JPH09186754A - 公衆電話機筐体の構造 - Google Patents

公衆電話機筐体の構造

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JPH09186754A
JPH09186754A JP24196A JP24196A JPH09186754A JP H09186754 A JPH09186754 A JP H09186754A JP 24196 A JP24196 A JP 24196A JP 24196 A JP24196 A JP 24196A JP H09186754 A JPH09186754 A JP H09186754A
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Kazusane Tajima
和実 田島
Toshio Inagaki
俊夫 稲垣
Takayuki Ota
崇之 太田
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Tamura Electric Works Ltd
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Tamura Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保守点検時の作業性の向上と、保守点検時に
おける処理ユニットの破損防止を図る。 【解決手段】 公衆電話機1は前面が開口し箱状に形成
された筐体本体2と、この筐体本体2の開口をヒンジ4
によって開閉される扉3とが備えられている。そして、
硬貨の正、偽を選別する硬貨処理ユニット10が、ヒン
ジ4が取付られた筐体本体2の開口の他側側に挿抜自在
に支持されている。また、筐体本体2の開口の一側側に
は、係合部26aとストッパ部26bが形成されたロッ
クレバー26が軸27を揺動中心として揺動自在に支持
されている。扉3にはストッパ部26bに係合する規制
片31が設けられ、硬貨処理ユニット10には係合部2
6aに係合する係合片13が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、硬貨式またはカー
ド式および硬貨、カード併用式の公衆電話機の筐体の構
造に関し、特に硬貨またはカードの処理を行う処理ユニ
ットの収納構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば硬貨式の公衆電話機筐体の構造
は、前面が開口し箱状に形成された筐体本体と、この筐
体本体の開口を開閉自在とする扉とから構成され、その
内部には、硬貨投入口から投入された硬貨の正、偽を選
別して正規硬貨を硬貨収納信号によって金庫室に収納す
る硬貨処理ユニットと、通話制御、課金制御等を行う制
御基板で形成された制御部とが収納されている。筐体本
体の内部は仕切板によって上、下に仕切られており、下
側に金庫を収納する金庫室が形成され、上側に制御部と
硬貨処理ユニットとが収納されており、硬貨処理ユニッ
トが制御部の前面側に位置している。したがって、制御
部の保守点検を行うときには、硬貨処理ユニットを制御
部の前面位置からずらして制御部の前面側を開放する必
要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の公衆電
話機の筐体においては、硬貨処理ユニットが筐体本体の
内部にブラケット等を介してねじ止めによって取り付け
られた構造となっており、制御部の保守点検時には、ね
じを弛めて硬貨処理ユニットを筐体本体内から取り外し
て行っている。このため硬貨処理ユニットの筐体本体か
らの取り外しおよび筐体本体への取り付け作業が煩雑と
なっていた。また、取り外した硬貨処理ユニットを置く
スペースがなかったり、地面等に置いた硬貨処理ユニッ
トを誤って転倒させて破損させるおそれがあった。
【0004】本発明は上記した従来の問題に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、保守点検時
の作業性の向上と、保守点検時における処理ユニットの
破損防止を図った公衆電話機筐体の構造を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係る公衆電話機筐体の構造は、前面が開口
し箱状に形成された筐体本体と、この筐体本体の開口を
開閉自在とするように開口の一側側に枢着されダイヤル
入力手段が設けられた扉とを備え、硬貨等を処理する処
理ユニットを前記筐体本体の開口から挿抜自在となるよ
うに前記筐体本体の開口の他側側に枢着したものであ
る。したがって、保守点検時には、扉を開口の一側側に
回動させて開き、しかるのち処理ユニットを開口の他側
側に回動させて開くことによって行うので、処理ユニッ
トを筐体本体から取り外す必要がないとともに、保守点
検の終了後は回動させて閉じることにより、自動的に元
の位置に収納される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は本発明に係る公衆電話機の外
観を示し、(a)は側面図、(b)は正面図、図2は同
じく保守点検時の状態を示す全体の斜視図、図3は同じ
く扉を開いた状態を示す正面図、図4は図3におけるIV
-IV 線断面図、図5は硬貨処理ユニットを筐体本体内に
収納した状態における要部を拡大した側面図、図6は保
守点検時の状態を示す平断面図、図7は図6におけるVI
I 部の拡大図、図8は保守点検時の状態を示す要部を拡
大した側面図、図9は図6におけるIX部の拡大図であ
る。
【0007】これらの図において、全体を符号1で示す
硬貨式の公衆電話機は、前面が開口し箱状に形成された
筐体本体2と、この筐体本体2の開口を開閉するよう
に、開口の一側側においてヒンジ4によって筐体本体2
に枢着された浅皿状に形成された扉3とが備えられてい
る。5は合成樹脂材によって筐体本体2の外形よりもわ
ずかに小さい外形寸法で前面が開口し箱状に形成された
薄肉状のラックであって、筐体本体2の内部に嵌合され
図示を省略したねじによって筐体本体2に固定されてい
る。
【0008】このラック5には水平状の仕切板6が一体
に形成され、この仕切板6の上側に収納室7が、また下
側に金庫9を収納する金庫室8が、それぞれ形成されて
いる。10は後述する硬貨投入口32aから投入された
硬貨の正、偽を選別して、疑似硬貨は後述する硬貨返却
口34から返却し、正規硬貨は硬貨収納信号によって前
記金庫9に収納する偏平な直方体状の硬貨処理ユニット
である。
【0009】11は硬貨処理ユニット10を固定する断
面コ字状のブラケットであって、一側部に孔(図示せ
ず)が穿設された薄板状の取付片12と、薄板状の係合
片13とが垂設されており、ねじ14cによって他側部
が平板状の回動板14に取り付けられている。回動板1
4の一端には、上下部に対向する一対の腕部14a,1
4aと、下部に1個の腕部14bとが折曲げ形成されて
おり、回動板14は腕部14a,14a間に支承した軸
15を介して断面コ字状の第1のリンク部材16の一端
に枢着され、腕部14bが軸17を介して第2のリンク
部材18の一端に枢着されている。
【0010】第1のリンク部材16の他端は前記ラック
5の内側部に一体に形成された一対のブロック19,1
9間に支承された軸20によってラック5の一側部に枢
着されている。第2のリンク部材18の他端はラック5
に一体に形成されたブロック21に支承され軸22によ
ってラック5の一側部に枢着されている。軸20と軸2
2とは図4に示すように平面視において位置をずらして
ラック5に固定されており、回動板14および第1、第
2のリンク部材16,18は4節回転機構を構成し、硬
貨処理ユニット10は図4中A−B方向に回動自在であ
って、筐体本体2の開口から挿抜自在となっている。
【0011】ラック5の他側部には、凸条体24が一体
に突設されており、この凸条体24の前面部には、ねじ
孔25aが形成されているとともに、支承部25bが直
角に折曲げ形成された取付板25がねじ止めされてい
る。26は取付板25の支承部25bに支承した軸27
に揺動自在に支持されたロックレバーであって、上部に
取付板25から前方に突出する係合部26aと、下部に
上方に折曲げられたストッパ部26bとがそれぞれ形成
されている。28は通話制御、課金制御等を行う制御回
路等が搭載されている制御部を構成する制御基板であっ
て、前記ラック5の背面部の下部に一体に突設された載
置片29に載置され、ねじ(図示せず)によってラック
5に固定されている。
【0012】30は扉3の一方の側部に、前記ロックレ
バー26のストッパ部26bに対応して水平状に固着さ
れた載置板であって、規制片31が取り付けられてい
る。前記ロックレバー26は自重によって図8におい
て、軸27を回動中心として反時計方向に回動習性が付
与されて、ストッパ部26bの下端が載置板30に近接
している。扉3の上部には、硬貨投入口32aが穿設さ
れた投入口部材32が取り付けられ、投入口部材32の
下方にはダイヤルボタン33aが配設されたプレート3
3が取り付けられている。34は硬貨返却口、35はフ
ック36に掛けられるハンドセット、37は扉3の他方
の側部に設けられ、筐体本体2の開口を閉じる扉3を施
錠する錠前である。
【0013】このような構成において、前記硬貨処理ユ
ニット10を矢印B方向に回動させて硬貨処理ユニット
10を筐体本体2内に収納すると、取付片12が取付板
25に突き合わされ、ねじ12aを取付片12の孔に挿
通させてねじ孔25aに螺合させることにより、硬貨処
理ユニット10が筐体本体2に固定される。このとき、
図5に示すようにブラケット11の係合片13がロック
レバー26の係合部26aを押圧して、ロックレバー2
6を軸27を中心として時計方向に回動させる。ロック
レバー26のストッパ部26bが載置板30から離間す
るので、規制片31のストッパ部26bとの係合が解除
され、扉3を矢印C方向、すなわち筐体本体2の開口を
閉じる方向に回動可能になる。筐体本体2の開口を閉じ
た扉3は、鍵(図示せず)によって錠前37を回動操作
することによって施錠される。
【0014】次に、制御基板28を保守点検する場合を
説明する。図1に示す状態から扉3の錠前37を鍵によ
って開錠し、扉3を図3および図4に示すように矢印D
方向に回動させて筐体本体2の開口を開放する。しかる
のち、図3においてねじ12aを弛めて硬貨処理ユニッ
ト10のブラケット11の取付片12と、ラック5に固
定した取付板25との締結を解除して、硬貨処理ユニッ
ト10を図4に示す矢印A方向に回動させて筐体本体2
の開口を開放する。矢印A方向に回動させられた硬貨処
理ユニットは、図9に示すように第2のリンク部材18
の一側部が、ラック5の内側部に当接すると、回動板1
4および第1、第2のリンク部材16,18が4節回転
機構を構成しているので、硬貨処理ユニット10の回動
端限が決められて回動が規制される。
【0015】硬貨処理ユニット10の回動規制されるの
で、硬貨処理ユニット10が筐体本体2の側部に当接す
ることがなく、硬貨処理ユニット10の破損が防止され
る。また、このとき、ロックレバー26の係合部26a
とブラケット11の係合片13との係合が解除されるの
で、ロックレバー26は軸27を回動中心として自重に
より図8に示すように反時計方向に回動して、ストッパ
部26bの下端が載置板30の表面に近接して位置す
る。
【0016】したがって、図7に示すように制御基板2
8の保守点検作業中は、扉3が筐体本体2の開口を閉じ
ようとして矢印C方向に回動しようとしても、規制片3
1がロックレバー26のストッパ部26bに係止され
て、C方向への回動が規制される。このため、扉3が筐
体2の開口を閉じることがなく、保守点検作業を支障な
く行うことができるとともに、扉3が誤って閉じて硬貨
処理ユニット10を破損するのを防止できる。
【0017】保守点検終了後は、硬貨処理ユニット10
を矢印B方向に回動させて筐体本体2の開口を閉じる
と、図5に示すように係合片13がロックレバー26の
係合部25aに係合するので、ロックレバー26が軸2
7を回動中心として自重に抗して時計方向に回動する。
したがって、ストッパ部26bの下端が載置板30から
離間して、規制片31との係合を解除し、扉3のC方向
への回動規制が解除されるので、扉3を閉じて錠前37
を施錠する。
【0018】なお、本実施の形態においては、硬貨式の
公衆電話機の例を挙げたが、これに限定されず、カード
式の公衆電話機でもよく、その場合には、硬貨処理ユニ
ット10の代わりにカードの良、不良を判別して良カー
ドに通話度数に応じたデータの書き換えを行うカード処
理装置がブラケット11に取り付けられる。また、硬貨
とカードとの併用式の公衆電話機にも適用でき、その場
合には、硬貨処理装置とカード処理装置とをユニット化
した処理装置をブラケット11に取り付ければよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、前
面が開口し箱状に形成された筐体本体と、この筐体本体
の開口を開閉自在とするように開口の一側側に枢着され
ダイヤル入力手段が設けられた扉とを備え、硬貨等を処
理する処理ユニットを前記筐体本体の開口から挿抜自在
となるように前記筐体本体の開口の他側側に枢着したこ
とにより、処理ユニットの筐体本体からの取り外しおよ
び筐体本体への取り付け作業が不要となり、このため作
業が容易となるとともに作業時間を短縮することができ
る。また、取り外した硬貨処理ユニットを置くスペース
が不要となり、従来のように地面等に置いた硬貨処理ユ
ニットを誤って転倒させて破損させるおそれがない。
【0020】また、本発明によれば、筐体本体にロック
レバーを設けるとともに、このロックレバーに係合して
扉の閉動作を規制する規制片を扉に設け、かつ筐体本体
内に収納した処理ユニットによって前記ロックレバーと
規制片との係合を解除する解除片を処理ユニットに設け
たことにより、保守点検時に誤って扉が閉じることがな
いので、処理ユニットを破損することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る公衆電話機の外観を示し、
(a)は側面図、(b)は正面図である。
【図2】 本発明に係る公衆電話機における保守点検時
の状態を示す全体の斜視図である。
【図3】 本発明に係る公衆電話機における扉を開いた
状態を示す正面図である。
【図4】 図3におけるIV-IV 線断面図である。
【図5】 本発明に係る公衆電話機において硬貨処理ユ
ニットを筐体本体内に収納した状態の要部を拡大して示
す側面図である。
【図6】 本発明に係る公衆電話機における保守点検時
の状態を示す平断面図である。
【図7】 図6におけるVII 部の拡大図である。
【図8】 本発明に係る公衆電話機における保守点検時
の状態を示す要部を拡大した側面図である。
【図9】 図6におけるIX部の拡大図である。
【符号の説明】
1…公衆電話機、2…筐体本体、3…扉、10…硬貨処
理ユニット、12…取付片、13…係合片、25…取付
板、26…ロックレバー、26a…係合部、26b…ス
トッパ部、27…軸、31…規制片、33a…ダイヤ
ル、37…錠前。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面が開口し箱状に形成された筐体本体
    と、この筐体本体の開口を開閉自在とするように開口の
    一側側に枢着されダイヤル入力手段が設けられた扉とを
    備え、硬貨等を処理する処理ユニットを前記筐体本体の
    開口から挿抜自在となるように前記筐体本体の開口の他
    側側に枢着したことを特徴とする公衆電話機筐体の構
    造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の公衆電話機筐体の構造に
    おいて、筐体本体にロックレバーを設けるとともに、こ
    のロックレバーに係合して扉の閉動作を規制する規制片
    を扉に設け、かつ筐体本体内に収納した処理ユニットに
    よって前記ロックレバーと規制片との係合を解除する解
    除片を処理ユニットに設けたことを特徴とする公衆電話
    機筐体の構造。
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