JPH09199605A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH09199605A
JPH09199605A JP8021918A JP2191896A JPH09199605A JP H09199605 A JPH09199605 A JP H09199605A JP 8021918 A JP8021918 A JP 8021918A JP 2191896 A JP2191896 A JP 2191896A JP H09199605 A JPH09199605 A JP H09199605A
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JP
Japan
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current injection
injection element
semiconductor device
current
semiconductor
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Application number
JP8021918A
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English (en)
Inventor
Mikio Mukai
幹雄 向井
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Bipolar Integrated Circuits (AREA)
  • Thin Film Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電流注入素子と被電流注入素子とを有する半
導体装置の微細化、高集積化及び低消費電力化を図る。 【解決手段】 MOSトランジスタ61及びバイポーラ
トランジスタ62がI2Lの夫々電流注入素子及びスイ
ッチングトランジスタになっている。トランジスタ62
への注入電流量をトランジスタ61のゲート電圧によっ
て制御することができるので、注入電流量を制御するた
めの抵抗素子が不要であり、且つ、トランジスタ62の
非使用時には電流の注入を抑止することができる。更
に、トランジスタ61が電圧制御型であるので、トラン
ジスタ62への注入電流量を制御するために電流が消費
されない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願の発明は、電流注入素子
とこの電流注入素子から電流を注入される被電流注入素
子とを有する半導体装置及びその製造方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図23、24は、1入力3出力のI2
の一従来例を示している。この一従来例では、p型のS
i基板11のうちで、電流注入素子である横方向pnp
バイポーラトランジスタ12とスイッチングトランジス
タであり横方向pnpバイポーラトランジスタ12から
電流を注入される逆方向動作のnpnバイポーラトラン
ジスタ13との形成領域の表面近傍に、n+ 型の埋め込
み層14が形成されている。
【0003】Si基板11上にはn- 型のエピタキシャ
ル層15が形成されており、このエピタキシャル層15
のうちで横方向pnpバイポーラトランジスタ12及び
npnバイポーラトランジスタ13の形成領域が、ガー
ドリングであるp+ 型の拡散層16に囲まれて、その外
側の領域と電気的に分離されている。
【0004】エピタキシャル層15内には、横方向pn
pバイポーラトランジスタ12のエミッタであるp+
の拡散層17aと、横方向pnpバイポーラトランジス
タ12のコレクタ及びnpnバイポーラトランジスタ1
3のベースであるp+ 型の拡散層17bとが形成されて
おり、拡散層17b内には、npnバイポーラトランジ
スタ13のコレクタである3個のn++型の拡散層18
a、18b、18cが形成されている。
【0005】エピタキシャル層15内には、横方向pn
pバイポーラトランジスタ12のベース及びnpnバイ
ポーラトランジスタ13のエミッタであるエピタキシャ
ル層15に埋め込み層14を介して接続されているn+
型の拡散層21も形成されている。Si基板11は層間
絶縁膜22に覆われており、拡散層17a、17b、1
8a、18b、18c、21に達するコンタクト孔23
a〜23fが層間絶縁膜22に設けられている。
【0006】コンタクト孔23aには電流を注入するた
めの配線(図示せず)が接続されており、コンタクト孔
23bには信号を入力するための配線(図示せず)が接
続されている。また、コンタクト孔23c〜23eには
信号を出力するための配線(図示せず)が接続されてお
り、コンタクト孔23fには接地線24が接続されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の一従
来例では、図24からも明らかな様に、横方向pnpバ
イポーラトランジスタ12のベース電位は接地電位に固
定されているので、注入電流量を制御するためには、横
方向pnpバイポーラトランジスタ12とは別個の抵抗
素子25が必要である。このため、抵抗素子25のため
の面積が必要で、半導体装置の微細化及び高集積化を図
ることが困難であった。
【0008】また、抵抗素子25で注入電流量を制御し
たとしても、横方向pnpバイポーラトランジスタ12
にはベース電流が常に流れており、しかも、npnバイ
ポーラトランジスタ13の非使用時にさえもこのnpn
バイポーラトランジスタ13への電流の注入を抑止する
ことができない。このため、上述の一従来例では、消費
電力が多かった。
【0009】また、埋め込み層14は、不純物濃度が高
く、しかも、製造工程の初期に形成されるので、不純物
が拡散し易い。このため、横方向pnpバイポーラトラ
ンジスタ12及びnpnバイポーラトランジスタ13の
形成領域として広い領域を確保する必要がある。また、
埋め込み層14の更に外側にガードリングとしての拡散
層16が設けられている。従って、上述の一従来例で
は、これらのことによっても、半導体装置の微細化及び
高集積化を図ることが困難であった。
【0010】また、npnバイポーラトランジスタ13
のベースである拡散層17bの抵抗値はその不純物濃度
によって決定される所定の値よりも低くすることができ
ないので、ベース幅を狭くすることができない。このた
め、上述の一従来例では、高々メガヘルツ台の周波数領
域でしか動作させることができず、更に高速化を図るこ
とが困難であった。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の半導体装置
は、電流注入素子とこの電流注入素子から電流を注入さ
れる被電流注入素子とを有する半導体装置において、前
記電流注入素子が電圧制御型であることを特徴としてい
る。
【0012】請求項2の半導体装置は、請求項1の半導
体装置において、前記電流注入素子及び前記被電流注入
素子が絶縁体に囲まれていることを特徴としている。
【0013】請求項3の半導体装置は、請求項1の半導
体装置において、チャネル長方向に垂直な面内の互いに
異なる位置に配置されており且つ互いに別個に電圧を印
加され得る複数のゲート電極を前記電流注入素子が有し
ていることを特徴としている。
【0014】請求項4の半導体装置は、請求項3の半導
体装置において、前記被電流注入素子が、複数のコレク
タを有する逆方向動作トランジスタであることを特徴と
している。
【0015】請求項5の半導体装置は、請求項1の半導
体装置において、超伝導体から成るベースを前記被電流
注入素子が有していることを特徴としている。
【0016】請求項6の半導体装置は、請求項5の半導
体装置において、超伝導体から成るソース及びドレイン
を前記電流注入素子が有していることを特徴としてい
る。
【0017】請求項7の半導体装置は、請求項5の半導
体装置において、前記被電流注入素子が、複数のコレク
タを有する逆方向動作トランジスタであることを特徴と
している。
【0018】請求項8の半導体装置の製造方法は、電流
注入素子とこの電流注入素子から電流を注入される被電
流注入素子とを有する半導体装置の製造方法において、
第1の半導体基板の表面側に突起部を形成する工程と、
前記突起部が形成されている前記表面に半導体酸化膜を
形成する工程と、前記半導体酸化膜を形成した後に、前
記第1の半導体基板上に絶縁体を形成する工程と、前記
絶縁体の前記第1の半導体基板とは反対側に第2の半導
体基板を貼り合わせる工程と、前記第2の半導体基板を
貼り合わせた後に、前記半導体酸化膜をストッパにし
て、前記第2の半導体基板とは反対側から前記第1の半
導体基板を研磨して、前記絶縁体に囲まれている前記突
起部から半導体層を形成する工程と、前記半導体層に少
なくとも前記電流注入素子の少なくとも一部を形成する
工程とを具備することを特徴としている。
【0019】請求項9の半導体装置の製造方法は、電流
注入素子とこの電流注入素子から電流を注入される被電
流注入素子とを有する半導体装置の製造方法において、
半導体基板上に絶縁体を形成する工程と、前記半導体基
板からの横方向固相エピタキシャル成長によって前記絶
縁体上に半導体層を形成する工程と、前記半導体層に少
なくとも前記電流注入素子の少なくとも一部を形成する
工程とを具備することを特徴としている。
【0020】本願の発明による半導体装置では、電流注
入素子に対する印加電圧によって被電流注入素子への注
入電流量を制御することができるので、注入電流量を制
御するための抵抗素子が不要であり、且つ、被電流注入
素子の非使用時には電流の注入を抑止することができ
る。更に、電流注入素子が電圧制御型であるので、被電
流注入素子への注入電流量を制御するために電流が消費
されない。
【0021】また、電流注入素子及び被電流注入素子を
絶縁体で囲めば、これらの電流注入素子及び被電流注入
素子と半導体基板及び他の素子とを電気的に分離するた
めの埋め込み層及びガードリングを形成する必要がな
い。
【0022】また、チャネル長方向に垂直な面内の互い
に異なる位置に互いに別個に電圧を印加され得る複数の
ゲート電極を配置すれば、そのうちの少なくとも一つの
ゲート電極に印加する電圧によって、電流注入素子の閾
値電圧を制御することができる。
【0023】また、被電流注入素子のベースを超伝導体
で形成すれば、ベース抵抗が非常に低いので、ベース幅
を狭くすることができ、しかも、ベースにおいて電圧が
殆ど降下しないので、被電流注入素子に複数のコレクタ
を設ける場合にはコレクタ数を任意の値にすることがで
きる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、1入力3出力のI2 Lに適
用した本願の発明の第1及び第2実施形態を、図1〜2
2を参照しながら説明する。図1〜13が、第1実施形
態を示している。この第1実施形態を製造するために
は、図3に示す様に、レジスト(図示せず)をマスクに
したRIEでn- 型のSi基板31に突起部32を形成
し、図4に示す様に、Si基板31の表面を熱酸化して
この表面にSiO2 膜33を形成する。
【0025】次に、図5に示す様に、突起部32上の一
部のSiO2 膜33を除去する。そして、n+ 型の多結
晶Si層を堆積させ、レジスト(図示せず)をマスクに
したRIEによって、突起部32上でSiO2 膜33が
残されている部分とSiO2膜33が残されていない部
分とに、長さLが0.2μm程度の多結晶Si層34a
と多結晶Si層34bとを夫々残す。なお、多結晶Si
層34a、34bの代わりに金属配線を用いてもよい。
【0026】次に、図6に示す様に、TEOS等を原料
とするCVD法で絶縁体35を堆積させ、この絶縁体3
5を研磨してその表面を平坦にする。その後、図7に示
す様に、Si基板31とは別のSi基板36を絶縁体3
5の上面に貼り合わせ、Si基板31、36等の上下を
反転させる。そして、SiO2 膜33をストッパにして
Si基板31を研磨して、絶縁体35に囲まれている突
起部32からSi層37を形成する。
【0027】次に、図8に示す様に、Si層37の表面
を熱酸化してこの表面にSiO2 膜38を形成し、Si
2 膜38のうちで多結晶Si層34a側のSiO2
33に対向していない部分とこの部分に続く絶縁体35
上のSiO2 膜33とを除去する。そして、n+ 型の多
結晶Si層を堆積させ、レジスト(図示せず)をマスク
にしたRIEによって、SiO2 膜38上で多結晶Si
層34aに対向する部分とSiO2 膜38上以外の部分
とに夫々多結晶Si層41a、41bを残す。
【0028】その後、多結晶Si層41a、41bまた
はこれらの多結晶Si層41a、41bをパターニング
するために用いたレジストをマスクにして、B等のp型
の不純物42をSi層37にイオン注入してp+ 型の拡
散層43a、43bを形成する。従って、これらの拡散
層43a、43b同士の間には、長さが0.2μm程度
のn- 型の領域43cが残る。
【0029】なお、多結晶Si層41aが多結晶Si層
34aに対して位置ずれしていると、多結晶Si層34
aと拡散層43a、43bとの間にオフセットが生じ
る。従って、その様な場合は、図5に示した工程で多結
晶Si層34aを形成した後に、この多結晶Si層34
aと適当なパターンのレジストとをマスクにして、p型
の不純物を突起部32にイオン注入しておいてもよい。
【0030】次に、図9に示す様に、レジスト(図示せ
ず)をマスクにして多結晶Si層41bを除去する。そ
して、図10に示す様に、Si層37のうちで拡散層4
3bの領域43cとは反対側の一部を露出させるレジス
ト44を形成し、このレジスト44をマスクにしてB等
のp型の不純物45をSi層37にイオン注入して、S
i層37の厚さよりも浅いp+ 型の拡散層46を形成す
る。この結果、拡散層46が形成されなかった部分に、
- 型の領域47が残る。
【0031】次に、図11に示す様に、レジスト44を
除去した後、領域47のうちでSi層37の表面に現れ
ている一部のみを露出させるレジスト48を形成し、こ
のレジスト48をマスクにしてAs等のn型の不純物5
1をSi層37にイオン注入して、多結晶Si層34b
に達するn+ 型の拡散層52を形成する。
【0032】次に、図12に示す様に、レジスト48を
除去した後、拡散層46の3つの部分を露出させるレジ
スト53を形成し、このレジスト53をマスクにしてA
s等のn型の不純物54をSi層37にイオン注入し
て、拡散層46よりも浅いn++型の拡散層55a、55
b、55cを形成する。
【0033】次に、図13に示す様に、レジスト53を
除去した後、層間絶縁膜56を堆積させ、拡散層43
a、多結晶Si層41a、及び拡散層46、55a〜5
5c、52に達するコンタクト孔57a〜57gを、層
間絶縁膜56及びSiO2 膜38に形成する。
【0034】次に、図1に示す様に、電流を注入するた
めの配線58aをコンタクト孔57aに接続し、ゲート
電圧を印加するための配線58bをコンタクト孔57b
に印加し、信号を入力するための配線58cをコンタク
ト孔57cに接続する。また、信号を出力するための配
線58d〜58fをコンタクト孔57d〜57fに接続
し、接地用の配線58gをコンタクト孔57gに接続
し、更に、表面保護膜(図示せず)等を形成する。
【0035】以上の様にして製造した第1実施形態で
は、図2にも示す様に、拡散層43a、43b、46を
ソース/ドレインとし、領域43cをチャネルとし、多
結晶Si層34a、41aをゲート電極とするpチャネ
ルMOSトランジスタ61が電流注入素子になってい
る。
【0036】また、領域47をエミッタとし、拡散層4
6をベースとし、拡散層55a、55b、55cをコレ
クタとし、pチャネルMOSトランジスタ61から電流
を注入される逆方向動作のnpnバイポーラトランジス
タ62が、スイッチングトランジスタになっている。
【0037】ところで、この第1実施形態における電流
注入素子であるpチャネルMOSトランジスタ61で
は、多結晶Si層34a、41aの両方がゲート電極に
なっているので、領域43cの不純物濃度を1016cm
-3台以下に設定しておいて、多結晶Si層34a、41
aに互いに別個の電圧を印加すれば、これらの一方に印
加する電圧によって領域43cの空乏層の大きさを制御
して、pチャネルMOSトランジスタ61の閾値電圧を
制御することができる。
【0038】この様に印加電圧によって閾値電圧を制御
すれば、領域43cの不純物濃度によって閾値電圧を制
御する場合に比べて、不純物濃度のばらつきによる影響
を受けにくくて、このI2 Lの微細化及び高集積化に有
利である。但し、多結晶Si層34a、41aに必ずし
も別個の電圧を印加する必要はなく、更に、ゲート電極
として多結晶Si層34a、41aの一方しか形成しな
くてもよい。
【0039】なお、以上の第1実施形態では、二重ゲー
ト型のpチャネルMOSトランジスタ61とnpnバイ
ポーラトランジスタ62との組み合わせでI2 Lが構成
されているが、導電型を反転させて、二重ゲート型のn
チャネルMOSトランジスタとpnpバイポーラトラン
ジスタとの組み合わせでI2 Lを構成することもでき
る。
【0040】図14〜22が、第2実施形態を示してい
る。この第2実施形態を製造するためには、図16に示
す様に、Si基板71の表面を熱酸化してこの表面に膜
厚が10nm程度のSiO2 膜72を形成した後、n+
型の多結晶Si層73をSiO2 膜72上に堆積させ
る。
【0041】次に、図17に示す様に、レジスト(図示
せず)をマスクにしたエッチングによって、多結晶Si
層73、SiO2 膜72及びSi基板71の一部から成
る突起部74を形成する。なお、突起部74のうちのS
i基板71の高さは100nm程度とする。
【0042】次に、図18に示す様に、Si基板71及
び多結晶Si層73の表面を熱酸化してこの表面にSi
2 膜75を形成した後、NbをドープしたSrTiO
3 膜であるSTO(Nb)膜76をn型の半導体膜とし
てSiO2 膜75上に形成する。そして、レジスト(図
示せず)をマスクにしたエッチングによって、突起部7
4の一方の側方以外のSTO(Nb)膜76とSi基板
71及び多結晶Si層73の上面のSiO2 膜75とを
除去する。
【0043】次に、図19に示す様に、TEOS等を原
料とするCVD法で絶縁体77を堆積させ、この絶縁体
77を研磨してその表面を平坦にする。その後、図20
に示す様に、Si基板71とは別のSi基板78を絶縁
体77の上面に貼り合わせ、Si基板71、78等の上
下を反転させる。そして、図21に示す様に、SiO2
膜75をストッパにしてSi基板71を研磨して、絶縁
体77に囲まれている突起部74中のSi基板71から
Si層81を形成する。
【0044】次に、図22に示す様に、STO(Nb)
膜76上のSiO2 膜75を除去した後、超伝導臨界温
度が28Kの超伝導体である(Ba,Rb)BiO3
(以下、BRBO膜と記載する)を形成する。そして、
このBRBO膜をパターニングして、Si層81上から
STO(Nb)膜76とは反対側へ延びるBRBO膜8
2aと、このBRBO膜82aと0.2μm程度の間隔
を隔ててSTO(Nb)膜76上まで延びるBRBO膜
82bとを形成する。
【0045】その後、BRBO膜82a、82bに対す
るオーミック電極として夫々Au膜83a、83bを蒸
着及びパターニングによって形成する。また、BRBO
膜82bとの間でショットキ接合のバリア(≒1.7e
V)よりも高い自然バリアが発生する共にSTO(N
b)膜76に対してはオーミック電極になるAl膜84
a〜84dを蒸着及びパターニングによって形成する。
【0046】次に、図14に示す様に、電流を注入する
ための配線85aをAu膜83aに接続し、信号を入力
するための配線85bをAu膜83bに接続する。ま
た、信号を出力するための配線85c〜85eをAl膜
84a〜84cに夫々接続し、接地用の配線85fをA
l膜84dに接続し、更に、表面保護膜(図示せず)等
を形成する。
【0047】以上の様にして製造した第2実施形態で
は、図15にも示す様に、BRBO膜82a、82bを
ソース/ドレインとし、Si層81をチャネルとし、多
結晶Si層73をゲート電極とするMOSトランジスタ
86が電流注入素子になっている。
【0048】また、STO(Nb)膜76をエミッタと
し、BRBO膜82bをベースとし、Al膜84a〜8
4cをコレクタとし、MOSトランジスタ86から電流
を注入される逆方向動作の超伝導ベーストランジスタ8
7が、スイッチングトランジスタになっている。
【0049】なお、上述の第2実施形態では、エミッタ
としてSTO(Nb)膜76を用い、ベースとしてBR
BO膜82bを用いているが、STO(Nb)膜76の
代わりに他の材料から成る膜を用いてもよく、BRBO
膜82bの代わりに他の超伝導体から成る膜を用いても
よい。
【0050】また、上述の第1及び第2実施形態の製造
に際しては、図7、21に示した様に、Si基板36、
78を絶縁体35、77の上面に貼り合わせた後、Si
基板31、71を研磨してSi層37、81を形成した
が、例えば、Si基板36、78上に絶縁体35、77
を形成し、Si基板36、78から絶縁体35、77上
への横方向固相エピタキシャル成長によってSi層3
7、81を形成してもよい。
【0051】また、上述の第1及び第2実施形態は1入
力3出力のI2 Lに本願の発明を適用したものである
が、本願の発明は3以外の出力のI2 LやI2 L以外の
半導体装置にも適用することができる。
【0052】
【発明の効果】本願の発明による半導体装置では、被電
流注入素子への注入電流量を制御するための抵抗素子が
不要であるので、この抵抗素子のための面積が不要で、
微細化及び高集積化を図ることができる。しかも、被電
流注入素子の非使用時には電流の注入を抑止することが
でき、且つ、被電流注入素子への注入電流量を制御する
ために電流が消費されないので、消費電力が少ない。
【0053】また、電流注入素子及び被電流注入素子を
絶縁体で囲めば、これらの電流注入素子及び被電流注入
素子と半導体基板及び他の素子とを電気的に分離するた
めの埋め込み層及びガードリングを形成する必要がない
ので、更なる微細化及び高集積化を図ることができる。
【0054】また、チャネル長方向に垂直な面内の互い
に異なる位置に互いに別個に電圧を印加され得る複数の
ゲート電極を配置すれば、電流注入素子の閾値電圧を制
御することができるので、不純物濃度のばらつきによる
影響を受けにくくて、更なる微細化及び高集積化を図る
ことができる。
【0055】また、被電流注入素子のベースを超伝導体
で形成すれば、ベース幅を狭くすることができるので高
速化を図ることができ、しかも、被電流注入素子に複数
のコレクタを設ける場合にはコレクタ数を任意の値にす
ることができるので、種々のタイプの被電流注入素子を
容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の発明の第1実施形態の側断面図である。
【図2】第1実施形態の等価回路図である。
【図3】第1実施形態の最初の製造工程を示す側断面図
である。
【図4】図3に続く製造工程を示す側断面図である。
【図5】図4に続く製造工程を示す側断面図である。
【図6】図5に続く製造工程を示す側断面図である。
【図7】図6に続く製造工程を示す側断面図である。
【図8】図7に続く製造工程を示す側断面図である。
【図9】図8に続く製造工程を示す側断面図である。
【図10】図9に続く製造工程を示す側断面図である。
【図11】図10に続く製造工程を示す側断面図であ
る。
【図12】図11に続く製造工程を示す側断面図であ
る。
【図13】図12に続く製造工程を示す側断面図であ
る。
【図14】本願の発明の第2実施形態の側断面図であ
る。
【図15】第2実施形態の等価回路図である。
【図16】第2実施形態の最初の製造工程を示す側断面
図である。
【図17】図16に続く製造工程を示す側断面図であ
る。
【図18】図17に続く製造工程を示す側断面図であ
る。
【図19】図18に続く製造工程を示す側断面図であ
る。
【図20】図19に続く製造工程を示す側断面図であ
る。
【図21】図20に続く製造工程を示す側断面図であ
る。
【図22】図21に続く製造工程を示す側断面図であ
る。
【図23】本願の発明の一従来例の側断面図である。
【図24】一従来例の等価回路図である。
【符号の説明】
31 Si基板 32 突起部 33 SiO2 膜 34a 多結晶Si層 35 絶縁体 36 Si基板 37 Si層 41a 多結晶Si層 55a 拡散層 55b 拡散層 55c 拡散層 61 pチャネルMOSトランジスタ 62 npnバイポーラトランジスタ 71 Si基板 74 突起部 75 SiO2 膜 77 絶縁体 78 Si基板 81 Si層 82a BRBO膜 82b BRBO膜 84a Al膜 84b Al膜 84c Al膜 86 MOSトランジスタ 87 超伝導ベーストランジスタ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電流注入素子とこの電流注入素子から電
    流を注入される被電流注入素子とを有する半導体装置に
    おいて、 前記電流注入素子が電圧制御型であることを特徴とする
    半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記電流注入素子及び前記被電流注入素
    子が絶縁体に囲まれていることを特徴とする請求項1記
    載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 チャネル長方向に垂直な面内の互いに異
    なる位置に配置されており且つ互いに別個に電圧を印加
    され得る複数のゲート電極を前記電流注入素子が有して
    いることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記被電流注入素子が、複数のコレクタ
    を有する逆方向動作トランジスタであることを特徴とす
    る請求項3記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 超伝導体から成るベースを前記被電流注
    入素子が有していることを特徴とする請求項1記載の半
    導体装置。
  6. 【請求項6】 超伝導体から成るソース及びドレインを
    前記電流注入素子が有していることを特徴とする請求項
    5記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記被電流注入素子が、複数のコレクタ
    を有する逆方向動作トランジスタであることを特徴とす
    る請求項5記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 電流注入素子とこの電流注入素子から電
    流を注入される被電流注入素子とを有する半導体装置の
    製造方法において、 第1の半導体基板の表面側に突起部を形成する工程と、 前記突起部が形成されている前記表面に半導体酸化膜を
    形成する工程と、 前記半導体酸化膜を形成した後に、前記第1の半導体基
    板上に絶縁体を形成する工程と、 前記絶縁体の前記第1の半導体基板とは反対側に第2の
    半導体基板を貼り合わせる工程と、 前記第2の半導体基板を貼り合わせた後に、前記半導体
    酸化膜をストッパにして、前記第2の半導体基板とは反
    対側から前記第1の半導体基板を研磨して、前記絶縁体
    に囲まれている前記突起部から半導体層を形成する工程
    と、 前記半導体層に少なくとも前記電流注入素子の少なくと
    も一部を形成する工程とを具備することを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 電流注入素子とこの電流注入素子から電
    流を注入される被電流注入素子とを有する半導体装置の
    製造方法において、 半導体基板上に絶縁体を形成する工程と、 前記半導体基板からの横方向固相エピタキシャル成長に
    よって前記絶縁体上に半導体層を形成する工程と、 前記半導体層に少なくとも前記電流注入素子の少なくと
    も一部を形成する工程とを具備することを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016522994A (ja) * 2013-05-16 2016-08-04 ケー.エクランド イノベーション 絶縁ゲートバイポーラトランジスタ増幅回路
JP2023523680A (ja) * 2020-03-31 2023-06-07 マイクロソフト テクノロジー ライセンシング,エルエルシー サイドゲート型半導体-超伝導体ハイブリッドデバイス

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