JPH0919839A - 建物ユニットの妻フレーム製造装置 - Google Patents

建物ユニットの妻フレーム製造装置

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JPH0919839A
JPH0919839A JP16961695A JP16961695A JPH0919839A JP H0919839 A JPH0919839 A JP H0919839A JP 16961695 A JP16961695 A JP 16961695A JP 16961695 A JP16961695 A JP 16961695A JP H0919839 A JPH0919839 A JP H0919839A
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JP16961695A
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Hitoshi Hojo
同 北條
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 柱の位置決め作業が正確に、かつ、迅速に行
えるようになる建物ユニットの妻フレーム製造装を提供
する。 【構成】 製造装置20は、妻フレーム8を枠組み製作
するためのものであり、2本の柱3を載置させる基台2
3を備える。この基台23に、柱3を搬送するチェーン
コンベア33を設け、また、2本の柱3を所定の位置に
位置決めする一組の位置決め手段40を設ける。位置決
め手段40は、柱3の端面に対して進退可能であり、柱
3の端面に明けられている位置決め孔に挿入可能な位置
決めピン41を有する。柱3の位置決めは、上梁4A、
下梁5Aを柱3に結合するために行うものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物ユニットの妻フレ
ーム製造装置に係り、例えば柱と梁とを連結して箱状に
形成される建物ユニットの、2本の柱と上梁、下梁とで
形成される妻フレームを製造する際に利用できる。
【0002】
【背景技術】ユニット式建物は、予め工場で生産された
複数の建物ユニットを建設現場で組合わせることによっ
て建てられている。このような建物ユニットは、平行な
2本の長辺上梁を有する水平な天井フレームと、平行な
2本の長辺下梁を有するとともに天井フレームと対向し
て配置される水平な床フレームと、これらの天井フレー
ムおよび床フレームの両側に対向配置される2つの妻フ
レームとを組み立てて箱状に製作されている。そして、
妻フレームは、2本の柱と、これらの柱の上端間同士お
よび下端間同士を結合する上梁、下梁とを含んで形成さ
れている。
【0003】以上のような妻フレームを製造する場合、
柱をクランプ等の仮固定治具で仮固定しておいて、この
状態で、柱の上下端部にそれぞれ上梁、下梁を取り付
け、その後、柱と梁との結合を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述のような
妻フレームの製造では、柱を所定位置に配置した後、ク
ランプ等の仮固定治具で仮固し、このような柱に梁を取
り付けなければならないため、仮固定治具の操作中に柱
が所定位置からずれやすく、柱を正確に位置決めしにく
いという問題があった。特に、柱がずれた状態のまま梁
を取り付けた場合、柱と梁との正常な関係が得られない
ため、柱の仮固定作業を最初からやり直さなければなら
ず、作業が煩雑で、時間もかかるという問題もあった。
【0005】本発明の目的は、柱の位置決め作業が正確
に、かつ、迅速に行えるようになる建物ユニットの妻フ
レーム製造装を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る建物ユニッ
トの妻フレーム製造装置は、平行な2本の上梁を備えて
形成され上側に配置される水平な天井フレームと、平行
な2本の下梁を備えるとともに前記天井フレームと対向
して下側に配置される水平な床フレームと、これらの天
井フレームおよび床フレームの両側に対向配置され、2
本の柱と、これらの柱の上端間同士および下端間同士を
結合する上梁、下梁とを含んで形成される妻フレームと
を組み立てて製作される建物ユニットの、前記妻フレー
ムを製造する装置であって、前記2本の柱が互いに間隔
をおいて水平に載置される基台と、前記2本の柱のそれ
ぞれの両端部に前記妻フレームの前記上梁、下梁を結合
するために、前記2本の柱のそれぞれの両端面を同時に
支持するとともに、これらの柱の間隔を、前記妻フレー
ムにおける各柱間の寸法と等しい寸法に位置決めする一
組の位置決め手段とを備えて構成されていることを特徴
とするものである。
【0007】この建物ユニットの妻フレーム製造装置に
おいて、一組の位置決め手段のうち少なくとも一方を、
2本の柱のそれぞれの端面と直交する方向に、これらの
柱に対して進退可能としてもよい。
【0008】また、本発明において、各柱の両端には、
端面に位置決め孔が明けられるとともに、妻フレームの
上梁、下梁を結合させる仕口部を有する仕口部材が設け
られ、少なくとも一方の位置決め手段には、各位置決め
孔に挿入される位置決めピンが、2本の柱のそれぞれの
両端面間にわたる長さ寸法の取付部材に設けられていて
もよい。
【0009】
【作用】このような本発明では、基台上に間隔をおいて
水平に載置された2本の柱は、それぞれの両端部が一組
の位置決め手段で同時に支持された後、これらの柱の両
端部に妻フレームを構成するために上梁、下梁が結合さ
れる。柱の両端部が同時に支持され、柱の間隔が妻フレ
ームにおける各柱間の寸法と等しい寸法に位置決めされ
るので、柱の位置決め作業が正確に、かつ、迅速に行え
るようになる。
【0010】この建物ユニットの妻フレーム製造装置に
おいて、少なくとも一方の位置決め手段を、2本の柱の
それぞれの端面と直交する方向に、これらの柱に対して
進退可能とした場合には、基台上に柱が載置された後、
一方の位置決め手段を前進させれば柱の位置決めができ
るので、位置決め作業を迅速に行えるようになる。
【0011】また、本発明において、柱の両端に設けら
れた仕口部材の位置決め孔に、位置決め手段の位置決め
ピンを挿入して位置決めする場合には、位置決め孔と位
置決めピンとによる位置決めなので、位置決め作業が確
実に行えるようになる。
【0012】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1〜3には、本実施例に係る建物ユニット1
の骨組み2と、この骨組み2を構成する妻フレーム6が
示され、図4〜7には、上記妻フレーム6を製作するた
めの建物ユニットの妻フレーム製造装置(以下、単に製
造装置という)20が示されている。
【0013】まず、図1〜3に基づいて、建物ユニット
1の骨組み2と妻フレーム8とを説明する。建物ユニッ
ト1の骨組み2は、四隅に立設された4本の柱3と、こ
れらの柱3の上端間同士および下端間同士を連結する、
各2本ずつの短辺上梁4A、長辺上梁4Bからなる上梁
4と、各2本ずつの短辺下梁5A、長辺下梁5Bからな
る下梁5とを含んで形成され、これらを六面体状に組み
立てたものである。
【0014】このような骨組み2において、2本の長辺
上梁4B間には図示しないが複数本の天井小梁が架けわ
たされ、これにより、天井フレーム6が形成されてい
る。また、2本の長辺下梁5B間には図示しないが複数
本の根太が架けわたされ、これにより、床フレーム7が
形成されている。また、妻フレーム8は、図2に示すよ
うに、2本の前記柱3と短辺上梁4Aおよび短辺下梁5
Aとで形成され、骨組み2の短辺側の枠組みとなる。そ
して、これらの各フレーム6〜8を溶接結合することに
より、建物ユニット1の骨組み2が形成される。
【0015】図3に示すように、柱3の上端部と下端部
とには、それぞれ上梁4、下梁5を接合させるための仕
口部材9が取り付けられている。この仕口部材9は、金
属面材をプレス加工して断面コ字状に形成した本体部品
10、側面部品11、内部部品13等を箱型に溶接した
ものである。また、仕口部材9には、建物ユニット1の
位置決め用としての位置決め孔15,16、建物ユニッ
ト1同士の接合用のボルト挿通孔17が明けられ、さら
に、上梁4、下梁5を接合させる仕口部18,19が設
けられている。
【0016】ここで、位置決め孔15,16は仕口部材
9の上面に明けられているが、当該面は、柱3の端面に
該当する位置となっている。また、位置決め孔15は位
置決め孔16よりも大きな直径となっている。なお、製
造装置20によって柱3の位置決めを行う際、位置決め
孔15が使用されるようになっている。側面部品11
は、本体部品10の一面を閉鎖するほぼ四角形状の板状
部材であり、内部部品13は、本体部品10の内部に収
納されるとともに、本体部品10の上面と下面とを連結
するL字状に折り曲げ形成された板状部材である。
【0017】図4〜7に示すように、前記製造装置20
は、前記妻フレーム8を枠組み製作するためのものであ
り、第1、第2の部材21,22を有するとともに、全
体として妻フレーム8よりも一回り大きく形成された基
台23を備えている。この基台23における第1、第2
の部材21,22間には、2本の前記柱3が、図1中左
側から右側へ搬送され(搬送方向A)、かつ、間隔をあ
けて架けわたされるようになっており、そのために、第
1、第2の部材21,22の内側に柱3を載置させる柱
載置部材24が設けられている。
【0018】柱載置部材24は、第1、第2の部材2
1,22の長さ寸法とほぼ等しい長さとされている。柱
載置部材24において、搬送方向Aの先端側には前部突
起面25が、柱載置部材24内を上下方向にスライド可
能に形成され、搬送方向Aの後端側には後部突起面26
が、柱載置部材24内を上下方向にスライド可能にそれ
ぞれ形成されてる。そして、これらの突起面25,26
には、次で述べるように、柱3が載置されるとともに、
突起面25,26は、それぞれ独立して昇降可能となっ
ている。
【0019】すなわち、柱載置部材24の下方、かつ、
突起面25,26の下方には、図5に示すように、基台
23の横梁27に支持されて、例えば2本のシリンダ2
8が垂直方向に設けられている。これらのシリンダ28
のロッド28Aと突起面25,26とは接続されてお
り、この結果、シリンダ28の駆動によるロッド28A
の出没で、突起面25,26がそれぞれ独立して昇降す
るようになっている。そして、突起面25,26が上昇
したとき、それらの上面は、後で述べるチェーンコンベ
ア33の上面より高い位置にあり、突起面25,26が
下降したとき、それらの上面は、チェーンコンベア33
の上面より低い位置、かつ、基台23の平面部23Aの
上面よりは高い位置となっている。
【0020】図4に示すように、基台23において第
1、第2の部材21,22の長手方向両端には、それぞ
れの端部間に架けわたされた軸30を介してスプロケッ
ト31,32が設けられ、これらのスプロケット31,
32間には、搬送方向Aに沿って2列のチェーンコンベ
ア33が掛け回されている。このチェーンコンベア33
は、柱3を載置して搬送できる構造となっている。
【0021】軸30において一方のスプロケット31の
外側には、動力伝達用のスプロケット34が設けられ、
このスプロケット34は、基台23に設けられた駆動手
段としてのモータ35側のスプロケット36と、チェー
ン37で連結されている。
【0022】基台23の長手方向両端の外側には、2列
のチェーンコンベア33の延長線上に沿って、図1中左
側の搬入用ローラコンベア38と、図1中右側の搬出用
ローラコンベア39がそれぞれ配置されている。ここ
で、ローラコンベア38,39の上面とチェーンコンベ
ア33の上面とはほぼ同一の高さ位置となっており、こ
れにより、ローラコンベア38からチェーンコンベア3
3への柱3の移載が容易にでき、また、基台23上で枠
組みされた妻フレーム8は、チェーンコンベア33から
搬出用ローラコンベア39への移載が容易となってい
る。
【0023】図4,5に示すように、基台23の幅方向
両側には、第1,2の部材21,22の長手方向に沿っ
て、柱3を、妻フレーム8における柱3間の寸法に位置
決めする位置決め手段40が設けられている。この位置
決め手段40は水平な位置決めピン41を有しており、
この位置決めピン41は、柱3の両端面の前記位置決め
孔15に進退可能に挿入される。すなわち、図6にも示
すように、基台23の平面部23A、かつ、上面には、
柱3の長手方向(前記搬送方向Aと直交方向)と平行な
レール部23Bが設けられており、このレール部23B
に沿って、スライド部材42が、搬送方向Aと直交する
方向(矢印B方向)にスライド可能とされている。
【0024】スライド部材42は、細長い箱の蓋の一方
側の長辺縁を取り除くとともに、他方側の長辺縁を下方
に延出させた延出部42A(図5,6参照)を有する形
状とされ、基台23の平面部23Aに被せられている。
そして、このスライド部材42の上記レール部23Bに
対応する部分には、レール部23Bと係合するガイド部
42Bが形成されている。また、ガイド部42Bの上面
には上方に突出する厚板状の突出部42Cが形成され、
この突出部42Cの上部には、内側すなわち柱3の端面
と対向する位置決め部42Dが設けられている。位置決
め部42Dには、前記位置決めピン41が取り付けられ
ており、このピン41は、前述のように、柱3の両端面
の位置決め孔15に挿入されるようになっており、これ
により、柱3が正確に位置決めされることになる。
【0025】スライド部材42の前記延出部42Aに
は、基台23の平面部23Aの下方に、基台23の枠部
材29に水平に取り付けられたシリンダ43のロッド4
3Aが連結されており、シリンダ43の駆動によるロッ
ド43Aの進退で、延出部42Aが水平移動する。つま
り、位置決めピン41が水平方向に進退可能となってい
る。ここで、スライド部材42に設けられた位置決めピ
ン41間の寸法は、所定の妻フレーム8における2本の
柱3間の間隔と同一とされている。
【0026】第1、第2の部材21,22において突起
面25,26の内側には、柱3を位置決めした後、その
状態で固定する柱固定手段50が設けられている。この
柱固定手段50は、図7に詳細を示すように、搬送方向
先側に配置された第1手段51と、柱3を挟んで第1手
段51の反対側(搬送方向後側)に配置された第2手段
52とで構成され、柱3の側面を挟み込んで固定するよ
うになっている。
【0027】柱固定手段50は、基台23の横板53に
ブラケット54を介して取り付けられている。ブラケッ
ト54は、中空部となった箱体部54Aを細長の板状部
54Bで挟み込んだ形状とされ、第1手段51は、この
ようなブラケット54の搬送方向先側の板状部54B間
に配置され、第2手段52は、ブラケット54の箱体部
54Aに配置されている。なお、ブラケット54の上面
高さ位置は、柱載置部材24の上面とほぼ等しくなって
いる。
【0028】第1手段51は、基台23に取り付けられ
たシリンダ55を備え、このシリンダ55のロッド55
A先端には、柱3の側面と当接可能となった当接部材5
6が取り付けられている。当接部材56は、厚板部材で
形成されるとともに、ほぼ三角形状に形成されており、
三角形の一端部が、水平ピン57によって前記ブラケッ
ト54の板状部54B間に回動自在に取り付けられ、三
角形の頂点部がロッド55Aの先端に接続されている。
また、三角形の他端部には、板厚を挟んで両側にローラ
部材58が取り付けられている。従って、シリンダ55
の駆動によりロッド55Aを出没させることにより、当
接部材56は、水平ピン57を支点として上下方向に起
伏自在である。そして、当接部材56の他端部が起立し
たとき、他端部のローラ部材58が柱3の側面と当接さ
れるようになっている。
【0029】第2手段52は、ブラケット54の下方に
上下方向に取り付けられたシリンダ59で形成され、そ
のロッド59Aの先端には、回動自在な円筒部材60が
取り付けられており、ロッド59Aが上方向に突出した
とき、円筒部材60が、柱3の側面に当接されるように
なっている。
【0030】ここで、柱3が搬送されるときの第1,2
手段51,52の動きは、搬送方向前側および後側の第
1手段51の当接部材56は伏せた状態とされており、
また、第2手段52のロッド59Aは、下方に後退して
ブラケット54の本体部54Aの内部に位置している。
柱3が搬送方向前側の位置まで搬送され、突起面25上
に載置され、かつ、位置決めされたとき、第2手段52
のロッド59Aが上方に突出するとともに、第1手段5
1の当接部材56が起立し、この当接部材56のローラ
部材58が柱3の一方の側面をロッド59A側に押し、
両者58,59Aで柱3を挟み込んで固定することにな
る。
【0031】次に、本実施例の作用を説明する。搬入用
ローラコンベア38側から1本目の柱3が搬送されてき
てチェーンコンベア33上に移載されるとともに、チェ
ーンコンベア33によって所定の位置まで搬送される。
このとき、突起面25,26は下降しており、また、各
柱固定手段50における第1手段51の当接部材56は
水平に伏せた状態、第2手段52のロッド59Bは下方
に後退し、柱3の移動に支障のない状態となっている。
【0032】チェーンコンベア33の駆動側の制御によ
り、1本目の柱3が搬送方向前側の突起面25の位置ま
で移動し、その位置でストップされたら、前側の突起面
25を上昇させ、当該柱3をチェーンコンベア33から
外す。次に、2本目の柱3を以上と同様にして後側の突
起面26に載置し、かつ、突起面26を上昇させ、当該
柱3をチェーンコンベア33から外す。
【0033】次に、位置決め用シリンダ43の駆動によ
りそのロッド43Aを後退させる。これにより、基台2
3の平面部23Aのレール部23Bに沿ってスライド部
材41が前進し、スライド部材42のそれぞれの位置決
めピン41が、柱3,3の端面のそれぞれの位置決め孔
15に同時に挿入され、柱3を正確な寸法に位置決めす
る。
【0034】この後、柱固定手段50における各第2手
段52のロッド59Aを突出させるとともに、第1手段
51の当接部材56を起立させ、ロッド59Aと当接部
材56のローラ部材58とで柱3を固定する。
【0035】この後、各柱3,3の仕口部18,19
に、短辺上梁4A、短辺下梁5Aをそれぞれ載せるとと
もに、係合状態を確認して溶接し、柱3と梁4A,5A
との結合を行う。そして、柱3と梁4A,5Aとの結合
が完了したら、前後の突起面25,26を下降させると
ともに、第1,2手段51,52による柱3の固定を解
除し、枠組みされた妻フレーム8を、チェーンコンベア
33で搬出側のローラコンベア39に移載させる。以
後、同様の作用により、順次妻フレーム8の製作を行
う。
【0036】前述のような本実施例によれば次のような
効果がある。 スライド部材54に設けられた2本の位置決めピン4
1間の寸法が、妻フレーム8における柱3間の寸法と同
一寸法となっており、かつ、柱3の端面と直交かる方向
に進退可能となっており、前後の突起面25,26に載
置された柱3に対して、前進させれば、位置決めピン4
1が柱3の端面の位置決め孔15に同時に挿入されるの
で、柱3を正確な寸法で容易、かつ、迅速に位置決めで
きる。
【0037】柱3は、位置決め手段40で位置決めさ
れるとともに、柱固定手段50で固定されるので、柱3
がずれるおそれはなく、梁4A,5Aの結合が容易とな
り、作業性の効率が向上する。 柱3は、突起面25,26上に載置されるとともに、
これらの突起面25,26の上昇によりチェーンコンベ
ア33の上面より高い位置で保持され、チェーンコンベ
ア33から外された状態で、位置決め、固定されるの
で、不安定なチェーンコンベア33の上面での位置決
め、固定がなくなり、安定した作業を行える。
【0038】柱3の端面に明けられた位置決め孔15
は、元来必要なものであるが、本実施例では、妻フレー
ム8における柱3の位置決め用としてその位置決め孔1
5を利用しているので、妻フレーム8を製作するための
位置決め孔を新たに設けなくてもよく、手間が少なくて
すむとともに、部材の有効利用がなされている。 製造装置20における搬送方向の搬入側には、搬入用
ローラコンベア38が、搬出側には、搬出用ローラコン
ベア39がそれぞれ配置されており、また、製造装置2
0にはチェーンコンベア33が設けられているので、柱
3はスムーズに製造装置20に搬入され、枠組みされた
妻フレーム8はスムーズに製造装置20から搬出され、
この結果、作業性の効率が向上する。
【0039】なお、本発明は前述の実施例に限定される
ものではなく、本発明の目的を達成できる範囲であれば
次に示すような変形例を含むものである。例えば、前記
実施例で、位置決め手段40として、スライド部材42
を柱3の両端面と対向する方向に進退可能に2個設けた
が、これに限らず、一方を固定して、他方のみ進退可能
としてもよい。この場合、柱3を搬送するとき、その一
端が固定側の位置決めピン41に干渉しないように、ピ
ン41から離れた位置で搬送させ、進退可能な他方で柱
3の他端面を押圧し、それぞれの部材のピン41と位置
決め孔15とを係合させればよい。
【0040】また、前記実施例で、柱固定手段50にお
いて、第1手段51を搬入方向前側、第2手段52を搬
入方向後側に設けたが、これらを逆に配置してもよい。
本発明では、要するに、搬送されてきた柱3を、正確に
位置決めした後固定できればよい。
【0041】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明の建物ユ
ニットの妻フレーム製造装置によれば、基台上に間隔を
おいて水平に載置された2本の柱を、一組の位置決め手
段で同時に支持し、それぞれの柱の両端部に上梁、下梁
を結合することにより妻フレームが構成されるので、柱
の位置決め作業が正確に、かつ、迅速に行えるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る建物ユニットを示す斜
視図である。
【図2】本実施例の建物ユニットにおける妻フレームを
示す斜視図である。
【図3】本実施例の妻フレームを構成する柱を示す斜視
図である。
【図4】本実施例の建物ユニットの妻フレーム製造装置
を示す平面図である。
【図5】図4の正面図である。
【図6】本実施例の要部を示す斜視図である。
【図7】本実施例の要部を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 建物ユニット 6 天井フレーム 7 床フレーム 8 妻フレーム 9 仕口部材 15 位置決め孔 20 建物ユニットの妻フレーム製造装置 23 基台 24 柱載置部材 25,26 突起面 40 位置決め手段 41 位置決めピン 50 柱固定手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行な2本の上梁を備えて形成され上側
    に配置される水平な天井フレームと、平行な2本の下梁
    を備えるとともに前記天井フレームと対向して下側に配
    置される水平な床フレームと、これらの天井フレームお
    よび床フレームの両側に対向配置され、2本の柱と、こ
    れらの柱の上端間同士および下端間同士を結合する上
    梁、下梁とを含んで形成される妻フレームとを組み立て
    て製作される建物ユニットの、前記妻フレームを製造す
    る装置であって、前記2本の柱が互いに間隔をおいて水
    平に載置される基台と、前記2本の柱のそれぞれの両端
    部に前記妻フレームの前記上梁、下梁を結合するため
    に、前記2本の柱のそれぞれの両端面を同時に支持する
    とともに、これらの柱の間隔を、前記妻フレームにおけ
    る各柱間の寸法と等しい寸法に位置決めする一組の位置
    決め手段とを備えて構成されていることを特徴とする建
    物ユニットの妻フレーム製造装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の建物ユニットの妻フレ
    ーム製造装置において、前記一組の位置決め手段のうち
    少なくとも一方は、前記2本の柱のそれぞれの端面と直
    交する方向に、これらの柱に対して進退可能となってい
    ることを特徴とする建物ユニットの妻フレーム製造装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の建物ユニット
    の妻フレーム製造装置において、前記各柱の両端には、
    端面に位置決め孔が明けられるとともに、前記妻フレー
    ムの前記上梁、下梁を結合させる仕口部を有する仕口部
    材が設けられ、前記少なくとも一方の位置決め手段に
    は、前記各位置決め孔に挿入される位置決めピンが、前
    記2本の柱のそれぞれの両端面間にわたる長さ寸法の取
    付部材に設けられていることを特徴とする建物ユニット
    の妻フレーム製造装置。
JP16961695A 1995-07-05 1995-07-05 建物ユニットの妻フレーム製造装置 Withdrawn JPH0919839A (ja)

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