JPH09183076A - ボルト締結機 - Google Patents

ボルト締結機

Info

Publication number
JPH09183076A
JPH09183076A JP34315695A JP34315695A JPH09183076A JP H09183076 A JPH09183076 A JP H09183076A JP 34315695 A JP34315695 A JP 34315695A JP 34315695 A JP34315695 A JP 34315695A JP H09183076 A JPH09183076 A JP H09183076A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fastening
input
bolt
rotation angle
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34315695A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Tanaka
徹 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shibaura Engineering Works Co Ltd filed Critical Shibaura Engineering Works Co Ltd
Priority to JP34315695A priority Critical patent/JPH09183076A/ja
Publication of JPH09183076A publication Critical patent/JPH09183076A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 締結条件値を設定する際の精度が向上され、
トルク法と回転角法とを併用する場合であっても、構成
を簡略化、小型化できるボルト締結機を提供する。 【解決手段】 マイコン14からの出力はI/F回路1
3を介してパワー部14に出力される。パワー部14
は、I/F回路13からの例として位相制御信号に基づ
いて、適正なレベル及びタイミングの駆動信号に変換し
てモータ15に供給する。信号ライン21には、モータ
電流検出回路16が設けられ、検出された電流値はマイ
コン14に出力される。モータ15には、回転数検出部
20が接続され、回転数データはマイコン14に入力さ
れる。マイコン14には、トルク値や回転角を設定する
入力スイッチ9と、入力する締結条件値を、トルク法、
回転角法或いは両者の併用法のいずれかに設定する切換
スイッチ10が接続されている。これらのデータはマイ
コン14のメモリ21に記憶され、表示部8に表示され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボルト締結機に関
する。
【0002】
【従来の技術】ボルト締め作業を行う際に、従来から、
電動のボルト締結機(以下、締結機)が用いられてい
る。この締結機において、内蔵されたモータがギア等を
用いた変速機構を介して、ボルトの頭部に適合した形状
の締結具を回転駆動する。従来から、適切な締結状態を
得るための所望トルク値や前記締結具の所望回転角度等
の締結条件値を締結機に設定可能な技術が用いられてい
る。このような締結条件値の設定が可能な締結機では、
前記締結条件値として所望トルク値を設定するタイプや
所望回転角度を設定するタイプ、或いは両者を併用でき
るタイプなどがある。以下、所望トルクを設定する方式
をトルク法、所望回転角度を設定する方式を回転角法と
記す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記トルク法と回転角
法とを併用する締結機において、所望トルク値を設定す
るトルク設定装置と所望回転角を設定する回転角設定装
置とは、締結機の外周上に異なった部品として構成され
ており、部品点数が多く、構成が複雑になるという問題
点がある。また、従来の前記トルク法と回転角法を併用
する締結機、或いはトルク法の専用機において、所望ト
ルク値の設定装置としてダイヤル方式の装置が多く用い
られている。これは、締結機の外周上に配置されたダイ
ヤルなどに表記された複数のトルク値を目視しつつ、ダ
イヤルを手指で回転させ、所定の指示表記に所望のトル
ク値が一致したことを目視で確認してダイヤルを停止さ
せるようにしている。その停止位置によってダイヤルな
どに表記された複数のトルク値の一つを締結条件値とし
て設定するものである。
【0004】このようなダイヤル方式で所望トルク値等
の締結条件値を設定する構成の場合、ダイヤルの停止位
置で締結条件値が定められるため、一つの締結条件値か
ら他の締結条件値に変更し、更に元の締結条件値に復帰
させるとき、ダイヤルの停止位置の誤差から正確な再現
性が得られ難いという問題点がある。また、ダイヤル式
のトルク値設定装置は、機構的な構成であるため、締結
機の使用時の振動などによってダイヤルの前記停止位置
がずれ、使用中に設定された所望トルク値が変動してし
まい、ボルトを最適な締結トルクで締結できないことが
懸念されている。
【0005】また、ボルト締結作業に際して、前述した
ような不具合が発生した場合に、これら不具合を作業者
に報知するために、従来の締結機では、異常ランプ等を
設けて不具合発生時にこの異常ランプを点灯させるなど
していた。このため、部品点数が増大すると共に、構成
が複雑になるという問題点がある。
【0006】請求項1の発明は、上記問題点を解決しよ
うとして成されたものであり、その目的は、締結条件値
を設定する際の精度が向上され、しかも部品点数削減し
て構成を簡略化、小型化できるボルト締結機を提供する
ことである。
【0007】請求項2および3の発明は、上記問題点を
解決しようとして成されたものであり、その目的は、前
記請求項1の発明の目的に加え、前記トルク法と回転角
法とを併用するボルト締結機であっても、構成を簡略
化、小型化できるボルト締結機を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のボルト
締結機は、ボルトを締結する際に設定され、ボルトを締
結する際の所望トルク値及びボルトを締結する際の該ボ
ルトの所望回転角の少なくともいずれか一方である締結
条件値を入力する入力手段と、各種データを記憶するデ
ータ記憶部と、各種データを表示するデータ表示部と、
該入力手段を用いて入力された該締結条件値を該表示部
に表示させると共に、該締結条件記憶部に記憶させる制
御部とを備えており、そのことによって、上記目的を達
成することができる。
【0009】請求項2の発明のボルト締結機は、請求項
1の発明において、前記入力手段によって入力される前
記締結条件値を、前記所望締結トルク値と所望回転角と
のいずれかに切り換えて設定する切換手段を備えてお
り、そのことによって、上記目的を達成することができ
る。
【0010】請求項3の発明のボルト締結機は、請求項
1及び2のいずれか一方の発明において、前記制御部
は、ボルト締結時の異常状態を検出して、前記表示部に
異常報知を表示せしめる異常検出部を備えており、その
ことによって、上記目的を達成することができる。
【0011】
【作用】請求項1の発明のボルト締結機において、ボル
トを締結する際に設定され、ボルトを締結する際の所望
締結トルク値、及びボルトを締結する際のボルトの所望
回転角の少なくともいずれか一方である締結条件値は入
力手段を用いて入力される。制御部は、入力手段を用い
て入力された締結条件値を表示部に表示させ、締結条件
記憶部に記憶させる。
【0012】これにより、トルク法と回転角法とを併用
する締結機或いはトルク法の専用機においても、所望ト
ルク値の設定を入力手段を用いて前記表示部に表示しつ
つ行うことができ、入力される締結条件値の設定精度を
格段に向上することができる。また、入力された締結条
件値が表示部に表示されるので、一つの締結条件値を設
定してから他の締結条件値に変更し、更に元の締結条件
値に復帰させる場合など、前記表示された締結条件値を
入力すれば元の締結条件値を正確に再現することができ
る。この点でも、入力される締結条件値の設定精度を格
段に向上することができる。
【0013】また、一度設定された締結条件値は締結条
件値記憶部に記憶されるので、従来のダイヤル式等の入
力方式に比較し、ボルト締結機の使用時に振動が発生し
ても、ダイヤルが振動で動くなどの不具合が発生せず、
設定された締結条件値が変動する事態が防止される。従
って、ボルトを最適な締結トルクで締結でき、ボルトが
緩んだり、或いは過度な締結によってボルトが締結する
複数の部材やネジ軸を破損する等の不具合が防止され
る。
【0014】設定される締結条件値の精度が向上され、
しかも部品点数を削減して構成を簡略化、小型化でき
る。また、本発明のボルト締結機は表示部を設けている
ので、ボルト締結作業に際して不具合が発生した場合
に、これら不具合を表示しても良い。このとき、不具合
の表示のための特段の構成を用いる必要が解消され、し
かも部品点数を削減して構成を簡略化、小型化できる。
【0015】請求項2の発明のボルト締結機は、請求項
1の発明のボルト締結機において、前記入力手段によっ
て入力される締結条件値を、所望締結トルク値と所望回
転角とのいずれかに切り換えて設定する切換手段を備え
ているので、前記トルク法と回転角法とを併用するボル
ト締結機において、所望トルク値を設定するトルク設定
装置と所望回転角を設定する回転角設定装置とを同一の
部品とすることができ、部品点数を削減して構成を簡略
化、小型化できる。
【0016】請求項3の発明のボルト締結機は、前記請
求項1及び2のいずれか一方の発明のボルト締結機にお
いて、制御部は、ボルト締結時の異常状態を検出して表
示部に異常報知を表示せしめる異常検出部を備えてい
る。従って、ボルト締結作業に際して異常状態が発生し
た場合に、これら異常状態を表示部で表示する。このと
き、異常状態の表示のための特段の構成を用いる必要が
解消され、しかも部品点数を削減して構成を簡略化、小
型化できる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明を実施例について以下に説
明する。
【0018】図1〜図3に本発明の一実施例を示す。図
1は本実施例の締結機1の斜視図であり、図2は本実施
例の締結機1の電気的構成を示すブロック図であり、図
3は本実施例の動作を説明するフローチャートである。
【0019】以下、図1を参照して締結機1の構成に付
いて説明する。
【0020】締結機1は、略円筒状の外形の本体2と、
本体2の一端部に装着された締結具3と、本体2の他端
部に一体に形成されている握り部4とを備えている。本
体2の内部には、モータと速度変換機構(共に図示せ
ず)とが内蔵されている。握り部4は作業者が手で把持
できるように形成され、把持状態で指が位置する箇所に
引き金状の電源スイッチ5が配置されている。電源スイ
ッチ5の近傍には、引き金状の電源スイッチ5を引いた
状態を固定するロックスイッチ6が設けられている。本
体2の前記握り部4付近には、前記モータの回転、従っ
て締結具3の回転を所定の正回転と逆回転との間で切換
える切換スイッチ7が配置されている。
【0021】本実施例の締結機1において、例として、
握り部側面には、LCD(液晶表示素子)やLED(発
光ダイオード素子)などからなる表示部8が設けられて
いる。また、表示部8の近傍には、ボルト締結の際の所
望トルク値や所望回転角等の締結条件値を入力するため
のアップダウンスイッチなどの入力スイッチ9と、入力
スイッチ9によって入力される締結条件値が、前記所望
トルク値及び所望回転角のいずれかであるか、或いは両
者の併用であるかを切り換えて設定する切換スイッチ1
0が設けられている。前記入力スイッチ9は、例として
長手スイッチ片の一方端を押圧すると入力される締結条
件値が次第に増大し、他方端を押圧すると入力される締
結条件値が次第に減少するいわゆるアップダウンスイッ
チであり、アップ部9a或いはダウン部9bを押圧操作
することによって、入力される締結条件値が次第に増大
または減少する構成である。また、切換スイッチは、例
として3つの安定位置を有するスイッチでもよく、或い
は、一つの安定位置を有し、押圧操作毎に前記所望トル
ク値入力状態と、所望回転角入力状態と両者の併用状態
とが交互に切り換えられるスイッチであってもよい。前
記握り部4の先端には電源コード11が連結されてい
る。
【0022】以下、図2を参照して、締結機1の電気的
構成について説明する。締結機1は、商用交流電源12
に前記電源コード11を介して接続される制御電源部1
3を介して駆動電圧が供給されるマイクロコンピュータ
(以下、マイコン)14を備える。マイコン14からの
モータ15を駆動するための出力は、インターフェイス
回路(以下、I/F回路)16を介してパワー部17に
出力される。パワー部17は、例としてトライアック等
を備え、I/F回路16からの例として位相変調された
駆動制御信号に基づいて、モータ15を回転するに必要
な適正タイミングでモ−タ15の固定子などの磁界をオ
ン/オフする駆動信号に変換して、信号ライン24を介
してモータ15に印加する。パワー部17の前記オン/
オフ動作によってモータ15は所定の回転速度で回転駆
動される。
【0023】前記信号ライン24には、例として変流器
等のモータ電流検出回路19が設けられ、モータ15に
流れる電流を検出し、検出された電流値はマイコン14
に出力される。モータ電流検出回路19でモータ電流を
検出することにより、モータ15の負荷の大きさ、即
ち、モータ15のトルクを検出することができる。ま
た、モータ15には、例としてパルスジェネレータ等、
モータ15の回転数を検出する回転数検出部20が設け
られ、検出された回転数データはマイコン14に入力さ
れる。
【0024】本実施例の締結機1において、マイコン1
4に接続された前記切換スイッチ10は、3つの安定位
置或いは押圧操作毎のトグル動作で、前記入力される締
結条件値が、前記所望トルク値であるトルク値モード、
所望回転角である回転角モード、或いは両者の併用であ
る併用モードのいずれかである入力モードを切り換えて
設定する機能を有している。一方、前記入力スイッチ9
は、例として切換スイッチ10で入力される締結条件値
を例として所望トルク値に設定した場合、入力スイッチ
9のアップカウント機能を用いる操作をすると、入力さ
れる所望トルク値が増大する。また、入力スイッチ9の
ダウンカウント機能を用いる操作をすると、入力される
所望トルク値が減少する。前記入力スイッチ9の操作を
停止してアップダウン機能を停止させると、入力された
所望トルク値はマイコン14のメモリ21に記憶され
る。マイコン21には、バックアップ電源22が接続さ
れている。バックアップ電源22は、前記所望トルク値
等のメモリ21に記憶されたデータが、締結機1を商用
交流電源12から遮断した状態でも失われないように、
メモリ21に常時、記憶保持用の電圧を供給する。或い
は、メモリ21として、バックアップ電源が不要なEE
PROM(書込み消去可能な読出し用メモリ)を用い
る。
【0025】以下、図1〜図3を参照して、本実施例の
締結機1の動作について説明する。ボルトを締結する作
業に先だって、作業者は、前記切換スイッチ10を用い
て、これから入力される締結条件値が、前記所望トルク
値、所望回転角、或いは両者の併用であるかを選択して
設定する。即ち、前述したトルクモード、回転角モー
ド、併用モードのいずれかを選択する。ステップa1に
おいて、マイコン14は、入力モードが前記3種類のい
ずれに設定されているかを検知する。このとき、マイコ
ン14は、ステップa2で、検出された入力モードの種
別を、前記表示部8で表示し、前記メモリ21に記憶す
る。以下の説明では、所望トルク値と所望回転角の双方
を入力する併用モードが選択されている場合を想定す
る。ステップa3で、マイコン14は入力スイッチ9を
用いて入力されるデータに変化があるかどうかを判断す
る。即ち、入力スイッチ9の前記アップ部9a或いはダ
ウン部9bのいずれかが押圧されていて入力されている
データが変更されている状態、もしくはアップ部9a、
ダウン部9bのいずれも押圧されておらず、入力される
データの変更が行われていない状態のいずれであるかを
判断する。
【0026】ステップa3の判断が肯定であれば、入力
スイッチ9のアップ部9aまたはダウン部9bが押圧操
作されていることになる。このとき、ステップa4で、
マイコン14は、入力スイッチ9のアップ部9aまたは
ダウン部9bのいずれが押圧操作されているかに従っ
て、入力される所望トルク値を、例として既に設定済み
でマイコン14のメモリ21に記憶されている所望トル
ク値から所定周期でカウントアップ或いはカウントダウ
ンする。ステップa5では、現在マイコン14がカウン
トしている所望トルク値を前記表示部8に表示する。こ
の後、処理はステップa3に戻り前述した処理を繰り返
す。上記処理により、作業者は、締結機1の表示部8に
表示される所望トルク値を確認しつつ、入力スイッチ9
を操作して、所望の所望トルク値を入力する。入力され
る所望トルク値が所望の値に到達すると、作業者は入力
スイッチ9の操作を停止する。これにより、入力される
所望トルク値のデータの変化が停止する。
【0027】次に、前記所望回転角を入力するとき、例
として、作業者は切換スイッチ10を用いて所望回転角
の入力を指定する。以下、前述した所望トルク値入力処
理と同様な処理が所望回転角に関して行われ、メモリ2
1に所望回転角のデータが記憶される。
【0028】このようにして、締結条件値の入力が終了
すると、マイコン14によるステップa3の判断が否定
となり、処理はステップa6に移る。ステップa6で
は、前記電源スイッチ5がオンとなったかどうかが判断
される。ステップa6の判断が肯定ならステップa7で
モータ15が駆動される。ステップa8で、マイコン1
4は、ボルト締結に関する異常が検出されているかどう
かを判断する。
【0029】1)ボルトの締結が正常な場合。
【0030】ボルトが正常に締結されるとき、モータ1
5の回転による締結具3の回転の増大に従ってボルトが
次第に締結され、ボルトを締結するためのトルクが次第
に増大する。前記モータ電流検出回路19がモータ電流
を検出することによって検出される締結トルクが、前記
設定された所望トルク値に到達したかどうかが常時、マ
イコン14によって判断される。また、締結具3の回転
角が増大したとき、締結トルクが所定の増大変化を行っ
ているかどうかが判断される。このようなマイコン14
の判断がそれぞれ肯定のとき、ボルトが正常に締結され
ていることになる。このとき、締結トルクは設定された
所望トルク値と適正な関係にあり、検出された回転角は
前記回転角の上限値や下限値と適正な関係にある。この
とき、マイコン14はボルトの締結に異常がないと判断
し、ステップa9でボルト締結が完了したかどうかが判
断される。ステップa10で、マイコン14は前記表示
部8に締結完了表示を行うなどのボルト締結作業の正常
終了処理がなされる。
【0031】2)ボルト締結に異常が生じた場合。
【0032】このとき、前記ステップa8の判断が否定
となる。締結具3ので回転角が前記上限値以上であれ
ば、締結トルクが前記所望トルク値に到達していないに
も関わらず、締結具3の回転角が前記回転角の上限値以
上になっている。即ち、検出された締結トルクは前記所
望トルク値に対して適正な関係にない。また、検出され
た回転角は所望回転角に対して適正な関係にない。この
ような場合は、ボルトの空回りが想定される。また、締
結トルクが前記所望トルク値に到達しているにも関わら
ず、締結具3の回転角が前記下限値以下である場合、検
出された回転角は設定回転角に対して適正な関係にな
い。このとき、既に締結済みのボルトを再度締結しよう
とする2度締めや、ボルトやナットのネジ山の潰れによ
るボルトの回転不能状態が想定される。これらの場合、
ステップa11でマイコン14は検出された異常状態に
対応する表示を表示部8で行う。
【0033】異常のように本実施例の締結機1では、ト
ルクモード或いは角度モードでの締結条件値である所望
締結トルク値及び所望回転角の少なくともいずれか一方
は、入力スイッチ9を用いて共に入力される。このと
き、マイコン14は、入力スイッチ9を用いて入力され
た締結条件値を表示部8に表示させ、メモリ21に記憶
させるようにした。これにより、トルク法と回転角法と
を併用する締結機或いはトルク法の専用機においても、
所望トルク値の設定を入力スイッチ9を用いて前記表示
部8に表示しつつ行うことができるので、入力される締
結条件値の設定精度を格段に向上することができる。
【0034】また、入力された締結条件値が表示部8に
表示されるので、一つの締結条件値を設定してから他の
締結条件値に変更し、更に元の締結条件値に復帰させる
場合などでも、前記表示された締結条件値を入力スイッ
チ9を用いて入力すれば、元の締結条件値を正確に再現
することができる。この点でも、入力される締結条件値
の設定精度を格段に向上することができる。
【0035】また、一度設定された締結条件値はメモリ
21に記憶されるので、従来のダイヤル式等の入力方式
に比較し、締結機1の使用時に振動が発生しても、ダイ
ヤルが振動で動くなどの不具合が発生せず、設定された
締結条件値が変動する事態が防止される。従って、ボル
トを最適な締結トルクで締結でき、ボルトが緩んだり、
或いは過度な締結によってボルトが締結する複数の部材
やネジ軸を破損する等の不具合が防止される。
【0036】本実施例の締結機1は表示部8を設けてい
るので、ボルト締結作業に際して不具合が発生した場合
に、これら不具合を表示部8で表示することにより、不
具合の表示のための特段の構成を用いる必要が解消さ
れ、部品点数を削減して構成を簡略化、小型化できる。
【0037】また、本実施例の締結機1において、前記
入力スイッチ9によって入力される締結条件値を、所望
締結トルク値と所望回転角とのいずれ、或いは両者の併
用に切換スイッチ10で入力モードを切り換えて設定す
るようにしたので、前記トルク法と回転角法とを併用す
る締結機1において、所望トルク値を設定するトルク設
定装置と所望回転角を設定する回転角設定装置とを同一
の部品とすることができ、部品点数を削減して構成を簡
略化、小型化できる。
【0038】また、マイコン14は、ボルト締結時の異
常状態を検出して表示部8に異常報知を表示せしめるス
テップa11を実行するので、ボルト締結作業に際して
異常状態が発生した場合に、これら異常状態は表示部8
で表示される。従って、異常状態の表示のための特段の
構成を用いる必要が解消され、しかも部品点数を削減し
て構成を簡略化、小型化できる。
【0039】前記実施例の構成及び作用は、本発明の一
実施例を示すものであり、本発明を限定するものではな
い。本発明は、本発明の精神を逸脱しない範囲で、広い
変形例を含むものである。
【0040】
【発明の効果】請求項1の発明に従えば、ボルトを締結
する際に設定され、ボルトを締結する際の所望締結トル
ク値、及びボルトを締結する際のボルトの所望回転角の
少なくともいずれか一方である締結条件値は入力手段を
用いて入力され、制御部は、入力手段を用いて入力され
た締結条件値を表示部に表示させ、締結条件記憶部に記
憶させるようにした。これにより、トルク法と回転角法
とを併用する締結機或いはトルク法の専用機において
も、所望トルク値の設定を入力手段を用いて前記表示部
に表示しつつ行うことができ、入力される締結条件値の
設定精度を格段に向上することができる。また、入力さ
れた締結条件値が表示部に表示されるので、一つの締結
条件値を設定してから他の締結条件値に変更し、更に元
の締結条件値に復帰させる場合など、前記表示された締
結条件値を入力すれば元の締結条件値を正確に再現する
ことができる。この点でも、入力される締結条件値の設
定精度を格段に向上することができる。
【0041】また、一度設定された締結条件値は締結条
件値記憶部に記憶されるので、従来のダイヤル式等の入
力方式に比較し、ボルト締結機の使用時に振動が発生し
ても、ダイヤルが振動で動くなどの不具合が発生せず、
設定された締結条件値が変動する事態が防止される。従
って、ボルトを最適な締結トルクで締結でき、ボルトが
緩んだり、或いは過度な締結によってボルトが締結する
複数の部材やネジ軸を破損する等の不具合が防止され
る。
【0042】設定される締結条件値の精度が向上され、
しかも部品点数を削減して構成を簡略化、小型化でき
る。また、本発明のボルト締結機は表示部を設けている
ので、ボルト締結作業に際して不具合が発生した場合
に、これら不具合を表示しても良い。このとき、不具合
の表示のための特段の構成を用いる必要が解消され、し
かも部品点数を削減して構成を簡略化、小型化できる。
【0043】請求項2の発明に従えば、前記請求項1の
発明の効果に加え、前記入力手段によって入力される締
結条件値を、所望締結トルク値と所望回転角とのいずれ
かに切り換えて設定する切換手段を備えるようにしたの
で、前記トルク法と回転角法とを併用するボルト締結機
において、所望トルク値を設定するトルク設定装置と所
望回転角を設定する回転角設定装置とを同一の部品とす
ることができ、部品点数を削減して構成を簡略化、小型
化できる。
【0044】請求項3の発明に従えば、前記請求項1及
び2のいずれか一方の発明の効果に加え、制御部は、ボ
ルト締結時の異常状態を検出して表示部に異常報知を表
示せしめる異常検出部を備えるようにした。従って、ボ
ルト締結作業に際して異常状態が発生した場合に、これ
ら異常状態を表示部で表示する。このとき、異常状態の
表示のための特段の構成を用いる必要が解消され、しか
も部品点数を削減して構成を簡略化、小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のボルト締結機1の斜視図で
あである。
【図2】締結機1の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図3】締結機1の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ボルト締結機 3 締結具 5 電源スイッチ 8 表示部 9 入力スイッチ 10 切換スイッチ 12 マイクロコンピュータ 15 モータ 16 モータ電流検出回路 20 回転数検出部 22 メモリ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボルトを締結する際に設定され、ボルトを
    締結する際の所望トルク値及びボルトを締結する際の該
    ボルトの所望回転角の少なくともいずれか一方である締
    結条件値を入力する入力手段と、 各種データを記憶するデータ記憶部と、 各種データを表示するデータ表示部と、 該入力手段を用いて入力された該締結条件値を該表示部
    に表示させると共に、該締結条件記憶部に記憶させる制
    御部とを備えるボルト締結機。
  2. 【請求項2】前記入力手段によって入力される前記締結
    条件値を、前記所望締結トルク値と所望回転角とのいず
    れかに切り換えて設定する切換手段を備える請求項1に
    記載のボルト締結機。
  3. 【請求項3】前記制御部は、ボルト締結時の異常状態を
    検出して、前記表示部に異常報知を表示せしめる異常検
    出部を備える請求項1及び2のいずれか一方に記載のボ
    ルト締結機。
JP34315695A 1995-12-28 1995-12-28 ボルト締結機 Pending JPH09183076A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34315695A JPH09183076A (ja) 1995-12-28 1995-12-28 ボルト締結機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34315695A JPH09183076A (ja) 1995-12-28 1995-12-28 ボルト締結機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09183076A true JPH09183076A (ja) 1997-07-15

Family

ID=18359353

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34315695A Pending JPH09183076A (ja) 1995-12-28 1995-12-28 ボルト締結機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09183076A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012108375A1 (ja) * 2011-02-07 2012-08-16 パナソニックEsパワーツール株式会社 電動工具
CN108107933A (zh) * 2017-12-13 2018-06-01 北京小米移动软件有限公司 螺丝刀控制方法及装置
JP2020089967A (ja) * 2018-12-06 2020-06-11 優鋼機械股▲ふん▼有限公司 デジタルトルクツールの設定方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012108375A1 (ja) * 2011-02-07 2012-08-16 パナソニックEsパワーツール株式会社 電動工具
JP2012161882A (ja) * 2011-02-07 2012-08-30 Panasonic Eco Solutions Power Tools Co Ltd 電動工具
CN103459097A (zh) * 2011-02-07 2013-12-18 松下电器产业株式会社 电动工具
CN108107933A (zh) * 2017-12-13 2018-06-01 北京小米移动软件有限公司 螺丝刀控制方法及装置
CN108107933B (zh) * 2017-12-13 2020-06-19 北京小米移动软件有限公司 螺丝刀控制方法及装置
JP2020089967A (ja) * 2018-12-06 2020-06-11 優鋼機械股▲ふん▼有限公司 デジタルトルクツールの設定方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005231032A (ja) ドリル・ドライバとその制御方法
JP3886067B2 (ja) 電動工具
JP3527254B2 (ja) ミシンの制御装置
JP5965694B2 (ja) ねじ締め装置および制御方法
JPH09183076A (ja) ボルト締結機
JP4132161B2 (ja) 電動工具
JPH09183072A (ja) ボルト締結機
JPH09183075A (ja) ボルト締結機
JPH081455A (ja) 自動ねじ締め方法及び装置
JPH09183071A (ja) モータ制御装置及びそれを用いたボルト締結機
JPH07186063A (ja) ねじ締め方法及びその装置
JPS6322049Y2 (ja)
JPH09309077A (ja) 電動工具
JPH07106548B2 (ja) 滑り検出機能を備えた電動ドライバ
JP2743941B2 (ja) 電動機の制御装置
JPH042473A (ja) 自動ねじ締め方法及び装置
JP3197887B2 (ja) 自動ねじ締め機
JPH0749246A (ja) エンコーダシステム
JPH081535A (ja) ねじの緩めトルク測定方法及び装置
JPH10100074A (ja) ねじ締め方法及び装置
JP3297411B2 (ja) 自動ねじ締め機
JP6621013B2 (ja) ねじ締め状態の良否判定方法およびシステム
JP2001030123A (ja) 自動ねじ締め機
JP2643970B2 (ja) 基準入力優先判別回路
JP2599379Y2 (ja) バッテリ残量検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050627

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20060502

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20060905

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02