JPH09197677A - 感光性レジスト膜の露光処理方法 - Google Patents
感光性レジスト膜の露光処理方法Info
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- JPH09197677A JPH09197677A JP8003788A JP378896A JPH09197677A JP H09197677 A JPH09197677 A JP H09197677A JP 8003788 A JP8003788 A JP 8003788A JP 378896 A JP378896 A JP 378896A JP H09197677 A JPH09197677 A JP H09197677A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】感光性レジストの実際の光重合の進行度を把握
して、前記レジストを良好な重合状態に光重合させる。 【解決手段】感光性レジスト膜2に光を照射しながら、
前記レジスト膜2を透過する前の光強度と、前記レジス
ト膜2を透過した後の光強度とをセンサ4,5により継
続して測定し、その両方の光強度の比の変化量が所定の
値になったときに光の照射を終了する。
して、前記レジストを良好な重合状態に光重合させる。 【解決手段】感光性レジスト膜2に光を照射しながら、
前記レジスト膜2を透過する前の光強度と、前記レジス
ト膜2を透過した後の光強度とをセンサ4,5により継
続して測定し、その両方の光強度の比の変化量が所定の
値になったときに光の照射を終了する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、感光性レジスト
膜の露光処理方法に関するものである。
膜の露光処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、顔料を添加した感光性カラーレ
ジストによりカラーフィルタを形成する際や、フォトリ
ソグラフィ法による被膜のパターニングに際しての感光
性レジスト膜の露光処理は、従来、使用する感光性レジ
ストの光重合特性やそのレジスト膜の膜厚等に応じて露
光量を設定して行なわれている。
ジストによりカラーフィルタを形成する際や、フォトリ
ソグラフィ法による被膜のパターニングに際しての感光
性レジスト膜の露光処理は、従来、使用する感光性レジ
ストの光重合特性やそのレジスト膜の膜厚等に応じて露
光量を設定して行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の露
光処理方法では、感光性レジストを良好な重合状態に光
重合させることが難しく、特にカラーレジスト膜の場合
は、レジストに添加された顔料による光の吸収がレジス
トの光重合の進行に大きく影響するため、良好な光重合
がより困難であった。
光処理方法では、感光性レジストを良好な重合状態に光
重合させることが難しく、特にカラーレジスト膜の場合
は、レジストに添加された顔料による光の吸収がレジス
トの光重合の進行に大きく影響するため、良好な光重合
がより困難であった。
【0004】この発明は、感光性レジストの実際の光重
合の進行度を把握して、前記レジストを良好な重合状態
に光重合させることができる感光性レジスト膜の露光処
理方法を提供することを目的としたものである。
合の進行度を把握して、前記レジストを良好な重合状態
に光重合させることができる感光性レジスト膜の露光処
理方法を提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の露光処理方法
は、感光性レジスト膜に光を照射しながら、前記レジス
ト膜を透過する前の光強度と、前記レジスト膜を透過し
た後の光強度とを継続して測定し、その両方の光強度の
比の変化量が所定の値になったときに光の照射を終了す
ることを特徴とするものである。
は、感光性レジスト膜に光を照射しながら、前記レジス
ト膜を透過する前の光強度と、前記レジスト膜を透過し
た後の光強度とを継続して測定し、その両方の光強度の
比の変化量が所定の値になったときに光の照射を終了す
ることを特徴とするものである。
【0006】すなわち、この発明は、感光性レジストの
重合により吸収される光が、レジストの重合の進行にと
もなって少なくなることに着目したものであり、レジス
トでの光の吸収量は、レジスト膜を透過する前と透過後
の光強度の比に相当するため、この光強度の比の変化か
ら、感光性レジストの実際の光重合の進行度を把握する
ことができる。
重合により吸収される光が、レジストの重合の進行にと
もなって少なくなることに着目したものであり、レジス
トでの光の吸収量は、レジスト膜を透過する前と透過後
の光強度の比に相当するため、この光強度の比の変化か
ら、感光性レジストの実際の光重合の進行度を把握する
ことができる。
【0007】そして、前記光強度比は、レジストの光重
合の進行にともなって小さくなり、レジストが充分に光
重合すると、前記光強度比がほとんど変化しなくなるか
ら、この光強度比の変化量が所定の値になったところで
光の照射を終了すれば、レジストが充分に光重合したと
ころでその露光処理を終了させることができ、したがっ
て、レジストを良好な重合状態に光重合させることがで
きる。
合の進行にともなって小さくなり、レジストが充分に光
重合すると、前記光強度比がほとんど変化しなくなるか
ら、この光強度比の変化量が所定の値になったところで
光の照射を終了すれば、レジストが充分に光重合したと
ころでその露光処理を終了させることができ、したがっ
て、レジストを良好な重合状態に光重合させることがで
きる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。図1はこの発明の第1の実施例
による露光処理方法を示す図であり、ここでは、液晶表
示素子に用いる透明な基板上に、顔料を添加した感光性
カラーレジストによりカラーフィルタを形成する際の露
光処理方法を示している。
面を参照して説明する。図1はこの発明の第1の実施例
による露光処理方法を示す図であり、ここでは、液晶表
示素子に用いる透明な基板上に、顔料を添加した感光性
カラーレジストによりカラーフィルタを形成する際の露
光処理方法を示している。
【0009】図1において、1はガラス等からなる透明
基板であり、カラーフィルタは、基板1の上に顔料を添
加した感光性カラーレジストを塗布して、そのカラーレ
ジスト膜2を所定のパターンの露光マスク3を用いて露
光処理した後に現像処理し、この露光および現像処理に
よってパターニングされたレジスト膜2を焼成して形成
される。
基板であり、カラーフィルタは、基板1の上に顔料を添
加した感光性カラーレジストを塗布して、そのカラーレ
ジスト膜2を所定のパターンの露光マスク3を用いて露
光処理した後に現像処理し、この露光および現像処理に
よってパターニングされたレジスト膜2を焼成して形成
される。
【0010】上記レジスト膜2の露光処理方法を説明す
ると、このレジスト膜2の露光は、図1のように、レジ
スト膜2の表面側と基板1の裏面側とに、レジスト膜2
に照射される光A0 の強度を測定するための光強度セン
サ4と、レジスト膜2を透過して基板の裏面側に出射す
る光Aの強度を測定するための光強度センサ5とを配置
し、その状態でレジスト膜2に光を照射して行なう。
ると、このレジスト膜2の露光は、図1のように、レジ
スト膜2の表面側と基板1の裏面側とに、レジスト膜2
に照射される光A0 の強度を測定するための光強度セン
サ4と、レジスト膜2を透過して基板の裏面側に出射す
る光Aの強度を測定するための光強度センサ5とを配置
し、その状態でレジスト膜2に光を照射して行なう。
【0011】なお、上記レジスト膜2は基板1の全面に
塗布し、この基板1の余剰部、つまり後工程(液晶表示
素子の組み立て後)に切り落とされる基板縁部に対向さ
せて上記センサ4,5を配置する。
塗布し、この基板1の余剰部、つまり後工程(液晶表示
素子の組み立て後)に切り落とされる基板縁部に対向さ
せて上記センサ4,5を配置する。
【0012】そして、この実施例では、上記レジスト膜
2に光を照射しながら、このレジスト膜2を透過する前
の光強度(照射光A0 の強度)と、前記レジスト膜2を
透過した後の光強度(基板1の裏面側に出射した光Aの
強度)とを前記センサ4,5により継続して測定し、そ
の測定データをリアルタイムで演算部(図示しないがマ
イクロコンピュータを利用する)に入力して両方の光強
度の比を算出するとともに、この光強度比の変化を連続
的に監視して、その変化量が所定の値になったところで
光の照射を終了する。
2に光を照射しながら、このレジスト膜2を透過する前
の光強度(照射光A0 の強度)と、前記レジスト膜2を
透過した後の光強度(基板1の裏面側に出射した光Aの
強度)とを前記センサ4,5により継続して測定し、そ
の測定データをリアルタイムで演算部(図示しないがマ
イクロコンピュータを利用する)に入力して両方の光強
度の比を算出するとともに、この光強度比の変化を連続
的に監視して、その変化量が所定の値になったところで
光の照射を終了する。
【0013】この露光処理方法は、感光性レジストの重
合により吸収される光が、レジストの重合の進行にとも
なって少なくなることに着目したものであり、レジスト
での光の吸収量は、上記レジスト膜2を透過する前と透
過後の光強度の比に相当するため、この光強度比の変化
から、感光性レジストの実際の光重合の進行度を把握す
ることができる。
合により吸収される光が、レジストの重合の進行にとも
なって少なくなることに着目したものであり、レジスト
での光の吸収量は、上記レジスト膜2を透過する前と透
過後の光強度の比に相当するため、この光強度比の変化
から、感光性レジストの実際の光重合の進行度を把握す
ることができる。
【0014】そして、前記光強度比は、レジストの光重
合の進行にともなって小さくなり、レジストが充分に光
重合すると、前記光強度比がほとんど変化しなくなるか
ら、この光強度比の変化量が所定の値になったところで
光の照射を終了すれば、レジストが充分に光重合したと
ころでその露光処理を終了させることができ、したがっ
て、レジストを良好な重合状態に光重合させることがで
きる。
合の進行にともなって小さくなり、レジストが充分に光
重合すると、前記光強度比がほとんど変化しなくなるか
ら、この光強度比の変化量が所定の値になったところで
光の照射を終了すれば、レジストが充分に光重合したと
ころでその露光処理を終了させることができ、したがっ
て、レジストを良好な重合状態に光重合させることがで
きる。
【0015】上記感光性レジストの重合の進行と、レジ
スト膜2を透過する前と透過後の光強度の比との関係を
説明すると、前記光強度比はレジストの重合が進むにつ
れて変化するが、その変化には、Lambertの式よ
り以下の関係がある。
スト膜2を透過する前と透過後の光強度の比との関係を
説明すると、前記光強度比はレジストの重合が進むにつ
れて変化するが、その変化には、Lambertの式よ
り以下の関係がある。
【0016】I(L)=C・I0 ・exp(−τL) I(L):レジスト膜2を透過した後の光強度 I0 :レジスト膜2を透過する前の光強度 C :基板1を透過するときの光強度の低下比 L :レジスト膜2の表面から基板1の裏面までの透過
長 τ :レジスト膜2の濁り度(turbidity) ここで、τは、 τ=Ln{I(L)/(C・I0 )}/(−L) となり、レジストの光重合が進むと、ある値に収束す
る。
長 τ :レジスト膜2の濁り度(turbidity) ここで、τは、 τ=Ln{I(L)/(C・I0 )}/(−L) となり、レジストの光重合が進むと、ある値に収束す
る。
【0017】そして、Cは基板1によって決まる定数で
あるため、Ln{I(L)/I0 }の収束度をみること
で、レジストの光重合の度合を知ることができ、したが
って、前記光強度の比I(L)/I0 の変化から、レジ
ストの実際の光重合の進行度を正確に把握することがで
きる。
あるため、Ln{I(L)/I0 }の収束度をみること
で、レジストの光重合の度合を知ることができ、したが
って、前記光強度の比I(L)/I0 の変化から、レジ
ストの実際の光重合の進行度を正確に把握することがで
きる。
【0018】また、Ln{I(L)/I0 }が充分に収束
すると、つまりレジストが充分に光重合すると、上記光
強度比I(L) /I0 がほとんど変化しなくなるから、こ
の光強度比の変化量が所定の値(例えば、光強度比の変
化量が0に近くなったとき)になったときに光の照射を
終了すれば、レジストが充分に光重合したところでその
露光処理を終了させることができる。
すると、つまりレジストが充分に光重合すると、上記光
強度比I(L) /I0 がほとんど変化しなくなるから、こ
の光強度比の変化量が所定の値(例えば、光強度比の変
化量が0に近くなったとき)になったときに光の照射を
終了すれば、レジストが充分に光重合したところでその
露光処理を終了させることができる。
【0019】したがって、この露光処理方法によれば、
上記カラーレジスト膜2を、露光不足や露光オーバーの
ない最適な露光量で重合させることができるから、その
後に前記レジスト膜2を現像処理して形成されるカラー
フィルタの形状精度を充分に高くすることができる。
上記カラーレジスト膜2を、露光不足や露光オーバーの
ない最適な露光量で重合させることができるから、その
後に前記レジスト膜2を現像処理して形成されるカラー
フィルタの形状精度を充分に高くすることができる。
【0020】しかも、上記露光処理方法は、レジスト膜
2を透過する前と透過後の光強度の比の変化からレジス
トの実際の光重合の進行度を把握するものであるため、
従来の露光処理方法のように、使用する感光性レジスト
の光重合特性やそのレジスト膜の膜厚等に応じて、その
都度露光量を設定する必要はなく、したがって、露光処
理に要する手間を大幅に軽減することができる。
2を透過する前と透過後の光強度の比の変化からレジス
トの実際の光重合の進行度を把握するものであるため、
従来の露光処理方法のように、使用する感光性レジスト
の光重合特性やそのレジスト膜の膜厚等に応じて、その
都度露光量を設定する必要はなく、したがって、露光処
理に要する手間を大幅に軽減することができる。
【0021】また、上記露光処理方法では、レジスト膜
2を透過する前の光強度を測定するための光強度センサ
4を前記レジスト膜2の表面側に配置しているが、上述
したようにレジスト膜2を基板1の全面に塗布し、基板
1の余剰部に対向させて前記センサ4を配置すれば、レ
ジスト膜2のカラーフィルタとなる部分を支障なく露光
処理することができる。
2を透過する前の光強度を測定するための光強度センサ
4を前記レジスト膜2の表面側に配置しているが、上述
したようにレジスト膜2を基板1の全面に塗布し、基板
1の余剰部に対向させて前記センサ4を配置すれば、レ
ジスト膜2のカラーフィルタとなる部分を支障なく露光
処理することができる。
【0022】なお、上記実施例では、レジスト膜2を透
過した後の光強度を測定するための光強度センサ5も、
上記余剰部に対向させて配置したが、この光強度センサ
5は、光の照射領域内であれば、どの位置に配置しても
よい。
過した後の光強度を測定するための光強度センサ5も、
上記余剰部に対向させて配置したが、この光強度センサ
5は、光の照射領域内であれば、どの位置に配置しても
よい。
【0023】さらに、上記実施例では、レジスト膜2の
表面側から光を照射しているが、レジスト膜2への光の
照射は基板1の裏面側から行なってもよく、その場合
は、基板1の裏面側に配置する光強度センサ(レジスト
膜2を透過する前の光強度を測定するためのセンサ)
を、上記余剰部に対向させて配置すればよい。
表面側から光を照射しているが、レジスト膜2への光の
照射は基板1の裏面側から行なってもよく、その場合
は、基板1の裏面側に配置する光強度センサ(レジスト
膜2を透過する前の光強度を測定するためのセンサ)
を、上記余剰部に対向させて配置すればよい。
【0024】また、上記実施例の露光処理方法は、顔料
を添加した感光性カラーレジストによりカラーフィルタ
を形成する場合に限らず、透明基板の上に成膜したIT
O膜や酸化または窒化シリコン膜等の透明被膜、あるい
はシリコン薄膜等の半透明被膜を、フォトリソグラフィ
法によりパターニングする際の感光性レジスト膜の露光
処理にも適用することができる。
を添加した感光性カラーレジストによりカラーフィルタ
を形成する場合に限らず、透明基板の上に成膜したIT
O膜や酸化または窒化シリコン膜等の透明被膜、あるい
はシリコン薄膜等の半透明被膜を、フォトリソグラフィ
法によりパターニングする際の感光性レジスト膜の露光
処理にも適用することができる。
【0025】図2はこの発明の第2の実施例による露光
処理方法を示す図であり、この実施例は、金属膜等の光
を反射させる被膜をフォトリソグラフィ法によりパター
ニングする際の感光性レジスト膜の露光処理方法であ
る。
処理方法を示す図であり、この実施例は、金属膜等の光
を反射させる被膜をフォトリソグラフィ法によりパター
ニングする際の感光性レジスト膜の露光処理方法であ
る。
【0026】図2において、11はガラス等からなる基
板であり、この基板11の上には、クロム膜やアルミニ
ウム膜等の被パターニング膜12が、スパッタ装置や蒸
着装置により成膜されている。
板であり、この基板11の上には、クロム膜やアルミニ
ウム膜等の被パターニング膜12が、スパッタ装置や蒸
着装置により成膜されている。
【0027】この被パターニング膜12のフォトリソグ
ラフィ法によるパターニングは、前記被パターニング膜
12の上に感光性レジストを塗布し、そのレジスト膜1
3を所定のパターンの露光マスク14を用いて露光処理
した後に現像処理してレジストマスクを形成し、その後
に被パターニング膜12をエッチングする方法で行な
う。
ラフィ法によるパターニングは、前記被パターニング膜
12の上に感光性レジストを塗布し、そのレジスト膜1
3を所定のパターンの露光マスク14を用いて露光処理
した後に現像処理してレジストマスクを形成し、その後
に被パターニング膜12をエッチングする方法で行な
う。
【0028】上記レジスト膜13の露光処理方法を説明
すると、このレジスト膜13の露光は、図2のように、
レジスト膜2の表面側に、レジスト膜13に照射される
光A′0 の強度を測定するための光強度センサ15と、
レジスト膜13を透過し被パターニング膜12で反射さ
れて前記レジスト膜13を再び透過して表面側に出射す
る光A′の強度を測定するための光強度センサ16とを
配置し、その状態でレジスト膜13に光を照射して行な
う。
すると、このレジスト膜13の露光は、図2のように、
レジスト膜2の表面側に、レジスト膜13に照射される
光A′0 の強度を測定するための光強度センサ15と、
レジスト膜13を透過し被パターニング膜12で反射さ
れて前記レジスト膜13を再び透過して表面側に出射す
る光A′の強度を測定するための光強度センサ16とを
配置し、その状態でレジスト膜13に光を照射して行な
う。
【0029】なお、上記被パターニング膜12とレジス
ト膜13は、基板11の全面に成膜および塗布し、この
基板11の余剰部、つまり後工程に切り落とされる基板
縁部に対向させて上記センサ15,16を配置する。
ト膜13は、基板11の全面に成膜および塗布し、この
基板11の余剰部、つまり後工程に切り落とされる基板
縁部に対向させて上記センサ15,16を配置する。
【0030】そして、この実施例では、上記レジスト膜
13に光を照射しながら、このレジスト膜13を透過す
る前の光強度(照射光A′0 の強度)と、前記レジスト
膜13を透過した後の光強度(被パターニング膜12で
反射されてレジスト膜13の表面側に出射した光A′の
強度)とを前記センサ15,16により継続して測定
し、その測定データをリアルタイムで演算部(図示しな
いがマイクロコンピュータを利用する)に入力して両方
の光強度の比を算出するとともに、この光強度比の変化
を連続的に監視して、その変化量が所定の値になったと
ころで光の照射を終了する。
13に光を照射しながら、このレジスト膜13を透過す
る前の光強度(照射光A′0 の強度)と、前記レジスト
膜13を透過した後の光強度(被パターニング膜12で
反射されてレジスト膜13の表面側に出射した光A′の
強度)とを前記センサ15,16により継続して測定
し、その測定データをリアルタイムで演算部(図示しな
いがマイクロコンピュータを利用する)に入力して両方
の光強度の比を算出するとともに、この光強度比の変化
を連続的に監視して、その変化量が所定の値になったと
ころで光の照射を終了する。
【0031】この実施例の場合は、レジスト膜13を透
過した後の光強度が、レジスト膜13を透過し被パター
ニング膜12で反射されて前記レジスト膜13を再び透
過した光A′の強度であるため、上記感光性レジストの
重合の進行と、レジスト膜13を透過する前と透過後の
光強度の比との関係は次のようになる。
過した後の光強度が、レジスト膜13を透過し被パター
ニング膜12で反射されて前記レジスト膜13を再び透
過した光A′の強度であるため、上記感光性レジストの
重合の進行と、レジスト膜13を透過する前と透過後の
光強度の比との関係は次のようになる。
【0032】I′(L)=I′0 ・exp(−τL′) I′(L):レジスト膜13を透過した後の光強度 I′0 :レジスト膜13を透過する前の光強度 L′ :レジスト膜13を往復して透過するまでの透過
長 τ :レジスト膜13の濁り度(turbidit
y) ここで、τは、 τ=Ln{I′(L)/(I′0 )}/(−L′) となる。
長 τ :レジスト膜13の濁り度(turbidit
y) ここで、τは、 τ=Ln{I′(L)/(I′0 )}/(−L′) となる。
【0033】このため、この実施例の場合は、Ln{I′
(L)/I′0 }の収束度をみることで、レジストの光
重合の度合を知ることができ、したがって、前記光強度
の比I′(L)/I′0 の変化から、レジストの実際の
光重合の進行度を正確に把握することができる。
(L)/I′0 }の収束度をみることで、レジストの光
重合の度合を知ることができ、したがって、前記光強度
の比I′(L)/I′0 の変化から、レジストの実際の
光重合の進行度を正確に把握することができる。
【0034】また、この実施例の場合も、Ln{I′(L)
/I′0 }が充分に収束すると、つまりレジストが充分
に光重合すると、上記光強度比I′(L)/I′0 がほ
とんど変化しなくなるから、この光強度比の変化量が所
定の値(例えば、光強度比の変化量が0に近くなったと
き)になったときに光の照射を終了すれば、レジストが
充分に光重合したところでその露光処理を終了させるこ
とができる。
/I′0 }が充分に収束すると、つまりレジストが充分
に光重合すると、上記光強度比I′(L)/I′0 がほ
とんど変化しなくなるから、この光強度比の変化量が所
定の値(例えば、光強度比の変化量が0に近くなったと
き)になったときに光の照射を終了すれば、レジストが
充分に光重合したところでその露光処理を終了させるこ
とができる。
【0035】したがって、この露光処理方法によれば、
上記カラーレジスト膜13を、露光不足や露光オーバー
のない最適な露光量で重合させることができるから、そ
の後に前記レジスト膜13を現像処理して形成されるレ
ジストマスクの形状精度を充分に高くすることができ
る。
上記カラーレジスト膜13を、露光不足や露光オーバー
のない最適な露光量で重合させることができるから、そ
の後に前記レジスト膜13を現像処理して形成されるレ
ジストマスクの形状精度を充分に高くすることができ
る。
【0036】そして、上記露光処理方法は、レジスト膜
13を透過する前と透過後の光強度の比の変化からレジ
ストの実際の光重合の進行度を把握するものであるた
め、従来の露光処理方法のように、使用する感光性レジ
ストの光重合特性やそのレジスト膜の膜厚等に応じて、
その都度露光量を設定する必要はなく、したがって、露
光処理に要する手間を大幅に軽減することができる。
13を透過する前と透過後の光強度の比の変化からレジ
ストの実際の光重合の進行度を把握するものであるた
め、従来の露光処理方法のように、使用する感光性レジ
ストの光重合特性やそのレジスト膜の膜厚等に応じて、
その都度露光量を設定する必要はなく、したがって、露
光処理に要する手間を大幅に軽減することができる。
【0037】また、上記露光処理方法では、レジスト膜
13を透過する前の光強度と前記レジスト膜13を透過
した後の光強度を測定するための光強度センサ15,1
6を前記レジスト膜13の表面側に配置しているが、上
述したように被パターニング膜12とレジスト膜13を
基板11の全面に成膜および塗布し、基板11の余剰部
に対向させて前記センサ15,16を配置すれば、レジ
スト膜12のレジストマスクとなる部分を支障なく露光
処理することができる。
13を透過する前の光強度と前記レジスト膜13を透過
した後の光強度を測定するための光強度センサ15,1
6を前記レジスト膜13の表面側に配置しているが、上
述したように被パターニング膜12とレジスト膜13を
基板11の全面に成膜および塗布し、基板11の余剰部
に対向させて前記センサ15,16を配置すれば、レジ
スト膜12のレジストマスクとなる部分を支障なく露光
処理することができる。
【0038】なお、この実施例の露光処理方法は、被パ
ターニング膜12が光を反射させる被膜である場合に限
らず、シリコン基板等の光を反射させる基板上に、顔料
を添加した感光性カラーレジストによりカラーフィルタ
を形成する場合の前記カラーレジストの露光処理や、光
を反射させる基板上に成膜したITO膜や酸化または窒
化シリコン膜等の透明被膜、あるいはシリコン薄膜等の
半透明被膜を、フォトリソグラフィ法によりパターニン
グする際の感光性レジスト膜の露光処理にも適用するこ
とができる。
ターニング膜12が光を反射させる被膜である場合に限
らず、シリコン基板等の光を反射させる基板上に、顔料
を添加した感光性カラーレジストによりカラーフィルタ
を形成する場合の前記カラーレジストの露光処理や、光
を反射させる基板上に成膜したITO膜や酸化または窒
化シリコン膜等の透明被膜、あるいはシリコン薄膜等の
半透明被膜を、フォトリソグラフィ法によりパターニン
グする際の感光性レジスト膜の露光処理にも適用するこ
とができる。
【0039】
【発明の効果】この発明の露光処理方法は、感光性レジ
スト膜に光を照射しながら、前記レジスト膜を透過する
前の光強度と、前記レジスト膜を透過した後の光強度と
を継続して測定し、その両方の光強度の比の変化量が所
定の値になったときに光の照射を終了するものであるか
ら、感光性レジストの実際の光重合の進行度を把握し
て、前記レジストを良好な重合状態に光重合させること
ができる。
スト膜に光を照射しながら、前記レジスト膜を透過する
前の光強度と、前記レジスト膜を透過した後の光強度と
を継続して測定し、その両方の光強度の比の変化量が所
定の値になったときに光の照射を終了するものであるか
ら、感光性レジストの実際の光重合の進行度を把握し
て、前記レジストを良好な重合状態に光重合させること
ができる。
【図1】この発明の第1の実施例によるレジスト膜の露
光処理方法を示す図。
光処理方法を示す図。
【図2】この発明の第2の実施例によるレジスト膜の露
光処理方法を示す図。
光処理方法を示す図。
1…透明基板 2…感光性カラーレジスト膜 3…露光マスク 4,5…光強度センサ 11…基板 12…被パターニング膜 13…感光性レジスト膜 14…露光マスク 15,16…光強度センサ
Claims (1)
- 【請求項1】感光性レジスト膜に光を照射しながら、前
記レジスト膜を透過する前の光強度と、前記レジスト膜
を透過した後の光強度とを継続して測定し、その両方の
光強度の比の変化量が所定の値になったときに光の照射
を終了することを特徴とする感光性レジスト膜の露光処
理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8003788A JPH09197677A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 感光性レジスト膜の露光処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8003788A JPH09197677A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 感光性レジスト膜の露光処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09197677A true JPH09197677A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=11566933
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8003788A Pending JPH09197677A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 感光性レジスト膜の露光処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09197677A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008262135A (ja) * | 2007-04-13 | 2008-10-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 画像記録装置 |
-
1996
- 1996-01-12 JP JP8003788A patent/JPH09197677A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008262135A (ja) * | 2007-04-13 | 2008-10-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 画像記録装置 |
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