることが難し
くなっている。しかし、このような構造においても、請
求項2に記載されている切欠きが上記隙間に覗いている
から、該隙間からピン状のものを挿入し切欠きのはみ出
し部分を介して本体内部に差し込むことにより、係合突
起を撓ませて該係合突起と係止孔との係合を解除し蓋部
材を開けることができるようになる。
【0018】<請求項4に係る発明>この発明は、上記
請求項1に記載されている樹脂製インストルメントパネ
ルの側部構造において、上記インストルメントパネル本
体の作業用開口の周縁部は、上記蓋部材が閉状態にある
ときの該蓋部材の外面が該インストルメントパネル本体
の側壁外面と面一になるように、該インストルメントパ
ネル本体の外面より段下げされていて、該段下げ部の外
縁と上記蓋部材の外縁との間に微小の隙間が形成されて
おり、上記係合手段が、上記インストルメントパネル本
体の作業用開口の周縁部に形成され上記蓋部材を閉状態
に保持するための一又は二以上の係止孔と、上記蓋部材
の裏面に形成され上記係止孔より本体内部に嵌入する係
合突起とによって構成され、上記係止孔の周縁の上記開
口から遠い外側の部位の一部には、上記係合突起を係合
させる係止部が形成され、上記係止孔周縁の係止部に隣
接する部位には、上記蓋部材が閉状態にあるときに上記
隙間から覗く切欠きが形成され、上記係合突起には、上
記係止部に本体内側から当接して当該蓋部材の開放を阻
止する外方へ膨出した係合部が形成され、上記係合突起
の上記係合部に隣接する部位には、上記切欠きよりイン
ストルメントパネル本体内部に嵌入して該切欠きの上記
隙間から覗く部分に臨むように、上記係合部よりも外方
へ膨出した脱係用膨出部が形成されていて、上記係合突
起は、内方へ撓みながら上記係止孔から上記インストル
メントパネル本体内部に嵌入するとともに、上記切欠き
の上記隙間から覗く部分より上記脱係用膨出部に力が加
えられた際に上記係合部と係止部との係合が外れるよう
に内方へ撓むことを特徴とする。
請求項1に記載されている樹脂製インストルメントパネ
ルの側部構造において、上記インストルメントパネル本
体の作業用開口の周縁部は、上記蓋部材が閉状態にある
ときの該蓋部材の外面が該インストルメントパネル本体
の側壁外面と面一になるように、該インストルメントパ
ネル本体の外面より段下げされていて、該段下げ部の外
縁と上記蓋部材の外縁との間に微小の隙間が形成されて
おり、上記係合手段が、上記インストルメントパネル本
体の作業用開口の周縁部に形成され上記蓋部材を閉状態
に保持するための一又は二以上の係止孔と、上記蓋部材
の裏面に形成され上記係止孔より本体内部に嵌入する係
合突起とによって構成され、上記係止孔の周縁の上記開
口から遠い外側の部位の一部には、上記係合突起を係合
させる係止部が形成され、上記係止孔周縁の係止部に隣
接する部位には、上記蓋部材が閉状態にあるときに上記
隙間から覗く切欠きが形成され、上記係合突起には、上
記係止部に本体内側から当接して当該蓋部材の開放を阻
止する外方へ膨出した係合部が形成され、上記係合突起
の上記係合部に隣接する部位には、上記切欠きよりイン
ストルメントパネル本体内部に嵌入して該切欠きの上記
隙間から覗く部分に臨むように、上記係合部よりも外方
へ膨出した脱係用膨出部が形成されていて、上記係合突
起は、内方へ撓みながら上記係止孔から上記インストル
メントパネル本体内部に嵌入するとともに、上記切欠き
の上記隙間から覗く部分より上記脱係用膨出部に力が加
えられた際に上記係合部と係止部との係合が外れるよう
に内方へ撓むことを特徴とする。
【0019】当該発明は、上記請求項3に係る発明を上
記請求項1に係る樹脂製インストルメントパネルの側部
構造に適用してなるものであり、インストルメントパネ
ル本体の外面と蓋部材の外面とを面一にし且つ該インス
トルメントパネル本体の段下げ部の外縁と蓋部材の外縁
との間の隙間を小さくして当該蓋部材を目立たないよう
にしながら、該蓋部材をピン状のものによって簡単に開
けることができるようになる。
記請求項1に係る樹脂製インストルメントパネルの側部
構造に適用してなるものであり、インストルメントパネ
ル本体の外面と蓋部材の外面とを面一にし且つ該インス
トルメントパネル本体の段下げ部の外縁と蓋部材の外縁
との間の隙間を小さくして当該蓋部材を目立たないよう
にしながら、該蓋部材をピン状のものによって簡単に開
けることができるようになる。
【0020】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、インスト
ルメントパネル本体の側壁に、該側壁前端部の上部と下
部とを結んで作業用開口の前縁を形成する上下方向の架
橋を一体に形成するとともに、該架橋に上記作業用開口
を塞ぐ蓋部材を薄肉ヒンジを介して一体に形成したか
ら、上記架橋によってインストルメントパネル本体の強
度向上を図りながら、インストルメントパネルの部品点
数を少なくすることができ、その製作工数の削減及び組
付工数の削減によってコストの低減を図ることができ
る。
ルメントパネル本体の側壁に、該側壁前端部の上部と下
部とを結んで作業用開口の前縁を形成する上下方向の架
橋を一体に形成するとともに、該架橋に上記作業用開口
を塞ぐ蓋部材を薄肉ヒンジを介して一体に形成したか
ら、上記架橋によってインストルメントパネル本体の強
度向上を図りながら、インストルメントパネルの部品点
数を少なくすることができ、その製作工数の削減及び組
付工数の削減によってコストの低減を図ることができ
る。
【0021】請求項2に係る発明によれば、本体の係止
孔の周縁に、蓋部材の係合突起の係合部を係合させる係
止部と切欠きとを隣接させて形成する一方、蓋部材の係
合突起には上記係合部と脱係用膨出部とを隣接させて形
成し、上記切欠きを上記蓋部材の外縁よりも外側にはみ
出させたから、該切欠きのはみ出した部分からピン状の
ものを本体内部に差し込んで係合突起の脱係用膨出部を
内方へ押すことによって、該係合突起を撓ませて係止部
との係合を外すことができ、蓋部材に取手や孔等を設け
ずその見栄えの向上を図りながら、該蓋部材を簡単に開
放することができるようになる。
孔の周縁に、蓋部材の係合突起の係合部を係合させる係
止部と切欠きとを隣接させて形成する一方、蓋部材の係
合突起には上記係合部と脱係用膨出部とを隣接させて形
成し、上記切欠きを上記蓋部材の外縁よりも外側にはみ
出させたから、該切欠きのはみ出した部分からピン状の
ものを本体内部に差し込んで係合突起の脱係用膨出部を
内方へ押すことによって、該係合突起を撓ませて係止部
との係合を外すことができ、蓋部材に取手や孔等を設け
ずその見栄えの向上を図りながら、該蓋部材を簡単に開
放することができるようになる。
【0022】請求項3に係る発明によれば、上記請求項
2に記載されている本体に対する蓋部材の係合構造にお
いて、上記本体の開口の周縁部に段下げ部を形成して上
記蓋部材の外面と本体の外面とが面一になるようにする
とともに、該段下げ部の外縁と蓋部材の外縁との間に微
小の隙間を形成するようにし、該隙間に上記切欠きを覗
かせたから、本体と蓋部材との関係で見栄えの向上を図
りながら、蓋部材を簡単に開放することができるように
なる。
2に記載されている本体に対する蓋部材の係合構造にお
いて、上記本体の開口の周縁部に段下げ部を形成して上
記蓋部材の外面と本体の外面とが面一になるようにする
とともに、該段下げ部の外縁と蓋部材の外縁との間に微
小の隙間を形成するようにし、該隙間に上記切欠きを覗
かせたから、本体と蓋部材との関係で見栄えの向上を図
りながら、蓋部材を簡単に開放することができるように
なる。
【0023】請求項4に係る発明によれば、上記請求項
3に係る発明を上記請求項1に係る樹脂製インストルメ
ントパネルの側部構造に適用してなるから、インストル
メントパネルの蓋部材を目立たないようにしながら、該
蓋部材を簡単に開けることができるようになる。
3に係る発明を上記請求項1に係る樹脂製インストルメ
ントパネルの側部構造に適用してなるから、インストル
メントパネルの蓋部材を目立たないようにしながら、該
蓋部材を簡単に開けることができるようになる。
【0024】
<自動車のインストルメントパネルの全体構成>図1に
示す自動車のインストルメントパネル1において、2は
インストルメントパネル本体であり、その運転席に向か
った面に各種の計器類が組み込まれるメーターフード3
が設けられているとともに、該面の中央及び両端、並び
に上面には空調用エアの吹出孔4が形成されている。ま
た、インストルメントパネル本体2の両側の側壁5に
は、該インストルメントパネル本体2を車体に取りける
ための作業用開口6が形成されているとともに、該作業
用開口6を塞ぐ蓋部材7が設けられている。
示す自動車のインストルメントパネル1において、2は
インストルメントパネル本体であり、その運転席に向か
った面に各種の計器類が組み込まれるメーターフード3
が設けられているとともに、該面の中央及び両端、並び
に上面には空調用エアの吹出孔4が形成されている。ま
た、インストルメントパネル本体2の両側の側壁5に
は、該インストルメントパネル本体2を車体に取りける
ための作業用開口6が形成されているとともに、該作業
用開口6を塞ぐ蓋部材7が設けられている。
【0025】上記インストルメントパネル本体2及び蓋
部材7は合成樹脂によって一体に形成されている。
部材7は合成樹脂によって一体に形成されている。
【0026】<インストルメントパネルの側部構造>図
2に示すように、上記作業用開口6は、インストルメン
トパネル本体2の側壁5の前端部の上部と下部とを結ん
で上下方向に延びる架橋8によって前縁が閉じられた孔
状に形成されている。この架橋8はインストルメントパ
ネル本体2と一体に形成されたものであり、該架橋8に
上記蓋部材7が薄肉ヒンジ9を介して連なるように一体
に形成されている。そして、上記蓋部材7をインストル
メントパネル本体2に対して閉状態に保持するために、
該インストルメントパネル本体2の上記作業用開口6の
周縁部には、複数の係止孔11が上記前縁(架橋)を除
く部分に周方向に間隔をおいて形成され、上記蓋部材7
の裏面には、上記係止孔11より本体内部に嵌入する複
数の係合突起12が設けられている。
2に示すように、上記作業用開口6は、インストルメン
トパネル本体2の側壁5の前端部の上部と下部とを結ん
で上下方向に延びる架橋8によって前縁が閉じられた孔
状に形成されている。この架橋8はインストルメントパ
ネル本体2と一体に形成されたものであり、該架橋8に
上記蓋部材7が薄肉ヒンジ9を介して連なるように一体
に形成されている。そして、上記蓋部材7をインストル
メントパネル本体2に対して閉状態に保持するために、
該インストルメントパネル本体2の上記作業用開口6の
周縁部には、複数の係止孔11が上記前縁(架橋)を除
く部分に周方向に間隔をおいて形成され、上記蓋部材7
の裏面には、上記係止孔11より本体内部に嵌入する複
数の係合突起12が設けられている。
【0027】図3に示すように、上記インストルメント
パネル本体2の作業用開口6の周縁部は、上記蓋部材7
を閉状態にしたときに、該蓋部材7の外面とインストル
メントパネル本体2の外面とが面一になるように段下げ
されている。そして、この段下げ部に上記係止孔11が
形成されている。
パネル本体2の作業用開口6の周縁部は、上記蓋部材7
を閉状態にしたときに、該蓋部材7の外面とインストル
メントパネル本体2の外面とが面一になるように段下げ
されている。そして、この段下げ部に上記係止孔11が
形成されている。
【0028】上記係止孔11は、図4に示すように、作
業用開口6の周縁に沿って延びる長孔状に形成されてい
る。該係止孔11の周縁の上記開口から遠い外側の部位
(外周側の部位)の両側部分は上記係合突起12を係合
させるための係止部13,13に形成されている。この
係止孔11の係止部13,13に挾まれた中央部には、
閉状態の蓋部材7の外縁よりも外側にはみ出して段下げ
部の外縁に達する切欠き14が形成されている。
業用開口6の周縁に沿って延びる長孔状に形成されてい
る。該係止孔11の周縁の上記開口から遠い外側の部位
(外周側の部位)の両側部分は上記係合突起12を係合
させるための係止部13,13に形成されている。この
係止孔11の係止部13,13に挾まれた中央部には、
閉状態の蓋部材7の外縁よりも外側にはみ出して段下げ
部の外縁に達する切欠き14が形成されている。
【0029】従って、上記切欠き14のはみ出し部分は
閉状態にあるときの蓋部材7の外縁と段下げ部の外縁と
の間の隙間15に覗いている。
閉状態にあるときの蓋部材7の外縁と段下げ部の外縁と
の間の隙間15に覗いている。
【0030】一方、上記係合突起12には、図5に示す
ように、両側部の外面を外方へ膨出させてなる係合部1
6,16が形成されているとともに、該係合部16,1
6に挾まれた中央部には外面を上記係合部16よりもさ
らに外方へ膨出させてなる脱係用膨出部17が形成され
ている。
ように、両側部の外面を外方へ膨出させてなる係合部1
6,16が形成されているとともに、該係合部16,1
6に挾まれた中央部には外面を上記係合部16よりもさ
らに外方へ膨出させてなる脱係用膨出部17が形成され
ている。
【0031】上記係合部16,16は、図3に示すよう
に、上記係止孔11に嵌入し該係止孔11の係止部1
3,13に対してインストルメントパネル本体2の内側
から当接して蓋部材7の開放を阻止するものである。係
合部16から係合突起12の先端に至る間の外面には、
係合部16の上記嵌入を円滑にするために、先方へいく
に従って内側に傾斜した案内面18が形成されている。
脱係用膨出部17は、上記係合突起12の係合部16,
16と係止孔11の係止部13,13との係合を解除さ
せるためのものであって、上記切欠き14よりインスト
ルメントパネル本体2の内部に嵌入するように形成され
ている。
に、上記係止孔11に嵌入し該係止孔11の係止部1
3,13に対してインストルメントパネル本体2の内側
から当接して蓋部材7の開放を阻止するものである。係
合部16から係合突起12の先端に至る間の外面には、
係合部16の上記嵌入を円滑にするために、先方へいく
に従って内側に傾斜した案内面18が形成されている。
脱係用膨出部17は、上記係合突起12の係合部16,
16と係止孔11の係止部13,13との係合を解除さ
せるためのものであって、上記切欠き14よりインスト
ルメントパネル本体2の内部に嵌入するように形成され
ている。
【0032】<インストルメントパネル本体の車体への
取付>インストルメントパネル本体2の蓋部材7を開状
態にして該インストルメントパネル本体2を車体に対し
て位置決めする。そして、作業用開口6から工具を差し
込んで、図2に示すように捩子部材20によってインス
トルメントパネル本体2を車体に結合する。
取付>インストルメントパネル本体2の蓋部材7を開状
態にして該インストルメントパネル本体2を車体に対し
て位置決めする。そして、作業用開口6から工具を差し
込んで、図2に示すように捩子部材20によってインス
トルメントパネル本体2を車体に結合する。
【0033】<作業用開口の蓋部材による閉塞>上記蓋
部材7を図2に示す状態から閉動していくと、係合突起
12の案内面18,18がインストルメントパネル本体
2の係止孔11の係止部13,13に当たる。そのまま
蓋部材7を押すと、上記係合突起12は、一旦内側に撓
んで係止孔11からインストルメントパネル本体2の内
部に嵌入し、元位置に復帰する。これにより、図3に示
すように、係合突起12の係合部16,16は係止孔1
1の係止部13,13にインストルメントパネル本体2
の内側から当接する位置関係になり、蓋部材7の開放が
阻止される。蓋部材7を閉じたとき、係合突起12の脱
係用膨出部17は係止孔11に連なる切欠き14からイ
ンストルメントパネル本体2の内部に嵌入する。
部材7を図2に示す状態から閉動していくと、係合突起
12の案内面18,18がインストルメントパネル本体
2の係止孔11の係止部13,13に当たる。そのまま
蓋部材7を押すと、上記係合突起12は、一旦内側に撓
んで係止孔11からインストルメントパネル本体2の内
部に嵌入し、元位置に復帰する。これにより、図3に示
すように、係合突起12の係合部16,16は係止孔1
1の係止部13,13にインストルメントパネル本体2
の内側から当接する位置関係になり、蓋部材7の開放が
阻止される。蓋部材7を閉じたとき、係合突起12の脱
係用膨出部17は係止孔11に連なる切欠き14からイ
ンストルメントパネル本体2の内部に嵌入する。
【0034】インストルメントパネル本体2の側壁5の
外面と蓋部材7の外面とは面一になり、蓋部材7の外縁
と段下げ部の外縁との間には微小隙間15が形成された
だけの状態になる。
外面と蓋部材7の外面とは面一になり、蓋部材7の外縁
と段下げ部の外縁との間には微小隙間15が形成された
だけの状態になる。
【0035】<作業用開口の開放>図3に示すように、
ピン状物19を上記蓋部材7の外縁と段下げ部の外縁と
の隙間15から挿入し、該隙間15に覗いている切欠き
14からインストルメントパネル本体2の内部に差し込
む。そして、ピン状物19を係合突起12の脱係用膨出
部17に当て内側へ押しながら引き上げると、該係合突
起12が内側へ撓んでその係合部16,16と係止孔1
1の係止部13,13との係合が解除され、蓋部材7が
開くことになる。
ピン状物19を上記蓋部材7の外縁と段下げ部の外縁と
の隙間15から挿入し、該隙間15に覗いている切欠き
14からインストルメントパネル本体2の内部に差し込
む。そして、ピン状物19を係合突起12の脱係用膨出
部17に当て内側へ押しながら引き上げると、該係合突
起12が内側へ撓んでその係合部16,16と係止孔1
1の係止部13,13との係合が解除され、蓋部材7が
開くことになる。
【0036】<蓋部材の他の例>図6には他の蓋部材2
1が示されている。この蓋部材21は、先の実施形態と
同様にインストルメントパネル本体2の架橋8に薄肉ヒ
ンジ9を介して一体に連なっているが、インストルメン
トパネル本体2に対する係合手段が異なる。
1が示されている。この蓋部材21は、先の実施形態と
同様にインストルメントパネル本体2の架橋8に薄肉ヒ
ンジ9を介して一体に連なっているが、インストルメン
トパネル本体2に対する係合手段が異なる。
【0037】すなわち、インストルメントパネル本体2
の作業用開口6の周縁部に形成された係止孔22は先の
実施形態のような切欠きを備えないものであり、該係止
孔22の周縁のうち内周側(作業用開口6に近い側)の
部分が係止部に形成されている。一方、蓋部材21の係
合突起23には中間部に内側へ膨出してなる係合部24
が形成されているとともに、該係合部24より先方に至
る傾斜案内面25が形成されている。
の作業用開口6の周縁部に形成された係止孔22は先の
実施形態のような切欠きを備えないものであり、該係止
孔22の周縁のうち内周側(作業用開口6に近い側)の
部分が係止部に形成されている。一方、蓋部材21の係
合突起23には中間部に内側へ膨出してなる係合部24
が形成されているとともに、該係合部24より先方に至
る傾斜案内面25が形成されている。
【0038】従って、蓋部材21を閉じていくと、上記
係合突起23の傾斜案内面25が係止孔22の縁に当接
し、そのまま押すと係合突起23が外側へ撓みながら係
止孔22よりインストルメントパネル本体2の内部に嵌
入し、係合突起23の係合部24が係止孔22の縁に係
合し蓋部材21は閉状態に保持される。当該実施形態の
場合には、上記蓋部材21に、その開放を容易にするた
めの手段を別途設けることが好適となる。
係合突起23の傾斜案内面25が係止孔22の縁に当接
し、そのまま押すと係合突起23が外側へ撓みながら係
止孔22よりインストルメントパネル本体2の内部に嵌
入し、係合突起23の係合部24が係止孔22の縁に係
合し蓋部材21は閉状態に保持される。当該実施形態の
場合には、上記蓋部材21に、その開放を容易にするた
めの手段を別途設けることが好適となる。
【0039】<その他>なお、上記各実施形態では、蓋
部材を係止孔と係合突起との係合によって閉状態に保持
するようにしたが、他の係合手段、例えば、いわゆるマ
ジックテープ等を用いて蓋部材を閉状態に保持するよう
にしてもよい。
部材を係止孔と係合突起との係合によって閉状態に保持
するようにしたが、他の係合手段、例えば、いわゆるマ
ジックテープ等を用いて蓋部材を閉状態に保持するよう
にしてもよい。
【図1】自動車のインストルメントパネルを示す斜視図
【図2】インストルメントパネルの側部構造を示す斜視
図
図
【図3】インストルメントパネルの側部構造を示す断面
図
図
【図4】インストルメントパネル本体の係止孔を示す正
面図
面図
【図5】蓋部材の係合突起を示す斜視図
【図6】インストルメントパネルの側部構造の他の例を
示す断面図
示す断面図
1 インストルメントパネル 2 インストルメントパネル本体 3 メーターフード 5 側壁 6 作業用開口 7,21 蓋部材 8 架橋 9 薄肉ヒンジ 11,22 係止孔 12,23 係合突起 13 係止部 14 切欠き 15 隙間 16,24 係合部 17 脱係用膨出部 18,25 傾斜案内面 19 ピン状物
Claims (4)
- 【請求項1】 自動車のインストルメントパネル本体の
側壁に該インストルメントパネル本体を車体に取り付け
るための作業用開口が開設されていて、該作業用開口を
蓋部材によって塞ぐようにした樹脂製インストルメント
パネルの側部構造において、 上記作業用開口が、上記インストルメントパネル本体の
側壁の前端部の上部と下部とを結んで上下方向に延び且
つ該インストルメントパネル本体と一体に形成された架
橋によって前縁が閉じられた孔状に形成されているとと
もに、該架橋に上記蓋部材が薄肉ヒンジを介して一体に
形成されていて、 上記インストルメントパネル本体における上記作業用開
口の周縁部の上記架橋を除く部分と上記蓋部材の裏面と
に、該蓋部材を閉状態に保持するための互いに着脱可能
な係合手段が設けられていることを特徴とする樹脂製イ
ンストルメントパネルの側部構造。 - 【請求項2】 開口を有する本体と該本体の開口を塞ぐ
蓋部材とよりなり、 上記本体の開口の周縁部に、上記蓋部材を閉状態に保持
するための一又は二以上の係止孔が形成され、 上記蓋部材の裏面には、上記係止孔より本体内部に嵌入
する係合突起が設けられ、 上記係止孔の周縁の上記開口から遠い外側の部位の一部
には上記係合突起を係合させる係止部が形成されている
一方、 上記係合突起には上記係止部に本体内側から当接して当
該蓋部材の開放を阻止する外方へ膨出した係合部が形成
されていて、 上記係合突起を内方へ撓ませながら上記係止孔から上記
本体内部に嵌入させるようにした本体に対する蓋部材の
係合構造であって、 上記本体の係止孔周縁の上記係止部に隣接する部位に
は、上記蓋部材が閉状態にあるときの該蓋部材の外縁よ
りも外側にはみ出すような切欠きが形成され、 上記係合突起の係合部に隣接する部位には、上記切欠き
より本体内部に嵌入して該切欠きの上記蓋部材の外縁よ
り外側にはみ出した部分に臨むように、上記係合部より
も外方へ膨出した脱係用膨出部が形成されていて、 上記係合突起は、上記切欠きの上記蓋部材の外縁より外
側にはみ出した部分から上記脱係用膨出部に力が加えら
れた際に上記係合部と係止部との係合が外れるように内
方へ撓むことを特徴する本体に対する蓋部材の係合構
造。 - 【請求項3】 請求項2に記載されている本体に対する
蓋部材の係合構造において、 上記本体の開口の周縁部が、上記蓋部材が閉状態にある
ときの該蓋部材の外面が該本体の外面と面一になるよう
に、該本体の外面より段下げされていて、該段下げ部の
外縁と上記蓋部材の外縁との間に微小の隙間が形成され
ており、 上記切欠きが上記段下げ部の外縁と蓋部材の外縁との隙
間から覗くことを特徴とする本体に対する蓋部材の係合
構造。 - 【請求項4】 請求項1に記載されている樹脂製インス
トルメントパネルの側部構造において、 上記インストルメントパネル本体の作業用開口の周縁部
は、上記蓋部材が閉状態にあるときの該蓋部材の外面が
該インストルメントパネル本体の側壁外面と面一になる
ように、該インストルメントパネル本体の外面より段下
げされていて、該段下げ部の外縁と上記蓋部材の外縁と
の間に微小の隙間が形成されており、 上記係合手段が、上記インストルメントパネル本体の作
業用開口の周縁部に形成され上記蓋部材を閉状態に保持
するための一又は二以上の係止孔と、上記蓋部材の裏面
に形成され上記係止孔より本体内部に嵌入する係合突起
とによって構成され、 上記係止孔の周縁の上記開口から遠い外側の部位の一部
には、上記係合突起を係合させる係止部が形成され、 上記係止孔周縁の係止部に隣接する部位には、上記蓋部
材が閉状態にあるときに上記隙間から覗く切欠きが形成
され、 上記係合突起には、上記係止部に本体内側から当接して
当該蓋部材の開放を阻止する外方へ膨出した係合部が形
成され、 上記係合突起の上記係合部に隣接する部位には、上記切
欠きよりインストルメントパネル本体内部に嵌入して該
切欠きの上記隙間から覗く部分に臨むように、上記係合
部よりも外方へ膨出した脱係用膨出部が形成されてい
て、 上記係合突起は、内方へ撓みながら上記係止孔から上記
インストルメントパネル本体内部に嵌入するとともに、
上記切欠きの上記隙間から覗く部分より上記脱係用膨出
部に力が加えられた際に上記係合部と係止部との係合が
外れるように内方へ撓むことを特徴とする樹脂製インス
トルメントパネルの側部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7336617A JPH09175228A (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 樹脂製インストルメントパネルの側部構造及び本体に対する蓋部材の係合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7336617A JPH09175228A (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 樹脂製インストルメントパネルの側部構造及び本体に対する蓋部材の係合構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09175228A true JPH09175228A (ja) | 1997-07-08 |
Family
ID=18301015
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7336617A Pending JPH09175228A (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 樹脂製インストルメントパネルの側部構造及び本体に対する蓋部材の係合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09175228A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011046040A1 (ja) * | 2009-10-16 | 2011-04-21 | 本田技研工業株式会社 | 車両用インストルメントパネル構造 |
| US9157258B2 (en) | 2013-10-08 | 2015-10-13 | Honda Motor Co., Ltd. | Vehicle interior lid for covering trunk lid unlocking mechanism |
| US10343611B2 (en) | 2013-10-08 | 2019-07-09 | Honda Motor Co., Ltd. | Vehicle interior lid for covering interior component airbag attachment |
-
1995
- 1995-12-25 JP JP7336617A patent/JPH09175228A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011046040A1 (ja) * | 2009-10-16 | 2011-04-21 | 本田技研工業株式会社 | 車両用インストルメントパネル構造 |
| CN102574468A (zh) * | 2009-10-16 | 2012-07-11 | 本田技研工业株式会社 | 车辆用仪表板构造 |
| US8702144B2 (en) | 2009-10-16 | 2014-04-22 | Honda Motor Co., Ltd. | Vehicle instrument panel structure |
| US9157258B2 (en) | 2013-10-08 | 2015-10-13 | Honda Motor Co., Ltd. | Vehicle interior lid for covering trunk lid unlocking mechanism |
| US10343611B2 (en) | 2013-10-08 | 2019-07-09 | Honda Motor Co., Ltd. | Vehicle interior lid for covering interior component airbag attachment |
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