JPH09161358A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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Publication number
JPH09161358A
JPH09161358A JP7318152A JP31815295A JPH09161358A JP H09161358 A JPH09161358 A JP H09161358A JP 7318152 A JP7318152 A JP 7318152A JP 31815295 A JP31815295 A JP 31815295A JP H09161358 A JPH09161358 A JP H09161358A
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recording
head
magnetic tape
drum
servo
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Withdrawn
Application number
JP7318152A
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English (en)
Inventor
Shosuke Tanaka
章介 田中
Jiro Fujiwara
二郎 藤原
Akiyuki Yoshida
昭行 吉田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 FWD方向の記録トラックの傾斜角とREV
方向の記録トラックの傾斜角とを一致させ、FWD方向
での記録トラックの間にREV方向での記録トラックを
正確に形成し、往復記録ができるようにする。 【解決手段】 ヘッドが磁気テープ上を記録トラック1
本分の間隔を空けて走査するように回転中ドラム8の回
転速度及びテープ走行速度を制御するシステムコントロ
ーラ12と、FWD方向時のヘッドの走査軌跡とREV
方向時のヘッドの走査軌跡とが平行かつ重ならないよう
に調整する基準電圧発生回路13から圧電アクチュエー
タ10A,10Bまでの構成と、FWD方向時に記録ト
ラック1本分の間隔を空けて形成した記録トラックを、
REV方向時に走査するサーボ用ヘッドとを有し、サー
ボ用ヘッドからのサーボ信号を用いて、回転中ドラム8
の回転速度及びテープ走行速度の制御と走行軌跡調整を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、回転ヘッドの傾斜
角を制御して磁気テープに対する往復の記録/再生を可
能とする記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、磁気テープにディジタル情報
とした音声や映像等のデータを記録/再生するディジタ
ルビデオテープレコーダ装置(以下、ディジタルVTR
という)が知られている。このようなディジタルVTR
では、磁気ヘッドと磁気テープの相対速度の向上による
周波数特性の向上と、記録/再生時の磁気テープの使用
量の減少を両立させるために、磁気ヘッドを回転させる
回転ドラムを用い、この回転ドラムに斜めに巻き付けた
磁気テープ上の表面を磁気ヘッドによって斜めに走査す
るいわゆるヘリカルスキャンを行って、データの記録/
再生を行うようになっている。
【0003】このようなディジタルVTRに用いられる
回転ドラムの一例としては、図18に示すようなものが
存在する。すなわち、この図18に示す回転ドラムは、
磁気ヘッド90が取り付けられた回転ドラム91と、磁
気テープ92の走行を規制するガイドローラ93、94
とを有し、ガイドローラ93、94によって磁気テープ
92を回転ドラム91に傾斜させて巻き付けるようにな
っている。また、回転ドラムの他の例としては、例えば
図19に示すように、回転ドラム91の対向する位置に
2つの磁気ヘッド95、96を設けたものも存在する。
この図19の回転ドラムの場合には、回転ドラム91に
対する磁気テープ92の巻き付け角を、図18のような
回転ドラム91に1つの磁気ヘッド90を設けた場合に
比して約半分としている。
【0004】上記ディジタルVTRにおいて、これらの
回転ドラムを用いてデータの記録を行う際には、キャプ
スタンサーボ系により磁気テープ92を一定の速度で走
行させると共に、ヘッド回転数制御系により回転ドラム
91を一定の回転数で回転させる。
【0005】この回転ドラムの回転数と磁気テープの走
行速度の関係は、回転ドラムが一回転する間に磁気テー
プが1トラックピッチ分だけ走行するように決められて
いる。したがって、回転ドラムにn個の記録ヘッドが設
けられている場合は、回転ドラムが一回転し、磁気テー
プがnトラックピッチ分だけ走行する間に、n本の記録
トラックが形成されることになる。
【0006】上述のようにして磁気テープの走行速度及
び回転ドラム91の回転数を制御した状態で、当該回転
ドラム91に取り付けられた磁気ヘッド90、或いは9
5及び96によって、磁気テープに記録を行うことによ
り、図20に示すように、磁気テープ92上には所定角
度分傾斜した記録トラック97が隙間なく形成されるよ
うになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このようなディジタル
VTRでは、テープ順送り方向(以下、FWD方向と言
う)の記録/再生が終了した後、更に記録/再生を行う
ためには磁気テープの巻き戻しが必要となる。このた
め、例えば再度記録を行うためには、磁気テープを全て
巻き戻してから記録を行う必要があり、記録を再開する
までに時間を要する問題がある。特に携帯用ビデオカメ
ラ装置等においては、省電力化が図られているために巻
き戻し速度が非常に遅く、巻き戻しのための時間が無視
できないものとなっている。また、この巻き戻しの最中
に、例えば映像の記録の必要が生じたような場合であっ
ても、記録を行うことができない。
【0008】ここで、このような不都合を解消するため
に、近年は、磁気テープの一方向での記録が終了した時
点で、当該磁気テープの走行方向を反転させて他方向で
の記録を行うような往復記録が考えられている。もちろ
ん、これに対応する再生の場合も、磁気テープの一方向
での再生が終了した時点で当該磁気テープの走行方向を
反転させて他方向での再生を行う往復再生が行われるこ
とになる。
【0009】しかし、上述のディジタルVTRでは、単
に磁気テープの送り方向を逆送り方向(以下、REV方
向と言う)にして記録を行っただけでは、図21に示す
ように、当該REV方向のときに形成される記録トラッ
ク98Rの傾斜角が、順送り方向(FWD方向)のとき
に形成された記録トラック98Fの傾斜角と異なってし
まう。また、FWD方向のときに形成された記録トラッ
ク97は隙間なく形成されているため、当該REV方向
での記録時には、上記FWD方向のときの記録トラック
97に上書きして記録を行うことになる。
【0010】このようなことから、上述のディジタルV
TRを用いて往復記録を行うためには、順送り方向(F
WD方向)或いは逆送り方向(REV方向)の記録を行
う際に、例えば1本おきに記録トラックを形成する必要
がある。
【0011】このような1本おきの記録トラックを形成
するためには、先ず、例えば図18において回転ドラム
91の回転数を変えずに磁気テープ92の走行速度を前
述の記録トラックを隙間なく形成するときの2倍とし、
磁気テープ92をFWD方向に走行させて記録を行う。
すなわち、一定の回転速度で回転する回転ドラム91上
に取り付けられた磁気ヘッド90によって磁気テープ9
2上に1本の記録トラックが形成された後、この回転ド
ラム91の回転に伴って磁気ヘッド90が次に磁気テー
プ92上に到達するまでの間に、当該磁気テープ92が
記録トラック2本分だけFWD方向に移送されることに
より、磁気テープ92上には、図22の(A)に示すよ
うな、当該FWD方向での記録トラック99Fが1本お
きに形成される。
【0012】次に、磁気テープ92に対してREV方向
の記録を行うには、磁気テープ92を例えば終端まで走
行させた後、当該磁気テープ92の走行速度は変えずに
その走行方向をREV方向に反転させて同様に記録を行
う。これにより、図22の(B)に示すように、REV
方向での1本おきの記録トラック99Rが形成される。
【0013】しかしながら、従来のディジタルVTRに
おいては、回転ドラムの傾斜角がFWD方向の記録を行
う際の傾斜角に固定されているため、FWD方向のとき
に形成される記録トラック99FとREV方向のときに
形成される記録トラック99Rとでは、その傾斜角が異
なる。このため、FWD方向の記録を行った後に、RE
V方向の記録を行うと、図22の(C)に示すように、
先に記録されたFWD方向の記録トラック99Fの上
に、REV方向の記録トラック99Rが一部重なって記
録されてしまい、往復記録を行うことができない問題が
ある。
【0014】仮に、FWD方向のときに形成される記録
トラックの傾斜角とREV方向のときに形成される記録
トラックの傾斜角とを一致させることができたとして
も、例えばFWD方向で既に形成された前記1本おきの
記録トラックの間に、REV方向での記録トラックを正
確に形成することは非常に困難である。
【0015】そこで、本発明は、上述のような問題点に
鑑みてなされたものであり、順方向の記録トラックの傾
斜角と逆方向の記録トラックの傾斜角とを一致させるこ
とができると共に、順方向での記録トラックの間に逆方
向での記録トラックを正確に形成することができ、往復
記録を行うことができる記録再生装置を提供することを
目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の記録再生装置
は、回転ドラム上の記録及び/又は再生ヘッドが、磁気
テープ上を記録トラック1本分の間隔を空けて走査する
ように回転ドラムの回転速度及びテープ走行速度を制御
する手段と、第1の走行方向で走行する磁気テープ上で
の記録及び/又は再生ヘッドの走査軌跡と第1の走行方
向の反対方向である第2の走行方向で走行する磁気テー
プ上での記録及び/又は再生ヘッドの走査軌跡とが平行
かつ重ならないように調整する手段と、第1の走行方向
で走行する磁気テープ上に形成した記録トラックを、第
2の走行方向で走行する磁気テープ上で走査する回転ド
ラム上のサーボ用ヘッドとを有し、サーボ用ヘッドから
のサーボ信号を用いて回転ドラムの回転速度及びテープ
走行速度の制御と走行軌跡調整を行うことにより、上述
の課題を解決する。
【0017】すなわち、本発明の記録再生装置によれ
ば、先に形成した記録トラックからサーボ信号を生成
し、このサーボ信号に基づいて、当該先に形成した記録
トラックの間に別の記録トラックを形成するようにして
いる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0019】先ず、本発明に係る第1の構成例の記録再
生装置は、図1に示すように、映像及び音声をディジタ
ルデータとして磁気テープに記録/再生するディジタル
ビデオテープレコーダ装置(ディジタルVTR)に適用
することができる。
【0020】この図1に示すディジタルVTRは、記録
データの記録及び再生をディジタル的に行う回転ヘッド
部1と、外部から供給されたアナログ映像信号或いはデ
ィジタル映像データに基づいて記録データを形成して回
転ヘッド部1に供給する記録系2と、上記回転ヘッド部
1により磁気テープから読み出された再生信号から映像
データを復元して出力する再生系3とを備える。
【0021】上記回転ヘッド部1は、磁気テープに斜め
記録トラックを形成して当該記録トラックに記録データ
を記録し、また記録トラックに記録されたデータを再生
するための回転ドラム1aと、当該回転ドラム1aに巻
装された磁気テープの走行方向及び走行速度を制御する
ためのリール及びキャプスタン制御部4と、上記回転ド
ラム1aが固定される支持部5と、後述するサーボ制御
を行うためのサーボ信号処理回路18を含み、装置全体
の制御を行うシステムコントローラ12と、該システム
コントローラ12からの制御に応じて後述する傾斜角制
御のための基準電圧を発生する基準電圧発生回路13等
を備えている。
【0022】上記回転ドラム1aは、円柱状の固定下ド
ラム6と、同じく円柱状の固定上ドラム7と、該固定上
ドラム7に回転自在に設けられた円盤状の回転中ドラム
8とで構成されている。
【0023】上記回転中ドラム8の周側部には、図2の
(A)に示すように、4チャンネル分に対応する4つの
記録ヘッドHRE1〜HRE4と、これら4つの記録ヘッドH
RE1〜HRE4にそれぞれ180度相対向して配置される4
つの再生ヘッドHPB1〜HPB 4と、後述する順方向(FW
D方向)時のサーボ用ヘッド(以下、FWDサーボヘッ
ドHFSと呼ぶ)と、当該FWDサーボヘッドHFSに18
0度相対向して配置される後述する逆方向(REV方
向)時のサーボ用ヘッド(以下、REVサーボヘッドH
RSと呼ぶ)とが設けられている。この回転中ドラム8
は、上記システムコントローラ12内のサーボ信号処理
回路18からの制御に応じて動作する駆動モータ59に
より、一定の回転速度で回転駆動される。
【0024】上記支持部5は、上記固定下ドラム6を固
定する下ドラム固定部5Fと、上記固定上ドラム7を固
定する上ドラム固定部5Eとで構成されている。上記下
ドラム固定部5Fと上ドラム固定部5Eとはそれぞれ中
央部で互いに接続されており、側面側から見てHを横に
した構造を有している。
【0025】また、上記支持部5には、供給される電圧
に応じて伸縮する圧電アクチュエータ10A及び10B
がそれぞれ下ドラム固定部5Fと上ドラム固定部5Eと
に亘って設けられている。
【0026】さらに、上記回転ヘッド部1は、固定下ド
ラム6と回転中ドラム8との間の距離を検出する距離セ
ンサ11A及び11Bと、上記基準電圧発生回路13か
らの基準電圧と上記距離センサ11A及び11Bの検出
出力に基づいて上記圧電アクチュエータ10A及び10
Bを駆動するための差動アンプ14A,14B,15
A,15Bと、再生時には再生ヘッドHPB1〜HPB4によ
り磁気テープから再生された再生信号を再生系3に供給
し、記録時には上記記録系2から供給される記録データ
を記録ヘッドHRE1〜HRE4に供給し、前記サーボヘッド
FSまたはHRSにより後述するように再生されたサーボ
用の信号をシステムコントローラ12のサーボ信号処理
回路18に供給する切り換え回路16とを備えている。
【0027】上記記録系2は、外部から供給されたアナ
ログ映像信号をディジタル映像データに変換するアナロ
グ/ディジタル変換(以下、A/D変換という)回路2
1と、該A/D変換回路21からの映像データと外部か
ら供給されたディジタル映像データとを切り換えて出力
する切り換え回路22と、該切り換え回路22からの映
像データが供給されるバッファメモリ23と、上記バッ
ファメモリ23から映像データを読み出して符号化する
と共に誤り訂正符号を付加して出力する符号化回路24
と、該符号化回路24の出力に同期情報を付加して出力
する同期発生回路25と、該同期発生回路25の出力を
例えばいわゆる8−14変調(Eight-Forteen Modurati
on)方式にて変調して上記切り換え回路16に供給する
変調回路26とを備えている。
【0028】上記再生系3は、上記回転ヘッド部1によ
り磁気テープから再生され、上記切り換え回路16を介
して供給される再生信号に上記8−14変調に対応する
復調処理を施す復調回路31と、該復調回路31によっ
て復調された再生データを後段の復号化処理にて使用す
るために一旦保持するメモリ32と、このメモリ32か
ら読み出された再生データに誤り訂正処理を施すと共に
復号化処理を施す復号化回路33と、上記復号化回路3
3からの復号化出力を後段のプロセス処理にて使用する
ために保持するバッファメモリ34と、該バッファメモ
リ34の出力にプロセス処理を行うプロセス処理回路3
5と、該プロセス処理回路35の出力をディジタル/ア
ナログ変換(以下、D/A変換という)して出力するD
/A変換回路36とを備えている。なお、プロセス処理
回路35の出力を直接ディジタル映像データとして出力
することも可能である。
【0029】ここで、上記回転ドラム1aの構成をさら
に具体的に説明すると、図3に示すように、上記固定下
ドラム6及び固定上ドラム7は、それぞれネジ41A及
びネジ42Aによって支持部5に固定されている。
【0030】固定上ドラム7には、円筒形状のベアリン
グ保持部7Aが形成されており、当該ベアリング保持部
7Aに保持されたベアリング45A、45Bを介して回
転軸44が回転自在に枢支されている。
【0031】回転軸44の下端部には、フランジ46の
中心部分に形成された円筒形状の勘合部46Bが勘合固
定されている。このフランジ46の取り付け面(上面)
46Aには回転中ドラム8が固定されている。また当該
回転中ドラム8の周側部には、前記図2にて示した各磁
気ヘッドHRE1〜HRE4,HPB1〜HPB4,HFS,HRSにそ
れぞれ対応するヘッド基板56が締結されており、これ
らヘッド基板56を介して前述の各磁気ヘッドが回転中
ドラム8の周縁部からわずかに突出して固定されてい
る。これら磁気ヘッドは、各々対応する調整ネジ57に
よってその高さを微調整することができるようになって
いる。これにより回転軸44と一体に回転中ドラム8に
取り付けられた各磁気ヘッドを回転し得るようになって
いる。なお、図2の(B)には、回転中ドラム8に取り
付けられた各磁気ヘッドの高さの関係を概略的に示して
いる(調整ネジやヘッド基板の図示は省略している)。
この図2の(B)に示した各磁気ヘッドの高さの関係の
詳細については後述する。
【0032】また、上記固定下ドラム6には、ベアリン
グ保持部6Bが形成されており、当該ベアリング保持部
6Bに保持されたベアリング55A,55Bを介して回
転軸54が回転自在に枢支されている。この回転軸54
と、上記固定上ドラム7側において設けられた回転軸4
4とは、それぞれフレキシブルジョイント47によって
結合されており、駆動モータ59を回転駆動して回転軸
54を回転した際にこれと一体に回転軸44を回転させ
ることができるようになっている。かくして、駆動モー
タ59を駆動することにより回転軸54、44及び回転
中ドラム8を介して各磁気ヘッドを回転させることがで
きる。
【0033】フレキシブルジョイント47の下端部に
は、ロータリートランス53のロータ53Bが固定され
ており、このロータ53Bがフレキシブルジョイント4
7と一体に回転し得るようになっている。また、固定下
ドラム6のベアリング保持部6Bの表面には、ロータリ
ートランス53のステータ53Aが固定されている。
【0034】この回転ドラム1aでは、磁気ヘッドを交
換する場合に、回転中ドラム8を固定上ドラム7と共に
交換することになる。このとき、回転軸44に固定され
たフランジ46の取り付け面46Aの平行度(すなわ
ち、フランジ46の取り付け面46Aの回転軸44に対
する直角度)と、回転中ドラム8のフランジ46に対す
る取り付け面の平面度とが予め設定された誤差範囲内に
収まるように組み立てられ、固定上ドラム7に対する各
磁気ヘッドの回転軌跡の誤差が許容範囲内に納められて
いる。したがって、上述のように回転中ドラム8を組み
込んだ固定上ドラム7を交換することにより、回転中ド
ラム8のみを交換する場合等に生じる回転中ドラム8の
取り付け誤差をなくすことができる。また、上述のよう
に回転中ドラム8に複数の磁気ヘッドが取り付けられて
いる場合に、回転中ドラム8のみを交換する場合には、
回転ドラム1aに回転中ドラム8を取り付けた状態で、
複数の磁気ヘッドの回転軌跡を調整する必要がある。し
かしながら、上述のように回転中ドラム8を組み込んだ
固定上ドラム7を交換することとすれば、予め、固定上
ドラム7に回転軸44、フランジ46及び回転中ドラム
8を取り付けた状態で、磁気ヘッドの回転軌跡を調整し
ておくことができる。そして、予め回転中ドラム8を組
み込み、磁気ヘッドの回転軌跡を調整しておいた固定上
ドラム7を交換すれば、磁気ヘッドの回転軌跡の調整を
容易にすることができる。
【0035】ところで、固定上ドラム7及び固定下ドラ
ム6を支持する支持部5には2つのスリット5C及び5
Dが形成されており、さらに、図4に示すようにスリッ
ト5Cに連通して切り欠き部5A及び5Bが形成されて
いる。
【0036】したがって、支持部5は、スリット5Cに
よって固定上ドラム7を支持する上ドラム固定部5Eと
固定下ドラム6を支持する下ドラム固定部5Fに分割さ
れ、当該上ドラム固定部5E及び下ドラム固定部5Fは
切り欠き部5A及び5B間に形成された結合部69によ
って連接されている。
【0037】この切り欠き部5Aの上面部には、垂直方
向に支持孔70Aが形成されており、当該支持孔70A
内には円柱形状の圧電アクチュエータ10Aが設けられ
ている。この圧電アクチュエータ10Aはその下端部を
切り欠き部5Aの底面に当接し、さらに上端部をネジ孔
65Aに螺合されたネジ68Aに当接し、これにより、
切り欠き部5Aの底面及びネジ68Aに固定されてい
る。
【0038】また、切り欠き部5Bの上面部には、垂直
方向に支持孔70Bが形成されており、当該支持孔70
B内には、円柱形状の圧電アクチュエータ10Bが設け
られている。この圧電アクチュエータ10Bはその下端
部を切り欠き部5Bの底面に当接し、さらに上端部をネ
ジ孔65Bに螺合されたネジ68Bに当接し、これによ
り、切り欠き部5Bの底面及びネジ68Bに固定されて
いる。
【0039】圧電アクチュエータ10A及び10Bは、
それぞれ印加される電圧値に応じてその長手方向、すな
わち図4中矢印d方向及び矢印dと逆の方向に伸縮する
ようになっている。したがって、圧電アクチュエータ1
0A及び10Bに印加する電圧値をそれぞれ制御し、例
えば圧電アクチュエータ10Aを縮めると共に圧電アク
チュエータ10Bを伸ばすことにより、図5の(B)に
示すように、結合部69の支点O2 を中心にして上ドラ
ム固定部5Eが図5の(B)中に矢印aで示す方向に傾
く。逆に、例えば圧電アクチュエータ10Aを伸ばすと
共に圧電アクチュエータ10Bを縮めることにより、結
合部69の支点O2 を中心に上ドラム固定部5Eが図5
の(B)中に矢印aと逆の方向に傾く。
【0040】この結果、図5の(B)の支持部5を紙面
反対側から回転ドラム1aとして見た図6の(A)に示
すように固定上ドラム7が水平な状態から、例えば圧電
アクチュエータ10Aを縮めると共に圧電アクチュエー
タ10Bを伸ばすように駆動すると、同図の(B)に示
すように、これに応じて当該上ドラム固定部5Eに固定
された固定上ドラム7が矢印aで示す方向に傾く。した
がって、当該上ドラム固定部5Eに一体化された回転中
ドラム8も固定上ドラム7と共に同図(B)中の矢印a
で示す方向に傾き、この結果、回転中ドラム8に固定さ
れた磁気ヘッドの軌跡を、固定上ドラム7及び固定下ド
ラム6の周側面に摺接する磁気テープに対して傾けるこ
とができる。
【0041】また、図6の(A)に示すように固定上ド
ラム7が水平な状態から、圧電アクチュエータ10Aを
伸ばすと共に圧電アクチュエータ10Bを縮めるように
駆動すると、図6の(C)に示すように、これに応じて
当該上ドラム固定部5Eに固定された固定上ドラム7が
図6の(C)中の矢印aの方向に傾く。したがって、当
該上ドラム固定部5Eに一体化された回転中ドラム8も
固定上ドラム7と共に図6の(C)中の矢印aの方向に
傾き、この結果、回転中ドラム8に固定された磁気ヘッ
ドの軌跡を、固定上ドラム7及び固定下ドラム6の周側
面に摺接する磁気テープに対して傾けることができる。
【0042】上述のように、圧電アクチュエータ10
A,10Bの伸縮量をこれに印加する電圧値によって調
節することにより、磁気テープに対する磁気ヘッドの走
査軌跡をアジマス方向に傾けることができる。以下、こ
のようなアジマス方向への調整を水平度調整と呼ぶ。
【0043】また、上記図4において、支持部5は、垂
直方向に形成されたスリット5Dによって、固定下ドラ
ム6を固定する下ドラム固定部5Fと固定上ドラム7を
固定する上ドラム固定部5Eに連結したアオリ調整部5
Gとに結合部75を介して分割されている。
【0044】アオリ調整部5Gには下ドラム固定部5F
に連通した支持孔70Cが形成されており、当該支持孔
70Cにはネジ孔71に螺合されたネジ63よって圧電
アクチュエータ62が保持されている。この圧電アクチ
ュエータ62に対して印加する電圧値を調整することに
より、当該圧電アクチュエータ62を伸縮させることが
できる。
【0045】したがって、圧電アクチュエータ62を伸
ばすことにより、下ドラム固定部5Fに対してアオリ調
整部5Gを近接する方向すなわち図4中の矢印bで示す
方向に変位させることができると共に、圧電アクチュエ
ータ62を縮めることにより、アオリ調整部5Gを下ド
ラム固定部5Fから離間する方向すなわち図中矢印bと
逆の方向に変位することができる。
【0046】したがって、図3に示すように、圧電アク
チュエータ62によってアオリ調整部5Gを下ドラム固
定部5Fに対して図3の図中矢印bで示す方向に変位さ
せると、当該アオリ調整部5Gに対して結合された上ド
ラム固定部5Eを介して固定上ドラム7を変位させるこ
とができる。この固定上ドラム7の変位方向は、支持部
5の結合部75の支点O1 を中心に図3の図中矢印cで
示す方向となる。
【0047】逆に、圧電アクチュエータ62によってア
オリ調整部5Gを下ドラム固定部5Fに対して図3の図
中矢印bと逆の方向に変位させると、当該アオリ調整部
5Gに対して結合された上ドラム固定部5Eを介して固
定上ドラム7を変位させることができる。この固定上ド
ラム7の変位方向は、支持部5の結合部75の支点O1
を中心に図3の図中矢印cと逆の方向となる。
【0048】この結果、図5の(B)の支持部5を紙面
反対側から回転ドラム1aとして見た図7の(A)に示
すように固定上ドラム7が水平な状態から、例えば図7
の(B)の図中矢印cに示す方向に、圧電アクチュエー
タ62によって固定上ドラム7を変位させると、これに
応じて当該固定上ドラム7の回転軸44に一体化された
回転中ドラム8も固定上ドラム7と共に図7の(B)中
矢印cで示す方向に傾き、この結果、回転中ドラム8に
固定された磁気ヘッドの軌跡を、固定上ドラム7及び固
定下ドラム6の周側面に摺接する磁気テープに対して上
方向に変位させることができる。
【0049】また、図7の(A)に示すように固定上ド
ラム7が水平な状態から、例えば図7の(C)に示すよ
うに、圧電アクチュエータ62によって固定上ドラム7
を図7の(C)中の矢印cの方向に変位させると、これ
に応じて当該固定上ドラム7の回転軸44に一体化され
た回転中ドラム8も固定上ドラム7と共に図7の(C)
中の矢印cの方向に傾き、この結果、回転中ドラム8に
固定された磁気ヘッドの軌跡を、固定上ドラム7及び固
定下ドラム6の周側面に摺接する磁気テープに対して下
方向に変位させることができる。
【0050】このように圧電アクチュエータ62の伸縮
量を調節することにより、磁気テープに対する各磁気ヘ
ッドの走査軌跡を上下方向(アオリ方向)に平行移動さ
せることができる。以下、このようなアオリ方向への調
整を垂直変位度調整と呼ぶ。
【0051】また、回転ドラム1aの回転中ドラム8の
下面8Cにおいて各磁気ヘッドが設けられていない領域
は鏡面加工されており、固定下ドラム6の当該下面8C
に相対する位置には、図8に示すように、上述の距離セ
ンサ11Bが固定されている。この距離センサ11B
は、回転中ドラム8の下面8Cに対してレーザ光を照射
するレーザダイオードと、下面8Cで反射した反射レー
ザ光を受光する受光部とからなり、この受光位置におけ
る当該距離センサ11Bと下面8Cとの距離を検出する
ものである。この距離センサ11Bは、反射レーザ光の
受光位置、すなわち距離センサ11Bと下面8Cとの距
離に応じた電圧レベルを検出出力として出力するように
なっている。
【0052】同じく、この回転ドラム1aには、上記距
離センサ11Bと同様な構成の距離センサ11A,11
Cが設けられている。各距離センサ11A〜11Cの配
置は、回転ドラム1aの上面を示す図5の(A)に示す
ように、距離センサ11B,11Cが回転中ドラム8の
回転中心すなわち回転軸44を通る直線上に配置され、
距離センサ11Aが距離センサ11B,11Cに対して
90度の間隔を隔てた位置配置されている。
【0053】また、距離センサ11B,11Cを通る直
線上には、図4に示す支持部5の結合部69が有り、こ
れにより、圧電アクチュエータ10A,10Bによって
回転中ドラム8をアジマス調整した場合及び回転中ドラ
ム8がアジマス方向に変位した場合において距離センサ
11B,11Cの検出出力が変化せず、圧電アクチュエ
ータ62によって回転中ドラム8をアオリ調整(垂直変
位度調整)した場合及び回転中ドラム8がアオリ方向に
変位した場合において距離センサ11B,11Cの検出
出力が変化するようになっている。
【0054】また、距離センサ11Aの検出出力は圧電
アクチュエータ62によって回転中ドラム8をアジマス
調整(水平度調整)した場合及び回転中ドラム8がアジ
マス方向に変位した場合において変化するようになされ
ている。
【0055】したがって、距離センサ11B,11Cの
検出出力によって回転中ドラム8のアオリ方向の変位の
みを検出することができると共に、距離センサ11Aの
検出出力によって回転中ドラム8のアジマス方向の変位
すなわち水平度のみを検出することができる。
【0056】次に、このような回転ドラム1aの動作と
共に、本構成例に係るディジタルVTRの基本的な動作
を説明する。
【0057】図1に戻って、先ず映像の記録を行う際に
は、外部から上記記録系2にディジタル映像データ或い
はアナログ映像信号が供給される。外部からアナログ映
像信号が供給される場合には、当該アナログ映像信号が
A/D変換回路21にてA/D変換され、得られた映像
データが切り換え回路22に送られる。一方、外部から
ディジタル映像データが供給される場合には、当該映像
データが切り換え回路22に供給される。
【0058】切り換え回路22は、上記A/D変換回路
21からの映像データと外部からの映像データとを切り
換えてバッファメモリ23に供給する。これにより、当
該バッファメモリ23には、上記アナログ映像信号をA
/D変換した映像データ或いは外部から供給されたディ
ジタル映像データが記憶される。
【0059】システム同期発生回路27は、外部から供
給されたディジタル映像データ或いはアナログ映像信号
から同期情報を抽出し、この同期情報に応じて装置全体
の制御を行うためのシステム同期信号を発生する。この
システム同期信号は、例えば上述のシステムコントロー
ラ12等によって前記回転中ドラム8の回転数の制御等
に用いられる。
【0060】符号化回路24は、例えばシステム同期発
生回路26からのシステム同期信号に同期して所定時間
毎にバッファメモリ23から読み出された所定記録単位
分の映像データに、符号化すると共にエラー訂正用のパ
リティを付加して同期発生回路25に供給する。同期発
生回路25は、符号化回路24からの符号化された映像
データに同期情報等を付加し、上記所定記録単位毎に変
調回路26に供給する。
【0061】変調回路26は、同期発生回路25から所
定単位分の映像データが供給されると、それぞれ供給さ
れた映像データを例えば8−14変調して記録データを
形成し、形成した記録データを切り換え回路16に供給
する。切り換え回路16は、変調回路26からの記録デ
ータを前述した図2の記録ヘッドHRE1〜HRE4に順次供
給する。
【0062】一方、システムコントローラ12は、映像
の記録を行う際には、リール及びキャプスタン制御部4
を制御して、磁気テープを順送り(FWD)方向或いは
逆送り(REV)方向に一定の速度で走行させる。同時
に、システムコントローラ12は、上記駆動モータ59
を制御して回転中ドラム8を一定の回転数で回転させ
る。
【0063】ここで、前記図2に示した4つの記録ヘッ
ドHRE1〜HRE4の配置関係は、例えば磁気テープを一定
速度で走行させると共に回転中ドラム8を1回転させて
上記4つの記録ヘッドHRE1〜HRE4によって磁気テープ
上に4つの記録トラックを形成した場合に、各記録トラ
ックの間が記録トラック1本分(1トラックピッチ分)
だけ離れるような配置関係となされている。また、回転
中ドラム8の回転数と磁気テープの走行速度との関係
は、回転中ドラム8が1回転する間に、磁気テープが記
録トラック8本分走行するように設定される。このよう
な関係を持たせた状態で、上記4つの記録ヘッドHRE1
〜HRE4によって記録を行うと、磁気テープ上にはFW
D方向あるいはREV方向の4チャンネル分の記録トラ
ックが、それぞれ記録トラック1本分おきに形成される
ことになる。
【0064】また、このときのシステムコントローラ1
2は、磁気テープの走行方向に応じて、該走行方向に対
応する所定の傾斜角に応じた基準電圧の発生を基準電圧
発生回路13に指示する。
【0065】基準電圧発生回路13は、システムコント
ローラ12から指示された傾斜角制御のための制御信号
に応じて、圧電アクチュエータ10Aの駆動制御を行う
ための第1の基準電圧と、圧電アクチュエータ10Bの
駆動制御を行うための第2の基準電圧とを発生し、第1
の基準電圧は差動アンプ14Aの非反転入力に供給さ
れ、第2の基準電圧は差動アンプ14Bの非反転入力に
供給される。
【0066】差動アンプ14Aは、上記第1の基準電圧
と前記距離センサ11Aの検出出力との差を求める。こ
の差信号は、差動アンプ15Aを介して増幅され、駆動
電圧として圧電アクチュエータ10Aに送られる。一
方、差動アンプ14Bは、第2の基準電圧と上記距離セ
ンサ11Bの検出出力との差を求める。この差信号は、
差動アンプ15Bを介して増幅され、駆動電圧として圧
電アクチュエータ10Bに供給される。
【0067】これら圧電アクチュエータ10A,10B
は、上記供給された駆動電圧に応じて伸縮する。これら
圧電アクチュエータ10A,10Bの伸縮により、上ド
ラム固定部5Eと下ドラム固定部5Fの間の傾斜角が変
化する。当該傾斜角は、距離センサ11A,11Bの検
出出力と上記第1,第2の基準電圧との差に応じたもの
であるため、上記距離センサ11A,11Bの検出出力
と第1,第2の基準電圧との差が0になったときに、所
望の傾斜角が得られ、当該所望の傾斜角になったときに
圧電アクチュエータ10A、10Bの駆動が終了する。
【0068】このように、第1及び第2の基準電圧に応
じて上ドラム固定部5Eの傾斜角が制御され、さらに上
ドラム固定部5Eに固定された固定上ドラム7の傾斜角
が制御される。これにより、固定上ドラム7に回動自在
に取り付けられた回転中ドラム8の傾斜角が制御され
る。
【0069】すなわち、磁気テープにFWD方向の記録
を行うときは、システムコントローラ12は、リール及
びキャプスタン制御部4を制御して磁気テープをFWD
方向に前述した走行速度で走行させると共に、基準電圧
発生回路13を制御して、図9に示すように、例えば固
定上ドラム7を水平な状態として記録を行う。このと
き、各磁気ヘッドは、磁気テープ上を所定の傾斜角を有
する軌跡Tr1に沿って走査する。したがって、このよ
うな記録を行うことにより、図10の(A)に示すよう
に、磁気テープ上に所定の傾斜角を有する記録トラック
が1本おきに形成される。
【0070】また、磁気テープの走行を停止させて記録
(スチル記録)を行う場合には、システムコントローラ
12は、基準電圧発生回路13を制御して、図9に示す
ように、圧電アクチュエータ10Aを縮めると共に圧電
アクチュエータ10Bを伸ばし、固定上ドラム7を矢印
a方向に傾斜させて記録を行う。このとき、各磁気ヘッ
ドは、磁気テープ上を上記FWD方向の記録時と同じ傾
斜角を有する軌跡Tr2に沿って走査する。これによ
り、磁気テープ上に、FWD方向の記録トラックと同じ
傾斜角を有する記録トラックが形成される。
【0071】また、磁気テープにREV方向の記録を行
うときは、システムコントローラ12は、リール及びキ
ャプスタン制御部4を制御して磁気テープをREV方向
に前述した走行速度で走行させると共に、基準電圧発生
回路13を制御して、図9に示すように、固定上ドラム
7をスチル記録を行う場合よりさらに矢印a方向に傾斜
させて記録を行う。このとき、各磁気ヘッドは、磁気テ
ープ上を上記FWD方向の記録時と同じ傾斜角を有する
軌跡Tr3に沿って走査する。したがって、このような
記録を行うことにより、図10の(B)に示すように、
磁気テープ上にFWD方向の記録トラックと同じ傾斜角
を有する記録トラックが1本おきに形成される。
【0072】すなわち、上述のようにFWD方向或いは
REV方向の記録を行った後、リール及びキャプスタン
制御部4によって磁気テープの走行方向を反転させて他
方向の記録を行うと、図10の(C)に示すように、F
WD方向或いはREV方向の記録トラックの間に他方向
の記録トラックが形成される。
【0073】かくして、このディジタルVTRでは、F
WD方向とREV方向の記録を行う際に、1本おきに記
録トラックを形成すると共に、FWD方向とREV方向
とで記録トラックの傾斜角を一致させることにより、F
WD方向とREV方向の記録トラックが重なることを防
止し、往復で映像データの記録を可能としている。
【0074】このディジタルVTRでは、往復記録を行
うことができるため、磁気テープのどこからでも、巻き
戻しの必要なしに記録を開始することができる。また、
1方向の記録が終了した後、磁気テープの走行方向を反
転させることによって、他の方向の記録を連続的に行う
ことができ、テープ長によって決まる所定記録時間分の
記録を行うことができる。
【0075】次に、上述のように映像データが記録され
た磁気テープの再生を行う際に、上記システムコントロ
ーラ12は、リール及びキャプスタン制御部4を制御し
て磁気テープをFWD方向或いはREV方向の記録時と
同じ速度で走行させ、回転中ドラム8を記録時と同じ速
度で回転させる。
【0076】すなわち、この再生時においても、前記図
2に示した4つの再生ヘッドHPB1〜HPB4の配置関係
は、例えば磁気テープを一定速度で走行させると共に回
転中ドラム8を1回転させて上記4つの再生ヘッドH
PB1〜HPB4によって磁気テープ上をトレースした場合
に、各走査軌跡がそれぞれ記録トラック1本分だけ離れ
るような配置関係となされている。また、当該再生時に
おける回転中ドラムの回転数と磁気テープの走行速度と
の関係は、回転中ドラム8が1回転する間に、磁気テー
プが記録トラック8本分走行するように設定される。こ
のような関係を持たせた状態で、上記4つの再生ヘッド
PB1〜HPB4によって磁気テープ上をトレースすると、
磁気テープ上に形成されているFWD方向あるいはRE
V方向の4チャンネル分の記録トラックを上記4つの再
生ヘッドHPB1〜HPB4にてそれぞれ走査できることにな
る。
【0077】すなわち、システムコントローラ12は、
記録時と同様に、上記固定上ドラム7の傾斜をテープの
走行方向に応じて上述の図9に示すように可変する。こ
れにより、各再生ヘッドHPB1〜HPB4は、前述の記録時
に形成された1本おきの4チャンネル分の記録トラック
をそれぞれ走査する。各再生ヘッドHPB1〜HPB4は、F
WD方向或いはREV方向の記録トラックを選択的に再
生し、記録トラックの再生信号を順次切り換え回路16
に供給する。
【0078】切り換え回路16は、各再生ヘッドHPB1
〜HPB4から再生信号が供給されると、これら再生信号
を、順次、復調回路31に供給する。復調回路31は、
各再生ヘッドHPB1〜HPB4からの再生信号を2値化し、
さらに8−14変調に対応する復調等の処理を行って再
生データを形成し、この再生データをメモリ32に送
る。
【0079】このメモリ32に蓄えられた再生データ
は、復号化回路33に送られ、ここで誤り訂正処理と復
号化処理が施される。
【0080】当該復号化回路33から出力された再生デ
ータは、バッファメモリ34に蓄えられた後、読み出さ
れプロセス処理回路35に送られる。プロセス処理回路
35は、記録時と同じレートで再生データが出力される
ように、バッファメモリ34に保持された再生データを
読み出し、この再生データにプロセス処理を行って映像
データとして出力すると共に、当該映像データをD/A
変換回路36に供給する。D/A変換回路36は、プロ
セス処理回路35からの映像データをD/A変換して映
像信号を形成して出力する。
【0081】かくして、磁気テープのFWD方向或いは
REV方向の記録トラックに記録されたデータが再生さ
れ、当該再生されたデータに基づく映像データ及び映像
信号が出力される。
【0082】ところで、上述の構成例では、FWD方向
及びREV方向の記録トラックの傾斜角を一致させるた
めに、図9に示すREV方向のテープ走行時の各磁気ヘ
ッドの走査軌跡Tr3の傾斜角を、FWD方向のテープ
走行時の磁気ヘッドの走査軌跡Tr1の傾斜角に一致さ
せると共に、FWD方向の記録を行うときの固定上ドラ
ム7の傾斜角を、固定上ドラム7が固定下ドラム6に対
して水平となるようにしていたため、REV方向のテー
プ走行時の固定上ドラム7の傾斜角が大きくなってい
る。
【0083】このため、固定上ドラム7の傾斜角を一方
向にのみ制御することとなり、FWD方向のテープ走行
時とREV方向のテープ走行時の固定上ドラム7の傾斜
角の対称性が悪くなって、支持部5、圧電アクチュエー
タ10A,10B等の機構設計上の障害になる虞があ
る。また、REV方向のテープ走行時に、固定上ドラム
7の傾斜角が大きくなり過ぎるため、磁気テープと磁気
ヘッドの接触が不均一となり、FWD方向とREV方向
の記録再生特性が異なる虞がある。
【0084】このため、本発明の第2の構成例に係るデ
ィジタルVTRでは、FWD方向のテープ走行時とRE
V方向のテープ走行時の固定上ドラム7の傾斜角が対称
となるように設定している。なお、この第2の構成例の
ディジタルVTRは、回転ヘッド部以外は、上述した図
1に示した第1の構成例のディジタルVTRと同様の構
成を有する。このため、第1の構成例のディジタルVT
Rと重複する部分については説明を省略し、以下、第1
の構成例のディジタルVTRと異なる部分について説明
する。
【0085】この第2の構成例に係るディジタルVTR
では、図11に示すように、FWD方向の記録を行うと
きの磁気テープ上の記録ヘッドの走査軌跡が、固定上ド
ラム7を固定下ドラム6に対して水平とした状態で磁気
テープの走行を停止させてスチル記録を行うときの記録
トラックの傾斜角(以下、単にスチル記録角という)と
同じ傾斜角を有する軌跡Tr4となるようにしている。
このような状態で上述の第1の構成例と同様の回転数で
回転中ドラム8を回転させてFWD方向の記録を行う
と、図12に示すように、このようなスチル記録角を有
する1本おきの間隔を持った4チャンネル分の記録トラ
ックが磁気テープに形成される。
【0086】なお、このような状態で、固定上ドラム7
の傾斜角を固定し、テープの走行を停止或いはREV方
向とした場合、磁気テープ上の記録ヘッドの走査軌跡
は、上記図11に示すように、それぞれ、スチル記録角
よりさらに傾斜角の小さい軌跡Tr5、Tr6となる。
【0087】このため、このディジタルVTRでは、上
記第1の構成例に係るディジタルVTRと同様に、FW
D方向の記録を行うときとREV方向の記録を行うとき
の固定ドラムの傾斜角を可変して、形成される記録トラ
ックの傾斜角を一致させている。
【0088】すなわち、磁気テープにFWD方向の記録
を行うときは、上記システムコントローラ12は、基準
電圧発生回路13を制御して、圧電アクチュエータ10
Aを伸ばすと共に圧電アクチュエータ10Bを縮めるこ
とにより、図13に示すように、固定上ドラム7を図中
矢印aと逆の方向に傾斜させた状態として記録を行う。
このとき、磁気ヘッドは、磁気テープ上をスチル記録角
と同一の傾斜角を有する軌跡Tr7に沿って走査する。
したがって、このような記録を行うことにより、図14
に示すように、スチル記録角を有するFWD方向の1本
おきの間隔を持った4チャンネル分の記録トラックが上
述の第1の構成例と同様に形成される。
【0089】また、磁気テープに上述のスチル記録を行
うときは、上記システムコントローラ12は、基準電圧
発生回路13を制御して、上記図13に示すように、固
定上ドラム7を固定下ドラム6と水平な状態として記録
を行う。このとき、記録ヘッドは、磁気テープ上をスチ
ル記録角を有する軌跡Tr8に沿って走査する。これに
より、磁気テープ上に、FWD方向の記録トラックと同
様にスチル記録角を有する4チャンネル分の記録トラッ
クが形成される。
【0090】また、磁気テープにREV方向の記録を行
うときは、上記システムコントローラ12は、基準電圧
発生回路13を制御して圧電アクチュエータ10Aを縮
めると共に圧電アクチュエータ10Bを伸ばすことによ
り、上記図13に示すように、固定上ドラム7を図中矢
印a方向に傾斜させた状態として記録を行う。このと
き、このとき、記録ヘッドは、磁気テープ上をスチル記
録角を有する軌跡Tr9に沿って走査する。これによ
り、磁気テープ上に、FWD方向の記録トラックと同様
にスチル記録角を有する1本おきの間隔を持った4チャ
ンネル分の記録トラックが形成される。
【0091】上述のFWD方向の記録を行った後、この
ようなREV方向の記録を行うことにより、磁気テープ
上には、図15に示すように、FWD方向の4チャンネ
ルの各記録トラックの間にREV方向の4チャンネルの
各記録トラックが形成されることになる。
【0092】かくして、このディジタルVTRでは、F
WD方向とREV方向の記録を行う際に、1本おきの間
隔を持った記録トラックを形成すると共に、FWD方向
とREV方向の記録トラックの傾斜角を一致させて、F
WD方向とREV方向の記録トラックが重なることを防
止することができ、往復で映像データを記録することが
できる。なお、再生の場合も同様であるため、その説明
については省略する。
【0093】このディジタルVTRでは、上述したよう
に、スチル記録を行う際に固定上ドラム7が固定下ドラ
ム6に対して水平となるように設定している。また、こ
の固定上ドラム7が固定下ドラム6に対して水平となる
状態は、傾斜角の制御範囲の中心となっている。そし
て、FWD方向の記録を行う際には、固定上ドラム7の
傾斜角を上記図13中の矢印aに対して逆方向に傾斜さ
せ、REV方向の記録を行う際には、固定上ドラム7の
傾斜角を上記図13中の矢印a方向に傾斜させて記録を
行うようになっている。このため、このディジタルVT
Rでは、FWD方向の記録を行う際の固定上ドラム7の
傾斜角と、REV方向の記録を行う際の固定上ドラム7
の傾斜角とが対称となっている。
【0094】上記固定上ドラム7が固定された上ドラム
固定部5Eと固定下ドラム6が固定された下ドラム固定
部5Fの結合部69に加わる機械的負荷は、固定上ドラ
ム7の傾斜角に応じて決まる。このため、上述のよう
に、FWD方向とREV方向の記録を行うときの固定上
ドラム7の傾斜角を対称とすることにより、支持部5の
機械的負荷を対称とすることができ、機構設計を容易に
することができる。
【0095】また、このディジタルVTRでは、上述の
ようにFWD方向とREV方向の記録を行うときの傾斜
角を対称とすることにより、磁気テープと各磁気ヘッド
の接触を均一とすることができ、FWD方向とREV方
向の記録再生特性を均一とすることができ、安定した記
録再生を行うことができる。
【0096】上述したような本発明の構成例のディジタ
ルVTRにおいては、例えばFWD方向時に形成した記
録トラック間に、REV方向時の記録トラックを正確に
形成可能とするために、FWD方向時のサーボ用ヘッド
(FWDサーボヘッドHFS)と、当該FWDサーボヘッ
ドHFSに180度相対向して配置されるREV方向時の
サーボ用ヘッド(REVサーボヘッドHRS)とを、回転
中ドラム8上に設けるようにしている。
【0097】ここでFWDサーボヘッドHFSと各記録ヘ
ッドHRE1〜HRE4との配置関係は、図2の(A)に示す
ようになされている。すなわち、FWDサーボヘッドH
FSは、例えば記録ヘッドHRE4の隣に配置されると共
に、例えばFWD方向に磁気テープを一定速度で走行さ
せている状態で回転中ドラム8を1回転させて上記記録
ヘッドHRE4が磁気テープ上をトレースする場合に、図
16の(A)に示すように当該記録ヘッドHRE4が走行
することになる走行軌跡上を、上記FWDサーボヘッド
FSが先に走行することになるように配置される。この
ため、FWDサーボヘッドHFSは図2の(B)に示すよ
うに他の記録ヘッドよりも回転中ドラム8上で高い位置
となるように配置される。
【0098】また、REVサーボヘッドHRSと各記録ヘ
ッドHRE1〜HRE4との配置関係は、図2の(A)に示す
ようになされている。すなわちREVサーボヘッドHRS
ハウネ例えば記録ヘッドHRE1の隣に配置されると共に、例
えばREV方向に磁気テープを一定速度で走行させてい
る状態で回転中ドラム8を1回転させて上記記録ヘッド
RE1が磁気テープ上をトレースする場合に、図16の
(B)に示すように当該記録ヘッドHRE1が走行するこ
とになる走行軌跡の隣の記録トラック、すなわちFWD
方向時に先に形成された隣の記録トラック上を上記RE
VサーボヘッドHRSが走行することになるように配置さ
れる。このため、REVサーボヘッドHRSは図2の
(B)に示すように他の記録ヘッドよりも回転中ドラム
8上で高い位置となるように配置される。
【0099】ここで、本発明構成例のディジタルVTR
は、上述したように配置されるFWDサーボヘッドHFS
或いはREVサーボヘッドHRSからの出力信号を用い
て、例えばFWD方向時に形成した記録トラック間にR
EV方向時の記録トラックを正確に形成可能とするため
の具体的構成として、図17のような構成を備えてい
る。なお、この図17の構成は、図1の対応する部分を
詳細に示したものである。
【0100】この図17において、FWDサーボヘッド
FS或いはREVサーボヘッドHRSにて磁気テープ40
から読み出された信号は、それぞれ対応して設けられた
ロータリートランス100F,100Rを介して切り換え
回路101に送られる。当該切り換え回路101は、F
WD方向時には上記FWDサーボヘッドHFSからの出力
信号を選び、REV方向時には上記REVサーボヘッド
RSからの出力信号を選ぶように、例えばシステムコン
トローラ12により切り換え制御されるものである。
【0101】上記切り換え回路101を介した信号は、
PBアンプ102により、所定の振幅まで増幅された
後、図1の例ではシステムコントローラ12のサーボ信
号処理回路18内に設けられるトラッキングエラー検出
回路104及びID検出回路105に送られる。
【0102】上記トラッキングエラー検出回路104
は、上記FWDサーボヘッドHFS或いはREVサーボヘ
ッドHRSにより磁気テープ40から再生された例えば再
生RF信号等を用いてトラッキング情報を生成し、上記
ID検出回路105は記録トラック上に記録されたID
情報を検出する。なお、ID情報は記録トラックのヘッ
ダ部分等に記録されるものである。また、再生RF信号
を用いてトラッキング情報を生成するのではなく、予め
所定のトラッキング情報を記録トラック内に記録してお
き、これを再生して用いるようにすることも可能であ
る。これら記録トラック上に記録されるトラッキング情
報やID情報は、例えば外部から供給されるものを用い
たり、或いは、別にトラッキング情報発生手段やID情
報発生手段を設けて、これらから供給されたトラッキン
グ情報,ID情報を用いるようにすることができる。こ
のようなトラッキング情報やID情報は、記録データに
付加されて記録トラックに記録される。
【0103】上記検出されたトラッキング情報とID情
報は、同じく上記サーボ信号処理回路18内に設けられ
るサーボコントロール回路107に送られる。当該サー
ボコントロール回路107では、上記トラッキング情報
とID情報とから、目的とすべき記録トラックの確認を
行って、磁気テープ40上の必要な場所に必要な角度及
び位相をもって記録が行われるように、キャプスタンロ
ーラ112を駆動するキャプスタンモータ111の回転
制御を行うためのキャプスタン制御信号と前記駆動モー
タ59の回転制御信号及び基準電圧発生回路13の制御
信号を生成して、それぞれ対応するキャプスタンモータ
111と回転ヘッド部1に出力する。
【0104】これにより、例えばFWD方向時に形成し
た記録トラック間に、REV方向時の記録トラックを正
確に形成可能となる。したがって、記録トラックの重な
りがなくなりデータの信頼性を高めることが可能とな
る。また、このようなトラッキングサーボを行うための
構成は、簡単で且つ小規模な構成の追加或いは変更のみ
で実現できるため、コストアップも避けることができ
る。
【0105】さらに、記録時にトラッキングサーボと記
録トラックの形成とが同時にできるため、転送レートを
当該ディジタルVTRが本来もつ極限値の転送レートま
で高めることができる。なお、記録時にトラッキングサ
ーボと記録トラックの形成とが同時にできない場合に
は、トラッキングサーボと記録トラックの形成とを交互
に行わなければならないため、転送レートは本来の利用
できる転送レートの1/2が限度となる。
【0106】本発明構成例のディジタルVTRでは、再
生時にも上述同様にしてトラッキングサーボを行うが、
上記FWDサーボヘッドHFS或いはREVサーボヘッド
RSの何れか再生出力を用いてもトラッキングサーボを
行うことができる。
【0107】また、上述の説明では、図2の(B)に示
すように、回転中ドラム8上のFWDサーボヘッドHFS
或いはREVサーボヘッドHRSを、他の記録ヘッド等よ
りも高い位置に配置した例を挙げているが、図16の
(A)及び(B)のようなトレースを行うことができれ
ば、他の記録ヘッド等と同じ高さに配置することも可能
である。
【0108】さらに、回転ドラム1aに対する磁気テー
プの巻き付け角度やドラム回転数、回転中ドラム8上に
配置される各磁気ヘッドの配置位置(回転中ドラム8の
中心に対する各磁気ヘッドの角度割りや有効角度)等
は、上述の例に限定されない。
【0109】その他、チャンネル数も4チャンネルに限
らず、増減させることが可能である。
【0110】
【発明の効果】本発明においては、回転ドラム上に設け
られる記録及び/又は再生ヘッドが、磁気テープ上を記
録トラック1本分の間隔を空けて走査するように回転ド
ラムの回転速度及びテープ走行速度を制御する速度調整
手段と、第1の走行方向で磁気テープを走行させたとき
の記録及び/又は再生ヘッドの走査軌跡と第1の走行方
向の反対方向である第2の走行方向で磁気テープを走行
させたときの記録及び/又は再生ヘッドの走査軌跡とが
平行かつ重ならないように調整する走行軌跡調整手段
と、第1の走行方向で磁気テープを走行させたときに形
成した記録トラックを第2の走行方向で磁気テープを走
行させたときに走査する回転ドラム上に設けられるサー
ボ用ヘッドとを有し、サーボ用ヘッドからのサーボ信号
を用いて回転ドラムの回転速度及びテープ走行速度の制
御と走行軌跡調整を行うことにより、順方向の記録トラ
ックの傾斜角と逆方向の記録トラックの傾斜角とを一致
させることができると共に、順方向での記録トラックの
間に逆方向での記録トラックを正確に形成することがで
き、往復記録を行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録再生装置をディジタルVTR
に適用した第1の構成例の概略構成を示すブロック図で
ある。
【図2】回転中ドラム上の各磁気ヘッドの配置を説明す
るための図である。
【図3】本構成例のディジタルVTRを構成する回転ド
ラムの具体的な構成を示す断面図である。
【図4】回転ドラムを構成する支持部の具体的な形状を
示す斜視図である。
【図5】回転ドラムの具体的な形状を示す図である。
【図6】回転ドラムのアジマス方向の調整を説明するた
めの図である。
【図7】回転ドラムのアオリ方向の調整を説明するため
の図である。
【図8】回転ドラムを構成する距離センサの構成を示す
図である。
【図9】ディジタルVTRにおける回転ヘッド部の傾斜
角の制御動作を説明するための図である。
【図10】本発明構成例のディジタルVTRによって形
成される記録トラックを示す図である。
【図11】本発明に係る記録再生装置をディジタルVT
Rに適用した第2の構成例の動作を説明するための図で
ある。
【図12】第2の構成例のディジタルVTRの記録フォ
ーマットを示す図である。
【図13】第2の構成例のディジタルVTRにおける回
転ヘッド部の傾斜角の制御動作を説明するための図であ
る。
【図14】第2の構成例のディジタルVTRのFWD方
向の記録動作を示す図である。
【図15】第2の構成例のディジタルVTRのREV方
向の記録動作を示す図である。
【図16】本発明構成例における記録ヘッドとサーボ用
ヘッドとの走査軌跡の関係を説明するための図である。
【図17】本発明構成例のサーボ用ヘッドからのサーボ
信号を用いてトラッキングサーボを行う具体的な構成を
示す図である。
【図18】従来のディジタルVTRを構成する回転ドラ
ムの構成を示す図である。
【図19】従来のディジタルVTRを構成する回転ドラ
ムの他の構成を示す図である。
【図20】従来のディジタルVTRの記録フォーマット
を示す図である。
【図21】従来のディジタルVTRの記録動作を説明す
るための図である。
【図22】従来のディジタルVTRの記録動作を説明す
るための図である。
【符号の説明】
1 回転ヘッド部 1a 回転ドラム 2 記録系 3 再生系 4 リール及びキャプスタン制御部 5 支持部 6 固定下ドラム 7 固定上ドラム 8 回転中ドラム 9 磁気ヘッド 10A、10B 圧電アクチュエータ 11A、11B 距離センサ 12 システムコントローラ 13 基準電圧発生回路 14A、14B、15A、15B 差動アンプ 16 切り換え回路 18 サーボ信号処理回路 104 トラッキングエラー検出回路 105 ID検出回路 107 サーボコントロール回路 HFS FWDサーボヘッド HRS REVサーボヘッド HPB1〜HPB4 再生ヘッド HRE1〜HRE4 記録ヘッド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ドラム上に設けられる記録及び/又
    は再生ヘッドが、磁気テープ上を記録トラック1本分の
    間隔を空けて走査するように、当該回転ドラムの回転速
    度及びテープ走行速度を制御する速度制御手段と、 第1の走行方向で磁気テープを走行させたときの上記記
    録及び/又は再生ヘッドの走査軌跡と、当該第1の走行
    方向の反対方向である第2の走行方向で磁気テープを走
    行させたときの上記記録及び/又は再生ヘッドの走査軌
    跡とが、平行かつ重ならないように調整する走査軌跡調
    整手段と、 第1の走行方向で磁気テープを走行させたときに上記記
    録トラック1本分の間隔を空けて磁気テープ上に形成し
    た記録トラックを、上記第2の走行方向で磁気テープを
    走行させたときに走査する、上記回転ドラム上に設けら
    れるサーボ用ヘッドとを有し、 上記サーボ用ヘッドからのサーボ信号を用いて、上記回
    転ドラムの回転速度及びテープ走行速度の制御と上記走
    行軌跡の調整とを行うことを特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】 上記第1の走行方向で磁気テープを走行
    させたときに上記記録トラック1本分の間隔を空けて磁
    気テープ上に形成する記録トラックを、上記第1の走行
    方向で磁気テープを走行させたときに走査する、上記回
    転ドラム上に設けられる第1の走行方向サーボ用ヘッド
    を備え、 上記第1の走行方向で磁気テープを走行させたときに
    は、当該第1の走行方向サーボ用ヘッドからのサーボ信
    号を用いて、上記回転ドラムの回転速度及びテープ走行
    速度の制御と上記走行軌跡の調整とを行うことを特徴と
    する請求項1記載の記録再生装置。
  3. 【請求項3】 上記サーボ用ヘッドからのサーボ信号を
    用いて、トラッキング情報とトラック位置情報とを検出
    する検出手段を設け、 当該トラッキング情報とトラック位置情報とに基づい
    て、上記回転ドラムの回転速度及びテープ走行速度の制
    御と上記走行軌跡の調整とを行うことを特徴とする請求
    項1記載の記録再生装置。
  4. 【請求項4】 上記記録及び/又は再生ヘッドを複数チ
    ャンネルに対応して複数設けることを特徴とする請求項
    1記載の記録再生装置。
JP7318152A 1995-12-06 1995-12-06 記録再生装置 Withdrawn JPH09161358A (ja)

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JP7318152A JPH09161358A (ja) 1995-12-06 1995-12-06 記録再生装置

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