JPH09201018A - 整流子モータ及び着磁装置 - Google Patents

整流子モータ及び着磁装置

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JPH09201018A
JPH09201018A JP8007290A JP729096A JPH09201018A JP H09201018 A JPH09201018 A JP H09201018A JP 8007290 A JP8007290 A JP 8007290A JP 729096 A JP729096 A JP 729096A JP H09201018 A JPH09201018 A JP H09201018A
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protrusion
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JP8007290A
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Tadahiro Nakayama
忠弘 中山
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ブラシおよび整流子の劣化を防止
する。 【解決手段】 永久磁石13に2つの主磁極20,21
を形成している。しかも、各永久磁石13の磁極境界部
に、円周方向の幅がθで軸方向の長さがほぼL/2の範
囲で主磁極20,21と反対極の補助磁極20a,21
aを形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、永久磁石に改良を
施した整流子モータおよび着磁装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】図14には、整流子モ
ータの一例を示している。固定子1は、固定子ヨークを
兼用するフレーム2の内周面に、円周方向にN極および
S極を交互に形成する永久磁石3を取付けて構成されて
いる。回転子4は、回転軸5に回転子鉄心6を取付ける
と共に、この回転子鉄心6に複数相の巻線7を設けて構
成されている。そして、回転子4側には整流子8が設け
られ、固定子1側にはこの整流子8と接触して各相の巻
線7へ通電するブラシ9が設けられている。
【0003】永久磁石3としては、図15に示すよう
に、単極着磁されていて2個設けられている。また、上
記各永久磁石3間の空隙Gは、回転トルクに寄与しない
円周方向の区間で、整流子8とブラシ9とによる転流時
に、ブラシ9に接続された巻線7に誘起電圧が発生しな
い範囲に設けられている。
【0004】なお、図16に示すように、4極モータの
場合では単極着磁された4個の永久磁石3が設けられて
いる。この場合も各永久磁石3間の空隙Gは、回転トル
クに寄与しない円周方向の区間で、整流子8とブラシ9
とによる転流時に、ブラシ9に接続された巻線7に誘起
電圧が発生しない範囲に設けられている。
【0005】ところで、整流子モータを多極構造にする
と、永久磁石の数が増え、部品数増加によるコストアッ
プと、品質低下を招く。この対策として、永久磁石一つ
について複数の磁極を着磁すると、磁極境界部分におい
て、整流子とブラシによる通電切換え時において、この
境界部分を横切る巻線に誘起電圧が発生する。この場
合、一つのブラシが複数の整流子に接触しており、その
整流子に接続された巻線を短絡する。これによって、ブ
ラシと整流子との間に火花等が発生しこれらが劣化する
問題があった。
【0006】本発明は、上述の事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、ブラシおよび整流子の劣化を防
止できる整流子モータおよび着磁装置を提供するにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の整流子モータ
は、永久磁石を有する固定子と、この固定子の内側に設
けられ回転子鉄心に巻線を設けて構成された回転子と、
この回転子の巻線に対して転流するための整流子および
ブラシとを備え、ブラシが複数の整流子に接触して転流
するものにおいて、前記永久磁石を円周方向に並ぶよう
に複数設けると共に、各永久磁石に2極以上の主磁極を
均等に形成し、前記転流時において転流される巻線に誘
起電圧が発生する回転角度幅をθとし各永久磁石の軸方
向長さをLとしたとき、各永久磁石の主磁極の境界部
に、円周方向の幅が前記θで軸方向の長さがほぼL/2
の範囲で主磁極と反対極となる補助磁極を形成したとこ
ろに特徴を有する。
【0008】この構成の整流子モータにおいては、永久
磁石に2極以上の主磁極を着磁しているから、単極着磁
の永久磁石を用いるものに比して、永久磁石の数すなわ
ち部品数を削減できて、コストの低廉化に寄与できるよ
うになる。しかも、各永久磁石の磁極境界部に、円周方
向の幅が前記θで軸方向の長さがほぼL/2の範囲で主
磁極と反対極の補助磁極を形成しているから、この部分
での合計磁束量は零となり、通電切換え時つまり転流時
において補助磁極に対向する巻線に誘起電圧が発生する
ことはなく、よって、整流子とブラシとの間に火花が発
生することがない。
【0009】この場合、永久磁石を円筒形に構成し、こ
の永久磁石に円周方向に異なる磁極の主磁極を交互に均
等に形成するようにしても良く、この場合も、単極着磁
の永久磁石を用いるものに比して、部品数を削減でき
て、コストの低廉化に寄与できるようになる。そして、
この永久磁石の磁極境界部に、上述と同様の補助磁極を
形成することにより、通電切換え時つまり転流時におい
て補助磁極に対向する巻線に誘起電圧が発生することを
なくし得るものである。
【0010】本発明の着磁装置は、上述の整流子モータ
における永久磁石の素材に着磁をするものにおいて、前
記素材内面側に配置される内側ヨークと、前記素材外面
側に配置される外側ヨークとを備え、前記内側ヨーク
に、前記素材における角度幅θを除く領域に対向するよ
うにメイン内側突起部を形成すると共に、前記素材にお
ける角度幅θに対向する領域の軸方向各半分域にそれぞ
れサブ内側突起部を形成し、前記メイン内側突起部にメ
イン内側巻線を巻回し、前記各サブ内側突起部に相互に
逆向きとなるようにサブ内側巻線を巻回し、前記外側ヨ
ークに、前記各サブ内側突起部に対向するように各サブ
外側突起部を形成し、この各サブ外側突起部にそれぞれ
対向する各サブ内側突起部と同じ方向の磁束が発生する
ようにサブ外側巻線を巻回したところに特徴を有する。
【0011】この着磁装置においては、内側ヨークにメ
イン内側突起部に巻回されたメイン内側巻線に通電する
ことにより、磁石の素材に複数の主磁極が着磁され、そ
して、内側ヨークの各サブ内側突起部に相互に逆向きと
なるように巻回されたサブ内側巻線と、外側ヨークの各
サブ外側突起部にそれぞれ巻回されたサブ外側巻線とに
通電することにより、円周方向の幅が前記θで軸方向の
長さがほぼL/2の範囲で主磁極と反対極の補助磁極が
着磁される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施例につ
き図1ないし図7を参照しながら説明する。まず、図2
において、例えば4極の整流子モータ10の概略構成に
ついて述べる。固定子11は、固定子ヨークを兼用する
フレーム12の内周面に、例えば2個の永久磁石13を
取付けて構成されている。回転子14は、回転軸15に
回転子鉄心16を取付けると共に、この回転子鉄心16
に複数相の巻線17を設けて構成されている。そして、
回転子14側には整流子18が設けられ、固定子11側
にはこの整流子18と接触して各相の巻線17へ通電す
るブラシ19が設けられている。
【0013】上記各永久磁石13には、N極の主磁極2
0およびS極の主磁極21が均等に着磁されている。各
永久磁石13は、その主磁極20,21が円周方向に交
互に配置されるようにしてフレーム12に取付けられて
いる。
【0014】今、転流される巻線に誘起電圧が発生する
回転角度幅をθとし、各永久磁石13の軸方向長さをL
とすると、上記永久磁石13には、主磁極20の境界部
分に角度幅θの範囲で軸方向の長さがL/2の範囲で、
主磁極20とは反対極すなわちS極となる補助磁極20
aが形成されている。また、主磁極21における境界部
分にも、角度幅θの範囲で軸方向の長さがL/2の範囲
で、主磁極21とは反対極すなわちN極となる補助磁極
21aが形成されている。
【0015】上記各永久磁石13は、図3ないし図4に
示す着磁装置22によって着磁されたものである。この
着磁装置22について述べる。すなわち、着磁装置22
は、永久磁石13の素材A内面側に配置される内側ヨー
ク23と、素材A外面側に配置される外側ヨーク24と
を備えて構成されている。
【0016】しかして、前記内側ヨーク23においては
図4に示す中心線23aを中心として左右対象であるの
で、今、片側の半分について述べる。素材Aにおける角
度幅θを除く領域に対向するようにメイン内側突起部2
5,26を形成すると共に、メイン内側突起25,26
との境界部分において、素材Aにおける角度幅θにほぼ
対向する領域の軸方向各半分域にそれぞれサブ内側突起
部25a,25bと、26a,26bとを形成してい
る。
【0017】そして、メイン内側突起部25には、前記
素材AにN極の主磁極20を形成するようにメイン内側
巻線27を巻回し、前記サブ内側突起部25a,25b
には、相互に逆向きとなるようにサブ内側巻線27a,
27bを巻回している。また、メイン内側突起部26に
は、前記素材AにS極の主磁極21を形成するようにメ
イン内側巻線28を巻回し、前記サブ内側突起部26
a,26bには、相互に逆向きとなるようにサブ内側巻
線28a,28bを巻回している。
【0018】一方、外側ヨーク24には、前記各サブ内
側突起部25a,25b,26a,26bにそれぞれ対
向するようにサブ外側突起部29a,29b,30a,
30bを形成し、この各サブ外側突起部29a,29
b,30a,30bにそれぞれ対向する各サブ内側突起
部と同じ方向の磁束が発生するようにサブ外側巻線31
a,31b,32a,32bを巻回している。
【0019】しかして、フレーム2に取付けられた素材
Aを内側ヨーク23と外側ヨーク24との間に配置し
て、各巻線27,27a,27b,28,28a,28
b,31a,31b,32a,32bに通電すると、メ
イン内側突起部25に発生する磁束により主磁極20
(N極)の大部分が着磁されると共に、サブ内側突起部
25aとサブ外側突起部29aとに発生する磁束により
前記補助磁極20a(S極)が着磁され、サブ内側突起
部25bとサブ外側突起部29bとに発生する磁束によ
り前記補助磁極20a(S極)の下側部分において主磁
極20(N極)の一部が着磁される。
【0020】また、メイン内側突起部26に発生する磁
束により主磁極21(S極)の大部分が着磁されると共
に、前記サブ内側突起部26aとサブ外側突起部30a
とに発生する磁束により前記補助磁極21a(N極)が
着磁され、サブ内側突起部26bとサブ外側突起部30
bとで前記補助磁極21a(N極)の下側部分において
主磁極21(S極)の一部が着磁される。
【0021】このような整流子モータ10においては、
永久磁石13の複数の各永久磁石13に2極の主磁極2
0,21を着磁しているから、単極着磁の永久磁石を用
いるものに比して、永久磁石の数すなわち部品数を削減
できて、コストの低廉化に寄与できる。しかも、各永久
磁石13の磁極境界部に、円周方向の幅が前記θで軸方
向の長さがほぼL/2の範囲で主磁極20,21と反対
極の補助磁極20a,21aを形成しているから、この
部分での合計磁束量は零となる。すなわち、図7(a)
には、永久磁石13の高さLa(図1に示す)部分の磁
束密度を示し、図7(b)には、永久磁石13の高さL
b(図1に示す)部分の磁束密度を示し、図7(c)に
は、永久磁石13の合計の磁束密度を示している。
【0022】この図7から分かるように、主磁極20
(21)の境界部分においては、補助磁極20a(21
a)の磁束と、主磁極20(21)の磁束とが相殺さ
れ、合計磁束量が零となる。これにより、通電切換え時
つまり転流時において前記角度幅θの部分に対向する巻
線に誘起電圧が発生することはなく、よって、ブラシ1
9と整流子18との間に火花が発生することがない。従
って、これらブラシ19および整流子18が劣化するこ
とも有効に防止できる。
【0023】また上述した着磁装置22においては、内
側ヨーク23のメイン内側突起部25、内側ヨーク23
のサブ内側突起部25bおよび外側ヨーク24のサブ外
側突起部29bにより主磁極20を着磁し、且つ、内側
ヨーク23のサブ内側突起部25aおよび外側ヨーク2
4のサブ外側突起部29aにより補助磁極20aを良好
に着磁することができる。特に、補助磁極20aを着磁
するために、内側ヨーク23にサブ内側突起部25aお
よび巻線27aを設けるのみならず、外側ヨーク24に
もサブ外側突起部29aおよび巻線31aを設けるよう
にしたので、内外両面からの着磁となり、素材Aの厚み
が大きくても完全飽和着磁が可能となる。この結果、補
助磁極20aを、着磁領域が小さいにもかかわらず確実
に着磁できる。また、他の主磁極21および補助磁極2
1aについても同様に良好に着磁することができる。
【0024】図8は本発明の第2の実施例を示してお
り、この実施例においては、永久磁石41の構成が第1
の実施例と異なる。すなわち、永久磁石41は円筒形に
形成され、この永久磁石41には、4極の主磁極42な
いし45が均等に着磁されていると共に、各主磁極42
ないし45の境界部分(両端部)には、補助磁極42
a,42b,43a,43b,44a,44b,45
a,45bがそれぞれ着磁されている。この第2の実施
例においては、一つの永久磁石41に全極を形成してい
るので、永久磁石の数すなわち部品数をさらに削減でき
て、コストの低廉化に一層寄与できる。
【0025】図9は本発明の第3の実施例を示してお
り、次の点が第1の実施例と異なる。すなわち、永久磁
石13の外面側における主磁極20,21の境界部分に
軸方向に延びる溝51を形成し、フレーム12の内面側
にこの溝51と嵌合する凸部52を形成している。
【0026】この実施例によれば、主磁極20,21の
境界部分に軸方向に延びる溝51を形成したことで、素
材Aの厚みが大きくても、この境界部分(補助磁極20
a,21a部分)の完全飽和着磁が容易となる。また、
フレーム12の内面側にこの溝51と嵌合する凸部52
を形成したことにより、フレーム12および永久磁石1
3の位置決めが容易であると共に永久磁石13の周方向
の回り止めを図ることができる。
【0027】図10は本発明の第4の実施例を示してお
り、次の点が第1の実施例と異なる。すなわち、永久磁
石13の内面側における主磁極20,21の境界部分に
軸方向に延びる溝53を形成している。この実施例によ
れば、主磁極20,21の境界部分に軸方向に延びる溝
53を形成したことで、素材Aの厚みが大きくても、こ
の境界部分(補助磁極20a,21a部分)の完全飽和
着磁が容易となる。
【0028】図11は本発明の第5の実施例を示してお
り、次の点が第1の実施例と異なる。すなわち、永久磁
石13における補助磁極20a,21aが、軸方向両端
の円周方向幅のうち一方、この場合上端の円周方向の幅
Wが、角度幅θ以上となるように着磁されている。この
実施例によれば、トルクリップルを小さくできる。な
お、補助磁極20a,21aの下端の円周方向の幅を角
度幅θ以上としても同様の効果を得ることができる。
【0029】図12は本発明の第6の実施例を示してお
り、この実施例においては、着磁装置61が第1の実施
例における着磁装置22と異なる。すなわち、この着磁
装置61は、内側ヨーク23のみから構成されている。
この実施例によれば、着磁装置61の小形化および簡素
化を図ることができ、また、着磁作業の容易化を図るこ
とができる。なお、この着磁装置71は図9に示す永久
磁石13に形成するのに好適する。
【0030】図13は本発明の第7の実施例を示してお
り、この実施例においては、着磁装置71が第1の実施
例における着磁装置22と異なる。すなわち、この着磁
装置71は、内側ヨーク72と外側ヨーク24とを備
え、内側ヨーク72が第1の実施例における着磁装置2
2の内側ヨーク23と異なる。すなわち、本実施例の着
磁装置71の内側ヨーク72には、素材Aにおける角度
幅θを除く領域に対向するようにメイン内側突起部2
5,26が形成されているが、第1の実施例におけるサ
ブ内側突起部25a,25b,26a,26bは形成さ
れておらず、また、これに伴って、サブ内側巻線27
a,27b,28a,28bもない。
【0031】この実施例によれば、第1の実施例の着磁
装置22に比して、着磁装置71の簡単化に寄与できる
と共に、第6の実施例の着磁装置61の場合と異なり、
サブ外側突起部29a,29b,30a,30bが外側
ヨーク24にあるので、巻線の巻スペースを大きくとる
ことができて、補助磁極の着磁が容易となる。なお、こ
の着磁装置71は図10に示す永久磁石13を形成する
のに好適する。
【0032】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、次の効果を得ることができる。請求項1の整流子モ
ータによれば、永久磁石に複数の主磁極を着磁している
から、単極着磁の永久磁石を用いるものに比して、部品
数を削減できて、コストの低廉化に寄与でき、しかも、
転流時において巻線に誘起電圧が発生する回転角度幅を
θとし各永久磁石の軸方向長さをLとしたとき、各永久
磁石の主磁極の境界部に、円周方向の幅が前記θで軸方
向の長さがほぼL/2の範囲で主磁極と反対極となる補
助磁極を形成したので、転流時において巻線に誘起電圧
が発生することはなく、よって、ブラシと整流子との間
に火花が発生することをなくし得、これらブラシおよび
整流子が劣化することも有効に防止できる。
【0033】請求項2の整流子モータによれば、永久磁
石を円筒形に構成するとともに、この永久磁石に複数の
主磁極を着磁しているから、部品数をさらに削減でき
て、コストの低廉化に一層寄与できる。請求項3の整流
子モータによれば、永久磁石の外面側における主磁極の
境界部分に軸方向に延びる溝を形成したから、素材の厚
みが大きくても、この補助磁極の完全飽和着磁が容易と
なる。
【0034】請求項4の整流子モータによれば、永久磁
石の内面側における主磁極の境界部分に軸方向に延びる
溝を形成したから、素材の厚みが大きくても、この補助
磁極の完全飽和着磁が容易となる。
【0035】請求項5の整流子モータによれば、補助磁
極を、軸方向両端の幅のうち一方が、角度幅θ以上とな
るように着磁したから、トルクリップルを小さくでき
る。
【0036】請求項6の着磁装置によれば、内側ヨーク
に、永久磁石の素材における前記角度幅θを除く領域に
対向するようにメイン内側突起部を形成すると共に、前
記素材における角度幅θに対向する領域の軸方向各半分
域にそれぞれサブ内側突起部を形成し、前記メイン内側
突起部にメイン内側巻線を巻回し、前記各サブ内側突起
部に相互に逆向きとなるようにサブ内側巻線を巻回し、
外側ヨークに、前記各サブ内側突起部に対向するように
各サブ外側突起部を形成し、この各サブ外側突起部にそ
れぞれ対向する各サブ内側突起部と同じ方向の磁束が発
生するようにサブ外側巻線を巻回した構成であるから、
素材の内外両面からの着磁となり、素材の厚みが大きく
ても完全飽和着磁が可能となる。この結果、補助磁極
を、着磁領域が小さいにもかかわらず確実に着磁でき
る。
【0037】請求項7の着磁装置によれば、内側ヨーク
のみから構成しているから、着磁装置の小形化および簡
素化を図ることができ、また、着磁作業の容易化を図る
ことができる。
【0038】請求項8の着磁装置によれば、主磁極着磁
用のメイン内側突起部とメイン内側巻線を備えた内側ヨ
ークと、補助磁極着磁用のサブ外側突起部とサブ外側巻
線を備えた外側ヨークとから構成しているから、着磁装
置の簡単化に寄与できると共に、巻線の巻スペースを大
きくとることができて、補助磁極の着磁の容易化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す永久磁石の斜視図
【図2】モータの半分を縦断面した側面図
【図3】着磁装置を部分的に示す横断平面図
【図4】内側ヨークの斜視図
【図5】内側ヨーク外面を展開して示す図
【図6】外側ヨークの部分的斜視図
【図7】永久磁石における各部の磁束密度を示す図
【図8】本発明の第2の実施例を示す永久磁石の斜視図
【図9】本発明の第3の実施例を示す永久磁石およびフ
レームの部分的分解斜視図
【図10】本発明の第4の実施例を示す永久磁石の部分
的斜視図
【図11】本発明の第5の実施例を示す永久磁石の部分
的斜視図
【図12】本発明の第6の実施例を示す図3相当図
【図13】本発明の第7の実施例を示す図3相当図
【図14】従来例を示すモータの半分を縦断面した側面
【図15】永久磁石の斜視図
【図16】異なる従来例を示す永久磁石の斜視図
【符号の説明】
10は整流子モータ、11は固定子、12はフレーム、
13は永久磁石、13a,13bは永久磁石、14は回
転子、16は回転子鉄心、17は巻線、18は整流子、
19はブラシ、20,21は主磁極、20a,21aは
補助磁極、22は着磁装置、23は内側ヨーク、24は
外側ヨーク、25,26はメイン内側突起部、25a,
26aはサブ内側突起部、27a,27bはサブ内側巻
線、28はメイン内側巻線、28a,28bはサブ内側
巻線、29a,29b,30a,30bはサブ外側突起
部、31a,31b,32a,32bはサブ外側巻線、
41は永久磁石41、42ないし45は主磁極、42
a,42b,43a,43b,44a,44b,45
a,45bは補助磁極、51は溝、52は凸部、53は
溝、61は着磁装置、71は着磁装置、72は内側ヨー
クを示す。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 永久磁石を有する固定子と、この固定子
    の内側に設けられ回転子鉄心に巻線を設けて構成された
    回転子と、この回転子の巻線に対して転流するための整
    流子およびブラシとを備え、ブラシが複数の整流子に接
    触して転流するものにおいて、 前記永久磁石を円周方向に並ぶように複数設けると共
    に、各永久磁石に2極以上の主磁極を均等に形成し、 前記転流時において転流される巻線に誘起電圧が発生す
    る回転角度幅をθとし各永久磁石の軸方向長さをLとし
    たとき、各永久磁石の主磁極の境界部に、円周方向の幅
    が前記θで軸方向の長さがほぼL/2の範囲で主磁極と
    反対の磁極となる補助磁極を形成したことを特徴とする
    整流子モータ。
  2. 【請求項2】 永久磁石を有する固定子と、この固定子
    の内側に設けられ回転子鉄心に巻線を設けて構成された
    回転子と、この回転子の巻線に対して転流するための整
    流子およびブラシとを備え、ブラシが複数の整流子に接
    触して転流するものにおいて、 前記永久磁石を円筒形に構成するとともに、この永久磁
    石に円周方向に異なる磁極の主磁極を交互に均等に形成
    し、 前記転流時において転流される巻線に誘起電圧が発生す
    る回転角度幅をθとし永久磁石の軸方向長さをLとした
    とき、永久磁石の主磁極の境界部に、円周方向の幅が前
    記θで軸方向の長さがほぼL/2の範囲で主磁極と反対
    極の補助磁極を形成したことを特徴とする整流子モー
    タ。
  3. 【請求項3】 永久磁石の外面側における主磁極の境界
    部分に軸方向に延びる溝を形成したことを特徴とする請
    求項1または2記載の整流子モータ。
  4. 【請求項4】 永久磁石の内面側における主磁極の境界
    部分に軸方向に延びる溝を形成したことを特徴とする請
    求項1または2記載の整流子モータ。
  5. 【請求項5】 補助磁極は、軸方向両端の幅のうち一方
    が、角度幅θ以上となるように形成されていることを特
    徴とする請求項1または2記載の整流子モータ。
  6. 【請求項6】 請求項1または2の整流子モータにおけ
    る永久磁石の素材に着磁をするものにおいて、 前記素材内面側に配置される内側ヨークと、前記素材外
    面側に配置される外側ヨークとを備え、 前記内側ヨークに、前記素材における角度幅θを除く領
    域に対向するようにメイン内側突起部を形成すると共
    に、前記素材における角度幅θに対向する領域の軸方向
    各半分域にそれぞれサブ内側突起部を形成し、前記メイ
    ン内側突起部にメイン内側巻線を巻回し、前記各サブ内
    側突起部に相互に逆向きとなるようにサブ内側巻線を巻
    回し、 前記外側ヨークに、前記各サブ内側突起部に対向するよ
    うに各サブ外側突起部を形成し、この各サブ外側突起部
    にそれぞれ対向する各サブ内側突起部と同じ方向の磁束
    が発生するようにサブ外側巻線を巻回したことを特徴と
    する着磁装置。
  7. 【請求項7】 請求項1または2の整流子モータにおけ
    る永久磁石の素材に着磁をするものにおいて、 前記素材内面側に配置される内側ヨークを備え、 この内側ヨークに、前記素材における角度幅θを除く領
    域に対向するようにメイン内側突起部を形成すると共
    に、前記素材における角度幅θに対向する領域の軸方向
    各半分域にそれぞれサブ内側突起部を形成し、前記メイ
    ン内側突起部にメイン内側巻線を巻回し、前記各サブ内
    側突起部に相互に逆向きとなるようにサブ内側巻線を巻
    回したことを特徴とする着磁装置。
  8. 【請求項8】 請求項1または2の整流子モータにおけ
    る永久磁石の素材に着磁をするものにおいて、 前記素材内面側に配置される内側ヨークと、前記素材外
    面側に配置される外側ヨークとを備え、 前記内側ヨークに、前記素材における角度幅θを除く領
    域に対向するようにメイン内側突起部を形成し、このメ
    イン内側突起部にメイン内側巻線を巻回し、 前記外側ヨークに、前記素材における角度幅θに対向す
    る領域の軸方向各半分域にそれぞれサブ外側突起部を形
    成し、この各サブ外側突起部に相互に逆向きとなるよう
    にサブ外側巻線を巻回したことを特徴とする着磁装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006223082A (ja) * 2005-01-14 2006-08-24 Asmo Co Ltd ポンプ用モータ
JP2019009941A (ja) * 2017-06-27 2019-01-17 山本電気株式会社 直流モータ及びその製造方法
CN115360873A (zh) * 2022-08-02 2022-11-18 深圳市兴特创自动化设备有限公司 一种转子生产设备及其生产方法

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