JPH09180108A - 回転ヘッド装置及び記録再生装置 - Google Patents

回転ヘッド装置及び記録再生装置

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JPH09180108A
JPH09180108A JP7341948A JP34194895A JPH09180108A JP H09180108 A JPH09180108 A JP H09180108A JP 7341948 A JP7341948 A JP 7341948A JP 34194895 A JP34194895 A JP 34194895A JP H09180108 A JPH09180108 A JP H09180108A
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recording
magnetic tape
head
drum
rotating drum
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JP7341948A
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Masahiro Kanaguchi
政弘 金口
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気テープに対する往復記録を可能とする。 【解決手段】 複数のギャップを有する複数の記録ヘッ
ドを備えてなる回転中ドラム8と、磁気テープ走行方向
のFWD方向とREV方向とで、磁気テープに対する回
転中ドラム8の傾斜角度を同一にするためのシステムコ
ントローラ12から圧電アクチュエータ10A,10B
までの構成と、FWDでの記録時に最初に磁気テープ上
を走査する記録ヘッドと、REV方向での記録時に最初
に磁気テープ上を走査する記録ヘッドとを切り換えるた
めの切り換え回路16とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、回転ドラムの傾斜
角を制御して磁気テープに対する往復の記録/再生を可
能とする記録再生装置とこの記録再生装置に用いる回転
ヘッド装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、磁気テープにディジタル情報
とした音声や映像等のデータを記録/再生するディジタ
ルビデオテープレコーダ装置(以下、ディジタルVTR
という)が知られている。このようなディジタルVTR
では、磁気ヘッドと磁気テープの相対速度の向上による
周波数特性の向上と、記録/再生時の磁気テープの使用
量の減少を両立させるために、磁気ヘッドを回転させる
回転ドラムを用い、この回転ドラムに斜めに巻き付けた
磁気テープ上の表面を磁気ヘッドによって斜めに走査す
るいわゆるヘリカルスキャンを行って、データの記録/
再生を行うようになっている。
【0003】このようなディジタルVTRに用いられる
回転ドラムの一例としては、図19に示すようなものが
存在する。すなわち、この図19に示す回転ドラムは、
磁気ヘッド90が取り付けられた回転ドラム91と、磁
気テープ92の走行を規制するガイドローラ93、94
とを有し、ガイドローラ93、94によって磁気テープ
92を回転ドラム91に傾斜させて巻き付けるようにな
っている。
【0004】上記ディジタルVTRにおいて、上記回転
ドラム91を用いてデータの記録を行う際には、キャプ
スタンサーボ系により磁気テープ92を一定の速度で走
行させると共に、ヘッド回転数制御系により回転ドラム
91を一定の回転数で回転させる。すなわち、この回転
ドラム91の回転数と磁気テープ92の走行速度の関係
は、回転ドラム91が一回転する間に、当該回転ドラム
91に設けられた磁気ヘッド90によって、上記磁気テ
ープ92上に1本の記録トラックが形成されるような関
係になされている。
【0005】上述のようにして磁気テープの走行速度及
び回転ドラム91の回転数を制御した状態で、当該回転
ドラム91に取り付けられた磁気ヘッド90によって、
磁気テープ92に記録を行うことにより、磁気テープ9
2上には図20に示すような一定角度だけ傾斜した記録
トラック97が隙間なく形成されるようになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ディジタルVTRでは、テープ順送り方向(以下、FW
D方向と言う)の記録/再生が終了した後、更に記録/
再生を行うためには磁気テープの巻き戻しが必要とな
る。このため、例えば再度記録を行うためには、磁気テ
ープを全て巻き戻してから記録を行う必要があり、記録
を再開するまでに時間を要する問題がある。特に携帯用
ビデオカメラ装置等においては、省電力化が図られてい
るために巻き戻し速度が非常に遅く、巻き戻しのための
時間が無視できないものとなっている。また、この巻き
戻しの最中に、例えば映像の記録の必要が生じたような
場合であっても、記録を行うことができない。
【0007】このような不都合を解消するために、近年
は、磁気テープの一方向での記録が終了した時点で、当
該磁気テープの走行方向を反転させて他方向での記録を
行うような往復記録が考えられている。
【0008】すなわち、この往復記録を行う場合におい
ては、先ず、FWD方向で記録を行う際に、例えばトラ
ック一本分ずつ間隔を空けるようにして磁気テープ上に
記録トラックを形成するようにして例えばテープ終端ま
で走行させた後、当該磁気テープの走行速度は変えずに
その走行方向を反対方向(以下、REV方向と言う)に
反転させ、先のFWD方向時にトラック一本分おきに形
成された記録トラックの間を埋めるようにして当該RE
V方向での記録を行うようにする。なお、FWD方向で
の再生の場合は、先のFWD方向での記録時に形成され
た記録トラックのみを再生し、一方、REV方向での再
生の場合は、先のREV方向での記録時に形成された記
録トラックのみを再生することになる。
【0009】しかし、上述のディジタルVTRでは、図
21に示すように、FWD方向のときに形成される記録
トラック98Fの傾斜角と、REV方向のときに形成さ
れる記録トラック98Rの傾斜角とが異なってしまう。
すなわち、従来のディジタルVTRにおいては、磁気テ
ープに対する回転ドラムの傾斜角がFWD方向の記録を
行う際の傾斜角に固定されているため、FWD方向のと
きに形成される記録トラック98FとREV方向のとき
に形成される記録トラック98Rとでは、その傾斜角が
異なる。
【0010】このため、上述したように、例えばFWD
方向で記録を行う際に、図22の(A)に示すように例
えばトラック一本分ずつ間隔を空けるようにして磁気テ
ープ92上に記録トラック99Fを形成するようにした
後、REV方向で記録を行う際にも、図22の(B)に
示すように例えばトラック一本分ずつ間隔を空けるよう
にして磁気テープ92上に記録トラック99Rを形成す
るようなことを行うようにしたとしても、図22の
(C)に示すように記録トラックの一部が重なって形成
されてしまい、信号の再生が困難になる。すなわち図2
2の(C)の例では、先に記録されたFWD方向での記
録トラックの上にREV方向での記録トラックが上書き
されてしまうため、上記FWD方向での記録トラックか
ら信号を再生できなくなる。
【0011】そこで、本発明は、上述のような問題点に
鑑みてなされたものであり、磁気テープに対する往復記
録再生を可能とする回転ヘッド装置及び記録再生装置を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の回転ヘッド装置
及び記録再生装置は、複数のギャップを有する複数の記
録ヘッドを備えてなる回転ドラムと、磁気テープの第1
の走行方向とその反対方向である第2の走行方向とで磁
気テープに対する回転ドラムの傾斜角度を同一にする傾
斜角駆動手段とを有し、第1の走行方向での記録時に最
初に磁気テープ上を走査する記録ヘッドと、第2の走行
方向での記録時に最初に磁気テープ上を走査する記録ヘ
ッドとを切り換えることにより、上述の課題を解決す
る。
【0013】すなわち、本発明によれば、第1の走行方
向時と第2の走行方向時とで磁気テープ上に形成される
記録トラックの傾斜角を同一にすると共に、第1の走行
方向での記録時と第2の走行方向での記録時とで最初に
磁気テープ上を走査する記録ヘッドを切り換えること
で、往復記録時に記録トラックが重なることを防止して
いる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0015】先ず、本発明に係る構成例の記録再生装置
は、図1に示すように、映像及び音声をディジタルデー
タとして磁気テープに記録/再生するディジタルビデオ
テープレコーダ装置(ディジタルVTR)に適用するこ
とができる。
【0016】この図1に示すディジタルVTRは、記録
データの記録及び再生をディジタル的に行う回転ヘッド
部1と、外部から供給されたアナログ映像信号或いはデ
ィジタル映像データに基づいて記録データを形成して回
転ヘッド部1に供給する記録系2と、上記回転ヘッド部
1により磁気テープから読み出された再生信号から映像
データを復元して出力する再生系3とを備える。
【0017】上記回転ヘッド部1は、磁気テープに斜め
記録トラックを形成して当該記録トラックに記録データ
を記録し、また記録トラックに記録されたデータを再生
するための回転ドラム部1aと、当該回転ドラム部1a
に巻装された磁気テープの走行方向及び走行速度を制御
するためのリール及びキャプスタン制御部4と、上記回
転ドラム部1aが固定される支持部5と、装置全体の制
御を行うシステムコントローラ12と、該システムコン
トローラ12からの制御に応じて後述する傾斜角制御の
ための基準電圧を発生する基準電圧発生回路13等を備
えている。
【0018】上記回転ドラム1aは、円柱状の固定下ド
ラム6と、同じく円柱状の固定上ドラム7と、該固定上
ドラム7に回転自在に設けられた円盤状の回転中ドラム
8とで構成されている。
【0019】上記回転ドラム部1aは、円柱状の固定下
ドラム6と、同じく円柱状の固定上ドラム7と、該固定
上ドラム7に回転自在に設けられた円盤状の回転中ドラ
ム8とで構成されている。上記回転中ドラム8には後述
するような記録ヘッドと再生ヘッドとが取り付けられて
おり、この回転中ドラム8は上記システムコントローラ
12からの制御に応じて動作する駆動モータ59によっ
て一定の回転速度で回転駆動される。
【0020】上記支持部5は、上記固定下ドラム6を固
定する下ドラム固定部5Fと、上記固定上ドラム7を固
定する上ドラム固定部5Eとで構成されている。上記下
ドラム固定部5Fと上ドラム固定部5Eとはそれぞれ中
央部で互いに接続されており、側面側から見てHを横に
した構造を有している。
【0021】また、上記支持部5には、例えばピエゾ素
子等からなり、供給される電圧に応じて伸縮する圧電ア
クチュエータ10A及び10Bがそれぞれ下ドラム固定
部5Fと上ドラム固定部5Eとに亘って設けられてい
る。
【0022】さらに、上記回転ヘッド部1は、固定下ド
ラム6と回転中ドラム8との間の距離を検出する距離セ
ンサ11A及び11Bと、上記基準電圧発生回路13か
らの基準電圧と上記距離センサ11A及び11Bの検出
出力に基づいて上記圧電アクチュエータ10A及び10
Bを駆動するための差動アンプ14A,14B,15
A,15Bと、再生時には回転中ドラム8上に設けられ
た再生ヘッドにより磁気テープから再生された再生信号
を再生系3に供給し、記録時には上記記録系2から供給
される記録データを回転中ドラム8上に設けられた記録
ヘッドに供給するための切り換え回路16とを備えてい
る。
【0023】上記記録系2は、外部から供給されたアナ
ログ映像信号をディジタル映像データに変換するアナロ
グ/ディジタル変換(以下、A/D変換という)回路2
1と、該A/D変換回路21からの映像データと外部か
ら供給されたディジタル映像データとを切り換えて出力
する切り換え回路22と、該切り換え回路22からの映
像データが供給されるバッファメモリ23と、上記バッ
ファメモリ23から映像データを読み出して符号化する
と共に誤り訂正符号を付加して出力する符号化回路24
と、該符号化回路24の出力に同期情報を付加して出力
する同期発生回路25と、該同期発生回路25の出力を
例えばいわゆる8−14変調(Eight-Forteen Modurati
on)方式にて変調して上記切り換え回路16に供給する
変調回路26とを備えている。
【0024】上記再生系3は、上記回転ヘッド部1によ
り磁気テープから再生され、上記切り換え回路16を介
して供給される再生信号に上記8−14変調に対応する
復調処理を施す復調回路31と、該復調回路31によっ
て復調された再生データを後段の復号化処理にて使用す
るために一旦保持するメモリ32と、このメモリ32か
ら読み出された再生データに誤り訂正処理を施すと共に
復号化処理を施す復号化回路33と、上記復号化回路3
3からの復号化出力を後段のプロセス処理にて使用する
ために保持するバッファメモリ34と、該バッファメモ
リ34の出力にプロセス処理を行うプロセス処理回路3
5と、該プロセス処理回路35の出力をディジタル/ア
ナログ変換(以下、D/A変換という)して出力するD
/A変換回路36とを備えている。なお、プロセス処理
回路35の出力を直接ディジタル映像データとして出力
することも可能である。
【0025】ここで、上記回転ドラム部1aの構成をさ
らに具体的に説明すると、図2に示すように、上記固定
下ドラム6及び固定上ドラム7は、それぞれネジ41A
及びネジ42Aによって支持部5に固定されている。
【0026】固定上ドラム7には、円筒形状のベアリン
グ保持部7Aが形成されており、当該ベアリング保持部
7Aに保持されたベアリング45A、45Bを介して回
転軸44が回転自在に枢支されている。
【0027】回転軸44の下端部には、フランジ46の
中心部分に形成された円筒形状の勘合部46Bが勘合固
定されている。このフランジ46の取り付け面(上面)
46Aには回転中ドラム8が固定されている。また当該
回転中ドラム8の周側部には、記録ヘッドと再生ヘッド
にそれぞれ対応するヘッド基板56が締結されており、
これらヘッド基板56を介して記録ヘッド及び再生ヘッ
ドが回転中ドラム8の周縁部からわずかに突出して固定
されている。これら記録ヘッド及び再生ヘッドは、各々
対応する調整ネジ57によってその高さを微調整するこ
とができるようになっている。これにより回転軸44と
一体に回転中ドラム8に取り付けられた記録ヘッド及び
再生ヘッドを回転し得るようになっている。なお、当該
回転中ドラム8上に設けられる記録ヘッド及び再生ヘッ
ドとそれらの配置関係については後述する。
【0028】また、上記固定下ドラム6には、ベアリン
グ保持部6Bが形成されており、当該ベアリング保持部
6Bに保持されたベアリング55A,55Bを介して回
転軸54が回転自在に枢支されている。この回転軸54
と、上記固定上ドラム7側において設けられた回転軸4
4とは、それぞれフレキシブルジョイント47によって
結合されており、駆動モータ59を回転駆動して回転軸
54を回転した際にこれと一体に回転軸44を回転させ
ることができるようになっている。かくして、駆動モー
タ59を駆動することにより回転軸54、44及び回転
中ドラム8を介して記録ヘッド及び再生ヘッドを回転さ
せることができる。
【0029】フレキシブルジョイント47の下端部に
は、ロータリートランス53のロータ53Bが固定され
ており、このロータ53Bがフレキシブルジョイント4
7と一体に回転し得るようになっている。また、固定下
ドラム6のベアリング保持部6Bの表面には、ロータリ
ートランス53のステータ53Aが固定されている。
【0030】この回転ドラム部1aでは、例えば記録ヘ
ッドや再生ヘッドを交換する場合に、回転中ドラム8を
固定上ドラム7と共に交換することになる。このとき、
回転軸44に固定されたフランジ46の取り付け面46
Aの平行度(すなわち、フランジ46の取り付け面46
Aの回転軸44に対する直角度)と、回転中ドラム8の
フランジ46に対する取り付け面の平面度とが予め設定
された誤差範囲内に収まるように組み立てられ、固定上
ドラム7に対する記録ヘッドや再生ヘッドの回転軌跡の
誤差が許容範囲内に納められている。したがって、上述
のように回転中ドラム8を組み込んだ固定上ドラム7を
交換することにより、回転中ドラム8のみを交換する場
合等に生じる回転中ドラム8の取り付け誤差をなくすこ
とができる。また、上述のように回転中ドラム8に記録
ヘッドと再生ヘッドが取り付けられている場合におい
て、回転中ドラム8のみを交換するときには、回転ドラ
ム部1aに回転中ドラム8を取り付けた状態で、記録ヘ
ッドや再生ヘッドの回転軌跡を調整する必要がある。し
かしながら、上述のように回転中ドラム8を組み込んだ
固定上ドラム7を交換することとすれば、予め、固定上
ドラム7に回転軸44、フランジ46及び回転中ドラム
8を取り付けた状態で、記録ヘッドや再生ヘッドの回転
軌跡を調整しておくことができる。そして、予め回転中
ドラム8を組み込み、記録ヘッドや再生ヘッドの回転軌
跡を調整しておいた固定上ドラム7を交換すれば、これ
らヘッドの回転軌跡の調整を容易にすることができる。
【0031】ところで、固定上ドラム7及び固定下ドラ
ム6を支持する支持部5には2つのスリット5C及び5
Dが形成されており、さらに、図3に示すようにスリッ
ト5Cに連通して切り欠き部5A及び5Bが形成されて
いる。
【0032】したがって、支持部5は、スリット5Cに
よって固定上ドラム7を支持する上ドラム固定部5Eと
固定下ドラム6を支持する下ドラム固定部5Fに分割さ
れ、当該上ドラム固定部5E及び下ドラム固定部5Fは
切り欠き部5A及び5B間に形成された結合部69によ
って連接されている。
【0033】この切り欠き部5Aの上面部には、垂直方
向に支持孔70Aが形成されており、当該支持孔70A
内には円柱形状の圧電アクチュエータ10Aが設けられ
ている。この圧電アクチュエータ10Aはその下端部を
切り欠き部5Aの底面に当接し、さらに上端部をネジ孔
65Aに螺合されたネジ68Aに当接し、これにより、
切り欠き部5Aの底面及びネジ68Aに固定されてい
る。
【0034】また、切り欠き部5Bの上面部には、垂直
方向に支持孔70Bが形成されており、当該支持孔70
B内には、円柱形状の圧電アクチュエータ10Bが設け
られている。この圧電アクチュエータ10Bはその下端
部を切り欠き部5Bの底面に当接し、さらに上端部をネ
ジ孔65Bに螺合されたネジ68Bに当接し、これによ
り、切り欠き部5Bの底面及びネジ68Bに固定されて
いる。
【0035】圧電アクチュエータ10A及び10Bは、
それぞれ印加される電圧値に応じてその長手方向、すな
わち図3中矢印d方向及び当該矢印dと逆の方向に伸縮
するようになっている。したがって、圧電アクチュエー
タ10A及び10Bに印加する電圧値をそれぞれ制御
し、例えば圧電アクチュエータ10Aを縮めると共に圧
電アクチュエータ10Bを伸ばすことにより、図4の
(B)に示すように、結合部69の支点O2を中心にし
て上ドラム固定部5Eが図4の(B)中に矢印aで示す
方向に傾く。逆に、例えば圧電アクチュエータ10Aを
伸ばすと共に圧電アクチュエータ10Bを縮めることに
より、結合部69の支点O2を中心に上ドラム固定部5
Eが図4の(B)中に矢印aと逆の方向に傾く。
【0036】この結果、図4の(B)の支持部5を紙面
反対側から回転ドラム部1aとして見た図5の(A)に
示すように固定上ドラム7が水平な状態から、例えば圧
電アクチュエータ10Aを縮めると共に圧電アクチュエ
ータ10Bを伸ばすように駆動すると、同図の(B)に
示すように、これに応じて当該上ドラム固定部5Eに固
定された固定上ドラム7が矢印aで示す方向に傾く。し
たがって、当該上ドラム固定部5Eに一体化された回転
中ドラム8も固定上ドラム7と共に同図(B)中の矢印
aで示す方向に傾き、この結果、回転中ドラム8に固定
されたヘッドの軌跡を、固定上ドラム7及び固定下ドラ
ム6の周側面に摺接する磁気テープに対して傾けること
ができる。
【0037】また、図5の(A)に示すように固定上ド
ラム7が水平な状態から、圧電アクチュエータ10Aを
伸ばすと共に圧電アクチュエータ10Bを縮めるように
駆動すると、図5の(C)に示すように、これに応じて
当該上ドラム固定部5Eに固定された固定上ドラム7が
図5の(C)中の矢印aの方向に傾く。したがって、当
該上ドラム固定部5Eに一体化された回転中ドラム8も
固定上ドラム7と共に図5の(C)中の矢印aの方向に
傾き、この結果、回転中ドラム8に固定されたヘッドの
軌跡を、固定上ドラム7及び固定下ドラム6の周側面に
摺接する磁気テープに対して傾けることができる。
【0038】上述のように、圧電アクチュエータ10
A,10Bの伸縮量をこれに印加する電圧値によって調
節することにより、磁気テープに対するヘッドの走査軌
跡をアジマス方向に傾けることができる。以下、このよ
うなアジマス方向への調整を水平度調整と呼ぶ。
【0039】また、上記図3において、支持部5は、垂
直方向に形成されたスリット5Dによって、固定下ドラ
ム6を固定する下ドラム固定部5Fと固定上ドラム7を
固定する上ドラム固定部5Eに連結したアオリ調整部5
Gとに結合部75を介して分割されている。
【0040】アオリ調整部5Gには下ドラム固定部5F
に連通した支持孔70Cが形成されており、当該支持孔
70Cにはネジ孔71に螺合されたネジ63よって圧電
アクチュエータ62が保持されている。この圧電アクチ
ュエータ62に対して印加する電圧値を調整することに
より、当該圧電アクチュエータ62を伸縮させることが
できる。
【0041】したがって、圧電アクチュエータ62を伸
ばすことにより、下ドラム固定部5Fに対してアオリ調
整部5Gを近接する方向すなわち図3中の矢印bで示す
方向に変位させることができると共に、圧電アクチュエ
ータ62を縮めることにより、アオリ調整部5Gを下ド
ラム固定部5Fから離間する方向すなわち図中矢印bと
逆の方向に変位することができる。
【0042】したがって、図3示すように、圧電アクチ
ュエータ62によってアオリ調整部5Gを下ドラム固定
部5Fに対して図2中矢印bで示す方向に変位させる
と、当該アオリ調整部5Gに対して結合された上ドラム
固定部5Eを介して固定上ドラム7を変位させることが
できる。この固定上ドラム7の変位方向は、支持部5の
結合部75の支点O1を中心に図2の図中矢印cで示す
方向となる。
【0043】逆に、圧電アクチュエータ62によってア
オリ調整部5Gを下ドラム固定部5Fに対して図2の図
中矢印bと逆の方向に変位させると、当該アオリ調整部
5Gに対して結合された上ドラム固定部5Eを介して固
定上ドラム7を変位させることができる。この固定上ド
ラム7の変位方向は、支持部5の結合部75の支点O1
を中心に図2の図中矢印cと逆の方向となる。
【0044】この結果、図4の(B)の支持部5を紙面
反対側から回転ドラム部1aとして見た図6の(A)に
示すように固定上ドラム7が水平な状態から、例えば図
6の(B)の図中矢印cに示す方向に、圧電アクチュエ
ータ62によって固定上ドラム7を変位させると、これ
に応じて当該固定上ドラム7の回転軸44に一体化され
た回転中ドラム8も固定上ドラム7と共に図6の(B)
中矢印cで示す方向に傾き、この結果、回転中ドラム8
に固定されたヘッドの軌跡を、固定上ドラム7及び固定
下ドラム6の周側面に摺接する磁気テープに対して上方
向に変位させることができる。
【0045】また、図6の(A)に示すような固定上ド
ラム7が水平な状態から、例えば図6の(C)に示すよ
うに、圧電アクチュエータ62によって固定上ドラム7
を図6の(C)中の矢印cの方向に変位させると、これ
に応じて当該固定上ドラム7の回転軸44に一体化され
た回転中ドラム8も固定上ドラム7と共に図6の(C)
中の矢印cの方向に傾き、この結果、回転中ドラム8に
固定されたヘッドの軌跡を、固定上ドラム7及び固定下
ドラム6の周側面に摺接する磁気テープに対して下方向
に変位させることができる。
【0046】このように圧電アクチュエータ62の伸縮
量を調節することにより、磁気テープに対する各ヘッド
の走査軌跡を上下方向(アオリ方向)に平行移動させる
ことができる。以下、このようなアオリ方向への調整を
垂直変位度調整と呼ぶ。
【0047】また、回転ドラム部1aの回転中ドラム8
の下面8Cにおいて各ヘッドが設けられていない領域は
鏡面加工されており、固定下ドラム6の当該下面8Cに
相対する位置には、図7に示すように、上述の距離セン
サ11Bが固定されている。この距離センサ11Bは、
回転中ドラム8の下面8Cに対してレーザ光を照射する
レーザダイオードと、下面8Cで反射した反射レーザ光
を受光する受光部とからなり、この受光位置における当
該距離センサ11Bと下面8Cとの距離を検出するもの
である。この距離センサ11Bは、反射レーザ光の受光
位置、すなわち距離センサ11Bと下面8Cとの距離に
応じた電圧レベルを検出出力として出力するようになっ
ている。
【0048】同じく、この回転ドラム部1aには、上記
距離センサ11Bと同様な構成の距離センサ11A,1
1Cが設けられている。各距離センサ11A〜11Cの
配置は、回転ドラム部1aの上面を示す図4の(A)に
示すように、距離センサ11B,11Cが回転中ドラム
8の回転中心すなわち回転軸44を通る直線上に配置さ
れ、距離センサ11Aが距離センサ11B,11Cに対
して90度の間隔を隔てた位置配置されている。
【0049】また、距離センサ11B,11Cを通る直
線上には、図3に示す支持部5の結合部69が有り、こ
れにより、圧電アクチュエータ10A,10Bによって
回転中ドラム8をアジマス調整した場合及び回転中ドラ
ム8がアジマス方向に変位した場合において距離センサ
11B,11Cの検出出力が変化せず、圧電アクチュエ
ータ62によって回転中ドラム8をアオリ調整(垂直変
位度調整)した場合及び回転中ドラム8がアオリ方向に
変位した場合において距離センサ11B,11Cの検出
出力が変化するようになっている。
【0050】また、距離センサ11Aの検出出力は圧電
アクチュエータ62によって回転中ドラム8をアジマス
調整(水平度調整)した場合及び回転中ドラム8がアジ
マス方向に変位した場合において変化するようになされ
ている。
【0051】したがって、距離センサ11B,11Cの
検出出力によって回転中ドラム8のアオリ方向の変位の
みを検出することができると共に、距離センサ11Aの
検出出力によって回転中ドラム8のアジマス方向の変位
すなわち水平度のみを検出することができる。
【0052】次に、このような回転ドラム部1aの動作
と共に、本構成例に係るディジタルVTRの基本的な動
作を説明する。
【0053】図1に戻って、先ず映像の記録を行う際に
は、外部から上記記録系2にディジタル映像データ或い
はアナログ映像信号が供給される。外部からアナログ映
像信号が供給される場合には、当該アナログ映像信号が
A/D変換回路21にてA/D変換され、得られた映像
データが切り換え回路22に送られる。一方、外部から
ディジタル映像データが供給される場合には、当該映像
データが切り換え回路22に供給される。
【0054】切り換え回路22は、上記A/D変換回路
21からの映像データと外部からの映像データとを切り
換えてバッファメモリ23に供給する。これにより、当
該バッファメモリ23には、上記アナログ映像信号をA
/D変換した映像データ或いは外部から供給されたディ
ジタル映像データが記憶される。
【0055】システム同期発生回路27は、外部から供
給されたディジタル映像データ或いはアナログ映像信号
から同期情報を抽出し、この同期情報に応じて装置全体
の制御を行うためのシステム同期信号を発生する。この
システム同期信号は、例えば上述のシステムコントロー
ラ12等によって前記回転中ドラム8の回転数の制御等
に用いられる。
【0056】符号化回路24は、例えばシステム同期発
生回路26からのシステム同期信号に同期して所定時間
毎にバッファメモリ23から読み出された所定記録単位
分の映像データに、符号化すると共にエラー訂正用のパ
リティを付加して同期発生回路25に供給する。同期発
生回路25は、符号化回路24からの符号化された映像
データに同期情報等を付加し、上記所定記録単位毎に変
調回路26に供給する。
【0057】変調回路26は、同期発生回路25から所
定単位分の映像データが供給されると、それぞれ供給さ
れた映像データを例えば8−14変調して記録データを
形成し、形成した記録データを切り換え回路16に供給
する。切り換え回路16は、変調回路26からの記録デ
ータを前記回転中ドラム8上に設けられた各ヘッドに順
次供給する。
【0058】一方、システムコントローラ12は、映像
の記録を行う際には、リール及びキャプスタン制御部4
を制御して、磁気テープを順送り(FWD)方向或いは
逆送り(REV)方向に一定の速度で走行させる。同時
に、システムコントローラ12は、上記駆動モータ59
を制御して回転中ドラム8を一定の回転数で回転させ
る。ここで、当該システムコントローラ12にはサーボ
コントロール回路18が設けられている。このサーボコ
ントロール回路18は、システムコントローラ12自身
が発生するテープ反転信号、或いはコントロールパネル
19からのテープ反転信号に基づいて、テープの走行方
向をFWD方向からREV方向(或いはその逆)に反転
させるための制御信号をリール及びキャプスタン制御回
路4に送る。またこのときのサーボコントロール回路1
8は、回転中ドラム8の回転位相をドラムPGから読み
取り、この読み取った回転位相と、例えばFWD方向で
の記録中に磁気テープの長手方向のコントロールトラッ
クに記録されたコントロール信号(CTL信号)とに基
づいて、REV方向での記録タイミングを合わせる。シ
ステムコントローラ12は、当該サーボコントロール回
路18による記録タイミングに基づいて、切り換え回路
16での切り換えを制御する。なお、回転中ドラム8の
回転数と磁気テープの走行速度の関係と、切り換え回路
16での切り換えに応じて磁気テープ上に形成される記
録パターンについては後述する。また、コントロールト
ラックのコントロール信号は、例えば固定ヘッドである
オーディオヘッドにより読み取ることができる。
【0059】また、このときのシステムコントローラ1
2は、磁気テープの走行方向に応じて、該テープ走行方
向に対応する所定の傾斜角に応じた基準電圧を発生する
ように基準電圧発生回路13に指示する。
【0060】基準電圧発生回路13は、システムコント
ローラ12から指示された傾斜角制御のための制御信号
に応じて、圧電アクチュエータ10Aの駆動制御を行う
ための第1の基準電圧と、圧電アクチュエータ10Bの
駆動制御を行うための第2の基準電圧とを発生し、第1
の基準電圧は差動アンプ14Aの非反転入力に供給さ
れ、第2の基準電圧は差動アンプ14Bの非反転入力に
供給される。
【0061】差動アンプ14Aは、上記第1の基準電圧
と前記距離センサ11Aの検出出力との差を求める。こ
の差信号は、差動アンプ15Aを介して増幅され、駆動
電圧として圧電アクチュエータ10Aに送られる。一
方、差動アンプ14Bは、第2の基準電圧と上記距離セ
ンサ11Bの検出出力との差を求める。この差信号は、
差動アンプ15Bを介して増幅され、駆動電圧として圧
電アクチュエータ10Bに供給される。
【0062】これら圧電アクチュエータ10A,10B
は、上記供給された駆動電圧に応じて伸縮する。これら
圧電アクチュエータ10A,10Bの伸縮により、上ド
ラム固定部5Eと下ドラム固定部5Fの間の傾斜角が変
化する。当該傾斜角は、距離センサ11A,11Bの検
出出力と上記第1,第2の基準電圧との差に応じたもの
であるため、上記距離センサ11A,11Bの検出出力
と第1,第2の基準電圧との差が0になったときに、所
望の傾斜角が得られ、当該所望の傾斜角になったときに
圧電アクチュエータ10A、10Bの駆動が終了する。
【0063】このように、第1及び第2の基準電圧に応
じて上ドラム固定部5Eの傾斜角が制御され、さらに上
ドラム固定部5Eに固定された固定上ドラム7の傾斜角
が制御される。これにより、固定上ドラム7に回動自在
に取り付けられた回転中ドラム8の傾斜角が制御され
る。
【0064】すなわち、FWD方向に走行する磁気テー
プ40に対して記録を行うときには、上記システムコン
トローラ12が基準電圧発生回路13を制御して、一方
の圧電アクチュエータを伸ばすと共に他方の圧電アクチ
ュエータを縮めることにより、図8に示すように、固定
上ドラム7を図8中矢印aの方向に傾斜させた状態とし
て記録を行う。これにより、回転中ドラム8上に設けら
れたヘッドは、磁気テープ40上を所定の傾斜角にて走
査し、したがって磁気テープ40上にはFWD方向の記
録トラックTRFが形成されることになる。
【0065】これに対して、上記FWD方向走行時と同
じ速度でREV方向に走行する磁気テープ40に対して
記録を行うときには、上記システムコントローラ12が
基準電圧発生回路13を制御して、FWD方向時とは逆
に一方の圧電アクチュエータを縮めると共に他方の圧電
アクチュエータを伸ばすことにより、図9に示すよう
に、固定上ドラム7を図9中矢印aの方向に傾斜させた
状態として記録を行う。これにより、回転中ドラム8上
に設けられたヘッドは、磁気テープ40上を所定の傾斜
角、すなわちFWD方向時と同じ傾斜角にて走査し、し
たがって磁気テープ40上にはREV方向の記録トラッ
クTRRが形成されることになる。
【0066】なお、磁気テープの走行を停止するスチル
時には、上記システムコントローラ12が基準電圧発生
回路13を制御して、前記図5の(A)にて示したよう
に固定上ドラム7を固定下ドラム6と水平な状態とす
る。これにより、回転中ドラム8上に設けられたヘッド
は、磁気テープ40上を所定の傾斜角、すなわちFWD
方向時及びREV方向と同じ傾斜角にて走査することに
なる。
【0067】かくして、本構成例のディジタルVTR
は、FWD方向時とREV方向時、さらにはスチル時の
記録トラックの傾斜角を一致させることが可能となる。
【0068】このように、本発明構成例のディジタルV
TRによれば、往復記録を行う場合においてFWD方向
時とREV方向時の記録トラックの傾斜角を一致させる
ことができるため、例えばFWD方向で記録を行う際に
例えばトラック一本分ずつ間隔を空けるようにして磁気
テープ上に記録トラックを形成するようにして例えばテ
ープ終端まで走行させた後、当該磁気テープの走行速度
は変えずにREV方向に反転させ、先に一本分おきに形
成された記録トラックの間を埋めるようにして当該RE
V方向での記録を行うようにすれば、FWD方向時の記
録トラックとREV方向時の記録トラックとが重なるこ
となく良好な往復記録が可能となる。もちろん再生の場
合にも、FWD方向での再生時にはFWD方向での記録
時に形成された記録トラックのみを再生でき、また、R
EV方向での再生時にもREV方向での記録時に形成さ
れた記録トラックのみを再生することが可能になる。
【0069】ここで、本構成例では、上記回転中ドラム
8上には、例えば図10に示すように、一対の記録ヘッ
ドHR1及びHR2を180゜相対向する位置に配し、同じ
く一対の再生ヘッドHP1及びHP2を180゜相対向する
位置に配している。また、磁気テープに記録トラックを
形成して信号を記録する場合における記録ヘッドHR1
びHR2から再生ヘッドHP1及びHP2への信号のクロスト
ーク等の点から、再生ヘッドHP1及びHP2を上記記録ヘ
ッドHR1及びHR2に近接して配置することは好ましくな
いので、これら再生ヘッドHP1及びHP2は、回転中ドラ
ム8上において図10のように記録ヘッドHR1及びHR2
からそれぞれ所定角度θだけ離れた位置(当該回転中ド
ラム8の回転方向に対して遅れる方向すなわち回転方向
とは逆方向で、記録ヘッドHR1及びHR2から角度θだけ
離れた位置)に配置されている。さらに、図11に示す
ように、これらの記録ヘッドHR1,HR2及び再生ヘッド
P1,HP2は、それぞれがヘッド基板(ヘッドベース)
56上に接着されており、当該ヘッド基板56に設けら
れた穴部300を介して、図10に示すネジ57によっ
て回転ドラム8上に取り付けられている。
【0070】上記記録ヘッドHR1,HR2は、図11の図
中矢印A方向からみた磁気テープとヘッド摺動面を拡大
する図12に示すように、それぞれが複数のギャップを
備えてなるものであり、本構成例では、記録ヘッドHR1
が3つのギャップG1,G2,G3を、記録ヘッドHR2
同じく3つのギャップG4,G5,G6を備えた例を挙げ
ている。上記記録ヘッドHR1の各ギャップG1,G2,G
3は全て同じアジマス方向を持ち、それぞれが1トラッ
ク分に相当する幅を有し、且つ、各ギャップG1,G2
3の中心線(走査方向の中心線)の間隔が略々2トラ
ック分に相当する距離2×Δh(Δhは隣接トラック間
のトラックピッチ)だけ離れるように配置されている。
同じく、記録ヘッドHR2の各ギャップG4,G5,G
6も、全て同じアジマス方向を持ち、それぞれが1トラ
ック分に相当する幅を有し、且つ、各ギャップG4
5,G6の中心線の間隔も略々2トラック分に相当する
距離2×Δhだけ離れて配置されている。すなわち、こ
れら記録ヘッドの各ギャップ間のピッチは磁気テープ上
に形成される記録トラックのフォーマット上、2トラッ
クピッチ2Δh分に相当している。ただし、記録ヘッド
R1の各ギャップG1,G2,G3のアジマス方向と、記
録ヘッドHR2の各ギャップG4,G5,G6のアジマス方
向とは、互いに異なっており、本構成例では、例えば記
録ヘッドHR1の各ギャップG1,G2,G3が+のアジマ
スを、記録ヘッドHR2の各ギャップG4,G5,G6が−
のアジマスを有している。
【0071】上述のような回転中ドラム8上を回転させ
ると共に磁気テープをFWD方向或いはREV方向に走
行させ、上記記録ヘッドHR1及びHR2によって当該磁気
テープ上に斜め記録トラックを形成するとき、上記回転
中ドラム8の回転数と磁気テープの走行速度との関係
は、回転中ドラム8が1回転する間に磁気テープが6ト
ラック分の幅に相当する距離(6×Δh)だけ走行する
ように制御される。すなわち、回転中ドラム8が半回転
する間には、3トラック分の幅に相当する距離(3×Δ
h)だけ磁気テープが走行することになる。
【0072】このような回転数とテープ走行速度の関係
を有し、かつFWD方向に磁気テープを走行させている
状態において、例えば磁気ヘッドHR1が先行する記録ヘ
ッドであるとした場合には、先ず、記録ヘッドHR1の各
ギャップG1,G2,G3によって磁気テープ上に各記録
パターンPTA,PTC,PTEが形成される。次に、回
転中ドラム8が半回転することによって記録ヘッドHR2
が磁気テープ上に到達したときには、先に上記磁気ヘッ
ドHR1が磁気テープ上に到達した時点よりも、3トラッ
ク分の幅に相当する距離だけ磁気テープが走行してい
る。ここで例えば、回転中ドラム8上における記録ヘッ
ドHR1と記録ヘッドHR2との配置高さが同じであるとす
ると、上記記録ヘッドHR1の次に磁気テープ上を走査す
る記録ヘッドHR2の各ギャップのうちのギャップG4
よって形成される記録パターンは、記録ヘッドHR1のギ
ャップG2とG3によって形成された記録パターンP
C,PTEの間に形成されるようになる。言い換えれ
ば、回転中ドラム8上における記録ヘッドHR1と記録ヘ
ッドHR2との配置高さが同じであるとした場合には、記
録ヘッドHR1の各ギャップG1,G2,G3のうち最初に
磁気テープ上に到達するギャップG1と、記録ヘッドH
R2の各ギャップG4,G5,G6のうち最初に磁気テープ
上に到達するギャップG4とでは、記録ヘッドHR2のギ
ャップG4の方が記録ヘッドHR1のギャップG1よりも、
磁気テープ上で相対的に3トラック分だけ低い位置を走
行することになる。しかし、これだと記録ヘッドHR1
ギャップG1とG2により形成された記録パターンPTA
とPTC間には、何もパターンが形成されないことにな
る。
【0073】このため、FWD方向に磁気テープを上述
のように走行させ、かつ磁気ヘッドHR1が先行する記録
ヘッドであるとした場合において、図12に示すよう
に、先ず、当該磁気ヘッドHR1の各ギャップG1,G2
3によって記録パターンPTA,PTC,PTEを形成し
た後、回転中ドラム8が半回転して記録ヘッドHR2の各
ギャップG4,G5,G6により形成される各記録パター
ンPTB,PTD,PTFを、記録ヘッドHR1の各ギャッ
プG1,G2,G3により形成された各記録パターンP
A,PTC,PTEの間に形成するようなことを実現す
るためには、記録ヘッドHR2の回転中ドラム8上の配置
高さを、1本の記録トラックピッチΔHの2倍すなわち
2×ΔH分に相当する高さだけ、記録ヘッドHR1の配置
高さよりも高くする必要がある。
【0074】このように、記録ヘッドHR2を2×ΔH分
に相当する高さだけ記録ヘッドHR1の配置高さよりも高
くして回転中ドラム8上に配置し、この回転中ドラム8
を用いて磁気テープ上に記録を行う場合において、磁気
テープの走行速度と回転中ドラム8の回転数との関係を
前述のようにして記録を行うと、磁気テープ上にはFW
D方向に順次6本の記録トラックが形成されることにな
る。また上述の回転数とテープ走行速度の関係を持たせ
た状態において、磁気テープをFWD方向に走行させて
記録トラックを形成する場合には、回転中ドラム8を一
回転させて6本分の記録トラックを形成した後、次の回
転中ドラム8の一回転時には記録トラックの形成を例え
ば休止させるようにする。このようにすると、図14に
示すように、磁気テープ40上には、当該FWD走行時
に順に形成された6本の記録トラックTRFA,TRFB
TRFC,TRFD,TRFE,TRFFからなるFWD記録部
と、当該FWD走行時には記録トラックが形成されない
記録トラック6本分に相当する部分とが交互に配置され
るようになる。なお、図14の記録トラックTRFA,T
FB,TRFC,TRFD,TRFE,TRFFは、それぞれ図
12の記録パターンPTA,PTFB,PTC,PTD,P
E,PTFと対応している。
【0075】一方、上記記録ヘッドHR1及びHR2が前記
図10のように配置されると共に、回転中ドラム8の回
転数と磁気テープのテープ走行速度との関係が上述のよ
うな関係を有し、かつ回転中ドラム8上における記録ヘ
ッドHR1と記録ヘッドHR2との配置高さが同じであると
した場合において、磁気テープをREV方向に走行させ
たときの記録を考えてみる。
【0076】ここで、このREV方向の場合も上述のF
WD方向時と同様に、例えば磁気ヘッドHR1が先行する
記録ヘッドであるとしたときには、先ず、記録ヘッドH
R1の各ギャップG1,G2,G3によって磁気テープ上に
各記録パターンPTA,PTC,PTEが形成される。次
に、回転中ドラム8が半回転することによって記録ヘッ
ドHR2が磁気テープ上に到達したときには、先に上記磁
気ヘッドHR1が磁気テープ上に到達した時点よりも、3
トラック分の幅に相当する距離だけ磁気テープが走行し
ている。このとき例えば、回転中ドラム8上における記
録ヘッドHR1と記録ヘッドHR2との配置高さが同じであ
るとすると、当該REV方向時は前記FWD方向時とは
磁気テープの走行方向が逆方向であるため、記録ヘッド
R1の各ギャップG1,G2,G3のうち最初に磁気テー
プ上に到達するギャップG1と、記録ヘッドHR2の各ギ
ャップG4,G5,G6のうち最初に磁気テープ上に到達
するギャップG4とでは、上記記録ヘッドHR2のギャッ
プG4の方が記録ヘッドHR1のギャップG1よりも、磁気
テープ上で相対的に3トラック分(3×Δh分)だけ高
い位置を走行することになる。
【0077】ところが、上記FWD方向時の説明で述べ
たように、記録ヘッドHR2の回転中ドラム8上での配置
高さを、記録ヘッドHR1よりも2×Δh相当分だけ高く
配置した場合には、図11の図中矢印A方向からみた磁
気テープとヘッド摺動面を拡大する図14に示すよう
に、例えば上記記録ヘッドHR2のギャップG4の方が、
記録ヘッドHR1のギャップG1よりも磁気テープ上で相
対的に5×Δh分(上記3×Δhと2×Δhとを合わせ
た分)だけ高い位置を走行することになる。
【0078】このように、記録ヘッドHR2を2×Δh分
に相当する高さだけ記録ヘッドHR1の配置高さよりも高
くして回転中ドラム8上に配置し、この回転中ドラム8
を用いてREV方向に走行する磁気テープ上に記録を行
う場合において、磁気テープの走行速度と回転中ドラム
8の回転数との関係を前述のようにして記録を行うと、
磁気テープ上にはREV方向に順次6本の記録トラック
が形成されることになる。また上述の回転数とテープ走
行速度の関係を持たせた状態において、磁気テープをR
EV方向に走行させて記録トラックを形成する場合に
も、回転中ドラム8を一回転させて6本分の記録トラッ
クを形成した後、次の回転中ドラム8の一回転時には記
録トラックの形成を例えば休止させるようにする。この
ようにすると、図15に示すように、磁気テープ40上
には、当該REV走行時に順に形成された6本の記録ト
ラックTRRE,TRRC,TRRA,TRRF,TRRD,TR
RBからなると共に、記録トラックTRREとTRRCの間、
TRRCとTRRAとの間、TRRFとTRRDとの間、TRRD
とTRRBとの間は記録トラック1本分ずつ空いたREV
記録部と、当該REV走行時には記録トラックが形成さ
れない記録トラック6本分に相当する部分とが交互に配
置されるようになる。なお、図15の記録トラックTR
RE,TRRC,TRRA,TRRF,TRRD,TRRBは、それ
ぞれ図14の記録パターンPTE,PTC,PTA,P
F,PTD,PTBと対応している。
【0079】したがって、例えば、FWD方向時に前述
の図13に示したような記録を行った後に、磁気テープ
40の走行方向を反転させてREV方向にて記録を行う
ようにすると、磁気テープ40上には、図16に示すよ
うにFWD記録部とREV記録部の境界部で記録トラッ
クが重ね書きされる部分が生ずる。すなわち、図16に
おいて、FWD方向時に形成された記録トラックT
FA,TRFB,TRFC,TRFD,TRFE,TRFFのうち
の記録トラックTRFBとTRFDとTRFF上に、REV方
向時に形成される記録トラックTRRE,TRRC,T
RA,TRRF,TRRD,TRRBのうちの記録トラックT
RFとTRRDとTRRBが重なるように記録されてしま
う。このような記録トラックの重なりが生ずると、当該
重なった記録トラックに記録された信号は、再生時に正
しく取り出すことが不可能になる。
【0080】このようなことから、本発明構成例では、
FWD方向の記録時は図12及び図13で説明したよう
に、記録ヘッドHR1を先行するヘッドとし、記録ヘッド
R2を後行するヘッドして使用するが、REV方向の記
録時は、図11の図中矢印A方向からみた磁気テープと
ヘッド摺動面を拡大する図17に示すように、記録ヘッ
ドHR2を先行ヘッドとし、記録ヘッドHR1を後行するヘ
ッドとして使用する。
【0081】すなわち、この図17の例によれば、先
ず、記録ヘッドHR2の各ギャップG4,G5,G6によっ
て磁気テープ上に各記録パターンPTB,PTD,PTF
が形成される。次に、回転中ドラム8が半回転すること
によって記録ヘッドHR1が磁気テープ上に到達したとき
には、先に上記磁気ヘッドHR2が磁気テープ上に到達し
た時点よりも、3トラック分の幅に相当する距離だけ磁
気テープが走行している。このとき例えば、回転中ドラ
ム8上における記録ヘッドHR1と記録ヘッドHR2との配
置高さが同じであるとすると、当該REV方向時は前記
FWD方向時とは磁気テープの走行方向が逆方向である
ため、記録ヘッドHR2の各ギャップG4,G5,G6のう
ち最初に磁気テープ上に到達するギャップG4と、記録
ヘッドHR1の各ギャップG1,G2,G3のうち最初に磁
気テープ上に到達するギャップG1とでは、上記記録ヘ
ッドHR1のギャップG1の方が記録ヘッドHR2のギャッ
プG4よりも、磁気テープ上で相対的に3トラック分
(3×Δh分)だけ高い位置を走行することになる。
【0082】ところが、上記FWD方向時の説明で述べ
たように、本構成例では、記録ヘッドHR2の回転中ドラ
ム8上での配置高さを、記録ヘッドHR1よりも2×Δh
相当分だけ高く、言い換えれば、後行するヘッドである
記録ヘッドHR1の回転中ドラム8上での配置高さを先行
するヘッドである記録ヘッドHR2よりも2×Δh相当分
だけ低く配置しているため、図17に示すように、磁気
ヘッドHR2の各ギャップG4,G5,G6によって記録パ
ターンPTB,PTD,PTFを形成した後、回転中ドラ
ム8が半回転して記録ヘッドHR1の各ギャップG1
2,G3により形成される各記録パターンPTA,P
C,PTEを、記録ヘッドHR2の各ギャップG4,G5
6により形成された各記録パターンPTB,PTD,P
Fの間に形成することが可能となる。
【0083】上述したように、本発明構成例では、記録
ヘッドHR2の回転中ドラム8上での配置高さを記録ヘッ
ドHR1よりも2×Δh相当分だけ高くすると共に、FW
D方向の記録時には記録ヘッドHR1を先行するヘッドと
し、一方、REV方向の記録時は記録ヘッドHR2を先行
ヘッドとして使用し、また、FWD方向の記録時及びR
EV方向の記録時ともに前述したような回転中ドラムの
回転数とテープ走行速度の関係を維持することで、図1
8に示すように、磁気テープ40上でのFWD記録部と
REV記録部との境界部分での記録トラックの重ね書き
が生ずることなく、したがって再生時にも記録信号を正
確に読み出すことが可能となる。
【0084】なお、上述の説明では、2つの記録ヘッド
がそれぞれ3つのギャップを有する例について説明して
いるが、記録ヘッドの数やギャップ数はこれらに限定さ
れることはない。また、再生ヘッドについてはそれぞれ
対応する記録ヘッドと同じ構成及び配置高さとなされて
いる。
【0085】図1に戻って、上述のようにして映像デー
タが記録された磁気テープの再生を行う際には、上記シ
ステムコントローラ12が、リール及びキャプスタン制
御部4を制御して磁気テープをFWD方向或いはREV
方向の記録時と同じ速度で走行させ、回転中ドラム8を
記録時と同じ速度で回転させる。
【0086】すなわち、この再生時においても、前記図
10の回転中ドラム8を用いると共に、システムコント
ローラ12は、記録時と同様に、上記固定上ドラム7の
傾斜をテープの走行方向に応じて前述の図8又は図9に
示すように可変する。これにより、回転中ドラム8上に
設けられた再生ヘッドHP1及びHP2は、前述の記録時に
形成された各記録トラックをそれぞれ走査することがで
きるようになる。これら各再生ヘッドHP1,HP2によ
り、FWD方向或いはREV方向の記録トラックを再生
されて得られた、記録トラックの再生信号は順次切り換
え回路16に供給される。
【0087】切り換え回路16は、各再生ヘッドHP1
P2から再生信号が供給されると、これら再生信号を、
順次、復調回路31に供給する。復調回路31は、各再
生ヘッドHP1,HP2からの再生信号を2値化し、さらに
8−14変調に対応する復調等の処理を行って再生デー
タを形成し、この再生データをメモリ32に送る。
【0088】上述したようにして復調回路31にて復調
され、上記メモリ32に蓄えられた再生データは、復号
化回路33に送られ、ここで誤り訂正処理と復号化処理
が施される。
【0089】当該復号化回路33から出力された再生デ
ータは、バッファメモリ34に蓄えられた後、読み出さ
れプロセス処理回路35に送られる。プロセス処理回路
35は、記録時と同じレートで再生データが出力される
ように、バッファメモリ34に保持された再生データを
読み出し、この再生データにプロセス処理を行って映像
データとして出力すると共に、当該映像データをD/A
変換回路36に供給する。D/A変換回路36は、プロ
セス処理回路35からの映像データをD/A変換して映
像信号を形成して出力する。
【0090】かくして、磁気テープのFWD方向或いは
REV方向の記録トラックに記録されたデータが再生さ
れ、当該再生されたデータに基づく映像データ及び映像
信号が出力される。
【0091】
【発明の効果】本発明においては、複数のギャップを有
する複数の記録ヘッドを備えてなる回転ドラムと、磁気
テープの第1の走行方向とその反対方向である第2の走
行方向とで、磁気テープに対する回転ドラムの傾斜角度
を同一にする傾斜角駆動手段とを有し、第1の走行方向
での記録時に最初に磁気テープ上を走査する記録ヘッド
と、第2の走行方向での記録時に最初に磁気テープ上を
走査する記録ヘッドとを切り換えることにより、磁気テ
ープに対する往復記録を可能にしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録再生装置をディジタルVTR
に適用した概略構成例を示すブロック図である。
【図2】本構成例のディジタルVTRを構成する回転ド
ラムの具体的な構成を示す断面図である。
【図3】回転ドラムを構成する支持部の具体的な形状を
示す斜視図である。
【図4】回転ドラムの具体的な形状を示す図である。
【図5】回転ドラムのアジマス方向の調整を説明するた
めの図である。
【図6】回転ドラムのアオリ方向の調整を説明するため
の図である。
【図7】回転ドラムを構成する距離センサの構成を示す
図である。
【図8】FWD方向時における回転ヘッド部の傾斜角の
制御動作及び磁気テープ上に形成される記録トラックに
ついて説明するための図である。
【図9】REV方向時における回転ヘッド部の傾斜角の
制御動作及び磁気テープ上に形成される記録トラックに
ついて説明するための図である。
【図10】本発明構成例の回転中ドラム上の記録ヘッド
及び再生ヘッドの配置例を示す図である。
【図11】ヘッド本体の斜視図である。
【図12】記録ヘッドのギャップとFWD方向時の記録
パターンについて説明するための図である。
【図13】FWD方向時に形成される記録トラックを示
す図である。
【図14】記録ヘッドのギャップとREV方向時の記録
パターンについて説明するための図である。
【図15】図14の記録ヘッドでREV方向の記録を行
った時に形成される記録トラックを示す図である。
【図16】図12及び図14のようにして記録パターン
を形成した場合の欠点について説明するための図であ
る。
【図17】本発明構成例の記録ヘッドのギャップとRE
V方向時の記録パターンについて説明するための図であ
る。
【図18】図17のようにして記録パターンを形成する
場合の磁気テープ上の記録トラックを示す図である。
【図19】従来のディジタルVTRを構成する回転ドラ
ムの構成例を示す図である。
【図20】従来のディジタルVTRの記録フォーマット
を示す図である。
【図21】従来のディジタルVTRにおいてFWD方向
時に形成された記録トラックの傾斜角とREV方向時に
形成された記録トラックの傾斜角との違いについて説明
するための図である。
【図22】従来のディジタルVTRにおいてFWD方向
時に形成された記録トラックの傾斜角とREV方向時に
形成された記録トラックの傾斜角の違いによる欠点を説
明するための図である。
【符号の説明】
1 回転ヘッド部 1a 回転ドラム部 2 記録系 3 再生系 4 リール及びキャプスタン制御部 5 支持部 6 固定下ドラム 7 固定上ドラム 8 回転中ドラム 9 磁気ヘッド 10A、10B 圧電アクチュエータ 11A、11B 距離センサ 12 システムコントローラ 13 基準電圧発生回路 14A、14B、15A、15B 差動アンプ 16 切り換え回路 HR1,HR2 記録ヘッド HP1,HP2 再生ヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/93 H04N 5/93 D

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープ上を斜め方向に走査する回転
    ヘッド装置において、 複数のギャップを有する複数の記録ヘッドを備えてなる
    回転ドラムと、 磁気テープの第1の走行方向と当該第1の走行方向の反
    対方向である第2の走行方向とで、磁気テープに対する
    回転ドラムの傾斜角度を同一にする傾斜角駆動手段とを
    有し、 上記第1の走行方向での記録時に最初に磁気テープ上を
    走査する記録ヘッドと、上記第2の走行方向での記録時
    に最初に磁気テープ上を走査する記録ヘッドとを切り換
    えることを特徴とする回転ヘッド装置。
  2. 【請求項2】 上記複数の各記録ヘッドは、全記録ヘッ
    ド数より1少ない数分の記録トラック幅に相当する距離
    だけ上記複数の各ギャップをそれぞれ離して備えること
    を特徴とする請求項1記載の回転ヘッド装置。
  3. 【請求項3】 上記磁気テープの走行速度と回転ドラム
    の回転数との関係が、上記回転ドラムの一回転当たり、
    全記録ヘッドのギャップ総数に対応する記録トラック数
    分に相当する距離だけ磁気テープが走行する関係を有す
    るとき、上記回転ドラム上に180゜対向して配置され
    る一対の磁気ヘッドの配置高さを、先行する磁気ヘッド
    により形成される記録トラックと後行する磁気ヘッドに
    より形成される記録トラックとが隣接するような高さに
    することを特徴とする請求項2記載の回転ヘッド装置。
  4. 【請求項4】 上記回転ドラムには、上記複数の各記録
    ヘッドに対応して、ドラム回転方向の逆方向にそれぞれ
    所定角度分だけ離れた位置に配される複数のギャップを
    有する再生ヘッドを配してなることを特徴とする請求項
    1記載の回転ヘッド装置。
  5. 【請求項5】 複数のギャップを有する複数の記録ヘッ
    ドと複数のギャップを有する複数の再生ヘッドとを備え
    てなる回転ドラムと、 上記回転ドラム上の記録ヘッドに供給する記録信号を生
    成する記録信号生成手段と、 上記回転ドラム上の再生ヘッドにより磁気テープから読
    み出された信号から再生信号を生成する再生信号生成手
    段と、 磁気テープの走行方向及び走行速度を制御するテープ走
    行制御手段と、 上記回転ドラムの回転数を制御する回転数制御手段と、 磁気テープの第1の走行方向と当該第1の走行方向の反
    対方向である第2の走行方向とで、磁気テープに対する
    回転ドラムの傾斜角度を同一にする傾斜角駆動手段と、 上記第1の走行方向での記録時に最初に磁気テープを走
    査する記録ヘッドと、上記第2の走行方向での記録時に
    最初に磁気テープ上を走査する記録ヘッドとを切り換え
    るヘッド切り換え手段とを有することを特徴とする記録
    再生装置。
  6. 【請求項6】 上記複数の各記録ヘッドは、全記録ヘッ
    ド数より1少ない数分の記録トラック幅に相当する距離
    だけ上記複数の各ギャップをそれぞれ離して備えること
    を特徴とする請求項5記載の記録再生装置。
  7. 【請求項7】 上記磁気テープの走行速度と回転ドラム
    の回転数との関係が、回転ドラムの一回転当たり、全記
    録ヘッドのギャップ総数に対応する記録トラック数分に
    相当する距離だけ磁気テープが走行する関係を有すると
    き、回転ドラム上に180゜対向して配置される一対の
    磁気ヘッドの配置高さを、先行する磁気ヘッドにより形
    成される記録トラックと後行する磁気ヘッドにより形成
    される記録トラックとが隣接するような高さにすること
    を特徴とする請求項6記載の記録再生装置。
  8. 【請求項8】 上記回転ドラム上に配される複数の再生
    ヘッドは、上記複数の各記録ヘッドに対応して、ドラム
    回転方向の逆方向にそれぞれ所定角度分だけ離れた位置
    に配することを特徴とする請求項5記載の記録再生装
    置。
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